JP2009124678A - 電話利用サービス提供システム、電話事業者システム及び電話端末保持データ取得方法 - Google Patents

電話利用サービス提供システム、電話事業者システム及び電話端末保持データ取得方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 サービス事業者が電話端末内部のデータを容易に取得できるようにする。
【解決手段】 本発明は、サービス事業者システムが、データ保持部を有する電話端末を介して利用者にサービスを提供するシステムに関する。サービス事業者のシステムは、データ取得対象の電話端末と音声信号を授受する電話端末と、サービス提供に関連したデータの取得要求を送信してデータを取り込むデータ要求・取込装置とを有する。データ取得対象の電話端末が利用する通信網を運営する通信事業者のシステムは、データ要求・取込装置からのデータ取得要求を受けて、データ要求・取込装置に代行してデータを取得するデータ取得代行装置を有する。データ取得対象の電話端末は、データ取得代行装置からのデータ取得要求を受けて、保持部から要求データを取得して返信するデータ取得部を有する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電話利用サービス提供システム、電話事業者システム及び電話端末保持データ取得方法に関し、例えば、利用者に対して電話端末を介してサービスを提供するサービス事業者が電話端末内部のデータを取得して利用するサービスシステムに適用し得るものである。
従来、電話事業者やサービス事業者等の事業者と、利用者とが電話通信でコミュニケーションする場合、音声のみでコミュニケーションしていた。また、テレビ電話システムを利用する場合には、音声と動画でコミュニケーションしていた。電話通信ではなく、Webや電子メール等でコミュニケーションを取ることも可能であり、このような場合には、文字だけではなく、様々なデータを授受できていた(例えば、特許文献1参照)。
特表2005−536920号公報
しかしながら、電話利用のサービス提供システムやテレビ電話システムでコミュニケーションする際において、音声や動画以外のデータをやり取りしなければならない場合には、Webや郵送等、別の手段を取らなくてはならず、煩雑であった。
Webやメールならば、音声や動画以外のデータもやり取りできる。しかしながら、パソコン(PC)や携帯電話を使い慣れていない人々にとっては、データ授受によるコミュニケーション方法は複雑であり、手軽には利用できない。
そのため、サービス事業者が電話端末内部のデータを容易に取得可能な電話利用サービス提供システム、電話事業者システム及び電話端末保持データ取得方法が望まれている。
第1の本発明は、サービス事業者システムが、データ保持部を有する電話端末を介して利用者にサービスを提供する電話利用サービス提供システムにおいて、(1)上記サービス事業者システムは、上記電話端末と音声信号を授受するサービス事業者電話端末と、サービス提供に関連したデータの取得要求を送信し、上記電話端末に保持されているデータを取り込むデータ要求・取込装置とを有し、(2)上記電話端末が利用する通信網を運営する通信事業者に係る通信事業者システムは、上記データ要求・取込装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記電話端末からデータを上記データ要求・取込装置に代行して取得し、上記データ要求・取込装置に返信するデータ取得代行装置を有し、(3)上記電話端末は、上記データ取得代行装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記データ保持部に保持されている要求されたデータを取得し、上記データ取得代行装置に返信するデータ取得部を有し、(4)上記サービス事業者システムが上記通信事業者システムを介して上記電話端末内部のデータを取得可能なことを特徴とする。
第2の本発明は、データ保持部を有する電話端末が利用する通信網を運営する通信事業者に係る通信事業者システムにおいて、上記電話端末を介して利用者にサービスを提供するサービス事業者システムのデータ要求・取込装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記電話端末からデータを上記データ要求・取込装置に代行して取得し、上記データ要求・取込装置に返信するデータ取得代行装置を有することを特徴とする。
第3の本発明は、サービス事業者システムが、データ保持部を有する電話端末から、保持データを取得する電話端末保持データ取得方法において、(1)上記サービス事業者システムはサービス事業者電話端末及びデータ要求・取込装置を有し、上記電話端末が利用する通信網を運営する通信事業者に係る通信事業者システムはデータ取得代行装置を有し、上記電話端末はデータ取得部を有し、(2)上記電話端末と上記サービス事業者電話端末との通話路が確立している状態で、(2−1)上記データ要求・取込装置は、サービス提供に関連したデータの取得要求を送信し、(2−2)上記データ取得代行装置は、上記データ要求・取込装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記データ要求・取込装置に代行して上記電話端末にデータの取得要求を行い、(2−3)上記データ取得部は、上記データ取得代行装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記データ保持部に保持されている要求されたデータを取得し、上記データ取得代行装置に返信し、(2−4)上記データ取得代行装置は、上記電話端末から返信されたデータを上記データ要求・取込装置に返信し、(2−5)上記データ要求・取込装置は、上記データ取得代行装置から返信されたデータを取り込むことを特徴とする。
本発明によれば、サービス事業者が電話端末内部のデータを容易に取得することができる。
(A)第1の実施形態
以下、本発明による電話利用サービス提供システム、電話事業者システム及び電話端末保持データ取得方法の一実施形態を、図面を参照しながら詳述する。この実施形態の電話利用サービス提供システムは、携帯電話端末の内部に保持されているデータを、サービス事業者システムがサービスの提供のために取得可能としているものである。
(A−1)第1の実施形態の構成
図1は、この実施形態に係る電話利用サービス提供システムの全体構成を示すブロック図である。図1において、実施形態の電話利用サービス提供システム1は、携帯電話端末(以下、携帯電話と略する)100と、通信事業者システム(図1では「通信事業者」と記載している)120と、サービス事業者システム(図1では「サービス事業者」と記載している)140とを有する。
携帯電話100は、機能的には、データ取得部101とメモリ102とを有する。
通信事業者(システム)120は、交換機121、データ取得・配信装置122、サービス利用承認装置123、事業者サービスデータベース124、利用者端末データベース125及び暗号化装置126を有し、交換機121、データ取得・配信装置122、サービス利用承認装置123、事業者サービスデータベース124、利用者端末データベース125及び暗号化装置126は、相互に通信可能なものである。なお、各構成要素121〜126は、個別の装置として構成されたものであっても良く、1個の物理的な装置が複数の構成要素として機能するものであっても良い。なお、実施形態の電話事業者システムは、通信事業者(システム)120が該当する。
