JP2009140357A - 使用電力抑制機能を有するストレージ装置及びストレージ装置における使用電力抑制方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明の課題は、ストレージ装置全体の使用電力を抑制できるようにすることである。
【解決手段】本発明は、複数のHDDを組み込んだ複数のトレイと、ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、複数のHDDに対するアクセスを制御するコントローラとを備えたストレージ装置であって、コントローラは、各トレイに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けたテーブルと、複数のトレイが必要とする総電力と、複数のトレイによる現電力とを管理するテーブルと、総電力に対する最大使用可能電力を定義したテーブルとを備える。コントローラは、あるトレイに対する電源オンの設定要求を受け付けると、当該トレイに対する規格電力と現電力とに基づいて、当該トレイの電源をオンできるか否かを判断し、電源をオンできると判断する場合に、当該トレイの電源をオンする。
【選択図】図1
【解決手段】本発明は、複数のHDDを組み込んだ複数のトレイと、ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、複数のHDDに対するアクセスを制御するコントローラとを備えたストレージ装置であって、コントローラは、各トレイに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けたテーブルと、複数のトレイが必要とする総電力と、複数のトレイによる現電力とを管理するテーブルと、総電力に対する最大使用可能電力を定義したテーブルとを備える。コントローラは、あるトレイに対する電源オンの設定要求を受け付けると、当該トレイに対する規格電力と現電力とに基づいて、当該トレイの電源をオンできるか否かを判断し、電源をオンできると判断する場合に、当該トレイの電源をオンする。
【選択図】図1
Description
本発明は、使用電力抑制機能を有するストレージ装置及びストレージ装置における使用電力抑制方法に関する。
情報化社会の進展により、データ量も膨大となり、それに伴って、ストレージ装置(ストレージサブシステム)のさらなる大容量化が進展している。ストレージ装置の大容量化に対応するためには、典型的には、ディスク装置(ハードディスクドライブ)の増設が図られる。ストレージ装置全体の最大使用電力は、ストレージ装置を構成するハードディスクドライブの台数に大きく依存するため、ハードディスクドライブの増設は、ストレージ装置全体の消費電力の増大をもたらす。
下記特許文献1は、上位装置からのアクセスがなくなってから予め定めた時間が経過した後、ディスク装置の節電動作(すなわち、電源のオン/オフや節電モードの選択)を制御するストレージシステムを開示する。また、同文献のストレージシステムは、上位装置からアクセスがあった場合に、アクセス先のディスク装置の電源がオフになっていれば、そのディスク装置の電源を投入した後、アクセスを実行する。
また、下記特許文献2は、ストレージシステム内のマイクロプロセッサが、ディスク装置の各グループが動作中に使用している消費電流量を監視し、消費電流が閾値以上に大きくなったことを検出すると、ディスク装置の動作をキャンセルし、消費電流が閾値以下になるように制御するストレージシステムを開示する。
特開2000-293314号公報
特開2000-149383号公報
上述のように、ストレージ装置の大容量化に伴う消費電力の増大に対応するため、さしあたり必要でないディスク装置に対する電力の供給を停止したり、また、消費電力が所定の閾値を超える場合にディスク装置の動作をキャンセルすることで、ストレージ装置は、消費電力を抑制している。
しかしながら、ストレージ装置が設置された環境やシステム運用ポリシー等により、搭載されたハードディスクドライブの全てを稼働させることが好ましくない場合がある。例えば、ストレージ装置の最大使用電力が、当該ストレージ装置が設置されたフロアの最大許容電力を上回ってしまう場合、ブレーカーが作動してしまい、意図しない電源遮断に追い込まれることになる。
そこで、本発明は、ストレージ装置に搭載された個々のハードディスクドライブ(又はこれらを収容するトレイあるいは筐体)の稼働(起動)を制御することにより、ストレージ装置全体の使用電力を抑制できるようにすることを目的としている。
より具体的には、本発明は、ストレージ装置が使用可能な電力(最大使用可能電力)をユーザ(システム管理者)がさまざまな観点から容易に設定することができるストレージ装置を提案することを目的としている。
また、本発明は、最大使用可能電力以下でストレージ装置を稼働させるために、特定のハードディスクドライブの起動を抑止するストレージ装置を提案することを目的としている。
また、ハードディスクドライブを長期間停止させたままにしておくと、その特性上、再起動しなくなるおそれがあるという問題が知られている。このため、特定のハードディスクドライブの起動を意図的に抑止した場合であっても、自己診断のために当該ハードディスクドライブを定期的に稼働させることが望ましい。そこで、本発明は、ストレージ装置に最大使用可能電力が設定されている場合であっても、起動が抑止されているハードディスクドライブを自己診断のために稼働させることができるストレージ装置を提案することを目的としている。
上記課題を解決するため、本発明は、ストレージ装置に最大使用可能電力を設定し、特定のトレイ部乃至はこれに組み込まれたハードディスクドライブの起動を抑止して、ストレージ装置が最大使用可能電力を超えないように制御することを特徴とする。
すなわち、ある観点に従う本発明は、複数のディスクドライブをそれぞれ組み込んだ複数のトレイ部と、ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、前記複数のディスクドライブに対するアクセスを制御するコントローラと、を備えたストレージ装置であって、前記コントローラは、前記複数のトレイ部のそれぞれに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けたトレイ電力管理テーブルと、前記複数のトレイ部が必要とする総電力と、前記複数のトレイ部による現電力とを管理する装置電力テーブルと、前記総電力に対する最大使用可能電力を定義した電力設定テーブルと、を備える。そして、前記コントローラは、前記複数のトレイ部の少なくとも一に対する電源オンの設定要求を受け付けた場合に、前記トレイ電力管理テーブルにおける前記少なくとも一のトレイ部に対する規格電力と前記装置電力テーブルにおける前記現電力とに基づいて、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンできるか否かを判断し、その結果、電源をオンできると判断する場合に、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンするように制御を行う。
これにより、所定のトレイ部の起動は、抑止され、最大使用可能電力の範囲内でストレージ装置を動作させることができるようになる。
