JP2009128448A - 駆動制御装置、記憶性表示装置及び記憶性表示装置の駆動方法 - Google Patents

駆動制御装置、記憶性表示装置及び記憶性表示装置の駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】操作者の判断によらずに、残像の抑制に伴う電力や時間の消費を抑制する。
【解決手段】本発明に係る駆動制御装置は、第1の画像を表示させ(S2)、書き換え指示によって第2の画像を表示させる場合に、残像の生じやすさを判別する(S5)。この判別する処理は、第1の画像と第2の画像の少なくとも一方に基づいて行われる。駆動制御装置は、残像が生じにくい場合には、標準のリセット駆動を行い(S8)、残像が生じやすい場合には、標準のリセット駆動よりも残像が生じにくいリセット駆動を行う(S7)。残像の生じやすさの判別は、画像の明るさなどに基づいて行われる。
【選択図】図5

Description

本発明は、記憶性表示装置におけるいわゆる残像を抑制するための技術に関する。
記憶性表示装置、すなわち電気泳動素子等の記憶性表示素子を用いた表示装置が知られている。記憶性表示装置は、電圧を印加しなくても画像の表示状態(すなわち階調)を維持できる性質があり、この性質は記憶性(又は双安定性)と呼ばれる。記憶性表示装置は、この記憶性を有するゆえに、画像の書き換えを行う場合にリセット駆動を行う。記憶性表示装置におけるリセット駆動とは、表示面を構成する記憶性表示素子に黒や白を所定回数一様に表示させ、それまで表示されていた画像を消去しようとするものである。しかし、記憶性表示装置においては、このリセット駆動を行った後においても、それまで表示されていた画像がうっすらと表示されてしまうことがある。このようにしてわずかに表示される像は、一般に「残像」と呼ばれる。残像は、その後に表示されるべき画像の美観や視認性を損なうため、これを除去することが望まれる。
残像をより確実に除去しようとすると、リセット駆動により多くの時間や電力を必要とするという問題がある。特許文献1に記載された技術は、この問題点にかんがみ、リセット駆動時の駆動の態様を操作者からの入力に応じて変化させている。
特開2005−283820号公報
しかし、特許文献1に記載された技術は、操作者からの入力によってリセット駆動時の駆動の態様を変化させるものであるため、操作者にとって面倒である。また、特許文献1に記載された技術は、残像が生じやすい条件を操作者自身が知っていなければ、有効に動作させることができないものである。
これに対し、本発明は、残像の抑制に伴う電力や時間の消費を抑制するに際し、操作者による判断を不要とすることを目的とするものである。
本発明に係る駆動制御装置は、記憶性表示素子により階調を表す複数の画素により表示される画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記複数の画素による表示において、前記取得手段により取得された画像データが表す画像の表示時に生じ得る像であって、当該画像が表示される前に表示される他の画像に起因して生じる像の抑制の要否を前記画像と前記他の画像の少なくとも一方に基づいて判別する判別手段と、前記判別手段により前記抑制が必要であると判別された場合に、前記複数の画素により表示された前記他の画像を消去する場合の駆動条件を第1の条件とし、前記判別手段により前記抑制が不要であると判別された場合に、前記駆動条件を前記第1の条件と異なる第2の条件とする駆動制御手段とを備える構成を特徴とする。
この構成によれば、いわゆる残像の抑制の要否がリセット駆動の前後に表示される画像の少なくとも一方により判別可能であり、操作者による判断が不要となる。
本発明に係る駆動制御装置において、前記判別手段は、前記画像の明るさがある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する構成を採用してもよい。
また、本発明に係る駆動制御装置において、前記画像は、中間調を含む3以上の階調を有する画像であり、前記判別手段は、前記画像に占める中間調の割合がある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する構成を採用してもよい。
この構成によれば、リセット駆動後に表示される画像が残像を生じやすいか否かを判別し、判別結果に応じたリセット駆動を行うことが可能となる。
