JP2009115048A - ポンプユニット、および、燃料電池システム - Google Patents

ポンプユニット、および、燃料電池システム Download PDF

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Abstract

【課題】燃料電池システムにおいて、ポンプを駆動するためのインバータが高温となるおそれがある。高温状態が続くと、インバータが劣化・故障するおそれがあり、これを抑制する技術を提供する。
【解決手段】ポンプユニットであって、吸入口から流体を吸入するポンプ室を備えたポンプと、ポンプを駆動するためのインバータであって、ポンプ室の吸入口周辺に配設されるインバータと、を備える。この構成により、インバータが高温となることを抑制することができ、インバータの劣化・故障を抑制することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、ポンプと、そのポンプを駆動するためのインバータとを備えたポンプユニット、または、そのポンプユニットを備えた燃料電池システムに関する。
燃料電池を備えた燃料電池システムにおいて、燃料電池で電気化学反応に供される反応ガスや燃料電池を冷却するための冷媒を、燃料電池に給排するための装置として、ポンプが用いられる。
特開平11−164264号公報
ところで、上述のようなポンプを駆動制御するためのインバータは、発熱して高温化し易く、このように高温状態が続くと、インバータが劣化・故障するおそれがあった。なお、このような問題は、ポンプを、燃料電池システムに用いる場合に限られず、他の用途に用いる場合にも生じる問題である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、ポンプを駆動するためのインバータが高温となることを抑制する技術を提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
ポンプユニットであって、吸入口から流体を吸入するポンプ室を備えたポンプと、
前記ポンプを駆動するためのインバータであって、前記ポンプ室の前記吸入口周辺に配設されるインバータと、を備えることを要旨とする。
上記構成のポンプユニットによれば、インバータが高温となることを抑制することができる。その結果、インバータの劣化・故障を抑制することができる。
[適用例2]
適用例1に記載のポンプユニットにおいて、前記インバータは、前記ポンプ室の壁であって、前記吸入口周辺の壁に当接するように配設されることを特徴とするポンプユニット。
このようにすれば、インバータが高温となることをより抑制することができる。その結果、インバータの劣化・故障を抑制することができる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載のポンプユニットにおいて、前記ポンプ室の前記吸入口と接続され、前記ポンプに前記流体を導入するためのガス導入流路と、前記インバータに設けられ、前記インバータの熱を放熱するためのヒートシンクであって、前記ガス導入流路中に配置される第1ヒートシンクと、を備えることを特徴とするポンプユニット。
このようにすれば、第1ヒートシンク上を、比較的低温なガス導入流路のガスが流れるので、第1ヒートシンクからの放熱を促進することができる。その結果、インバータが高温になることをより抑制することができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれかに記載のポンプユニットにおいて、前記ポンプは、それぞれ、一部が前記ポンプ室の前記壁から前記ポンプ室内に挿入される第1及び第2シャフトと、前記第1シャフトを回転駆動させるためのモータ部と、前記ポンプ室に設けられ、前記第1シャフトと接続され、前記第1シャフトの回転に伴って回転する第1ポンプロータと、前記第1シャフトにおいて、前記第1ポンプロータと前記モータ部との間に設けられ、前記第1シャフトの回転に伴って回転する第1タイミングギアと、前記第2シャフトに設けられ、前記第1タイミングギアと嵌合し、前記第1シャフトの回転に伴って回転することにより、前記第2シャフトを回転駆動させる第2タイミングギアと、前記ポンプ室に設けられ、前記第2シャフトと接続され、前記第2シャフトの回転に伴って回転する第2ポンプロータと、を備え、前記インバータは、前記ポンプ室における前記吸入口周辺の壁であって、前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギア付近の壁に当接するように配設されることを特徴とするポンプユニット。
このようにすれば、インバータが高温となることを抑制することができると共に、ポンプユニットを小型化することができる。
[適用例5]
適用例4に記載のポンプユニットにおいて、前記インバータは、前記ポンプ室における前記吸入口周辺の前記壁であって、前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギアに対向する前記壁に当接するように配設されると共に、該壁と前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギアとの間に配設されることを特徴とするポンプユニット。
このようにすれば、インバータが高温となることを抑制することができると共に、ポンプ室における吸入口周辺の壁と、第1または第2タイミングギアとの間の空間を、インバータの設置スペースとして有効利用することができ、ポンプユニットを小型化することができる。
[適用例6]
適用例4に記載のポンプユニットにおいて、前記インバータは、柱状体であり、片端が前記ポンプ室における前記吸入口周辺の前記壁に当接すると共に、多端が前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギアの外側に位置するように配設されることを特徴とするポンプユニット。
このようにすれば、インバータが高温となることを抑制することができると共に、第1タイミングギアまたは第2タイミングギアの外側の空間を、インバータの設置スペースとして有効利用することができ、ポンプユニットを小型化することができる。
[適用例7]
燃料電池システムであって、燃料電池と、適用例1ないし適用例6のいずれかに記載のポンプユニットと、
を備えることを特徴とする燃料電池システム。
上記構成の燃料電池システムによれば、ポンプユニットにおけるインバータが高温となることを抑制することができる。その結果、インバータの劣化・故障を抑制することができる。
[適用例8]
適用例7に記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池は、燃料電池セルを挟持する剛性プレートを備え、前記ポンプユニットの前記ポンプにおいて前記ポンプ室の前記壁と、前記剛性プレートと、が接続されていることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、インバータが発熱した場合、その熱を、ポンプ室の壁から剛性プレートに円滑に伝達することができ、インバータが高温となることを抑制することができる。
