JP2009122798A - スイッチ入力認識装置 - Google Patents

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Kazuyuki Kobayashi
一幸 小林
Masayoshi Miyahara
正芳 宮原
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Abstract

【課題】従来のスイッチ入力認識装置では、近年家庭用電化機器で各種スイッチ入力の増加がある一方で機器の小型化による基板面積の削減やコストダウンによる部品点数の削減への要求や搭載するマイクロコンピュータのポート数にも限界があり、スイッチ数の増加に対応することが困難という課題があった。
【解決手段】電源電圧1と接地10間に基準抵抗2と各分圧抵抗(R1)3、分圧抵抗(R2)5、分圧抵抗(R3)7とそれぞれの分圧抵抗に対応し並列に配したスイッチ(S1)4、スイッチ(S2)6、スイッチ(S3)8を備え、基準抵抗2と最も基準抵抗2に近い分圧抵抗(R1)3の間からマイクロコンピュータのAD変換ポート9にスイッチ入力により変化する電圧を入力できる機能を有しているスイッチ入力認識装置とすることにより、前記3つのスイッチの入力を1本のAD変換ポートのみでマイクロコンピュータで認識することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、加湿器、空気清浄機、除湿機およびそれらを融合した機能を有する家庭電化機器の制御に関する。
従来のスイッチ入力認識装置は、複数のスイッチからの入力をマイクロコンピュータで認識して制御する場合にはそれぞれのスイッチに対応する入力ポートを設けるか、図9に示すように、複数のコモン出力とセグメント入力の組合せ上にスイッチを配した構成が一般的に知られている。この図において、マトリックス状に配されたスイッチ107〜スイッチ112は、その両端を図のようにスイッチ入力認識させるマイクロコンピュータのスキャン用のコモン出力102、103とセグメント入力104〜セグメント入力106の各ポートに接続され、各セグメント入力はスイッチと接続されたラインを抵抗を解して電源電圧101に接続されることによって、通常Hiとなるように配線される。
上記図9の構成においてのスイッチ入力の認識方法について説明する。まず、任意のタイミングでコモン出力102またはコモン出力103がLo出力される。まずコモン出力102がLo出力されたとすると、このときスイッチ107が接続されると、セグメント入力104は通常Hi入力であるのが、Lo出力しているコモン出力102と導通するためLo入力となり、スイッチ入力されたことを認識できる。同様に各スイッチのON/OFFは各コモン出力の状態と各セグメント入力の状態をマイクロコンピュータが判断することによって認識できる。
また、このようなスキャン入力に関しては、タッチパネルへの応用などによる入力方法の改良などが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−30134号公報
しかしながら、このような従来のスキャンによるスイッチ入力方式だけでは、近年家庭用電化機器では多機能化などによる各種スイッチ入力の増加がある一方で機器の小型化による基板面積の削減やコストダウンによる部品点数の削減への要求や搭載するマイクロコンピュータのポート数にも限界があり、スイッチ数の増加に対応することが困難になってきている。
本発明は、このような課題を解決するものであり、近年の安価なマイクロコンピュータの多くが通常機能として搭載するアナログ−デジタル変換機能を利用した簡便でかつ使用ポート数を削減することができるスイッチ入力認識装置を提供することを目的としている。
本発明のスイッチ入力認識装置は上記目的を達成するために、複数のスイッチ入力をマイクロコンピュータで認識して制御するスイッチ認識装置において、回路全体に電力を供給する電源と、前記電源の電圧を分割するための基準抵抗と、前記基準抵抗と直列に接続される複数の分圧抵抗と、前記の各分圧抵抗に並列に配列したスイッチを備え、前記基準抵抗と前記各分圧抵抗の組合せで前記電源の電圧を分圧した電圧値が全ての組合せで異なるよう前記各分圧抵抗の抵抗値を選定することにより、前記各スイッチが個別あるいは同時に操作されたことをマイクロコンピュータのアナログ−デジタル変換入力端子に入力して認識できるようにしたことを特徴としたものである。
