JP2009109112A - Control device for hot water supplying apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は温水の循環回路を備えた給湯機の制御装置に関するものである。 The present invention relates to a control device for a water heater equipped with a hot water circulation circuit.
給湯機の缶体内部には熱源となるバーナと、バーナで発生した燃焼ガスが送られる熱交換器を備えており、熱交換器はバーナが取付けられる燃焼室の壁面と、燃焼室に接続した燃焼ガス流路を熱交換部としている。バーナが燃焼すると発生する燃焼炎と燃焼ガスが燃焼室に送られ、高温の燃焼ガスは燃焼ガス流路を経て排出され、このとき熱交換器に貯えられた水が加熱される。 Inside the can of the water heater is equipped with a burner as a heat source and a heat exchanger to which the combustion gas generated in the burner is sent. The heat exchanger is connected to the wall of the combustion chamber to which the burner is attached, and the combustion chamber The combustion gas passage is used as a heat exchange section. The combustion flame and combustion gas generated when the burner burns are sent to the combustion chamber, and the high-temperature combustion gas is discharged through the combustion gas flow path. At this time, the water stored in the heat exchanger is heated.
缶体に循環パイプを介して放熱器を連結し、循環パイプに取付けた循環ポンプが運転すると、缶体の熱交換器に貯えられた温水が循環パイプを介して放熱器に送られ、放熱器で放熱して温度を低下した温水が缶体に戻り、再び缶体内で加熱されて温水となって放熱器に送られる循環回路を構成している。このとき湯温センサによって缶体内の湯温を監視しており、缶体内の湯温が低下して湯温センサが燃焼開始温度を検出するとバーナの燃焼を開始し、缶体内の湯温が上昇して湯温センサが燃焼停止温度を検出するとバーナの燃焼を停止して缶体内の温水が設定温度となるように維持している。
放熱器を接続して循環回路を構成しているものは、給湯機に接続した循環パイプを途中で分岐して放熱器を複数台接続することができるものであり、複数台のうち1台だけ運転したり、複数台同時に運転したり、放熱器側で出力を変更できるようになっている。 What constitutes a circulation circuit by connecting a radiator can be connected to a plurality of radiators by branching the circulation pipe connected to the water heater in the middle, and only one of the plurality of radiators can be connected. It can be operated, multiple units can be operated simultaneously, or the output can be changed on the radiator side.
このように運転する放熱器の台数や出力の変更によって放熱器側の放熱量が変化するが、給湯機は放熱器側の放熱量とは関係なく設定温度と缶体内の湯温に基づいてバーナの燃焼を制御しているため、放熱器を1台だけ運転するときや放熱器の出力を下げて運転するときには放熱量が低下し、缶体に戻る温水の湯温の低下が起こりにくくなるため、缶体の湯温がすぐに燃焼停止温度まで上昇し、バーナが燃焼を開始してから停止するまでの時間が非常に短くなってしまうものであり、短時間の間にバーナの点火と消火が繰り返されるため騒音や臭気の発生が増加し、燃焼室や熱交換器内には煤が発生しやすくなる問題がある。 Although the amount of heat radiation on the radiator side changes depending on the number of radiators and the output that are operated in this way, the hot water heater is based on the set temperature and the hot water temperature in the can body regardless of the heat radiation amount on the radiator side. Because it controls the combustion of the heat sink, when only one radiator is operated or when the output of the radiator is lowered, the amount of heat radiation is reduced and the hot water temperature returning to the can body is less likely to decrease. The hot water temperature of the can immediately rises to the combustion stop temperature, and the time from the start of the burner to the stop becomes very short, and the burner is ignited and extinguished in a short time. Is repeated, noise and odor are increased, and soot is easily generated in the combustion chamber and heat exchanger.
一方、放熱器を複数台接続して同時に運転するときや、気温の低いときには放熱器側の放熱量が増加し、給湯機の能力以上の負荷がかかることがあり、このような場合は缶体内の湯温を上昇できないままバーナが長時間燃焼を続けることがあり、バーナが長時間燃焼を続けると燃焼室内の同じ箇所にバーナの燃焼炎があたり続け、燃焼室内の燃焼炎があたる部分に煤が堆積しやすくなり、煤の付着によってバーナの燃焼状態が悪化し、短期間でバーナのメンテナンスが必要となってしまう問題があった。 On the other hand, when multiple radiators are connected and operated simultaneously, or when the temperature is low, the amount of heat dissipated on the radiator side may increase, and a load exceeding the capacity of the water heater may be applied. The burner may continue to burn for a long time without raising the temperature of the hot water, and if the burner continues to burn for a long time, the burner's combustion flame will continue to hit the same location in the combustion chamber, and the combustion flame in the combustion chamber will hit However, the burning state of the burner deteriorates due to adhesion of soot, and the burner needs to be maintained in a short period of time.
