JP2009105820A - 無線通信システム、移動局、集約局、パケット伝送方法 - Google Patents

無線通信システム、移動局、集約局、パケット伝送方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ジッタバッファからのパケットの抽出タイミングを校正することで、ハンドオーバが行われたとしてもそのパケットを重畳または欠落させることなくシームレスに伝送することができる。
【解決手段】
本発明の無線通信システム100では、基地局120B、120Cと基地局120AとをIP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)で接続し、ハンドオーバが為される移動局150で基地局120Bと基地局120Cとの基準時刻の差分(基準時刻差)を導出し、集約局としての基地局120Aでその基準時刻差が用いられ基地局120B、120Cから受信するパケットのタイムスタンプのずれを校正している。
【選択図】 図6

Description

本発明は、IP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)を利用してパケットの伝送を行う無線通信システム、移動局、集約局、パケット伝送方法に関する。
近年、PHS(Personal Handy phone System)や携帯電話等に代表される移動局が普及し、場所や時間を問わず通話や情報入手が可能となった。このような移動局は、所定間隔をおいて配される基地局と無線通信を行うことで通信網との接続を行う。そして、基地局は、通信相手の通信可能範囲にある基地局と通信を行い移動局同士の音声通信を確立する。かかる基地局間同士は、現在、総合デジタル通信網(ISDN:Integrated Services Digital Network)によって接続されている。
上記総合デジタル通信網は、公衆電話網をデジタル回線化したもので、最低でも1チャネルで64kbpsの信号伝送速度で通信でき、移動局同士の音声通話の安定性を向上させることができる。一方、近年急速に普及してきたADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)は、数M〜数十Mbpsの伝送速度を有しており、さらに光ファイバによるFTTH(Fiber To The Home)は、数百Mbpsの伝送速度を可能としている。従って、移動局による無線通信システムにおいても、当初は伝送速度およびその安定性で優位であった総合デジタル通信網を、さらに伝送速度の高いIP(Internet Protocol)通信網へ置き替えることが検討されている。
総合デジタル通信網の代わりにIP通信網によるVoIP(Voice over Internet Protocol)やリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP:Real-time Transport Protocol、以下単にRTPという。)を利用すれば、伝送速度の向上が見込める他、データのパケット化による通信占有時間の短縮化を図ることができ、複数の通話に対して1つの通信回線を共有することができるため、1回線の通話に要するコストを削減することが可能となる。このような背景の下、IP通信網を用いた無線通信システムの実用化が進んでいる。
図8は、IP通信網における、特にRTPを用いた無線通信システムを説明するためのブロック図である。かかる無線通信システム10では、移動局20Aと移動局20Bとが音声通信を行っている。従って、図8(a)に示すように、移動局20Aは無線可能範囲にある基地局30Aと無線通信を行い、移動局20Bは基地局30Bと無線通信を行い、基地局30Aと基地局30BとはIP通信網を通じて接続される。
ここで、移動局20Bが矢印の方向に移動すると、基地局30Bとの距離が生じてしまい到達する電波が弱くなる。そこで、接続先の基地局30Bを他の基地局30Cに切り換えて通信を維持する、所謂ハンドオーバが行われる。しかし、ハンドオーバによる通信経路の切り換えが唐突に行われると、別経路でパケットが到達するまで無音時間が生じてしまう。かかる弊害を回避するため、近年では、図8(b)に示すようにハンドオーバが行われる際にはハンドオーバの切換先の基地局30Cとも予め通信回線を開いておき、両基地局30B、30Cと並行して無線通信を実行する方式がとられている。
図8(b)の状態においては、移動局20Bと両基地局30B、30CとがRTPのセッションを接続し、両セッションにおいてパケットが送受信される。このときの移動局20Aから移動局20Bへのパケットの伝達を説明すると、移動局20Aから送信されたパケットは基地局30Aで複製され、切換元の基地局30Bおよび切換先の基地局30Cのいずれにも送られる。そして、両基地局30B、30Cいずれからもパケットを受信した移動局20Bは、切換先の基地局30Cからのパケットを破棄し、切換元の基地局30Bのパケットを再生する。
また、移動局20Bから移動局20Aへのパケットの伝達を説明すると、移動局20Bは、両基地局30B、30Cのいずれにも同一のパケットを送信し、両基地局30B、30Cを経由したパケットは基地局30Aに集約される。基地局30Aでは、切換先の基地局30Cからのパケットを破棄し、切換元の基地局30Bのパケットを移動局20Aに送信する。