[適用例9]
適用例7または適用例8に記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池は、燃料電池セルを挟持する剛性プレートと、伝熱材と、を備え、前記ポンプユニットの前記インバータは、前記伝熱材を介して前記剛性プレートと接続されることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、インバータが発熱した場合、その熱を、伝熱材を介して剛性プレートに放熱することができ、インバータが高温となることを抑制することができる。
[適用例10]
適用例7ないし適用例9のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池で電気化学反応に供される反応ガスを前記燃料電池に給排するための反応ガス給排流路を備え、前記ポンプユニットは、前記インバータに設けられ、前記インバータの熱を放熱するためのヒートシンクであって、前記反応ガス給排流路中に配置される第2ヒートシンクを備えることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、第2ヒートシンク上を、反応ガス給排流路の反応ガスが流れるので、ヒートシンクからの放熱を促進することができる。その結果、第2インバータが高温になることをより抑制することができる。
[適用例11]
適用例7ないし適用例10のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池から電流を出力するか否かを切り換えるための燃料電池リレー部と、前記ポンプユニット、前記燃料電池リレー部、および、前記燃料電池を、一体として収納するための防水ケースと、を備えることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、ポンプユニットと燃料電池リレー部との配線、または、燃料電池と燃料電池リレー部との配線を、防水ケース内で行うことができるので、これら配線に対する防水部材を設けることを抑制することができる。
[適用例12]
適用例11に記載の燃料電池システムにおいて、前記防水ケース内において、前記インバータは、前記燃料電池リレー部を介して前記燃料電池と接続されることを特徴とする燃料電池システム。
このようにすれば、インバータが短絡故障した場合に、燃料電池リレー部によってインバータと燃料電池との電気的接続を遮断することが可能となる。
[適用例13]
適用例7ないし適用例10のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、前記燃料電池から電流を出力するか否かを切り換えるための燃料電池リレー部と、ヒューズと、を備え、前記ポンプユニットの前記インバータは、前記燃料電池リレー部と前記燃料電池との間において、前記ヒューズを介して接続されることを特徴とする燃料電池システム。このようにすれば、燃料電池システムの小型化、または、軽量化が可能となる。
[適用例14]
燃料電池システムにおいて、燃料電池セルを挟持する剛性プレートを備えた燃料電池と、ポンプと、前記ポンプを駆動するためのインバータと、伝熱材と、を備え、前記インバータは、前記ポンプに配設されると共に、前記伝熱材を介して前記剛性プレートと接続されることを特徴とする燃料電池システム。
上記構成の燃料電池システムによれば、インバータが発熱した場合、その熱を、伝熱材を介して剛性プレートに放熱することができ、インバータが高温となることを抑制することができる。その結果、インバータの劣化・故障を抑制することができる。
なお、本発明は、上記したポンプユニットや燃料電池システムなどの態様の他、ポンプやポンプ駆動用インバータなど他の装置発明の態様で実現することが可能である。また、装置発明の態様に限ることなく、ポンプユニットの組み立て方法や、燃料電池システムの組み立て方法などの方法発明としての態様で実現することも可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.燃料電池システム1000の構成:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。この燃料電池システム1000は、主に、燃料電池900と、水素タンク300と、水素遮断弁310と、レギュレータ315と、コンプレッサ330と、ポンプユニットPU1と、制御回路400と、冷媒循環ポンプ500と、ラジエータ550と、気液分離器600と、排気排水弁610と、を備えている。ポンプユニットPU1は、水素循環ポンプ100と、この水素循環ポンプ100を駆動するためのインバータ200とから成り、本実施例の特徴部分である。このポンプユニットPU1についての詳細は後述する。
燃料電池900は、比較的小型で発電効率に優れる固体高分子型燃料電池であり、燃料電池セル20と、ターミナルTMと、インシュレータISと、エンドプレートEPと、を複数積層したスタック構造となっている。具体的には、燃料電池900は、エンドプレートEP、インシュレータIS、ターミナルTM、複数の燃料電池セル20、ターミナルTM、インシュレータIS、エンドプレートEPの順に積層される。燃料電池セル20は、膜電極接合体(図示せず)と、アノード側セパレータ(図示せず)と、カソード側セパレータ(図示せず)と、を備えている。
水素タンク300は、高圧の水素ガスが貯蔵される貯蔵装置であり、燃料ガス供給流路304を介して燃料電池900に接続されている。燃料ガス供給流路304上において、水素タンク300から近い順番に、水素遮断弁310と、レギュレータ315とが設けられている。水素遮断弁310を開弁することにより、燃料電池900に水素ガスを燃料ガスとして供給する。
コンプレッサ330は、酸化ガス供給流路334を介して燃料電池900に接続され、空気を圧縮し酸化ガスとして、カソードに供給する。また、燃料電池900は、酸化ガス排出流路336と接続され、カソードで電気化学反応に供された後の酸化ガスは、この酸化ガス排出流路336を介して、燃料電池システム1000の外部に排出される。
燃料電池900は、冷媒循環流路510に接続される。冷媒循環流路510上には、冷媒循環ポンプ500とラジエータ550とが設けられる。ラジエータ550は、燃料電池900で暖められた冷媒を冷却し、冷媒循環ポンプ500は、ラジエータ550によって冷却された冷媒を燃料電池900に供給する。これにより、燃料電池900を、冷媒によって継続的に冷却することができる。冷媒としては、水や、水とエチレングリコールとの混合液(不凍液)などを用いることができる。
気液分離器600は、燃料ガス排出流路306を介して、燃料電池900と接続され、燃料電池900のアノードで電気化学反応に供された後の燃料ガスが導入される。この気液分離器600には、排気排水弁610が設けられており、排気排水弁610を開弁することで、不純物(例えば、窒素)濃度が高くなった燃料ガスや、気液分離器600の貯留水を、排気排水弁610、排気排水流路620を介して燃料電池システム1000の外部へ排出(パージ)する。