本発明に係る駆動制御装置において、前記取得手段は、前記画像データが表す画像の種別を表す種別情報を当該画像データと対応付けて取得し、前記判別手段は、前記種別情報に基づいて前記抑制の要否を判別する構成を採用してもよい。
この構成によれば、画像が残像を生じやすいものであるか否かを画像の階調等によらずに判別することが可能となる。
本発明に係る駆動制御装置において、前記判別手段は、前記画像と前記他の画像との階調差がある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する構成を採用してもよい。
この構成によれば、残像の抑制の要否がリセット駆動の前後に表示される画像の双方により判別されるため、いずれか一方の画像により判別される場合よりも良好な判別が可能となる。
本発明に係る駆動制御装置において、前記判別手段は、前記複数の画素により表示された前記他の画像において、隣接する画素との階調差がある閾値より大である画素の数又は割合がある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する構成を採用してもよい。
この構成によれば、リセット駆動前に表示される画像が残像を生じやすいか否かを判別し、判別結果に応じたリセット駆動を行うことが可能となる。
本発明に係る駆動制御装置において、前記画像データは、前記複数の画素による表示において表示領域が異なる複数の前記画像を含み、前記判別手段は、前記画像のそれぞれについて前記抑制の要否を判別する構成を採用してもよい。
この構成によれば、異なる表示領域毎に抑制の要否を判別することが可能となる。
本発明に係る駆動制御装置において、前記駆動制御手段は、前記第1の条件とする場合において、前記第2の条件とする場合よりも、前記他の画像を消去するときに前記複数の画素に印加する電圧を高くし、当該電圧を印加する時間を長くし、又は、当該電圧の切り換え回数を多くする構成を採用してもよい。
この構成によれば、残像の抑制が不要であると判別された場合に、残像の抑制が必要であると判別された場合よりも効率的なリセット駆動を行うことが可能となる。
本発明に係る記憶性表示装置は、画像を表す画像データを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された画像データが表す画像を記憶性表示素子により階調を表す複数の画素により表示する表示手段と、前記表示手段による表示において、前記取得手段により取得された画像データが表す画像の表示時に生じ得る像であって、当該画像が表示される前に表示される他の画像に起因して生じる像の抑制の要否を前記画像と前記他の画像の少なくとも一方に基づいて判別する判別手段と、前記判別手段により前記抑制が必要であると判別された場合に、前記表示手段により表示された前記他の画像を消去する場合の駆動条件を第1の条件に設定し、前記判別手段により前記抑制が不要であると判別された場合に、前記駆動条件を前記第1の条件と異なる第2の条件に設定する駆動制御手段と、前記他の画像を消去する場合に、前記駆動制御手段により設定された駆動条件で前記複数の画素を駆動する駆動手段とを備える構成を特徴とする。
本発明に係る駆動方法は、記憶性表示素子により階調を表す複数の画素により画像を表示する記憶性表示装置が実行する駆動方法であって、第1の画像を表示した後に当該第1の画像を消去し、当該第1の画像と異なる第2の画像を表示する場合に、当該第2の画像の表示時に生じ得る像であって、当該第1の画像に起因して生じる像の抑制の要否を当該第1及び第2の画像の少なくとも一方に基づいて判別するステップと、前記抑制が必要であると判別された場合に、前記複数の画素により表示された前記第1の画像を消去する場合の駆動条件を第1の条件に設定し、前記抑制が不要であると判別された場合に、前記駆動条件を前記第1の条件と異なる第2の条件に設定するステップと、前記複数の画素を設定された前記第1又は第2の条件で駆動して前記第1の画像を消去するステップとを有することを特徴とする。
[実施形態]
図1は、本発明の一実施形態である表示装置の構成を示す図である。同図に示す表示装置10は、記憶性表示素子として電気泳動素子を用いた記憶性表示装置である。表示装置10は、制御部100と、記憶部200と、操作部300と、通信部400と、走査線駆動回路500と、データ線駆動回路600と、共通電極駆動回路700と、表示パネル800とを備える。
