JP2009135781A - 家電機器制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】接点を介して接続された家電機器をTCP/IPを利用したホームネットワークに参加できるようにする。
【解決手段】接点により制御される家電機器12が接続される端子14と、該家電機器との接点のスイッチ制御を行う接点制御部16と、外部のネットワーク18に通信可能に接続される通信アダプタ20を備える家電機器制御装置10において、接点制御部16に、通信アダプタとの間でデータ送受信を行うインタフェース部24と、各家電機器の機器構成情報を格納することができる機器構成情報格納部28を設ける。通信アダプタ20は、機器構成情報のファイルをネットワーク18から受信して、該ファイルに基づく機器構成情報のデータをコマンド形式にて接点制御部16に送信する。接点制御部16は、該コマンドを受信し、得られた機器構成情報を機器構成情報格納部28に書き込んで記憶する。
【選択図】図1

Description

本発明は、接点などのスイッチ制御を行う家電機器制御装置に関するものである。
HA端子(JEM−A)を持つ機器のように、制御及びモニタされる作動の状態が2値で表現できる家電機器、すなわち接点を利用してスイッチ制御可能な家電機器がある。このような家電機器を制御するための家電機器制御装置は、従来、コントローラ機能が一体になっている機器構成が主であり、当該制御装置にて閉じているのが現状である。
一方で、一般的なTCP/IPを利用したホームネットワークの要素として、接点を利用して制御する装置というものはない。そこで、上記のような接点で動作するように設計された家電機器についても、これを、一般的なTCP/IPを利用したホームネットワークに参加させることが望まれる。そのためには、家電機器と外部のネットワークとの間に介在する家電機器制御装置に、各々の家電機器の構成情報を管理・保持させて、外部のネットワークから、接点を介して接続された各家電機器を認識できるようにすればよい。
ところで、下記特許文献1には、家電機器に接続される入出力インタフェースと、ネットワークに接続されるネットワークインタフェースと、両者の間でデータのやり取りを行うCPUと、該データを保存する記憶装置を備えた通信アダプタにおいて、入出力方式毎に入出力インタフェースのハードウェアを制御する複数のドライバソフトウェアを記憶装置に保持されるとともに、家電機器が接続された際に入出力方式に対応したドライバソフトウェアを選択するようにしたものが開示されている(請求項12)。そして、上記入出力インタフェースとして、シリアル入出力方式とともに接点入出力形式が開示されている(実施形態9及び図10,11参照)。これによると、CPUは、接続されている家電機器の入出力形式が接点入出力形式であると判定すると、記憶装置に格納されている接点入出力形式のインタフェースハードウェアを制御するドライバソフトウェアを起動させ、このドライバソフトウェアの起動により接続されている家電機器との間で通信が行われ、家電機器から機器種別、消費電力などの属性情報を読み出し、この属性情報を記憶装置に格納すると記載されている。
しかしながら、接点入出力方式では、ON/OFF等の2値で表現できる情報が入手できるのみであるため、家電機器から機器種別等の構成情報を読み出すことはできない。従って、特許文献1には、接点を介して接続された家電機器の機器構成情報を、実際、どのようにして家電機器制御装置内に構築するかについて開示されているとは言えない。
WO2004/032425号
本発明は、以上の点に鑑みてなされたものであり、接点を介して接続された家電機器の機器構成情報を内部に構築することで、外部のネットワークから各々の家電機器を認識できるようにし、これにより、この種の家電機器を、TCP/IP等を利用したホームネットワークに参加させることを可能にする家電機器制御装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る家電機器制御装置は、接点を利用して制御可能な家電機器が接続される少なくとも1つの端子と、前記端子に接続された家電機器との接点のスイッチ制御を行う接点制御部と、外部のネットワークに通信可能に接続される通信アダプタとを備える。前記接点制御部は、前記通信アダプタとの間でデータ送受信を行うことができるインタフェース部と、前記端子に接続された家電機器の機器構成情報を格納することができる機器構成情報格納部を有する。前記通信アダプタは、前記端子に接続された家電機器の機器構成情報のファイルを前記外部のネットワークから受信して、前記ファイルに基づく機器構成情報のデータを1又は複数のコマンドとして前記接点制御部に送信するものである。また、前記接点制御部は、前記コマンドを前記インタフェース部で受信し、得られたコマンドに基づく前記家電機器の機器構成情報を前記機器構成情報格納部に書き込んで記憶するものである。
