JP2009122738A - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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光治 西本
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Abstract

【課題】ブログ等の情報を用いて、情報を提示できない、という課題があった。
【解決手段】対象物と当該対象物に対するユーザ評価情報との組である対象物ユーザ評価情報を1以上含む対象物ユーザ評価情報群と、ユーザ識別子とを有するユーザ情報を2以上格納しているユーザ情報格納部と、受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致する対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部を具備する情報処理装置により、ブログ等の情報を用いて、情報を提示できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、個人が発信した情報(ブログなどの情報)を用いて、ある人に情報を提示する情報処理システム等に関するものである。
従来の情報処理システムにおいて、世の中のブログやWeb日記から評判情報を自動抽出することができる技術がある。かかる技術を利用して、キーワードの盛り上がり度(バースト度)、評判分析が可能である(例えば、非特許文献1参照)。
「評判分析」、[online]、[2007年10月26日検索]、インターネット<URL:http://www.itmedia.co.jp/bizid/articles/0705/10/news125.html>
しかしながら、従来の情報処理システムにおいては、ブログ等で記載した情報に基づいて評判分析はできるが、ブログ等で記載した情報を用いた効果的な情報の提示をすることはできない、という課題があった。
さらに具体的には、例えば、ある人と同様の嗜好を有する人が好意的に考えている商品などの情報を、その人にレコメンドすることはできない、という課題があった。
本第一の発明の情報処理システムは、対象物と当該対象物に対する前記ユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報との組である対象物ユーザ評価情報を1以上含む対象物ユーザ評価情報群と、ユーザを識別するユーザ識別子とを有するユーザ情報を2以上格納しているユーザ情報格納部と、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致するまたは近似する対象物ユーザ評価情報群であり、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子とは異なる1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群を決定し、当該1以上の対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある個人が発信した情報から同一の対象物に対して同様の評価をしている1以上の人のうち、他の人の他の対象物についての意見を用いて、ある人に情報を提示することができる。したがって、情報を発信すれば、有益な情報が得られ、本情報処理装置は、情報化社会を促進し、公益に資するものである。
また、本第二の発明の情報処理システムは、第一の発明に対して、2以上のユーザが入力した文章を含む2以上の文章情報を、ユーザごとに、2以上格納し得る文章情報格納部と、Web上の1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得し、前記文章情報格納部に蓄積する文章情報取得部と、対象物の良し悪しに関する用語である評価語を有する評価情報を1以上格納している評価情報格納部と、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報から、前記ユーザごとに、前記評価情報格納部の評価情報を用いて、対象物とユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該対象物とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が取得したユーザ情報を前記ユーザ情報格納部に蓄積するユーザ情報蓄積部をさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ウェブページ等を格納している情報管理装置から自動的に文章情報を取得し、当該文章情報を自然言語処理することにより、自動的にユーザ情報を蓄積できる。したがって、増殖していくブログ等に対しても、適用可能な装置となり得る。
また、本第三の発明の情報処理システムは、第二の発明に対して、前記ユーザ情報取得部は、第一文字列と、文中における前記第一文字列の機能または種類を特定する情報である機能語情報と、前記第一文字列の前に接続され得る文字列の種類を特定する情報である前接続記号と、前記第一文字列の後ろに接続され得る文字列の種類、または区切りであることを示す記号であり、当該記号により区切られた文中における第二文字列の種類を特定する情報である後接続記号とを対に有する辞書情報を1以上格納している辞書情報格納手段と、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の文を、メモリ上に読み出し、各文について、当該各文から区切りであることを示す後接続記号に対する第一文字列を取り出し、当該第一文字列をキーにして、文を2以上の文字列である2以上の第二文字列に区切り、当該第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、前記第二文字列の種類を特定する情報を取得し、当該第二文字列と第二文字列の種類を特定する情報を取得する文分割制御手段と、前記文分割制御手段が取得した第二文字列の種類から対象物を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する対象物取得手段と、前記対象物を含む第二文字列を有する文中の他の第二文字列の種類を用いて評価語を含み得る第二文字列を特定し、当該評価語を取得し、当該評価語と前記対象物を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、機能素解析の技術を用いて自然言語処理を行うことにより、特に、ブログ等の口語調の文章においても、対象物と評価情報を、精度高く取得できる。したがって、精度高く、ユーザに相応しい情報を提示できる。
また、本第四の発明の情報処理システムは、第三の発明に対して、前記評価情報は、評価語と良し悪しの程度を示すスコアを有し、前記ユーザ情報構成手段は、前記対象物を含む第二文字列を有する文中の他の第二文字列の種類を用いて評価語を含み得る第二文字列を特定し、当該第二文字列が有する評価語を前記評価情報格納部から検索し、当該検索した評価語と対になるスコアを前記評価情報格納部から取得するスコア取得手段と、前記対象物取得手段が取得した同一の対象物についての1以上のスコアを用いて、当該対象物についての評価を算出する評価算出手段と、前記評価算出手段が算出したスコアと、前記対象物と、ユーザ識別子とを用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成サブ手段とを具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザの対象物に対する評価を、精度高く取得できる。
また、本第五の発明の情報処理システムは、ユーザを識別するユーザ識別子と、ユーザが入力した文章から抽出された1以上の対象物または当該1以上の各対象物に関連する情報である1以上の関連情報を含むユーザ話題情報を有するユーザ情報を2以上格納しているユーザ情報格納部と、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になるユーザ話題情報と一致するまたは近似するユーザ話題情報であり、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子とは異なる1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報を決定し、当該1以上のユーザ話題情報と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ある個人が発信した情報から同一の対象物に対して話題にしている1以上の人のうち、他の人の他の対象物についての意見を用いて、ある人に情報を提示することができる。したがって、情報を発信すれば、有益な情報が得られ、本情報処理装置は、情報化社会を促進し、公益に資するものである。
また、本第六の発明の情報処理システムは、第五の発明に対して、2以上のユーザが入力した文章を含む2以上の文章情報を、ユーザごとに、2以上格納し得る文章情報格納部と、Web上の1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得し、前記文章情報格納部に蓄積する文章情報取得部と、ユーザごとに、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を前記ユーザ情報格納部に蓄積するユーザ情報蓄積部をさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ウェブページ等を格納している情報管理装置から自動的に文章情報を取得し、当該文章情報を自然言語処理することにより、自動的にユーザ情報を蓄積できる。したがって、増殖していくブログ等に対しても、適用可能な装置となり得る。
また、本第七の発明の情報処理システムは、第六の発明に対して、前記ユーザ情報取得部は、第一文字列と、文中における前記第一文字列の機能または種類を特定する情報である機能語情報と、前記第一文字列の前に接続され得る文字列の種類を特定する情報である前接続記号と、前記第一文字列の後ろに接続され得る文字列の種類、または区切りであることを示す記号であり、当該記号により区切られた文中における第二文字列の種類を特定する情報である後接続記号とを対に有する辞書情報を1以上格納している辞書情報格納手段と、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の文を、メモリ上に読み出し、各文について、当該各文から区切りであることを示す後接続記号に対する第一文字列を取り出し、当該第一文字列をキーにして、文を2以上の文字列である2以上の第二文字列に区切り、当該第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、前記第二文字列の種類を特定する情報を取得し、当該第二文字列と第二文字列の種類を特定する情報を取得する文分割制御手段と、前記文分割制御手段が取得した第二文字列の種類から対象物を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する対象物取得手段と、前記対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、機能素解析の技術を用いて自然言語処理を行うことにより、特に、ブログ等の口語調の文章においても、対象物等を精度高く取得できる。したがって、精度高く、ユーザに相応しい情報を提示できる。
また、本第八の発明の情報処理システムは、ユーザの属性値を1以上有する属性値群と、ユーザを識別するユーザ識別子と、1以上の対象物を有するユーザ情報を2以上格納しているユーザ情報格納部と、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群と一致するまたは近似する属性値群であり、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子とは異なる1以上のユーザ識別子と対になる1以上の属性値群を決定し、当該1以上の属性値群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、同様の属性(例えば、年齢や性別など)を有する他の人の意見を用いて、ある人に情報を提示することができる。したがって、情報を発信すれば、有益な情報が得られ、本情報処理装置は、情報化社会を促進し、公益に資するものである。
また、本第九の発明の情報処理システムは、第八の発明に対して、2以上のユーザが入力した文章を含む2以上の文章情報を、ユーザごとに、2以上格納し得る文章情報格納部と、Web上の1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得し、前記文章情報格納部に蓄積する文章情報取得部と、ユーザごとに、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を前記ユーザ情報格納部に蓄積するユーザ情報蓄積部をさらに具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ウェブページ等を格納している情報管理装置から自動的に文章情報を取得し、当該文章情報を自然言語処理することにより、自動的にユーザ情報を蓄積できる。したがって、増殖していくブログ等に対しても、適用可能な装置となり得る。
また、本第十の発明の情報処理システムは、第九の発明に対して、前記ユーザ情報取得部は、第一文字列と、文中における前記第一文字列の機能または種類を特定する情報である機能語情報と、前記第一文字列の前に接続され得る文字列の種類を特定する情報である前接続記号と、前記第一文字列の後ろに接続され得る文字列の種類、または区切りであることを示す記号であり、当該記号により区切られた文中における第二文字列の種類を特定する情報である後接続記号とを対に有する辞書情報を1以上格納している辞書情報格納手段と、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の文を、メモリ上に読み出し、各文について、当該各文から区切りであることを示す後接続記号に対する第一文字列を取り出し、当該第一文字列をキーにして、文を2以上の文字列である2以上の第二文字列に区切り、当該第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、前記第二文字列の種類を特定する情報を取得し、当該第二文字列と第二文字列の種類を特定する情報を取得する文分割制御手段と、前記文分割制御手段が取得した第二文字列の種類から対象物を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する対象物取得手段と、前記対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、機能素解析の技術を用いて自然言語処理を行うことにより、特に、ブログ等の口語調の文章においても、対象物等を精度高く取得できる。したがって、精度高く、ユーザに相応しい情報を提示できる。
また、本第十一の発明の情報処理システムは、第二、第四から第十いずれかの発明に対して、前記文章情報は、ユーザが入力した文章を含むブログである情報処理装置である。
かかる構成により、いわゆるブログ内の情報を有効に利用できる。
また、本第十二の発明の情報処理システムは、第二、第四から第十いずれかの発明に対して、前記文章情報は、ユーザがチャットシステムに対して入力した文章を含む情報である情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザがチャットシステムに対して入力した文章を有効に利用できる。
また、本第十三の発明の情報処理システムは、第二、第四から第十いずれかの発明に対して、前記文章情報格納部は、ブログとブログとは異なる種類の文章情報である、2種類以上の文章情報を、2以上格納し得る情報処理装置である。
かかる構成により、ブログとチャットシステムに対して入力した文章など、異なる種類の情報を合わせて利用できる。
また、本第十四の発明の情報処理システムは、第二から第七いずれかの発明に対して、対象物のグループを識別するグループ識別子と、2以上の対象物を有するグループ情報を2以上有する概念辞書を格納している概念辞書格納部と、前記ユーザ情報取得部は、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報を、ユーザごとに、前記評価情報格納部の評価情報を用いて、一のグループ識別子に対応する2以上の対象物のうちの各対象物に対するユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該グループ識別子とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得する情報処理装置である。
かかる構成により、2以上の対象物をまとめたグループ情報に対する評価等を取得できる。
また、本第十五の発明の情報処理システムは、第一から第十四いずれかの発明に対して、前記提示情報構成部は、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物であり、予め決められた条件を満たす評価の高い1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する情報処理装置である。
かかる構成により、同様の嗜好を有する他の人や同様の属性の他の人が高い評価を示す対象物について、情報を提供できる。
また、本第十六の発明の情報処理システムは、第一から第十五いずれかの発明に対して、前記提示情報構成部は、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を含まない提示情報を構成する情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザが着目したい対象物に対する情報を、ユーザに提示できる。
また、本第十七の発明の情報処理装置は、第十六の発明に対して、前記提示情報構成部は、対象物を取得するためのユーザ評価情報が満たすべき条件である対象物取得条件を格納している対象物取得条件格納手段と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群に含まれる1以上の対象物のうち、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を除き、かつ、前記対象物取得条件を満たすユーザ評価情報と対になる対象物を取得する提示対象物取得手段と、前記提示対象物取得手段が取得した対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザが着目したい対象物に対する情報を、ユーザに提示できる。
また、本第十八の発明の情報処理装置は、第一から第十四いずれかの発明に対して、前記提示情報構成部は、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出す対象物取得手段と、前記対象物取得手段が取得した対象物を用いて、1以上の広告情報が格納されている広告データベースを検索し、当該対象物に対応する広告情報を取得する広告情報取得手段と、前記広告情報取得手段が取得した広告情報を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成手段を具備する情報処理装置である。
かかる構成により、ユーザに提示すべき対象物に関連する広告情報を、ユーザに提示できる。
本発明による情報処理システムによれば、ブログ等の情報を用いて、情報を提示できる。
以下、情報処理システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、ある個人が発信した情報(例えば、ブログやチャットシステムに入力した情報など、いわゆるCGMなどの情報)から、同一の対象物に対して同様の評価をしている1以上の人のうち、他の人の他の対象物についての意見を用いて、ある人に情報を提示する情報処理システムについて説明する。また、本実施の形態において、ブログ等の情報を自動的に取得して、自然言語処理する場合の例について、主として説明する。また、本実施の形態において、ブログ等の情報を機能素解析という自然言語処理技術を用いて分析する場合について、主として説明する。また、本実施の形態において、例えば、ユーザに提示する情報は、他の人の評価が高い情報(お勧め情報)であったり、当該ユーザが、ブログ等において話題にしていない情報である。
図1は、本実施の形態における情報処理システム1の概念図である。情報処理システム1は、端末装置11、情報処理装置12、情報管理装置13を具備する。端末装置11は、ユーザが情報の入力が出力に用いる端末であり、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータや携帯端末や携帯電話やナビゲーション端末やテレビジョン端末などである。情報処理装置12は、情報処理システム1における中心的な処理を行う装置である。情報管理装置13は、文章情報を格納している。文章情報とは、例えば、ブログ、チャットに入力した文章群、電子メールなどである。また、文章情報とは、例えば、いわゆるCGMでも良い。文章情報の記述言語は、HTMLやXMLなど、問わない。文章情報は、テキストファイルでも良い。また、情報処理装置12が文章情報を、予め格納していても良い。
図2は、本実施の形態における情報処理システム1のブロック図である。端末装置11は、端末入力受付部1101、端末情報送信部1102、端末情報受信部1103、端末処理部1104、端末出力部1105を具備する。
図3は、本実施の形態における情報処理装置12のブロック図である。情報処理装置12は、文章情報格納部1201、評価情報格納部1202、文章情報取得部1203、ユーザ情報格納部1204、ユーザ情報取得部1205、ユーザ情報蓄積部1206、ユーザ識別子受付部1207、仲間決定部1208、提示情報構成部1209、出力部1210を具備する。
ユーザ情報取得部1205は、辞書情報格納手段12051、文分割制御手段12052、対象物取得手段12053、ユーザ情報構成手段12054を具備する。
文分割制御手段12052は、要素分割手段120521、要素連結手段120522、文字列取得手段120523を具備する。
ユーザ情報構成手段12054は、スコア取得手段120541、評価算出手段120542、ユーザ情報構成サブ手段120543を具備する。
提示情報構成部1209は、対象物取得条件格納手段12091、提示対象物取得手段12092、提示情報構成手段12093を具備する。
情報管理装置13は、サーバ側文章情報格納部1301、サーバ側送信要求受信部1302、サーバ側文章情報取得部1303、サーバ側文章情報送信部1304を具備する。
端末入力受付部1101は、ユーザからの入力を受け付ける。入力される情報や命令は、種々あり得る。例えば、端末入力受付部1101は、ウェブページ(ブログなど)にアクセスするために、URLを含むウェブページの送信要求を受け付ける。例えば、端末入力受付部1101は、ブログへの文章の入力、SNSへの文章の入力、電子メールシステムへの文章の入力などを受け付ける。例えば、端末入力受付部1101は、音声チャットを開始するための命令や、音声を受け付ける。入力手段は、テンキーやキーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。端末入力受付部1101は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
なお、入力が音声入力の場合、端末装置11、情報処理装置12、情報管理装置13、または他の装置が、図示しない音声認識手段を有し、当該音声認識手段により、音声が文字列(文章)に変換されて、後述する処理が行われる。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
端末情報送信部1102は、端末入力受付部1101が受け付けた情報や、端末処理部1104が処理した結果の情報を送信する。例えば、端末情報送信部1102は、端末入力受付部1101が受け付けたURLと、当該URLで特定されるウェブページの送信要求を、情報管理装置13に送信する。端末情報送信部1102は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
端末情報受信部1103は、情報管理装置13や、情報処理装置12や、他の装置から、情報を受信する。端末情報受信部1103は、例えば、情報管理装置13から、例えば、ウェブページを受信する。また、端末情報受信部1103は、例えば、情報処理装置12から提示情報などを受信する。なお、提示情報についての詳細は、後述する。端末情報受信部1103は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
端末処理部1104は、端末情報受信部1103が受信した情報や、端末入力受付部1101が受け付けた情報等を処理する。端末処理部1104は、例えば、端末情報受信部1103が受信したウェブページ(例えば、HTMLやXMLで記述されている)に、端末情報受信部1103が受信した提示情報を埋め込み、ウェブページを解釈し、表示するウェブページを構成する。かかる処理は、いわゆるWebブラウザの処理である。端末処理部1104は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。なお、端末処理部1104は、端末情報受信部1103が情報を受信した際、端末入力受付部1101が情報を受け付けた際に、かかる情報に対して所定の処理を行うことが一般的であるが、かかる情報に対して何ら処理を行わなくても良い。端末処理部1104の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
端末出力部1105は、端末処理部1104が処理して得た情報や、端末入力受付部1101が受け付けた情報等を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プリンタへの印字、音出力(音声出力を含む)、外部の装置への送信、記録媒体への蓄積等を含む概念である。端末出力部1105は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。端末出力部1105は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
なお、端末出力部1105は、音声出力を行う場合、通常、図示しない音声合成手段を有する。かかることは、他の実施の形態においても同様である。
