JP2009130747A - 高解像度化処理装置 - Google Patents

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重樹 東嶋
Masahiro Kageyama
昌広 影山
Masao Ishiguro
正雄 石黒
Naofumi Tomita
直史 冨田
Suzunosuke Hida
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Abstract

【課題】計算量を削減した画像信号を高解像度化するための高解像度化処理装置を提供することを目的とする。
【解決手段】基準となる入力画像フレームの画像データの近傍に補間ローパスフィルタを適用する補間ローパスフィルタ手段402と、サンプリング位相差(102、103)の情報を用いて,広帯域補間手段112および加重加算手段113および係数決定手段106により高解像度化を行う場合と、補間ローパスフィルタ手段402により高解像度化を行う場合とに処理の流れを選択する高解像度化処理選択手段401とを備えることにより上記課題を解決する。
【選択図】図1

Description

本発明は、高解像度化処理装置に関し、特に、高解像度化処理の計算量を削減する高解像度化処理装置に関する。
最近のテレビ受像機は大画面化が進んでおり,放送や通信,蓄積媒体などから入力された画像信号をそのまま表示するのではなく,デジタル信号処理によって水平・垂直方向の画素数を増やして表示することが一般的に行われている。この際,一般的に知られているsinc関数を用いた補間ローパスフィルタやスプライン関数等によって画素数を増やすだけでは解像度を上げることはできない。
そこで,特許文献1,特許文献2,非特許文献1に記載されているように,入力された複数の画像フレーム(以下,フレームと略記)を合成して1枚のフレームとすることにより,高解像度化しながら画素数を増やす技術(以下,従来技術)が提案されている。
特開平8−336046号公報 特開平9−69755号公報 青木伸 "複数のデジタル画像データによる超解像処理",RicohTechnical Report pp.19-25, No.24, NOVEMBER,1998 安藤繁:"画像の時空間微分算法を用いた速度ベクトル分布計測システム",計測自動制御学会論文集,pp.1330-1336,Vol.22, No.12,1986
これらの従来技術では,図8のように(1)位置推定部(111),(2)広帯域補間部(112),(3)加重加算部(113)の3つの処理により高解像度化を行う。ここで,(1)位置推定部(111)は,入力された複数の画像フレームの各画像データを用いて,各画像データのサンプリング位相(標本化位置)の差を推定するものである。非特許文献2に記載されているような数多くの方法が提案されており,これらをそのまま用いて実現することできる。(2)広帯域補間部(112)は,各画像データを折返し成分も含め,原信号の高周波成分をすべて透過する帯域の広いローパスフィルタを用いて画素数(サンプリング点)を補間して増やし,画像データを高密度化するものである。非特許文献1に記載されているように,ナイキスト周波数の2倍の通過帯域を持つ一般的なローパスフィルタを用いることで実現できる。(3)加重加算部(113)は,各高密度化データのサンプリング位相に応じた重み係数により加重加算をとることによって,画素サンプリングの際に生じた折返し成分を打ち消して除去するとともに,同時に原信号の高周波成分を復元するものである。
図9に,これらの高解像度化技術の概要を示す。同図(a)に示すように,異なる時間軸上のフレーム#1(201),フレーム#2(202),フレーム#3(203)が入力され,これらを合成して出力フレーム(206)を得ることを想定する。簡単のため,まず被写体が水平方向に移動(204)した場合を考え,水平線(205)の上の1次元の信号処理によって高解像度化することを考える。このとき,同図(b)と同図(d)に示すように,フレーム#2(202)とフレーム#1(201)では,被写体の移動(204)の量に応じて信号波形の位置ずれが生じる。上記(1)位置推定部(111)によってこの位置ずれ量を求め,同図(c)に示すように,位置ずれが無くなるようにフレーム#2(202)を動き補償(207)するとともに,各フレームの画素(208)のサンプリング位相(209)(210)の間の位相差θ(211)を求める。この位相差θ(211)に基づき,上記(2)広帯域補間部(112)および(3)加重加算部(113)を行うことにより,同図(e)に示すように,元の画素(208)のちょうど中間(位相差θ=π)の位置に新規画素(212)を生成することにより,高解像度化を実現する。
なお,実際には被写体の動きが平行移動だけでなく,回転や拡大・縮小などの動きを伴うことも考えられるが,フレーム間の時間間隔が微小な場合や被写体の動きが遅い場合には,これらの動きも局所的な平行移動に近似して考えることができる。
