JP2009123170A - 電子機器および表示制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 容易に画像の表示を制御可能な電子機器および表示制御方法を提供する。
【解決手段】 LCDに隣接するように静電センサーを設ける。静電センサーとの接触箇所を検出し、この接触箇所を起点としてLCDと静電センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCDの一部分に表示される表示内容を拡大処理する。拡大処理されることで生成された表示内容は、接触箇所を起点としてLCDと静電センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCDの一部分を覆うように表示される。
【選択図】 図3

Description

本発明は、画像の表示制御を実行する電子機器および表示制御方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータのディスプレイに表示される画像を拡大表示制御するといった表示を制御する技術の開発が進められている。
表示制御に関する技術の一つとして、表示部が設けられるケース面とヒンジを介して設けられるキーボードを設けられるケース面に上下スクロールバーを設け、この上下スクロールバーに対して接触操作を行うことで、表示部に表示される画像の拡大・縮小処理が実行される技術があった(特許文献1)。
特開2007−122633号公報(第9頁、第3,4図)
特許文献1に開示される技術では、上下スクロールバーを操作することで、表示部に表示されている画像のうちの特定の部分を拡大させることが可能であるが、画像を拡大するにあたり、ユーザは拡大したい箇所を特定する操作を行い、さらに、上下スクロールバーを操作して画像の拡大処理する操作を行わなければならず、手間がかかる。
そこで、本発明は、容易に画像の表示を制御可能な電子機器および表示制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に関わる電子機器は、表示部と、表示部と隣接して設けられるセンサーと、センサーへの接触箇所を起点として表示部とセンサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる表示部の一部分に表示される表示内容を指定する指定手段と、指定手段によって指定された表示内容を編集処理する編集処理手段と、編集処理手段によって編集処理されることで生成された表示内容を表示させる表示手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項8に関わる表示制御方法は、表示部を有する電子機器にて実行される表示制御方法において、センサーへの接触箇所を起点として表示部とセンサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる表示部の一部分に表示される表示内容を指定し、指定した表示内容を編集処理し、編集処理されることで生成された表示内容を表示部に表示することを特徴とする。
本発明によれば、容易に画像の表示を制御可能な電子機器および表示制御方法を提供することが可能となる。
図1はノートブック型パーソナルコンピュータ(以下、コンピュータと称す。)1のディスプレイユニット3を本体2に対して開いた状態の一例を示す図である。
コンピュータ1は本体2とディスプレイユニット3とから構成される。本体2およびディスプレイユニット3は電子部品を内蔵する筐体である。
ディスプレイユニット3は、本体2とヒンジを介して接続される。ディスプレイユニット3は、本体2に対して開放位置と閉塞位置との間を回動自在に取り付けられる。
ディスプレイユニット3には、LCD4が組み込まれており、ディスプレイユニット3のほぼ中央に位置される。
ディスプレイユニット3に組み込まれるLCD4と隣接するように、静電センサー7が設けられる。
ユーザがこの静電センサー7に接触すると、LCD4に表示されている画像の一部が拡大表示される。ユーザによる静電センサー7への接触に応じた画像の一部拡大処理については、後述にて詳細に説明する。
本体2は略箱形の形状を有しており、本体2の上面にはキーボード5、コンピュータ1の電源オン/オフするためのパワーボタン6が設けられる。パワーボタン6はコンピュータ1を使用開始する際、押し下げ操作される。次に、コンピュータ1の構成について説明する。
図2は、コンピュータ1の構成の一例を説明するブロック図である。
まず、本体2の構成について説明する。
ホストハブ(第1のブリッジ回路)11には、CPU10、メインメモリ13、グラフィックスコントローラ15およびI/O(Input/Output)ハブ20が接続されている。
ホストハブ11はFSB(Front Side Bus)12を介してCPU10と接続される。ホストハブ11にはメインメモリ13へのアクセスを制御するメモリコントローラが内蔵される。