この手段により、各スイッチに一対一に対応した入力ポートを用いる場合やスキャン入力に対して必要なマイコンポート数を削減でき、さらにスキャン入力に対してダイオードなど部品点数も削減できるスイッチ入力認識装置が得られる。
また、他の手段は、複数のスイッチ入力をマイクロコンピュータで認識して制御するスイッチ認識装置において、回路全体に電力を供給する電源と、前記電源の電圧を分割するための基準抵抗と、前記基準抵抗と並列に接続される複数の分圧抵抗と、前記の各分圧抵抗に直列に配列したスイッチを備え、前記基準抵抗と前記各分圧抵抗の組合せで前記電源の電圧を分圧した電圧値が全ての組合せで異なるよう前記各分圧抵抗の抵抗値を選定することにより、前記各スイッチが個別あるいは同時に操作されたことをマイクロコンピュータのアナログ−デジタル変換入力端子に入力して認識できるようにしたことを特徴としたものである。
この手段により、各スイッチに一対一に対応した入力ポートを用いる場合やスキャン入力に対して必要なマイコンポート数を削減でき、さらにスキャン入力に対してダイオードなど部品点数も削減できるスイッチ入力認識装置が得られる。
また、他の手段は、各分圧抵抗と各々に直列に配列したスイッチ組に並行に配したスイッチを設けることにより、他の前記分圧抵抗と直列に配列された各スイッチの入力状態の如何を問わず認識できるスイッチを備えたことを特徴としたものである。
この手段により、マイコンに独立の入力ポートを設けることなく優先スイッチを設けることができるスイッチ入力認識装置が得られる。
また、他の手段は、複数のスイッチ数が一定数以上の場合、前記直列に配した抵抗とその各抵抗に並列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路からの入力をスキャン入力回路とすることにより、前記マイクロコンピュータの入力ポート数を削減することを特徴としたものである。
この手段により、一定数以上のスイッチを用いる場合、必要なマイコンポート数を削減でき、また同等数のスキャン入力のみの組合せに対してダイオードなど部品点数を削減できるスイッチ入力認識装置が得られる。
また、他の手段は、複数のスイッチ数が一定数以上の場合、前記並列に配した抵抗とその各抵抗に直列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路からの入力をスキャン入力回路とすることにより、前記マイクロコンピュータの入力ポート数を削減することを特徴としたものである。
この手段により、一定数以上のスイッチを用いる場合、必要なマイコンポート数を削減でき、また同等数のスキャン入力のみの組合せに対してダイオードなど部品点数を削減できるスイッチ入力認識装置が得られる。
また、他の手段は、各スイッチと直列にLEDを配することにより、前記当該スイッチが押下されたことをマイクロコンピュータを介さず表示できることを特徴としたものである。
この手段により、単純な回路構成でスイッチ押下に対する応答をLEDを用いて実現できるスイッチ入力認識装置が得られる。
また、他の手段は、直列に配した抵抗とその各抵抗に並列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路構成を備えたスイッチ回路部分と、アナログ−デジタル変換機能を備えたマイクロコンピュータを搭載した制御回路部分を別々に構成し、前記スイッチ回路部分と制御回路部分を通信線で接続することを特徴としたものである。
この手段により、スイッチ側に通信用ICなどを持たさなくてもスイッチ回路−マイクロコンピュータ制御回路間の通信線を削減できるスイッチ入力認識装置が得られる。
本発明によれば、各スイッチに一対一に対応した入力ポートを用いる場合やスキャン入力に対して必要なマイコンポート数を削減でき、さらにスキャン入力に対してダイオードなど部品点数も削減するという効果のあるスイッチ入力認識装置を提供できる。
また、前記スイッチ入力認識装置のスイッチ組を利用し、スキャン入力手法と組合せると、一定数以上の多くのスイッチを使用したスイッチ入力認識装置では、必要なマイクロコンピュータのポート数を削減することができる。