(3)加重加算部(113)について,以下に詳しく説明する。特許文献1、特許文献2、非特許文献1に記載の従来技術によって1次元方向の2倍の高解像度化を行う場合,上記(3)の加重加算を行う際に,図10に示すように,少なくとも3枚のフレーム画像の信号を用いる必要があった。ここで,図10は,1次元の周波数領域で,各成分の周波数スペクトルを示した図である。同図において,周波数軸からの距離が信号強度を表し,周波数軸を中心とした回転角が位相を表す。
上記(2)の広帯域補間部(112)にて,ナイキスト周波数の2倍の帯域(周波数0〜サンプリング周波数fsまでの帯域)を透過する広帯域ローパスフィルタによって画素補間すると,原信号と同じ成分(以下,原成分)と,サンプリング位相に応じた折返し成分の和が得られる。このとき,3枚のフレーム画像の信号に対して上記(2)広帯域補間の処理を行うと,図10(a)に示すように,各フレームの原成分(301)(302)(303)の位相はすべて一致し,折返し成分(304)(305)(306)の位相は各フレームのサンプリング位相の差に応じて回転することがよく知られている。それぞれの位相関係をわかりやすくするために,各フレームの原成分の位相関係を同図(b)に示し,各フレームの折返し成分の位相関係を同図(c)に示す。
ここで,3枚のフレーム画像の信号に対して,乗算する係数を適切に選択して上記(3)加重加算を行うことにより,各フレームの折返し成分(304)(305)(306)を互いに打ち消して除去することができ,原成分だけを抽出できる。このとき,各フレームの折返し成分(304)(305)(306)のベクトル和を0にする,すなわち,Re軸(実軸)の成分とIm軸(虚軸)の成分を両方ともに0とするためには,少なくとも3つの折返し成分が必要となる。つまり,1次元方向の2倍の高解像度化を実現するために,すなわち1個の折返し成分を除去するために,少なくとも3枚のフレーム画像の信号を用いる必要がある。
従って上記従来技術は,信号処理の計算量が大きくなって経済的でない。また,サンプリング位相(標本化位置)の差を用いて高解像度化処理を行っているため,サンプリング位相に差が生じない信号,すなわち,被写体が静止している領域や,被写体の動きがちょうど画素間隔の整数倍になる領域では,高解像度化の効果が得られないという問題があった。
本発明は,上記従来技術の課題に鑑みて為されたものであって,その目的は,計算量を削減した画像信号を高解像度化するための高解像度化処理装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の高解像度化処理装置は、n枚(nは3以上の整数)の画像フレームを入力し,基準となる入力画像フレーム上の画像データと他の入力画像フレーム上の対応する各画像データを用いてサンプリング位相差を推定する位置推定手段と、前記サンプリング位相差の情報を用いて各入力画像フレームの画像データを動き補償するとともに画素数を増やして高密度化する広帯域補間手段と、前記サンプリング位相差の情報を用いて係数を決定する係数決定手段と、前記広帯域補間後の各画像データに前記係数を乗じて加重加算することにより折返し成分を除去する加重加算手段と、前記基準となる入力画像フレームの画像データの近傍に補間ローパスフィルタを適用する補間ローパスフィルタ手段と、前記サンプリング位相差の情報を用いて,前記広帯域補間手段および前記加重加算手段および前記係数決定手段により高解像度化を行う場合と、前記補間ローパスフィルタ手段により高解像度化を行う場合とに処理の流れを選択する高解像度化処理選択手段とを備えたことを特徴とする。さらに、本発明の高解像度化処理装置は、前記高解像度化処理選択手段では、前記サンプリング位相差が整数画素の場合、前記補間ローパスフィルタ手段により高解像度化を行う処理を選択するものである。
本発明によれば、高解像度化処理装置において、高解像度化処理の計算量を削減することができる。
本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図7は、本発明の高解像化処理装置を映像再生装置に適用した場合の一実施形態を示す構成図である。本実施例に係る映像再生装置は,例えばテレビジョン受像機やHDDレコーダ等の画像表示装置に適用される。図7において,本実施例に係る映像再生装置は,符号化された画像データを受け取ると,復号処理(1001)が画像フレームデータに復号する。画像フレームデータ保存部(1002)は復号処理(1001)により復号された画像フレームデータを受け取ると,これを保存する。高解像度化処理(1004)は復号処理(1001)により復号された画像フレームデータと,画像フレームデータ保存部(1002)に保存された複数の画像フレームデータ(1003)を用いて,高解像化した画像フレームデータを生成する。以下,高解像度化処理(装置)(1004)の詳細について説明する。
図1は、本発明の高解像化処理装置の一実施形態を示す構成図である。高解像度化処理では,処理対象の画素毎に下記のような処理を行い,例えば、対象画素のちょうど中間(位相差θ=π)の位置に新規画素を生成して,1次元方向の2倍の高解像度化行う。