CPU10はコンピュータ1の動作を制御するメインプロセッサである。CPU10は外部記憶装置であるHDD21からメモリバス14を介してメインメモリ13にロードされる、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム等を実行する。
ホストハブ11にバス16を介して接続されるグラフィクスコントローラ15はLCD4にデジタル表示信号を出力する。グラフィクスコントローラ15にはビデオメモリ(VRAM)17が接続されており、グラフィックスコントローラ15はOS/アプリケーションプログラムによってビデオメモリ17に描画されたデータをLCD4に表示する。
ホストハブ11と例えばハブインターフェイスといった専用バスで接続されるI/Oハブ(第二のブリッジ回路)20は、LPC(low pin count)バス22上の各デバイスを制御する。
I/Oハブ20は外部記憶装置であり例えばシリアルATA規格をサポートするHDD21とシリアルATA規格をサポートするシリアルATAバスを介して接続される。
HDD21にはオペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラムおよびアプリケーションプログラムを使用することで生成されたデータ等が記憶される。
I/Oハブ20にはUSBコントローラ20aが内蔵されており、このUSBコントローラ20aにUSB(Universal Serial Bus)20bが接続される。このUSB20bについては後述にて詳細に説明する。
LPCバス22上にはエンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)23が接続される。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)23は、電力管理等を行うためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)5を制御するためのキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。
EC/KBC23にはキーボード5、パワーボタン6およびPSC(Power Supply Controller)25が接続される。
ユーザがパワーボタン6を操作すると、EC/KBC23はパワーボタン6が操作されたことを検出する。EC/KBC23は、パワーボタン6が操作されたことを検出すると、例えば本コンピュータ1のシステムに対して電源供給を開始するようにPSC25に通知する。PSC25の制御によって、ACアダプタまたは二次電池から供給される電力をコンピュータ1内の各モジュールに供給する。
ディスプレイ3に設けられる静電センサー7は、USBコントローラ20aとUSB20bを介して接続される。
静電センサー7によって感知された接触位置のデータは、USB20bを介してUSBコントローラ20aに伝送される。USBコントローラ20aに伝送された接触位置のデータは、CPU10によって実行される画像拡大アプリケーションによって処理される。画像拡大アプリケーションによる接触位置のデータの処理については、後述にて詳細に説明する。次に、静電センサー7への接触に応じた画像の一部拡大処理について説明する。
図3は、静電センサー7への接触に応じた画像の一部拡大処理の一例を説明する図である。
図3中の(1)(2)(3)に示すように、ユーザが例えば指を用いて静電センサー7に接触すると、静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられている方向、すなわち横方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4の一部分に表示される画像が拡大表示される。
図3(1)には静電センサー7に対して指1本を接触させた場合が示され、図3(2)には静電センサー7に接触させる指の位置を図3(1)に示される場合と比較して上の位置に移動させた場合が示され、図3(3)には静電センサー7に対して指3本を接触させた場合が示される。拡大された画像は、拡大されていない画像部分と共にLCD4に表示される。
LCD4に表示される画像中のエリア4aが、静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4の一部分に表示される画像に相当する。
このエリア4aが拡大処理されエリア4bとなる。エリア4a内の部分画像4cは拡大処理されることによって部分画像(以後、拡大部分画像と称す。)4dとなる。エリア4aを拡大処理することで生成されたエリア4bは、エリア4a以外の画像部分(拡大対象外エリア)と共にLCD4に表示される。次に、画像拡大アプリケーションによってなされるエリア4aの拡大および表示処理手順について説明する。
図4は、画像拡大アプリケーションによってなされる、エリア4aの拡大および表示処理手順の一例を説明する流れ図である。
静電センサー7によって感知された接触箇所のデータは、USB20bを介してUSBコントローラ20aに伝送され、CPU10によって実行される画像拡大アプリケーションによって処理される。CPU10が画像拡大アプリケーションを実行することでなされる処理を説明する。