また、スイッチ組とマイクロコンピュータが別々の基板に搭載されている場合に、通信用ICなどを用いずに少ない本数の接続線での接続が可能となるスイッチ入力認識装置を提供できる。
本発明の請求項1記載の発明は、複数のスイッチ入力をマイクロコンピュータで認識して制御するスイッチ認識装置において、回路全体に電力を供給する電源と、前記電源の電圧を分割するための基準抵抗と、前記基準抵抗と直列に接続される複数の分圧抵抗と、前記の各分圧抵抗に並列に配列したスイッチを備え、前記基準抵抗と前記各分圧抵抗の組合せで前記電源の電圧を分圧した電圧値が全ての組合せで異なるよう前記各分圧抵抗の抵抗値を選定することにより、前記各スイッチが個別あるいは同時に操作されたことをマイクロコンピュータのアナログ−デジタル変換入力端子に入力して認識できるようにしたものであり、各スイッチに一対一に対応した入力ポートを用いる場合やスキャン入力に対して必要なマイコンポート数を削減でき、さらにスキャン入力に対してダイオードなど部品点数も削減できるスイッチ入力認識装置が得られるという作用を有する。
また、請求項2記載の発明は、複数のスイッチ入力をマイクロコンピュータで認識して制御するスイッチ認識装置において、回路全体に電力を供給する電源と、前記電源の電圧を分割するための基準抵抗と、前記基準抵抗と並列に接続される複数の分圧抵抗と、前記の各分圧抵抗に直列に配列したスイッチを備え、前記基準抵抗と前記各分圧抵抗の組合せで前記電源の電圧を分圧した電圧値が全ての組合せで異なるよう前記各分圧抵抗の抵抗値を選定することにより、前記各スイッチが個別あるいは同時に操作されたことをマイクロコンピュータのアナログ−デジタル変換入力端子に入力して認識できるようにしたものであり、各スイッチに一対一に対応した入力ポートを用いる場合やスキャン入力に対して必要なマイコンポート数を削減でき、さらにスキャン入力に対してダイオードなど部品点数も削減できるスイッチ入力認識装置が得られるという作用を有する。
また、請求項3記載の発明は、各分圧抵抗と各々に直列に配列したスイッチ組に並行に配したスイッチを設けることにより、他の前記分圧抵抗と直列に配列された各スイッチの入力状態の如何を問わず認識できるスイッチを備えることとしたものであり、マイコンに独立の入力ポートを設けることなく優先スイッチを設けることができるスイッチ入力認識装置が得られるという作用を有する。
また、請求項4記載の発明は、複数のスイッチ数が一定数以上の場合、前記直列に配した抵抗とその各抵抗に並列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路からの入力をスキャン入力回路とすることにより、前記マイクロコンピュータの入力ポート数を削減することとしたものであり、一定数以上のスイッチを用いる場合、必要なマイコンポート数を削減でき、また同等数のスキャン入力のみの組合せに対してダイオードなど部品点数を削減できるスイッチ入力認識装置が得られるという作用を有する。
また、請求項5記載の発明は、複数のスイッチ数が一定数以上の場合、前記並列に配した抵抗とその各抵抗に直列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路からの入力をスキャン入力回路とすることにより、前記マイクロコンピュータの入力ポート数を削減することとしたものであり、一定数以上のスイッチを用いる場合、必要なマイコンポート数を削減でき、また同等数のスキャン入力のみの組合せに対してダイオードなど部品点数を削減できるスイッチ入力認識装置が得られるという作用を有する。
また、請求項6記載の発明は、各スイッチと直列にLEDを配することにより、前記当該スイッチが押下されたことをマイクロコンピュータを介さず表示できることとしたものであり、単純な回路構成でスイッチ押下に対する応答をLEDを用いて実現できるスイッチ入力認識装置が得られるという作用を有する。
