JP2009116332A - 信号処理方法、処理装置および音声復号器 - Google Patents

信号処理方法、処理装置および音声復号器 Download PDF

Info

Publication number
JP2009116332A
JP2009116332A JP2008284259A JP2008284259A JP2009116332A JP 2009116332 A JP2009116332 A JP 2009116332A JP 2008284259 A JP2008284259 A JP 2008284259A JP 2008284259 A JP2008284259 A JP 2008284259A JP 2009116332 A JP2009116332 A JP 2009116332A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
energy
frame
good frame
signal processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008284259A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4586090B2 (ja
Inventor
Wuzhou Zhan
チャン、ウーチョウ
Dongqi Wang
ワン、ドンチ
Yongfeng Tu
トゥ、ヨンフェン
Jing Wang
ワン、ジン
Qing Zhang
チャン、チン
Lei Miao
ミアオ、レイ
Jianfeng Xu
シュ、ジアンフェン
Chen Hu
フ、チェン
Yi Yang
ヤン、イ
Zhengzhong Du
ドゥ、チェンチョン
Fengyan Qi
チ、フェンヤン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2009116332A publication Critical patent/JP2009116332A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4586090B2 publication Critical patent/JP4586090B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/005Correction of errors induced by the transmission channel, if related to the coding algorithm
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10LSPEECH ANALYSIS TECHNIQUES OR SPEECH SYNTHESIS; SPEECH RECOGNITION; SPEECH OR VOICE PROCESSING TECHNIQUES; SPEECH OR AUDIO CODING OR DECODING
    • G10L19/00Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis
    • G10L19/04Speech or audio signals analysis-synthesis techniques for redundancy reduction, e.g. in vocoders; Coding or decoding of speech or audio signals, using source filter models or psychoacoustic analysis using predictive techniques

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Audiology, Speech & Language Pathology (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Computational Linguistics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)
  • Stereo-Broadcasting Methods (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)

Abstract

【課題】パケット損失隠蔽における合成信号を処理することに適応した信号処理方法を提供する。
【解決手段】方法は、下記のステップ、すなわち、損失フレームに続く良好フレームを受信し(s101)、良好フレームの信号における信号のエネルギーと、良好フレームの時間と同じ時間に対応する合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得し(s102)、エネルギー比にしたがって合成信号を調整する(s103)、ことを含む。実施形態によって提供される方法を使用することによって、損失フレームと該損失フレームに続く最初のフレームとが連結される場所に波形及びエネルギーの突然の変化がないことを保証するために、損失フレームに続く最初の良好フレームのエネルギーと、合成信号のエネルギーと、のエネルギー比にしたがって合成信号を調整し、波形の滑らかな遷移と音楽雑音の回避を実現する。
【選択図】図2

