JP2009130515A - チャネルスキャン仲介無線機、管理グループ用無線機、被管理グループ用無線機、無線通信システム及び制御方法 - Google Patents

チャネルスキャン仲介無線機、管理グループ用無線機、被管理グループ用無線機、無線通信システム及び制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】管理グループAと被管理グループB〜Dとにグループ分けした無線通信システム10において、被管理グループ用無線機Tbが支障なく管理グループ用無線機Taを呼出せるようにする。また、Taのチャネルスキャン時間を抑えて節電を図る。
【解決手段】仲介無線機TpはAの管理グループ用データチャネルfaとは別のチャネルスキャン用データチャネルfcontでの待ち受け状態に保持される。Tbは自グループの被管理グループ用通話チャネルfbによりTaを呼出す。Tbは、Taが応じなければ、fbからfcontへ切替えて、fcontでチャネルスキャン要求及びTaのIDを送信する。fcontは、チャネルスキャン要求を受信すると、fcontからfaへ切替えて、faでTaを宛て先とするチャネルスキャン要求を送信する。Taは、faでチャネルスキャン要求を受信すると、チャネルスキャンを実施する。TbはfbでTaを再度呼出す。
【選択図】図1

Description

本発明は、管理グループ及び被管理グループの無線機を含む無線通信システムにおけるチャネルスキャン仲介無線機、管理グループ用無線機、被管理グループ用無線機、無線通信システム及びその制御方法に関するものである。
特許文献1は、無線機における個別呼出し、グループ呼出し及び一斉呼出しを開示する(特許文献1の図5のS17,S19,S21)。特許文献1の無線通信システムでは、個別呼出し、グループ呼出し及び一斉呼出しに対して、予め所定の番号が割り振られ、各無線機は、呼出し信号に含まれる番号に基づき個別呼出し、グループ呼出し及び一斉呼出しを識別するようになっている(特許文献1の段落0004及び図2のS31,S32)。
図7は従来の無線通信システム150における呼出し処理の説明図である。無線通信システム150において、後述の図1の要素等と対応する要素等については、図1の要素等に付した符号と同一の符号を付して、詳細な説明は省略し、主要点についてのみ説明する。無線通信システム150の無線機は、1つの管理グループAと3つの被管理グループB〜Dとにグループ分けされている。管理グループ用データチャネルfaは、管理グループAに割当てられたデータチャネルである。被管理グループ用通話チャネルfb〜fdは、それぞれ被管理グループB〜Dに割当てられた通話チャネルである。
管理グループAの各無線機Taは、被管理グループB〜Dに係る被管理グループ用通話チャネルfb〜fdをメモリに登録されている。被管理グループB〜Dの各無線機Tb〜Tdは、自機グループに割り当てられた被管理グループ用通話チャネルfb〜fdをそれぞれメモリに登録されているのみであり、異なる被管理グループ間の無線機同士は原則、通話不能である。被管理グループB〜Dの各無線機Tb〜Tdは、また、それぞれの被管理グループ用通話チャネルfb〜fdを使用して、管理グループAの任意の無線機Taと通話可能になっている。
特開2000−315979号公報
例えば、無線機Tbが管理グループAの任意の無線機Taを呼出して通話しようとする場合、該無線機Taが被管理グループ用通話チャネルfbで待受け状態になっていたり、被管理グループ用通話チャネルfb〜fdのチャネルスキャン状態になっている場合には、該無線機Taは、無線機Tbからの呼出しに応じて、無線機Tbからの呼出しに応答することができる。しかし、無線機Taが、無線機Tbからの呼出し時に、被管理グループ用通話チャネルfbでの待受け状態になかったり、被管理グループ用通話チャネルfb〜fdのチャネルスキャン状態になかったりした場合には、該無線機Taは、非通話中も無線機Tbからの呼出しに応答することはできない。
このことは、無線機Taが無線機Tbから直接呼出される場合だけでなく、レピーター151の中継を介して無線機Tbからの呼出しを受ける場合についても同様である。さらに、無線機Tc,Tdからの呼出しの場合も、無線機Tbの場合と同様である。また、チャネルスキャン期間は電力消費量が多く、無線機Taをチャネルスキャン状態に常時保持することは、無線機Taが被管理グループの無線機からの呼出しを速やかに受けることができる反面、無線機Taのバッテリ切れを早めてしまう。
特許文献1の無線通信システムは、グループ呼出しについては言及するものの、呼出し時に、呼出し先の無線機が、別のチャネルで待受け状態になっていたり、チャネルスキャン状態に無かったりした場合に、呼出し先の無線機に応答させる手立てについて開示していない。
本発明の目的は、管理グループの無線機が被管理グループに割り当てられている通話チャネルの待受け状態になかったり、チャネルスキャン状態になかったりしていても、被管理グループの無線機からの通話呼出しに速やかに応答できるようにしたチャネルスキャン仲介無線機、管理グループ用無線機、被管理グループ用無線機、無線通信システム及び制御方法を提供することである。
本発明によれば、チャネルスキャン用データチャネルが管理グループ用データチャネルとは別に割当てられ、チャネルスキャン仲介無線機はチャネルスキャン用データチャネルでの待受け状態に保持される。被管理グループ用無線機は、チャネルスキャン用データチャネルにより所定の管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン要求を送信することにより、チャネルスキャン仲介無線機は、直ちにこれを受信して、次に、管理グループ用データチャネルを使って、それで待受け状態になっている管理グループ用無線機へチャネルスキャン要求を送信する。管理グループ用無線機は、チャネルスキャン要求を受信すると、チャネルスキャン状態へ切替わり、被管理グループ用無線機からの被管理グループ用通話チャネルによる呼出しに応じる。
管理グループ用無線機が唯一である場合には、チャネルスキャン仲介無線機を省略して、管理グループ用無線機がチャネルスキャン用データチャネルによるチャネルスキャン要求の受信に対応する。管理グループ用無線機は、チャネルスキャン用データチャネルをプライオリティチャネル等の定期的に受信を監視するチャネルに設定しており、チャネルスキャン用データチャネルによる被管理グループ用無線機からのチャネルスキャン要求の受信があると、チャネルスキャン状態へ速やかに切替わって、被管理グループ用無線機からの被管理グループ用通話チャネルによる呼出しに応じる。
本発明のチャネルスキャン仲介無線機付き無線通信システムは次のチャネルスキャン仲介無線機、管理グループ用無線機、及び被管理グループ用無線機を備える。
チャネルスキャン仲介無線機は次のものを備えている。
管理グループ用データチャネルとは別に割り当てられているチャネルスキャン用データチャネルにより被管理グループ用無線機からの所定の管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン要求を受信するチャネルスキャン用データチャネル受信手段、及び
チャネルスキャン要求を受信すると、管理グループ用データチャネルにより前記管理グループ用無線機へチャネルスキャン要求を送信する管理グループ用データチャネル送信手段。
管理グループ用無線機は次のものを備えている。
管理グループ用データチャネルにより自機宛てのチャネルスキャン要求を受信する管理グループ用データチャネル受信手段、及び
