JP2009130381A - 端末制御システム、携帯端末及び端末制御方法 - Google Patents

端末制御システム、携帯端末及び端末制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 携帯電話機等の携帯端末に対する遠隔制御の内容、及び携帯端末の通信状態に応じて適切に制御を実行する。
【解決手段】 端末制御システムに含まれる携帯端末10は、携帯端末10の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を受信する通信部11と、自端末10の通信状態を検出する通信状態検出部12と、優先度情報及び自端末10の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断部13と、制御判断部13により決定された実行可否に基づいて、制御信号に係る制御を実行する制御実行部14と、を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、通信機能を有する携帯端末の機能を遠隔制御する端末制御システム、当該携帯端末、及び当該携帯端末における端末制御方法に関する。
近年、携帯端末の紛失等による個人情報の流出事故が社会問題化してきており、企業による情報セキュリティへの対策が重要なテーマとなっている。例えば、携帯電話機によって個人情報やその他企業の秘密情報が持ち出されて、携帯電話機の紛失や盗難により情報流出が発生すること等が問題視されている。また、企業の社員によって意図的に情報漏洩が行われる場合には、携帯電話機に搭載されたカメラ機能、外部メモリ機能、赤外線機能、並びにBluetooth(登録商標)及びICカード等による周辺機能が用いられて情報が複製されて漏洩するといったケースが存在している。以上のような問題から、近年になってカメラ機能、外部メモリ機能、及び周辺機器との通信機能等を具備せず、携帯電話機内の一切のデータを削除する機能を有する携帯電話機が登場している(例えば、非特許文献1参照)。
このような携帯電話機では、情報漏洩に繋がるような機能が初めから具備されていないため、社員による情報漏洩の問題がそもそも発生しえず、また万が一携帯電話機を紛失したとしても、遠隔操作により個人情報の漏洩に繋がるデータを削除可能であるため、情報セキュリティを重視する企業等にとっては有用である。
また、携帯電話機に対する遠隔操作としては、上記のセキュリティ対策のためだけでなく、非特許文献2にある通り、遠隔故障診断や遠隔ログ取得機能のためにも用いられる。
NTTドコモビジネスオンライン FOMA F903iBSC,[online],[平成19年11月9日検索],インターネット<URL:http://www.docomo.biz/html/product/f903ibsc/index.html> NEC デバイスマネジメントソフト「NC7000−DM」パンフレット,2007年6月26日発行
ところで、携帯電話機の利用形態としては、プライベートと仕事で1台の携帯電話機を併用する使い方が一般的に行われており、携帯電話会社では仕事とプライベートの請求書を分ける公私分計サービスも提供されている。このような利用形態においては、カメラ機能、外部メモリ機能、及び周辺機器との通信機能を有しない携帯電話機はプライベート用として非常に使いづらいものになっており、携帯電話ユーザの要求を満たすことができなくなるという逆の課題も生じている。
以上の問題点への対策としては、携帯電話を利用するユーザの状況に応じて携帯電話機の機能について利用可能及び不可能状態を切り替える方法が考えられる。例えば、会社にいるときには、情報セキュリティ対策としてカメラ機能、外部メモリ機能、及び周辺機器との通信機能を利用不可能とするが、会社の外にいるときにはこれらの機能を利用可能とするような対応が考えられる。
例えば、非特許文献1では、携帯電話機の機能を制限し、特定の領域内における携帯電話機の使用を防止することができる携帯電話機の遠隔制御システムを実現している。これは、携帯電話機のネットワークを利用した通信により携帯電話機の遠隔操作を実現している。この遠隔制御により端末情報の削除、及び機能の制限等を実現する場合は、早急な情報セキュリティ対策を実行するために携帯電話機のあらゆる機能の実行状態にも優先して遠隔制御を実行する必要がある。
一方、非特許文献2に記載されたような遠隔故障診断や遠隔ログ取得機能に係る遠隔制御は、上記の情報セキュリティ対策とは異なり、携帯電話機の状態に関する情報を取得するための制御であり、早急な制御実行を必要としない場合が多い。携帯電話機で音声通信やパケット通信の実行中にこれらの遠隔制御が実施された場合は、音声通信やパケット通信が終了した後に制御を実行することが望まれる。