Description

本発明は、信号処理の分野に関し、より詳細には、信号処理方法、処理装置および音声復号器に関する。
本出願は、「信号処理のための方法および装置」(METHOD AND APPARATUS FOR SIGNAL PROCESSING)と題する2007年11月5日にP.R.Cの国家知的財産局に提出された中国特許出願第200710169616.1号からの優先権を主張する。
リアルタイム音声通信システムでは、音声データはVoIP(Voice over IP)システムのように時間内に確実に伝送されることが必要とされる。しかしながら、ネットワークシステム自身の不信頼性のために、送信側から受信側への伝送プロセス時にデータパケットが落ちたり、時間内に宛て先に到着しなかったりする可能性がある。これら2つの状況は、受信側によってネットワークパケット損失と認識される。ネットワークパケット損失は不可避であって、音声通信の質に影響を及ぼす主要な要因の1つである。したがって、リアルタイム音声通信システムでは、ネットワークパケット損失が発生する状況下で、損失データパケットを復元し、音声通信の良好な質を保つために強力なパケット損失隠蔽方法が必要とされる。
従来のリアルタイム音声通信技術では、送信側において、符号手段が広帯域音声を2つのサブバンド(sub-band)に、すなわち高帯域と低帯域とに分割し、適応差分パルス符号変調(ADPCM - adaptive differential pulse code modulation)を使用してこれら2つのサブバンドをそれぞれ符号化し、これら2つの符号化されたサブバンドをネットワークを介して受信側に送る。受信側では、2つのサブバンドはそれぞれADPCM復号手段によって復号され、直交ミラーフィルタ(QMF-quadrature mirror filter)によって最終信号に合成される。
2つの異なるサブバンドに対して異なるパケット損失隠蔽(PLC - packet loss concealment)方法が使用される。低域信号に関しては、パケット損失が起こらなかった場合には、再構成信号はクロスフェード中に変化しない。パケット損失が起こった場合には、過去信号(本出願における過去信号は損失フレームの前の音声信号を意味する)を分析するために短期予測手段と長期予測手段とが使用され、音声クラス情報が抽出される。そして、ピッチ反復に基づく線形予測符号化(LPC - linear predictive coding)方法を取ることによって、また、これら予測手段と音声クラス情報とを使用することによって、損失フレームの信号は再構成される。ADPCMの状態は、良好フレームが現れるまで同期的に更新されるべきである。更に損失フレームに対応する信号だけでなく、クロスフェードのための信号も生成されるべきである。また、いったん良好フレームが受信されれば、この良好フレームと上記の信号とに対してクロスフェードが実行され得る。受信側がフレーム損失の後に良好フレームを受信した場合にだけクロスフェードが実行されることを留意されたい。
本発明を実現するプロセス中に本発明者は、従来技術には下記の問題、すなわち、損失フレームを再構成する信号は過去信号を使用して合成される、という問題があることを見出している。波形及びエネルギーは、履歴バッファ内の信号、すなわち合成信号の末尾における損失フレームの前の信号に、より類似しているが、新しく復号した信号には類似していない。これは、損失フレームと損失フレームに続く最初のフレームとの間の連結部で、合成信号の波形及びエネルギーの突然の変化が発生する原因となる可能性がある。この突然の変化は図1に示されている。図1には2本の垂直線によって分けられた信号の3個のフレームが含まれている。フレームNは損失フレームであり、他の2つのフレームは良好フレームである。最上列の信号は元の信号に対応している。これら3つのデータフレームすべてが伝送において失われてはいない。また中央の破線は、フレームNの前フレームN−1、N−2などを使用することによって合成した信号に対応している。最下列の信号は、従来技術を使用することによって合成した信号に対応している。図1から、最終出力信号フレームNとフレームN+1との遷移には、特に音声の末尾に、又、より長いフレームについて、エネルギーに突然の変化があることが見られる。よって、同ピッチ反復信号をあまりに多く繰り返すことは結果的に音楽雑音を招く可能性がある。
本発明の実施形態は、パケット損失隠蔽において、損失フレームと合成信号における最初のフレームとの間の連結部の波形が円滑に遷移するように合成信号を処理することに適応した信号処理方法を提供する。
本発明の実施形態は、パケット損失隠蔽において合成信号を処理することに適応した信号処理方法であって、
損失フレームに続く良好フレームを受信し、この良好フレームの信号のエネルギーと、この良好フレームと同じ時間の合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得し、
上記エネルギー比にしたがって上記合成信号を調整することを含む信号処理方法を提供する。
本発明の実施形態はまた、パケット損失隠蔽において合成信号を処理することに適応した信号処理装置であって、
損失フレームに続く良好フレームを受信し、
この良好フレームの信号のエネルギーと、この良好フレームと同じ時間に対応する合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得し、
上記エネルギー比にしたがって上記合成信号を調整するように構成された信号処理方法を提供する。
本発明の実施形態はまた、音声信号を復号することに適応した音声復号器であって、低域復号ユニットと、高域復号ユニットと、直交ミラーフィルタユニットと、を含む音声復号器を提供する。
上記低域復号ユニットは、受信した低域復号信号を復号して損失した低域信号フレームを補正するように構成される。
上記高域復号ユニットは、受信した高域復号信号を復号して損失した高域信号フレームを補正するように構成される。
上記直交ミラーフィルタユニットは、低域復号信号と高域復号信号とを合成して最終出力信号を得るように構成される。
上記低域復号ユニットは低域復号サブユニットと、ピッチ反復ベースの線形予測符号化サブユニットと、信号処理サブユニットと、クロスフェードサブユニットとを含む。
低域復号サブユニットは受信した低域コードストリーム信号を復号するように構成される。
ピッチ反復に基づく線形予測符号化サブユニットは損失フレームに対応する合成信号を生成するように構成される。
信号処理サブユニットは、損失フレームに続く良好フレームを受信し、上記良好フレームの信号のエネルギーと、上記良好フレームと同じ時間に対応する合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得し、このエネルギー比にしたがって合成信号を調整するように構成される。
クロスフェードサブユニットは、低域復号サブユニットによって復号された信号と信号処理サブユニットによるエネルギー調整後の信号とをクロスフェードするように構成される。
本発明の実施形態はまた、コンピュータプログラムコードを含むコンピュータプログラムを提供する。このコンピュータプログラムコードは、プログラムコードがコンピュータによって実行されるとき、パケット損失隠蔽における上記信号処理方法の任意のステップをコンピュータに実行させることができる。
従来技術と比較して本発明の実施形態は下記の利点を有する。
損失フレームと該損失フレームに続く最初のフレームとが連結される場所で波形及びエネルギーの突然の変化がないことを保証するために、損失フレームに続く最初の良好フレームのエネルギーと、合成信号のエネルギーと、のエネルギー比にしたがって合成信号を調整し、波形の滑らかな遷移と音楽雑音の回避を実現する。
本発明の実施形態を付属図面とあわせて、より詳細に説明する。
本発明の第1の実施形態は、パケット損失隠蔽において合成信号を処理することに適応した信号処理方法を提供する。図2に示されるように、前記方法は下記のステップを備える。
ステップs101では、損失フレームに続く1つのフレームが良好フレームとして検出される。