また、請求項7記載の発明は、直列に配した抵抗とその各抵抗に並列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路構成を備えたスイッチ回路部分と、アナログ−デジタル変換機能を備えたマイクロコンピュータを搭載した制御回路部分を別々に構成し、前記スイッチ回路部分と制御回路部分を通信線で接続することとしたものであり、スイッチ側に通信用ICなどを持たさなくてもスイッチ回路−マイクロコンピュータ制御回路間の通信線を削減できるスイッチ入力認識装置が得られるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は本願発明の実施の形態1におけるスイッチ入力認識装置の基本構成を示したものである。図1に示すように本スイッチ入力認識装置は、電源電圧1と接地10間に基準抵抗2と各、分圧抵抗(R1)3、分圧抵抗(R2)5、分圧抵抗(R3)7とそれぞれの分圧抵抗に対応し並列に配したスイッチ(S1)4、スイッチ(S2)6、スイッチ(S3)8を備え、基準抵抗2と最も基準抵抗2に近い分圧抵抗(R1)3の間からマイクロコンピュータのアナログ−デジタル変換入力ポートであるAD変換ポート9にスイッチ入力により変化する電圧を入力できる機能を有している。この機能により、図1の例では3つのスイッチの入力を1本のAD変換ポートのみでマイクロコンピュータで認識することができる。ここで、基準抵抗と分圧抵抗の位置関係が電源電圧と接地間で電位が反対の構成、すなわち基準抵抗を接地側に接続し、分圧抵抗とスイッチを電源電圧側に接続しても同様の効果を有するスイッチ入力認識装置が得られる。
マイクロコンピュータには、これを駆動するための電源ポートや設置ポートおよびアナログ−デジタル変換機能のための基準電源ポートや接地ポートが備えられる(いずれも符号なきものは図示しない)。
図2(a)は図1に示すスイッチ入力認識装置における基準抵抗と各分圧抵抗の値の一例を示すものである。基準抵抗2を1200Ω、分圧抵抗(R1)3を800Ω、分圧抵抗(R2)5を400Ω、分圧抵抗(R3)7を200Ωとしている。図2(b)は、図2(a)に対して基準電圧を通常よく利用されるDC5V駆動の回路上での各数値を表しており、抵抗値組合せの合成抵抗とマイクロコンピュータのAD変換ポート9へ入力される電圧値とそれぞれの入力電圧値にONされているスイッチ組合せの一覧である。この組合せ例では、もっとも電圧差が小さいところで0.192Vあり基準電圧5Vであれば、8ビット分解能のAD変換ポートでも約10ディジット、より高分解能の10ビット分解能のAD変換ポートであれば約39ディジット以上の間隔があり十分に判別できる。この例では、たとえばAD変換ポート9で1.667Vを検知した場合S1のみがONであることが認識でき、2.000VであればS2とS3が同時にONしていることが認識できる。同様に各入力電圧でどのスイッチが入力されているかが一度の判別で認識できる。ただし、AD変換ポートは一度の判別機会で入力データのノイズを除去するために数回の平均値で認識する値を確定するのが一般的な利用法である。
(実施の形態2)
図3は本願発明の実施の形態2におけるスイッチ入力認識装置の別の基本構成を示したものである。
図3に示すように本スイッチ入力認識装置は、電源電圧11と接地21間に基準抵抗12と各、分圧抵抗(R4)13、分圧抵抗(R5)15、分圧抵抗(R6)17とそれぞれの分圧抵抗に対応し直列に配したスイッチ(S4)14、スイッチ(S5)16、スイッチ(S6)18を備え、基準抵抗12と各分圧抵抗を間からマイクロコンピュータのAD変換ポート20にスイッチ入力により変化する電圧を入力できる機能を有している。ここで、基準抵抗と分圧抵抗の位置関係が電源電圧と接地間で電位が反対の構成、すなわち基準抵抗を接地側に接続し、分圧抵抗とスイッチを電源電圧側に接続しても同様の効果を有するスイッチ入力認識装置が得られる。
また、本スイッチ入力認識装置では、前記分圧抵抗とスイッチの直列配置の組合せに並列に優先スイッチ(S7)19を配しており、この優先スイッチを利用することによって、前記各スイッチ(S4)14、スイッチ(S5)16、スイッチ(S6)18のいずれかのスイッチのON/OFF状態に関わらず優先的にONを認識できるスイッチを有している。ここで、優先スイッチ(S7)19は図3のようにマイクロコンピュータのAD変換ポート20と接地21間に配するだけでなく、AD変換ポート20と接地21間の基準抵抗12と並列に設けても同様の優先スイッチとしての機能を有することができる。
