JP2009123090A - 無線タグ認識システム及び無線タグ認識装置 - Google Patents

無線タグ認識システム及び無線タグ認識装置 Download PDF

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Abstract

【課題】所望する領域内に存在する無線タグを精度よく認識できるようにする。
【解決手段】複数のアンテナを順次切り換えて無線タグのデータを読み取る。読み取った無線タグのデータをアンテナ別に照合する。少なくとも2つのアンテナで重複してデータが読み取られた無線タグを認識する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、電波を利用して無線タグを非接触で認識する無線タグ認識システム及び無線タグ認識装置に関する。
各物品にそれぞれ付された複数の無線タグのメモリに記憶されたデータを、電波を利用して非接触で読み取ることにより、無線タグ、ひいてはこの無線タグが付された物品を認識するようにしたシステムは、既に知られている。
このようなシステム、いわゆる無線タグ認識システムは、アンテナの対無線タグ交信領域内に無線タグが複数存在していても、1回の読取サイクルでまとめて認識することができる。このため、例えば流通業界では、各商品の在庫管理システムや販売登録システムに、無線タグ認識システムを活用することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1記載のシステムは、買い物籠置き台の下方及び上方と後方の複数個所にそれぞれアンテナを配置し、置き台を回転させながら各アンテナを介して籠内の商品に付された無線タグのデータを読み取ることによって、籠内の商品を認識するようにしたものである。このシステムでは、1つのアンテナを介してデータが読み取られた無線タグを認識し、その無線タグが付された商品の販売データを処理する。このため、別のアンテナで既に認識されている無線タグのデータが読み取られても、そのデータは認識済として破棄されている。
特開2004−265112号公報
近年、無線タグ認識システムでは、対タグ通信用電波の周波数帯としてUHF帯の使用が可能となった。UHF帯を使用するにより、電磁誘導方式やマイクロ波方式のものと比べて通信距離が長くなるため、対無線タグ交信領域を大きくすることができる。
アンテナの対無線タグ交信領域は、そのアンテナの指向性と通信距離とによって定まる。しかしながら、同一仕様のアンテナであっても、指向性や通信距離にばらつきが生じる。また、アンテナの近傍に金属の物体があるような場合は、電波が物体に反射することによって、損失を招く。このため、単一のアンテナの対無線タグ交信領域を精度よく定めることは甚だ困難であり、所望する領域外に存在する無線タグまでも認識してしまうことが多分にある。
本発明はこのような事情に基づいてなされたもので、その目的とするところは、所望する領域内に存在する無線タグを精度よく認識することができる無線タグ認識システム及び無線タグ認識装置を提供しようとするものである。
本発明は、複数のアンテナを用いて無線タグを認識するものであり、少なくとも2つのアンテナで重複してデータが読み取られた無線タグを認識するようにしたものである。
かかる手段を講じた本発明によれば、所望する領域内に存在する無線タグを精度よく認識することができるようになる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
なお、この実施の形態は、商店の棚卸業務に本発明の無線タグ認識システムを適用した場合である。
棚卸業務の際には、商品棚に陳列されている各商品の数量を商品別に計数する。そこで、本実施の形態では、図1に示すように、商品棚1に陳列されている各商品2,3,4に対して個々に無線タグ5,6,7を付す。各無線タグ5,6,7には、タグ個体識別用のIDとともに、対応する商品2,3,4の固有の情報(例えば商品コード)を記憶する。しかして、無線タグ認識システムを使用して、商品棚1に陳列されている各商品2,3,4の無線タグ5,6,7に記憶されているデータを非接触で読み取ることにより、各無線タグ5,6,7を個別に認識し、その無線タグ5,6,7の商品固有の情報から各商品2,3,4の数量を商品別に計数するというものである。
(第1の実施の形態)
初めに、第1の実施の形態について、図1〜図5を用いて説明する。
図1において、符号10は、第1の実施の形態の無線タグ認識システムを示している。この無線タグ認識システム10は、携帯型の無線タグ認識装置20と、2枚の指向性アンテナ31,32とを備えている。指向性アンテナ31,32は、UHF帯に対応した平面アンテナであり、一方の面を放射面31a,32aとし、他方の面を非放射面31b,32bとしている。
