JP2009125221A - 遊技機 - Google Patents

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浩一 森
Toshifumi Kanda
敏史 神田
Yasunori Kobayashi
靖典 小林
Keisuke Sato
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Abstract

【課題】遊技者や遊技店の店員等が言語の切り替えに係る複雑な操作を行うことを要することなく、表示装置に表示される文字画像等に係る言語の設定を行うことが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】記憶装置には、地球上の地域を示す地域データと対応付けて、文字画像データ及び/又は音データが記憶されている。また、遊技機は、GPS衛星からのGPS信号を受信することが可能な受信部を備え、該受信部により受信されたGPS信号に基づいて、遊技機の設置されている位置が算出される。そして、当該位置の属する地球上の地域が特定される。そして、特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、表示装置に文字画像が表示されたり、特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、スピーカに音が出力されたりする。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチスロ遊技装置等の遊技機に関する。
近年、パチスロ遊技装置等の遊技機は、外国人の間でも幅広い人気を集めつつある。そして、日本で製造された遊技機が海外の遊技場に設置されるというケースも存在する。
このような背景の下、表示装置に表示される文字画像を日本語以外の言語(例えば、英語)に切り替えることのできる遊技機が登場している(例えば、特許文献1〜7参照)。係る遊技機によれば、日本語を理解することのできない外国人が遊技を行う場合であっても、当該外国人遊技者は、表示装置に表示される文字画像を自らの理解できる言語に切り替えることによって、当該文字の意味内容を把握することができる。
これにより、外国人遊技者も、文字画像を用いた演出を楽しんだり、文字画像を用いて遊技者に対して有用な情報(例えば、内部当籤役の報知に係る情報)が提供される場合に、当該情報の内容を理解したりすることができる。
特開2004−16575号公報 特開2005−124801号公報 特開2005−124830号公報 特開2005−124928号公報 特開2005−296550号公報 特開2006−141473号公報 特開2007−190071号公報
上述したような従来の遊技機は、遊技者や遊技店の店員等が所定の操作を行うことによって、言語を切り替えることができるように構成されている。
しかしながら、遊技者が所定の操作を行うことによって言語が切り替えられるような遊技機においては、当該操作方法自体を複数の言語で示す必要があるため、操作方法に係る説明は多数の文字で溢れることとなり、当該説明を読むことを億劫に感じてしまう遊技者がいるという問題があった。また、遊技を開始するにあたり、わざわざ、そのような複雑そうな設定作業をすることを面倒に感じてしまう遊技者がいるという問題もあった。
一方、遊技店の店員等が所定の操作を行うことによって言語が切り替えられるような遊技機においては、通常、言語の切り替えのための専用の鍵が存在し、店員等は、その鍵を用いて、言語の切り替えに係る操作を行うこととなる。
多数の遊技機においてそのような操作をする必要がある場合、店員等にとって大きな負担になり得るという問題があった。また、鍵が盗難された場合、遊技機の設置場所の母国語とは全く異なる国の言語に設定される等、悪用されるおそれがあるという問題があった。さらに、店員等が、言語の切り替えに係る操作を行うことを忘れていた場合には、遊技者の理解不可能な言語に基づいて、文字画像が表示されることとなるため、大きなトラブルが発生し得るという問題もあった。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、遊技者や遊技店の店員等が言語の切り替えに係る複雑な操作を行うことを要することなく、表示装置に表示される文字画像等に係る言語の設定を行うことが可能な遊技機を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は、以下のようなものを提供する。
(1) GPS衛星からのGPS信号を受信することが可能な受信部と、
地球上の地域を示す地域データと対応付けて、文字画像データ及び/又は音データを記憶している記憶装置と、
画像を表示することが可能な表示装置、及び/又は、音を出力することが可能なスピーカと、
コントローラとを備え、
上記コントローラは、下記(A)〜(C)の処理を実行するようにプログラムされていることを特徴とする遊技機。
(A)上記受信部により受信されたGPS信号に基づいて、位置を算出する処理、
(B)上記処理(A)により算出された位置を示す位置データと、上記記憶装置に記憶されている地域データとに基づいて、該位置の属する地球上の地域を特定する処理、並びに、
(C)上記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、上記表示装置に文字画像を表示させる処理、及び/又は、上記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、上記スピーカに音を出力させる処理。
(1)の発明によれば、記憶装置には、地球上の地域を示す地域データと対応付けて、文字画像データ及び/又は音データが記憶されている。また、遊技機は、GPS衛星からのGPS信号を受信することが可能な受信部を備え、該受信部により受信されたGPS信号に基づいて、遊技機の設置されている位置が算出される。そして、当該位置の属する地球上の地域(例えば、日本、アメリカ、又は、関西地方、九州地方等)が特定される。
そして、特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、表示装置に文字画像(例えば、日本語、英語、関西弁、九州弁等によって示される文字に対応する画像)が表示されたり、特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、スピーカに音(例えば、日本語、英語、関西弁、九州弁等に対応する音声)が出力されたりする。
このように、(1)の発明によれば、遊技者や遊技店の店員等が言語の切り替えに係る操作を行うことを要することなく、遊技機の設置されている国や地方の言語に対応する文字画像を表示させたり、該言語に対応する音声を出力させたりすることができる。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(2) 上記(1)の遊技機であって、
地球上の地域を特定するための識別データが記憶されているカードを挿抜可能なカードスロットを備え、
上記コントローラは、更に、
(D)上記カードスロットから挿入されたカードに記憶されている識別データを読み取る処理、
(E)上記処理(D)により読み取られた識別データに基づいて、地球上の地域を特定する処理、及び、
(F)上記処理(B)により特定された地球上の地域と、上記処理(E)により特定された地球上の地域とが異なる場合に、上記処理(E)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、上記表示装置に文字画像を表示させる処理、及び/又は、上記処理(E)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、上記スピーカに音を出力させる処理
を実行するようにプログラムされており、
上記処理(C)は、
上記処理(B)により特定された地球上の地域と、上記処理(E)により特定された地球上の地域とが同じである場合に、上記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、上記表示装置に文字画像を表示させる処理、及び/又は、上記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、上記スピーカに音を出力させる処理である
ことを特徴とする。
(2)の発明によれば、遊技機は、地球上の地域を特定するための識別データが記憶されているカードを挿抜可能なカードスロットを備えている。カードスロットからカードが挿入されると、カードに記憶されている識別データが読み取られる。そして、読み取られた識別データに基づいて、地球上の地域が特定される。
GPS信号に基づいて特定された地球上の地域と、識別データに基づいて特定された地球上の地域とが同じである場合、該地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、表示装置に文字画像が表示されたり、該地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、スピーカに音が出力されたりする。
一方、GPS信号に基づいて特定された地球上の地域と、識別データに基づいて特定された地球上の地域とが異なる場合には、識別データに基づいて特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、表示装置に文字画像が表示されたり、該地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、スピーカに音が出力されたりする。
このように、(2)の発明によれば、GPS信号に基づいて特定された地球上の地域と、識別データに基づいて特定された地球上の地域とが異なる場合、GPS信号に基づいて特定された地球上の地域ではなく、識別データに基づいて特定された地球上の地域に基づいて、文字画像が表示されたり、音が出力されたりする。すなわち、遊技機の設置されている国や地方と、識別データにより特定される国や地方とが異なる場合、識別データにより特定される国や地方の言語に対応する文字画像が表示されたり、該言語に対応する音声が出力されたりする。
従って、遊技者が遊技機の設置されている国や地方の国民や住民、出身者ではなく、GPS信号に基づいて設定された言語を理解することができない場合であっても、遊技者は、カードを用いて、自らの理解することのできる言語設定に切り替えることができる。また、遊技者はカードをカードスロットに挿入するという簡便な操作を行うだけでよいので、当該操作を億劫に感じてしまう可能性も低い。
さらに、本発明は、以下のようなものを提供する。
(3) 上記(2)の遊技機であって、
上記識別データは、
1の地球上の地域を示す地域データである
ことを特徴とする。
(3)の発明によれば、識別データが地球上の地域を示す地域データであるため、識別データに基づいて地球上の地域を特定するための処理は、比較的単純な処理である。これにより、地球上の地域を特定するための処理負荷を軽減させることができる。
本発明によれば、遊技者や遊技店の店員等が言語の切り替えに係る複雑な操作を行うことを要することなく、表示装置に表示される文字画像等に係る言語の設定を行うことが可能な遊技機を提供することができる。
[第1実施形態]
図1は、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。
