JP2009106128A - 過電圧保護回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】同一通信線にて接続され、通信を行っている複数の機器間で、この通信線に過電圧が印加された場合に、過電圧による保護回路の破壊を避けることにより、通信を継続する。
【解決手段】過電圧保護回路は、過電圧検知手段1と、過電圧遮断素子切換手段1a〜1fと、過電圧遮断素子切換手段2と、定電圧素子切換手段3と、定電圧素子3a〜3cとからなり、過電圧に応じて、過電圧遮断素子と定電圧素子を切り換えることにより、過電圧保護素子の破壊を避けることにより、通信を可能な限り継続することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、同一通信線で互いに送受信する空気調和機等の機器間の通信回路を、通信線からの過電圧に対して保護する過電圧保護に関するものである。
従来、この種の過電圧保護回路としては、保護対象となる入出力処理電子回路(以後、送受信手段と呼ぶ)の手前に予め固定された過電圧保護素子と定電圧素子を接続するものがあった(例えば、特許文献1参照)。
図5は、特許文献1参照に記載された従来の過電圧保護回路を示すものである。図5に示すように、過電圧遮断素子101、102、定電圧素子103、送受信手段4、通信接続端子5、通信線6から構成されている。
特開平8−163775号公報
しかしながら、上記従来の構成では、通信線上の複数の機器のいずれか、又は外乱により通信線に過電圧が印加されることにより定電圧素子103にて一定の電圧に保たれることで、送受信手段4入が保護され、このとき過電圧遮断素子101、102には過電流が流れる。特に、通信線上に接続している複数の機器の電源が個別に異なる場合には、機器に発生するパルスノイズでも、その電源の電位差により、他の機器では過電圧になる場合がある。この過電圧により過電圧遮断素子101、102の耐電力以上に電流が流れた場合は、過電圧遮断素子が破壊する。これにより、過電圧遮断素子101、102が切断することで、過電圧が解除された後は、通信を行わないという課題を有していた。
本発明は、前記従来の発明を解決するものであり、過電圧が印加された場合には、その過電圧のレベルにあった過電圧遮断素子と低電圧素子を切り換えることで、過電圧遮断素子と低電圧素子の破壊を防ぐことにより、素子の切断をすることなく通信を持続させる過電圧保護回路を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の過電圧保護回路は、過電圧検知手段と、過電圧遮断素子切換手段と、複数の過電圧遮断素子と、定電圧素子を設けたものである。
これにより、過電圧の印加による過電圧遮断素子の切断を避けることにより、通信が常に途切れること無く行うようにする。
本発明の過電圧保護回路は、過電圧の印加を検知し、その過電圧の電圧レベルを判定して、その過電圧に最適な過電圧保護素子を切り換えることで、素子の破壊による通信の切断を避けることにより、過電圧が印加されても通信を途切れさせることなく、継続して通信を行うことができる。
第1の発明は、過電圧を検知する過電圧検知手段1と、複数の電力数の異なる過電圧遮断素子と、過電圧遮断素子を切り換える過電圧遮断素子切換手段と、過電圧による電圧を一定にする定電圧素子と、送受信手段と、通信接続端子と、通信線からなり、通信線から
通信接続端子より印加された過電圧を過電圧検知手段が検知すると、過電圧検知手段は、過電圧の電圧レベルを過電圧遮断素子切換手段に伝える。過電圧切換手段は、過電圧遮断素子を選択する。これにより、過電圧のレベルにあった過電圧遮断素子を選択して、素子の破壊による切断を避けることにより、通信を継続することができる。
第2の発明は、請求項1に記載の過電圧保護回路において、複数の抵抗値の異なる過電圧遮断素子からなり、通信線から通信接続端子により印加された過電圧を過電圧検知手段が検知すると、過電圧検知手段は、過電圧の電圧レベルを過電圧遮断素子切換手段に伝え、過電圧切換手段は、最適な抵抗値の過電圧遮断素子を選択することができる。
