JP2009123175A - ストレージシステム並びにストレージ装置及びデータ更新方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、論理ボリュームの容量を効率よく活用し得るストレージシステム並びにストレージ装置提案する。
【解決手段】ホスト計算機から送信されるデータを格納するためのデータボリューム及び前記データボリュームの更新データを時系列に識別可能に書き込むためのジャーナルボリュームを有するストレージ装置であって、外部より設定されたデータの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間のうち、復元する必要のない期間の更新データを、前記ジャーナルボリュームにおいて更新する更新部を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、ストレージシステム並びにストレージ装置及びデータ更新方法に関し、例えば、ストレージシステム内のデータのバックアップやリストアを管理するストレージ装置に適用して好適なものである。
従来、データのバックアップやリストアをするための技術として、例えば、論理ボリュームのスナップショットを取得し、そのスナップショットを使用してデータをリストアする技術(以下、スナップショット技術と呼ぶ。)と、論理ボリュームのデータのジャーナルを取得し、そのジャーナルを利用してデータをリストアする技術(以下、ジャーナル技術と呼ぶ。)とを組み合わせて任意の時点のデータを復元する技術がある。
スナップショットとは、論理ボリュームのある時点でのイメージのことである。また、ジャーナルとは、論理ボリュームへの書込み履歴のデータのことである。
スナップショット技術によれば、一般に、スナップショットそれ自体をリストアされたデータとして使用することができるため、リストアを短時間で行うことができる。しかし、多くの時点のどの時点にもリストアできるようにするためには、多数のスナップショットを取得する必要が生じるので、負荷が大きい。
一方、ジャーナル技術によれば、多くの時点のどの時点にもリストアできるようにしたい場合であっても、論理ボリュームへの書込みのジャーナルを記録すれば良いので、スナップショット技術に比べて負荷は小さい。しかし、過去のある時点のデータをリストアするためには、その時点までの各時点のジャーナルを順次に利用しリストアしていく必要があるため、一般に、スナップショット技術よりもリストアに長い時間がかかる。
そこで、近年では、状況に応じてスナップショット技術とジャーナル技術を切り替えて運用する技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このような技術として、データの書き込みの単位で時系列に更新データをジャーナルとしてバックアップすることで、任意の時刻のデータを復元することができる技術であるCDP(Continuous Data Protection)技術がある。CDPの1例として、過去の特定の時点(以下、リカバリポイントと呼ぶ)のデータをベースボリュームとして保持し、ベースボリュームに対して更新データ(ジャーナル)を任意に適用することで、任意の時点のデータとして復元する。
特開2007−080131号公報
しかしながら、リカバリポイントからリカバリポイントまでの間が長期間にわたる場合には、データを復元する必要のない期間を有しているにもかかわらず、当該期間に応じて、ジャーナルを格納するためのジャーナルボリュームの容量を大きくしなければならないという問題がある。
また、スナップショットを利用する場合にも、データを復元する必要のない期間を有しているにもかかわらず、スナップショットを実施した世代数分に応じて、ボリュームの容量を大きくしなければならないという問題がある。さらに、特定の期間についてのみについてジャーナルボリュームを用いるような、連続するリカバリポイントの管理ができないという問題がある。
このように、従来技術では、ユーザにとってデータを復元する必要のない期間についても復元可能とするようになされており、かつ、データを復元する必要のない期間のデータを削除することができないため、論理ボリュームの容量を有効に活用することができないという問題がある。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、論理ボリュームの容量を効率よく活用し得るストレージシステム並びにストレージ装置及びデータ更新方法を提案するものである。
かかる課題を解決するために本発明においては、ホスト計算機から送信されるデータを格納するための第1のデータボリューム及び前記第1のデータボリュームの更新データを時系列に識別可能に書き込むための第1のジャーナルボリュームを有する第1のストレージ装置と、第1のデータボリューム及び前記第1のジャーナルボリュームの複製を保持する第2のデータボリューム及び前記第2のジャーナルボリュームを有する第2のストレージ装置と、前記第1のストレージ装置を管理する管理装置とを備え、前記管理装置は、データの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間を設定して、データの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間の情報を前記第1のストレージ装置に送信する設定部を備え、前記第1のストレージ装置は、前記設定部により設定されたデータの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間のうち、復元する必要のない期間の更新データを、前記第1のジャーナルボリュームにおいて更新する更新部を備える。
また、本発明においては、ホスト計算機から送信されるデータを格納するためのデータボリューム及び前記データボリュームの更新データを時系列に識別可能に書き込むためのジャーナルボリュームを有するストレージ装置であって、外部より設定されたデータの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間のうち、復元する必要のない期間の更新データを、前記ジャーナルボリュームにおいて更新する更新部を備える。
さらに、本発明においては、ホスト計算機から送信されるデータを格納するためのデータボリューム及び前記データボリュームの更新データを時系列に識別可能に書き込むためのジャーナルボリュームを有するストレージ装置のデータ更新方法であって、外部より設定されたデータの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間のうち、復元する必要のない期間の更新データを、前記ジャーナルボリュームにおいて更新する更新ステップを備える。
従って、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データを第1のジャーナルボリュームにおいて保持することを防止し、第1のジャーナルボリュームの使用容量を減らすことで、第1のジャーナルボリュームの容量を有効に活用することができる。
本発明によれば、論理ボリュームの容量を効率よく活用し得るストレージシステム並びにストレージ装置及びデータ更新方法を実現できる。
以下、本発明の一実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、これにより本発明が限定されるものではない。
図1は、本実施の形態におけるストレージシステム1(計算機を含む)を示している。ストレージシステム1は、ホスト計算機2がストレージネットワーク3を介して第1のストレージ装置4及び第2のストレージ装置5と接続されることにより構成されている。