画像拡大アプリケーションは、USBコントローラ20aから伝送されてきた接触箇所のデータをリードする(ステップ S100)。
予め設定されている感度値を用いて、ステップS100にてリードした接触箇所のデータを補正する(ステップ S101)。この補正処理によって、本アプリケーションにて用いる接触箇所のデータを決定する。以下、S100にてリードした接触箇所のデータの補正について、図5,6を用いて説明する。
図5に示すように、静電センサー7の底部からy軸方向に、何mm(pos1)〜何mm(pos2)の箇所に接触箇所が位置するかを算出する(ステップ S101−1,S101−2)。
pos2の値からpos1の値を減算することで、静電センサー7上の接触箇所の値であるpos3を算出する(ステップ S101−3)。
ステップS101−3にて算出した静電センサー7上の接触箇所の値pos3、静電センサー7の底部から上部までのy軸方向の高さの値wid1、LCD4の底部から上部までのy軸方向の高さの値wid2を用いて、LCD4中の拡大対象エリアの縦幅pos6の値を算出する(ステップ S102−1)。
静電センサー7の底部から上部までのy軸方向の高さの値wid1、LCD4の底部から上部までのy軸方向の高さの値wid2、ステップS101−1にて算出したpos1の値を用いて、図5中におけるpos4の値を算出する(ステップ S102−2)。
LCD4の底部からy軸方向のpos4の箇所に、縦幅pos6、LCD4のx軸方向の幅である横幅wid3のエリア4aを設ける(ステップ S102−2)(図6(1)参照)。ステップS102−2でエリア4aを設けることで、拡大対象エリアをエリア4aと指定する。
LCD4に表示される画像の一部分であるエリア4aを拡大処理することで、図6(2)に示すエリア4bが生成される(ステップ S103)。
LCD4に表示される画像のうちエリア4a以外の画像部分(拡大対象外エリア)とステップS103にて生成されたエリア4bとを合成処理する(ステップ S104)。このとき、例えば、図6(3)に示すエリアである拡大対象外エリア中のエリア4eにエリア4bが重なるように、拡大対象外エリアとエリア4bとが合成処理される。
このように、LCD4に隣接するように設けられた静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられる方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4に表示される表示内容を拡大処理することで、ユーザは自分が拡大処理したいと望んだ画像部分を容易に拡大処理することが可能となる。
また、静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられる方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4中の表示部分に表示される画像を拡大処理する構成にすることで、ユーザはLCD4中のどの部分が拡大処理されるかを直感的に判ることが可能となる。
なお、ステップS101にて用いられる感度値は、ユーザによって設定可能な値であるとしてもよい。
次に、画像拡大アプリケーションによって拡大処理された画像を、LCD4の画面上で移動させる処理について説明する。
図7は、画像拡大アプリケーションによってなされる、静電センサー7への接触箇所のx軸方向に沿っての移動に対応する、エリア4bのLCD4の画面上での移動処理手順の一例を説明する流れ図である。
画像拡大アプリケーションは、USBコントローラ20aから伝送されてきた、指が静電センサー7上を移動する前のx軸方向における静電センサー7への接触箇所のデータをリードする(ステップ S200)。
予め設定されている感度値を用いて、ステップS200にてリードした接触箇所のデータを補正する(ステップ S201)。この補正処理によって、本アプリケーションにて用いる、指が静電センサー7上を移動する前のx軸方向における接触箇所のデータを決定する。以下、S200にてリードした接触箇所のデータの補正について、図8を用いて説明する。
図8に示すように、静電センサー7のx軸正方向に、何mm(pos7)〜何mm(pos8)の箇所に接触箇所が位置するかを算出する(ステップ S201−1,S201−2)。
pos8の値からpos7の値を減算することで、静電センサー7上の接触箇所の値であるpos9を算出する(ステップ S201−3)。
次に、画像拡大アプリケーションは、USBコントローラ20aから伝送されてきた、指が静電センサー7上を移動した後のx軸方向における静電センサー7への接触箇所のデータをリードする(ステップ S202)。
予め設定されている感度値を用いて、ステップS202にてリードした接触箇所のデータを補正する(ステップ S203)。
図8に示すように、静電センサー7のx軸正方向に、何mm(pos10)〜何mm(pos11)の箇所に接触箇所が位置するかを算出する(ステップ S203−1,S203−2)。
pos11の値からpos10の値を減算することで、静電センサー7上の接触箇所の値であるpos12を算出する(ステップ S203−3)。