この発明は上記の課題を解決するもので、缶体1内に熱源となるバーナ2と、バーナ2で発生した燃焼ガスが送られる燃焼室3と、燃焼室3壁もしくは燃焼室3に続く燃焼ガス流路4壁を熱交換部とする熱交換器5とを設けると共に、前記缶体1の側壁に取り付けた湯温センサ6と、該湯温センサ6の検出データに基づいて前記バーナ2の運転を制御する制御手段7とを設け、該制御手段7は湯温センサ6が燃焼開始温度を検出時にバーナ2に燃焼開始信号を出力し、湯温センサ6が燃焼停止温度を検出時にバーナ2に燃焼停止信号を出力して、缶体1内の湯温を設定温度に維持する給湯機において、前記制御手段7の燃焼開始信号でカウント開始して燃焼停止信号で停止するタイマ手段8と、該タイマ手段8のカウント時間が所定時間以下のときにカウント加算するカウンタ手段9と、タイマ手段8のカウント時間が所定時間以上のときにカウンタ手段9をリセットするリセット手段10と、前記カウンタ手段9のカウント数が所定回数となったときにバーナ2の燃焼開始温度を低く、燃焼停止温度を高く変更する温度補正手段11とを備えたことを特徴とする。
The present invention solves the above-mentioned problem, and
また、制御手段7が燃焼停止信号を出力する前に前記タイマ手段8が設定時間をカウントしたときは、バーナ2に燃焼停止信号を出力すると共に燃焼停止信号の出力から一定時間は燃焼開始信号を出力しないキャンセル手段12を設けたことによって、燃焼室内の同じ部分にバーナの燃焼炎が長時間あたり続けることを防いで燃焼室内の煤の堆積を防ぐことができる。
Further, when the timer means 8 counts the set time before the control means 7 outputs the combustion stop signal, it outputs a combustion stop signal to the
また、缶体1の側壁には循環パイプ13を介して放熱器14を取り付け、該循環パイプ13には循環ポンプ15を取り付けて温水の循環回路を構成しているときは、放熱器14側の出力に応じてバーナの燃焼制御を行うことで、バーナの負担を低減することができる。
Further, when a
また、缶体1の側壁には循環パイプ13を介して放熱器14を取り付け、該循環パイプ13には循環ポンプ15を取り付けて温水の循環回路を構成しており、前記制御手段7が燃焼停止信号を出力する前に前記タイマ手段8が設定時間をカウントしたときは前記循環ポンプ15を停止し、循環ポンプ15の停止後に湯温センサ6が燃焼停止温度を検出して燃焼停止信号を出力するときに循環ポンプ15の運転を再開することによって、缶体1内の湯温が上昇してからバーナ2の燃焼が停止するので、循環ポンプ15の運転再開後は放熱器に設定温度の温水を送ることができる。
Further, a
この発明は、バーナ2の燃焼時間をタイマ手段8によってカウントし、タイマ手段8のカウント時間が所定時間以下のときにカウンタ手段9のカウント加算し、バーナ2が短時間の間に連続して燃焼と停止を繰り返してカウンタ手段9が所定回数になったときには、温度補正手段11によってバーナ2の燃焼開始温度を低く、燃焼停止温度を高く変更するものであり、バーナ2の燃焼開始から燃焼停止までの温度幅を広げることで、バーナ2の燃焼時間を通常よりも長くすることができ、バーナ2の燃焼・停止の回数を少なくすることができるから、点火・消火時の騒音や臭気の発生を抑えることができるようになった。
In the present invention, the burning time of the
また、タイマ手段8は制御手段7の燃焼開始信号でカウントを開始し燃焼停止信号でカウントを停止するが、制御手段7が燃焼停止信号を出力する前にタイマ手段8が設定時間をカウントしたときは、キャンセル手段12が作動してバーナ2に燃焼停止信号を出力すると共に、キャンセル手段12が作動する一定時間の間は湯温センサ6が燃焼開始温度を検出しても燃焼開始信号を出力しない構成となっている。このため、バーナ2が設定時間まで燃焼を続けたときは一時的にバーナ2の燃焼を停止することで、バーナ2の燃焼炎が長時間にわたって燃焼室3内の同じ箇所にあたり続けることがなくなるから、燃焼室3内の一部分だけに多量の煤が付着することがなくなり、長時間使用してもバーナ2が安定した燃焼状態を維持できるものとなった。