また、無線タグ認識システム10は、無線タグ認識装置20の先端部に取付けられた共通アーム41と、一端を前記共通アーム41に取付け、他端を一方の指向性アンテナ(以下、第1のアンテナと称する)31の非放射面31bに取付けてなる第1のL字型アーム42と、同じく一端を前記共通アーム41に取付け、他端を他方の指向性アンテナ(以下、第2のアンテナと称する)32の非放射面31bに取付けてなる第2のL字型アーム43とを備えている。そして、第1のアンテナ31の放射面31aと、第2のアンテナ32の放射面32aとが正対するようにしている。
第1及び第2のL字型アーム42,43は、それぞれ共通アーム41に取付けられた一端と折曲部42a,43aとの間が、その軸方向に伸縮自在となっている。これにより、第1のアンテナ31及び第2のアンテナ32の正対している放射面31a,32aの間隔を、棚の幅に合わせて離したり近づけたりすることができる。
図2は、商品棚1の1段目1-1に陳列されている商品4の数を計数するために、第1のアンテナ31と第2のアンテナ32を1段目1-1の内側両端部に挿入した状態を示している。同図において、一点鎖線で囲われる領域33は、第1のアンテナ31の対無線タグ交信領域を示しており、二点鎖線で囲われる領域34は、第2のアンテナ32の対無線タグ交信領域を示している。対無線タグ交信領域33,34は、それぞれ対応するアンテナ31,32の指向性と通信距離とによって定まる。なお、本実施の形態では、電波はUHF帯を使用している。
図示するように、第1のアンテナ31と第2のアンテナ32とは各々の放射面31a,32aが正対しており、かつ通信距離は第1のアンテナ31と第2のアンテナ32との間隔よりも十分に長いので、第1のアンテナ31の対無線タグ交信領域33と第2のアンテナ32の対無線タグ交信領域34とは、一部が重なる。そして、図中右向きに対無線タグ交信領域33を有する第1のアンテナ31を棚内部の左端に挿入し、図中左向きに対無線タグ交信領域34を有する第2のアンテナ32を棚内部の右端に挿入することで、対無線タグ交信領域33と対無線タグ交信領域34とが重なっている領域内に、1段目1-1に陳列されている商品4を全て含ませることができる。従って、第1のアンテナ31及び第2のアンテナ32のいずれを用いても、システムが正常に機能している限り、1段目1-1に陳列されている商品4の無線タグ7を全て読み取ることができる。
但し、対無線タグ交信領域33は、正対する第2のアンテナ32を超え、商品棚1の外側まで拡がっている。同様に、対無線タグ交信領域34は、正対する第1のアンテナ31を超え、さらに、商品棚1の外側まで拡がっている。その結果、商品棚1の左右両側に別の商品棚が接近して設置されていた場合には、商品棚1の1段目1-1に陳列されている商品4だけでなく、その左右の商品棚に置かれている商品の無線タグまで読み取られることとなる。
本実施の形態は、図2に示すような場合でも、所望する領域、つまり商品棚1の1段目1-1に陳列されている商品4の無線タグ7だけを精度よく認識しようとするものである。この機能は、無線タグ認識装置20によって実現している。
図3は、無線タグ認識装置20の筐体内の主要な構成を示すブロック図である。無線タグ認識装置20の筐体内には、本体回路部50とアンテナ切換部60とを設けている。
本体回路部50は、無線タグ認識装置20の主体をなす部位であり、インターフェイス51、制御部52、記憶部53、操作・表示部54、変調器55、送信アンプ56、受信アンプ57及び復調器58等を備えている。
記憶部53には、複数の無線タグデータを一時的に蓄えることができるバッファ領域として、第1バッファ59a、第2バッファ59b及び出力バッファ59cを形成している。
アンテナ切換部60は、制御部52から出力される切換信号Sに応動して常閉接点aと常開接点bの開閉を交互に切り換えるものであり、常閉接点aが閉状態にあるときは第1のアンテナ31が当該無線タグ認識装置20と接続され、常開接点bが閉状態にあるときは第2のアンテナ32が当該無線タグ認識装置20と接続される。
また、図示しないが、操作・表示部54には読取開始ボタンが設けられている。この読取開始ボタンが操作入力されると、制御部52は、図4〜図5の流れ図に示す手順に従い無線タグ認識装置20を制御する。なお、この制御は、記憶部53に予め記憶されたプログラムに基づくものである。
すなわち制御部52は、操作・表示部54から読取開始ボタンの操作信号が入力されると、この制御を開始し、ST(ステップ)1として、記憶部53の初期化を行う。この初期化により、各バッファ59a,59b,59cがクリアされる。また、切換信号Sをリセットする。これにより、アンテナ切換部60は、常閉接点aが閉状態となる。