ホスト計算機2は、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレーム等の計算機である。ホスト計算機2は、データベースなど様々な業務や用途に応じたアプリケーションプログラムを実行することにより種々の処理を行う。なお、ストレージネットワーク3を介して第1のストレージ装置4及び第2のストレージ装置5に接続するホスト計算機2は、何台であっても良い。また、ホスト計算機2は、情報処理に係る入出力に必要なコマンド及びデータを第1のストレージ装置4と通信し、データの書込みや更新、変更に関してはライト要求を行う。
第1のストレージ装置4は、ストレージネットワーク3を介して送信されるコマンドやデータを受信して所定の処理を実行し、ホスト計算機2に対して所定の応答を行う。第2のストレージ装置5は、第1のストレージ装置4上のデータの複製を保持する。第2のストレージ装置5は、通常、遠隔地(ここでは便宜的にリモートサイトと呼ぶ)に配置されるが、距離は問わない。以下、第1のストレージ装置4は、第2のストレージ装置5のリモートサイト又はリモート側に対し、ローカルサイト又はマスタ側と言い換える場合がある。
管理サーバ6は、管理ネットワーク7を通して、第1のストレージ装置4及び第2のストレージ装置5の構成・保守・性能等の管理を行うための計算機である。また、管理サーバ6は、リカバリポイント間において、データの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間となるリカバリ期間の設定についても行うようになされている(後述)。なお、ストレージシステム1では、ストレージネットワーク5に管理サーバ6を接続することで、管理ネットワーク7を利用しない(例えば、In Bandのみの管理)構成とすることもできる。
次に、詳細は後述するが、処理全体の流れを以下で述べる。第1のストレージ装置4は、ホスト計算機2から入力されたデータをプライマリボリューム(P-VOL)11に格納する。続いて、第1のストレージ装置4は、プライマリボリューム11に書き込みされると、入力されたデータの更新データの管理データであるジャーナルデータを作成し、更新データ及びジャーナルデータをマスタ側ジャーナルボリューム(M-JNL VOL)12に書き込む。
続いて、第1のストレージ装置4は、CDP機能によって保護するために、目標保障期間を経過した(リカバリポイント時における)更新データをマスタ側ベースボリューム(M-B-VOL)13に適用する。そして、第1のストレージ装置4は、プライマリボリューム11に書き込みされると、再び、更新データ及びジャーナルデータをマスタ側ジャーナルボリューム12に書き込み、これを繰り返す。
このようにして、第1のストレージ装置4は、マスタ側ベースボリューム13のデータ及びマスタ側ジャーナルボリューム12の更新データをプライマリボリューム11に適用することで、直近のリカバリポイントから現在までの間の任意の時点のデータを復元することができる。
このとき、第1のストレージ装置4は、後述するタイミングで、ユーザに指定された、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データを、マスタ側ジャーナルボリューム12において更新(マージ)するようになされている。これにより、第1のストレージ装置4は、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データをマスタ側ジャーナルボリューム12において保持することを防止し、マスタ側ジャーナルボリューム12の使用容量を減らすことで、マスタ側ジャーナルボリューム12の容量を有効に活用することができる。
一方、第1のストレージ装置4は、後述するタイミングで、マスタ側ベースボリューム13のデータをリモート側ベースボリューム(R-B-VOL)14に転送し、マスタ側ジャーナルボリューム12の更新データ及びジャーナルデータをリモート側ジャーナルボリューム(R-JNL VOL)15に転送する。
このとき、第1のストレージ装置4は、後述するタイミングで、ユーザに指定された、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データを、マスタ側ジャーナルボリューム12において更新(マージ)し、ユーザに指定された、ユーザにとって復元する必要のある期間の更新データを、リモート側ジャーナルボリューム15に転送するようになされている。なお、ユーザにとって復元する必要のある期間の更新データを、リモート側ジャーナルボリューム15にバックアップするということもできる。
これにより、第1のストレージ装置4は、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データをリモート側ジャーナルボリューム15において保持することを防止して、リモート側ジャーナルボリューム15の容量を有効に活用することができる。また、第1のストレージ装置4は、ユーザが復元する必要のある期間として指定する必要最低限の更新データをリモート側ジャーナルボリューム15に転送するため、ストレージネットワーク3の回線帯域の使用を減らすことで、ストレージネットワーク3の回線帯域をも有効に活用することができる。
そして、第2のストレージ装置5は、第1のストレージ装置4から転送されたマスタ側ベースボリューム13のデータの複製をリモート側ベースボリューム14において保持すると共に、第1のストレージ装置4から転送された更新データ及びジャーナルデータの複製をリモート側ジャーナルボリューム15において保持する。
これにより、第2のストレージ装置5は、リモート側ベースボリューム14のデータ及びリモート側ジャーナルボリューム15の更新データをセカンダリボリューム(S-VOL)16に適用することで、直近のリカバリポイントから後述するタイミングまでの間において、ユーザにとってデータを復元する必要のない期間を除いた任意の時点のデータを復元することができる。
なお、ここでいう各種ボリュームを構成する物理媒体は、ハードディスクドライブ(RAID含む)だけでなく、フラッシュメモリや磁気テープ等も可能であって、限定するものではない。
また、プライマリボリューム11、マスタ側ジャーナルボリューム12、マスタ側ベースボリューム13、リモート側ベースボリューム14、リモート側ジャーナルボリューム15及びセカンダリボリューム16は、複数組あっても良い。さらに、1つのマスタ側ジャーナルボリューム12に複数のマスタ側ベースボリューム13があっても良く、この他種々の組合せが可能である。
図2は、第1のストレージ装置4内の構成を示している。ホスト計算機2からのプライマリボリューム11へのデータ参照要求又は書き込み要求は、業務ポート21を介してコントローラ22が受け付ける。コントローラ22は、既定のプライマリボリューム11とホスト計算機2の関連を元に、適切なプライマリボリューム11へのデータの書込み(Write)又は適切なプライマリボリューム11からのデータの読出し(Read)を行う。この際、コントローラ22は、内部の高速なキャッシュを利用してI/Oを高速に行うことがある。
構成設定・保守やリカバリ期間の設定等の管理サーバ6からの要求についても、管理ポート23を介してコントローラ22が受け付ける。構成設定については、内部のキャッシュメモリ等に保持する構成情報を更新し、プライマリボリューム11の構成変更やコピー関係の構築等各種変更を実施する。なお、管理ポート23は、業務ポート21と同一のポートを共有しても良い。