サービス事業者(システム)140は、暗号化装置141、PBX/CTIサーバ142、オペレータ用サーバ143、オペレータ用PC144及びオペレータ用電話機145を有し、暗号化装置141、PBX/CTIサーバ142、オペレータ用サーバ143及びオペレータ用PC144は、相互に通信可能なものであり、オペレータ用電話機145はPBX/CTIサーバ142に収容されているものである。なお、各構成要素141〜145は、個別の装置として構成されたものであっても良く、1個の物理的な装置が複数の構成要素として機能するものであっても良い。
携帯電話100及び通信事業者120間は携帯電話網110を介して接続され、通信事業者120及びサービス事業者140間は公衆網(公衆電話網)130及びインターネット131を介して接続される。
携帯電話100は、一般の利用者が使用する携帯電話(通話可能なPHS端末を含む)であり、携帯電話網110との間で無線によって通信することができ、通信事業者120の設備を利用し、他の電話機と通話することができるものである。この実施形態の携帯電話100は、電子メール、Web、GPS受信機、電子マネー、デジタルカメラ、オーディオプレイヤ、テレビ受像機、カレンダー、及び又は、アドレス帳等の、通話機能以外の機能を有する、今日に市販されている一部の携帯電話が該当するものであり、後述するように、上記各機能に関するデータをメモリ102に保有している。
データ取得部101は、例えば、利用者がサービス事業者と契約する際にサービス事業者からダウンロードなどの方法によって提供されたアプリケーションを携帯電話100にインストールすることにより機能するものである。データ取得部101は、データ取得・配信装置122が送出したデータ取得要求を受信し、その指示に従い、メモリ102に保有している該当するデータを、データ取得・配信装置122に返信するものである。データ取得要求や要求されたデータの送受信には、SIPやHTTP等のプロトコルや、SMS等のアプリケーション等を利用する。また、セキュリティのため、データ取得部101は、データを返信する際には、データ取得要求の送信元が確かに携帯電話100の通信事業者であることを確認し、さらに、通話中に要求を受信したことを確認する。なお、データ取得部101を構成するハードウェアやソフトウェアが携帯電話100の工場出荷時などに、既に組み込まれたものであっても良い。
メモリ102は、携帯電話100が保有するデータを記憶する部分であり、上述した各機能に関係する、電子メール、位置情報、購買履歴、写真、動画、楽曲データ、スケジュール、アドレス帳等のデータが記憶されている。これらのデータは、データ取得部101によって適宜読み出され、データ取得・配信装置122に転送されるものである。メモリ102は、携帯電話100の本体から着脱可能なものであっても良く、また、携帯電話100に固着されているものであっても良い。
携帯電話網110は、携帯電話100と通信事業者120との間の通信を可能とする通信網である。
通信事業者は、利用者に携帯電話のサービスを提供する事業者であり、通信事業者のシステム120は、利用者に携帯電話のサービスを提供するための施設(例えば、交換機121)を備える。この実施形態の場合、通信事業者120は、上述したように、サービス事業者のサービス提供に関連した機能を担うデータ取得・配信装置122、サービス利用承認装置123、事業者サービスデータベース124、利用者端末データベース125及び暗号化装置126をも有する。なお、図1では、通信事業者によるシステム120の範囲(通信事業者が設置する装置)を明確にするために、点線で範囲を示している。
交換機121は、携帯電話100や固定電話等の電話機の間の回線を交換し、音声や動画の伝送路を確立するものである。この実施形態の場合、交換機121は、特定の電話番号(例えば、サービス事業者によるあるサービスの提供をうけるために接続する電話番号)への着信や切断をデータ取得・配信装置122に伝える機能を備えている。これにより、利用者がサービス事業者140の電話番号へ発信すると、交換機121は、データ取得・配信装置122にその旨を伝える。また、その電話が切断された場合にも、データ取得・配信装置122にその旨を伝える。
データ取得・配信装置122は、交換機121からの通知を受け、サービス事業者140との通話状態を管理するものである。データ取得・配信装置122は、具体的には、利用者端末データベース125の利用中のサービスフィールド(以下では、データベースにおける各エントリのフィールドについて「フィールド」という呼び名を省略する)604(後述する図3参照)に、着信時には、サービス事業者140のサービスを登録し、切断時には登録情報を削除する。但し、データ取得・配信装置122は、そのサービスが、利用者端末データベース125の承認済みサービス603(後述する図3参照)に含まれていなければ、利用中のサービス604には登録しない。
また、データ取得・配信装置122は、オペレータ用サーバ143からのデータ取得要求を受け、指定された携帯電話100のデータ取得部101にデータ取得要求を送信するものである。この際、データ取得・配信装置122は、(1)指定された携帯電話100とサービス事業者140が通話中であること、(2)データ取得要求の送信元が確かにサービス事業者140であること、(3)承認を得たデータ種別のデータを取得要求していることの3点を確認する。データ取得・配信装置122は、3点のいずれかについて確認できない場合には、携帯電話100のデータ取得部101に対するデータ取得要求の送信を実行しない。
データ取得・配信装置122は、通話中であることの確認では、利用者端末データベース125の利用中のサービス604を参照して確認する。データ取得・配信装置122は、送信元の確認では、事業者サービスデータベース124のIPアドレス503(後述する図2参照)と、受信したIPパケットの送信元IPアドレスとを比較することにより確認する。データ取得・配信装置122は、データ種別の確認には、取得要求しているデータの種別が、事業者サービスデータベース124の必要なデータ種別504(後述する図2参照)に含まれることにより確認する。
データ取得・配信装置122は、送信したデータ取得要求に対する返信として、携帯電話100からデータが送られてくると、それを受信し、オペレータ用サーバ143に送信するものである。
サービス利用承認装置123は、オペレータ用サーバ143からの承認要求を受け、携帯電話100とサービス事業者140の回線を切り替え、携帯電話100とサービス利用承認装置123を接続し、音声ガイダンスを再生するものである。この際の音声ガイダンスでは、携帯電話100内の特定の種別のデータをサービス事業者140に渡すことに同意するか否かを問いかけ、同意する場合には特定のキー(例えば「0」)を押すように求める。サービス利用承認装置123は、特定のキーが押された場合には、サービス利用を承認したとみなし、利用者端末データベース125の承認済みサービス603(後述する図3参照)に、サービス事業者140のサービスを登録し、回線を元に戻すため、携帯電話100とサービス事業者140とを接続する。このように、サービスの利用承認をサービス事業者140ではなく、通信事業者120が行なうことにより、悪意のあるサービス事業者が、利用者の携帯電話100のデータを不正に入手することを防ぐことができる。
また、サービス利用承認装置123は、事業者サービスデータベース124の必要なデータ種別504(後述する図2参照)が、利用者端末データベース125の利用可能データ種別605(後述する図3参照)に含まれることを確認することにより、サービス事業者140のサービスに必要な機能を持たない携帯電話100からのサービス申し込みに、応じてしまうことを防ぐことができる。