しかる後、制御部52は、ST3として無線タグの読取動作を開始する。すなわち、タグ問合せコマンドのデータ信号を変調器55に出力する。そうすると、変調器55は、このデータ信号で搬送波を変調する。変調された搬送波信号は、送信アンプ56で増幅された後、アンテナ切換部60を介して第1のアンテナ31に送られ、その放射面31aから電波として放射される。
この電波は、対無線タグ交信領域33内に存在する無線タグであれば受信可能である。そして、電波を受信した無線タグは、メモリに記憶しているデータを無線送信する。したがって、1段目1-1に置かれている商品4に付された無線タグ7からは、タグ個体識別用のIDと、商品4の固有情報とが無線送信される。
無線タグから発信された電波は、第1のアンテナ31で受信され、その電波信号がアンテナ切換部60を介して受信アンプ57に送られる。そして、受信アンプ57にて増幅された後、復調器58に送られ、無線タグデータに復調される。復調された無線タグデータは、制御部52に与えられる。
そこで制御部52は、ST4として無線タグデータの受信を待機する。復調器58にて復調された無線タグデータを受信する毎に(ST4のYES)、制御部52は、ST5としてその無線タグデータで第1バッファ59aを検索する。そして、ST6として同一の無線タグデータを既に記憶済か否かを判断する。
記憶済でない場合には(ST6のNO)、制御部52は、ST7として受信した無線タグデータを第1バッファ59aに追加する。記憶済であった場合には(ST6のYES)、制御部52は、ST8として受信した無線タグデータを破棄する。
制御部52は、タグ読取動作の1サイクルが終了するまで、上記ST4〜ST8の処理を繰返し実行する。そして、ST9としてタグ読取動作の1サイクルが終了すると(ST9のYES)、制御部52は、ST10として切換信号Sを出力する。これにより、アンテナ切換部60は、常開接点bが閉状態となる。
しかる後、制御部52は、ST11として無線タグの読取動作を再開する。すなわち、タグ問合せコマンドのデータ信号を変調器55に出力する。そうすると、変調器55は、このデータ信号で搬送波を変調する。変調された搬送波信号は、送信アンプ56で増幅された後、アンテナ切換部60を介して第2のアンテナ32に送られ、その放射面32aから電波として放射される。
この電波は、対無線タグ交信領域34内に存在する無線タグであれば受信可能である。そして、電波を受信した無線タグは、メモリに記憶しているデータを無線送信する。したがって、1段目1-1に置かれている商品4に付された無線タグ7からは、タグ個体識別用のIDと、商品4の固有情報とが無線送信される。
無線タグから発信された電波は、第2のアンテナ32で受信され、その電波信号がアンテナ切換部60を介して受信アンプ57に送られる。そして、受信アンプ57にて増幅された後、復調器58に送られ、無線タグデータに復調される。復調された無線タグデータは、制御部52に与えられる。
そこで制御部52は、ST12として無線タグデータの受信を待機する。復調器58にて復調された無線タグデータを受信する毎に(ST12のYES)、制御部52は、ST13としてその無線タグデータで第2バッファ59bを検索する。そして、ST14として同一の無線タグデータを既に記憶済か否かを判断する。
記憶済でない場合には(ST14のNO)、制御部52は、ST15として受信した無線タグデータを第2バッファ59bに追加する。記憶済であった場合には(ST14のYES)、制御部52は、ST16として受信した無線タグデータを破棄する。
制御部52は、タグ読取動作の1サイクルが終了するまで、上記ST12〜ST16の処理を繰返し実行する。そして、ST17としてタグ読取動作の1サイクルが終了すると(ST17のYES)、制御部52は、ST18としてカウンタnを一旦“0”にリセットする。次に、ST19として上記カウンタnを“1”だけカウントアップする。そして、ST20として第1バッファ59aからn番目(nはカウンタnの値)に記憶された無線タグデータを取得する。
ここで、ST21として第1バッファ59aからn番目の無線タグデータを取得できたならば(ST21のYES)、制御部52は、ST22としてそのn番目の無線タグデータで第2バッファ59bを検索する。そして、ST23としてn番目の無線タグデータと同一の無線タグデータが第2バッファ59bに記憶されているか否かを判断する。記憶されている場合には(ST23のYES)、その無線タグデータを記憶する無線タグを認識したので、制御部52は、ST24としてこのn番目の無線タグデータを出力バッファ59cに追加する。これに対し、記憶されていない場合には(ST23のNO)、このn番目の無線タグデータを出力バッファ59cに追加しない。