The timer means 8 starts counting with the combustion start signal of the control means 7 and stops counting with the combustion stop signal, but when the timer means 8 counts the set time before the control means 7 outputs the combustion stop signal. Does not output a combustion start signal even if the hot
また、放熱器14の放熱量の変化に対して、制御手段7による給湯機側の燃焼制御によって対応するものであるから、缶体1に接続する放熱器の種類が変わっても容易に対応できるものである。
Moreover, since it respond | corresponds with the combustion control by the side of the water heater by the control means 7 with respect to the change of the heat dissipation amount of the
また、缶体1に放熱器14を接続して循環回路を構成しているときにおいて、バーナ2が設定時間を超えて燃焼し続けるときは、放熱器14側の出力に対して給湯機の能力が不足しているときであるから、タイマ手段8のカウント時間が設定時間になったときは循環ポンプ15の運転を停止することで缶体1内の湯温を上昇させ、湯温センサ6が燃焼停止温度検出時にバーナに燃焼停止信号を出力すると共に、循環ポンプ15の運転を再開する構成としたものであり、循環ポンプ15が運転を再開すると燃焼停止温度まで上昇した缶体1内の高温水が放熱器14に送られ、放熱器14から放熱後の低温水が戻ればバーナ2が燃焼を開始するので、バーナ2が一時的に燃焼を停止して燃焼室3内の煤の付着を防止すると共に、放熱器14に送られる温水の温度を上昇させて給湯機の能力不足を解消できるものとなった。
In addition, when the
図に示す実施例によってこの発明を説明すると、2は給湯機の熱源となるバーナ、5は該バーナ2の燃焼熱で水の加熱を行う熱交換器、1は熱交換器5を構成する筒状の缶体、3は缶体1の下部内側に配置したバーナ2の燃焼ガスが送られる燃焼室、16は缶体1の上部に配置した排気ガス室、4は燃焼室3と排気ガス室16の間に取付けた燃焼ガス流路、17は排気ガス室16に接続する排気筒であり、バーナ2を運転すると燃焼炎と燃焼ガスが燃焼室3に送られ、燃焼ガスは燃焼ガス流路4を経て排気ガス室16に送られ、排気筒17から排出される。
The present invention will be described with reference to the embodiments shown in the drawings.
18は燃焼室3壁および燃焼ガス流路4壁を熱交換部とする熱交換器5を構成する水室、6は缶体1の側壁に設けた湯温センサ、7はバーナ2に燃焼の開始や停止の指令を出す制御手段、19は出湯温度を設定する温度設定手段であり、温度設定手段19の設定温度によってバーナ2の燃焼開始温度と燃焼停止温度が設定されており、湯温センサ6が燃焼開始温度を検出するとバーナ2へ燃焼停止信号を出力し、湯温センサ6が燃焼停止温度を検出するとバーナ2へ燃焼停止信号を出力することで、水室18の水が温度設定手段19で設定された湯温となるように沸き上げる。
13aは缶体1の上部側壁に接続した往き管、13bは缶体1の下部側壁に接続した戻り管、13は往き管13aと戻り管13bとで構成する循環パイプ、14は往き管13aと戻り管13bを介して熱交換器5と連結する放熱器である。15は往き管13aの途中に取り付けた循環ポンプであり、循環ポンプ15が駆動すると水室18の温水が往き管12aから放熱器14に送られ、放熱器14で熱量を放出して温度を低下した水が戻り管13bから水室18に戻され、再び温水となって放熱器14に送られて循環する温水循環回路を構成している。
13a is a forward pipe connected to the upper side wall of the
上記のような循環回路を備えた給湯機において、循環パイプ13に接続する放熱器14には、温水暖房装置を構成するファンコンベクターなどの暖房装置や、床暖房装置や融雪装置を構成する温水パネルなどがあり、缶体1に接続した循環パイプ13を途中で分岐して1台の給湯機に対して複数台の放熱器14を接続することができるようになっている。
In the water heater provided with the circulation circuit as described above, the
