JP2009130782A - 移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法 - Google Patents

移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法 Download PDF

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Abstract

【課題】フェージング変動の影響を精度良く除去することができるようにした移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法を提供する。
【解決手段】ステップS3、S4の平均化処理の前にフェージング劣化重み付け処理、つまりステップS1で偏った電界強度測定値を検出し、ステップS2でこの偏った電界強度測定値にマイナスの重み付けを加え、その後にステップS3、S4で平均化処理を行うようにし、劣化の激しいセルを一層悪い値として出力されるようにして、瞬時のフェージングによる劣化を平均化処理に丸め込まれないようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法に関する。
W−CDMA方式の無線通信システムでは、基地局と移動体通信機器間で無線リンクを確立する際に、先ず、移動体通信機器は下りリンクの拡散符号同期を確立して、下りリンクの第1共通制御物理チャネル(P−CCPCH:Primary−Common Control Physical Channel)の報知チャネル(BCH:Broadcast Channe1)情報を複合してから、上りリンクでランダムアクセスチャネル(RACH:Random Access Channel)を予め規定された送信タイミングで送信し、基地局との間で上りリンクの拡散符号同期を確立してRACH情報の複合を行い、上りおよび下りの無線リンクを確立するようにしている。
このような移動体通信機器は、電源立ち上げ時または通信終了後の通信待ち受け時の待ち受けチャネル選択において、瞬時のフェージング変動を平均化した長区間変動およびシャドウイング変動によるパスロスが最も小さなセルを検出し、この平均化時間内においてフェージング変動の影響を十分除去する必要がある。従来の移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法として、待ち受けチャネルの過去の使用履歴を記憶しておき、使用率から選択するようにしたものが示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2001−78257号公報
しかしながら、従来の移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法では、平均化時間内でのフェージング変動の影響を十分除去することができず、品質の悪いセルを検出するという誤検出が増大し、発信や着信が失敗したり、接続中に同期外れや切断が発生したり、ユーザーの運用に影響を及ぼす可能性が考えられる。また、サービスエリアの拡大や収容ユーザーチャネルの拡大を図るべくセルの構成の階層化が進むと思われる。具体的には、セル半径の小さな屋内用の基地局を階層的にオーバレイして運用することで電波の届きにくい箇所を削減したり、新たに異なる周波数を用いることで収容ユーザーチャネル数を増加したりすると、今迄以上に複数の周波数が検出可能となり、検出可能なセルが多くなり、セルを誤検出する可能性が増大することが予想される。
本発明の目的は、フェージング変動の影響を精度良く除去することができるようにした移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、瞬時のフェージング変動を平均化するために長区間として定めた平均化時間内でセルの電界強度を測定し、次いで、その平均化処理を行い、その結果に基づいて待ち受けチャネルの選択を行う移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法において、前記平均化処理の前に、電界強度測定値が偏った値かどうかの判定処理を行い、その結果、電界強度測定値が偏った値であったときにその電界強度測定値にマイナスの重み付け処理をするフェージング劣化重み付け処理を行うことを特徴とする。
本発明による移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法によれば、平均化処理の前にフェージング劣化重み付け処理を行って、偏った電界強度測定値を検出して例えばこれにマイナスの重み付けを加えて一層悪い値として出力されるようにし、瞬時のフェージングによる劣化の激しいセルが平均化処理に取り込まれないようにすることができ、従来のように品質の悪いセルを検出することによって発信や着信が失敗したり、接続中に同期外れや切断が発生することを精度良く回避することができるようになる。