ここで、不正な承認要求を防ぐために、サービス利用承認装置123が、承認要求の送信元が確かにサービス事業者140であることを確認するようにしても良い。この場合には、サービス利用承認装置123は、事業者サービスデータベース124のIPアドレス503(後述する図2参照)と受信したIPパケットの送信元IPアドレスとを比較して確認するようにすれば良い。
事業者サービスデータベース124は、サービス事業者140が提供するサービスに関するデータを保持するデータベースであり、上述のように、データ取得・配信装置122及びサービス利用承認装置123によって参照されるものである。
図2は、事業者サービスデータベース124の構成例を示す説明図である。事業者サービスデータベース124の1エントリは、サービス名称501、電話番号502、IPアドレス503、必要なデータ種別504のフィールドを有する。
サービス名称501は、サービス事業者140が提供するサービスの名称であり、サービス利用承認装置123が再生する音声ガイダンス等で利用するものである。
電話番号502は、サービスを提供するためのサービス事業者140の電話番号である。サービス事業者140への着信を、交換機121がデータ取得・配信装置122に通知した際、その電話番号からサービスを特定するときに使用されるものである。
IPアドレス503は、サービス事業者140が通信事業者120とデータ通信する際のIPアドレスであり、基本的には、オペレータ用サーバ143のIPアドレスである。
上述した通り、データ取得・配信装置122が、データ取得要求の送信元を確認するとき等に利用される。
必要なデータ種別504は、サービスを受ける際に必要となる携帯電話100のデータの種別である。サービス利用承認時に、音声ガイダンスで、この種別のデータのみ取得する旨を伝え、データ取得時には、この種別のデータのみ取得可能とすることで、高いセキュリティを保つことができる。
利用者端末データベース125は、利用者の端末に関するデータを保持するデータベースであり、データ取得・配信装置122及びサービス利用承認装置123によって参照されたり更新されたりするものである。
図3は、利用者端末データベース125の構成例を示す説明図である。利用者端末データベース125の1エントリは、電話番号601、IPアドレス602、承認済みサービス603、利用中のサービス604、利用可能データ種別605のフィールドを有する。
電話番号601は、携帯電話100の電話番号である。発信者番号から、当該利用者端末データベース125の該当エントリを参照するために使用されるものである。
IPアドレス602は、携帯電話100のIPアドレスである。データ取得・配信装置122がデータ取得要求を送信する際など、携帯電話100へデータ通信を行なう際に使用されるものである。なお、図1では省略されているが、携帯電話100と通信事業者120とはインターネット(131)を介しても接続可能である。
承認済みサービス603は、携帯電話100の利用者が承認したサービスのリストである。サービス利用承認装置123によって設定され、データ取得・配信装置122によってデータ取得要求時に確認されるものである。
利用中のサービス604は、承認済みのサービスに通話している間、そのサービスが設定される。データ取得・配信装置122によって設定され、また、参照されるものである。
利用可能データ種別605は、携帯電話100が扱うことのできるデータ種別のリストである。携帯電話の機種により、対応している機能に差があるため、この利用可能データ種別605(のリスト)により、機能の対応状況を把握することができる。
通信事業者120の暗号化装置126及びサービス事業者140の暗号化装置141は、データ取得・配信装置122やオペレータ用サーバ143がインターネット131に送受信するデータを暗号化したり復号したりするものである。これにより、セキュリティの低いインターネット131を介する場合でも、高いセキュリティの通信が可能となる。
公衆網130は、通信事業者120とサービス事業者140との間の音声通信を可能とする通信網である。
インターネット131は、通信事業者120とサービス事業者140との間のデータ通信を可能とする通信網である。
サービス事業者140は、携帯電話100を利用して、利用者に任意のサービスを提供する事業者である。なお、図1では、サービス事業者によるシステム140の範囲(通信事業者が設置する装置)を明確にするために、点線で範囲を示している。サービス事業者140では、利用者からの電話に対して、複数のオペレータが、オペレータ用電話機145とオペレータ用PC144を使用して応対するものである。
なお、サービス事業者140のシステム構成は、概ね、コールセンタ等のシステム構成と同様である。
PBX/CTIサーバ142は、サービス事業者140の構内に設置されたPBX又はCTIサーバであり、公衆網130からの着信を構内の電話機(145)に着信したり、構内の電話機からの発信を公衆網130に発信したりすることができるものである。また、PBX/CTIサーバ142は、電話着信をオペレータPC144に通知する機能を備えており、オペレータ用電話機145に電話が着信すると、その発信者情報がオペレータ用PC144に通知される。1人のオペレータが使用するオペレータ用電話機145とオペレータ用PC144の対は、予めPBX/CTIサーバ142に登録されている。この電話着信通知機能により、PBX/CTIサーバ142が、代表電話機能やACD(着信呼自動分配)により、1つの電話番号への着信を複数の電話機に割り振る場合でも、対応するオペレータ用PC144に操作画面を表示することができる。
オペレータ用サーバ143は、Webサーバ等の、オペレータ用PC144のためのサーバであり、オペレータ用PC144からサービス利用承認要求やデータ取得要求を受信し、通信事業者120へ送信するものである。また、その結果を通信事業者120から受信し、オペレータ用PC144に結果を表示したり、サービス事業者140のサービスの実施に利用したりする。
オペレータ用PC144は、サービス事業者140のオペレータが、利用者と通話しながら操作するPCであり、Webブラウザ等により、オペレータ用サーバ143から得た情報を画面に表示する機能を備える。基本的な構成は、コールセンタ等のオペレータ用PCと同様である。
この実施形態の場合、オペレータ用PC144は、次の段落に記載したような機能を有する。これらの機能は、アプリケーションとして実現されており、該当するアプリケーションをオペレータ用PC144に組み込むことにより、実現されるものである。
初めてサービスを利用する利用者に対しては、オペレータ用PC144は、サービス利用の承認を得るために、オペレータが操作し、これにより、オペレータ用サーバ143にサービス利用承認要求を送信するものである。また、サービスを利用する際には、オペレータ用PC144は、携帯電話100の内部データを取得するためにオペレータが操作し、これにより、オペレータ用サーバ143にデータ取得要求を送信するものである。オペレータ用PC144は、オペレータ用サーバ143に要求を送信する際の、対象となる利用者は、PBX/CTIサーバ142からの電話着信の通知により特定する。
オペレータ用電話機145は、サービス事業者140のオペレータが、利用者と通話するための電話機である。
(A−2)第1の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する実施形態の電話利用サービス提供システムにおける各種動作を、図面を参照しながら説明する。
まず、利用者が携帯電話100からサービス事業者140へ電話発信した際の動作を、図4のシーケンス図を参照しながら説明する。