自機宛てのチャネルスキャン要求を受信すると被管理グループ用通話チャネルのスキャンを実施するチャネルスキャン制御手段、
を備えることを特徴とする管理グループ用無線機。
被管理グループ用無線機は次のものを備えている。
チャネルスキャン用データチャネルにより通話相手先の管理グループ用無線機のチャネルスキャンを要求するチャネルスキャン要求手段、
該管理グループ用無線機のチャネルスキャンを要求した後、自機グループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出す呼出し手段。
本発明のチャネルスキャン仲介無線機無し無線通信システムは次の管理グループ用無線機、及び被管理グループ用無線機を備える。
管理グループ用無線機は、管理グループに属する唯一の無線機であり、次のものを備えている。
定期的に受信を監視するように設定されているチャネルスキャン用データチャネルにより被管理グループ用無線機からチャネルスキャン要求を受信するチャネルスキャン用データチャネル受信手段、及び
チャネルスキャン要求を受信すると被管理グループ用通話チャネルのスキャンを実施するチャネルスキャン制御手段。
被管理グループ用無線機は次のものを備えている。
チャネルスキャン用データチャネルにより通話相手先の管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン要求と自機グループのID情報とを送信するチャネルスキャン要求手段、
前記チャネルスキャン要求と前記ID情報とを送信した後、前記チャネルスキャン用データチャネルにより自機グループの被管理グループ用通話チャネルが前記管理グループ用無線機のチャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルとして登録されてチャネルスキャン開始した旨のチャネルスキャン開始情報を受信するチャネルスキャン開始情報受信手段、及び
前記チャネルスキャン開始情報の受信後、自機グループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出す呼出し手段。
本発明のチャネルスキャン仲介無線機付き無線通信システムの制御方法は次のステップを備えている。
被管理グループ用無線機が該被管理グループ用無線機のグループの被管理グループ用通話チャネルにより所定の管理グループ用無線機を呼出して該管理グループ用無線機が応答するか否かの応答判定を実施するステップ、
前記応答判定が否であるならば、管理グループ用データチャネルとは別に割り当てられているチャネルスキャン用データチャネルにより前記被管理グループ用無線機に前記管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン要求を送信させるステップ、
チャネルスキャン仲介無線機を前記チャネルスキャン用データチャネルの待受け状態に保持して前記チャネルスキャン仲介無線機に前記管理グループ用無線機に対する前記チャネルスキャン要求を受信させるステップ、
前記チャネルスキャン仲介無線機が前記チャネルスキャン要求を受信すると、管理グループ用データチャネルにより前記チャネルスキャン仲介無線機に前記管理グループ用無線機に対する前記チャネルスキャン要求を送信させるステップ、
前記管理グループ用無線機を前記管理グループ用データチャネルの待受け状態に保持して、前記管理グループ用無線機に自機に対する前記チャネルスキャン要求を受信させるステップ、
前記管理グループ用無線機が自機に対する前記チャネルスキャン要求を受信したならば、前記管理グループ用無線機に、被管理グループ用通話チャネルについてのチャネルスキャンを実施させるステップ。
本発明のチャネルスキャン仲介無線機無し無線通信システムの制御方法は、管理グループに所属する管理グループ用無線機が唯一となっており、次のステップを備えている。
被管理グループ用無線機が該被管理グループ用無線機のグループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出して該管理グループ用無線機が応答するか否かの応答判定を実施するステップ、
前記応答判定が否であるならば、チャネルスキャン用データチャネルにより前記被管理グループ用無線機にチャネルスキャン要求を送信させるステップ、
前記チャネルスキャン用データチャネルが定期的に受信を監視するチャネルとして予め設定されている前記管理グループ用無線機に、前記チャネルスキャン要求を受信させるステップ、及び
前記管理グループ用無線機が前記チャネルスキャン用データチャネルにより前記チャネルスキャン要求を受信したならば、前記管理グループ用無線機に被管理グループ用通話チャネルについてのチャネルスキャンを実施させるステップ。
本発明によれば、被管理グループ用無線機が管理グループ用無線機に対してチャネルスキャン要求を送るチャネルスキャン用データチャネルが設定されて、該チャネルスキャン用データチャネルがチャネルスキャン仲介無線機又は管理グループ用無線機により速やかに受信し得る状態に保持されているので、被管理グループ用無線機がチャネルスキャン用データチャネルにより管理グループ用無線機に対してチャネルスキャン要求を送ることにより、管理グループ用無線機は、チャネルスキャン状態に切替わり、被管理グループ用無線機からのその管理グループ用データチャネルによる呼出しに速やかに応答することができる。また、これにより、管理グループ用無線機は、常時チャネルスキャン状態に維持されている必要がなくなるので、管理グループ用無線機の消費電力を低減させることができる。本発明によれば、大掛かりとなるレピーターの設置を省略して、被管理グループ用無線機からの呼出しに対する管理グループ用無線機の迅速な応答を補償することができる。
図1は複数管理者型無線通信システム10における呼出し処理の説明図である。複数管理者型無線通信システム10は、1つの管理グループAと3つの被管理グループB〜Dとにグループ分けされている。図1において被管理グループの個数が3であるのは、説明及び図示の便宜のためであり、実際の複数管理者型無線通信システム10では、被管理グループの個数は任意である。
管理グループAには、1つの無線機Tpと1以上の無線機Taとが属している。以下、図1において、無線機Tp,Taをそれぞれ「親機Tp」及び「子機Ta」と呼ぶことにする。被管理グループB〜Dの各グループには、それぞれ1以上の無線機Tb〜Tdがそれぞれ属している。なお、図1では、図示の簡略化上、Ta〜Tdはそれぞれ1つのみ示し、他は省略している。
管理グループ用データチャネルfaは、管理グループAに割当てられたデータチャネル(通話チャネルではなく、データチャネルであることに注意されたい。)である。被管理グループ用通話チャネルfb〜fdは、それぞれ被管理グループB〜Dに割当てられた通話チャネルである。管理グループAの子機Ta同士の通話は、管理グループ用データチャネルfaとは別に管理グループAに割当てられている通話チャネルfa'(図示せず)により行なわれるようになっている。被管理グループB〜Dの各無線機Tb〜Tdは、同一グループ内の他の無線機とはそれぞれ被管理グループ用通話チャネルfb〜fdを使って通話自在になっている。これら通話には、個別呼出し、グループ呼出し及び一斉呼出しの通話が含まれる。