文章情報格納部1201は、文章情報を2以上格納し得る。文章情報は、ユーザが入力した文章を含む情報である。文章情報格納部1201は、通常、ユーザごとに、文章情報を格納している。また、文章情報格納部1201は、例えば、ユーザ識別子と文章情報を対応付けて格納している。ユーザ識別子とは、ユーザを識別する情報であり、例えば、ログイン時にユーザが入力するユーザID、いわゆるSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)におけるユーザのユーザID、ユーザが利用する端末である端末装置11のIPアドレスやMACアドレス、ユーザのメールアドレスやなどである。ユーザ識別子は、ユーザを識別できる情報であれば、何でも良い。また、文章情報格納部1201は、ブログとブログとは異なる種類の文章情報(例えば、チャットシステムに入力した文章群や電子メールシステムに入力した文章群)である、2種類以上の文章情報を、2以上格納していることは好適である。文章情報とは、例えば、いわゆるブログ、チャットシステムや電子掲示板やSNSに入力した文章群、電子メールシステムに入力した文章群、クチコミサイト、Q&Aコミュニティに入力した文章群、などである。文章情報は、いわゆるCGM(Consumer Generated Media)でも良い。CGMとは、通常、インターネットなどを活用して消費者が内容を生成していくメディア、または情報である。また、文章群の記述について、テキストデータ、HTMLやXMLなど、問わない。「ユーザごとに」とは、通常、ユーザ識別子と文章情報がひもづくことを示す。ただし、文章情報を格納しているファイルが異なるなどでも良い。文章情報格納部1201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。文章情報格納部1201に文章情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して文章情報が文章情報格納部1201で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された文章情報が文章情報格納部1201で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された文章情報が文章情報格納部1201で記憶されるようになってもよい。
評価情報格納部1202は、評価語を有する評価情報を1以上格納している。評価語とは、評価対象(上記の対象物と同意義)の良し悪しに関する用語である。評価情報は、評価語と良し悪しの程度を示すスコアを有することは好適である。つまり、評価情報は、評価語とスコアを有することは好適である。ただし、評価情報は、「良い」「美しい」「素晴らしい」などのポジティブな評価を示す評価語の集合だけでも良い。評価語は、例えば、「好き」「嫌い」「良い」「悪い」「だめ」「素敵」「すばらしい」などである。また、評価情報は、「悪い」「醜い」「ひどい」などのネガティブな評価を示す評価語の集合だけでも良い。スコアは、通常、「−5から+5」まで、等の数値であるが、「A、B、C」などのランクなどでも良い。評価情報格納部1202は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。評価情報格納部1202に評価情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して評価情報が評価情報格納部1202で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された評価情報が評価情報格納部1202で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された評価情報が評価情報格納部1202で記憶されるようになってもよい。
文章情報取得部1203は、1以上の情報管理装置13から2以上の文章情報を取得し、文章情報格納部1201に蓄積する。情報管理装置13は、インターネット等により、端末装置11や情報処理装置12と通信可能な状態である。文章情報取得部1203は、例えば、予め格納しているURL(URIでも良い)を読み出し、当該URLに対応するウェブページ(ブログやSNSやBBSのページなど)を受信しても良い。また、文章情報取得部1203は、例えば、予め格納しているファイル名を読みだし、当該ファイル名で特定されるファイルを読み出す。文章情報取得部1203は、通常、ブログ等の文章自体と、当該文章を記載した(入力した)ユーザを識別するユーザ識別子を対にして、文章情報格納部1201に蓄積する。文章情報取得部1203は、通常、無線または有線の通信手段、MPUやメモリ等から実現され得る。文章情報取得部1203の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ユーザ情報格納部1204は、ユーザ情報を2以上格納している。ユーザ情報は、対象物ユーザ評価情報群とユーザ識別子とを有する。対象物ユーザ評価情報群は、対象物ユーザ評価情報を1以上含む。対象物ユーザ評価情報は、対象物とユーザ評価情報との組である。ユーザ評価情報は、対象物に対するユーザの評価に関する情報である。ユーザ評価情報は、例えば、ランクであり「+5〜−5」までの整数や、「1から10」までの自然数などの良し悪しの程度を示す情報であったり、良い「1」または悪い「0」のフラグ等の情報である。対象物とは、情報であり、用語である。対象物とは、例えば、商品名やサービス名や企業名や一般名詞(自動車、遊園地など)等である。対象物は、通常、名詞や名詞句である。対象物ユーザ評価情報とは、ユーザが好きな対象物の集合でも良い。かかる場合、ユーザ評価情報は実体的には有しないが、対象物の集合が格納されているバッファの意味合いがユーザ評価情報に対応する、と考える。ユーザ情報格納部1204は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。ユーザ情報格納部1204にユーザ情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してユーザ情報がユーザ情報格納部1204で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたユーザ情報がユーザ情報格納部1204で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたユーザ情報がユーザ情報格納部1204で記憶されるようになってもよい。
ユーザ情報取得部1205は、文章情報格納部1201に格納されている2以上の文章情報から、ユーザごとに、評価情報格納部1202の評価情報を用いて、対象物とユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該対象物とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得する。「評価情報を用いて」とは、例えば、文章情報に対して、自然言語解析を行い、評価語(「良い」「悪い」など)と、当該評価語により形容されている名詞または名詞句などの用語(対象物)を取得する。さらに具体的には、「評価情報を用いて」とは、機能素解析や形態素解析と言われる自然言語解析の手法を用いて、評価語と対象物を取得する。機能素解析の手法について、後述する。形態素解析を用いる場合とは、例えば、ユーザ情報取得部1205は、文章情報に含まれる各文を形態素に分割し、評価語を取得し、当該評価語に後続する(評価語により形容されている)名詞または名詞句の用語を取得する場合である。形態素解析を用いた、かかる手法は公知技術であるので詳細な説明を省略する。ユーザ情報取得部1205は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報取得部1205の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
以下、機能素解析を実現する、辞書情報格納手段12051、文分割制御手段12052、対象物取得手段12053、ユーザ情報構成手段12054について詳細に説明する。
辞書情報格納手段12051は、辞書情報を1以上格納している。辞書情報は、ここでは、解析対象の文から評価を取得しやすいように、文を区切るための情報である、と言える。また、辞書情報は、第一文字列と、機能語情報と、前接続記号と、後接続記号とを対に有する。第一文字列は、1文字以上の文字からなる。第一文字列は、「を」「に」「だ」などの膠着語の文の中で機能を示す機能語を含む。機能語情報とは、文中における第一文字列の機能または種類を特定する情報である。前接続記号とは、第一文字列の前に接続され得る文字列の種類を特定する情報である。後接続記号とは、第一文字列の後ろに接続され得る文字列の種類、または区切りであることを示す記号であり、当該記号により区切られた文中における第二文字列の種類を特定する情報である。なお、第二文字列は、第一文字列または2以上の第一文字列が結合した文字列である。第二文字列の種類は、例えば、「文の主題」、「文の副題」、「動作状態」、「準主題」などである。「文の主題」は、解析対象の文の主題を示す文字列であることを示す。「文の副題」は、解析対象の文の副題を示す文字列であることを示す。「動作状態」は、何らかの動作や状態を示す文字列であることを示す。「動作状態」は、「動作」と「状態」という具合に、2つに区別されていても良い。「準主題」は、サブの主題であることを示す。辞書情報の具体例は、後述する。辞書情報格納手段12051は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。辞書情報格納手段12051に辞書情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して辞書情報が辞書情報格納手段12051で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された辞書情報が辞書情報格納手段12051で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された辞書情報が辞書情報格納手段12051で記憶されるようになってもよい。
文分割制御手段12052は、文章情報格納部1201に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の文を、メモリ上に読み出し、各文について、当該各文から区切りであることを示す後接続記号に対する第一文字列を取り出し、当該第一文字列をキーにして、文を2以上の文字列である2以上の第二文字列に区切り、当該第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、前記第二文字列の種類を特定する情報を取得し、当該第二文字列と第二文字列の種類を特定する情報を取得する。文分割制御手段12052は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。文分割制御手段12052の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
文分割制御手段12052を構成する要素分割手段120521は、文章情報格納部1201に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の各文をメモリ上に読み出し、当該文の先頭から予め決められたサイズ(n文字[nは2以上の整数])の第三文字列を切り出し、メモリ上に配置し、当該切り出した第三文字列を構成する文字列であって、先頭からn文字の文字列から順に、辞書情報格納手段12051に当該文字列(この文字列は、第一文字列である。)が存在するか否かを判断し、n文字の文字列が存在しない場合には、先頭から(n−1)文字の文字列が辞書情報格納手段12051に当該文字列が存在するか否かを判断し、かかる判断を、1文字ずつ文字数を減らして、文字列が辞書情報格納手段12051に存在するまで行い、または、文字列が辞書情報格納手段12051に存在しない場合には、先頭から1文字になるまでかかる判断を行い、文字列が辞書情報格納手段12051に存在すると判断した場合には、当該文字列(この文字列は、第一文字列である。)に対応する機能語情報と前接続記号と後接続記号とを、辞書情報格納手段12051から読み出し、読み出した機能語情報と前接続記号と後接続記号とを当該文字列に付与し、文字列が存在しない場合には、1文字の文字列に対して未知語であることを示す情報である未知語情報を付与する。
要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語情報を付与した連続する未知語であり、ひらがなの文字を連結し文字列を構成し、かつ連続する未知語であり、ひらがなではない文字を連結し文字列を構成し、当該連結した文字列、または連結されなかった未知語の文字に対してまとまりであることを示す文字列の種類を特定する情報であるまとまり情報を付与し、隣接する要素分割手段120521が分割した要素またはまとまり情報が有する、前出の要素またはまとまり情報の後接続記号と、後出の要素またはまとまり情報の前接続記号を読み出し、当該前出の要素またはまとまり情報の後接続記号と、後出の要素またはまとまり情報の前接続記号から、前出の要素またはまとまり情報と後出の要素またはまとまり情報が連結可能であるか否かを判断し、連結可能な要素またはまとまり情報を一つの文字列にまとめて、複数の第二文字列を取得する。
文字列取得手段120523は、要素連結手段120522が取得した複数の各第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、各第二文字列の種類を特定する情報を決定し、当該複数の各第二文字列の種類を特定する情報と、当該複数の各第二文字列を対にした複数の対の情報をメモリ上に配置する。
要素分割手段120521、要素連結手段120522、および文字列取得手段120523は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。要素分割手段120521等の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
対象物取得手段12053は、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類から対象物を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する。対象物とは、評価語が修飾する用語であり、機能素解析による自然言語処理を行った場合は、例えば、機能素解析の結果の中の「主題」または「副題」である。形態素解析と係り受け解析などの処理により文章情報を自然言語解析した場合、対象物は、評価語(例えば、「良い」「すばらしい」「悪い」など)の対象となる用語である。かかる用語は、評価語が修飾する名詞や、評価語の主語となる名詞などである。形態素解析と係り受け解析などの処理により文章情報を自然言語解析した場合の対象物を取得する処理は、公知技術による処理であるので、詳細な説明を省略する。例えば、「A社は、非常に良い会社だ。」という文が、文分割制御手段12052により「主題「A社は」、動作状態「非常に良い会社だ」」に分割される。そして、対象物取得手段12053は、主題「A社は」が対象物を含む第二文字列である、と特定する。次に、対象物取得手段12053は、主題「A社は」が有する用語「A社」を取得し、対象物とする。対象物取得手段12053は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。対象物取得手段12053の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ユーザ情報構成手段12054は、対象物を含む第二文字列を有する文中の他の第二文字列の種類を用いて評価語を含み得る第二文字列を特定し、当該評価語を取得し、当該評価語と前記対象物を用いてユーザ情報を構成する。ユーザ情報は、対象物ユーザ評価情報群とユーザ識別子とを有する。対象物ユーザ評価情報群は、対象物ユーザ評価情報を1以上含む。対象物ユーザ評価情報は、対象物とユーザ評価情報との組である。ユーザ評価情報は、対象物に対するユーザの評価に関する情報であり、例えば、評価語や、評価語に対応するスコア等のうちの1以上の情報を有する。ユーザ情報構成手段12054は、例えば、文章情報に付随した(文章情報の属性値でも良い)ユーザ識別子を文章情報格納部1201から取得し、ユーザ情報の構成のために用いる。ユーザ情報構成手段12054は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報構成手段12054の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
スコア取得手段120541は、対象物を含む第二文字列を有する文中の、他の第二文字列の種類を用いて評価語を含み得る第二文字列(例えば、「非常に良い会社だ」)を特定し、当該第二文字列が有する評価語(例えば、「良い」)を評価情報格納部1202から検索し、当該検索した評価語と対になるスコアを評価情報格納部1202から取得する。なお、評価語は、通常、上述した機能素解析により取得されるが、形態素解析や係り受け解析等を行い、形態素のうちの形容詞を取得されるようにしても良い。スコア取得手段120541は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。スコア取得手段120541の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
評価算出手段120542は、対象物取得手段12053が取得した同一の対象物についての1以上のスコアを用いて、当該対象物についての評価を算出する。同一の対象物についての2以上のスコアが得られた場合、評価算出手段120542は、通常、2以上のスコアを予め決められた演算式に代入し、一のスコアを得る。なお、予め決められた演算式の情報は、評価算出手段120542が保持している。評価算出手段120542は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。評価算出手段120542の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ユーザ情報構成サブ手段120543は、評価算出手段120542が算出したスコアと、対象物と、ユーザ識別子とを用いてユーザ情報を構成する。ユーザ情報構成サブ手段120543は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報構成サブ手段120543の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ユーザ情報蓄積部1206は、ユーザ情報取得部1205が取得したユーザ情報をユーザ情報格納部1204に蓄積する。なお、ユーザ情報取得部1205、ユーザ情報蓄積部1206が動作するトリガーは問わない。情報処理装置12のユーザの指示により、ユーザ情報取得部1205、ユーザ情報蓄積部1206が動作を開始しても良いし、端末装置11からの指示を受信した後に、ユーザ情報取得部1205、ユーザ情報蓄積部1206が動作を開始しても良い。ただし、端末装置11から、ユーザ識別子を受け付ける前に、ユーザ情報取得部1205、ユーザ情報蓄積部1206が動作を完了しており、情報処理装置12は、既に格納されているユーザ情報を用いて、端末装置11に提示情報を送付することは好適である。ユーザ情報蓄積部1206は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報蓄積部1206の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ユーザ識別子受付部1207は、ユーザ識別子を受け付ける。ユーザ識別子受付部1207は、通常、端末装置11からユーザ識別子を受信する。なお、ユーザ識別子は、例えば、ブログやSNS等に情報を書き込む際に、ユーザが入力するユーザIDや、端末装置11の識別情報(IPアドレス等)などである。ユーザ識別子受付部1207は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送受信手段で実現されても良い。
仲間決定部1208は、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザと、何らかの共通点がある(ここで言う「仲間」と言える)ユーザのユーザ識別子を、1以上、取得する。仲間決定部1208は、例えば、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致するまたは近似する対象物ユーザ評価情報群であり、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子とは異なる1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群を決定し、当該1以上の対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する。ここで、近似するとは、一の対象物に対するユーザ評価情報が一致することでも良いし、一の対象物に対するユーザ評価情報が近似する(スコアの差が予め決められた閾値以内など)ことでも良い。また、近似するとは、2以上の対象物に対するユーザ評価情報からベクトルを構成し、2つのベクトルを比較し(例えば、コサイン値を算出し)、近似している(予め決められた所定の値以内の差である)ことなどでも良い。また、近似するとは、嗜好が合致することを含む。嗜好が合致するか否かを判断するアルゴリズムは種々存在し、いかなるアルゴリズムを用いて、2つの対象物ユーザ評価情報群が近似するか否かを判断しても良い。仲間決定部1208は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。仲間決定部1208の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
提示情報構成部1209は、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する。提示情報構成部1209は、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になる対象物であり、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子とは対にならない対象物を取得し、当該対象物を含む提示情報を構成することは好適である。かかる場合、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに対して、当該ユーザが知らない商品等の情報を提供できるからである。提示情報構成部1209は、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になる対象物であり、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子とは対にならない対象物であり、スコアが所定の値より肯定的な値と対になる対象物を取得し、当該対象物を含む提示情報を構成することは好適である。かかる場合、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに対して、当該ユーザが知らない商品等の情報であり、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子で識別されるユーザが肯定的に捕らえている商品等の情報を提供できるからである。提示情報構成部1209は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。提示情報構成部1209の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
対象物取得条件格納手段12091は、対象物を取得するためのユーザ評価情報が満たすべき条件である対象物取得条件を格納している。対象物取得条件は、例えば、「スコア>5」や「スコア>=0」や「スコアは負ではない」や「スコアが最大」や「スコアの上位3つ」などである。対象物取得条件は、対象物に対する評価が肯定的であることを示す条件であることは好適である。「スコアが最大」とは、例えば、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になるスコアのうちで最大のスコアに対応する対象物を取得することを示す。また、「スコアが最大」とは、例えば、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子とは対にならない対象物であり、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になるスコアのうちで最大のスコアに対応する対象物を取得することを示す。「スコアの上位3つ」とは、例えば、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子とは対にならない対象物であり、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になるスコアのうちで上位3つのスコアに対応する3つの対象物を取得することを示す。対象物取得条件格納手段12091は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。対象物取得条件格納手段12091に対象物取得条件が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して対象物取得条件が対象物取得条件格納手段12091で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された対象物取得条件が対象物取得条件格納手段12091で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された対象物取得条件が対象物取得条件格納手段12091で記憶されるようになってもよい。
提示対象物取得手段12092は、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群に含まれる1以上の対象物のうち、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を除き、かつ、対象物取得条件格納手段12091に格納されている対象物取得条件を満たすユーザ評価情報と対になる対象物を取得する。提示対象物取得手段12092における、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を除く処理と、対象物取得条件を満たすユーザ評価情報と対になる対象物を取得する処理の順序は問わない。提示対象物取得手段12092は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。提示対象物取得手段12092の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
提示情報構成手段12093は、提示対象物取得手段12092が取得した対象物を用いて、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する。提示情報は、「<対象物1>に対して、あなたに近い評価の人が、<対象物2>をポジティブに評価しています。」という文など、<対象物2>に関する情報である。<対象物2>に関する情報、とは、例えば、<対象物2>を含む情報である。<対象物1><対象物2>は、変数である。<対象物1>は、例えば、仲間決定部1208がユーザ識別子を取得する際に取得した対象物である。<対象物2>は、例えば、提示対象物取得手段12092が取得した対象物である。提示情報構成手段12093は、例えば、提示情報の雛形となる情報(例えば、「<対象物1>に対して、あなたに近い評価の人が、<対象物2>をポジティブに評価しています。」)を格納しており、当該雛形となる情報を読み出し、<対象物1>や<対象物2>の値(対象物の名称)を雛形に代入し、文を構成する。提示情報構成手段12093は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。提示情報構成手段12093の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
