JP2009128831A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像表示を行う透過型の第1液晶パネルと、上記第1液晶パネルよりも画像表示方向の背面側に配置され、上記第1液晶パネルの画像表示に用いる光を供給する光源と、上記光源よりもさらに背面側に配置され、透過状態と非透過状態とに切り替えられる第2液晶パネルとを備え、第2液晶パネルを透過状態と非透過状態とに切り替えることにより、この第2液晶パネルよりもさらに背面側に配置された展示物を上記第1液晶パネルに対して画像表示方向に位置するユーザーから可視の状態と不可視の状態とに切り替える液晶表示装置において、製造コストの低減を図る。
【解決手段】第2液晶パネル15が透過状態であるときに、第1液晶パネル11に画像表示のための光を供給するためのバックライト17から出射される光によって役物16を照明する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データに応じた画像を表示する液晶表示パネルを備えるとともに、この液晶表示パネルの背後に設置された展示物の可視/不可視を切り替えることのできる液晶表示装置に関するものである。
従来から、パチンコなどの遊技装置における情報表示部を構成する表示装置として液晶表示装置が広く使われている。
また、これらの遊技装置に備えられる液晶表示装置として、画像表示を行う第1の液晶パネルと、この第1の液晶パネルの背面側に配置され、透過状態と非透過状態とに切り替えられる第2の液晶パネルと、第2の液晶パネルのさらに背面側に備えられた役物とを備え、第2の液晶パネルの透過/非透過を制御することによって上記役物をユーザーから可視の状態と不可視の状態とに切り替える液晶表示装置が開示されている。例えば、特許文献1には、上記第2の液晶パネルとしてポリマー分散液晶を用いたパネルを用いる技術が開示されている。
図8および図9は、特許文献1に開示されている液晶表示装置の概略構成を示す説明図である。
この液晶表示装置は、上記各図に示すように、第1液晶パネル501と、拡散板502と、導光板503と、反射板504と、第2液晶パネル505とが前面側から背面側に向かってこの順で配置されおり、第2液晶パネル505のさらに背面側には役物506が配置されている。また、導光板503の上方には第1液晶パネル501の表示光を供給するための液晶表示用光源513が配置され、第2液晶パネル505の背面側には役物用光源514が配置されている。
第1液晶パネル501は、多数の画素を備えており、図示しない駆動回路が画像データに応じてこれら各画素に印加する電圧を制御することにより、各画素を透過する光量を制御して画像データに応じた画像を表示するようになっている。
導光板503は、側面から観察すると上方が厚く、下方が薄い略三角形または略台形状に加工されており、表面には導光パターンが施されている。この導光パターンによって、導光板503の上方に配置された液晶表示用光源513から照射される光が拡散され、前面側(第1液晶パネル501側)に一様に導かれるようになっている。
拡散板502は、導光板503からの光を拡散して第1液晶パネル501に照射する。
反射板504は、導光板503から背面側(第2液晶パネル505側)に拡散された光を前面側に反射する。なお、この反射板504は、前面側から見た形状が導光板503と略同形状かつ同サイズになっている。したがって、液晶表示用光源513から出射されて導光板503から背面側に拡散した光はそのほぼ全てが前面側に反射され、反射板504よりも背面側には出射されないようになっている。
また、拡散板502、導光板503、および反射板504の中央部にはくり抜き部が設けられている。そして、このくり抜き部の背面側には、第2液晶パネル505が備えられている。
第2液晶パネル505は、図示しない駆動回路によって駆動され、透過状態と非透過状態(遮蔽状態)とに切り替えられる。これにより、透過状態のときにはユーザーから上記のくり抜き部を介して役物を観察でき、非透過状態ではユーザーから役物を観察できなくなる。
役物用光源514は、第2液晶パネル505よりも背面側であって、上記くり抜き部よりも上方に配置されている。そして、この役物用光源514から出射される光によって役物506を照らすことにより、第2液晶パネル505が透過状態のときに、ユーザーが役物506を観察できるようになっている。
特開2005−185624号公報(2005年7月14日公開)
しかしながら、上記従来の液晶表示装置では、液晶表示用光源と役物用光源とを別々に設けているので、製造コストが高いという問題がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、画像表示を行う透過型の第1液晶パネルと、上記第1液晶パネルよりも画像表示方向の背面側に配置され、上記第1液晶パネルの画像表示に用いる光を供給する光源と、上記光源よりもさらに背面側に配置され、透過状態と非透過状態とに切り替えられる第2液晶パネルとを備え、第2液晶パネルを透過状態と非透過状態とに切り替えることにより、この第2液晶パネルよりもさらに背面側に配置された展示物を上記第1液晶パネルに対して画像表示方向に位置するユーザーから可視の状態と不可視の状態とに切り替える液晶表示装置において、製造コストの低減を図ることにある。