また、気液分離器600は、ガス循環流路307を介して、燃料ガス供給流路304と接続される。このガス循環流路307上には、ポンプユニットPU1の水素循環ポンプ100が設けられる。燃料電池900から気液分離器600へ排出された燃料ガスは、水素循環ポンプ100によって、ガス循環流路307を介して、燃料ガスとして燃料ガス供給流路304へ導入され、再び発電に使用される。なお、以下では、ガス循環流路307において、水素循環ポンプ100より燃料ガスの流れ方向の下流側の流路をガス循環下流側流路307Aと呼び、水素循環ポンプ100より上流側の流路をガス循環上流側流路307Bと呼ぶ。
制御回路400は、マイクロコンピュータを中心とした論理回路として構成され、詳しくは、予め設定された制御プログラムに従って所定の演算などを実行するCPU(図示せず)と、CPUで各種演算処理を実行するのに必要な制御プログラムや制御データ等が予め格納されたROM(図示せず)と、同じくCPUで各種演算処理をするのに必要な各種データが一時的に読み書きされるRAM(図示せず)と、各種の信号を入出力する入出力ポート等を備える。この制御回路400は、インバータ200、水素遮断弁310、コンプレッサ330、排気排水流路620、および、冷媒循環ポンプ500などの制御を行い、すなわち、燃料電池900の運転制御を行う。インバータ200は、制御回路400からの指示に基づいて、水素循環ポンプ100(具体的には、後述のモータ部155)を駆動制御する。
A2.ポンプユニットPU1の構成:
図2は、本実施例におけるポンプユニットPU1の概略断面図である。図3は、図2に示すポンプユニットPU1のA−A断面図である。図2は、図3のB−B断面に相当する。図2において、x、y、z方向を図示するように規定する。まず、ポンプユニットPU1において、水素循環ポンプ100についての構成を説明する。
この水素循環ポンプ100は、ルーツ式ポンプ(又はルーツ式ブロワ)であり、主に、ポンプロータ110A,110Bと、シャフト120A,120Bと、タイミングギア130A,130Bと、ベアリング140A,140B,170と、モータ部155と、を備えている。また、水素循環ポンプ100は、壁によって、ポンプ室PRと、ギア室TRと、モータ室MRが形成されている。特に、ポンプ室PRを形成する壁をポンプ室形成壁WPと呼び、モータ室MRを形成する壁をモータ室形成壁WMと呼び、水素循環ポンプ100を形成する壁のうちポンプ室形成壁WPとモータ室形成壁WM以外の壁を壁Wと呼ぶ。ギア室TRは、ポンプ室PRとモータ室MRとに挟まれており、ポンプ室形成壁WP、モータ室形成壁WM、および、壁Wで形成される。
図2に示すように、シャフト120Aは、ポンプ室PR、ギア室TR、および、モータ室MRを貫通するように配置され、シャフト120Bは、ポンプ室PR、および、ギア室TRを貫通するように配置される。
モータ室MRでは、モータ部155が配置される。モータ部155は、シャフト120Aに取り付けられたモータロータ160と、モータロータ160の外周を取り囲むようにモータ室形成壁WMに取り付けられた電磁コイル150とから成る。また、モータ室MRには、シャフト120Aの受け軸としてのベアリング170が設けられている。
モータ室MRにおいて、モータ部155は、電磁コイル150によって、モータロータ160を回転させ、それによりシャフト120Aを回転駆動させる。
ギア室TRでは、シャフト120Aにタイミングギア130Aが取り付けられ、シャフト120Bにタイミングギア130Bが取り付けられる。また、この場合、タイミングギア130Aとタイミングギア130Bとが、勘合するように配置される。さらに、ギア室TRには、シャフト120Aおよびシャフト120Bの受け軸としてのベアリング140Aおよびベアリング140Bが設けられている。
ギア室TRにおいて、シャフト120Aが回転駆動すると、タイミングギア130Aが回転し、タイミングギア130Bを回転させ、それに伴い、シャフト120Bが回転駆動する。
ポンプ室PRでは、シャフト120Aおよびシャフト120Bに、それぞれポンプロータ110Aおよびポンプロータ110Bが取り付けられる。また、図3に示すように、ポンプ室PRは、ガス循環下流側流路307Aから燃料ガスを吸入するための吸入口INと、吸入した燃料ガスをガス循環上流側流路307Bへ導出するための導出口OUTとを備えている。
ポンプ室PRにおいて、シャフト120Aが回転駆動すると、ポンプロータ110Aが回転すると共に、シャフト120Bが回転駆動することにより、ポンプロータ110Bが回転する。これにより、ポンプ室PRにおいて、吸入口INから燃料ガスを吸入し、その燃料ガスを導出口OUTから導出させることができる。このようにして、ガス循環流路307において、ガス循環下流側流路307Aの燃料ガスが、ガス循環上流側流路307Bへ汲み上げられる。この際、水素循環ポンプ100において、吸入口IN側の燃料ガスは減圧し、導出口OUT側の燃料ガスは増圧するので、吸入口IN周辺は、導出口OUT周辺より比較的低温となる。
ポンプユニットPU1のインバータ200は、IPM(Intelligent Power Module、図示せず)と、コンデンサ(図示せず)と、コントロール基板(図示せず)と、プリドライバ(図示せず)と、電流センサ(図示せず)と、ヒートシンク210とを備える。インバータ200において、IPMやコントロール基板などの内部構成部品は、直方体形状の箱(以下では、収納箱と呼ぶ)に収納されており、ヒートシンク210は、その収納箱のインバータ200の側面上に形成されている。このインバータ200は、図2または図3に示すように、水素循環ポンプ100において、シャフト120Aまたはシャフト120Bに垂直な壁であって、吸入口IN付近の外側のポンプ室形成壁WPに当接するように配置される。なお、「吸入口IN付近のポンプ室形成壁WP」とは、ポンプ室形成壁WPにおいて、導出口OUTよりも吸入口INに近い部分をすべて含む概念である。
ところで、インバータ200は、上述のように、IPMを備えており、発熱し易い構造となっている。しかしながら、以上のように、本実施例のポンプユニットPU1では、インバータ200が、比較的低温である吸入口IN付近のポンプ室形成壁WPに当接するように配置されるので、インバータ200(特にIPM)が高温となることを抑制することができる。特に、高負荷時において、インバータ200の出力が大きくなり、発熱が大きくなる場合において、吸入口IN付近を通過する燃料ガス量が多くなり、燃料ガスによる熱の持ち去り量が増えるので、インバータ200が高温となることを抑制することができる。その結果、インバータ200が劣化・故障することを抑制することができる。
また、インバータ200には、ヒートシンク210が設けられるので、外気によって、インバータ200を冷却することができ、インバータ200が高温となることを抑制することができる。
