JP2009124503A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009124503A
JP2009124503A JP2007297095A JP2007297095A JP2009124503A JP 2009124503 A JP2009124503 A JP 2009124503A JP 2007297095 A JP2007297095 A JP 2007297095A JP 2007297095 A JP2007297095 A JP 2007297095A JP 2009124503 A JP2009124503 A JP 2009124503A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bus
effect transistor
input signal
field effect
insulated gate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP2007297095A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Kinoshita
浩一 木下
Natsuki Kushiyama
夏樹 串山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2007297095A priority Critical patent/JP2009124503A/ja
Priority to US12/269,698 priority patent/US20090127606A1/en
Publication of JP2009124503A publication Critical patent/JP2009124503A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/0016Arrangements for reducing power consumption by using a control or a clock signal, e.g. in order to apply power supply
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K19/00Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
    • H03K19/0019Arrangements for reducing power consumption by energy recovery or adiabatic operation

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Logic Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

【課題】バスで消費される電力を低減する。
【解決手段】半導体集積回路装置50には、複数の駆動回路と、複数のバスと、複数の受信回路とが設けられる。駆動回路1には、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT1、及びコンデンサCが設けられる。バス2は駆動回路1から出力される出力信号Soutを受信回路3に伝送する。バス2には低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量Cが形成される。受信回路3はバス2から伝送される駆動回路1の出力信号Soutを入力する。出力信号SoutはコンデンサCの容量とバス容量Cにより振幅が小さくなり、バス2で消費される電力が削減される。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ信号やクロック信号を入力する駆動回路と駆動回路から出力される信号を伝送するバスを備えた及び半導体集積回路装置に関する。
半導体集積化路の微細化、高集積度化、低消費電力化の進展に伴い、システムLSIやSoC(System on chip)などの半導体数積回路装置では各種回路間の信号のやりとりを行うバスが多数設けられる。バスはデータ信号やクロック信号を高速に伝送する(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1などに記載される半導体集積回路装置では、通常、バスを伝送する信号はCMOSフル振幅レベルであり、バスと接地電位の間の負荷容量によりバスで大きな電力が消費されるという問題点がある。特に、配線が長く、且つ多量のデータを伝送するバスが多数設けられるシステムLSIやSoCでは、バスで消費される電力が非常に大きくなるという問題点がある。
特開2001−6373号公報
本発明は、バスで消費される電力を低減できる半導体集積回路装置を提供することにある。
本発明の一態様の半導体集積回路装置は、コンデンサが設けられ、第1の入力信号及び前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力され、前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記コンデンサの容量と前記バスの負荷容量により、前記出力信号は前記第1の入力信号よりも振幅が小さくなることを特徴とする。
更に、本発明の他態様の半導体集積回路装置は、縦続接続されるヒューズとコンデンサが並列に複数配置され、第1の入力信号及び前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力され、前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記ヒューズが適宜切断され、前記ヒューズが切断されていない前記コンデンサの容量と前記バスの負荷容量により、前記出力信号は前記第1の入力信号よりも振幅が小さくなることを特徴とする。
本発明によれば、バスで消費される電力を低減できる半導体集積回路装置を提供することができる。
以下本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
まず、本発明の実施例1に係る半導体集積回路装置について、図面を参照して説明する。図1は半導体集積回路装置を示す回路図である。本実施例では、入力信号レベルに対してバスに出力される出力信号レベルを低減する駆動回路を設けている。
