JP2009108538A - 自動レベリング装置と免震装置 - Google Patents

自動レベリング装置と免震装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構造で被支持体の支持レベルを調整する自動レベリング装置と免震装置とを提供しようとする。
【解決手段】
従来の自動レベリング装置にかわって、揺動レバーの揺動角度に応じて流体を荷重支持部材と系外との間または荷重支持部材と流体の圧力源との間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、特定の箇所である特定箇所を持ち前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させるバルブ位置制御部材と、前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられたガイド部材と、被支持体と前記特定箇所とを前記所定揺動角度に対応する所定移動距離を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材と、を備えるものとした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、荷重支持部材により支持される被支持体の支持レベルを調整する自動レベリング装置とそれを用いて被支持体を支持し免震する空気ばね免震装置とに関する。
建物、プラント、機械設備等の被支持体を支持し免震する免震装置を用いる。
免震装置は、被支持体を支持する複数の荷重支持部材と自動レベリング装置とを備える。
例えば、免震装置は、被支持体を支持する複数の空気ばねと自動レベリング装置とを備える。
荷重支持部材は、流体の注入と排出とで伸縮する。例えば、流体は空気である。
自動レベリング装置は、複数の荷重支持部材に流体を注入しまたは排出して、被支持体のレベルを調整する装置である。
例えば、複数の空気ばねを3群に分割して、各群ごとに吸排気配管と自動レベリング装置とを設けて、各々の自動レベリング装置が、各々の群に属する空気ばねに設けられた吸排気配管へ供給する流体の量、または各々の群に属する空気ばねに設けられた吸排気配管から排気する排気量を調整して、各群に含まれる空気ばねにより支持される被支持体のレベルを調整する。
地震が発生したときに、 免震装置の自動レベリング装置が頻繁に作動する。地震時には停電することが予測されることから、自動レベリング装置は、無給電でも作動することが望まれる。
また、地震の発生していない通常時には、自動レベリング装置は水平度を高精度にレベリングすることを要求される。
また、地震が発生した際は、自動レベリング装置は免震しつつレベルを維持することを要求される。
公開実用昭和50−111596号 公開実用昭和50−147083号 公開実用昭和53− 90756号 公開実用昭和54−148782号 公開実用昭和57− 87844号
本発明は以上に述べた問題点に鑑み案出されたもので、簡単な構造で荷重支持部材により支持される被支持体の支持レベルを調整する自動レベリング装置とそれを用いて被支持体を支持し免震する免震装置とを提供しようとする。
上記目的を達成するため、本発明に係る流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材に支持された被支持体のレベルを調整するための自動レベリング装置を、揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、特定の箇所である特定箇所を持ち前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させるバルブ位置制御部材と、前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられたガイド部材と、被支持体と前記特定箇所とを前記所定揺動角度に対応する所定移動距離を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材と、を備え、Pポートが荷重支持部材に連通し、Aポートが系外に連通し、Bポートが流体の圧力源に連通する、ものとした。
上記本発明の構成により、切替弁が、揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる。バルブ位置制御部材が、特定の箇所である特定箇所を持ち、前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させる。ガイド部材のストッパ部が、前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止する。連結部材が、被支持体と前記特定箇所とを前記所定揺動角度に対応する所定移動距離を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する。Pポートが荷重支持部材に連通する。Aポートが大気に連通する。Bポートが空気源に連通する。
その結果、被支持体が上下動すると、前記特定箇所が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が前記所定移動距離の範囲内で上下動する際は前記所定揺動角度の範囲内で揺動して所定移動距離の範囲内で精度よく被支持体のレベルを調整でき、被支持体が前記所定移動距離を越えて上下動する際は前記揺動レバーの揺動角度を前記所定揺動角度に維持して被支持体のレベルを調整できる。
さらに、本発明の実施形態に係る自動レベリング装置は、前記連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体とを有する。
上記本発明の構成により、ロッド部材が被支持体に一端を連結し他端を自由にする。上部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる。下部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる。
その結果、上部弾性体の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体の作用する上方へ作用する付勢力の合力が前記特定箇所に作用し、その合力により前記揺動レバーが前記揺動角度の範囲内で揺動する。
上記目的を達成するため、本発明に係る流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材に支持された被支持体のレベルを調整するための自動レベリング装置を、先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、前記揺動レバーの前記先端部に嵌まり合う嵌合部を設けられた部材であるバルブ位置制御部材と、前記バルブ位置制御部材を上下方向に移動距離だけ移動させるガイド部と所定の移動距離である所定移動距離を越えて上下方向に移動するのを阻止するストッパ部とを設けられたガイド部材と、被支持体と前記バルブ位置制御部材とを前記所定移動距離を越えて上下方向に弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材と、を備え、Pポートが荷重支持部材に連通し、Aポートが系外に連通し、Bポートが流体の圧力源に連通する、ものとした。
上記本発明の構成により、切替弁が、先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる。バルブ位置制御部材が、前記揺動レバーの前記先端部に嵌まり合う。ガイド部材が、前記バルブ位置制御部材を上下方向に移動距離だけ移動させるガイド部と所定の移動距離である所定移動距離を越えて上下方向に移動するのを阻止するストッパ部とを設けられる。連結部材が、被支持体と前記バルブ位置制御部材とを前記所定移動距離を越えて上下方向に弾性変形できる弾性部材を介して連結する。Pポートが荷重支持部材に連通する。Aポートが系外に連通する。Bポートが流体の圧力源に連通する。
その結果、被支持体が上下動すると、前記バルブ位置制御部材が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が前記所定移動距離の範囲内で上下動する際は前記所定揺動角度の範囲内で揺動して所定移動距離の範囲内で精度よく被支持体のレベルを調整でき、被支持体が前記所定移動距離を越えて上下動する際は前記揺動レバーの揺動角度を前記所定揺動角度に維持して被支持体のレベルを調整できる。
さらに、本発明の実施形態に係る自動レベリング装置は、前記連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体とを有する。
上記実施形態の構成により、ロッド部材が被支持体に一端を連結し他端を自由にする。上部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる。下部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる。
その結果、上部弾性体の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体の作用する上方へ作用する付勢力の合力が前記バルブ位置制御部材に作用し、合力により前記揺動レバーが前記揺動角度の範囲内で揺動する。
