JP2009140425A - コンテンツ記録装置、コンテンツ記録システム、コンテンツ記録方法、プログラム - Google Patents

コンテンツ記録装置、コンテンツ記録システム、コンテンツ記録方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 ネットワークを通じて互いに接続されたコンテンツ記録装置に記録されたコンテンツのコンテンツ記録装置間での配信において、特定のコンテンツ記録装置への負荷の集中を軽減する。
【解決手段】 ネットワークを通じて互いに接続可能な複数のコンテンツ記録装置に、同一のコンテンツを、各々のコンテンツ記録装置の資源が許す範囲で多重に記録し、これらの複数のコンテンツ記録装置でのコンテンツの記録結果を統合して管理する。コンテンツ記録装置は、ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置の負荷状況を収集し、この収集した負荷状況をもとに、どのコンテンツ記録装置からコンテンツのどの時間帯のデータを取得するかを定義するミラーリングデータ取得スケジュールを作成し、このミラーリングデータ取得スケジュールに従ってコンテンツのデータを取得する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、放送コンテンツを記録可能なコンテンツ記録装置、コンテンツ記録システム、コンテンツ記録方法、プログラムに関するものである。
近年、AV符号化技術の進歩やHDD(Hard Disk Drive)などの蓄積メディアの高容量化により放送コンテンツをデジタルデータとして記録し、視聴するHDD内蔵録画機や放送コンテンツの記録再生機能を持ったPC(Personal Computer)などが増えてきている。
これまで、機器に記録されたコンテンツを機器で再生することが普通であった。ところが、ネットワークを介した通信のスループットの向上やDLNA(Digital Living Network Alliance)のような汎用的なネットワーク通信プロトコルの登場により、記録済みコンテンツをネットワーク経由で離れた再生機器から視聴する仕組みも一般的になりつつある。
例えば、以下のような方法で、ある機器に記録されたコンテンツをネットワークを介して他の機器で再生することを行っている。まず、ネットワークを介して他の機器からコンテンツを取得して再生したいクライアント機器は、再生したいコンテンツを所有するコンテンツサーバ機器をネットワーク上で調査するために、機器発見要求を送信する。コンテンツサーバ機器が機器発見要求に応答することでクライアント機器はネットワークに現在接続されているサーバ機器の一覧を知ることができる。
次に、クライアント機器は、特定のサーバ機器を指定して、そのサーバ機器が所有しているコンテンツ一覧を送信するように依頼する。サーバ機器からの応答を受けてクライアント機器はそのサーバ機器が所有しているコンテンツ一覧情報を得る。続いて、クライアント機器は視聴したいコンテンツを決定し、サーバ機器にそのコンテンツのデータを配信するよう要求する。クライアント機器はサーバ機器からデータを受信し、符号化されているデータであれば復号処理を行い、映像と音声をユーザが視聴可能なように出力する。
特許文献1には、ある機器に記録されたコンテンツをネットワークを介して他の機器で再生することの可能なシステムに関して、録画するコンテンツを記録するために必要な空き容量が自機器の記憶装置に残っていない場合に、ネットワークを通じて接続されている他の機器に録画を行うように要求したり、複数の他の機器に分散して録画するように制御を行う仕組みについて記載されている。
特許文献2には、複数のホームサーバにコンテンツを分散して録画し、ある1つのホームサーバがコンテンツを視聴する場合に、他のホームサーバから、それぞれ分散して記録されたコンテンツのデータを受信し、合成して再生することが記載されている。
特開2003−199004号公報(段落0008等) 特開2005−223397号公報(段落0011等)
しかしながら、上記のいずれの方式においても、人気のあるコンテンツや放送直後のコンテンツなどの特定のコンテンツにアクセスが集中することには変わりはない。すなわち、ひとつのコンテンツのデータを分散して複数の機器やサーバに記録するなどして個々の機器やサーバの負荷を分散させようとしても、アクセスが集中するコンテンツのデータが記録された特定の機器やサーバにかかる負担はやはり他の機器やサーバに比べて定常的に高くなる。このため、アクセスが集中するコンテンツのデータの配信を受けて視聴する機器においては、コンテンツの映像や音声がスムースに再生されなくなる確率が高くなり、また、アクセスが集中するコンテンツが記録された機器が、他の処理例えば新たなコンテンツを記録したり記録済みのコンテンツを再生しようとする場合に良好に処理を行うことができない確率が高まる、という問題があった。
本発明はこのような事情を鑑み、ネットワークを通じて互いに接続されたコンテンツ記録装置に記録されたコンテンツ記録装置間でのコンテンツの配信において、特定のコンテンツ記録装置への負荷の集中を軽減することのできるコンテンツ記録装置、コンテンツ記録システム、コンテンツ記録方法、プログラムを提供しようとするものである。
上記の課題を解決するために、本発明のコンテンツ記録装置は、ネットワークを通じて互いに接続可能なコンテンツ記録装置であって、コンテンツを記録可能な記録部と、放送されるコンテンツを受信して前記記録部に記録するコンテンツ記録実行手段と、前記コンテンツ記録実行手段によって前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信するミラーリング記録要求手段と、前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答するミラーリング記録応答処理手段と、前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理する記録コンテンツ管理手段とを具備する。
本発明は、ネットワークを通じて互いに接続可能な複数のコンテンツ記録装置に、同一のコンテンツを、各々のコンテンツ記録装置の資源が許す範囲で多重に記録し、これらの複数のコンテンツ記録装置でのコンテンツの記録結果を統合して管理することで、そのコンテンツにアクセスが集中した場合に、特定のコンテンツ記録装置にアクセスが集中することを軽減することができる。
さらに、本発明のコンテンツ記録装置において、前記コンテンツの記録結果は、記録開始時刻及び記録終了時刻の情報を含むものとする。これにより、コンテンツ全体としての記録の管理ではなく、時間で区切ったコンテンツのデータの管理が可能となり、個々のコンテンツ記録装置の空き資源を効率的に利用して、複数のコンテンツ記録装置間でのコンテンツの多重の記録を実現できる。
本発明のコンテンツ記録装置において、前記ミラーリング記録応答処理手段は、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録するための資源の空き状態に応じて、前記記録部への前記コンテンツの記録を実行するか否かを判断することとする。すなわち、各コンテンツ記録装置は、自身の資源の空き状態に応じて許される範囲で、複数のコンテンツ記録装置間でのコンテンツの多重記録を行う。これにより、個々のコンテンツ記録装置の空き資源を効率的に利用して、複数のコンテンツ記録装置間でのコンテンツの多重の記録を実現できる。
本発明のコンテンツ記録装置は、前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置の負荷状況を収集し、この収集した負荷状況をもとに、どのコンテンツ記録装置から前記コンテンツのどの時間帯のデータを取得するかを定義するミラーリングデータ取得スケジュールを作成するミラーリングデータ取得スケジュール作成手段と、前記ミラーリングデータ取得スケジュールに従って前記コンテンツのデータを取得するデータ取得手段とをさらに具備することとしてもよい。これにより、特定のコンテンツ記録装置に記録されたコンテンツへのアクセスによる負荷の集中を回避することができる。