ステップs102では、良好フレームの信号のエネルギーと、同期した合成信号のエネルギーと、のエネルギー比が取得される。
ステップs103では、合成信号がエネルギー比にしたがって調整される。
ステップs102における「同期した合成信号」は、良好フレームと同じ時間に対応する合成信号を意味する。本出願の他の部分に現れる「同期した合成信号」も同様に理解され得る。
本発明の第1の実施形態の信号処理方法を、次のように特定の適用例とあわせて説明する。
本発明の第1の実施形態は、パケット損失隠蔽において合成信号を処理することに適応した信号処理方法を提供する。この原理の概略図を図3に示す。
現在フレームが損失しなかった場合には、低域ADPCM復号手段は、受信した現在フレームを復号し、信号xl(n),n=0,...,L−1を得る。又、現在フレームに対応する出力はzl(n),n=0,...,L−1である。この条件下では、再構成した信号は、クロスフェードのときに変わらない。すなわち、zl [n]=xl [n],n=0,...,L−1であって、ここでLはフレーム長である。
現在フレームが損失した場合には、ピッチ反復に基づく線形予測符号化方法を使用することによって、現在フレームに対応している合成信号yl’(n),n=0,...,L−1を生成する。現在フレームに続く次のフレームが失われたか否かにしたがって異なる処理が実行される。
現在フレームに続く次のフレームが損失した場合:
この条件下では、合成信号にエネルギー拡大縮小処理(energy scaling)を実行しない。第1の損失フレームzl(n),n=0,...,L−1に対応する出力信号は、合成信号yl’(n),n=0,...,L−1である、すなわちzl [n]=yl [n]=yl’ [n],n=0,...,L−1である。
現在フレームに続く次のフレームが損失しなかった場合:
エネルギー拡大縮小が実行されるとき、使用されている良好フレーム(第1の損失フレームに続く次のフレームである)は、ADPCM復号手段によって復号された後に取得される良好フレームxl(n),n=L,...,L+M−1であると仮定する。ここでMはエネルギーが計算されるときの信号サンプルの数である。良好フレームの信号と同じ時間に対応する使用された合成信号は、ピッチ反復に基づく線形予測符号化によって生成される信号yl’(n),n=L,...,L+M−1である。エネルギー的にxl(n),n=L,...,L+N−1と整合し得る信号yl(n),n=0,...,L+N−1を得るために、yl’(n),n=L,...,L+N−1はエネルギー的に拡大縮小される。ここでNはクロスフェードのための信号長である。現在フレームに対応する出力信号zl(n),n=0,...,L−1はzl(n)=yl(n),n=0,...,L−1である。
xl(n),n=L,...,L+N−1は、xl(n),n=L,...,L+N−1とyl(n),n=L,...,L+N−1とのクロスフェードによって得られる信号zl(n)として更新される。
図3に関連したピッチ反復に基づく線形予測符号化方法は図4に示されている。
損失フレームが現れる前に、受信したフレームが良好フレームであるときにはzl(n)は将来の使用のためにバッファに記憶される。
第1の損失フレームが現れたとき、最終信号yl’(n)を合成するために2つのステップが必要とされる。最初に過去信号zl(n),n=−Q,...,−1が分析され、それから信号yl’(n)が分析結果と組み合わせて合成される。ここでQは過去信号を分析するときに必要とされる該信号の長さである。
ピッチ反復に基づく線形予測符号化モジュールは、特に下記の部分を備える:
(1)線形予測(LP)分析
短期分析フィルタA(z)及び合成フィルタ1/A(z)は、次数(order)PのLPフィルタに基づいている。LP分析フィルタは下記のように定義される:
Figure 2009116332
フィルタA(z)のLP分析の後に、過去信号zl(n),n=−Q,...,−1に対応する剰余信号e(n),−Q,...,−1は下記の公式を使用して得られる:
Figure 2009116332
(2)過去信号分析
損失信号を補正するためには、ピッチ反復方法を使用する。したがって、過去信号zl(n),n=−Q,...,−1に対応するピッチ周期T0を推定する必要がある。詳細なステップは次の通りである。最初に長期予測(LTP- long time prediction)分析には必要でない低周波部を除去するためにzl(n)を事前処理し、それから、zl(n)のピッチ周期T0をLTP分析によって取得する。そして、ピッチ周期T0を取得した後に、信号クラスモジュールと組み合わせて音声クラスを取得する。
表1は音声クラスを示す:
Figure 2009116332
(3)ピッチ反復
ピッチ反復モジュールは、損失フレームに対応するLP剰余信号e(n),n=0,...,L−1を推定するために使用される。ピッチ反復の前、音声クラスがVOICEDでない場合、各サンプルの大きさは下記の公式によって限定される:
Figure 2009116332
音声クラスがVOICEDである場合、損失信号に対応する剰余e(n),n=0,...,L−1は、新しく受信した良好フレームの信号における最後のピッチ周期に対応する剰余信号を繰り返すことによって得られる、すなわち、
Figure 2009116332
他の音声クラスに関しては、生成データが強い周期性をもつことを避けるために(UNVOICED信号が強い周期性をもつ場合、音楽雑音または他の不快な雑音のように響くため)、損失信号に対応する剰余信号e(n),n=0,...,L−1を生成するために下記の数式を使用する:
Figure 2009116332
損失フレームに対応する剰余信号を生成することに加えて、損失フレームと該損失フレームに続く最初の良好フレームとの間の連結を滑らかに保つために、更なるN個のサンプルの剰余信号e(n),n=L,...,L+N−1が継続的に生成されてクロスフェードのための信号を成す。
(4)LP合成
損失フレームに対応する剰余信号e(n)とクロスフェード用信号とを生成した後、損失フレームの再構成信号は下記の式によって与えられる:
Figure 2009116332
ここで、e(n),n=0,...,L−1はピッチ反復において得られた剰余信号である。更に、上記の公式を使用してylpre(n),n=L,...,L+N−1のNサンプルが生成され、これらのサンプルはクロスフェードのために使用される。
(5)適応弱音化(adaptive muting)
ylpre(n)のエネルギーは表1であげた異なる音声クラスにしたがって制御される。すなわち、
Figure 2009116332
ここで、gmute(n)は、各サンプルに対応する弱音化係数に対応する。gmute(n)の値は、異なる音声クラスとパケット損失の状況とにしたがって変化する。これに関して、次のような一例を挙げる。
大きなエネルギー変化を有する音声、例えば表1のTRANSIENTクラス及びVUV TRANSITIONクラスの音声に対応する破裂音に関しては、フェードの速度は僅かに高くてもよい。小さなエネルギー変化を有する音声に関しては、フェードの速度は僅かに低くてもよい。説明の便宜上、1msの信号はR個のサンプルを含むことを仮定する。
具体的にはTRANSIENTクラスの音声に関しては、gmute(−1)=1とすると、10ms(全部でS=10*R個のサンプル)以内にgmute(n)は1から0にフェードする。10ms後のサンプルに対応するgmute(n)は0である。これは下記の公式を使用して示すことができる:
Figure 2009116332
VUV TRANSITIONクラスの音声に関しては初期の10ms以内のフェード速度は僅かに低く、続く10ms以内で迅速に0にフェードする。これは下記の公式を使用して示すことができる:
Figure 2009116332
他のクラスの音声に関しては、初期10ms以内のフェード速度は僅かに低くてもよく、続く10ms以内のフェード速度は僅かに高くてもよく、該音声は続く20ms以内に迅速に0にフェードする。これは下記のような公式を使用して示すことができる:
Figure 2009116332