上記目的を達成するため、本発明に係る流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材に支持された被支持体のレベルを調整するための自動レベリング装置を、先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、上下方向に延びる所定の輪郭を持った辺状の部分を設けられた長尺部材であって前記輪郭の一点を前記揺動レバーの先端部に接触され長手方向を上下方向に沿わせたバルブ位置制御部材と、被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結する連結部材と、を備え、Pポートが荷重支持部材に連通し、Aポートが系外に連通し、Bポートが流体の圧力源に連通する、ものとした。
上記本発明の構成により、切替弁が、先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる。バルブ位置制御部材が、上下方向に延びる所定の輪郭を持った辺状の部分を設けられた長尺部材であって、前記輪郭の一点を前記揺動レバーの先端部に接触され、長手方向を上下方向に沿わせる。連結部材が、被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結する。Pポートが荷重支持部材に連通する。Aポートが系外に連通する。Bポートが流体の圧力源に連通する。
その結果、被支持体が上下動すると、前記バルブ位置制御部材が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が上下動する際に揺動レバーが前記バルブ位置制御部材の輪郭に応じて揺動し、被支持体のレベルを調整できる。
さらに、本発明の実施形態に係る自動レベリング装置は、前前記輪郭が上下方向に沿って真直ぐに延びる上部直線部と下部直線部と該上部直線部と該下部直線部との間に設けられた凹部とを有し、定常時に前記揺動レバーの先端部が前記凹部に接する。
上記本発明の構成により、輪郭が上部直線部と凹部と下部直線部とで構成する。前記揺動レバーの先端部が、定常時に凹部に接する。
その結果、被支持体が上下方向に移動すると、前記揺動レバーの先端部が上部直線部と凹部と下部直線部とを順に接し、前記揺動レバーが揺動し、揺動角度に応じて被支持体のレベルを調整できる。
上記目的を達成するため、本発明に係る被支持体を支持する免震装置を、気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し3つの群に分割された3個以上の複数の空気ばねと、3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられた3個の吸排気配管と、揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と特定の箇所である特定箇所を持ち前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させるバルブ位置制御部材と前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられたガイド部材と被支持体と前記特定箇所とを前記所定揺動角度に対応する所定移動距離を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材とを有し、被支持体のレベルを調整する3個の自動レベリング装置と、を備え、3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応し、3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通し、前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通し、前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する、ものとした。
上記本発明の構成により、3個以上の複数の空気ばねが、気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し、3つの群に分割される。3個の吸排気配管が、3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられ。
切替弁が、揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる。バルブ位置制御部材が、特定の箇所である特定箇所を持ち、前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させる。ガイド部材のストッパ部が、前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止する。連結部材が、被支持体と前記特定箇所とを前記所定揺動角度に対応する所定移動距離を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する。3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応する。3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通する。前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通する。前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する。
その結果、被支持体が上下動すると、前記特定箇所が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が前記所定移動距離の範囲内で上下動する際は前記所定揺動角度の範囲内で揺動して所定移動距離の範囲内で精度よく被支持体の3箇所のレベルを調整でき、被支持体が前記所定移動距離を越えて上下動する際は前記揺動レバーの揺動角度を前記所定揺動角度に維持して被支持体の3箇所のレベルを調整でき、被支持体の水平度を調整できる。
さらに、本発明の実施形態に係る免震装置は、前記連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体とを有する。
上記本発明の構成により、ロッド部材が被支持体に一端を連結し他端を自由にする。上部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる。下部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる。
その結果、上部弾性体の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体の作用する上方へ作用する付勢力の合力が前記特定箇所に作用し、合力により前記揺動レバーが前記揺動角度の範囲内で揺動する。
上記目的を達成するため、本発明に係る被支持体を支持する免震装置を、気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し3つの群に分割された3個以上の複数の空気ばねと、3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられた3個の吸排気配管と、先端部を上下方向に移動させる揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と前記揺動レバーの先端部に嵌まり合う嵌合部をもった部材であるバルブ位置制御部材と前記バルブ位置制御部材を上下方向に移動距離だけ移動させるガイド部と所定の移動距離である所定移動距離を越えて上下方向に移動するのを阻止するストッパ部とを設けられたガイド部材と被支持体と前記バルブ位置制御部材とを前記所定移動距離を越えて上下方向に弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材と、を有し、被支持体のレベルを調整する3個の自動レベリング装置と、を備え、3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応し、3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通し、前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通し、前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する、ものとした。
上記本発明の構成により、3個以上の複数の空気ばねが、気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し3つの群に分割される。3個の吸排気配管が、3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられる。切替弁が、先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる。バルブ位置制御部材が、前記揺動レバーの前記先端部に嵌まり合う。ガイド部材が、前記バルブ位置制御部材を上下方向に移動距離だけ移動させるガイド部と所定の移動距離である所定移動距離を越えて上下方向に移動するのを阻止するストッパ部とを設けられる。連結部材が、被支持体と前記バルブ位置制御部材とを前記所定移動距離を越えて上下方向に弾性変形できる弾性部材を介して連結する。3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応する。3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通する。前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通する。前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する。