本発明は、上記を鑑みてなされたものであり、携帯電話機等の携帯端末に対する遠隔制御の内容、及び携帯端末の通信状態に応じて適切に制御を実行することを可能とする端末制御システム、携帯端末及び端末制御方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る端末制御システムは、通信機能を有する携帯端末と、当該携帯端末と通信を行うことができる端末制御サーバとを含んで構成される端末制御システムであって、端末制御サーバは、携帯端末に対して、当該携帯端末の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を送信する制御信号送信手段を備え、携帯端末は、端末制御サーバから送信される制御信号を受信する制御信号受信手段と、自端末の通信状態を検出する通信状態検出手段と、制御信号受信手段により受信された制御信号に含まれる優先度情報、及び通信状態検出手段により検出された自端末の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断手段と、制御判断手段により決定された実行可否に基づいて、制御信号に係る制御を実行する制御実行手段と、を備えることを特徴とする。
また、上記の目的を達成するために、本発明に係る携帯端末は、通信機能を有する携帯端末であって、携帯端末と通信を行うことができる端末制御サーバから送信される、当該携帯端末の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を受信する制御信号受信手段と、自端末の通信状態を検出する通信状態検出手段と、制御信号受信手段により受信された制御信号に含まれる優先度情報、及び通信状態検出手段により検出された自端末の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断手段と、制御判断手段により決定された実行可否に基づいて、制御信号に係る制御を実行する制御実行手段と、を備えることを特徴とする。
上記の携帯端末では、端末制御サーバから制御信号を受信して制御が実行される際に、当該制御の優先度を示す優先度情報、及び自端末の通信状態に基づいて、制御信号に係る制御の実行可否が判断される。従って、例えば、優先度が高い制御は、携帯端末が通信を行っていても実行され、優先度が低い制御は、通信が終了した後で実行されることが可能となる。即ち、本発明に係る端末制御システム及び携帯端末によれば、携帯電話機等の携帯端末に対する遠隔制御の内容に応じて適切に制御を実行することが可能となる。
携帯端末は、自端末のユーザに対して、制御信号受信手段により受信された制御信号に係る制御が実行されることを通知すると共に、当該制御の実行可否を示す情報の当該ユーザからの入力を受け付ける実行意思確認手段を更に備え、制御実行手段は、実行意思確認手段により受け付けられた実行可否を示す情報にも基づいて、制御信号に係る制御を実行する、ことが望ましい。この構成によれば、携帯端末における制御にユーザの意思を反映させることができ、より適切に携帯端末における制御を実行することができる。
実行意思確認手段は、優先度情報に応じて、制御信号に係る制御の実行の通知及び実行可否を示す情報の入力を行うことが望ましい。この構成によれば、ユーザへの確認を求めることを制御の優先度に応じて行うことができ、更に適切に携帯端末における制御を実行することができる。
ところで、本発明は、上記のように端末制御システムの発明として記述できる他に、以下のように端末制御方法の発明としても記述することができる。これはカテゴリが異なるだけで、実質的に同一の発明であり、同様の作用及び効果を奏する。
即ち、本発明に係る端末制御方法は、通信機能を有する携帯端末と、当該携帯端末と通信を行うことができる端末制御サーバとを含んで構成される端末制御システムにおける端末制御方法であって、端末制御サーバが、携帯端末に対して、当該携帯端末の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を送信する制御信号送信ステップと、携帯端末が、端末制御サーバから送信される制御信号を受信する制御信号受信ステップと、自端末の通信状態を検出する通信状態検出ステップと、制御信号受信ステップにおいて受信された制御信号に含まれる優先度情報、及び通信状態検出ステップにおいて検出された自端末の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断ステップと、制御判断ステップにおいて決定された実行可否に基づいて、制御信号に係る制御を実行する制御実行ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明における携帯端末では、端末制御サーバから制御信号を受信して制御が実行される際に、当該制御の優先度を示す優先度情報、及び自端末の通信状態に基づいて、制御信号に係る制御の実行可否が判断される。従って、例えば、優先度が高い制御は携帯端末が通信を行っていても実行され、優先度が低い制御は通信が終了した後で実行されることが可能となる。即ち、本発明によれば、携帯電話機等の携帯端末に対する遠隔制御の内容に応じて適切に制御を実行することが可能となる。