次に、静電センサー7上の指の移動方向の決定および移動量の算出について説明する。
pos10の値がpos7の値よりも大きいか否か判断する(ステップ S204)。
pos10の値がpos7の値よりも大きいと判断した場合(ステップ S204 Yes)、指がx軸正の方向に移動したと判断する(ステップ S205)。
一方、pos10の値がpos7の値よりも小さいと判断した場合(ステップ S204 No)、指がx軸負の方向に移動したと判断する(ステップ S206)。
さらに、pos7の値からpos10の値を減算した値の絶対値を算出する(ステップ S207)。
次に、拡大処理することで生成されたエリア4bの移動による画像の生成について説明する。
ステップS205またはステップS206にて判断した方向と逆の方向を決定する(ステップ S208)。ステップS205にて"指がx軸正の方向に移動した"と判断した場合、ステップS208にて決定される方向は、"x軸負の方向"であり、ステップS206にて"指がx軸負の方向に移動した"と判断した場合、ステップS208にて決定される方向は、"x軸正の方向"である。
ステップS207にて算出した、指のx軸方向における移動量の値に基づいて、エリア4bの移動量pos14を算出する(ステップ S209)。ステップS209の算出では、予め設定されている指の単位移動量に対するエリア4bの移動量(dot/mm)の値を用いる。
ステップS208にて決定した方向に、ステップS209にて算出した量だけエリア4bを移動させた画像を生成する(ステップ S210)。
ステップ210にて生成した画像とLCD4に表示される画像のうちの拡大対象外エリアの画像とを合成処理する(ステップ S211)。
ステップS211の合成処理にて生成された画像をLCD4に表示することで、例えば、図9の(1)および(2)に示すように、静電センサー7への接触箇所をx軸に沿って左方向に移動させた場合、拡大処理して生成された画像4bをLCD4の画面にてx軸に沿って右方向に移動させた画像が表示される。
一方、図9の(1)および(3)に示すように、静電センサー7への接触箇所をx軸に沿って右方向に移動させた場合、拡大処理して生成された画像4bをLCD4の画面にてx軸にそって左方向に移動させた画像が表示される。
静電センサー7上の接触箇所の移動に伴い、拡大処理して生成された画像を静電センサー7上での接触箇所の移動とは逆の方向に移動させることで、ユーザは、例えば拡大処理することでLCD4からはみ出した部分も静電センサー7上の接触箇所を移動させることでLCD4に表示させることが可能となる。
尚、図4および図5を用いて説明したエリア4aの範囲の設定についてだが、エリア4aの横幅をLCD4のx軸方向に沿った幅wid3に限定することなく、図9に示すように、静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられている方向、すなわち横方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4の一部分のx軸方向の幅wid4、すなわちwid3よりも小さい幅を設定することが可能である。
このエリア4aの範囲の設定等は、図11に示す設定画面を用いて行う。
図11に示す設定画面には、拡大処理の対象の画像であるエリア4aの範囲を設定するためのアイコンw12、および、拡大処理後の画像であるエリア4bの範囲を設定するためアイコンであるw13が表示される。
ユーザは、例えば、マウスカーソルを操作して、アイコンw12、アイコンw13の四辺中のいずれかの辺をドラッグすることで、拡大処理の対象の画像の範囲、拡大処理後の画像の範囲を設定する。
図11(1)(2)に示すように、ユーザは、例えば、マウスカーソルを操作して、アイコンw13の四辺中のいずれかの辺をドラッグすることで、拡大処理後の画像の範囲を設定する。
図11(1)(2)に示す例では、アイコンw13の四辺中の縦辺をドラッグすることで、拡大処理後の画像の範囲の横幅を小さくする例を示している。
また、図11(1)(3)に示す例では、(2)に示す状態からアイコンw13の四辺中の横辺をドラッグすることで、拡大処理後の画像の範囲の縦幅を大きくする例を示している。
このように設定画面に表示される拡大処理の対象の画像であるエリア4aの範囲を設定するためのアイコンw12、拡大処理後の画像であるエリア4bの範囲を設定するためのアイコンw13の四辺中のいずれかの辺をマウスカーソルを用いてドラッグすることで、容易に、拡大処理の対象の画像であるエリア4a、拡大処理後の画像であるエリア4bの範囲を変更することが可能となる。
また、図11に示す設定画面に表示される指のアイコンw14をマウスカーソルを用いて操作することで、拡大処理の対象の画像の範囲および拡大処理後の画像の範囲を移動させた場合の夫々の状態を示すことが可能である。
図11(1)(4)に示すように、例えば、ユーザがマウスカーソルを操作することで指のアイコンw14を上方向に移動させると、アイコンw12およびアイコンw13も上方向へ移動する。このとき、アイコンw12には移動後の拡大処理の対象の画像の状態が表示され、アイコンw13には移動後の拡大処理後の画像の状態が表示される。