その結果、被支持体が上下動すると、前記バルブ位置制御部材が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が前記所定移動距離の範囲内で上下動する際は前記所定揺動角度の範囲内で揺動して所定移動距離の範囲内で精度よく被支持体の3箇所のレベルを調整でき、被支持体が前記所定移動距離を越えて上下動する際は前記揺動レバーの揺動角度を前記所定揺動角度に維持して被支持体の3箇所のレベルを調整でき、被支持体の水平度を調整できる。
さらに、本発明の実施形態に係る免震装置は、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材を下方に付勢する上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材を上方に付勢する下部弾性体とを有する。
上記本発明の構成により、ロッド部材が被支持体に一端を連結し他端を自由にする。上部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる。下部弾性体が、前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる。
その結果、上部弾性体の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体の作用する上方へ作用する付勢力の合力が前記特定箇所に作用し、合力により前記揺動レバーが前記揺動角度の範囲内で揺動する。
上記目的を達成するため、本発明に係る被支持体を支持する免震装置を、気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し3つの群に分割された3個以上の複数の空気ばねと、3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられた3個の吸排気配管と、先端部を上下方向に移動させる揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と上下方向に延びる所定の輪郭を持った辺状の部分を設けられた長尺部材であって前記輪郭の一点を前記揺動レバーの先端部に接触され長手方向を上下方向に沿わせたバルブ位置制御部材と被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結する連結部材とを有し、被支持体のレベルを調整する3個の自動レベリング装置と、を備え、3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応し、3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通し、前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通し、前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する、ものとした。
上記本発明の構成により、3個以上の複数の空気ばねが、気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し、3つの群に分割される。3個の吸排気配管が、3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられる。切替弁が、先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる。バルブ位置制御部材が、上下方向に延びる所定の輪郭を持った辺状の部分を設けられた長尺部材であって、前記輪郭の一点を前記揺動レバーの先端部に接触され、長手方向を上下方向に沿わせる。連結部材が、被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結する。3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応する。3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通する。前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通する。前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する。
その結果、被支持体が上下動すると、前記バルブ位置制御部材が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が上下動する際に揺動レバーが前記バルブ位置制御部材の輪郭に応じて揺動し、被支持体の3箇所のレベルを調整でき、被支持体の水平度を調整できる。
さらに、本発明の実施形態に係る免震装置は、前記輪郭が上下方向に沿って真直ぐに延びる上部直線部と下部直線部と該上部直線部と該下部直線部との間に設けられた凹部とを有し、定常時に前記揺動レバーの先端部が前記凹部に接する。
上記本発明の構成により、輪郭が上部直線部と凹部と下部直線部とで構成する。前記揺動レバーの先端部が、定常時に凹部に接する。
その結果、被支持体が上下方向に移動すると、前記揺動レバーの先端部が上部直線部と凹部と下部直線部とを順に接し、前記揺動レバーが揺動し、揺動角度に応じて被支持体のレベルを調整できる。
以上説明したように本発明に係る自動レベリング装置と免震装置は、その手順と構成により、以下の効果を有する。
流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材が被支持体を支持し、自動レベリング装置において、切替弁が揺動レバーの揺動角度に応じて系外または流体の圧力源の一方を荷重支持体に連通し、バルブ位置制御部材の前記特定箇所の上下方向の移動距離に対応して前記揺動レバーを前記揺動角度だけ揺動させ、揺動レバーが前記所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止し、前記連結部材が弾性部材を介して被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結するので、被支持体が上下動すると、前記特定箇所が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が前記所定移動距離の範囲内で上下動する際は前記所定揺動角度の範囲内で揺動して所定移動距離の範囲内で精度よく被支持体のレベルを調整でき、被支持体が前記所定移動距離を越えて上下動する際は前記揺動レバーの揺動角度が前記所定揺動角度に維持して被支持体のレベルを調整できる。
また、前記特定箇所を下方へ付勢する前記上部弾性体と前記特定箇所を上方へ付勢する前記下部弾性体とを介して被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結するので、上部弾性体の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体の作用する上方へ作用する付勢力の合力が前記特定箇所に作用し、その合力により前記揺動レバーが前記揺動角度の範囲内で揺動する。
流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材が被支持体を支持し、自動レベリング装置において、切替弁が揺動レバーの揺動角度に応じて大気または空気源の一方を荷重支持体に連通し、バルブ位置制御部材が揺動レバーの先端部に嵌まり合って上下方向に移動し、ガイド部材のストッパ部が前記バルブ位置制御部材の所定移動距離を越える動きを阻止し、前記連結部材が弾性部材を介して被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結するので、被支持体が上下動すると、前記バルブ位置制御部材が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が前記所定移動距離の範囲内で上下動する際は前記所定揺動角度の範囲内で揺動して所定移動距離の範囲内で精度よく被支持体のレベルを調整でき、被支持体が前記所定移動距離を越えて上下動する際は前記揺動レバーの揺動角度を前記所定揺動角度に維持して被支持体のレベルを調整できる。
また、前記バルブ位置制御部材を下方へ付勢する前記上部弾性体と前記バルブ位置制御部材を上方へ付勢する前記下部弾性体とを介して被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結するので、上部弾性体の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体の作用する上方へ作用する付勢力の合力が前記バルブ位置制御部材に作用し、合力により前記揺動レバーが前記揺動角度の範囲内で揺動する。