前記ミラーリングデータ取得スケジュール作成手段は、前記データ取得手段による前記コンテンツのデータの取得中に、前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置より前記負荷状況を変更内容を含む変更要求を受信したとき、この負荷状況の変更内容を加味して前記ミラーリングデータ取得スケジュールを作成し直すこととしてもよい。これにより、コンテンツ記録装置の最新の負荷状況の変更に合わせてミラーリングデータ取得スケジュールも変更することができ、各コンテンツ記録装置の最新の負荷状況を考慮して、特定のコンテンツ記録装置に記録されたコンテンツへのアクセスによる負荷の集中を回避することができる。また、コンテンツのデータを他のコンテンツ記録装置へ配信する側のコンテンツ記録装置が、そのデータ配信よりも優先度の高い処理を行う必要が生じた場合に、このコンテンツ記録装置のもつ資源の割り当てを、他のコンテンツ記録装置へのデータ配信から優先度の高い処理に随時変更することができる。したがって、アクセスが集中しやすいコンテンツが記録されたコンテンツ記録装置に負荷が集中した状態が続くのを回避することができる。
前記ミラーリングデータ取得スケジュール作成手段は、前記データ取得手段による前記コンテンツのデータの取得中に、前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置より前記記録部から削除されたコンテンツの識別情報を含む変更内容を含む変更要求を受信したとき、この変更内容を加味して前記ミラーリングデータ取得スケジュールを作成し直すこととしてもよい。これにより、コンテンツ記録装置に記録されたコンテンツの削除に合わせて変更されたミラーリングデータ取得スケジュールをもとに、各コンテンツ記録装置からコンテンツのデータを取得することができる。
本発明の別の観点に基づくコンテンツ記録システムは、ネットワークを通じて互いに接続可能な複数のコンテンツ記録装置を有するコンテンツ記録システムであって、前記コンテンツ記録装置は、それぞれ、コンテンツを記録可能な記録部と、放送されるコンテンツを受信して前記記録部に記録するコンテンツ記録実行手段と、前記コンテンツ記録実行手段によって前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信するミラーリング記録要求手段と、前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答するミラーリング記録応答処理手段と、前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記コンテンツ記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理する記録コンテンツ管理手段とを具備する。
本発明の別の観点に基づくコンテンツ記録方法は、ネットワークを通じて互いに接続可能なコンテンツ記録装置でコンテンツを記録する方法であって、コンテンツ記録実行手段により、放送されるコンテンツを受信して記録部に記録し、ミラーリング記録要求手段により、前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信し、ミラーリング記録応答処理手段により、前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答し、記録コンテンツ管理手段により、前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記コンテンツ記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理することを特徴とする。
本発明の別の観点に基づくプログラムは、ネットワークを通じて互いに接続可能なコンテンツ記録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、コンテンツを記録可能な記録部と、放送されるコンテンツを受信して前記記録部に記録するコンテンツ記録実行手段と、前記コンテンツ記録実行手段によって前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信するミラーリング記録要求手段と、前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答するミラーリング記録応答処理手段と、前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理する記録コンテンツ管理手段として、前記コンピュータを機能させるものである。
本発明によれば、ネットワークを通じて互いに接続されたコンテンツ記録装置に記録されたコンテンツのコンテンツ記録装置間での配信において、特定のコンテンツ記録装置への負荷の集中を軽減することができる。
以下、本発明を実施する場合の形態について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施形態であるコンテンツ記録システムの構成を示す図である。
同図に示すように、本実施形態のコンテンツ記録システム100は、インターネットなどのネットワーク1を介して相互に通信可能なように接続可能な複数の録画再生装置110で構成される。この実施形態では、ネットワーク1に録画再生装置A、録画再生装置B、録画再生装置C、録画再生装置Dの4機の録画再生装置110が接続されていることとするが、本発明は録画再生装置110の数に限定されるものではない。
図2は録画再生装置110のハードウェアの構成を示す図である。同図に示すように、CPU(Central Processing Unit)11には、システムバス12を介して、ROM(Read Only Memory)13と、RAM(Random Access Memory)14と、入力操作部15と、リモコン信号受信部16と、チューナ17と、第1のDEMUX(デマルチプレクサ)18と、記録制御部19と、情報記録部20と、再生制御部21と、第2のDEMUX(デマルチプレクサ)22と、AVデコーダ23と、AVインタフェース24と、ネットワークインタフェース25とが接続されている。
入力操作部15は、各種のキーなどを備え、ユーザからのコンテンツの録画予約、視聴再生などの各種の指令の入力を処理する。入力操作部15より入力された各種の指令は、図示しないインタフェース部によってシステムバス12を通じてCPU11に供給される。
チューナ17は、例えば、地上デジタル放送、CSデジタル放送、BSデジタル放送など、各種の放送形態の放送局からの選択チャネルの放送波をアンテナ26を通じて受信し、復調してMPEG−2のTS(Transport Stream)信号を得て、第1のDEMUX18に出力する。
第1のDEMUX18は、チューナ17より出力されたMPEG−2のTS信号から、これに含まれるパケットのPID(Program Identifier Code:番組識別コード)をもとに必要なコンテンツのストリームの選択を行ったり、デスクランブル処理などのデジタル放送の受信処理を行うものである。
記録制御部19は、第1のDEMUX18により出力されたコンテンツのデータを記録に適したフォーマットに整形して情報記録部20に記録する処理を行うものである。
情報記録部20は、コンテンツのデータ、及び、その他の情報が記録される記録媒体を有する装置であり、具体的には、例えばHDD(Hard Disk Drive)などの読み書き可能な磁気ディスクドライブ、DVD(Digital Versatile Disk)ドライブ、ブルーレイディスクドライブなどである。
再生制御部21は、入力操作部15、またはリモコン信号受信部16にて受信されたリモートコントローラ27からのコンテンツの視聴要求が発生した時、CPU11からの指令をもとに情報記録部20から、そのコンテンツのデータを読み出す処理を行うものである。
第2のDEMUX22は、情報記録部20から読み出されたコンテンツのデータまたはネットワーク1を通じて他の録画再生装置110より配信されたコンテンツのデータから、ビデオおよびオーディオのES(Elementary Stream)を抽出してAVデコーダ23に供給する処理を行うものである。
AVデコーダ23は、ビデオおよびオーディオのESを復号してベースバンド信号に変換する処理を行うものである。
AVインタフェース24は、AVデコーダ23の出力を外部AV機器28用のビデオ信号およびオーディオ信号として出力する処理を行うものである。
ネットワークインタフェース25は、ネットワーク1との接続を処理するインタフェースである。なお、ネットワーク1を通じて接続された各録画再生装置110の間では、互いにブロードキャストまたはマルチキャストでデータの送受信を行うことが可能とされている。
ROM13には、CPU11が実行すべきソフトウェア処理のためのプログラムなどが格納されている。RAM14は、CPU11によって実行されるプログラム・コードをロードしたり、プログラムの作業データを書き込むために使用される、書き込み可能な揮発性メモリである。CPU11は、録画再生装置110が実行すべきソフトウェア処理を実行するために、必要なプログラムをROM13からRAM14へロードし、解釈して実行する。
