JP2009135041A - 提灯 - Google Patents

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Abstract

【課題】灯明の明かりが火袋に設けられた透光口を通して直接見ることができる構造、または灯明の明かりが内火袋の透光口を通して直接外火袋に映る構造とすることにより、これまでにない極めて特徴的な外観及び風情を有する新規の提灯を提供する。
【解決手段】提灯(A2)は、外火袋(5)の内部に内火袋(6)を収容して構成されており、外火袋(5)と内火袋(6)は、巻骨(53,63)と柔軟性を有する和紙(54,64)で形成されており、外火袋(5)の和紙(54)には個々の集合により花模様(550)を表す和紙(54)を貫通した透光口(55)が所要数設けられており、灯明(4)が収容可能な内火袋(6)の和紙(64)には個々の集合により花模様(650)を表す和紙(64)を貫通した透光口(65)が所要数設けられている。
【選択図】図2

Description

本発明は、提灯に関するものである。更に詳しくは、光源である灯明の明かりが火袋に設けられた透光口を通して直接見ることができる構造、または灯明の明かりが内火袋の透光口を通して直接外火袋に映る構造とすることにより、これまでにない極めて特徴的な外観及び風情を有する新規の提灯に関する。
主に照明器具として使用される提灯には多くの種類があり、それぞれ特徴的な外観(意匠)と、それにより醸し出される独特の風情を有しており、各種祭事や催し物、仏前の供物あるいは装飾、インテリア用として広く利用されている。
提灯は、一般には竹ひごを筒状にして巻骨をつくり、その周囲に透光性のある和紙等を張った火袋を有している。火袋には、例えば花等の各種模様が手描きや印刷によって表されており、火袋の内部に灯明が灯されて火袋が明るくなると、これらの模様が鮮明に浮き上がって美しい。
しかしながら、このような提灯も近年では市場のニーズの広がりに対応するために多様化が進んでいる。提灯に特徴を持たせる手段は実に様々であり、その一つとして、内部からの投光によって投光側に表してある模様を火袋に映し出したり、さらにはそれを回転させて動かしたりする回り提灯としたものがある(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の回り提灯(公報の記載では二重回転提灯)は、外周部に模様が設けられている内筒と火袋の内面との距離(間隙)が遠く、模様は火袋の内面に相当に拡大されて映る。また、内筒は円筒形状で火袋の内面は曲面であるため、模様ごとに火袋の内面までの距離がそれぞれ異なっている。
実開昭58−79906号公報
特許文献1に記載の回り提灯は、前記構造であるため、火袋の内面に回転しながら映る模様は火袋の場所によっては大きく歪んでしまうため、本来の模様の美しさを十分には表しきれていない。また、火袋の内部からの投光によって投光側に表してある模様を火袋に映し出す方式は古くからあるもので、新鮮味も乏しい。また、提灯を使用しないときは、火袋は畳むことができるが、内筒は畳むことができず、火袋から取り出して使用時と同じ立体的な形状のままで別々に収容し保管しなければならない。このため、収容に手間がかかるだけでなく、回り提灯全体をコンパクトに保管することは難しい。
(本発明の目的)
本発明の目的は、光源である灯明の明かりが火袋に設けられた模様を構成する透光口を通して直接見ることができる構造、または灯明の明かりが内火袋の透光口を通して直接外火袋に映る構造とすることにより、これまでにない極めて特徴的な外観及び風情を有する新規の提灯を提供することである。
また、本発明の他の目的は、前記目的に加え、提灯を使用しないときに、箱等に収容して保管するにあたり、手間を低減することができ、提灯全体をよりコンパクトにすることができる提灯を提供することである。
上記課題を解決するために本発明が講じた手段は次のとおりである。
本発明は、灯明(4)が収容可能な火袋(1)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す火袋(1)を貫通した透光口(15)が所要数設けられている、提灯である。
本発明は、外火袋(5)の内部に該外火袋(5)より小さい内火袋(6)を収容した提灯であって、