以下、図面と共に本発明に係る端末制御システム、携帯端末及び端末制御方法の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係る端末制御システム1の構成を示す。端末制御システム1は、携帯端末10と、端末制御サーバ20とを含んで構成されている。また、端末制御システム1には、指示端末30が含まれていてもよい。携帯端末10は、ユーザによって使用され、無線通信による通信機能を有する装置である。携帯端末10は、例えば、移動体通信網である通信ネットワーク40に無線通信によって接続して、ユーザに通信機能を提供する。携帯端末10は、具体的には、携帯電話機等の装置である。また、携帯端末10には、上記の通信機能を含む様々な機能を有している。具体的には、例えば、カメラ機能、外部メモリ機能、及び外部機器との通信機能(例えば、Bluetooth(登録商標)等)のユーザに用いられる機能を有している。また、それ以外にも後述するように、端末制御サーバ20からの遠隔制御により動作する機能を有している。
端末制御サーバ20は、携帯端末10の機能を遠隔制御する装置である。端末制御サーバ20は、通信ネットワーク40を介して携帯端末10と接続されて、携帯端末10と通信を行うことができる。携帯端末10の機能制御は、携帯端末10に対して、当該携帯端末10の機能を制御する制御信号が送信されることによって行われる。携帯端末10の機能制御は、具体的には、通信機能や外部メモリ機能等を利用不可能あるいは利用可能にしたり、故障診断や遠隔ログ取得の機能を実行したりする制御である。端末制御サーバ20は、具体的には、OMA−DM(Open Mobile Alliance for Device Management)方式に準拠したネットワークサーバ等の装置である。本実施形態における携帯端末10の遠隔制御は、OMA−DM方式により行われる。OMA−DM方式による遠隔制御については、例えば、OMADevice Management Notification Initiated Session, Candidate Version 1.2 - 24Apr 2006に詳細に記載されている。また、端末制御サーバ20は、通信ネットワーク50を介して指示端末30に接続されている。
指示端末30は、端末制御サーバ20に対して、携帯端末10の機能制御を行うように指示する装置である。指示端末30は、具体的には、上記の指示を行うためのインタフェースとなるWebブラウザを搭載したPC(Personal Computer)等の装置である。上記の指示は、指示者の操作により、実行したい携帯端末10の機能制御の内容が指示端末30に入力されることにより行われる。通信ネットワーク50は、例えば、有線による通信網である。なお、通常、通信ネットワーク40,50はそれぞれ異なるものであるが、同じものであってもよい。その場合、指示端末30は、無線通信端末が用いられる。また、本実施形態では、端末制御サーバ20からの当該携帯端末10の機能制御は、指示端末30の指示により行われるものとしているが、端末制御サーバ20により自主的に行われるものであってもよい。
引き続いて、携帯端末10及び端末制御サーバ20の本発明に係る機能に関して説明する。図2に示すように、携帯端末10は、通信部11と、通信状態検出部12と、制御判断部13と、制御実行部14と、実行意思確認部15と、表示部16と、入力部17とを備えて構成される。なお、上記の構成以外にも上述した携帯端末10が有する機能等に関する構成要素も備えているが、それらの図示は省略する。
通信部11は、携帯端末10の無線通信機能を担う手段である。具体的には、通信部11は、所定のプロトコルに従って通信ネットワーク40に無線接続して、通信相手との間の通信接続の確立や確立した通信接続を介した情報の送受信を行う。通信部11により実行される通信は、音声通信やパケット通信等である。
また、通信部11は、端末制御サーバ20から通信ネットワーク40を介して送信される、携帯端末10の機能を制御する制御信号を受信する制御信号受信手段である。制御信号には、携帯端末10のどの機能をどのように制御するのかを示す制御内容の情報と、当該制御の優先度を示す優先度情報とが含まれる。通信部11は、受信した制御信号を制御判断部13に出力する。
ここで、制御の優先度は、例えば、優先度が高い制御ほど高い値とするように予め取り決められている情報である。本実施形態においては、「優先制御レベル」として、“レベル1”、“レベル2”、“レベル3”、“レベル4”の4段階の優先度を定めている。ここでは、“レベル1”が最も低く、“レベル4”が最も高い優先度であることを示している。
通信状態検出部12は、自端末10の通信状態を検出する通信状態検出手段である。具体的には、通信状態検出部12は、通信部11を監視し、自端末10が通信を実行している状態か否かを検出する。通信状態検出部12により検出される通信状態とは、音声通信やパケット通信が実行されているか否かの状態である。通信状態検出部12による通信状態の検出は、常時行われていてもよいし、携帯端末10における機能制御が行われる際に制御判断部13から指示を受けて行われていてもよい。通信状態検出部12は、検出した自端末10の通信状態を示す情報を制御判断部13に出力する。
制御判断部13は、通信部11から入力された制御信号に含まれる優先度情報、及び通信状態検出部12により検出された自端末10の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断手段である。制御判断部13は、優先度情報及び自端末10の通信状態と、制御信号に係る制御の実行可否との対応関係を示す情報を、予めメモリ上等に保持しておき、当該情報に基づいて上記の決定を行う。上記の対応関係を示す情報の具体的な例を、図3に示す。図3に示すように、優先制御レベルに応じて、制御開始前に、音声通信やパケット通信等の他の通信が実行中の場合の遠隔制御の扱いと、遠隔制御実行中に他の通信要求が発生した場合の扱いとを示す情報が対応付けられている。なお、ここでは、音声通信やパケット通信等の通信状態検出部12による検出対象となる通信を、他通信と呼ぶ(遠隔制御に係る通信ではないという意である)。