出力部1210は、提示情報構成部1209が構成した提示情報を出力する。ここで、出力とは、例えば、端末装置11で出力されるブログに提示情報を挿入するようにする処理(ブロクの書き換えや、提示情報の端末装置11への送信など)である。また、出力とは、例えば、端末装置11で実行されているチャットシステム中に出力する処理である。また、出力とは、例えば、端末装置11のユーザのメールアドレスに、電子メールで提示情報を送信する処理などである。端末装置11に表示されるブログに提示情報や広告情報などの情報を挿入する処理は公知技術であるので、説明を省略する。出力部1210は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
サーバ側文章情報格納部1301は、文章情報を1以上、格納している。文章情報とは、例えば、いわゆるウェブページや電子メールファイルやSNSの入力情報などである。ウェブページは、例えば、HTMLやXMLなどの記述言語で記載されている。ウェブページは、通常、ファイルにより構成されている。また、一のウェブページは、通常、一のファイルで構成されているが、リンクにより関連付けられた複数のファイルで構成されていても良い。サーバ側文章情報格納部1301は、ハードディスク等の不揮発性の記録媒体が好適であるが、RAM等の揮発性の記録媒体でも実現可能である。
サーバ側送信要求受信部1302は、文章情報の送信要求を、情報処理装置12や端末装置11等の装置から受信する。サーバ側送信要求受信部1302は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
サーバ側文章情報取得部1303は、サーバ側送信要求受信部1302が受信した送信要求に応じて、サーバ側文章情報格納部1301から文章情報を取得し、記憶媒体に配置する。サーバ側文章情報取得部1303は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。サーバ側文章情報取得部1303の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
サーバ側文章情報送信部1304は、サーバ側文章情報取得部1303が取得した文章情報を、情報処理装置12や端末装置11等に送信する。サーバ側文章情報送信部1304は、無線または有線の通信手段等で実現され得る。
次に、情報処理システムの動作について説明する。まず、端末装置11の動作について説明する。まず、端末入力受付部1101は、ユーザからの入力を受け付ける。次に、必要に応じて、端末処理部1104は、端末入力受付部1101が受け付けた入力(情報)に対して、入力に対応した処理をする。そして、端末情報送信部1102は、端末入力受付部1101が受け付けた情報や、端末処理部1104が処理した結果の情報を、情報処理装置12や情報管理装置13などの外部の装置に送信する。
次に、端末情報送信部1102の情報送信に対応して、端末情報受信部1103は、情報処理装置12や情報管理装置13などの外部の装置から情報を受信する。そして、必要に応じて、端末処理部1104は、受信した情報に応じた、情報の処理を行う。そして、端末出力部1105は、端末処理部1104が処理して得た情報や、端末入力受付部1101が受け付けた情報等を出力する。
なお、ユーザは、例えば、ユーザIDやパスワードを入力すると、端末入力受付部1101は、ユーザID(ユーザ識別情報の一種の情報)やパスワードを受け付ける。そして、端末情報送信部1102は、ユーザID(ユーザ識別情報の一種の情報)やパスワードを、情報処理装置12に送信する。そして、情報処理装置12は、ユーザIDやパスワードを用いた認証処理を行い、認証許可の場合に、ユーザのブログへの文章入力を可能とする。つまり、情報処理装置12は、当該ユーザのブログであるウェブサイトを端末装置11に送信する。そして、端末装置11は、ブログのサイトを受信し、表示する。次に、ユーザは、当該サイトに文章等の書き込みを行う。そして、端末装置11は、そのブログファイル(ウェブサイト)を、例えば、情報処理装置12に送信する。
次に、情報処理装置12の動作について説明する。まず、情報処理装置12が、ユーザ情報格納部1204にユーザ情報を蓄積する動作について、図4のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS401)文章情報取得部1203は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS402)文章情報取得部1203は、i番目の取得するべき文章情報が存在するか否かを判断する。文章情報取得部1203は、例えば、すべてのユーザ識別子に対応するブログのURLや、すべてのユーザ識別子に対応する電子メールのファイル名や、すべてのユーザ識別子に対応するSNSにおける入力文章のアクセス情報(アクセスするためのファイル名やURLやオフセットなど)を保持しており、かかる情報を用いて、取得するべき文章情報が存在するか否かを判断する。i番目の取得するべき文章情報が存在すればステップS403に行き、i番目の取得するべき文章情報が存在しなければステップS418に行く。
(ステップS403)文章情報取得部1203は、i番目の文章情報を取得し、文章情報格納部1201に、少なくとも一時蓄積する。なお、文章情報取得部1203は、例えば、情報管理装置13からi番目の文章情報を受信したり、情報処理装置12が、図示しない記憶媒体に格納しているi番目の文章情報を読み出したりする。
(ステップS404)ユーザ情報取得部1205は、ステップS403で取得したi番目の文章情報に対応する(i番目の文章情報を作成したユーザを識別する)ユーザ識別子を取得する。なお、ユーザ識別子は、文章情報と対に管理されていたり、文章情報の属性値等であったりする。そして、ユーザ情報取得部1205は、通常、文章情報を取得する際に、ユーザ識別子を取得する。
(ステップS405)ユーザ情報取得部1205は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS406)文分割制御手段12052は、i番目の文章情報の中にj番目の文が存在するか否かを判断する。
(ステップS407)文分割制御手段12052は、文分割制御処理を行う。文分割制御処理の詳細について、図5から図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS408)対象物取得手段12053は、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類から対象物を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する。なお、対象物は、例えば、第二文字列の種類「主題」に含まれ、当該第二文字列の中の名詞句(機能語を除いた文字列)である。なお、文には、「動作状態」に対応する第二文字列しか存在せず、文の中に対象物を含まない場合もある。
(ステップS409)ユーザ情報構成手段12054は、ステップS408で対象物を取得できたか否かを判断する。対象物を取得できていればステップS410に行き、対象物を取得できていなければステップS416に行く。
(ステップS410)スコア取得手段120541は、対象物を含む第二文字列を有する文中の他の特定の第二文字列の種類(例えば、「状態」)に対応する第二文字列を取得する。なお、「状態」は、「動作状態」でも良い。
(ステップS411)スコア取得手段120541は、ステップS410で取得した第二文字列中に、評価語を含むか否か決定するために、評価情報格納部1202が有する1以上の評価語を各々読み出し、当該各評価語をキーとして、第二文字列を検索する。
(ステップS412)スコア取得手段120541は、ステップS411における検索の結果、第二文字列が評価語を含むか判断する。評価語を含む場合はステップS413に行き、評価語を含まない場合はステップS416に行く。
(ステップS413)スコア取得手段120541は、スコア取得処理を行う。つまり、スコア取得手段120541は、第二文字列に含まれる評価語をキーとして、評価情報格納部1202を検索し、評価語に対応するスコアを読み出し、メモリ上に配置する。
(ステップS414)評価算出手段120542は、スコア変更処理を行う。スコア変更処理の詳細について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS415)ユーザ情報構成サブ手段120543は、ステップS404で取得したユーザ識別子、ステップS408で取得した対象物、ステップS413またはステップS414で取得したスコアを図示しない記憶媒体に追記する。なお、この記憶媒体は、ユーザ情報格納部1204でも良い。
(ステップS416)ユーザ情報取得部1205は、カウンタjを1、インクリメントとする。ステップS406に戻る。
(ステップS417)文章情報取得部1203は、カウンタiを1、インクリメントとする。ステップS402に戻る。
(ステップS418)ユーザ情報構成手段12054は、ユーザ情報構成処理を行う。処理を終了する。ユーザ情報構成処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
なお、図4のフローチャートにおいて、ステップS414のスコア変更処理は必須ではない。
また、図4のフローチャートにおいて、文章情報の取得と蓄積を一括して行い、その後、自然言語処理(機能素解析など)やユーザ情報構成処理を一括して行っても良い。
また、図4のフローチャートにおいて、対象物に対する評価語が、一文中に複数存在する場合には、例えば、複数の評価語に対する複数のスコアを用いて、処理を行うことが好適である。
また、図4のフローチャートにおいて、対象物のゆらぎを認識し、ゆらいでいる2種類以上の対象物を同じ対象物として取り扱うことは好適である。つまり、例えば、すべて全角文字、大文字からなる「商品XYZ」と、アルファベットが半角文字、大文字からなる「商品XYZ」と、全角文字、小文字からなる「商品xyz」などの表現のゆらぎを考慮して、取り扱うことは好適である。
図4のフローチャートにおいて、対象物の類義語、関連語(例えば、「味」「料理」「ラーメン」などの料理の種類)を同じ対象物であるとして、取り扱うことは好適である。なお、類義語、関連語は、図示しない類義語辞書や概念辞書などに格納されている、とする。
次に、ステップS407の文分割制御処理について、図5から図8のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)要素分割手段120521は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS502)要素分割手段120521は、解析対象の文(ステップS406におけるj番目の文)の中に、i番目の文字が存在するか否かを判断する。i番目の文字が存在すればステップS503に行き、i番目の文字が存在しなければステップS513に行く。
(ステップS503)要素分割手段120521は、解析対象の文の中の、i番目の文字から(i+n)番目の文字までの文字列を取得し、バッファ上に置く。nは、固定の数であり、例えば、「5」である。なお、処理対象の文に、i番目の文字から(i+n)番目の文字まで存在しない場合、要素分割手段120521は、i番目の文字から文の最終文字までを取得し、バッファ上に置く。つまり、要素分割手段120521は、i番目の文字から(i+n)番目以下の文字までの文字列を取得し、バッファ上に置く。
(ステップS504)要素分割手段120521は、ステップS503でバッファ上に配置した文字列を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。
(ステップS505)要素分割手段120521は、ステップS504における検索結果において、ステップS503でバッファ上に配置した文字列が、辞書情報格納手段12051に存在したか否かを判断する。文字列が存在すればステップS510に行き、文字列が存在しなければステップS506に行く。なお、文字列が存在する場合とは、バッファ上に配置した文字列と一致する文字列が、辞書情報が有する第一文字列に存在する場合である。
(ステップS506)要素分割手段120521は、ステップS503でバッファ上に配置した文字列の長さが1(1文字)であるか否かを判断する。1文字であればステップS508に行き、1文字でなければステップS507に行く。
(ステップS507)要素分割手段120521は、ステップS503でバッファ上に配置した文字列から最後の文字を削除し、一文字少なくして、i番目から文字列を取得し、バッファ上に配置する。なお、要素分割手段120521は、単に、バッファ上の最終文字を消去するだけでも良い。ステップS504に戻る。
(ステップS508)要素分割手段120521は、i番目の文字に未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する。「「未知語」フラグを付与する」とは、i番目の文字が他の文字または文字列と区別できれば良く、例えば、他の文字または文字列に何らかのフラグを付与し、未知語であるi番目の文字には、何も付与しなくても良い。さらに、未知語を格納するバッファがあり、そのバッファに未知語であるi番目の文字を書き込む処理も、「未知語」フラグを付与する処理とする。
(ステップS509)要素分割手段120521は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS502に戻る。
(ステップS510)要素分割手段120521は、バッファ上に配置した文字列と一致する第一文字列と対になる機能語情報、前接続記号、および後接続記号を、辞書情報格納手段12051から読み出し、メモリ上に配置する。
(ステップS511)要素分割手段120521は、バッファ上に配置した文字列に対して、ステップS510で読み出した機能語情報、前接続記号、および後接続記号を付与する。
(ステップS512)要素分割手段120521は、カウンタiに、「i+文字列の文字数」を代入する。ステップS502に戻る。なお、「文字列の文字数」の「文字列」は、バッファ上に配置した文字列である。
(ステップS513)要素連結手段120522は、要素分割手段120521が分割した文字列のうち、連結可能な文字列を連結する。かかる連結処理について、図6のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
(ステップS514)文字列取得手段120523は、要素連結手段120522が取得した複数の各第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、各第二文字列の種類を特定する情報を決定し、当該複数の各第二文字列の種類を特定する情報と、当該複数の各第二文字列を対にした複数の対の情報をメモリ上に配置する。かかる処理(文分割処理、という)について、図7のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
(ステップS515)文字列取得手段120523は、ステップS516で取得した2以上の区切られた各第二文字列と、各第二文字列の種類を特定する情報を対にして、メモリ上に配置する。かかるメモリ配置処理について、図8のフローチャートを用いて、詳細に説明する。処理を終了する。
次に、ステップS513の連結処理について、図6のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
(ステップS601)要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ(未知語情報の一種)を付与した連続する未知語であり、ひらがなの文字を連結し文字列を構成する。また、要素連結手段120522は、かつ要素分割手段120521が未知語フラグを付与した連続する未知語であり、ひらがなではない文字を連結し文字列を構成する。なお、要素連結手段120522は、連続する未知語を連結しても良い。
(ステップS602)要素連結手段120522は、ステップS601で連結した文字列、または連結されなかった未知語の文字に対してまとまりであることを示す文字列の種類を特定する情報であるまとまり情報を付与する。まとまり情報は、機能語情報の一種である。まとまり情報は、文字列に付与される未知語フラグでも良い。
(ステップS603)要素連結手段120522は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS604)要素連結手段120522は、処理対象の文中に、(i+1)番目の、まとめられた文字列(1文字の場合もある)が存在するか否かを判断する。(i+1)番目の文字列が存在すればステップS605に行き、(i+1)番目の文字列が存在しなければ上位関数にリターンする。
(ステップS605)要素連結手段120522は、i番目の文字列の後接続記号と、(i+1)番目の文字列の前接続記号を読み出し、メモリ上に配置する。なお、i番目の文字列の後接続記号は、i番目の文字列の最後の第一文字列と対になる後接続記号である。また、(i+1)番目の文字列の前接続記号は、(i+1)番目の文字列の先頭の第一文字列と対になる前接続記号である。
(ステップS606)要素連結手段120522は、ステップS605で読み出したi番目の文字列の後接続記号と、(i+1)番目の文字列の前接続記号から、i番目の文字列と(i+1)番目の文字列が連結可能であるか否かを判断する。なお、2つの連続する文字列が連結可能であるか否かは、前出の後接続記号と、後出の前接続記号から判断可能であり、要素連結手段120522は、例えば、連結可能な2つの文字列の後接続記号と前接続記号の組の情報(ルール)を保持している。
(ステップS607)要素連結手段120522は、ステップS606における判断結果が、連結可能である、との判断であればステップS608に行き、連結可能でない、との判断であればステップS609に行く。
(ステップS608)要素連結手段120522は、i番目の文字列と、(i+1)番目の文字列を連結する。文字列の連結とは、連結した文字列をバッファに書き込む処理でも良いし、2つの文字列をリンク付けする処理等でも良い。
(ステップS609)要素連結手段120522は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS604に行く。
次に、ステップS514の文分割処理について、図7のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
(ステップS701)文字列取得手段120523は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS702)文字列取得手段120523は、処理対象の文中に、i番目の第二文字列が存在するか否かを判断する。i番目の第二文字列が存在すればステップS703に行き、i番目の第二文字列が存在しなければ上位関数にリターンする。
(ステップS703)文字列取得手段120523は、i番目の第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、各第二文字列の種類を特定する情報を決定する。具体的には、例えば、第二文字列の種類は、例えば、「主題」、「副題」、「動作」、または「状態」であり、第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報が「動作」または「状態」であれば、第二文字列の種類は「動作」または「状態」であると、文字列取得手段120523は決定する。また、第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する後接続記号が「主題」または「副題」を示す記号である場合は、第二文字列の種類は「主題」または「副題」であると、文字列取得手段120523は決定する。そして、文字列取得手段120523は、i番目の第二文字列と、第二文字列の種類を特定する情報を取り出し、メモリ上に配置する。
(ステップS704)文字列取得手段120523は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS702に戻る。
次に、ステップS515のメモリ配置処理について、図8のフローチャートを用いて、詳細に説明する。
(ステップS801)文字列取得手段120523は、出力する文構造の情報を取得する。出力する文構造の情報は、例えば、文字列取得手段120523があらかじめ格納しており、この情報を文字列取得手段120523が読み出す。また、出力する文構造の情報とは、例えば、「主題、副題、動作|状態」である。これは、「主題を示す文字列」、「副題を示す文字列」、「動作を示す文字列」または「状態を示す文字列」の順で出力することを示す。「主題」、「副題」、「動作」、「状態」などは、文中の文字列の機能や、意義などを示すことを示す。また、「主題」、「副題」、「動作」、「状態」などを、以下、適宜、文要素という。また、出力する文構造の情報の他の例は、「主題、状態」である。これは、「主題を示す文字列」、「状態を示す文字列」の順で出力することを示す。
(ステップS802)文字列取得手段120523は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS803)文字列取得手段120523は、ステップS801で読み出した文構造の情報に、i番目の文要素が存在するか否かを判断する。i番目の文要素が存在すればステップS804に行き、i番目の文要素が存在しなければ上位関数にリターンする。
(ステップS804)文字列取得手段120523は、i番目の文要素(例えば、「主題」)の情報を読み出し、当該文要素に対応する種類(例えば、「主題」)を示す第二文字列を検索する。
(ステップS805)文字列取得手段120523は、文要素に対応する種類(例えば、「主題」)を示す第二文字列が存在すればステップS806に行き、存在しなければステップS807に行く。
(ステップS806)文字列取得手段120523は、文要素に対応する種類(例えば、「主題」)を示す第二文字列を取得し、当該第二文字列と、文要素に対応する種類を対にしてバッファに追記する。
(ステップS807)文字列取得手段120523は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS803に戻る。
なお、図8のフローチャートにおいて、文構造の情報に従って、第二文字列の順序を入れ替えてメモリ上に配置したが、かかる文構造の情報に従って第二文字列の順序を入れ替える処理は必須の処理ではない。第二文字列と、その種類を対にして記憶すれば良い。
ステップS414のスコア変更処理の詳細について、図9のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS901)評価算出手段120542は、図示しない変更情報格納手段1205421に格納されている変更情報が有する変更語の情報を用いて、評価語の前後の所定以内の文字数の距離内に、変更語が存在するか否かを判断する。
(ステップS902)評価算出手段120542は、ステップS901で変更語が存在すると判断した場合はステップS903に行き、存在しないと判断した場合は上位関数にリターンする。
(ステップS903)評価算出手段120542は、変更情報格納手段1205421の変更情報が有する変更語にマッチする評価語の前後の所定以内の文字数の距離内の文字列(変更語)をすべて取得し、メモリ上に配置する。
(ステップS904)評価算出手段120542は、ステップS903で取得された1以上の変更語と対になる各評価変更情報を、変更情報格納手段1205421から取得する。
(ステップS905)評価算出手段120542は、スコア取得手段120541が取得したスコアに対して、ステップS904で取得した1以上の評価変更情報を用いて、スコアを変更し、新たなスコアを算出する。評価算出手段120542は、例えば、「スコア×1番目の評価変更情報×2番目の評価変更情報×・・・×n番目の評価変更情報」により、新たなスコアを算出する。上位関数にリターンする。その際、変更語が存在する場合には新たなスコアを、または変更語が存在しない場合には元のスコアをリターンする。
なお、図9のフローチャートにおいて、評価算出手段120542は、評価語の前後の所定以内の文字数の距離内に、変更語が存在するか否かを判断した。しかし、変更語の存在を検索する対象の文字列は、例えば、評価語が含まれる第二文字列など、他のアルゴリズムや、他の範囲でも良い。
また、図9のフローチャートにおいて、評価算出手段120542は、図示しない変更情報格納手段1205421を具備する。図示しない変更情報格納手段1205421は、評価を変更するための情報である変更情報を1以上格納している。変更情報は、変更語と評価変更情報の対である。変更語は、評価語に対する評価の変更を示す言い回しの用語である。変更語は、例えば、「でない」「じゃない」「とは言えない」「あまり」などである。つまり、「好き」というポジティブな評価語に「でない」という変更語が後続すると、評価はポジティブではなく、ネガティブとしなければならない。評価変更情報は、評価を変更するための情報である。また、具体的には、評価変更情報は、スコアを変更するための情報である、と言える。評価変更情報は、例えば、「−1」や「0.5」などの数値である。つまり、例えば、評価語「好き」に対して、スコア「+4」とする場合、変更語「でない」に対する評価変更情報は「−1」、変更語「あまり」に対する評価変更情報は「0.5」とする。そして、後述する変更スコア算出部1313は、各数値を乗算し、「4×(−1)×(0.5)=−2」を算出する。ここで、「+5」は、非常にポジティブ、「−5」は非常にネガティブとして、「好きでない」は、「−2」であり、若干、ネガティブ、ということになる。なお、変更語として、評価を強める語(例えば、「非常に」「かなり」)、評価を弱める語(例えば、「あまり」)、評価を逆転させる語(例えば、「でない」)、評価を無効にする語(例えば、「であるとは言えない。」)などの種類がある。そして、評価を強める語は、例えば、強くする度合いにより、「1」より大きな評価変更情報が与えられ、評価を弱める語は、例えば、弱くする度合いにより、「1」より小さな評価変更情報が与えられ、評価を逆転させる語は、「−1」が与えられる。変更情報格納手段1205421は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。
また、評価算出手段120542は、上記で説明した処理に加えて、図9のフローチャートを用いて説明したように、スコアの変更処理を行っても良い。つまり、評価算出手段120542は、変更情報格納手段1205421の変更情報が有する変更語の情報を用いて、取得された評価語から所定以内の文字数の距離内にある変更語を取得する。また、評価算出手段120542は、変更情報格納手段1205421から、取得した変更語と対になる評価変更情報を取得する。そして、評価算出手段120542は、スコア取得手段120541が取得したスコアに対して、取得した評価変更情報を用いて、スコアを変更し、新たなスコアを算出する。評価算出手段120542の演算式は問わない。演算方法の具体例は後述する。なお、変更語は存在しない場合もあることは言うまでもない。