外火袋(5)の内部に該外火袋(5)より小さい内火袋(6)を収容した提灯であって、
前記外火袋(5)と内火袋(6)は、巻骨(53,63)と該巻骨(53,63)に張設されている柔軟性を有する張り材(54,64)で形成されており、
灯明(4)が収容可能な前記内火袋(6)の張り材(64)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す透光口(65)が所要数貫通して設けられている、提灯である。
本発明は、外火袋(5)の内部に該外火袋(5)より小さい内火袋(6)を収容した提灯であって、
外火袋(5)と内火袋(6)は、巻骨(53,63)と該巻骨(53,63)に張設されている柔軟性を有する張り材(54,64)で形成されており、
前記外火袋(5)の張り材(54)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す透光口(55)が所要数貫通して設けられており、
灯明(4)が収容可能な前記内火袋(6)の張り材(64)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す透光口(65)が所要数貫通して設けられている、提灯である。
本発明の提灯は、内火袋(6)と外火袋(5)を相似形とすることもできる。
本発明の提灯は、灯明(4)を備えており、灯明(4)の光源として、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を使用することもできる。
火袋の張り材としては、光が適度に透過するものであれば、例えば和紙等の紙、植物繊維と化学繊維を混合したり、または化学繊維のみでつくった合成紙、その他、絹等の布、不織布あるいは各種シートやフィルム等があげられる。なお、張り材は柔軟性を有するものがより好ましい。張り材に設けられる透光口が個々に単独で、または個々が集合して表される模様はどのような模様でもよく、特に限定するものではない。
対象となる提灯としては、例えば吊ったり手持ちにする高張型(長型)、丸型、卵型、切長型、小田原型、弓張型、あるいは脚を有する置き型等があげられるが、これらに限定されるものではない。また、提灯を構成する火袋は、使用時の膨らんだ形状から本質的に変形しないものでもよいし、例えば蛇腹状の伸縮可能な構造として変形させたり畳むことによってコンパクトにできるものでもよい。
(作用)
本発明に係る提灯の作用を説明する。なお、ここでは、説明で使用する各構成要件に、後述する実施の形態において各部に付与した符号を対応させて付与するが、この符号は、特許請求の範囲の各請求項に記載した符号と同様に、あくまで内容の理解を容易にするためであって、各構成要件の意味を上記各部に限定するものではない。
提灯(A1)の火袋(1)に収容された灯明(4)を灯すと、灯明(4)の光は火袋(1)を内側から明るく照らし、その一部は火袋(1)に設けられている各透光口(15)を通って火袋(1)外部へ放射される。透光口(15)は貫通孔であるため、各透光口(15)を通って放射される光は火袋(1)を通して漏れる光より強く、周囲の明るさによっては放射される光線が外部から見える。また、各透光口(15)を通って放射される光を光が放射される方向側から見ると、周りよりも強い光がアクセントのように(アクセント的に)見える。
さらに、各透光口(15)は、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表すように設けられているので、特に前記のように周りよりも強い光がアクセントのように見える場合は、それらが相まって極めて特徴的な外観を有することとなり、あわせて独特の風情を醸し出すことができる。
本発明の、外火袋(5)と、透光口(65)を有する内火袋(6)を備えている提灯によれば、内火袋(6)に収容された灯明(4)を灯すと、灯明(4)の光は内火袋(6)を内側から明るく照らし、内火袋(6)を通して漏れる光は外火袋(5)を照らす。このとき、内火袋(6)を照らしている光と外火袋(5)を照らしている光の光量(または光の強さ)は、内火袋(6)を透過していない光の分だけ外火袋(5)を照らしている光の方が少ない。これにより、外火袋(5)の中に、外火袋(5)よりやや明るい内火袋(6)が浮き上がるように見える。さらに内火袋(6)の各透光口(65)を通った強い光は、各透光口(65)がつくる模様(650)を外火袋(5)に明るく象って映し出すことができる。