コントローラ22上で実行されるプログラム及びコントローラ22が利用するテーブルは、メモリ24上に格納される。本実施の形態では、メモリ24上には、リカバリポイント管理プログラム31、ジャーナル複製プログラム32、ジャーナルマージプログラム33及びリカバリポイントマージプログラム34が格納されている。また、メモリ24上には、ジャーナル管理テーブル35、ジャーナル管理キャッシュテーブル36及びリカバリ期間管理テーブル37が格納されている。なお、各種プログラム及び各種テーブルの詳細については、後述する。
図3は、マスタ側ジャーナルボリューム12の構成を示している。マスタ側ジャーナルボリューム12は、ジャーナル管理テーブル35を保存するための領域及び更新データを保存する領域から構成されている。コントローラ22は、ジャーナル管理テーブル35をマスタ側ジャーナルボリューム12からメモリ24に格納する。
リモートサイトである第2のストレージ装置5は、各種ボリュームやメモリ内のプログラム及びテーブルが異なり、第1のストレージ装置4上のデータの複製を保持するようになされていることを除いて、基本的には第1のストレージ装置4と同一であるため、ここでは説明を省略する。
図4は、管理サーバ6の構成を示している。管理サーバ6は、管理ネットワーク7に接続するための管理ポート41と、プロセッサ42と、メモリ43と、後述する処理結果を出力するための表示モニタ44等と接続される出力部45と、管理サーバ6のユーザが指示を入力するためのキーボード等と接続される入力部46とを有し、これらは内部バス等の回路を介して相互に接続される。メモリ43には、リカバリ期間設定画面処理プログラム47が格納されている。なお、リカバリ期間設定画面処理プログラム47の詳細については、後述する。
図5は、ジャーナル管理テーブル35の構成を示している。ジャーナル管理テーブル35は、ジャーナルデータを格納して、ジャーナルデータ及び当該ジャーナルデータに対応する更新データを管理する。ジャーナル管理テーブル35は、ID欄35A、ライト受付時刻欄35B、ライト先アドレス欄35C及びライトデータ保管場所欄35Dから構成されている。
ID欄35Aには、ジャーナルデータを一意に識別するIDが格納される。ライト受付欄35Bには、コントローラ22がライト要求を受付し更新データをプライマリボリューム11に書き込んだ時刻であるライト受付時刻が格納される。ライト先アドレス欄35Cには、当該ジャーナルデータに対応する更新データが書き込まれるプライマリボリューム11のアドレスであるライト先アドレスが格納される。ライトデータ保管場所欄35Dには、当該ジャーナルデータに対応する更新データが書き込まれるマスタ側ボリューム12のアドレスであるライトデータ保管場所アドレスが格納される。
この場合、例えば、IDが「0」のジャーナルデータに対応する更新データは、ライト受付時刻が「2007/8/3 15:00」であり、ライト先アドレスが「0x00500」のアドレスに格納され、ライトデータ保管場所アドレスが「0x102000」のアドレスに格納されていることを示している。なお、ジャーナル管理テーブル35は、プライマリボリューム11ごとに存在する。
図6は、ジャーナル管理キャッシュテーブル36の構成を示している。ジャーナル管理キャッシュテーブル36は、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データを更新(マージ)する際に、ジャーナルデータを一時的に格納して、複製するジャーナルデータ及び当該ジャーナルデータに対応する更新データを管理する。ジャーナル管理キャッシュテーブル36は、ID欄36A、ライト受付時刻欄36B、ライト先アドレス欄36C及びライトデータ保管場所欄36Dから構成されている。
ジャーナル管理キャッシュテーブル36は、ジャーナル管理テーブル35と同様に、ID、ライト受付時刻、ライト先アドレス及びライトデータ保管場所アドレスを格納する。なお、ジャーナル管理キャッシュテーブル36のライト受付時刻は、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データが更新(マージ)される場合には、ユーザにとって復元する必要のある期間の開始時刻に、コントローラ22がライト要求を受付し更新データをプライマリボリューム11に書き込んだこととなるように、当該ライト受付時刻が更新される(後述)。
この場合、例えば、IDが「0」のジャーナルデータに対応する更新データは、ライト受付時刻が「2007/8/1 15:00」であり、ライト先アドレスが「0x00500」のアドレスに格納され、ライトデータ保管場所アドレスが「0x100400」のアドレスに格納されていることを示している。なお、当該ライト受付時刻は、実際に、コントローラ22がライト要求を受付し更新データをプライマリボリューム11に書き込んだ時刻、又はユーザにとって復元する必要のある期間の開始時刻に、コントローラ22がライト要求を受付し更新データをプライマリボリューム11に書き込んだこととなるように更新された時刻である。なお、ジャーナル管理キャッシュテーブル36は、プライマリボリューム11ごとに存在する。
図7は、リカバリ期間管理テーブル37の構成を示している。リカバリ期間管理テーブル37は、リカバリ期間の更新データを更新(マージ)するか否か、及び当該更新データを複製する際に更新(マージ)してリモート側ジャーナルボリューム15に転送するか否かを管理する。リカバリ期間管理テーブル37は、ID欄37A、リカバリ期間開始時刻欄37B、リカバリ期間終了時刻欄37C、マージフラグ欄37D及び複製フラグ欄37Eから構成されている。
ID欄37Aには、リカバリ期間管理テーブル37のエントリを一意に識別するIDが格納される。リカバリ期間開始時刻欄37Bには、リカバリ期間の開始時刻が格納される。リカバリ期間終了時刻欄37Cには、リカバリ期間の終了時刻が格納される。マージフラグ欄37Dには、当該エントリのリカバリ期間の更新データを更新(マージ)するか否かの情報が格納される。複製フラグ欄37Eには、当該エントリのリカバリ期間の更新データを更新(マージ)してリモート側ジャーナルボリューム15に転送するか否かの情報が格納される。
この場合、例えば、IDが「0」のエントリのリカバリ期間は、リカバリ期間開始時刻が「2007/8/3 0:00」であり、リカバリ期間終了時刻が「2007/8/3 15:00」であることを示している。また、IDが「0」のエントリのリカバリ期間は、マージフラグが「OFF(オフ)」であり、複製フラグが「OFF(オフ)」であるため、リカバリ期間の更新データを更新(マージ)しない、すなわち、ユーザにとって復元する必要のある期間であることを示している。
また、この場合、例えば、IDが「1」のエントリのリカバリ期間は、リカバリ期間開始時刻が「2007/8/2 0:00」であり、リカバリ期間終了時刻が「2007/8/2 21:00」であることを示している。また、IDが「1」のエントリのリカバリ期間は、マージフラグが「OFF(オフ)」であり、複製フラグが「ON(オン)」であるため、リカバリ期間の更新データを更新(マージ)してリモート側ジャーナルボリューム15に転送する、すなわち、ユーザにとって復元する必要のない期間であることを示している。
さらに、この場合、例えば、IDが「2」のエントリのリカバリ期間は、リカバリ期間開始時刻が「2007/8/1 15:00」であり、リカバリ期間終了時刻が「2007/8/1 21:00」であることを示している。また、IDが「2」のエントリのリカバリ期間は、マージフラグが「ON(オン)」であり、複製フラグが「ON(オン)」であるため、リカバリ期間の更新データを更新(マージ)してリモート側ジャーナルボリューム15に転送する、すなわち、ユーザにとって復元する必要のない期間であることを示している。