さらに移動局20Bが移動し、移動局20Bと基地局30Bとの通信が困難になると、図8(c)に示されるように、ハンドオーバが実行され、移動局20Bと基地局30Bとのセッションが解放される。ハンドオーバ後、移動局20Aでは切換先の基地局30Cを経由したパケットが再生され、同様に、移動局20Bでも切換先の基地局30Cを経由したパケットが再生される。
上述したRTPを用いた技術では、切換元と切換先の2つの基地局でセッションを接続している。ここで、ハンドオーバをスムーズに遂行するため、移動局の接続候補となる基地局総てに移動局に伝送すべき同一の情報を送信し、実際の伝送経路はその中からリアルタイムに選択する技術が知られている(特許文献1)。かかる技術では、下り回線に生じる干渉を大幅に低減することができる。
特開平11−308657号公報
このようなRTPを用いた無線通信システムにおいて、ハンドオーバする移動局側からのパケットの送信、即ち図8でいうところの移動局20Bから移動局20Aへの送信に焦点をあてると、パケットはIP通信網の様々な経路を経由して基地局30Aに至るためパケットが時系列に到着するとは限らず、基地局30Aでは、受信したパケットを保持しそのパケットに付されたタイムスタンプに基づいてパケットを時系列に並べ替え、順次移動局20Aに送信している。
無線通信システムが図8(b)の状態のときには、図9に示すように、ジッタバッファ40に、基地局30Bおよび基地局30Cからのパケットがそれぞれ領域40Bおよび40Cに格納される。基地局30Aは、移動局20Aにパケットを送信するタイミングを計るため時計42を有しており、その時計が示す時刻に相当するタイムスタンプが付されたパケットを移動局20Aに送信している。
従って、ハンドオーバが16:45:880(16min45sec880msec)〜16:45:900の間に実行されると、基地局30Bからのパケット(タイムスタンプ16:45:880)が送信された後、基地局30Cからのパケット(タイムスタンプ16:45:900)に送信対象が移行し、以後、基地局30Cからのパケットが時計42に基づいて時系列に送信される。
このとき、移動局20Bからのパケットにタイムスタンプを付与するための基準となる基準時刻が基地局30Bと基地局30Cで相違する場合がある。各基地局はそれぞれ移動局と通信を行うための基準時刻を有しているが基地局間の同期を保証するものではない。
例えば、図9の例ではタイムスタンプが連続して移行しているので、あたかもシームレスに移行しているように見えるが、基地局30Bに対して基地局30Cの基準時刻が200msec進んでいる場合、基地局30Bからのタイムスタンプ16:45:880のパケットは、実際には基地局30Cからのタイムスタンプ16:45:680のパケットと等しい。そうすると、基地局30Cからのパケットは、本来タイムスタンプ16:45:700から送信すべきであることが分かる。
図9の例では、基地局30Cからのパケットが16:45:900から送信されているので、移動局20Aでの再生は200msec分だけ音が飛ぶことになる。また、逆に基地局30Bに対して基地局30Cの基準時刻が200msec遅れていた場合には、そのタイムスタンプのパケットがないことによる無音状態が生じる可能性もある。
本発明は、このような従来の無線通信システムの問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、ジッタバッファからのパケットの抽出タイミングを校正することで、ハンドオーバが行われたとしてもそのパケットを重畳または欠落させることなくシームレスに伝送することが可能な、無線通信システム、移動局、集約局、パケット伝送方法を提供することである。
上述したような基地局間の同期が保証されない状況では、パケットに付されたタイムスタンプも同一の基地局から受信している条件下においてのみその時間間隔が保証され、基地局が切り換わってまで保証されるものではない。
そこで、2つの基地局からのパケットを集約する集約局(基地局)において、タイムスタンプの基準となる基準時刻の2つの基地局間の差分を計算すればよいことが分かる。しかし、集約局と基地局とはIP通信網によって接続されているので、その伝送経路を特定できず、かつ通信に要する時間も不定なので、集約局は、いずれの基地局の基準時刻も正確に把握することができない。従って、両基地局の基準時間の差分を把握することも不可能である。
一方、基地局との同期という点に焦点をあてると、ハンドオーバ時に上記の基地局はいずれも特定の移動局と無線通信を行っており、かつ、基地局と移動局とは通信を円滑に遂行するため完全な同期が確立している。従って、移動局ではハンドオーバする際の切換元の基地局および切換先の基地局の両基地局の基準時刻を把握することができる。