B.第2実施例:
B1.燃料電池システムの構成:
第2実施例の燃料電池システムは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、ポンプユニットPU2の構成が、ポンプユニットPU1と若干相違する。本実施例の燃料電池システムにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例のポンプユニットPU2について説明する。
B2.ポンプユニットPU2の構成:
図4は、本実施例におけるポンプユニットPU2の概略断面図である。本実施例のポンプユニットPU2では、第1実施例のインバータ200と同様の構成であるインバータ200Aを備える。なお、インバータ200Aにおけるヒートシンクを、ヒートシンク210Aと呼ぶ。
そして、ポンプユニットPU2において、図4に示すように、インバータ200Aは、水素循環ポンプ100の吸入口IN付近の外側のポンプ室形成壁WPに当接すると共に、ガス循環下流側流路307A上に配置され、ヒートシンク210Aが、ガス循環下流側流路307A中に突っ込まれた状態で配置される。
以上のように、本実施例のポンプユニットPU2では、インバータ200Aのヒートシンク210Aがガス循環下流側流路307A中に配置されている。このようにすれば、ヒートシンク210A上を、比較的低温なガス循環下流側流路307Aの燃料ガスが流れるので、ヒートシンク210Aからの放熱を促進することができる。その結果、インバータ200Aが高温になることをより抑制することができる。
なお、本実施例において、ポンプユニットPU2のヒートシンク210Aを、ガス循環上流側流路307B中に配置するようにしてもよい。このようにすれば、ヒートシンク210A上を、ガス循環上流側流路307Bの燃料ガスが流れるので、ヒートシンク210Aからの放熱を促進することができる。その結果、インバータ200Aが高温になることをより抑制することができる。
また、本実施例において、ポンプユニットPU2は、請求項におけるポンプユニットに該当し、ガス循環下流側流路307Aは、請求項におけるガス導入流路に該当し、ヒートシンク210Aは、請求項における第1ヒートシンクに該当する。
C.第3実施例:
C1.燃料電池システムの構成:
第3実施例の燃料電池システムは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、本実施例の燃料電池システムが備えるポンプユニットPU3の構成が、第1実施例のポンプユニットPU1と若干相違する。本実施例の燃料電池システムにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例のポンプユニットPU3について説明する。
C2.ポンプユニットPU3の構成:
図5は、本実施例におけるポンプユニットPU3の概略断面図である。図6は、図5に示すポンプユニットPU3のC−C断面図である。また、図5は、図6のD−D断面に相当する。本実施例のポンプユニットPU3において、インバータ200Bは、第1実施例のインバータ200と内部の構成部品は同様であるが、内部の構成部品を収納する収納箱の形状が異なり、収納箱が凹形状となっている。また、インバータ200Bは、収納箱上にヒートシンク210Bを備える。
そして、ポンプユニットPU3において、インバータ200Bは、図5または図6に示すように、ギア室TRにおいて、水素循環ポンプ100の吸入口IN付近のポンプ室形成壁WPであって、タイミングギア130Aと対向するポンプ室形成壁WPに当接するように配置されると共に、該ポンプ室形成壁WPとタイミングギア130Aとの間に配置される。この場合、インバータ200Bは、凹部分にシャフト120Aが通るように配置する。なお、ヒートシンク210Bは、インバータ200Bにおいて、タイミングギア130Aの方に向かって形成されている。
以上のように、本実施例のポンプユニットPU3では、インバータ200Bが、水素循環ポンプ100の吸入口IN付近のポンプ室形成壁WPであって、タイミングギア130Aと対向するポンプ室形成壁WPに当接するように配置されると共に、該ポンプ室形成壁WPとタイミングギア130Aとの間に配置されている。このようにすれば、インバータ200B(特にIPM)が高温となることを抑制することができると共に、ギア室TRにおけるポンプ室形成壁WPとタイミングギア130Aとの間の空間を、インバータ200Bの設置スペースとして有効利用することができ、ポンプユニットPU3を小型化することができる。
また、ポンプユニットPU3では、インバータ200Bは、凹形状であり、その凹部分にシャフト120Aが通るように配置している。このようにすれば、インバータ200Bを、シャフト120Aを避けつつ、ギア室TRにおけるポンプ室形成壁WPとタイミングギア130Aとの間に配置することが可能となる。
なお、インバータ200Bを、ギア室TRにおいて、タイミングギア130Bと対向するポンプ室形成壁WPに当接するように配置すると共に、該ポンプ室形成壁WPとタイミングギア130Bとの間に配置するようにしてもよい。このようにしても、本実施例の効果を奏することができる。
また、本実施例において、ガス循環上流側流路307Bがギア室TR内を通過するように配置し、ポンプユニットPU3において、上記第2実施例のごとく、ヒートシンク210Bを、ガス循環下流側流路307A中に突っ込んだ状態で配置するようにしてもよい。このようにすれば、本実施例の効果に加えて、上記第2実施例の効果も奏することができる。
本実施例において、ポンプユニットPU3は、請求項におけるポンプユニットに該当し、ポンプ室PRは、請求項におけるポンプ室に該当し、「吸入口IN付近のポンプ室形成壁WP」は、請求項における「吸入口周辺の壁」に該当し、タイミングギア130Aは、請求項における第1タイミングギアに該当し、タイミングギア130Bは、請求項における第2タイミングギアに該当する。
D.第4実施例:
D1.燃料電池システムの構成:
第4実施例の燃料電池システムは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、本実施例の燃料電池システムが備えるポンプユニットPU4の構成が、第1実施例のポンプユニットPU1と若干相違する。本実施例の燃料電池システムにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例のポンプユニットPU4について説明する。
D2.ポンプユニットPU4の構成:
図7は、本実施例におけるポンプユニットPU4の概略断面図である。図8は、図7に示すポンプユニットPU4のE−E断面図である。図7は、図8のF−F断面に相当する。本実施例のポンプユニットPU4において、インバータ200Cは、第1実施例のインバータ200と内部の構成部品は同様であるが、内部の構成部品を収納する収納箱の形状が異なり、断面がホームベース形状(図8参照)である柱体となっている。また、インバータ200Cは、収納箱上にヒートシンク210Cを備える。