また、他の観点に従う本発明は、複数のディスクドライブをそれぞれ組み込んだ複数のトレイ部と、ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、前記複数のディスクドライブに対するアクセスを制御するコントローラと、を備えたストレージ装置を管理する管理装置である。前記管理装置は、前記複数のトレイ部が必要とする総電力に対する最大使用可能電力を設定するためのユーザインターフェースをユーザに提供し、前記ユーザインターフェースを介して入力された最大使用可能電力に基づいて、前記コントローラに対して前記最大使用可能電力を設定するように構成される。
これにより、システム管理者は、ストレージ装置が必要とする総電力に対する最大使用可能電力を容易に設定することができるようになる。
さらにまた、他の観点に従う本発明は、方法の発明として把握されうる。すなわち、本発明は、複数のディスクドライブをそれぞれ組み込んだ複数のトレイ部と、ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、前記複数のディスクドライブに対するアクセスを制御するコントローラと、を備えたストレージ装置における電力抑制方法である。当該電力抑制方法は、前記コントローラの制御の下、前記複数のトレイ部のそれぞれに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けたトレイ電力管理テーブル、前記複数のトレイ部が必要とする総電力と、前記複数のトレイ部による現電力とを管理する装置電力テーブル、及び前記総電力に対する最大使用可能電力を定義した電力設定テーブルをそれぞれ提供するステップと、前記コントローラが、前記複数のトレイ部の少なくとも一に対する電源オンの設定要求を受け付けるステップと、前記コントローラが、前記受け付けた電源オンの設定要求に基づいて、前記トレイ電力管理テーブルにおける前記少なくとも一のトレイ部に対する規格電力と前記現電力とに基づいて、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンできるか否かを判断するステップと、前記コントローラが、前記判断するステップにおいて電源をオンできると判断する場合に、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンするように制御するステップと、を含む。
本発明によれば、システム管理者は、さまざまな観点から、ストレージ装置の最大使用可能電力を容易に設定することができるようになる。
また、本発明によれば、ハードディスクドライブ(またはトレイ)の起動が抑止され、それにより、同時稼働の台数が制限されるので、ストレージ装置全体の使用電力を抑制することができるようになる。
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置の全体構成を説明するための図である。同図に示すストレージ装置1は、ネットワーク2Aを介してホスト装置3に接続され、コンピュータシステムを形成している。ストレージ装置1はまた、管理用ネットワーク2Bを介して管理装置4に接続されている。
ネットワーク2は、例えば、LAN、インターネット、又はSAN(Storage Area Network)のいずれかを用いることができ、典型的には、ネットワークスイッチやハブ等を含んで構成される。本実施形態では、ネットワーク2Aは、ファイバーチャネルプロトコルを用いたSAN(FC−SAN)で構成され、管理用ネットワーク2Bは、LANで構成されているものとする。
ホスト装置3は、所望の処理を遂行するコンピュータである。ホスト装置3は、プロセッサと、メインメモリと、通信インターフェースと、ローカル入出力装置等のハードウェア資源を備え、また、デバイスドライバやオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム等のソフトウェア資源を備える(図示せず)。これによって、ホスト装置3は、プロセッサの制御の下、各種のプログラムを実行して、ハードウェア資源との協働作用により、所望の処理を実現する。例えば、ホスト装置3は、プロセッサの制御の下、業務アプリケーションプログラムを実行することにより、以下に詳述されるストレージ装置1にアクセスし、所望の業務システムを実現する。
ストレージ装置1は、データストレージサービスをホスト装置3に提供する補助記憶装置である。本実施形態のストレージ装置1は、通常モード及び電力管理モードのいずれかで動作することができる。通常モードは、既知の動作モードであり、ストレージ装置1が自身の最大使用可能電力を考慮せずに動作するモードである。一方、電力管理モードは、ストレージ装置1が自身の最大使用可能電力を考慮して動作するモードである。
ストレージ装置1は、基本ユニット11と、拡張ユニット12とを含んで構成される。各拡張ユニット12は、拡張スイッチ13を介して基本ユニット11に接続される。基本ユニット11及び拡張ユニット12は、後述の図2に示すように、ラック内に積み重ねて設置される。ストレージ装置1の内部構成は、耐障害性を考慮して、典型的には、冗長化(本例では2重化)されている。
基本ユニット11は、ストレージ装置1全体の動作を制御して、ホスト装置3からのアクセス要求を処理するコントローラ100と、データを格納するためのハードディスクドライブ220及び当該ハードディスクドライブ220の駆動を制御する制御回路240を収容したトレイ部乃至は筐体部(以下、単に「トレイ」という。)200と、外部電源に接続され、これらの駆動に必要な電力を供給する電源部300とを備える。
また、拡張ユニット12は、コントローラ100を含んでいない点を除いて、基本ユニット11と同様の構成である。すなわち、拡張ユニット12は、トレイ100と、電源部300とを備える。拡張ユニット12は、ストレージ装置1内のハードディスクドライブ220を増設する場合に、ストレージ装置1のラックに適宜搭載され、拡張スイッチ13を介して基本ユニット11に接続される。このようにして、ストレージ装置1の記憶容量は容易に拡張されることになる。
ストレージ装置1に搭載されるハードディスクドライブ220は、所定のRAID構成(例えばRAID 5)に基づいてRAIDグループが構成されても良い。同一のRAIDグループに属するハードディスクドライブ220は、1つの仮想的なデバイスとして認識される。本実施形態のストレージ装置1には、既知のRAID技術を適用することができる。
ストレージ装置1はまた、電源分配ボックス(PDB)14を備えている。電源分配ボックス14は、基本ユニット11(コントローラ100)の制御の下、外部電源から供給される電力を、特定の拡張ユニット12の電源部300に分配する。なお、本実施形態では、基本ユニット11内のトレイ部200は、電源分配ボックス14を介さずに、コントローラ100から直接的に制御されるように構成されている。
管理装置4は、システム管理者がストレージ装置1全体を管理するための装置であり、典型的には、汎用コンピュータで構成される。管理装置4は、例えば、管理プログラムが実装された汎用コンピュータである。管理装置4は、サービスプロセッサと呼ばれることもある。同図では、管理装置4は、管理用ネットワーク2Bを介してストレージ装置1の外側に設けられているが、これに限らず、ストレージ装置1の内部に設けられるようにしてもかまわない。あるいは、コントローラ100が管理装置4と同等の機能を含むように、コントローラ100が構成されてもよい。