管理グループAの各子機Taは、通常、管理グループ用データチャネルfaで待受け状態になっている。また、各子機Taは、被管理グループB〜Dの被管理グループ用通話チャネルfb〜fdをメモリに登録されている。被管理グループB〜Dの各無線機Tb〜Tdは、自機グループに割り当てられた被管理グループ用通話チャネルfb〜fdをそれぞれメモリに登録されているのみであり、他の被管理グループ用通話チャネルはメモリに登録されず、異なる被管理グループ間の無線機同士は原則通話不能に設定される。被管理グループB〜Dの各無線機Tb〜Tdは、また、それぞれの被管理グループ用通話チャネルfb〜fdを使用して、管理グループAの任意の子機Taと通話可能になっている。
親機Tpは、データチャネルとして管理グループ用データチャネルfaとチャネルスキャン用データチャネルfcont(fcont≠fa)とをメモリに登録され、常時はチャネルスキャン用データチャネルfcontで待受け状態になっている。無線機Tb〜Tdも、チャネルスキャン用データチャネルfcontをメモリに設定され、チャネルスキャン用データチャネルfcontによりデータを送受自在になっている。なお、無線機Tb〜Tdに管理グループ用データチャネルfaを使わせない理由は、管理グループ用データチャネルfaは、管理グループA専用に設定されて、管理グループA内でのみ使用させようとするものであり、もし、無線機Tb〜Tdにも管理グループ用データチャネルfaを使用できるようにすると、管理上の支障が生じるからである。
Ta〜Tdは所定のユーザに携帯されるが、親機Tpは、携帯されてもよいし、定置されてもよい。親機Tpを定置する場合には、商用電源からの電力を常時使用できるようにしておき、親機Tpが電力切れに因りダウンすることを防止するのが有益である。
各子機Taは、非通話中は、管理グループ用データチャネルfaで待受け状態になっている。親機Tpは、子機Taとのデータ通信時以外はチャネルスキャン用データチャネルfcontで待受け状態になっている。複数管理者型無線通信システム10の作用を処理の順番に説明する。説明の便宜上、無線機Tbを携帯するユーザが所定の子機Taのユーザと通話し、終了する場合を想定する。なお、無線機Tc,Tdが子機Taと通話する場合も無線機Tbの場合と同様である。
最初に、無線機Tbは、それが属している被管理グループBに割当てられている被管理グループ用通話チャネルfbにより該子機Taを呼出す。子機Taが、被管理グループ用通話チャネルfbでちょうど待受け状態にあったり、fa→fb→fc→fd→fa→fb→・・・のサイクリックのチャネルスキャン状態にあったりする場合には、子機Taは直ちに無線機Tbからの呼出しに応答する。しかしながら、子機Taは、非通話中は、通常、管理グループ用データチャネルfaでの待受け状態にあり、無線機Tbからの呼出しに応答しない。
無線機Tbは、子機Taが自機グループの被管理グループ用通話チャネルにおける呼出しに応答しないと判断すると、通信チャネルを被管理グループ用通話チャネルfbからチャネルスキャン用データチャネルfcontへ切替える。そして、チャネルスキャン用データチャネルfcontにより子機Taに対するチャネルスキャン要求コードを送信する。該チャネルスキャン要求コードと共に、無線機Tbが通話希望している相手の子機TaのID(識別子)も送信される。
さらに、チャネルスキャン要求元の無線機TbのIDも一緒に送信してもよい。チャネルスキャン要求元の無線機TbのIDも一緒に送信した場合には、後で、子機Taから、チャネルスキャン開始情報を親機Tp経由で無線機Tbへ返す場合に、無線機TbのIDをチャネルスキャン開始情報にすれば、無線機Tbが他機ではなく自分のチャネルスキャン要求が子機Taに受付けられたことを確認し易い利点がある。無線機Tbは、チャネルスキャン要求コードを送信した後、チャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードになる。
親機Tpはチャネルスキャン用データチャネルfcontでの待受け状態にあるので、チャネルスキャン要求コードを受信する。次に、親機Tpは、チャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードから管理グループ用データチャネルfaの送信モードへ切替わって、管理グループ用データチャネルfaにより、チャネルスキャン要求コードと共に受信したIDを宛て先としてチャネルスキャン要求コードを送信する。親機Tpは、管理グループ用データチャネルfaでのチャネルスキャン要求コードの送信を終了しだい、管理グループ用データチャネルfaの送信モードから管理グループ用データチャネルfaの受信モードへ切り替わる。
各子機Taは、管理グループ用データチャネルfaでの待受け状態にあるので、各子機Taは、親機Tpからチャネルスキャン要求コードに対し、自機が宛て先になっているか否かを宛て先のIDに基づき調べ、宛て先になっていれば、管理グループ用データチャネルfaの受信モードから管理グループ用データチャネルfaの送信モードへ切替わり、管理グループ用データチャネルfaにより受信した旨のコード、例えば、受信したチャネルスキャン要求コードを送信する。そして、チャネルスキャン要求コードの送信が終了しだい、管理グループ用データチャネルfaと被管理グループ用通話チャネルfb,fc,fdを順番にかつサイクリックに繰り返すチャネルスキャンfa→fb→fc→fd→fa→fb→・・・を実施する。
ここで、該子機Taにおけるチャネルスキャン対象のチャネルには、被管理グループ用通話チャネルfb〜fdと共に管理グループ用データチャネルfaが含まれていることに注意されたい。これにより、子機Taは、fb〜fdをスキャンして、被管理グループの無線機Ta〜Tdからの呼出しを監視しつつ、後述するように、faを介してチャネルスキャン解除要求を支障なく受信することができる。
親機Tpは、子機Taから、該子機Taがチャネルスキャンを開始したことを意味するチャネルスキャン要求コードを受信すると、管理グループ用データチャネルfaの受信モードからチャネルスキャン用データチャネルfcontの送信モードへ切替わり、チャネルスキャン用データチャネルfcontによりチャネルスキャン要求コードを送信する。親機Tpから送信されるチャネルスキャン用データチャネルfcontのチャネルスキャン要求コードは子機Taがチャネルスキャン開始した旨を意味する。
無線機Tbは、チャネルスキャン用データチャネルfcontによりチャネルスキャン要求コードを受信すると、チャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードから被管理グループ用通話チャネルfbの送信モードへ切り替わり、被管理グループ用通話チャネルfbにより子機Taの呼出しを行う。この時は、子機Taはチャネルスキャン実施中であるので、子機Taは、無線機Tbからの被管理グループ用通話チャネルfbによる呼出しを検知し、無線機Tbへ応答する。
この複数管理者型無線通信システム10では、子機Taは、手動又は設定でチャネルスキャンが解除されないと、通話終了後、チャネルスキャンが再開されることになっている。チャネルスキャンの継続は子機Taの電力消費量を増大させるので、速やかにチャネルスキャンを解除することが好ましい。そこで、この複数管理者型無線通信システム10では、無線機Tbからチャネルスキャン用データチャネルfcontによりチャネルスキャン解除要求が送られる。該チャネルスキャン解除要求は、無線機Tbにおける子機Taとの通話が終了しだい、自動的に行われてもよいし、無線機Tbのユーザが手動で送るようにしてもよい。