図2は放熱器14を暖房装置で構成したものであり、20は室内に設置する暖房装置枠体、21は暖房装置枠体20内に配置した暖房用熱交換器、22は暖房装置枠体20内に配置した対流ファンであり、給湯機の缶体1と暖房用熱交換器21とが往き管13aと戻り管13bによって接続されており、循環ポンプ15を運転すると缶体1の温水が往き管13aを介して暖房用熱交換器21に送られ、対流ファン22の空気流が暖房用熱交換器21を通過するときに、暖房用熱交換器21から放出される温水の熱量によって加熱されて温風となって室内に吹き出している。
FIG. 2 shows a configuration in which the
温水暖房装置は暖房装置を複数台同時に運転したり1台だけ運転するときがあり、また、個々の暖房装置の暖房出力を高低切換えて運転することがある。複数台の暖房装置のうち1台だけ運転するときや、暖房装置の出力を下げて運転するときには、暖房装置側での放熱量が少なくなるが、給湯機は暖房装置の運転状態とは関係なく温度設定手段19の設定温度に基づいて運転しているため、暖房装置側で必要とする熱量に対して給湯機から送られる温水の熱量が多くなり、温水の湯温が低下しないまま缶体1に戻ってくる。このため、缶体1の湯温が短時間で燃焼停止温度まで上昇して、バーナ2がすぐに燃焼を停止してしまうことになる。
The hot water heater may be operated at the same time or a plurality of heaters may be operated at the same time, and may be operated by switching the heating output of each individual heater. When operating only one of the multiple heating devices, or when operating with the output of the heating device lowered, the amount of heat dissipated on the heating device side is reduced, but the water heater is independent of the operating state of the heating device. Since the operation is based on the set temperature of the temperature setting means 19, the amount of hot water sent from the water heater increases with respect to the amount of heat required on the heating device side, and the hot water temperature of the hot water is not lowered. Come back to. For this reason, the hot water temperature of the
そして、バーナ2の燃焼が停止すれば、缶体1内の湯温が低下し湯温センサ6が燃焼開始温度を検出してバーナ2に燃焼開始信号が出力されるが、前記のように暖房機側の放熱量が少ないときはバーナ2が再び短時間で燃焼を停止してしまうものであり、短時間の間にバーナ2の燃焼と停止が繰り返されることになり、点火・消火時の騒音や臭気の発生回数が増加してしまう問題がある。
When combustion of the
上記のようにバーナ2が短時間の間に燃焼と停止を繰り返すときは、給湯機側の設定温度を低く変更することで対応は可能であるが、運転する放熱器14の台数の変更や暖房出力の変更のたびに給湯機の設定温度も変更しなければならず、また、適切な設定温度を選択することが難しいため、暖房装置の暖房出力の低下や温風の温度むらを発生させる恐れがあり、給湯機の設定温度を変更することは好ましくない。
When the
この発明は上記の課題を解決するもので、8は制御手段7の燃焼開始信号でカウント開始し燃焼停止信号でカウント停止するタイマ手段、9はタイマ手段8のカウント時間が所定時間以下のときにカウント加算するカウンタ手段、10はタイマ手段8のカウント時間が所定時間以上のときにカウンタ手段9をリセットするリセット手段である。
The present invention solves the above-mentioned problem.