システム管理者は、管理装置4によって提供されるユーザインターフェースを介して、コントローラ100に指示を与え、これによって、ストレージ装置1のシステム構成情報を取得して、参照したり、システム構成情報を設定・変更したりすることができる。例えば、システム管理者は、管理装置4を操作して、ハードディスクドライブ220の増設に併せて、論理ボリュームや仮想ボリュームを設定し、また、RAID構成を設定することができる。本実施形態では、管理装置4は、ストレージ装置1についての最大使用可能電力を設定するための電力設定機能を実装している。
図2は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置1の外観構成を示す斜視図である。本実施形態では、ストレージ装置1は、基本ラックMとその両側に設置された複数の拡張ラックEとによって構成されている。基本ラックMは、ストレージ装置1がデータストレージ機能を実現するために必要な最小構成要素であり、拡張ラックMは、ハードディスクドライブ増設用のラックである。
上述したコントローラ100は、基本ラックMのほぼ中央部に取り付けられ、トレイ200は、コントローラ100の上方に積み重ねられるように取り付けられている。また、コントローラ100の下方には、外部電源(例えば三相AC200V)を受け入れるACボックスやバッテリボックスの給電系ユニットが配置される。ACボックスは、入力されるAC電源をDC電源に変換し、さらにこれを規定の電圧まで降下させて、電源部300(図示せず)に供給する。
基本ラックMにはまた、管理装置4が取り付けられている。管理装置4は、利用時に、基本ラックM内から引き出される。基本ラックMの前面には、ストレージ装置1の基本的な稼働情報を表示するオペレータパネルOPが配置される。
拡張ラックEには、トレイ200が多数積み重ねられるように取り付けられている。基本ラックMと同様、拡張ラックEの下方には、給電系ユニットが配置されている。
図3は、本発明の一実施形態に係るトレイ200の外観構成を示す図であり、より具体的には、トレイ200前方からの斜視図である。
同図に示すように、トレイ200のハウジング210の前面側には、複数のハードディスクドライブ220が嵌装される。また、ハウジング210には、バッテリパック230が嵌装されてもよい。ハウジング210の大きさは、概ね、嵌装可能なハードディスクドライブのサイズ及び台数で決定される。本実施形態では、1つのハウジング210には、最大16台のハードディスクドライブ220を嵌装することができるようになっている。
図4は、本発明の一実施形態に係るトレイ200の外観構成を示す図であり、より具体的には、トレイ200後方からの斜視図である。
同図に示すように、ハウジング210の後面側には、2重化された制御回路240並びに電源部300が嵌装されている。また、ハウジング210の後面左右両端には、ハウジング210内の温度を冷却するファンアセンブリ260が設けられてもよい。
図5は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置1のコントローラ100の構成を説明するための図である。コントローラ100は、ストレージ装置1全体の動作を制御するコンポーネントであり、その主たる役割は、ホスト装置3からのアクセス要求に基づくI/O処理を実行することである。また、コントローラ100は、管理装置4からの各種の要求に基づいて、ストレージ装置1の管理に関わる処理を実行する。本実施形態では、コントローラ100は、後述するように、電力管理情報に基づいて電力管理処理を実行する。
同図に示すように、コントローラ100は、ホストインターフェース回路110と、メインボード120と、ディスクインターフェース回路130と、データ転送回路140と、LANインターフェース回路150と、拡張ポート160とを備えている。
ホストインターフェース回路110は、ネットワーク2Aを介したホスト装置3との間のデータ通信を制御する。ホストインターフェース回路110は、ホスト装置3から例えば書き込み要求を受け付けると、データ転送回路140を介して、メインボード120内のメモリ122に当該書き込み要求及びこれに従うデータを書き込む。
メインボード120は、1つ又はそれ以上のプロセッサ121と、メモリ122とを含み、プロセッサ121の制御の下、メモリ122上にロードされた各種の制御プログラムを実行して、コントローラ100(すなわちストレージ装置1)全体の動作を司る。各プロセッサ121は、マルチコアタイプのプロセッサであってもよい。制御プログラムとしては、例えば、I/O処理プログラム、システム管理プログラム、及び電力管理プログラムがある。電力管理プログラムは、プロセッサ121の制御の下、他のハードウェア/ソフトウェア資源と相まって、コントローラ100に電力管理処理を実現するためのプログラムである。
メインボード120に搭載されたメモリ122は、例えば、DRAM等の揮発性メモリで構成され、あるいは、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリで構成される。メモリ122は、図6に示すように、ストレージ装置1自体のシステム構成情報や制御情報を記憶する。システム構成情報は、例えば、ストレージ装置1に電源が投入されると、イニシャルプロセスに従って、ハードディスクドライブ240の特定の記憶領域から読み出され、メモリ122にロードされる。システム構成情報は、例えば、論理ボリューム管理情報やRAID構成情報、電力管理情報を含む。
電力管理情報は、本実施形態で説明される電力管理処理で使用されるものであり、例えば、電力機能フラグ700と、電力設定テーブル800と、トレイ電力管理テーブル900と、トレイ詳細テーブル1000と、装置電力テーブル1100と、を含む。電力機能フラグ700は、ストレージ装置1が、通常モードで動作するか電力管理モードで動作するか否かを示すフラグである。図7に示すように、電力機能フラグの値が「有効」である場合には、ストレージ装置1の動作モードが電力管理モードに切り替えられ、また、電力機能フラグの値が「無効」である場合には、ストレージ装置1の動作モードが通常モードに切り替えられる。その他のテーブル800〜1100については、後述する。
図5に戻り、メモリ122はまた、ホスト装置3とハードディスクドライブ220との間でやり取りされるデータを一時的に記憶する。つまり、メモリ122は、ホストインターフェース回路110とディスクインターフェース回路130との間のデータの受け渡しに利用されるキャッシュメモリとしても機能する。
ドライブインターフェース回路130は、各トレイ200の制御回路240との間の通信を制御する。トレイ200が拡張ユニット12として構成されている場合には、ドライブインターフェース回路130は、拡張スイッチ13を介して、当該トレイ200の制御回路240に接続される。ドライブインターフェース回路130はまた、ホスト装置3から与えられるハードディスクドライブ220上の論理アドレスを物理アドレスに変換する。
データ転送回路140は、ホストインターフェース回路110とメインボードとの間及びメインボード120とディスクインターフェース回路130との間のデータ転送を制御し、これによってプロセッサ121と独立した高速データ転送を実現する。