図3におけるエネルギー拡大縮小とは次のことである:
xl(n),n=L,...,L+M−1とyl’(n),n=L,...,L+M−1とにしたがってエネルギー拡大縮小をyl’(n),n=0,...,L+N−1に対して実行するための詳細な方法は、図3によれば下記のステップを含む。
ステップs201では、合成信号yl’(n),n=L,...,L+M−1に対応するエネルギーE1と信号xl(n),n=L,...,L+M−1に対応するエネルギーE2とがそれぞれ計算される。 具体的には
Figure 2009116332
Figure 2009116332
であり、ここでMはエネルギーが計算されるときの信号サンプルの数である。Mの値は特定のケースにしたがって柔軟に設定され得る。例えば、フレーム長が5msより短いといったフレーム長が少し短い状況下では、M=Lが推奨され、フレーム長が少し長くてピッチ周期が1フレーム長より短い状況下では、Mは1ピッチ周期信号の対応する長さに設定され得る。
ステップs202では、E1対E2のエネルギー比Rが計算される。具体的には
Figure 2009116332
ここで関数sign()は符号関数であり、これは次のように定義される:
Figure 2009116332
ステップs203では、信号yl’(n),n=0,...,L+N−1の大きさがエネルギー比Rにしたがって調整される。 具体的には
Figure 2009116332
ここでNは現在フレームによってクロスフェードのために使用される長さである。Nの値は特定のケースにしたがって柔軟に設定され得る。フレーム長が少し短い状況下では、Nは1フレームの長さに、すなわちN=Lに設定され得る。
上記の方法を使用するにあたって、E1<E2の場合にエネルギーの大きさがオーバーフローする(エネルギーの大きさが、サンプルの対応する大きさの許容最大値を超える)状況を避けるために、上記の公式は、信号yl’(n),n=0,...,L+N−1をフェードするために、E1>E2の場合にだけ使用される。
前フレームが損失フレームであり且つ現在フレームも損失フレームである場合、エネルギー拡大縮小は前フレームには実行されない、すなわち前フレームに対応するyl(n)は次の通りである: yl(n)=yl’(n) n=0,...,L−1
図3におけるクロスフェードは具体的には以下の通りである:
滑らかなエネルギー遷移を実現するために、合成信号yl’(n),n=0,...,L+N−1によってエネルギー拡大縮小を実行することを通してyl(n),n=0,...,L+N−1を生成した後に、低域信号をクロスフェードによって処理する必要がある。これに関するルールを表2に示す。
Figure 2009116332
表2において、zl(n)は、最後に出力した現在フレームに対応する信号である。xl(n)は、現在フレームに対応する良好フレームの信号である。yl(n)は、現在フレームと同じ時間に対応する合成信号である。
上記のプロセスの概略図は図5に示されている。
1列目は元の信号である。2列目は破線で示された合成信号である。最下列は点線で示された出力信号であって、これはエネルギー調整後の信号である。フレームNは損失フレームであり、フレームN−1とN+1は両者とも良好フレームである。最初に、フレームN+1の受信信号のエネルギーと、フレームN+1に対応する合成信号のエネルギーと、のエネルギー比が計算され、それから、このエネルギー比にしたがって合成信号をフェードして、最下列の出力信号を得る。フェード方法は上記のステップs203を参照して行なってもよい。クロスフェードの処理は最後に実行される。フレームNに関しては、フレームNのフェード後の出力信号は、フレームNの出力である(ここでは、信号の出力は少なくとも1フレームの遅延を有することを許される、すなわち、フレームNはフレームN+1が入力された後に出力され得ることが仮定されている)。フレームN+1に関しては、クロスフェードの原理にしたがって、下降ウィンドウにより乗算されたフェード後のフレームN+1の出力信号は、上昇ウィンドウにより乗算されたフレームN+1の受信する元の信号に重畳される。重畳によって得られた信号はフレームN+1の出力である。
本発明の第2の実施形態は、パケット損失隠蔽における合成信号を処理することに適応した信号処理方法を提供する。第2の実施形態の処理方法は第1の実施形態とは異なる。第1の実施形態ではピッチ周期に基づく方法が信号yl’(n)を合成するために使用される場合、図6に示されるように位相不連続の状態が発生し得る。
図6に示されるように、2つの垂直な実線間の信号は信号の1フレームに対応する。人間の声の多様性と変動性とによって、音声に対応するピッチ周期は、不変に保たれることはなく、絶えず変化している。したがって、損失フレームの信号を合成するために過去信号の最後のピッチ周期が繰り返し使用されると、合成信号の末尾と現在フレームの先頭との間の波形が不連続になるという状況が起こる。この場合、波形は、突然の変化、すなわち位相不整合の状態を有する。現在フレームの開始点から合成信号の左の最小距離整合点までの距離はdeであり、現在フレームの開始点から合成信号の右の最小距離整合点までの距離はdcであることが図6から見られる。従来技術では、合成信号を補間することによって位相整合を実現する方法が提供されている。例えばフレーム長がLであるとき、対応する位相差異dは−deである(最適整合点が現在フレームの開始点の左側にあり、且つ、該最適点と現在フレームの開始点との間の距離がdeである場合、d=−deであり、最適整合点が現在フレームの開始点の右側にあり、且つ、該最適点と現在フレームの開始点との間の距離がdcである場合、d=dcである)。それから、L+d個のサンプルの信号は補間法によってN個のサンプルの信号を生成するために補間される。
図6に示されるようなピッチ反復に基づいて信号が合成されるため、位相不整合が必然的に発生する。この状況を回避するために、ある方法を提供し、その原理概略図を図7に示す。この実施形態は第1の実施形態と異なり、ピッチ反復に基づく線形予測符号化信号に位相整合を実行した後にエネルギー拡大縮小処理が実行され得る。すなわち、エネルギー拡大縮小の前に信号yl’(n),n=0,...,L+N−1に位相整合が実行される。例えば、補間信号yl’’(n),n=0,...,L+N−1は上記の補間法を使用してyl’(n),n=0,...,L+N−1に補間処理を実行して得てもよく、又、信号yl(n)は信号xl(n)および信号yl’’(n)と組み合わせてyl’’(n)にエネルギー拡大縮小を実行することによって得てもよい。最後に、クロスフェードのステップは第1の実施形態のステップと同じである。
本発明の実施形態によって提供される信号処理方法を使用することによって、損失フレームと該損失フレームに続く最初のフレームとが合成信号のために連結される場所に波形とエネルギーの突然の変化がないことを保証するために、損失フレームに続く最初の良好フレームのエネルギーと、合成信号のエネルギーと、のエネルギー比にしたがって合成信号を調整し、波形の滑らかな遷移と音楽雑音の回避を実現する。
本発明の第3の実施形態はまた、パケット損失隠蔽における合成信号を処理することに適応した信号処理装置を提供する。この構造の概略図を図8に示す。本装置は下記、すなわち、
損失フレームに続く次のフレームが良好フレームであることを検出したときにエネルギー取得モジュール30に通知するように構成された検出モジュール10と、
検出モジュール10によって送られた通知を受信したときに、良好フレーム信号のエネルギーと、同期化された合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得するように構成されたエネルギー取得モジュール30と、
エネルギー取得モジュール30によって取得したエネルギー比にしたがって合成信号を調整するように構成された合成信号調整モジュール40とを含む。
具体的にはエネルギー取得モジュール30は更に、
良好フレーム信号のエネルギーを取得するように構成された良好フレーム信号エネルギー取得サブモジュール21と、
合成信号のエネルギーを取得するように構成された合成信号エネルギー取得サブモジュール22と、