次に、ステップS418のユーザ情報構成処理について、図10のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1001)ユーザ情報構成手段12054は、ステップS415で記憶媒体に書き込んだ情報に対して、ユーザ識別子、および対象物をキーとしてソート処理を行う。ソート処理について、公知技術であるので説明を省略する。
(ステップS1002)ユーザ情報構成手段12054は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1003)ユーザ情報構成手段12054は、ステップS1001でソートした情報の中に、i番目のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。i番目のユーザ識別子が存在すればステップS1004に行き、i番目のユーザ識別子が存在しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS1004)ユーザ情報構成手段12054は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS1005)ユーザ情報構成手段12054は、ステップS1001でソートした情報の中に、i番目のユーザ識別子に対応する対象物であり、j番目の対象物が存在するか否かを判断する。j番目の対象物が存在すればステップS1006に行き、j番目の対象物が存在しなければステップS1011に行く。
(ステップS1006)ユーザ情報構成手段12054は、i番目のユーザ識別子に対応し、かつ、j番目の対象物に対応するすべてのスコアを読み出す。
(ステップS1007)ユーザ情報構成手段12054は、ステップS1006で取得した全てのスコアを用いて演算し、ユーザ評価情報を取得する。例えば、ユーザ情報構成手段12054は、ステップS1006で取得した全てのスコアの平均値を算出し、その平均値をi番目のユーザ識別子、j番目の対象物に対応するユーザ評価情報とする。また、ユーザ情報構成手段12054は、文が記載された時期(現在からの古さ)をパラメータとして、スコアを重み付けして、演算を行う(加重平均を算出する)などしても良い。そして、ユーザ情報構成手段12054は、その演算結果をユーザ評価情報としても良い。
(ステップS1008)ユーザ情報構成手段12054は、i番目のユーザ識別子、j番目の対象物、およびステップS1007で算出したユーザ評価情報を用いて、ユーザ情報を構成する。ユーザ情報構成手段12054は、通常、i番目のユーザ識別子、j番目の対象物、およびステップS1007で算出したユーザ評価情報を有するユーザ情報を構成する。なお、ユーザ情報構成手段12054は、ユーザ評価情報が所定以上の評価を示す値である場合のみ、ユーザ情を構成しても良い。
(ステップS1009)ユーザ情報蓄積部1206は、ステップS1008で構成したユーザ情報をユーザ情報格納部1204に蓄積する。
(ステップS1010)ユーザ情報構成手段12054は、カウンタjを1、インクリメントとする。ステップS1005に戻る。
(ステップS1011)ユーザ情報構成手段12054は、カウンタiを1、インクリメントとする。ステップS1003に戻る。
次に、情報処理装置12が、あるユーザに対して、提示情報を出力する処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1101)ユーザ識別子受付部1207は、ユーザ識別子を受け付けたか否かを判断する。ユーザ識別子を受け付ければステップS1102に行き、ユーザ識別子を受け付けなければステップS1101に戻る。ユーザ識別子受付部1207は、例えば、端末装置11からユーザ識別子を受信する。
(ステップS1102)仲間決定部1208は、仲間決定処理を行う。仲間決定処理の例について、図12のフローチャート、および図13のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1103)提示情報構成部1209は、提示情報構成処理を行う。提示情報構成処理について、図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1104)出力部1210は、ステップS1103で構成された提示情報を出力する。なお、この出力とは、結果的に、ユーザ識別子で識別されるユーザごとに、当該ユーザの端末装置11に送付される。
なお、図11のフローチャートにおいて、ユーザ識別子の受け付けをトリガーとして、提示情報構成処理などを行ったが、トリガーは問わない。
次に、ステップS1102の仲間決定処理の第一の例について、図12のフローチャートを用いて説明する。図12のフローチャートにおいて、ある対象物(商品またはサービスなど)について、あるユーザと同様に高評価をしている他のユーザのユーザ識別子を取得する処理について説明する。
(ステップS1201)仲間決定部1208は、ステップS1101で受け付けられたユーザ識別子を有するユーザ情報に含まれる対象物ユーザ評価情報群を、ユーザ情報格納部1204から読み出す。
(ステップS1202)仲間決定部1208は、ステップS1201で読み出した対象物ユーザ評価情報群に含まれる1以上のスコアのうち、所定の値以上(所定の値より大、でも良い)のスコアに対応する、1以上の対象物を取得する。ここで、所定の値以上(所定の値より大)のスコアに対応する対象物とは、ユーザがポジティブに評価している対象物である。なお、ユーザ情報格納部1204に、所定の値以上(所定の値より大)のスコアに対応する対象物しか格納されていない場合、本ステップにおいて、すべての対象物を取得する。
(ステップS1203)仲間決定部1208は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1204)仲間決定部1208は、ステップS1202で取得した1以上の対象物のうち、i番目の対象物が存在するか否かを判断する。i番目の対象物が存在すればステップS1205に行き、i番目の対象物が存在しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS1205)仲間決定部1208は、ステップS1101で受け付けられたユーザ識別子とは異なるユーザ識別子であり、i番目の対象物について、スコアが所定値以上(所定の値より大、でも良い)のスコアに対応する、1以上のユーザ識別子を、ユーザ情報格納部1204から読み出す。なお、ユーザ情報格納部1204に、所定の値以上(所定の値より大)のスコアに対応する対象物しか格納されていない場合、仲間決定部1208は、ステップS1101で受け付けられたユーザ識別子とは異なるユーザ識別子であり、i番目の対象物と対になる1以上のユーザ識別子を、ユーザ情報格納部1204から読み出す。
(ステップS1206)仲間決定部1208は、i番目の対象物と、ステップS1205で読み出した1以上のユーザ識別子を対にして、図示しないバッファに追記する。
(ステップS1207)仲間決定部1208は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1204に戻る。
なお、図12のフローチャートにおけるステップS1202では、ユーザがポジティブに評価している対象物を取得したが、ユーザがネガティブに評価している対象物を取得しても良い。かかる場合、ステップS1205において、スコアが所定値以下(所定値未満、でも良い)のスコアに対応する、1以上のユーザ識別子を取得することとなる。
次に、ステップS1102の仲間決定処理の第二の例について、図13のフローチャートを用いて説明する。図13のフローチャートにおいて、ユーザの1以上の対象物に対する評価をベクトル化し、ベクトルの差が所定値以内の評価をしているユーザのユーザ識別子を取得する処理について説明する。
(ステップS1301)仲間決定部1208は、ステップS1101で受け付けられたユーザ識別子を有するユーザ情報に含まれる対象物ユーザ評価情報群を、ユーザ情報格納部1204から読み出す。
(ステップS1302)仲間決定部1208は、ステップS1301で読み出した対象物ユーザ評価情報群からベクトルを構成する。対象物ユーザ評価情報群が「商品A:8、商品B:−2、商品D:5・・・」の場合、例えば、仲間決定部1208は、(8、−2、0、5、・・・)のベクトルを構成する。なお、ここで「0」に対応する対象物の評価のスコアは存在しないまたは好きでも嫌いでもない、とする。
(ステップS1303)仲間決定部1208は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1304)仲間決定部1208は、ステップS1101で受け付けられたユーザ識別子とは異なるユーザ識別子であり、i番目のユーザ識別子がユーザ情報格納部1204に存在するか否かを判断する。i番目のユーザ識別子が存在すればステップS1305に行き、存在しなければステップS1310に行く。
(ステップS1305)仲間決定部1208は、i番目の他のユーザ識別子(ステップS1101で受け付けられたユーザ識別子とは異なるユーザ識別子)に対応する対象物ユーザ評価情報群を、ユーザ情報格納部1204から読み出す。
(ステップS1306)仲間決定部1208は、ステップS1305で読み出した対象物ユーザ評価情報群からベクトルを構成する。
(ステップS1307)仲間決定部1208は、ステップS1302で構成したベクトルと、ステップS1306で構成したベクトルとの差(例えば、ベクトル間のコサイン値)を算出し、算出結果をバッファに一時格納する。
(ステップS1308)仲間決定部1208は、i番目の他のユーザ識別子と、ステップS1307で算出した差の値を、対にして、一時格納する。
(ステップS1309)仲間決定部1208は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1304に戻る。
(ステップS1310)仲間決定部1208は、ステップS1308でバッファ中に格納された情報について、差の値をキーとして、ユーザ識別子をソートする。
(ステップS1311)仲間決定部1208は、2つのベクトルの差の値が小さい(近似している)方から、N(Nは、1以上の整数)のユーザ識別子を取得する。ここで、仲間決定部1208は、2つのベクトルの差の値が閾値より小さい1以上のユーザ識別子や、2つのベクトルの差の値が最も小さいユーザ識別子を取得しても良い。
(ステップS1312)仲間決定部1208は、ステップS1311で取得したNのユーザ識別子をバッファに書き込む。上位処理にリターンする。
次に、ステップS1103の提示情報構成処理の例について、図14のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1401)提示対象物取得手段12092は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1402)提示対象物取得手段12092は、記憶媒体に格納されているi番目のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。なお、ここでの記憶媒体とは、ステップS1206で情報が格納された記憶媒体である。i番目のユーザ識別子が存在すればステップS1403に行き、i番目のユーザ識別子が存在しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS1403)提示対象物取得手段12092は、i番目のユーザ識別子に対応するユーザ情報をユーザ情報格納部1204から読み出し、当該ユーザ情報に含まれるスコアが対象物取得条件格納手段12091の対象物取得条件に合致する1以上の対象物を取得する。対象物取得条件は、ここでは、例えば、スコアは所定値以上(所定値より大でも良い)、である。対象物取得条件は、例えば、「スコアが最大」等でも良い。
(ステップS1404)提示対象物取得手段12092は、ステップS1403で取得した1以上の対象物のうち、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を削除する。なお、提示対象物取得手段12092は、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を、ユーザ情報格納部1204から読み出す。また、本ステップの処理は、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザが既に知っている(話題にしている)対象物を、提示する情報から除くための処理である。
(ステップS1405)提示情報構成手段12093は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS1406)提示情報構成手段12093は、ステップS1404の処理の結果、バッファに残っているj番目の対象物が存在するか否かを判断する。j番目の対象物が存在すればステップS1407に行き、j番目の対象物が存在しなければステップS1410に行く。
(ステップS1407)提示情報構成手段12093は、j番目の対象物を用いた提示情報を構成する。かかる場合、提示情報構成手段12093は、例えば、「<j番目の対象物>は他のユーザから高評価を受けています。」などの文を構成する。かかる場合、提示情報構成手段12093は、例えば、「あなたと嗜好が似ている方が、<j番目の対象物>を高く評価しています。」などの文を構成する。
また、提示情報構成手段12093は、j番目の対象物と、i番目のユーザ識別子に対応する対象物(ユーザ間の好みが共通した対象物)の両方を用いた提示情報を構成することは好適である。かかる場合、提示情報構成手段12093は、例えば、「あなたと同様、<i番目のユーザ識別子に対応する対象物>に対して高い評価を示した人が、<j番目の対象物>を高く評価しています。」などの文を構成する。
(ステップS1408)提示情報構成手段12093は、ステップS1407で構成した提示情報を記憶媒体に追記する。
(ステップS1409)提示情報構成手段12093は、カウンタjを1、インクリメントとする。ステップS1406に戻る。
(ステップS1410)提示情報構成手段12093は、カウンタiを1、インクリメントとする。ステップS1402に戻る。
次に、情報管理装置13の動作について説明する。情報管理装置13のサーバ側送信要求受信部1302が、文章情報の送信要求を受信する。次に、サーバ側文章情報取得部1303は、送信要求に対応する文章情報を、サーバ側文章情報格納部1301から読み出す。そして、サーバ側文章情報送信部1304は、読み出された文章情報を、送信要求を送信してきた装置(例えば、情報処理装置12)に送信する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
まず、情報処理装置12が、ユーザ情報格納部1204にユーザ情報を蓄積する動作について説明する。
今、情報処理装置12の文章情報取得部1203は、図15に示す文章情報識別子管理表を保持している。文章情報識別子管理表は、文章情報を取得するためのURLやファイル名などが管理された表である。文章情報識別子管理表は、「ID」「ユーザ識別子」および「URL(ファイル名)」の属性値を有するレコードを1以上保持している。「ID」はレコードを識別する情報であり、表管理のために存在する。「ユーザ識別子」は、ユーザを識別するIDである。「URL(ファイル名)」は、ユーザ識別子で識別されるユーザが入力した文章情報を特定する情報であり、ブログのURL(図15の「ID=1」「ID=2」のレコード)、SNSに入力した文章情報を取得するためのURLとユーザID(図15の「ID=3」のレコード)、電子メールの送信情報が記載されたファイル名(図15の「ID=4」のレコード)などの情報である。
また、図16は、辞書情報格納手段12051に格納されている辞書情報管理表である。辞書情報管理表は、「第一文字列」「前接続記号」「後接続記号」「機能語情報」の属性を有するレコードを1以上格納している。
図16の「前接続記号」の「−&」は、前に、未知語情報で識別される未知語や、「object」で識別される対象物などが連結されることを示す。「前接続記号」は、他にも「&&」などがあり、「&&」は、前に、「名前」や、未知語や、「object」で識別される対象物などが連結されることを示す。「名前」とは、登録している人や物などの名前である。
また、「後接続記号」の「s%」は、区切りになり得て、「副題」となり得ることを示す。また、「後接続記号」の「&&」は、後に、「名前」や、未知語情報で識別される未知語や、「object」で識別される対象物などが連結されることを示す。また、「後接続記号」の「m%」は、区切りになり得て、「主題」となり得ることを示す。また、「後接続記号」の「n%」は、区切りになり得て、「主題」となり得ることを示す。「m%」と「n%」は、両方とも「主題」となり得るが、「m%」の方が主題になる優先度は高い、ことを意味する。また、「後接続記号」の「−−」は、「action」で識別される文字列が連結されることを示す。また、「後接続記号」の「%=」は、区切りになり得て、かつ、「object」で識別される対象物や「名前」などが連結されることを示す。また、「後接続記号」の「o%」は、区切りになり得て、「準主題」となり得ることを示す。また、「後接続記号」の「%%」は、強制的な区切りであることを示す。
また、「機能語情報」の「object」は、対象物を示す。また、「機能語情報」の「action」は、動作を示す。さらに、「機能語情報」の「state」は、状態を示す。
また、図17は、評価情報格納部1202に管理されている評価情報管理表である。評価情報管理表は、「評価語」「スコア」の属性値を有するレコードを1以上格納している。本評価情報管理表において、例えば、評価語「良い」のスコアは「+3」、評価語「おしゃれ」のスコアは「+4」等である。
さらに、図18は、評価算出手段120542の図示しない変更情報格納手段1205421に管理されている変更情報管理表である。変更情報管理表は、「変更語」「評価変更情報」の属性値を有するレコードを1以上格納している。本評価情報管理表において、「評価変更情報」は、スコアに対して乗算される数値である。
以上の状況において、情報処理装置12は、例えば、ユーザの指示により、図15の文章情報識別子管理表から「URL(ファイル名)」を順次読み出し、当該「URL(ファイル名)」の情報に従って、文章情報取得部1203は、文章情報を取得する。そして、文章情報取得部1203は、取得した文章情報を文章情報格納部1201に少なくとも一時格納する。つまり、情報処理装置12は、1以上の情報管理装置13(ウェブページが存在するサーバ装置)や情報処理装置12から、ウェブページや電子メールのファイル(文章情報の一種)等の文章情報を収集し、以下に説明する機能素解析等の自然言語処理を行う。そして、情報処理装置12のユーザ情報取得部1205はユーザ情報を取得し、ユーザ情報蓄積部1206は当該ユーザ情報をユーザ情報格納部1204に蓄積する。ここで、文章情報格納部1201に蓄積された文章情報の例を図19に示す。図19において、文章情報は、ユーザ識別子と対応付けて格納されている。また、文章情報のデータ構造は、HTML、XML、テキストファイル等、問わない。
まず、1番目の文章情報の処理について説明する。つまり、ユーザ情報取得部1205は、1番目の文章情報(図19の「ID=1」の文章情報)を文章情報格納部1201から読み出す。
そして、次に、ユーザ情報取得部1205は、1番目の文章情報に対応するユーザ識別子「12345」を取得し、メモリ上に配置する。
次に、文分割制御手段12052は、1番目の文章情報の中に1番目の文から、以下のように解析する。つまり、文分割制御手段12052は、以下のように、読み出した各文を分割する。まず、文分割制御手段12052は、文「タイ料理は好きだ。」に対して、分割処理を行う。文分割制御手段12052の要素分割手段120521は、文「タイ料理は好きだ。」の中の、1番目の文字から6番目(上記の「n」は「5」である)の文字までの文字列「タイ料理は好」を取得し、バッファ上に置く(図20の(1))。
そして、要素分割手段120521は、文字列「タイ料理は好」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。しかし、文字列「タイ料理は好」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しないので、要素分割手段120521は、先の文字列より1文字少ない文字列「タイ料理は」を構成する。そして、要素分割手段120521は、文字列「タイ料理は」をバッファ上に置く(図20の(2))。そして、同様に、要素分割手段120521は、文字列「タイ料理は」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。しかし、文字列「タイ料理は」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しないので、要素分割手段120521は、先の文字列より1文字少ない文字列「タイ料理」を構成し、バッファ上に置く(図20の(3))。そして、要素分割手段120521は、文字列「タイ料理」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。同様に、文字列「タイ料理」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図20の(4)から(6))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「タ」も図16の辞書情報管理表に存在しない、と判断する。そして、要素分割手段12051は、文字「タ」に、未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する(図20の(7))。なお、ここでの「未知語」フラグは、情報「未知語」である。
次に、要素分割手段120521は、処理対象の文字列の先頭のポインタを1ずらす。そして、要素分割手段120521は、2番目の文字から6文字分の文字列「イ料理は好き」を読み出し、バッファに配置する(図20の(8))。そして、同様に、要素分割手段120521は、文字列「イ料理は好き」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。同様に、文字列「イ料理は好き」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図20の(9)から(13))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「イ」も図16の辞書情報管理表に存在しない、と判断する。そして、要素分割手段120521は、文字「イ」に、未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する(図20の(14))。
次に、要素分割手段120521は、処理対象の文字列の先頭のポインタを1ずらす。そして、要素分割手段120521は、3番目の文字から6文字分の文字列「料理は好き。」を読み出し、バッファに配置する(図20の(15))。そして、同様に、要素分割手段120521は、文字列「料理は好き。」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。同様に、文字列「料理は好き。」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図20の(16)から(20))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「料」も図16の辞書情報管理表に存在しない、と判断する。そして、要素分割手段120521は、文字「料」に、未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する(図20の(21))。
次に、同様に、処理が行われ、要素分割手段120521は、文字「理」に、未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する(図20の(22))。
次に、要素分割手段120521は、処理対象の文字列の先頭のポインタを1ずらす。そして、要素分割手段120521は、5番目の文字から5文字分(ここでは、6文字存在しないので、最後の「。」まで取得する)の文字列「は好きだ。」を読み出し、バッファに配置する(図20の(23))。同様に、文字列「は好きだ。」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図20の(23)から(27))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「は」は図16の辞書情報管理表に存在する、と判断する。そして、要素分割手段120521は、バッファ上に配置した文字列と一致する第一文字列「は」と対になる前接続記号「−&」、後接続記号「m%」、および機能語情報「object」を、辞書情報格納手段12051から読み出し、メモリ上に配置する。そして、要素分割手段120521は、バッファ上に配置した文字列「は」に対して、読み出した前接続記号「−&」、後接続記号「m%」、および機能語情報「object」を付与する(図20の(28))。
以上の処理を繰り返し、処理対象の文「タイ料理は好きだ。」について、図20の(x)のようなデータを得る。つまり、「タ」「イ」「料」「理」「好」「き」に対して、「未知語」が付与される。また、「は」に対して、「−&:m%:object」が付与される。また、「だ」に対して、「−&:%−:state」が付与される。さらに、「。」に対して、「:%%:」が付与される。「:%%:」は、後接続記号が「%%」であることを示す。後接続記号「%%」は、無条件に、後ろが区切られることを示す(図20の(x))。
次に、要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ「未知語」を付与した連続する未知語であり、ひらがなではない文字「タ」「イ」「料」「理」を連結し文字列「タイ料理」を構成する。また、要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ「未知語」を付与した連続する未知語「好」「き」を連結した文字列「好き」を構成する。そして、要素連結手段120522は、連結した文字列、または連結されなかった未知語の文字に対してまとまりであることを示す文字列の種類を特定する情報であるまとまり情報(ここでは、「未知語」)を付与し、バッファに書き込む。バッファ内の情報は、図20の(x+1)である。
次に、要素連結手段120522は、図20(x+1)の各前後するまとまりの文字列(例えば、「私」と「と」)が連結するか否かを判断し、連結するものは連結させる。
例えば、「タイ料理」と「は」は、「タイ料理」が未知語で、「は」の前接続記号「−&」により、要素連結手段120522は、連結すると判断する。なぜなら、前接続記号「−&」は、前の未知語と連結するからである。そして、要素連結手段120522は、「タイ料理は」に対して、「:m%:object」を付与する(図20(x+2)参照)。「:m%:object」は、前接続記号はなし、後接続記号は「m%」、機能語情報は「object」であることを示す。