次に、録画再生装置110の機能的な構成を説明する。
図3は録画再生装置110の機能的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、録画再生装置110は、録画予約設定部31と、ミラーリング記録要求部32と、コンテンツローカル記録実行部33と、記録コンテンツ管理部34と、録画予約テーブル35と、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36と、ミラーリング記録応答処理部37と、ミラーリングデータ取得スケジュール作成部38と、データ配信応答処理部39、データ取得再生部40と、コンテンツ記録状況応答処理部41とを有する。
録画予約設定部31は、ミラーリング記録要求元の録画再生装置110のユーザにより設定された番組コンテンツの録画予約に関する情報を録画予約テーブル35に新規エントリとして保存する。
ミラーリング記録要求部32は、録画予約テーブル35に登録されているミラーリング記録要求時刻に従って、ネットワーク1を通じて接続されている他の録画再生装置110に、録画予約テーブル35の該当するエントリに登録されたコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻、記録ビットレートなどの情報を含むミラーリング記録要求をマルチキャスト送信する処理を行う。
コンテンツローカル記録実行部33は、録画予約テーブル35に登録されている録画開始時刻に従って、録画予約テーブル35の該当するエントリに登録されたコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻などの情報をもとに、チューナ17、第1のDEMUX18、および記録制御部19を制御して、そのコンテンツのデータを取得し、自装置内の情報記録部20に記録する処理を行うものである。
記録コンテンツ管理部34は、自身の録画再生装置110に記録されたコンテンツ、及びミラーリング記録応答先の録画再生装置110にミラーリング記録されたコンテンツに関する情報をミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36を用いて統合して管理するものである。
図4はミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36の構成を示す図である。同図に示すように、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36には、記録されたコンテンツ毎のコンテンツ全体情報51とミラーリング情報61が登録される。コンテンツ全体情報51は、コンテンツID52、放送形態の種別53、チャンネル番号54、タイトル55、録画開始時刻56、録画終了時刻57などからなる。ミラーリング情報61は、録画再生装置110を識別する機器ID62と、機器ID62毎のチャプター番号63、そのチャプターの録画開始時刻64、そのチャプター録画終了時刻65からなる。ここで、チャプター番号54は、一機の録画再生装置110にて時間的に不連続に記録された各々のコンテンツのデータに対して録画再生装置110によって付与された連続番号である。途中で録画再生装置110での録画が中断し、その後再開された場合には、既存の最新のチャプター番号に対するインクリメントによって得られた新たなチャプター番号がその録画再開後のコンテンツのデータに対して付与され、このチャプター番号に対応して録画開始時刻、録画終了時刻が記録される。なお、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36は、RAM14に設けられていてもよいし、情報記録部20のコンテンツ記録領域以外の領域に設けられていてもよい。
図3に戻って、ミラーリング記録応答処理部37は、ネットワーク1を通じて他の録画再生装置110よりコンテンツのミラーリング記録要求を受けたとき、自身の録画再生装置110にそのコンテンツを取得し記録するための空きリソースが有るかどうかを調べ、空きリソースがあれば、チューナ17、第1のDEMUX18、および記録制御部19を制御して、そのコンテンツのデータを取得し、情報記録部20に記録するように処理を行うものである。このときに行われるコンテンツの記録を「ミラーリング記録」と呼ぶこととする。また、ミラーリング記録処理部は、ミラーリング記録の完了後、そのミラーリング記録の結果を、ミラーリング記録要求元の録画再生装置110にネットワーク1を通じて通知する処理を行う。
ミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、視聴したいコンテンツが記録されている録画再生装置110から視聴したいコンテンツのミラーリング情報を取得する処理、この取得したミラーリング情報に含まれる機器IDに対応する録画再生装置110の負荷状況を取得する処理、ミラーリング情報と問い合わせ先の録画再生装置110から応答された負荷状況とをもとに、どの録画再生装置110から視聴対象であるコンテンツのどの時間帯のデータを取得するかを定義するミラーリングデータ取得スケジュールを作成する処理などを行うものである。
データ配信応答処理部39は、他の録画再生装置110からのコンテンツ記録状況要求に含まれるコンテンツIDに対応するエントリのミラーリング情報を応答する処理、他の録画再生装置110からの問い合わせに対して自身の負荷状況を応答する処理、他の録画再生装置110からのコンテンツ配信開始要求に対して、情報記録部20からその要求されたコンテンツのデータを読み出して、配信要求元の録画再生装置110にネットワーク1を通じて配信する処理などを行うものである。
データ取得再生部40は、ミラーリングデータ取得スケジュール作成部38にて作成されたミラーリングデータ取得スケジュールに従って、決められた録画再生装置110にコンテンツ配信開始要求を送信することによってコンテンツのデータを取得し、第2のDEMUX22およびAVデコーダ23を制御して、そのコンテンツを再生するように制御を行うものである。
次に、このコンテンツ記録システム100の動作を説明する。
図7は、このコンテンツ記録システム100の各録画再生装置110の間でのミラーリング記録要求とミラーリング記録応答のシーケンス図である。同図に示すように、このコンテンツ記録システム100では、コンテンツの録画要求を受けたいずれかの録画再生装置110(図7ではAの録画再生装置)が、そのコンテンツの自己記録を行うとともに、ミラーリング記録要求元となって、他の録画再生装置110(図7ではB,C,Dの録画再生装置)に対してミラーリング記録要求を送信する。ミラーリング記録要求を受信した録画再生装置110は、指定されたコンテンツのミラーリング記録を行い、その結果をミラーリング記録要求元である録画再生装置110に応答する。ミラーリング記録要求元である録画再生装置110は、自己記録した結果とともに、他の録画再生装置110から収集したミラーリング記録結果をミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36を用いて統合して管理する。ここで、ミラーリング記録要求元の録画再生装置110は特定の録画再生装置110に限定されるものではなく、その時々でコンテンツの録画要求を受けた録画再生装置110が、ミラーリング記録要求元となって他の録画再生装置110に対してミラーリング記録を要求することが可能である。
まず、ミラーリング記録要求元の録画再生装置110の動作から説明する。
図5はミラーリング記録要求元の録画再生装置110の動作を示すフローチャートである。
仮に、Aの録画再生装置110をミラーリング記録要求元とし、その他のB,C,Dの録画再生装置110をミラーリング記録要求を受けてミラーリング記録を行うミラーリング記録応答先とする。
ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110では、例えば電子番組表などをもとに、入力操作部15またはリモートコントローラ27を使ってユーザから、1つの番組コンテンツの録画予約の設定操作が行われたこととする。録画予約設定部31は、ユーザにより設定された番組コンテンツの録画予約に関する情報を、例えばRAM14または情報記録部20などに予め設けられた録画予約テーブル35に新規エントリとして保存する。ここで、録画予約テーブル35に保存される番組コンテンツの録画予約に関する情報とは、録画予約する番組コンテンツを識別するコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻、記録ビットレートなど含む。また、録画予約設定部31は、録画予約テーブル35の新規エントリの録画開始時刻から一定時間前の時刻をミラーリング記録要求時刻として、録画予約テーブル35の当該新規エントリに追加する。