制御開始前に他の通信が実行中の場合の実行可否としては、他通信を強制終了させて制御開始(優先制御レベルが“レベル3”又は“レベル4”だった場合)、及び他通信が終了するまで制御を保留(優先制御レベルが“レベル1”又は“レベル2”だった場合)がある。また、遠隔制御実行中に他の通信要求が発生した場合の実行可否の情報としては、継続して制御続行(優先制御レベルが“レベル2”〜“レベル4”だった場合)、及び自身の処理を強制終了させ他の通信を開始(優先制御レベルが“レベル1”だった場合)がある。即ち、制御判断部13により決定される、制御信号に係る制御の実行可否は、制御が実行されるか否か、実行されている制御が終了されるか否か、及び制御が実行されるタイミングの少なくとも何れかである。
制御判断部13は、上記の実行可否の決定に基づいて制御を実施するタイミングで、制御信号に係る制御を実行するように制御実行部14に対して指示を行う。
また、制御判断部13は、図3に示すように、優先制御レベルに応じて、制御が実行されることをユーザに通知するか否か(制御開始に関するユーザへの事前通知)、また、当該制御の実行可否を示す情報の当該ユーザからの入力を受け付けるか否か(制御開始に関するユーザへの事前承諾)を示す情報を保持している。図3に示す本実施形態の例では、優先制御レベルが“レベル4”であった場合、ユーザへの事前通知及び事前承諾の何れもしない、優先制御レベルが“レベル3”であった場合、ユーザへの事前通知を行うが事前承諾はしない、優先制御レベルが“レベル2”又は“レベル1”であった場合、ユーザへの事前通知及び事前承諾を行うという情報が保持される。
制御判断部13は、通信部11から入力された制御信号に含まれる優先度情報に基づいて、ユーザへの事前通知及び事前承諾を行うか否かを判断して、その結果を実行意思確認部15に通知する。なお、ユーザからの実行可否の入力が行われる場合は、制御判断部13は、実行意思確認部15から、制御の実行を行う入力があった旨の通知を受けてから、制御実行部14に対して制御を実行する指示を行う。制御判断部13は、実行意思確認部15から、制御の実行を行わない入力があった旨の通知を受けた場合は、制御実行部14に対して制御を実行する指示を行わない。
制御実行部14は、制御判断部13により決定された実行可否に基づいて、制御信号に係る制御を実行する制御実行手段である。制御実行部14は、制御判断部13から指示があると当該制御を実行する。制御の実行は、従来の遠隔機能制御と同様に行われる。
実行意思確認部15は、自端末10のユーザに対して、通信部11により受信された制御信号に係る制御が実行されることを通知すると共に、当該制御の実行可否を示す情報の当該ユーザからの入力を受け付ける実行意思確認手段である。ユーザへの通知とユーザからの入力の受付は、制御判断部13からその旨の通知がされた場合に行われる。ユーザへの通知は、具体的には、表示部16に、実行される制御内容や入力を求める旨の表示を行わせることにより行われる。ユーザからの入力は、入力部17により行われる。なお、ユーザへの通知は必ずしも表示により行われる必要は無く、音声等で行われてもよく、またそれらが併用されてもよい。また、ユーザへの通知及びユーザからの入力の受付は、必ずしも制御の優先度に応じて行われる必要はなく、一律に行われることとしてもよい。また、ユーザからの入力の受付は、予めユーザの意思を実行意思確認部15に設定として記憶させておき、当該設定を入力としてもよい。
表示部16は、自端末10が端末制御サーバ20からの制御を受ける旨を表示して、自端末10のユーザに通知する手段である。表示部16は、実行意思確認部15から表示させる内容を受け付けて表示を行う。表示部16は、携帯端末10が備えるディスプレイ等により実現される。
入力部17は、端末制御サーバ20から制御の実行可否を示す情報を、自端末10のユーザに入力させる手段である。入力部17は、ユーザに入力された実行可否を示す情報を実行意思確認部15に出力する。入力部17は、携帯端末10が備える入力キー等の操作部により実現される。
以上が本実施形態に係る携帯端末10の機能構成である。引き続いて、図4に本実施形態に係る携帯端末10のハードウェア構成を示す。図4に示すように、携帯端末10は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(ReadOnly Memory)103、操作部104、無線通信部105、ディスプレイ106及びアンテナ107等のハードウェアにより構成されている。また、携帯端末10は、携帯電話機として機能するための音声処理部やスピーカ、マイクといった、図示しない構成要素を有している。これらの構成要素は、バスを介して各種信号の入出力が可能なように接続されている。これらの構成要素が動作することにより、上述した機能が発揮される。