本発明の第2の態様に係る家電機器制御装置は、接点を利用して制御可能な家電機器が接続される少なくとも1つの端子と、前記端子に接続された家電機器との接点のスイッチ制御を行う接点制御部と、外部のネットワークに通信可能に接続される通信アダプタとを備え、前記接点制御部が、前記通信アダプタとの間でデータ送受信を行うことができるインタフェース部と、前記端子に接続された家電機器の機器構成情報を格納することができる機器構成情報格納部と、前記端子に接続された家電機器の情報を設定可能なスイッチ部を有するものである。そして、前記スイッチ部に格納された設定情報に基づいて前記家電機器の機器構成情報を構築し、前記機器構成情報格納部に書き込んで記憶するように構成されている。
上記第1の態様であると、家電機器の機器構成情報は、外部のネットワークから家電機器制御装置の通信アダプタに対してファイル形式で転送される。通信アダプタは、このファイルを受信して、機器構成情報のデータをコマンドとして接点制御部に送信する。接点制御部は、該コマンドを受け取って機器構成情報を機器構成情報格納部に書き込む。これにより、接点を介して接続された家電機器の機器構成情報を、外部のネットワークを通じて取得し、制御装置内部に保持することができる。そのため、外部のネットワークから各々の家電機器が認識できるようになり、よって、接点により制御される家電機器を、TCP/IPを利用したホームネットワークに参加させることが可能となる。
上記第2の態様であると、家電機器の機器構成情報は、スイッチ部を用いて設定される。すなわち、家電機器を端子に接続する際に、スイッチ部に家電機器の情報を設定する。すると、接点制御部は、スイッチ部における設定情報に基づいて家電機器の機器構成情報を構築し、これを機器構成情報格納部に書き込んで保存する。これにより、接点を介して接続された家電機器の機器構成情報を、制御装置内部に保持することができるので、外部のネットワークから各々の家電機器が認識できるようになる。よって、接点により制御される家電機器を、TCP/IP等の標準的なホームネットワークに参加させることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る家電機器制御装置10の構成例を示すブロック図である。この家電機器制御装置10は、家電機器12が接続される複数の端子14と、家電機器12との接点のスイッチ制御を行う接点制御部16と、外部のネットワーク18と通信するための通信アダプタ20とを備えてなる。
端子14は、接点などのスイッチ制御を行うもの、例えばHA端子(JEM−A)であり、端子14の先に接続された家電機器12の制御のために制御信号の送信、受信またはその両方ができるものである。この例では、「端子1」、「端子2」及び「端子3」の3つが設けられている。
端子14に接続される家電機器12は、接点を利用してスイッチ制御されるものであれば、特に限定されず、例えば、エアコン、給湯器、照明器具、カーテンやシャッターの開閉装置などが挙げられる。
通信アダプタ20は、TCP/IP等の標準的なホームネットワークをサポートするインタフェース装置であり、ネットワーク18と通信可能に接続されている。通信アダプタ20には、図8に示すようにファイル転送用サーバ22が設けられており、この例ではHTTPd(HTTPデーモン)が実装されている。
接点制御部16は、通信アダプタ20から受信した制御情報に基づいて、端子14に接続された家電機器12との接点をスイッチ制御する部署であり、各端子14に接続されている。接点制御部16は、通信アダプタ20とのインタフェース機能を持つインタフェース部24と、家電機器12の機器構成情報を仮決めするためのスイッチ部26と、家電機器12の機器構成情報を書き換えたり運用するための機器構成情報格納部28を有する。
インタフェース部24は、通信アダプタ20に接続されて、該通信アダプタ20との間でデータの送受信を行なう部署である。
