JP2009116714A - 材料取り合わせシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】ファーストフィット法で割り付けをしたときに、最後のほうにしわ寄せがくるのを改善して、材料取り合わせの最適化を図る。
【解決手段】 最も長い製品を選択し最も長い材料に仮割り付けをし、材料の残材長を計算して、残りの製品中から最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返し、仮割り付け結果を記憶する。今度は次に長い材料を選択して同様の仮割り付けをする。複数の仮割り付け結果を比較して、歩留まりの良いものを製品の割り付けデータに採用する。これを繰り返しながら、あと2回で終了するタイミングを検出する。あと2回分は、複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長の総和が最小の割り付けパターンを採用する。
【選択図】図1

Description

本発明は、材料取り合わせシステムと材料取り合わせプログラムと記録媒体と材料取り合わせ方法とプレカット装置に関する。
住宅構造材のプレカットには、断面形状や樹種、等級、レイヤといった仕様ごとに数種類の長さ(3m〜6m)の原材料が用意される。そこから決められた長さの部材(製品)を切り出す。一般的な大きさの住宅の場合、梁、桁、土台など横架材と呼ばれる構造材には約20種類の仕様がある。製品の仕様ごとに用意された数種類の長さの原材料から、これらの構造材がそれぞれ平均10本、1棟分を合計すると約200本の製品が切り出される。製品の仕様と、製品のサイズと、切り出される原材料の組み合わせにより、原材料から切り落とされて無駄になる部分の量が異なる。そこで、材料取り合わせ方法を改善する技術が開発された(特許文献1参照)。
特許3565262号公報
上記のような材料取り合わせ方法の計算の目的は、製品の仕様ごとに用意された数種類の長さの原材料群から要求製品をいかに少ない原材料(歩留まり最高)で切り出すかということにある。他にも、各種の技術が開発されているが、これらの技術を利用したプレカット工場での一次歩留は、一般には概ね90%程度といわれている。一定の規格で設計生産される建物の場合には、原材料のサイズに適合する構造材のサイズを決めておくと、さらに歩留を向上させることができる。しかしながら、注文生産により多種多様の設計に基づき、構造材を原材料から切り出す場合には、さらに歩留まりを向上させる計算方法の開発が求められている。実際に、1%の歩留まりを向上させるだけでも、多量の廃棄物減量を図ることができる。
例えば、ある決められたアイテムの一群を一定の容積のビンに入れる時、ビンの使用数を最小にするというビンパッキング問題が知られている。この問題の解法のひとつがFirstFit法(FF法)と呼ばれる。これは「常にビンの並びの左から順にアイテムを入れる余地があるかを調べ、最初に見つかった余地のあるビンにアイテムを入れる。ビンが見つからなければ新たなビンを右端にならべそこにアイテムを入れる。」という方法である。この場合、アイテムを大きさの順に当てはめていくほうが良い結果が得られる。本発明はこの既知のビンパッキング問題の解法を応用して、複数材料種の材料取り合わせに適用でき高い歩留がえられるように改善した、材料取り合わせシステムと材料取り合わせプログラムと記録媒体と材料取り合わせ方法とプレカット装置を提供することを目的とする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
〈構成1〉
割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、上記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、上記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、上記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、上記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される上記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる上記仮割り付け結果記憶処理とを、上記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、上記仮割り付け試行処理の後に、上記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、上記初期割り付け処理から上記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、上記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段とを備えたことを特徴とする材料取り合わせシステム。
初めに、最長の材料に最長の製品を割り付けて、その残材に残りの製品を仮割り付けする。長さの異なる複数の材料があるので、別の長さの材料についても同様の仮割り付けを試行する。複数の仮割り付けの結果を比較して、歩留まり最大、あるいは残材長最小といった基準で、最良の仮割り付け方法を選択し、割り付けデータとする。さらに、残りの未割り付け製品についても同様の手法で割り付けを進める。この繰り返し割り付けデータ取得処理の終了直前で、これまでの方法による仮割り付け処理を中断する。2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了することができる時期を最終調整時期と判断する。残り2回で終了する割り付け方法もあれば、残り3回とか4回で終了する割り付け方法もあり得る。いずれにしても、任意の方法で、残りの未割り付け製品をいずれかの材料に割り付ける割り付けパターンを取得する。そして、使用材料長が最小となる割り付けパターンを採用する。これにより、初めのほうで、最適な割り付けを選択して、最後にしわ寄せがくるのを防止することができる。
〈構成2〉
構成1に記載の材料取り合わせシステムにおいて、上記最終調整時期判断手段は、上記いずれかの仮割り付け結果を記憶装置に記憶させるとき、残りの未割り付け製品の長さの合計が、最も長い材料の材料長以下であるとき、最終調整時期と判断することを特徴とする材料取り合わせシステム。
仮割り付け結果を取得するつど、残りの未割り付け製品の長さの合計と最も長い材料の材料長とを比較する。最も長い材料に残りの製品全てを割り付けできれば、残り2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了することができる。
〈構成3〉
構成1または2に記載の材料取り合わせシステムにおいて、上記仮割り付け試行手段は、上記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなったときに、次に長い製品が初期割り付け処理で仮割り付けできるときは、次に長い製品を最も長い製品とみなして、上記初期割り付け処理と、上記続割り付け処理と、上記仮割り付け結果記憶処理とを実行することを特徴とする材料取り合わせシステム。
初期割り付け処理で、最も長い製品が仮割り付けできる場合のみを仮割り付けの対象とせず、次に長い製品が初期割り付け処理で仮割り付けできるときも、仮割り付けの対象にして、割り付けデータを採用するための選択肢を増やすことができる。
〈構成4〉
構成1乃至3に記載の材料取り合わせシステムにおいて、上記割り付け判定手段は、上記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果について、それぞれ残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、上記初期割り付け処理から上記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返して、全ての製品について割り付け処理を終了し、上記複数の仮割り付け結果に対する割り付け処理の終了結果を所定の割り付け良否判定基準により比較して、上記複数の仮割り付け結果のいずれかを該当する製品の割り付けデータに採用するという処理を繰り返すことを特徴とする材料取り合わせシステム。
