JP2009131458A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】パチンコ遊技機は、遊技盤と、羽根部材48a、bを有する役物と、遊技球の通過を検出する第1遊技球通過検出手段と、羽根部材48a、bの制御を行う羽根部材制御手段と、クルーン40に設けられ、遊技球の通過を検出する第2遊技球通過検出手段と、羽根部材48a、bが開放状態において第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、予め定められた回数を上限として開放状態を再び発生させる状態制御手段と、羽根部材により役物内部に案内された遊技球を役物外部へと案内する案内状態及び遊技球を役物外部へと案内しない非案内状態に移行可能なシーソー44a,bと、状態制御手段が有利な状態を再び発生させる場合に、シーソー44a,bを案内状態に移行する制御を行う案内部材制御手段とを備える。
【選択図】図22

Description

本発明は、遊技機に関し、特に羽根部材を有する遊技機に関する。
従来から、様々な種類の遊技機が提供されている。例えば、第2種遊技機(いわゆる羽根物)と称される遊技機では、遊技盤の中央に羽根部材を有する役物が設けられ、遊技球が遊技盤の盤面に設けられた始動口に入賞したことを条件に羽根部材を閉鎖している状態から羽根を開放している状態へ可動させる制御が行われる。
その後、開放した羽根部材よって役物内部に案内された遊技球が特定入賞領域(以下、Vゾーン)に入賞すると大当たりとなり、この大当たりは、遊技球が所定個数入賞するか羽根部材の開閉動作が所定回数行われるまで(以下、ラウンド終了条件と記す)に再び遊技球がVゾーンに入賞する(以下、ラウンド継続条件と記す)と、上記の動作(以下、ラウンドと記す)が最大継続回数(以下、ラウンド数と記す)となるまで継続するようになっている。
また、近年、いわゆる羽根物に、可変表示装置を搭載し、Vゾーンに入賞したことに基づいて、可変表示装置に表示される識別情報を回転させ、この識別情報の停止態様によってラウンド数を表示する羽根物も提供されている(特許文献1)。
上述した羽根物では、始動口に入賞するか否か、遊技球が羽根部材によって役物内部に案内されたか否か、Vゾーンを通過して大当たりとなるか否か、大当たりとなった場合に決定されたラウンド数がいくつであるかなど、遊技者の関心を惹きつける場面が多いので、遊技者にとって相対的に飽きにくい仕様となっている。
特開2007−143991号公報
しかしながら、上述した羽根物において、最高継続回数が複数回の場合、ラウンド終了条件及びラウンド継続条件が充足されたときに、役物内に遊技球が残留していると、当該残留している遊技球が役物内から無くなるまで羽根部材の開放が行われないため、ラウンド終了から次のラウンド開始までの時間が長くなってしまい、遊技者を待たせる時間が長くなってしまうという問題点があった。また、遊技者を待たせる時間が長くなるため、遊技者の集中力が限界となり、遊技に対する興味を低下するという問題点があった。
このため、ラウンド終了から次のラウンド開始までの待ち時間を短縮することにより、遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機の提供が求められている。
本発明は、このような問題点に鑑み、遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機の提供を目的とする。
(1) 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤の遊技領域に設けられ、羽根部材を有する役物と、前記遊技盤の遊技領域に設けられ、遊技球の通過を検出する第1遊技球通過検出手段と、前記第1遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、前記役物に設けられた前記羽根部材を所定時間遊技球が入球不可能な閉鎖状態から遊技球が入球可能な開放状態へと制御を行う羽根部材制御手段と、前記役物内に設けられ、遊技球の通過を検出する第2遊技球通過検出手段と、前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出される前の通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態となるように前記羽根部材を作動させ、当該有利な状態が作動している状態において前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、予め定められた回数を上限として前記有利な状態を再び発生させる状態制御手段と、前記役物内に設けられ、前記羽根部材により前記役物内部に案内された遊技球を前記役物外部へと案内する案内状態及び遊技球を前記役物外部へと案内しない非案内状態に移行可能な案内部材と、前記状態制御手段が前記有利な状態を再び発生させる場合に、前記案内部材を前記案内状態に移行する制御を行う案内部材制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
(1)の発明によれば、羽根部材により役物内部へと案内された遊技球を役物外部へと案内する案内部材を備える。この案内部材により、有利な状態が終了し(例えば、10球入球するなどのラウンド終了条件を満たし)、再び有利な状態を発生させる際(例えば、ラウンド継続条件を満たし、次のラウンドが開始される際)に、羽根部材により役物内部へと案内された遊技球が役物外部へと案内されるため、役物内部へ案内された遊技球が役物内部で滞在する時間が短縮されることとなり、遊技者の待ち時間を軽減することが可能となる。このため、遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
(2) (1)に記載の遊技機において、前記案内部材制御手段は、前記非案内状態において、前記羽根部材により前記役物内部に案内された遊技球を前記第2遊技球通過検出手段へと案内するように前記案内部材の制御を行い、前記状態制御手段が前記有利な状態を再び発生させる場合には、前記案内部材を、前記案内状態に移行する制御を行うことを特徴とする遊技機。
(2)の発明によれば、(1)の発明に加えて、案内部材制御手段(例えば、メインCPU)によって、案内部材を第2遊技球通過検出手段(例えば、Vゾーンに設けられたセンサ)に遊技球を案内する非案内状態から、遊技球を役物外へ案内する案内状態へと切り替える制御を行うので、第2特定通過領域に案内する案内部材と、役物外へ案内する案内部材を別体で設けた場合と比較してコストの削減を図ることが可能となる。また、案内部材を別体で設け、案内部材制御手段によって、それぞれの案内部材を制御する場合には、複数の制御手段を設ける場合と比較して、コストの削減を図ることが可能となる。さらに、有利な状態を再び発生させる場合には、案内部材が遊技球を役物外へ案内する案内状態となり、通常状態へと移行される場合には、第2遊技球通過検出手段に遊技球を案内する非案内状態へと移行されることによって、役物内部へ案内された遊技球が役物内部で滞在する時間が短縮されることとなり、遊技者の待ち時間を軽減することが可能となる。このため、遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
(3) (1)又は(2)に記載の遊技機において、前記案内部材は、前記役物に設けられた排出口を経由して、前記羽根部材により前記役物内部に案内された遊技球を役物外部へと案内し、前記排出口には、遊技球が通過可能な開放状態及び遊技球が通過不可能な閉鎖状態に移行可能な開閉部材が設けられ、前記案内部材制御手段は、前記状態制御手段が前記有利な状態を再び発生させる場合には、前記開閉部材を前記開放状態に移行する制御を行うとともに、前記案内部材を前記案内状態に移行する制御を行い、前記有利な状態から前記通常状態へと移行される場合には、前記開閉部材を前記閉鎖状態に移行する制御を行うとともに、前記案内部材を前記非案内状態に移行する制御を行うことを特徴とする遊技機。
(3)の発明によれば、(1)又は(2)の発明に加えて、有利な状態から通常状態へと移行される場合に、開閉部材を閉鎖状態に移行することによって、羽根部材によって役物内部に案内された遊技球が、役物外に排出されることを防ぐことができる。このように、通常状態へと移行される場合に、役物内部の遊技球が役物外に排出されるという遊技者にとって、不利益な状況を防ぐことが可能になる。このため、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
(4) (3)に記載の遊技機において、前記排出口は、前記遊技盤の背面側に設けられ、遊技球を遊技機本体外に排出する排出経路と連結していることを特徴とする遊技機。
(4)の発明によれば、(3)の発明に加えて、排出口が遊技盤の背面側に設けられ、遊技球を遊技機本体外に排出する排出経路と連結しているため、役物内部から外部へ案内された遊技球が遊技盤の遊技領域に戻ることを防ぐことができる。役物内部から外部へ排出された遊技球が遊技盤の遊技領域で予想外の振る舞いを行うことにより、遊技者が不利益を受けることを防ぐことが可能になる。このため、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
本発明によれば、遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
以下、本発明に好適な実施形態について、図面に基づいて説明する。
[遊技機の構成]
本実施形態における遊技機の概観について図1、図2を用いて説明する。なお、以下において説明する実施形態においては、本発明に係る遊技機に好適な実施形態として本発明を「ハネモノ」とも称されるパチンコ遊技機に適用した場合を示す。
パチンコ遊技機10には、図1に示すように、遊技盤14が装着される本体枠12がヒンジを介して島設備に固定される木製のベース枠18に回動可能に取り付けられている。すなわち、本体枠12は、本体枠12の一方端を回動支点として支持されてそのベース枠18に開閉自在に装着される。これら本体枠12及びベース枠18で遊技機本体が構成されている。本体枠12における開口の内部には各種の部品が配設され、本体枠12には前方に開閉自在に扉11が、軸着されている。この扉11は、図1に示すように、本体枠12を前面から閉鎖するためのものであり、通常閉鎖した状態で遊技が行われる。また、本体枠12の前面には、上皿20、下皿22、発射ハンドル26などが配設されている。
遊技盤14は、その全部が透過性を有する板形状の樹脂(透過性を有する部材)によって形成されている。この透過性を有する部材としては、例えば、アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、メタクリル樹脂など各種の材質が該当する。また、遊技盤14は、その前面側に、発射された遊技球が転動可能な遊技領域15を有している。この遊技領域15は、ガイドレールに囲まれ、遊技球が転動可能な領域である。また、遊技盤14における遊技領域15には、複数の遊技釘が打ちこまれている。このように、遊技盤14は、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤の一例である。