なお、リカバリ期間管理テーブル37は、プライマリボリューム11ごとに存在する。
図8は、表示モニタ44に表示されるリカバリ期間設定画面48を示している。リカバリ期間設定画面48は、管理サーバ6のユーザの操作部(図示せず)の操作に基づいて、リカバリ期間の更新データを更新(マージ)するか否か、及び当該更新データを複製する際に更新(マージ)してリモート側ジャーナルボリューム15に転送するか否かを設定する。リカバリ期間設定画面48は、対象ボリューム欄48A、設定欄48B、左矢印ボタン48C、右矢印ボタン48D、リカバリ期間一覧欄48E、OKボタン48F及びキャンセルボタン48Gから構成されている。
対象ボリューム欄48Aには、リカバリ期間を設定するプライマリボリューム11の識別IDが格納される。設定欄48Bには、リカバリ期間開始時刻及びリカバリ期間終了時刻が格納される。また、設定欄48Bでは、マージフラグ及び又は複製フラグが選択される。左矢印ボタン48Cは、リカバリ期間一覧欄48Eのエントリが選択され、設定欄48Bに反映する場合に押下される。右矢印ボタン48Dは、設定欄48Bが入力され、リカバリ期間一覧欄48Eに反映する場合に押下される。リカバリ期間一覧欄48Eには、設定欄48Bに入力された情報が一覧表示される。OKボタン48Fは、リカバリ期間の設定を反映して終了する場合に押下される。キャンセルボタン48Gは、リカバリ期間の設定を反映せずに終了する場合に押下される。
管理サーバ6は、例えば、管理サーバ6のユーザの操作部(図示せず)の操作により、対象ボリューム欄48Aに「プライマリボリューム1」と入力されると、「プライマリボリューム1」のプライマリボリューム11のリカバリ期間管理テーブル37をリカバリ期間設定画面48に表示する。
また、管理サーバ6は、例えば、管理サーバ6のユーザの操作部(図示せず)の操作により、設定欄48Bに、リカバリ期間開始時刻が「2007/8/2 0:00」、リカバリ期間終了時刻が「2007/8/2 21:00」と入力され、複製フラグが選択されると共に、右矢印ボタン48Dが押下されると、上述の設定欄48Bに入力された情報をリカバリ期間設定画面48に表示する(リカバリ期間一覧欄48EのID「2」)。
図9及び図10は、このストレージシステム1における管理サーバ6のリカバリ期間設定画面処理に関する、管理サーバ6のプロセッサ42の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
管理サーバ6のプロセッサ42は、例えば、管理サーバ6のユーザの操作部(図示せず)の操作により、リカバリ期間設定指示を受信すると、選択したプライマリボリューム11のリカバリ期間を設定するリカバリ期間設定画面処理プログラム47を実行することにより、図9及び図10に示すリカバリ期間設定画面処理手順RT1に従って、リカバリ期間設定画面48を表示モニタ44に表示する(SP1)。
続いて、管理サーバ6のプロセッサ42は、管理サーバ6のユーザの操作部(図示せず)の操作により、所定時間内に、対象ボリューム欄48A及び設定欄48Bが入力され、右矢印ボタン48Dが押下されたか否かをチェックする(SP2)。そして、管理サーバ6のプロセッサ42は、所定時間内に、対象ボリューム欄48A及び設定欄48Bが入力され、右矢印ボタン48Dが押下されていない場合(SP2:NO)には、ステップSP11に進む。
これに対して、管理サーバ6のプロセッサ42は、所定時間内に、対象ボリューム欄48A及び設定欄48Bが入力され、右矢印ボタン48Dが押下された場合(SP2:YES)には、対象ボリューム欄48A及び設定欄48Bに入力された情報がリカバリ期間を設定する期間内であるか否かをチェックする(SP3)。
そして、管理サーバ6のプロセッサ42は、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間が、リカバリ期間を設定する期間内でない場合(SP3:NO)には、リカバリ期間設定画面48にリカバリ期間を設定する期間内でない旨のエラーメッセージを表示し(SP4)、この後、ステップSP11に進む。
これに対して、管理サーバ6のプロセッサ42は、対象ボリューム欄48A及び設定欄48Bに入力された情報がリカバリ期間を設定する期間内である場合(SP3:YES)には、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間が、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されているリカバリ期間と重複するか否かをチェックする(SP5)。そして、管理サーバ6のプロセッサ42は、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間が、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されているリカバリ期間と重複しない場合(SP5:NO)には、ステップSP8に進む。
これに対して、管理サーバ6のプロセッサ42は、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間が、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されているリカバリ期間と重複する場合(SP5:YES)には、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されているリカバリ期間が、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間内に含まれるか否かをチェックする(SP6)。そして、管理サーバ6のプロセッサ42は、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されているリカバリ期間が、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間内に含まれている場合(SP6:YES)には、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間内に含まれている、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されている情報を削除する(SP7)。
続いて、管理サーバ6のプロセッサ42は、設定欄48Bに入力された情報をリカバリ期間設定画面48のリカバリ期間一覧欄48Eに反映する(SP8)。
これに対して、管理サーバ6のプロセッサ42は、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されているリカバリ期間が、設定欄48Bに入力されたリカバリ期間内に含まれていない場合(SP6:NO)には、重複するリカバリ期間を除く期間で、リカバリ期間一覧欄48Eにすでに設定されているリカバリ期間を再設定し、その後、設定欄48Bに入力された情報をリカバリ期間設定画面48のリカバリ期間一覧欄48Eに反映する(SP9)。
このように、管理サーバ6のプロセッサ42は、新たに入力された情報とすでに設定されているリカバリ期間とが重複する場合に、自動的に新たに入力された情報に更新することにより、ユーザの使い勝手を向上させることができる。
続いて、管理サーバ6のプロセッサ42は、リカバリ期間一覧欄48Eに設定されている情報を日時の早い順に並び替える(SP10)。