第1実施形態に係るパチスロ遊技装置1は、遊技者の理解することができる言語を用いて演出を実行することができる。以下、概要を説明する。
図1に示すように、パチスロ遊技装置1は、GPS信号受信部101と、カードスロット102とを備えている。
GPS信号受信部101は、GPS衛星100からGPS信号を受信することが可能なものである。パチスロ遊技装置1は、GPS信号受信部101により受信したGPS信号に基づいて、パチスロ遊技装置1の設置されている位置を算出することができる。位置は、緯度と経度によって示される。
カードスロット102は、IDカード103(図示せず)を挿抜することが可能なものである。IDカードには、カードを所有する遊技者のID情報として、地球上の地域(例えば、日本、アメリカ等の国)を示す地域データが記憶されている。地域データは、緯度と経度とによって示される地球上の或る区域を示すデータである。パチスロ遊技装置1は、IDカードに記憶されている地域データを読み取ることができる。
演出に用いられる言語は、以下のようにして決定される。
(I)GPS信号に基づいて算出された位置の属する地球上の地域が特定される。
(II)カードスロット102にIDカードが挿入されていないとき、(I)で特定された地球上の地域に対応する言語によって、演出が行われる。具体的には、該地球上の地域を示す地域データと対応付けられた音声データ及び文字画像データ(図7参照)に基づいて、演出が行われる。
(III−i)カードスロット102にIDカードが挿入されているとき、(I)で特定された地球上の地域を示す地域データと、IDカードから読み取られた地域データとが同じである場合、該地域データと対応付けられた音声データ及び文字画像データ(図7参照)に基づいて、演出が行われる。
(III−ii)カードスロット102にIDカードが挿入されているとき、(I)で特定された地球上の地域を示す地域データと、IDカードから読み取られた地域データとが異なる場合、IDカードから読み取られた地域データと対応付けられた音声データ及び文字画像データ(図7参照)に基づいて、演出が行われる。
これにより、GPS信号に基づいて算出された位置の属する地球上の地域(すなわち、パチスロ遊技装置1の設置されている場所)、又は、IDカードに記憶されている地域データが示す地球上の地域(例えば、遊技者の出身国)で使用されている言語に用いて、演出が行われることとなる。
図2(a)には、日本語による演出の一例として、日本語文字画像92aが液晶表示装置5(本発明における表示装置)に表示されている様子を示している。図2(b)には、英語による演出の一例として、英語文字画像92bが液晶表示装置5に表示されている様子を示している。
以上が第1実施形態の概要である。以下、更に詳述することとする。
パチスロ遊技装置1は、コイン、メダル又はトークン等の他、遊技者に付与されたか、若しくは、付与される遊技価値の情報を記憶したカード等の遊技媒体を用いて遊技を行うことが可能な遊技機であるが、以下においては、メダルを用いるものとして説明することとする。
パチスロ遊技装置1の全体を形成している筐体2の正面には、液晶表示装置5が設置されており、遊技に関する画像を表示することができる。
液晶表示装置5の下方には、水平面を有する台座部10が形成されており、台座部10の中央には、その内部に3個の回転リール3L、3C、3Rが設けられたリール装置19が設けられている。3個の回転リール3L、3C、3Rは、それぞれその外周面に複数の図柄等の識別情報が表示されており、回転可能に横一列に設けられている。
また、台座部10の右側には、メダル投入口22が設けられ、台座部10の左側には、1−BETスイッチ11及び最大BETスイッチ13が設けられている。
台座部10の前面部の左寄りには、遊技者が遊技で獲得したメダルのクレジット/払い出しを押し操作により切り替える貯留メダル精算スイッチ14が設けられている。
この貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択された場合には、正面下部のメダル払出口15からメダルが払い出され、払い出されたメダルはメダル受部16に溜められる。一方、「クレジット」が選択された場合には、パチスロ遊技装置1が備えるメモリ(例えば、後述するRAM43等)にメダル数がクレジットとして記憶される。
貯留メダル精算スイッチ14の右側には、遊技者の操作により回転リール3L、3C、3Rを回転させるためのスタートレバー6が取り付けられている。スタートレバー6は、遊技者の操作によって、回転リール3L、3C、3Rを回転させることができる。台座部10の前面部中央には、3個の回転リール3L、3R、3Cの回転をそれぞれ停止させるための3個の停止ボタン7L、7C、7Rが設けられている。
台座部10の前面部の右寄りには、ドア開閉及び打ち止め解除装置29が設けられており、所定の鍵をこのドア開閉及び打ち止め解除装置29の鍵穴に差し込み、右に回すことにより前面ドアの開閉を行い、左に回すことにより打ち止め解除を行う。
リール装置19の左側には、決定ボタン26及び取消ボタン27が設けられている。この決定ボタン26及び取消ボタン27を操作することにより、液晶表示装置5の表示画面の切り替えに関する指示等の入力を行うことができる。
台座部10の下側には、腰部パネル25が設けられている。腰部パネル25には、透明なアクリル板が用いられており、腰部パネル25の裏面には、シルクスクリーン印刷やオフセット印刷等によって、パチスロ遊技装置1の名称やキャラクタ等が描かれている。
筐体2の上方の左右には、スピーカ21L、21Rが設けられ、その2台のスピーカ21L、21Rの間には、入賞図柄の組合せ及びメダルの配当枚数等を示す配当表パネル23が設けられている。
液晶表示装置5の左右には、装飾ランプ9a、液晶表示装置5の下側左右には、装飾ランプ9bが設けられている。また、腰部パネル25の左右には、装飾ランプ9c、腰部パネル25の上側左右には、装飾ランプ9dが設けられている。これらの装飾ランプ9(装飾ランプ9a、装飾ランプ9b、装飾ランプ9c、及び、装飾ランプ9d)は、遊技の進行に応じて、所定の色を有する光を発することができる。
図2に示すように、液晶表示装置5の左下には、クレジット数画像18が表示されており、右上には、トータルメダル数画像19が表示されており、右下には、払出数画像20が表示されている。クレジット数画像18は、貯留されているメダルの枚数を表示するものであり、トータルメダル数画像19は、これまでに払い出されたメダルの枚数を表示するものであり、払出数画像20は、入賞成立時のメダルの払出枚数を表示するものである。
液晶表示装置5には、その他、遊技の進行に応じて、擬似リールを示す画像や遊技のキャラクタを示す画像等の演出画像が表示される。
図3は、図2に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。図4は、図3に示した液晶表示装置の一部の構成の展開図である。
液晶表示装置5は、保護ガラスからなる正面パネル31、透明液晶パネル34、導光板35、所謂白色光源である蛍光ランプ37a、37b、ランプホルダ39a、39b、39g、39h、及び、透明液晶パネル駆動用のICを搭載したテーブルキャリアパッケージ(TCP)からなり、TCPは、透明液晶パネル34の端子部に接続したフレキシブル基板(図示せず)等により構成される。
正面パネル31は、透明な部材で構成されている。
また、透明液晶パネル34は、薄膜トランジスタ層が形成されたガラス板等の透明な基板と、これに対向する透明な基板との間隙部に液晶が封入されて形成されている。
この透明液晶パネル34の表示モードは、ノーマリーホワイトに設定されている。ノーマリーホワイトとは、液晶を駆動していない状態で白表示(表示面側に透過した光が外部より視認可能である)となる構成である。
導光板35は、蛍光ランプ37a、37bからの光を透明液晶パネル34へ導き出す(透明液晶パネル34を照明する)ためのものであり、透明液晶パネル34の裏側に設けられ、例えば、2cm程度の厚さを有するアクリル系樹脂等の透明部材(導光機能を有する)で構成されている。
蛍光ランプ37a、37bは、導光板35の上端部及び下端部に沿って配置され、両端はランプホルダ39(図3参照)により支持されている。
図5は、図2に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。
主制御回路81は、回路基板上に配置されたマイクロコンピュータ40を主たる構成要素とするものである。マイクロコンピュータ40は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPU41と、ROM42及びRAM43とを含む。CPU41には、基準クロックパルスを設定するクロックパルス発生回路144及び分周器145と、乱数発生器146及びサンプリング回路147とが接続されている。なお、乱数サンプリングのための手段として、CPU41の動作プログラム上で乱数のサンプリングを実行するように構成してもよい。
ROM42には、副制御回路82へ送信するための各種制御指令(コマンド)等が格納されている。当該コマンドとしては、例えば、液晶表示装置5に対する表示制御に関するコマンドが格納されている。
液晶表示装置5に対する制御に関するコマンドとしては、例えば、演出開始コマンド、終了演出コマンドを挙げることができる。
演出開始コマンドは、3つの回転リール3の回転開始時に液晶表示装置5に演出画像を表示させるためのコマンドである。終了演出コマンドは、3つの回転リール3が全て停止した際に液晶表示装置5に演出画像を表示させるためのコマンドである。
また、RB(レギュラーボーナス)、BB(ビッグボーナス)の設定又は解除に関するコマンドも、ROM42に格納されており、当該コマンドによってRB又はBBの設定又は解除が副制御回路82に通知される。なお、RB、BBの設定又は解除に関するコマンドにかえて、液晶表示装置5に対する表示制御に関する各種のコマンドに、RB又はBBの実行中であることを示すデータを含めることとしてもよい。
上述したような各種のコマンドは、所定条件の成立を契機としてCPU41によってROM42から呼び出されてRAM43にセットされる。そして、RAM43にセットされたコマンドは所定のタイミングで副制御回路82に供給される。副制御回路82は、供給されたコマンドに基づいて各種の処理を実行する。なお、副制御回路82が主制御回路81へコマンド等が入力されることはなく、主制御回路81から副制御回路82への一方向で通信が行われる。
また、ROM42には、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるために、図柄テーブルが格納されており、また、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応付けられた入賞図柄組合せテーブルや、内部当籤役を決定する抽籤を行うために必要な抽籤テーブル等が格納される。
RAM43には、上述したコマンドやテーブル以外に、例えば、メダルの数に相当するクレジット数、設定値といった遊技進行に係る変数が格納される。
マイクロコンピュータ40からの制御信号により動作が制御される主要な周辺装置(アクチュエータ)としては、装飾ランプ9(9a、9b、9c、9d)、メダルを収納し、ホッパー駆動回路51の命令により所定枚数のメダルの払い出しを行うホッパー(払い出しのための駆動部を含む)50と、回転リール3L、3C、3Rを回転駆動するステッピングモータ59L、59C、59Rとがある。