LANインターフェース回路150は、管理装置4との間の通信を制御する。本実施形態では、管理用ネットワーク2Aは、LANで構成されているので、LANインターフェース回路150には、イーサネット(登録商標)ボードを利用することができる。
図8は、本発明の一実施形態に係る電力設定テーブル800の一例を説明するための図である。電力設定テーブル800は、ストレージ装置1が使用可能な最大電力(最大使用可能電力)を管理するためのテーブルであり、最大使用可能電力は、各種の観点(項目)から設定される。
すなわち、同図に示すように、本実施形態の電力設定テーブル800は、項目801と、設定値802と、設定状態803とを含んでいる。項目801には、設定可能な項目として、「電力」と、「比率」と、「トレイ数」とがエントリされ、それぞれ所定の値が設定される。
「電力」は、ストレージ装置1についての最大使用可能電力の絶対値で設定するための項目である。「比率」は、ストレージ装置1全体が必要とする総電力に対する割合で最大使用可能電力を設定するための項目である。「トレイ数」は、トレイ200の同時稼働可能台数(最大起動台数)で最大使用可能電力を設定するための項目である。各項目は、設定状態803によって、現在の設定が有効であるか無効であるかが指定される。
本例では、「電力」は「4950W」、「比率」は「50%」、「トレイ数」は「10台」と設定されているが、「比率」のみ有効な設定となっている。
図9は、本発明の一実施形態に係るトレイ電力管理テーブル900の一例を説明するための図である。トレイ電力管理テーブル900は、トレイ200ごとの設定内容を管理するためのテーブルであり、トレイ番号901と、規格電力902と、起動時の状態903とをそれぞれ対応付けたエントリを管理する。
トレイ番号901は、トレイ200を一意に識別するための識別情報であり、典型的には、0番から始まるシーケンシャル番号が与えられる。規格電力902は、当該トレイ200の仕様上の規格電力である。起動時の状態903は、ストレージ装置1に電源が投入された場合に、当該トレイ200を起動するか否かを示す。例えば、起動時の状態903が「オン」であれば、当該トレイ200は、ストレージ装置1に電源が投入されると、それに伴って起動することになる。一方、状態が「オフ」であれば、当該トレイ200は、ストレージ装置1に電源が投入されたとしても、起動が抑止される。
トレイ200がストレージ装置1に新たに追加されると、それに伴って、トレイ電力管理テーブル900には、当該新たに追加されたトレイ200に対応するエントリが追加されることになる。
図10は、本発明の一実施形態に係るトレイ内詳細テーブル1000の一例を説明するための図である。トレイ内詳細テーブル1000は、各トレイ200に組み込まれたハードディスクドライブごとの設定内容を管理するためのテーブルである。トレイ内詳細管理テーブル1000は、トレイ番号1001ごとに、ドライブ番号1002と、規格電力1003と、起動時の状態1004と、RAIDグループ1005と、設定状態1006とをそれぞれ対応付けたエントリを管理する。
トレイ番号1001は、上述したトレイ電力管理テーブル900におけるトレイ番号901に対応している。ドライブ番号1002は、ハードディスクドライブ220を一意に識別するための識別情報であり、典型的には、トレイ200ごとに0番から始まるシーケンシャル番号が与えられる。規格電力1003は、当該ハードディスクドライブ220の仕様上の規格電力である。起動時の状態100は、ストレージ装置1に電源が投入された場合に、当該ハードディスクドライブ220を起動するか否かを示す。つまり、トレイ内詳細テーブル1000の設定によって、コントローラ100は、個々のハードディスクドライブ220ごとの起動又は起動抑止を制御することができる。図9に示したトレイ電力管理テーブル900におけるあるトレイ200の起動時の状態903が「オフ」に設定されている場合、当該トレイ200に属する全ハードディスクドライブ220についての設定内容は無視される。RAIDグループ番号1005は、当該ハードディスクドライブ220が属するRAIDグループを識別するための番号である。同一のRAIDグループに属するハードディスクドライブ220群は、1つの仮想デバイスとして扱われることになる。設定状態1006は、各ドライブ番号1002の設定が有効であるか無効であるかを示す。
なお、同図では、トレイ番号「#1」以降については省略されているが、トレイ番号1001のそれぞれにおけるテーブル構造は、トレイ番号「#0」のものと同様である。
図11は、本発明の一実施形態に係る装置電力テーブル1100の一例を説明するための図である。装置電力テーブル1100は、ストレージ装置1の基本的な電力情報を管理するためのテーブルであり、総電力1101と、現電力1102と、総トレイ数1103と、有効トレイ数1004と、診断用電力1005と、を含んで構成されている。
総電力1101は、ストレージ装置1が必要とする総電力を示す。総電力1101は、トレイ電力管理テーブル900における規格電力902の総和に等しい。現電力1102は、トレイ電力管理テーブル900における起動時の状態903が「オン」に設定されているトレイ200であって、トレイ内詳細テーブル1000における起動時の状態1004が「オン」に設定されている規格電力902の総和に等しい。
総トレイ数1103は、ストレージ装置1に搭載されたトレイ200の総数であり、トレイ電力管理テーブルにおけるエントリの数に等しい。有効トレイ数1104は、トレイ電力管理テーブル900において起動時の状態903が「オン」に設定されているトレイ200の数に等しい。
診断用電力1105は、ハードディスクドライブ220の自己診断のために確保された電力である。
図12は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置1に電源が投入された時の起動処理を説明するためのフローチャートである。同図は、本実施形態の電力管理処理に特に関わる起動処理の一部を説明している。起動処理は、例えば、コントローラ100が、プロセッサ121の制御の下、イニシャルプログラムを実行することにより、実現される。あるいは、電力管理プログラムの一部として構成し、プロセッサ121の制御の下、イニシャルプログラムから電力プログラムを呼び出して、実行するようにしてもよい。
すなわち、同図に示すように、ストレージ装置1に電源が投入されると、コントローラ100は、メモリ122にロードされた装置電力テーブル1100を初期化する(STEP1201)。具体的には、コントローラ100は、装置電力テーブル1100における各エントリの値を0にセットする。
続いて、コントローラ100は、ストレージ装置1に搭載されている全てのトレイ200について、トレイ番号順に、トレイ電力管理テーブル900の設定内容に従った起動を行う。具体的には、コントローラ100は、まず、トレイ電力管理テーブル900を参照し、一のトレイ番号901(つまりトレイ200)を選択する(STEP1202)。次に、コントローラ100は、選択したトレイ番号901の起動時の状態903は「オン」であるか「オフ」であるかを判断する(STEP1203)。コントローラ100は、選択したトレイ番号901の状態が「オフ」である場合には(STEP1203のNo)、当該トレイ番号901で識別されるトレイ200の電源を投入する必要がないため、全てのトレイ番号901を選択して処理を行ったか否かを判断する(STEP1207)。