続いて、管理サーバ6のプロセッサ42は、所定時間内に、OKボタン48Fが押下されたか否かをチェックする(SP11)。そして、管理サーバ6のプロセッサ42は、所定時間内に、OKボタン48Fが押下されていない場合(SP11:NO)には、ステップSP2に戻る。
これに対して、管理サーバ6のプロセッサ42は、所定時間内に、OKボタン48Fが押下された場合(SP11:YES)には、リカバリ期間一覧欄48Eに設定されている情報を第1のストレージ装置4に送信し(SP12)、この後、図9及び図10に示すリカバリ期間設定画面処理手順RT1を終了する(SP13)。
図11は、このストレージシステム1における第1のストレージ装置4のリカバリ期間管理処理に関する、第1のストレージ装置4のコントローラ22の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
第1のストレージ装置4のコントローラ22は、例えば、管理サーバ6からリカバリ期間一覧欄48Eに設定されている情報を受信すると、リカバリ期間管理プログラム31を実行することにより、図11に示すリカバリ期間管理処理手順RT2に従って、リカバリ期間一覧欄48Eに設定されている情報を、対象のプライマリボリューム11のリカバリ期間管理テーブル37に反映する(SP21)。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、反映されたリカバリ期間管理テーブル37の複製フラグ欄37Eを参照して、リカバリ期間管理テーブル37のいずれかのエントリの複製フラグが「ON」となっているか否かをチェックする(SP22)。そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、リカバリ期間管理テーブル37のいずれかのエントリの複製フラグが「ON」となっていない場合(SP22:NO)、すなわち、リカバリ期間管理テーブル37のいずれのエントリの複製フラグも「OFF」である場合には、ステップSP24に進む。
これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、リカバリ期間管理テーブル37のいずれかのエントリが「ON」となっている場合(SP22:YES)には、対象のプライマリボリューム11のマスタ側ベースボリューム13に格納されているデータを第2のストレージ装置5のリモート側ベースボリューム14に複製する(SP23)。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、ジャーナルデータ及び対応する更新データを複製するジャーナル複製処理を実施する(RT3)。なお、ジャーナル複製処理の詳細については、後述する。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、反映されたリカバリ期間管理テーブル37のマージフラグ欄37Dを参照して、リカバリ期間管理テーブル37のいずれかのエントリのマージフラグが「ON」となっているか否かをチェックする(SP24)。そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、リカバリ期間管理テーブル37のいずれかのエントリのマージフラグが「ON」となっていない場合(SP24:NO)、すなわち、リカバリ期間管理テーブル37のいずれのエントリのマージフラグも「OFF」である場合には、ステップSP25に進む。
これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、リカバリ期間管理テーブル37のいずれかのエントリのマージフラグが「ON」となっている場合(SP24:YES)には、ジャーナルデータ及び対応する更新データを更新(マージ)するリカバリ期間マージ処理を実施する(RT5)。なお、リカバリ期間マージ処理の詳細については、後述する。
やがて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、この後、図11に示すリカバリ期間管理処理手順RT2を終了する(SP25)。
図12は、このストレージシステム1における第1のストレージ装置4のジャーナル複製処理に関する、第1のストレージ装置4のコントローラ22の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
第1のストレージ装置4のコントローラ22は、例えば、対象のプライマリボリューム11のマスタ側ベースボリューム13に格納されているデータが第2のストレージ装置5のリモート側ベースボリューム14に複製されると(SP23)、ジャーナル複製プログラム32を実行することにより、図12に示すジャーナル複製処理手順RT3に従って、対象のプライマリボリューム11のジャーナル管理テーブル35のうち、当該ジャーナル複製処理時に選択されていない未選択のジャーナルデータを、ライト受付時刻欄35Bを参照してライト受付時刻が古い順に選択する(SP31)。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータをジャーナル管理キャッシュテーブル36に複製する(SP32)。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、リカバリ期間管理テーブル37のエントリのうち、複製フラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内であるか否かをチェックする(SP33)。そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、複製フラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内でない場合(SP33:NO)には、ジャーナルデータ及び対応する更新データを更新(マージ)する第1のジャーナルマージ処理を実施する(RT4)。
これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、複製フラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内である場合(SP33:YES)には、ジャーナル管理キャッシュテーブル36内のすべてのジャーナルデータ及び対応する更新データを第2のストレージ装置5のリモート側ジャーナルボリューム15に複製する(SP34)。なお、ジャーナル管理キャッシュテーブル36には、選択したジャーナルデータ及びユーザにとって復元する必要のある期間の開始時刻に、コントローラ22がライト要求を受付し更新データをプライマリボリューム11に書き込んだこととなるようにライト受付時刻が更新されたジャーナルデータが格納されている。
これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、ジャーナル管理キャッシュテーブル36内のすべてのジャーナルデータを削除する(SP35)。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、対象のプライマリボリューム11のジャーナル管理テーブル35のすべてのジャーナルデータを選択したか否かをチェックする(SP36)。そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、すべてのジャーナルデータを選択していない場合(SP36:NO)には、ステップSP31に戻る。これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、すべてのジャーナルデータを選択した場合(SP36:YES)には、この後、図12に示すジャーナル複製処理手順RT3を終了する(SP37)。
