JP2009125005A - 生体膜内在性ウイルス様粒子及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】生体膜内在性ウイルスを構成するタンパク質のうち、(1)キャプシド構成タンパク質、(2)ペントンタンパク質、及び(3)少なくとも一種の膜形成タンパク質を含むことを特徴とするウイルス様粒子。
【選択図】なし
Description
〔1〕生体膜内在性ウイルスを構成するタンパク質のうち、(1)キャプシド構成タンパク質、(2)ペントンタンパク質、及び(3)少なくとも一種の膜形成タンパク質を含むことを特徴とするウイルス様粒子。
〔2〕生体膜内在性ウイルスがテクチウイルスファミリーに属するウイルスである前記〔1〕に記載のウイルス様粒子。
〔3〕生体膜内在性ウイルスがPR772ウイルスまたは上記(1)〜(3)に相当するタンパク質がPR772ウイルスと同等のキャプシド再構成挙動を示すウイルスである前記〔1〕または〔2〕に記載のウイルス様粒子。
〔4〕生体膜内在性ウイルスがPR772ウイルスであり、(1)キャプシド構成タンパク質がP3及びP30、(2)ペントンタンパク質がP31、(3)少なくとも一種の膜形成タンパク質がP16(但し、これらのタンパク質はこれらとキャプシド再構成挙動が同等である限りにおいて改変されていてもよい。)を含む前記〔1〕〜〔3〕のいずれかに記載のウイルス様粒子。
〔5〕ペントンタンパク質P31がN末端にペプチドタグを付加するように改変されたものである前記4に記載のウイルス様粒子。
〔6〕ペプチドタグがHisタグである前記5に記載のウイルス様粒子。
〔7〕脂質が前記少なくとも一種の膜形成タンパク質との複合体として粒子内に含まれる前記1〜6のいずれかに記載のウイルス様粒子。
〔8〕キャプシド構造の内部に少なくとも一つの作用物質を含有する、前記1〜7のいずれかに記載のウイルス様粒子。
〔9〕作用物質が核酸、ペプチド、脂質、タンパク質および生理学的活性物質からなる群から選択される一種または二種以上の物質である前記8に記載のウイルス様粒子。
〔10〕作用物質が前記少なくとも一種の膜形成タンパク質と結合してキャプシド構造の内部に存在する前記9に記載のウイルス様粒子。
〔11〕ウイルス粒子またはウイルス様粒子表面にN末端を露出させたタンパク質を含むウイルス粒子の組み換え体またはウイルス様粒子の採取及び/または精製方法であって、
(A)前記タンパク質をコードする遺伝子をそのN末端にペプチドタグを付加したタンパク質をコードするように改変したウイルス粒子の組み換え体を宿主中で増殖させるか、
(B)前記タンパク質をコードする遺伝子をそのN末端にペプチドタグを付加したタンパク質をコードするように改変し、ウイルス様粒子を形成するのに必要な他のタンパク質とともにベクターに組み込み、宿主中で発現させてウイルス様粒子を形成し、
(A)により得られたウイルス粒子または(B)により得られたウイルス様粒子を前記ペプチドタグに親和性のある物質に吸着させて採取することを特徴とする方法。
〔12〕ペプチドタグがHisタグであり、ペプチドタグに親和性のある物質がNi含有物質である前記5に記載のウイルス様粒子。
〔13〕前記N末端を露出させたタンパク質がペントンタンパク質である前記11または12に記載のウイルス粒子の組み換え体またはウイルス様粒子の採取及び/または精製方法。
〔14〕前記1〜10のいずれかに記載のウイルス様粒子に前記11〜13のいずれかに記載の方法を適用することを特徴とする前記1〜10のいずれかに記載のウイルス様粒子の採取及び/または精製方法。
〔15〕PR772ウイルスの(1)キャプシド構成タンパク質P3及びP30、(2)ペントンタンパク質P31、(3)膜形成タンパク質P16のN末端にHisタグを付加した改変タンパク質を発現ベクター内に組み込み、宿主細胞中で発現させてウイルス様粒子を再構成し、得られた粒子をNiアガロースに吸着させて回収精製することを特徴とするPR772ウイルス由来のウイルス様粒子の製造方法。
はじめに、本発明によるウイルス様粒子について説明する。
本発明によるウイルス様粒子は、生体膜内在性ウイルスを構成するタンパク質のうち、(1)キャプシド構成タンパク質、(2)ペントンタンパク質、及び(3)少なくとも一種の膜形成タンパク質を含むことを特徴とする。