また、外火袋(5)と内火袋(6)はいずれも張り材(4)として柔軟性を有する材料を使用している。このため外火袋(5)と内火袋(6)は伸縮が可能であり、使用しないときは内火袋(6)を外火袋(5)に収容したまま、双方の火袋(5,6)を畳むことができる。
本発明の、いずれも透光口を有する外火袋(5)と内火袋(6)を備えている提灯(A2)は、前記外火袋(5)と、透光口(65)を有する内火袋(6)を備えている提灯の作用に加えて、さらに前記火袋(1)に透光口(15)が設けられている提灯(A1)とほぼ同様の作用を有する。
さらに、外火袋(5)と内火袋(6)が相似形である提灯(A2)は、外火袋(5)内での内火袋(6)の位置を調節することにより、内火袋(6)の外面と外火袋(5)の内面との距離をほぼ均等に設定することができる。これにより、各透光口(65)でつくられた模様(650)が大きく歪んで外火袋(5)に映ることはない。なお、内火袋(6)の外面と外火袋(5)の内面との距離をより短くすれば、模様(650)(内火袋に表された他の模様があれば、その模様も含む)が異様に大きく拡大されて映ることもない。このように、外火袋(5)に映し出される各模様(650)は、内火袋(6)に設けられた各模様(650)本来の美しさを表現することができる。
本発明は次の効果を有する。
(a)灯明が収容可能な火袋に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す火袋を貫通した透光口が所要数設けられている提灯によれば、各透光口を通って放射される光は火袋を通して漏れる光より強く、周囲の明るさによっては放射される光線が外部から見ることができ、各透光口を通って放射される光を光が放射される方向側から見ると周りよりも強い光がアクセントのように見える。さらに、各透光口は、単独または集合により模様を表すので、特に周りよりも強い光がアクセントのように見える場合は、それらが相まって極めて特徴的な外観を有することとなり、あわせて独特の風情を醸し出すことができる。
(b)外火袋と、透光口を有する内火袋を備えている提灯によれば、灯明の光は内火袋を内側から明るく照らし、内火袋を通して漏れる光は外火袋を照らすが、内火袋を照らしている光と外火袋を照らしている光の光量は、内火袋を透過していない光の分だけ外火袋を照らしている光の方が少ない。これにより提灯は、外火袋の中に、外火袋よりやや明るい内火袋を浮き上がるように見ることができ、さらに内火袋の各透光口を通った強い光は、各透光口がつくる模様を外火袋に明るく象って映し出すことができるので、極めて特徴的な外観を有することとなり、あわせて独特の風情を醸し出すことができる。
また、外火袋と内火袋はいずれも張り材として柔軟性を有する材料を使用している。このため外火袋と内火袋は伸縮が可能であり、使用しないときは内火袋を外火袋に収容したまま、双方の火袋を畳んで保管することができるので、手間が低減できるとともに、よりコンパクトに保管できる。
(c)外火袋と内火袋が相似形である提灯によれば、外火袋内での内火袋の位置を調節することにより、内火袋の外面と外火袋の内面との距離をほぼ均等に設定することができる。これにより、各透光口でつくられた模様が大きく歪んで外火袋に映ることはなく、また、内火袋の外面と外火袋の内面との距離をより短くすれば、各模様が異様に大きく拡大されて映ることもない。このように、外火袋に映し出される各模様は、内火袋に設けられた各模様本来の美しさを表現することができる。
本発明を図面に示した実施例に基づき詳細に説明する。
〔実施の形態1〕
図1は本発明に係る提灯の第1実施形態を示す正面視説明図である。
提灯A1は、御天丸といわれる卵型の吊り提灯である。提灯A1は、火袋1を有し、火袋1の上部の開口部に上加輪11が設けられ、下部の開口部には下加輪12が設けられている。また、符号2は天秤で、3は房である。
火袋1は、竹ひごやワイヤで筒状に形成した巻骨13の周囲に、例えば和紙14を張った構造を有している。火袋1の所要箇所には、刃物で和紙14を切り抜くか打ち抜くことによって、またはレーザー光線による切り抜きによって所要数の透光口15が設けられている。なお、各透光口15部分の巻骨13はそのまま露出している。