制御部100は、CPU(Central Processing Unit)等の演算装置とメモリとを備え、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより表示装置10の動作を制御する。記憶部200は、フラッシュメモリ等の書き換え可能な記録媒体を備え、表示パネル800に表示される画像を表す画像データを記憶する。なお、記録媒体は、いわゆるメモリカードのように、表示装置10に対して着脱可能なものであってもよい。操作部300は、ボタン等の操作子を備え、操作者による入力に応じた操作情報を生成し、これを制御部100に供給する。通信部400は、外部装置と通信するためのインタフェースを備え、外部装置からデータを受信する。通信部400は、操作情報に相当するデータを受信してもよいし、画像データを受信してもよい。
走査線駆動回路500は、表示パネル800の複数の走査線810を所定の順番で選択し、選択した走査線810に電圧を印加する。本実施形態において、走査線駆動回路500は、図2に示す矢印Aの方向(走査方向)に走査線810を順番に選択する。データ線駆動回路600は、走査線駆動回路500により選択された走査線810に応じたデータ信号を複数のデータ線820の各々に供給する。データ線駆動回路600が供給するデータ信号は、対応する画素の階調に応じた電圧となる。共通電極駆動回路700は、共通電極840に印加する電圧を制御する。
表示パネル800は、画像を表示する表示面を構成する。表示パネル800は、走査線駆動回路500の走査方向とこれに交差する方向とに複数の画素を備え、この複数の画素により画像を表示する。
図2は、表示パネル800の構成を示す図である。同図に示すように、表示パネル800は、複数の走査線810と、複数のデータ線820と、複数の画素830とを備える。走査線810は、走査方向と直交する方向に延在し、走査方向に複数配列されている。データ線820は、走査方向に延在し、走査方向と直交する方向に複数配列されている。画素830は、走査線810とデータ線820の交差に対応して設けられる。
なお、本実施形態において、走査線810及びデータ線820の数は、任意であり、表示面に要求される画素数に応じて適宜に定められる。表示面の画素数は、走査線810の数とデータ線820の数の積である。
図3は、画素830の構成を示す図である。同図に示すように、画素830は、トランジスタ831と、画素電極832と、保持容量833と、電気泳動素子834とを備える。トランジスタ831は、nチャネル型のトランジスタであり、ゲート電極、ソース電極及びドレイン電極を有する。ゲート電極は、走査線810に接続されており、ソース電極は、データ線820に接続されている。また、ドレイン電極は、画素電極832に接続されている。トランジスタ831は、例えば、TFT、すなわち薄膜トランジスタ(thin film transistor)である。保持容量833は、電気泳動素子834と並列に接続されたキャパシタであり、その一端が画素電極832に接続され、他端が共通電極840に接続されている。なお、本実施形態において、共通電極840は、全ての画素830について共通であり、いずれの画素についても等電位となるように構成されている。電気泳動素子834は、プラスに帯電した黒色粒子とマイナスに帯電した白色粒子とを封入するとともに、絶縁性を有する分散媒を充填したマイクロカプセルであり、印加された電圧に応じた階調を呈する。
図4は、表示パネル800の構成を表示面の法線に対して垂直な方向から示す図である。なお、同図においては、上面、すなわち共通電極840が設けられている面が操作者に視認される面である。同図に示すように、電気泳動素子834は、共通電極840と画素電極832との間に介在し、これらの電極により生じる電界の影響を受ける。また、電気泳動素子834は、バインダ樹脂850によって保持されている。これにより、電気泳動素子834は、画素電極832が共通電極840より低電位となった場合に白色粒子を上方に移動させ、画素電極832が共通電極840より高電位となった場合に黒色粒子を上方に移動させる。つまり、電気泳動素子834は、画素電極832が共通電極840より高電位となった場合に黒を表示し、画素電極832が共通電極840より低電位となった場合に白を表示する。なお、電気泳動素子834には、印加する電圧を適宜に制御することにより、白と黒の中間の階調、すなわち中間調を表示させることも可能である。なお、本実施形態の表示パネル800は、16階調のモノクロ表示を行うものであるとする。ここにおいて、階調を表す階調値は、「0」が最小の階調(すなわち黒)を表示し、「15」が最大の階調(すなわち白)を表示するものであるとする。