無線機Tbから子機Taへのチャネルスキャン解除要求コードの伝達経路は、チャネルスキャン要求の場合と同様に、チャネルスキャン用データチャネルfcont及び管理グループ用データチャネルfaを利用する親機Tp経由となる。親機Tpは、チャネルスキャン解除要求コードとチャネルスキャン解除要求先の子機TaのIDとをチャネルスキャン用データチャネルfcontにより受信すると、チャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードから管理グループ用データチャネルfaの送信モードへ切替わり、該IDを宛て先としてチャネルスキャン解除要求コードを管理グループ用データチャネルfaにより送信する。
子機Taは、通話終了している場合には、チャネルスキャン解除要求コードを管理グループ用データチャネルfaにより受信しだい、チャネルスキャンを終了するとともに、親機Tpへ管理グループ用データチャネルfaによりチャネルスキャン解除要求コードを返し、さらに、親機Tpから無線機Tbへチャネルスキャン用データチャネルfcontによりチャネルスキャン解除要求コードが送信され、無線機Tbは、子機Taがチャネルスキャンを解除したことを認知する。
子機Taは、無線機Tbから親機Tp経由でチャネルスキャン解除要求を受信する前に、他の無線機Tbや他の被管理グループの無線機Tc,Tdと通話開始してしまい、親機Tpからのチャネルスキャン解除要求コード送信時に通話中であることがある。このような場合には、子機Taから親機Tpへ管理グループ用データチャネルfaによるチャネルスキャン解除要求コードの返しはなく、結果、無線機Tbも子機Taがチャネルスキャンを解除したことを通知されない。親機Tpは、子機Taからのチャネルスキャン解除要求コードを管理グループ用データチャネルfaにより所定時間内に受信しない場合には、例えば、一旦、チャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードへ切替わり、他の被管理グループ用無線機からの別の子機Taへのチャネルスキャン要求やチャネルスキャン解除要求を監視する。そして、別の所定時間経過後に管理グループ用データチャネルfaの送信モードへ自動的に切替わり、管理グループ用データチャネルfaによりチャネルスキャン解除要求コードを再送する。
図2は管理グループに所属する無線機Taが唯一である場合の単一管理者型無線通信システム30における呼出し処理の説明図である。なお、図1の複数管理者型無線通信システム10も、無線機Taが最初から唯一である場合や他の無線機Taが抜けたために途中から唯一になってしまった場合に適用可能である。単一管理者型無線通信システム30の各要素等について、複数管理者型無線通信システム10の要素等と同一のものは、複数管理者型無線通信システム10の要素等に付した符号と同一のものを付して、説明は省略する。
単一管理者型無線通信システム30では、複数管理者型無線通信システム10の親機Tpが省略されている。図2では、親機Tpが存在しないので、Taを「子機」と呼ばず、単に、「無線機」と呼ぶことにする。該無線機Taは、管理グループ用データチャネルfaをメモリに登録されず、チャネルスキャン用データチャネルfcontをプライオリティチャネルに設定される。プライオリティチャネルとは、定期的に(例えば3秒に1回)、該チャネルがビジー(所定電界強度以上の電波有り)になっていないかをチェックする対象になっているチャネルである。プライオリティチャネルに設定されたチャネルは、該チャネルを介して電波が送られてくると、直ちにそれを受信することができる。説明の便宜上、無線機Taに対して無線機Tb,Tc,Tdの順番にチャネルスキャン要求が発することを想定する。順番が他の場合も同様である。
単一管理者型無線通信システム30では、管理グループAの無線機Taには、管理グループ用データチャネルfaの設定が省略される。なぜなら、管理グループAには、無線機Taしかなく、無線機Taは、管理グループAの他の管理グループ用無線機と通話する必要がないからである。無線機Taは、そのメモリに被管理グループ用通話チャネルfb,fc,fdを各被管理グループのIDに対応付けて記憶しているものの、初期段階では、チャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルが未登録となっている。
前述の複数管理者型無線通信システム10では、無線機Tbは、無線機Taが無線機Tbからの呼出しに応じなかったら、被管理グループ用通話チャネルfbの送信モードからチャネルスキャン用データチャネルfcontの送信モードへ切替えて、チャネルスキャン要求をチャネルスキャン用データチャネルfcontにより送信していたが、単一管理者型無線通信システム30では、無線機Tbは、無線機Taにおけるチャネルスキャン対象への被管理グループ用通話チャネルfbの登録追加のために、試しに被管理グループ用通話チャネルfbにより呼出したりせず、直ちに、チャネルスキャン要求を意味するチャネルスキャン要求コードとチャネルスキャン登録要求グループとして被管理グループBのIDをチャネルスキャン用データチャネルfcontにより送信する。
無線機Taでは、チャネルスキャン用データチャネルfcontはプライオリティチャネルに設定されているので、無線機Taは、チャネルスキャン用データチャネルfcontによりチャネルスキャン要求コードを受信し、チャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードからチャネルスキャン用データチャネルfcontの送信モードへ切替わり、登録完了を意味するチャネルスキャン要求コードをチャネルスキャン用データチャネルfcontにより送信する。無線機Taは、その後、直ちに、被管理グループBのIDに基づきメモリにおいてIDに対応付けられている被管理グループ用通話チャネルfbを見つけ出し、チャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルに該被管理グループ用通話チャネルfbを追加登録して、チャネルスキャンを開始する。この段階でのチャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルは、図2の管理グループAの囲み内の左端の段階に示すように、被管理グループ用通話チャネルfbだけとなっている。
無線機Taが、最初から被管理グループ用通話チャネルfb〜fdをチャネルスキャン対象としないで、チャネルスキャン対象チャネルとして追加登録要求を受け付けるごとに、それをチャネルスキャン対象チャネルとして1つずつ追加していく理由は、チャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルを最小限に抑えて、無線機Taにおいて効率的なチャネルスキャンが行われるようにするためである。また、被管理グループ用通話チャネルfbがチャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルにすでに登録済みであって、チャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルに新規登録されない場合にも、無線機Taは、チャネルスキャン要求と被管理グループ用通話チャネルfbのIDとをチャネルスキャン用データチャネルfcontにより送信する。今回の無線機Tbが、前回の無線機Tbと同一の被管理グループBの別の無線機であることがあり得るからである。
無線機Tbから無線機Taへチャネルスキャン解除要求を送信した場合には、無線機Taは、チャネルスキャンを解除するともに、チャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルから被管理グループ用通話チャネルfbを削除するようになっていてもよい。