以下、本発明の実態の形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本発明を適用する通信システムの構成図である。
待ち受けチャネル選択機能を有する通信モジュールとして示す移動体通信機器1A〜1Bと、待ち受けチャネル選択機能に関しては関与せずに移動体通信機器1A〜1Bとデータの送受信のみを行う基地局2と、基地局制御装置3Aおよびコアネットワーク3Bなどを有する携帯電話網3と、インターネット4と、このインターネット4を介して移動体通信機器1A〜1Bとの間でデータの送受信を行うが待ち受けチャネル選択機能に関しては関与しないホストとから構成されている。
図3は、移動体通信機器1A〜1Bのハードウェアを示すブロック構成図である。
移動体通信機器1Aの基本的な構成は従来の携帯電話とほぼ同様であり、通信に伴う信号処理や制御を行う移動体通信機器1Aの制御部5と、処理プログラムや通信に伴うデータやパラメータを保持する記憶部6と、受信部7および送信部8と、無線信号の送受信を行うアンテナ9とを有している。
図4は、移動体通信機器1A〜1Bのソフトウェアを示すブロック構成図である。
移動体通信機器固有の通信プロトコルL1(Layer1:物理層)10と、移動体通信機器固有の通信プロトコルL2(Layer2:データリンク)およびL3(Layer3:ネットワーク層)から成り立っているPS(プロトコルスタック)11と、汎用な通信プロトコル(TCP/IP)12と、通信モジュールの制御ソフトウェアであるアプリケーション13と、通信モジュール1Aのソフトウェアが正常に動作しているかタイマ監視しているIDLEタスク14とを有しており、このIDLEタスク14の特徴は、タイマがタイムアップするとハードウェアにリセットがかかり、リセットがかかると移動体通信機器が初期状態から再スタートすることになる。
上述した通信プロトコルL1タスクは、待ち受けチャネルの選択機能を有しており、この待ち受けチャネルの選択機能では品質の悪いセルを検出して除去し、発信や着信が失敗したり、接続中に同期外れや切断が発生することを回避したりする。そのために待ち受けチャネルの選択機能には、これまでと同様にセルの電界強度測定処理が含まれ、先ず、移動体通信機器1A〜1Bに設けた電界強度測定手段を用いて瞬時のフェージング変動を平均化するために長区間として定めた平均化時間内でセルの電界強度を測定し、次いで、その平均化処理を行い、その結果に基づいて待ち受けチャネルの選択を行う。ここでの電界強度測定処理は、図1のフローチャートに示したようにこれまでの平均化処理の前後に新たな処理を追加している。
図1は、本発明の一実施の形態による移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法を示すフローチャートである。
この電界強度測定処理では、従来から行われている平均化処理の前に、フェージング劣化重み付け処理を行うようにしている。このフェージング劣化重み付け処理は、先ず、ステップS1で電界強度測定値が平均値からある範囲以上に偏った値かどうかの判定処理を行うようにしている。これは概念図として示す図5のように、電界強度の平均値E1に対して予めマイナス偏差の設定値E2とプラス偏差の設定値E3を定め、電界強度測定値がこれらの設定値E2、E3よりも偏った値であるか否かを判定して行う。次に、この判定の結果、電界強度測定値が偏った値であった場合、ステップS2でその電界強度測定値にマイナスの重み付け処理を加える。
ステップS1の判定処理で電界強度測定値が設定値E2、E3の範囲内にある場合、またステップS2のマイナスの重み付け処理の後、ステップS3で長区間として定めた平均化時間内か否かを判定する。この判定の結果、平均化時間内の場合、ステップS4では上述したフェージング劣化重み付け処理を行った値を用いてこれまでと同様の平均化処理を行う。
上述したステップS1、S2で説明したフェージング劣化重み付け処理を行うことなく、ステップS3、S4でセルの電界強度を長区間で平均化する平均化処理を行うと、瞬時のフェージングによる劣化がこの処理に丸め込まれてしまう。しかし、ステップS3、S4の平均化処理の前に上述したようにフェージング劣化重み付け処理を行うと、偏った電界強度測定値にマイナスの重み付けを加えて一層悪い値として出力されることになるため、瞬時のフェージングによる劣化の激しいセルがステップS4での平均化処理に丸め込まれることがない。