ミラーリング記録要求部32は、録画予約テーブル35に登録された各エントリのミラーリング記録要求時刻を監視し、現在時刻がいずれかのエントリのミラーリング記録要求時刻になったかどうかを判断する(ステップS101)。ミラーリング記録要求部32は、現在時刻がいずれかのエントリのミラーリング記録要求時刻になったことを判断すると、録画予約テーブル35の当該エントリに登録されているコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻、記録ビットレートなどの情報を取り出し、これらの情報とAの録画再生装置110に予め割り当てられた機器IDとを含むミラーリング記録要求を生成し、これをネットワーク1を通じて、B,C,Dの録画再生装置110にマルチキャスト送信する(ステップS102)。
次に、コンテンツローカル記録実行部33が起動される。コンテンツローカル記録実行部33は、録画予約テーブル35の当該エントリに登録された録画開始時刻を監視し、現在時刻がその録画開始時刻になったかどうかを判断する(ステップS103)。コンテンツローカル記録実行部33は、現在時刻がその録画開始時刻になったことを判断すると、当該エントリに登録されたコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻などの情報をもとに、チューナ17、第1のDEMUX18、および記録制御部19を制御して、そのコンテンツのデータを取得し、情報記録部20に記録することを開始する(ステップS104)。
ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110でのコンテンツの記録が開始された後、記録コンテンツ管理部34が起動される。記録コンテンツ管理部34は、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36に新たなエントリを設け、このエントリに、Aの録画再生装置110に記録されるコンテンツに関する情報を登録する(ステップS105)。このとき登録されるコンテンツに関する情報とは、コンテンツ全体情報として登録されるコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、タイトル、録画開始時刻などである。
コンテンツローカル記録実行部33は、コンテンツの記録を行っている間、録画予約テーブル35の当該エントリに登録された録画終了時刻になったかどうかを判断する(ステップS106)。コンテンツローカル記録実行部33は、録画終了時刻になったことを判断すると、情報記録部20へのコンテンツの記録を終了し(ステップS107)、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36の該当するエントリに録画終了時刻と、録画予約テーブル35の当該エントリに登録された記録ビットレートを追加登録する(ステップS108)。
また、ステップS106で録画終了時刻に達していなくても、ユーザからの強制録画終了要求が発生した場合には(ステップS112)、コンテンツローカル記録実行部33はミラーリング記録要求部32に対してミラーリング記録中止要求の送信を依頼する。ミラーリング記録要求部32は、このミラーリング記録中止要求依頼を受けると、ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110の機器ID、ミラーリング記録要求時に送信したコンテンツIDを含むミラーリング記録中止要求を、ミラーリング記録応答先であるB,C,Dの録画再生装置110にネットワーク1を通じてマルチキャスト送信する(ステップS113)。この後、コンテンツローカル記録実行部33は、情報記録部20へのコンテンツの記録を停止し(ステップS107)、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36の当該エントリに録画終了時刻と記録ビットレートを追加登録する(ステップS108)。
この後、記録コンテンツ管理部34は、録画予約テーブル35に登録された録画終了時刻からの経過時間として予め決められたミラーリング応答待ち時間内に、B,C,Dのいずれかの録画再生装置110からのミラーリング記録応答を受信した場合には(ステップS109のNO、S110のYES)、そのミラーリング記録応答に含まれるミラーリング記録結果の情報をミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36の対応するコンテンツ全体情報と対応付けて登録する(ステップS111)。ここで、ミラーリング記録結果の情報は、コンテンツID、機器ID、チャプター番号、録画開始時刻、録画終了時刻を含む。すなわち、記録コンテンツ管理部34は、そのミラーリング記録結果の情報に含まれるコンテンツIDをもとに、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36の該当するコンテンツ全体情報を特定し、このコンテンツ全体情報に対応付けて、ミラーリング記録結果の情報のうち、機器ID、チャプター番号、録画開始時刻、録画終了時刻を登録する。ステップS109からステップS111までの動作は、ミラーリング記録応答先の個々の録画再生装置110からミラーリング記録応答を受信する都度、繰り返される。
ミラーリング応答待ち時間が経過したところで、ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110での記録コンテンツ管理部34の動作が終了となる。なお、ミラーリング応答待ち時間は、ミラーリング記録応答先であるB,C,Dの録画再生装置110が、例えばコンテンツ記録用のリソースの不足などの理由によってコンテンツのミラーリング記録を行うことができなかった場合に備えて用意された適当な時間、またはユーザによる設定値である。
次に、ミラーリング記録応答先であるB,C,Dの録画再生装置110の動作を説明する。図6はミラーリング記録応答先の録画再生装置110の動作を示すフローチャートである。
ミラーリング記録応答先であるB,C,Dの録画再生装置110のミラーリング記録応答処理部37は、ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110からのミラーリング記録要求を受信すると(ステップS201)、この受信したミラーリング記録要求に含まれるコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、録画開始時刻、録画終了時刻、記録ビットレートをRAM14に保持する。
次に、ミラーリング記録応答処理部37は、RAM14に保持された録画開始時刻を監視し、現在時刻がその録画開始時刻になったかどうかを判断する(ステップS203)。ミラーリング記録応答処理部37は、現在時刻がその録画開始時刻になったことを判断した場合、自身の録画再生装置110にそのコンテンツを取得し記録するためのリソースに空きがあるかどうかを調べる(ステップS207)。ミラーリング記録応答処理部37は、空きリソースがあることを判断した場合には、RAM14に保持されたコンテンツID、放送形態の種別、チャンネル番号、録画開始時刻をもとにチューナ17、第1のDEMUX18、および記録制御部19を制御して、そのコンテンツのデータを取得し、情報記録部20に記録(ミラーリング記録)することを開始する(ステップS208)。情報記録部20には、ミラーリング記録されたコンテンツのデータがそのコンテンツのコンテンツIDと対応付けて記録される。
ここで、コンテンツを取得し記録するためのリソースとは、チューナ17の使用状況、記録制御部19の使用状況、情報記録部20の空き容量などである。例えば、地上デジタル放送チューナ17が1つのチャンネルの放送しか受信できないチューナ17であった場合、地上デジタル放送のチャンネルnのコンテンツの受信中に、同じ時間に放送されている別のチャンネルmのコンテンツのミラーリング記録要求を受けた場合には、チューナ17のリソースに空きが無いことと判断される。また、地上デジタル放送のコンテンツの記録中に、BSデジタル放送のコンテンツのミラーリング記録要求を受けた場合には、情報記録部20にアクセスするための記録制御部19が使用中であるから、この場合もリソースに空きが無いものとして判断される。さらに、情報記録部20のコンテンツ記録用に割り当てられている領域に、ミラーリング記録対象のコンテンツを記録できる空き領域がない場合にもリソース不足として判断される。ここで、ミラーリング記録対象のコンテンツの容量は放送時間と記録ビットレートとによって求めることができる。