無線機Tbは、チャネルスキャン要求コード及び被管理グループBのIDをチャネルスキャン用データチャネルfcontにより送信後、チャネルスキャン用データチャネルfcontの送信モードからチャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードへ切替えられ、チャネルスキャン用データチャネルfcontでの待受け状態になっている。そして、チャネルスキャン用データチャネルfcontによりチャネルスキャン要求コード及び被管理グループBのIDを受信すると、無線機Taに被管理グループ用通話チャネルfbがチャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルとして登録されたことを認識し、次に、チャネルスキャン用データチャネルfcontの受信モードから被管理グループ用通話チャネルfbの送信モードへ切替わり、被管理グループ用通話チャネルfbにより無線機Taに対する呼出しを行う。無線機Taは、チャネルスキャンにより無線機Tbからの呼出しを受け付け、これにより、無線機Tb−Ta間の通話が開始される。
無線機Tc,Tdが無線機Taと通話する場合も、無線機Tbの場合と同様の通信が行われ、無線機Taのチャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルとして被管理グループ用通話チャネルfc,fdが、図2の管理グループAの囲み内の中央及び右端の段階に示すように、順次追加されていく。
図3は無線通信システム50の構成図である。無線通信システム50は、1つの管理グループ51と、1以上の被管理グループ52とを含む。管理グループ51には、1以上の管理グループ用無線機55が所属している。各被管理グループ52には、1以上の被管理グループ用無線機56が所属している。チャネルスキャン仲介無線機54は、管理グループ用データチャネル88を管理グループ用無線機55と共有するので、管理グループ51に所属していると考えることもできるし、管理グループ51及び被管理グループ52のグループとは別個の存在であると考えることもできる。
無線通信システム50の具体例は前述の複数管理者型無線通信システム10(図1)であり、管理グループ51の具体例は前述の管理グループAであり、被管理グループ52の具体例は前述の被管理グループB〜Dである。チャネルスキャン仲介無線機54、管理グループ用無線機55及び被管理グループ用無線機56の具体例はそれぞれ無線機Tp、無線機Ta及び無線機Tb〜Tdである。管理グループ用データチャネル88、チャネルスキャン用データチャネル89及び被管理グループ用通話チャネル90は、前述の複数管理者型無線通信システム10の説明では、それぞれ管理グループ用データチャネルfa、チャネルスキャン用データチャネルfcont及び被管理グループ用通話チャネルfbに対応している。典型的には、チャネルスキャン仲介無線機54、管理グループ用無線機55及び被管理グループ用無線機56は通信モードを送信モードと受信モードとの択一式としており、かつそれら無線機間の通信は半二重通信となっているが、無線通信システム50はこれに限定されない。
チャネルスキャン仲介無線機54はチャネルスキャン用データチャネル受信手段61及び管理グループ用データチャネル送信手段62を備えている。チャネルスキャン仲介無線機54は、さらに、管理グループ用データチャネル受信手段65及びチャネルスキャン用データチャネル送信手段66を備えることができる。チャネルスキャン用データチャネル受信手段61は、管理グループ用データチャネル88とは別に割り当てられているチャネルスキャン用データチャネル89により被管理グループ用無線機56からの管理グループ51の所定の管理グループ用無線機55に対するチャネルスキャン要求93を受信する。管理グループ用データチャネル送信手段62は、チャネルスキャン要求93を受信すると、管理グループ用データチャネル88により管理グループ用無線機55へチャネルスキャン要求93を送信する。
管理グループ用データチャネル受信手段65は、管理グループ用無線機55へのチャネルスキャン要求93の送信後、管理グループ用データチャネル88により該管理グループ用無線機55からのチャネルスキャン開始情報94を受信する。チャネルスキャン用データチャネル送信手段66は、チャネルスキャン開始情報94を受信すると、チャネルスキャン用データチャネル89によりチャネルスキャン開始情報94を送信する。これにより、被管理グループ用無線機56は、チャネルスキャン仲介無線機54がチャネルスキャン状態になったことを確認することができる。被管理グループ用無線機56は、管理グループ用無線機55がチャネルスキャン状態になったことを確認せずに、その見込みで、管理グループ用無線機55に対して呼出しを再度試みることができる。管理グループ用データチャネル受信手段65は、所定時間内にチャネルスキャン開始情報94を管理グループ用無線機55から受信しないときには、再度、管理グループ用データチャネル88により管理グループ用無線機55へ再度チャネルスキャン要求93を送るようにしてもよい。
好ましいチャネルスキャン仲介無線機54では、チャネルスキャン用データチャネル受信手段61は、チャネルスキャン用データチャネル89により被管理グループ用無線機56から管理グループ用無線機55に対するチャネルスキャン解除要求95を受信する。これに対し、管理グループ用データチャネル送信手段62は、チャネルスキャン解除要求95を受信すると、管理グループ用データチャネル88により管理グループ用無線機55へチャネルスキャン解除要求95を送信する。チャネルスキャン解除要求95についても、チャネルスキャン要求93と同様に、管理グループ用データチャネル受信手段65が、管理グループ用無線機55からのチャネルスキャン解除を行なった旨の通知としてのチャネルスキャン終了情報96を管理グループ用データチャネル88により受信して、チャネルスキャン用データチャネル送信手段66が、さらに、チャネルスキャン用データチャネル89によりチャネルスキャン終了情報96を被管理グループ用無線機56へ送信して、被管理グループ用無線機56に確認させるようにしてもよい。
管理グループ用無線機55は管理グループ用データチャネル受信手段70及びチャネルスキャン制御手段71を備えている。管理グループ用データチャネル受信手段70は、管理グループ用データチャネル88により自機宛てのチャネルスキャン要求93を受信する。チャネルスキャン制御手段71は、自機宛てのチャネルスキャン要求93を受信すると、チャネルスキャン要求元が所属する被管理グループ52の被管理グループ用通話チャネル90を含むチャネルのスキャンを実施する。
管理グループ用無線機55は、さらに、管理グループ用データチャネル送信手段74を備えることができる。管理グループ用データチャネル送信手段74は、自機宛てのチャネルスキャン要求93を受信すると、チャネルスキャン開始情報94を管理グループ用データチャネル88により送信する。該チャネルスキャン開始情報94は、チャネルスキャン仲介無線機54を経由して、チャネルスキャン要求元の被管理グループ用無線機56へ送られ、被管理グループ用無線機56におけるチャネルスキャンの確認に利用される。