このような移動局の特性を応用すると、移動局と、移動局と無線通信を行う複数の基地局と、複数の基地局とIP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)で接続される集約局と、集約局に接続された通信端末と、を含み、移動局のパケットを基地局、集約局を経由して通信端末に伝送する無線通信システムであって、移動局は、ハンドオーバが実行される際、切換元となる基地局および切換先となる基地局にパケットを送信するパケット送信部と、基地局において当該移動局からのパケットに付与されるタイムスタンプの基準となる基準時刻を、切換元となる基地局および切換先となる基地局それぞれからハンドオーバが実行される前に取得する基準時刻取得部と、取得した基準時刻の差分である基準時刻差を導出する差分導出部と、導出された基準時刻差を集約局に送信する基準時刻差送信部と、を備え、集約局は、切換元となる基地局および切換先となる基地局から受信したパケットをタイムスタンプ順にそれぞれ格納するジッタバッファと、移動局から基準時刻差を受信する基準時刻差受信部と、ハンドオーバにより通信端末に送信するパケットを切換元となる基地局からのパケットから切換先となる基地局からのパケットに切り換えるとき、タイムスタンプを送信タイミングとするための時計を基準時刻差だけオフセットさせるオフセット部と、を備えることを特徴とする、無線通信システムが提供される。
かかる構成により、既存の無線通信システム内で唯一2つの基地局の基準時刻を同時に把握できる移動局において基準時刻差を導出し、集約局でこの基準時刻差を用いてパケットの送信タイミングを校正(同期)することができる。こうして、ハンドオーバが行われたとしてもそのパケットを重畳または欠落させることなくシームレスに伝送することが可能となる。
基準時刻取得部による基準時刻の取得および基準時刻差送信部による基準時刻差の送信は、通信規約(プロトコル)で規定されてもよい。このように通信規約で規定することで、当該RTPを利用した無線通信システムを標準化でき、サービス提供者間で共通の通信規約を適用することが可能となる。
集約局は基地局であり、通信端末は移動局であってもよいし、集約局は固定電話網への接続サーバであり、通信端末は固定電話であってもよい。
上述した通信端末は移動、固定いずれの端末でもよく、様々な電子機器を適用できる。かかる通信端末が移動局の場合、基地局網だけで通信を完結でき、その他の電子機器であれば、一旦接続サーバを介し他の通信網を経由して通信を行う。
上述した課題を解決するため、本発明の他の観点によれば、当該無線通信システムを形成する移動局、集約局、およびそれらを用いたパケット伝送方法が提供される。上述した無線通信システムにおける技術的思想に対応する構成要素やその説明は、移動局、集約局、パケット伝送方法にも適用可能である。
以上説明したように本発明の無線通信システムでは、ジッタバッファからのパケットの抽出タイミングを校正することで、ハンドオーバが行われたとしてもそのパケットを重畳または欠落させることなくシームレスに伝送することが可能となる。
以下に図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
携帯電話やPHS等に代表される移動局では、遠隔地における他の移動局と、無線通信システムを介して通信(通話)を行うことができる。このとき移動局は、所定間隔毎に配された基地局との無線通信が構築されている。本実施形態では、既存の総合デジタル通信網(以下、単にISDNと言う。)の代わりにまたは加えて、運用コストを低減することが可能なIP通信網を利用し、RTPによって基地局間の通信を実現することを目的とし、ハンドオーバが必要になる場合においてもシームレスに音声通話することが可能となる。
上述したRTPは、VoIP同等のセッション層にあたり、UDP(User Datagram Protocol)の上位プロトコルとしても機能する。また、最小限の送達確認や監視を行うRTCP(RTp Control Protocol)を制御プロトコルとして付設している。かかるRTPは、映像や音声データをリアルタイムに転送するのに適しており、転送すべきセッション中のデータを所定時間単位でパケット化し、そのパケットにタイムスタンプを付加して転送することができる。ここで、セッションは、アクセス数の単位であり、ユーザがWebサイトに接続されている間に行う一連の処理が1セッションで表される。
そして、転送されたパケットを受信した基地局では、そのパケットのタイムスタンプに従ってパケットを移動局に送信し、移動局は、順次パケットを再生する。RTPは、他のパケットに依存することなくパケット単位で独立して再生することが可能なので、過去のパケットが到達していなくても、また、データの一部が欠けている場合においても、そのようなパケットを無視して再生することができる。
(無線通信システム100)
図1は、無線通信システム100を説明するためのシステムブロック図である。かかる無線通信システム100は、移動局110、150と、基地局120(120A、120B、120C)と、インターネット等のIP通信網130と、管理サーバ140とを含んで構成される。
上記無線通信システム100では、ユーザが移動局110を利用して他の移動局150に電話しようと試みた場合、ユーザの移動局110の操作に応じて、無線通信可能領域にある基地局120Aとの無線通信が確立され、基地局120Aは、図1中(1)に示すように、IP通信網130を介して管理サーバ140に移動局150との通信接続を要求する。
管理サーバ140は、図1中(2)に示すように、移動局150の無線通信可能領域にある基地局120Bを選定して、通信相手の有する移動局150との音声通話を設定する。
そして、音声通話に必要な基地局120Bの設定が完了すると、管理サーバ140は、その音声通話処理を基地局間にあけ渡し、図1中(3)に示すように、基地局120A、120Bが主体となって音声信号の送受を直接行う。このとき、管理サーバ140は、各移動局110、150の通信環境の変化に応じて適切な基地局120を割り当てるための待機状態に移行する。