図4(a)は図3に示すスイッチ入力認識装置における基準抵抗と各分圧抵抗の値の一例を示すものである。基準抵抗12を1100Ω、分圧抵抗(R4)13を3300Ω、(R5)15を2000Ω、分圧抵抗(R6)17を1500Ωとしている。図4(b)は、図4(a)に対して基準電圧を通常よく利用されるDC5V駆動の回路上での各数値を表しており、抵抗値組合せの合成抵抗とマイクロコンピュータのAD変換ポート20へ入力される電圧値とそれぞれの入力電圧値にONされているスイッチ組合せの一覧である。この組合せ例では、もっとも電圧差が小さいところで0.229Vあり基準電圧5Vであれば、8ビット分解能のAD変換ポートでも約12ディジット、より高分解能の10ビット分解能のAD変換ポートであれば約47ディジット以上の間隔があり十分に判別できる。この例では、たとえばAD変換ポート20で3.750Vを検知した場合S4のみがONであることが認識でき、2.190VであればS5とS6が同時にONしていることが認識でき、0Vであれば優先スイッチ(S7)19がONされていることが認識できる。同様に各入力電圧でどのスイッチが入力されているかが一度の判別で認識できる。ただし、AD変換ポートは一度の判別機会で入力データのノイズを除去するために数回の平均値で認識する値を確定するのが一般的な利用法である。
(実施の形態3)
図5は本発明におけるスイッチ入力認識装置の別の形態を示したものである。
本発明の実施の形態3は図5に示すように、本スイッチ入力認識装置は、マイクロコンピュータのコモン出力24、25はスイッチ組29、30、31、32、33、34の一方の端に接続され、各コモン出力からは通常はHi出力でスキャン信号を交互にLoアクティブで出力し、セグメントAD変換入力ポート26、27、28は前記スイッチ組29、30、31、32、33、34のもう一方の端に接続され、さらにマイクロコンピュータと反対のライン上には電源電圧22に基準抵抗23を介して接続され、スキャン信号がHiであればスイッチの状態に関わらず各セグメントAD変換ポートにはHi信号が入力されるよう構成される。また、前記各スイッチ組を詳細に示したスイッチ組35は前記実施の形態1で図1に示されるスイッチ(S1)4、スイッチ(S2)6、スイッチ(S3)8と分圧抵抗(R1)3、分圧抵抗(R2)5、分圧抵抗(R3)7の組合せに相当するスイッチ組であり、コモン出力によるスキャン信号(Lo)が出されているとき、電源電圧22と基準抵抗23とスイッチ組35によって、実施の形態1と同様に各スイッチに対応した電圧がスイッチ組と接続されたセグメントAD変換ポートへ入力され、その時のコモン出力とセグメントの入力電圧の関係から、どのスイッチがONされたかマイクロコンピュータが認識できる。
この図の場合、各スイッチ組には3個のスイッチが配されており、スイッチ組の数が6組であるので合計18個のスイッチが使われている。通常、各スイッチに対して1個の入力ポートをマイクロコンピュータに用意した場合は18ポートが必要であり、2つのコモン出力による単純なスキャン入力回路(例えば図10)では、2コモン×9セグメントとなり合計11ポートが必要であるのに対して、図5のスイッチ入力認識装置では2つのコモンと3つのAD変換ポートの合計5ポートで実現できる。
なお、本実施の形態ではセグメント側を基準電圧22に基準抵抗23を介して接続し、コモン出力をLoアクティブとしているが、逆にコモン出力をHiアクティブとし、セグメント側を基準抵抗を介して接地側に接続しても同様の効果を得られる。
(実施の形態4)
図6は本発明におけるスイッチ入力認識装置の別の形態を示したものである。
本発明の実施の形態4は図6に示すように、本スイッチ入力認識装置は、マイクロコンピュータのコモン出力38、39はスイッチ組43、44、45、46、47、48の一方の端に接続され、各コモン出力からは通常はHi出力でスキャン信号を交互にLoアクティブで出力し、セグメントAD変換入力ポート40、41、42は前記スイッチ組43、44、45、46、47、48のもう一方の端に接続され、さらにマイクロコンピュータと反対のライン上には電源電圧36に基準抵抗37を介して接続され、スキャン信号がHiであればスイッチの状態に関わらず各セグメントAD変換ポートにはHi信号が入力されるよう構成される。また、前記各スイッチ組を詳細に示したスイッチ組49は前記実施の形態2で図3に示される分圧抵抗(R4)13、分圧抵抗(R5)15、分圧抵抗(R6)17とスイッチ(S4)14、スイッチ(S5)16、スイッチ(S6)18の組合せおよび優先スイッチ(S7)19に相当するスイッチ組であり、コモン出力によるスキャン信号(Lo)が出されているとき、電源電圧36と基準抵抗37とスイッチ組49によって、実施の形態2と同様に各スイッチに対応した電圧がスイッチ組と接続されたセグメントAD変換ポートへ入力され、その時のコモン出力とセグメントの入力電圧の関係から、どのスイッチがONされたかマイクロコンピュータが認識できる。