引き続いて、端末制御サーバ20の本発明に係る機能に関して説明する。図5に示すように、端末制御サーバ20は、制御信号送信部21と、制御情報入力部22とを備えて構成される。
制御信号送信部21は、携帯端末10に対して、当該携帯端末10の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を送信する制御信号送信手段である。制御信号送信部21は、制御情報入力部22から制御信号を生成するための情報を入力して、当該情報に基づいて制御信号を生成する。制御信号を生成するための情報としては、制御の内容を示すための情報、制御対象となる携帯端末10を特定する情報、及び当該制御の優先度情報等である。制御信号送信部21は、生成した制御信号を、通信ネットワーク40を介して携帯端末10に送信する。なお、優先度情報は、必ずしも制御情報入力部22から入力される必要はない。例えば、制御信号送信部21が、制御の内容を示す情報と優先度情報とを対応付けて保持しておき、制御の内容に対応する優先度情報を特定して制御信号に含めることとしてもよい。
制御情報入力部22は、指示端末30から通信ネットワーク50を介して指示端末30から送信される制御信号を生成するための情報を受信する手段である。受信された情報は、制御信号送信部21に入力される。
以上が本実施形態に係る端末制御サーバ20の機能構成である。引き続いて、図6に本実施形態に係る端末制御サーバ20のハードウェア構成を示す。図6に示すように、端末制御サーバ20は、CPU201、主記憶装置であるRAM202及びROM203、ネットワークカード等のデータ送受信デバイスである通信モジュール204、並びにハードディスク等の補助記憶装置205等のハードウェアを備えるコンピュータとして構成される。これらの構成要素が動作することにより、上述した端末制御サーバ20の機能が発揮される。
ここで、本実施形態で用いられる制御信号について、具体的に説明する。本実施形態において、制御信号としては、例えば、SMS(Short Message Service)のペイロードにマッピングされたDM Notificationが用いられる。DMNotificationは従来から、携帯端末に対する遠隔制御に用いられる信号である。図7に、DM Notificationのフォーマットを示す。DMNotificationのフォーマットでは、trigger-header部に、遠隔制御実行時に携帯端末のユーザインタフェースの見せ方を指示するui-modeというパラメータが存在する。ui-modeのパラメータを優先度情報として用いることができる。
OMA−DMでは、このui-modeのパラメータが<not-specified>::=“0”、<background>::=“1”、<informative>::=“2”、<user-interaction>::=“3”の4つの値で規定されている。値が<not-specified>であることは、携帯端末10において制御が実行される際のユーザインタフェースの見せ方について指定されないことを意味する。値が<background>であることは、携帯端末10においてユーザへの確認なしで(バックグラウンドで)制御が実行されることを意味する。値が<informative>であることは、携帯端末10における制御実行時に表示や音声により制御が実行されることの通知が行われるべきであることを意味する。値が<user-interaction>であることは、携帯端末10において制御実行前に、ユーザに当該制御の実行可否について問い合わせが必要であることを意味する。
優先制御レベルに応じた制御の事前通知及び事前承諾の設定を上記のui-modeのパラメータに合わせるようにすれば、ui-modeのパラメータを、優先制御レベルを示す情報として用いることができる。例えば、図3に示す設定において、優先制御レベルが“レベル4”であれば、制御の事前通知及び事前承諾の何れも行われないので、<background>を“レベル4”に対応するものとして用いることができる。また、優先制御レベルが“レベル3”であれば、制御の事前通知のみが行われるので、<informative>を“レベル3”に対応するものとして用いることができる。また、優先制御レベルが“レベル2”及び“レベル1”であれば、制御の事前通知及び事前承諾の両方が行われるので、<not-specified>及び<user-interaction>をそれぞれ“レベル2”及び“レベル1”に対応するものとして用いることができる。ui-modeのパラメータを優先度情報として用いる場合は、上記のようなui-modeのパラメータと優先制御レベルとの対応関係を示す情報を携帯端末10(の制御判断部13)において保持しておき、ui-modeのパラメータから優先制御レベルを特定できるようにしておく。
優先制御レベルを示す情報としてui-modeのパラメータを用いることにより、OMA−DMのNotificationプロトコルの動作を阻害することなく、優先度を考慮した携帯端末10の制御を可能とする。また、新たなフィールドを用いることなく本発明を実施することができるので、本発明を容易に実施することができる。なお、従来のOMA−DMでは、本発明とは異なり自端末10の通信状態を考慮して、制御の実行可否を判断することはされていない。