図1に示すように、半導体集積回路装置50には、複数の駆動回路(駆動回路1、駆動回路1a、・・・、駆動回路2n)と、複数のバス(バス2、バス2a、・・・バス2n)と、複数の受信回路(受信回路3、受信回路3a、・・・、受信回路3n)とが設けられる。半導体集積回路装置50は、図示しない入出力回路部、メモリ部、ロジック回路部などが設けられるシステムLSIである。ここで、駆動回路は、半導体集積回路50内部或いは外部で生成されるデータ信号或いはクロック信号を入力信号として入力し、信号レベルが低減された出力信号をバスに出力する。受信回路は、バスから伝送される信号(データ信号或いはクロック信号)を入力し、この信号を記憶或いは信号処理したり、又はこの信号に基づいて信号処理する。
駆動回路1には、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT1、及びコンデンサCが設けられる。ここで、MOSトランジスタは、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)とも呼称される。MISトランジスタは、MISFET(Metal Insulator Semiconductor Field Effect Transistor)とも呼称される。MOSトランジスタとMISトランジスタは、絶縁ゲート型電界効果トランジスタとも呼称される。
Pch MOSトランジスタPMT2は、ソースが高電位側電源Vddに接続され、ドレインがノードN1に接続され、ゲートに入力信号Sinが入力される。Pch MOSトランジスタPMT1は、ソースがノードN1に接続され、ドレインがノードN2に接続され、ゲートに入力信号Sinとは逆位相の入力信号Sinbが入力される。Nch MOSトランジスタNMT1は、ドレインがノードN2に接続され、ソースが低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲートに入力信号Sinbが入力される。コンデンサCは、一端がノードN1(Pch MOSトランジスタPMT2のドレイン及びPch MOSトランジスタPMT1のソース)に接続され、他端が低電位側電源(接地電位)Vssに接続される。
Pch MOSトランジスタPMT1及びNch MOSトランジスタNMT1は、インバータを構成し、ノード2(Pch MOSトランジスタPMT1のドレイン及びNch MOSトランジスタNMT1のドレイン)から入力信号Sinとは同位相の出力信号Soutが出力される。
バス2は、駆動回路1と受信回路3の間に設けられ、駆動回路1から出力される出力信号Soutを受信回路3に伝送する。バス2には、低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量Cが形成される。受信回路3は、バス2から伝送される駆動回路1の出力信号Soutを入力する。
駆動回路1aは、駆動回路1と同様な回路構成を有し、入力信号Sina及び入力信号Sinaとは逆位相の入力信号Sinabが入力され、入力信号Sinaとは同位相の出力信号Soutaを出力する。バス2aは、駆動回路1aと受信回路3aの間に設けられ、駆動回路1aから出力される出力信号Soutaを受信回路3aに伝送する。バス2aには、低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量C01が形成される。受信回路3aは、バス2aから伝送される駆動回路1aの出力信号Soutaを入力する。
駆動回路1nは、駆動回路1と同様な回路構成を有し、入力信号Sinn及び入力信号Sinnとは逆位相の入力信号Sinnbが入力され、入力信号Sinnとは同位相の出力信号Soutnを出力する。バス2nは、駆動回路1nと受信回路3nの間に設けられ、駆動回路1nから出力される出力信号Soutnを受信回路3nに伝送する。バス2nには、低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量C0nが形成される。受信回路3nは、バス2nから伝送される駆動回路1nの出力信号Soutnを入力する。
ここで、コンデンサCは、バス容量Cと同じ構成、例えばバス2が配線の場合、この配線の一部をガードするような形状のダミー配線形状にするのが好ましい。また、バス2がゲートなどの場合、このゲートとは相似縮小したパターン形状にするのが好ましい。このような形状にすることによりプロセスバラツキに対して駆動回路1から出力される出力信号Soutの振幅を安定化させることができる。
次に、駆動回路の特性について図2を参照して説明する。図2は駆動回路の入出力特性を示す図である。
図2に示すように、駆動回路1に入力される入力信号Sinは、ハイレベルがVddで、ローレベルがVssで、1周期のハイレベル期間がTHで、1周期のローレベル期間がTLである。駆動回路1に入力される入力信号Sinとは逆位相の入力信号Sinbは、ハイレベルがVddで、ローレベルがVssで、1周期のハイレベル期間がTHで、1周期のローレベル期間がTLである。ここでは、入力信号Sin及び入力信号Sinbのデューティを50%(TH)、50%(TL)に設定している。
駆動回路1から出力される出力信号Soutは、入力信号Sinとは同位相の信号となり、コンデンサCの容量とバス2のバス容量(負荷容量)Cにより振幅が小さくなる。そのため、出力信号SoutのハイレベルSout(H)、出力信号SoutのローレベルSout(L)は、
Sout(H)={C1/(C0+C1)}×Vdd・・・・・・・・・・式(1)
Sout(L)=Vss・・・・・・・・・・・・・・・・・・式(2)
となる。
一般的にCMOS回路などで消費される電力Pは、スイッチング確率をPt、クロック周波数をf、負荷容量をCL、信号振幅をVs、電源電圧をVddとすると、
P=Pt×f×C×Vs×Vdd・・・・・・・・・・・・・式(3)
と表される。バス2で消費される電力Pbは、バス2の負荷容量をCとし、コンデンサCの容量をCとすると、式(1)乃至式(3)から、
Pb=Pt×f×C0×{C1/(C0+C1)}×Vdd・・・・・・式(4)
と表され、スイッチング確率Ptを1とすると、バス2で消費される電力Pbは、
Pb=f×C0×{C1/(C0+C1)}×Vdd・・・・・・・・式(5)
と表される。
つまり、駆動回路1にコンデンサCを設けない場合と比較して、駆動回路1にコンデンサCを設けることによりバス2で消費される電力を{C/(C+C)}分だけ低減することができる。同様に、駆動回路1以外の駆動回路1a、・・・・、駆動回路1nにもそれぞれコンデンサが設けられているので半導体集積回路装置50内に設けられるバスで消費される電力を大幅に削減することが可能となる。