表示装置10の構成は、以上のとおりである。この構成のもと、表示装置10は、記憶部200に記憶された画像データを表示パネル800での表示に適したデータに変換し、これに応じた画像を表示パネル800に表示させる。このとき制御部100は、必要に応じて、画像データにレンダリング等の変換を行う。また、表示装置10は、操作者の入力に応じて画像の書き換えを行う場合に、リセット駆動を行う。本実施形態におけるリセット駆動は、画素電極832の電位を一定に保ち、共通電極840の電位を所定の回数切り換えることにより行う。本実施形態においては、選択された画素が一様に黒となるように共通電極840を画素電極832より低電位とし、その所定時間後に、選択された画素が一様に白となるように共通電極840を画素電極832より高電位とする。すなわち、本実施形態においては、画素電極832の電位を変更せずに共通電極840の電位を変化させている。表示パネル800においては、黒を選択した所定時間に応じた幅の黒い帯状の画像が走査方向に移動するように表示され、その後に表示パネル800の全面が白く表示されるようなリセット駆動が行われる。すなわち、本実施形態のリセット駆動は、黒を1回表示させ、その後に白を1回表示させるものである。
本実施形態の表示装置10は、リセット駆動を行う前に、そのリセット駆動後における残像の“生じやすさ”を判断し、残像が生じにくいリセット駆動を行う必要があるか否かを判断する。すなわち、本実施形態の表示装置10は、リセット駆動後に残像が生じにくい(生じる可能性が低い)と判断した場合には、標準のリセット駆動を行い、リセット駆動後に残像が生じやすい(生じる可能性が高い)と判断した場合には、標準のリセット駆動よりも残像が生じにくいリセット駆動を行う。かかるリセット駆動を行う場合の表示装置10の動作は、以下のとおりである。
図5は、表示装置10の制御部100が実行する動作を示すフローチャートである。同図に示すように、はじめに制御部100は、記憶部200から画像データを取得する(ステップS1)。このとき取得される画像データは、リセット駆動が行われる前に表示される画像を表す画像データである。以下においては、説明の便宜上、この画像データを「第1の画像データ」といい、この第1の画像データが表す画像を「第1の画像」という。制御部100は、第1の画像データを取得したら、第1の画像を表示させる指示を走査線駆動回路500及びデータ線駆動回路600に供給する(ステップS2)。走査線駆動回路500及びデータ線駆動回路600は、この指示に応じて、走査線810及びデータ線820を駆動する。これにより、表示パネル800の複数の画素830には、第1の画像が表示される。なお、このとき共通電極駆動回路700は、共通電極840の電位を一定(例えば、0V)に保持している。
第1の画像が表示されたら、制御部100は、操作者から第1の画像を書き換える指示が入力されたか否かを判断する(ステップS3)。この判断は、制御部100がかかる指示を表す操作情報を操作部300から取得したか否かにより行われる。制御部100は、第1の画像を書き換える指示が入力されたと判断した場合(ステップS3:YES)、書き換え後に表示すべき画像を表す画像データを記憶部200から取得する(ステップS4)。以下においては、この画像データを「第2の画像データ」、この第2の画像データが表す画像を「第2の画像」ということにより第1の画像及び画像データと区別する。ここでいう第2の画像は、本発明における「他の画像」の一例である。なお、制御部100は、操作者からの入力があるまでステップS3の判断を繰り返す。
第2の画像データを取得したら、制御部100は、残像の生じやすさを判別する(ステップS5)。制御部100は、第1の画像と第2の画像の少なくとも一方に基づいて残像の生じやすさを判別する。この判別の方法は複数あるが、その詳細は後述する。