また、要素連結手段120522は、「好き」と「だ」は連結する、と判断し、連結させる。つまり、要素連結手段120522は、文字列「好きだ」を構成し、かつ、「:%−:state」を付与する(図20(x+2)参照)。
そして、要素連結手段120522は、「好きだ」と「。」は連結しない、と判断する。「。」は、無条件に、後ろが区切られる記号であり、前の文字列とは結合しない、とする。
次に、文字列取得手段120523は、1番目の第二文字列「タイ料理は」を取得し、当該第二文字列の最後尾の第一文字列「は」に対応する機能語情報「object」または後接続記号「m%」から、第二文字列の種類を「主題」であると、決定する。なお、ここでは、文字列取得手段120523は、後接続記号「m%」から、第二文字列「タイ料理は」の種類を「主題」であると、決定する(図20の(x+3))。
次に、文字列取得手段120523は、2番目の第二文字列「好きだ」を取得し、当該第二文字列の最後尾の第一文字列「だ」に対応する機能語情報「state」または後接続記号「%−」から、第二文字列の種類を「状態」であると、決定する。なお、ここでは、文字列取得手段120523は、機能語情報「state」から、第二文字列「好きだ」の種類を「状態」であると、決定する(図20の(x+3))。
次に、文字列取得手段120523は、メモリ上に配置する要素の順序を示す文構造「主題、状態」を読み出す。なお、文構造「主題、状態」は、あらかじめ文字列取得手段120523が保持している、とする。そして、文字列取得手段120523は、文構造「主題、状態」に従って、第二文字列「タイ料理は」「好きだ」をメモリ上に配置する。そして、文字列取得手段120523は、文要素に対応する種類の情報も、第二文字列と対にして、メモリ上に書き込む。そして、文字列取得手段120523は、「タイ料理は:主題、好きだ:状態」を得る。以上の処理により、文「タイ料理は好きだ。」を、「主題」と「状態」に分割できた。
次に、対象物取得手段12053は、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類「主題」から対象物を含む第二文字列「タイ料理は」を特定し、当該第二文字列から対象物「タイ料理」を取得する。なお、対象物は、例えば、第二文字列の種類「主題」に含まれ、当該第二文字列の中の名詞句(機能語を除いた文字列)である。
次に、スコア取得手段120541は、対象物「タイ料理」を含む第二文字列を有する文中の他の特定の第二文字列の種類(「状態」)に対応する第二文字列「好きだ」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、評価情報格納部1202が保持している評価情報管理表(図17)を検索し、第二文字列「好きだ」が評価語「好き」を含むと判断する。そして、スコア取得手段120541は、第二文字列に含まれる評価語「好き」をキーとして、評価情報管理表を検索し、評価語「好き」に対応するスコア「+4」を読み出し、メモリ上に配置する。
次に、スコア変更処理を行おうとするが、変更語が対象文中に含まれないので、スコアの変更処理は行われない。
次に、ユーザ情報構成サブ手段120543は、取得したユーザ識別子「12345」、取得した対象物「タイ料理」、取得したスコア「+4」を記憶媒体に追記する。以上の処理により、図21の「ID=1」のレコードが記録される。なお、図21は、ユーザ情報格納部1204に格納されているユーザ情報管理表の一例である。
次に、文分割制御手段12052は、2つ目の文「店舗Xが、テレビで評判だ。」を、上記の処理と同様に、以下のように分割する。つまり、文分割制御手段12052の要素分割手段120521は、文「店舗Xが、テレビで評判だ。」の中の、1番目の文字から6番目(上記の「n」は「5」である)の文字までの文字列「店舗Xが、テ」を取得し、バッファ上に置く(図22の(1))。
そして、要素分割手段120521は、文字列「店舗Xが、テ」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。しかし、文字列「店舗Xが、テ」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しないので、要素分割手段120521は、先の文字列より1文字少ない文字列「店舗Xが、」を構成する。そして、要素分割手段120521は、文字列「店舗Xが、」をバッファ上に置く(図22の(2))。そして、同様に、要素分割手段120521は、文字列「店舗Xが、」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。しかし、文字列「店舗Xが、」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しないので、要素分割手段120521は、先の文字列より1文字少ない文字列「店舗Xが」を構成し、バッファ上に置く(図22の(3))。そして、要素分割手段120521は、文字列「店舗Xが」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。同様に、文字列「店舗Xが」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図22の(4)から(6))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「店」も図16の辞書情報管理表に存在しない、と判断する。そして、要素分割手段120521は、文字「店」に、未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する(図22の(7))。なお、ここでの「未知語」フラグは、情報「未知語」である。
次に、要素分割手段120521は、処理対象の文字列の先頭のポインタを1ずらす。そして、要素分割手段120521は、2番目の文字から6文字分の文字列「舗Xが、テレ」を読み出し、バッファに配置する(図22の(8))。そして、同様に、要素分割手段120521は、文字列「舗Xが、テレ」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。同様に、文字列「舗Xが、テレ」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図22の(9)から(13))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「舗」も図16の辞書情報管理表に存在しない、と判断する。そして、要素分割手段120521は、文字「舗」に、未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する(図22の(14))。
次に、要素分割手段120521は、処理対象の文字列の先頭のポインタを1ずらす。そして、要素分割手段120521は、3番目の文字から6文字分の文字列「Xが、テレビ」を読み出し、バッファに配置する(図22の(15))。そして、同様に、要素分割手段120521は、文字列「Xが、テレビ」を、辞書情報格納手段12051に検索しにいく。同様に、文字列「Xが、テレビ」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図22の(9)から(13))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「X」も図16の辞書情報管理表に存在しない、と判断する。そして、要素分割手段120521は、文字「X」に、未知語であることを示す情報である「未知語」フラグを付与する(図22の(21))。
次に、要素分割手段120521は、処理対象の文字列の先頭のポインタを1ずらす。そして、要素分割手段120521は、4番目の文字から6文字分の文字列「が、テレビで」を読み出し、バッファに配置する(図22の(22))。同様に、文字列「が、テレビで」に合致する第一文字列が、図16の辞書情報管理表に存在しない。そして、要素分割手段120521は、同様の処理により、1文字ずつ文字数を少なくして、辞書情報格納手段12051に検索しにいく(図22の(23)から(27))。そして、要素分割手段120521は、最後の文字「が」は図16の辞書情報管理表に存在する、と判断する。そして、要素分割手段120521は、バッファ上に配置した文字列と一致する第一文字列「が」と対になる前接続記号「−&」、後接続記号「n%」、および機能語情報「object」を、辞書情報格納手段12051から読み出し、メモリ上に配置する。そして、要素分割手段120521は、バッファ上に配置した文字列「が」に対して、読み出した前接続記号「−&」、後接続記号「n%」、および機能語情報「object」を付与する(図22の(28))。
以上の処理を繰り返し、処理対象の文「店舗Xが、テレビで評判だ。」について、図22の(x)のようなデータを得る。つまり、「店」「舗」「X」「テ」「レ」「ビ」「評」「判」に対して、「未知語」が付与される。また、「が」に対して、「−&:n%:object」が付与される。また、「、」「。」に対して、「:%%:」が付与される。また、「で」に対して、「−&:s%:object」が付与される。さらに、「だ」に対して、「−&:%−:state」が付与される(図22の(x))。
次に、要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ「未知語」を付与した連続する未知語であり、ひらがなではない文字「店」「舗」「X」を連結し文字列「店舗X」を構成する。また、要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ「未知語」を付与した連続する未知語であり、ひらがなではない文字「テ」「レ」「ビ」を連結し文字列「テレビ」を構成する。また、要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ「未知語」を付与した連続する未知語であり、ひらがなではない文字「評」「判」を連結し文字列「評判」を構成する。そして、要素連結手段120522は、連結した文字列、または連結されなかった未知語の文字に対してまとまりであることを示す文字列の種類を特定する情報であるまとまり情報(ここでは、「未知語」)を付与し、バッファに書き込む。バッファ内の情報は、図22の(x+1)である。
次に、要素連結手段120522は、図22(x+1)の各前後するまとまりの文字列(例えば、「店舗X」と「が」)が連結するか否かを判断し、連結するものは連結させる。
例えば、「店舗X」と「が」は、「店舗X」が未知語で、「が」の前接続記号「−&」により、要素連結手段120522は、連結すると判断する。そして、要素連結手段120522は、「店舗Xが」に対して、「:n%:object」を付与する(図22(x+2)参照)。「:n%:object」は、前接続記号はなし、後接続記号は「n%」、機能語情報は「object」であることを示す。
また、同様に、要素連結手段120522は、「テレビ」と「で」は連結する、と判断し、連結させる。つまり、要素連結手段120522は、文字列「テレビで」を構成し、かつ、「:s%:object」を付与する(図22(x+2)参照)。なお、図22(x+2)において、前接続記号が存在しないことを「−」で示している。
そして、同様に、要素連結手段120522は、「評判」と「だ」は連結する、と判断し、連結させる。つまり、要素連結手段120522は、文字列「評判だ」を構成し、かつ、「:%−:state」を付与する(図22(x+2)参照)。
以上の処理により、要素連結手段120522は、3つの第二文字列を得る(図22(x+2)参照)。
次に、文字列取得手段120523は、1番目の第二文字列「店舗Xが」を取得し、当該第二文字列の最後尾の第一文字列「が」に対応する機能語情報「object」または後接続記号「n%」から、第二文字列の種類を「主題」であると、決定する。なお、ここでは、文字列取得手段120523は、後接続記号「n%」から、第二文字列「店舗Xが」の種類を「主題」であると、決定する(図22の(x+3))。
次に、文字列取得手段120523は、2番目の第二文字列「テレビで」を取得し、当該第二文字列の最後尾の第一文字列「で」に対応する機能語情報「object」または後接続記号「s%」から、第二文字列の種類を「副題」であると、決定する(図22の(x+3))。
次に、文字列取得手段120523は、3番目の第二文字列「評判だ」を取得し、当該第二文字列の最後尾の第一文字列「だ」に対応する機能語情報「state」または後接続記号「%−」から、第二文字列の種類を「状態」であると、決定する。なお、ここでは、文字列取得手段120523は、機能語情報「state」から、第二文字列「評判だ」の種類を「状態」であると、決定する(図22の(x+3))。
次に、文字列取得手段120523は、メモリ上に配置する要素の順序を示す文構造「主題、副題、状態」を読み出す。なお、文構造「主題、副題、状態」は、あらかじめ文字列取得手段120523が保持している、とする。そして、文字列取得手段120523は、文構造「主題、副題、状態」に従って、第二文字列「店舗Xが」「テレビで」「評判だ」をメモリ上に配置する。そして、文字列取得手段120523は、文要素に対応する種類の情報も、第二文字列と対にして、メモリ上に書き込む。そして、文字列取得手段120523は、「店舗Xが:主題、テレビで:副題、評判だ:状態」を得る。以上の処理により、文「店舗Xが、評判だ。」を、「主題」と「副題」と「状態」に分割できた。
次に、対象物取得手段12053は、メモリ上に配置された情報から、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類「主題」から対象物を含む第二文字列「店舗Xが」を特定し、当該第二文字列「店舗Xが」から対象物「店舗X」を取得する。なお、上記の第一文で取得している対象物「店舗X」を、そのまま利用しても良いし、対象物「店舗X」は、予め与えられても良い。
次に、スコア取得手段120541は、対象物を含む第二文字列「店舗X」を有する文中の他の特定の第二文字列の種類(例えば、「状態」)に対応する第二文字列「評判だ」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、取得した第二文字列「評判だ」中に、評価語を含むか否か決定するために、評価情報格納部1202が有する1以上の評価語を読み出し、当該各評価語をキーとして、第二文字列「評判だ」を検索する。そして、評価情報格納部1202の評価語がまったく存在しないので、2つ目の文「店舗Xが、テレビで評判だ。」の処理は終了する。
次に、文分割制御手段12052は、3つ目の文「店舗Xは、おいしいんだ。」に対して、上記と同様の分割処理を行う。そして、要素分割手段120521は、処理対象の文「店舗Xは、おいしいんだ。」について、図23の(x)のようなデータを得る。つまり、「店」「舗」「X」「お」「い」「し」「い」に対して、「未知語」が付与される。また、「は」に対して、「−&:m%:object」が付与される。また、「、」「。」に対して、「:%%:」が付与される。さらに、「んだ」に対して、「−&:s%:state」が付与される(図23の(x))。
次に、要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ「未知語」を付与した連続する未知語であり、ひらがなではない文字「店」「舗」「X」を連結し文字列「店舗X」を構成する。また、要素連結手段120522は、要素分割手段120521が未知語フラグ「未知語」を付与した連続する未知語であり、ひらがなの連続する文字「お」「い」「し」「い」を連結した文字列「おいしい」を構成する。そして、要素連結手段120522は、連結した文字列、または連結されなかった未知語の文字に対してまとまりであることを示す文字列の種類を特定する情報であるまとまり情報(ここでは、「未知語」)を付与し、バッファに書き込む。バッファ内の情報は、図23の(x+1)である。
次に、要素連結手段120522は、図23(x+1)の各前後するまとまりの文字列(例えば、「おいしい」と「んだ」)が連結するか否かを判断し、連結するものは連結させる。そして、要素連結手段120522は、図23(x+2)のデータを得て、当該データをメモリ上に配置する。以上の処理により、要素連結手段120522は、2つの第二文字列を得る(図23(x+2)参照)。
次に、文字列取得手段120523は、1番目の第二文字列「店舗Xは」を取得し、当該第二文字列の最後尾の第一文字列「は」に対応する機能語情報「object」または後接続記号「m%」から、第二文字列の種類を「主題」であると、決定する(図23の(x+3))。
次に、文字列取得手段120523は、2番目の第二文字列「おいしいんだ」を取得し、当該第二文字列の最後尾の第一文字列「んだ」に対応する機能語情報「state」または後接続記号「s%」から、第二文字列の種類を「状態」であると、決定する。なお、ここでは、文字列取得手段120523は、機能語情報「state」から、第二文字列「おいしいんだ」の種類を「状態」であると、決定する(図23の(x+3))。
次に、文字列取得手段120523は、文字列取得手段120523は、「店舗Xは:主題、おいしいんだ:状態」を得て、メモリ上に書き込む。以上の処理により、文「店舗Xは、おいしいんだ。」を、「主題」と「状態」に分割できた。
次に、対象物取得手段12053は、メモリ上に配置された情報から、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類「主題」から対象物を含む第二文字列「店舗Xは」を特定し、当該第二文字列「店舗Xは」から対象物「店舗X」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、対象物を含む第二文字列「店舗X」を有する文中の他の特定の第二文字列の種類(例えば、「状態」)に対応する第二文字列「おいしいんだ」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、取得した第二文字列「おいしいんだ」中に、評価語を含むか否か決定するために、評価情報格納部1202が有する1以上の評価語を読み出し、当該各評価語をキーとして、第二文字列「おいしいんだ」を検索する。そして、評価情報格納部1202の一つの評価語「おいしい」が、第二文字列「おいしいんだ」中に含まれることを検知する。
そして、スコア取得手段120541は、評価情報格納部1202を検索し、評価語「おいしい」に対応するスコア「+4」を読み出し、メモリ上に配置する。
次に、スコア変更処理を行おうとするが、変更語が対象文中に含まれないので、スコアの変更処理は行われない。
次に、ユーザ情報構成サブ手段120543は、取得したユーザ識別子「12345」、取得した対象物「店舗X」、取得したスコア「+4」を記憶媒体に追記する。以上の処理により、図21の「ID=2」のレコードが記録される。
以上により、1番目の文章情報(「http://www.12345.co.jp/」で特定されるファイル)に対する処理は完了する。
次に、情報処理装置12は、2番目の文章情報(「http://www.55443.co.jp/」で特定されるファイル)に対する処理を行う。まず、ユーザ情報取得部1205は、2番目の文章情報(ファイル)を、文章情報格納部1201から読み出す。
そして、次に、ユーザ情報取得部1205は、2番目の文章情報に対応するユーザ識別子「55443」を取得する。
次に、文分割制御手段12052は、2番目の文章情報の中に1番目の文から、上記と同様に処理する。そして、文分割制御手段12052は、文「タイ料理は、おいしい。」を、主題「タイ料理は」と状態「おいしい」に分割する。そして、対象物取得手段12053は、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類「主題」から対象物を含む第二文字列「タイ料理は」を特定し、当該第二文字列から対象物「タイ料理」を取得する。次に、スコア取得手段120541は、対象物「タイ料理」を含む第二文字列を有する文中の他の特定の第二文字列の種類(「状態」)に対応する第二文字列「おいしい」を取得する。次に、スコア取得手段120541は、評価情報格納部1202が保持している評価情報管理表(図17)を検索し、第二文字列「おいしい」が評価語「おいしい」を含むと判断する。そして、スコア取得手段120541は、第二文字列に含まれる評価語「好き」をキーとして、評価情報管理表を検索し、評価語「おいしい」に対応するスコア「+4」を読み出し、メモリ上に配置する。次に、スコア変更処理を行おうとするが、変更語が対象文中に含まれないので、スコアの変更処理は行われない。また、次に、ユーザ情報構成サブ手段120543は、取得したユーザ識別子「55443」、取得した対象物「タイ料理」、取得したスコア「+4」を記憶媒体に追記する。以上の処理により、図21の「ID=51」のレコードが記録される。
次に、文分割制御手段12052は、文「店舗Yは、あまり綺麗ではない。」に対して、上記で説明した分割処理を行う。そして、文分割制御手段12052は、図24に示すように、文「店舗Yは、あまり綺麗ではない。」を分割し、かつ、「主題」である第二文字列「店舗Yは」と、「状態」である第二文字列「あまり綺麗ではない」を得る。
次に、対象物取得手段12053は、メモリ上に配置された情報から、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類「主題」から対象物を含む第二文字列「店舗Yは」を特定し、当該第二文字列「店舗Yは」から対象物「店舗Y」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、対象物を含む第二文字列「店舗Y」を有する文中の他の特定の第二文字列の種類(例えば、「状態」)に対応する第二文字列「あまり綺麗ではない」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、取得した第二文字列「あまり綺麗ではない」中に、評価語を含むか否か決定するために、評価情報格納部1202が有する1以上の評価語を各々読み出し、当該各評価語をキーとして、第二文字列「あまり綺麗ではない」を検索する。そして、評価情報格納部1202の一つの評価語「綺麗」が、第二文字列「あまり綺麗ではない」中に含まれることを検知する。
そして、スコア取得手段120541は、評価情報格納部1202を検索し、評価語「綺麗」に対応するスコア「+4」を読み出し、メモリ上に配置する。
次に、スコア変更処理を行う。つまり、評価算出手段120542は、図18の変更情報管理表の変更情報が有する変更語の情報を用いて、評価語「綺麗」の前後の所定以内の文字数(ここでは、例えば、「5」とする。)の距離内に、変更語が存在するか否かを判断する。評価算出手段120542は、第二文字列「あまり綺麗ではない」において、評価語「綺麗」の前後5文字以内に「あまり」、「ではない」という2つの変更語が存在する、と検知し、変更語「あまり」、「ではない」を取得し、メモリ上に配置する。
次に、評価算出手段120542は、取得された変更語「あまり」と対になる評価変更情報「0.5」、変更語「ではない」と対になる評価変更情報「−1」を、変更情報管理表から取得し、メモリ上に配置する。
次に、評価算出手段120542は、2つの評価変更情報「0.5」「−1」を用いて、スコア「+4」に対して演算する。ここでは、例えば、評価算出手段120542は、「4×0.5×(−1)=−2」の演算を行い、新しいスコア「−2」を得て、メモリ上に配置する。
次に、ユーザ情報構成サブ手段120543は、取得したユーザ識別子「55443」、取得した対象物「店舗Y」、取得したスコア「−2」を記憶媒体に追記する。以上の処理により、図21の「ID=52」のレコードが記録される。
次に、文分割制御手段12052は、3つ目の文「店舗Zは、すばらしい。」に対して、上記で説明した分割処理を行う。そして、文分割制御手段12052は、図25に示すように、文「店舗Zは、すばらしい。」を分割し、かつ、「主題」である第二文字列「店舗Zは」と、「状態」である第二文字列「すばらしい」を得る。
次に、対象物取得手段12053は、メモリ上に配置された情報から、文分割制御手段12052が取得した第二文字列の種類「主題」から対象物を含む第二文字列「店舗Zは」を特定し、当該第二文字列「店舗Zは」から評価対象「店舗Z」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、評価対象を含む第二文字列「店舗Z」を有する文中の他の特定の第二文字列の種類(例えば、「状態」)に対応する第二文字列「すばらしい」を取得する。
次に、スコア取得手段120541は、取得した第二文字列「すばらしい」中に、評価語を含むか否か決定するために、評価情報格納部1202が有する1以上の評価語を各々読み出し、当該各評価語をキーとして、第二文字列「すばらしい」を検索する。そして、評価情報格納部1202の一つの評価語「すばらしい」が、第二文字列「すばらしい」中に含まれることを検知する。
そして、スコア取得手段120541は、評価情報格納部1202を検索し、評価語「すばらしい」に対応するスコア「+5」を読み出し、メモリ上に配置する。
次に、スコア変更処理を行う。しかし、2つ目の文「店舗Zは、すばらしい。」において変更語が存在しない、と判断され、スコア変更処理は行われない。
次に、ユーザ情報構成サブ手段120543は、取得したユーザ識別子「55443」、取得した対象物「店舗Z」、取得したスコア「+5」を記憶媒体に追記する。以上の処理により、図21の「ID=53」のレコードが記録される。また、次に、以降の文についても同様に処理される。
次に、情報処理装置12は、3番目以降の文章情報に対して、同様の処理を行う。そして、情報処理装置12は、ユーザ情報を蓄積していく。以上により、自動的に、ユーザごとに、ユーザ情報が蓄積される。
次に、ユーザがブログに日記を記載しようと、あるウェブサイトにログインしたとする。ログイン時に、ユーザは端末装置11から、ユーザ識別子「12345」を入力した、とする。
すると、端末入力受付部1101は、ユーザ識別子「12345」を受け付ける。そして、端末情報送信部1102は、ユーザ識別子「12345」を情報処理装置12と、ブログを管理する情報管理装置13に送信した、とする。
そして、情報管理装置13は、ユーザ識別子「12345」等を受信し、対応するブログのウェブページを端末装置11に送信する。
また、情報処理装置12のユーザ識別子受付部1207は、ユーザ識別子「12345」を受信する。そして、以下のように、ユーザ識別子「12345」で識別されるユーザに情報を提示する(端末装置11に提示情報を送信する)。
つまり、ユーザ識別子受付部1207がユーザ識別子「12345」を受信した後、仲間決定部1208は、受け付けられたユーザ識別子「12345」を有するユーザ情報に含まれる対象物ユーザ評価情報群を、図21のユーザ情報管理表(ユーザ情報格納部1204)から読み出す。つまり、仲間決定部1208は、対象物ユーザ評価情報群「タイ料理、+4:店舗X、+4:・・・」を読み出し、メモリ上に配置する。
次に、仲間決定部1208は、読み出した対象物ユーザ評価情報群「タイ料理、+4:店舗X、+4:・・・」に含まれる1以上のスコアのうち、所定の値(ここでは「+4」とする)以上のスコアに対応する、1以上の対象物「タイ料理、店舗X、・・・」を取得し、メモリ上に配置する。なお、所定の値とは、閾値であり、予め仲間決定部1208が記憶している、とする。