上述したように、本実施例の半導体集積回路装置では、複数の駆動回路と、複数のバスと、複数の受信回路とが設けられる。駆動回路1には、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT1、及びコンデンサCが設けられる。コンデンサCは低電位側電源(接地電位)Vssに設けられる。バス2は駆動回路1から出力される出力信号Soutを受信回路3に伝送する。バス2には低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量Cが形成される。出力信号SoutはコンデンサCの容量とバス容量Cにより信号レベルが低電位側電源(接地電位)Vssにかたより振幅が小さくなる。同様にバス2以外のバス2a、・・・、2nでも、駆動回路のコンデンサの容量とバス容量により駆動回路から出力される出力信号レベルが低電位側電源(接地電位)Vssにかたより振幅が小さくなる。
このため、バス(バス2、バス2a、・・・、バス2n)で消費される電力を大幅に削減することができる。したがって、半導体集積回路装置50の消費電力を大幅に低減することできる。
なお、本実施例では、半導体集積回路装置50に設けられたバスを伝送する信号レベルをすべて小さくしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、選定したバスだけ信号レベルを小さくしてもよい。また、駆動回路1をMOSトランジスタで構成しているが、MOSトランジスタの代わりにMISトランジスタを用いてもよい。
次に、本発明の実施例2に係る半導体集積回路装置について、図面を参照して説明する。図3は半導体集積回路装置を示す回路図である。本実施例では、駆動回路の構成を変更している。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図3に示すように、半導体集積回路装置51には、駆動回路11、バス2、及び受信回路3が設けられる。半導体集積回路装置51は、図示していないが実施例1と同様に複数の駆動回路、複数のバス、及び複数の受信回路が設けられる。半導体集積回路装置51は、図示しない入出力回路部、メモリ部、ロジック回路部などが設けられるシステムLSIである。
駆動回路11には、Pch MOSトランジスタPMT1、Nch MOSトランジスタNMT1、Nch MOSトランジスタNMT2、及びコンデンサCが設けられる。
Pch MOSトランジスタPMT1は、ソースが高電位側電源Vddに接続され、ドレインがノードN3に接続され、ゲートに入力信号Sinbが入力される。Nch MOSトランジスタNMT1は、ドレインがノードN3に接続され、ソースがノードN4に接続され、ゲートに入力信号Sinbが入力される。Nch MOSトランジスタNMT2は、ドレインがノードN4に接続され、ソースが低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲートに入力信号Sinbとは逆位相の入力信号Sinが入力される。コンデンサCは、一端が高電位側電源Vddに接続され、他端がノードN4(Nch MOSトランジスタNMT1のソース及びNch MOSトランジスタNMT2のドレイン)に接続される。
Pch MOSトランジスタPMT1及びNch MOSトランジスタNMT1は、インバータを構成し、ノード3(Pch MOSトランジスタPMT1のドレイン及びNch MOSトランジスタNMT1のドレイン)から入力信号Sinとは同位相の出力信号Sout11が出力される。
バス2は、駆動回路11と受信回路3の間に設けられ、駆動回路11から出力される出力信号Sout11を受信回路3に伝送する。バス2には、低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量Cが形成される。受信回路3は、バス2から伝送される駆動回路11の出力信号Sout11を入力する。
ここで、コンデンサCは、バス容量Cと同じ構成、例えばバス2が配線の場合、この配線の一部をガードするような形状のダミー配線形状にするのが好ましい。また、バス2がゲートなどの場合、このゲートとは相似縮小したパターン形状にするのが好ましい。このような形状にすることによりプロセスバラツキに対して駆動回路から出力される出力信号の振幅を安定化させることができる。
次に、駆動回路の動作について図4を参照して説明する。図4は駆動回路の入出力特性を示す図である。
図4に示すように、駆動回路11は、入力信号Sin及び入力信号Sinbが入力され、出力信号Sout11が出力される。出力信号Sout11は、入力信号Sinとは同位相の信号となり、コンデンサCの容量とバス2のバス容量(負荷容量)Cにより振幅が小さくなる。そのため、出力信号Sout11のハイレベルSout11(H)、出力信号SoutのローレベルSout11(L)は、
Sout11(H)=Vdd・・・・・・・・・・・・・・・・・式(6)
Sout11(L)={C/(C0+C1)}×Vdd ・・・・・・・・・式(7)
となる。
バス2で消費される電力Pbは、バス2の負荷容量をCとし、コンデンサCの容量をCとし、スイッチング確率Ptを1とすると、実施例1の式(3)、式(6)、及び式(7)から、
Pb=f×C0×{C1/(C0+C1)}×Vdd・・・・・・・・・式(8)
と表される。
つまり、駆動回路11にコンデンサCを設けない場合と比較して、駆動回路11にコンデンサCを設けることによりバス2で消費される電力を{C/(C+C)}分だけ低減することができる。同様に、図示しない駆動回路11以外の駆動回路にもそれぞれコンデンサが設けられているので半導体集積回路装置51内に設けられるバスで消費される電力を大幅に削減することが可能となる。
実施例1の出力信号Soutは低電位側電源(接地電位)Vss側に張り付いているのに対し、本実施例の出力信号Sout11は高電位側電源Vdd側に張り付いている。出力信号Sout11は、駆動回路11、バス2、及び受信回路3が設けられるウエル領域の容量を考慮したり、駆動回路11、バス2、及び受信回路3などで発生するノイズ量を考慮したり、受信回路3側のトランジスタ構成等を考慮して適用するのが好ましい。
上述したように、本実施例の半導体集積回路装置では、複数の駆動回路と、複数のバスと、複数の受信回路とが設けられる。駆動回路11には、Pch MOSトランジスタPMT1、Nch MOSトランジスタNMT1、Nch MOSトランジスタNMT2、及びコンデンサCが設けられる。コンデンサCは高電位側電源Vdd側に設けられる。バス2は駆動回路11から出力される出力信号Sout11を受信回路3に伝送する。バス2には低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量Cが形成される。出力信号Sout11はコンデンサCの容量とバス容量Cにより信号レベルが高電位側電源Vdd側にかたより振幅が小さくなる。同様にバス2以外のバスでも、駆動回路のコンデンサの容量とバス容量により駆動回路から出力される出力信号レベルが高電位側電源Vdd側にかたより振幅が小さくなる。