そして、ポンプユニットPU4において、インバータ200Cは、図7または図8に示すように、ギア室TRにおいて、片端が、水素循環ポンプ100の吸入口IN付近のポンプ室形成壁WPに当接すると共に、多端が、タイミングギア130Aまたはタイミングギア130Bの外側に位置するように配置される。なお、ヒートシンク210Cは、インバータ200Cにおいて、ポンプ室形成壁WPとは反対方向に向かって形成されている。
以上のように、本実施例のポンプユニットPU4では、インバータ200Cは、片端が、水素循環ポンプ100の吸入口IN付近のポンプ室形成壁WPに当接すると共に、多端が、タイミングギア130Aまたはタイミングギア130Bの外側に位置するように配置されている。このようにすれば、インバータ200C(特にIPM)が高温となることを抑制することができると共に、ギア室TRにおいてタイミングギア130Aまたはタイミングギア130Bの外側の空間を、インバータ200Cの設置スペースとして有効利用することができ、ポンプユニットPU4を小型化することができる。
なお、本実施例において、ガス循環上流側流路307Bがギア室TR内を通過するように配置し、ポンプユニットPU4において、上記第2実施例のごとく、ヒートシンク210Cを、ガス循環下流側流路307A中に突っ込んだ状態で配置するようにしてもよい。このようにすれば、本実施例の効果に加えて、上記第2実施例の効果も奏することができる。
また、本実施例において、ポンプユニットPU4は、請求項におけるポンプユニットに該当し、ポンプ室PRは、請求項におけるポンプ室に該当し、「吸入口IN付近のポンプ室形成壁WP」は、請求項における「吸入口周辺の壁」に該当し、タイミングギア130Aは、請求項における第1タイミングギアに該当し、タイミングギア130Bは、請求項における第2タイミングギアに該当する。
E.第5実施例:
E1.燃料電池システムの構成:
第5実施例の燃料電池システムは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、ポンプユニットと燃料電池との配置構成が相違する。本実施例の燃料電池システムが備えるポンプユニットPU5は、第1実施例のポンプユニットPU1と同様の構成である。本実施例の燃料電池システムにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例の燃料電池システムについて説明する。
図9は、本実施例におけるポンプユニットPU5と燃料電池900との関係を示す説明図である。この図において、ポンプユニットPU5は、説明をわかり易くするため、図2に示されるポンプユニットPU1と同様に、概略断面図として示されている。
本実施例の燃料電池システムでは、図9に示すように、ポンプユニットPU5において、水素循環ポンプ100において底に位置するポンプ室形成壁WPと、燃料電池900のエンドプレートEPとが接続されている。ポンプ室形成壁WPとエンドプレートEPとは、例えば、所定の固定部材(締結ボルトなど。図示せず)を用いて接続する。
以上のように、本実施例の燃料電池システムでは、ポンプユニットPU5において、ポンプ室形成壁WPと、燃料電池900のエンドプレートEPとが接続されている。このようにすれば、インバータ200が発熱した場合、その熱を、ポンプ室形成壁WPからエンドプレートEPに円滑に伝達することができ、インバータ200が高温となることを抑制することができる。
なお、本実施例で用いられるポンプユニットPU5は、ポンプユニットPU1と同様の構成に限られず、上記実施例におけるポンプユニットPU2,PU3,PU4と同様の構成としてもよい。このようにすれば、本実施例の効果に加えて、上記実施例と同様の効果を奏することができる。
また、本実施例において、ポンプユニットPU5は、請求項におけるポンプユニットに該当し、エンドプレートEPは、請求項における剛性プレートに該当し、ポンプ室PRは、請求項におけるポンプ室に該当し、ポンプ室形成壁WPは、請求項におけるポンプ室の壁に該当する。
F.第6実施例:
F1.燃料電池システムの構成:
第6実施例の燃料電池システムは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、ポンプユニットと燃料電池との配置構成が相違する。本実施例の燃料電池システムが備えるポンプユニットPU6は、第1実施例のポンプユニットPU1と若干異なる構成である。本実施例の燃料電池システムにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例の燃料電池システムについて説明する。
図10は、本実施例におけるポンプユニットPU6と燃料電池900との関係を示す説明図である。この図において、ポンプユニットPU6は、説明をわかり易くするため、図2に示されるポンプユニットPU1と同様に、概略断面図として示されている。本実施例のポンプユニットPU6は、インバータ200Dと、上述した水素循環ポンプ100とを備える。インバータ200Dは、ヒートシンクを備えていないこと以外は、第1実施例のインバータ200と同様の構成である。なお、ポンプユニットPU6において、インバータ200Dの配置位置は、第1実施例のインバータ200と同様である。
本実施例の燃料電池システムでは、ポンプユニットPU6において、図10に示すように、インバータ200Dが弾性伝熱材220を介して燃料電池900のエンドプレートEPと接続されている。この場合、燃料電池900のエンドプレートEPとポンプ室形成壁WPとが、固定部材230によって固定される。
以上のように、本実施例の燃料電池システムでは、ポンプユニットPU6において、インバータ200Dが弾性伝熱材220を介して燃料電池900のエンドプレートEPと接続されている。このようにすれば、インバータ200Dが発熱した場合、その熱を、弾性伝熱材220を介してエンドプレートEPに放熱することができ、インバータ200Dが高温となることを抑制することができる。
なお、本実施例において、ポンプユニットPU6を、ポンプユニットPU2と同様の構成としてもよい。また、ポンプユニットPU6において、インバータを、ポンプユニットPU3のごとくポンプ室形成壁WPとタイミングギア130Aとの間に配置すると共に、インバータ側面が壁Wから外部に突き出るように構成してもよい。この場合、弾性伝熱材220は、インバータの外部に突き出た部分に配置される。さらに、ポンプユニットPU6において、インバータを、ポンプユニットPU4のごとくタイミングギア130A及びタイミングギア130Bの外側に配置すると共に、インバータ側面が壁Wから外部に突き出るように構成してもよい。この場合、弾性伝熱材220は、インバータの突き出た部分に配置される。また、ポンプユニットPU6において、200DがエンドプレートEPと弾性伝熱材220を介して接続した状態で、上記実施例5のごとく、ポンプ室形成壁WPとエンドプレートEPとを接続するようにしてもよい。以上のようにすれば、本実施例の効果に加えて、上記実施例と同等の効果を奏することができる。