スイッチ部26は、各端子14に接続されている家電機器12に関する情報を外部からハードウェアを使って設定することができる部署であり、この例ではディップスイッチで構成されている。スイッチ部26は各端子14毎に用意することができる。スイッチ部26は、端子14に家電機器12を新たに接続したときに、その家電機器12の情報を家電機器制御装置10に設定するために用いられ、すなわち、各端子14の初期設定を与える。設定する情報としては、機器種別、設置場所、制御対象機能などがある。これらの情報は、図2に示すように、機器種別情報、設置場所情報、制御対象機能情報などの構成要素に振り分けられてスイッチ部26に格納される。
機器構成情報格納部28は、端子14に接続された家電機器12の機器構成情報を格納することができる記憶装置である。機器構成情報格納部28は、図3に示すような構成要素からなる内部構成を有する。図3において、第1の要素は、家電機器制御装置10自身の構成要素であり、第2要素以降は各家電機器12の構成要素である。より詳細には、第2要素は端子1に接続された家電機器1の構成要素、第3要素は端子2に接続された家電機器2の構成要素、第4要素は端子3に接続された家電機器3の構成要素である。
図4は、家電機器制御装置10に家電機器12としてエアコンが3台接続されている場合のスイッチ部26の格納情報を示す例である。この場合、エアコンを接続するときに、スイッチ部26にエアコンであるという機器種別情報と、家屋のどこにセットしているかを示す設置場所情報と、制御対象とするエアコンの機能情報を、ディップスイッチ等を用いてセットする。これにより、例えば、図4に示すように、エアコン1はリビング、エアコン2は寝室、エアコン3は台所というように設置場所情報とともに制御機能の設定ができる。
図5は、図4の設定情報に対応する機器構成情報格納部28の内部構成を示したものであり、スイッチ部26に格納された上記設定情報に基づいて構築されて、機器構成情報格納部28に書き込まれる。これにより、各端子14と接続された家電機器12との対応が可能となる。
図6は、上記家電機器制御装置10における機器構成情報の構築シーケンスを示したものである。
家電機器12を家電機器制御装置10に接続する場合、スイッチ部26を用いて設定されかつ格納された各家電機器12の設定情報(図2に示すような情報)に基づいて、機器構成情報を構築する(ステップ100)。そして、構築した各家電機器12の機器構成情報を、図7に示すように、機器構成情報格納部28に書き込んで記憶する(ステップ101)。機器構成情報の書き込みは、図3に示す内部構成に基づいてなされる。
次いで、外部のネットワーク18から機器構成情報を設定/変更するために、まず、機器構成情報が機器構成情報格納部28に設定されているかどうか(即ち、初期値があるかどうか)を確認する。そのために、ファイル転送用のプロトコルを使用して、機器構成情報をファイル転送にて取得する。かかる取得は、以下の手順によりなされる。なお、この例では、スイッチ部26の設定情報に基づいて構築した機器構成情報を初期値として、これを外部のネットワーク18から通信アダプタ20を介して取得した機器構成情報により書き換える場合について説明する。
まず、ネットワーク18に接続された外部制御機器19から通信アダプタ20に対して機器構成情報の問い合わせを行う(ステップ102)。図8に示すように、通信アダプタはファイル転送用サーバ22としてのHTTPdを実装し、ファイル転送用のcgiを有する。ネットワーク18から通信アダプタ20へ送受信する場合は、HTTPのPOSTメソッド又はGETメソッドを使用する。ファイル転送用のcgiを指定するために、通信アダプタ20のIPアドレスにて当該cgiでの接続を行う。送信するファイル名は、機器構成情報に関するデータであることを明示するために特定のファイル名を使用する。
具体的には、以下に示すように、(1)通信アダプタ20のIPアドレスを指定して/btcgi/putfile.cgiに接続を行うとともに、(2)ファイル名として、TSBSNDと設定して、機器取得情報のファイルを指定する。
Figure 2009135781
上記のファイルを受信した通信アダプタ20は、ファイル転送用サーバ22を用いて、機器構成情報を取得するためのコマンドを作成し(ステップ103)、該取得コマンドを接点制御部16に対して送信する(ステップ104)。このように、通信アダプタ20までは、HTTPを使用してファイルで転送されるが、その先の接点制御部16は該ファイルを理解できないため、接点制御部16が理解できるように、機能単位に分けたコマンドにて送るようにしている。