さらに、ステッピングモータ59L、59C、59Rを駆動制御するモータ駆動回路49、ホッパー50を駆動制御するホッパー駆動回路51、及び、装飾ランプ9を駆動制御するランプ駆動回路55が、I/Oポート48を介してCPU41の出力部に接続されている。これらの駆動回路は、それぞれCPU41から出力される駆動指令等の制御信号を受けて、各アクチュエータの動作を制御する。
また、マイクロコンピュータ40が制御指令を発生するために必要な入力信号を発生させる主な入力信号発生装置としては、スタートスイッチ6S、1−BETスイッチ11、最大BETスイッチ13、貯留メダル精算スイッチ14、投入メダルセンサ22S、リセットスイッチ62、設定用鍵型スイッチ63、リール停止信号回路56、リール位置検出回路60、払い出し完了信号回路61がある。これらもI/Oポート48を介してCPU41に接続されている。設定用鍵型スイッチ63は、所定の鍵をこの鍵穴に差し込み、左右に回すことにより設定値の変更を可能とするものである。
スタートスイッチ6Sは、スタートレバー6の操作の発生を検出する。投入メダルセンサ22Sは、メダル投入口22に投入されたメダルを検出する。リール停止信号回路56は、各停止ボタン7L、7C、7Rの操作に応じて停止信号を発生する。決定ボタン26及び取消ボタン27は、これらの操作により、液晶表示装置5の表示画面の切り替えや指示の入力等を行うことができる。
リール位置検出回路60は、リール回転センサからのパルス信号を受けて各回転リール3L、3C、3Rの位置を検出するための信号をCPU41に送信する。
払出完了信号回路61は、メダル検出部50Sの計数値(ホッパー50から払い出されたメダルの枚数)が指定された枚数に達したとき、メダル払出完了信号を発生する。CPU41がこのメダル払出完了信号を受信すると、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出を完了させる。このメダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルを検出するための物理センサ等からなるメダルセンサを備えており、このメダルセンサにより払い出されるメダルの枚数の計数を行うことができる。
乱数発生器146は、一定の数値範囲に属する乱数を発生し、サンプリング回路147は、スタートレバー6が操作された後の適宜のタイミングで1個の乱数をサンプリングする。こうしてサンプリングされた乱数及びROM42内に格納されている抽籤テーブルに基づいて、CPU41は内部当籤役を決定する。
内部当籤役が決定された後、「停止制御テーブル」を選択するために再び乱数のサンプリングが行われる。
回転リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に供給される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43の所定エリアに書き込まれる。回転リール3L、3C、3Rからは一回転毎にリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。このようにして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスの計数値が“0”にクリアされる。これにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについて一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
上記のような回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応づけるために、図柄テーブルが、ROM42内に格納されている。この図柄テーブルでは、前述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチ毎に順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバー毎に対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応づけられている。
更に、ROM42内には、入賞図柄組合せテーブルが格納されている。この入賞図柄組合せテーブルでは、入賞となる図柄の組合せと、入賞のメダル配当枚数と、その入賞を表す入賞判定コードとが対応づけられている。上記の入賞図柄組合せテーブルは、左の回転リール3L、中央の回転リール3C、右の回転リール3Rの停止制御時、及び全リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
上記乱数サンプリングに基づく抽籤処理(当籤役決定処理)により当籤役に内部当籤した場合には、CPU41は、遊技者が停止ボタン7L、7C、7Rを操作したタイミングでリール停止信号回路56から送られる操作信号、及び、選択された「停止制御テーブル」に基づいて、回転リール3L、3C、3Rを停止制御する信号をモータ駆動回路49に送る。
内部当籤した当籤役の入賞成立を示す停止態様となった場合、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「払い出し」が選択されているときには、CPU41は、払い出し指令信号をホッパー駆動回路51に供給してホッパー50から所定個数のメダルの払い出しを行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払い出し完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、「メダルの払い出し処理」を終了する。
一方、貯留メダル精算スイッチ14の切り替えにより「クレジット」が選択されているときには、払い出されるべきメダルの数がクレジットとしてRAM43に記憶されることになる。
CPU41を備えた主制御回路81には、副制御回路82が接続されている。
副制御回路82は、主制御回路81からの制御指令(コマンド)に基づいて、液晶表示装置5の表示制御及びスピーカ21L、21Rからの音の出力制御を行う。
図6は、図5に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。
図7(a)は、音決定テーブルの一例を示す図である。図7(b)は、文字画像決定テーブルの一例を示す図である。
尚、本実施形態においては、主制御回路81から副制御回路82に対してコマンドを供給するとともに、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を供給することができないように構成したが、これに限らず、副制御回路82から主制御回路81に対して信号を送信することができるように構成してもよい。
副制御回路82は、サブCPU206、プログラムROM208及びワークRAM210を備えている。サブCPU206には、インターフェイス回路240を介して、決定ボタン26及び取消ボタン27が接続されている。決定ボタン26及び取消ボタン27は、これらの操作により、液晶表示装置5の表示画面の切り替えや指示の入力等を行うことができる。
また、サブCPU206には、インターフェイス回路240を介して、GPS信号受信部101及びカードスロット102が接続されている。
上述したように、GPS信号受信部101は、GPS衛星100からGPS信号を受信することが可能なものである。
ここで、「GPS」とは、グローバル・ポジショニング・システムの略で、人工衛星による位置決定のためのシステムをいう。
「GPS衛星」とは、GPSにおいて位置決定のために利用される人工衛星をいう。
「GPS信号」とは、GPS衛星100から位置決定のために送信される信号をいう。GPSにおいては、通常、少なくとも、4個のGPS衛星100からのGPS信号により、それらのGPS衛星からの距離に基づいて、位置が算出される。算出される位置は、緯度と経度との組合せによって表現される。
カードスロット102は、IDカード103を挿抜することが可能なものである。カードスロット102にIDカード103が挿入されると、読取装置(図示せず)によって、IDカード103に記憶されている地域データが読み取られる。読み取られたデータは、サブCPU206に対して送信される。
また、副制御回路82は、液晶表示装置5における表示制御を行う表示制御回路250と、スピーカ21から発生させる音に関する制御を行う音声制御回路230とを備えている。
サブCPU206は、プログラムROM208に記憶されたプログラムに従って、各種の処理を実行する機能を有し、CPU41から供給される各種のコマンドに従って、副制御回路82の制御を行う。
プログラムROM208には、サブCPU206により、液晶表示装置5における遊技演出を制御するためのプログラムが記憶されており、その他には、演出に関する決定を行うためのテーブル等の各種のテーブルも記憶されている。
また、プログラムROM208には、液晶表示装置5に表示される画面画像に対応した複数種類の演出パターンデータと、全てのリール3が停止した際に液晶表示装置5に表示される画面画像に対応した複数種類の終了演出パターンデータとが記憶されている。
また、プログラムROM208には、複数の地球上の地域の夫々を示す地域データが複数記憶されている。上述したように、地球上の地域は、緯度と経度とによって示される地球上の或る区域を示すものである。第1実施形態において、地球上の地域は、国(例えば、日本、アメリカ、ドイツ、イタリア、中国等)に相当する。すなわち、地球上の地域は、各国の領土が地球上において占める範囲を、緯度と経度とによって規定したものである。
もっとも、本発明における地球上の地域は、この例に限定されない。例えば、話されている言語に応じて地球を複数の地域に区分した場合における各地域を、地球上の地域としてもよい。
また、プログラムROM208には、GPS信号受信部101により受信されたGPS信号に基づいて、位置を算出するための位置解析プログラムが記憶されている。
なお、本実施形態においては、プログラム、テーブル等を記憶する記憶媒体としてプログラムROM208を用いるように構成したが、これに限らず、CPU等を備えたコンピュータにより読み取り可能な記憶媒体であれば別態様であってもよく、例えば、ハードディスク装置、CD−ROM及びDVD−ROM、ROMカートリッジ等の記憶媒体に記録されていてもよい。もちろん、プログラムROM208に記憶されるものをROM42に記憶することとしてもよい。また、これらのプログラムは、予め記録されているものでなくとも、電源投入後にこれらのプログラムをダウンロードし、ワークRAM210等に記録されるものでもよい。更にまた、プログラムの各々が別々の記憶媒体に記録されていてもよい。
また、本実施形態において、CPU41及びROM42を含む主制御回路81と、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82と、を別々に構成したが、これに限らず、CPU41及びROM42を含む主制御回路81のみで構成してもよく、この場合には、上述したプログラムROM208に記憶されているプログラムをROM42に記憶させ、CPU41により実行されるように構成してもよい。もちろん、サブCPU206及びプログラムROM208を含む副制御回路82のみで構成するようにしてもよく、この場合には、上述したROM42に記憶されているプログラムをプログラムROM208に記憶させ、サブCPU206により実行されるように構成してもよい。