同図において,まず位置推定(101)により,入力されたフレーム#1上の処理対象の画素のサンプリング位相(標本化位置)を基準として,フレーム#2上の対応する画素の位置を推定し,サンプリング位相差θa(102)を求める。同じように,位置推定部(101)により,入力されたフレーム#1上の処理対象の画素のサンプリング位相(標本化位置)を基準として,フレーム#3上の対応する画素の位置を推定し,サンプリング位相差θb(103)を求める。
次に,広帯域補間部(112)の画素補間(104)により,フレーム#1の処理対象の画素について,フレーム#1の画素数を2倍に増して高密度化するよう補間処理を行う。さらに,画素補間(105)により,位相差θa(102)の情報を用いて,フレーム#1の処理対象の画素に対応するフレーム#2上の画素について,フレーム#2の画素数を2倍に増して高密度化するよう補間処理を行う。同じように,画素補間(105)により,位相差θb(103)の情報を用いて,フレーム#1の処理対象の画素に対応するフレーム#3上の画素について,フレーム#3の画素数を2倍に増して高密度化するよう画素補間を行う。
加重加算部(113)では,画素補間(104)(105)の各出力信号に対して,係数決定器(106)にて位相差θa(102)およびθb(103)をもとに生成した係数C1,C2,C3を乗算器(107)(108)(109)にてそれぞれ乗算し,加算器(110)にてこれらの信号を加算して,フレーム#1の対象画素のちょうど中間(位相差θ=π)の位置に新規画素を生成する。なお,位置推定(101)は,前述の従来技術を用いて実現することができる。
図2に、画素補間(104)(105)の動作を示す。図2は、「周波数−利得」特性の例を示す図である。同図において,横軸は周波数を,縦軸は利得(入力信号振幅に対する出力信号振幅の比の値)を表し,画素補間(104)(105)の「周波数−利得」特性を示している。ここで,画素補間(104)(105)では,もとの信号のサンプリング周波数(fs)に対して2倍の周波数(2fs)を新しいサンプリング周波数とし,もとの画素間隔のちょうど中間の位置に新しい画素のサンリング点(=ゼロ点)を挿入することによって画素数を2倍にして高密度化するとともに,−fs〜+fsの間の周波数をすべて利得2.0の通過帯域とするフィルタをかける。このとき,同図に示すように,デジタル信号の対称性により,2fsの整数倍の周波数ごとに繰り返す特性となる。
図3に,本発明における、画素補間(104)(105)の具体例を示す。同図は,図2に示した周波数特性を逆フーリエ変換して得られるフィルタのタップ係数を示している。このとき,各タップ係数Ck(ただし,kは整数)は一般的に知られているsinc関数となり,位相差θを考慮して,Ck=2sin(πk+θ)/(πk+θ)とすればよい。なお,画素補間(104)では,位相差θを0とおき,Ck=2sin(πk)/(πk)とすればよい。また,位相差θを,整数画素単位(2π)の位相差+小数画素単位の位相差で表すことにより,整数画素単位の位相差の補償については単純な画素シフトにより実現し,小数画素単位の位相差の補償については上記画素補間(104)(105)のフィルタを用いてもよい。
なお,画素補間(104)(105)は,理想的な特性を得るためには無限大のタップ数を必要とするが,タップ数を有限個で打ち切って簡略化しても実用上問題ない。このとき,一般的な窓関数(例えばハニング窓関数やハミング窓関数など)を用いてもよい。
図4に、本発明における、係数決定(106)の動作と具体例を示す。同図(c)に示すように,同図(a)(b)に示した3つの原成分のベクトル和を取ったときに,Re軸の成分を1とし,Im軸の成分を0とするとともに,3つの折り返し成分のベクトル和を取ったときに,Re軸とIm軸の両方の成分を0とするように,各成分に乗算する係数を決定すれば,1次元方向の2倍の高解像度化行う画像信号処理装置を実現できる。図1に示すように,画素補間(104)の出力に対する係数をC1,画素補間(105)の出力に対する係数をC2,C3として図4(c)の条件を満たすようにすると,図4(d)に示す連立方程式を得ることができ,これを解くことで係数値C1,C2,C3を導くことができる。係数決定(106)は,このようにして得た係数C1,C2,C3を出力すればよい。そして、加重加算部(113)において、広帯域補間後の各画像データにこの係数を乗じて加重加算することにより折返し成分を除去することができる。
図5に,本発明における、高解像度処理選択(401)の具体例を示すフローチャートである。高解像度処理選択(401)は,上記位置推定(101)から取得した位相差θa(103)が整数画素の場合,つまり,θa=2kπ(ただし,k=0,1,2,…)の場合,フレーム#1の対象画素に対して補間ローパスフィルタ(402)を適用し,これを出力する。また,上記位置推定(102)から取得した位相差θb(104)が整数画素の場合も同様に,フレーム#1の対象画素に対して補間ローパスフィルタ(402)を適用し,出力する。それ以外の場合は,上記広帯域補間部(112)および加重加算部(113)の処理を経て高解像度化される。