また、ステップS206、ステップS209、ステップS210の流れに示されるように、ミラーリング記録応答処理部37は、コンテンツのミラーリング記録中も情報記録部20のコンテンツ記録用に割り当てられている領域内の空き容量を監視し、情報記録部20のコンテンツ記録用領域に、ミラーリング記録要求の対象であるコンテンツを記録できるだけの空き容量がなくなると、ミラーリング記録を停止する。
さらに、ステップS204、ステップS211、ステップS212、ステップS213、ステップS214の流れに示されるように、ミラーリング記録応答処理部37は、コンテンツのミラーリング記録を行っている間、RAM14に保持された録画終了時刻になったとき、情報記録部20へのコンテンツのミラーリング記録を停止し、自身の録画再生装置110の機器IDと、ミラーリング記録結果の情報であるコンテンツID、チャプター番号、記録開始時刻、記録終了時刻を含むミラーリング記録応答を、ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110にネットワーク1を通じて送信する。
さらに、ステップS205、ステップS211、ステップS212、ステップS213、ステップS214の流れに示されるように、ミラーリング記録応答処理部37は、コンテンツのミラーリング記録を行っている間に、ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110からのミラーリング記録中止要求を受信した場合には、情報記録部20へのコンテンツのミラーリング記録を停止し、自身の録画再生装置110の機器IDと、ミラーリング記録結果の情報であるコンテンツID、チャプター番号、記録開始時刻、ミラーリング記録中止要求によりコンテンツのミラーリング記録を停止した時刻である記録停止時刻を含むミラーリング記録応答を、ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110にネットワーク1を通じて送信する。
以上、Aの録画再生装置110をミラーリング記録要求元とし、B,C,Dの録画再生装置110をミラーリング記録応答先として説明したが、この実施形態のコンテンツ記録システム100では、録画予約などの録画の指示をユーザから受けた録画再生装置110がミラーリング記録要求元となって他の録画再生装置110にミラーリング記録を要求する。すなわち、各々の録画再生装置110は、その都度、ミラーリング記録要求元またはミラーリング記録応答先のいずれかとなって、コンテンツの記録またはミラーリング記録を行う。
図8はAの録画再生装置110がユーザより20時00分から20時54分までのコンテンツ録画要求を受けた場合の各録画再生装置110の時間軸上でのリソース毎のコンテンツの記録状況の例を示す図である。
ここで、A,B,Dの録画再生装置110は2つのリソースを、Cの録画再生装置110は3つのリソースを使用することが可能であり、一つのリソースを使って記録動作か再生動作のどちらかを行えるものとする。また、空白部分はリソースが空いていることを、斜線塗り潰しの部分はリソースが使用中であることを表す。
ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110では、そのコンテンツaのミラーリング記録要求がB,C,Dの録画再生装置110にマルチキャスト送信され、一方のリソース2を使用して20時00分にコンテンツaの自己記録が開始された。コンテンツaの自己記録は20時00分から最後の20時54分まで行われた。
Bの録画再生装置110では、ミラーリング記録要求を受信した時に常に全てのリソースが使用中であったため、コンテンツのミラーリング記録は行われなかった。
Cの録画再生装置110では、ミラーリング記録要求を受信した20時00分ではリソースが空いていなかったのでミラーリング記録を行うことができなかったが、20時30分にリソース3で行われていたコンテンツgの自己記録が終了してリソース3が解放されたので、20時30分からコンテンツaのミラーリング記録が開始され、最後の20時54分まで行われた。
Dの録画再生装置110では、ミラーリング記録要求を受信した20時00分の時点でリソース2が空いていたのでコンテンツaのミラーリング記録が開始されたが、20時13分にミラーリング記録より優先度の高い記録済みコンテンツEの再生要求が発生したため、20時13分にミラーリング記録が停止された。その後、20時43分に記録済みコンテンツEの再生が終了したため、リソース2を使用して20時43分から20時54分までの間、コンテンツaのミラーリング記録が行われた。ここで、20時00分から20時13分までのコンテンツaのミラーリング記録に対してはチャプター番号として"1"が付与され、20時43分から20時54分までのコンテンツaのミラーリング記録に対してはチャプター番号として"2"が付与される。
ミラーリング記録要求元であるAの録画再生装置110は、コンテンツaの自己記録の結果をミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36にコンテンツ全体情報51として登録し、コンテンツaのミラーリング記録が行われたCとDの録画再生装置110よりミラーリング記録結果の情報を収集して、これらのミラーリング記録結果の情報をミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36にミラーリング情報61として登録する。図9にコンテンツ全体情報51及びミラーリング情報61が登録されたミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36の具体例を示す。
次に、ミラーリング記録要求元である録画再生装置110において記録コンテンツを削除するときの動作を説明する。
図10はミラーリング記録されたコンテンツの削除に関するミラーリング記録要求元の録画再生装置110の動作を示すフローチャート、図11は同じくミラーリング記録されたコンテンツの削除に関するミラーリング記録応答先の録画再生装置110の動作を示すフローチャートである。
ミラーリング記録要求元の録画再生装置110において、入力操作部15またはリモートコントローラ27を使ってユーザより、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36に登録されている1つのコンテンツを削除する要求が入力されたとき(ステップS301)、記録コンテンツ管理部34は、そのコンテンツがミラーリング記録されている録画再生装置110の機器IDをミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36から調べ、その録画再生装置110にネットワーク1を通じてコンテンツ削除要求を送信する(ステップS302)。コンテンツ削除要求には、ミラーリング記録要求元(コンテンツ削除要求元)の録画再生装置110の機器IDと削除したいコンテンツのコンテンツIDが含まれている。コンテンツ削除要求を送信後、記録コンテンツ管理部34は、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36から、そのコンテンツの情報を削除するとともに、情報記録部20から、そのコンテンツのデータを削除する(ステップS303)。
一方、コンテンツがミラーリング記録されている録画再生装置110において、ミラーリング記録応答処理部37は、ミラーリング記録要求元(コンテンツ削除要求元)の録画再生装置110からのコンテンツ削除要求を受信すると(図11:ステップS401)、このコンテンツ削除要求に含まれるコンテンツIDをもとに、情報記録部20から該当するミラーリング記録のコンテンツのデータを削除する(ステップS402)。
また、ミラーリング記録応答先の録画再生装置110において、入力操作部15またはリモートコントローラ27を使ってユーザより、情報記録部20の空き容量を増やすなどの目的で、その情報記録部20に既に記録されているコンテンツのチャプター単位のデータを削除する要求が入力されたとき(ステップS403)、ミラーリング記録応答処理部37は、そのチャプター単位のコンテンツのデータを削除する(ステップS404)。この後、ミラーリング記録応答処理部37は、自身の録画再生装置110の機器ID、削除したコンテンツのコンテンツID、チャプター番号を含むミラーリング記録内容変更要求をネットワーク1を通じて、ミラーリング記録要求元(コンテンツ削除要求元)の録画再生装置110に送信する(ステップS405)。