しかる後、制御部62は、ST19に戻り、カウンタnをさらに“1”だけカウントアップする。そして、上記ST20〜ST25の処理を再度実行する。こうして、第1バッファ59aからn番目の無線タグデータを取得できなくなるまで、ST19〜ST24の処理を繰返し実行する。そして、n番目の無線タグデータを取得できなかったならば(ST21のNO)、制御部52は、ST25として出力バッファ59c内の全ての無線タグデータを、インターフェイス51を介して上位の情報処理装置(パソコン等)に送信して、今回の制御を終了する。
ここに、無線タグ認識装置20は、制御部52が実行するST1〜ST17の各処理により、複数のアンテナ31,32を順次切り換えて無線タグのデータを読み取るタグデータ読取手段を構成する。また、ST18〜ST23の各処理により、タグデータ読取手段により読み取った無線タグのデータをアンテナ別に照合するデータ照合手段を構成する。さらに、ST24の処理により、データ照合手段により少なくとも2つのアンテナ31,32で重複してデータが読み取られた無線タグを認識する無線タグ認識手段を構成する。また、タグデータ読取手段は、ST1〜ST9の各処理により第1のデータ取込手段を構成し、ST10〜ST17の各処理により第2のデータ取込手段を構成する。
このように、2枚の正対するアンテナ31,32を商品棚1の1段目1-1の内側両端部に挿入した状態で、オペレータが無線タグ認識装置20の読取開始ボタンを操作入力すると、先ず、第1のアンテナ31からタグ問合せコマンドの電波が放射される。これにより、対無線タグ交信領域33内に存在する無線タグのデータが非接触で読み取られ、第1バッファ59aに蓄積される。次いで、第2のアンテナ31からタグ問合せコマンドの電波が放射される。これにより、対無線タグ交信領域34内に存在する無線タグのデータが非接触で読み取られ、第2バッファ59bに蓄積される。
しかる後、第1バッファ59aに蓄積された無線タグデータと第2バッファ59bに蓄積された無線タグデータとが照合される。そして、双方のバッファ59a,59bに重複して記憶されている無線タグデータのみが抽出され、出力バッファ59cに記憶される。出力バッファ59cに記憶された無線タグデータは、上位の情報処理装置に出力され、所定の情報処理が施されて、各無線タグデータから1段目1-1に陳列されている商品4の数量が計数される。
ここで、第1のアンテナ31の対無線タグ交信領域33には、1段目1-1に陳列されている全商品4の無線タグ7が存在するので、システムが正常である限り、各無線タグ7のデータは第1バッファ59aに蓄積される。但し、図2に示すように、対無線タグ交信領域33は、商品棚1の外側(図2では棚1に向かって右側)まで広がっているため、この外側に広がっている領域に無線タグが存在していた場合には、この無線タグのデータも第1バッファ59aに蓄積される。
同様に、第2のアンテナ32の対無線タグ交信領域34には、1段目1-1に陳列されている全商品4の無線タグ7が存在するので、システムが正常である限り、各無線タグ7のデータが第2バッファ59bに蓄積される。但し、図2に示すように、対無線タグ交信領域34は、商品棚1の外側(図2では棚1に向かって左側)まで広がっているため、この外側に広がっている領域に無線タグが存在していた場合には、この無線タグのデータも第2バッファ59bに蓄積される。
しかしながら、対無線タグ交信領域33の商品棚1より外側に広がっている部分と、対無線タグ交信領域34の商品棚1より外側に広がっている部分とは、重複していない。したがって、第1バッファ59aのデータと第2バッファ59bのデータとを照合し、重複している無線タグデータのみを抽出して出力バッファ59cに格納すると、格納される無線タグデータは、全て商品棚1の1段目1-1に存在する無線タグのデータであり、1段目1-1に存在しない無線タグのデータは全て無視される。その結果、対無線タグ交信領域33と対無線タグ交信領域34とが重複している領域、つまりは商品棚1の1段目1-1に陳列されている商品4の無線タグ7を精度よく認識することができる。
前記商品棚1の2段目1−2及び3段目1-3に陳列されている商品3,2の数を計数する場合も同様である。すなわちオペレータは、2枚のアンテナ31,32を2段目1-2または3段目1-3の内側両側部に挿入し、読取開始ボタンを操作入力する。こうすることにより、無線タグ認識装置20は1段目のときと同様に動作するので、対無線タグ交信領域33と対無線タグ交信領域34とが重複している領域、つまりは2段目1-2または3段目1-3に陳列されている商品3,2の無線タグ6,5を精度よく認識することができる。
(第2の実施の形態)