良好フレーム信号のエネルギーと、同期化された合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得するように構成されたエネルギー比取得サブモジュール23とを含む。
更に前記信号処理装置は、
本発明の第3の実施形態によって提供される第2の信号処理装置として、入力した合成信号に位相整合を実行し、図9に示したエネルギー取得モジュール30に位相整合後の合成信号を送るように構成された位相整合モジュール20を備える。
更に図10に示されるように位相整合モジュール20を、エネルギー取得モジュール30と合成信号調整モジュール40との間に配置してもよく、良好フレーム信号のエネルギーと、良好フレームと同じ時間に対応する合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得し、位相整合モジュール20に入力した信号に位相整合を実行して、位相整合後の信号を合成信号調整モジュール40に送るように構成してもよい。
本発明の第3の実施形態の処理装置の特定の適用ケースを図11に示す。現在フレームが失われない場合には低域ADPCM復号手段は、受信した現在フレームを復号して、信号xl(n),n=0,...,L−1を得る。また、現在フレームに対応する出力はzl(n),n=0,...,L−1である。この状況では、再構成信号はクロスフェードのときに変化しない。すなわち、zl [n]=xl [n],n=0,...,L−1であり、ここでLはフレーム長である。
現在フレームが失われた場合には、現在フレームに対応している合成信号yl’(n),n=0,...,L−1はピッチ反復に基づく線形予測符号化方法を使用することによって生成される。現在フレームに続く次のフレームが失われるか否かにしたがって異なる処理が実行される。
現在フレームに続く次のフレームが失われた場合:
この状況では、本発明の実施形態の信号処理装置は合成信号yl’(n),n=0,...,L−1を処理しない。第1の損失フレームに対応する出力信号zl(n),n=,...,L−1は合成信号yl’(n),n=0,...,L−1である。すなわち、zl [n]=yl [n]=yl’ [n],n=0,...,L−1である。
現在フレームに続く次のフレームが失われなかった場合:
合成信号yl’(n),n=0,...,L+N−1が本発明の実施形態の信号処理装置を使用して処理されるときに使用される良好フレーム(第1の損失フレームに続く次のフレームである)は、ADPCM復号手段による復号の後に得られる良好フレームxl(n),n=L,...,L+M−1であり、ここでMはエネルギーを計算するときの信号サンプルの数である。良好な信号と同じ時間に対応する使用される合成信号は、ピッチ反復に基づく線形予測符号化によって生成される信号yl’(n),n=L,...,L+M−1である。yl’(n),n=0,...,L+N−1は信号xl(n),n=L,...,L+N−1にエネルギー的に整合し得る信号yl(n),n=0,...,L+N−1を得るために処理される。ここでNはクロスフェードを実行するための信号長である。現在フレームに対応する出力信号zl(n),N=0,...,L−1は:zl(n)=yl(n),n=0,...,L−1である。xl(n),n=L,...,L+N−1は、xl(n),n=L,...,L+N−1とyl(n),n=L,...,L+N−1とのクロスフェードによって取得される信号zl(n)に更新される。
本発明の実施形態によって提供される信号処理方法を使用することによって、損失フレームと該損失フレームに続く最初のフレームとが合成信号のために連結される場所に波形及びエネルギーの突然の変化がないことを保証するために、損失フレームに続く最初の良好フレームのエネルギーと、合成信号のエネルギーと、のエネルギー比にしたがって合成信号を調整し、波形の滑らかな遷移と音楽雑音の回避を実現する。
本発明の第4の実施形態は、受信した高域復号信号を復号し、損失した高域信号フレームを補正するように構成された高域復号ユニット50と、受信した低域復号信号を復号し、損失した低域信号フレームを補正するように構成された低域復号ユニット60と、低域復号信号と高域復号信号とを合成して最終出力信号を得るように構成された直交ミラーフィルタユニット70とを含む、図12に示したような音声復号器を提供する。高域復号ユニット50は、受信した高域コードストリーム信号を復号し、損失した高域信号フレームを合成する。低域復号ユニット60は、受信した低域コードストリーム信号を復号し、損失した低域信号フレームを合成する。直交ミラーフィルタユニット70は、低域復号ユニット60から出力された低域復号信号と高域復号信号ユニット50から出力された高域復号信号とを合成して最終復号信号を得る。
低域復号ユニット60は、図13に示されるように、具体的には、下記のモジュール、すなわち、損失フレームに対応する合成信号を生成するように構成されたピッチ反復に基づく線形予測符号化サブユニット61と、受信した低域コードストリーム信号を復号するように構成された低域復号サブユニット62と、合成信号を調整するように構成された信号処理サブユニット63と、低域復号サブユニットによって復号された信号と信号処理サブユニット63によって調整された信号とをクロスフェードするように構成されたクロスフェードサブユニット64とを含む。
低域復号サブユニット62は、受信した低域信号を復号する。ピッチ反復に基づく線形予測符号化サブユニット61は、損失した低域信号フレームの線形予測符号化によって合成信号を取得する。信号処理サブユニット63は、合成信号のエネルギー量を低域復号サブユニット62によって処理された復号信号のエネルギー量に一致させ、又、音楽雑音の出現を防止するように、合成信号を調整する。クロスフェードサブユニット64は、低域復号サブユニット62によって処理された復号信号と、信号処理サブユニット63によって調整された合成信号と、をクロスフェードして、損失フレーム補正後の最終復号信号を得る。
信号処理サブユニット63の構造は、図8〜図10に示した信号処理装置の構造の概略図に対応する3つの異なる形態を持っているが、詳細な説明は省略する。
上記の実施形態の説明を介して、本発明は、ソフトウエアと必要とされる一般的なハードウエアプラットフォームとを使用することによって、あるいはハードウエアによって達成され得るが、多くの場合に前者がより良好な実施形態であることを当業者は明らかに理解し得るであろう。このような理解に基づいて、本発明の技法的ソリューションにおける実質的な事柄は、あるいは従来技術に寄与する部分は、ソフトウエア製品の形で実現され得る。コンピュータのソフトウエア製品は記憶媒体に記憶され、またこれらは本発明の各実施形態において説明した方法を装置に実行させるための多数の命令を備える。
本開示の図解と説明はその好適な実施形態とあわせて与えられたが、本開示の範囲から逸脱せずに付属の請求項に記載した形と細部における種々の変更が行われ得ることは、当業者によって認められよう。
従来技術において、損失フレームと該損失フレームに続く最初の良好フレームとが連結する場所における波形及びエネルギーの突然の変化を示す概略図である。 本発明の第1の実施形態の信号処理方法の流れ図である。 本発明の第1の実施形態の信号処理方法の原理概略図である。 ピッチ反復に基づく線形予測符号化モジュールの概略図である。 本発明の第1の実施形態における幾つかの異なる信号の概略図である。 本発明の第2の実施形態においてピッチ反復に基づく方法が信号を合成するために使用される場合に発生する位相不連続を示す概略図である。 本発明の第2の実施形態における信号処理方法の原理の概略図である。 本発明の第3の実施形態における第1の信号処理装置の構造の概略図である。 本発明の第3の実施形態における第2の信号処理装置の構造の概略図である。 本発明の第3の実施形態における第3の信号処理装置の構造の概略図である。 本発明の第3の実施形態における処理装置の適用ケースを示す概略図である。 本発明の第4の実施形態における音声復号器のモジュール概略図である。 本発明の第4の実施形態における音声復号器の低域復号ユニットのモジュール概略図である。