遊技盤14の後面にはスペーサー(図示せず)が配設され、さらにスペーサーの後面には透過型の液晶表示装置32が配設されている。このスペーサーは、透過性を有する板状部材である。本実施形態においては遊技盤14と同一の部材によって構成されている。
発射ハンドル26は本体枠12に対して右側下方に回動自在に設けられている。また、発射ハンドル26の裏側には、駆動装置である発射ソレノイド(図示せず)が設けられている。さらに、発射ハンドル26の周縁部には、タッチセンサ(図示せず)が設けられている。このタッチセンサが遊技者により触接されたときには、遊技者により発射ハンドル26が握持されたと検知される。発射ハンドル26が遊技者の左手によって握持され、かつ、時計回り方向へ所定角度以上回動操作されたときには、発射ソレノイド(図示せず)に電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が遊技盤14に順次発射され、遊技が進められる。これらの発射ハンドル26、発射ソレノイド(図示せず)、タッチセンサ(図示せず)などから構成される発射装置130(図9参照)が遊技盤14に対して左側下方に設置されている。また、下皿22の左側には、喫煙しながら遊技を行う遊技者の便宜を図る灰皿28が設けられている。また、上皿20の上部には、球貸し操作パネル29が設けられている。
[遊技盤の構成]
図2は、遊技盤の構成を示す説明図である。図2に示すように、二つのガイドレールに囲まれた遊技領域15には、始動口25、第1一般入賞装置56a、第2一般入賞装置56b、役物39、普通図柄変動表示装置33、普通図柄変動貯留数表示装置50、遊技釘などの遊技部材が設けられている。
遊技盤14の左側に設けられている二つのガイドレールは、遊技領域15を区画(画定)する外レールと、その外レールの内側に配設された内レールとから構成される。発射された遊技球は、遊技盤14上に設けられたガイドレールに案内されて、遊技盤14の上部に移動し、前述した複数の遊技釘、遊技盤14上に設けられた役物39を含む遊技部材などとの衝突により、その進行方向を変えながら遊技盤14の下方に向かって流下する。
遊技盤14の上部には役物39が設けられている。また、役物39の上部には、普通図柄変動貯留数表示装置50が設けられている。また、普通図柄変動貯留数表示装置50の上部には、普通図柄変動表示装置33が設けられている。また、役物39の下部には、始動口25が設けられている。また、始動口25の左右略水平方向に第1一般入賞装置56a、第2一般入賞装置56bが設けられている。
役物39は、略長方形の形状の遊技部材であり、各側壁上部に入賞口39a、39bを備えており、この入賞口39a、39bを開閉可能な第1羽根部材48a、第2羽根部材48bを備えている。また、役物39の内部において第1羽根部材48a(入賞口39a)から入球した遊技球が通過可能な第1賞球ゲート54aが設けられている。役物39の内部において第2羽根部材48b(入賞口39b)から入球した遊技球が通過可能な第2賞球ゲート54bが設けられている。さらに、役物39の内部の第1賞球ゲート54aの下部に第1シーソー44aが設けられている。さらに、役物39の内部の第2賞球ゲート54bの下部に第2シーソー44bが設けられている。また、第1シーソー44a、第2シーソー44bの一端部は、他端部が上下動可能となるように役物39の内部の側部に軸支されている。また、第1シーソー44a、第2シーソー44bの上部には平面が形成されており、第1シーソー44a、第2シーソー44bの傾きによって平面が傾斜面となる。また、第1シーソー44aの他端部と、第2シーソー44bの他端部とは、役物39の中央部において遊技球が通過可能な間隔を空けて対向している。役物39の内部でかつ第1シーソー44a、第2シーソー44bの下部には、クルーン40が設けられ、クルーン40には、第1特定領域40aや、普通領域40b、40cが設けられている。この役物39は、始動口25への遊技球の入球や、クルーン40の第1特定領域40aへの遊技球の通過(大当たり)によって、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bを開放する。大当たり時には、開放された第1羽根部材48a、第2羽根部材48bが所定時間又は、所定球数の遊技球が入球するまでのゲームであるラウンドゲームが所定回数行われる。このように、役物39は、遊技盤の遊技領域に設けられ、羽根部材を有する役物の一例である。
図3は、遊技盤14の役物39の一部の拡大図である。図3に示すように、役物39の側部は上下方向に延びる筒状部材からなり、第1シーソー44a、第2シーソー44bの一端部が、役物39の内部の側部に軸支されている。役物39の内部の側部における第1シーソー44a、第2シーソー44bの一端部における遊技球の転動領域の下方には、排出口47が設けられている。この役物39の排出口47は、排出口47は役物39の側部内を介して遊技盤14の背面側にある排出路500と連結している。役物39の排出口47に入球した遊技球は、排出路500を介してパチンコ遊技機10外に排出される。このように、排出口47は、遊技盤の背面側に設けられ、遊技球を遊技機本体外に排出する排出経路500と連結している。
図4は、役物39の第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの動きを説明する説明図である。図4(a)は、ラウンド間インターバル時以外の第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの態様を示している。図4(a)に示すように、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bは、役物39の中央側の他端が下がるように傾斜している。このため、ラウンド間インターバル時以外の場合、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの中央側の端が下がるように傾斜するため、第1シーソー44a及び、第2シーソー44b上の遊技球は、役物39の中央下部に設けられたクルーン40(図2参照)に向けて落下する。
図4(b)は、ラウンド間インターバル時のシーソーの態様を示している。図4(b)に示すように、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bは、役物39の外側の端が下がるように傾斜している。このため、ラウンド間インターバル時に、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの外側の端が下がるように傾斜するため、第1シーソー44a及び、第2シーソー44b上の遊技球は、排出口47を経由して、役物39外に排出される。このように、第1シーソー44a、第2シーソー44bは、役物内に設けられ、羽根部材により役物内部に案内された遊技球を役物外部へと案内する案内状態及び遊技球を役物外部へと案内しない非案内状態に移行可能な案内部材の一例である。
役物39の上部には、普通図柄変動表示装置33が設けられている。普通図柄変動表示装置33は、複数のLED(7セグメント)で構成されており、これらLEDが交互に点灯・消灯を繰り返すことによって、普通図柄として変動表示される。
普通図柄変動表示装置33の下方には、普通図柄変動貯留数表示装置50が設けられている。この普通図柄変動貯留数表示装置50は、後述するように、点灯又は消灯によって保留されている普通図柄の変動表示の実行回数(いわゆる、「保留球個数」、「普通図柄に関する保留球個数」)を表示する。普通図柄の変動表示の実行が1回分保留されている場合には、普通図柄保留ランプ50が点灯する。
また、遊技盤14の後方に配設されている液晶表示装置32では、ゲームの進行に関する演出画像が表示される。
[遊技機の電気的構成]
本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路について図5を用いて説明する。図5は、本実施形態におけるパチンコ遊技機10の制御回路を示すブロック図である。
遊技制御手段としての主制御回路60は、図5に示すように、制御手段であるメインCPU66、メインROM(読み出し専用メモリ)68、記憶手段の一例であるメインRAM(読み書き可能メモリ)70を備えている。この主制御回路60は、遊技の進行を制御する。
メインCPU66には、メインROM68、メインRAM70などが接続されており、このメインROM68に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。このように、このメインCPU66は、後述する各種の手段として機能することとなる。
メインROM68には、メインCPU66によりパチンコ遊技機10の動作を制御するためのプログラムや、第1普通当たり抽籤テーブルなどの各種のテーブルなどが記憶されている。
メインRAM70は、メインCPU66の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。メインRAM70に記憶されるデータの具体例としては、以下のようなものがある。
メインRAM70には、保留記憶カウンタ、賞球ゲート用入賞カウンタ、大当たり中フラグ、大当たり時用羽根部材開放開始フラグ、羽根部材開放タイマ、羽根部材開放開始フラグ、羽根部材開放中フラグ、大当たり時用羽根部材開放中フラグ、ラウンド間インターバルタイマ、普通当たりフラグ、ラウンド数カウンタ、再開放許可フラグ、最大ラウンド数、大当たり終了時コマンド、後述する副制御回路200にコマンドを供給するためのデータ、変数などが位置付けられている。
保留記憶カウンタは、普通図柄変動貯留数を表すものである。賞球ゲート用入賞カウンタは、大当たり中に、第1賞球ゲートスイッチ114や、第2賞球ゲートスイッチ115を通過した遊技球によって減算されるカウンタである。大当たり中フラグは、大当たり中であることを示すフラグである。大当たり時用羽根部材開放開始フラグは、大当たり時に役物39の第1羽根部材48a、第2羽根部材48bの開放を開始するためのフラグである。羽根部材開放タイマは、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bの開放時間を示すタイマである。羽根部材開放開始フラグは、普通図柄抽籤当選によって、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bの開放を開始するためのフラグである。羽根部材開放中フラグは、普通図柄抽籤当選によって、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bが開放されていることを示すフラグである。大当たり時用羽根部材開放中フラグは、大当たり時に、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bが開放されていることを示すフラグである。ラウンド間インターバルタイマは、大当たりラウンド間のインターバル時間を示すタイマである。普通当たりフラグは、普通図柄抽籤の当選を示すフラグである。ラウンド数カウンタは、実行されるラウンド数を示すカウンタである。再開放許可フラグは、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bの再開放を許可するフラグである。最大ラウンド数は、大当たりにおける最大ラウンド数を示すものである。大当たり終了時コマンドは、大当たりの終了時に送信されるコマンドである。