本発明の液晶表示装置は、上記の課題を解決するために、画像表示を行う透過型の第1液晶パネルと、上記第1液晶パネルよりも画像表示方向の背面側に配置され、上記第1液晶パネルの画像表示に用いる光を供給する光源と、上記光源よりもさらに背面側に配置され、透過状態と非透過状態とに切り替えられるシャッター素子とを備え、シャッター素子を透過状態と非透過状態とに切り替えることにより、このシャッター素子よりもさらに背面側に配置された展示物を上記第1液晶パネルに対して画像表示方向に位置するユーザーから可視の状態と不可視の状態とに切り替える液晶表示装置であって、上記シャッター素子が透過状態であるときに、上記光源から出射される光によって上記展示物を照明することを特徴としている。
上記の構成によれば、シャッター素子が透過状態であるときに、第1液晶パネルの画像表示に用いる光を供給するための光源から出射される光によって展示物を照明する。つまり、第1液晶パネルに画像表示用の光を供給するための光源と、シャッター素子が透過状態であるときに展示物を照明する光を供給するための光源とを共通の光源によって実現している。これにより、上記した従来の液晶表示装置のように第1液晶パネルにおける画像表示用の光源と展示物を照明するための光源とを別々に備える場合に比べて、展示物を照明するための光源を省略すること、あるいは展示物を照明するための補助光源として出射光量の少ない安価な光源を用いることができるので製造コストを低減することができる。
また、上記第1液晶パネルと、上記光源から出射された光を上記第1液晶パネルに導くための導光板と、上記導光板における画像表示方向の背面側の面に対向するように配置され、上記導光板から画像表示方向の背面側に出射される光を上記導光板側へ反射する反射板と、上記シャッター素子とが画像表示方向の前面側から背面側に向かってこの順で配置され、上記導光板と上記光源とは、上記第1液晶パネルの表示面に平行な面内において上記光源の方が上記導光板よりも上記第1液晶パネルの表示面の中心を通るこの表示面の法線から遠い側に配置されており、上記第1液晶パネルの表示画面は、上記シャッター素子が透過状態であるときに上記シャッター素子よりも上記展示物側から伝播する光が入射する領域である透過領域と、上記シャッター素子が透過状態であっても上記シャッター素子よりも上記展示物側から伝播する光が入射しない領域である非透過領域とを含み、上記反射板は、上記非透過領域に対応する位置に設けられ、かつ上記光源から出射されて上記展示物に直線的に向かう光を遮蔽しない形状である構成としてもよい。
上記の構成によれば、光源から出射されて展示物へ向かう光が反射板によって反射されること、および展示物側から第1液晶パネル側へ向かう光が反射板によって遮蔽されることを防止できるので、光源から出射された光によって展示物を適切に照明するとともに、シャッター素子が透過状態であるときに展示物をユーザーに観察させることができる。
また、上記導光板は、上記透過領域に対応する部分をくり抜かれた形状、または上記非透過領域に対応する部分の少なくとも一部に当該導光板内を伝播する光を上記第1液晶パネル側へ導くための導光パターンが設けられている一方、上記透過領域には上記導光パターンが設けられていない形状であってもよい。
上記の構成によれば、導光板における透過領域に対応する部分において展示物側から入射する光の透過状態が導光パターンの影響を受けることを防止できる。したがって、シャッター素子が透過状態であるときに、透過領域において展示物を鮮明に観察することができる。
また、上記第1液晶パネルと、上記光源から出射された光を上記第1液晶パネルに導くための導光板と、上記シャッター素子とが画像表示方向の前面側から背面側に向かってこの順で配置されており、上記導光板は、上記シャッター素子が透過状態であるときに上記光源から出射された光が当該導光板を介することなく上記展示物へ向けて出射されるように、上記光源と上記展示物とを結ぶ直線上の領域が切り欠かれた形状であってもよい。
上記の構成によれば、光源から出射されて展示物へ向かう光が導光板を介することなく展示物へ照射されるので、導光板によって展示物へ向かう光の光量が低下することを防止し、展示物を適切に照明することができる。
また、上記第1液晶パネルと、上記光源から出射された光を上記第1液晶パネルに導くための導光板と、上記シャッター素子とが画像表示方向の前面側から背面側に向かってこの順で配置されており、上記導光板における画像表示方向の背面側の面には当該導光板内を伝播する光を上記第1液晶パネル側へ導くための導光パターンが形成されており、上記導光パターンは、上記シャッター素子が透過状態であるときに上記光源から出射されて上記導光板に入射した光が当該導光パターンを介することなく上記展示物へ向けて出射されるように、上記光源と上記展示物とを結ぶ直線上の領域を除く領域に形成されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、光源から出射されて展示物へ向かう光が導光パターンを介することなく展示物へ照射されるので、導光パターンによって展示物へ向かう光の光量が低下することを防止し、展示物を適切に照明することができる。