透光口15は、和紙14を表裏方向へ貫通して設けられている。また、透光口15は複数設けられたものの集合が一組となって花模様150を形成しており、この花模様150を表す組が複数設けられている。なお、透光口は個々が単一で花模様等の模様を表してもよい。
また、火袋1の内部には、灯明装置4が下加輪12に取り付けて収容されている。灯明装置4は、光源として発光ダイオードを使用し、電池を電源としたコードレス仕様である。なお、灯明としては灯明装置4の他、光源が電球で商用電源を使用した灯明装置あるいはロウソクを使用することもできる。
(作用)
提灯A1の火袋1に収容された灯明装置4の灯明を灯すと、灯明の光は火袋1を内側から明るく照らし、その一部は火袋1に設けられている各透光口15を通って火袋1の外部へ放射される。また、灯明装置4の光源である発光ダイオードはそれ程強い光は発しないが、和紙14を貫通している各透光口15を通って放射される光は火袋1の和紙14を通して漏れる光より強く、周囲の明るさによっては放射される光線が外部から見える。各透光口15を通って放射される光を光が放射される方向側から見ると、周りよりも強い光がアクセントのように見える。
さらに、各透光口15は、個々が模様を表すか、または個々の集合により花模様150を表すように設けられているので、特に前記のように周りよりも強い光がアクセントのように見える場合は、それらが相まって極めて特徴的な外観を有することとなり、あわせて独特の風情を醸し出すことができる。
〔実施の形態2〕
図2は本発明に係る提灯の第2実施形態を示し外火袋の一部を切欠して表した正面視説明図である。
なお、本実施の形態では、図2において前記提灯A1と同等箇所に同一符号を付して示し、構造について重複する説明は基本的に省略する。
提灯A2は、門提灯といわれる卵型の吊り提灯である。提灯A2は、外火袋5と、外火袋5の内部に収容されている内火袋6を有し、外火袋5の上部の開口部に上加輪51が設けられ、下部の開口部には下加輪52が設けられている。
まず外火袋5は、竹ひごやワイヤで筒状に形成した巻骨53の周囲に柔軟性のある和紙54を張った構造を有している。外火袋5の所要箇所には、和紙54を刃物によって切り抜くか打ち抜くことによって、またはレーザー光線による切り抜きによって所要数の透光口55が設けられている。なお、各透光口55部分の巻骨53はそのまま露出している。
透光口55は、和紙54を表裏方向へ貫通して設けられている。また、透光口55は複数設けられたものの集合が一組となって花模様550を形成しており、この花模様550を表す組が複数設けられている。そして、外火袋5の内部には、前記提灯A1に備えてあるものと同じ灯明装置4が下加輪52に取り付けて収容されている。
外火袋5の内部に収容されている内火袋6は、外火袋5とほぼ相似形であり、外火袋5より小さく形成されている。内火袋6は、上下の開口部のいずれにも加輪が設けられておらず、単に上下に開口部(図では見えないので符号は省略する)を有する構造である。
内火袋6は、巻骨63に柔軟性のある和紙64を張った構造を有している。内火袋6の所要箇所には、透光口65が設けられている。透光口65は、和紙64を表裏方向へ貫通して設けられている。また、透光口65は複数設けられたものの集合が一組となって花模様650を形成し、この花模様650を表す組が複数設けられている。
内火袋6は、下部の開口部から前記灯明装置4が入るようにして、吊下部材、例えば紐66で上加輪51から外火袋5内部に吊り下げられている。これにより、内火袋6の外面と外火袋5の内面の間には、ほぼ均等な間隔の隙間50が形成されている。また、内火袋6の外面と外火袋5の内面との距離は比較的短く設定されている。内火袋6の下部に内火袋6を伸ばして本来の形状に維持するために錘や加輪を設けてもよい。
なお、本発明に係る外火袋5と内火袋6を備えた提灯の他のバリエーションとしては、例えば(a)内火袋6に透光口65を設け、外火袋5には透光口55を設けないもの、(b)外火袋5に透光口55を設け、内火袋6には透光口65を設けないものがあげられる。
(作用)
提灯A2において外火袋5に対する内火袋6の収容は、伸ばして膨らんだ状態の外火袋5の上加輪11の開口部から、畳んだ状態の内火袋6を変形させながら挿入し、外火袋5の内部で伸ばして膨らませて行う。