流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材が被支持体を支持し、自動レベリング装置において、切替弁が揺動レバーの揺動角度に応じて大気または空気源の一方を荷重支持体に連通し、長手方向を上下方向の沿わせたバルブ位置制御部材の辺状の部分の所定の輪郭の1箇所を揺動レバーの先端部に接触され、被支持体とバルブ位置制御部材とが連結するので、被支持体が上下動すると、前記バルブ位置制御部材が上下動し、揺動レバーが揺動し、流体が切替弁を経由して荷重支持部材に注入し荷重支持部材から大気へ排出し、被支持体が上下動する際に揺動レバーが前記バルブ位置制御部材の輪郭に応じて揺動し、被支持体のレベルを調整できる。
また、輪郭が上部直線部と凹部と下部直線部とで構成する。前記揺動レバーの先端部が、定常時に凹部に接する様にしたので前記揺動レバーの先端部が、被支持体が上下方向に移動すると上部直線部と凹部と下部直線部とを順に接し、前記揺動レバーが揺動し、揺動角度に応じて被支持体のレベルを調整できる。
前記荷重支持部材として空気ばねを採用し、3個以上の複数の空気ばねを3群に分割し、3個の吸排気配管が各群ごとに群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気し、3個の自動レベリング装置を3群に各々に対応させて、自動レベリング装置の前記吸排気弁の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通する様にしたので、移動距離の範囲内で精度よく被支持体の3箇所のレベルを調整でき、移動距離を越えても被支持体の3箇所のレベルを調整でき、被支持体の水平度を調整できる。
従って、簡単な構造で荷重支持部材により支持される被支持体の支持レベルを調整する自動レベリング装置とそれを用いて被支持体を支持し免震する免震装置とを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、図面を参照して説明する。
最初に、本発明の実施形態に係る免震装置と自動レベリング装置とを、図を基に、説明する
図1は、本発明の実施形態に係る空気ばね免震装置の側面図である。図2は、本発明の実施形態に係る空気ばね免震装置のA−A矢視図である。図3は、本発明の実施形態に係る空気ばね免震装置の配管系統図である。
免震装置20は、被支持体10を支持する装置である。
免震装置20は、基礎30の上に配され、被支持体10を支持する。
免震装置20は、複数の荷重支持部材100と3個の吸排気配管200と3個の自動レベリング装置300と水平方向免震機器(図示せす)とで構成される。
荷重支持部材100は、流体の注入と排出とで上下方向に伸縮し、被支持体を支持するものである。
例えば、荷重支持部材100は空気ばね、油圧シリンダ、空気シリンダ等である。
以下、荷重支持部材100は空気ばねであるとして、説明する。
複数の空気ばね100は、3個以上の複数の空気ばね100である。
図2は、28個の空気ばねが被支持体10を支持しているのを示している。
空気ばね100は、空気ばね本体110と補助タンク120とで構成される。
空気ばね本体110は、伸縮自在の布材で形成された気密の円筒状の部材であり、たがが上下方向に所定のピッチで並べられて円筒の円周に外側から嵌められている。
補助タンク120は、内部が空洞の円筒状の部材である。
空気ばね本体110が補助タンク120の上部に配される。
空気ばね本体110の内部と補助タンク120の内部とは連通される。
後述する吸排気配管200が、自動レベリング装置300に空気を吸気する。
空気ばね100が被支持体10を支持している際に、空気ばね100に空気を吸気すると、空気ばね本体110が上下方向に伸びて、被支持体の支持点のレベルが高くなる。
空気ばね100から空気を排気すると、空気ばね本体110が上下方向に縮んで、被支持体の支持点のレベルが低くなる。
複数の空気ばね100は、3つの群に分割される。
図2と図3は、28個の空気ばね100が、図を見て上部左側の9個の空気ばね100と下部左側の12個の空気ばね100と右側の7個の空気ばね100に分割されるのを示す。
以下で、説明の便宜上、上部左側の9個の空気ばね100の群を第一群、下部左側の12個の空気ばね100の群を第二群、右側の7個の空気ばね100の群を第三群と呼称する。
3個の吸排気配管200は、3つの群ごとに群に属する空気ばね100に互いに連通して吸排気する様に各々に設けられた配管である。
1個の吸排気配管200が、第一群に属する空気ばね100に互いに連通して吸排気する様に設けられる。この吸排気配管200を第一吸排気配管200aと呼称する。第一吸排気配管200aは複数の枝分かれした配管を第一群に属する空気ばね100に各々に連通する。
他の1個の吸排気配管200が、第二群に属する空気ばね100に互いに連通して吸排気する様に設けられる。この吸排気配管200を第二吸排気配管200bと呼称する。第二吸排気配管200bは複数の枝分かれした配管を第二群に属する空気ばね100に各々に連通する。
他の1個の吸排気配管200が、第三群に属する空気ばね100に互いに連通して吸排気する様に設けられる。この吸排気配管200を第三吸排気配管200cと呼称する。第三吸排気配管200cは複数の枝分かれした配管を第三群に属する空気ばね100に各々に連通する。
また、3個の吸排気配管200は圧力検知回路220に各々に連通する。圧力検知回路220は、3個の吸排気配管200の圧力を検知する回路である。
水平方向制振機器(図示せす)は、被支持体10に作用する水平方向の加速度を制振する装置である。
例えば、水平方向制振機器(図示せす)は、上下方向に複数のゴム板が積層されたものである。
3個の自動レベリング装置300は、被支持体10のレベルを調整する装置である。
3個の自動レベリング装置が3つの群に各々に対応する。
3個の自動レベリング装置は、第一自動レベリング装置、第二自動レベリング装置が、及び第三自動レベリング装置である。
第一自動レベリング装置が、第一群に対応する。
第二自動レベリング装置が、第二群に対応する。
第三自動レベリング装置が、第三群に対応する。
3個の自動レベリング装置の後述するPポートが自動レベリング装置に対応する群に属する空気ばねに設けられた吸排気配管に各々に連通する。
自動レベリング装置の後述するAポートが大気に各々に連通する。
自動レベリング装置の後述するBポートが空気源210に各々に連通する。
空気源は、一定の圧力の空気を供給する機器である。
以下に、自動レベリング装置300を、詳述する。
最初に、第一の実施形態にかかる自動レベリング装置を、図を基に、説明する。
図4は、本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の側面図である。図5は、本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の詳細図である。図6は、本発明の第一の実施形態に係る切替弁の詳細図である。図7は、本発明の第一の実施形態に係る切替弁の性能特性図である。図8は、本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の概念図である。図9は、本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の作動説明図である。
自動レベリング装置300は、流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材100に支持された被支持体10のレベルを調整するための装置である。
自動レベリング装置300は、切替弁310とバルブ位置制御部材320とガイド部材330と連結部材340とで構成される。
切替弁310は、揺動レバー311の揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる弁である。
図6は、切替弁310の一例を示す。
PポートとAポートとBポートは、切替弁310に設けられた気体の出入りする穴である。空気配管が、PポートとAポートとBポートに連結される。
Pポートが荷重支持部材100に連通し、Aポートが系外に連通し、Bポートが流体の圧力源210に連通する。
例えば、Aポートが大気に連通する。
先端部を上下方向に移動する揺動レバー311の揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる弁であってもよい。この先端部を揺動レバー先端部312と呼称する。
揺動レバー先端部312は、揺動レバー311の回転自在に固定された回転ローラであってもよい。
切替弁310は、揺動レバー311の揺動角度に応じた流量の流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる弁であってもよい。
切替弁310は、揺動レバーの揺動に応じて作動するスプール弁であってもよい。
例えば、切替弁310は、揺動レバー311と揺動レバー先端部312と切替弁本体313と切替弁スプール314とで構成される。
揺動レバー311の揺動角度に応じて、切替弁スプール314が移動し、PポートとAポートとの連通する開度またはPポートとBポートとの連通する開度を変化させる。したがって、圧力源の供給する圧力が一定の場合、開度に応じた流量を流す。