制御部100は、ステップS5の判別結果に応じて、複数の画素830を駆動する駆動条件を異ならせる。制御部100は、残像が生じやすいと判断した場合(ステップS6:YES)には、画素電極832と共通電極840の電位差(以下「リセット電圧」という。)が「V1」となるように駆動条件を設定してリセット駆動を行い(ステップS7)、残像が生じにくいと判断した場合(ステップS6:NO)には、リセット電圧が「V2」となるように駆動条件を設定してリセット駆動を行う(ステップS8)。ここにおいて、V1及びV2は、V1>V2を満たす任意の値である。以下においては、ステップS7における駆動条件を「第1の条件」といい、ステップS8における駆動条件を「第2の条件」という。制御部100は、上述したいずれかの条件でリセット駆動を行った後に、取得した第2の画像データに応じた第2の画像を表示させる指示を走査線駆動回路500及びデータ線駆動回路600に供給する(ステップS9)。これにより、表示パネル800は、表示面に第2の画像を表示する。
表示装置10は、以上のように動作することにより、リセット駆動に伴う電力の消費を操作者からの入力によらずに抑制することを可能にする。表示装置10は、残像の抑制の要否を表示する画像に基づいて判別することにより、表示する画像が残像の影響を受けにくい場合には、リセット電圧V2によるリセット駆動を行う一方で、表示する画像が残像の影響を受けやすい場合には、V1>V2を満たすリセット電圧V1によるリセット駆動を行う。そのため、表示装置10は、リセット電圧として常にV2を用いる場合に比べ、残像を抑制する効果を高くし、リセット電圧として常にV1を用いる場合に比べ、残像の抑制に要する電力を少なくすることを可能にする。
なお、本実施形態において、V1及びV2は、V1>V2を満たす範囲で任意に定めることが可能である。ただし、V1は、残像が生じにくいような画像を第1又は第2の画像として表示する場合において残像を生じないような電位差であり、V2は、残像が生じやすいような画像を第1又は第2の画像として表示する場合において残像を生じないような電位差であることが要求される。V1及びV2は、上述した第1の条件及び第2の条件に応じて、実験的又は経験的にあらかじめ求めておくのが望ましいといえる。
ここで、ステップS5において残像の生じやすさを判別する具体的な方法を説明する。本実施形態に適用可能な残像の生じやすさの判別方法は、次の4通りである。制御部100は、これらの少なくとも1つを用いて判別を行えばよいが、複数の方法を併用した判断を行ってもよい。なお、複数の方法を併用すれば、残像の生じやすさをより高い精度で判別し、残像や電力を抑制する効果を向上させることを期待できる。
(1)第2の画像の明るさ
第2の画像が暗い場合、すなわちリセット駆動後に表示される画像が暗い画像である場合は、当該画像が残像の影響を受けやすいといえる。例えば、リセット駆動後の画像が全面黒の画像であると、リセット駆動前に白が表示されていた画素が他の画素よりも明るく、意図したとおりの黒にならない場合があり、これが残像として視認され得る。そこで、制御部100は、第2の画像の平均輝度に基づいて残像の生じやすさを判別することができる。具体的には、制御部100は、第2の画像データの全画素の階調値を特定してこれらの平均値を算出し、算出した平均値が決められた値を超えるか否かで残像の生じやすさを判別することができる。
なお、画像データの明るさの判別は、上述した例に限らない。例えば、制御部100は、所定の階調値より大である(すなわち明るい)画素の数を特定し、その数が決められた値を超える場合に残像が生じやすいと判別してもよい。
(2)第2の画像の中間調の割合
第2の画像が中間調を比較的多く含む場合、すなわちリセット駆動後に表示される画像が中間調を多用する画像である場合は、当該画像が残像の影響を受けやすく、中間調の変化が意図したとおりに表示されない可能性が増大するといえる。そこで、制御部100は、第2の画像に含まれる中間調の割合に基づいて残像の生じやすさを判別することができる。具体的には、制御部100は、第2の画像データの全画素の階調値を特定してから中間調の画素数を求め、全画素数に対する中間調の画素数が決められた値を超えるか否かで残像の生じやすさを判別することができる。
なお、ここにおいて、いずれの階調値を中間調とみなすかは、任意である。例えば、最小又は最大の階調値(すなわち「0」又は「15」)以外を全て中間調とみなしてもよいし、「3」から「12」までを中間調とみなしてもよい。要するに、本発明における中間調とは、最大階調と最小階調の間にある階調であれば、いかなる範囲をいうものであってもよい。