また、上記シャッター素子は、上記第1液晶パネルの表示面法線方向から見て上記第1液晶パネルおよび上記光源と重畳するように形成されている構成としてもよい。
上記の構成によれば、シャッター素子が第1液晶パネルの表示面法線方向から見て光源と重畳する領域まで延伸して設けられている。したがって、シャッター素子が非透過状態であるときに、光源から出射された光がシャッター素子の背面側に出射されることを防止できるので、光源から出射された光を第1液晶パネルの画像表示に効率的に利用することができる。
また、上記展示物を照明するための光を出射する補助光源を備えており、上記シャッター素子が透過状態であるときに、上記光源から出射された光と上記補助光源から出射された光とによって上記展示物を照明する構成としてもよい。
上記の構成によれば、従来の液晶表示装置のように第1液晶パネルに画像表示のための光を供給する光源からの光を展示物の照明には用いず、展示物の照明用に備えられる専用の光源のみで展示物を照明する場合に比べて、展示物を所定の光量で照明するために上記補助光源に要求される光量を上記専用の光源よりも少なくできる。したがって、上記補助光源として、上記専用の光源よりも消費電力の小さい安価な光源を用いることができるので、製造コストを低減できる。
また、上記光源から出射される光の光量を制御する光源制御手段を備えており、上記光源制御手段は、上記シャッター素子が透過状態であるときに、上記シャッター素子が非透過状態のときよりも上記光源から出射される光の光量を増加させる構成としてもよい。
上記の構成によれば、第1液晶パネルにおける画像表示のための光量が不足することを防止し、第1液晶パネルに適切な画像表示を行わせることができる。また、展示物を適切に照明するための光量を確保することができる。
本発明の遊技装置は、遊技の進行に応じた画像を表示する情報表示部を備えた遊技装置であって、上記情報表示部として上記したいずれかの液晶表示装置を備えている。したがって、第1液晶パネルに画像データに応じた画像を表示するとともに、第2液晶表示パネルの背面側に設置された展示物の可視/不可視を切り替えることができる。また、部品点数、装置サイズ、および消費電力を低減できる。
以上のように、本発明の液晶表示装置は、シャッター素子が透過状態であるときに、第1液晶パネルの画像表示に用いる光を供給する光源から出射される光によって展示物を照明する。
それゆえ、第1液晶パネルにおける画像表示用の光源と展示物を照明するための光源とを別々に備える場合に比べて、展示物を照明するための光源を省略すること、あるいは展示物を照明するための補助光源として出射光量の少ない安価な光源を用いることができるので製造コストを低減することができる。
本発明の一実施形態について説明する。なお、本実施形態では、主に、本発明をパチンコ機(弾球遊技装置、遊技装置)に適用する場合について説明するが、本発明にかかる液晶表示装置の用途はこれに限るものではない。
図2は、本実施形態にかかる液晶表示装置1を備えたパチンコ機90の概略構成を示す斜視図である。この図に示すように、パチンコ機90は、遊技盤92を備えており、この遊技盤92の一部に液晶表示装置1を備えている。この構成においては、パチンコ機90の遊技者が液晶表示装置1の観察者(ユーザー)となる。
次に、液晶表示装置1について説明する。図1は、液晶表示装置1における鉛直方向に沿った断面の断面図である。また、図3は液晶表示装置1の構成を示す説明図である。また、図4は、図1におけるバックライト17の周辺部を拡大した図である。これらの図に示すように、液晶表示装置1は、第1液晶パネル11と、拡散板12と、導光板13と、反射板14と、第2液晶パネル(シャッター素子)15とが第1液晶パネル11の画像表示方向の前面側から背面側に向かってこの順で配置されている。また、第2液晶パネル15のさらに背面側には役物(展示物)16が配置されている。また、導光板13の上方および下方には第1液晶パネル11の表示光を供給するためのバックライト(光源)17が配置されている。なお、詳細は後述するが、このバックライト17は、第1液晶パネル11に表示光を供給する光源としての機能のみならず、役物16を照らすための光源としても機能するようになっている。
第1液晶パネル11は、多数の画素を備えた透過型の液晶表示パネルであり、後述する第1液晶パネル制御部22(図5参照)が画像データに応じてこれら各画素に印加する電圧を制御することにより、バックライト17から出射されて各画素を透過する光の透過率を制御し、画像データに応じた画像(遊技内容に応じた画像)を表示するようになっている。第1液晶パネル11の構成および表示形式は特に限定されるものではなく、従来から公知の種々の透過型液晶パネルを用いることができる。本実施形態では、第1液晶パネル11として、TFT(thin film transistor:薄膜トランジスタ)が各画素に形成されたアクティブマトリクス型の液晶表示パネルを用いた。具体的には、対向配置した2枚の基板間に液晶を封入し、これら両基板における液晶に面しない面(外側面)にそれぞれ偏光板を配したものを用いた。