これに対して、コントローラ100は、選択したトレイ番号901の起動時の状態903が「オン」である場合には(STEP1203のYes)、当該選択したトレイ番号で識別されるトレイ200に電源が投入されるように制御する(STEP1204)。具体的には、コントローラ100は、当該トレイ200が基本ユニット11内にある場合には、直接的に、基本ユニット11内の電源部300を制御する。また、当該トレイ200が拡張ユニット12である場合には、電源分配ボックス14に対して、当該拡張ユニット12に電源が投入されるよう、指示を出す。さらに、コントローラ100は、トレイ内詳細テーブル1000の設定内容に従って、同様に、ハードディスクドライブ220に電源を投入する(STEP1205)。
続いて、コントローラ100は、トレイ電力管理テーブル900における選択されたトレイ200の電力に基づいて、現在電力及び有効トレイ数を算出し(STEP1206)、当該算出された現在電力及び有効トレイ数に基づいて装置電力テーブル1100を更新する(STEP1207)。
そして、コントローラ100は、全てのトレイを選択して処理を行ったか否かを判断し(STEP1208)、未処理のトレイがなくなるまで、上記処理を繰り返す。
これにより、ストレージ装置1に搭載された各トレイ200は、トレイ電力管理テーブル900の設定内容に従って、起動され、又はその起動が抑止されることになる。また、この場合、各トレイ200内の各ハードディスクドライブ220もまた、トレイ内詳細テーブル1000の設定内容に従って、起動され、又はその起動が抑止されることになる。
図13は、本実施形態に係る管理装置4における電力設定処理の手順を概略的に説明するためのシーケンス図である。電力設定処理は、システム管理者が、例えば、管理装置4を操作して、ストレージ装置1をリモートに制御することで、行われる。管理装置4は、そのプロセッサの制御の下、管理プログラムを実行し、システム管理者に電力設定処理のための操作環境を提供する。
同図に示すように、まず、管理装置4は、システム管理者から指示を与えられると、ストレージ装置1のコントローラ100に電力管理情報の送信要求を送信する(STEP1301)。これに応答して、コントローラ100は、メモリ122から電力管理情報(各種テーブル900〜1100)を読み出して、管理装置4に送信する(STEP1302)。
管理装置4は、コントローラ100から取得した電力管理情報に基づいて、設定画面データを生成し、これに基づいてユーザインターフェース上に設定/確認ウィンドウを表示する(STEP1302)。設定/確認ウィンドウは、いくつかのサブウィンドウとともに設計されている。システム管理者は、設定/確認ウィンドウに対してインタラクティブに設定操作を行うことができる。設定ウィンドウについては後述する。システム管理者から設定実行の指示を与えられると、管理装置4は、コントローラ100に設定実行要求を送信する(STEP1303)。コントローラ100は、送信された設定実行要求に従って、電力管理情報の内容を更新し、その更新結果を管理装置4に送信する(STEP1304)。コントローラ100は、これを受けて、ユーザインターフェース上の設定/確認ウィンドウの表示内容を更新する(STEP1305)。
このようにして、システム管理者は、管理装置4を操作して、ストレージ装置1の電力管理を行うことができる。
図14は、本実施形態に係る管理装置4上に表示された設定/確認ウィンドウ1400の一例を示す図である。同図に示すように、設定/確認ウィンドウ1400は、電力管理情報を表示する領域として、装置電力情報表示領域1401と、電力設定情報表示領域1402と、トレイ電力管理情報表示領域1403とを含み、それぞれ、装置電力テーブル1100、電力設定テーブル800、及びトレイ電力管理テーブル900の内容を表示している。
また、設定/確認ウィンドウ1400は、いくつかのボタンオブジェクトを含み、ユーザアクションを受け付けることができるように構成されている。本例では、ボタンオブジェクトとして、情報更新ボタン1404と、トレイ設定ボタン1405と、詳細ボタン1406と、電力設定ボタン1407と、が用意されている。トレイ電力管理情報表示領域1401は、設定の対象とすべきトレイ200を選択するためのチェックボックスが配置され、システム管理者は、例えばマウス等のポインティングデバイスを用いて、チェックボックスにチェックすることができる。
情報更新ボタン1404は、設定/確認ウィンドウ内に表示されている電力管理情報を更新するためのボタンである。情報更新ボタン1404が選択されると、管理装置4は、コントローラ100から各種のテーブル900〜1100の内容を取得して、表示する。
トレイ設定ボタン1405は、トレイ電力管理情報表示領域1403内のチェックボックスにチェックされたトレイ番号で示されるトレイ200に対する設定を実行するためのボタンである。トレイ200内のハードディスクドライブ220に対する詳細設定を行いたい場合には、システム管理者は、トレイ設定ボタン1405を選択する前に、後述する詳細ボタン1406を選択して、トレイ200内のRAIDグループに対する設定を行っておく。
トレイ設定ボタン1405が選択されると、管理装置4は、図15に示すようなサブウィンドウ(トレイ設定ウィンドウ)を表示して、設定対象となっているトレイ200について、電源をオンにするかオフにするかの選択を、システム管理者に促す。システム管理者は、設定対象となっているトレイ200について、電源をオフにすることを望む場合、チェックボックスをチェックする。本例では、トレイ電力管理情報表示領域1403内のチェックボックスでチェックされたトレイ番号「#2」について、電源オフが選択されている。システム管理者がOKボタンを選択すると、管理装置4は、設定内容に基づく設定実行要求を作成し、コントローラ100に設定実行要求を送信する。設定実行要求は、例えば、設定対象となっているトレイ番号及び電源オンにするか否かのフラグを含む。
詳細ボタン1406は、トレイ電力管理情報表示領域1403内のチェックボックスにチェックされたトレイ番号で示されるトレイ200内に実装されたハードディスクドライブ220に対する設定を実行するためのボタンである。詳細ボタン1406が選択されると、管理装置4は、図16に示すようなサブウィンドウ1600(トレイ詳細設定ウィンドウ)を表示する。サブウィンドウ1600は、設定対象となっているトレイ200についての総電力及び総ハードディスクドライブ数を表示するとともに、設定対象となっているトレイ200内のハードディスクドライブ220について、電源オンを有効にするか無効(電源オフ)にするかの選択を、システム管理者に促す。本実施形態では、ハードディスクドライブ220に対する選択は、RAIDグループ単位で行われるものとしている。つまり、あるRAIDグループ属する一のハードディスクドライブに対するチェックボックスをチェックした場合、管理装置4は、これを同一のRAIDグループに対するチェックであるとみなしている。システム管理者は、特定のハードディスクドライブ(すなわち、これを含むRAIDグループ)について、電源をオフにすることを望む場合、チェックボックスをチェックして有効ボタンを選択する。これを受けて、管理装置4は、図14に示した設定/確認ウィンドウ1400に制御を戻す。