(3)第1の画像と第2の画像の階調差
第1の画像と第2の画像の階調差が比較的大きい場合、すなわちリセット駆動の前後で表示される画像の階調差が大きい場合は、リセット駆動後に残像が生じやすいといえる。例えば、黒い背景に白い文字を表示させた後にリセット駆動を行い、その後に白い背景に黒い文字を表示させる場合などがそうである。そこで、制御部100は、第1の画像と第2の画像の階調差に基づいて残像の生じやすさを判別することができる。具体的には、制御部100は、第1の画像データの全画素の階調値の平均値と第2の画像データの全画素の階調値の平均値とを求め、これらの平均値の差分が決められた値を超えるか否かで残像の生じやすさを判別することができる。あるいは、制御部100は、第1の画像データと第2の画像データの階調値を同じ位置の画素同士で比較し、これらの差分が決められた値を超える画素が所定の個数を超えるか否かで残像の生じやすさを判別してもよい。
(4)第1の画像において隣接する画素の階調差
第1の画像の明暗がはっきりとしている場合、すなわちリセット駆動前に表示される画像に明瞭な明暗差がある場合は、リセット駆動後においても明暗の境界部分が視認されやすく、残像を生じやすいといえる。そこで、制御部100は、第1の画像の明暗差に基づいて残像の生じやすさを判別することができる。具体的には、制御部100は、第1の画像データにおいて隣接する画素との階調差が決められた値を超える画素が所定の個数を超えるか否かで残像の生じやすさを判別してもよい。あるいは、制御部100は、第1の画像データにおいて隣接する画素との階調差が決められた値を超える画素が全体に比して所定の割合を超えるか否かで残像の生じやすさを判別してもよい。
[変形例]
本発明は、上述した実施形態に限らず、その他の形態でも実施し得る。本発明に対しては、例えば、以下のような変形を適用することが可能である。なお、以下に示す変形例は、各々を適宜に組み合わせてもよい。
(1)変形例1
本発明に係る表示装置は、残像の抑制の要否を判別するための情報を画像データと対応付けて取得する態様であってもよい。例えば、文字や線画が主体の画像(以下「テキスト画像」という。)と写真等のいわゆる自然画像が主体の画像(以下「非テキスト画像」という。)とを比較した場合、第2の画像が非テキスト画像である方が、残像を抑制する必要性はより高いといえる。そのため、テキスト画像か非テキスト画像かといった画像の種別を表す情報を取得可能であれば、この情報に基づいて残像の抑制の要否を判別することが可能である。
記憶部200に記憶された画像データが画像の種別を判別可能な形式で記憶されている場合、画像の種別を表す情報は、制御部100による変換の前に取得することができる。例えば、画像データがデータ形式(テキスト形式、JPEG形式等)を特定可能である場合には、そのデータ形式に基づいて画像の種別を判別することができる。あるいは、画像データに対して画像の種別を表す情報があらかじめ付加されるようにしてもよいし、操作者がかかる情報を付加できるような構成としてもよい。このような構成とした場合、画像データの各画素の階調値等を特定することなく残像の抑制の要否を判別することが可能となるため、画素数や階調数が大きい場合に有利であるといえる。
なお、残像の抑制の要否を判別するための情報は、画像データと何らかの形で対応付けられていればよく、その対応付けの態様は問わない。例えば、残像の抑制の要否を判別するための情報は、画像データに付加されているのではなく、画像データ自体に埋め込まれるなどの態様で含まれていてもよい。
(2)変形例2
本発明に係る表示装置において、駆動条件の設定方法は、リセット電圧を変化させるものに限らない。例えば、本発明に係る表示装置は、リセット電圧の大きさに代えて、リセット電圧を印加する時間の長さを変化させることによって駆動条件を異ならせてもよい。リセット電圧を印加する時間を長くするほど、その後の残像が生じにくくなるため、例えば、第1の条件におけるリセット電圧の印加時間をT1とし、第2の条件におけるリセット電圧の印加時間をT2(ただし、T1>T2)とすることによっても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