このように、マウスカーソルを操作することで設定画面に表示される指のアイコンw14を移動させることで、ユーザは静電センサー7上を接触操作すること無く、拡大処理の対象の画像および拡大処理後の画像の状態を知ることが可能となる。
上述での説明では、静電センサー7をLCD4の縦辺に対して略平行となるように設ける場合について説明したが、図12に示すように、静電センサー8をLCD4の横辺に対して略平行となるように設けてもよい。
この場合も、静電センサー7をLCD4の縦辺に対して略平行になるように設けた場合と同様で、静電センサー8への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー8とが並べられている方向、すなわち縦方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4に表示される画像が拡大処理される。
さらに、図13に示すように、静電センサー7をLCD4の縦辺に対して略平行になるように、および、静電センサー8をLCD4の横辺に対して略平行になるように設けても良い。
さらに、図14に示すように、静電センサー7に対して指を接触操作することで画像を拡大処理した後、指を静電センサー7から離しても拡大した状態を維持する構成としてもよい。
この場合、ユーザが静電センサー7に対して指を接触操作することで画像を拡大させた後に指を静電センサー7から離した状態にて、再び、静電センサー7に接触操作することで、その接触操作に応じて画像を拡大させる構成としてもよい。
上述にて説明した動作の他に、例えば、キーボード5中の特定のキーを押下しながら、静電センサー7を上下に接触操作することで、静電センサー7の接触位置に対応するLCD4の対象エリアを拡大・縮小する処理を行う構成にしてもよい。
また、静電センサー7をタップした場合、すなわち、所定の時間内に所定の回数、静電センサー7に接触させた場合、静電センサー7の接触箇所に対応するLCD4の対象エリアを拡大・縮小する処理を行う構成にしてもよい。
また、静電センサー7が2箇所以上の接触点を感知可能なセンサーである場合、ユーザの2本の指で静電センサー7上を上下にスライドさせることで、LCD4の対象エリアを拡大・縮小する処理を行う構成にしてもよい。
また、本発明では、静電センサー7に接触操作させた場合に、静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられる方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4中の表示部分に表示される画像を拡大処理する構成を説明しているが、これに限ることなく、例えば、静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられる方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4中の表示部分に表示される画像を反転処理するといった構成であってもよい。すなわち、静電センサー7への接触箇所を起点としてLCD4と静電センサー7とが並べられる方向と略同方向に伸びるエリアに含まれるLCD4中の表示部分に表示される画像を編集する構成であってもよい。
本発明は上記実施形態をそのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示されている全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
ノートブック型パーソナルコンピュータ1のディスプレイユニット3を本体2に対して開いた状態の一例を示す図。 コンピュータ1の構成の一例を説明するブロック図。 静電センサー7への接触に応じた画像の一部拡大処理の一例を説明する図。 エリア4aの拡大処理手順の一例を説明する流れ図。 画像の拡大処理を説明する図。 画像の拡大処理を説明する図。 静電センサー7の接触箇所のx軸方向への移動に対応する、拡大されたエリア4bの移動処理手順の一例を説明する流れ図。 静電センサー7の接触箇所のx軸方向への移動に対応する、拡大されたエリア4bの移動を説明する図。 静電センサー7の接触に応じた拡大部移動処理の一例を説明する図。 エリア4aの範囲の設定の一例について説明する図。 エリア4aの設定等を行うための設定画面。 静電センサー8のLCD4に対する第2の配置例を示す図。 静電センサー7および静電センサー8のLCD4に対する第3の配置例を示す図。 静電センサー7に対して指を接触操作することで画像を拡大処理した後、指を静電センサー7から離しても拡大した状態を維持することを説明する図。
符号の説明
1…コンピュータ、2…本体、3…ディスプレイユニット、4…LCD、
5…キーボード、6…パワーボタン、7…静電センサー、8…静電センサー、

Claims (14)

  1. 表示部と、
    前記表示部と隣接して設けられるセンサーと、
    前記センサーへの接触箇所を起点として前記表示部と前記センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる前記表示部の一部分に表示される表示内容を指定する指定手段と、