また、本実施例において、ポンプユニットPU6は、請求項におけるポンプユニットに該当し、エンドプレートEPは、請求項における剛性プレートに該当し、インバータ200Dは、請求項におけるインバータに該当し、燃料電池900は、請求項における燃料電池に該当する。
G.第7実施例:
G1.燃料電池システムの構成:
第7実施例の燃料電池システムは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、ポンプユニットと燃料ガス供給流路との配置構成が相違する。本実施例の燃料電池システムが備えるポンプユニットPU7は、第1実施例のポンプユニットPU1と同様の構成である。本実施例の燃料電池システムにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例の燃料電池システムについて説明する。
図11は、本実施例におけるポンプユニットPU7と燃料ガス供給流路304との関係を示す説明図である。この図において、ポンプユニットPU7は、説明をわかり易くするため、図2に示されるポンプユニットPU1と同様に、概略断面図として示されている。
本実施例の燃料電池システムでは、ポンプユニットPU7において、図11に示すように、インバータ200のヒートシンク210が燃料ガス供給流路304中に突っ込まれた状態で配置される。
以上のように、本実施例の燃料電池システムでは、ポンプユニットPU7において、インバータ200のヒートシンク210が燃料ガス供給流路304中に突っ込まれた状態で配置されている。このようにすれば、ヒートシンク210上を、燃料ガス供給流路304の燃料ガスが流れるので、ヒートシンク210からの放熱を促進することができる。その結果、インバータ200が高温になることをより抑制することができる。
なお、燃料電池システムにおいて、ガス循環上流側流路307Bと燃料ガス供給流路304との接続部分にエゼクタ(図示せず)を設けるようにしてもよい。この場合、インバータ200のヒートシンク210を、燃料ガス供給流路304において、このエゼクタと水素遮断弁310との間における燃料ガス供給流路304中に突っ込むように配置してもよい。このようにすれば、エゼクタに供給される燃料ガスを、ヒートシンク210からの放熱によって暖めることができ、それにより、エゼクタが凍結している場合などにエゼクタを暖機することができる。
また、上記第1〜第6実施例の構成を本実施例に組み込むようにしてもよい。本実施例において、ポンプユニットPU7は、請求項におけるポンプユニットに該当し、インバータ200は、請求項におけるインバータに該当し、ヒートシンク210は、請求項における第2ヒートシンクに該当する。
H.第8実施例:
H1.燃料電池システム1000Aの構成:
第8実施例の燃料電池システム1000Aは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、若干相違する。本実施例の燃料電池システム1000Aは、ポンプユニットPU8を備えるが、その構成は、第1実施例のポンプユニットPU1と同様の構成である。燃料電池システム1000Aにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例の燃料電池システム1000Aについて説明する。
図12は、本実施例の燃料電池システム1000Aにおける燃料電池900の周辺の様子を示す説明図である。燃料電池システム1000Aは、防水ケース700と、制御回路400に制御され、燃料電池900から電流を出力するか否かを切り換えるための燃料電池リレー部710と、を備える。
燃料電池リレー部710は、燃料電池900のターミナルTMと配線Q1を介して接続され、また、負荷と配線Q2を介して接続される。また、燃料電池リレー部710は、燃料電池900のエンドプレートEPに所定の固定部材(図示せず)で固定されている。
インバータ200(ポンプユニットPU8)は、配線Q3を介して配線Q2と接続される。ポンプユニットPU8は、例えば、上記第5実施例または第6実施例のごとく、水素循環ポンプ100がエンドプレートEPと接続されている。
防水ケース700は、防水及び絶縁加工されたケースであり、ポンプユニットPU8、燃料電池リレー部710、および、燃料電池900を一体として収納している。
以上のように、本実施例の燃料電池システム1000Aは、ポンプユニットPU8、燃料電池リレー部710、および、燃料電池900を一体として防水ケース700に収納するようにしている。このようにすれば、ポンプユニットPU8と燃料電池リレー部710との配線Q3、または、燃料電池900と燃料電池リレー部710との配線Q1を、防水ケース700内で行うことができるので、これら配線Q1,Q3に対する防水部材を用いることを抑制することができる。そのため、軽量化、コストパフォーマンス等を向上させることができる。また、このように防水部材を設ける必要がないことから、これら配線Q1,Q3にバスバーを用いることが可能となり、燃料電池システム1000Aの小型化が可能となる。
また、本実施例の燃料電池システム1000Aでは、インバータ200は、燃料電池リレー部710を介して燃料電池900と接続されるので、インバータ200のIPM等が短絡故障した場合に、燃料電池リレー部710によってインバータ200と燃料電池900との電気的接続を遮断することが可能となる。それに伴い、配線Q3やインバータ200に過剰電流が流れることを抑制することができる。
なお、本実施例で用いられるポンプユニットPU9は、ポンプユニットPU1と同様の構成に限られず、上記実施例におけるポンプユニットPU2,PU3,PU4,PU7と同様の構成としてもよい。このようにすれば、本実施例の効果に加えて、上記実施例と同様の効果を奏することができる。
また、本実施例において、ポンプユニットPU8は、請求項におけるポンプユニットに該当し、インバータ200は、請求項におけるインバータに該当し、燃料電池リレー部710は、請求項における燃料電池リレー部に該当し、防水ケース700は、請求項における防水ケースに該当し、燃料電池900は、請求項における燃料電池に該当する。
I.第9実施例:
I1.燃料電池システム1000Bの構成:
第9実施例の燃料電池システム1000Bは、第1実施例の燃料電池システム1000とほとんど同様の構成であるが、若干相違する。本実施例の燃料電池システム1000Bは、ポンプユニットPU9を備えるが、その構成は、第1実施例のポンプユニットPU1と同様の構成である。燃料電池システム1000Bにおいて、燃料電池システム1000と同様の構成部分についての説明は省略する。以下に、本実施例の燃料電池システム1000Bについて説明する。
図13は、本実施例の燃料電池システム1000Bにおける燃料電池900の周辺の様子を示す説明図である。燃料電池システム1000Bは、ヒューズ800と、制御回路400に制御され、燃料電池900から電流を出力するか否かを切り換えるための燃料電池リレー部710Aと、を備える。