また、DM Notificationのフォーマットでは、trigger-body部に自由に情報を記述できるvendor-specificというフィールドが存在する。別の例として、このvendor-specific部に、優先制御レベルを特定する情報を格納することとしてもよい。
引き続いて、図8及び図9を用いて本実施形態に係る端末制御システム1により実行される処理(端末制御方法)について説明する。まず、図8のシーケンス図を用いて全体の処理を説明して、続いて、図9のフローチャートを用いて携帯端末10において実行される、制御の実行可否を決定する処理を説明する。
まず、端末制御サーバ20の制御信号送信部21から、携帯端末10に制御信号であるSMSPush(DM Notification)が送信される。制御信号は、上述したように携帯端末10の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む。また、制御信号は、指示端末30から端末制御サーバ20の制御情報入力部22に入力された情報に基づいて、制御信号送信部21により生成されたものである。携帯端末10では、通信部11によって当該制御信号が受信される(S1、制御信号送信ステップ,制御信号受信ステップ)。受信された制御信号は、通信部11から制御判断部13に入力される。
続いて、携帯端末10では、制御信号に係る制御の実行可否が判断されて決定される(S2)。制御が実行されると決定された場合は、その旨が制御判断部13から制御実行部14に通知されて、制御実行部14により当該制御が実行される。なお、上記の実行可否の判断により、即時、制御が実行されずに、例えば、継続中の通信の終了後等の所定のタイミングで制御が実行されると決定された場合には、当該所定のタイミングで制御を実行する旨が制御判断部13から制御実行部14に通知されて、制御実行部14により当該制御が実行される。
引き続いて、携帯端末10では、制御実行部14によって制御信号に係る制御が実行される(S3,S4、制御実行ステップ)。制御の実行の処理は例えば、以下のように行われる。
まず、携帯端末10の制御実行部14から、SMS Pushに対する応答信号であるSMSResponseが端末制御サーバ20に送信される(S3)。端末制御サーバ20では、当該信号が受信されて、その後、制御を行うための信号であるPackage#1(SMS)、Package#1(Initiation)、Package#2(Replace)、Package#3(Result)が端末制御サーバ20と携帯端末10の制御実行部14との間で送受され、当該信号に応じた処理が制御実行部14で行われる(S4)。
上記の処理はOMA−DMに準じた処理であり、制御の実行の処理は、必ずしも上記のように行われる必要はない。例えば、制御の実行の際に、端末制御サーバ20との間で信号の送受信が行われずに、携帯端末10において処理が完結してもよい。以上が、端末制御システム1により実行される処理全体の説明である。
続いて、図9のフローチャートを用いて携帯端末10において実行される、制御の実行可否を決定する処理を説明する。以下の処理では、制御の実行可否は、図3に示す情報に基づいて判断される。携帯端末10では、通信状態検出部12によって、自端末10の通信状態が検出される(S201、通信状態検出ステップ)。検出された自端末10の通信状態を示す情報は、通信状態検出部12から制御判断部13に出力される。
続いて、制御判断部13によって、制御信号に含まれる優先度情報、及び自端末10の通信状態から、図3に示す対応関係の情報に基づいて、以下のように制御信号の実行可否が決定される。まず、制御判断部13によって当該通信状態を示す情報が参照される(S202、制御判断ステップ)。自端末10が通信中でなかった場合は、即時制御が実行されるものと制御判断部13によって決定され、制御判断部13から制御実行部14に対して、制御信号に係る制御を実行する指示が行われる(S203、制御実行ステップ)。
一方で、自端末10が通信中であった場合は、制御判断部13によって制御信号に含まれる優先度情報が参照される(S204、制御判断ステップ)。優先度情報である優先制御レベルが“レベル4”であった場合には、図3に示すように、他通信が強制終了されて制御が開始される。即ち、制御判断部13から通信部11に対して他通信を強制終了させるように制御が行われる(図9のS205)と共に、制御実行部14に対して、制御信号に係る制御を実行する指示が行われる(S203、制御実行ステップ)。
また、優先度情報である優先制御レベルが“レベル3”であった場合には、図3に示すように、“レベル4”の場合と同様に他通信が強制終了されて制御が開始される。この場合、当該処理(図9のS205,S203)が行われる前に、ユーザへの制御の通知が行われる。即ち、制御判断部13から実行意思確認部15に対して、制御が行われる旨の通知を行う指示がなされる。続いて、指示を受けた実行意思確認部15によって表示部16にその旨の表示が行われ、ユーザへの制御の通知が行われる(S206、実行意思確認ステップ)。なお、ユーザへの通知は、通信切断の処理(S205)や制御開始(S203)の後に行われることとしてもよい。