このため、バスで消費される電力を大幅に削減することができる。したがって、半導体集積回路装置51の消費電力を大幅に低減することできる。
なお、本実施例では、半導体集積回路装置51に設けられたバスを伝送する信号レベルをすべて小さくしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、選定したバスだけ信号レベルを小さくしてもよい。また、駆動回路11をMOSトランジスタで構成しているが、MOSトランジスタの代わりにMISトランジスタを用いてもよい。
次に、本発明の実施例3に係る半導体集積回路装置について、図面を参照して説明する。図5は半導体集積回路装置を示す回路図である。本実施例では、駆動回路に高電位側電源側と低電位側電源にそれぞれコンデンサを設けている。
以下、実施例1と同一構成部分には、同一符号を付してその部分の説明を省略し、異なる部分のみ説明する。
図5に示すように、半導体集積回路装置52には、駆動回路12、バス2、及び受信回路3が設けられる。半導体集積回路装置52は、図示していないが実施例1と同様に複数の駆動回路、複数のバス、及び複数の受信回路が設けられる。半導体集積回路装置52は、図示しない入出力回路部、メモリ部、ロジック回路部などが設けられるシステムLSIである。
駆動回路12には、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT1、Nch MOSトランジスタNMT2、コンデンサC1a、及びコンデンサC1bが設けられる。
Pch MOSトランジスタPMT1は、ソースが高電位側電源Vddに接続され、ドレインがノードN5に接続され、ゲートに入力信号Sinが入力される。Pch MOSトランジスタPMT2は、ソースがノードN5に接続され、ドレインがノードN6に接続され、ゲートに入力信号Sinとは逆位相の入力信号Sinbが入力される。Nch MOSトランジスタNMT2は、ドレインがノードN6に接続され、ソースがノードN7に接続され、ゲートに入力信号Sinbが入力される。Nch MOSトランジスタNMT1は、ドレインがノードN7に接続され、ソースが低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲートに入力信号Sinが入力される。
Pch MOSトランジスタPMT1とNch MOSトランジスタNMT1はインバータを構成し、Pch MOSトランジスタPMT2とNch MOSトランジスタNMT2はインバータを構成する。
コンデンサC1aは、一端がノードN5(Pch MOSトランジスタPMT1のドレイン及びPch MOSトランジスタPMT2のソース)に接続され、他端が低電位側電源(接地電位)Vssに接続される。コンデンサC1bは、一端が高電位側電源Vddに接続され、他端がノードN7(Nch MOSトランジスタNMT2のソース及びNch MOSトランジスタNMT1のドレイン)に接続される。
ノード6(Pch MOSトランジスタPMT2のドレイン及びNch MOSトランジスタNMT2のドレイン)から入力信号Sinとは同位相の出力信号Sout12が出力される。
バス2は、駆動回路12と受信回路3の間に設けられ、駆動回路12から出力される出力信号Sout12を受信回路3に伝送する。バス2には、低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量Cが形成される。受信回路3は、バス2から伝送される駆動回路12の出力信号Sout12を入力する。
ここで、コンデンサC1a及びC1bは、バス容量Cと同じ構成、例えばバス2が配線の場合、この配線の一部をガードするような形状のダミー配線形状にするのが好ましい。また、バス2がゲートなどの場合、このゲートとは相似縮小したパターン形状にするのが好ましい。このような形状にすることによりプロセスバラツキに対して駆動回路12から出力される出力信号Sout12の振幅を安定化させることができる。
次に、駆動回路の動作について図6を参照して説明する。図6は駆動回路の入出力特性を示す図である。
図6に示すように、駆動回路12は、入力信号Sin及び入力信号Sinbが入力され、出力信号Sout12が出力される。出力信号Sout12は、入力信号Sinとは同位相の信号となり、コンデンサC1aの容量とコンデンサC1bの容量とバス2のバス容量(負荷容量)Cにより振幅が小さくなる。そのため、コンデンサC1a及びコンデンサC1bの容量をCとすると、出力信号Sout12のハイレベルSout12(H)、出力信号SoutのローレベルSout12(L)は、
Sout12(H)={(C0+C1)/(2×C0+C1)}×Vdd・・・・・・式(9)
Sout12(L)={C/(2×C0+C1)}×Vdd ・・・・・・・・式(10)
となる。
バス2で消費される電力Pbは、バス2の負荷容量をCとし、スイッチング確率Ptを1とすると、実施例1の式(3)、式(9)、及び式(10)から、
Pb=f×C0×[{(C0+C1)×C1}/(2×C0+C1)]×Vdd・・・式(11)
と表される。
つまり、駆動回路12にコンデンサC1a及びコンデンサC1bを設けない場合と比較して、駆動回路12にコンデンサC1a及びコンデンサC1bを設けることによりバス2で消費される電力を[{(C0+C1)×C}/(2×C+C]分だけ低減することができる。同様に、図示しない駆動回路12以外の駆動回路にもそれぞれコンデンサが設けられているので半導体集積回路装置52内に設けられるバスで消費される電力を大幅に削減することが可能となる。
実施例1の出力信号Soutは低電位側電源(接地電位)Vss側に張り付いているのに対し、本実施例の出力信号Sout12は(1/2)Vdd近傍に張り付いている。出力信号Sout12は、駆動回路12、バス2、及び受信回路3が設けられるウエル領域の容量を考慮したり、駆動回路12、バス2、及び受信回路3などで発生するノイズ量を考慮したり、受信回路3側のトランジスタ構成等を考慮して適用するのが好ましい。