また、この主制御回路60は、電源投入時においてリセット信号を生成する初期リセット回路62、後述する副制御回路200に対してコマンドを供給するためのコマンド出力ポート72を備えている。また、初期リセット回路62、コマンド出力ポート72は、メインCPU66に接続されている。なお、この初期リセット回路62は、後述するシステムタイマ割込処理を実行するために、所定の周期(例えば2ミリ秒)ごとにクロックパルスを発生する。
また、主制御回路60には、各種の装置が接続されており、例えば、図5に示すように第1特定領域スイッチ104、第1一般入賞装置スイッチ106、第2一般入賞装置スイッチ108、第1賞球ゲートスイッチ114、第2賞球ゲートスイッチ115、始動口スイッチ117、第1羽根部材ソレノイド118、第2羽根部材ソレノイド119、第1シーソーソレノイド120、第2シーソーソレノイド121、バックアップクリアスイッチ124が接続されている。
第1特定領域スイッチ104は、役物39におけるクルーン40の第1特定領域40aに設けられている。この第1特定領域スイッチ104は、役物39におけるクルーン40の第1特定領域40aを遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
第1一般入賞装置スイッチ106、第2一般入賞装置スイッチ108は、第1一般入賞装置56a、第2一般入賞装置56bにそれぞれ設けられている。この第1一般入賞装置スイッチ106、第2一般入賞装置スイッチ108は、第1一般入賞装置56a、第2一般入賞装置56bを遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
第1賞球ゲートスイッチ114、第2賞球ゲートスイッチ115は、第1賞球ゲート54a、第2賞球ゲート54bにそれぞれ設けられている。この第1賞球ゲートスイッチ114、第2賞球ゲートスイッチ115は、第1賞球ゲート54a、第2賞球ゲート54bをそれぞれ遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。
始動口スイッチ117は、始動口25に設けられている。この始動口スイッチ117は、始動口25を遊技球が通過した場合に、所定の検知信号を主制御回路60に供給する。このように、始動口スイッチ117は、遊技盤の遊技領域に設けられ、遊技球の通過を検出する第1遊技球通過検出手段の一例である。
第1羽根部材ソレノイド118、第2羽根部材ソレノイド119は、リンク部材(図示せず)を介して役物39に設けられる第1羽根部材48a、第2羽根部材48bに接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bを開放状態又は閉鎖状態とする。
第1シーソーソレノイド120、第2シーソーソレノイド121は、第1シーソー44a、第2シーソー44bに接続されており、メインCPU66から供給される駆動信号に応じて、第1シーソー44a、第2シーソー44bを駆動させる。
バックアップクリアスイッチ124は、パチンコ遊技機10に内蔵されており、電断時などにおけるバックアップデータを遊技場の管理者の操作に応じてクリアする機能を有する。
また、主制御回路60には、発射制御回路126、払出制御回路127が接続されている。この払出制御回路127には、遊技球の払出を行う払出装置128、カードに記憶された情報を読み取るカードユニット140が接続されている。この発射制御回路126には、発射ハンドル26、遊技球の発射を行う発射装置130が接続されている。
この払出制御回路127は、主制御回路60から供給される賞球制御コマンド、カードユニット140から供給される貸し球制御信号を受け取り、払出装置128に対して所定の信号を送信することにより、払出装置128に遊技球を払い出させる。また、発射制御回路126は、発射ハンドル26の操作に基づいて、発射装置130に対して発射信号を供給することにより、遊技球を発射させる制御を行う。
また、発射装置130には、発射ソレノイド(図示せず)、タッチセンサ(図示せず)などの遊技球を発射させるための装置が備えられている。発射ハンドル26が遊技者によって握持され、かつ、時計回り方向へ回動操作されたときには、回動操作よって調整した発射強度に基づいて発射ソレノイド(図示せず)に電力が供給され、上皿20に貯留された遊技球が発射ソレノイド(図示せず)により遊技盤14に順次発射される。
さらに、主制御回路60には、ランプ制御回路74が接続されている。ランプ制御回路は、普通図柄変動貯留数表示装置50(図2参照)、普通図柄変動表示装置33(表示用ランプ、図2参照)などが含まれる。
一方、コマンド出力ポート72には、副制御回路200が接続されている。この副制御回路200は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに応じて、液晶表示装置32における表示制御、スピーカ46から発生させる音声に関する制御、装飾ランプ132の制御などを行う。なお、装飾ランプ132には、白熱電球、LEDなど、具体的には、遊技盤14上を明暗表示する装飾ランプ(図示せず)などが含まれる。
なお、本実施形態においては、主制御回路60から副制御回路200に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を供給できないように構成したが、これに限らず、副制御回路200から主制御回路60に対して信号を送信できるように構成しても問題ない。
副制御回路200は、サブCPU206、プログラムROM208、ワークRAM210、液晶表示装置32における表示制御を行うための表示制御手段としての表示制御回路250、スピーカ46から発生させる音声に関する制御を行う音声制御回路230、可動役物に関する制御を行うランプ回路240を備える。副制御回路200は、主制御回路60からの指令に応じて遊技の進行に応じた演出を実行する。
サブCPU206には、プログラムROM208、ワークRAM210などが接続されている。サブCPU206は、このプログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有する。特に、サブCPU206は、主制御回路60から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路200の制御を行う。サブCPU206は、後述する各種の手段として機能することとなる。
プログラムROM208には、サブCPU206によりパチンコ遊技機10の遊技演出などのプログラムが記憶されている。また、プログラムROM208には、複数種類の演出パターンが記憶されている。その他にも、プログラムROM208には、複数種類の大当たり遊技の実行中の演出パターンが記憶されている。この大当たり遊技の実行中の演出パターンは、大当たり遊技におけるラウンドゲームに関連して実行される演出表示の進行に関するものである。
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブルなどを記憶する記憶手段として、主制御回路60ではメインROM68を、副制御回路200ではプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、制御手段を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジなどの記憶媒体に、プログラム、テーブルなどが記録されていてもよい。もちろん、プログラムROM208の代替としてメインROM68を用いてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、主制御回路60ではメインRAM70、副制御回路200ではワークRAM210などに記録されるものでもよい。さらにまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
なお、本実施形態においては、メインCPU66の一時記憶領域としてメインRAM70を、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
ランプ回路240は、装飾ランプ132と接続している。ランプ回路240は、サブCPU206からの制御信号に基づいて、各種装飾ランプ132の発光制御を行う。
表示制御回路250は、画像データプロセッサ(以下、VDPと称する)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/A変換回路218、画像データを一時的に記憶するビデオRAM(以下、VRAM)220から構成されている。
上述したVDP212は、サブCPU206、画像データROM216、D/A変換回路218、VRAM220と接続されている。
このVDP212は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路などの回路を含み、液晶表示装置32に画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。つまり、VDP212は、液晶表示装置32に対する表示制御を行う。また、VDP212が、液晶表示装置32の表示領域に画像を表示するためのバッファとしての記憶媒体であるVRAM220と接続しているため、VRAM220の所定の記憶領域に画像データを記憶することによって、所定のタイミングで液晶表示装置32の表示領域に画像が表示されることとなる。
画像データROM216には、特別画像データ、背景画像データ、演出画像データなどの各種の画像データが別個に記憶されている。もちろん、関連画像を示す関連画像データも記憶されている。
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令に応じて、画像データROM216から、背景画像データ、演出画像データなど、各種の画像データを読み出し、液晶表示装置32に表示させる画像データを生成する。VDP212は、生成した画像データを、後方に位置する画像データから順に重ね合わせてVRAM220に記憶し、所定のタイミングでD/A変換回路218に供給する。このD/A変換回路218は、画像データを画像信号として変換し、この画像信号を液晶表示装置32に供給することにより、液晶表示装置32に画像を表示させる。
また、音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC、BGMをはじめとする各種の演出効果音の音声データを記憶する音声データROM、音声信号を増幅するための増幅器(以下、AMPと称する)などから構成されている。
図6は、第1普通当たり抽籤テーブルを示す。図6に示すように、乱数の値が、0〜1022の場合には、抽籤結果は第1普通当たりであり、第1普通図柄は7である。また、乱数の値が、1023の場合には、抽籤結果はハズレである。なお、本実施形態における第1普通当たり抽籤テーブルは一例であり、他の抽籤テーブルであってもよい。例えば、普通図柄の当たりの種類に応じて、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bの開放回数を変化させてもよい。また、始動口を複数備え、入球した始動口に応じて、使用する普通当たり抽籤テーブルを変更してもよい。