好ましい管理グループ用無線機55では、管理グループ用データチャネル受信手段70は、管理グループ用データチャネル88により自機宛てのチャネルスキャン解除要求95を受信する。管理グループ用無線機55におけるチャネルスキャンでは、前述の図1の子機Taにおけるチャネルスキャンのfa→fb→fc→fd→fa→fb→・・と同様に、チャネルスキャン対象の中に被管理グループ用通話チャネル90だけでなく、管理グループ用データチャネル88を含めることができるので、管理グループ用無線機55は、それがチャネルスキャンを実施していれば、自機宛てのチャネルスキャン解除要求95を支障なく受信することができる。
チャネルスキャン制御手段71は、自機宛てのチャネルスキャン解除要求95を受信すると、被管理グループ52の被管理グループ用通話チャネル90のチャネルスキャンを終了する。さらに、チャネルスキャン開始情報94の場合と同様に、管理グループ用データチャネル送信手段74は、チャネルスキャン終了情報96を管理グループ用データチャネル88により送信してもよい。
被管理グループ用無線機56はチャネルスキャン要求手段79及び呼出し手段80を備えている。チャネルスキャン要求手段79は、チャネルスキャン用データチャネル89により通話相手先の管理グループ用無線機55のチャネルスキャンを要求する。呼出し手段80は、該管理グループ用無線機55のチャネルスキャンを要求した後、自機グループの被管理グループ用通話チャネル90により管理グループ用無線機55を呼出す。なお、呼出し手段80は、該管理グループ用無線機55のチャネルスキャンを要求した後であれば、後述のように、チャネルスキャン開始情報94の受信を待ってから、自機グループの被管理グループ用通話チャネル90により管理グループ用無線機55を呼出してもよいが、チャネルスキャン開始情報94の受信を待つことなく、適当な時間の経過後、管理グループ用無線機55におけるチャネルスキャン開始を見込んで、管理グループ用無線機55の呼出しを開始することもできる。
典型的な被管理グループ用無線機56では、呼出し手段80は、チャネルスキャン要求手段79によるチャネルスキャンの要求に先立ち、被管理グループ用通話チャネル90により管理グループ用無線機55を呼出す。そして、チャネルスキャン要求手段79は、管理グループ用無線機55が自機グループの被管理グループ用通話チャネルにおける呼出しに応答しない場合には、チャネルスキャンを要求する。しかしながら、被管理グループ用無線機56では、呼出し手段80による管理グループ用無線機55の呼出しの成否を調べることなく、直ちに、チャネルスキャン要求手段79によるチャネルスキャン要求を実施するようにしてもよい。
好ましくは、呼出し手段80は、管理グループ用無線機55のチャネルスキャンを要求した後、チャネルスキャン用データチャネル89によりチャネルスキャン開始情報94を受信してから、被管理グループ用通話チャネル90により管理グループ用無線機55を呼出す。被管理グループ用無線機56はチャネルスキャン解除要求手段83を備えることができる。チャネルスキャン解除要求手段83は、管理グループ用無線機55との通話が終了すると、チャネルスキャン用データチャネル89によりチャネルスキャン解除要求95を送信する。この後、被管理グループ用無線機56は、チャネルスキャン仲介無線機54からチャネルスキャン用データチャネル89によりチャネルスキャン終了情報96を受信して、チャネルスキャン解除要求を確認することができる。チャネルスキャン解除要求手段83は、所定時間内にチャネルスキャン終了情報96の受信がない場合には、再度、チャネルスキャン用データチャネル89によりチャネルスキャン解除要求95を送信することができる。
図4は無線通信システム100の構成図である。無線通信システム100において、無線通信システム50の要素等と同一の要素等については、無線通信システム50の要素と同一の符号を付して、説明は省略する。無線通信システム100の具体例は単一管理者型無線通信システム30(図2)である。管理グループ51には、管理グループ用無線機101が唯一所属する。各被管理グループ52には、複数の被管理グループ用無線機102が所属している。
管理グループ用無線機101はチャネルスキャン用データチャネル受信手段111及びチャネルスキャン制御手段112を備えている。チャネルスキャン用データチャネル受信手段111は、定期的に受信を監視するように設定されているチャネルスキャン用データチャネル89により被管理グループ用無線機からチャネルスキャン要求93を受信する。チャネルスキャン制御手段112は、チャネルスキャン要求93を受信すると、チャネルスキャン要求元のグループに係る被管理グループ用通話チャネル90を含む被管理グループ用通話チャネルのスキャンを実施する。チャネルスキャン用データチャネル89についてのチャネルスキャン用データチャネル受信手段111における定期的な受信監視は、具体的には、前述の単一管理者型無線通信システム30の無線機Taにおいてプライオリティチャネルに設定することにより実現可能となる。
好ましくは、チャネルスキャン用データチャネル受信手段111は、チャネルスキャン要求93と共にチャネルスキャン要求元の所属グループのID情報98を受信する。また、チャネルスキャン制御手段112は、受信したID情報98に対応する被管理グループ用通話チャネル90を登録し、登録済みの被管理グループ用通話チャネルについてチャネルスキャンを実施する。
管理グループ用無線機101はさらにチャネルスキャン用データチャネル送信手段114を備える。チャネルスキャン用データチャネル送信手段114は、チャネルスキャン用データチャネル受信手段111におけるチャネルスキャン要求93の受信後、チャネルスキャン開始情報94をチャネルスキャン用データチャネル89により送信する。チャネルスキャン開始情報94として、チャネルスキャン用データチャネル受信手段111が被管理グループ用無線機102から受信したID情報98を使用することができる。被管理グループ用無線機102は、ID情報98がチャネルスキャン用データチャネル89により送信されてくると、自機グループの被管理グループ用通話チャネル90が管理グループ用無線機101に登録済みとなったことを認知する。
被管理グループ用無線機102は、チャネルスキャン要求手段121、チャネルスキャン開始情報受信手段122及びチャネルスキャン解除要求手段123を備えている。チャネルスキャン要求手段121は、チャネルスキャン用データチャネル89により通話相手先の管理グループ用無線機101のチャネルスキャンの要求と自機グループのID情報98とを送信する。チャネルスキャン開始情報受信手段122は、チャネルスキャン要求93とID情報98とを送信した後、チャネルスキャン用データチャネル89により自機グループの被管理グループ用通話チャネル90が管理グループ用無線機101のチャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルとして登録されてチャネルスキャン開始した旨のチャネルスキャン開始情報94を受信する。チャネルスキャン解除要求手段123は、チャネルスキャン開始情報94の受信後、自機グループの被管理グループ用通話チャネル90により管理グループ用無線機101を呼出す。好ましくは、チャネルスキャン開始情報94はID情報98である。
図5は無線通信システム制御方法130のフローチャートである。無線通信システム制御方法130は無線通信システム50(図3)に対応している。S131では、被管理グループ用無線機56が該被管理グループ用無線機56のグループの被管理グループ用通話チャネル90により所定の管理グループ用無線機55を呼出して該管理グループ用無線機55が応答するか否かの応答判定を実施する。S132では、S131の判定結果が否であるならば、管理グループ用データチャネル88とは別に割り当てられているチャネルスキャン用データチャネル89により被管理グループ用無線機56に管理グループ用無線機55に対するチャネルスキャン要求93を送信させる。