ワークRAM210は、サブCPU206の一時記憶領域として種々のフラグや変数の値を記憶する機能を有する。
特に、本実施形態において、ワークRAM210には、地域データ(GPS)の記憶領域と、地域データ(カード)の記憶領域とが設けられている。地域データ(GPS)は、GPS信号に基づいて特定された地域データである。地域データ(カード)は、IDカードから読み取られた地域データである。地域データ(GPS)の記憶領域を、以下では、地域データ記憶領域Iともいう。また、地域データ(カード)の記憶領域を、以下では、地域データ記憶領域IIともいう。
尚、本実施形態においては、サブCPU206の一時記憶領域としてワークRAM210を用いているが、これに限らず、読み書き可能な記憶媒体であればよい。
また、音声制御回路230は、音声に関する制御を行う音源IC232、各種の音声データを記憶する音声データROM234、音声信号を増幅するための増幅器236(以下、AMPと称する。)から構成されている。
音源IC232は、サブCPU206、音声データROM234、AMP236と接続されている。この音源IC232は、スピーカ21から発生させる音声の制御を行う。
サブCPU206は、CPU41から供給されるコマンドに基づいて、音声データROM234に記憶されている複数の音声データから一つの音声データを選択する。その後、サブCPU206は、選択された音声データを音声データROM234から読み出し、音源IC232に供給する。音声データを受け取った音源IC232は、その音声データを所定の音声信号に変換し、その音声信号をAMP236に供給する。AMP236は、音声信号を増幅させ、スピーカ21(21L及び21R)から音声を発生させる。
また、音声データROM234には、各地球上の地域と、各言語(例えば、日本語、英語、ドイツ語、イタリア語、中国語等)に対応する音声とが対応付けられた音決定テーブル(図7(a)参照)を示す音決定テーブルデータが格納されている。図中、各音声に付記されているアルファベットは、演出パターンの種類に対応するものである。
表示制御回路250は、CPU41により決定された遊技結果、又は、各種ボタン26、27により入力された指示に応じて、画面画像を生成し、液晶表示装置5に上記画面画像を表示する制御を行うものであり、画像データプロセッサ(以下、VDPという。)212、各種の画像データを記憶する画像データROM216、画像データを画像信号として変換するD/Aコンバータ218から構成されている。VDP212は、サブCPU206、画像データが記憶されている画像データROM216、画像データを画像信号に変換するD/Aコンバータ218と接続されている。
このVDP212は、いわゆるスプライト回路、スクリーン回路、及びパレット回路等の各種の回路を含み、液晶表示装置5に画面画像を表示させるための種々の処理を行うことができる装置である。つまり、VDP212は、液晶表示装置5に対する表示制御を行う。また、VDP212には、液晶表示装置5に画面画像を表示するためのバッファとしての記憶媒体(例えば、ビデオRAM)を備えている。この記憶媒体の所定の記憶領域に画像データを記憶することによって、所定のタイミングで液晶表示装置5に画面画像が表示されることとなる。
画像データROM216には、複数種類の演出画像データが記憶されている。演出画像データには、例えば、背景画像を構成する背景画像データ、キャラクタを示すキャラクタ画像データ等が含まれる。
また、画像データROM216には、各地球上の地域と、各言語(例えば、日本語、英語、ドイツ語、イタリア語、中国語等)に対応する文字画像とが対応付けられた文字画像決定テーブル(図7(b)参照)を示す文字画像決定テーブルデータが格納されている。図中、各文字画像に付記されているアルファベットは、演出パターンの種類に対応するものである。
なお、各言語に対応する文字画像を示す文字画像データは、上記複数種類の演出画像データに含まれる。
地域データを記憶しているプログラムROM208と、音声データを記憶している音声データROM234と、文字画像データを記憶している画像データROM216とは、本発明における記憶装置を構成する。
本発明における記憶装置は、この例に限定されず、例えば、プログラムROMに、地域データと、音データと、文字画像データとが、全て記憶されるように構成されていてもよい。また、音声データROMに地域データと音データとが記憶され、画像データROMに地域データと文字画像データとが記憶されるように構成されていてもよい。
VDP212は、サブCPU206から供給される画像表示命令(コマンド)に応じて、画像データROM216から、各種画像を抽出する。
VDP212は、画像データROM216から抽出した各種画像を、後方に位置する画像から順に、例えば、背景画像、キャラクタ画像、メダルの数に関する画像の順に、重ね合わせてバッファ(例えば、ビデオRAM等)に記憶することにより画面画像を合成し、所定のタイミングでD/Aコンバータ218に供給する。D/Aコンバータ218は、この画面画像を画像信号として変換し、この画像信号を液晶表示装置5に供給する。
以下においては、パチスロ遊技装置1は起動しており、CPU41において用いられる変数は所定の値に初期化されるとともに、設定値、各種タイマ等も所定の値に設定された状態で定常動作しているものとする。
図8は、主制御回路において行われる遊技実行処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
このサブルーチンは、予め実行されているメインルーチンから所定のタイミングで呼び出されて実行されるものである。
まず、CPU41は、メダルの自動投入の要求があるか否かを判断する(ステップS120)。なお、自動投入の要求がある場合とは、先の遊技において再遊技(リプレイ)の入賞が成立した場合である。メダルの自動投入の要求があるときには、投入要求分のメダルを自動投入し(ステップS122)、副制御回路82にメダル投入コマンドを送信する(ステップS123)。
一方、ステップS120において、メダルの自動投入の要求がないと判断した場合、CPU41は、メダルが投入されたか否かを判断する(ステップS121)。すなわち、CPU41は、メダル投入口22にメダルが投入されたことを検知した投入メダルセンサ22Sにより発せられる検知信号を受信したか否か、又は、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検知信号を受信したか否かを判断することにより、メダルが投入されたか否かを判断する。なお、BETスイッチ(1−BETスイッチ11又は最大BETスイッチ13)により発せられる検出信号を受信したと判断した場合、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数から、BETされたメダルの数に相当するクレジット数を減算する処理を行う。
ステップS121において、メダルが投入されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。
また、ステップS121において、メダルが投入されたと判断した場合、又は、ステップS123の処理が実行された場合には、CPU41は、スタートレバー6が操作されたか否かを判断する(ステップS124)。すなわち、CPU41は、スタートスイッチ6Sからの入力信号を受信したか否かを判断するのである。
ステップS124において、スタートレバー6が操作されていないと判断した場合、CPU41は、処理をステップS120に戻す。一方、ステップS124において、スタートレバー6が操作されたと判断した場合、CPU41は、各種設定に係る処理を行う(ステップS125)。この各種設定処理では、スタートレバー6が操作されたタイミングで、乱数発生器146から乱数のサンプリングを行い、当該サンプリングされた乱数値に基づいて内部当籤役(当籤フラグ)を生成する抽選処理が行われる。
また、この各種設定処理では、例えば、WINランプ点灯抽選処理、回転リールを停止させるための停止制御テーブルの選択に係る処理、リール回転用に初期化する処理等を行い、回転リール3(3L、3C、3R)の回転を開始させる。
回転リール3L、3C、3Rの回転が開始された後、ステッピングモータ59L、59C、59Rの各々に送信される駆動パルスの数が計数され、その計数値はRAM43に記憶される。回転リール3L、3C、3Rから一回転ごとにリセットパルスが得られ、これらのパルスはリール位置検出回路60を介してCPU41に入力される。こうして得られたリセットパルスにより、RAM43で計数されている駆動パルスに計数値が「0」にクリアされる。このようにすることにより、RAM43内には、各回転リール3L、3C、3Rについての一回転の範囲内における回転位置に対応した計数値が格納される。
また、回転リール3L、3C、3Rの回転位置と回転リール外周面上に描かれた図柄とを対応付けるためにROM42に格納された図柄テーブルでは、上述したリセットパルスが発生する回転位置を基準として、各回転リール3L、3C、3Rの一定の回転ピッチごとに順次付与されるコードナンバーと、それぞれのコードナンバーごとに対応して設けられた図柄を示す図柄コードとが対応付けられている。また、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブルは、各回転リール3L、3C、3Rの停止制御時、及び、全回転リール停止後の入賞確認を行うときに参照される。
ステップS125の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS126に移す。
ステップS126において、CPU41は、RAM43に演出開始コマンドをセットする。この演出開始コマンドは、液晶表示装置5への所定の演出画像の表示を開始させ、スピーカ21に所定の音声の出力を開始させるためのコマンドであり、上記抽選処理により決定された内部当籤役に関するデータを含んでいる。演出開始コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS126の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS128に移す。
ステップS128において、CPU41は、リール停止信号回路56からの入力信号の有無により、停止ボタン7(7L、7C、7R)が「オン」であるか否かを判断する(ステップS128)。停止ボタン7が「オン」ではないと判断した場合、CPU41は、自動停止タイマの値が「0」であるか否かを判断し(ステップS129)、「0」ではないと判断した場合には、処理をステップS128に戻す。
一方、ステップS128において、停止ボタン7が「オン」であると判断した場合、又は、ステップS129において、自動停止タイマの値が「0」であると判断した場合、CPU41は、停止ボタン7に対応した回転リール3の回転を停止させるのであるが、その際、当籤要求(内部当籤役のこと)、図柄位置(操作時における回転リール3の回転位置)、選択されている停止制御テーブル等から滑りコマ数を決定する(ステップS130)。
次に、CPU41は、ステップS130において決定された滑りコマ数分、回転リール3を回転させて停止させる処理を行い(ステップS131)、一の回転リール3についての停止要求をセットする(ステップS132)。