バックライト17は、第1液晶パネル11のバックライトとしての機能を有している。本実施形態では、バックライト17として冷陰極型蛍光ランプ(CCFL)を用い、これら各ランプをそれぞれ導光板13の上方および下方に配置したサイドライト方式とした。
拡散板12は、導光板13からの光を適度に拡散して第1液晶パネル501に照射するためのものであり、第1液晶パネル11の表示面法線方向から見て中央部がくり抜かれ、周縁部が第1液晶パネル11における表示面の周縁部と重畳する形状になっている。なお、拡散板12として、複数の機能部材(例えばマット状拡散板、ディフューザ等)を積層したものを用いてもよい。
導光板13は、バックライト17から入射した光を第1液晶パネル11側に導くためのものである。なお、導光板13における背面側(第2液晶パネル15側)の面には、導光パターン13aが形成されている。この導光パターン13aによって、バックライト17から導光板13に入射した光が拡散され、前面側(第1液晶パネル11側)に一様に導かれるようになっている。また、導光板13は、拡散板12と同様、第1液晶パネル11の表示面法線方向から見て中央部がくり抜かれ、周縁部が第1液晶パネル11における表示面の周縁部と重畳する形状になっている。
また、図4に示すように、導光板13におけるバックライト17側かつ背面側(第2液晶パネル15側)の端部は切り欠かれている。
反射板14は、導光板13から背面側(第2液晶パネル15側)に拡散された光を前面側に反射するためのものであり、第1液晶パネル11の表示面法線方向から見て中央部がくり抜かれ、周縁部が導光板13と重畳する形状になっている。また、反射板14は、第1液晶パネル11の表示面法線方向から見たときに、内周側(くり抜き部)の形状が導光板13と略同形状であって、反射板14のくり抜き部の輪郭と導光板13のくり抜き部の輪郭とが略一致するように配置される一方、外周側(バックライト17側)の形状が導光板13よりも小さくなっている。
上記の構成により、バックライト17から出射された光の一部は導光板13を介することなく、また反射板14によって反射されることなく、第2液晶パネル15に出射される。その結果、第2液晶パネル15が透過状態になったときに、バックライト17から出射された光によって役物16を照らせるようになっている。
第2液晶パネル(シャッター素子)15は、後述する第2液晶パネル制御部24(シャッター素子制御部、図5参照)によって駆動され、透過状態と非透過状態(遮蔽状態)とに切り替えられる。これにより、透過状態のときにはユーザーから拡散板12、導光板13、および反射板14の上記くり抜き部を介して役物16を観察でき、非透過状態ではユーザーから役物16を観察できなくなる。なお、本実施形態において、非透過状態とは、必ずしも完全に光を透過しない状態でなくてもよく、ユーザーから役物16を実質的に観察できない状態(あるいは明瞭に観察できない状態)であればよい。また、本実施形態では、シャッター素子として液晶パネルを用いているが、シャッター素子の構成はこれに限るものではなく、透過状態と非透過状態とに切り替え可能な構成であればよい。
また、第2液晶パネル15は、第1液晶パネル11の表示面法線方向から見てバックライト17の背面側の領域まで延伸するように設けられている。これにより、バックライト17の表面と役物16の表面とを結ぶ直線上には必ず第2液晶パネル15が介在するようになっている。したがって、第2液晶パネル15が透過状態のときにはバックライト17から出射された光が第2液晶パネル15を透過して役物16を照らし、第2液晶パネル15が非透過状態のときにはバックライト17から出射された光が第2液晶パネル15で遮蔽あるいは拡散されるようになっている。
本実施形態では、第2液晶パネル15として、いわゆる高分子分散型の液晶表示パネルを用いた。具体的には、対向配置した2枚の基板間に高分子を分散させた液晶を封入した。つまり、上記基板間の液晶層には高分子による3次元のネットワークが形成されており、そのネットワークの間隙に液晶分子が導入されている。なお、この第2液晶パネル15には偏光板は設けられていない。
これにより、液晶層に電圧が印加されていない状態では、液晶分子がランダムに配向して液晶層で光が散乱する。したがって、電圧が印加されていない状態では、光は液晶層を透過しにくくなり、反射する光の割合が増加する。また、液晶層を透過した光も、液晶層の中で散乱するため、白色散乱光となる。このため、液晶層に電圧が印加されていない状態では、第2液晶パネル15の背後にある役物16はユーザーから見えなくなる。