S1はタイマ手段8のカウント時間を入力とする第1判定部であり、制御手段7は湯温センサ6が燃焼開始温度を検出して燃焼開始信号を出力するときにタイマ手段8のカウントを開始し、湯温センサ6が燃焼停止温度を検出して燃焼停止信号を出力するときにタイマ手段8のカウントを停止し、第1判定部S1でタイマ手段8のカウント時間を確認する。実施例ではタイマ手段8のカウント時間の基準となる所定時間を3分に設定してあり、タイマ手段8のカウント時間が3分以内のときはカウンタ手段9のカウント加算し、タイマ手段8のカウント時間が3分以上のときはカウンタ手段9の値をリセットする。
S1 is a first determination unit that receives the count time of the timer means 8, and the control means 7 starts counting of the timer means 8 when the hot
S2はカウンタ手段9のカウント数を入力とする第2判定部であり、第1判定部S1でタイマ手段8が所定時間以下を検出したときは、第2判定部S2でカウンタ手段9のカウント数が上限値であるかを確認する。実施例ではカウンタ手段9のカウント数の上限値を3に設定してあり、カウント数が上限値である3回未満のときは通常の運転制御を継続し、カウンタ手段9のカウント数が上限値になるまでは、温度設定手段19の設定温度に基づいてバーナ2の燃焼を制御する。また、カウンタ手段9のカウント数が上限値になる前に第1判定部S1でタイマ手段9のカウント時間が所定時間以上を検出したときは、カウンタ手段9の値をリセットする。
S2 is a second determination unit that receives the count number of the counter means 9, and when the timer means 8 detects a predetermined time or less in the first determination section S1, the second determination section S2 counts the count number of the counter means 9 Check if is the upper limit. In the embodiment, the upper limit value of the count number of the counter means 9 is set to 3, and when the count number is less than the upper limit value of 3, the normal operation control is continued, and the count number of the counter means 9 is the upper limit value. Until it becomes, the combustion of the
11はカウンタ手段9のカウント数が所定回数となったときに作動する温度補正手段であり、バーナ2の燃焼が3回連続して3分以内で停止して、第2判定部S2でカウンタ手段9のカウント数が上限値である3になったことを確認したときは温度補正手段11によって制御手段7に設定された燃焼開始温度を低く、燃焼停止温度を高く変更し、制御手段7は変更後の燃焼開始温度と燃焼停止温度に基づいてバーナ2の燃焼を制御する。
Reference numeral 11 denotes a temperature correction means that operates when the count number of the counter means 9 reaches a predetermined number. Combustion of the
このようにバーナ2の燃焼開始温度と燃焼停止温度を変更することによって、バーナ2は通常よりも低い湯温となってから燃焼を開始し、通常よりも高い湯温になるまで燃焼を継続するから、バーナ2の燃焼開始から停止までの温度幅を大きくとることができ、放熱器14側の放熱量が低下しているときでもバーナ2の燃焼時間を長くできるから、短時間の間にバーナ2が燃焼と停止を繰り返すことがなくなり、点火・消火の回数が少なくなって騒音や臭気の発生を抑えることができるものとなった。
By changing the combustion start temperature and the combustion stop temperature of the
燃焼開始温度と燃焼停止温度を変更するときは暖房装置の暖房出力が低いときであるから、給湯機の温度幅を変更しても暖房装置の暖房出力を低下させることはなく、また、燃焼開始温度と燃焼停止温度の変更後にバーナ2が所定時間以上燃焼したときや、暖房装置の運転台数や暖房出力の変更によってバーナ2の燃焼時間が所定時間より長くなったときは、通常の設定温度に基づく燃焼制御に復帰するから、暖房装置側の暖房出力の変更にも対応できる。
Since the heating output of the heating device is low when changing the combustion start temperature and the combustion stop temperature, changing the temperature range of the water heater does not decrease the heating output of the heating device, and also starts combustion When the
また、図3は放熱器14を融雪装置で構成したものであり、23は道路等の路面に埋設して設置された温水パネル、24は降雪を検知する降雪センサであり、給湯機の缶体1と温水パネル23とが往き管13aと戻り管13bを介して接続されており、降雪センサ24から降雪の検知信号が出力されると、制御装置7は循環ポンプ15を駆動して缶体1の温水が温水パネル23に送られ、温水パネル23によって温水の熱量を放出することで路面の雪や氷を解かしており、降雪センサ24から降雪の検知信号の出力がなくなると、バーナ2と循環ポンプ15の運転を停止する。
FIG. 3 shows a structure in which the
上記の融雪装置は、降雪量が多いときや気温が極端に低いときなどには温水パネル23から缶体1に戻る温水の温度が極端に低くなり、給湯機の能力以上の負荷がかかるため、バーナ2が燃焼を続けていても缶体1の湯温が上昇せず、バーナ2が長時間燃焼し続けることがある。このようにバーナ2が長時間燃焼し続けると、燃焼室3内の同じ箇所にバーナ2の燃焼炎があたり続け、燃焼炎があたる部分にだけ煤が堆積しやすくなり、短期間でバーナ2の燃焼が悪化し、バーナ2のメンテナンスが必要となってしまう。