接点制御部16は、インタフェース部24で上記取得コマンドを受け取り、機器構成情報格納部28に格納された機器構成情報を読み出す(ステップ105)。そして、読み出した機器構成情報のデータを通信アダプタ20に応答する(ステップ106)。
通信アダプタ20は、ファイル転送用サーバ22を用いて、得られた応答データからファイルを構築し、HTTPのBODYに機器構成情報を格納して(ステップ107)、外部のネットワーク18へ送信する(ステップ108)。これにより、例えば、以下のような機器構成情報のデータがレスポンスデータとして返ってくる。
・エアコン1(0x03001)、リビング(0x01)、ON/OFF(0x01)
・エアコン2(0x03002)、寝室(0x02)、タイマー(0x02)。
次いで、外部制御機器19にて、機器構成情報のマッチングを実施する(ステップ109)。マッチングは、機器構成情報格納部28に格納された機器構成情報が、実際に接続されている家電機器12の機器構成情報(予め外部制御機器19に設定した情報)と一致するかどうかの照合によりなされる。その際、不一致がなければ、このまま通常の制御フェーズに移行するが、不一致があれば、外部のネットワーク18側から機器構成情報を設定する。ここでは、以下のようにエアコン3のデータを追加した機器構成情報のデータを設定する場合について説明する。
・エアコン1(0x03001)、リビング(0x01)、ON/OFF(0x01)
・エアコン2(0x03002)、寝室(0x02)、タイマー(0x02)
・エアコン3(0x03002)、台所(0x03)、ON/OFF(0x01)。
この場合、まず、ファイル転送用のプロトコルを使用して、外部制御機器19から通信アダプタ20に対して機器構成情報のデータをファイル転送で送信する(ステップ110)。その際、上記と同様に、通信アダプタ20のIPアドレスにてcgiでの接続を行い、HTTPのBODY(データ)に送りたいデータを搭載して送信する。送信するファイル名は、機器構成情報のデータであることを明示するために特定のファイル名を使用する。HTTPで送るBODYに関しては、上記設定すべき機器構成情報を送信する。具体的には以下のデータを送信する。
Figure 2009135781
機器構成情報が通信アダプタ20に届くと、通信アダプタ20は、図8に示すように、ファイル転送用サーバ22を用いて、ファイル転送された機器構成情報のデータから1又は複数の設定コマンドを作成する(ステップ111)。すなわち、機器構成情報を、一括のコマンドとして作成するか、又は分割した複数のコマンドとして作成する。
そして、ファイル転送用サーバ22を用いて、作成した設定コマンドを、図8,9に示すように、接点制御部16に送信する(ステップ112)。接点制御部16は、上記設定コマンドをインタフェース部24で受信し、得られた設定コマンドに基づく機器構成情報を機器構成情報格納部28に書き込んで記憶する(ステップ113)。
その後、接点制御部16は、機器構成情報が更新されたことを通信アダプタ20に通知し(ステップ114)、通知を受けた通信アダプタ20は、ファイル転送用サーバ22を用いて、応答ファイルを作成し(ステップ115)、外部のネットワーク18へ送信する(ステップ116)。これにより、端子14に接続された各家電機器12と、機器構成情報格納部28に格納された機器構成情報との関連づけが完了し、通常フェーズに移行する(ステップ117)。
通常フェーズでは、上記のように関連づけを完了しているので、外部のネットワーク18から各々の家電機器12を認識することができる。そのため、ネットワーク18の外部制御機器19から各家電機器12に対して機器のON/OFFなどの制御情報が発行されると、通信アダプタ20が該制御情報を受信して、接点制御部16へ送り、接点制御部16が機器構成情報に基づいて対応する家電機器12の制御を実施する。その際、通信アダプタ20のIPアドレスを指定して、各々の機器情報にアクセスするために、機器の要素を制御情報として指定する。例えば、第1の要素を指定した場合は、家電機器制御装置10自身が制御対象となり、第2の要素以降を指定した場合は、各家電機器12が制御対象となる。以上より、接点により制御される家電機器12を、TCP/IPを利用したホームネットワークに参加させることができる。
次に、通常フェーズにおいて、機器構成情報格納部28に格納された機器構成情報を通信アダプタ20側からHTTPを使用して取得する場合について説明する。