一方、液晶層に電圧が印加された状態では、液晶分子は、電圧によって生じた電界に沿って1つの方向にそろって配向する。すなわち、ランダムな配向状態から、均一配向に変化する。したがって、光は散乱することなく液晶層を透過する。これにより、第2液晶パネル15は透明になり、背後にある役物16はユーザーからはっきりと見えるようになる。
なお、第2液晶パネル15は、透過状態と非透過状態とに切り替え可能な液晶パネルであればよく、従来から公知の種々の液晶パネルを用いることができる。例えば、特許文献1に記載されているようなポリマー分散液晶を用いた液晶パネルを用いてもよい。また、偏光板を備えた従来のTN(Twisted Nematic)型液晶表示パネルを用いてもよい。
役物16の構成は特に限定されるものではなく、ユーザーに見せたい展示物を配置すればよい。例えば、人、キャラクター、動物、植物、乗り物、建物等の模型などの造形物であってもよく、絵画、写真、文字、図形等であってもよい。
図5は、液晶表示装置1の制御系の構成を示すブロック図である。この図に示すように、液晶表示装置1は、主制御部21と、第1液晶パネル制御部22と、光源制御部23と、第2液晶パネル制御部24とを備えた制御部20と、画像データ記憶部25とを備えている。
画像データ記憶部25は、第1液晶パネル11に表示させる画像データを記憶する記憶手段である。
主制御部21は、遊技アプリケーションを実行するとともに、遊技の進行に応じて液晶表示装置1の各部の動作を統括的に制御するものである。具体的には、主制御部21は、遊技の進行に応じた画像データを画像データ記憶部25から抽出して第1液晶パネル11に送り、第1液晶パネル11に表示させる。なお、画像データ記憶部25から画像データを取得する処理を第1液晶パネル制御部22に行わせてもよい。また、主制御部21は、遊技の進行に応じて第2液晶パネル15の透過/非透過状態を切り替えるための制御信号を第2液晶パネル制御部24に送る。
第1液晶パネル制御部22は、画像データに応じて第1液晶パネル11の各画素に印加する電圧を制御し、この画像データに応じた画像を第1液晶パネル11に表示させる。
光源制御部23は、主制御部21からの指示に応じてバックライト17の発光状態を制御する。
第2液晶パネル制御部(シャッター素子制御部)24は、主制御部21からの指示に応じて第2液晶パネル15の動作を制御し、透過状態と非透過状態とに切り替える。なお、本実施形態では透過状態と非透過状態の2種類の状態に切り替えているが、これに限らず、例えば、第2液晶パネル15に印加する電圧の大きさを制御することにより、透過状態、非透過状態、および半透過状態(透過状態と非透過状態の中間の状態であり、ユーザーから役物16を不鮮明ながら観察できる状態)とに切り替えるようにしてもよい。
以上のように、本実施形態にかかる液晶表示装置1は、画像表示を行う第1液晶パネル11と、第1液晶パネル11の背面側に配置され、透過状態と非透過状態とに切り替えられる第2液晶パネル15とを備え、第2液晶パネル15の透過/非透過を制御することによってこの第2液晶パネル15の背面側に配置された役物16をユーザーから可視の状態と不可視の状態とに切り替える液晶表示装置であって、第2液晶パネル15が透過状態の時に、第1液晶パネル11のバックライト17から出射される光を用いて役物16を照らす。言い換えれば、第1液晶パネル11のバックライトとして機能する光源と、役物16を照らすための光源とが共通の光源によって実現されている。
したがって、上記した従来の液晶表示装置のように、液晶表示用光源と役物用光源とを別々に設ける場合に比べて、光源の部品点数を削減できるので、製造コストを低減できる。また、光源の設置スペースを低減できるので、液晶表示装置1の装置サイズを小さくできる。また、液晶表示用光源および役物用光源の両方に電力を供給する場合に比べて、消費電力を低減できる。
また、本実施形態では、導光板13におけるバックライト17側かつ背面側(第2液晶パネル15側)の端部が切り欠かれており、反射板14の外周部は導光板の外周部の形状よりも小さくなっている。これにより、バックライト17と役物16とを結ぶ直線上に導光板13および反射板14が配置されないようになっている。このため、バックライト17から出射された光が導光板13を介することなく、また反射板14によって反射されることなく役物16に到達するので、役物16を効率よく照らすことができる。
ただし、導光板13の構成は上記の構成に限るものではなく、バックライト17から出射された光によって役物16を照らすことができる構成であればよい。
図6は、液晶表示装置1の変形例を示す断面図であり、図7は図6におけるバックライト17の周辺部を拡大した図である。なお、図6および図7に示した液晶表示装置1は、導光板13の構成が異なる以外は図1に示した液晶表示装置1と同様の構成である。
図6および図7に示した液晶表示装置1では、図1の液晶表示装置1における導光板13と異なり、導光板13におけるバックライト17側かつ背面側(第2液晶パネル15側)の端部が切り欠かれておらず、表示面法線方向かつ鉛直方向の断面が略矩形状になっている。ただし、図6および図7に示した例では、導光パターン13aが、導光板13の背面側の面におけるバックライト17側の端部領域(バックライト17側の端部から所定範囲内)には設けられていない。