上述したように、本実施例の半導体集積回路装置では、複数の駆動回路と、複数のバスと、複数の受信回路とが設けられる。駆動回路12には、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT1、Nch MOSトランジスタNMT2、コンデンサC1a、及びコンデンサC1bが設けられる。コンデンサC1aは低電位側電源(接地電位)Vss側に設けられる。コンデンサC1bは高電位側電源Vdd側に設けられる。バス2は駆動回路12から出力される出力信号Sout12を受信回路3に伝送する。バス2には低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量Cが形成される。出力信号Sout12はコンデンサC1aの容量とコンデンサC1bの容量とバス容量Cにより信号レベルが(1/2)Vdd付近にかたより振幅が小さくなる。同様にバス2以外のバスでも、駆動回路の低電位側電源(接地電位)Vss側のコンデンサの容量と駆動回路の高電位側電源Vdd側のコンデンサの容量とバス容量により駆動回路から出力される出力信号レベルが(1/2)Vdd付近にかたより振幅が小さくなる。
このため、バスで消費される電力を大幅に削減することができる。したがって、半導体集積回路装置52の消費電力を大幅に低減することできる。
なお、本実施例では、半導体集積回路装置52に設けられたバスを伝送する信号レベルをすべて小さくしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、選定したバスだけ信号レベルを小さくしてもよい。また、駆動回路12をMOSトランジスタで構成しているが、MOSトランジスタの代わりにMISトランジスタを用いてもよい。
次に、本発明の実施例4に係る半導体集積回路装置について、図面を参照して説明する。図7は半導体集積回路装置を示す回路図である。本実施例では、駆動回路に縦続接続されたヒューズ及びコンデンサを並列に複数設け、ヒューズ切断の有無によりコンデンサを自由に選択できる構造としている。
図7に示すように、半導体集積回路装置53には、駆動回路21、バス22、及び受信部23が設けられる。半導体集積回路装置53は、図示していないが実施例1と同様に複数の駆動回路、複数のバス、及び複数の受信部が設けられる。半導体集積回路装置53は、図示しない入出力回路部、メモリ部、ロジック回路部などが設けられるシステムLSIである。
駆動回路21には、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT1、ヒューズF1、ヒューズF2、ヒューズFn、コンデンサC21、コンデンサC22、及びコンデンサC2nが設けられる。
Pch MOSトランジスタPMT2は、ソースが高電位側電源Vddに接続され、ドレインがノードN1に接続され、ゲートに入力信号Sinが入力される。Pch MOSトランジスタPMT1は、ソースがノードN1に接続され、ドレインがノードN2に接続され、ゲートに入力信号Sinとは逆位相の入力信号Sinbが入力される。Nch MOSトランジスタNMT1は、ドレインがノードN2に接続され、ソースが低電位側電源(接地電位)Vssに接続され、ゲートに入力信号Sinbが入力される。
ノードN1と低電位側電源(接地電位)Vssの間に縦続接続されるヒューズ及びコンデンサがn個並列配置される。ヒューズF1は、一端がノードN1に接続される。コンデンサC21は、一端がヒューズF1の他端に接続され、他端が低電位側電源(接地電位)Vssに接続される。ヒューズF2は、一端がノードN1に接続される。コンデンサC22は、一端がヒューズF2の他端に接続され、他端が低電位側電源(接地電位)Vssに接続される。ヒューズFnは、一端がノードN1に接続される。コンデンサC2nは、一端がヒューズFnの他端に接続され、他端が低電位側電源(接地電位)Vssに接続される。ここでは、コンデンサを低電位側電源(接地電位)Vss側に設けているが、ヒューズを低電位側電源(接地電位)Vss側に設けてもよい。
ノード2(Pch MOSトランジスタPMT1のドレイン及びNch MOSトランジスタNMT1のドレイン)から入力信号Sinとは同位相の出力信号Sout13が出力される。
バス22は、多ビットの大規模情報を伝送するグローバルバス或いはメインバスであり、駆動回路21と受信部23の間に設けられ、駆動回路21から出力される出力信号Sout13を受信部23に伝送する。バス22には、低電位側電源(接地電位)Vssとの間に負荷容量としてのバス容量C32が形成される。受信部23は、バス22から伝送される駆動回路21の出力信号Sout13を入力し、多ビットの大規模情報を格納或いは転送等の処理を行う。
ここで、半導体集積回路装置53のチップ製造後に、半導体集積回路装置53のチップの特性レベルに応じて、ヒューズを電気的或いはレーザなどで適宜切断する。切断されたヒューズに接続されるコンデンサはノードN1に接続されなくなるので、切断されていないヒューズに接続されるコンデンサだけがノードN1と低電位側電源(接地電位)Vssのコンデンサとして機能する。このコンデンサの容量とバス22のバス容量(負荷容量)C32により、出力信号Sout13の振幅を小さくすることができる。この結果、半導体集積回路装置53のチップの特性レベルに応じてバス22で消費される電力を削減することが可能となる。他のバスも同様に消費される電力を削減することが可能となる。
上述したように、本実施例の半導体集積回路装置では、駆動回路21、バス21、及び受信部23が設けられる。駆動回路21には、Pch MOSトランジスタPMT1、Pch MOSトランジスタPMT2、Nch MOSトランジスタNMT1、ヒューズF1、ヒューズF2、ヒューズFn、コンデンサC21、コンデンサC22、及びコンデンサC2nが設けられる。ヒューズ及びコンデンサは、低電位側電源(接地電位)Vss側に縦続接続され、並列に複数配置される。半導体集積回路装置53のチップ製造後に、特性レベルに応じて、ヒューズが適宜切断される。切断されていないヒューズに接続されるコンデンサの容量とバス22のバス容量(負荷容量)C32により、出力信号Sout13は低電位側電源(接地電位)Vss側にかたより振幅が小さくなる。
このため、半導体集積回路装置53のチップ製造後に、バス22消費される電力を大幅に削減することができる。したがって、半導体集積回路装置53のチップの特性レベルに応じて消費電力を大幅に低減することできる。
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々、変更してもよい。
例えば、実施例では、システムLSIに適用したが、入出力回路部、メモリ部、ロジック回路部、アナログ回路部などが設けられるSoC(System on a chip)や一般のLSIにも適用することができる。また、実施例4では、低電位側電源(接地電位)側に縦続接続されたヒューズ及びコンデンサを並列に複数配置しているが、実施例2の高電位側電源側に縦続接続されたヒューズ及びコンデンサを並列に複数配置してもよい。また、実施例3の低電位側電源(接地電位)側と高電位側電源側に、縦続接続されたヒューズ及びコンデンサを並列に複数配置してもよい。