例えば、揺動レバー311は、揺動角度ゼロを中心として、一方と他方とへ揺動する。
例えば、揺動角度がゼロであるときに、PポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のどちらにも流体を流さない。
例えば、揺動角度がゼロであるときに、PポートとAポートとの間及びPポートとBポートとの間の両方に最小の流量の流体を流す。
図7は、切替弁の流量特性の一例を示す。
揺動角度がゼロのときに、流量はゼロまたは最小の流量である。
揺動レバー311がゼロから一方の方へ揺動すると、PポートとAポートとの間に流体を流す、揺動角度ゼロから大きくなるにつれて流量が大きくなり、揺動角度θが一定の揺動角度になったときに、流量がそれ以上に大きくならなくなる。
揺動レバー311がゼロから一方の方へ揺動すると、PポートとBポートとの間に流体を流す、揺動角度ゼロから大きくなるにつれて流量が大きくなり、揺動角度θが一定の揺動角度になったときに、流量がそれ以上に大きくならなくなる。
バルブ位置制御部材320は、特定の箇所である特定箇所を持ち、特定箇所を上下方向に移動距離Xだけ移動して揺動レバー311を移動距離Xに対応する揺動角度θだけ揺動させる部材である。
図6は、バルブ位置制御部材320の一例を示す。
例えば、バルブ位置制御部材320は、揺動レバー先端部312に嵌まり合う嵌合部Rを設けられた部材である。
バルブ位置制御部材320は、後述するガイド部材330により上下方向に移動自在に案内される。バルブ位置制御部材320の嵌合部Rの近傍の箇所が特定箇所に該当する。
バルブ位置制御部材320は、バルブ位置制御部材本体321とバルブ位置制御部材被ガイド部322とで構成される。
バルブ位置制御部材本体321は、揺動レバー先端部312に嵌まり合う嵌合部Rを設けられる。
バルブ位置制御部材被ガイド部322は、後述するガイド部材330のガイド用長穴331に上下方向に移動自在に案内される。
バルブ位置制御部材被ガイド部322がガイド用長穴331の中央に位置するときに、揺動レバー311の揺動角度がゼロである。
バルブ位置制御部材被ガイド部322は、上方へ所定移動距離だけ移動するとガイド用長穴331の上部の端部に当たって停止する。この上方への所定移動距離を上部所定移動距離X1と呼称する。このガイド用長穴331の上部の端部を上部ストッパ部S1と呼称する。
バルブ位置制御部材被ガイド部322は、下方へ所定移動距離だけ移動するとガイド用長穴331の下部の端部に当たって停止する。この下方への所定移動距離を下部所定移動距離X2と呼称する。このガイド用長穴331の下部の端部を下部ストッパ部S2と呼称する。
ガイド部材330は、揺動レバーが所定の揺動角度θである所定揺動角度θ1、θ2を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられる。
例えば、ガイド部材330は、バルブ位置制御部材320を上下方向に移動距離だけ移動させるガイド部Gと所定の移動距離Xである所定移動距離X1、X2を越えて上下方向に移動するのを阻止するストッパ部S1、S2とを設けられる。
図5は、ガイド部材330が上下方向に長手方向を沿わせたガイド用長穴331を設けられるのを示す。
ガイド用長穴331の左右の辺がガイド部Gに当し、ガイド用長穴331の上端部が上部ストッパ部S1に当し、ガイド用長穴331の下端部が下部ストッパ部S2に当する。
以下に、バルブ位置制御部材320の上下方向の移動距離Xと切替弁310の揺動レバー311の揺動角度θと切替弁10のPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間に流れる流体の流れ、空気ばねへの流体の吸入または排気の様子を、説明する。
被支持体10が定常状態にあるとき、バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の中央部に位置し、揺動レバー311の揺動角度は0になる。
定常状態から、被支持体が上方へ移動すると、バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の中央部から上方へ移動する。
バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の中央部から上方へ移動すると、揺動レバー先端部312が上方へ移動し、揺動レバー311が揺動し、切替弁310が、PポートとBポートの間を遮断し、PポートとAポートとの間に流体をながす。空気ばねの空気がPポートからAポートへ流れ、大気へ排気される。
被支持体がさらに上方へ移動すると、バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の上部ストッパ部S1に当たる。バルブ位置制御部材320が上部ストッパ部S1にあたったとき、揺動レバー311の移動距離Xを上部所定移動距離X1と呼称する。このときの揺動レバー311の揺動角度θを所定揺動角度θ1と呼称する。
定常状態から、被支持体が下方へ移動すると、バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の中央部から下方へ移動する。
バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の中央部から下方へ移動すると、揺動レバー先端部312が下方へ移動し、揺動レバー311が揺動し、切替弁310がPポートとAポートの間を遮断し、PポートとBポートとの間に流体をながす。圧力源の空気が、BポートからPポートへ流れ、吸排気配管200を経由して空気ばね100へ供給される。
被支持体10がさらに下方へ移動すると、バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の下部ストッパ部S2に当たる。
バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331の中央部から下方へ移動し下部ストッパ部S2に当たったとき、揺動レバー311の移動距離Xを下部所定移動距離X2と呼称する。このときの揺動レバー311の揺動角度θを所定揺動角度θ2と呼称する
連結部材340は、被支持体10と特定箇所とを所定揺動角度θ1、θ2に対応する移動距離X1、X2を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する部材である。
連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材とロッド部材を支点として特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体とロッド部材を支点として特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体とで構成されてもよい。
例えば、付勢力は、つるまきばね等の弾性部材により発生する圧縮力や引っ張り力である。
例えば、連結部材340は、被支持体10とバルブ位置制御部材320とを所定移動距離X1、X2を越えて上下方向に弾性変形できる弾性部材を介して連結する部材である。
連結部材が、被支持体10に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材341とロッド部材341を支点としてバルブ位置制御部材320に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体342とロッド部材341を支点としてバルブ位置制御部材320に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体343とを有する。
連結部材340の構造の一例を以下に、図を基に、詳述する。
図8は、連結部材340の構造とストッパ部との関係を模式的に示している。
例えば、連結部材340は、ロッド部材341と上部弾性体342と下部弾性体343と上部支点部材344と下部支点部材345とで構成する。
ロッド部材341は、長手方向を上下方向に沿わせた棒状の部材である。ロッド部材3241の上端は、被支持体10に連結する。
上部弾性体342は、圧縮スプリングであり、ロッド部材341に案内される。
下部弾性体343は、圧縮スプリングであり、ロッド部材341に案内される。
上部支点部材344は、ロッド部材341に貫通されロッド部材341の上部に固定された円形環状部材である。
下部支点部材345は、ロッド部材341に貫通されロッド部材341の下部に固定された円形環状部材である。
上部弾性体342は、予圧縮されて、下端をバルブ位置制御部材320に当てて、上端を上部支点部材344に当てて、配される。上部弾性体342は上部支点部材344を支点としてバルブ位置制御部材320に下方に付勢する付勢力を作用させる。
下部弾性体343は、予圧縮されて、上端をバルブ位置制御部材320に当てて、下端を下部部支点部材345に当てて、配される。下部弾性体343は下部支点部材345を支点としてバルブ位置制御部材320に上方に付勢する付勢力を作用させる。
定常時に、バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331に案内されて上下移動する範囲の中央部に位置する際に、上部弾性体342に作用される付勢力と下部弾性体により作用される付勢力の合力がゼロになるように設定される。