次に、CPU41は、3つの回転リール3(3L、3C、3R)の全てが停止したか否かを判断する(ステップS135)。全ての回転リール3が停止していないと判断した場合、処理をステップS128に戻す。一方、全ての回転リール3が停止したと判断した場合、CPU41は入賞検索を行う(ステップS136)。このとき、ROM42に格納された入賞図柄組合せテーブル等が参照されることになる。また、入賞フラグが正常であるか否かを判断し、正常でない場合には、イリーガルエラーの表示を行って処理を中断することとしてもよい。
次に、CPU41は、RAM43に終了演出コマンドをセットする(ステップS137)。この終了演出コマンドは、遊技結果に応じた遊技終了時の演出画像の表示及び音声の出力を行うためのコマンドであり、ステップS136における入賞検索の結果に関するデータを含む。終了演出コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
次に、CPU41は、メダルの払出があるか否か、すなわち、入賞枚数の有無を判断する(ステップS138)。メダルの払出がないと判断した場合(ステップS138:NO)、処理をステップS140に移す。メダルの払出があると判断した場合(ステップS138:YES)、CPU41は、遊技状態及び入賞役に応じた枚数のメダルの貯留又は払出を行う(ステップS139)。メダルの貯留を行う場合には、CPU41は、RAM43に記憶されたクレジット数を加算する処理を行う。一方、メダルの払出を行う場合には、CPU41は、払出指令信号をホッパー駆動回路51に送信してホッパー50から所定枚数のメダルの払出を行う。その際、メダル検出部50Sは、ホッパー50から払い出されるメダルの枚数を計数し、その計数値が指定された数に達したときに、メダル払出完了信号がCPU41に入力される。これにより、CPU41は、ホッパー駆動回路51を介してホッパー50の駆動を停止し、メダルの払出処理を終了する。
次に、CPU41は、RBに入賞したか否かを判断する(ステップS140)。RBに入賞したと判断すると、CPU41は、RB設定に係る処理を行う(ステップS141)。このステップS141において、CPU41は、RB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブルの設定に係る処理を行う。また、このステップS141において、CPU41は、RBゲーム入賞回数等の計数を開始する。ステップS141の処理を実行した後、CPU41は、処理をステップS142に移す。
ステップS142において、CPU41は、RAM43にRB設定コマンドをセットする。RB設定コマンドは、画面画像としてのRB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS140においてRBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS142の処理が実行された場合、CPU41は、BBに入賞したか否かを判断する(ステップS143)。BBに入賞したと判断すると、CPU41は、BB設定に係る処理を行う(ステップS144)。このステップS144において、CPU41は、BB用の抽選確率テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等の設定に係る処理を行う。また、このステップS144において、CPU41は、BBゲーム消化回数等の計数や、払い出されたメダルの計数等を開始する。その後、CPU41は、処理をステップS145へ移す。
ステップS145において、CPU41は、RAM43にBB設定コマンドをセットする。BB設定コマンドは、画面画像としてのBB用の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドであり、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS143において、BBに入賞していないと判断された場合、又は、ステップS145の処理を実行した場合、CPU41は、RBが終了したか否かを判断する(ステップS146)。RBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、RB設定解除に係る処理を行う(ステップS147)。ステップS148において、CPU41は、ステップS141の処理で設定したRB用の抽選確率テーブルや、RB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。その後、CPU41は、処理をステップS148へ移す。
ステップS148において、CPU41は、RAM43にRB解除コマンドをセットする。RB解除コマンドは、画面画像としてのRB用の演出画像の表示を停止し、通常(RB又はBB以外)の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドである。RB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS146において、RBが終了したと判断されなかった場合、又は、ステップS148の処理を実行した場合、CPU41は、BBが終了したか否かを判断する(ステップS149)。BBが終了したと判断すると、次に、CPU41は、BB設定解除に係る処理を行う(ステップS150)。ステップS150において、CPU41は、ステップS144の処理で設定したBB用の抽選テーブルや、BB用の入賞図柄組合せテーブル等から、通常の遊技状態(RB又はBB以外)に用いられる抽選確率テーブルへの設定変更に係る処理を行う。その後、CPU41は、処理をステップS151へ移す。
ステップS151において、CPU41は、RAM43にBB解除コマンドをセットする。BB解除コマンドは、画面画像としてのBB用の演出画像の表示を停止し、通常(RB又はBB以外)の演出画像を液晶表示装置5に表示させるためのコマンドである。BB解除コマンドは、所定のタイミングで副制御回路82に供給される。
ステップS149において、RBが終了していないと判断した場合、又は、ステップS151の処理を実行した場合、本サブルーチンを終了する。
図9は、副制御回路において行われる位置決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
本サブルーチンは、電源スイッチ65が投入されたことを契機として、副制御回路82において行われる処理である。
まず、サブCPU206は、GPS信号受信部101により受信されたGPS信号を受信する(ステップS180)。
次に、サブCPU206は、ステップS180において受信したGPS信号と、プログラムROM208に記憶されている位置解析プログラムとに基づいて、位置を算出する(ステップS181)。
ステップS181の処理を実行するとき、副制御回路82は、本発明における処理(A)を実行するコントローラとして機能する。
次に、サブCPU206は、ステップS181で算出された位置を示す位置データと、プログラムROM208に記憶されている地域データとに基づいて、該位置の属する地球上の地域を特定する(ステップS182)。
上述したように、GPS信号に基づいて算出される位置は、緯度と経度との組合せによって示されるものであり、いわば地球上の一点である。一方、地球上の地域は、緯度と経度とによって示される区域であり、地球上において一定の範囲を有するものである。ステップS182では、GPS信号に基づいて算出された位置がどの地球上の地域(第1実施形態では、国)に属しているのかが特定されるのである。
ステップS182の処理を実行するとき、副制御回路82は、本発明における処理(B)を実行するコントローラとして機能する。
次に、サブCPU206は、ステップS182で特定された地球上の地域を示す地域データを、ワークRAM210の地域データ記憶領域Iに記憶させる(ステップS183)。上述したように、地域データ記憶領域Iは、GPS信号に基づいて特定された地域データを記憶するための領域である。
ステップS183の処理を実行した後、サブCPU206は、本サブルーチンを終了する。
図10は、副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、ステップS200において、サブCPU206は、演出開始コマンドを受信したか否かを判断する。演出開始コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS210に移す。
一方、演出開始コマンドを受信したと判断した場合、ステップS201において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した演出パターンを選択する。
サブCPU206は、RBフラグがセットされている場合には、RB用の演出パターンを選択する。また、BBフラグがセットされている場合には、BB用の演出パターンを選択する。
次に、サブCPU206は、地域データ決定処理を実行する(ステップS202)。地域データ決定処理は、音決定テーブルデータ又は画像決定テーブルデータを参照することにより、演出に用いられる音声データ又は文字画像データを特定する際に、用いられる地域データ(以下、演出用地域データともいう)を決定するための処理である。
ここで、図11を用いて地域データ決定処理について説明する。
図11は、地域データ決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
まず、サブCPU206は、地域データ(カード)が、ワークRAM210の地域データ記憶領域IIに記憶されているか否かを判断する(ステップS280)。上述したように、地域データ記憶領域IIは、IDカードから読み取られた地域データを記憶するための記憶領域である。地域データ(カード)は、IDカードから読み取られた地域データである。
地域データ(カード)が地域データ記憶領域IIに記憶されていると判断した場合、サブCPU206は、地域データ記憶領域Iに記憶されている地域データ(GPS)と、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)とが、同じであるか否かを判断する。地域データ(GPS)は、GPS信号に基づいて特定された地域データである。
ステップS280において地域データ(カード)が地域データ記憶領域IIに記憶されていないと判断した場合、又は、ステップS281において地域データ記憶領域Iに記憶されている地域データ(GPS)と、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)とが、同じであると判断した場合、サブCPU206は、地域データ記憶領域Iに記憶されている地域データ(GPS)を、演出用地域データに決定する(ステップS282)。
ステップS281において、地域データ記憶領域Iに記憶されている地域データ(GPS)と、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)とが、異なると判断した場合、サブCPU206は、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)を、演出用地域データに決定する(ステップS283)。
ステップS282又はステップS283の処理を実行した後、サブCPU206は、本サブルーチンを終了する。
地域データ決定処理を実行するとき、サブCPU206は、本発明における処理(C)又は処理(F)を実行するコントローラとして機能する。
本発明において、地域データ決定処理は、図11に示す例に限定されない。