図13は、このストレージシステム1における第1のストレージ装置4の第1のジャーナルマージ処理に関する、第1のストレージ装置4のコントローラ22の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
第1のストレージ装置4のコントローラ22は、例えば、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、複製フラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内でない場合(SP33:NO)に、ジャーナルマージプログラム33を実行することにより、図13に示す第1のジャーナルマージ処理手順RT4に従って、ジャーナル管理キャッシュテーブル36のライト先アドレス欄36Cを参照して、選択したジャーナルデータ以外で、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータがジャーナル管理キャッシュテーブル36に存在するか否かをチェックする(SP41)。
そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータ以外で、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータがジャーナル管理キャッシュテーブル36に存在しない場合(SP41:NO)には、ステップSP43に進む。これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータ以外で、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータがジャーナル管理キャッシュテーブル36に存在する場合(SP41:YES)には、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータをジャーナル管理キャッシュテーブル36から削除する(SP42)。
この場合、例えば、図6において、IDが「0」のジャーナルデータが選択されているジャーナルデータである場合、IDが「0」のジャーナルデータと、IDが「2」のジャーナルデータのライト先アドレスが「0x00500」であり、同じライト先アドレスであるため、IDが「2」のジャーナルデータをジャーナル管理キャッシュテーブル36から削除する。
これにより、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータ及び対応する更新データを第2のストレージ装置5のリモート側ジャーナルボリューム15に転送しないため、ユーザにとって復元する必要のない期間のリカバリ期間の更新データをリモート側ジャーナルボリューム15において保持することを防止して、リモート側ジャーナルボリューム15の容量を有効に活用することができる。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータのライト受付時刻を、当該ライト受付時刻後の直近の複製フラグ「ON」のリカバリ期間の開始時刻に更新する(SP43)。
この場合、例えば、図6において、IDが「1」のジャーナルデータが選択されているジャーナルデータである場合、当該ジャーナルデータのライト受付時刻「2007/8/1 12:00」を、直近の複製フラグ「ON」のリカバリ期間の開始時刻「2007/8/1 15:00」に更新する。
やがて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、この後、図13に示す第1のジャーナルマージ処理手順RT4を終了する(SP44)。
図14は、このストレージシステム1における第1のストレージ装置4のリカバリ期間マージ処理に関する、第1のストレージ装置4のコントローラ22の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
第1のストレージ装置4のコントローラ22は、例えば、リカバリ期間管理テーブル37のいずれかのエントリのマージフラグが「ON」となっている場合(SP24:YES)に、リカバリ期間マージプログラム34を実行することにより、図14に示すリカバリ期間マージ処理手順RT5に従って、対象のプライマリボリューム11のジャーナル管理テーブル35のうち、当該リカバリ期間マージ処理時に選択されていない未選択のジャーナルデータを、ライト受付時刻欄35Bを参照してライト受付時刻が古い順に選択する(SP51)。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、リカバリ期間管理テーブル37のエントリのうち、マージフラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内であるか否かをチェックする(SP52)。そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、マージフラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内でない場合(SP52:NO)には、ステップSP53に進む。
これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、マージフラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内である場合(SP52:YES)には、ジャーナルデータ及び対応する更新データを更新(マージ)する第2のジャーナルマージ処理を実施する(RT6)。
続いて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、対象のプライマリボリューム11のジャーナル管理テーブル35のすべてのジャーナルデータを選択したか否かをチェックする(SP53)。そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、すべてのジャーナルデータを選択していない場合(SP53:NO)には、ステップSP51に戻る。これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、すべてのジャーナルデータを選択した場合(SP53:YES)には、この後、図14に示すリカバリ期間マージ処理手順RT5を終了する(SP54)。
図15は、このストレージシステム1における第1のストレージ装置4の第2のジャーナルマージ処理に関する、第1のストレージ装置4のコントローラ22の具体的な処理手順を示したフローチャートの一例である。
第1のストレージ装置4のコントローラ22は、例えば、選択したジャーナルデータのライト受付時刻が、マージフラグが「ON」のエントリのリカバリ期間内である場合(SP52:YES)に、ジャーナルマージプログラム33を実行することにより、図15に示す第2のジャーナルマージ処理手順RT6に従って、ジャーナル管理テーブル35のライト先アドレス欄35Cを参照して、選択したジャーナルデータ以外で、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータがジャーナル管理テーブル35に存在するか否かをチェックする(SP61)。
