JP2009130915A - テレビ放送受信装置 - Google Patents

Abstract

【課題】録画予約を簡単に行うことができるテレビ放送受信装置を提供する。
【解決手段】テレビ放送番組の電子番組表を取得する電子番組表取得手段（１０１、１０２）と、取得した前記電子番組表を出力する出力手段（１０３）と、予約動作時の設定を記憶する記憶手段（１０５）と、前記出力手段（１０３）において出力された前記電子番組表において所定の番組が選択された場合、前記記憶手段（１０５）に記憶された予約動作時の設定に基づいて予約動作を行う制御手段（１０７）とを備える。
【選択図】図１

Description

本発明は、テレビジョン放送を受信し、電子番組表において予約動作を行うことができるテレビ放送受信装置に関する。

テレビジョン受像機、ＤＶＤレコーダ、ハードディスクレコーダ、ハイブリッドレコーダ等のテレビ放送受信装置においては、テレビ放送番組の一覧がテレビジョン受像機において表示される電子番組表が普及してきている。

テレビジョン受像機における電子番組表においては、視聴予約や、テレビジョン受像機に接続された種々の録画機器への録画予約を行うことができるようになっているものもある。

特許文献１に記載のＥＰＧ機器においては、ＥＰＧデコーダでデコードしたＥＰＧデータとともに、接続されている外部録画機器に関するデータをＥＰＧ画面に表示することにより、このＥＰＧ画面を見ながら外部録画機器の録画予約を可能としている。
特開平１０−１５０６１１号公報

図５は、従来のテレビジョン受像機の電子番組表における録画予約における一連の表示画面の一例を示す図である。

まず、電子番組表（画面５−１）において、録画予約したい番組を、リモコン装置に備わるカーソルボタン及び決定ボタンを操作して選択する。次に、番組の予約方式の選択を促す画面（画面５−２）が表示される。録画予約を選択すると、録画機器の選択を促す画面（画面５−３）が表示される。録画機器を選択すると、予約の有無、詳細情報の設定を促す画面（画面５−４）が表示される。詳細情報の設定を選択した場合、録画予約する映像のモードの選択を促す画面（画面５−５）が表示される。映像のモードを選択すると、音声のモードの選択を促す画面（画面５−６）が表示される。音声のモードを選択すると、予約の有無の選択を促す画面（画面５−７）が表示される。予約するを選択すると、確認を促す画面（画面５−８）が表示される。

このように、従来のテレビ放送受信装置では、電子番組表で録画予約をする際に、詳細情報の選択をする場合は、電子番組表を含む８つの画面における操作を必要とし、詳細情報の選択をしない場合でも、４つの画面における操作を必要とし、非常に手間と時間がかかっていた。

本発明は、このような実情を鑑みてなされたものであり、予約動作を簡単に行うことができるテレビ放送受信装置を提供する。

本発明のテレビ放送受信装置は、テレビ放送番組の電子番組表を取得する電子番組表取得手段と、取得した前記電子番組表を出力する出力手段と、予約動作時の設定を記憶する記憶手段と、前記出力手段において出力された前記電子番組表において所定の番組が選択された場合、前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定に基づいて予約動作を行う制御手段とを備えることを特徴とする。電子番組表において所定の番組が選択された場合の動作を設定しておくことで、予約動作を簡単に行うことができる。

前記所定の番組が選択された後、前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定以外の設定を行えるようにしてもよい。

好適には、前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定は、選択されている番組の視聴予約、選択されている番組の録画予約、選択されている番組の詳細表示、選択されている番組と同一のジャンルの番組検索、選択されている番組が連続番組である場合に次回の放送を検索の少なくとも１つを含む。

本発明のテレビ放送受信装置は、テレビジョン受像機であってもよい。
テレビジョン受像機である場合、前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定は、選択されている番組の録画予約を含み、録画先の選択の設定をさらに含んでもよい。

本発明のテレビ放送受信装置は、録画機器であってもよい。
前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定は、選択されている番組の録画予約を含み、録画モードの設定をさらに含んでもよい。