仲間決定部1208は、受け付けられたユーザ識別子「12345」とは異なるユーザ識別子であり、1番目の対象物「タイ料理」について、スコアが所定値「+4」以上のスコアに対応する、1以上のユーザ識別子を、図21のユーザ情報管理表から読み出す。ここでは、読み出されたユーザ識別子は、「55443」だけであった、とする。
次に、仲間決定部1208は、受け付けられたユーザ識別子「12345」とは異なるユーザ識別子であり、1番目の対象物「店舗X」について、スコアが所定値「+4」以上のスコアに対応する、1以上のユーザ識別子を、図21のユーザ情報管理表から読み出す。ここでは、読み出されたユーザ識別子は、「88776」「98765」であった、とする。そして、ユーザ識別子「12345」に対応する対象物であり、3番目以降の対象物を用いて、同様に、ユーザ識別子「12345」で識別されるユーザと同様の嗜好を有するユーザのユーザ識別子を取得する。
そして、仲間決定部1208は、ユーザ識別子「55443」「88776」「98765」「12321」を取得でき、かかるユーザ識別子をメモリ上(記憶媒体)に配置した、とする。
次に、提示対象物取得手段12092は、記憶媒体に格納されている1番目のユーザ識別子「55443」を取得する。
次に、提示対象物取得手段12092は、1番目のユーザ識別子「55443」に対応するユーザ情報をユーザ情報管理表(図21)から読み出し、当該ユーザ情報に含まれるスコアが対象物取得条件格納手段12091の対象物取得条件(ここでは、「スコア>=+5」とする。)に合致する1以上の対象物「店舗Z」等を取得する。ここでは、提示対象物取得手段12092は、「店舗Z」「店舗X」が取得できた、とする。
次に、提示対象物取得手段12092は、取得した対象物「店舗Z」「店舗X」のうち、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子「12345」と対になる対象物を削除する。ここで、図21のユーザ情報管理表において、ユーザ識別子「12345」と対になる対象物として、「店舗X」が存在する。したがって、提示対象物取得手段12092は、取得した対象物「店舗Z」「店舗X」のうち、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子「12345」と対になる対象物「店舗X」を削除し、結果的に、対象物「店舗Z」のみを得て、「店舗Z」をメモリ上に配置する。
次に、提示情報構成手段12093は、例えば、予め格納している構成情報の雛形情報「あなたと同様、<ユーザ識別子に対応する対象物>に対して高い評価を示した人が、<検索した対象物>を高く評価しています。」を、図示しない記憶媒体から読み出し、変数<ユーザ識別子に対応する対象物>に「タイ料理」を代入し、変数<検索した対象物>に「店舗Z」を代入し、文「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」を構成する。
そして、提示情報構成手段12093は、構成した提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」を記憶媒体に追記する。なお、かかる場合、提示情報構成手段12093は、提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」と、当該提示情報を提示すべきユーザを識別するユーザ識別子「12345」とを対にして記憶媒体に追記する。
次に、他のユーザ識別子に対しても同様に処理を行い、ユーザ識別子「12345」で識別されるユーザに提示するべき提示情報を構成し、記憶媒体に追記していく。ここでは、ユーザ識別子「12345」、提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」のみが記憶媒体に追記された、とする。
次に、出力部1210は、構成された提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」を、ユーザ識別子「12345」で識別されるユーザの端末装置11に送信する。ここで、端末装置11に表示されているブログ中にレコメンド情報として、提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」が出力されることは好適である。
また、「店舗Z」のウェブページ(ホームページ)にアクセスするためのURLも、提示情報と一緒に、端末装置11に送信することは好適である。かかる処理は、実施の形態5で詳細に説明する。
次に、端末装置11の端末情報受信部1103は、提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」を受信し、端末出力部1105は当該提示情報を出力する。かかる出力態様の例を、図26に示す。図26において、(1)をマウス等でクリックすると、「店舗Z」のウェブページにジャンプするようになっている。つまり、(1)の「店舗Z」はアンカーである。
以上、本実施の形態によれば、ある個人が発信した情報から同一の対象物に対して同様の評価をしている1以上の人のうち、他の人の他の対象物についての意見を用いて、ある人に情報を提示することができる。したがって、情報を発信すれば、有益な情報が得られ、本情報処理装置は、情報化社会を促進し、公益に資するものである。
また、本実施の形態によれば、ウェブページ等を格納している情報管理装置から自動的に文章情報を取得し、当該文章情報を自然言語処理することにより、自動的にユーザ情報を蓄積できる。したがって、増殖していくブログ等に対しても、適用可能な装置となり得る。
また、本実施の形態によれば、機能素解析の技術を用いて自然言語処理を行うことにより、特に、ブログ等の口語調の文章においても、対象物と評価情報を、精度高く取得できる。したがって、精度高く、ユーザに相応しい情報を提示できる。
また、本実施の形態によれば、評価語に対応したスコアを用いたユーザ評価の算出、およびスコアの変更処理により、ユーザの対象物に対する評価を、精度高く取得できる。
さらに、本実施の形態によれば、提示情報を見るユーザが気づいていない商品等の情報を得ることができるので、さらに、情報を発信すればするだけ、有益な情報が得られ、本情報処理装置は、情報化社会を促進し、真に公益に資するものである。
なお、本実施の形態において、ユーザの対象物に対する評価(評判)を取得する処理は、上記に限られず、他の処理方法でも良い。他の処理方法とは、例えば、形態素解析を用いた自然言語処理による方法である。
さらに、本実施の形態における処理(端末装置11、情報処理装置12、情報管理装置13の処理)は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致するまたは近似する対象物ユーザ評価情報群を決定し、当該1以上の対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムは、コンピュータを、1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得部と、前記2以上の文章情報から、前記ユーザごとに、評価情報を用いて、対象物とユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該対象物とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が取得したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積部としてさらに機能させるためのプログラムである。
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1と比較して、対象物に対するユーザの評価(スコア)を決定する場合に、下位概念の対象物をグループ化し、グループ識別子(例えば、対象物の抽象度の高い用語)を対象物とする処理が異なる。つまり、本実施の形態において、例えば、自動車メーカーAが製造・販売する自動車A1、A2、A3のユーザ評価を、自動車メーカーAのユーザ評価である、と考える。
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、端末装置11、情報処理装置22、情報管理装置13を具備する。図27は、本実施の形態における情報処理装置22のブロック図である。
情報処理装置22は、概念辞書格納部2201、文章情報格納部1201、評価情報格納部1202、文章情報取得部1203、ユーザ情報格納部1204、ユーザ情報取得部2205、ユーザ情報蓄積部1206、ユーザ識別子受付部1207、仲間決定部1208、提示情報構成部1209、出力部1210を具備する。
ユーザ情報取得部2205は、辞書情報格納手段12051、文分割制御手段12052、対象物取得手段12053、ユーザ情報構成手段22054を具備する。
ユーザ情報構成手段22054は、スコア取得手段120541、評価算出手段220542、ユーザ情報構成サブ手段220543を具備する。
概念辞書格納部2201は、概念辞書を格納している。概念辞書は、対象物のグループを識別するグループ識別子と、2以上の対象物を有するグループ情報を2以上有する。グループ識別子は、例えば、「自動車メーカーA」、グループ情報は「自動車A1、自動車A2、自動車A3、・・・・」である。グループ識別子とは、ID、名称(抽象的な名称など)などである。グループ識別子は、対象物をグループに区分できれば良い。グループ識別子は、情報として、陽に存在しなくても良い。つまり、一のグループの対象物と、他のグループの対象物が異なるバッファ(変数)に格納されていて、対象物が属するグループが区別できれば良い。概念辞書格納部2201は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。概念辞書格納部2201に概念辞書が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して概念辞書が概念辞書格納部2201で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された概念辞書が概念辞書格納部2201で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された概念辞書が概念辞書格納部2201で記憶されるようになってもよい。
ユーザ情報取得部2205は、文章情報格納部1201に格納されている2以上の文章情報を、ユーザごとに、評価情報格納部1202の評価情報を用いて、一のグループ識別子に対応する2以上の対象物のうちの各対象物に対するユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該グループ識別子とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得する。ユーザ情報取得部2205は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報取得部2205の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
評価算出手段220542は、ユーザごとに、一のグループ識別子に対応する2以上の対象物のうちの各対象物に対する2以上のユーザ評価情報を取得し、当該2以上のユーザ評価情報から、前記一のグループ識別子に対するユーザ評価情報を構成する。評価算出手段220542は、例えば、一のグループ識別子に対応する2以上の対象物のうちの各対象物に対する2以上のスコアを取得し、当該2以上のスコアをパラメータとして、予め決められた式に2以上のスコアを代入し、当該式を演算する。そして、評価算出手段220542は、演算結果を取得し、メモリ上に配置する。なお、評価算出手段220542は、式の情報を予め格納している。式とは、例えば、平均値を算出する式である。また、式とは、例えば、全パラメータの合計を算出する式である。
ユーザ情報構成サブ手段220543は、グループ識別子とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を構成する。
次に、情報処理装置22の動作について説明する。情報処理装置22は、情報処理装置12と比較して、図10で説明したユーザ情報構成処理が異なる。情報処理装置22は、例えば、図10で説明したユーザ情報構成処理を完了した後、グループごとに1以上の対象物のユーザ評価情報を集約し、グループのユーザ評価情報を算出し、ユーザ情報を構成する点が異なる。以下、図28のフローチャートを用いて、図10で説明したユーザ情報構成処理の後、各グループのユーザ評価情報を算出等する処理について、説明する。なお、各グループのユーザ評価情報を算出等する処理も、ユーザ情報構成処理に含まれる処理である。
(ステップS2801)ユーザ情報取得部2205は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS2802)ユーザ情報取得部2205は、i番目のユーザ識別子が存在するか否かを判断する。i番目のユーザ識別子が存在すればステップS2803に行き、i番目のユーザ識別子が存在しなければ処理を終了する。
(ステップS2803)ユーザ情報取得部2205は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS2804)ユーザ情報取得部2205は、概念辞書格納部2201に、j番目のグループ識別子が存在するか否かを判断する。j番目のグループ識別子が存在すればステップS2805に行き、j番目のグループ識別子が存在しなければステップS2811に行く。
(ステップS2805)評価算出手段220542は、j番目のグループ識別子に対応する1以上の対象物を、概念辞書格納部2201から取得する。
(ステップS2806)評価算出手段220542は、ステップS2805で取得した1以上の対象物に対応する、i番目のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報を取得する。なお、このユーザ評価情報は、ステップS1009で蓄積したユーザ情報が有するユーザ評価情報である。なお、ここで、1以上のユーザ評価情報を取得できなければ、ステップS2810に飛ぶ。
(ステップS2807)評価算出手段220542は、ステップS2806で取得した1以上のユーザ評価情報を用いて、グループの対象物ユーザ評価情報を算出する。通常、評価算出手段220542は、予め決められた演算式を読み出し、当該演算式にステップS2806で取得した1以上のユーザ評価情報を代入し、当該演算式を実行し、グループのユーザ評価情報を算出し、当該ユーザ評価情報をメモリに配置する。
(ステップS2808)ユーザ情報構成サブ手段220543は、i番目のユーザ識別子、j番目のグループ識別子またはj番目のグループ識別子に対応するグループ名、ステップS2807で算出したユーザ評価情報を用いて、ユーザ情報を構成する。なお、ユーザ情報構成サブ手段220543は、グループ識別子がIDなどの場合、図示しない記憶手段に格納されているj番目のグループ識別子に対応するグループ名を読み出して、使用する。ユーザ情報構成サブ手段220543は、例えば、i番目のユーザ識別子、j番目のグループ識別子、ユーザ評価情報からなるユーザ情報を構成する。
(ステップS2809)ユーザ情報蓄積部1206は、ステップS2808で構成したユーザ情報をユーザ情報格納部1204に追記する。
(ステップS2810)ユーザ情報取得部2205は、カウンタjを、1インクリメントする。ステップS2804に戻る。
(ステップS2811)ユーザ情報取得部2205は、カウンタiを、1インクリメントする。ステップS2802に戻る。
なお、図28のフローチャートにおいて、図10のフローチャートにおける、ユーザごとのユーザ情報を構成した後(ステップS1008の後)または、ユーザ情報を蓄積した後(ステップS1009の後)、ステップS2804からステップS2810の処理を行っても良い。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
今、概念辞書格納部2201は、図29に示す概念辞書を格納している、とする。概念辞書は、「ID」「グループ識別子」「対象物」の属性値を有するレコードを1以上、保持している。ここでは、「グループ識別子」は、「対象物」を製造、販売するメーカー名になっているが、「グループ識別子」は、1以上の「対象物」を区分するための用語やIDなどであれば良い。
また、実施の形態1におけるユーザ情報の蓄積処理により、情報処理装置22は、図30に示すユーザ情報を蓄積できた、とする。
次に、ユーザ情報取得部2205は、以下に説明する、各グループのユーザ評価情報を算出等する処理を行う。つまり、ユーザ情報取得部2205は、1番目のユーザ識別子「12345」を、図30のユーザ情報から取得する。
次に、ユーザ情報取得部2205は、概念辞書格納部2201から、1番目のグループ識別子「自動車メーカーA」を取得する。
そして、評価算出手段220542は、1番目のグループ識別子「自動車メーカーA」に対応する1以上の対象物「A1、A2、A3、・・・」を、図29の概念辞書から取得する。
次に、評価算出手段220542は、取得した1以上の対象物「A1、A2、A3、・・・」に対応する、1番目のユーザ識別子「12345」と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報「A1、+5:A2、+4」を、図30のユーザ情報から取得する。
次に、評価算出手段220542は、取得した1以上の対象物ユーザ評価情報を「A1、+5:A2、+4」用いて、グループのユーザ評価情報を算出する。つまり、例えば、評価算出手段220542は、「+5」「+4」の平均値「+4.5」を算出する。
次に、ユーザ情報構成サブ手段220543は、1番目のユーザ識別子「12345」、1番目のグループ識別子「自動車メーカーA」、算出したスコア「+4.5」を用いて、ユーザ情報「12345、自動車メーカーA、+4.5」を構成する。
そして、ユーザ情報蓄積部1206は、構成したユーザ情報「12345、自動車メーカーA、+4.5」を、図30のユーザ情報管理表に追記する(図31の「ID=721」のレコードを参照)。
次に、ユーザ情報取得部2205は、概念辞書格納部2201から、2番目以降のグループ識別子を取得し、上記と同様の処理を行う。
そして、次に、ユーザ情報取得部2205は、2番目のユーザ識別子「55443」を、図30のユーザ情報から取得する。そして、以下のように2番目のユーザ識別子に対応する処理を行う。
つまり、ユーザ情報取得部2205は、概念辞書格納部2201から、1番目のグループ識別子「自動車メーカーA」を取得する。
そして、評価算出手段220542は、1番目のグループ識別子「自動車メーカーA」に対応する1以上の対象物「A1、A2、A3、・・・」を、図29の概念辞書から取得する。
次に、評価算出手段220542は、取得した1以上の対象物「A1、A2、A3、・・・」に対応する、2番目のユーザ識別子「55443」と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報「A1、+4:A2、+5」を、図30のユーザ情報から取得する。また、評価算出手段220542は、ここでは、のグループ識別子「自動車メーカーA」を有する対象物ユーザ評価情報「自動車メーカーA、+5」も取得する、とする。
次に、評価算出手段220542は、取得した1以上の対象物ユーザ評価情報を「A1、+4:A2、+5:自動車メーカーA、+5」用いて、グループのユーザ評価情報を算出する。つまり、例えば、評価算出手段220542は、「+4」「+5」「+5」の平均値「+4.67」を算出する。
次に、ユーザ情報構成サブ手段220543は、2番目のユーザ識別子「55443」、1番目のグループ識別子「自動車メーカーA」、算出したスコア「+4.67」を用いて、ユーザ情報「55443、自動車メーカーA、+4.67」を構成する。
そして、ユーザ情報蓄積部1206は、構成したユーザ情報「55443、自動車メーカーA、+4.67」を、図30のユーザ情報管理表に記録する。ここでは、ユーザ情報蓄積部1206は、図30の「ID=41」のレコードのスコアを「4.67」に更新する(図31の「ID=41」のレコードを参照)。
次に、ユーザ情報取得部2205は、概念辞書格納部2201から、2番目以降のグループ識別子を取得し、上記と同様の処理を行う。
さらに、ユーザ情報取得部2205は、3番目以降のユーザ識別子に対して、同様の処理を行う。以上の処理により、各グループのユーザ評価情報を算出等する処理を完了する。
次に、ユーザがブログに日記を記載するためにウェブサイトにログインしたり、SNSやチャットシステムなどにログインしたりする、とする。かかるログイン時に、ユーザは端末装置11から、ユーザ識別子「12345」を入力した、とする。そして、その後の、提示情報を出力する情報処理システムの処理については、実施の形態1の具体例において説明した処理と同様である。
以上、本実施の形態によれば、対象物に対するユーザの評価(スコア)を決定する場合に、下位概念の対象物をグループ化し、グループ識別子(例えば、対象物の抽象度の高い用語)を対象物とする処理を行える。
なお、本実施の形態において、グループ識別子も対象物と言える、と考える。
さらに、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致するまたは近似する対象物ユーザ評価情報群を決定し、当該1以上の対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記ユーザ情報取得部は、前記2以上の文章情報を、ユーザごとに、前記評価情報を用いて、一のグループ識別子に対応する2以上の対象物のうちの各対象物に対するユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該グループ識別子とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得するとしてさらに機能させるためのプログラム、である。
(実施の形態3)
本実施の形態において、ある個人が発信した情報(CGM)から同一の対象物に対して話題にしている1以上の人(話題が共通する人)のうち、他の人の他の対象物についての意見を用いて、ある人に情報を提示する情報処理システムについて説明する。本実施の形態において、実施の形態1と比較して、ユーザ情報を構成する場合に、対象物についての評価の高低は加味せず、話題としている対象物を用いる点が異なる。
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システム3は、端末装置11、情報処理装置32、情報管理装置13を具備する。図32は、本実施の形態における情報処理システムのブロック図である。
情報処理装置32は、文章情報格納部1201、評価情報格納部1202、文章情報取得部1203、ユーザ情報格納部3204、ユーザ情報取得部3205、ユーザ情報蓄積部1206、ユーザ識別子受付部1207、仲間決定部3208、提示情報構成部3209、出力部1210を具備する。
ユーザ情報取得部3205は、辞書情報格納手段12051、文分割制御手段12052、対象物取得手段12053、ユーザ情報構成手段32054を具備する。
ユーザ情報格納部3204は、ユーザ識別子と、ユーザ話題情報を有するユーザ情報を2以上格納している。ユーザ話題情報とは、ユーザが話題にした対象を示す情報であり、1以上の関連情報を含む情報である。関連情報とは、ユーザが入力した文章から抽出された1以上の対象物または当該1以上の各対象物に関連する情報である。ユーザ情報格納部3204は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。ユーザ情報格納部3204にユーザ情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してユーザ情報がユーザ情報格納部3204で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたユーザ情報がユーザ情報格納部3204で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたユーザ情報がユーザ情報格納部3204で記憶されるようになってもよい。
ユーザ情報取得部3205は、ユーザごとに、文章情報格納部1201に格納されている2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成する。ユーザ情報取得部3205は、ユーザ識別子とユーザ話題情報を有するユーザ情報を構成する。ユーザ情報取得部3205は、ユーザごとに、当該ユーザが入力した文章情報から話題(ユーザ話題情報)を取得し、ユーザ識別子とユーザ話題情報を有するユーザ情報を取得しても良い。文章情報から話題を獲得する技術は公知技術である。ユーザ情報取得部3205は、文章情報から最も頻度の高い名詞をユーザ話題情報としても良いし、文章情報中のタイトル中に出現し、かつ、本文中に出現する名詞をユーザ話題情報としても良い。また、ユーザ情報取得部3205は、tf・idfを用いて、その値が大きい単語をユーザ話題情報としても良い。ここで、tf(term frequency)とは、対象となる文章情報における、その単語の出現頻度である。tfが大きいほど単語がその文章情報を良く特徴付けていると言える。idfは、その単語が出現する文章情報数が少ないほど、その単語が、その文章情報をよく特徴づけていると考えるものである。つまり、ユーザ情報取得部3205は、文章情報ごとに、tf・idfが最大の用語を取得し、かかる用語をユーザ話題情報としても良い。ユーザ情報取得部3205は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報取得部3205の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
ユーザ情報構成手段32054は、例えば、形態素解析により、名詞または名詞句の用語(これを、ここでは「対象物」という。)を取得し、当該用語の文章情報中での出現頻度を得る。そして、ユーザ情報構成手段32054は、対象物と出現頻度を対に有する情報群を取得し、メモリ上に配置する。そして、ユーザ情報構成手段32054は、一定回数以上の出現頻度と対なる対象物と、ユーザ識別子を用いて、ユーザ情報を構成する。ユーザ情報構成手段32054は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報構成手段32054の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