[システムタイマ割込処理]
図7を用いて、システムタイマ割込処理を説明する。
ステップS700においては、レジスタ退避処理を行う。この処理において、メインRAM70の各レジスタ(記憶領域)に記憶される実行中のプログラムにおいて使用されていた値を退避させる処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS702に処理を移す。
ステップS702においては、乱数更新処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70に記憶される乱数を更新する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS704に処理を移す。
ステップS704においては、SW入力検出処理を行う。この処理においてメインCPU66は、各種スイッチからの入力を検出する処理を行う。スイッチ入力検出処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS706に処理を移す。
ステップS706においては、タイマ更新処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70に記憶されるタイマの値を更新する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS708に処理を移す。
ステップS708においては、遊技情報出力処理を行う。この処理において、メインCPU66は、台コンピュータ又はホールコンピュータに送信するための遊技情報を生成し、遊技情報を出力する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS710に処理を移す。
ステップS710においては、ポート出力処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70に記憶される制御信号を各ポートに出力する処理を行う。より具体的には、メインCPU66は、第1羽根部材ソレノイド118、第2羽根部材ソレノイド119、第1シーソーソレノイド120、第2シーソーソレノイド121へ制御信号を送信する。この処理が終了した場合には、ステップS712に処理を移す。
ステップS712においては、コマンド出力処理を行う。この処理において、メインCPU66は、演出制御コマンドなど各種コマンドを副制御回路200への出力制御処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS714に処理を移す。
ステップS714においては、ランプ制御処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通図柄変動表示装置33、普通図柄変動貯留数表示装置50などのランプへ制御信号を送信する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS716に処理を移す。
ステップS716においては、払出処理を行う。この処理において、メインCPU66は、払出制御回路127に制御信号を送り、払出制御回路127は、受信した制御信号に基づいて払出装置128の払出制御を行う。この処理が終了した場合には、ステップS718に処理を移す。
ステップS718においては、レジスタ復帰処理を行う。この処理において、メインCPU66は、ステップS700において退避した値を各レジスタに復帰させる処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[SW入力検出処理]
図8を用いて、SW入力検出処理を説明する。
ステップS800においては、第1一般入賞装置SWチェック処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第1一般入賞装置スイッチ106から検知信号が送信されたかチェックする処理を行う。さらに、この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に遊技球の払出数として10球をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS810に処理を移す。
ステップS810においては、第2一般入賞装置SWチェック処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第2一般入賞装置スイッチ108から検知信号が送信されたかチェックする処理を行う。さらに、この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に遊技球の払出数として10球をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS820に処理を移す。
ステップS820においては、始動口SWチェック処理を行う。この処理においてメインCPU66は、始動口スイッチ117から検知信号が送信されたかをチェックする処理を行う。始動口SWチェック処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS830に処理を移す。
ステップS830においては、賞球ゲートSWチェック処理を行う。この処理においてメインCPU66は、第1賞球ゲートスイッチ114、第2賞球ゲートスイッチ115から検知信号が送信されたかをチェックする処理を行う。入球ゲートSWチェック処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS840に処理を移す。
ステップS840においては、特定領域SWチェック処理を行う。この処理においてメインCPU66は、第1特定領域スイッチ104から検知信号が送信されたかをチェックする処理を行う。特定領域SWチェック処理については、後述する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[メイン制御処理]
図9を用いて、メイン制御処理を説明する。
ステップS900においては、初期化処理を行う。この処理において、メインCPU66は、電源投入に応じて、メインROM68から起動プログラムを読み込むとともに、メインRAM70に記憶されるフラグなどを初期化し、又は電源遮断前の状態に復帰する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS910に処理を移す。
ステップS910においては、羽根部材開放制御処理を行う。この処理においてメインCPU66は、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bの開放を制御する処理を行う。羽根部材開放制御処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS920に処理を移す。
ステップS920においては、普通図柄制御処理を行う。この処理においてメインCPU66は、普通図柄を制御する処理を行う。普通図柄制御処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS930に処理を移す。
ステップS930においては、案内部材制御処理を行う。この処理においてメインCPU66は、第1シーソー44a、第2シーソー44bを制御する処理を行う。案内部材制御処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS910に処理を移す。
[始動口SWチェック処理]
図10を用いて、始動口SWチェック処理を説明する。
ステップS1000においては、始動口スイッチ117からの検出信号を検出したか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、始動口スイッチ117からの検出信号を検出したと判定した場合には、ステップS1010に処理を移し、始動口SWからの検出信号を検出したと判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。このように、始動口スイッチ117は、遊技盤の遊技領域に設けられ、遊技球の通過を検出する第1遊技球通過検出手段の一例である。
ステップS1010においては、遊技球の払出数として5をセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に遊技球の払出数として5をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1020に処理を移す。
ステップS1020においては、保留記憶カウンタの値は5以上か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、保留記憶カウンタの値が5以上かと判定した場合には、本サブルーチンを終了し、保留記憶カウンタの値が5以上と判定しない場合には、ステップS1030に処理を移す。
ステップS1030においては、普通図柄抽籤用乱数値を抽出する処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通図柄抽籤用乱数値を抽出する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1040に処理を移す。
ステップS1040においては、抽出した普通図柄抽籤用乱数値を記憶する処理を行う。この処理において、メインCPU66は、ステップS1030で抽出した普通図柄抽籤用乱数値をメインRAM70の所定領域に記憶する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1050に処理を移す。
ステップS1050においては、保留記憶カウンタの値に1加算する処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70に記憶される保留記憶カウンタの値に1加算する処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[賞球ゲートSWチェック処理]
図11を用いて、賞球ゲートSWチェック処理を説明する。
ステップS1100においては、第1賞球ゲートスイッチ114又は第2賞球ゲートスイッチ115からの検出信号を検出したか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、第1賞球ゲートスイッチ114又は第2賞球ゲートスイッチ115からの検出信号を検出したと判定した場合には、ステップS1110に処理を移し、第1賞球ゲートスイッチ114又は第2賞球ゲートスイッチ115からの検出信号を検出したと判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1110においては、大当たり時用羽根部材開放中フラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、メインRAM70の所定領域に記憶される大当たり時用羽根部材開放中フラグはオンと判定した場合には、ステップS1120に処理を移し、大当たり時用羽根部材開放中フラグはオンと判定しない場合には、ステップS1150に処理を移す。