In the above snow melting device, when the amount of snowfall is large or the temperature is extremely low, the temperature of the hot water returning from the
S3はバーナ2の燃焼中にタイマ手段8のカウント時間を監視する第3判定部、12は第3判定部S3の出力を受けて一定時間作動するキャンセル手段であり、第3判定部S3でタイマ手段8のカウント時間が設定時間になったことを確認したときは、キャンセル手段12が作動し、制御手段7が燃焼停止信号を出力してバーナ2の燃焼を停止し、バーナ2が設定時間以上連続燃焼しないようにしており、キャンセル手段12が作動している一定時間の間は湯温センサ6が燃焼開始温度を検出しても制御手段7が燃焼開始信号を出力せず、バーナ2が停止した状態を維持するものである。実施例では第3判定部S3で判定する設定時間を2時間、キャンセル手段12の作動時間を10秒に設定してあり、バーナ2の燃焼が連続して2時間継続したときは少なくとも10秒間はバーナ2の燃焼が停止するようになっている。
S3 is a third determination unit that monitors the count time of the timer means 8 during combustion of the
このように、バーナ2が設定時間燃焼を継続したときにバーナ2の燃焼を一時的に停止させることで、燃焼室3内に煤が堆積する前にバーナ2の燃焼を停止することができ、バーナ2が燃焼を再開するときにはバーナ2の燃焼炎があたる位置が変わるので、バーナ2の燃焼炎が長時間にわたって燃焼室3内の同じ箇所にあたり続けることがなくなって煤の堆積を防ぐことができるようになり、長期間にわたってバーナ2の燃焼状態を維持できるものとなり、メンテナンスの負荷を低減できる。
Thus, by burning the
また、上記のようにバーナ2が長時間燃焼を続けるときは、放熱器14の出力に対して給湯機の能力が不足しているときであり、そのままの状態で運転を続けると放熱器14の能力を低下させる恐れがある。図3のように融雪装置を構成しているときには、温水パネル23に送られる温水が設定温度より低くなると、期待した融雪能力を得ることができず、雪や氷を解かすことができなくなってしまう。
Further, when the
この発明の他の実施例において、第3判定部S3でタイマ手段8のカウント時間が設定時間になったことを検出したときは、バーナ2の燃焼停止信号は出力せず循環ポンプ15の運転を停止する。循環ポンプ15が停止して缶体1内の温水が放熱器14に流れなくなると缶体1内の湯温が上昇し、缶体1の湯温が燃焼停止温度まで上昇して湯温センサ6がこれを検出すると制御手段7は燃焼停止信号を出力してバーナ2の燃焼を停止すると共に、循環ポンプ15の運転を再開する。
In another embodiment of the present invention, when the third determination unit S3 detects that the count time of the timer means 8 has reached the set time, the combustion stop signal of the
バーナ2の燃焼が停止して循環ポンプ15が運転すると、設定温度の温水が放熱器14に送られ、放熱器14で温度を低下した温水が缶体1に戻って缶体1の湯温が低下し、湯温センサ6が燃焼開始温度を検出するとバーナ2の燃焼開始信号を出力してバーナ2の燃焼を再開するものであり、バーナ2が一時的に燃焼を停止することで、バーナ2が長時間連続燃焼をすることがなく、煤の堆積を防ぐことができる。
When combustion of the
また、循環ポンプ15が停止したときは缶体1内で温水が滞留して缶体1内の湯温が素早く上昇するので、循環ポンプ15が停止している時間は短く、放熱器14の温水の温度を大きく低下させる前に循環ポンプ15の運転が再開し、循環ポンプ15の運転が再開するときには設定温度まで上昇した缶体1内の温水が放熱器14に送られるので、放熱器14の能力低下を防ぐことができるものとなった。
Further, when the circulation pump 15 is stopped, the hot water stays in the
1 缶体
2 バーナ
3 燃焼室
4 燃焼ガス流路
5 熱交換器
6 湯温センサ
7 制御手段
8 タイマ手段
9 カウンタ手段
10 リセット手段
11 温度補正手段
12 キャンセル手段
13 循環パイプ
14 放熱器
15 循環ポンプ
DESCRIPTION OF
Claims (4)
前記缶体(1)の側壁に取り付けた湯温センサ(6)と、該湯温センサ(6)の検出データに基づいて前記バーナ(2)の運転を制御する制御手段(7)とを設け、
該制御手段(7)は湯温センサ(6)が燃焼開始温度を検出時にバーナ(2)に燃焼開始信号を出力し、湯温センサ(6)が燃焼停止温度を検出時にバーナ(2)に燃焼停止信号を出力して、缶体(1)内の湯温を設定温度に維持する給湯機において、
前記制御手段(7)の燃焼開始信号でカウント開始して燃焼停止信号で停止するタイマ手段(8)と、該タイマ手段(8)のカウント時間が所定時間以下のときにカウント加算するカウンタ手段(9)と、タイマ手段(8)のカウント時間が所定時間以上のときにカウンタ手段(9)をリセットするリセット手段(10)と、
前記カウンタ手段(9)のカウント数が所定回数となったときにバーナ2の燃焼開始温度を低く、燃焼停止温度を高く変更する温度補正手段(11)とを備えたことを特徴とする給湯機の制御装置。 Burner (2) as a heat source in can (1), combustion chamber (3) to which combustion gas generated in burner (2) is sent, and combustion following combustion chamber (3) wall or combustion chamber (3) A heat exchanger (5) having a gas flow path (4) wall as a heat exchanger, and
A hot water temperature sensor (6) attached to the side wall of the can body (1) and a control means (7) for controlling the operation of the burner (2) based on detection data of the hot water temperature sensor (6) are provided. ,