電力設定ボタン1407は、ストレージ装置1の最大使用可能電力を設定するためのボタンである。電力設定ボタン1407が選択されると、管理装置4は、図17に示すようなサブウィンドウ1700(電力設定ウィンドウ)を表示して、ストレージ装置1の最大使用可能電力に対する設定を、システム管理者に促す。本実施形態では、サブウィンドウ1700は、最大使用可能電力設定領域1701と、電力制御設定領域1702と、診断用電力設定領域1703とを含んでいる。最大使用可能電力設定領域1701と、ストレージ装置1の最大使用可能電力を所定の観点(項目)で設定するための領域である。最大使用可能電力は、「電力」、「比率」、及び「トレイ数」の項目の中から択一的に設定される。「電力」は、ストレージ装置1の最大使用可能電力を絶対値で設定する場合に選択される項目である。「比率」は、ストレージ装置1の最大使用可能電力を総電力に対する割合で設定する場合に選択される項目である。「トレイ数」は、ストレージ装置1の最大使用可能電力を同時稼働可能なハードディスクドライブ220の台数で設定する場合に選択される項目である。
なお、本実施形態では、「電力」、「比率」、及び「トレイ数」の項目の中からいずれかの項目が択一的に選択されることとしたが、これに限らず、複数の項目が選択されてもよい。
電力制御領域1702は、ストレージ装置1を通常モードで動作させるか、電力管理モードで動作させるかを選択する領域である。システム管理者は、ストレージ装置1を電力管理モードで動作させたい場合には、「有効」を選択する。システム管理者によりOKボタンが選択されると、管理装置4は、設定内容に基づく設定実行要求を作成し、コントローラ100に設定実行要求を送信する。
診断用電力設定領域1703は、ハードディスクドライブ220の自己診断のために確保すべき電力を設定するための領域である。診断用電力設定領域1703のチェックボックスがチェックされている場合には、最大使用可能電力設定領域1701で設定された最大使用可能電力から診断用電力設定領域1703で設定された診断用電力を差し引いた電力が、ストレージ装置1が使用できる最大電力となる。
図18は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置1におけるトレイ電源制御処理を説明するためのフローチャートである。具体的には、同図は、管理装置4からトレイ電源オフの設定実行要求を受け付けた場合のトレイ電源制御処理を説明している。トレイ電源制御処理は、例えば、ストレージ装置1のコントローラ100が、プロセッサ121の制御の下、電力管理プログラムを実行することにより、実現される。
同図に示すように、コントローラ100は、管理装置4からトレイ電源オフの設定要求を受け付けると、当該設定要求によって指定されたトレイ200における全てのハードディスクドライブ220の電源がオフになっているか否かを判断する(STEP1801)。コントローラ100は、全てのハードディスクドライブ220の電源がオフになっていない、すなわち、ハードディスクドライブ220の電源が1つでもオンになっていると判断する場合には(STEP1801のNo)、エラーステータスを管理装置4に送信して(STEP1808)、処理を終了する。
これに対して、コントローラ100は、全てのハードディスクドライブ220の電源がオフになっていると判断する場合には(STEP1801のYes)、以下の処理を行う。
すなわち、コントローラ100は、まず、電源分配ボックス14に対して、設定対象のトレイ200の電源をオフにするよう、指示を出す(STEP1802)。具体的には、コントローラ100は、設定対象のトレイ200の電源をオフにするための制御信号を電源分配ボックス14に出力する。これを受けて、電源分配ボックス14は、設定対象のトレイ200に通ずる内部スイッチを制御して、設定対象のトレイ200の電源をオフにする(STEP1803)。
次に、コントローラ100は、トレイ電力管理テーブル900を参照し、設定要求で指定されたトレイ番号で示されるエントリにおける起動時の状態903を「オフ」に設定する(STEP1804)。コントローラ100は、続いて、トレイ電力管理テーブル900内の各エントリに従って、現在電力及び有効トレイ数を再算出し(STEP1805)、装置電力テーブル1100における現在電力1102及び有効トレイ数1104の値を更新する(STEP1806)。そして、コントローラ100は、終了ステータスを管理装置4に送信して(STEP1807)、トレイ電源オフの設定実行要求に対する処理を終了する。
これにより、ストレージ装置1は、管理装置4からのトレイ電源オフの設定実行要求に従って、指定されたトレイ200におけるハードディスクドライブ220の電源状態を確認した後に、当該トレイ200の電源をオフにする。トレイ200の電源がオフになり、ストレージ装置1における現在稼働中のトレイ200の台数及びこれらによる電力は直ちに更新され、システム管理者は、その結果を確認することができるようになる。
図19は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置1によるトレイ電源制御処理を説明するためのフローチャートである。具体的には、同図は、管理装置4からトレイ電源オンの設定実行要求を受け付けた場合のトレイ電源制御処理を説明している。
同図に示すように、ストレージ装置1のコントローラ100は、管理装置4から電源オンの設定実行要求を受け付けると、トレイ電力管理テーブル900を参照し、当該設定実行要求によって指定されたトレイ200の電源をオンにした場合の予想総電力及び予想総トレイ数を算出する(STEP1901)。つまり、予想総電力は、装置電力テーブル1100で示される現電力に、当該設定実行要求によって指定されたトレイ200の規格電力を加えた値である。また、予想総トレイ数は、装置電力テーブル1100で示される有効トレイ数に、当該設定実行要求によって指定されたトレイ200の台数を加えた値である。
次に、コントローラ100は、当該算出した予想総電力が、電力設定テーブル800の項目のうち設定状態803が「有効」となっている項目の設定値から算出される最大使用可能電力以下であるか否かを判断する(STEP1902)。ここでいう最大使用可能電力は、診断用電力が設定されている場合には、診断用電力を差し引いた正味の電力である。コントローラ100は、当該算出した総電力が電力設定テーブル800内で設定された設定値以下でないと判断する場合には(STEP1902のNo)、終了ステータスを管理装置4に送信して(STEP1910)、処理を終了する。
これに対して、コントローラ100は、当該算出した総電力が電力設定テーブル800内で設定された設定値以下であると判断する場合には(STEP1902のYes)、以下の処理を行う。
すなわち、コントローラ100は、まず、電源分配ボックス14に対して、設定対象のトレイ200の電源をオンにするよう、指示を出す(STEP1903)。具体的には、コントローラ100は、設定対象のトレイ200の電源をオンにするための制御信号を電源分配ボックス14に出力する。これを受けて、電源分配ボックス14は、設定対象のトレイ200に通ずる内部スイッチを制御して、設定対象のトレイ200の電源をオンにする(STEP1904)。