仲間決定部3208は、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になるユーザ話題情報と一致するまたは近似するユーザ話題情報であり、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子とは異なる1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報を決定し、当該1以上のユーザ話題情報と対になる1以上のユーザ識別子を、ユーザ情報格納部3204から取得する。「2つのユーザ話題情報が近似する」とは、2つのユーザ話題情報が類義語辞書に格納されている類義語に該当する場合である。なお、かかる場合、類義語辞書は、仲間決定部3208が保持している。また、「2つのユーザ話題情報が近似する」とは、2以上の用語群から構成されるベクトルのコサイン値が所定値以内の差である場合である。なお、所定値は、仲間決定部3208が予め保持している。また、話題決定のアルゴリズムとして、公知のアルゴリズムがあり、文章情報から話題を決定し、当該話題が共通する場合でも良い。仲間決定部3208は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。仲間決定部3208の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
提示情報構成部3209は、仲間決定部3208が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する。提示情報構成部3209は、提示情報構成部1209と同様に、仲間決定部3208が取得した1以上のユーザ識別子で識別されるユーザが高い評価を示している対象物を取得することは好適である。また、提示情報構成部1209と同様に、仲間決定部3208が取得した1以上のユーザ識別子で識別されるユーザが高い評価を示しており、かつ、受け付けたユーザ識別子と対にはならない対象物を取得することは好適である。そして、提示情報構成部3209は、取得した対象物を提示するような提示情報を構成することは好適である。提示情報構成部3209は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。提示情報構成部3209の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、情報処理装置32が、ユーザ情報格納部3204にユーザ情報を蓄積する動作について、図33のフローチャートを用いて説明する。図33のフローチャートにおいて、図4のフローチャートと同一の処理について、その説明を省略する。
(ステップS3301)ユーザ情報取得部3205は、i番目の文章情報の話題を決定する。かかる話題決定処理のアルゴリズムは種々ある。例えば、ユーザ情報取得部3205は、i番目の文章情報のタイトルを構成する名詞または名詞句のうち、最後に出現する名詞または名詞句をユーザ話題情報として取得する。また、例えば、ユーザ情報取得部3205は、i番目の文章情報のすべての文を形態素解析し、名詞または名詞句を取得し、当該名詞または名詞句の出現頻度を取得し、出現頻度が上位の3つの名詞または名詞句をユーザ話題情報として取得する。また、例えば、ユーザ情報取得部3205は、i番目の文章情報のすべての文に対して、上述した機能素解析し、主題を構成する名詞または名詞句を取得する。そして、ユーザ情報取得部3205は、主題を構成する名詞または名詞句の出現頻度を取得し、出現頻度が上位の3つの名詞または名詞句をユーザ話題情報として取得する。また、ユーザ情報取得部3205は、上述したtf・idfにより、文章情報ごとにユーザ話題情報を取得しても良い。
(ステップS3302)ユーザ情報取得部3205は、ステップS3301で決定した話題(ユーザ話題情報)とユーザ識別子を用いて、ユーザ情報を構成する。
(ステップS3303)ユーザ情報取得部3205は、ステップS3302で構成したユーザ情報をユーザ情報格納部3204に追記する。ステップS417に行く。
次に、情報処理装置32が提示情報を構成し、出力する処理について説明する。まず、ユーザ識別子受付部1207がユーザ識別子を受け付ける。次に、仲間決定部3208は、当該ユーザ識別子と対になるユーザ話題情報を有するユーザ情報であり、受け付けられたユーザ識別子ではないユーザ識別子を、ユーザ情報格納部3204から取得する。
次に、提示情報構成部3209は、取得したユーザ識別子と対になるユーザ話題情報であり、受け付けられたユーザ識別子とは対にならないユーザ話題情報を取得する。そして、提示情報構成部3209は、当該ユーザ話題情報を用いて、提示情報を構成する。次に、出力部1210は、提示情報を出力する。なお、提示情報を構成する処理は、実施の形態1において説明した処理でも良い。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。情報処理システムの概念図は図1である。
今、ユーザ情報取得部3205は、文章情報を機能素解析し、主題に対応する名詞または名詞句をユーザ話題情報として取得する、とする。
そして、今、情報処理装置12の文章情報取得部1203は、図15に示す文章情報識別子管理表を保持している、とする。また、図16は、辞書情報格納手段12051に格納されている辞書情報管理表である。
以上の状況において、情報処理装置32は、例えば、ユーザに指示により、図15の文章情報識別子管理表から「URL(ファイル名)」を順次読み出し、当該「URL(ファイル名)」の情報に従って、文章情報取得部1203は、文章情報を取得する。そして、文章情報取得部1203は、取得した文章情報を文章情報格納部1201に少なくとも一時格納する。つまり、情報処理装置32は、1以上の情報管理装置13(ウェブページが存在するサーバ装置)や情報処理装置12から、ウェブページや電子メールのファイル(文章情報の一種)等の文章情報を収集し、以下に説明する機能素解析等の自然言語処理を行う。そして、情報処理装置32のユーザ情報取得部3205はユーザ情報を取得し、ユーザ情報蓄積部1206は当該ユーザ情報をユーザ情報格納部1204に蓄積する。ここで、文章情報格納部1201に蓄積された文章情報の例を図19に示す。
そして、実施の形態1で説明したように、ユーザ情報取得部3205は、文章情報に対して機能素解析を行い、主題に対応する用語をユーザ話題情報として取得する。そして、ユーザ情報取得部3205は、ユーザ識別子とユーザ話題情報を対に有するユーザ情報を構成し、ユーザ情報格納部3204に蓄積する。図34が、ユーザ情報格納部3204に蓄積されたユーザ情報管理表である。
次に、ユーザがブログに日記を記載しようと、あるウェブサイトにログインしたとする。ログイン時に、ユーザは端末装置11から、ユーザ識別子「12345」を入力した、とする。
すると、端末入力受付部1101は、ユーザ識別子「12345」を受け付ける。そして、端末情報送信部1102は、ユーザ識別子「12345」を情報処理装置32と、ブログを管理する情報管理装置13に送信した、とする。
そして、情報管理装置13は、ユーザ識別子「12345」等を受信し、対応するブログのウェブページを端末装置11に送信する。
また、情報処理装置32のユーザ識別子受付部1207は、ユーザ識別子「12345」を受信する。そして、以下のように、ユーザ識別子「12345」で識別されるユーザに情報を提示する(端末装置11に提示情報を送信する)。
つまり、ユーザ識別子受付部1207がユーザ識別子「12345」を受信した後、仲間決定部3208は、受け付けられたユーザ識別子「12345」を有するユーザ情報に含まれるユーザ話題情報を、図34のユーザ情報管理表から読み出す。つまり、仲間決定部1208は、ユーザ話題情報「タイ料理、店舗X、フランス料理、・・・」を読み出し、メモリ上に配置する。
次に、仲間決定部1208は、読み出したユーザ話題情報「タイ料理、店舗X、フランス料理、・・・」に含まれる1以上の用語(ユーザ話題情報)と対になるユーザ識別子「55443」等を取得し、メモリ上に配置する。ログインしたユーザは、ユーザ識別子「55443」で識別されるユーザとは、タイ料理について、話題を共通にする人である。
次に、提示情報構成部3209は、ユーザ識別子「55443」に対応するユーザ情報に含まれるユーザ話題情報であり、ユーザ識別子「12345」と対ではないユーザ話題情報「店舗Y」「店舗Z」を取得する。
次に、提示情報構成部3209は、例えば、予め格納している構成情報の雛形情報「あなたと同様、<共通のユーザ話題情報>に対して興味のある人が、<検索したユーザ話題情報>について述べています。」を、図示しない記憶媒体から読み出し、変数<共通のユーザ話題情報>に「タイ料理」を代入し、変数<検索したユーザ話題情報>に「店舗Y」または/および「店舗Z」を代入し、提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して興味のある人が、「店舗Y」「店舗Z」について述べています。」を構成する。また、ここで、「店舗Y」「店舗Z」はアンカーになっており、それぞれをクリックすると、「店舗Y」「店舗Z」が記載された文章情報を出力できるようになっていることは好適である。
次に、出力部1210は、構成された提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して興味のある人が、「店舗Y」「店舗Z」について述べています。」を、ユーザ識別子「12345」で識別されるユーザの端末装置11に送信する。ここで、端末装置11に表示されているブログ中にレコメンド情報として、提示情報「あなたと同様、タイ料理に対して興味のある人が、「店舗Y」「店舗Z」について述べています。」が出力されることは好適である。
なお、提示情報を構成方法は、実施の形態1で述べて構成方法と同様でも良い。かかる場合、共通のユーザ話題情報を有する人が高く評価した対象物についての情報が提供でき、好適である。
以上、本実施の形態によれば、共通の話題について述べている他人が記載している対象物について知ることができる。
なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になるユーザ話題情報と一致するまたは近似する1以上のユーザ話題情報を決定し、当該1以上のユーザ話題情報と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムは、コンピュータを、1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得部と、ユーザごとに、前記2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積部としてさらに機能させるためのプログラム、である。
(実施の形態4)
本実施の形態において、同様の属性を有する他の人の意見を用いて、ある人に情報を提示する情報処理システムについて説明する。本実施の形態において、実施の形態1から実施の形態3と異なるのは、仲間決定部4208が取得するユーザ識別子は、受け付けられたユーザ識別子で識別されるユーザの属性値(例えば、性別、年齢、出身地、趣味など)と所定の条件を満たす(例えば、一致する)属性値を有するユーザを識別するユーザ識別子である点である。
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システム4は、端末装置11、情報処理装置42、情報管理装置13、を具備する。図35は、本実施の形態における情報処理装置42のブロック図である。
情報処理装置42は、文章情報格納部1201、評価情報格納部1202、文章情報取得部1203、ユーザ情報格納部4204、ユーザ情報取得部4205、ユーザ情報蓄積部1206、ユーザ識別子受付部1207、仲間決定部4208、提示情報構成部1209、出力部1210を具備する。
ユーザ情報取得部4205は、辞書情報格納手段12051、文分割制御手段12052、対象物取得手段12053、ユーザ情報構成手段42054を具備する。
ユーザ情報格納部4204は、ユーザの属性値を1以上有する属性値群と、ユーザを識別するユーザ識別子と、1以上の対象物を有するユーザ情報を2以上格納している。属性値とは、例えば、年齢、性別、職業、趣味、年収、住所、出身地、出身校などである。ユーザ情報は、例えば、実施の形態1または実施の形態2または実施の形態3いずれかで記載したユーザ情報に加えて、属性値群を有する。ユーザ情報格納部4204は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。ユーザ情報格納部4204にユーザ情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介してユーザ情報がユーザ情報格納部4204で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信されたユーザ情報がユーザ情報格納部4204で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力されたユーザ情報がユーザ情報格納部4204で記憶されるようになってもよい。ユーザ情報のうち、属性値群は手作業により入力され、その他の情報は、ユーザ情報取得部4205により、機能素解析により取得される、などしても良い。
ユーザ情報取得部4205は、例えば、ユーザ情報取得部1205と同様の動作に加えて、図示しない受信手段により受信されたユーザ識別子と属性値群を取得し、ユーザ情報取得部1205が機能素解析等により取得したユーザ情報に、取得した属性値群を加えて、ユーザ情報を構成する。ユーザ情報取得部4205は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。ユーザ情報取得部4205の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
仲間決定部4208は、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群と一致するまたは近似する属性値群であり、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子とは異なる1以上のユーザ識別子と対になる1以上の属性値群を決定し、当該1以上の属性値群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する。仲間決定部4208は、例えば、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群が有する性別と年齢を取得し、性別が同じで、かつ、「年齢/10」の商の値が同じ(10代、20代、30代など、年代が同じ)であるユーザのユーザ識別子を、ユーザ情報格納部4204から取得しても良い。仲間決定部4208は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。仲間決定部4208の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
次に、情報処理装置42の仲間決定部4208の動作について図36のフローチャートを用いて説明する。図36のフローチャートにおいて、図13のフローチャートと同様の処理について、説明を省略する。
(ステップS3601)仲間決定部4208は、受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群を、ユーザ情報格納部4204から読み出す。
(ステップS3602)仲間決定部4208は、i番目の他のユーザ識別子と対になる属性値群を、ユーザ情報格納部4204から読み出す。
(ステップS3603)仲間決定部4208は、ステップS3601で取得した属性値群と、ステップS3602で取得した属性値群とが、所定の関係にあるか否かを判断する。所定の関係にあればステップS3604にいき、所定の関係になければステップS1309に行く。なお、所定の関係とは、両属性値群のうち、予め決められた属性値(例えば、趣味や年齢など)が一致する場合、または、予め決められた属性値が近似する場合(例えば、年齢差が5歳以内、趣味の2つ以上が一致する場合、性別・年齢・趣味のうち2つが一致する場合)などである。
(ステップS3604)仲間決定部4208は、i番目の他のユーザ識別子をバッファに追記する。なお、この追記されたユーザ識別子は、仲間決定部4208が取得したユーザ識別子である。
以下、本実施の形態における情報処理システムにおける提示情報は、例えば、「あなたと共通点がある(性別が同じで年齢が近い)人が、<対象物>をポジティブに評価しています。」などである。つまり、提示情報構成手段12093は、提示情報の雛形「あなたと共通点がある(性別が同じで年齢が近い)人が、<対象物>をポジティブに評価しています。」を格納しており、当該雛形を読み出し、当該雛形に、取得した<対象物>を代入し、提示情報を構成する。なお、例えば、<対象物>は、提示対象物取得手段52092が取得した対象物であり、ここでは、提示対象物取得手段12092の動作と同様の動作により取得した対象物である。ここでは、対象物は、あなたと共通点がある(性別が同じで年齢が近い)人が、ポジティブに評価した対象物である。ポジティブに評価した対象物を取得する処理は、上述したので、ここでの説明を省略する。
以上、本実施の形態によれば、同様の属性を有する他の人の意見を用いて、ある人に情報を提示できる。そのために、ユーザにとって有意義な情報を得ることができる。
なお、本実施の形態において、提示情報の構成アルゴリズムは、実施の形態1から3のいずれのアルゴリズムを用いても良い。
さらに、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群と一致するまたは近似する1以上の属性値群を決定し、当該1以上の属性値群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムは、コンピュータを、1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得部と、ユーザごとに、前記2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積部としてさらに機能させるためのプログラム、である。
(実施の形態5)
本実施の形態において、実施の形態1と比較して、提示情報構成部は、対象物を用いて検索処理を行い、広告情報を取得し、広告情報を用いて、ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する点が異なる。
図1は、本実施の形態における情報処理システムの概念図である。情報処理システムは、端末装置11、情報処理装置52、情報管理装置13を具備する。図37は、本実施の形態における情報処理装置52のブロック図である。
情報処理装置52は、文章情報格納部1201、評価情報格納部1202、文章情報取得部1203、ユーザ情報格納部1204、ユーザ情報取得部1205、ユーザ情報蓄積部1206、ユーザ識別子受付部1207、仲間決定部1208、提示情報構成部5209、出力部1210を具備する。
提示情報構成部5209は、対象物取得条件格納手段12091、提示対象物取得手段52092、広告情報取得手段52093、提示情報構成手段52094を具備する。
提示対象物取得手段52092は、仲間決定部1208が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出す。提示対象物取得手段52092は、提示対象物取得手段12092と同様の処理を行っても良い。
広告情報取得手段52093は、提示対象物取得手段52092が取得した対象物を用いて、1以上の広告情報が格納されている広告データベースを検索し、当該対象物に対応する広告情報を取得する。広告データベースは、広告情報が格納されているRDBなどのデータベースでも良いし、広告情報が記載されている特定のウェブサイト等でも良い。広告データベースは、情報処理装置52が保持していても良いし、情報管理装置13などの外部装置が保持していても良い。広告情報取得手段52093は、通常、無線または有線の通信手段、MPUやメモリ等から実現され得る。広告情報取得手段52093の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
提示情報構成手段52094は、広告情報取得手段52093が取得した広告情報を用いて、ユーザ識別子受付部1207が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する。提示情報は、広告情報のみでも良いし、実施の形態1等で説明した提示情報に、広告情報取得手段52093が取得した広告情報を加えた情報でも良い。
次に、情報処理装置52が、提示情報を構成する動作について、図38のフローチャートを用いて説明する。図38のフローチャートにおいて、図14のフローチャートと同一の処理について、その説明を省略する。
(ステップS3801)広告情報取得手段52093は、j番目の対象物を用いて、広告データベース(例えば、特定のウェブサイト)を検索し、当該対象物に対応する広告情報を取得する。
(ステップS3802)提示情報構成手段52094は、ステップS3801で取得した広告情報、またはステップS3801で取得した広告情報とj番目の対象物を用いて、提示情報を構成する。
以下、本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作について説明する。本実施の形態における情報処理システムの具体的な動作は、実施の形態1における具体的な動作をそっくりそのまま含む。そして、本情報処理システムにおいて、図26に示した提示情報を表示する代わりに、図39に示す提示情報を表示する。
つまり、提示対象物取得手段52092は、対象物「店舗Z」を取得した後、広告情報取得手段52093、および提示情報構成手段52094は、以下のように動作する。
まず、広告情報取得手段52093は、提示対象物取得手段52092が取得した対象物「店舗Z」を用いて、広告データベース(例えば、特定のウェブサイト)を検索し、当該対象物「店舗Z」に対応する広告情報を取得する。ここでの広告情報は、店舗Zを広告する情報であり、図39の(1)の画像情報である、とする。また、広告情報は、例えば、「店舗Z」のウェブサイトのURLを含む、とする。また、広告情報は、画像情報、動画、文字列等、そのデータ構造は問わない。
提示情報構成手段52094は、取得した広告情報と対象物「店舗Z」を用いて、提示情報を構成する。
次に、出力部1210は、構成された提示情報(「あなたと同様、タイ料理に対して高い評価を示した人が、店舗Zを高く評価しています。」と、画像情報と、「店舗Z」のウェブサイトのURLなど)を、ユーザ識別子「12345」で識別されるユーザの端末装置11に送信する。
次に、端末装置11の端末情報受信部1103は、提示情報を受信し、端末出力部1105は当該提示情報を出力する。かかる出力態様の例を、図39に示す。なお、ユーザは、図39の「店舗Z」または(1)の画像情報を、クリックすると、「店舗Z」のウェブサイトにジャンプする、とする。
以上、本実施の形態によれば、ある個人が発信した情報から同一の対象物に対して同様の評価をしている1以上の人のうち、他の人の他の対象物についての意見を用いて、ある人に情報を提示することができる。また、対象物の広告情報も、ある人に提示することができる。したがって、情報を発信すれば、有益な情報が得られ、本情報処理装置は、情報化社会を促進し、公益に資するものである。また、ブログ等で記載された口コミ的な感想から、広告情報を提示でき、広告を出稿する側にとっても、ビジネスの発展に繋がり、好適である。
また、図40は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した実施の形態の情報端末装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図40は、このコンピュータシステム340の概観図であり、図41は、コンピュータシステム340のブロック図である。
図40において、コンピュータシステム340は、FD(Flexible Disk)ドライブ、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブを含むコンピュータ341と、キーボード342と、マウス343と、モニタ344とを含む。
図41において、コンピュータ341は、FDドライブ3411、CD−ROMドライブ3412に加えて、CPU(Central Processing Unit)3413と、CPU3413、CD−ROMドライブ3412及びFDドライブ3411に接続されたバス3414と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM(Read−Only Memory)3415と、CPU3413に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM(Random Access Memory)3416と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3417とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ341は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム340に、上述した実施の形態の情報端末装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3501、またはFD3502に記憶されて、CD−ROMドライブ3412またはFDドライブ3411に挿入され、さらにハードディスク3417に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ341に送信され、ハードディスク3417に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3416にロードされる。プログラムは、CD−ROM3501、FD3502またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ341に、上述した実施の形態の情報端末装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム340がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(端末情報送信部、端末情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる情報処理システムは、ユーザが有益な情報を得ることができる、という効果を有し、情報処理システム等として有用である。
実施の形態1情報処理システムの概念図 同情報処理システムのブロック図 情報処理装置のブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同文分割制御処理について説明するフローチャート 同連結処理について説明するフローチャート 同文分割処理について説明するフローチャート 同メモリ配置処理について説明するフローチャート 同スコア変更処理について説明するフローチャート 同ユーザ情報構成処理について説明するフローチャート 同提示情報出力処理について説明するフローチャート 同仲間決定処理の動作について説明するフローチャート 同仲間決定処理の動作について説明するフローチャート 同提示情報構成処理の動作について説明するフローチャート 同文章情報識別子管理表を示す図 同辞書情報管理表を示す図 同評価情報管理表を示す図 同変更情報管理表を示す図 同文章情報の例を示す図 同機能素解析の処理の流れを示す図 同ユーザ情報管理表を示す図 同機能素解析の処理の流れを示す図 同機能素解析の処理の流れを示す図 同機能素解析の処理を示す図 同機能素解析の処理を示す図 同出力例を示す図 実施の形態2における情報処理装置のブロック図 同ユーザ情報構成処理の動作について説明するフローチャート 同概念辞書を示す図 同ユーザ情報管理表を示す図 同ユーザ情報管理表を示す図 実施の形態3における情報処理システムのブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同ユーザ情報管理表を示す図 実施の形態4における情報処理装置のブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 実施の形態5における情報処理装置のブロック図 同情報処理装置の動作について説明するフローチャート 同出力例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