図6に,本発明の、補間ローパスフィルタ(402)の具体例を示す。同図は,もとのサンプリング周波数fsの1/2をカットオフ周波数とする周波数特性を逆フーリエ変換して得られるフィルタのタップ係数を示している。このとき,各タップ係数Ck(ただし,kは整数)は一般的なsinc関数となり,Ck=sin(πk/2)/(πk/2)とすればよい。
すなわち、本発明は、位置推定(101、102)から取得した位相差θa、θb(103、104)が整数画素の場合は、補間ローパスフィルタ(402)により高解像度化処理されることとなる。このことにより、もともと、広帯域補間部(112)及び加重加算部(113)の処理による高解像度化の効果が得られない(もしくは得られにくい)という整数画素の場合は、補間ローパスフィルタ(402)により高解像度化処理されるため、計算量が削減されることとなる。
なお、上記位相差の2kπは、広帯域補間部(112)及び加重加算部(113)の処理による高解像度化処理による効果を考慮した、ほぼ2kπであることも含まれる。すなわち、広帯域補間部(112)及び加重加算部(113)の処理による高解像度化処理による効果が期待されない2kπの前後の範囲を設定しておくことも可能である。
以上の実施例の説明においては,1次元方向の2倍の高解像度化を例に挙げて説明したが,本発明の各実施の態様は,これに限定されるわけではなく,1次元方向、2次元方向にかかわらずn倍の高解像度化に適用することが可能である。
また、以上の実施例の説明においては,1次元方向に対して3つのフレームによる高解像度化の例を挙げて説明したが、本発明の各実施の態様は,これに限定されるわけではなく,3つのフレームによる出力を1つのフレームとしさらに、別のフレームを加えて本発明の処理を行う場合も適用できる。この場合も、位置推定から取得したいずれかの位相差が2kπ(整数画素)である場合は、補間ローパスフィルタ(402)を適用し,出力する。さらに、2次元の場合は、各次元ごとに、それぞれ、位置推定から取得したいずれかの位相差が2kπである場合は、補間ローパスフィルタ(402)を適用し,出力可能である。すなわちX,YであるならX方向で図5の処理を、また、Y方向で図5の処理をそれぞれ行っていくようにすることが可能となる。
本発明の高解像化処理装置の一実施形態を示す構成図である。 「周波数−利得」特性の例を示す図である。 本発明における、画素補間の例を示す図である。 本発明における、係数決定の例を示す図である。 本発明における、高解像度処理選択の例を示すフローチャートである。 本発明における、補間ローパスフィルタの例を示す図である。 本発明の高解像化処理装置を映像再生装置に適用した場合の一実施形態を示す構成図である。 従来技術である高解像化処理装置の構成図である。 従来技術である高解像化処理の説明図である。 従来技術である高解像化処理における周波数スペクトルの説明図である。
符号の説明
101 位置推定
102 位相差θa
103 位相差θb
104 画素補間
105 画素補間
106 係数決定
107 108 109 乗算器
110 加算器
111 位置推定部
112 広帯域補間部
113 加重加算部
401 高解像度処理選択
402 補間ローパスフィルタ
1001 復号処理
1002 画像フレームデータ保存部
1003 画像フレームデータ

Claims (2)

  1. n枚(nは3以上の整数)の画像フレームを入力し,
    基準となる入力画像フレーム上の画像データと他の入力画像フレーム上の対応する各画像データを用いてサンプリング位相差を推定する位置推定手段と、
    前記サンプリング位相差の情報を用いて各入力画像フレームの画像データを動き補償するとともに画素数を増やして高密度化する広帯域補間手段と、
    前記サンプリング位相差の情報を用いて係数を決定する係数決定手段と、
    前記広帯域補間後の各画像データに前記係数を乗じて加重加算することにより折返し成分を除去する加重加算手段と、
    前記基準となる入力画像フレームの画像データの近傍に補間ローパスフィルタを適用する補間ローパスフィルタ手段と、
    前記サンプリング位相差の情報を用いて,前記広帯域補間手段および前記加重加算手段および前記係数決定手段により高解像度化を行う場合と、前記補間ローパスフィルタ手段により高解像度化を行う場合とに処理の流れを選択する高解像度化処理選択手段とを備えたことを特徴とする高解像度化処理装置。
  2. 請求項1に記載の高解像度化処理装置において、
    前記高解像度化処理選択手段では、前記サンプリング位相差が整数画素の場合、前記補間ローパスフィルタ手段により高解像度化を行う処理を選択する高解像度化処理装置。
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