複数の仮割り付け結果のいずれか採用するために、各仮割り付け結果を採用した場合の最終的な割り付け処理の終了結果を、実際に計算して比較する。最終的に良い歩留まりが得られると予想される仮割り付け結果を採用できる。
〈構成5〉
構成4に記載の材料取り合わせシステムにおいて、上記割り付け判定手段は、上記最終的な割り付け処理の終了結果における歩留まりを計算して、歩留まりが最大となる場合の仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用するという、割り付け良否判定基準を使用することを特徴とする材料取り合わせシステム。
最終的な割り付け処理の終了結果における歩留まりは、全ての製品長の総和と全ての材料長の総和から計算すると良い。
〈構成6〉
構成5に記載の材料取り合わせシステムにおいて、上記割り付け判定手段は、最終的な割り付け処理の終了結果における歩留まりを比較しても良否判定ができないとき、仮割り付け結果のみの歩留まりが最大なものを採用し、それでも良否判定ができないときは、仮割り付け結果のみの割り付け製品長が最大のものを採用するように、良否判定をすることを特徴とする材料取り合わせシステム。
各仮割り付け結果を、最終的な割り付け処理の終了結果に従って良否判定をしたとき、最終歩留まりが等しければ、仮割り付け結果だけを比較すると良い。そのときには、仮割り付け結果の歩留まりを比較し、それでもだめなら、割り付け製品長が最大のものを採用する。このような制御により、判定処理も含めた最適化と自動化を図ることができる。
〈構成7〉
構成5に記載の材料取り合わせシステムにおいて、上記割り付け判定手段は、最終的な割り付け処理の終了結果における歩留まりを比較しても良否判定ができないとき、仮割り付け結果のみの割り付け製品長が最大のものを採用し、それでも良否判定ができないときは、仮割り付け結果のみの歩留まりが最大なものを採用するように、良否判定をすることを特徴とする材料取り合わせシステム。
仮割り付け結果を比較するための判定基準を構成6と逆にした。ケースに応じて、いずれか良い結果が得られる方法を採用すれば良い。
〈構成8〉
コンピュータを、割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、上記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、上記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、上記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、上記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される上記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる上記仮割り付け結果記憶処理とを、上記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、上記仮割り付け試行処理の後に、上記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、上記初期割り付け処理から上記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、上記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段、として機能させる材料取り合わせプログラム。
〈構成9〉
コンピュータを、割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、上記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、上記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、上記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、上記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される上記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる上記仮割り付け結果記憶処理とを、上記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、上記仮割り付け試行処理の後に、上記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、上記初期割り付け処理から上記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、上記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段、として機能させる材料取り合わせプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
〈構成10〉
初期割り付け手段が、割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをするステップと、続割り付け手段が、上記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返すステップと、仮割り付け結果記憶手段が、上記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、上記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させるステップと、仮割り付け試行手段が、上記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される上記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる上記仮割り付け結果記憶処理とを、上記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返すステップと、割り付け判定手段が、上記仮割り付け試行処理の後に、上記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用するステップと、繰り返し割り付け手段が、残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、上記初期割り付け処理から上記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返すステップと、最終調整時期判断手段が、上記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断するステップと、最終調整手段が、最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行するステップを含むことを特徴とする材料取り合わせ方法。
〈構成11〉
割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、上記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、上記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、上記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、上記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される上記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる上記仮割り付け結果記憶処理とを、上記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、上記仮割り付け試行処理の後に、上記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、上記初期割り付け処理から上記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、上記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段と、上記割り付けデータを使用して、材料を選択する材料選択供給装置と、材料切断装置とを備えたことを特徴とするプレカット装置。