ここで、定常時とは、被支持体10の重量に大きな変動がなく、地震等による加速度が作用していない時をいう。
以下に、第一の実施形態にかかる自動レベリング装置の作用を、図を基に、説明する。
図9は、第一の実施形態にかかる自動レベリング装置の作用を説明する。
図9の右側の図は、定常時における様子を示している。
バルブ位置制御部材320がガイド用長穴331に案内されて上下移動する範囲の中央部に位置し、揺動レバー311の揺動角度がほぼゼロになっている。被支持体の重量が変動すると被支持体が上下動する。揺動レバー311の揺動角度が僅かに変動し、空気ばね100に吸排気して、被支持体100のレベルを一定にする。
また3個の自動レベリング装置が各々に作動することにより、被支持体10の自動レベリング装置の取り付けられた位置でのレベルが一定に保たれて、被支持体10の水平度が維持される。
図9中の中央の図は、小さな地震が発生し、被支持体のレベルが下がった時の様子を示している。
被支持体10に小さな加速度が作用して、支持点でのレベルが移動距離Yだけ下がる。
ここで移動距離Yは所定移動距離X2より小さい。
連結部材340がバルブ位置制御部材320を下方におす。
位置制御部材320が移動距離Xだけ下方に移動する。
揺動レバー311が移動距離Xに対応した揺動角度θだけ揺動し、切替弁310がPポートとAポートとの間の流通を遮断し、切替弁の特定によって揺動角度θに対応する流量でPポートとBポートとの間に気体を流す。圧縮空気が揺動角度θに対応する流量で吸排気配管200を介して空気ばねに吸気する。
被支持体10の支持点でのレベルが上昇し、移動距離Yがゼロになると、図9の右側の図の状態になる。
被支持体の支持点でのレベルがさらに下がって、移動距離Yが下部移動距離X2に達すると、揺動レバーの揺動角度θが所定揺動角度θ2に達する。
図9中の左側の図は、被支持体のレベルがさらに下がった時の様子を示している。
被支持体10の支持点でのレベルが移動距離Yだけ下がる。移動距離Yは下部所定移動距離X2を越えている。
位置制御部材320が下部所定移動距離X2だけ下方に移動し、ストッパ部S2にぶつかり停止する。
揺動レバー311が下部所定移動距離X2に対応した所定揺動角度θ2だけ揺動し、切替弁310がPポートとAポートとの間の流通を遮断し、切替弁の特性によって揺動角度θに対応する流量でPポートとBポートとの間に気体を流す。圧縮空気が揺動角度θに対応する流量で吸排気配管200を介して空気ばねに吸気する。
空気ばね100への吸気を続けると、空気ばね100が伸びて、被支持体の支持点でのレベルが上方へ移動する。
被支持体10の支持点でのレベルが移動距離Yが下部所定移動距離X2を下回ると、図中の中央の図の状態になる。
次に、本発明の第二の実施形態にかかる自動レベリング装置を、図を基に、説明する。
図10は、本発明の第二の実施形態に係る自動レベリング装置の側面図である。
自動レベリング装置300は、切替弁310とバルブ位置制御部材320とガイド部材330と連結部材340とで構成される。
切替弁310の構造は、第一の実施形態にかかる自動レベリング装置のものとおなじなので、説明を省略する。
バルブ位置制御部材320は、特定の箇所である特定箇所を持ち、特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して揺動レバーを移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させる部材である。
例えば、バルブ位置制御部材320は、真ん中を中心として揺動自在に支持されたシーソー状部材をもつ。
シーソー状部材の一方の端部が揺動レバー先端部312に嵌まり合う嵌合部Rをもつ。
シーソー状部材の他方の端部が特定箇所の当する。
ガイド部材330は、揺動レバーが所定の揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられた部材であり。
ストッパ部は、バルブ位置制御部材320のシーソー状部材の他方の端部が所定移動距離X1、X2を越えて移動するのを阻止する上部ストッパ部S1と下部ストッパ部S2とである。
連結部材340は、第一の支持形態にかかる自動レベリング装置のものと同じなので、異なる点を除き、説明を省略する。
連結部材340が、シーソー状部材の他方の端部に弾性体による付勢力を作用させる。
連結部材340のロッド部材が、シーソー状部材の他方の端部を貫通する。
第二の実施形態にかかる自動レベリング装置の作用は、第一の実施形態にかかる自動レベリング装置の作用と同じなので、説明を省略する。
次に、本発明の第三の実施形態にかかる自動レベリング装置を、図を基に、説明する。
図11は、本発明の第三の実施形態に係る自動レベリング装置の側面図である。図13は、本発明の第三の実施形態に係る自動レベリング装置の部分詳細図である。
自動レベリング装置300は、流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材に支持された被支持体のレベルを調整するための装置である。
自動レベリング装置300は、切替弁310とバルブ位置制御部材320と連結部材340とで構成される。
切替弁310の構造は第一の実施形態にかかる自動レベリング装置のものと同じなので、説明を省略する。
バルブ位置制御部材320は、上下方向に延びる所定の輪郭を持った辺状の部分を設けられた長尺部材であって、輪郭の一点を揺動レバーの先端部に接触され長手方向を上下方向に沿わせた部材である。
輪郭が、上下方向に沿って真直ぐに延びる上部直線部Z1と下部直線部Z2と凹部Z3とを有してもよい。
凹部Z3は、上部直線部Z1と下部直線部Z2との間に設けられた部分である。
定常時に、揺動レバーの先端部が凹部Z3の1箇所に接してもよい。
凹部Z3の長さが、上部移動距離X1と下部移動距離X2の和に略一致する。
図13は、2つの形式の凹部Z3を示している。
図13のAは、第一の形式の凹部Z3を示す。
第一の形式の凹部Z3は、中央に設けられた小さな円弧と底部の円弧の上方の端部から円弧の接線に沿って上方に延びて傾いた直線と底部の円弧の下方の端部から円弧の接線に沿って下方に延びて傾いた直線とで形成される。
中央に設けられた小さな円弧は、先端部のローラの半径より大きな曲率半径をもつ。
定常時に、揺動レバーの先端部が凹部Z3の円弧に接する。
図13のBは、第二の形式の凹部Z3を示す。
第二の形式の凹部Z3は、一定の円弧で形成される。
一定の円弧は、揺動レバーの揺動中心から先端部までの距離に略等しい曲率半径をもつ。
定常時に、動レバーの先端部が凹部Z3の円弧の中央に接する。
連結部材は、被支持体とバルブ位置制御部材とを連結する部材である。
例えば、連結部材340は、バルブ位置制御部材320の上端に連結されたフランジ状部材である。
次に、本発明の第三の実施形態にかかる自動レベリング装置の作用を、図を基に、説明する。
図12は、本発明の第三の実施形態に係る自動レベリング装置の作動説明図である。
図12中の右側の図は、定常時における様子を示している。
切替弁310の揺動レバー先端部312がバルブ位置制御部材320のプロフィールの凹部の底に接する。
揺動レバー311の揺動角度がほぼゼロになっている。被支持体の重量が変動すると被支持体が上下動する。揺動レバー311の揺動角度が僅かに変動し、空気ばね100に吸排気して、被支持体100のレベルを一定にする。
また3個の自動レベリング装置が各々に作動することにより、被支持体10の自動レベリング装置の取り付けられた位置でのレベルが一定に保たれて、被支持体10の水平度が維持される。
図12中の左側の図は、被支持体のレベルがより下がった時の様子を示している。
被支持体10の支持点でのレベルが移動距離Yだけ下がる。移動距離Yは下部所定移動距離X2を越えている。
バルブ位置制御部材320が下部所定移動距離X2を越えて移動し、揺動レバーの揺動角度が所定揺動角度θ2になる。
切替弁310がPポートとAポートとの間の流通を遮断し、切替弁の特性によって所定揺動角度θに対応する流量でPポートとBポートとの間に気体を流す。圧縮空気が揺動角度θに対応する流量で吸排気配管200を介して空気ばね100に吸気する。
空気ばね100への吸気を続けると、空気ばね100が伸びて、被支持体の支持点でのレベルが上方へ移動する。
被支持体10の支持点でのレベルが移動距離Yが下部所定移動距離X2を下回ると、移動距離に対応した揺動角度θで揺動し、図12中の右側の図の状態に戻る。
上述のとおり、本発明の実施実施形態に係る自動レベリング装置を用いれば、以下の効果を有する。
流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する空気ばね100が被支持体を支持し、自動レベリング装置300において、切替弁310が揺動レバー311の揺動角度θに応じて系外または流体の圧力源の一方を空気ばね100に連通し、バルブ位置制御部材320の特定箇所の上下方向の移動距離に対応して揺動レバー311を揺動角度θだけ揺動させ、揺動レバー311が所定揺動角度θ1、θ2を越えて揺動するのを阻止し、連結部材340が弾性体342、343を介して被支持体10とバルブ位置制御部材320とを連結するので、被支持体10が上下動すると、特定箇所が上下動し、揺動レバー311が揺動し、流体が切替弁310を経由して空気ばね100に注入しまたは空気ばね100から大気へ排出し、被支持体10が所定移動距離X1、X2の範囲内で上下動する際は所定揺動角度の範囲内で揺動して精度よく被支持体10のレベルを調整でき、被支持体10が所定移動距離X1、X2を越えて上下動する際は揺動レバー311の揺動角度θが所定揺動角度θ1、θ2を維持し、被支持体10のレベルを調整できる。