この図の場合、各スイッチ組には3個のスイッチと1個の優先スイッチが配されており、スイッチ組の数が6組であるので合計24個のスイッチが使われている。通常、各スイッチに対して1個の入力ポートをマイクロコンピュータに用意した場合は24ポートが必要であり、2つのコモン出力による単純なスキャン入力回路(例えば図10)では、2コモン×12セグメントとなり合計14ポートが必要であり、また3コモン×8セグメントでは合計11ポートが必要であるのに対して、図6のスイッチ入力認識装置では2つのコモンと3つのAD変換ポートの合計5ポートで実現できる。
なお、本実施の形態ではセグメント側を基準電圧36に基準抵抗37を介して接続し、コモン出力をLoアクティブとしているが、逆にコモン出力をHiアクティブとし、セグメント側を基準抵抗を介して接地側に接続しても同様の効果を得られる。
(実施の形態5)
図7は本発明におけるスイッチ入力認識装置の別の形態を示したものである。本発明の実施の形態5を図7を用いて説明する。
図7は図3に対して、LED50、51、52を追加することにより各スイッチがONされたことを表示できる機能を有している。例えば、スイッチ(S4)14がONされるとLED50が点灯し、スイッチ(S5)16がONされるとLED51が点灯し、スイッチ(S6)18がONされるとLED52が点灯する。
このような表示装置は、状態を常時表示するような機能ではなく、製造業における工程検査において使用される検査機などでスイッチが押されたことを示す単純な機能に適している。また、図7のスイッチと分圧抵抗とLEDの組合せをスイッチ組として図6のスイッチ組49に置き換えて利用することも可能である。
なお、LEDと分圧抵抗とスイッチの位置関係は直列状であれば入れ替えることも可能であり、またLEDの代わりに自励式ブザーを利用してスイッチがONしていることを表現することも可能であり、LEDなど表示装置とブザーなどの併用も可能である。
(実施の形態6)
図8は本発明におけるスイッチ入力認識装置の別の形態を示したものである。本発明の実施の形態6を図8を用いて説明する。
図8において、マイクロコンピュータは制御基板上に備えられ、スイッチ組はスイッチ基板上に備えられた構成例であり、それぞれの基板は共通の電源電圧接続線53と接地接続線54で電位を共通化されている。このとき、この例では実施の形態1のスイッチ組からの入力線をスイッチ入力信号の接続線55によってスイッチ基板と制御基板を3つのスイッチの入力に対して1本の接続線のみで接続できることを示している。同様に実施の形態2、3、4、5、6で示す構成に対してもマイクロコンピュータとスイッチ組間を同様の手法で接続することによって、別々の基板間の接続線を通信用ICなどを介さずに本数削減を図ることが容易にできる。
本発明のスイッチ入力認識装置は、多くのマイクロコンピュータに一般的に搭載されているアナログ−デジタル変換機能を利用することにより、小型で安価なスイッチ入力認識装置を得られる効果があるため、加湿機や空気清浄機や除湿機といった家庭用電化機器をはじめ、生産ラインでの検査装置などにも適用できる。
本発明の実施の形態1のスイッチ入力装置の構成の一例を示す図 (a)同スイッチ入力認識装置を構成する基準抵抗/分圧抵抗組合せ例を示す図、(b)同合成抵抗値/入力電圧値/スイッチ入力組合せ一覧の一例を示す図 本発明の実施の形態2のスイッチ入力装置の構成の一例を示す図 (a)同スイッチ入力認識装置を構成する基準抵抗/分圧抵抗組合せ例を示す図、(b)同合成抵抗値/入力電圧値/スイッチ入力組合せ一覧の一例を示す図 本発明の実施の形態3のスイッチ入力装置の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態4のスイッチ入力装置の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態5のスイッチ入力装置の構成の一例を示す図 本発明の実施の形態6のスイッチ入力装置の構成の一例を示す図 従来例のスイッチ入力認識装置の構成図