次に、この発明の第2の実施の形態について説明する。
第2の実施の形態が前記第1の実施の形態と異なる点は、第1の実施の形態において図4,図5で示した制御部52の制御手順のうち、図5の部分、すなわちST12以降の制御手順のみである。それ以外は第1の実施の形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
図6は、第2の実施の形態において制御部52が実行する制御手順のST12以降を示す流れ図である。以下、図4及び図6を用いて、第2の実施の形態における制御部52の制御手順について説明する。
制御部52は、操作・表示部54の読取開始ボタンが操作入力されたことに応じて、先ず、アンテナ切換部60を介して第1のアンテナ31を接続し、無線タグの読取動作を行い、読み取った無線タグデータを第1バッファに格納する(ST1〜ST9)。次に、アンテナ切換部60を切り換えて第2のアンテナ32を接続し、無線タグの読取動作を行う(ST10,ST11)。
制御部52は、ST12として無線タグデータの受信を待機する。そして、復調器58にて復調された無線タグデータを受信する毎に(ST12のYES)、制御部52は、ST31としてその無線タグデータで第1バッファ59aを検索する。そして、ST32として同一の無線タグデータを既に記憶済か否かを判断する。
記憶済であった場合には(ST32のYES)、制御部52は、ST33として受信した無線タグデータを出力バッファ59cに追加する。また、ST34として第1バッファ59aから受信データと同一の無線タグデータを削除する。これに対し、記憶済でなかった場合には(ST32のNO)、制御部52は、ST35として受信した無線タグデータを破棄する。
制御部52は、第2のアンテナ32によるタグ読取動作の1サイクルが終了するまで、上記ST12及びST31〜ST35の処理を繰返し実行する。そして、ST36としてタグ読取動作の1サイクルが終了すると(ST36のYES)、制御部52は、ST37として出力バッファ59c内の全ての無線タグデータを、インターフェイス51を介して上位の情報処理装置(パソコン等)に送信して、今回の制御を終了する。
このように、第2の実施の形態においては、先ず、第1のアンテナ31を介して、その対無線タグ交信領域33内に存在する無線タグのデータが読み取られ、第1バッファ59aに蓄積される。次いで、第1のアンテナ31と正対する第2のアンテナ32を介して、その対無線タグ交信領域34内に存在する無線タグのデータが読み取られる。そして、無線タグデータが読み取られる毎に、そのデータと第1バッファ59aに蓄積されているデータとが照合される。そして、第2アンテナ32を介して読み取られた無線タグデータと同一のデータが既に第1バッファ59aに記憶されている場合には、その無線タグデータを出力バッファ59cに記憶される。また、このとき、第1バッファ59aから同一の無線タグデータが削除される。したがって、第2のアンテナを介して再び同一の無線タグデータが読み取られた際には、その無線タグデータは第1バッファ59aから削除されているので、出力バッファ59cに記憶されることはない。
その後、第2のアンテナ32による読取動作が終了すると、出力バッファ59cに記憶された無線タグデータが、当該無線タグ認識装置20で認識した無線タグのデータとして、情報処理装置に出力され、所定の情報処理が施される。
したがって、この第2の実施の形態においても、第1のアンテナ31の対無線タグ交信領域33と第2のアンテナ32の対無線タグ交信領域34とが重複する領域内に存在する無線タグだけを認識できるので、所望する領域内の無線タグを精度よく認識することができる。
また、この第2の実施の形態においては、図5と図6とを比較すれば明らかように、制御部52の処理ステップを大幅に短縮することができる。したがって、制御部52の処理負荷を軽減できる上、処理時間も短縮することができる。また、記憶部53から第2バッファ59bを省略できる利点もある。
(第3の実施の形態)
次に、この発明の第3の実施の形態について、図7〜図9を用いて説明する。
図7は、本実施の形態における無線タグ認識システム70の概略図である。図示するように、無線タグ認識システム70は、一対のゲート式アンテナ71,72と無線タグ認識装置80とを備えている。ゲート式アンテナ71,72と無線タグ認識装置80とは、それぞれ信号ケーブル90で接続されている。
ゲート式アンテナ71,72は、それぞれ上部アンテナ71U,72Uと下部アンテナ71D,72Dを備えている。上部アンテナ71U,72U及び下部アンテナ71D,72Dは、いずれも指向性アンテナであり、UHF帯に対応した平面アンテナでもある。第1のゲート式アンテナ71において、上部アンテナ71Uと下部アンテナ71Dの指向性は同一方向を向いており、図7では右向きに指向性を有している。第2のゲート式アンテナ72においても、上部アンテナ72Uと下部アンテナ72Dの指向性は同一方向を向いており、図7では左向きに指向性を有している。