利用者が携帯電話100からサービス事業者140へ電話発信すると、まず、通信事業者120の交換機121に接続され(T101)、次に、サービス事業者140のPBX/CTIサーバ142に接続され(T102)、オペレータ用電話機145に着信する(T103)。
このとき、交換機121は、携帯電話100からサービス事業者140へ電話が発信された旨を、データ取得・配信装置122へ通知する(T104)。データ取得・配信装置122は、携帯電話100がサービス事業者140のサービスを利用中であるとこを記録するために、まず、事業者サービスデータベース124から、電話番号502が発信先電話番号(サービス事業者140の電話番号)と一致するエントリを探し、そのサービス名称を控え、次に、利用者端末データベース125から、電話番号601が発信者番号(携帯電話100の電話番号)と一致するエントリを探し、承認済みサービス603に先に控えたサービス名称が含まれていることを確認し、利用中のサービス604にそのサービス名称を追加する(S101)。
また、PBX/CTIサーバ142は、携帯電話100から電話が着信した旨を、オペレータ用PC144へ通知する(T105)。オペレータ用PC144は、携帯電話100の利用者の情報を表示するために、発信者番号をパラメータにして、オペレータ用サーバ143に発信者情報を要求する(T106)。オペレータ用サーバ143は、それを受けて、利用者情報の画面をオペレータ用PC144へ返信する(T107)。オペレータ用PC144は、それを受けて、利用者情報の画面を表示する(S102)。
オペレータ用PC144は、その後も電話を切断するまで発信者番号を保持し、オペレータ用サーバ143へ要求する際には、発信者番号をパラメータとして渡す。
なお、図4ではシーケンスを省略しているが、オペレータ用電話機145を、オペレータがオフフックすることにより、又は、オペレータ用電話機145が自動的にオフフックすることにより、携帯電話100及びオペレータ用電話機145の通話路が確立され、通話が可能となる。
次に、利用者の携帯電話100の内部データを、サービス事業者140へ送信することを、通信事業者120が利用者に承認を得る際の動作を、図5のシーケンス図を参照しながら説明する。
この承認動作シーケンスにより、利用者の意図によらず、携帯電話100の内部データが転送されることを防ぐことができる。なお、利用者がサービスを受ける際に、毎回、この承認動作シーケンスを実施するのが煩雑な場合には、サービス事業者140のサービスを利用者が初めて利用する際に承認動作シーケンスを実施するようにすれば良い。例えば、オペレータ用サーバ143が、利用者毎のサービス提供回数を管理し、又は、契約はしたがサービスを未利用の利用者の情報を管理するようにしておくことにより、利用者が初めて利用するか否かを判別することができる。
この承認動作シーケンスは、電話発着信時のシーケンスの後に(言い換えると、通話可能な状態で)実施され、まず、オペレータが利用者に承認が必要な旨を通話によって説明した後、オペレータ用PC144で承認要求の操作を行なう(S110)。この操作により、オペレータ用PC144は、オペレータ用サーバ143へ承認要求を送信し(T110)、オペレータ用サーバ143は、サービス利用承認装置123に承認要求を送信する(T111)。
サービス利用承認装置123は、不正な承認要求に応じることを防ぐため、IPアドレス等を用いて、承認要求の送信元がサービス事業者140であることを確認する。また、事業者サービスデータベース124の必要なデータ種別504が、利用者端末データベース125の利用可能データ種別605に含まれていることを確認する(S111)。
確認が取れたら、サービス利用承認装置123は、携帯電話100へ音声ガイダンスを再生し、携帯電話100の該当するボタンの押下を待つ(T112)。携帯電話100のボタンが押下されると(S112)、そのボタンに対応するPB音が携帯電話100からサービス利用承認装置123に送出され(T113)、それを受けたサービス利用承認装置123は、承認する旨のボタンが押されたか否かを判断し、承認されていれば、それを記録するために、利用者端末データベース125の承認済みサービス603にサービス名称を追加する(S113)。
なお、図5では省略されているが、ステップS111の確認がとれない場合には、その旨がオペレータ用サーバ143に返信され、オペレータ用サーバ143からオペレータ用PC144に、確認できなかった旨の画面が送信され、オペレータ用PC144にその画面が表示される。
さらに、サービス利用承認装置123は、承認結果をオペレータ用サーバ143に返信し(T114)、オペレータ用サーバ143は、承認結果に応じた画面をオペレータ用PC144に返信する(T115)。オペレータ用PC144は、その承認結果の画面を表示する(S114)。
なお、承認されない場合には(例えば、不承認のボタンが押された場合、又は、承認のボタンの押下を待っている所定時間が経過した場合には)、サービス利用承認装置123は、承認済みサービス603にサービス名称を追加することなく、不承認の旨の承認結果をオペレータ用サーバ143に返信し、オペレータ用サーバ143は、不承認という承認結果に応じた画面をオペレータ用PC144に返信し、オペレータ用PC144は、その承認結果の画面を表示する。
次に、利用者の携帯電話100の内部データを、サービス事業者140が取得する際の動作を、図6のシーケンス図を参照しながら説明する。
この内部データ取得動作シーケンスは、利用者の携帯電話100内部の電子メール、位置情報、購買履歴、写真、動画、楽曲データ、スケジュール、アドレス帳等のデータを、サービス事業者140へ送信するためのものである。サービス事業者140が、サービスを提供するにあたり、複数のデータを取得する必要がある場合には、この内部データ取得動作シーケンスを必要な回数だけ繰り返すようにしても良い。
オペレータが、利用者にデータを取得する旨を通話によって説明した後、オペレータ用PC144でデータ取得要求の操作を行なう(S120)。この操作により、オペレータ用PC144は、オペレータ用サーバ143へデータ取得要求を送信し(T120)、オペレータ用サーバ143は、データ取得・配信装置122にデータ取得要求を送信する(T121)。
データ取得・配信装置122は、不正なデータ取得要求に応じることを防ぐため、IPアドレス等を用いて、データ取得要求の送信元がサービス事業者140であることを確認し、また、通話中であることを確認するため、利用者端末データベース125の利用中のサービス604にサービス名称が含まれていることを確認し、さらに、承認されたデータ種別であることを確認するため、事業者サービスデータベース124の必要なデータ種別504に要求されたデータ種別が含まれていることを確認する(S121)。これらの確認が取れたら、データ取得・配信装置122は、携帯電話100にデータ取得要求を送信する(T122)。
携帯電話100は、データ取得要求を受けると、データ取得部101を起動し、データ取得部101は、まず、不正なデータ取得要求に応じることを防ぐため、IPアドレス等を用いて、データ取得要求の送信元が通信事業者120であることを確認し、また、通話中であることを確認する(S122)。データ取得部101は、これらの確認が取れたら、メモリ102から要求されたデータを読み出し、データ取得・配信装置122へ返信する(T123)。
なお、図6では省略しているが、確認が取れない場合にはその旨の情報が返信され、この情報は最終的にはオペレータ用サーバ143に与えられ、オペレータ用サーバ143は、確認が取れなかったときの結果画面をオペレータ用PC144に与えて表示させる。