符号の説明
1 電源電圧
2 基準抵抗
3 分圧抵抗(R1)
5 分圧抵抗(R2)
7 分圧抵抗(R3)
4 スイッチ(S1)
6 スイッチ(S2)
8 スイッチ(S3)
9 AD変換ポート
10 接地
11 電源電圧
12 基準抵抗
13 分圧抵抗(R4)
15 分圧抵抗(R5)
17 分圧抵抗(R6)
14 スイッチ(S4)
16 スイッチ(S5)
18 スイッチ(S6)
19 優先スイッチ(S7)
20 AD変換ポート
21 接地
22 電源電圧
23 基準抵抗
24〜25 マイクロコンピュータのコモン出力
26〜28 セグメントAD変換入力ポート
29〜34 スイッチ組
35 スイッチ組
36 電源電圧
37 基準抵抗
38〜39 マイクロコンピュータのコモン出力
40〜42 セグメントAD変換入力ポート
43〜48 スイッチ組
49 スイッチ組
50〜52 LED
53 電源電圧接続線
54 接地接続線
55 スイッチ入力信号の接続線
101 電源電圧
102〜103 コモン出力
104〜106 セグメント入力
107〜112 スイッチ
113 接地

Claims (7)

  1. 複数のスイッチ入力をマイクロコンピュータで認識して制御するスイッチ認識装置において、回路全体に電力を供給する電源と、前記電源の電圧を分割するための基準抵抗と、前記基準抵抗と直列に接続される複数の分圧抵抗と、前記の各分圧抵抗に並列に配列したスイッチを備え、前記基準抵抗と前記各分圧抵抗の組合せで前記電源の電圧を分圧した電圧値が全ての組合せで異なるよう前記各分圧抵抗の抵抗値を選定することにより、前記各スイッチが個別あるいは同時に操作されたことをマイクロコンピュータのアナログ−デジタル変換入力端子に入力して認識できるようにしたスイッチ入力認識装置。
  2. 複数のスイッチ入力をマイクロコンピュータで認識して制御するスイッチ認識装置において、回路全体に電力を供給する電源と、前記電源の電圧を分割するための基準抵抗と、前記基準抵抗と並列に接続される複数の分圧抵抗と、前記の各分圧抵抗に直列に配列したスイッチを備え、前記基準抵抗と前記各分圧抵抗の組合せで前記電源の電圧を分圧した電圧値が全ての組合せで異なるよう前記各分圧抵抗の抵抗値を選定することにより、前記各スイッチが個別あるいは同時に操作されたことをマイクロコンピュータのアナログ−デジタル変換入力端子に入力して認識できるようにしたスイッチ入力認識装置。
  3. 各分圧抵抗と各々に直列に配列したスイッチ組に並行に配したスイッチを設けることにより、他の前記分圧抵抗と直列に配列された各スイッチの入力状態の如何を問わず認識できるスイッチを備えたことを特徴とする請求項2記載のスイッチ入力認識装置。
  4. 複数のスイッチ数が一定数以上の場合、前記直列に配した抵抗とその各抵抗に並列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路からの入力をスキャン入力回路とすることにより、前記マイクロコンピュータの入力ポート数を削減することを特徴とする請求項1記載のスイッチ入力認識装置。
  5. 複数のスイッチ数が一定数以上の場合、前記並列に配した抵抗とその各抵抗に直列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路からの入力をスキャン入力回路とすることにより、前記マイクロコンピュータの入力ポート数を削減することを特徴とする請求項2または3記載のスイッチ入力認識装置。
  6. 各スイッチと直列にLEDを配することにより、前記当該スイッチが押下されたことをマイクロコンピュータを介さず表示できることを特徴とする請求項2または3または5記載のスイッチ入力認識装置。
  7. 直列に配した抵抗とその各抵抗に並列に配したスイッチの組合せによるスイッチ回路構成を備えたスイッチ回路部分と、アナログ−デジタル変換機能を備えたマイクロコンピュータを搭載した制御回路部分により、スイッチ回路−マイクロコンピュータ制御回路間の通信線を最小化できることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のスイッチ入力認識装置。
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