例えば、ステップS280において地域データ(カード)が地域データ記憶領域IIに記憶されていると判断し、ステップS281において地域データ記憶領域Iに記憶されている地域データ(GPS)と、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)とが、同じであると判断した場合、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)を、演出用地域データに決定するように構成されていてもよい。
また、本発明においては、地域データ(カード)が地域データ記憶領域IIに記憶されていると判断した場合には、地域データ記憶領域Iに記憶されている地域データ(GPS)と、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)とが、同じであるか否かを判断することなく、地域データ記憶領域IIに記憶されている地域データ(カード)を、演出用地域データに決定するように構成されていてもよい。
以上、図11を用いて、図10のステップS202で実行される地域データ決定処理について説明した。
図11に示すサブルーチンを実行した後、サブCPU206は、演出パターンを示すデータである演出パターンデータと、地域データ決定処理において決定された演出用地域データとを、表示制御回路250及び音声制御回路230に供給する(ステップS203)。
ステップS203の処理を実行した後、ステップS210に処理を移す。
ステップS210において、サブCPU206は、終了演出コマンドを受信したか否かを判断する。終了演出コマンドを受信していないと判断した場合、処理をステップS220に移す。
一方、終了演出コマンドを受信したと判断した場合、ステップS211において、サブCPU206は、プログラムROM208に記憶された複数種類の終了演出パターンのなかから、当該コマンドに対応した終了演出パターンを選択する。
次に、サブCPU206は、地域データ決定処理を実行する(ステップS212)。地域データ決定処理については、図11を用いて説明した通りであるので、ここでの説明は省略する。
次に、サブCPU206は、終了演出パターンデータと、演出用地域データとを、表示制御回路250及び音声制御回路230に供給する(ステップS213)。
ステップS213の処理を実行した後、処理をステップS220に移す。
ステップS220において、サブCPU206は、RB設定コマンドを受信したか否かを判断する。RB設定コマンドを受信していないと判断した場合、サブCPU206は、処理をステップS230に移す。
一方、RB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS221において、RBフラグをセットする。RBフラグは、RB開始時にセットされ、RB終了時にクリアされるフラグである。ステップS221の処理を実行した後、サブCPU206は、処理をステップS230に移す。
ステップS230において、サブCPU206は、BB設定コマンドを受信したか否かを判断する。BB設定コマンドを受信していないと判断した場合、サブCPU206は、処理をステップS240に移す。
一方、BB設定コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、ステップS231において、BBフラグをセットする。BBフラグは、BB開始時にセットされ、BB終了時にクリアされるフラグである。ステップS231の処理を実行した後、サブCPU206は、処理をステップS240に移す。
ステップS240において、サブCPU206は、RB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS240)。RB解除コマンドを受信したと判断した場合、RBフラグをクリアする(ステップS241)。
ステップS240において、RB解除コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS241の処理を実行した場合、サブCPU206は、BB解除コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS250)。BB解除コマンドを受信したと判断した場合、BBフラグをクリアする(ステップS251)。
ステップS250において、BB解除コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS251の処理を実行した場合、サブCPU206は、カード読取コマンドを受信したか否かを判断する(ステップS260)。カード読取コマンドは、カードスロット102にIDカード103が挿入されたことを契機として送信されるコマンドであり、読取装置によって読み取られた地域データを含むものである。
カード読取コマンドを受信したと判断した場合、サブCPU206は、IDカードから読み取られた地球上の地域を示す地域データを、ワークRAM210の地域データ記憶領域IIに記憶させる(ステップS261)。上述したように、地域データ記憶領域IIは、IDカードから読み取られた地域データを記憶するための記憶領域である。
IDカード103からの地域データの読取処理、及び、ステップS260〜ステップS261の処理を、サブCPU206と読取装置とが協働して実行するとき、サブCPU206と読取装置とは、本発明における処理(D)及び(E)を実行するコントローラとして機能する。
ステップS260においてカード読取コマンドを受信していないと判断した場合、又は、ステップS261の処理を実行した後、サブCPU206は、本サブルーチンを終了する。
図12は、音声制御回路において行われる音出力制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
音源IC232は、サブCPU206から供給される各種のデータに対応した音を生成する。
音源IC232は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けていない場合(ステップS300:NO)、処理をステップS300に戻す。
音源IC232は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS300:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けていない場合(ステップS301:NO)、音声データROM234に記憶されている音決定テーブルデータ(図7(a)参照)を参照することにより、該演出パターンデータとともに供給を受けている演出用地域データ(図10のステップS203参照)と対応付けられた音声を特定する(ステップS302)。
例えば、演出用地域データが示す地球上の地域が日本である場合、演出パターンの種類に応じて、日本語音声A、日本語音声B、日本語音声C・・・のなかから、1の日本語音声が特定される。
そして、音源IC232は、特定した音声を示す音声データを、音声データROM234から抽出し、バッファに記憶する(ステップS303)。
一方、音源IC232は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS300:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けている場合(ステップS301:YES)、音声データROM234に記憶されている音決定テーブルデータ(図7(a)参照)を参照することにより、該終了演出パターンデータとともに供給を受けている演出用地域データ(図10のステップS213参照)と対応付けられた音声を特定する(ステップS304)。
そして、音源IC232は、特定した終了時の音声データを、音声データROM234から抽出し、バッファに記憶する(ステップS305)。
ステップS303又はステップS305の処理を実行した後、音源IC232は、ステップS303又はステップS305において抽出した音声データに基づく音を、所定のタイミング毎(例えば、1/30秒毎)に、音声をスピーカ21に出力する(ステップS306)。
その結果、演出用地域データに対応する言語に基づく音声が、スピーカ21から出力されることとなる。
ステップS282、ステップS203、及び、ステップS213の処理、並びに、ステップS302〜ステップS306の処理を、サブCPU206と音源IC232とが協働して実行するとき、サブCPU206と音源IC232とは、本発明における処理(C)を実行するコントローラとして機能する。
ステップS283、ステップS203、及び、ステップS213の処理、並びに、ステップS302〜ステップS306の処理を、サブCPU206と音源IC232とが協働して実行するとき、サブCPU206と音源IC232とは、本発明における処理(F)を実行するコントローラとして機能する。
その後、演出が終了していない場合には(ステップS307:NO)、ステップS300に処理を戻す。一方、演出が終了した場合には(ステップS307:YES)、当該パターンデータをクリアして(ステップS308)、処理をステップS300に戻す。
図13は、表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。
図13に示すサブルーチンは、表示制御回路250において行われる処理であり、サブCPU206からの指示に基づいてVDP212が実行する処理である。
VDP212は、サブCPU206から供給される各種のデータに対応した画面画像を生成する。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS400:NO)、画像データROM216からデモ画像を抽出し、バッファに記憶する(ステップS402)。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受けており(ステップS400:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けていない場合には(ステップS403:NO)、画像データROM216に記憶されている文字画像決定テーブルデータ(図7(b)参照)を参照することにより、該演出パターンデータとともに供給を受けている演出用地域データ(図10のステップS203参照)と対応付けられた文字画像を特定する(ステップS404)。
例えば、演出用地域データが示す地球上の地域がアメリカである場合、演出パターンの種類に応じて、英語文字画像A、英語文字画像B、英語文字画像C・・・のなかから、1の英語文字画像が特定される。
そして、VDP212は、特定した文字画像を示す文字画像データを、画像データROM216から抽出し、バッファに記憶する(ステップS405)。
VDP212は、サブCPU206から演出パターンデータの供給を受け(ステップS400:YES)、終了演出パターンデータの供給を受けている場合(ステップS403:YES)、画像データROM216に記憶されている文字画像決定テーブルデータ(図7(b)参照)を参照することにより、該終了演出パターンデータとともに供給を受けている演出用地域データ(図10のステップS213参照)と対応付けられた文字画像を特定する(ステップS406)。
そして、VDP212は、特定した文字画像を示す文字画像データを、画像データROM216から抽出し、バッファに記憶する(ステップS407)。