燃料電池リレー部710Aは、燃料電池900のターミナルTMと配線Q1Aを介して接続され、また、負荷と配線Q2Aを介して接続される。また、燃料電池リレー部710Aは、燃料電池900のエンドプレートEPに所定の固定(図示せず)部材で固定されている。
インバータ200(ポンプユニットPU9)は、配線Q3Aを介して配線Q1Aと接続される。また、配線Q3A上には、ヒューズ800が設けられている。ポンプユニットPU9は、例えば、上記第5実施例または第6実施例のごとく、水素循環ポンプ100がエンドプレートEPと接続されている。
以上のように、本実施例の燃料電池システム1000Bは、インバータ200(ポンプユニットPU9)は、ヒューズ800が設けられた配線Q3A、燃料電池リレー部710Aと燃料電池900とを接続する配線Q1Aを介して燃料電池900と接続されている。このようにすれば、配線Q3Aにヒューズ800が設けられているので、インバータ200のIPM等が短絡故障しても、配線Q1Aや配線Q3Aに過剰電流が流れることを抑制することができ、配線Q1Aや配線Q3Aを太くすることを抑制することができる。その結果、燃料電池システム1000Bの小型化、軽量化が可能となる。
なお、本実施例で用いられるポンプユニットPU9は、ポンプユニットPU1と同様の構成に限られず、上記実施例におけるポンプユニットPU2,PU3,PU4,PU7と同様の構成としてもよい。このようにすれば、本実施例の効果に加えて、上記実施例と同様の効果を奏することができる。また、本実施例において、ポンプユニットPU9は、請求項におけるポンプユニットに該当し、燃料電池リレー部710Aは、請求項における燃料電池リレー部に該当し、ヒューズ800は、請求項におけるヒューズに該当し、燃料電池900は、請求項における燃料電池に該当する。
J.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
J1.変形例1:
上記実施例のポンプユニットは、上記インバータの配置場所を水素循環ポンプ100における吸入口IN周辺に限定していたが、本発明はこれに限られるものではない。例えば、上記インバータを水素循環ポンプ100において、導出口OUT周辺など、吸入口IN周辺以外の場所に配置してもよい。このようにインバータを水素循環ポンプ100の吸入口IN以外の場所に配置したポンプユニットをポンプユニットPUXと呼び、ポンプユニットPUXが備えるインバータをインバータ200Xと呼ぶ。そして、このポンプユニットPUXを、燃料電池900のエンドプレートEPに接続するようにしてもよい。このような燃料電池システム1000Xについて、下記に図14を用いて説明する。
図14は、本変形例における燃料電池システム1000Xにおいて、ポンプユニットPUX周辺の様子を示す説明図である。この燃料電池システム1000Xにおいて、ポンプユニットPUXの水素循環ポンプ100は、固定部材230XによってエンドプレートEPに固定される。また、インバータ200Xは、水素循環ポンプ100において、エンドプレートEP側に配置される。そして、インバータ200Xにおいて、エンドプレートEP側の面に当接するように金属プレート240Xが配置され、さらに、その金属プレート240XとエンドプレートEPとの間であって、それらに当接するように弾性伝熱材220Xが配置される。
以上のように、本変形例の燃料電池システム1000Xでは、ポンプユニットPUXにおいて、インバータ200Xが弾性伝熱材220Xを介して燃料電池900のエンドプレートEPと接続されている。このようにすれば、インバータ200Xが発熱した場合、その熱を、弾性伝熱材220Xを介してエンドプレートEPに放熱することができ、インバータ200Xが高温となることを抑制することができる。
J2.変形例2:
上記燃料電池システムにおいて、上記ポンプユニットのポンプは、水素循環ポンプ100としているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、上記ポンプユニットのポンプを、コンプレッサ330や、冷媒循環ポンプ500とし、これらを駆動するインバータを、上記実施例のごとく配置するようにしてもよい。また、上記ポンプユニットのポンプを、所定の装置に用いられるポンプとし、これを駆動するインバータを、上記実施例のごとく配置するようにしてもよい。なお、この所定の装置としては、例えば、自動車などの車両の冷却装置などが挙げられる。
J3.変形例3:
上記第7実施例の燃料電池システム1000Fでは、インバータ200のヒートシンク210を燃料ガス供給流路304中に突っ込むように配置しているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、インバータ200のヒートシンク210を、燃料ガス排出流路306、冷媒循環流路510、酸化ガス供給流路334、酸化ガス排出流路336、および、その他の流体流路などに突っ込むように配置してもよい。このようにしても上記実施例と同等の効果を奏することができる。
J4.変形例4:
上記実施例の燃料電池システムでは、インバータを、水素循環ポンプの吸入口IN付近のポンプ室形成壁WPに当接するように配置しているが、本発明はこれに限られるものではない。インバータを、ポンプ室形成壁WPに当接させず、水素循環ポンプの吸入口IN付近に配置するようにしてもよい。このようにしても上記実施例の効果を奏することができる。
本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。 第1実施例におけるポンプユニットPU1の概略断面図である。 図2に示すポンプユニットPU1のA−A断面図である。 第2実施例におけるポンプユニットPU2の概略断面図である。 第3実施例におけるポンプユニットPU3の概略断面図である。 図5に示すポンプユニットPU3のC−C断面図である。 第4実施例におけるポンプユニットPU4の概略断面図である。 図7に示すポンプユニットPU4のE−E断面図である。 第5実施例におけるポンプユニットPU5と燃料電池900との関係を示す説明図である。 第6実施例におけるポンプユニットPU6と燃料電池900との関係を示す説明図である。 第7実施例におけるポンプユニットPU7と燃料ガス供給流路304との関係を示す説明図である。 第8実施例の燃料電池システム1000Aにおける燃料電池900の周辺の様子を示す説明図である。 第9実施例の燃料電池システム1000Bにおける燃料電池900の周辺の様子を示す説明図である。 変形例1における燃料電池システム1000XにおいてポンプユニットPUX周辺の様子を示す説明図である。
符号の説明
100…水素循環ポンプ
110A,110B…ポンプロータ
120A,120B…シャフト
130A,130B…タイミングギア
150…電磁コイル
155…モータ部
160…モータロータ
200,200A〜200D,200X…インバータ
210,210A〜210C…ヒートシンク
220…弾性伝熱材
220X…弾性伝熱材
304…燃料ガス供給流路
306…燃料ガス排出流路
307…ガス循環流路
307A…ガス循環下流側流路