データ取得・配信装置122は、データ取得部101から該当するデータが与えられたときには、そのデータをオペレータ用サーバ143へ返信する(T124)。オペレータ用サーバ143は、サービスを実施するために、受信したデータの記録や転送を行い、後でサービスを実施し、あるいはリアルタイムにサービスを実施するために利用する(S123)。また、オペレータ用サーバ143は、データを取得した旨の結果画面をオペレータ用PC144に返信し(T125)、オペレータ用PC144は、それを画面に表示する(S124)。
次に、電話切断時の動作を、図7のシーケンス図を参照しながら説明する。
利用者が携帯電話100の通話を切断すると(オンフックすると)、交換機121がそれを認識して回線を切断すると共に(T130)、PBX/CTIサーバ142側に通知し(T131)、PBX/CTIサーバ142も回線を切断する(T132)。
交換機121は、回線が切断された旨を、データ取得・配信装置122へ通知する(T133)。データ取得・配信装置122は、サービスが終了したことを記録するために、利用者端末データベース125の利用中のサービス604からサービス名称を削除する(S130)。
PBX/CTIサーバ142は、回線が切断された旨を、オペレータ用PC144へ通知する(T134)。オペレータ用PC144は、回線断の旨を表示するために、オペレータ用サーバ143に通知する(T135)。オペレータ用サーバ143は、それを受け、回線断の画面をオペレータ用PC144へ返信する(T136)。オペレータ用PC144は、それを受け、回線断の画面を表示する(S131)。
図7は、携帯電話100から電話を切断している場合を示しているが、オペレータ用電話機145から切断しても良いことは勿論である。この場合にも、図7におけるステップS130及びS131と同様な処理が実行される。
(A−3)第1の実施形態の効果
上記実施形態によれば、利用者とサービス事業者のオペレータとが電話をしながら、携帯電話のデータをサービス事業者が得ることができる。その結果、別途、Webや郵送でデータを送る等の、煩雑な作業の必要がなくなる。
また、上記実施形態によれば、利用者は電話を掛け、事業者と会話し、用件を伝えるだけであり、データの転送に必要な操作はサービス事業者側が行うため、パソコンや携帯電話でWebやメールに慣れていない人々でも手軽に所望するサービスを利用することができる。
さらに、上記実施形態によれば、単に携帯電話にアクセスし、データ転送する方式ではなく、必ず通話が伴う点と、通信事業者を介してのみデータ転送できる点から、不正アクセスにより、携帯電話のデータが盗まれる可能性を極めて低くすることができる。

(B)第2の実施形態
次に、本発明による電話利用サービス提供システム、電話事業者システム及び電話端末保持データ取得方法の第2の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
第2の実施形態は、サービス事業者側が、写真、図面、表、文章などサービスに係る情報を携帯電話に送信し、携帯電話のディスプレイにこれらの情報を表示させるものである。
(B−1)第2の実施形態の構成
第2の実施形態において、電話利用サービス提供システムの全体構成は、図1に示す第1の実施形態のシステム構成とほぼ同じである。そこで、第2の実施形態でも、図1を用いることとし、以下では、第1の実施形態と異なる構成について説明する。
図8は、携帯電話100の外観を示す外観図である。
携帯電話100は、第1の実施形態と同様に、一般的に使用される携帯電話を適用することができ、図8に示すように、文字や映像などを表示するディスプレイ601を有するものである。また、携帯電話100は、第1の実施形態と同様に、データ取得部101、メモリ102を有する。
データ取得部101は、第1の実施形態と同様に、データ取得・配信装置122からデータ取得要求を受信すると、メモリ102に記憶される該当するデータを返信するものである。
また、データ取得部101は、データ取得・配信装置122からデータ表示要求を受信すると、携帯電話100のディスプレイ601に指示されたデータを表示する表示制御機能を有するものである。
ここで、表示するデータとは、サービス事業者140が行なうサービスのメニューデータや、申し込まれたサービスの詳細、それに付随する写真・図・表・文章等のデータが該当する。これにより、音声だけでは分かりにくい情報を、分かりやすく、携帯電話100の利用者に伝えられる。
例えば、図9は、ディスプレイ601に表示データを表示した表示画面例を示す説明図である。図9に示すように、ディスプレイ601には、提供するサービスに関する情報が文字や画像などを用いて表示される。
データ取得・配信装置122は、オペレータ用サーバ143からデータ表示要求を受けると、指定された携帯電話100のデータ取得部101にデータ表示要求を送信するものである。
その際、データ取得・配信装置122は、(a)指定された携帯電話100とサービス事業者140が通話中であること、(b)データ取得要求の送信元が確かにサービス事業者140であること、(c)データ表示が承認されていることの3点を確認する。
そして、データ取得・配信装置122は、上記3点の確認ができない場合には、携帯電話100のデータ取得部101に対するデータ表示要求の送信を実行しない。
なお、上記3点の確認のうち(a)及び(b)は、第1の実施形態で説明した(1)及び(2)と同じ方法で行なうことができる。(c)については、後述する図10に例示する事業者サービスデータベース124のデータ表示505が「有」になっていることを確認する。
サービス利用承認装置123は、オペレータ用サーバ143から承認要求を受け、事業者サービスデータベース124のデータ表示505が「有」のとき、後述する図11に例示する利用者端末データベース125のデータ表示可否606が「可」であるか又は「不可」であるかを確認して、その確認結果に応じてサービス利用の承認を行うものである。
これにより、サービス利用者承認装置125は、利用者端末データベース125のデータ表示可否606が「可」である場合、データ表示が必要なサービスについて、表示機能を持つ携帯電話100からの申し込むに応じることができ、「不可」である場合、このデータ表示が必要なサービスについて、表示機能を持たない携帯電話100からの申し込みに応じてしまうことを防ぐことができる。
オペレータ用サーバ143は、オペレータ用PC144からデータ表示要求を受信し、通信事業者120にデータ表示要求を送信するものである。
オペレータ用PC144は、利用者に対して何らかの情報を案内する際、サービス事業者140のオペレータの操作を受けて、表示させるデータを含むデータ表示要求をオペレータ用サーバ143に送信するものである。
ここで、図10は、事業者サービスデータベース124の構成例を示す説明図である。事業者サービスデータベース124の1エントリは、サービス名称501、電話番号502、IPアドレス503、必要なデータ種別504に加えて、データ表示505のフィールドを有する。
データ表示505は、サービス事業者140が提供するサービスに関連して、携帯電話100のディスプレイ601にデータを表示させる必要性の有無を示している。つまり、サービス提供する際に、ディスプレイ601に表示させるデータを有する場合には「有」とし、データがない場合には「無」とする。
また、図11は、利用者端末データベース125の構成例を示す説明図である。利用者端末データベース125の1エントリは、電話番号601、IPアドレス602、承認済みサービス603、利用中のサービス604、利用可能データ種別605に加えて、データ表示可否606のフィールドを有する。