また、キャプシド構成タンパク質はキャプシドの表面を構成するタンパク質であり、ペントンタンパク質はキャプシドの頂点に位置するタンパク質である。
ウイルス様粒子の再構成系としては、ウイルス粒子形成に必要なタンパク質(PR772ウイルスでは、メジャーキャプシドタンパク質P3、膜タンパク質
P16、マイナーキャプシドタンパク質 P30、ペントンタンパク質 P31の4種のタンパク質)を同一の宿主内で発現させ、ウイルスタンパク質の自己会合により菌体内でウイルス粒子を形成させる。宿主としては当該ウイルスが通常宿主としているものであれば特に限定されないが、好ましくは大腸菌が使用できる。
はじめに、PR772ウイルスのゲノムDNAを鋳型として、P3、P16、P30、P31の翻訳領域を含むDNA断片をPCRにより増幅し、大腸菌用発現ベクターを用いて、同一の大腸菌でこれら4種のウイルスタンパク質を発現させる。このようなベクターとしては、pDuetcoexpression vectors(Novagen 社)の4種の発現ベクターpETDuet1、pACYCDuet1、pRSFDuet1、pCDFDuet1のうち、pETDuet1(図1)あるいはpCDFDuet1(図2)に2種ずつ挿入して構築した発現用プラスミドが好ましい。pDuetcoexpression vectorsの4種の発現ベクターは、各プラスミドが異なる複製開始点と薬剤耐性遺伝子をもつため、同時に同一の大腸菌に導入することが可能であるとともに、各ベクターは2種の目的タンパク質を大腸菌で発現できるように設計されているので、最大8種の目的タンパク質を同一の大腸菌で発現させることが可能である。各タンパク質はウイルス様粒子を構成するのと同様の量比で生成させることが好ましい。すなわち、これらのタンパク質がウイルス粒子内ではmi個のni量体として存在する場合は、各タンパク質を概ねmi×niコピーまたはその整数倍ずつ生成するように発現させる。
上記のウイルス様粒子の製造方法は、ゲノムを内包するウイルス粒子の組み換え体に適用することも可能である。すなわち、本発明は、ウイルス粒子またはウイルス様粒子表面にN末端を露出させたタンパク質を含むウイルス粒子の組み換え体またはウイルス様粒子の採取及び/または精製方法であって、
(A)前記タンパク質をコードする遺伝子をそのN末端にペプチドタグを付加したタンパク質をコードするように改変したウイルス粒子の組み換え体を宿主中で増殖させるか、
(B)前記タンパク質をコードする遺伝子をそのN末端にペプチドタグを付加したタンパク質をコードするように改変し、ウイルス様粒子を形成するのに必要な他のタンパク質とともにベクターに組み込み、宿主中で発現させてウイルス様粒子を形成し、
(A)により得られたウイルス粒子または(B)により得られたウイルス様粒子を前記ペプチドタグに親和性のある物質に吸着させて採取することを特徴とする方法全般を含む。ここで、ペプチドタグは、対応する親和性物質が存在する限りにおいて特に限定されないが、上述の通り、Hisタグ、Sタグ等が挙げられる。親和性物質は適当な担体、例えば、アガロース分子等に固定して用いることが好ましい。N末端にペプチドタグを付加したタンパク質としては、上記の通り、ペントンタンパク質が好ましい。
PR772ウイルス(ATCCカタログ#BAA-769-B1)のゲノムDNAを鋳型として、P3、P16、P30、P31の翻訳領域を含むDNA断片を、それぞれの塩基配列内に制限酵素の認識配列(下線部)を含むように設計した以下に示すプライマーを用いてPCRにより増幅した。PCRの条件も以下に示す。
5’側プライマー(PR772-8582-NdeI-F):5’-cggagtaattaCatatggcacag-3’ (配列番号5)
3’側プライマー(PR772-9829-BglII-R):5’-attccgccaGatcTgtgattagct-3’ (配列番号6)
PCRの条件:94℃、5分→60℃、1分→68℃、1.5分(1サイクル)
94℃、30秒→60℃、30秒→68℃、1.5分(29サイクル)
5’側プライマー(PR772-11823-NcoI-F):5’-ttaaggggtaaaCcatggacaaaa-3’(配列番号7)