ステップS1120においては、賞球ゲート用入賞カウンタの値から1減算する処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶される賞球ゲート用入賞カウンタの値から1減算する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1130に処理を移す。
ステップS1130においては、賞球ゲート用入賞カウンタの値は0か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、メインRAM70に記憶さえる賞球ゲート用入賞カウンタの値は0と判定した場合には、ステップS1140に処理を移し、賞球ゲート用入賞カウンタの値は0と判定しない場合には、ステップS1150に処理を移す。
ステップS1140においては、大当たり時用羽根部材開放中フラグをオフする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶される大当たり時用羽根部材開放中フラグをオフにする(例えば、0をセットする)処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1150に処理を移す。
ステップS1150においては、遊技球の払出数として10をセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に遊技球の払出数として10球をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[特定領域SWチェック処理]
図12を用いて、特定領域SWチェック処理を説明する。
ステップS1200においては、第1特定領域スイッチ104からの検出信号を受信したか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、第1特定領域スイッチ104からの検出信号を受信したと判定した場合には、ステップS1210に処理を移し、第1特定領域スイッチ104からの検出信号を受信したと判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。このように、第1特定領域スイッチ104は、役物内に設けられ、遊技球の通過を検出する第2遊技球通過検出手段の一例である。
ステップS1210においては、大当たり時用羽根部材開放中フラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、メインRAM70の所定領域に記憶される大当たり時用羽根部材開放中フラグはオン(例えば、フラグの値が1)と判定した場合には、ステップS1220に処理を移し、大当たり時用羽根部材開放中フラグはオンと判定しない場合には、ステップS1240に処理を移す。
ステップS1220においては、最大ラウンド数≧ラウンド数カウンタか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、ラウンド数カウンタの値が最大ラウンド数以上であると判定した場合には、ステップS1230に処理を移し、ラウンド数カウンタの値が最大ラウンド数以上であると判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1230においては、再開放許可フラグをオンする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、再開放許可フラグをオンする(再開放許可フラグに1をセットする)処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1240においては、大当たり時用羽根部材開放開始フラグをオンする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、大当たり時用羽根部材開放開始フラグをオンする(大当たり時用羽根部材開放開始フラグに1をセットする)処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1250に処理を移す。
ステップS1250においては、最大ラウンド数決定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、大当たり中の最大ラウンド数を決定し、メインRAM70の所定領域に記憶する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1260に処理を移す。なお、本実施形態において、最大ラウンド数が15とされているが、本発明はこれに限定されず、他のラウンド数であってもよい。また、最大ラウンド数は抽籤によって決められてもよい。この場合に、ラウンド数を決定するためのラウンド数決定テーブルを備え、特定領域スイッチからの検出を契機にラウンド数を決定するための乱数値を抽出し、当該抽出された乱数値と、ラウンド数決定テーブルとに基づいてラウンド数を決定する。
ステップS1260においては、ラウンド数カウンタの格納領域に0をセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、ラウンド数カウンタに0をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[羽根部材開放制御処理]
図13を用いて、羽根部材開放制御処理を説明する。
ステップS1300においては、大当たり時用羽根部材開放開始フラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、大当たり時用羽根部材開放開始フラグがオン(大当たり時用羽根部材開放開始フラグの値が1)と判定した場合には、ステップS1310に処理を移し、大当たり時用羽根部材開放開始フラグがオンと判定しない場合には、ステップS1320に処理を移す。
ステップS1310においては、大当たり時用羽根部材開放遊技開始処理を行う。この処理においてメインCPU66は、大当たり時用羽根部材開放遊技を開始する処理を行う。大当たり時用羽根部材開放遊技開始処理については、後述する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1320においては、羽根部材開放開始フラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、羽根部材開放開始フラグがオン(羽根部材開放開始フラグの値が1)と判定した場合には、ステップS1330に処理を移し、羽根部材開放開始フラグがオンと判定しない場合には、ステップS1340に処理を移す。
ステップS1330においては、羽根部材開放遊技開始処理を行う。この処理においてメインCPU66は、羽根部材開放遊技を開始する処理を行う。羽根部材開放遊技開始処理については、後述する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1340においては、大当たり時羽根部材開放開始フラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、大当たり時羽根部材開放開始フラグがオン(大当たり時羽根部材開放開始フラグの値が1)と判定した場合には、ステップS1350に処理を移し、大当たり時羽根部材開放開始フラグがオンと判定しない場合には、ステップS1360に処理を移す。
ステップS1350においては、大当たり時羽根部材開放処理を行う。この処理においてメインCPU66は、大当たり時羽根部材を開放する処理を行う。大当たり時羽根部材開放処理については、後述する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。このように、メインCPU66は、第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出される前の通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態となるように羽根部材を作動させ、当該有利な状態が作動している状態において第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、予め定められた回数を上限として有利な状態を再び発生させる状態制御手段の一例である。
ステップS1360においては、羽根部材開放開始中フラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、羽根部材開放開始中フラグがオン(羽根部材開放開始中フラグの値が1)と判定した場合には、ステップS1370に処理を移し、大当たり時羽根部材開放開始中フラグがオンと判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1370においては、羽根部材開放処理を行う。この処理においてメインCPU66は、羽根部材を開放する処理を行う。羽根部材開放処理については、後述する。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[大当たり時用羽根部材開放遊技開始処理]
図14を用いて、大当たり時用羽根部材開放遊技開始処理を説明する。
ステップS1400においては、羽根部材開放設定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bを開放設定するデータをメインRAM70に記憶する。さらに、メインCPU66によって、記憶されたデータに基づく制御信号が、図7のステップS710の処理において、第1羽根部材ソレノイド118、第2羽根部材ソレノイド119に送信される。この処理が終了した場合には、ステップS1410に処理を移す。
ステップS1410においては、羽根部材開放タイマの値に10000msをセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶される羽根部材開放タイマの値に10000msをセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1420に処理を移す。
ステップS1420においては、賞球ゲート用入賞カウンタの値に9をセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の賞球ゲート用入賞カウンタの値に9をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1430に処理を移す。
ステップS1430においては、大当たり時用羽根部材開放開始フラグをオフする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、大当たり時用羽根部材開放開始フラグをオフ(大当たり時用羽根部材開放開始フラグの値に0をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1440に処理を移す。
ステップS1440においては、大当たり時用羽根部材開放中フラグをオンする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、大当たり時用羽根部材開放中フラグをオン(大当たり時用羽根部材開放中フラグの値に1をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[羽根部材開放遊技開始処理]