また、各ゲート式アンテナ71,72は、それぞれ底部に車輪またはローラ等の可動手段73.74を設けており、アンテナ面と平行な方向に進退可動できるようになっている。
図8は、無線タグ認識装置80の筐体内の主要な構成を示すブロック図である。無線タグ認識装置80の筐体内には、本体回路部100とアンテナ切換部110とを設けている。
本体回路部100は、無線タグ認識装置80の主体をなす部位であり、インターフェイス101、制御部102、記憶部103、操作・表示部104、変調器105、送信アンプ106、受信アンプ107及び復調器108等を備えている。
記憶部103には、複数の無線タグデータを一時的に蓄えることができるバッファ領域して、第1バッファ109a、第2バッファ109b、第3バッファ109c、第4バッファ109d及び出力バッファ109eを形成している。
アンテナ切換部110は、各ゲート式アンテナ71,72の各上部アンテナ71U,72U及び各下部アンテナ71D,72Dにそれぞれ対応した4つの切換端子a,b,c,dを有しており、制御部52から出力される切換信号Sに応動して順次切換動作するようになっている。具体的には、切換端子aが閉状態になると第1のゲート式アンテナ71の上部アンテナ71Uが無線タグ認識装置80と接続され、切換端子bが閉状態になると第1のゲート式アンテナ71の下部アンテナ71Dが無線タグ認識装置80と接続され、切換端子cが閉状態になると第2のゲート式アンテナ72の上部アンテナ72Uが無線タグ認識装置80と接続され、切換端子dが閉状態になると第2のゲート式アンテナ72の下部アンテナ72Dが無線タグ認識装置80と接続される。
また、図示しないが、操作・表示部104には読取開始ボタンが設けられている。この読取開始ボタンが操作入力されると、制御部102は、第1の実施の形態において図4〜図5の流れ図に示した手順と略同様な手順で、無線タグ認識装置80を制御する。
すなわち制御部102は、タグ読取動作の1サイクル毎に、アンテナ切換部110を順次切り換えて、各ゲート式アンテナ71,72の各上部アンテナ71U,72U及び各下部アンテナ71D,72Dを1つずつ選択し、その選択したアンテナを介して無線タグの読取動作を実行させる。そして、第1のゲート式アンテナ71の上部アンテナ71Uを介して読み取った無線タグデータは第1バッファ109aに蓄積し、下部アンテナ71Dを介して読み取った無線タグデータは第2バッファ109bに蓄積する。同様に、第2のゲート式アンテナ72の上部アンテナ72Uを介して読み取った無線タグデータは第3バッファ109cに蓄積し、下部アンテナ72Dを介して読み取った無線タグデータは第4バッファ109dに蓄積する。
しかる後、制御部102は、図9に示すように、第1バッファ109aに蓄積された無線タグデータと第3バッファ109cに蓄積された無線タグデータとを第1のデータ照合手段121によって照合する。そして、双方のバッファ109a,109cに重複して格納されている無線タグデータを抽出して、出力バッファ109eに追加する。また、第2バッファ109bに蓄積された無線タグデータと第4バッファ109dに蓄積された無線タグデータとを第2のデータ照合手段122によって照合する。そして、双方のバッファ109b,109dに重複して格納されている無線タグデータを抽出して、出力バッファ109eに追加する。
その後、出力バッファ109d内の全ての無線タグデータを、インターフェイス101を介して上位の情報処理装置(パソコン等)に送信して、今回の制御を終了する。
このような構成の第3の実施の形態においては、例えば図1に示される商品棚1に陳列されている商品の数量を計数する場合、第1のゲート式アンテナ71を、そのアンテナ面が商品棚1の左側面と対峙するように商品棚1の外側に設置し、第2のゲート式アンテナ72を、そのアンテナ面が商品棚1の右側面と対峙するように商品棚1の外側に設置する。
こうすることにより、第1のゲート式アンテナ71の上部アンテナ71Uと、第2のゲート式アンテナ72の上部アンテナ72Uとが、商品棚1を挟んで正対する。このとき、第1のゲート式アンテナ71における上部アンテナ71Uの対無線タグ交信領域と第2のゲート式アンテナ72における上部アンテナ72Uの対無線タグ交信領域とは、その一部が重複し、この重複している領域内に商品棚1の3段目1-3と2段目1-2の上方領域が全て含まれる。