本発明は、以下の付記に記載されているような構成が考えられる。
(付記1) ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ソースが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力される第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ソースが低電位側電源に接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインと前記低電位側電源の間に、縦続接続され、並列配置されるヒューズ及びコンデンサとを有し、前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記ヒューズが適宜切断され、前記ヒューズが切断されていない前記コンデンサの容量と前記バスの負荷容量により、前記出力信号は前記第1の入力信号よりも振幅が小さくなる半導体集積回路装置。
(付記2) ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続され、ソースが低電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力される第2のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、前記高電位側電源と前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースの間に、縦続接続され、並列配置されるコンデンサ及びヒューズとを有し、前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから前記第2の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記ヒューズが適宜切断され、前記ヒューズが切断されていない前記コンデンサの容量と前記バスの負荷容量により、前記出力信号は前記第1の入力信号よりも振幅が小さくなる半導体集積回路装置。
(付記3) ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ソースが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続され、ソースが前記低電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第2のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインと前記低電位側電源の間に、縦続接続され、並列配置される第1のヒューズ及び第1のコンデンサと、前記高電位側電源と前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースの間に、縦続接続され、並列配置される第2のコンデンサ及び第2のヒューズとを有し、前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記第1及び第2のヒューズが適宜切断され、前記第1のヒューズが切断されていない前記第1のコンデンサの容量と前記第2のヒューズが切断されていない前記第2のコンデンサの容量と前記バスの負荷容量により、前記出力信号は前記第1の入力信号よりも振幅が小さくなる半導体集積回路装置。
(付記4) 前記第1及び第2の入力信号はデータ信号或いはクロック信号である付記1乃至3のいずれかに記載の半導体集積回路装置。
(付記5) ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ソースが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力される第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ソースが低電位側電源に接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインと前記低電位側電源の間に設けられるコンデンサとを有し、前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記高電位側電源の電圧をVddとし、前記低電位側電源の電圧をVssとし、前記バスの負荷容量をCとし、前記コンデンサの容量をCとし、前記出力信号の周波数をfとすると、前記出力信号のハイレベルの電圧が{C/(C+C)}×Vddであり、前記出力信号のローレベルの電圧がVssであり、前記バスで消費される電力がf×C×{C/(C+C)}×Vddである半導体集積回路装置。
(付記6) ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続され、ソースが低電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力される第2のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、前記高電位側電源と前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースの間に設けられるコンデンサとを有し、前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記高電位側電源の電圧をVddとし、前記バスの負荷容量をCとし、前記コンデンサの容量をCとし、前記出力信号の周波数をfとすると、前記出力信号のハイレベルの電圧がVddであり、前記出力信号のローレベルの電圧が{C/(C+C)}×Vddであり、前記バスで消費される電力がf×C×{C/(C+C)}×Vddである半導体集積回路装置。
(付記7) ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ソースが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続され、ソースが前記低電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第2のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインと前記低電位側電源の間に設けられる第1のコンデンサと、前記高電位側電源と前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースの間に設けられる第2のコンデンサとを有し、前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路とを具備し、前記高電位側電源の電圧をVddとし、前記バスの負荷容量をCとし、前記第1及び第2のコンデンサの容量をCとし、前記出力信号の周波数をfとすると、前記出力信号のハイレベルの電圧が{(C+C)/(2×C+C)}×Vddであり、前記出力信号のローレベルの電圧が{C/(2×C+C)}×Vddであり、前記バスで消費される電力がf×C×[{(C+C)×C}/(2×C+C]×Vddである半導体集積回路装置。