この場合も、通信アダプタ20内のファイル転送用に用意したcgiを使用し、特定のファイル名で取得する。このとき、通信アダプタ20からは、機器構成情報を取得するためのコマンドが接点制御部16に対して発行され、機器構成情報格納部28のデータを通信アダプタ20へ応答する。通信アダプタ20は応答データをファイル構築してHTTPのBODYに機器構成情報を格納して外部へ送信する。より詳細な方法としては、通常フェーズにおいて、上記した図6のステップ102〜ステップ108と同様のステップを実施することにより、機器構成情報を取得することができる。
次に、通常フェーズから家電機器を新たに追加又は削除することで機器構成情報を変更する必要が生じた場合について説明する。
この場合は、上記した図6のステップ100〜ステップ117、又は、ステップ102〜ステップ117と同様のステップを実施することにより、機器構成情報を書き換えることができる。
なお、上記実施形態では、接点制御部16にスイッチ部26を設けたが、スイッチ部は必須構成ではない。スイッチ部26がない構成においては、機器構成情報格納部28に格納されているデータのみで機器構成情報を決定する。すなわち、スイッチ部26を構成として持たない場合は、ネットワーク18を通じて外部から機器構成情報を流すことによって、機器構成情報格納部28に書き込まれるので、この情報のみで機器構成情報を決定する。
また、上記実施形態では、機器構成情報格納部28に機器構成情報のデータを一部追加する場合に、上記ステップ110のように追加した機器構成情報の全体のデータを送信するようにしたが、追加する一部のデータ(例えば、ステップ110におけるエアコン3のみのデータ)を送ることで、機器構成情報格納部28内の格納データを更新するようにしてもよい。
図10は、通信アダプタ20と外部制御機器19との間で、エコーネットプロトコルによる通信も可能とした場合における機器構成情報の構築シーケンスを示したものである。従って、この例では、通信アダプタ20は、上記ファイル転送用サーバ22とともに、エコーネットプロトコルの信号を解釈する機能が付加されている。
なお、当該機能を持つ通信アダプタについては、例えば、ECHONETコンソーシアム発行のECHONET規格書Version3.21、第7部第3章に記載されているので、該規格に準じたものを組み込めばよい。
この例では、まず、スイッチ部26に格納された設定情報から通信アダプタ20に送信するための機器構成情報のデータを作成する(ステップ200)。詳細には、図11のように、ステップ300で端子番号N=1として、端子1から順に当該端子の情報を機器構成情報のパケットへ反映していく。
該パケットへの反映に際しては、まず、ステップ301で、端子Nに家電機器12が接続されているかどうかを判定し、接続されていれば、ステップ302で、その端子Nの構成情報をスイッチ部26から読み込み、ステップ303で、読み込んだ端子Nの情報を機器構成情報パケットに組み込んで、ステップ304に進む。
一方、ステップ301で接続されていなければ、そのままステップ304に進む。そして、ステップ304で、端子番号Nに1を加えて更新し、ステップ305で、更新した端子番号Nが最大端子番号以下であれば、ステップ301に進み、以下、ステップ301〜305を繰り返す。
そして、ステップ305で、更新した端子番号Nが最大端子番号を超えれば、機器構成情報パケットが完成したことになるので、ステップ306で、これを通信アダプタ20へ送信する(図10におけるステップ201)。
通信アダプタ20は、機器構成情報のデータを受け取ると、このデータから機器オブジェクト、即ち、エコーネットプロトコルに準拠した機器オブジェクトを構築する(ステップ202)。詳細には、図12のように、通信アダプタ20は、ステップ400で接点制御部16から機器構成情報を受信すると、ステップ401で端子番号N=1として、端子1から順に機器オブジェクトを構築していく。
機器オブジェクトの構築に際しては、まず、ステップ402で、端子Nに家電機器12が接続されているかどうかを判定し、接続されていなれば、ステップ403で、機器構成情報から該当端子部分を削除して、ステップ404に進む。一方、接続されていれば、そのままステップ404に進む。そして、ステップ404で、端子番号Nに1を加えて更新し、ステップ405で、更新した端子番号Nが最大端子番号以下であれば、ステップ402に進み、以下、ステップ402〜405を繰り返す。
そして、ステップ405で、更新した端子番号Nが最大端子番号を超えれば、ステップ406にて機器オブジェクトを構築し、ステップ407で、家電機器の立ち上げ通知をネットワーク18を介して外部制御機器19へ通知する(図10のステップ203)。