S133では、チャネルスキャン仲介無線機54をチャネルスキャン用データチャネル89の待受け状態に保持してチャネルスキャン仲介無線機54に管理グループ用無線機55に対するチャネルスキャン要求93を受信させる。S134では、チャネルスキャン仲介無線機54がチャネルスキャン要求93を受信すると、管理グループ用データチャネルによりチャネルスキャン仲介無線機54に管理グループ用無線機55に対するチャネルスキャン要求93を送信させる。
S135では、管理グループ用無線機55を管理グループ用データチャネルの待受け状態に保持して、管理グループ用無線機55に自機に対するチャネルスキャン要求93を受信させる。S136では、管理グループ用無線機55が自機に対するチャネルスキャン要求93を受信したならば、管理グループ用無線機55に、被管理グループ用通話チャネル90についてのチャネルスキャンを実施させる。
無線通信システム制御方法130においても、無線通信システム50のチャネルスキャン開始情報94、チャネルスキャン解除要求95及びチャネルスキャン終了情報96の処理に対応させて、それらに対応するステップをS135以降に適宜追加することができる。
図6は無線通信システム制御方法140のフローチャートである。無線通信システム制御方法140は無線通信システム100(図4)に対応している。無線通信システム制御方法140では、管理グループ51に所属する管理グループ用無線機55は唯一である。S141では、被管理グループ用無線機102が該被管理グループ用無線機102のグループの被管理グループ用通話チャネル90により管理グループ用無線機101を呼出して該管理グループ用無線機101が応答するか否かの応答判定を実施する。
S141の判定が否であるならば、S142へ進み、チャネルスキャン用データチャネル89により被管理グループ用無線機102にチャネルスキャン要求93を送信させる。S143では、チャネルスキャン用データチャネル89が定期的に信号の有無を監視するチャネルとして予め設定されている管理グループ用無線機101に、チャネルスキャン要求93を受信させる。S144では、管理グループ用無線機101がチャネルスキャン用データチャネル89によりチャネルスキャン要求93を受信したならば、管理グループ用無線機101に、被管理グループ用通話チャネル90についてのチャネルスキャンを実施させる。
無線通信システム制御方法140においても、無線通信システム100のチャネルスキャン開始情報94、チャネルスキャン解除要求95及びチャネルスキャン終了情報96の処理に対応させて、それらに対応するステップをS144以降に適宜追加することができる。
本明細書は様々な発明を開示している。それら発明は、発明の最良の形態の項で説明した各装置及び各方法だけでなく、各装置及び各方法から独立の作用、効果を奏する1つ又は複数の要素を抽出したものや、1つ又は複数の要素を自明の範囲で変更したものや、さらに、各装置間及び各方法間で1つ又は複数の要素の組合せを入れ換えたものを含む。
複数管理者型無線通信システムにおける呼出し処理の説明図である。 管理グループに所属する無線機が唯一である場合の単一管理者型無線通信システムにおける呼出し処理の説明図である。 無線通信システムの構成図である。 無線通信システムの構成図である。 無線通信システム制御方法のフローチャートである。 別の無線通信システム制御方法のフローチャートである。 従来の無線通信システムにおける呼出し処理の説明図である。
符号の説明
50:無線通信システム、51:管理グループ、52:被管理グループ、54:チャネルスキャン仲介無線機、55:管理グループ用無線機、56:被管理グループ用無線機、61:チャネルスキャン用データチャネル受信手段、62:管理グループ用データチャネル送信手段、65:管理グループ用データチャネル受信手段、66:チャネルスキャン用データチャネル送信手段、70:管理グループ用データチャネル受信手段、71:チャネルスキャン制御手段、74:管理グループ用データチャネル送信手段、79:チャネルスキャン要求手段、80:呼出し手段、83:チャネルスキャン解除要求手段、88:管理グループ用データチャネル、89:チャネルスキャン用データチャネル、90:被管理グループ用通話チャネル、93:チャネルスキャン要求、94:チャネルスキャン開始情報、95:チャネルスキャン解除要求、96:チャネルスキャン終了情報、98:ID情報、100:無線通信システム、101:管理グループ用無線機、102:被管理グループ用無線機、111:チャネルスキャン用データチャネル受信手段、112:チャネルスキャン制御手段、114:チャネルスキャン用データチャネル送信手段、121:チャネルスキャン要求手段、122:チャネルスキャン開始情報受信手段、123:チャネルスキャン解除要求手段、130:無線通信システム制御方法、140:無線通信システム制御方法。

Claims (19)

  1. 管理グループ用データチャネルとは別に割り当てられているチャネルスキャン用データチャネルにより被管理グループ用無線機からの所定の管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン要求を受信するチャネルスキャン用データチャネル受信手段、及び
    チャネルスキャン要求を受信すると、管理グループ用データチャネルにより前記管理グループ用無線機へチャネルスキャン要求を送信する管理グループ用データチャネル送信手段、
    を備えることを特徴とするチャネルスキャン仲介無線機。
  2. 前記管理グループ用無線機へのチャネルスキャン要求の送信後、前記管理グループ用データチャネルにより該管理グループ用無線機からのチャネルスキャン開始情報を受信する管理グループ用データチャネル受信手段、及び
    チャネルスキャン開始情報を受信すると、前記チャネルスキャン用データチャネルによりチャネルスキャン開始情報を送信するチャネルスキャン用データチャネル送信手段、
    を備えることを特徴とする請求項1記載のチャネルスキャン仲介無線機。
  3. 前記チャネルスキャン用データチャネルにより前記被管理グループ用無線機から前記管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン解除要求を受信する前記チャネルスキャン用データチャネル受信手段、及び
    チャネルスキャン解除要求を受信すると、前記管理グループ用データチャネルにより前記管理グループ用無線機へチャネルスキャン解除要求を送信する前記管理グループ用データチャネル送信手段、
    を備えることを特徴とする請求項1又は2記載のチャネルスキャン仲介無線機。
  4. 管理グループ用データチャネルにより自機宛てのチャネルスキャン要求を受信する管理グループ用データチャネル受信手段、及び
    自機宛てのチャネルスキャン要求を受信すると被管理グループ用通話チャネルのスキャンを実施するチャネルスキャン制御手段、
    を備えることを特徴とする管理グループ用無線機。
  5. 自機宛てのチャネルスキャン要求を受信するとチャネルスキャン開始情報を前記管理グループ用データチャネルにより送信する管理グループ用データチャネル送信手段、
    を備えることを特徴とする請求項4記載の管理グループ用無線機。