また、リセット駆動の態様を異ならせることによっても、駆動条件を変化させることが可能である。上述した実施形態においては、黒から白への切り換えを1回行うリセット駆動を行ったが、このような表示の切り換えの回数を多くするほど、その後に残像が生じにくくなる。そのため、例えば、第1の条件における切り換えの回数をN1とし、第2の条件における切り換えの回数をN2(ただし、N1>N2)とすることによっても、上述した実施形態と同様の効果が得られる。
(3)変形例3
本発明に係る表示装置は、表示面を複数の領域に分割し、それぞれの領域で異なるリセット駆動を行ってもよい。この場合、残像の抑制の要否の判別は、分割した領域に表示されるそれぞれの画像を別個の画像とみなし、それぞれの画像について行えばよい。なお、領域毎に異なるリセット駆動を行うためには、共通電極を当該領域毎に分割し、それぞれを別個に駆動できるようにすればよい。
また、分割する領域の数は、表示面を構成する画素数以下であれば、任意である。
(4)変形例4
上述した実施形態においては、画素電極832の電位を変更せずに共通電極840の電位を変化させるリセット駆動を行ったが、共通電極840の電位を変更せずに画素電極832の電位を変化させるリセット駆動を行ってもよい。本変形例は、上述した変形例3とあわせて適用してもよい。
(5)変形例5
上述した実施形態においては、残像の生じやすさを判別する処理(ステップS5)を第2の画像データを取得した後に行っていたが、この判別に際して第2の画像を参照しないのであれば、ステップS5に相当する処理を第2の画像データを取得する前に行ってもよい。
(6)変形例6
上述した実施形態においては、駆動条件を2段階に設定したが、駆動条件を3段階以上に設定してもよい。
(7)変形例7
本発明に係る表示装置において、画素の階調数は、任意である。画素の階調数は、上述した16階調より多くてもよいし、少なくてもよい。画素の階調数は、2階調であってもよいが、その場合は、上述したステップS5の判別の方法において(2)の方法を用いることはできない。
(8)変形例8
本発明に係る表示装置において、画像を表示する記憶性表示素子は、電気泳動素子に限らない。例えば、記憶性表示素子として、コレステリック液晶等の記憶性液晶による表示素子を用いることも可能である。また、電気泳動素子においても、上述した構成に限らず、他の構成を採用してもよい。
(9)変形例9
本発明は、表示装置のみならず、他の形態でも提供され得る。例えば、本発明は、記憶性表示素子による表示手段の駆動を制御するための駆動制御装置として提供され得る。また、本発明は、かかる駆動制御装置が実現する機能をコンピュータに実行させるためのプログラムとしても提供され得る。かかるプログラムは、これを記憶させた光ディスク等の記録媒体としても提供可能であり、また、インターネット等の通信ネットワークを介して所定のサーバ装置からコンピュータにダウンロードされ、これをインストールして利用可能にするなどの形態でも提供され得る。
本発明の一実施形態である表示装置の構成を示す図である。 表示パネルの構成を示す図である。 画素の構成を示す図である。 表示パネルの構成を表示面の法線に対して垂直な方向から示す図である。 表示装置が実行する動作を示すフローチャートである。
符号の説明
10…表示装置、100…制御部、200…記憶部、300…操作部、400…通信部、500…走査線駆動回路、600…データ線駆動回路、700…共通電極駆動回路、800…表示パネル、810…走査線、820…データ線、830…画素、840…共通電極

Claims (10)

  1. 記憶性表示素子により階調を表す複数の画素により表示される画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記複数の画素による表示において、前記取得手段により取得された画像データが表す画像の表示時に生じ得る像であって、当該画像が表示される前に表示される他の画像に起因して生じる像の抑制の要否を前記画像と前記他の画像の少なくとも一方に基づいて判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記抑制が必要であると判別された場合に、前記複数の画素により表示された前記他の画像を消去する場合の駆動条件を第1の条件とし、前記判別手段により前記抑制が不要であると判別された場合に、前記駆動条件を前記第1の条件と異なる第2の条件とする駆動制御手段と