このため、第2液晶パネル15が透過状態であるときに、バックライト17から出射されて導光板13に入射した光は導光パターン13aが形成されていない領域を透過して導光板13から出射され、第2液晶パネル15を透過して役物16に到達する。これにより、バックライト17から出射された光によって役物16を照らすことができる。
また、本実施形態では、表示面法線方向から見た中央部がくり抜かれた形状の導光板13を用いているが、導光板13の構成はこれに限るものではない。つまり、図10に示すように、中央部がくり抜かれた形状にするのではなく、導光パターン13aを中央部には設けない構成としてもよい。
また、本実施形態では、第1表示パネル11における表示画面の中央部の背面側に役物16を配置し、第2液晶パネル15が透過状態のときに表示画面の中央部において役物16が観察される構成について説明した。つまり、図11(a)に示すように、第1表示パネル11における表示画面の中央部を第2液晶パネル15が透過状態のときにユーザから第2液晶パネル15の背面側を観察することができる透過領域(第2液晶パネル15よりも役物16側から伝播した光が第1表示パネル11に入射する領域)とし、第1表示パネル11における表示画面の周縁部を第2液晶パネル15が透過状態であってもユーザから第2液晶パネル15の背面側を観察できない非透過領域(第2液晶パネル15よりも役物16側から伝播した光が第1表示パネル11に入射しない領域)とする構成について説明した。しかしながら、本発明の構成はこれに限るものではない。例えば、図11(b)に示すように、上記透過領域が表示画面の端部を含む位置に形成されていてもよい。また、図11(c)に示すように、上記透過領域が表示画面内に複数設けられていてもよい。また、第2液晶パネル15は表示面内の複数の領域毎に透過状態と非透過状態とを制御できる構成であってもよい。また、上記透過領域の形状は特に限定されるものではなく、例えば、円形、楕円形、多角形等であってもよい。
なお、導光板13は、上記透過部に対応する領域において第2液晶パネル15の背面側からユーザー側に出射される可視光の透過状態に影響を及ぼさない構成であることが好ましい。例えば、上記透過部をくり抜いてもよく、上記透過部に導光パターンを設けない構成としてもよい。
また、本実施形態では、導光板13として第1液晶パネル11の表示面法線方向についての厚さが一定であるものを用いている。このような厚さが一定の導光板13を用いることにより、第1液晶パネル11における表示面内での表示の均一性を増加させることができる。ただし、導光板13の構成はこれに限るものではなく、例えば、表示面法線方向の断面の形状がくさび形や、くさび形を複数組み合わせた形状であってもよい。
なお、導光板13の厚さおよび形状は、バックライト17の数や設置位置等に応じて、第1液晶パネル11の表示面内の明るさを均一にできるように設定することが好ましい。例えば、厚みが均一な導光板13を用いる場合には、バックライト17を少なくとも1組の対向した端辺近傍にそれぞれ設けることが好ましい。これにより、導光板13の厚みが均一であっても、第1液晶パネル11の表示面内における明るさの均一性を向上させることができる。
また、本実施形態では、バックライト17として冷陰極型蛍光ランプを用いているが、これに限るものではない。例えば、バックライト17として、発光ダイオード(LED)等の他の光源を用いてもよい。
また、バックライト17として例えば発光ダイオードのように出射する光量を制御できる光源を用いる場合、光源制御部23が、第2液晶パネル15が透過状態のときと非透過状態のときとでバックライト17の光量を変更するようにしてもよい。つまり、第2液晶パネル15が非透過状態のときには第1液晶パネル11の表示に必要な光量のみを出射し、第2液晶パネル15が透過状態のときには、第1液晶パネル11の表示を適切に行うとともに、役物16をユーザーが観察しやすいように十分な光量で照らせるように、非透過状態のときよりも出射する光量を増加させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、バックライト17を用いて第1液晶パネル11に表示光を供給するとともに、このバックライト17によって役物16を照らし、役物16を照らすための光源を別途設けない構成としているが、これに限るものではない。