データ表示可否606は、携帯電話100のディスプレイ601にデータを表示できるか否かを示している。これにより、通信事業者120のサービス利用承認装置123は、データ表示能力の有無をオペレータが把握したり、データ表示機能のない携帯電話100からデータ表示が必須のサービスを申し込むことを防ぐことができる。
(B−2)第2の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する実施形態の電話利用サービス提供システムにおける各種動作を、図面を参照しながら説明する。
なお、利用者が携帯電話100からサービス事業者140へ電話発信した際の動作については、図4に示す動作と同じである。
また、第2の実施形態では、図5のS111でのデータ種別の確認だけでなく、これに加えて、データ表示の可否をも確認する。具体的には、事業者サービスデータベース124のデータ表示505が「有」のとき、利用者端末データベース125のデータ表示可否606が「可」であることの確認を行なう。
図12は、サービス事業者140が提供するサービスに関連するデータを、利用者の携帯端末100のディスプレイ601に表示させることを確認する動作シーケンスを示す。
この表示動作シーケンスは、利用者の携帯電話100のディスプレイ601に、例えば写真・図・表・文章等のデータを表示するためのものである。
なお、サービス事業者140がサービスを提供するにあたり、複数のデータを携帯電話100のディスプレイ601に表示する必要がある場合には、図12に示す動作シーケンスを必要な回数だけ繰り返すようにしてよい。
図12において、サービスを提供するにあたり、オペレータがデータ表示要求の操作を行なう(S140)。この操作を受けて、オペレータ用PC144はオペレータ用サーバ143へデータ表示要求を送信する(T140)。
また、オペレータ用PC144からのデータ表示要求を受けたオペレータ用サーバ143は、通信事業者120のデータ取得・配信装置122にデータ表示要求を送信する(T141)。
データ取得・配置装置122は、不正なデータ表示要求に応じることを防ぐため、IPアドレス等を用いて、データ表示要求の送信元がサービス事業者140であることを確認する。また、通話中であることを確認するため、利用者端末データベース125の利用中のサービス604にサービス名称が含まれていることを確認し、データ表示可能であることを確認するため、事業者サービスデータベース124のデータ表示505が「有」であることを確認する(S141)。
確認が取れたら、データ取得・配信装置122は、携帯電話100にデータ表示要求を送信する(T142)。
携帯電話100は、データ表示要求を受けると、データ取得部101を起動し、まず、不正なデータ取得要求に応じることを防ぐため、IPアドレス等を用いて、データ表示要求の送信元が通信事業者120であることを確認する(S142)。また通話中であることを確認する。
確認が取れたら、データ取得部101は、データ表示要求で指定された情報をディスプレイ601に表示する(S143)。
(B−3)第2の実施形態の効果
以上のように、第2の実施形態によれば、サービス事業者の提供するサービスの詳細や、注文したサービスの確認等を、写真・図・表・文章等を使って分かりやすく見せることができる。
その結果、第2の実施形態によれば、電話をかけるだけで利用できる手軽さ・分かりやすさを維持したまま、分かりやすく、素早く、正確に情報を伝えられるようになる。
(C)第3の実施形態
次に、本発明による電話利用サービス提供システム、電話事業者システム及び電話端末保持データ取得方法の第3の実施形態を、図面を参照しながら詳述する。
第1の実施形態では、オペレータ用サーバ143からの承認要求を受けたサービス利用者承認装置123は、音声ガイダンスの再生すること等により承認を確認する場合を説明した。
これに対して、第3の実施形態では、サービス利用者承認装置が、携帯電話に対して承認メッセージを表示させて承認確認を行なう場合の実施形態を説明する。
(C−1)第3の実施形態の構成
第3の実施形態において、電話利用サービス提供システムの全体構成は、図1に示す第1の実施形態のシステム構成とほぼ同じである。そこで、第3の実施形態でも、図1を用いることとし、以下では、第1の実施形態と異なる構成について説明する。
携帯電話100は、第1の実施形態と同様に、一般的に使用されている携帯電話を適用することができ、図8に示すようにディスプレイ601を有するものである。このように、ディスプレイ601を有することとしたのは、後述する承認メッセージを表示させるためである。
データ取得部101は、サービス利用承認装置123から承認要求を受信すると、指示されたサービス事業者140に指示されたデータ種別のデータ送信を承認するか否かの承認メッセージをディスプレイ601に表示させる表示制御機能を有するものである。
ここで、承認メッセージとは、サービス事業者140からのデータ送信の承認を認めるか否かを利用者に問い合わせるメッセージであり、例えば、図13に例示するメッセージが該当する。
図13に示す承認メッセージでは、サービス事業者140に送信するデータ種別が「購買履歴」である場合を示し、データ送信してもよいかの承認を利用者に確認する内容及びそれらの選択ボタンを有して構成される。このように、承認メッセージは、文字や画像などから構成されるメッセージを適用することができる。
また、データ取得部101は、承認メッセージの表示後、利用者がデータ送信の承認をするか否かの操作を受けると、その承認結果を、通信事業者120のサービス利用承認装置123に送信するものである。このように、携帯電話100のGUIを利用することにより、利用者の承認確認を簡易に実行できる。
ここで、図13に示すように、選択ボタンを有する承認メッセージをディスプレイ601に表示させた場合、利用者は、いずれかの選択ボタンを選択することで、データ送信の承認をするか否かの意思を示すことできる。そして、この場合、データ取得部101は、選択された選択ボタンに基づく承認結果を、サービス利用承認確認装置123に送信する。
サービス利用承認装置123は、オペレータ用サーバ143からの承認要求を受けると、携帯電話100のデータ取得部101に対して承認要求を送信するものである。このようにすることで、サービス利用承認装置123は、第1の実施形態のように、回線切り替えや音声ガイダンス再生を行なうことなく、利用者に対して承認確認を行なうことができる。
その際、サービス利用承認装置123は、事業者サービスデータベース124のサービス名称501と必要なデータ種別504を同時に携帯電話100のデータ取得部101に送信する。
また、サービス利用承認装置123は、データ取得部101から利用者の承認結果を受け取ると、第1の実施形態と同様に、利用者端末データベース125の承認済みサービス603に、サービス事業者140のサービスを登録するものである。
ここで、事業者サービスデータベース124のサービス名称501と必要なデータ種別504は、承認時に音声ガイダンスで使用されるのではなく、携帯電話100のディスプレイ601に表示させる承認メッセージに使用させる。
(C−2)第3の実施形態の動作
次に、以上のような構成を有する実施形態の電話利用サービス提供システムにおける各種動作を、図面を参照しながら説明する。
なお、利用者が携帯電話100からサービス事業者140へ電話発信した際の動作については、図4に示す動作と同じである。
図14は、第3の実施形態のサービス利用承認時の動作を示すシーケンスである。以下では、図14を参照しながら、第3の実施形態における特有の動作を中心に説明する。
なお、図14では、図5に示す第1の実施形態と同一又は対応する処理については、同一符号を付している。