  6. 管理グループ用データチャネルにより自機宛てのチャネルスキャン解除要求を受信する前記管理グループ用データチャネル受信手段、及び
    自機宛てのチャネルスキャン解除要求を受信すると被管理グループ用通話チャネルのチャネルスキャンを終了する前記チャネルスキャン制御手段、
    を備えることを特徴とする請求項4又は5記載の管理グループ用無線機。
  7. チャネルスキャン用データチャネルにより通話相手先の管理グループ用無線機のチャネルスキャンを要求するチャネルスキャン要求手段、
    該管理グループ用無線機のチャネルスキャンを要求した後、自機グループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出す呼出し手段、
    を備えることを特徴とする被管理グループ用無線機。
  8. 前記呼出し手段は、前記チャネルスキャン要求手段によるチャネルスキャンの要求に先立ち、自機グループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出し、
    前記チャネルスキャン要求手段は、前記管理グループ用無線機が自機グループの被管理グループ用通話チャネルにおける呼出しに応答しない場合には、チャネルスキャンを要求することを特徴とする請求項7記載の被管理グループ用無線機。
  9. 前記呼出し手段は、前記管理グループ用無線機のチャネルスキャンを要求した後、前記チャネルスキャン用データチャネルにより前記管理グループ用無線機のチャネルスキャンの開始の情報を受信してから、自機グループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出すことを特徴とする請求項7又は8記載の被管理グループ用無線機。
  10. 前記管理グループ用無線機との通話が終了すると、前記チャネルスキャン用データチャネルにより該管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン解除要求を送信するチャネルスキャン解除要求手段、
    を備えることを特徴とする請求項7〜9のいずれかに記載の被管理グループ用無線機。
  11. 請求項1〜3のいずれかに記載のチャネルスキャン仲介無線機と、請求項4〜6のいずれかに記載の管理グループ用無線機と、請求項7〜10のいずれかに記載の被管理グループ用無線機とを備えることを特徴とする無線通信システム。
  12. 管理グループに属する唯一の管理グループ用無線機において、
    定期的に受信を監視するように設定されているチャネルスキャン用データチャネルにより被管理グループ用無線機からチャネルスキャン要求を受信するチャネルスキャン用データチャネル受信手段、及び
    チャネルスキャン要求を受信すると被管理グループ用通話チャネルのスキャンを実施するチャネルスキャン制御手段、
    を備えることを特徴とする管理グループ用無線機。
  13. 前記チャネルスキャン用データチャネル受信手段は、チャネルスキャン要求と共にチャネルスキャン要求元の所属グループのID情報を受信し、
    前記チャネルスキャン制御手段は、受信した前記ID情報に対応する被管理グループ用通話チャネルを登録し、登録済みの被管理グループ用通話チャネルについてチャネルスキャンを実施することを特徴とする請求項12記載の管理グループ用無線機。
  14. 前記チャネルスキャン用データチャネル受信手段における前記チャネルスキャン要求情報の受信後、チャネルスキャン開始情報を前記チャネルスキャン用データチャネルにより送信するチャネルスキャン用データチャネル送信手段、
    を備えることを特徴とする請求項12又は13記載の管理グループ用無線機。
  15. チャネルスキャン用データチャネルにより通話相手先の管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン要求と自機グループのID情報とを送信するチャネルスキャン要求手段、
    前記チャネルスキャン要求と前記ID情報とを送信した後、前記チャネルスキャン用データチャネルにより自機グループの被管理グループ用通話チャネルが前記管理グループ用無線機のチャネルスキャン対象の被管理グループ用通話チャネルとして登録されてチャネルスキャン開始した旨のチャネルスキャン開始情報を受信するチャネルスキャン開始情報受信手段、及び
    前記チャネルスキャン開始情報の受信後、自機グループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出す呼出し手段、
    を備えることを特徴とする被管理グループ用無線機。
  16. 前記チャネルスキャン開始情報は前記ID情報であることを特徴とする請求項15記載の被管理グループ用無線機。
  17. 請求項12〜14のいずれかに記載の管理グループ用無線機と請求項15又は16記載の被管理グループ用無線機とを備えることを特徴とする無線通信システム。
  18. 被管理グループ用無線機が該被管理グループ用無線機のグループの被管理グループ用通話チャネルにより所定の管理グループ用無線機を呼出して該管理グループ用無線機が応答するか否かの応答判定を実施するステップ、
    前記応答判定が否であるならば、管理グループ用データチャネルとは別に割り当てられているチャネルスキャン用データチャネルにより前記被管理グループ用無線機に前記管理グループ用無線機に対するチャネルスキャン要求を送信させるステップ、
    チャネルスキャン仲介無線機を前記チャネルスキャン用データチャネルの待受け状態に保持して前記チャネルスキャン仲介無線機に前記管理グループ用無線機に対する前記チャネルスキャン要求を受信させるステップ、
    前記チャネルスキャン仲介無線機が前記チャネルスキャン要求を受信すると、管理グループ用データチャネルにより前記チャネルスキャン仲介無線機に前記管理グループ用無線機に対する前記チャネルスキャン要求を送信させるステップ、
    前記管理グループ用無線機を前記管理グループ用データチャネルの待受け状態に保持して、前記管理グループ用無線機に自機に対する前記チャネルスキャン要求を受信させるステップ、
    前記管理グループ用無線機が自機に対する前記チャネルスキャン要求を受信したならば、前記管理グループ用無線機に、被管理グループ用通話チャネルについてのチャネルスキャンを実施させるステップ、
    を備えることを特徴とする無線通信システム制御方法。
  19. 管理グループに所属する管理グループ用無線機は唯一である無線通信システム制御方法において、
    被管理グループ用無線機が該被管理グループ用無線機のグループの被管理グループ用通話チャネルにより前記管理グループ用無線機を呼出して該管理グループ用無線機が応答するか否かの応答判定を実施するステップ、
    前記応答判定が否であるならば、チャネルスキャン用データチャネルにより前記被管理グループ用無線機にチャネルスキャン要求を送信させるステップ、
    前記チャネルスキャン用データチャネルが定期的に受信を監視するチャネルとして予め設定されている前記管理グループ用無線機に、前記チャネルスキャン要求を受信させるステップ、及び
    前記管理グループ用無線機が前記チャネルスキャン用データチャネルにより前記チャネルスキャン要求を受信したならば、前記管理グループ用無線機に被管理グループ用通話チャネルについてのチャネルスキャンを実施させるステップ、
    を備えることを特徴とする無線通信システム制御方法。
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