3’側プライマー(PR772-12278-NotI-R):5’-gaacaaccGcggccGctaggcgcg-3’ (配列番号8)
PCRの条件:94℃、5分→60℃、1分→68℃、1分(1サイクル)
94℃、30秒→60℃、30秒→68℃、1分(29サイクル)
5’側プライマー(PR772-10822-NcoI-F):5’-taagggggtaCcatggcactgatt-3’ (配列番号9)
3’側プライマー(PR772-11107-EcoRI-R):5’-aaaatggcggAAttcatccttagc-3’(配列番号10)PCRの条件:94℃、5分→60℃、1分→68℃、1分(1サイクル)
94℃、30秒→60℃、30秒→68℃、1分(29サイクル)
5’側プライマー(PR772-4896-NdeI-F): 5’-aaggtgtaaCAtatgaatgtgaat-3’(配列番号11)
3’側プライマー(PR772-5323-KpnI-R): 5’-cgttaccgtgGtAccgccgatttg-3’ (配列番号12)
PCRの条件:94℃、5分→60℃、1分→68℃、1分(1サイクル)
94℃、30秒→60℃、30秒→68℃、1分(29サイクル)
塩化セシウムの平衡密度勾配超遠心により精製した実施例1のVLPsでは、図4の電子顕微鏡写真で観察されるように、膜の凝集体やキャプシドタンパク質と思われる構造体が混在していた。結晶化を行うためには純度の高いVLPsの調製が必要である。VLPsにHisタグを付け、Ni−アガロースを用いたアフィニティー精製を試みた。Hisタグとしては、His×6を用いた。
<His・P31とP30の発現用プラスミドの構築>
実施例1と同様に、PR772ウイルスのゲノムDNAを鋳型として、P30、P31の翻訳領域を含むDNA断片を、それぞれの塩基配列内に制限酵素の認識配列(下線部)を含むように設計した以下に示すプライマーを用いてPCRにより増幅した。PCRの条件は実施例1と同じである。
5’側プライマー(PR772-10820-NdeI-F):5’-tttaagggggtCaTatggcactg-3’ (配列番号13)
3’側プライマー(PR772-11161-XhoI-R):5’-atgcaatgCtcgAggcctagcca-3’ (配列番号14)
5’側プライマー(PR772-4892-HindIII-F): 5’-ttcaaaggtgAaGCttatgaatgt-3’(配列番号15)
3’側プライマー(PR772-5321-NotI-R):5’-ttaccgtgctgcGgccgCtttgtt-3’ (配列番号16)
MetGlySerSerHisHisHisHisHisHisSerGlnAspProAsnSerSerSerAlaArgLeuGlnValAspLysLeu
というアミノ酸配列(26アミノ酸残基)からなるペプチドが付加することになる(下線部Hisタグ;ベクターのマップ参照)。
・Ni-NTA-アガロース(QIAGEN 社)
・Binding buffer : 0.5M NaCl、20mM Tris・HCl(pH 8.0)、1mM MgCl2、10mM イミダゾール
・Wash buffer : 0.5M NaCl、20mM Tris・HCl(pH 8.0)、1mM MgCl2、20mM イミダゾール
・Elution buffer : 0.5M NaCl、20mM Tris・HCl(pH 8.0)、1mM MgCl2、1M イミダゾール
・TM buffer : 10mM Tris・HCl(pH 7.5)、1mM MgCl2
なお、本発明は、独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)の平成17年度第2回「産業技術研究助成事業」により助成を受けた研究上の発明である。
Claims (15)
- 生体膜内在性ウイルスを構成するタンパク質のうち、(1)キャプシド構成タンパク質、(2)ペントンタンパク質、及び(3)少なくとも一種の膜形成タンパク質を含むことを特徴とするウイルス様粒子。
- 生体膜内在性ウイルスがテクチウイルスファミリーに属するウイルスである請求項1に記載のウイルス様粒子。