本発明のテレビ放送受信装置によれば、予約動作を簡単に行うことができる。

図１は、本発明のテレビ放送受信装置の構成の一例を示すブロック図である。本例のテレビ放送受信装置は、テレビジョン受像機を想定している。

テレビ放送受信装置は、アンテナ又はケーブル放送のケーブルから放送信号を受信するチューナ部１０１と、チューナ部１０１が受信した電子番組表（Electronic Program Guide：ＥＰＧ）データを取得するＥＰＧ取得部１０２と、チューナ部１０１が受信した番組の映像や外部機器からの映像情報、ＥＰＧなどを表示する表示部１０３と、チューナ部１０１が受信した音声や外部機器からの音声情報、警告音などを出力するスピーカ部１０４と、ＥＰＧによる予約動作における設定を記憶する記憶部１０５と、外部機器に接続される入出力部１０６と、上記各部を制御すると共にＥＰＧにおける予約動作などを制御する制御部１０７とを備える。また、テレビ放送受信装置の種々の機能は、リモコン装置１０９から制御可能である。

入出力部１０６は、ＨＤＭＩ端子、ｉ．ＬＩＮＫ端子、ＲＣＡ端子、ＬＡＮ端子などを備え、それぞれ、録画機器などが接続される。

記憶部１０５に記憶される予約動作における設定は、予めユーザによって設定しておく。ユーザによるリモコン装置１０９の設定ボタンの押下などに応じて、予約動作設定画面を表示部１０３に表示する。図２は、予約動作設定画面の一例を示す図である。予約動作設定画面では、先ず画面２−１が表示される。この画面では、ＥＰＧが表示部１０３に表示されている状態で、所定の番組にカーソルが位置するときにリモコン装置１０９の決定ボタンが押された場合の動作を選択する。選択肢としては、「選択されている番組の視聴予約」、「選択されている番組の録画予約」、「選択されている番組の詳細表示」、「選択されている番組と同一のジャンルの番組検索」、「選択されている番組が連続番組である場合に次回の放送を検索」等である。

画面２−１で「選択されている番組の録画予約」が選択された場合、画面２−２が表示される。この場面では、録画先の記録機器を選択する。選択肢としては、入出力部１０６のＨＤＭＩ端子に接続される「ＨＤＭＩ機器」、ｉ．ＬＩＮＫ端子に接続される「ｉ．ＬＩＮＫ機器」、ＲＣＡ端子に接続される「ビデオ機器」、ＬＡＮ端子に接続される「ＤＬＮＡサーバ」等である。

画面２−２で「ＨＤＭＩ機器」が選択された場合、画面２−３が表示される。この画面では、２つあるＨＤＭＩ機器のうちいずれかを選択する。

画面２−２で「ｉ．ＬＩＮＫ機器」が選択された場合、画面２−４が表示される。この画面では、２つあるｉ．ＬＩＮＫ機器のうちいずれかを選択する。
このようにして設定された予約動作における設定が、記録部１０５に記録される。

図３は、図１に示す本発明のテレビ放送受信装置におけるＥＰＧを使用した予約動作の手順の一例を説明するフローチャートである。図４に例として示す一連の表示画面と共に説明する。

ステップＳ３０１で、ユーザによるリモコン装置１０９におけるＥＰＧ表示ボタンの押下などによるＥＰＧ表示指示に応じて、ＥＰＧ取得部１０２が取得したＥＰＧを表示部１０３に表示する。ステップＳ３０２で、ユーザは、リモコン装置１０９のカーソルボタン及び決定ボタンを使用し、予約したい番組を選択する。このとき、図４の画面４−１が表示される。

ステップＳ３０３で、制御部１０７は記憶部１０５から予約動作時の設定を読み出す。例として、決定ボタンが押された場合の動作として「録画予約」、録画先の記録機器として「ＨＤＭＩ機器」の「入力１」が選択されているとする。ステップＳ３０４で、読み出した予約動作時の設定に従って予約動作を行う。本例の場合では、入力１に接続されたＨＤＭＩ機器において、選択された番組の録画予約を行う。