Claims (13)

  1. パケット損失隠蔽における信号処理方法であって、
    損失フレームに続く良好フレームを受信し、前記良好フレームの信号のエネルギーと、前記良好フレームと同じ時間に対応する合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得し、
    前記エネルギー比にしたがって前記合成信号を調整する、
    信号処理方法。
  2. 前記合成信号は、ピッチ反復に基づく線形予測符号化によって生成された合成信号である、
    請求項1に記載の信号処理方法。
  3. 前記良好フレームの信号のエネルギーと、前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号のエネルギーと、の前記エネルギー比を取得した後に、前記良好フレームの信号のエネルギーが前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号のエネルギーより小さいと判定すると、前記エネルギー比にしたがって前記合成信号を調整することを更に含む、
    請求項1に記載の信号処理方法。
  4. 前記良好フレームの信号のエネルギーと、前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号のエネルギーと、のエネルギー比Rは、式(1)であり、
    Figure 2009116332
    ここで、sign()は符号関数であり、E1は前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号のエネルギーであり、E2は前記良好フレームの信号のエネルギーである、
    請求項1または2に記載の信号処理方法。
  5. 前記合成信号は、式(2)にしたがって調整され、
    Figure 2009116332
    ここで、Lはフレーム長であり、Nはクロスフェードのために必要とされる信号の長さであり、yl’(n)は調整前の前記合成信号であり、yl(n)は調整後の前記合成信号である、
    請求項4に記載の信号処理方法。
  6. 前記エネルギー比にしたがって前記合成信号を調整する前に、前記合成信号に位相整合を実行することを更に含む、
    請求項1に記載の信号処理方法。
  7. 前記エネルギー比にしたがって前記合成信号を調整した後に、前記良好フレームの信号と前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号とをクロスフェードして、前記良好フレームと同じ時間に対応する出力信号を得ることを更に含む、
    請求項1に記載の信号処理方法。
  8. パケット損失隠蔽において合成信号を処理することに適応した信号処理装置であって、
    損失フレームに続く良好フレームを受信し、
    前記良好フレームの信号のエネルギーと、前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号のエネルギーと、のエネルギー比を取得し、
    前記エネルギー比にしたがって前記合成信号を調整する、
    ように構成された、
    信号処理装置。
  9. 前記損失フレームに続くフレームが前記良好フレームであることを検出した場合にエネルギー取得モジュールに通知するように構成された検出モジュールと、
    前記検出モジュールによって送られた前記通知を受信したとき、前記良好フレームの信号のエネルギーと、前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号のエネルギーと、の前記エネルギー比を取得するように構成された前記エネルギー取得モジュールと、
    前記エネルギー取得モジュールによって取得された前記エネルギー比にしたがって前記合成信号を調整するように構成された合成信号調整モジュールと、
    を備える、
    請求項8に記載の信号処理装置。
  10. 前記エネルギー取得モジュールは、
    前記良好フレームの信号のエネルギーを取得するように構成された良好フレーム信号エネルギー取得サブモジュールと、
    前記合成信号のエネルギーを取得するように構成された合成信号エネルギー取得サブモジュールと、
    前記良好フレームの信号のエネルギーと、前記良好フレームと同じ時間に対応する前記合成信号のエネルギーと、の前記エネルギー比を取得するように構成されたエネルギー比取得サブモジュールと、
    を更に備える、
    請求項9に記載の信号処理装置。
  11. 前記合成信号に位相整合を実行し、前記位相整合後の前記合成信号を前記エネルギー取得モジュールに送るように構成されるか、又は、
    前記エネルギー取得モジュールから送られた前記合成信号に位相整合を実行し、前記位相整合後の前記合成信号を前記合成信号調整モジュールに送るように構成された、
    位相整合モジュールを更に備える、
    請求項9に記載の信号処理装置。
  12. 音声復号器であって、
    低域復号ユニットと、
    高域復号ユニットと、
    直交ミラーフィルタユニットと、
    を備え、
    前記低域復号ユニットは、受信した低域復号信号を復号し、損失した低域信号フレームを補正するように構成されており、
    前記高域復号ユニットは、受信した高域復号信号を復号し、損失した高域信号フレームを補正するように構成されており、
    前記直交ミラーフィルタユニットは、前記低域複合信号と前記高域復号信号とを合成して最終出力信号を得るように構成されており、
    前記低域復号ユニットは、低域復号サブユニットと、ピッチ反復に基づく線形予測符号化サブユニットと、信号処理サブユニットと、クロスフェードサブユニットと、を含み、
    前記低域復号サブユニットは、受信した低域コードストリーム信号を復号するように構成されており、
    前記ピッチ反復に基づく線形予測符号化サブユニットは、損失フレームに対応する合成信号を生成するように構成されており、
    前記信号処理サブユニットは、請求項9〜11のいずれか一項に記載の信号処理装置であり、
    前記クロスフェードサブユニットは、前記低域復号サブユニットによって復号された前記低域復号信号と、前記信号処理サブユニットによってエネルギー調整された後の前記合成信号と、をクロスフェードする、
    ように構成されている、
    音声復号器。
  13. コンピュータプログラムコードを備えるコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラムコードは前記プログラムコードがコンピュータによって実行されるとき請求項1〜7のうちのいずれかの請求項のステップを前記コンピュータに実行させる、
    コンピュータプログラム製品。
JP2008284259A 2007-11-05 2008-11-05 信号処理方法、処理装置および音声復号器 Active JP4586090B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CNB2007101696161A CN100550712C (zh) 2007-11-05 2007-11-05 一种信号处理方法和处理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009116332A true JP2009116332A (ja) 2009-05-28
JP4586090B2 JP4586090B2 (ja) 2010-11-24