本発明では、長さの順にソートした製品を、長さの順にソートした材料に割り付ける。長い製品を優先的に割り付けて、残材に残りの製品を割り付ける。しかし、この処理を全ての製品を割り付けるまで繰り返すと、必ずしも最適な割り付けができないことがある。良い割り付けを先取りしていくと、最後のほうにしわ寄せが来ることがあるからである。従って、例えば、最も短い1本の製品が残り、これを長い材料に割り付けて処理が終了するとき、最後は歩留まりが非常に悪い割り付けになる。これを解決するために、本発明では、一定の条件を満たす最終調整時期を判断して、この最終調整時期で、割り付けの最適化を図る。さらに、割り付けの対象になる材料が複数あることから、最適な割り付けを選ぶための選択肢を増やす。以下、本発明の実施の形態を実施例ごとに詳細に説明する。
図1は実施例1の材料取り合わせシステム10のブロック図である。
図の材料取り合わせシステム10は、コンピュータ12にインストールされたコンピュータプログラムにより動作する。このシステムは、例えば、コンピュータ12に対してネットワーク14を介して接続された端末装置16により利用される。端末装置16は、例えば、建物の構造材をプレカットするプレカット工場に設けられている。材料取り合わせシステム10は、この端末装置16からプレカットのための条件データを受け付けて、計算処理を実行して割り付けデータを返す。端末装置16は、返された割り付けデータを使用して、プレカット装置17を制御する。プレカット装置17には、例えば、特許文献1に記載されたようなものを使用することができる。なお、材料取り合わせシステム10として機能するコンピュータ12全体が、プレカット装置17に組み込まれていても構わない。
コンピュータ12の本体ケース2には、演算処理装置20と記憶装置40とが収容されている。演算処理装置20には、図のように、初期割り付け手段21、続割り付け手段22、仮割り付け結果記憶手段23、仮割り付け試行手段24、割り付け判定手段25、繰り返し割り付け手段26、最終調整時期判断手段27、最終調整手段28、入出力データ処理手段30等のコンピュータプログラムがインストールされている。これらのコンピュータプログラムが連携して取り合わせ演算処理を実行する。記憶装置40には、図のように、材料データ41、割り付け対象製品データ42、仮割り付け結果43、割り付けデータ44、未割り付け製品45、割り付けパターン46、割り付け良否判断基準51,52等のデータが記憶されている。これらのデータは、キーボード4やマウス5等の入力手段により入力され、入出力データ処理手段30により処理される。また、あるいは、上記のコンピュータプログラムの動作により生成されて、記憶装置40に記憶される。続いて、コンピュータのハードウエアと、コンピュータプログラムと、記憶装置40に記憶されるデータの具体的な説明をする。
図2は、材料取り合わせシステム10を構成するコンピュータのハードウエアブロック図である。
材料取り合わせシステム10は、図のようなハードウエアにより構成される。なお、このハードウエア自体は、既知のコンピュータを採用することができる。図のように、コンピュータ12(図1)の本体ケース3中に収められた内部バス110には、CPU(中央処理装置)111と、ROM(リードオンリメモリ)112と、RAM(ランダムアクセスメモリ)113と、HDD(ハードディスク)114と、入出力インタフェース115と、ネットワークインタフェース116とが接続されている。入出力インタフェース115には、ディスプレイ2とキーボード4とマウス5とが接続されている。ネットワークインタフェース116には、ネットワーク14を介して、プレカット工場の端末装置16が接続されている。端末装置16は、プレカット装置17の材料選択供給装置120に、割り付けデータを供給する。これにより、指定された材料が選択されて材料切断装置121に供給され、指定された割り付けで切断される。切断された製品は製品搬送装置122により搬送され排出される。
図1に示した記憶装置40は、ROM112やRAM113やHDD114により構成される。図1に示した演算処理装置20は、CPU111、ROM112、RAM113等により構成される。各種のデータは主としてHDD114に記憶されて保存される。CPU111が実行するコンピュータプログラムは、ROM112に記憶され、あるいはRAM113に適時ロードされる。端末装置も同様の構成で構わない。ネットワーク14はインターネットでもイントラネットでも構わない。
図3は、初期割り付け処理と続割り付け処理の動作説明図である。
図の例では、7種類の長さの製品(1)〜(7)を3種類の材料1〜3に割り付ける。図1の記憶装置40に記憶された材料データ41は、材料1〜3の識別記号や材料長を示すデータを含む。また、図1の記憶装置40に記憶された割り付け対象製品データ42は、製品(1)〜(7)の識別記号や製品長を示すデータを含む。図1の初期割り付け手段21は、まず、図3(a)の左側に示した割り付け対象製品の中から最も長い製品(1)を選択する。さらに、この製品(1)を割り付けるために用意された3種類の材料1〜3の中から最も長い材料1を選択する。このように、初期割り付け手段21は、最初に材料1に製品(1)を仮割り付けする処理を実行する。
図1の続割り付け手段22は、材料1に製品(1)を仮割り付けした後の、材料1の残材長Lを計算する。続割り付け手段22は、その残材に対して、残りの未割り付け製品(2)〜(7)の中から、割り付け可能な製品を選択する。図3の例では、残材長Lは製品(2)の長さより短く、製品(3)〜(7)の長さより長い。ここで、製品(3)〜(7)のうちの最も長い製品(3)を、残材の部分に仮割り付けする。さらに、仮割り付け後の材料の残材長を計算する。続割り付け手段22は、残材に割り付け可能な製品がなくなるまで、この処理を繰り返す。
図3(a)の例では、材料1に対して製品(1)と(3)とが仮割り付けされた。それ以上は割り付けできない。仮割り付け結果記憶手段23(図1)は、選択した材料1とそれに割り付けられた製品(1)と(3)との関係を示す、仮割り付け結果43(図1)を、記憶装置40に記憶させる。次の処理では、別の仮割り付け結果を生成する。
仮割り付け試行手段24(図1)は、割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品(1)を選択する。これが新たな初期割り付け処理である。そして、今度は、2番目に長い材料2に仮割り付けをする。さらに、仮割り付け後の材料2の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで、上記の仮割り付けを実行する。その仮割り付け結果も、記憶装置40(図1)に記憶される。
これらの処理は、仮割り付け試行手段24が、初期割り付け手段21と続割り付け手段22と仮割り付け結果記憶手段23を順に呼び出しながら実行すれば良い。図3(a)の例では、材料2に対して製品(1)と(6)とが仮割り付けされた。仮割り付け試行手段24(図1)は、この一連の処理を、最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す。図3(a)の例では、材料3を選択したとき、製品(1)を割り付けすることができないので、仮割り付け試行処理を終了する。結果として、2種類の仮割り付け結果が、割り付けデータを取得するための選択肢となる。
割り付け判定手段25(図1)は、仮割り付け試行処理の後に、記憶装置40に記憶された複数の仮割り付け結果を比較する機能を持つ。割り付け判定手段25は、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果43を該当する製品の割り付けデータに採用する。この判定のために、例えば、割り付けられた製品の長さの合計と材料長の比を求める。即ち、歩留まりが最大である仮割り付け結果を選択する。この他に、割り付けられた製品の長さと材料長の差である残材長が最小である仮割り付け結果を選択することもできる。図3(a)の例では、割り付け判定手段25は、材料2に対して製品(1)と(6)を割り付けた仮割り付け結果を選択して、割り付けデータとして確定させた。