ミラーリング記録要求元の録画再生装置110において、記録コンテンツ管理部34は、ミラーリング記録応答先の録画再生装置110からのミラーリング記録内容変更要求を受信すると(図10:ステップS304)、このミラーリング記録内容変更要求に含まれるに含まれる機器ID、コンテンツID、チャプター番号をもとに、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36の該当するエントリの登録内容を更新する。すなわち、ミラーリング記録応答先の録画再生装置110において削除されたコンテンツのチャプター番号とこれに対応付けられた記録開始時刻及び記録終了時刻を削除する(ステップS305)。
次に、ある録画再生装置110が他の録画再生装置110よりコンテンツのデータを収集し、視聴する場合の動作を説明する。
図12はコンテンツのデータを収集して視聴する時のコンテンツ視聴要求元である録画再生装置110の動作を示すフローチャート、図13はコンテンツのデータを収集して視聴する時のコンテンツ配信元である録画再生装置110の動作を示すフローチャートである。
仮に、コンテンツ視聴要求元である録画再生装置110をDとする。
なお、各録画再生装置110は、他の録画再生装置110に記録されたコンテンツに関する情報(タイトル、コンテンツID、放送形態種別、コンテンツの時間など)の一覧をネットワーク1を通じて相互に送信し合うことで、自身を含む各録画再生装置110に記録されたコンテンツに関する情報を外部AV機器28の画面を通してユーザが参照することができ、その中でユーザは入力操作部15またはリモートコントローラ27を使って、視聴再生したいコンテンツが記録された録画再生装置110の機器ID、コンテンツIDを選択することができる。
なお、ここで言う録画再生装置110に記録されたコンテンツに関する情報は、それぞれの録画再生装置110が所持するミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36中のコンテンツ全体情報51から生成することが可能である。
コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110において、入力操作部15またはリモートコントローラ27を使ってユーザより、視聴したいコンテンツが記録された録画再生装置110の機器ID及びコンテンツIDの選択と、そのコンテンツの視聴要求の入力が行われたとき、ミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、その機器IDに対応する録画再生装置110に、ユーザにより選択された機器IDとコンテンツIDを含むコンテンツ記録状況要求をネットワーク1を介して送信する(ステップS501)。例えば、Aの録画再生装置110に視聴したいコンテンツが記録されていることをDの録画再生装置110のユーザが知った場合、ユーザは、そのAの録画再生装置110の機器IDと視聴したいコンテンツのコンテンツIDを入力操作部15またはリモートコントローラ27を使って選択し、視聴要求の入力を行う。ミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、このユーザからの入力を受けて、その機器IDに対応する録画再生装置110に、その機器IDとコンテンツIDを含むコンテンツ記録状況要求をネットワーク1を介して送信する。
コンテンツ記録状況要求先であるAの録画再生装置110のコンテンツ記録状況応答処理部41は、コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110からのコンテンツ記録状況要求を受信すると(図13:ステップS601)、ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル36から、コンテンツ記録状況要求に含まれるコンテンツIDに対応するエントリのミラーリング情報61を読み出し、コンテンツ記録状況応答として、コンテンツを視聴を要求するDの録画再生装置110にネットワーク1を通じて送信する(ステップS602)。
コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110のミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、コンテンツ記録状況要求先であるAの録画再生装置110からのコンテンツ記録状況応答を受信すると(図12:ステップS502)、これに含まれるミラーリング情報から機器IDを抽出し、その機器IDに対応する録画再生装置110に負荷状況の問い合わせをネットワーク1を通じて送信する(ステップS503)。ここで、仮に負荷状況の問い合わせ先の録画再生装置110をA及びCの録画再生装置110とする。
負荷状況の問い合わせ先であるA及びCの録画再生装置110のデータ配信応答処理部39は、負荷状況の問い合わせを受信すると(図13:ステップS603)、自身の録画再生装置110の配信可能レートを算出して、負荷状況問い合わせ応答としてコンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110にネットワーク1を通じて送信する(ステップS604)。ここで、負荷状況は、録画再生装置110での録画、再生、データ配信など現在実行中の処理によって決まる。
コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110のミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、負荷状況の問い合わせ先であるA及びCの録画再生装置110からの負荷状況問い合わせ応答をすべて受信したなら(図12:ステップS504)、ステップS502で取得したミラーリング情報とA及びCの録画再生装置110からの負荷状況問い合わせ応答に含まれる配信可能レートとから、どの録画再生装置110から視聴対象であるコンテンツのどの時間帯のデータを取得するかを定義するミラーリングデータ取得スケジュールを作成する。
コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110のデータ取得再生部40は、作成したミラーリングデータ取得スケジュールに従って、A及びCなどの決められた録画再生装置110に、コンテンツIDおよび要求配信レートを含むコンテンツ配信開始要求をネットワーク1を通じて送信する(ステップS505)。仮に、ミラーリングデータ取得スケジュールは、A及びCの録画再生装置110からコンテンツのデータを取得するように定義されているものとする。
A及びCの録画再生装置110のデータ配信応答処理部39は、コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110からのコンテンツ配信開始要求を受信すると(図13:ステップS605)、このコンテンツ配信開始要求に含まれる要求配信レートで自身の録画再生装置110の負荷状況(配信可能レート)を更新するとともに、情報記録部20に記録されているコンテンツのうち、コンテンツ配信開始要求に含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツのデータに対して削除保護をかける(ステップS606)。この後、A及びCの録画再生装置110のデータ配信応答処理部39は、コンテンツ配信開始要求に含まれるコンテンツIDに対応するコンテンツのデータを、ネットワーク1を通じてコンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110に配信することを開始する(ステップS610)。
コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110のデータ取得再生部40は、ミラーリングデータ取得スケジュールに従って録画再生装置110よりコンテンツのデータを取得し、第2のDEMUX22およびAVデコーダ23を制御して、そのコンテンツを再生するように制御を行う(図12:ステップS509)。デコードされたビデオ信号とオーディオ信号は、AVインタフェース24を通じて外部AV機器28に出力される。これにより、ユーザは選択したコンテンツを視聴することができる。