    を備えることを特徴とする記憶性表示装置の駆動制御装置。
  2. 前記判別手段は、
    前記画像の明るさがある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  3. 前記画像は、中間調を含む3以上の階調を有する画像であり、
    前記判別手段は、
    前記画像に占める中間調の割合がある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  4. 前記取得手段は、
    前記画像データが表す画像の種別を表す種別情報を当該画像データと対応付けて取得し、
    前記判別手段は、
    前記種別情報に基づいて前記抑制の要否を判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  5. 前記判別手段は、
    前記画像と前記他の画像との階調差がある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  6. 前記判別手段は、
    前記複数の画素により表示された前記他の画像において、隣接する画素との階調差がある閾値より大である画素の数又は割合がある値より大である場合に、前記抑制が必要であると判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  7. 前記画像データは、前記複数の画素による表示において表示領域が異なる複数の前記画像を含み、
    前記判別手段は、
    前記画像のそれぞれについて前記抑制の要否を判別する
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  8. 前記駆動制御手段は、
    前記第1の条件とする場合において、前記第2の条件とする場合よりも、前記他の画像を消去するときに前記複数の画素に印加する電圧を高くし、当該電圧を印加する時間を長くし、又は、当該電圧の切り換え回数を多くする
    ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。
  9. 画像を表す画像データを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された画像データが表す画像を記憶性表示素子により階調を表す複数の画素により表示する表示手段と、
    前記表示手段による表示において、前記取得手段により取得された画像データが表す画像の表示時に生じ得る像であって、当該画像が表示される前に表示される他の画像に起因して生じる像の抑制の要否を前記画像と前記他の画像の少なくとも一方に基づいて判別する判別手段と、
    前記判別手段により前記抑制が必要であると判別された場合に、前記表示手段により表示された前記他の画像を消去する場合の駆動条件を第1の条件に設定し、前記判別手段により前記抑制が不要であると判別された場合に、前記駆動条件を前記第1の条件と異なる第2の条件に設定する駆動制御手段と、
    前記他の画像を消去する場合に、前記駆動制御手段により設定された駆動条件で前記複数の画素を駆動する駆動手段と
    を備えることを特徴とする記憶性表示装置。
  10. 記憶性表示素子により階調を表す複数の画素により画像を表示する記憶性表示装置が実行する駆動方法であって、
    第1の画像を表示した後に当該第1の画像を消去し、当該第1の画像と異なる第2の画像を表示する場合に、当該第2の画像の表示時に生じ得る像であって、当該第1の画像に起因して生じる像の抑制の要否を当該第1及び第2の画像の少なくとも一方に基づいて判別するステップと、
    前記抑制が必要であると判別された場合に、前記複数の画素により表示された前記第1の画像を消去する場合の駆動条件を第1の条件に設定し、前記抑制が不要であると判別された場合に、前記駆動条件を前記第1の条件と異なる第2の条件に設定するステップと、
    前記複数の画素を設定された前記第1又は第2の条件で駆動して前記第1の画像を消去するステップと
    を有することを特徴とする記憶性表示装置の駆動方法。
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