繰り返し割り付け手段26(図1)は、図3の残りの未割り付け製品(2)〜(5)(7)についても全く同様の仮割り付け処理を実行する機能を持つ。図3(b)に示すように、残りの未割り付け製品(2)〜(5)(7)を、新たな割り付け対象製品とみなして、上記の初期割り付け処理から割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す。従って、図3(b)に示すように、初期割り付け処理では、割り付け対象製品の中から最も長い製品(2)を選択し、最も長い材料1に対して仮割り付けをする。さらに、続割り付け処理で、その残材に製品(3)を仮割り付けする。その他に、材料2に対して製品(2)と(5)を仮割り付けする。また、材料3に対して製品(2)を仮割り付けする。図の(b)では、選択肢となる仮割り付け結果が3種類得られた。図3の例では、材料3に対して製品(2)を割り付けた結果が最も歩留まりが良いので、これを選択して、割り付けデータとして確定させた。
全く同様の要領で、残りの製品(3)〜(5)(7)の割り付けが可能である。しかし、図3に示した処理の後に、材料2に対して製品(3)と(4)を割り付けると、製品(5)と(7)が、その長さから見て、材料2または材料3に割り付けられることになる。材料3に丁度割り付けられると歩留まりが良い。しかし、材料2でなければ割り付けられないと、残材長が長くなり、歩留まりも低下する。即ち、長い製品から優先的に割り付けたことにより、最後にしわ寄せがくる場合がある。
これを解決するために、最終調整時期判断手段27(図1)が、残り2回で割り付けが終了するかどうかの判断をする。この判断には、現在の割り付けデータ取得処理が終了後したとき、残りの未割り付け製品の長さの合計値を求めるという演算処理をすると良い。残りの未割り付け製品の長さの合計値が、最も長い材料の材料長以下であれば、残り2回で割り付けが終了する方法が少なくとも一つある。最終調整時期判断手段27は、繰り返し割り付け手段26(図1)が繰り返し割り付け処理を実行中に、所定のタイミングで、この判断を実行する。もちろん、最終調整時期は、最後まで割り付けをしてみてから判断することもできる。
図4は、最終調整処理の動作説明図である。
例えば、最終調整時期において、未割り付け製品45が図のように4種類あるとする。割り付けられる材料は3種類である。ここで、図4のように、上記の仮割り付け処理の要領で、製品(1)と(2)とを材料1に仮割り付けする。このとき、残りの未割り付け製品(3)と(4)の長さの合計値は、材料1の長さ以下である。従って、最終調整時期判断手段27(図1)は、残り2回で割り付けが終了すると判断する。
図3で説明した手順では、繰り返し割り付け手段26は、製品(1)と(2)とを材料1に仮割り付けし、次に、製品(1)と(4)とを材料2に仮割り付けして両者を比較する。しかし、最終調整手段28は、製品(1)と(2)とを材料1に仮割り付けすると、続いて、残りの未割り付け製品(3)と(4)の割り付けも実行する。製品(3)と(4)の割り付け対象には、最も短い材料2を選択する。こうして、製品(1)と(2)とを材料1に割り付け、製品(3)と(4)を材料2に割り付けるという1組の割り付けパターンデータを取得する。今回と最終回の2回で仮割り付けを終了するので、最終回の割り付けは一意的に確定する。これで、一組の割り付けパターンデータが得られる。
続いて、図4に示すように、製品(1)と(4)とを材料2に仮割り付けし、残りの未割り付け製品(2)と(3)を材料2に割り付けする。これで、製品(1)と(4)とを材料2に、製品(2)と(3)を材料2に割り付けるという2組目の割り付けパターンデータを取得する。なお、繰り返し割り付け手段26(図1)の制御によれば、材料3に製品(1)を割り付けるという選択肢も存在する。この場合には、残りの未割り付け製品(2)〜(4)の長さの合計値が最長の材料1の長さを越えてしまう。従って、2回目では、材料2に製品(2)と(3)を割り付け、3回目に材料3に製品(4)を割り付けて3組目の割り付けパターンデータを取得する。3回で割り付ける場合には、さらに別の割り付けパターンが含まれることもある。4回で割り付けを終了するケースも含まれることがある。最終調整では、後で図6で説明するようなアルゴリズムで割り付けをすると良い。いずれにしても、残りの未割り付け製品の数が少ないので、総当たりで割り付けをしても、他の任意の割り付け方法を採用しても、それほど割り付けパターンの数は増えない。従って、この段階で、適切でより良い割り付けパターンデータを選択肢として生成することができる。
図1の最終調整手段28は、上記の3組の割り付けパターンを相互に比較する。このとき使用する割り付け良否判定基準は、歩留まりが最大かというものである。この実施例では、最後の2回で使用する材料の合計長が最小の割り付けパターンを、歩留まりが最大のものとして、割り付けデータに採用する。図4のように、3組の割り付けパターンを比較すると、使用材料長の合計値は2組目が小さい。そこで、製品(1)と(4)とを材料2に、製品(2)と(3)を材料2に割り付けるという割り付けパターンを、最終の割り付けデータに採用する。
例えば、最終調整処理がなければ、1組目の割り付けパターンが自動的に確定していたかもしれない。しかし、この実施例のように最終調整処理をすると、2組目を採用して、全体として歩留まりの改善を図ることができる。これにより、割り付けの最終段階で、演算処理に大きな負荷をかけずに、歩留まりの最適化を図ることができる。
図5は、コンピュータプログラムの実施例を示すフローチャートである。
これにより、実施例1の装置を制御するためのコンピュータプログラムの実施例を説明する。まず、入出力データ処理手段30は、例えば、端末装置16から入力された材料データ41と割り付け対象製品データ42とを、記憶装置40に記憶させる。このとき、ステップS11で、対象製品を製品長順にソートをする。さらに、ステップS12で、材料を材料長順にソートする。この順番にデータを読み出すためである。ステップS13で、最も長い材料を選択する。その後、ステップS14で、仮割り付け処理を実行する。ステップS14は、図3(a)で説明した処理である。
図6は、ステップS14の処理の具体的な実施例フローチャートである。
ステップS31では、まず、最も長い製品の選択をする。ステップS32では、図5のステップS13で選択された材料にその製品を仮割り付けする。これが初期割り付け手段21(図1)による処理である。その後は、続割り付け手段22(図1)による処理が開始される。ステップS33では、仮割り付け後の残材長計算をする。ステップS34では、既に仮割り付けした製品を除外した未割り付け製品を対象製品に設定する。ステップS35では、割り付け可能な製品はあるかどうかという判断をする。
この判断の結果がイエスのときはステップS31の処理に戻り、ノーのときはステップS36の処理に移行する。従って、続割り付け手段22(図1)は、ステップS31からステップS35の動作を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す。ステップS36では、仮割り付け結果記憶手段23(図1)が、仮割り付け結果43を記憶装置40に記憶する。仮割り付け結果43の内容は、例えば、図3(a)の例でいえば、図6の下側に例示したように、材料1、製品(1)、製品(3)というデータを対応付けたものである。その後、図5のステップS15に進む。
再び図5に戻って、ステップS15では、前回ステップS13で選択をした材料の次に長い材料を選択する。例えば、図3(a)において、材料2を選択した状態である。ステップS16では、選択した材料に最も長い製品の仮割り付けが可能かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS14の処理に移行し、ノーのときはステップS17の処理に移行する。仮割り付け試行手段24は、ステップS14からステップS16までの動作を、選択した材料に最も長い製品の仮割り付けができなくなるまで繰り返す制御を実行する。その結果、例えば、図3(a)に示した2つの仮割り付け結果が記憶装置40に記憶される。
次に、割り付け判定手段25は、ステップS17で、記憶装置40中の割り付け結果を参照する。さらに、ステップS18で、記憶装置40中の割り付け良否判定基準50を参照して判定をする。これは、例えば、歩留まり最大という基準である。ステップS19では、これにより、1回分の割り付けデータ44を取得し、記憶装置40に記憶させる。次に、繰り返し割り付け手段26が、ステップS20で、残りの未割り付け製品を対象製品に設定する。繰り返し処理のための変数の置き換え処理である。