サービス利用承認を行なうとき、第1の実施形態と同様に、オペレータ用PCはオペレータの承認確認操作を受けて(S110)、オペレータ用サーバ143に対して承認要求を送信する(T110)。また、オペレータ用サーバ143は、サービス利用承認装置123に対して承認要求を送信する(T111)。
サービス利用承認装置123は、例えばIPアドレス等を用いて承認要求の送信元がサービス事業者140であることを確認する。また、事業者サービスデータベース124の必要なデータ種別504が、利用者端末データベース125の利用可能データ種別605に含まれていることを確認する(S111)。
確認が取れたら、サービス利用承認装置123は、携帯電話100のデータ取得部101に承認要求を送信する(T150)。このとき、サービス利用承認装置123は、サービス名称501と必要なデータ種別504も携帯電話100に送信する。
サービス利用承認装置123からの承認要求が与えられると、携帯電話100のデータ取得部101は、図13に例示する承認メッセージをディスプレイ601に表示させる(S150)。
その後、携帯電話100は、利用者による選択ボタンの操作待ちをし(S112)、利用者により選択ボタンが押下されると、その選択された承認結果を、通信事業者120のサービス利用承認装置123に返信する(T151)。
なお、それ以降の動作は、第1の実施形態と同様に実行されるため、S113以降の動作説明は省略する。
(C−3)第3の実施形態の効果
以上のように、第3の実施形態によれば、サービスの利用を承認するときのみ、携帯電話のGUIを利用する必要が生じるが、通信事業者の設備による回線の切り替え及び復元、音声ガイダンスの再生、PB音の認識等が不要になるため、システムが簡易になる。
(D)他の実施形態
本発明は、第1〜第3の実施形態のものに限定されず、以下に例示するような変形実施形態を挙げることができる。
上記第1〜第3の実施形態では、交換機121とPBX/CTIサーバ142との接続に公衆網130を介しているが、他の網や専用線などを介するようにしても良い。例えば、交換機121とPBX/CTIサーバ142との接続にインターネット131を介し、VoIPにより通信するようにしても良い。
また、上記第1〜第3の実施形態では、インターネット131を介するデータ授受に暗号化を適用したものを示したが、セキュリティを維持する必要がなければ、暗号化装置126及び141を省略し、暗号化することなくデータ授受を実行するようにしても良い。また、インターネット131ではなく、専用線やNGN等のデータ通信インフラを使っても良い。これらの場合に、暗号化装置126及び141を省略するようにしても良い。
さらに、上記第1〜第3の実施形態では、オペレータ用電話機145とオペレータ用PC144とが別個の装置のように説明したが、ソフトフォン等を利用することで、1台のPC上に、オペレータ用PC144及びオペレータ用電話機145の機能を搭載するようにしても良い。
さらにまた、上記第1〜第3の実施形態では、サービス事業者140にPBX/CTIサーバ142を備えるものを示したが、オペレータ用電話機145の数だけの電話回線を用意して、PBX/CTIサーバ142を省略するようにしても良い。
上記第1〜第3の実施形態では、承認要求送信元とデータ取得要求送信元の確認にIPアドレスを使用したものを示したが、より高いセキュリティが求められる場合には、電子署名を利用するようにしても良い。
なお、暗号化装置126及び141間のデータ授受により、不正なデータ取得要求が防げる場合は、送信元の確認を省略するようにしても良い。
また、サービス利用の承認を、契約等のオフラインによる方法で行なっても良く、この場合には、サービス利用承認装置123は不要になる。
上記第1〜第3の実施形態では、サービス利用の承認を、音声によるガイダンス再生で得るようにしているが、携帯電話の画面に文字で表示させて承認を得るようにしても良い。また、サービス利用の承認を確認する手段として特定のキーを入力させているが、音声による返答等、別の手段を適用しても良い。
また、上記第1〜第3の実施形態では、オペレータ用PC144がPBX/CTIサーバ142から電話着信の通知を受けるものを示したが、これに代え、オペレータ用PC144がオペレータ用電話機145から電話着信の通知を受けるようにしても良い。この場合、PBX/CTIサーバ142に電話着信を通知する機能は不要になるが、オペレータ用電話機145からオペレータ用PC144へ信号が送られるような接続が必要になる。あるいは、ソフトフォン等を使い、PC自身が電話を着信することで、電話着信の通知を代用するようにしても良い。
上記第1〜第3の実施形態では、オペレータ用PC144の要求をオペレータ用サーバ143が仲介するものを示したが、オペレータ用PC144が直接、通信事業者120に要求を送信するようにしても良い。
事業者サービスデータベース124や利用者端末データベース125の構成等は、上記実施形態のものに限定されるものではない。例えば、利用者端末データベース125の利用可能データ種別605は、データ種別ではなく、機種でも良い。この場合、機種毎の利用可能データ種別を記憶するデータベースが別途必要となる。また例えば、事業者サービスデータベース124と利用者端末データベース125の承認済みサービス603と利用中サービス604は、サービス名称で記憶するのではなく、サービスのID等により記憶するようにしても良い。
上記第1〜第3の実施形態では、サービス事業者のサービス毎に、必要なデータ種別を管理し、それ以外のデータ種別は取得できないようにしているが、そこまでセキュリティが求められない場合は、すべてのデータ種別を取得可能とするようにしても良い。その場合、事業者サービスデータベース124の必要なデータ種別504と利用者端末データベース125の利用可能データ種別605は不要になる。
また、上記第1〜第3の実施形態では、サービス利用承認時に携帯電話の対応機能を確認しているが、必要な機能に対応していない携帯電話からの申し込みに対する対応を、オペレータに任せるか、利用者の自己責任にする場合、対応機能を確認する仕組みはなくても良い。その場合、事業者サービスデータベース124の必要なデータ種別504と利用者端末データベース125の利用可能データ種別605は不要になる。
上記第1〜第3の実施形態では、サービス事業者がデータを取得する電話端末が携帯電話(PHS端末を含む)であるものを示したが、他の電話端末であっても良い。例えば、PCに搭載されたソフトフォンであっても良い。
第2の実施形態では、事業者サービスデータベース124にデータ表示505を設け、かつ、利用者端末データベース125にデータ表示可否606を設けた場合を例示している。しかし、これら「データ表示505」、「データ表示可否606」を別途設けず、「必要なデータ種別504」及び「利用可能データ種別605」にデータ表示などの特別な要素を登録するようにして、代用してもよい。
第2の実施形態では、サービス毎のデータ表示機能の利用の有無や、携帯電話100のデータ表示能力の有無を確認しているが、必ずしも確認しなくても良い。その場合、デ一夕表示505・データ表示可否606は不要になる。