Family

ID=39567373

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008284259A Active JP4586090B2 (ja) 2007-11-05 2008-11-05 信号処理方法、処理装置および音声復号器

Country Status (11)

Country Link
US (2) US20090119098A1 (ja)
EP (2) EP2056291B1 (ja)
JP (1) JP4586090B2 (ja)
KR (1) KR101023460B1 (ja)
CN (3) CN100550712C (ja)
AT (2) ATE456126T1 (ja)
DE (1) DE602008000579D1 (ja)
ES (1) ES2374043T3 (ja)
HK (1) HK1154696A1 (ja)
PT (1) PT2056291E (ja)
WO (1) WO2009059498A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101452635B1 (ko) 2013-06-03 2014-10-22 충북대학교 산학협력단 Lms 예측기를 이용한 패킷 손실 은닉 방법 및 이를 기록한 기록매체

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101325631B (zh) * 2007-06-14 2010-10-20 华为技术有限公司 一种估计基音周期的方法和装置
CN101616059B (zh) * 2008-06-27 2011-09-14 华为技术有限公司 一种丢包隐藏的方法和装置
US8706479B2 (en) * 2008-11-14 2014-04-22 Broadcom Corporation Packet loss concealment for sub-band codecs
US8718804B2 (en) 2009-05-05 2014-05-06 Huawei Technologies Co., Ltd. System and method for correcting for lost data in a digital audio signal
CN101894558A (zh) * 2010-08-04 2010-11-24 华为技术有限公司 丢帧恢复方法、设备以及语音增强方法、设备和系统
US9082416B2 (en) * 2010-09-16 2015-07-14 Qualcomm Incorporated Estimating a pitch lag
CN102810313B (zh) * 2011-06-02 2014-01-01 华为终端有限公司 音频解码方法及装置
CN102915737B (zh) * 2011-07-31 2018-01-19 中兴通讯股份有限公司 一种浊音起始帧后丢帧的补偿方法和装置
TWI585747B (zh) * 2011-10-21 2017-06-01 三星電子股份有限公司 訊框錯誤修補方法與裝置、音訊解碼方法與裝置
JP6158214B2 (ja) * 2012-11-15 2017-07-05 株式会社Nttドコモ 音声符号化装置、音声符号化方法、音声符号化プログラム、音声復号装置、音声復号方法及び音声復号プログラム
KR20140067512A (ko) * 2012-11-26 2014-06-05 삼성전자주식회사 신호 처리 장치 및 그 신호 처리 방법
EP4322159A3 (en) * 2013-02-05 2024-04-17 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Method and appartus for controlling audio frame loss concealment
US9336789B2 (en) * 2013-02-21 2016-05-10 Qualcomm Incorporated Systems and methods for determining an interpolation factor set for synthesizing a speech signal
CN107818789B (zh) 2013-07-16 2020-11-17 华为技术有限公司 解码方法和解码装置
EP2922054A1 (en) * 2014-03-19 2015-09-23 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Apparatus, method and corresponding computer program for generating an error concealment signal using an adaptive noise estimation
EP2922055A1 (en) 2014-03-19 2015-09-23 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Apparatus, method and corresponding computer program for generating an error concealment signal using individual replacement LPC representations for individual codebook information
EP2922056A1 (en) 2014-03-19 2015-09-23 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Apparatus, method and corresponding computer program for generating an error concealment signal using power compensation
DE102014009689A1 (de) * 2014-06-30 2015-12-31 Airbus Operations Gmbh Intelligentes Soundsystem/-modul zur Kabinenkommunikation
EP4336493A3 (en) * 2014-07-28 2024-06-12 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for packet loss concealment, and decoding method and apparatus employing same
CN107742521B (zh) 2016-08-10 2021-08-13 华为技术有限公司 多声道信号的编码方法和编码器
WO2024117912A1 (en) 2022-11-28 2024-06-06 Mhwirth As Drilling system and method of operating a drilling system

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736496A (ja) * 1993-07-22 1995-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 伝送誤り補償装置
JPH09101800A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声復号化装置
WO2002071389A1 (fr) * 2001-03-06 2002-09-12 Ntt Docomo, Inc. Procede et dispositif d'interpolation de donnees sonores, procede et dispositif de creation d'informations relatives aux donnees sonores, procede et dispositif de transmission des informations d'interpolation des donnees sonores, et programme et support d'enregistrement correspondants
JP2002328700A (ja) * 2001-02-27 2002-11-15 Texas Instruments Inc フレーム消去の隠蔽およびその方法
JP2004512561A (ja) * 2000-10-20 2004-04-22 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 符号化音響信号の復号に関するエラー隠匿
JP2005094356A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声信号伝送システム、及び音声信号伝送方法
WO2006009074A1 (ja) * 2004-07-20 2006-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 音声復号化装置および補償フレーム生成方法
WO2006079350A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Sonorit Aps Method for concatenating frames in communication system
WO2007045971A2 (en) * 2005-10-18 2007-04-26 Nokia Corporation Method and apparatus for resynchronizing packetized audio streams