続いて、上述した平均化処理の後に、同期外れ重み付け処理を行う。これは、ステップS5で同期外れが発生したか否かの判定処理を行い、同期外れが発生している場合はステップS6でマイナスの重み付け処理を行い、同期外れが発生していないセルを安定したセルとして抽出するものである。この同期外れ判定の検出は、図3に示した記憶部6内には、以前に使用した際に同期外れが発生した場合に、それを以前使用履歴情報として記憶しておき、この以前使用履歴情報に基づいて同期外れの発生判定を行う。
この同期外れ判定処理の結果、同期外れが発生していた場合、ステップS6でマイナスの重み付け処理を行った後にステップS7に進み、一方、同期外れが発生していない場合は、このマイナスの重み付け処理を行うことなくステップS7に進む。このようにステップS4での平均化処理の後に同期外れを検出したセルに対してマイナスの重み付け処理を行うと、同期外れが発生していないセルよりも同期外れを発生したセルがより悪く検出されるようにできるようにする。このようにして、同期外れが発生した品質の悪いセルを精度良く除いて、同期外れが発生していない品質の良いセルを精度良く抽出することができる。
その後、使用履歴重み付け処理、つまりステップS7で以前使用したセルか否かの使用履歴判定処理を行い、使用履歴がある場合はステップS8でそのセルに対してプラスの重み付け処理を行う。この使用履歴判定処理は、図3に示した移動体通信機器1A〜1Bの記憶部6に使用履歴情報として記憶しておき、この使用履歴情報に基づいて行う。その結果、使用履歴があれば、ステップS8でそのセルに対してプラスの重み付け処理を行う。
このようにして、ステップS5、S6で同期外れを起こしていないセルを、またステップS7、S8で以前の使用履歴があるセルが優先して抽出され、これを安定しているセルと判断し、これらの電界強度測定結果を用いて待ち受けチャネルの選択を行うことができる。しかも、ステップS5の平均化処理後に、これらの各重み付け処理を追加しているので、同期外れ起こしておらず、かつ以前使用検出したセルを安定したセルとして精度良く検出することができる。
上述した待ち受けチャネル選択定方法によれば、ステップS3、S4で示した平均化処理の前にステップS1、S2で示したフェージング劣化重み付け処理を行い、また平均化処理の後にステップS5、S6で示した同期外れ重み付け処理を行い、さらにステップS7、S8で使用履歴重み付け処理を行うようにしたため、従来のように品質の悪いセルを検出してしまうことを一層精度良く防止することができるようになり、発信や着信が失敗したり、接続中に同期外れや切断が発生したりすることを回避できるようになる。
本発明による移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法は、上述した移動体通信機器の構成に限らずその他の構成のものにも適用することができる。
本発明の一実施の形態による移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法を示すフローチャートである。 本発明による移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法を適用する通信システムの構成図である。 図2に示した移動体通信機器のハードウェアを示すブロック構成図である。 図2に示した移動体通信機器のソフトアウェアを示すブロック構成図である。 フェージング劣化重み付け処理を説明する概念図である。
符号の説明
1A、1B 移動体通信機器
2 基地局
3 携帯電話網
4 インターネット
5 制御部
6 記憶部
7 受信部
8 送信部
9 アンテナ

Claims (1)

  1. 瞬時のフェージング変動を平均化するために長区間として定めた平均化時間内でセルの電界強度を測定し、次いで、その平均化処理を行い、その結果に基づいて待ち受けチャネルの選択を行う移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法において、前記平均化処理の前に、電界強度測定値が偏った値かどうかの判定処理を行い、その結果、電界強度測定値が偏った値であったときにその電界強度測定値にマイナスの重み付け処理をするフェージング劣化重み付け処理を行うことを特徴とする移動体通信機器の待ち受けチャネル選択方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016079956A1 (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日本電気株式会社 通信端末および通信端末のチャネル選択方法

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