例えば、役物16を照らすための補助光源をバックライト17とは別に設け、役物16を可視状態にする場合に、光源制御部23が、バックライト17と補助光源とを点灯させ、バックライト17から出射される光と上記補助光源から出射される光とによって役物16を照らすようにしてもよい。この補助光源の構成は特に限定されるものではなく、例えば冷陰極型蛍光ランプであってもよく、発光ダイオードであってもよい。この場合、従来の液晶表示装置のようにバックライト17からの光を、役物を照らすためには用いず、役物用の専用の光源のみで役物16を照らす場合に比べて、役物を所定の光量で照らすために補助光源に要求される光量を、上記の専用の光源に要求される光量よりも少なくできる。したがって、従来の液晶表示装置における上記専用の光源に比べて消費電力の小さい光源を補助光源として用いることができる。あるいは、上記専用の光源の数よりも補助光源の数を少なくできる。また、例えば、上記補助光源として上記専用の光源と同じ光量を出射できるものを用いる場合、役物16を照らす光量を従来の液晶表示装置よりも増大させてユーザーに役物16をより明るく鮮明に観察させることができる。なお、役物16を非可視状態にする場合には、光源制御部23が、バックライト17を点灯させる一方、補助光源を消灯させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、第1液晶パネル11に画像データ記憶部25に記憶している画像データを表示させるものとしたが、これに限るものではない。例えば、ネットワーク、放送電波、外部記憶装置等を介して外部から画像データを取得し、取得した画像データに応じた画像を第1液晶パネル11に表示させるようにしてもよい。
また、本実施形態では、主制御部21が、遊技の進行状況に応じて役物16の可視状態/不可視状態の切り替えを制御するものとしたが、これに限るものではない。例えば、ユーザーの指示入力を受け付ける操作入力部を備え、ユーザーからの指示入力に応じて上記の切り替えを行うようにしてもよい。また、所定時間毎に役物16の可視状態/不可視状態を切り替えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、本発明を遊技装置に適用する場合について説明したが、本発明の適用対象はこれに限るものではない。例えば、本発明の液晶表示装置は、店舗や街頭等において、商品等の展示物を展示するとともに、各種情報を表示するといった用途に用いることもできる。
また、本実施形態において、液晶表示装置1の制御部20を構成する各部(各ブロック)は、CPU等のプロセッサを用いてソフトウェアによって実現される。すなわち、液晶表示装置1は、制御部20の各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU(central processing unit)、上記プログラムを格納したROM(read only memory)、上記プログラムを展開するRAM(random access memory)、上記プログラム及び各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである液晶表示装置1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、液晶表示装置1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによって達成される。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、液晶表示装置1を通信ネットワークと接続可能に構成し、通信ネットワークを介して上記プログラムコードを供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
また、制御部20の各ブロックは、ソフトウェアを用いて実現されるものに限らず、ハードウェアロジックによって構成されるものであってもよく、処理の一部を行うハードウェアと当該ハードウェアの制御や残余の処理を行うソフトウェアを実行する演算手段とを組み合わせたものであってもよい。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明の液晶表示装置は、パチンコ機、パチスロ機、ゲーム機等の遊技装置や、商品等の展示物を展示したり各種情報を表示したりするための展示装置等に特に好適に利用可能である。
本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の断面図である。 図1に示した液晶表示装置を備えた遊技装置の概略構成を示す斜視図である。 図1に示した液晶表示装置の構成を示す説明図である。 図1に示した液晶表示装置の一部を拡大した断面図である。 図1に示した液晶表示装置における制御系の構成を示すブロック図である。 図1に示した液晶表示装置の変形例を示す断面図である。 図6に示した液晶表示装置の一部を拡大した断面図である。 従来の液晶表示装置の構成を示す説明図である。 従来の液晶表示装置の構成を示す説明図である。 図1に示した液晶表示装置を備えられる導光板の変形例を示す断面図である。 (a)〜(c)は、図1に示した液晶表示装置を備えられる導光板の形状の例を
符号の説明
1 液晶表示装置
11 第1液晶パネル
12 拡散板
13 導光板
13a 導光パターン
14 反射板
15 第2液晶パネル(シャッター素子)
16 役物(展示物)
17 バックライト(光源)
20 制御部