ミラーリングデータ取得スケジュールの作成にあたって、同じ時刻のコンテンツのデータが複数の録画再生装置110に記録されている場合には、それらの録画再生装置110のうち負荷状況に余裕のある、すなわち配信可能レートが高い方の録画再生装置110を配信元として決定するようにする。これにより、各録画再生装置110の間での負荷バランスに極端な偏りが生じることを防止でき、結果的に各録画再生装置110の間でのコンテンツのデータ配信を良好に行うことができる。
ここで、コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110が、図8に示した各録画再生装置110のコンテンツ録画状況下でコンテンツaを視聴する場合のミラーリングデータ取得スケジュールの例を示す。
Aの録画再生装置110には、コンテンツaは20時00分から20時13分までの間と、20時43分から20時54分までの間の部分が記録されているので、これらの時間以外のデータつまり20時13分から20時43分までのデータを他の録画再生装置110からのデータ配信を受けて再生する必要がある。したがって、Dの録画再生装置110のミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、その部分のコンテンツaのデータをどの録画再生装置110から取得するかを決定する。ここで、録画再生装置110にはコンテンツaの20時00分から20時54分までのデータが記録され、録画再生装置110にはコンテンツaの20時30分から20時54分までのデータが記録されている。ミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、録画再生装置110から負荷状況を問い合わせた結果、録画再生装置110の配信可能レートが録画再生装置110の配信可能レートよりも高い場合には、コンテンツaの20時13分から20時43分までのデータは録画再生装置110から配信を受けることを決定して、これをもとにミラーリングデータ取得スケジュールを作成する。また、ミラーリングデータ取得スケジュール作成部38は、録画再生装置110の配信可能レートが録画再生装置110の配信可能レートよりも低い場合には、コンテンツaの20時13分から20時30分までのデータは録画再生装置110から配信を受け、20時30分から20時43分までのデータは録画再生装置110から配信を受けることを決定して、これをもとにミラーリングデータ取得スケジュールを作成する。
ところで、各録画再生装置110においては、他の録画再生装置110へのデータ配信が行われている場合にも、別のコンテンツの記録、記録済みのコンテンツの再生などが行われることがある。このような場合、データ配信による負荷がコンテンツの記録、再生に不具合にもたらす場合も考えられる。そこで、この実施形態のコンテンツ記録システム100では、データ配信中の録画再生装置110においてコンテンツの記録、再生など、他の処理の要求が発生した場合に、現在実行中のデータ配信の配信レートを変更したり、配信元を自身以外の録画再生装置110へ変更するように配信先の録画再生装置110に要求することができるようにしている。
すなわち、コンテンツの配信元であるA及びCの録画再生装置110のデータ配信応答処理部39は、データ配信中の配信レートを変更する要求が発生した場合(図13:ステップS607)、コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110にネットワーク1を通じて、配信レート情報を含む配信レート変更要求を送信する(ステップS608)。
コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110のデータ取得再生部40は、配信レート変更要求を受信すると(図12:ステップS508)、現在視聴中の時点から先のコンテンツのデータのコンテンツ配信スケジュールを改めて作成し直すために、ステップ502で取得したミラーリング情報を基に現在視聴中の時点から先のコンテンツのデータが記録され、かつ現在ネットワーク1に接続されている機器IDを判断し、この機器IDに対応する録画再生装置110に負荷状況の問い合わせ要求をネットワーク1を通じて送信する(ステップS510)。データ取得再生部40は、各録画再生装置110からの負荷状況問い合わせ応答をすべて受信したなら(ステップS511)、ステップ502で取得したミラーリング情報と各録画再生装置110からの負荷状況問い合わせ応答に含まれる配信可能レートとから、現在視聴中の時点から先のコンテンツのデータのコンテンツ配信スケジュールを作成する。そして、データ取得再生部40は、このコンテンツ配信スケジュールに従って、A及びCなどの決められた録画再生装置110に、コンテンツIDおよび要求配信レートを含むコンテンツ配信開始要求をネットワーク1を通じて送信する(ステップS512)。
録画再生装置110でのコンテンツの視聴が終了すると(ステップS506のYES)コンテンツの配信元であるA及びCなどの録画再生装置110に視聴終了通知をネットワーク1を通じて送信する(ステップS507)。コンテンツの配信元であるA及びCなどの録画再生装置110の負荷状況管理部41は、コンテンツ視聴要求元であるDの録画再生装置110からの視聴終了通知を受信したなら(図13:ステップS613)、自身の負荷状況を、先のDの録画再生装置110へのデータ配信による負荷を除いた値に更新するとともに、先の配信コンテンツのデータに対する削除保護を解除する(ステップS614)。
以上説明したように、本実施形態によれば、ネットワーク1を通じて互いに接続可能な複数の録画再生装置110に、同一のコンテンツを、各々の記録再生装置110の資源が許す範囲で多重に記録し、これらの複数の録画再生装置110でのコンテンツの記録結果を統合して管理することで、そのコンテンツにアクセスが集中した場合に、特定のコンテンツ記録装置にアクセスが集中することを軽減することができる。
また、本実施形態によれば、個々の録画再生装置110にミラーリング記録されたコンテンツの録画開始時刻及び録画終了時刻が管理されるので、コンテンツ全体としての記録の管理ではなく、時間で区切った単位でのコンテンツのデータの管理が可能となる。これにより、個々の録画再生装置110の空き資源を効率的に利用して、複数の録画再生装置110間でのコンテンツの多重記録を実現できる。
さらに、本実施形態によれば、録画再生装置110は、ネットワーク1を通じて他の録画再生装置110の負荷状況を収集し、収集した負荷状況をもとに、どの録画再生装置110からコンテンツのどの時間帯のデータを取得するかを定義するミラーリングデータ取得スケジュールを作成し、このミラーリングデータ取得スケジュールに従ってコンテンツのデータを取得するので、特定の録画再生装置110に記録されたコンテンツへのアクセスによる負荷の集中を回避することができる。
さらに、本実施形態によれば、録画再生装置110は、コンテンツのデータの取得中に、ネットワーク1を通じて他の録画再生装置110より配信可能レート変更要求を受信したとき、この変更先の配信可能レートを加味してミラーリングデータ取得スケジュールを作成し直すので、録画再生装置110の最新の負荷状況の変更に合わせてミラーリングデータ取得スケジュールも変更することができ、各録画再生装置110の最新の負荷状況を考慮して、特定の録画再生装置110に記録されたコンテンツへのアクセスによる負荷の集中を回避することができる。また、コンテンツのデータを配信中の録画再生装置110は、そのデータ配信よりも優先度の高い処理を行う必要が生じた場合に、この録画再生装置110のもつ資源の割り当てを、他の録画再生装置110へのデータ配信から優先度の高い処理に随時変更することができる。したがって、アクセスが集中しやすいコンテンツが記録された録画再生装置110に負荷が集中した状態が続くのを回避することができる。
なお、上記の実施形態では、コンテンツを視聴する側の録画再生装置110において、視聴するコンテンツが決定した後に、その視聴したいコンテンツが記録された録画再生装置110からコンテンツ記録状況応答(ミラーリング情報)を取得し、このミラーリング情報に含まれる機器IDに対応する録画再生装置110に負荷状況の問い合わせ要求を送信して、各録画再生装置110の負荷状況を収集することとしたが、これに限らず、決められた時間周期で、ネットワーク1に接続された他の録画再生装置110に負荷状況の問い合わせ要求を送信して各録画再生装置110の負荷状況を収集するようにしてもよい。
また、上記の実施形態では、ネットワークへの接続機能を持つHDD内蔵形録画機のような録画再生装置をコンテンツ記録装置とした場合について説明したが、放送コンテンツの記録再生機能を持ったPC(Personal Computer)をコンテンツ記録装置とした場合も本発明は適用し得るものである。