図15を用いて、羽根部材開放遊技開始処理を説明する。
ステップS1500においては、羽根部材開放設定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bを開放設定するデータをメインRAM70に記憶する。さらに、メインCPU66によって、記憶されたデータに基づく制御信号が、図7のステップS710の処理において、第1羽根部材ソレノイド118、第2羽根部材ソレノイド119に送信される。この処理が終了した場合には、ステップS1510に処理を移す。このように、メインCPU66は、第1遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、役物に設けられた羽根部材を所定時間遊技球が入球不可能な閉鎖状態から遊技球が入球可能な開放状態へと制御を行う羽根部材制御手段の一例である。
ステップS1510においては、羽根部材開放タイマの値に1000msをセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶される羽根部材開放タイマの値に1000msをセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1520に処理を移す。
ステップS1520においては、羽根部材開放開始フラグをオフする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、羽根部材開放開始フラグをオフ(羽根部材開放開始フラグの値に0をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1530に処理を移す。
ステップS1530においては、羽根部材開放中フラグをオンする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、羽根部材開放中フラグをオン(羽根部材開放中フラグの値に1をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[大当たり時羽根部材開放処理]
図16を用いて、大当たり時羽根部材開放処理を説明する。
ステップS1600においては、賞球ゲート用入賞カウンタの値が、0か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、メインRAM70の所定領域に記憶される賞球ゲート用入賞カウンタの値が0と判定した場合には、ステップS1604に処理を移し、賞球ゲート用入賞カウンタの値が0と判定しない場合には、ステップS1602に処理を移す。
ステップS1602においては、羽根部材開放タイマの値は0か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、羽根部材開放タイマの値が0と判定した場合には、ステップS1604に処理を移し、羽根部材開放タイマの値が0と判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1604においては、羽根部材閉鎖設定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bを閉鎖設定するデータをメインRAM70に記憶する。さらに、メインCPU66によって、記憶されたデータに基づく制御信号が、図7のステップS710の処理において、第1羽根部材ソレノイド118、第2羽根部材ソレノイド119に送信される。この処理が終了した場合には、ステップS1606に処理を移す。
ステップS1606においては、大当たり時用羽根部材開放中フラグをオフする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、大当たり時用羽根部材開放中フラグをオフ(大当たり時用羽根部材開放中フラグの値に0をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1608に処理を移す。
ステップS1608においては、再開放許可フラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、再開放許可フラグがオン(再開放許可フラグの値が1)と判定した場合には、ステップS1614に処理を移し、再開放許可フラグがオンと判定しない場合には、ステップS1610に処理を移す。
ステップS1610においては、大当たり終了時処理を行う。この処理において、メインCPU66は、大当たり終了時の処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1612に処理を移す。
ステップS1612においては、大当たり終了時コマンドをセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に大当たり終了時コマンドをセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1614においては、再開放許可フラグをオフする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶される再開放許可フラグをオフ(再開放許可フラグの値に0をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1616に処理を移す。
ステップS1616においては、ラウンド間インターバルタイマに5000msをセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶されるラウンド間インターバルタイマに5000msをセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1618に処理を移す。
ステップS1618においては、ラウンド間インターバルコマンドをセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、ラウンド間インターバルコマンドをセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1620に処理を移す。
ステップS1620においては、ラウンド間インターバルタイマの値は0か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、ラウンド間インターバルタイマの値が0と判定した場合には、ステップS1622に処理を移し、ラウンド間インターバルタイマの値が0と判定しない場合には、ステップS1620に処理を移す。
ステップS1622においては、メインCPU66は、ラウンド数カウンタの値に1を加算する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1624に処理を移す。
ステップS1624においては、大当たり時用羽根部材開放開始フラグをオンする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、大当たり時用羽根部材開放開始フラグをオン(大当たり時用羽根部材開放開始フラグの値に1をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[羽根部材開放処理]
図17を用いて、羽根部材開放処理を説明する。
ステップS1700においては、羽根部材開放タイマの値は0か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、羽根部材開放タイマの値が0と判定した場合には、ステップS1710に処理を移し、羽根部材開放タイマの値が0と判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1710においては、羽根部材閉鎖設定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bを閉鎖設定するデータをメインRAM70に記憶する。さらに、メインCPU66によって、記憶されたデータに基づく制御信号が、図7のステップS710の処理において、第1羽根部材ソレノイド118、第2羽根部材ソレノイド119に送信される。この処理が終了した場合には、ステップS1720に処理を移す。
ステップS1720においては、羽根部材開放中フラグをオフする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、羽根部材開放中フラグをオフする処理を行う。
この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[案内部材制御処理]
図18を用いて、案内部材制御処理を説明する。
ステップS1800においては、ラウンド間インターバルコマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、ラウンド間インターバルコマンドがセットされていると判定した場合には、ステップS1820に処理を移し、ラウンド間インターバルコマンドがセットされていると判定しない場合には、ステップS1810に処理を移す。
ステップS1810においては、大当たり終了時コマンドがセットされているか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、大当たり終了時コマンドがセットされていると判定した場合には、ステップS1820に処理を移し、大当たり終了時コマンドがセットされていると判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1820においては、大当たり用羽根部材開放フラグがオンか否かを判断する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、大当たり時用羽根部材開放フラグがオンと判定した場合には、ステップS1830に処理を移行し、大当たり時用羽根部材開放フラグがオンと判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS1830においては、案内部材可動制御処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第1シーソー44a、第2シーソー44bを制御するためのデータをメインRAM70に記憶する。さらに、メインCPU66によって、記憶されたデータに基づく制御信号が、図7のステップS710の処理において、第1シーソーソレノイド120、第2シーソーソレノイド121に送信される。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。このように、メインCPU66は、状態制御手段が有利な状態を再び発生させる場合に、案内部材を案内状態に移行する制御を行う案内部材制御手段の一例である。また、このように、メインCPU66は、非案内状態において、羽根部材により役物内部に案内された遊技球を第2遊技球通過検出手段へと案内するように案内部材の制御を行い、状態制御手段が有利な状態を再び発生させる場合には、案内部材を、案内状態に移行する制御を行う案内部材制御手段の一例である。