本発明の実施例1に係る半導体集積回路装置を示す回路図。 本発明の実施例1に係る駆動回路の入出力特性を示す図。 本発明の実施例2に係る半導体集積回路装置を示す回路図。 本発明の実施例2に係る駆動回路の入出力特性を示す図。 本発明の実施例3に係る半導体集積回路装置を示す回路図。 本発明の実施例3に係る駆動回路の入出力特性を示す図。 本発明の実施例4に係る半導体集積回路装置を示す回路図。
符号の説明
1、1a、1n、11、12、21 駆動回路
2、2a、2n、22 バス
23 受信部
3、3a、3n 受信回路
50、51、52、53 半導体集積回路装置
、C1a、C1b、C21、C22、C2n コンデンサ
、C01、Con、C32 バス容量
N1〜7 ノード
NMT1、NMT2 Nch MOSトランジスタ
PMT1、PMT2 Pch MOSトランジスタ
Sin、Sinb、Sina、Sinab、Sinn、Sinnb 入力信号
Sout、Souta、Soutn、Sout11、Sout12、Sout13 出力信号
Vdd 高電位側電源
Vss 低電位側電源(接地電位)

Claims (5)

  1. コンデンサが設けられ、第1の入力信号及び前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力され、前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、
    前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、
    前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路と、
    を具備し、前記コンデンサの容量と前記バスの負荷容量により、前記出力信号は前記第1の入力信号よりも振幅が小さくなることを特徴とする半導体集積回路装置。
  2. 前記駆動回路は、ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ソースが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ソースが低電位側電源に接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、一端が前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、他端が前記低電位側電源に接続されるコンデンサとを有し、
    前記出力信号が前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから出力されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  3. 前記駆動回路は、ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続され、ソースが低電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第2のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、一端が前記高電位側電源に接続され、他端が前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続されるコンデンサとを有し、
    前記出力信号が前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから出力されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  4. 前記駆動回路は、ソースが高電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ソースが前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、ゲートに前記第2の入力信号が入力される第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、ドレインが前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続され、ソースが前記低電位側電源に接続され、ゲートに前記第1の入力信号が入力される第2のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタと、一端が前記第1のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインに接続され、他端が前記低電位側電源に接続される第1のコンデンサと、一端が前記高電位側電源に接続され、他端が前記第1のNch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのソースに接続される第2のコンデンサとを有し、
    前記出力信号が前記第2のPch絶縁ゲート型電界効果トランジスタのドレインから出力されることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路装置。
  5. 縦続接続されるヒューズとコンデンサが並列に複数配置され、第1の入力信号及び前記第1の入力信号とは逆位相の第2の入力信号が入力され、前記第1の入力信号とは同位相の出力信号を出力する駆動回路と、
    前記駆動回路から出力される前記出力信号を伝送するバスと、
    前記バスから伝送される前記出力信号が入力される受信回路と、
    を具備し、前記ヒューズが適宜切断され、前記ヒューズが切断されていない前記コンデンサの容量と前記バスの負荷容量により、前記出力信号は前記第1の入力信号よりも振幅が小さくなることを特徴とする半導体集積回路装置。