また、特定箇所を下方へ付勢する上部弾性体432を介して被支持体10とバルブ位置制御部材320とを連結し、特定箇所を上方へ付勢する下部弾性体343を介して被支持体10とバルブ位置制御部材320とを連結するので、上部弾性体342の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体343の作用する上方へ作用する付勢力の合力が特定箇所に作用し、その合力により揺動レバー311が所定揺動角度θ1、θ2の範囲内で揺動する。
流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する空気ばね100が被支持体10を支持し、自動レベリング装置300において、切替弁310が揺動レバー311の揺動角度θに応じて大気または空気源の一方を空気ばね100に連通し、バルブ位置制御部材320が揺動レバー先端部312に嵌まり合って上下方向に移動し、ガイド部材330のストッパ部S1、S2がバルブ位置制御部材320の所定移動距離X1、x2を越える動きを阻止し、
連結部材340が弾性体342、343を介して被支持体10とバルブ位置制御部材320とを連結するので、被支持体10が上下動すると、バルブ位置制御部材320が上下動し、揺動レバー311が揺動し、流体が切替弁310を経由して空気ばね100に注入しまたは空気ばね100から大気へ排出し、被支持体10が所定移動距離X1、X2の範囲内で上下動する際は所定揺動角度θ1、θ2の範囲内で揺動して精度よく被支持体10のレベルを調整でき、被支持体10が所定移動距離X1、X2を越えて上下動する際は揺動レバーの揺動角度θが所定揺動角度θ1、θ2を維持して被支持体10のレベルを調整できる。
また、バルブ位置制御部材320を下方へ付勢する上部弾性体342を介して被支持体10とバルブ位置制御部材320とを連結し、バルブ位置制御部材320を上方へ付勢する下部弾性体343を介して被支持体10とバルブ位置制御部材320とを連結するので、上部弾性体342の作用する下方へ付勢する付勢力と下部弾性体343の作用する上方へ作用する付勢力の合力がバルブ位置制御部材320に作用し、合力により揺動レバー311が所定揺動角度θ1、θ2の範囲内で揺動する。
流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する空気ばね100が被支持体10を支持し、自動レベリング装置300において、切替弁310が揺動レバー311の揺動角度θに応じて大気または空気源の一方を空気ばね100に連通し、長手方向を上下方向の沿わせたバルブ位置制御部材320の辺状の部分の所定の輪郭の1箇所を揺動レバー先端部312に接触され、被支持体10とバルブ位置制御部320材とが連結されるので、被支持体10が上下動すると、バルブ位置制御部材320が上下動し、揺動レバー311が揺動し、流体が切替弁310を経由して空気ばね100に注入しまたは空気ばね100から大気へ排出し、被支持体10が上下動する際に揺動レバー311がバルブ位置制御部材の輪郭に応じて揺動し、被支持体のレベルを調整できる。
また、輪郭が上部直線部Z1と凹部Z3と下部直線部Z2とで構成し、定常時に揺動レバー311の先端部が凹部Z2に接する様にしたので被支持体が上下方向に移動すると、揺動レバー先端部312が上部直線部Z1と凹部Z3と下部直線部Z2とを順に接し、揺動レバー311が所定揺動角度θ1,θ2の範囲内で揺動し、揺動角度θに応じて被支持体10のレベルを調整できる。
また、被支持体10が所定移動距離X1、X2を越えない範囲で上下方向に移動するときは、切替弁の調整範囲のほぼ全てを使用して流量を精度良く調整することをできる。被支持体10が所定移動距離X1、X2を越えて上下方向に移動するときは、切替弁の性能上の最大流量で流体を空気ばねに供給することができ、この様にすることで被支持体のレベルおよび水平度を、所定移動距離X1、X2を越えない範囲で精度良く高い応答で制御でき、所定移動距離X1、X2を越えた範囲でも高い応答で制御できる。
また、本発明の実施実施形態に係る免震装置を用いれば、以下の効果を有する。
複数の空気ばねを採用し、3個以上の複数の空気ばねを3群に分割し、3個の吸排気配管200が各群ごとに群に属する空気ばねに互いに連通して吸排気し、3個の自動レベリング装置300を3群に各々に対応させて、自動レベリング装置300の切替弁310のPポートが自動レベリング装置に対応する群に属する空気ばねに設けられた吸排気配管に各々に連通する様にしたので、所定移動距離X1、X2の範囲内で精度よく被支持体の3箇所のレベルを調整でき、所定移動距離X1、X2を越えても被支持体10の3箇所のレベルを調整でき、被支持体10の水平度を調整できる。
所定移動距離X1、X2の範囲内では、揺動レバーが所定揺動角度θ1、θ2の範囲で揺動するので、所定揺動角度θ1、θ2を切替弁の特性のうち感度の高い範囲に設定することができ、このようにすることで被支持体のレベルおよび水平度を精度良く、制御できる。
また、ストッパ部の位置を調整することで、揺動レバーの所定揺動角度θ1、θ2を選択でき、免震装置の免震性能を調整できる。
また、被支持体10が所定移動距離X1、X2を越えて上下方向に移動するときは、切替弁の性能上の最大流量で流体を空気ばねに供給することができ、この様にすることで被支持体のレベルおよび水平度を高い応答で制御できる。
本発明は以上に述べた実施形態に限られるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で各種の変更が可能である。
第一、第二の実施形態にかかる自動レベリング装置の説明において、ストッパ部の位置が固定であることを前提に説明したが、これに限定されず、ストッパ部の位置を調整可能にしてもよい。
第二の実施形態にかかる自動レベリング装置の説明において、バルブ位置制御部材のシーソー状部材の揺動中心から揺動レバー先端部までの距離と揺動中心から特定箇所までの距離が一定であることを前提に説明したが、これに限定されず。これらの比を調整可能であってもよい。例えば、揺動中心と特定箇所との距離を連続的に変化でき、または段階的に変化できてもよい。
本発明の実施形態に係る空気ばね免震装置の側面図である。 本発明の実施形態に係る空気ばね免震装置のA−A矢視図である。 本発明の実施形態に係る空気ばね免震装置の配管系統図である。 本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の側面図である。 本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の詳細図である。 本発明の第一の実施形態に係る切替弁の詳細図である。 本発明の第一の実施形態に係る切替弁の性能特性図である。 本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の概念図である。 本発明の第一の実施形態に係る自動レベリング装置の作動説明図である。 本発明の第二の実施形態に係る自動レベリング装置の側面図である。 本発明の第三の実施形態に係る自動レベリング装置の側面図である。 本発明の第三の実施形態に係る自動レベリング装置の作動説明図である。 本発明の第三の実施形態に係る自動レベリング装置の部分詳細図である。
符号の説明
G ガイド部
S1 上部ストッパ部(ストッパ部)
S2 下部ストッパ部(ストッパ部)
R 嵌合部
θ 揺動角度
θ1 所定揺動角度
θ2 所定揺動角度
Y 移動距離
X1 上部所定移動距離(所定移動距離)
X2 下部所定移動距離(所定移動距離)
Z1 上部直線部
Z2 下部直線部
Z3 凹部
10 被支持体
20 免震装置
30 基礎
100 荷重支持部材(空気ばね)
110 空気ばね本体
120 補助タンク
200 吸排気配管
200a 第一吸排気配管
200b 第二吸排気配管
200c 第三吸排気配管
210 圧力源
220 圧力検知回路
300 自動レベリング装置
310 切替弁
311 揺動レバー
312 揺動レバー先端部
313 切替弁本体
314 切替弁スプール
320 バルブ位置制御部材
321 バルブ位置制御部材本体
322 バルブ位置制御部材被ガイド部
330 ガイド部材
331 ガイド用長穴
340 連結部材
341 ロッド部材
342 上部弾性体
343 下部弾性体
344 上部支点部材
345 下部支点部材

Claims (12)

  1. 流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材に支持された被支持体のレベルを調整するための自動レベリング装置であって、
    揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、
    特定の箇所である特定箇所を持ち前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させるバルブ位置制御部材と、
    前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられたガイド部材と、