すると、外部制御機器19では、機器構成情報の種類と機能の確認を実施し(ステップ204)、エコーネットの立ち上げシーケンスを実行する(ステップ205)。エコーネットの立ち上げシーケンスは、家電制御機器10自体(詳細には通信アダプタ20)の情報確認及びその応答と、制御対象である家電機器12の情報確認及びその応答とからなる。
次いで、外部制御機器19は、機器構成情報のマッチングを実施する(ステップ206)。マッチングは、通信アダプタ20から送信された機器構成情報が、外部制御機器19に設定された家電機器12の機器構成情報と一致するかどうかにより行う。不一致がなければ、このまま通常の制御フェーズに移行するが、不一致があれば、外部のネットワーク18側から機器構成情報を設定するための変更シーケンスを実施する。
変更シーケンスでは、上記した先の実施形態と同様、外部制御機器19から通信アダプタ20に対して機器構成情報のデータをファイル転送で送信する(ステップ207)。すなわち、通信アダプタ20のIPアドレスにてcgiでの接続を行い、HTTPのBODY(データ)に送りたいデータを搭載して送信する。これに対し、通信アダプタ20は、その応答を送信する(ステップ208)。
通信アダプタ20がこのような機器構成情報の変更を受信すると(ステップ408)、接点制御部16に設定コマンドが送信され、接点制御部16にて機器構成情報を更新してから(ステップ409)、ステップ400に戻る。
詳細には、通信アダプタ20は、ファイル転送用サーバ22を用いて、ファイル転送された機器構成情報のデータから1又は複数の設定コマンドを作成する(ステップ209)。そして、ファイル転送用サーバ22を用いて、作成した設定コマンドを、接点制御部16に送信する(ステップ210)。
接点制御部16は、上記設定コマンドをインタフェース部24で受信し、得られた設定コマンドに基づく機器構成情報を機器構成情報格納部28に書き込んで記憶する(ステップ211)。
その後、接点制御部16は、機器構成情報が更新されたことを通信アダプタ20に通知し(ステップ212)、通知を受けた通信アダプタ20は、上記ステップ202と同様、受け取った機器構成情報のデータから機器オブジェクトを構築し(ステップ213)、家電機器の立ち上げ通知をネットワーク18を介して外部制御機器19へ通知する(ステップ214)。
すると、外部制御機器19では、機器構成情報の種類と機能の確認を実施し(ステップ215)、エコーネットの立ち上げシーケンスを実行する(ステップ216)。その後、機器構成情報のマッチングを実施し(ステップ217)、通信アダプタ20から送信された機器構成情報との間で不一致がないことを確認した上で、通常の制御フェーズに移行する(ステップ218)。
これにより、端子14に接続された各家電機器12と、機器構成情報格納部28に格納された機器構成情報との関連づけが完了するので、外部のネットワーク18から各々の家電機器12を認識することができる。そのため、以後、エコーネットを用いた通常の家電制御が可能となる。
以上のように、上記した実施形態であると、家電機器12を端子14に接続する際に、スイッチ部26を介して、家電機器12の機器構成情報を家電機器制御装置10内に持たせることができる。あるいはまた、外部のネットワーク18から通信アダプタ20を介して家電機器12の機器構成情報を家電機器制御装置10内に持たせることができる。そのため、外部のネットワーク18から各々の家電機器12が認識できるようになるので、接点により制御される家電機器12でありながら、ネットワーク18からその判別が可能となり、家電機器12毎に応じた制御が実現できるようになる。よって、これらの家電機器12を、TCP/IPを利用したホームネットワークに参加させることが可能となる。
家電機器制御装置10内に設定保持された機器構成情報を更新する際も、通信アダプタ20にファイル転送用サーバ22が組み込まれているので、ネットワーク18から通信アダプタ20にファイル転送により更新する機器構成情報を送信すれば、通信アダプタ20にてコマンド形式のデータを作成して、これを接点制御部16に送り、接点制御部16にて機器構成情報格納部28のデータを更新することができる。そのため、機器構成が変わった場合においても、スイッチ部26を変更することなく、外部から容易に設定変更することができる。