JP2007297095A 2007-11-15 2007-11-15 半導体集積回路装置 Abandoned JP2009124503A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007297095A JP2009124503A (ja) 2007-11-15 2007-11-15 半導体集積回路装置
US12/269,698 US20090127606A1 (en) 2007-11-15 2008-11-12 Semiconductor integrated circuit device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007297095A JP2009124503A (ja) 2007-11-15 2007-11-15 半導体集積回路装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009124503A true JP2009124503A (ja) 2009-06-04

Family

ID=40640969

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007297095A Abandoned JP2009124503A (ja) 2007-11-15 2007-11-15 半導体集積回路装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090127606A1 (ja)
JP (1) JP2009124503A (ja)

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5835436A (en) * 1995-07-03 1998-11-10 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Dynamic type semiconductor memory device capable of transferring data between array blocks at high speed
JP2001006373A (ja) * 1999-06-23 2001-01-12 Hitachi Ltd 伝送回路とこれを用いた半導体集積回路及び半導体メモリ
US6621305B2 (en) * 2001-08-03 2003-09-16 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Partial swing low power CMOS logic circuits
KR100451762B1 (ko) * 2001-11-05 2004-10-08 주식회사 하이닉스반도체 불휘발성 강유전체 메모리 장치 및 그 구동방법
JP3950120B2 (ja) * 2004-03-31 2007-07-25 株式会社東芝 ドライバ回路及びドライバ回路を有するシステム
US7427887B2 (en) * 2005-05-13 2008-09-23 Analog Devices, Inc. Open drain driver, and a switch comprising the open drain driver
US7411425B2 (en) * 2005-06-28 2008-08-12 International Business Machines Corporation Method for power consumption reduction in a limited-switch dynamic logic (LSDL) circuit

Also Published As

Publication number Publication date
US20090127606A1 (en) 2009-05-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7893718B2 (en) High-speed multiplexer and semiconductor device including the same
KR100900965B1 (ko) 고전압용 씨모스 전하 펌프
KR100313554B1 (ko) 클럭공급회로가내장되어있는반도체집적회로
EP2835908B1 (en) Level shifter
JP2017112537A (ja) インバータ回路
US8928354B2 (en) Clock-delayed domino logic circuit and devices including the same
US8773210B2 (en) Relaxation oscillator
JP2011171916A (ja) フリップフロップ回路およびラッチ回路
JP3987262B2 (ja) レベルコンバータ回路
KR20080002686A (ko) 반도체 집적 회로
WO2018055666A1 (ja) インターフェース回路
JPH10163826A (ja) Cmosインバータの駆動方法及びシュミットトリガ回路
JP2007124343A (ja) データ保持回路
US8803619B1 (en) Relaxation oscillator with self-biased comparator
US9755622B2 (en) Semiconductor integrated circuit, latch circuit, and flip-flop circuit
JP2016514419A (ja) 低リークリテンションレジスタトレイ
JP4019079B2 (ja) 遅延回路及び半導体装置
JP2009124503A (ja) 半導体集積回路装置
JP2008177755A (ja) レベルシフト回路およびそれを用いた半導体装置
CN108564979B (zh) 单端读取电路
JP2009182123A (ja) 半導体装置
US20110298493A1 (en) Voltage level shift circuit and semiconductor device
US20240137023A1 (en) Level shifter and semiconductor device including the same
JP2009194560A (ja) 分周回路
JP5862420B2 (ja) クロックドライバ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100210

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20101115