[普通図柄制御処理]
図19を用いて、普通図柄制御処理を説明する。
ステップS1900においては、普通図柄制御状態をダウンロードする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通図柄制御状態をダウンロードする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1910に処理を移す。
ステップS1910においては、普通図柄記憶チェック処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通図柄記憶をチェックする処理を行う。普通図柄記憶チェック処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS1920に処理を移す。
ステップS1920においては、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶される普通図柄制御状態フラグが変動表示管理を示す値(01H)であるときに普通図柄変動表示時間管理処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS1930に処理を移す。
ステップS1930においては、普通図柄表示時間管理処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通図柄表示時間を管理する処理を行う。普通図柄表示時間管理処理については、後述する。この処理が終了した場合には、ステップS1940に処理を移す。
ステップS1940においては、メインCPU66は、メインRAM70の所定領域に記憶される普通図柄制御状態フラグが、普通図柄ゲーム終了処理を示す値(04H)であるときに普通図柄ゲームを終了する処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[普通図柄記憶チェック処理]
図20を用いて、普通図柄記憶チェック処理を説明する。
ステップS2000においては、普通図柄制御状態フラグは普通図柄記憶チェックを示す値(00H)か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、普通図柄制御状態フラグは普通図柄記憶チェックを示す値(00H)と判定した場合には、ステップS2002に処理を移し、普通図柄制御状態フラグは普通図柄記憶チェックを示す値(00H)と判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS2002においては、保留記憶カウンタは0か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、メインRAM70の所定領域に記憶される保留記憶カウンタが0と判定した場合には、本サブルーチンを終了し、保留記憶カウンタが0と判定しない場合には、ステップS2004に処理を移す。
ステップS2004においては、普通当たり抽籤処理を行う。この処理において、メインCPU66は、第1普通当たり抽籤テーブル(図6参照)を参照し、普通当たりを抽籤する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS2006に処理を移す。
ステップS2006においては、第1普通当たりか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、第1普通当たりと判定した場合には、ステップS2010に処理を移し、第1普通当たりと判定しない場合には、ステップS2008に処理を移す。
ステップS2008においては、ハズレ図柄の決定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、ハズレ図柄を決定する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS2014に処理を移す。
ステップS2010においては、普通当たりフラグをオンする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通当たりフラグをオン(普通当たりフラグの値に1をセット)する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS2012に処理を移す。
ステップS2012においては、普通当たり図柄の決定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通当たり図柄を決定する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS2014に処理を移す。
ステップS2014においては、変動表示パターン決定処理を行う。この処理において、メインCPU66は、変動表示パターンを決定する処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS2016に処理を移す。
ステップS2016においては、普通待ち時間タイマに30000msをセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通待ち時間タイマに30000msをセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、ステップS2018に処理を移す。
ステップS2018においては、普通図柄制御状態フラグに普通図柄変動表示時間管理を示す値(01H)をセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通図柄制御状態フラグに普通図柄変動表示時間管理を示す値(01H)をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[普通図柄表示時間管理処理]
図21を用いて、普通図柄表示時間管理処理を説明する。
ステップS2100においては、普通図柄制御状態フラグは普通図柄表示時間管理を示す値(02H)か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、普通図柄制御状態フラグは普通図柄表示時間管理を示す値(02H)と判定した場合には、ステップS2110に処理を移し、普通図柄制御状態フラグは普通図柄表示時間管理を示す値(02H)と判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS2110においては、普通図柄待ち時間タイマは0か否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、普通図柄待ち時間タイマが0と判定した場合には、ステップS2120に処理を移し、普通図柄待ち時間タイマが0と判定しない場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS2120においては、普通当たりフラグはオンか否かを判定する処理を行う。この処理において、メインCPU66が、普通当たりフラグがオンと判定した場合には、ステップS2130に処理を移し、普通当たりフラグがオンと判定しない場合には、ステップS2140に処理を移す。
ステップS2130においては、羽根部材開放開始フラグをオンする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、羽根部材開放開始フラグをオンする処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
ステップS2140においては、普通図柄制御状態フラグに普通図柄ゲーム終了を示す値(04H)をセットする処理を行う。この処理において、メインCPU66は、普通図柄制御状態フラグに普通図柄ゲーム終了を示す値(04H)をセットする処理を行う。この処理が終了した場合には、本サブルーチンを終了する。
[遊技の流れの説明]
図22を用いて、本実施形態にかかる遊技の流れを説明する。
まず、遊技の開始では、遊技者の発射ハンドル26の操作によって遊技球が遊技盤14に向けて発射される(図22の(1))。次に、発射された遊技球が始動口25に入球し(図22の(2))、5球の賞球が払い出される。さらに、役物39の第1羽根部材48a、第2羽根部材48bが1000ミリ秒間開放状態になる(図22の(3))。開放状態になった役物39の第1羽根部材48a、第2羽根部材48bから遊技球が役物39内に入球し、第1賞球ゲート54a、第2賞球ゲート54bを遊技球が通過すると10球の賞球が払い出される(図22の(4))。
役物39内に入った遊技球がクルーン40に入球し、振り分けられる(図22の(5))。遊技球が、クルーン40内の第1特定領域40aを通過した場合(図22の(6))は、大当たりとなり大当たり遊技が行われる(図22の(7)から(10))が、普通領域を通過した場合には、遊技が終了する。大当たりでは、第1羽根部材48a、第2羽根部材48bが開放状態になり(図22の(7))、10000ミリ秒間又は遊技球が9球入球すると閉鎖状態となるラウンドゲームが所定の最大ラウンド数(例えば、15ラウンド)行われ(図22の(8))、第1賞球ゲート54a、第2賞球ゲート54bを遊技球が通過すると10球の賞球が払い出される。ラウンド間インターバルの際には、第1シーソー44a、第2シーソー44bが遊技球を役物39の外部に排出する方向に可動し(図22の(9))、ラウンド間インターバル以外では、第1シーソー44a、第2シーソー44bが遊技球を役物39のクルーン40に案内する方向に可動する(図22の(10))。そして、図22の(7)から(10)が、大当たりが終了するまで繰り返される。
[別例]
図23は、別例における役物39の第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの動きを説明する説明図である。図23の役物は、開閉部材600を備える点で図4と異なる。図23(a)は、ラウンド間インターバル時以外の第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの態様を示している。図23(a)に示すように、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bは、役物39の中央側の他端が下がるように傾斜している。このため、ラウンド間インターバル時以外の場合、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの中央側の端が下がるように傾斜するため、第1シーソー44a及び、第2シーソー44b上の遊技球は、役物39の中央に設けられたクルーン40に向けて落下する。また、開閉部材600が排出口47を閉鎖しているため、役物39に入球した遊技球が誤って排出されることを防ぐことができる。
図23(b)は、ラウンド間インターバル時のシーソーの態様を示している。図23(b)に示すように、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bは、役物39の外側の端が下がるように傾斜している。また、開閉部材600が開放状態となっている。このため、ラウンド間インターバル時に、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bの外側の端が下がるように傾斜するため、第1シーソー44a及び、第2シーソー44b上の遊技球は、排出口47を経由して、役物39外に排出される。なお、開閉部材600は、本実施例の図18の案内制御処理により、第1シーソー44a及び、第2シーソー44bとともに制御される。