次に、コントローラ100は、トレイ内詳細テーブル1000を参照し、設定要求で指定されたトレイ番号1001において、設定状態1006が「有効」になっているドライブ番号1002があるか否かを判断する(STEP1905)。コントローラ100は、設定状態1006が「有効」になっているドライブ番号1002がないと判断する場合には(STEP1905のNo)、STEP1907の処理に進む。これに対して、コントローラ100は、設定状態1006が「有効」になっているドライブ番号1002があると判断する場合には(STEP1905のYes)、当該ドライブ番号1002で識別されるハードディスクドライブ220の電源をオンにするよう制御する(STEP1906)。続いて、コントローラ100は、トレイ電力管理テーブル900内の該当するエントリにおける起動時の状態903を「オン」に設定する(STEP1907)。
続いて、トレイ電力管理テーブル900内の各エントリに基づいて、現在電力及び有効トレイ数を算出し(STEP1908)、装置電力テーブル1100における現在電力1102及び有効トレイ数1104の値を更新する(STEP1909)。そして、コントローラ100は、終了ステータスを管理装置4に送信して(STEP1910)、処理を終了する。
これにより、ストレージ装置1は、管理装置4からのトレイ電源オンの設定実行要求に従って、トレイ電源オンによるストレージ装置1の使用電力が最大使用可能電力を超過するか否かを事前に確認した後に、当該トレイ200の電源をオンにする。トレイ200の電源がオンになり、ストレージ装置1における現在稼働中のトレイ200の台数及びこれらによる電力は直ちに更新され、システム管理者は、その結果を確認することができるようになる。
図20は、本発明の一実施形態に係るストレージ装置1によるトレイ追加処理を説明するためのフローチャートである。具体的には、同図は、管理装置4からトレイ追加の設定要求を受け付けた場合の処理を説明している。トレイ追加処理は、例えば、ストレージ装置1のコントローラ100が、プロセッサ121の制御の下、システム管理プログラムを実行することにより、実現される。
システム管理者は、ストレージ装置1に新たにトレイ200を追加する際、管理装置4を操作して、追加されるトレイ200についてのデバイス情報を、ストレージ装置1のシステム構成情報に登録する。デバイス情報は、例えば、トレイ番号、トレイ200の規格電力等に関する電力管理情報を含む。管理装置4は、システム管理者の設定指示を受けると、入力されたデバイス情報に基づくトレイ追加の設定要求をストレージ装置1のコントローラ100に送信する。
トレイ追加の設定要求を受け付けたコントローラ100は、同図に示すように、トレイ追加の設定要求に含まれるデバイス情報の電力管理情報に基づいて、トレイ電力管理テーブル900を更新する(STEP2001)。すなわち、トレイ200が追加された場合には、コントローラ100は、トレイ電力管理テーブル900に新たなエントリを追加して、当該追加されたエントリにトレイ番号901及び規格電力を設定する。
次に、コントローラ100は、電力機能フラグ700の値が有効であるか否かを判断する(STEP2002)。コントローラ100は、電力機能フラグ700の値が「無効」である判断する場合(STEP2002のNo)、通常モードによる起動を行うため、追加されたトレイ200の電源をオンするとともに、当該追加されたトレイ200におけるハードディスクドライブ220の電源をオンする(STEP2003)。コントローラ100は、続いて、トレイ電力管理テーブル900における追加されたトレイ200の起動時の状態903を「オン」に設定し(STEP2004)、トレイ追加処理を終了する。
これに対して、コントローラ100は、電力機能フラグ700の値が「有効」であると判断する場合には(STEP2002のNo)、トレイ電力管理テーブル900を参照し、追加されたトレイ200の電源をオンにした場合の総電力及び総トレイ数を算出する(STEP2005)。コントローラ100は、続いて、当該算出した総電力が電力設定テーブル800内で設定状態803が「有効」となっている項目の設定値から算出される最大使用可能電力以下か否かを判断する(STEP2006)。コントローラ100は、当該算出した総電力が電力設定テーブル800で設定された最大使用可能電力以下でないと判断する場合には(STEP2006のNo)、トレイ電力管理テーブル900における追加されたトレイ200の起動時の状態903を「オン」に設定し(STEP2007)、トレイ追加処理を終了する。
これに対して、コントローラ100は、当該算出した総電力が電力設定テーブル800で設定された最大使用可能電力以下であると判断する場合には(STEP2006のYes)、上述したSTEP2003の処理に進む。すなわち、コントローラ100は、追加されたトレイに電源を投入するとともに、当該追加されたトレイ内のハードディスクドライブ220に電源を投入し、続いて、トレイ電力管理テーブル900における追加されたトレイ200の起動時の状態903を「オン」に設定して(STEP2004)、トレイ追加処理を終了する。
ストレージ装置1は、トレイ追加処理による変更された電力管理情報を管理装置4に送信し、管理装置4は、ユーザインターフェース上に当該電力管理情報を表示するようにしてもよい。
これにより、ストレージ装置1は、管理装置4からのトレイ追加の設定実行要求に従って、追加されたトレイ200のデバイス情報を電力管理情報に反映させることができる。また、ストレージ装置1は、トレイ追加によるストレージ装置1の使用電力が最大使用可能電力を超過したか否かを事前に確認した後に、当該トレイ200の電源をオンにする。追加されたトレイ200の電源がオンになり、ストレージ装置1における現在稼働中のトレイ200の台数及びこれらによる電力は直ちに更新され、システム管理者は、その結果を確認することができるようになる。
本発明は、ハードディスクドライブ等の記憶デバイスを多数搭載するストレージ装置に広く適用することができる。
1…ストレージ装置
2…ネットワーク
3…ホスト装置
4…管理装置
11…基本ユニット
12…拡張ユニット
13…拡張スイッチ
14…電源分配ボックス
200…トレイ
220…ハードディスクドライブ
240…制御回路
300…電源部
2…ネットワーク
3…ホスト装置
4…管理装置
11…基本ユニット
12…拡張ユニット
13…拡張スイッチ
14…電源分配ボックス
200…トレイ
220…ハードディスクドライブ
240…制御回路
300…電源部
Claims (18)
- 複数のディスクドライブをそれぞれ組み込んだ複数のトレイ部と、
ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、前記複数のディスクドライブに対するアクセスを制御するコントローラと、を備えたストレージ装置であって、
前記コントローラは、
前記複数のトレイ部のそれぞれに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けたトレイ電力管理テーブルと、
前記複数のトレイ部が必要とする総電力と、前記複数のトレイ部による現電力とを管理する装置電力テーブルと、
前記総電力に対する最大使用可能電力を定義した電力設定テーブルと、を備え、
前記コントローラは、