21 主制御部
22 第1液晶パネル制御部
23 光源制御部
24 第2液晶パネル制御部(シャッター素子制御部)
25 画像データ記憶部
90 パチンコ機(遊技装置)

Claims (8)

  1. 画像表示を行う透過型の第1液晶パネルと、上記第1液晶パネルよりも画像表示方向の背面側に配置され、上記第1液晶パネルの画像表示に用いる光を供給する光源と、上記光源よりもさらに背面側に配置され、透過状態と非透過状態とに切り替えられるシャッター素子とを備え、シャッター素子を透過状態と非透過状態とに切り替えることにより、このシャッター素子よりもさらに背面側に配置された展示物を上記第1液晶パネルに対して画像表示方向に位置するユーザーから可視の状態と不可視の状態とに切り替える液晶表示装置であって、
    上記シャッター素子が透過状態であるときに、上記光源から出射される光によって上記展示物を照明することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 上記第1液晶パネルと、上記光源から出射された光を上記第1液晶パネルに導くための導光板と、上記導光板における画像表示方向の背面側の面に対向するように配置され、上記導光板から画像表示方向の背面側に出射される光を上記導光板側へ反射する反射板と、上記シャッター素子とが画像表示方向の前面側から背面側に向かってこの順で配置され、 上記導光板と上記光源とは、上記第1液晶パネルの表示面に平行な面内において上記光源の方が上記導光板よりも上記第1液晶パネルの表示面の中心を通るこの表示面の法線から遠い側に配置されており、
    上記第1液晶パネルの表示画面は、上記シャッター素子が透過状態であるときに上記シャッター素子よりも上記展示物側から伝播する光が入射する領域である透過領域と、上記シャッター素子が透過状態であっても上記シャッター素子よりも上記展示物側から伝播する光が入射しない領域である非透過領域とを含み、
    上記反射板は、上記非透過領域に対応する位置に設けられ、かつ上記光源から出射されて上記展示物に直線的に向かう光を遮蔽しない形状であることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 上記導光板は、上記透過領域に対応する部分をくり抜かれた形状、または上記非透過領域に対応する部分の少なくとも一部に当該導光板内を伝播する光を上記第1液晶パネル側へ導くための導光パターンが設けられている一方、上記透過領域には上記導光パターンが設けられていない形状であることを特徴とする請求項2に記載の液晶表示装置。
  4. 上記第1液晶パネルと、上記光源から出射された光を上記第1液晶パネルに導くための導光板と、上記シャッター素子とが画像表示方向の前面側から背面側に向かってこの順で配置されており、
    上記導光板は、上記シャッター素子が透過状態であるときに上記光源から出射された光が当該導光板を介することなく上記展示物へ向けて出射されるように、上記光源と上記展示物とを結ぶ直線上の領域が切り欠かれた形状であることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 上記第1液晶パネルと、上記光源から出射された光を上記第1液晶パネルに導くための導光板と、上記シャッター素子とが画像表示方向の前面側から背面側に向かってこの順で配置されており、
    上記導光板における画像表示方向の背面側の面には当該導光板内を伝播する光を上記第1液晶パネル側へ導くための導光パターンが形成されており、
    上記導光パターンは、上記シャッター素子が透過状態であるときに上記光源から出射されて上記導光板に入射した光が当該導光パターンを介することなく上記展示物へ向けて出射されるように、上記光源と上記展示物とを結ぶ直線上の領域を除く領域に形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 上記シャッター素子は、上記第1液晶パネルの表示面法線方向から見て上記第1液晶パネルおよび上記光源と重畳するように形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 上記展示物を照明するための光を出射する補助光源を備えており、
    上記シャッター素子が透過状態であるときに、上記光源から出射された光と上記補助光源から出射された光とによって上記展示物を照明することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  8. 上記光源から出射される光の光量を制御する光源制御手段を備えており、
    上記光源制御手段は、上記シャッター素子が透過状態であるときに、上記シャッター素子が非透過状態のときよりも上記光源から出射される光の光量を増加させることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
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