このように、第1シーソー44a,第2シーソー44bは、役物に設けられた排出口を経由して、羽根部材により役物内部に案内された遊技球を役物外部へと案内する案内部材の一例である。また、このように、開閉部材600は、排出口に設けられる遊技球が通過可能な開放状態及び遊技球が通過不可能な閉鎖状態に移行可能な開閉部材の一例である。また、このように、メインCPU66は、状態制御手段が有利な状態を再び発生させる場合には、開閉部材を開放状態に移行する制御を行うとともに、案内部材を案内状態に移行する制御を行い、有利な状態から通常状態へと移行される場合には、開閉部材を閉鎖状態に移行する制御を行うとともに、案内部材を非案内状態に移行する制御を行う案内部材制御手段の一例である。
以上説明してきたように、本実施形態によれば、羽根部材により役物内部へと案内された遊技球を役物外部へと案内する案内部材を備える。この案内部材により、有利な状態が終了し(例えば、10球入球するなどのラウンド終了条件を満たし)、再び有利な状態を発生させる際(例えば、ラウンド継続条件を満たし、次のラウンドが開始される際)に、羽根部材により役物内部へと案内された遊技球が役物外部へと案内されるため、役物内部へ案内された遊技球が役物内部で滞在する時間が短縮されることとなり、遊技者の待ち時間を軽減することが可能となる。このため、遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、案内部材制御手段(例えば、メインCPU)によって、案内部材を第2遊技球通過検出手段(例えば、第1特定領域スイッチ)に遊技球を案内する非案内状態から、遊技球を役物外へ案内する案内状態へと切り替える制御を行うので、第2特定通過領域に案内する案内部材と、役物外へ案内する案内部材を別体で設けた場合と比較してコストの削減を図ることが可能となる。また、案内部材を別体で設け、案内部材制御手段によって、それぞれの案内部材を制御する場合には、複数の制御手段を設ける場合と比較して、コストの削減を図ることが可能となる。さらに、有利な状態を再び発生させる場合には、案内部材が遊技球を役物外へ案内する案内状態となり、通常状態へと移行される場合には、第2遊技球通過検出手段に遊技球を案内する非案内状態へと移行されることによって、役物内部へ案内された遊技球が役物内部で滞在する時間が短縮されることとなり、遊技者の待ち時間を軽減することが可能となる。このため、遊技者の待ち時間を軽減し、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、有利な状態から通常状態へと移行される場合に、開閉部材を閉鎖状態に移行することによって、羽根部材によって役物内部に案内された遊技球が、役物外に排出されることを防ぐことができる。このように、通常状態へと移行される場合に、役物内部の遊技球が役物外に排出されるという遊技者にとって、不利益な状況を防ぐことが可能になる。このため、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
また、本実施形態によれば、排出口が遊技盤の背面側に設けられ、遊技球を遊技機本体外に排出する排出経路と連結しているため、役物内部から外部へ案内された遊技球が遊技盤の遊技領域に戻ることを防ぐことができる。役物内部から外部へ排出された遊技球が遊技盤の遊技領域で予想外の振る舞いを行うことにより、遊技者が不利益を受けることを防ぐことが可能になる。このため、遊技者の興味を持続させることが可能な遊技機を提供することができる。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではない。すなわち、本発明は、主に、遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、前記遊技盤の遊技領域に設けられ、羽根部材を有する役物と、前記遊技盤の遊技領域に設けられ、遊技球の通過を検出する第1遊技球通過検出手段と、前記第1遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、前記役物に設けられた前記羽根部材を所定時間遊技球が入球不可能な閉鎖状態から遊技球が入球可能な開放状態へと制御を行う羽根部材制御手段と、前記役物内に設けられ、遊技球の通過を検出する第2遊技球通過検出手段と、前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出される前の通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態となるように前記羽根部材を作動させ、当該有利な状態が作動している状態において前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、予め定められた回数を上限として前記有利な状態を再び発生させる状態制御手段と、前記役物内に設けられ、前記羽根部材により前記役物内部に案内された遊技球を前記役物外部へと案内する案内状態及び遊技球を前記役物外部へと案内しない非案内状態に移行可能な案内部材と、前記状態制御手段が前記有利な状態を再び発生させる場合に、前記案内部材を前記案内状態に移行する制御を行う案内部材制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機であるが、遊技盤、役物、第1遊技球通過検出手段、羽根部材制御手段、第2遊技球通過検出手段、状態制御手段、案内部材、案内部材制御手段などの具体的構成は、適宜設計変更可能である。
なお、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の概観を示す正面図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における遊技盤の概観を示す斜視図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機におけるシーソーの動作を示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機における可動装置の機構及び動作を示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において構成される主制御回路及び副制御回路を示すブロック図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において用いられるテーブルを示す説明図である。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される制御処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態のパチンコ遊技機において実行される遊技の流れを示すフローチャートである。 本発明の別実施形態のパチンコ遊技機におけるシーソーの動作を示す説明図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機
14 遊技盤
18 ベース枠
25 始動口
32a 表示領域
39 役物
40 クルーン
40a 第1特定領域
40b 普通領域
40c 普通領域
44a 第1シーソー
44b 第2シーソー
47 排出口
48a 第1羽根部材
48b 第2羽根部材
50 普通図柄変動貯留数表示装置
50a 普通図柄保留ランプ
60 主制御回路
66 メインCPU
104 第1特定領域スイッチ
500 排出路

Claims (4)

  1. 遊技球が転動する遊技領域を有する遊技盤と、
    前記遊技盤の遊技領域に設けられ、羽根部材を有する役物と、
    前記遊技盤の遊技領域に設けられ、遊技球の通過を検出する第1遊技球通過検出手段と、
    前記第1遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、前記役物に設けられた前記羽根部材を所定時間遊技球が入球不可能な閉鎖状態から遊技球が入球可能な開放状態へと制御を行う羽根部材制御手段と、
    前記役物内に設けられ、遊技球の通過を検出する第2遊技球通過検出手段と、
    前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出される前の通常状態と比較して遊技者にとって有利な状態となるように前記羽根部材を作動させ、当該有利な状態が作動している状態において前記第2遊技球通過検出手段により遊技球の通過が検出されたことに基づいて、予め定められた回数を上限として前記有利な状態を再び発生させる状態制御手段と、
    前記役物内に設けられ、前記羽根部材により前記役物内部に案内された遊技球を前記役物外部へと案内する案内状態及び遊技球を前記役物外部へと案内しない非案内状態に移行可能な案内部材と、
    前記状態制御手段が前記有利な状態を再び発生させる場合に、前記案内部材を前記案内状態に移行する制御を行う案内部材制御手段とを備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記案内部材制御手段は、
    前記非案内状態において、前記羽根部材により前記役物内部に案内された遊技球を前記第2遊技球通過検出手段へと案内するように前記案内部材の制御を行い、
    前記状態制御手段が前記有利な状態を再び発生させる場合には、前記案内部材を、前記案内状態に移行する制御を行うことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は2に記載の遊技機において、
    前記案内部材は、前記役物に設けられた排出口を経由して、前記羽根部材により前記役物内部に案内された遊技球を役物外部へと案内し、
    前記排出口には、遊技球が通過可能な開放状態及び遊技球が通過不可能な閉鎖状態に移行可能な開閉部材が設けられ、
    前記案内部材制御手段は、
    前記状態制御手段が前記有利な状態を再び発生させる場合には、前記開閉部材を前記開放状態に移行する制御を行うとともに、前記案内部材を前記案内状態に移行する制御を行い、
    前記有利な状態から前記通常状態へと移行される場合には、前記開閉部材を前記閉鎖状態に移行する制御を行うとともに、前記案内部材を前記非案内状態に移行する制御を行うことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項3に記載の遊技機において、
    前記排出口は、前記遊技盤の背面側に設けられ、遊技球を遊技機本体外に排出する排出経路と連結していることを特徴とする遊技機。
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JP2020192437A (ja) * 2020-09-03 2020-12-03 株式会社三洋物産 遊技機

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