そして、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータ以外で、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータが存在する場合(SP41:YES)には、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータをジャーナル管理キャッシュテーブル36から削除し、対応する更新データをマスタ側ジャーナルボリューム12から削除する(SP62)。
この場合、例えば、図5において、IDが「0」のジャーナルデータが選択されているジャーナルデータである場合、IDが「0」のジャーナルデータと、IDが「8」のジャーナルデータのライト先アドレスが「0x00500」であり、同じライト先アドレスであるため、IDが「8」のジャーナルデータをジャーナル管理キャッシュテーブル36から削除し、IDが「8」のジャーナルデータに対応する更新データをマスタ側ジャーナルボリューム12から削除する。
これにより、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスであり、ユーザにとって復元する必要のない期間のリカバリ期間のジャーナルデータ及び更新データを削除するため、ユーザにとって復元する必要のない期間のリカバリ期間のジャーナルデータ及び更新データをマスタ側ジャーナルボリューム12において保持することを防止して、マスタ側ジャーナルボリューム12の容量を有効に活用することができる。
これに対して、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、選択したジャーナルデータ以外で、当該選択したジャーナルデータと同じライト先アドレスのジャーナルデータがジャーナル管理テーブル35に存在しない場合(SP61:NO)には、選択したジャーナルデータのライト受付時刻を、当該ライト受付時刻後の直近のマージフラグ「ON」のリカバリ期間の開始時刻に更新する(SP63)。
この場合、例えば、図5において、IDが「17」のジャーナルデータが選択されているジャーナルデータである場合、当該ジャーナルデータのライト受付時刻「2007/8/1 12:00」を、直近のマージフラグ「ON」のリカバリ期間の開始時刻「2007/8/1 15:00」に更新する。
やがて、第1のストレージ装置4のコントローラ22は、この後、図15に示す第2のジャーナルマージ処理手順RT6を終了する(SP64)。
このようにして、ストレージシステム1では、ユーザに指定された、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データを、マスタ側ジャーナルボリューム12において更新(マージ)する。
従って、データの重要性に応じストレージ容量を効率よく使用したリカバリ期間の世代管理及び冗長化を行うことができると共に、特定の世代に対してジャーナルボリュームを用いたような連続するリカバリ期間の管理を行うことができる。
具体的に、ストレージシステム1では、図16に示すように、6日前のデータがマスタ側ベースボリューム12に格納されており、5日前及び4日前の更新データをユーザにとって復元する必要のない期間(不要期間)として更新(マージ)する場合には、更新データD1〜D4を削除することができるため、マスタ側ジャーナルボリューム12の更新データの使用容量を「4」減らすことができ、その分マスタ側ジャーナルボリューム12の容量を有効に活用することができる。
また、ストレージシステム1では、ユーザに指定された、ユーザにとって復元する必要のない期間の更新データを、マスタ側ジャーナルボリューム12において更新(マージ)し、ユーザにとって復元する必要のある期間の更新データを、リモート側ジャーナルボリューム15に転送する。
従って、データの重要性に応じストレージ容量を効率よく使用したリカバリ期間の世代管理及び冗長化を行うことができると共に、特定の世代に対してジャーナルボリュームを用いたような連続するリカバリ期間の管理を行うことができる。また、必要最低限のジャーナルデータをバックアップすることで、バックアップの回線帯域、バックアップ先の使用容量を効率よく使用することができる。
具体的に、ストレージシステム1では、図17に示すように、6日前のデータがマスタ側ベースボリューム12に格納されており、5日前及び4日前のジャーナルデータ及び更新データをユーザにとって復元する必要のない期間(不要期間)として更新(マージ)して、3日前及び2日前の更新データをユーザにとって復元する必要のある期間(重要期間)としてバックアップする場合には、更新データD11〜D20を削除することができるため、リモート側ジャーナルボリューム15の更新データの使用容量を「10」減らすことができ、その分リモート側ジャーナルボリューム15の容量を有効に活用することができる。また、ストレージシステム1では、リモート側ジャーナルボリューム15に転送する更新データの転送量を「10」減らすことができ、その分ストレージネットワーク3の回線帯域をも有効に活用することができる。
なお、本実施の形態においては、プライマリボリューム11、マスタ側ジャーナルボリューム12及びマスタ側ベースボリューム13を適用してデータを管理した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、マスタ側ベースボリューム13を有さず、プライマリボリューム11の更新データをマスタ側ジャーナルボリューム12に時系列に識別可能に書き込んで管理する場合等この他種々の態様に適用することができる。
また、本実施の形態においては、リカバリ期間一覧欄48Eに、リカバリ時間開始時刻、リカバリ期間終了時刻、マージフラグの有無及び複製フラグの有無を表示した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、プライマリボリュームの復元可能期間や復元回復時点、ジャーナルボリュームの残容量等のこの他種々の情報を表示することができる。
さらに、本実施の形態においては、管理サーバ6のユーザの操作部(図示せず)の操作により、リカバリ期間設定指示を受信したときに、リカバリ期間設定画面処理を実施した場合について述べたが、本発明はこれに限らず、例えば、ストレージ装置がジャーナルボリュームの残容量等との関係から、ジャーナルボリュームをマージする必要がある旨を管理サーバに通知するようにしても良く、この他種々の方法によりリカバリ期間設定画面処理を実施することができる。
本発明は、ストレージシステム内のデータのバックアップやリストアを管理するストレージ装置に広く適用することができる。
本実施の形態によるストレージシステムの構成を示すブロック図である。 第1のストレージ装置の構成を示すブロック図である。 マスタ側ジャーナルボリュームの構成を示すブロック図である。 管理サーバの構成を示すブロック図である。 ジャーナル管理テーブルの構成の説明に供する概念図である。 ジャーナル管理キャッシュテーブルの構成の説明に供する概念図である。 リカバリ期間管理テーブルの構成の説明に供する概念図である。 リカバリ期間設定画面の構成を示すブロック図である。 リカバリ期間設定画面処理手順を示すフローチャートである。 リカバリ期間設定画面処理手順を示すフローチャートである。 リカバリ期間管理処理手順を示すフローチャートである。 ジャーナル複製処理手順を示すフローチャートである。 第1のジャーナルマージ処理手順を示すフローチャートである。 リカバリ期間マージ処理手順を示すフローチャートである。 第2のジャーナルマージ処理手順を示すフローチャートである。 ジャーナル複製処理の概要の説明に供する概念図である。 リカバリ期間マージ処理の概要の説明に供する概念図である。