第3の発明は、請求項1に記載の過電圧保護回路において、過電圧による電圧を一定にする定格電力の異なる複数の定電圧素子からなり、通信線から通信接続端子より印加された過電圧を過電圧検知手段が検知すると、過電圧検知手段は、過電圧の電圧レベルを過電圧遮断素子切換手段と共に、定電圧素子切換手段に伝えることにより、定電圧素子切換手段は、複数の定電圧素子から最適な素子を選択する。これにより、過電圧のレベルにあった定電圧素子を選択して、過電圧による素子の破壊を避け、送受信手段による通信を継続することができる。
第4の発明は、第1の発明から第3の発明のいずれかの過電圧保護回路において、過電圧遮断素子切換手段と定電圧素子切換手段は、過電圧が過電圧遮断素子または定電圧素子の最大定格を越えたと判断した場合、一時的に各素子を切断する過電圧切断手段を設けて、過電圧遮断素子または定電圧素子への通信線との接続を切断する。過電圧が定格内になった場合には切断を解除することにより、過大な過電圧から保護することができる。
第5の発明は、特に、第1の発明から第4の発明のいずれかの発明の過電圧保護回路において、無応答タイマーを設けて、過電圧遮断素子または定電圧素子を切り換えた後、又は、最後に通信を行ったときから無応答タイマーを動作させ、所定の時間が経過したことを無応答タイマーが検知したとき、過電圧遮断素子切換手段と定電圧素子切換手段は、過電圧遮断素子と定電圧素子を順次切り換えることにより万一過電圧遮断素子と定電圧素子が破壊された場合でも別の素子に切り換えることにより通信を継続することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における過電圧保護回路のブロック図である。同図において、図5と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。
図1において、過電圧保護回路は、過電圧検知手段1と、W数の異なる複数の過電圧保護素子1a、1b、1c、1d、1e、1fと、過電圧保護素子切換手段2と、定電圧素子3とからなる。
以上のように構成された過電圧保護回路は、通信線6上に発生した過電圧を、過電圧検知手段1にて検知すると、過電圧保護素子切換手段2は、過電圧検知手段1が検知した過電圧の電圧レベルにより、過電圧保護素子1a〜1fを切り換える。
(実施の形態2)
本発明の実施の形態2における過電圧保護回路のブロック図は、図1と同じあり、説明を省略する。図1において、請求項2に記載の過電圧保護回路は、抵抗値の異なる複数の過電圧保護素子1a、1b、1c、1d、1e、1fからなる。
以上のように構成された過電圧保護回路は、通信線6上に発生した過電圧を、過電圧検知
手段1にて検知すると、過電圧保護素子切換手段2は、過電圧検知手段1が検知した過電圧の電圧レベルにより、過電圧保護素子1a〜1fを切り換える。
(実施の形態3)
図2は、本発明の実施の形態3における過電圧保護回路のブロック図である。同図において、図1と同じ構成要素については同じ符号を用い説明を省略する。図2において、請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の過電圧保護回路は、定格電力の異なる複数の定電圧素子3a、3b、3cと、定電圧素子切換手段3からなる。
以上のように構成された過電圧保護回路は、通信線6上に発生した過電圧を、過電圧検知手段1にて検知すると、定電圧素子切換手段3は、過電圧検知手段1が検知した過電圧の電圧レベルにより、定電圧素子3a〜3cを切り換える。
(実施の形態4)
図3は、本発明の実施の形態4における過電圧保護回路のブロック図である。同図において、実施の形態3で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。図3において、請求項1から請求項3のいずれかに記載の過電圧保護回路は、通信接続端子5と過電圧遮断素子1a〜1fの間に、過電圧遮断素子切断手段7a、7bからなる。
以上のように構成された過電圧保護回路は、過電圧が過電圧遮断素子1a〜1f、又は定電圧素子3a〜3cの内の最大定格を越えた場合、過電圧遮断素子切断手段7a、7bにより通信接続端子5と過電圧が過電圧遮断素子1a〜1f、又は定電圧素子3a〜3cとの接続を中断する。過電圧が定格内になった場合には過電圧切断手段7a、7bによる切断を解除して元に戻す。