同時に、最終調整時期判断手段27は、ステップS21で、最終調整時期かどうかという判断をする。既に説明したように、残りの未割り付け製品の合計長と最も長い材料の材料長とを比較すれば良い。この判断の結果がイエスのときはステップS22の処理に移行し、ノーのときはステップS13の処理に移行する。繰り返し割り付け手段26は、ステップS13からステップS21までの繰り返し処理を制御する。ステップS22では、最終調整処理をする。
図7は、最終調整処理の実施例フローチャートである。
ステップS41では、未割り付け製品リストを取得する。ステップS42では、割り付け方法の選択をする。図6で示した仮割り付け処理のアルゴリズムを選択しても良いし、別の方法を選択しても良い。ステップS43では、選択した割り付け方法を使用して、一組の割り付けパターンを生成する。2回で割り付けても3回で割り付けても構わない。ステップS44では、生成された割り付けパターンを記憶装置に記憶する。ステップS45では、別の割り付け方があるかどうかという判断をする。別の割り付け方法があれば、この判断の結果がイエスになり、ステップS42の処理に戻る。ノーのときはステップS46の処理に移行する。
ステップS46では、記憶装置中の割り付けパターンを参照する。そして、ステップS47で、割り付け良否判定基準を参照する。その結果、ステップS48で、いずれかの割り付けパターンを採用する。これにより、最終調整処理で、歩留まりが最大のものを採用して、図5のステップS23で、最適化された全ての割り付けデータを出力することができる。
図8は、実施例3の動作を示す説明図である。
図3(a)に戻って、仮割り付け試行手段24(図1)は、選択する材料長を変更しながら、それぞれ仮割り付けをして、複数の仮割り付け結果を得た。図3(a)では、材料1と材料2に対する仮割り付け結果が選択肢となった。図3(b)では、材料1と材料2と材料3に対する仮割り付け結果が選択肢となった。いずれの場合でも、2種類または3種類の選択肢のいずれかを採用するために、歩留まり最大とか、残材長最小という割り付け良否判定基準を採用した。
一方、この実施例では、例えば、図8のように、材料1と材料2と材料3に対する、3種類の仮割り付け結果が得られたとき、各割り付け結果を選択肢として、記憶装置に記憶しておく。そして、材料1と材料2と材料3を選択した場合について、それぞれ残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、実施例1で説明した初期割り付け処理から割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す。図5のステップS13からステップS23の処理を実行すれば良い。
その結果、3通りの割り付け終了結果が得られる。これらの結果を、上記と同様の割り付け良否判定基準により比較する。実施例1で説明した図3(b)の場合には、材料1と材料2と材料3に仮割り付けをした結果だけを比較して、例えば、最終歩留まりの良いほうを採用した。実施例3では、材料1と材料2と材料3のそれぞれを選択したと仮定して、残りの未割り付け製品について割り付け処理を終了し、その結果を比較する。例えば、最も歩留まりの良い割り付け処理で終了したものを採用すれば良い。実施例1の方法では材料1に仮割り付けをした結果が採用されたとしても、実施例3の方法によれば、図8のように、材料2に仮割り付けをした結果が、最終歩留まりが95.6%と最大になる。
この実施例3では、以上のようにして、いずれかの仮割り付け結果を採用するという処理を繰り返して、次々に仮割り付けの選択を行っていく。例えば図3で、材料2を選択した後に、さらに材料1、2、3に対する仮割り付けをして、その結果を比較する。即ち、それぞれ最後まで試行を行い、その結果として、例えば、材料2が選択される。次にまた材料1、2、3に対する仮割り付け結果が得られたなら、それぞれ最後まで試行を行い、その結果として、材料1が選択される。このように全ての製品が割り付けられるまで処理が繰り返される。実施例1の方法は既知のFFD法の最終処理を改善した改良型のFFD法である。これに対して、実施例3の方法は、Recursiveに仮割り付け結果を比較するので、以下RFFD法と呼ぶことにする。
なお、このRFFD法では、仮割り付け結果を比較するための試行過程では、例えば、図8で最終歩留まり95.6%が得られるから材料2を選択したとしても、次に続く仮割り付け結果を比較するための試行過程で最終歩留まりが96.2%になるものを選択するかもしれない。つまり、「一つの仮割り付けを採用する」理由となった最大歩留95.6%は、その後に引き続き実行される試行による材料と仮割り付けの選択の過程で「これ以上の歩留が得られるはず」という意味での「最低保証歩留」と言える。
図9は、実施例3の処理例フローチャートである。
ステップS61では、仮割り付け処理(ステップS11−16で説明した処理)をする。ステップS62では、記憶装置に記憶された仮割り付け処理結果を参照をする。ステップS63で、記憶装置に複数の仮割り付け結果が記憶されているかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS64の処理に移行し、ノーのときは選択の必要がないのでステップS72へ移行する。ステップS64では、一つの仮割り付け結果を記憶装置から取り出して参照する。ステップS65では、未割り付け製品を対象製品に設定する。その後、ステップS66で、割り付け処理(ステップS11−23で説明した処理)を実行する。
これで、ステップS67では、割り付け終了結果を記憶装置に記憶する。ステップS68では、記憶装置に別の仮割り付け結果が記憶されているかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS64の処理に移行し、ノーのときはステップS69の処理に移行する。全ての仮割り付け結果について、未割り付け製品の割り付けが終了したら、ステップS69に進む。ステップS69では、割り付け良否判定基準を参照する。ステップS70では割り付け終了結果の比較をする。そして、ステップS71で、一つの仮割り付け結果を採用する。例えば、最終歩留まりが最大の仮割り付け結果を採用する。これで、複数の仮割り付け結果のうちの最適な仮割り付け結果を選択して採用できる。
次に、ステップS71で、未割り付け製品が残っているかどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときは、ステップS73の処理に移行し、ノーのときはステップS74の処理に移行する。ステップS73では、未割り付け製品を対象製品に設定する。そして、ステップS61に戻り、ステップS61からステップS73までの処理を、全ての製品について割り付け処理が終了するまで繰り返す。最後に、ステップS74で、全割り付けデータを出力して処理を終了する。
上記の演算処理はほとんど比較演算と簡単な算術演算のみを含んでいるので、実験によれば、ほとんど数秒で全ての演算処理を終了させることができる。即ち、待ち時間が多くてストレスになるような演算処理は含まれない。しかも、最後のほうにしわ寄せがくるかどうかを検証しながら途中の仮割り付け結果を選択するので、より合理的な割り付け演算処理ができる。
図10は、実施例4の動作フローチャートである。
図5のステップS13では、初期割り付け処理で、最も長い製品が仮割り付けできる場合のみを仮割り付け結果として、選択の対象にした。しかし、良否判定をする場合、選択肢が多いほうが良いこともある。そこで、次に長い製品が初期割り付け処理で仮割り付けできるときも選択の対象にする。即ち、仮割り付け試行手段24は、次に長い製品を最も長い製品とみなして、初期割り付け処理と、続割り付け処理と、仮割り付け結果記憶処理とを実行する。なお、もっと短い製品が初期割り付け処理で仮割り付けできるときも選択の対象にすると良い。
図10は、図5のステップS16を展開したものである。まず、ステップS81で、最も長い製品と材料を比較をする。ステップS82では、仮割り付け可能かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときは図5のステップS14の処理に移行し、ノーのときは図10のステップS83の処理に移行する。ステップS83では、次に長い製品と材料を比較する。ステップS84では、仮割り付け可能かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときは図5のステップS14の処理に移行し、ノーのときは図5のステップS17の処理に移行する。