また、第1のゲート式アンテナ71の下部アンテナ71Dと、第2のゲート式アンテナ72の下部アンテナ72Dとが、商品棚1を挟んで正対する。このとき、第1のゲート式アンテナ71における下部アンテナ71Dの対無線タグ交信領域と第2のゲート式アンテナ72における下部アンテナ72Dの対無線タグ交信領域とは、その一部が重複し、この重複している領域内に商品棚1の1段目1-1と2段目1-2の下方領域が全て含まれる。なお、この2段目1-2の下方領域に、当該2段目1-2に置かれている商品3の無線タグ6が含まれるものとする。
この状態で、無線タグ認識装置80のタグ読取動作を開始させる。そうすると、第1バッファ109aと第3バッファ109cとの照合により抽出される無線タグデータは、商品棚1の3段目1-3に置かれている商品2の無線タグ5のデータのみとなる。また、第2バッファ109bと第4バッファ109dとの照合により抽出される無線タグデータは、商品棚1の2段目1-2に置かれている商品3の無線タグ6のデータと、1段目1-1に置かれている商品4の無線タグ7のデータのみとなる。
したがって、この第3の実施の形態においても、所望する領域内の無線タグを精度よく認識することができる。しかも、この第3の実施の形態においては、商品棚1の各段に陳列されている商品2,3,4の無線タグ5,6,7を一括して認識できるので、認識作業に要する手間を大幅に簡略できる利点がある。
なお、この第3の実施の形態においては、各上部アンテナ71U,72Uの対無線タグ交信領域と各下部アンテナ71D,72Dの対無線タグ交信領域とが重なってしまい、商品棚1の2段目1-1に陳列されている商品3の無線タグ6を双方で認識してしまう場合がある。このような場合には、第2のデータ照合手段122によって抽出された無線タグデータを出力バッファ109eに追加する際に、該出力バッファ109eに同一の無線タグデータが既に格納されているか否かを判断し、格納されている場合には追加しない処理を追加することによって対処することができる。あるいは、出力バッファ109eに記憶された無線タグデータを取り込んだ情報処理装置側で、重複する無線タグデータの一方を破棄するようにしてもよい。
(第4の実施の形態)
前記第3の実施の形態では、一対のゲート式アンテナ71,72を可動式とし、商品棚1の両側に対向するように設置する場合を示した。しかしながら、商品棚1の両側にゲート式アンテナ71,72を設置するのに充分な空間がない場合には、この方式を採用することはできない。
そこで次に、商品棚1の両側に空間がない場合も対応できる第4の実施の形態について、図10を用いて簡単に説明する。
同図において、符号200は商品棚を示しており、この商品棚200には、それぞれ無線タグ5が付された多数の商品2が陳列されている。
本実施の形態では、図示するように、商品棚200より上方の例えば天井部に、第1のアンテナ201と第2のアンテナ202とを取付ける。第1及び第2のアンテナ201,202は、何れも角度調整手段203,204によりその放射面201a,202aを任意の角度に可変調整できるようになっている。
第1及び第2のアンテナ201,202は、第1の実施の形態または第2の実施の形態の無線タグ認識装置20に接続されている。
従って、無線タグ認識装置20において、タグ読取動作が行なわれることにより、第1のアンテナ201の対無線タグ交信領域204と、第2のアンテナ202の対無線タグ交信領域205とが重なっている領域内に存在する無線タグのみが認識されることとなる。
そこで、この第4の実施の形態においては、図10に示すように、第1のアンテナ201の対無線タグ交信領域204と、第2のアンテナ202の対無線タグ交信領域205とが重なっている領域内に商品棚200の商品陳列空間が入るように、第1のアンテナ201と第2のアンテナ202の角度を調整する。このとき、第1のアンテナ201の方社名放射面201aと第2のアンテナ202の放射面202aとは、正対していない。
こうすることにより、無線タグ認識装置20で認識される無線タグは、商品棚200に陳列されている商品2の無線タグ5に限られる。したがって、たとえ商品棚200の両側に空間がない場合でも、所望する領域内の無線タグを精度よく認識することができる。
なお、この発明は前記各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。
例えば、前記各実施の形態では、アンテナ切換部60,110を無線タグ認識装置20,80の筐体内に設けたが、筐体の外に設けてもよい。
また、前記第1及び第2の実施の形態では、先ず第1のアンテナ31を用いてタグ読取動作を行い、続いて第2のアンテナ32を用いてタグ読取動作を行ったが、その順番は特に限定されるものではない。従って、第2の実施の形態において、先に第2のアンテナ32を用いてタグ読取動作を行い、その後に第1のアンテナ31を用いてタグ読取動作を行う場合には、第1のアンテナ31を用いて読み取った無線タグデータで第2バッファを検索するように制御を変更すればよい。