ステップS402、ステップS405、又は、ステップS407の処理を実行した後、VDP212は、所定のタイミング毎(例えば、1/30秒毎)に、画面画像を液晶表示装置5に出力する(ステップS408)。
その結果、演出用地域データに対応する言語に基づく文字画像が、液晶表示装置5に表示されることとなる(図2参照)。
ステップS282、ステップS203、及び、ステップS213の処理、並びに、ステップS404〜ステップS408の処理を、サブCPU206とVDP212とが協働して実行するとき、サブCPU206とVDP212とは、本発明における処理(C)を実行するコントローラとして機能する。
ステップS283、ステップS203、及び、ステップS213の処理、並びに、ステップS404〜ステップS408の処理を、サブCPU206とVDP212とが協働して実行するとき、サブCPU206とVDP212とは、本発明における処理(F)を実行するコントローラとして機能する。
その後、演出が終了していない場合には(ステップS409:NO)、ステップS400に処理を戻す。一方、演出が終了した場合には(ステップS409:YES)、パターンデータをクリアし(ステップS410)、処理をステップS400に戻す。
以上、第1実施形態について説明した。
第1実施形態では、IDカード103に、識別データとして地域データが記憶されている場合について説明した。しかし、本発明における識別データは、地域データに限定されない。
例えば、識別データは、地域データが示す地球上の地域のように一定の範囲を有するものではなく、GPS信号に基づいて算出される位置のように地球上の一点を示すデータ(例えば、遊技者の住所を緯度と経度とによって示したもの)であってもよい。この場合には、例えば、GPS信号に基づいて算出される位置から地球上の地域を特定するのと同様に、プログラムROM等に記憶されている複数の地域データを用いて、識別データによって示される地球上の位置の属する地球上の地域を特定するように構成すればよい。
また、識別データは、緯度と経度とによって示されるデータではなく、遊技者の使用する(理解可能な)言語を示すデータであってもよい。
この場合、例えば、上述したように、話されている言語に応じて地球を複数の地域に区分した場合における各地域を、地球上の地域とするように構成すればよい。係る構成を採用した場合、地域データと識別データの双方が言語を示すデータとなるため、地域データと識別データとを直接比較することができる。
また、第1実施形態では、GPS信号又はIDカードに基づいて特定される文字画像データ及び音声データが、演出に用いられるものであることとして説明した。
しかし、本発明における文字画像データ及び音データは、この例に限定されない。例えば、文字画像データ及び音声データは、遊技者にとって有用な情報(例えば、内部当選役に係る情報等)を報知するためのものであってもよい。
以上、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、GPS信号に基づいて、パチスロ遊技装置1の設置されている位置が算出され、当該位置の属する地球上の地域(例えば、日本、アメリカ等の国)が特定される。
そして、特定された地球上の地域に対応する言語(例えば、日本語、英語等)に基づいて、液晶表示装置5に文字画像(例えば、日本語、英語によって示される文字に対応する画像)が表示されたり、スピーカ21に音声(例えば、日本語、英語等に対応する音声)が出力されたりする。
このように、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、遊技者や遊技店の店員等が言語の切り替えに係る操作を行うことを要することなく、パチスロ遊技装置1の設置されている国の言語に対応する文字画像を表示させたり、該言語に対応する音声を出力させたりすることができる。
また、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、パチスロ遊技装置1の設置されている国と、IDカード103により特定される国とが異なる場合、IDカード103により特定される国の言語に対応する文字画像が表示されたり、該言語に対応する音声が出力されたりする。
従って、遊技者がパチスロ遊技装置1の設置されている国の国民や出身者ではなく、GPS信号に基づいて設定された言語を理解することができない場合であっても、遊技者は、IDカード103を用いて、自らの理解することのできる言語設定に切り替えることができる。また、遊技者はIDカード103をカードスロット102に挿入するという簡便な操作を行うだけでよいので、当該操作を億劫に感じてしまう可能性も低い。
さらに、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、識別データが地球上の地域を示す地域データであるため、識別データに基づいて地球上の地域を特定するための処理は、比較的単純な処理である。これにより、地球上の地域を特定するための処理負荷を軽減させることができる。
[第2実施形態]
第1実施形態では、地球上の地域は、国(例えば、日本、アメリカ、ドイツ、イタリア、中国等)に相当するものとして説明した。しかし、本発明において、地球上の地域は、この例に限定されない。
第2実施形態では、地球上の地域が、1の国(日本)における地方(例えば、関西地方、九州地方、関東地方、東北地方、北海道、沖縄等)に相当する場合について説明する。もちろん、本発明においては、日本以外の国における地方を地球上の地域としてもよい。
以下においては、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置の構成要素と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明することとする。
また、第1実施形態における説明が第2実施形態においても当てはまる部分については、説明を省略することとする。
図14(a)は、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。図14(b)は、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。
図15(a)は、音決定テーブルの一例を示す図である。図15(b)は、文字画像決定テーブルの一例を示す図である。
第1実施形態と同様に、図15(a)に示される音決定テーブルを示す音決定テーブルデータは、音声データROM234に記憶され、図15(b)に示される文字画像決定テーブルを示す文字画像決定テーブルデータは、画像データROM216に記憶されている。
しかし、第1実施形態において、地球上の地域は、国に相当するものであったのに対し、第2実施形態において、地球上の地域は、日本における地方に相当するものである。すなわち、地球上の地域は、各地方が日本において占める範囲を、緯度と経度とによって規定したものである。
これに起因して、音決定テーブル及び文字画像決定テーブルにおいて地球上の地域と対応付けられているのは、各地方の方言に対応する音声及び文字画像である。そして、演出の際には、各地方の方言に対応する音声がスピーカ21から出力されたり、各地方の方言に対応する文字画像が液晶表示装置5に表示されたりする。
図14(a)には、関西弁による演出の一例として、関西弁文字画像92cが液晶表示装置5に表示されている様子を示している。図14(b)には、九州弁による演出の一例として、九州弁文字画像92dが液晶表示装置5に表示されている様子を示している。
第2実施形態に係る他の装置及び処理については、第1実施形態と略同様であることから、説明を省略することとする。
以上、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、GPS信号に基づいて、パチスロ遊技装置1の設置されている位置が算出され、当該位置の属する日本における地方(例えば、関西地方、九州地方等)が特定される。
そして、特定された地方に対応する方言(例えば、関西弁、九州弁等)に基づいて、液晶表示装置5に文字画像(例えば、関西弁、九州弁によって示される文字に対応する画像)が表示されたり、スピーカ21に音声(例えば、関西弁、九州弁等に対応する音声)が出力されたりする。
このように、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、遊技者や遊技店の店員等が方言の切り替えに係る操作を行うことを要することなく、パチスロ遊技装置1の設置されている地方の方言に対応する文字画像を表示させたり、該方言に対応する音声を出力させたりすることができる。これにより、遊技者は、パチスロ遊技装置1の設置されている地方の方言を楽しみながら遊技を行うことができる。
また、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、パチスロ遊技装置1の設置されている地方と、IDカード103により特定される地方とが異なる場合、IDカード103により特定される地方の方言に対応する文字画像が表示されたり、該方言に対応する音声が出力されたりする。
従って、遊技者がパチスロ遊技装置1の設置されている地方の住民や出身者ではなく、GPS信号に基づいて設定された方言を理解することができない場合であっても、遊技者は、IDカード103を用いて、自らの理解することのできる方言設定に切り替えることができる。
そして、例えば、田舎から都会に出てきた遊技者がIDカード103を用いることにより、自らの地元の方言に切り替えることができるため、このような遊技者を懐かしい気分にさせたり、満足感を提供したりすることができる。
また、遊技者はIDカード103をカードスロット102に挿入するという簡便な操作を行うだけでよいので、当該操作を億劫に感じてしまう可能性も低い。さらに、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置1によれば、識別データが地球上の地域を示す地域データであるため、識別データに基づいて地球上の地域を特定するための処理は、比較的単純な処理である。これにより、地球上の地域を特定するための処理負荷を軽減させることができる。
[第3実施形態]
図16は、第3実施形態に係る遊技システムの全体構成を示す概略図である。
図16に示すように、第1実施形態及び第2実施形態と異なり、第3実施形態において、パチスロ遊技装置1は、通信回線101を介して、サーバ200と接続されている。図16では、複数のパチスロ遊技装置1と、サーバ200とによって、遊技システム300が構築されている様子を示している。
第1実施形態及び第2実施形態においては、パチスロ遊技装置1がGPS信号受信部101を備えていたが、第3実施形態では、サーバ200がGPS信号受信部301を備えている。第3実施形態のような構成を採用することによっても、本発明の解決しようとする課題を解決することが可能である。
以下においては、第1実施形態及び第2実施形態に係るパチスロ遊技装置の構成要素と同一の構成要素には、同一の符号を付して説明することとする。
また、第1実施形態及び第2実施形態における説明が第3実施形態においても当てはまる部分については、説明を省略することとする。
図17は、第3実施形態に係るサーバの内部構成を示すブロック図である。