ステップＳ３０５で、録画予約がなされたことを通知し、確認又はその他の設定を行う選択肢を提示する画面を表示部１０３に表示する。このとき、図４の画面４−２が表示される。ステップＳ３０６で、ユーザは予約確定か、その他の設定を行うかを選択する。予約確定が選択された場合、予約動作を終了する。このように、本発明のテレビ放送受信装置においては、ＥＰＧを含む２つの画面における操作のみで予約動作を行うことができる。

記憶部１０５に記憶された予約動作時の設定以外の予約動作を行いたい場合、ステップＳ３０６でその他の設定を選択する。その際には、ステップＳ３０７で、図２に示した予約動作時の設定画面と同様の画面を表示し、ネットワーク上の録画装置やサーバ（ＤＬＮＡサーバ）等への録画を含む他の録画機器への予約録画、選択された番組の詳細情報の提示、選択された番組の放送局が現在放送している番組の選局、選択された番組と同一ジャンルの番組の検索、同一番組の次回の放送検索、視聴予約等を行い、ステップＳ３０５に戻る。

本発明のテレビ放送受信装置においては、ＥＰＧ画面において所定の番組が選択された場合の動作を設定しておくことで、予約動作を簡単に行うことができる。

上記においては、本発明のテレビ放送受信装置をテレビジョン受像機として説明したが、本発明をＥＰＧを用いて予約動作を行うことができるその他のテレビ放送受信装置、例えば、ハードディスクレコーダ、ＶＴＲ、ＤＶＤレコーダ、ハイブリッドレコーダ等に適用することも可能である。

また、本発明は、処理方法又はそれを実行するプログラム、あるいはプログラムを記録する媒体であってもよく、プログラムは伝送媒体から取得可能であってもよい。

本発明は、テレビ放送受信装置に利用可能である。

本発明のテレビ放送受信装置の構成の一例を示すブロック図である。 予約動作設定画面の一例を示す図である。 本発明のテレビ放送受信装置におけるＥＰＧを使用した予約動作の手順の一例を説明するフローチャートである。 予約動作時の一連の表示画面を示す図である。 従来のテレビジョン受像機の電子番組表における録画予約における一連の表示画面の一例を示す図である。

符号の説明

１０１ チューナ部
１０２ ＥＰＧ取得部
１０３ 表示部
１０４ スピーカ部
１０５ 記憶部
１０６ 入出力部
１０７ 制御部

Claims (7)

1. テレビ放送を受信し、電子番組表において予約動作を行うことができるテレビ放送受信装置において、
   テレビ放送番組の電子番組表を取得する電子番組表取得手段と、
   取得した前記電子番組表を出力する出力手段と、
   予約動作時の設定を記憶する記憶手段と、
   前記出力手段において出力された前記電子番組表において所定の番組が選択された場合、前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定に基づいて予約動作を行う制御手段とを備えることを特徴とするテレビ放送受信装置。
2. 前記所定の番組が選択された後、前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定以外の設定を行えるようにしたことを特徴とする請求項１記載のテレビ放送受信装置。
3. 前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定は、選択されている番組の視聴予約、選択されている番組の録画予約、選択されている番組の詳細表示、選択されている番組と同一のジャンルの番組検索、選択されている番組が連続番組である場合に次回の放送を検索、の少なくとも１つを含むことを特徴とする請求項１又は２記載のテレビ放送受信装置。
4. テレビジョン受像機であることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のテレビ放送受信装置。
5. 前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定は、選択されている番組の録画予約を含み、録画先の選択の設定をさらに含むことを特徴とする請求項４記載のテレビ放送受信装置。
6. 録画機器であることを特徴とする請求項１乃至３のいずれか１項に記載のテレビ放送受信装置。
7. 前記記憶手段に記憶された予約動作時の設定は、選択されている番組の録画予約を含み、録画モードの設定をさらに含むことを特徴とする請求項１乃至６のいずれか１項に記載のテレビ放送受信装置。

Images