図11は、実施例5の動作フローチャートである。
実施例3では、複数の仮割り付け結果のいずれかを選択するために、各仮割り付け結果を選択したと仮定したときの最終的な割り付け処理の終了結果を求めて比較をした。この試行処理で、最終歩留まりが最大(図13のe7式)の仮割り付け結果を採用するとしても、最終歩留まりが同じ値になることがある。そのときは、複数の仮割り付け結果をそのまま比較する。このときには、その仮割り付け結果だけを見たとき、歩留まりが最大(図13のe8式)のものとか、割り付け製品長が最大(図13のe9式)のものといった基準を使用して、仮割り付け結果を比較すると良い。
ここで、仮割り付け結果だけを見たとき、歩留まりが同じものが複数あれば、割り付け製品長が最大のものを採用する。これは、歩留まり最大の基準を先の判断にし、割り付け製品長最大の基準を後の判断にするという方法である。一方、割り付け製品長が最大のものが複数あれば、歩留まりが最大のものを採用する。これは、割り付け製品長最大の基準を先の判断にし、歩留まり最大の基準を後の判断にするという方法である。いずれの方法を採用するかにより、結果が変わることがある。何を基準にすると最適な結果が得られるかは、製品長や材料長の組み合わせによる。従って、可能な限り各種の方法で試算をして最適なものを採用すると良い。
以上のことから、仮割り付け結果を選択するための判断は最大3回で行なわれる。図11のフローチャートにおいて、まず、ステップS91で試行処理による最終割り付けの結果を比較する。歩留まりが最大かどうかのe7式の判断基準を採用する。ステップS92で、判定不可かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときは次のステップS93の処理に移行し、ノーのときは、仮割り付け結果をこの基準で選択できるからステップS98に進む。ステップS93では、第1の割り付け良否判定基準を選択する。例えば、「歩留まり最大」というe8式の基準を選択する。ここでは「歩留まり最大(e8式)」という基準か「割り付け製品長最大(e9式)」という基準のどちらか優先するほうを選択すると良い。
ステップS94では、仮割り付け結果を比較する。ステップS95では、判定不可かどうかという判断をする。この判断の結果がイエスのときはステップS96の処理に移行し、ノーのときは、仮割り付け結果をこの基準で選択できるからステップS98に進む。ステップS96では、第2の割り付け良否判定基準の選択をする。例えば、「割り付け製品長最大」という基準を選択する。ステップS97では、この基準で仮割り付け結果の比較をする。ステップS98では、比較結果に基づいていずれかの仮割り付け結果を採用する。
図12は、図13に示した演算式の記号の意味を示す説明図である。図13は、主要な演算式の説明図である。
図12と図13を使用して、上記の実施例のプログラムを実行する場合に使用する主要な演算式の一例を紹介する。まず、図13の演算式を説明する。
式(e1)は、材料取り合わせ問題の目的関数を示す。左側の式は、トータルコストJを最小にするという目的を表す。上記の実施例では、コストを材料長に置き換えて演算をした。即ち、右側の式を目的関数とした。右側の式の右辺は、製品を全て割り付けるために必要な全ての材料の合計長を表している。製品長の合計とこの式のJとの比が歩留まりである。
式(e2)は、図5のステップS21で、最終調整時期かどうかを判定するために使用する演算式である。この式の左辺は、今回の仮割り付け後に残っている製品の合計長を示す。右辺は、最長の材料の長さを示す。中央は、今回残っている製品の合計長から今回仮割り付けをする製品の合計長を差し引くことを表している。このパラメータtを繰り返し制御に使用しながら演算処理をすれば良い。この条件式を満たす場合と満たさない場合とで、条件分岐をする。
式(e3)は、未割り付け製品に対して、ある材料が選択されたときに、残りの製品全てを割り付けるために必要な材料の長さの合計値を演算するものである。この式も、図5のステップS21で利用できる。最後まで割り付けをしないでも、最終処理の時期を演算で判定できる。左辺が残りの製品全てを割り付けるために必要な材料の長さの合計値である。上側の式は、残り1回、即ち、今回を含めて2回で仮割り付けを終了する。下側の式は、最大母材長が最小母材長の2倍以下という条件の下で、2回の割り付けが終了しないときの式である。
式(e4)は、式(e3)の下側の式を一般化したもので、残りの必要母材の合計長を表す式である。
式(e5)は、図5のステップS18における、仮割り付け結果の良否判定に使用する演算式である。この式は、長さの降順に材料を取り出して、歩留まりが最大のものを選択するということを表している。
式(e6)は図7のステップS47における、割り付けパターンの良否判定に使用する演算式である。この式は、割り付けた材料の合計長の最小値を選択するということを表している。
式(e7)と(e8)と(e9)は、それぞれ異なる割り付け良否判定基準の例を示す演算式である。式(e7)は、最後まで試行した結果の最終歩留まりが最大となるものという基準である。式(e8)は、ある仮割り付けステップでのある母材について個別の歩留まりが最大となるものという基準である。式(e9)は、最も長い材料を割り付けたものという基準である。いずれも、後の負担を軽くする判定基準である。これらの基準の使用法は図11で説明した。
図14は、典型的な一般の木造住宅10邸について、取り合わせ演算処理の結果を示す説明図である。
図14と図15とは実施例4(RFFD法)と実施例2(FFD法)とを比較対象にした。この実施例4は実施例5の2種類の判断処理も採り入れている。比較例1は1次元材料取り合わせ問題を改良した方法できわめて高い歩留まりを得ることができる演算処理方法である。これは、精度が高い反面、演算処理が複雑で処理時間が長いという欠点を持つ。比較例2は特許文献1に記載された方法である。比較のための割り付け処理には汎用のパーソナルコンピュータを使用し、その演算速度は3GHz(毎秒)であった。
比較例1の方法は、遺伝的アルゴリズムを採用したもので、確率的に割り付け結果が変化する。従って、演算処理回数を多く繰り返して歩留まりが最大値となった割り付け結果を採用する。この例ではそれぞれのロットで50回演算処理を繰り返した歩留まりの最大値を採用したもので、邸2の結果については最適値であることが分かっている。比較例1の方法は、最終的には非常に良い結果が得られるが、演算処理時間が長くなるという欠点がある。1邸分全てのロットについて、取り合わせ演算処理を完了するまでの時間が、実施例4と実施例2についてはそれぞれ1秒であった。比較例1では、繰り返し処理の合計で約40分の処理時間を要した。比較例2では、約2分の処理時間を要した。
以上の結果、実施例の方法はいずれも、他の方法に比べてきわめて短時間に演算処理を実行できるという効果がある。そして、得られた結果を比較すると、実施例の方法は、比較例1に匹敵する結果が得られることが分かった。また、比較例2よりも良い結果が得られるものがあることも分かった。その差はケースによって異なるが、実施例4と実施例2との両方を実行し、さらに、割り付け良否判定基準を取り替えたものも演算処理して、結果の良いものを選択するといったことにより、演算処理条件の差異を吸収できる。演算処理が速いので、こうした組み合わせができる点で有利である。
図15は図14の邸1と邸2についてロット別の演算処理結果を示したものである。
比較例1の演算処理では、邸1のロットNo.8と邸2のロットNo.7で差が生じた。邸1のロットNo.8と邸2のロットNo.7は、3m〜6mの間の5種類の材料を使用し、半数以上が0.7m〜1mの短い製品を割り付ける。従って、他のロットに比べて組み合わせの数が多い。組み合わせの数が多いロットは最適値が得られない可能性が高いからやむをえない。また、材料と製品の組み合わせにより、各演算処理方法に優劣が生じる。しかし、上記のように、実施例の演算処理方法は圧倒的に処理時間が短くて、比較例1や2と同等もしくはそれ以上の結果が得られる点で、実用性が高いといえる。
図16は、実施例の性能向上効果の説明図である。