提灯A2によれば、内火袋6に収容された灯明装置4の灯明を灯すと、灯明の光は内火袋6を内側から明るく照らし、内火袋6の和紙64を通して漏れる光は外火袋5を照らす。このとき、内火袋6を照らしている光と外火袋5を照らしている光の光量は、内火袋6を透過していない光の分だけ外火袋5を照らしている光の方が少ない。
これにより、外火袋5の中に、外火袋5よりやや明るい内火袋6が浮き上がるように見える。さらに内火袋6の各透光口65を通った強い光は、各透光口65がつくる花模様650を外火袋5に明るく象って映し出すことができる。
また、外火袋5及び透光口55の作用については、前記提灯A1の火袋1及び各透光口15の作用とほぼ同じであるので説明を省略する。
さらに、外火袋5と内火袋6が相似形であるので、内火袋6の外面と外火袋5の内面との距離をほぼ均等になるように内火袋6を外火袋5内部に吊り下げているので、各透光口65でつくられた花模様650が大きく歪んで外火袋5に映ることはない。また、内火袋6の外面と外火袋5の内面との距離が比較的短くなっているので、花模様650が異様に大きく拡大されて映ることもない。したがって、外火袋5に映し出される花模様650は、内火袋6に設けられた各花模様650本来の美しさを表現することができる。
また、外火袋5と内火袋6はいずれも張り材として柔軟性を有する和紙54、64を使用している。これにより、外火袋5と内火袋6は使用時上下方向に伸縮が可能であり、使用しないときは内火袋6を外火袋5に収容したまま、双方の火袋5、6を畳んで保管することができる。これにより、手間を低減できるとともに提灯全体をよりコンパクトに保管できる。
なお、本明細書で使用している用語と表現は、あくまでも説明上のものであって、なんら限定的なものではなく、本明細書に記述された特徴およびその一部と等価の用語や表現を除外する意図はない。また、本発明の技術思想の範囲内で、種々の変形態様が可能であるということは言うまでもない。
本発明に係る提灯の第1実施形態を示す正面視説明図。 本発明に係る提灯の第2実施形態を示し外火袋の一部を切欠して表した正面視説明図。
符号の説明
A1 提灯
1 火袋
11 上加輪
12 下加輪
13 巻骨
14 和紙
15 透光口
150 花模様
2 天秤
3 房
4 灯明装置
A2 提灯
5 外火袋
50 隙間
51 上加輪
52 下加輪
53 巻骨
54 和紙
55 透光口
550 花模様
6 内火袋
63 巻骨
64 和紙
65 透光口
66 紐
650 花模様

Claims (5)

  1. 灯明(4)が収容可能な火袋(1)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す火袋(1)を貫通した透光口(15)が所要数設けられている、提灯。
  2. 外火袋(5)の内部に該外火袋(5)より小さい内火袋(6)を収容した提灯であって、
    前記外火袋(5)と内火袋(6)は、巻骨(53,63)と該巻骨(53,63)に張設されている柔軟性を有する張り材(54,64)で形成されており、
    灯明(4)が収容可能な前記内火袋(6)の張り材(64)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す透光口(65)が所要数貫通して設けられている、提灯。
  3. 外火袋(5)の内部に該外火袋(5)より小さい内火袋(6)を収容した提灯であって、
    外火袋(5)と内火袋(6)は、巻骨(53,63)と該巻骨(53,63)に張設されている柔軟性を有する張り材(54,64)で形成されており、
    前記外火袋(5)の張り材(54)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す透光口(55)が所要数貫通して設けられており、
    灯明(4)が収容可能な前記内火袋(6)の張り材(64)に、個々が模様を表すか、または個々の集合により模様を表す透光口(65)が所要数貫通して設けられている、提灯。
  4. 内火袋(6)と外火袋(5)が相似形である、請求項2または3に記載の提灯。
  5. 灯明(4)を備えており、該灯明(4)の光源として発光ダイオードを使用した、請求項1ないし4のいずれかに記載の提灯。
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