この他、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を組合わせてもよい。
本発明に係る第1の実施の形態の無線タグ認識システムを示す概略図。 同実施の形態において、第1のアンテナの対無線タグ交信領域と第2のアンテナの対無線タグ交信領域との関係を示す模式図。 同実施の形態における無線タグ認識装置の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態において、無線タグ認識装置の制御部が実行する主要な制御手順の前半部を示す流れ図。 同実施の形態において、無線タグ認識装置の制御部が実行する主要な制御手順の後半部を示す流れ図。 本発明に係る第2の実施の形態において、無線タグ認識装置の制御部が実行する主要な制御手順の後半部を示す流れ図。 本発明に係る第3の実施の形態の無線タグ認識システムを示す概略図。 同実施の形態における無線タグ認識装置の要部構成を示すブロック図。 同実施の形態の作用を説明するための模式図。 本発明に係る第4の実施の形態の無線タグ認識システムにおける主要部を示す概略図。
符号の説明
1、200…商品棚、2,3,4…商品、5,6,7…無線タグ、10…無線タグ認識システム、20,80…無線タグ認識装置、31…第1アンテナ、32…第2アンテナ、33,34…対無線タグ交信領域、60,110…アンテナ切換部、52,102…制御部、59a,59b…第1,第2バッファ、59c,109e…出力バッファ、71…第1のゲート式アンテナ、72…第2のゲート式アンテナ、109a〜109d…第1〜第4バッファ。

Claims (7)

  1. 複数のアンテナを用いて無線タグを認識する無線タグ認識システムにおいて、
    少なくとも2つのアンテナで重複してデータが読み取られた無線タグを認識することを特徴とする無線タグ認識システム。
  2. 複数のアンテナを用いて無線タグを認識する無線タグ認識システムにおいて、
    前記各アンテナを順次切り換えて無線タグのデータを読み取るタグデータ読取手段と、
    このタグデータ読取手段により読み取った無線タグのデータを前記アンテナ別に照合するデータ照合手段と、
    このデータ照合手段により少なくとも2つのアンテナで重複してデータが読み取られた無線タグを認識する無線タグ認識手段と、
    を具備したことを特徴とする無線タグ認識システム。
  3. 前記各アンテナは、少なくとも他の1つのアンテナと対無線タグ交信領域の一部または全部が重なるように配置されていることを特徴とする請求項2記載の無線タグ認識システム。
  4. 第1のアンテナと、
    前記第1のアンテナと対無線タグ交信領域の一部または全部が重なるように配置された第2のアンテナと、
    無線タグ認識装置と、
    前記無線タグ認識装置に対して前記第1アンテナと前記第2のアンテナとを交互に接続するアンテナ切換手段と、
    を備え、
    前記無線タグ認識装置は、
    前記第1のアンテナを介して読み取った無線タグのデータと前記第2のアンテナを介して読み取った無線タグのデータとを照合するデータ照合手段と、
    このデータ照合手段により前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの双方でデータが読み取られた無線タグを認識する無線タグ認識手段と、
    を具備したことを特徴とする無線タグ認識システム。
  5. 前記第1のアンテナと前記第2のアンテナは正対していることを特徴とする請求項4記載の無線タグ認識システム。
  6. 前記第1のアンテナと前記第2のアンテナは可動式であることを特徴とする請求項4または5記載の無線タグ認識システム。
  7. 第1のアンテナを介して読み取られた無線タグのデータを取り込む第1のデータ取込手段と、
    前記第1のアンテナと対無線タグ交信領域の一部または全部が重なるように配置された第2のアンテナを介して読み取られた無線タグのデータを取り込む第2のデータ取込手段と、
    前記第1のデータ取込手段により取り込んだデータと前記第2のデータ取込手段により取り込んだデータとを照合するデータ照合手段と、
    このデータ照合手段により前記第1のアンテナと前記第2のアンテナの双方でデータが読み取られた無線タグを認識する無線タグ認識手段と、
    を具備したことを特徴とする無線タグ認識装置。
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