既に説明をした実施例3では、仮割り付け結果を選択するために、各仮割り付け結果について、最後まで割り付けをして評価をした。実施例4では、最長の製品を始めに割り付けるという条件を外して、選択肢を広げた。ここで、図16のケース1は、実施例4を実行し最終歩留まりが最大(図13のe7式)という基準で、仮割り付け結果を選択する。そして、最終歩留まりが同じものがあるときは、仮割り付け結果単独の判断に、「歩留まり最大(e8式)」という基準を優先し(判定2)、「割り付け製品長最大(e9式)」という基準を後にした(判定3)。
ケース2は実施例3を実行し最終歩留まりが最大(図13のe7式)という基準で、仮割り付け結果を選択する。そして、最終歩留まりが同じものがあるときは、「歩留まり最大(e8式)」という基準を優先し、「割り付け製品長最大(e9式)」という基準を後にした。ケース3は実施例4を実行し最終歩留まりが最大(図13のe7式)という基準で、仮割り付け結果を選択する。そして、最終歩留まりが同じものがあるときは、「割り付け製品長最大(e9式)」という基準を優先し、「歩留まり最大(e8式)」という基準を後にした。
この結果から分かるように、実施例4を実行したときには、選択肢が多くなる分だけ、有効であるということが分かった。また、判断の順序は、「割り付け製品長最大(e9式)」を優先させるほうが有利であることが分かった。いずれも、全てのケースで結果が一致しているわけではないが、最後まで割り付けをしたときの判定基準、仮割り付け結果だけを相互に比較する判定基準、比較をしても結果が同じになったときの優先順位等を画一的に決めておくことで、多種の割り付け法を繰り返し試行して、最適なものを自動的に短時間で選択することができる。
なお、上記の演算処理装置で実行されるコンピュータプログラムは、機能ブロックで図示した単位でモジュール化されても良いし、複数の機能ブロックを組み合わせて一体化されても良い。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用しても良い。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。
実施例1の材料取り合わせシステム10のブロック図である。 材料取り合わせシステム10を構成するコンピュータのハードウエアブロック図である。 初期割り付け処理と続割り付け処理の動作説明図である。 最終調整処理の動作説明図である。 コンピュータプログラムの実施例を示すフローチャートである。 ステップS14の処理の具体的な実施例フローチャートである。 最終調整処理の実施例フローチャートである。 実施例3の動作を示す説明図である。 実施例3の処理例フローチャートである。 実施例4の動作フローチャートである。 実施例5の動作フローチャートである。 図13に示した演算式の記号の意味を示す説明図である。 主要な演算式の説明図である。 典型的な一般の木造住宅10邸について、取り合わせ演算処理の結果を示す説明図である。 図14の邸1と邸2についてロット別の演算処理結果を示したものである。 実施例3と4を組み合わせた性能向上効果の説明図である。
符号の説明
10 材料取り合わせシステム
12 コンピュータ
14 ネットワーク
16 端末装置
20 演算処理装置
21 初期割り付け手段
22 続割り付け手段
23 仮割り付け結果記憶手段
24 仮割り付け試行手段
25 割り付け判定手段
26 繰り返し割り付け手段
27 最終調整時期判断手段
28 最終調整手段
30 入出力データ処理手段
40 記憶装置
41 材料データ
42 割り付け対象製品データ
43 仮割り付け結果
44 割り付けデータ
45 未割り付け製品
46 割り付けパターン
50 割り付け良否判定基準
51 割り付け良否判定基準

Claims (11)

  1. 割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、
    前記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、
    前記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、前記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、
    前記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される前記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる前記仮割り付け結果記憶処理とを、前記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、
    前記仮割り付け試行処理の後に、前記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、
    残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、前記初期割り付け処理から前記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、
    前記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、
    最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段とを備えたことを特徴とする材料取り合わせシステム。
  2. 請求項1に記載の材料取り合わせシステムにおいて、
    前記最終調整時期判断手段は、前記いずれかの仮割り付け結果を記憶装置に記憶させるとき、残りの未割り付け製品の長さの合計が、最も長い材料の材料長以下であるとき、最終調整時期と判断することを特徴とする材料取り合わせシステム。
  3. 請求項1または2に記載の材料取り合わせシステムにおいて、
    前記仮割り付け試行手段は、前記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなったときに、次に長い製品が初期割り付け処理で仮割り付けできるときは、次に長い製品を最も長い製品とみなして、前記初期割り付け処理と、前記続割り付け処理と、前記仮割り付け結果記憶処理とを実行することを特徴とする材料取り合わせシステム。
  4. 請求項1乃至3に記載の材料取り合わせシステムにおいて、
    前記割り付け判定手段は、前記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果について、それぞれ残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、前記初期割り付け処理から前記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返して、全ての製品について割り付け処理を終了し、前記複数の仮割り付け結果に対する割り付け処理の終了結果を所定の割り付け良否判定基準により比較して、前記複数の仮割り付け結果のいずれかを該当する製品の割り付けデータに採用するという処理を繰り返すことを特徴とする材料取り合わせシステム。
  5. 請求項4に記載の材料取り合わせシステムにおいて、
    前記割り付け判定手段は、前記最終的な割り付け処理の終了結果における歩留まりを計算して、歩留まりが最大となる場合の仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用するという、割り付け良否判定基準を使用することを特徴とする材料取り合わせシステム。
  6. 請求項5に記載の材料取り合わせシステムにおいて、
    前記割り付け判定手段は、最終的な割り付け処理の終了結果における歩留まりを比較しても良否判定ができないとき、仮割り付け結果のみの歩留まりが最大なものを採用し、それでも良否判定ができないときは、仮割り付け結果のみの割り付け製品長が最大のものを採用するように、良否判定をすることを特徴とする材料取り合わせシステム。
  7. 請求項5に記載の材料取り合わせシステムにおいて、
    前記割り付け判定手段は、最終的な割り付け処理の終了結果における歩留まりを比較しても良否判定ができないとき、仮割り付け結果のみの割り付け製品長が最大のものを採用し、それでも良否判定ができないときは、仮割り付け結果のみの歩留まりが最大なものを採用するように、良否判定をすることを特徴とする材料取り合わせシステム。
  8. コンピュータを、