    被支持体と前記特定箇所とを前記所定揺動角度に対応する所定移動距離を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材と、
    を備え、
    Pポートが荷重支持部材に連通し、
    Aポートが系外に連通し、
    Bポートが流体の圧力源に連通する、
    ことを特徴とする自動レベリング装置
  2. 前記連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体とを有する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の自動レベリング装置。
  3. 流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材に支持された被支持体のレベルを調整するための自動レベリング装置であって、
    先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、
    前記揺動レバーの前記先端部に嵌まり合う嵌合部を設けられた部材であるバルブ位置制御部材と、
    前記バルブ位置制御部材を上下方向に移動距離だけ移動させるガイド部と所定の移動距離である所定移動距離を越えて上下方向に移動するのを阻止するストッパ部とを設けられたガイド部材と、
    被支持体と前記バルブ位置制御部材とを前記所定移動距離を越えて上下方向に弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材と、
    を備え、
    Pポートが荷重支持部材に連通し、
    Aポートが系外に連通し、
    Bポートが流体の圧力源に連通する、
    ことを特徴とする自動レベリング装置
  4. 前記連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体とを有する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の自動レベリング装置。
  5. 流体の注入と排出とで上下方向に伸縮する荷重支持部材に支持された被支持体のレベルを調整するための自動レベリング装置であって、
    先端部を上下方向に移動する揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と、
    上下方向に延びる所定の輪郭を持った辺状の部分を設けられた長尺部材であって前記輪郭の一点を前記揺動レバーの先端部に接触され長手方向を上下方向に沿わせたバルブ位置制御部材と、
    被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結する連結部材と、
    を備え、
    Pポートが荷重支持部材に連通し、
    Aポートが系外に連通し、
    Bポートが流体の圧力源に連通する、
    ことを特徴とする自動レベリング装置
  6. 前記輪郭が上下方向に沿って真直ぐに延びる上部直線部と下部直線部と該上部直線部と該下部直線部との間に設けられた凹部とを有し、
    定常時に前記揺動レバーの先端部が前記凹部に接する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の自動レベリング装置。
  7. 被支持体を支持する免震装置であって、
    気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し3つの群に分割された3個以上の複数の空気ばねと、
    3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられた3個の吸排気配管と、
    揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と特定の箇所である特定箇所を持ち前記特定箇所を上下方向に移動距離だけ移動して前記揺動レバーを該移動距離に対応する揺動角度だけ揺動させるバルブ位置制御部材と前記揺動レバーが所定の前記揺動角度である所定揺動角度を越えて揺動するのを阻止するストッパ部を設けられたガイド部材と被支持体と前記特定箇所とを前記所定揺動角度に対応する所定移動距離を越えて弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材とを有し、被支持体のレベルを調整する3個の自動レベリング装置と、
    を備え、
    3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応し、
    3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通し、
    前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通し、
    前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する、
    ことを特徴とする免震装置。
  8. 前記連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に下方に付勢する付勢力を作用させる上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記特定箇所に上方に付勢する付勢力を作用させる下部弾性体とを有する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の免震装置。
  9. 被支持体を支持する免震装置であって、
    気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し3つの群に分割された3個以上の複数の空気ばねと、
    3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられた3個の吸排気配管と、
    先端部を上下方向に移動させる揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と前記揺動レバーの先端部に嵌まり合う嵌合部をもった部材であるバルブ位置制御部材と前記バルブ位置制御部材を上下方向に移動距離だけ移動させるガイド部と所定の移動距離である所定移動距離を越えて上下方向に移動するのを阻止するストッパ部とを設けられたガイド部材と被支持体と前記バルブ位置制御部材とを前記所定移動距離を越えて上下方向に弾性変形できる弾性部材を介して連結する連結部材と、を有し、被支持体のレベルを調整する3個の自動レベリング装置と、
    を備え、
    3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応し、
    3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通し、
    前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通し、
    前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する、
    ことを特徴とする自動レベリング装置
  10. 前記連結部材が、被支持体に一端を連結し他端を自由にしたロッド部材と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材を下方に付勢する上部弾性体と前記ロッド部材を支点として前記バルブ位置制御部材を上方に付勢する下部弾性体とを有する、
    ことを特徴とする請求項9に記載の免震装置。
  11. 被支持体を支持する免震装置であって、
    気体の注入と排出とで上下方向に伸縮し被支持体を支持し3つの群に分割された3個以上の複数の空気ばねと、
    3つの前記群ごとに前記群に属する前記空気ばねに互いに連通して吸排気する様に各々に設けられた3個の吸排気配管と、
    先端部を上下方向に移動させる揺動レバーの揺動角度に応じて流体をPポートとAポートとの間またはPポートとBポートとの間のうちのどちらか一方に流すことをできる切替弁と上下方向に延びる所定の輪郭を持った辺状の部分を設けられた長尺部材であって前記輪郭の一点を前記揺動レバーの先端部に接触され長手方向を上下方向に沿わせたバルブ位置制御部材と被支持体と前記バルブ位置制御部材とを連結する連結部材とを有し、被支持体のレベルを調整する3個の自動レベリング装置と、
    を備え、
    3個の自動レベリング装置が3つの前記群に各々に対応し、
    3個の前記自動レベリング装置の前記Pポートが前記自動レベリング装置に対応する前記群に属する空気ばねに設けられた前記吸排気配管に各々に連通し、
    前記自動レベリング装置のAポートが大気に各々に連通し、
    前記自動レベリング装置のBポートが空気源に各々に連通する、
    ことを特徴とする免震装置
  12. 前記輪郭が上下方向に沿って真直ぐに延びる上部直線部と下部直線部と該上部直線部と該下部直線部との間に設けられた凹部とを有し、
    定常時に前記揺動レバーの先端部が前記凹部に接する、
    ことを特徴とする請求項11に記載の免震装置。
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