また、外部のネットワーク18からの機器構成情報の取得要求に対して、通信アダプタ20がファイル転送用サーバ22を用いて接点制御部16との間でコマンドによる送受信を行い、機器構成情報格納部28に格納された機器構成情報に基づくファイルを構築して、該ファイルを外部のネットワーク18に送信することができる。そのため、外部のネットワーク18から容易に機器構成情報を取得することができる。
実施形態に係る家電制御装置の構成例を示すブロック図である。 スイッチ部の格納情報を示す図である。 機器構成情報格納部の内部構成を示す図である。 スイッチ部格納情報の具体例を示す図である。 機器構成情報格納部の内部構成の具体例を示す図である。 家電機器制御装置における機器構成情報の構築シーケンスを示す図である。 スイッチ部から機器構成情報格納部への構成情報の書き込み状態を示す接点制御部の図である。 ネットワークからのファイル転送を受けて通信アダプタにて設定コマンドを生成している状態を示す家電機器制御装置の図である。 上記設定コマンドにより機器構成情報格納部へ構成情報を書き込んでいる状態を示す接点制御部の図である。 他の例に係る機器構成情報の構築シーケンスを示す図である。 接点制御部における機器構成情報の作成フローチャートである。 通信アダプタにおける機器構成情報の作成及び送信フローチャートである。
符号の説明
10…家電機器制御装置、12…家電機器、14…端子、16…接点制御部、18…ネットワーク、20…通信アダプタ、22…ファイル転送用サーバ、24…インタフェース部、26…スイッチ部、28…機器構成情報格納部

Claims (6)

  1. 接点を利用して制御可能な家電機器が接続される少なくとも1つの端子と、前記端子に接続された家電機器との接点のスイッチ制御を行う接点制御部と、外部のネットワークに通信可能に接続される通信アダプタとを備え、
    前記接点制御部は、前記通信アダプタとの間でデータ送受信を行うことができるインタフェース部と、前記端子に接続された家電機器の機器構成情報を格納することができる機器構成情報格納部を有し、
    前記通信アダプタは、前記端子に接続された家電機器の機器構成情報のファイルを前記外部のネットワークから受信して、前記ファイルに基づく機器構成情報のデータを1又は複数のコマンドとして前記接点制御部に送信するものであり、
    前記接点制御部は、前記コマンドを前記インタフェース部で受信し、得られたコマンドに基づく前記家電機器の機器構成情報を前記機器構成情報格納部に書き込んで記憶するものである、
    家電機器制御装置。
  2. 前記通信アダプタは、ファイル転送用サーバを有し、前記ファイル転送用サーバを用いて前記接点制御部に対して前記ファイルに基づく機器構成情報のデータをコマンドとして送信する、請求項1記載の家電機器制御装置。
  3. 前記通信アダプタは、ファイル転送用サーバを有し、前記外部のネットワークからの機器構成情報の取得要求に対して、前記ファイル転送用サーバを用いて前記接点制御部との間でコマンドによる送受信を行い、前記機器構成情報格納部に格納された機器構成情報に基づくファイルを構築して、該ファイルを前記外部のネットワークに送信する、請求項1記載の家電機器制御装置。
  4. 前記接点制御部は、前記端子に接続された家電機器の情報を設定可能なスイッチ部を有し、前記スイッチ部に格納された設定情報に基づいて前記家電機器の機器構成情報を構築し、前記機器構成情報格納部に書き込んで記憶する、請求項1記載の家電機器制御装置。
  5. 前記接点制御部は、前記スイッチ部の設定情報に基づいて構築した機器構成情報を初期値として、前記外部のネットワークから前記通信アダプタを介して取得した機器構成情報を前記機器情報格納部に書き込むことで前記初期値を書き換える、請求項4記載の家電機器制御装置。
  6. 接点を利用して制御可能な家電機器が接続される少なくとも1つの端子と、前記端子に接続された家電機器との接点のスイッチ制御を行う接点制御部と、外部のネットワークに通信可能に接続される通信アダプタとを備え、
    前記接点制御部は、前記通信アダプタとの間でデータ送受信を行うことができるインタフェース部と、前記端子に接続された家電機器の機器構成情報を格納することができる機器構成情報格納部と、前記端子に接続された家電機器の情報を設定可能なスイッチ部を有し、前記スイッチ部に格納された設定情報に基づいて前記家電機器の機器構成情報を構築し、前記機器構成情報格納部に書き込んで記憶するように構成された、
    家電機器制御装置。
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