307B…ガス循環上流側流路
310…水素遮断弁
330…コンプレッサ
334…酸化ガス供給流路
336…酸化ガス排出流路
400…制御回路
500…冷媒循環ポンプ
510…冷媒循環流路
550…ラジエータ
600…気液分離器
610…排気排水弁
620…排気排水流路
700…防水ケース
710,710A…燃料電池リレー部
800…ヒューズ
900…燃料電池
1000,1000A,1000B,1000X…燃料電池システム
IN付近…吸入口
W…壁
TM…ターミナル
WM…モータ室形成壁
IN…吸入口
EP…エンドプレート
WP…ポンプ室形成壁
TR…ギア室
MR…モータ室
PR…ポンプ室
PU1〜PU9,PUX…ポンプユニット
OUT…導出口

Claims (14)

  1. ポンプユニットであって、
    吸入口から流体を吸入するポンプ室を備えたポンプと、
    前記ポンプを駆動するためのインバータであって、前記ポンプ室の前記吸入口周辺に配設されるインバータと、
    を備えることを特徴とするポンプユニット。
  2. 請求項1に記載のポンプユニットにおいて、
    前記インバータは、前記ポンプ室の壁であって、前記吸入口周辺の壁に当接するように配設されることを特徴とするポンプユニット。
  3. 請求項1または請求項2に記載のポンプユニットにおいて、
    前記ポンプ室の前記吸入口と接続され、前記ポンプに前記流体を導入するためのガス導入流路と、
    前記インバータに設けられ、前記インバータの熱を放熱するためのヒートシンクであって、前記ガス導入流路中に配置される第1ヒートシンクと、
    を備えることを特徴とするポンプユニット。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のポンプユニットにおいて、
    前記ポンプは、
    それぞれ、一部が前記ポンプ室の前記壁から前記ポンプ室内に挿入される第1及び第2シャフトと、
    前記第1シャフトを回転駆動させるためのモータ部と、
    前記ポンプ室に設けられ、前記第1シャフトと接続され、前記第1シャフトの回転に伴って回転する第1ポンプロータと、
    前記第1シャフトにおいて、前記第1ポンプロータと前記モータ部との間に設けられ、前記第1シャフトの回転に伴って回転する第1タイミングギアと、
    前記第2シャフトに設けられ、前記第1タイミングギアと嵌合し、前記第1シャフトの回転に伴って回転することにより、前記第2シャフトを回転駆動させる第2タイミングギアと、
    前記ポンプ室に設けられ、前記第2シャフトと接続され、前記第2シャフトの回転に伴って回転する第2ポンプロータと、
    を備え、
    前記インバータは、前記ポンプ室における前記吸入口周辺の壁であって、前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギア付近の壁に当接するように配設されることを特徴とするポンプユニット。
  5. 請求項4に記載のポンプユニットであって、
    前記インバータは、前記ポンプ室における前記吸入口周辺の前記壁であって、前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギアに対向する前記壁に当接するように配設されると共に、該壁と前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギアとの間に配設されることを特徴とするポンプユニット。
  6. 請求項4に記載のポンプユニットであって、
    前記インバータは、柱状体であり、片端が前記ポンプ室における前記吸入口周辺の前記壁に当接すると共に、多端が前記第1タイミングギアまたは前記第2タイミングギアの外側に位置するように配設されることを特徴とするポンプユニット。
  7. 燃料電池システムであって、
    燃料電池と、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載のポンプユニットと、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  8. 請求項7に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池は、燃料電池セルを挟持する剛性プレートを備え、
    前記ポンプユニットの前記ポンプにおいて前記ポンプ室の前記壁と、前記剛性プレートと、が接続されていることを特徴とする燃料電池システム。
  9. 請求項7または請求項8に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池は、燃料電池セルを挟持する剛性プレートと、
    伝熱材と、
    を備え、
    前記ポンプユニットの前記インバータは、前記伝熱材を介して前記剛性プレートと接続されることを特徴とする燃料電池システム。
  10. 請求項7ないし請求項9のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池で電気化学反応に供される反応ガスを前記燃料電池に給排するための反応ガス給排流路を備え、
    前記ポンプユニットは、
    前記インバータに設けられ、前記インバータの熱を放熱するためのヒートシンクであって、前記反応ガス給排流路中に配置される第2ヒートシンクを備えることを特徴とする燃料電池システム。
  11. 請求項7ないし請求項10のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池から電流を出力するか否かを切り換えるための燃料電池リレー部と、
    前記ポンプユニット、前記燃料電池リレー部、および、前記燃料電池を、一体として収納するための防水ケースと、
    を備えることを特徴とする燃料電池システム。
  12. 請求項11に記載の燃料電池システムにおいて、
    前記防水ケース内において、前記インバータは、前記燃料電池リレー部を介して前記燃料電池と接続されることを特徴とする燃料電池システム。
  13. 請求項7ないし請求項10のいずれかに記載の燃料電池システムにおいて、
    前記燃料電池から電流を出力するか否かを切り換えるための燃料電池リレー部と、
    ヒューズと、
    を備え、
    前記ポンプユニットの前記インバータは、
    前記燃料電池リレー部と前記燃料電池との間において、前記ヒューズを介して接続されることを特徴とする燃料電池システム。
  14. 燃料電池システムにおいて、
    燃料電池セルを挟持する剛性プレートを備えた燃料電池と、
    ポンプと、
    前記ポンプを駆動するためのインバータと、
    伝熱材と、
    を備え、
    前記インバータは、前記ポンプに配設されると共に、前記伝熱材を介して前記剛性プレートと接続されることを特徴とする燃料電池システム。
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