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2000501A (en) * 1934-04-26 1935-05-07 David E Wade Ink well and pen filling device
JPH06130999A (ja) * 1992-10-22 1994-05-13 Oki Electric Ind Co Ltd コード励振線形予測復号化装置
DE69422935T2 (de) 1994-06-30 2000-08-17 Ibm Verfahren und vorrichtung zum vergleichen von datensequenzen variabler länge
TW326070B (en) * 1996-12-19 1998-02-01 Holtek Microelectronics Inc The estimation method of the impulse gain for coding vocoder
US6011795A (en) 1997-03-20 2000-01-04 Washington University Method and apparatus for fast hierarchical address lookup using controlled expansion of prefixes
US7423983B1 (en) 1999-09-20 2008-09-09 Broadcom Corporation Voice and data exchange over a packet based network
US6636829B1 (en) * 1999-09-22 2003-10-21 Mindspeed Technologies, Inc. Speech communication system and method for handling lost frames
US20070192863A1 (en) 2005-07-01 2007-08-16 Harsh Kapoor Systems and methods for processing data flows
US6816856B2 (en) 2001-06-04 2004-11-09 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System for and method of data compression in a valueless digital tree representing a bitset
US6785687B2 (en) 2001-06-04 2004-08-31 Hewlett-Packard Development Company, L.P. System for and method of efficient, expandable storage and retrieval of small datasets
US7200561B2 (en) 2001-08-23 2007-04-03 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Digital signal coding and decoding methods and apparatuses and programs therefor
CA2388439A1 (en) 2002-05-31 2003-11-30 Voiceage Corporation A method and device for efficient frame erasure concealment in linear predictive based speech codecs
US20040064308A1 (en) * 2002-09-30 2004-04-01 Intel Corporation Method and apparatus for speech packet loss recovery
US7415463B2 (en) 2003-05-13 2008-08-19 Cisco Technology, Inc. Programming tree data structures and handling collisions while performing lookup operations
US7415472B2 (en) 2003-05-13 2008-08-19 Cisco Technology, Inc. Comparison tree data structures of particular use in performing lookup operations
KR100651712B1 (ko) 2003-07-10 2006-11-30 학교법인연세대학교 광대역 음성 부호화기 및 그 방법과 광대역 음성 복호화기및 그 방법
JP4733939B2 (ja) 2004-01-08 2011-07-27 パナソニック株式会社 信号復号化装置及び信号復号化方法
KR20060011417A (ko) * 2004-07-30 2006-02-03 삼성전자주식회사 음성 출력과 영상 출력을 제어하는 장치와 제어 방법
US8355907B2 (en) 2005-03-11 2013-01-15 Qualcomm Incorporated Method and apparatus for phase matching frames in vocoders
KR100745683B1 (ko) 2005-11-28 2007-08-02 한국전자통신연구원 음성의 특징을 이용한 패킷 손실 은닉 방법
CN1983909B (zh) * 2006-06-08 2010-07-28 华为技术有限公司 一种丢帧隐藏装置和方法
CN101046964B (zh) * 2007-04-13 2011-09-14 清华大学 基于重叠变换压缩编码的错误隐藏帧重建方法
CN101207665B (zh) 2007-11-05 2010-12-08 华为技术有限公司 一种衰减因子的获取方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0736496A (ja) * 1993-07-22 1995-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 伝送誤り補償装置
JPH09101800A (ja) * 1995-10-04 1997-04-15 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声復号化装置
JP2004512561A (ja) * 2000-10-20 2004-04-22 テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン(パブル) 符号化音響信号の復号に関するエラー隠匿
JP2002328700A (ja) * 2001-02-27 2002-11-15 Texas Instruments Inc フレーム消去の隠蔽およびその方法
WO2002071389A1 (fr) * 2001-03-06 2002-09-12 Ntt Docomo, Inc. Procede et dispositif d'interpolation de donnees sonores, procede et dispositif de creation d'informations relatives aux donnees sonores, procede et dispositif de transmission des informations d'interpolation des donnees sonores, et programme et support d'enregistrement correspondants
JP2005094356A (ja) * 2003-09-17 2005-04-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 音声信号伝送システム、及び音声信号伝送方法
WO2006009074A1 (ja) * 2004-07-20 2006-01-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. 音声復号化装置および補償フレーム生成方法
WO2006079350A1 (en) * 2005-01-31 2006-08-03 Sonorit Aps Method for concatenating frames in communication system
JP2008529074A (ja) * 2005-01-31 2008-07-31 ソノリト・アンパルトセルスカブ 通信システムにおけるフレームの連結方法
WO2007045971A2 (en) * 2005-10-18 2007-04-26 Nokia Corporation Method and apparatus for resynchronizing packetized audio streams
JP2009511994A (ja) * 2005-10-18 2009-03-19 ノキア コーポレイション パケット化音響ストリームを再同期する方法及び装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101452635B1 (ko) 2013-06-03 2014-10-22 충북대학교 산학협력단 Lms 예측기를 이용한 패킷 손실 은닉 방법 및 이를 기록한 기록매체

Also Published As

Publication number Publication date
EP2157572B1 (en) 2011-10-19
CN102122511B (zh) 2013-12-04
WO2009059498A1 (fr) 2009-05-14
ATE456126T1 (de) 2010-02-15
HK1154696A1 (en) 2012-04-27
US20090119098A1 (en) 2009-05-07
CN101207459A (zh) 2008-06-25
DE602008000579D1 (de) 2010-03-11
ES2374043T3 (es) 2012-02-13
EP2056291B1 (en) 2010-01-20
EP2056291A1 (en) 2009-05-06
US7835912B2 (en) 2010-11-16
CN101601217A (zh) 2009-12-09
CN102122511A (zh) 2011-07-13
ATE529854T1 (de) 2011-11-15
CN100550712C (zh) 2009-10-14
KR20090046713A (ko) 2009-05-11
CN101601217B (zh) 2013-01-09
JP4586090B2 (ja) 2010-11-24
PT2056291E (pt) 2010-03-18
EP2157572A1 (en) 2010-02-24
KR101023460B1 (ko) 2011-03-24
US20090292542A1 (en) 2009-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4586090B2 (ja) 信号処理方法、処理装置および音声復号器
JP4824734B2 (ja) 減衰率を取得する方法および装置
US9270722B2 (en) Method for concatenating frames in communication system
KR101513184B1 (ko) 계층적 디코딩 구조에서의 디지털 오디오 신호의 송신 에러에 대한 은닉
EP1905009B1 (en) Audio signal synthesis
JP3748080B2 (ja) 広帯域音声復元方法及び広帯域音声復元装置
JPWO2009038115A1 (ja) 音声符号化装置、音声符号化方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090302

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090302

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090407

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091013

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100406

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100705

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100708

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100721

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100729

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100810

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4586090

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130910

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250