符号の説明
1……ストレージシステム、2……ホスト計算機、3……ストレージネットワーク、4……第1のストレージ装置、5……第2のストレージ装置、6……管理サーバ、7……管理ネットワーク、11……プライマリボリューム、12……マスタ側ジャーナルボリューム、13……マスタ側ベースボリューム、14……リモート側ベースボリューム、15……リモート側ジャーナルボリューム、16……セカンダリボリューム、31……リカバリ期間管理プログラム、32……ジャーナル複製プログラム、33……ジャーナルマージプログラム、34……リカバリ期間マージプログラム、35……ジャーナル管理テーブル、36……ジャーナル管理キャッシュテーブル、37……リカバリ期間管理テーブル、44……表示モニタ、47……リカバリ期間設定画面処理プログラム、48……リカバリ期間設定画面

Claims (14)

  1. ホスト計算機から送信されるデータを格納するための第1のデータボリューム及び前記第1のデータボリュームの更新データを時系列に識別可能に書き込むための第1のジャーナルボリュームを有する第1のストレージ装置と、
    第1のデータボリューム及び前記第1のジャーナルボリュームの複製を保持する第2のデータボリューム及び前記第2のジャーナルボリュームを有する第2のストレージ装置と、
    前記第1のストレージ装置を管理する管理装置と
    を備え、
    前記管理装置は、
    データの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間を設定して、データの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間の情報を前記第1のストレージ装置に送信する設定部
    を備え、
    前記第1のストレージ装置は、
    前記設定部により設定されたデータの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間のうち、復元する必要のない期間の更新データを、前記第1のジャーナルボリュームにおいて更新する更新部
    を備えることを特徴とするストレージシステム。
  2. 前記更新部は、
    前記復元する必要のない期間の更新データを前記第1のジャーナルボリュームにおいて更新し、前記復元する必要のある期間の更新データを前記前記第2のジャーナルボリュームに転送する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  3. 前記更新部は、
    前記ホスト計算機から前記更新データが送信された時刻が先であり、かつ送信される前記第1のデータボリュームのアドレスが同一のときに、前記更新データを削除する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  4. 前記更新部は、
    前記復元する必要のない期間の更新データが前記ホスト計算機から送信された時刻を、当該時刻後の直近の前記復元する必要のある期間の開始時刻に更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  5. 前記設定部は、
    すでに設定されている前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間が、新たに設定された前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間に含まれる場合に、すでに設定されている前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間を削除し、その後、新たに設定された前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  6. 前記設定部は、
    すでに設定されている前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間が、新たに設定された前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間に含まれないが重複している場合に、すでに設定されている前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間を除く期間で、すでに設定されている前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間を再設定し、その後、新たに設定された前記データの復元が必要な期間又は前記データの復元が必要でない期間を設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のストレージシステム。
  7. ホスト計算機から送信されるデータを格納するためのデータボリューム及び前記データボリュームの更新データを時系列に識別可能に書き込むためのジャーナルボリュームを有するストレージ装置であって、
    外部より設定されたデータの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間のうち、復元する必要のない期間の更新データを、前記ジャーナルボリュームにおいて更新する更新部
    を備えることを特徴とするストレージ装置。
  8. 前記更新部は、
    前記復元する必要のない期間の更新データを前記ジャーナルボリュームにおいて更新し、前記復元する必要のある期間の更新データを外部に転送する
    ことを特徴とする請求項7に記載のストレージ装置。
  9. 前記更新部は、
    前記ホスト計算機から前記更新データが送信された時刻が先であり、かつ送信される前記第1のデータボリュームのアドレスが同一のときに、前記更新データを削除する
    ことを特徴とする請求項7に記載のストレージ装置。
  10. 前記更新部は、
    前記復元する必要のない期間の更新データが前記ホスト計算機から送信された時刻を、当該時刻後の直近の前記復元する必要のある期間の開始時刻に更新する
    ことを特徴とする請求項7に記載のストレージ装置。
  11. ホスト計算機から送信されるデータを格納するためのデータボリューム及び前記データボリュームの更新データを時系列に識別可能に書き込むためのジャーナルボリュームを有するストレージ装置のデータ更新方法であって、
    外部より設定されたデータの復元が必要な期間及びデータの復元が必要でない期間のうち、復元する必要のない期間の更新データを、前記ジャーナルボリュームにおいて更新する更新ステップ
    を備えることを特徴とするデータ更新方法。
  12. 前記更新ステップでは、
    前記復元する必要のない期間の更新データを前記ジャーナルボリュームにおいて更新し、前記復元する必要のある期間の更新データを外部に転送する
    ことを特徴とする請求項11に記載のデータ更新方法。
  13. 前記更新ステップでは、
    前記ホスト計算機から前記更新データが送信された時刻が先であり、かつ送信される前記データボリュームのアドレスが同一のときに、前記更新データを削除する
    ことを特徴とする請求項11に記載のデータ更新方法。
  14. 前記更新ステップでは、
    前記復元する必要のない期間の更新データが前記ホスト計算機から送信された時刻を、当該時刻後の直近の前記復元する必要のある期間の開始時刻に更新する
    ことを特徴とする請求項11に記載のデータ更新方法。
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