サーバ200は、演算処理装置としてのCPU201と、ROM202と、一時記憶装置としてのRAM203と、インターフェイス204と、ハードディスクドライブ205とを備えている。インターフェイス204は、通信回線101を介して、各パチスロ遊技装置1のインターフェイス回路240と接続されている。ROM202は、サーバの動作を制御するためのシステムプログラムや恒久的なデータ等が記憶されている。また、RAM203は、各パチスロ遊技装置1から受信したデータや、演算結果等のデータを一時的に記憶する。また、ハードディスクドライブ205には、各パチスロ遊技装置1の遊技機識別番号に対応付けて、そのパチスロ遊技装置1における遊技履歴等の情報が記憶される。
また、サーバ200には、インターフェイス204を介して、GPS信号受信部301が接続されている。GPS信号受信部301は、図1を用いて説明したGPS信号受信部101と同様に、GPS衛星100からGPS信号を受信することが可能なものである。サーバ200は、GPS信号受信部301により受信したGPS信号に基づいて、サーバ200の設置されている位置を算出することができる。
ハードディスクドライブ205には、複数の地球上の地域の夫々を示す地域データが複数記憶されている。また、ハードディスクドライブ205には、GPS信号受信部301により受信されたGPS信号に基づいて、位置を算出するための位置解析プログラムが記憶されている。
図18は、パチスロ遊技装置とサーバとにおいて行われる位置決定処理を示すフローチャートである。
まず、サーバ200の備えるCPU201は、GPS信号受信部301により受信されたGPS信号を受信する(ステップS600)。
次に、CPU201は、ステップS600において受信したGPS信号と、ハードディスクドライブ205に記憶されている位置解析プログラムとに基づいて、位置を算出する。そして、CPU201は、算出された位置を示す位置データと、ハードディスクドライブ205に記憶されている地域データとに基づいて、該位置の属する地球上の地域を特定する(ステップS601)。
次に、CPU201は、ステップS601で特定された地球上の地域を示す地域データを、通信回線を介して、パチスロ遊技装置1の副制御回路82に対して送信する(ステップS602)。
そして、送信された地域データを、副制御回路82の備えるサブCPU206が受信する(ステップS500)。その後、サブCPU206は、受信した地域データを、ワークRAM210の地域データ記憶領域Iに記憶させる(ステップS501)。上述したように、地域データ記憶領域Iは、GPS信号に基づいて特定された地域データを記憶するための領域である。
その他の処理及び装置については、第1実施形態と略同様であることから、説明を省略することとする。
以上、第3実施形態によれば、GPS信号に基づいて、サーバ200の設置されている位置が算出され、当該位置の属する地球上の地域(例えば、日本、アメリカ等の国)が特定される。そして、特定された地球上の地域を示す地域データがパチスロ遊技装置1に対して送信される。
パチスロ遊技装置1では、サーバ200から受信した地域データが示す地球上の地域に対応する言語(例えば、日本語、英語等)に基づいて、液晶表示装置5に文字画像(例えば、日本語、英語によって示される文字に対応する画像)が表示されたり、スピーカ21に音声(例えば、日本語、英語等に対応する音声)が出力されたりする。
このように、第3実施形態によれば、遊技者や遊技店の店員等が言語の切り替えに係る操作を行うことを要することなく、サーバ200の設置されている国の言語に対応する文字画像を表示させたり、該言語に対応する音声を出力させたりすることができる。
また、第3実施形態によれば、サーバ200の設置されている国と、IDカード103により特定される国とが異なる場合、IDカード103により特定される国の言語に対応する文字画像が表示されたり、該言語に対応する音声が出力されたりする。
従って、遊技者がサーバ200の設置されている国の国民や出身者ではなく、GPS信号に基づいて設定された言語を理解することができない場合であっても、遊技者は、IDカード103を用いて、自らの理解することのできる言語設定に切り替えることができる。また、遊技者はIDカード103をカードスロット102に挿入するという簡便な操作を行うだけでよいので、当該操作を億劫に感じてしまう可能性も低い。
さらに、第3実施形態によれば、識別データが地球上の地域を示す地域データであるため、識別データに基づいて地球上の地域を特定するための処理は、比較的単純な処理である。これにより、地球上の地域を特定するための処理負荷を軽減させることができる。
また、第3実施形態によれば、各パチスロ遊技装置1にGPS信号受信部101を備える必要がなく、図9を用いて説明した位置決定処理を行う必要もなく、サーバにさえGPS信号受信部301及び位置決定処理を行うために必要な構成を備えさせればよいことから、経費削減に資する。
第1実施形態〜第3実施形態においては、本発明をパチスロ遊技装置に適用した場合について説明したが、本発明を他の遊技機(例えば、パチンコ遊技装置、スロットマシン等)に適用することも可能である。
以上、本発明の実施形態を説明したが、具体例を例示したに過ぎず、特に本発明を限定するものではなく、各手段等の具体的構成は、適宜設計変更可能である。また、本発明の実施形態に記載された効果は、本発明から生じる最も好適な効果を列挙したに過ぎず、本発明による効果は、本発明の実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
第1実施形態に係るパチスロ遊技装置の一例を模式的に示す斜視図である。 (a)は、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。(b)は、第1実施形態に係るパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。 図1に示したパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置の概略構成を示す斜視図である。 図3に示した液晶表示装置の一部の構成の展開図である。 図1に示したパチスロ遊技装置の内部構成を示すブロック図である。 図5に示した副制御回路の構成を示すブロック図である。 (a)は、音決定テーブルの一例を示す図である。(b)は、文字画像決定テーブルの一例を示す図である。 主制御回路において行われる遊技実行処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 副制御回路において行われる位置決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 副制御回路において行われるコマンド受信処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 地域データ決定処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 音声制御回路において行われる音出力制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 表示制御回路において行われる表示制御処理のサブルーチンを示すフローチャートである。 (a)は、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。(b)は、第2実施形態に係るパチスロ遊技装置が備える液晶表示装置近傍を示す拡大正面図である。 (a)は、音決定テーブルの一例を示す図である。(b)は、文字画像決定テーブルの一例を示す図である。 第3実施形態に係る遊技システムの全体構成を示す概略図である。 第3実施形態に係るサーバの内部構成を示すブロック図である。 パチスロ遊技装置とサーバとにおいて行われる位置決定処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 パチスロ遊技装置
2 筐体
3(3L、3C、3R) 回転リール
5 液晶表示装置
9(9a、9b、9c、9d) 装飾ランプ
19 リール装置
21(21L、21R) スピーカ
34 透明液晶パネル
41 CPU
42 ROM
43 RAM
82 副制御回路
92a 日本語文字画像
92b 英語文字画像
92c 関西弁文字画像
92d 九州弁文字画像
100 GPS衛星
101 GPS信号受信部
102 カードスロット
103 IDカード
200 サーバ
201 CPU
206 サブCPU
208 プログラムROM
210 ワークRAM
212 VDP
216 画像データROM
232 音源IC
234 音声データROM
301 GPS信号受信部

Claims (3)

  1. GPS衛星からのGPS信号を受信することが可能な受信部と、
    地球上の地域を示す地域データと対応付けて、文字画像データ及び/又は音データを記憶している記憶装置と、
    画像を表示することが可能な表示装置、及び/又は、音を出力することが可能なスピーカと、
    コントローラとを備え、
    前記コントローラは、下記(A)〜(C)の処理を実行するようにプログラムされていることを特徴とする遊技機。
    (A)前記受信部により受信されたGPS信号に基づいて、位置を算出する処理、
    (B)前記処理(A)により算出された位置を示す位置データと、前記記憶装置に記憶されている地域データとに基づいて、該位置の属する地球上の地域を特定する処理、並びに、
    (C)前記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、前記表示装置に文字画像を表示させる処理、及び/又は、前記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、前記スピーカに音を出力させる処理。
  2. 地球上の地域を特定するための識別データが記憶されているカードを挿抜可能なカードスロットを備え、
    前記コントローラは、更に、
    (D)前記カードスロットから挿入されたカードに記憶されている識別データを読み取る処理、
    (E)前記処理(D)により読み取られた識別データに基づいて、地球上の地域を特定する処理、及び、
    (F)前記処理(B)により特定された地球上の地域と、前記処理(E)により特定された地球上の地域とが異なる場合に、前記処理(E)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、前記表示装置に文字画像を表示させる処理、及び/又は、前記処理(E)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、前記スピーカに音を出力させる処理
    を実行するようにプログラムされており、
    前記処理(C)は、
    前記処理(B)により特定された地球上の地域と、前記処理(E)により特定された地球上の地域とが同じである場合に、前記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている文字画像データに基づいて、前記表示装置に文字画像を表示させる処理、及び/又は、前記処理(B)により特定された地球上の地域を示す地域データと対応付けて記憶されている音データに基づいて、前記スピーカに音を出力させる処理である
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記識別データは、
    1の地球上の地域を示す地域データである
    ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
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