前記複数のトレイ部の少なくとも一に対する電源オンの設定要求を受け付けた場合に、前記トレイ電力管理テーブルにおける前記少なくとも一のトレイ部に対する規格電力と前記装置電力テーブルにおける前記現電力とに基づいて、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンできるか否かを判断し、その結果、電源をオンできると判断する場合に、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンするように制御を行うことを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載されたストレージ装置であって、
前記コントローラは、
前記少なくとも一のトレイ部に対する規格電力と前記現電力とに基づいて予想電力を算出し、
前記予想電力が前記電力設定テーブルにおける前記最大使用可能電力以下であるか否かを判断し、
前記予想電力が前記最大使用可能電力以下であると判断する場合に、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンするように制御することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載されたストレージ装置であって、
前記現電力は、前記複数のトレイ部のうち、前記起動時の電源状態が「オン」を示すトレイ部に対する規格電力から算出されることを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載のストレージ装置であって、
電源部と、
前記複数のトレイ部をそれぞれ接続し、前記コントローラの制御の下、前記複数のトレイ部に前記電源部からの電力を分配する電源分配部と、
をさらに備えることを特徴とするストレージ装置。 - 請求項4に記載されたストレージ装置であって、
前記コントローラと前記電源分配部とに接続された前記複数のトレイ部とを接続する拡張スイッチ部をさらに備えることを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載されたストレージ装置であって、
前記最大使用可能電力は、前記総電力に対する絶対値で定義されることを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載されたストレージ装置であって、
前記最大使用可能電力は、前記総電力に対する割合で定義されることを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載されたストレージ装置であって、
前記最大使用可能電力は、前記複数のトレイ部の総数に対する同時稼働台数で定義されることを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載されたストレージ装置であって、
前記コントローラは、
管理装置から電源設定要求を受け付けて、前記トレイ電力管理テーブルにおける当該電源設定要求が指定するトレイ部についての起動時の状態を変更することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項9に記載されたストレージ装置であって、
前記コントローラは、
前記トレイ電力管理テーブルにおける前記規格電力に基づいて、前記装置電力テーブルにおける前記現電力を更新することを特徴とするストレージ装置。 - 請求項1に記載されたストレージ装置であって、
前記コントローラは、
前記複数のトレイ部のそれぞれにおける前記複数のディスクドライブのそれぞれに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けた詳細テーブルをさらに備えることを特徴とするストレージ装置。 - 請求項11に記載されたストレージ装置であって、
前記コントローラは、
前記電源をオンすると判断した前記少なくとも一のトレイ部について、起動時の電源状態が「オン」に設定されたディスクドライブの電源をオンするように制御することを特徴とするストレージ装置。 - 複数のディスクドライブをそれぞれ組み込んだ複数のトレイ部と、
ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、前記複数のディスクドライブに対するアクセスを制御するコントローラと、を備えたストレージ装置を管理する管理装置であって、
前記複数のトレイ部が必要とする総電力に対する最大使用可能電力を設定するためのユーザインターフェースをユーザに提供し、
前記ユーザインターフェースを介して入力された最大使用可能電力に基づいて、前記コントローラに対して前記最大使用可能電力を設定するように構成されたことを特徴とする管理装置。 - 請求項13に記載された管理装置であって、
前記コントローラから電力管理情報を取得し、
前記ユーザインターフェースを介して、前記取得した電力管理情報を前記ユーザに提供することを特徴とする管理装置。 - 請求項14に記載された管理装置であって、
前記電力管理情報は、
前記複数のトレイ部のそれぞれに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けたトレイ電力管理情報、前記複数のトレイ部が必要とする総電力と、前記複数のトレイ部による現電力とを管理する装置電力情報、及び前記総電力に対する最大使用可能電力を定義した電力設定情報のうちの少なくとも一であることを特徴とする管理装置。 - 請求項13に記載された管理装置であって、
前記最大使用可能電力は、前記総電力に対する絶対値、前記総電力に対する割合、及び前記複数のトレイ部の総数に対する同時稼働台数のうちの少なくとも一で設定されることを特徴とする管理装置。 - 複数のディスクドライブをそれぞれ組み込んだ複数のトレイ部と、
ホスト装置からのアクセス要求に基づいて、前記複数のディスクドライブに対するアクセスを制御するコントローラと、を備えたストレージ装置における電力抑制方法であって、
前記コントローラの制御の下、前記複数のトレイ部のそれぞれに対する規格電力と起動時の電源状態とを対応付けたトレイ電力管理テーブル、前記複数のトレイ部が必要とする総電力と、前記複数のトレイ部による現電力とを管理する装置電力テーブル、及び前記総電力に対する最大使用可能電力を定義した電力設定テーブルをそれぞれ提供するステップと、
前記コントローラが、前記複数のトレイ部の少なくとも一に対する電源オンの設定要求を受け付けるステップと、
前記コントローラが、前記受け付けた電源オンの設定要求に基づいて、前記トレイ電力管理テーブルにおける前記少なくとも一のトレイ部に対する規格電力と前記現電力とに基づいて、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンできるか否かを判断するステップと、
前記コントローラが、前記判断するステップにおいて電源をオンできると判断する場合に、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンするように制御するステップと、
を含むことを特徴とする電力抑制方法。 - 請求項17に記載された電力抑制方法であって、
前記コントローラが、前記少なくとも一のトレイ部に対する規格電力と前記現電力とに基づいて予想電力を算出し、前記予想電力が前記電力設定テーブルにおける前記最大使用可能電力以下であるか否かを判断し、前記予想電力が前記最大使用可能電力以下であると判断する場合に、前記少なくとも一のトレイ部の電源をオンするように制御することを特徴とする電力抑制方法。
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