    割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、
    前記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、
    前記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、前記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、
    前記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される前記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる前記仮割り付け結果記憶処理とを、前記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、
    前記仮割り付け試行処理の後に、前記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、
    残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、前記初期割り付け処理から前記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、
    前記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、
    最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段、
    として機能させる材料取り合わせプログラム。
  9. コンピュータを、
    割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、
    前記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、
    前記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、前記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、
    前記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される前記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる前記仮割り付け結果記憶処理とを、前記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、
    前記仮割り付け試行処理の後に、前記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、
    残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、前記初期割り付け処理から前記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、
    前記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、
    最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段、
    として機能させる材料取り合わせプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
  10. 初期割り付け手段が、割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをするステップと、
    続割り付け手段が、前記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返すステップと、
    仮割り付け結果記憶手段が、前記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、前記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させるステップと、
    仮割り付け試行手段が、前記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される前記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる前記仮割り付け結果記憶処理とを、前記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返すステップと、
    割り付け判定手段が、前記仮割り付け試行処理の後に、前記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用するステップと、
    繰り返し割り付け手段が、残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、前記初期割り付け処理から前記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返すステップと、
    最終調整時期判断手段が、前記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断するステップと、
    最終調整手段が、最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行するステップを含むことを特徴とする材料取り合わせ方法。
  11. 割り付け対象製品の中から最も長い製品を選択し、この製品を割り付けるために用意された材料の中から最も長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け手段と、
    前記仮割り付け後の材料の残材長を計算し、その残材に対して、残りの未割り付け製品の中から選択した、割り付け可能な製品のうちの最も長いものを仮割り付けする処理を、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返す続割り付け手段と、
    前記初期割り付け処理と続割り付け処理の終了後、前記選択した材料とそれに割り付けられた製品との関係を示す仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる仮割り付け結果記憶手段と、
    前記割り付け対象製品の中から、再び最も長い製品を選択し、直前の初期割り付け処理で選択した材料の次に長い材料を選択して仮割り付けをする初期割り付け処理と、仮割り付け後の材料の残材に対して、割り付け可能な製品がなくなるまで繰り返される前記続割り付け処理と、仮割り付け結果を記憶装置に記憶させる前記仮割り付け結果記憶処理とを、前記最も長い製品が、初期割り付け処理で仮割り付けできなくなるまで繰り返す、仮割り付け試行手段と、
    前記仮割り付け試行処理の後に、前記記憶装置に記憶された複数の仮割り付け結果を比較して、割り付け良否判定基準に従って、いずれかの仮割り付け結果を該当する製品の割り付けデータに採用する割り付け判定手段と、
    残りの未割り付け製品を新たな割り付け対象製品とみなして、前記初期割り付け処理から前記割り付け判定処理までの割り付けデータ取得処理を繰り返す、繰り返し割り付け手段と、
    前記繰り返し割り付け手段による割り付けデータ取得処理の繰り返し中に、現在の割り付けデータ取得処理を含めて2回の割り付けデータ取得処理で全ての製品について割り付けを終了する最終調整時期を判断する最終調整時期判断手段と、
    最終調整時期と判断されたとき、現在の割り付けデータ取得前における残りの未割り付け製品を、任意の材料に割り付ける複数の割り付けパターン候補を取得して比較し、使用材料長が最小となる割り付けパターンを、該当する製品の割り付けデータに採用する最終調整処理を実行する最終調整手段と、
    前記割り付けデータを使用して、材料を選択する材料選択供給装置と、材料切断装置とを備えたことを特徴とするプレカット装置。
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