優先度情報である優先制御レベルが“レベル2”あるいは“レベル1”であった場合には、図3に示すように、他通信が終了するまで制御が保留される。通信状態検出部12によって他通信が終了したことが検出されて、制御判断部13に通知されると(図9のS207、通信状態検出ステップ)、その後の処理が行われる。その後の処理として、制御判断部13から実行意思確認部15に対して、制御が実行されることを通知すると共に当該制御の実行可否を示す情報のユーザからの入力を受け付ける指示がなされる。続いて、指示を受けた実行意思確認部15によって表示部16にその旨の表示が行われ、ユーザへの制御の通知が行われる。ユーザによって入力部17に制御の実行可否を示す情報が入力されると、当該情報は、入力部17から実行意思確認部15を介して制御判断部13に入力される(S208、実行意思確認ステップ)。
ユーザの入力が制御を実行させる旨のものであった場合は、制御判断部13から制御実行部14に対して、制御信号に係る制御を実行する指示が行われる(S203、制御実行ステップ)。ユーザの入力が制御を実行させない旨のものであった場合は、制御判断部13から制御実行部14に対して制御信号に係る制御を実行する指示は行われず、当該制御は実行されない(ここで当該制御信号に係る処理は終了する)(S209)。上述した処理により、制御信号に係る制御が開始され、あるいは開始されず終了する。
携帯端末10において、上記のように制御信号に係る制御が実行されている間に、発呼信号の着信やユーザの入力等により通信部11に他の通信要求が発生した場合は以下のような処理が行われる。まず、通信状態検出部12によって、他の通信要求が発生したことが検出されて、その旨が通信状態検出部12から制御判断部13に通知される(S210、通信状態検出ステップ)。
当該通知が行われた制御判断部13によって制御信号に含まれる優先度情報が参照される(S211、制御判断ステップ)。優先度情報である優先制御レベルが“レベル4”、“レベル3”又は“レベル2”であった場合には、図3に示すように、継続して制御が実行される。即ち、制御判断部13から通信部11に対して他通信の要求を拒否するように制御が行われ(図9のS212)、制御が継続して実行されるようにする(S213、制御実行ステップ)。優先度情報である優先制御レベルが“レベル1”であった場合には、図3に示すように、制御を強制終了させて、他の通信を開始させる。即ち、制御判断部13から制御実行部14に対して制御信号に係る制御を中止させる指示が行われて、他の通信の要求が開始されるようにされる(S214、制御実行ステップ)。
なお、他の通信要求が発生しなかった場合は、終了するまで制御信号に係る制御が実行される(S213、制御実行ステップ)。以上が、本実施形態に係る端末制御システム1により実行される処理である。
上述したように本実施形態によれば、携帯端末10において、端末制御サーバ20から制御信号を受信して制御が実行される際に、当該制御の優先度を示す優先度情報、及び自端末10の通信状態に基づいて、制御信号に係る制御の実行可否が判断される。従って、例えば、優先度が高い制御は携帯端末が通信を行っていても実行され、緊急性を要さない優先度が低い制御は通信が終了した後で実行されることが可能となる。
また、本実施形態のように、ユーザに制御の実施を通知し、ユーザからの制御の実行可否の入力を行わせることとすれば、携帯端末10における制御にユーザの意思を反映させることができ、より適切に携帯端末10における制御を実行することができる。また、ユーザからの制御の実行可否の入力を優先度情報に応じて行うこととすれば、必要に応じてユーザへの確認を求めることができ、更に適切に携帯端末10における制御を実行することができる。
具体的には、例えば、携帯端末10を紛失した際に、遠隔で携帯端末10をロックする制御や携帯端末10のメモリ等を初期化する制御を、他の通信が行われていたとして通信を切断して直ちに行わせることができる。また、遠隔において携帯端末10の設定を行う制御を、他の通信終了後、ユーザの意思を確認した上で実行させることができる。当該制御はロックや初期化の制御に比べると、優先度が低くされるべきものだからである。また、遠隔端末のログを取得する制御を、他の通信終了後、ユーザの意思を確認した上で実行させると共に、当該制御が行われている間に他の通信が発生した場合に当該制御を強制終了させることができる。当該制御は上記のその他の制御に比べると、優先度が更に低くされるべきものだからである。
また、本実施形態のように、本発明の実施にはOMA−DMのDMNotificationを用いても実施することができる。即ち、本発明は、既存プロトコルとの互換性が高く、本発明の実施においては新たな情報の定義等を設ける必要がない。但し、本発明は上述したプロトコルによる実施に限られるものではなく、また、優先度情報等として新たに情報を定義して実施することとしてもよい。