The control means (7) outputs a combustion start signal to the burner (2) when the hot water temperature sensor (6) detects the combustion start temperature, and supplies the burner (2) to the burner (2) when the hot water temperature sensor (6) detects the combustion stop temperature. In a water heater that outputs a combustion stop signal and maintains the hot water temperature in the can (1) at a set temperature,
Timer means (8) that starts counting with a combustion start signal of the control means (7) and stops with a combustion stop signal, and counter means (when the count time of the timer means (8) is less than a predetermined time) 9) and reset means (10) for resetting the counter means (9) when the count time of the timer means (8) is equal to or greater than a predetermined time;
A water heater comprising temperature correction means (11) for changing the combustion start temperature of the burner 2 low and the combustion stop temperature high when the count number of the counter means (9) reaches a predetermined number. Control device.
燃焼停止信号の出力から一定時間は燃焼開始信号を出力しないキャンセル手段(12)を設けたことを特徴とする請求項1記載の給湯機の制御装置。 When the timer means (8) counts the set time before the control means (7) outputs a combustion stop signal, it outputs a combustion stop signal to the burner (2) and outputs a certain time from the output of the combustion stop signal. 2. The water heater control apparatus according to claim 1, further comprising canceling means (12) that does not output a combustion start signal.
前記制御手段(7)が燃焼停止信号を出力する前に前記タイマ手段(8)が設定時間をカウントしたときは前記循環ポンプ(15)を停止し、
循環ポンプ(15)の停止後に湯温センサ(6)が燃焼停止温度を検出して燃焼停止信号を出力するときに循環ポンプ(15)の運転を再開することを特徴とする請求項1記載の給湯機の制御装置。 A radiator (14) is attached to the side wall of the can body (1) via a circulation pipe (13), and a circulation pump (15) is attached to the circulation pipe (13) to constitute a hot water circulation circuit. And
When the timer means (8) counts a set time before the control means (7) outputs a combustion stop signal, the circulation pump (15) is stopped,
The operation of the circulation pump (15) is resumed when the hot water temperature sensor (6) detects the combustion stop temperature and outputs a combustion stop signal after the circulation pump (15) is stopped. Water heater control device.
Priority Applications (1)
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JP2007283216A JP2009109112A (en) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | Control device for hot water supplying apparatus |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007283216A JP2009109112A (en) | 2007-10-31 | 2007-10-31 | Control device for hot water supplying apparatus |
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Family
ID=40777776
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JP (1) | JP2009109112A (en) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010185602A (en) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Corona Corp | Storage water heater |
-
2007
- 2007-10-31 JP JP2007283216A patent/JP2009109112A/en active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2010185602A (en) * | 2009-02-12 | 2010-08-26 | Corona Corp | Storage water heater |
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