- 生体膜内在性ウイルスがPR772ウイルスまたは上記(1)〜(3)に相当するタンパク質がPR772ウイルスと同等のキャプシド再構成挙動を示すウイルスである請求項1または2に記載のウイルス様粒子。
- 生体膜内在性ウイルスがPR772ウイルスであり、(1)キャプシド構成タンパク質がP3及びP30、(2)ペントンタンパク質がP31、(3)少なくとも一種の膜形成タンパク質がP16(但し、これらのタンパク質はこれらとキャプシド再構成挙動が同等である限りにおいて改変されていてもよい。)を含む請求項1〜3のいずれかに記載のウイルス様粒子。
- ペントンタンパク質P31がN末端にペプチドタグを付加するように改変されたものである請求項4に記載のウイルス様粒子。
- ペプチドタグがHisタグである請求項5に記載のウイルス様粒子。
- 脂質が前記少なくとも一種の膜形成タンパク質との複合体として粒子内に含まれる請求項1〜6のいずれかに記載のウイルス様粒子。
- キャプシド構造の内部に少なくとも一つの作用物質を含有する、請求項1〜7のいずれかに記載のウイルス様粒子。
- 作用物質が核酸、ペプチド、脂質、タンパク質および生理学的活性物質からなる群から選択される一種または二種以上の物質である請求項8に記載のウイルス様粒子。
- 作用物質が前記少なくとも一種の膜形成タンパク質と結合してキャプシド構造の内部に存在する請求項9に記載のウイルス様粒子。
- ウイルス粒子またはウイルス様粒子表面にN末端を露出させたタンパク質を含むウイルス粒子の組み換え体またはウイルス様粒子の採取及び/または精製方法であって、
(A)前記タンパク質をコードする遺伝子をそのN末端にペプチドタグを付加したタンパク質をコードするように改変したウイルス粒子の組み換え体を宿主中で増殖させるか、
(B)前記タンパク質をコードする遺伝子をそのN末端にペプチドタグを付加したタンパク質をコードするように改変し、ウイルス様粒子を形成するのに必要な他のタンパク質とともにベクターに組み込み、宿主中で発現させてウイルス様粒子を形成し、
(A)により得られたウイルス粒子または(B)により得られたウイルス様粒子を前記ペプチドタグに親和性のある物質に吸着させて採取することを特徴とする方法。 - ペプチドタグがHisタグであり、ペプチドタグに親和性のある物質がNi含有物質である請求項5に記載のウイルス様粒子。
- 前記N末端を露出させたタンパク質がペントンタンパク質である請求項11または12に記載のウイルス粒子の組み換え体またはウイルス様粒子の採取及び/または精製方法。
- 請求項1〜10のいずれかに記載のウイルス様粒子に請求項11〜13のいずれかに記載の方法を適用することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のウイルス様粒子の採取及び/または精製方法。
- PR772ウイルスの(1)キャプシド構成タンパク質P3及びP30、(2)ペントンタンパク質P31、(3)膜形成タンパク質P16のN末端にHisタグを付加した改変タンパク質を発現ベクター内に組み込み、宿主細胞中で発現させてウイルス様粒子を再構成し、得られた粒子をNiアガロースに吸着させて回収精製することを特徴とするPR772ウイルス由来のウイルス様粒子の製造方法。
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JPN6009007782; 神田宏美: '膜貫通型受容体蛋白質の生体膜内在性ウイルスキャプシドを用いた一般的X 線結晶解析法の確立' 独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 平成17年度 産業技術研究助成事業 研究成果報告書 バーコード番号:100009145, 20070517 * |
JPN7009000924; ABRESCIA, N. G. A. et al.: 'Insights into assembly from structural analysis of bacteriophage PRD1' Nature Vol.432, 2004, p.68-74 * |
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