本発明の実施形態に係る端末制御システムの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末の機能構成を示す図である。 携帯端末において保持され制御の実行可否を決定するために用いられる情報の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る携帯端末のハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末制御サーバの機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末制御サーバのハードウェア構成を示す図である。 携帯端末の機能を制御する制御信号の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る端末制御システムで実行される処理(端末制御方法)を示すシーケンス図である。 携帯端末において実行される、制御の実行可否を決定する処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1…端末制御システム、10…携帯端末、11…通信部、12…通信状態検出部、13…制御判断部、14…制御実行部、15…実行意思確認部、16…表示部、17…入力部、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…操作部、105…無線通信部、106…ディスプレイ、107…アンテナ、20…端末制御サーバ、21…制御信号送信部、22…制御情報入力部、201…CPU、202…RAM、203…ROM、204…通信モジュール、205…補助記憶装置、30…指示端末、40,50…通信ネットワーク。

Claims (5)

  1. 通信機能を有する携帯端末と、当該携帯端末と通信を行うことができる端末制御サーバとを含んで構成される端末制御システムであって、
    前記端末制御サーバは、前記携帯端末に対して、当該携帯端末の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を送信する制御信号送信手段を備え、
    前記携帯端末は、
    前記端末制御サーバから送信される前記制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    自端末の通信状態を検出する通信状態検出手段と、
    前記制御信号受信手段により受信された前記制御信号に含まれる優先度情報、及び前記通信状態検出手段により検出された自端末の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断手段と、
    前記制御判断手段により決定された実行可否に基づいて、前記制御信号に係る制御を実行する制御実行手段と、を備える
    ことを特徴とする端末制御システム。
  2. 通信機能を有する携帯端末であって、
    前記携帯端末と通信を行うことができる端末制御サーバから送信される、当該携帯端末の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を受信する制御信号受信手段と、
    自端末の通信状態を検出する通信状態検出手段と、
    前記制御信号受信手段により受信された前記制御信号に含まれる優先度情報、及び前記通信状態検出手段により検出された自端末の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断手段と、
    前記制御判断手段により決定された実行可否に基づいて、前記制御信号に係る制御を実行する制御実行手段と、
    を備えることを特徴とする携帯端末。
  3. 自端末のユーザに対して、前記制御信号受信手段により受信された前記制御信号に係る制御が実行されることを通知すると共に、当該制御の実行可否を示す情報の当該ユーザからの入力を受け付ける実行意思確認手段を更に備え、
    前記制御実行手段は、前記実行意思確認手段により受け付けられた実行可否を示す情報にも基づいて、前記制御信号に係る制御を実行する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末。
  4. 前記実行意思確認手段は、前記優先度情報に応じて、前記制御信号に係る制御の実行の通知及び実行可否を示す情報の入力を行うことを特徴とする請求項3に記載の携帯端末。
  5. 通信機能を有する携帯端末と、当該携帯端末と通信を行うことができる端末制御サーバとを含んで構成される端末制御システムにおける端末制御方法であって、
    前記端末制御サーバが、前記携帯端末に対して、当該携帯端末の機能を制御すると共に当該制御の優先度を示す優先度情報を含む制御信号を送信する制御信号送信ステップと、
    前記携帯端末が、
    前記端末制御サーバから送信される前記制御信号を受信する制御信号受信ステップと、
    自端末の通信状態を検出する通信状態検出ステップと、
    前記制御信号受信ステップにおいて受信された前記制御信号に含まれる優先度情報、及び前記通信状態検出ステップにおいて検出された自端末の通信状態に基づいて、当該制御信号に係る制御の実行可否を決定する制御判断ステップと、
    前記制御判断ステップにおいて決定された実行可否に基づいて、前記制御信号に係る制御を実行する制御実行ステップと、
    を含むことを特徴とする端末制御方法。
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