符号の説明
11 端末装置
12、22、32、42、52 情報処理装置
13 情報管理装置
1101 端末入力受付部
1102 端末情報送信部
1103 端末情報受信部
1104 端末処理部
1105 端末出力部
1201 文章情報格納部
1202 評価情報格納部
1203 文章情報取得部
1204、3204、4204 ユーザ情報格納部
1205、2205、3205、4205 ユーザ情報取得部
1206 ユーザ情報蓄積部
1207 ユーザ識別子受付部
1208、3208、4208 仲間決定部
1209、3209、5209 提示情報構成部
1210 出力部
1301 サーバ側文章情報格納部
1302 サーバ側送信要求受信部
1303 サーバ側文章情報取得部
1304 サーバ側文章情報送信部
2201 概念辞書格納部
12051 辞書情報格納手段
12051、120521 要素分割手段
12052 文分割制御手段
12053 対象物取得手段
12054、22054、32054、42054 ユーザ情報構成手段
12091 対象物取得条件格納手段
12092、52092 提示対象物取得手段
12093、52094 提示情報構成手段
52093 広告情報取得手段
120522 要素連結手段
120523 文字列取得手段
120541 スコア取得手段
120542、220542 評価算出手段
120543、220543 ユーザ情報構成サブ手段

Claims (32)

  1. 対象物と当該対象物に対する前記ユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報との組である対象物ユーザ評価情報を1以上含む対象物ユーザ評価情報群と、ユーザを識別するユーザ識別子とを有するユーザ情報を2以上格納しているユーザ情報格納部と、
    ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、
    前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致するまたは近似する対象物ユーザ評価情報群を決定し、当該1以上の対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、
    前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部を具備する情報処理装置。
  2. 2以上のユーザが入力した文章を含む2以上の文章情報を、2以上格納し得る文章情報格納部と、
    1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得し、前記文章情報格納部に蓄積する文章情報取得部と、
    対象物の良し悪しに関する用語である評価語を有する評価情報を1以上格納している評価情報格納部と、
    前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報から、前記ユーザごとに、前記評価情報格納部の評価情報を用いて、対象物とユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該対象物とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が取得したユーザ情報を前記ユーザ情報格納部に蓄積するユーザ情報蓄積部をさらに具備する請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記ユーザ情報取得部は、
    第一文字列と、文中における前記第一文字列の機能または種類を特定する情報である機能語情報と、前記第一文字列の前に接続され得る文字列の種類を特定する情報である前接続記号と、前記第一文字列の後ろに接続され得る文字列の種類、または区切りであることを示す記号であり、当該記号により区切られた文中における第二文字列の種類を特定する情報である後接続記号とを対に有する辞書情報を1以上格納している辞書情報格納手段と、
    前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の文を、メモリ上に読み出し、各文について、当該各文から区切りであることを示す後接続記号に対する第一文字列を取り出し、当該第一文字列をキーにして、文を2以上の文字列である2以上の第二文字列に区切り、当該第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、前記第二文字列の種類を特定する情報を取得し、当該第二文字列と第二文字列の種類を特定する情報を取得する文分割制御手段と、
    前記文分割制御手段が取得した第二文字列の種類から対象物を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する対象物取得手段と、
    前記対象物を含む第二文字列を有する文中の他の第二文字列の種類を用いて評価語を含み得る第二文字列を特定し、当該評価語を取得し、当該評価語と前記対象物を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成手段を具備する請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記評価情報は、評価語と良し悪しの程度を示すスコアを有し、
    前記ユーザ情報構成手段は、
    前記対象物を含む第二文字列を有する文中の他の第二文字列の種類を用いて評価語を含み得る第二文字列を特定し、当該第二文字列が有する評価語を前記評価情報格納部から検索し、当該検索した評価語と対になるスコアを前記評価情報格納部から取得するスコア取得手段と、
    前記対象物取得手段が取得した同一の対象物についての1以上のスコアを用いて、当該対象物についての評価を算出する評価算出手段と、
    前記評価算出手段が算出したスコアと、前記対象物と、ユーザ識別子とを用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成サブ手段とを具備する請求項3記載の情報処理装置。
  5. ユーザを識別するユーザ識別子と、ユーザが入力した文章から抽出された1以上の対象物または当該1以上の各対象物に関連する情報である1以上の関連情報を含むユーザ話題情報を有するユーザ情報を2以上格納しているユーザ情報格納部と、
    ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、
    前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になるユーザ話題情報と一致するまたは近似する1以上のユーザ話題情報を決定し、当該1以上のユーザ話題情報と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、
    前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部を具備する情報処理装置。
  6. 2以上のユーザが入力した文章を含む2以上の文章情報を、2以上格納し得る文章情報格納部と、
    1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得し、前記文章情報格納部に蓄積する文章情報取得部と、
    ユーザごとに、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を前記ユーザ情報格納部に蓄積するユーザ情報蓄積部をさらに具備する請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記ユーザ情報取得部は、
    第一文字列と、文中における前記第一文字列の機能または種類を特定する情報である機能語情報と、前記第一文字列の前に接続され得る文字列の種類を特定する情報である前接続記号と、前記第一文字列の後ろに接続され得る文字列の種類、または区切りであることを示す記号であり、当該記号により区切られた文中における第二文字列の種類を特定する情報である後接続記号とを対に有する辞書情報を1以上格納している辞書情報格納手段と、
    前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の文を、メモリ上に読み出し、各文について、当該各文から区切りであることを示す後接続記号に対する第一文字列を取り出し、当該第一文字列をキーにして、文を2以上の文字列である2以上の第二文字列に区切り、当該第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、前記第二文字列の種類を特定する情報を取得し、当該第二文字列と第二文字列の種類を特定する情報を取得する文分割制御手段と、
    前記文分割制御手段が取得した第二文字列の種類から対象物を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する対象物取得手段と、
    前記対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成手段を具備する請求項6記載の情報処理装置。
  8. ユーザの属性値を1以上有する属性値群と、ユーザを識別するユーザ識別子と、1以上の対象物を有するユーザ情報を2以上格納しているユーザ情報格納部と、
    ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、
    前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群と一致するまたは近似する1以上の属性値群を決定し、当該1以上の属性値群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、
    前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部を具備する情報処理装置。
  9. 2以上のユーザが入力した文章を含む2以上の文章情報を、2以上格納し得る文章情報格納部と、
    1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得し、前記文章情報格納部に蓄積する文章情報取得部と、
    ユーザごとに、前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を前記ユーザ情報格納部に蓄積するユーザ情報蓄積部をさらに具備する請求項8記載の情報処理装置。
  10. 前記ユーザ情報取得部は、
    第一文字列と、文中における前記第一文字列の機能または種類を特定する情報である機能語情報と、前記第一文字列の前に接続され得る文字列の種類を特定する情報である前接続記号と、前記第一文字列の後ろに接続され得る文字列の種類、または区切りであることを示す記号であり、当該記号により区切られた文中における第二文字列の種類を特定する情報である後接続記号とを対に有する辞書情報を1以上格納している辞書情報格納手段と、
    前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報の中の1以上の文を、メモリ上に読み出し、各文について、当該各文から区切りであることを示す後接続記号に対する第一文字列を取り出し、当該第一文字列をキーにして、文を2以上の文字列である2以上の第二文字列に区切り、当該第二文字列の最後尾の第一文字列に対応する機能語情報または後接続記号から、前記第二文字列の種類を特定する情報を取得し、当該第二文字列と第二文字列の種類を特定する情報を取得する文分割制御手段と、
    前記文分割制御手段が取得した第二文字列の種類から評価の対象を含む第二文字列を特定し、当該第二文字列から対象物を取得する対象物取得手段と、
    前記対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報構成手段を具備する請求項9記載の情報処理装置。
  11. 前記文章情報は、ユーザが入力した文章を含むブログである請求項2から請求項4、請求項6、請求項7、請求項9、請求項10いずれか記載の情報処理装置。
  12. 前記文章情報は、ユーザがチャットシステムに対して入力した文章を含む情報である請求項2から請求項4、請求項6、請求項7、請求項9、請求項10いずれか記載の情報処理装置。
  13. 前記文章情報は、
    ブログとブログとは異なる2種類以上の文章情報である請求項2から請求項4、請求項6、請求項7、請求項9、請求項10いずれか記載の情報処理装置。
  14. 対象物のグループを識別するグループ識別子と、2以上の対象物を有するグループ情報を2以上有する概念辞書を格納している概念辞書格納部と、
    前記ユーザ情報取得部は、
    前記文章情報格納部に格納されている2以上の文章情報を、ユーザごとに、前記評価情報格納部の評価情報を用いて、一のグループ識別子に対応する2以上の対象物のうちの各対象物に対するユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該グループ識別子とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得する請求項2から請求項4いずれか記載の情報処理装置。
  15. 前記提示情報構成部は、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物であり、予め決められた条件を満たす評価の高い1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する請求項1から請求項14いずれか記載の情報処理装置。
  16. 前記提示情報構成部は、
    前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を含まない提示情報を構成する請求項1から請求項15いずれか記載の情報処理装置。
  17. 前記提示情報構成部は、
    対象物を取得するためのユーザ評価情報が満たすべき条件である対象物取得条件を格納している対象物取得条件格納手段と、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群に含まれる1以上の対象物のうち、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物を除き、かつ、前記対象物取得条件を満たすユーザ評価情報と対になる対象物を取得する提示対象物取得手段と、
    前記提示対象物取得手段が取得した対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成手段を具備する請求項16記載の情報処理装置。
  18. 前記提示情報構成部は、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出す提示対象物取得手段と、
    前記提示対象物取得手段が取得した対象物を用いて、1以上の広告情報が格納されている広告データベースを検索し、当該対象物に対応する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
    前記広告情報取得手段が取得した広告情報を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成手段を具備する請求項1から請求項17いずれか記載の情報処理装置。
  19. ユーザ識別子受付部、仲間決定部、提示情報構成部、および出力部により実現される情報処理方法であって、
    前記ユーザ識別子受付部により、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付ステップと、
    前記仲間決定部により、前記ユーザ識別子受付ステップで受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致するまたは近似する対象物ユーザ評価情報群を決定し、当該1以上の対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定ステップと、
    前記提示情報構成部により、前記仲間決定ステップで取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付ステップで受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成ステップと、
    前記出力部により、前記提示情報構成ステップで構成した提示情報を出力する出力ステップを具備する情報処理方法。
  20. さらに、文章情報取得部、ユーザ情報取得部、およびユーザ情報蓄積部により実現される請求項19記載の情報処理方法であって、
    前記文章情報取得部により、1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報取得部により、前記取得した2以上の文章情報から、前記ユーザごとに、記録媒体に格納されている評価情報を用いて、対象物とユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該対象物とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得するユーザ情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報蓄積部により、前記ユーザ情報取得ステップで取得したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積ステップを具備する請求項19記載の情報処理方法。
  21. ユーザ識別子受付部、仲間決定部、提示情報構成部、および出力部により実現される情報処理方法であって、
    前記ユーザ識別子受付部により、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付ステップと、
    前記仲間決定部により、前記ユーザ識別子受付ステップで受け付けたユーザ識別子と対になるユーザ話題情報と一致するまたは近似する1以上のユーザ話題情報を決定し、当該1以上のユーザ話題情報と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定ステップと、
    前記提示情報構成部により、前記仲間決定ステップで取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付ステップで受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成ステップと、
    前記出力部により、前記提示情報構成ステップで構成した提示情報を出力する出力ステップを具備する情報処理方法。
  22. さらに、文章情報取得部、ユーザ情報取得部、およびユーザ情報蓄積部により実現される請求項21記載の情報処理方法であって、
    前記文章情報取得部により、1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報取得部により、ユーザごとに、前記2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報蓄積部により、前記ユーザ情報取得ステップで取得したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積ステップを具備する請求項21記載の情報処理方法。
  23. ユーザ識別子受付部、仲間決定部、提示情報構成部、および出力部により実現される情報処理方法であって、
    前記ユーザ識別子受付部により、ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付ステップと、
    前記仲間決定部により、前記ユーザ識別子受付ステップで受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群と一致するまたは近似する1以上の属性値群を決定し、当該1以上の属性値群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定ステップと、
    前記提示情報構成部により、前記仲間決定ステップで取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付ステップで受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成ステップと、
    前記出力部により、前記提示情報構成ステップで構成した提示情報を出力する出力ステップを具備する情報処理方法。
  24. さらに、文章情報取得部、ユーザ情報取得部、およびユーザ情報蓄積部により実現される請求項23記載の情報処理方法であって、
    前記文章情報取得部により、1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報取得部により、ユーザごとに、前記2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得ステップと、
    前記ユーザ情報蓄積部により、前記ユーザ情報取得ステップで取得したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積ステップを具備する請求項23記載の情報処理方法。
  25. 前記提示情報構成ステップは、
    前記仲間決定ステップで取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出す提示対象物取得ステップと、
    前記提示対象物取得ステップで取得した対象物を用いて、1以上の広告情報が格納されている広告データベースを検索し、当該対象物に対応する広告情報を取得する広告情報取得ステップと、
    前記広告情報取得ステップで取得した広告情報を用いて、前記ユーザ識別子受付ステップで受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成ステップを具備する請求項19から請求項24いずれか記載の情報処理方法。
  26. コンピュータを、
    ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、
    前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる対象物ユーザ評価情報群と一致するまたは近似する対象物ユーザ評価情報群を決定し、当該1以上の対象物ユーザ評価情報群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、
    前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
  27. コンピュータを、
    1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得部と、
    前記2以上の文章情報から、前記ユーザごとに、評価情報を用いて、対象物とユーザの評価に関する情報であるユーザ評価情報を取得し、当該対象物とユーザ評価情報とユーザ識別子を有するユーザ情報を取得するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が取得したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積部としてさらに機能させるための請求項26記載のプログラム。
  28. コンピュータを、
    ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、
    前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になるユーザ話題情報と一致するまたは近似する1以上のユーザ話題情報を決定し、当該1以上のユーザ話題情報と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上のユーザ話題情報から、1以上の対象物を取り出し、当該1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、
    前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
  29. コンピュータを、
    1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得部と、
    ユーザごとに、前記2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積部としてさらに機能させるための請求項28記載のプログラム。
  30. コンピュータを、
    ユーザ識別子を受け付けるユーザ識別子受付部と、
    前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子と対になる属性値群と一致するまたは近似する1以上の属性値群を決定し、当該1以上の属性値群と対になる1以上のユーザ識別子を取得する仲間決定部と、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成部と、
    前記提示情報構成部が構成した提示情報を出力する出力部として機能させるためのプログラム。
  31. コンピュータを、
    1以上の情報管理装置から2以上の文章情報を取得する文章情報取得部と、
    ユーザごとに、前記2以上の文章情報が有する対象物を取得し、当該対象物とユーザ識別子を用いてユーザ情報を構成するユーザ情報取得部と、
    前記ユーザ情報取得部が構成したユーザ情報を記憶媒体に蓄積するユーザ情報蓄積部としてさらに機能させるための請求項30記載のプログラム。
  32. 前記提示情報構成部を、
    前記仲間決定部が取得した1以上のユーザ識別子と対になる1以上の対象物ユーザ評価情報群から、1以上の対象物を取り出す提示対象物取得手段と、
    前記提示対象物取得手段が取得した対象物を用いて、1以上の広告情報が格納されている広告データベースを検索し、当該対象物に対応する広告情報を取得する広告情報取得手段と、
    前記広告情報取得手段が取得した広告情報を用いて、前記ユーザ識別子受付部が受け付けたユーザ識別子で識別されるユーザに提示する情報である提示情報を構成する提示情報構成手段として機能させるための請求項26から請求項31いずれか記載のプログラム。
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