    前記指定手段によって指定された表示内容を編集処理する編集処理手段と、
    前記編集処理手段によって編集処理されることで生成された表示内容を表示させる表示手段と、
    を具備することを特徴とする電子機器。
  2. 前記編集処理手段は、前記指定手段によって指定された表示内容を拡大処理する拡大処理手段であり、
    前記表示手段は、前記拡大処理手段によって拡大処理されることで生成された表示内容を表示させる表示手段であることを特徴とする請求項1記載の電子機器。
  3. 前記表示手段は、前記拡大処理されることで生成された表示内容を、前記センサーへの接触箇所を起点として前記表示部と前記センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる前記表示部の一部分を覆うように表示させる手段であることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  4. 前記表示手段は、前記拡大処理されることで生成された表示内容を、前記センサーへの接触箇所を起点として前記表示部と前記センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる前記表示部の一部分以外の部分に表示される表示内容とともに表示する表示手段であることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  5. 前記センサーへの接触箇所の移動方向を検出する検出手段をさらに具備し、
    前記表示手段は、前記拡大処理手段によって拡大処理されることで生成された表示内容を前記検出手段によって検出された方向と逆方向に移動させて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  6. 前記センサーへの接触箇所を起点として前記表示部と前記センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる前記表示部の一部分に表示される表示内容について拡大処理対象範囲を設定する設定手段をさらに具備し、
    前記拡大処理手段は、この設定された拡大処理対象範囲に含まれる表示内容を拡大処理することを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  7. 前記表示手段は、前記センサーへの接触によって拡大処理された表示内容を前記センサーへ接触している状態から前記センサーへ接触していない状態に移行しても前記表示部に表示させる手段であることを特徴とする請求項2記載の電子機器。
  8. 表示部を有する電子機器にて実行される表示制御方法において、
    前記センサーへの接触箇所を起点として前記表示部と前記センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる前記表示部の一部分に表示される表示内容を指定し、
    前記指定した表示内容を編集処理し、
    前記編集処理されることで生成された表示内容を前記表示部に表示することを特徴とする表示制御方法。
  9. 前記編集処理は、前記指定された表示内容を拡大する処理であり、
    前記拡大処理されることで生成された表示内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項8記載の表示制御方法。
  10. 前記拡大処理されることで生成された表示内容を、前記表示部と隣接して設けられるセンサーへの接触箇所を起点として前記表示部と前記センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる前記表示部の一部分を覆うように前記表示部に表示することを特徴とする請求項9記載の表示制御方法。
  11. 前記拡大処理されることで生成された表示内容を、前記表示部の一部分以外の部分に表示される表示内容とともに表示することを特徴とする請求項9記載の表示制御方法。
  12. 前記センサーへの接触箇所の移動方向を検出し、
    前記拡大処理されることで生成された表示内容を前記検出された方向と逆方向に移動させて前記表示部に表示させることを特徴とする請求項9記載の表示制御方法。
  13. 前記表示部に表示される表示内容について拡大処理対象範囲を設定する設定手段によって前記センサーへの接触箇所を起点として前記表示部と前記センサーとが並べられている方向と略同方向に伸びるエリアに含まれる前記表示部の一部分に表示される表示内容について拡大処理対象範囲を設定し、この設定された拡大処理対象範囲に含まれる表示内容を拡大処理することを特徴とする請求項9記載の表示制御方法。
  14. 前記センサーへの接触によって拡大処理された表示内容を、前記センサーへ接触している状態から前記センサーへ接触していない状態に移行しても前記表示部に表示させることを特徴とする請求項9記載の表示制御方法。
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