第1の実施形態に係る電話利用サービス提供システムの全体構成を示すブロック図である。 第1の実施形態の事業者サービスデータベースの構成例を示す説明図である。 第1の実施形態の利用者端末データベースの構成例を示す説明図である。 第1の実施形態の電話利用サービス提供システムにおける、利用者が携帯電話からサービス事業者へ電話発信した際の動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の電話利用サービス提供システムにおける、利用者の携帯電話内部データを、サービス事業者へ送信することを通信事業者が利用者に承認を得る際の動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の電話利用サービス提供システムにおける、利用者の携帯電話内部データを、サービス事業者が取得する際の動作を示すシーケンス図である。 第1の実施形態の電話利用サービス提供システムにおける電話切断時の動作を示すシーケンス図である。 第2の実施形態の携帯電話の外観を示す外観説明図である。 第2の実施形態の携帯電話のディスプレイに表示される表示画面例を示す説明図である。 第2の実施形態の事業者サービスデータベースの構成例を示す説明図である。 第2の実施形態の利用者端末データベースの構成例を示す説明図である。 第2の実施形態の電話利用サービス提供システムにおける、サービス事業者からの表示データを表示させる動作を示すシーケンス図である。 第3の実施形態の携帯電話のディスプレイに表示される承認メッセージの表示画面例を示す説明図である。 第3の実施形態の電話利用サービス提供システムにおける、利用者の携帯電話内部データを、サービス事業者へ送信することを通信事業者が利用者に承認を得る際の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…電話利用サービス提供システム、
100…携帯電話端末(携帯電話)、101…データ取得部、102…メモリ、
110…携帯電話網、
120…通信事業者システム(通信事業者)、121…交換機、122…データ取得・配信装置、123…サービス利用承認装置、124…事業者サービスデータベース、125…利用者端末データベース、126…暗号化装置、
130…公衆網(公衆電話網)、131…インターネット、
140…サービス事業者システム(サービス事業者)、141…暗号化装置、142…PBX/CTIサーバ、143…オペレータ用サーバ、144…オペレータ用PC、145…オペレータ用電話機。

Claims (9)

  1. サービス事業者システムが、データ保持部を有する電話端末を介して利用者にサービスを提供する電話利用サービス提供システムにおいて、
    上記サービス事業者システムは、
    上記電話端末と音声信号を授受するサービス事業者電話端末と、
    サービス提供に関連したデータの取得要求を送信し、上記電話端末に保持されているデータを取り込むデータ要求・取込装置とを有し、
    上記電話端末が利用する通信網を運営する通信事業者に係る通信事業者システムは、
    上記データ要求・取込装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記電話端末からデータを上記データ要求・取込装置に代行して取得し、上記データ要求・取込装置に返信するデータ取得代行装置を有し、
    上記電話端末は、
    上記データ取得代行装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記データ保持部に保持されている要求されたデータを取得し、上記データ取得代行装置に返信するデータ取得部を有し、
    上記サービス事業者システムが上記通信事業者システムを介して上記電話端末内部のデータを取得可能なことを特徴とする電話利用サービス提供システム。
  2. 上記通信事業者システムは、上記電話端末と上記サービス事業者電話端末との通話路の確立、切断の情報を管理する確立・切断情報管理装置を有し、
    上記データ取得・配信装置は、上記確立・切断情報管理装置の管理情報に基づき、通話中にのみデータの代行取得を実行する
    ことを特徴とする請求項1に記載の電話利用サービス提供システム。
  3. 上記通信事業者システムは、上記電話端末へ提供可能なサービスとそのサービスの提供に必要なデータ種別を管理するデータ種別管理装置を有し、
    上記データ取得・配信装置は、上記データ種別管理装置の管理情報に基づき、サービスの提供に必要なデータ種別のデータのみを代行して取得する
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電話利用サービス提供システム。
  4. 上記通信事業者システムは、取得データをサービスで利用することの承認を上記電話端末に要求し、承認を表す信号を上記電話端末から取り込むサービス利用承認装置を有し、上記サービス事業者システムではなく上記通信事業者システムがサービス利用の承認を得ることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電話利用サービス提供システム。
  5. 上記サービス利用承認装置は、音声ガイダンスにより、取得データをサービスで利用することの承認を上記電話端末に要求することを特徴とする請求項4に記載の電話利用サービス提供システム。
  6. 上記通信事業者システムは、上記電話端末に提供可能なサービスについて、サービス関連情報のデータ表示の有無及び上記電話端末のデータ表示の可否を管理するデータ表示管理装置を備え、
    上記データ取得・配信装置は、上記データ表示管理装置の管理情報に基づき、サービス関連情報のデータ表示の表示要求及び表示データを上記電話端末に与える
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の電話利用サービス提供システム。
  7. 上記サービス利用承認装置は、所定の承認メッセージを上記電話端末に要求し、上記電話端末の表示制御機能を用いて、サービス利用の承認結果を取得することを特徴とする請求項4に記載の電話利用サービス提供システム。
  8. データ保持部を有する電話端末が利用する通信網を運営する通信事業者に係る通信事業者システムにおいて、
    上記電話端末を介して利用者にサービスを提供するサービス事業者システムのデータ要求・取込装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記電話端末からデータを上記データ要求・取込装置に代行して取得し、上記データ要求・取込装置に返信するデータ取得代行装置を有することを特徴とする通信事業者システム。
  9. サービス事業者システムが、データ保持部を有する電話端末から、保持データを取得する電話端末保持データ取得方法において、
    上記サービス事業者システムはサービス事業者電話端末及びデータ要求・取込装置を有し、上記電話端末が利用する通信網を運営する通信事業者に係る通信事業者システムはデータ取得代行装置を有し、上記電話端末はデータ取得部を有し、
    上記電話端末と上記サービス事業者電話端末との通話路が確立している状態で、
    上記データ要求・取込装置は、サービス提供に関連したデータの取得要求を送信し、
    上記データ取得代行装置は、上記データ要求・取込装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記データ要求・取込装置に代行して上記電話端末にデータの取得要求を行い、 上記データ取得部は、上記データ取得代行装置が送信したデータの取得要求を受けて、上記データ保持部に保持されている要求されたデータを取得し、上記データ取得代行装置に返信し、
    上記データ取得代行装置は、上記電話端末から返信されたデータを上記データ要求・取込装置に返信し、
    上記データ要求・取込装置は、上記データ取得代行装置から返信されたデータを取り込む
    ことを特徴とする電話端末保持データ取得方法。
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