(実施の形態5)
図4は、本発明の実施の形態5における過電圧保護回路のブロック図である。同図において、実施の形態4で説明した部分については同じ符号を用い説明を省略する。図4において、請求項1から請求項4に記載の過電圧保護回路は、無応答タイマー8を設ける。
以上のように構成された過電圧保護回路は、過電圧検知手段1により過電圧遮断素子1a〜1fと定電圧素子3a〜3cを切り換えた後、過電圧遮断素子切換手段2は、無応答タイマー8をリセットする。一方、送受信手段4は、送受信を行うごとに無応答タイマー8をリセットする。無応答タイマー8は、リセット後、計時を開始する。無応答タイマー8は、計時が所定の時間に達した場合、過電圧遮断素子切換手段2と定電圧素子切換手段3に知らせる。これを受けた過電圧遮断素子切換手段2と定電圧素子切換手段3は、過電圧遮断素子1a〜1fと定電圧素子3a〜3cを先に切り換えた素子とは別のものに切り換える。以後、この動作を繰り返す。
以上のように、本発明にかかる過電圧保護回路は、過電圧検知手段にて通信線に印加される過電圧のレベルを判断し、そのレベルに応じて最適な過電圧遮断素子を判定することにより、過電圧による過電圧遮断素子と定電圧素子の破壊を避けることにより、可能な限り通信を継続させることが出来るので、セパレート式空気調和機等の機器間の通信回路として適する。
本発明の実施の形態1、2における過電圧保護回路の構成ブロック図 本発明の実施の形態3における過電圧保護回路の構成ブロック図 本発明の実施の形態4における過電圧保護回路の構成ブロック図 本発明の実施の形態5における過電圧保護回路の構成ブロック図 従来の過電圧保護回路の構成ブロック図
符号の説明
1 過電圧検知手段
1a、1b、1c、1d、1e、1f 過電圧遮断素子
2 過電圧遮断素子切換手段
3 定電圧素子切換手段
3a、3b、3c 定電圧素子
4 送受信手段
5 通信接続端子
6 通信線
7a、7b 過電圧切断手段
8 無応答タイマー
101、102 過電圧遮断素子
103 定電圧素子

Claims (5)

  1. 通信線と、通信線接続部と、送受信手段と、定格電力値(以後W数)の異なる複数の過電圧遮断素子と、過電圧による電圧を一定にする定電圧素子と、通信線の過電圧を検知する過電圧検知手段と、複数の過電圧遮断素子を切り換える過電圧遮断素子切換手段とからなり、通信線に過電圧が印加されたことを過電圧検知手段が検知した場合、過電圧遮断素子切換手段は、過電圧の電圧に応じて複数の過電圧遮断素子を切り換えることを特徴とする過電圧保護回路。
  2. 請求項1に記載の過電圧保護回路において、抵抗値の異なる複数の過電圧遮断素子からなり、通信線に過電圧が印加された場合、過電圧遮断素子切換手段は、過電圧に応じて複数の抵抗値の異なる過電圧遮断素子から過電圧に応じた抵抗値に切り換えることを特徴とする過電圧保護回路。
  3. 請求項1ないし請求項2のいずれかに記載の過電圧保護回路において、過電圧による電圧を一定にする定格電力の異なる複数の定電圧素子と、定電圧素子切換手段からなり、通信線からの過電圧に対して、定電圧素子切り換えることを特徴とする過電圧保護回路。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の過電圧保護回路において、過電圧が過電圧遮断素子または定電圧素子で、切り換わり可能な素子の最大定格を越えた場合、一時的に過電圧遮断素子を切断する過電圧切断手段を設けることを特徴とする過電圧保護回路。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の過電圧保護回路において、無応答タイマーを設けて、過電圧遮断素子切換手段と定電圧素子切換手段による素子の切り換えを行ったとき、又は送受信手段による通信を行ったときから無応答タイマーを動作させ、所定の時間が経過したことを無応答タイマーが検知したとき、過電圧遮断素子切換手段と、定電圧素子切換手段は、別の過電圧遮断素子と定電圧素子に切り換えることにより、通信を再開させることを特徴とする過電圧保護回路。
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