本発明は、上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々更新を加え得ることは勿論である。
本発明の一実施形態であるコンテンツ記録システムの構成を示す図である。 図1の録画再生装置のハードウェアの構成を示す図である。 図1の録画再生装置の機能的な構成を示すブロック図である。 図1のミラーリング記録コンテンツ管理テーブルの構成を示す図である。 ミラーリング記録要求元の録画再生装置の動作を示すフローチャートである。 ミラーリング記録応答先の録画再生装置の動作を示すフローチャートである。 各録画再生装置間でのミラーリング記録要求とミラーリング記録応答のシーケンス図である。 各録画再生装置の時間軸上でのリソース毎のコンテンツの記録状況の例を示す図である。 コンテンツ全体情報及びミラーリング情報が登録されたミラーリング記録コンテンツ管理テーブルの具体例を示す図である。情報記録装置にてコンテンツを記録する時の動作を示すフローチャートである。 ミラーリング記録されたコンテンツの削除に関するミラーリング記録要求元の録画再生装置の動作を示すフローチャートである。 ミラーリング記録されたコンテンツの削除に関するミラーリング記録応答先の録画再生装置の動作を示すフローチャートである。 コンテンツのデータを収集して視聴する時のコンテンツ視聴要求元である録画再生装置の動作を示すフローチャートである。 コンテンツのデータを収集して視聴する時のコンテンツ配信元である録画再生装置の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1 ネットワーク
11 CPU
13 ROM
14 RAM
15 操作入力部
17 チューナ
18 第1のDEMUX
19 記録制御部
20 情報記録部
21 再生制御部
22 第2のDEMUX
23 AVデコーダ
31 録画予約設定部
32 ミラーリング記録要求部
33 コンテンツローカル記録実行部
34 記録コンテンツ管理部
35 録画予約テーブル
36 ミラーリング記録コンテンツ管理テーブル
37 ミラーリング記録応答処理部
38 ミラーリングデータ取得スケジュール作成部
39 データ配信応答処理部
40 データ取得再生部
41 コンテンツ記録状況応答処理部
100 コンテンツ記録システム
110 録画再生装置

Claims (9)

  1. ネットワークを通じて互いに接続可能なコンテンツ記録装置であって、
    コンテンツを記録可能な記録部と、
    放送されるコンテンツを受信して前記記録部に記録するコンテンツ記録実行手段と、
    前記コンテンツ記録実行手段によって前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信するミラーリング記録要求手段と、
    前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答するミラーリング記録応答処理手段と、
    前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理する記録コンテンツ管理手段と
    を具備することを特徴とするコンテンツ記録装置。
  2. 請求項1に記載のコンテンツ記録装置であって、
    前記コンテンツの記録結果は、記録開始時刻及び記録終了時刻の情報を含むことを特徴とするコンテンツ記録装置。
  3. 請求項1に記載のコンテンツ記録装置であって、
    前記ミラーリング記録応答処理手段は、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録するための資源の空き状態に応じて、前記記録部への前記コンテンツの記録を実行するか否かを判断することを特徴とするコンテンツ記録装置。
  4. 請求項1に記載のコンテンツ記録装置であって、
    前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置の負荷状況を収集し、この収集した負荷状況をもとに、どのコンテンツ記録装置から前記コンテンツのどの時間帯のデータを取得するかを定義するミラーリングデータ取得スケジュールを作成するミラーリングデータ取得スケジュール作成手段と、
    前記ミラーリングデータ取得スケジュールに従って前記コンテンツのデータを取得するデータ取得手段と
    をさらに具備することを特徴とするコンテンツ記録装置。
  5. 請求項4に記載のコンテンツ記録装置であって、
    前記ミラーリングデータ取得スケジュール作成手段は、前記データ取得手段による前記コンテンツのデータの取得中に、前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置より前記負荷状況を変更内容を含む変更要求を受信したとき、この負荷状況の変更内容を加味して前記ミラーリングデータ取得スケジュールを作成し直すことを特徴とするコンテンツ記録装置。
  6. 請求項4に記載のコンテンツ記録装置であって、
    前記ミラーリングデータ取得スケジュール作成手段は、前記データ取得手段による前記コンテンツのデータの取得中に、前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置より前記記録部から削除されたコンテンツの識別情報を含む変更内容を含む変更要求を受信したとき、この変更内容を加味して前記ミラーリングデータ取得スケジュールを作成し直すことを特徴とするコンテンツ記録装置。
  7. ネットワークを通じて互いに接続可能な複数のコンテンツ記録装置を有するコンテンツ記録システムであって、
    前記コンテンツ記録装置は、それぞれ、
    コンテンツを記録可能な記録部と、
    放送されるコンテンツを受信して前記記録部に記録するコンテンツ記録実行手段と、
    前記コンテンツ記録実行手段によって前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信するミラーリング記録要求手段と、
    前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答するミラーリング記録応答処理手段と、
    前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記コンテンツ記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理する記録コンテンツ管理手段と
    を具備することを特徴とするコンテンツ記録システム。
  8. ネットワークを通じて互いに接続可能なコンテンツ記録装置でコンテンツを記録する方法であって、
    コンテンツ記録実行手段により、放送されるコンテンツを受信して記録部に記録し、
    ミラーリング記録要求手段により、前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信し、
    ミラーリング記録応答処理手段により、前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答し、
    記録コンテンツ管理手段により、前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記コンテンツ記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理する
    ことを特徴とするコンテンツ記録方法。
  9. ネットワークを通じて互いに接続可能なコンテンツ記録装置としてコンピュータを機能させるプログラムであって、
    コンテンツを記録可能な記録部と、
    放送されるコンテンツを受信して前記記録部に記録するコンテンツ記録実行手段と、
    前記コンテンツ記録実行手段によって前記記録部に記録されるべき前記コンテンツのミラーリング記録要求を前記ネットワークを通じて他のコンテンツ記録装置に送信するミラーリング記録要求手段と、
    前記ミラーリング記録要求に応じて、放送される前記コンテンツを受信して前記記録部に記録し、記録結果を前記ネットワークを通じて前記ミラーリング記録要求元のコンテンツ記録装置に応答するミラーリング記録応答処理手段と、
    前記ネットワークを通じて前記コンテンツの記録結果を収集し、この記録結果と、前記記録実行手段による前記記録部への前記コンテンツの記録結果とを統合して管理する記録コンテンツ管理手段
    として、前記コンピュータを機能させるプログラム。
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