ここで、通信相手の移動局150が移動し、それまで無線通信していた基地局120Bとの通信継続が困難になると、移動局150の無線通信可能範囲にある新たな基地局120Cが管理サーバ140に選択され、ハンドオーバが遂行される。そして、図1中(4)に示すように、新たな基地局120Cとの通信が開始される。ここでは、移動局110が通信端末として機能し、基地局120Aが集約局として機能しているが、いずれの基地局120A、120B、120Cも集約局となり得、その集約局に接続されるいずれの移動局も通信端末となり得る。
以下、無線通信システム100における移動局150および集約局としての基地局120Aの構成を説明し、その後で、ハンドオーバ時におけるパケット伝送方法を説明する。
(移動局150)
図2は、移動局150のハードウェア構成を示した機能ブロック図であり、図3は、移動局150の外観を示した斜視図である。本実施形態では、移動局150としてPHS端末を用いているが、かかる場合に限らず、携帯電話、ノート型パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、音楽プレイヤー、カーナビゲーション、ポータブルテレビ、ゲーム機器、DVDプレイヤー、リモートコントローラ等を移動局150として用いることもできる。
移動局150は、端末制御部210と、端末メモリ212と、表示部214と、操作部216と、音声入力部218と、音声出力部220と、無線通信部222とを含んで構成される。
上記端末制御部210は、中央処理装置(CPU)を含む半導体集積回路により移動局150全体を管理および制御する。端末制御部210は、端末メモリ212のプログラムを用いて、移動局150を利用した通話機能やメール配信機能も当然にして遂行する。また、後述する、パケット送信部230、基準時刻取得部232、差分導出部234、基準時刻差送信部236としても機能する。
上記端末メモリ212は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)等で構成され、端末制御部210で処理されるプログラム、サービス事業者から提供されるソフトウェア等を記憶する。また、端末メモリ212は、端末制御部210がプログラムを展開したり、一時的にデータを格納したりするのにも利用される。
上記表示部214は、液晶ディスプレイで構成され、端末メモリ212に記憶された、またはIP通信網130を介してアプリケーション中継サーバ(図示せず)から提供される、WebブラウザやアプリケーションのGUI(Graphical User Interface)を表示することができる。また、表示部214は、EL(Electro Luminescence)やPDP(Plasma Display Panel)等で構成されてもよい。
上記操作部216は、キーボード、十字キー、ジョイスティック等のスイッチから構成され、ユーザの操作入力を受け付ける。
上記音声入力部218は、マイク等の音声認識装置で構成され、通話時に入力されたユーザの音声を移動局150内で処理可能な電気信号に変換する。
上記音声出力部220は、スピーカで構成され、移動局150で受信した通話相手の音声信号を音声に変えて出力する。また、着信音や、操作部216の操作音、アラーム音等も出力できる。
上記無線通信部222は、PHS電話網における基地局120と無線通信を行う。かかる無線通信としては、基地局120内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれ移動局150のチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式等がある。
次に、端末制御部210上で動作するパケット送信部230、基準時刻取得部232、差分導出部234、基準時刻差送信部236を説明する。
上記パケット送信部230は、無線通信部222を通じて自体で生成したパケットを基地局120Bに送信する。また、ハンドオーバが実行される際、即ち現在通信している切換元となる基地局120Bの他に切換先となる基地局120Cとの通信が確立された際には、パケット送信部230は、切換元となる基地局120Bに加えて切換先となる基地局120Cにも並行してパケットを送信する。
上記基準時刻取得部232は、ハンドオーバが実行される前段階で、切換元となる基地局120Bおよび切換先となる基地局120Cに基準時刻の取得要求を行い、それぞれの基準時刻を取得する。ここで、基準時刻は切換元となる基地局120Bおよび切換先となる基地局120Cにおいて当該移動局150からのパケットに付与されるタイムスタンプの基準となる時刻である。
移動局150は基地局120Bおよび基地局120Cのいずれとも無線通信を行っており、かつ、完全同期が確立している。従って、移動局150ではハンドオーバする際の切換元の基地局120Bおよび切換先の基地局120Cの両基地局の基準時刻を把握することができる。
また、移動局150が取得要求を行うことができるタイムスロットは決まっているので、基準時刻取得部232は、その要求タイミングのずれまでも正確に把握することができる。従って、基準時刻取得部232が基地局120Bと基地局120Cとに別のタイミングで基準時刻の取得要求を行ったとしても正確に基準時刻を取得することが可能である。
上記差分導出部234は、基準時刻取得部232が切換元となる基地局120Bおよび切換先となる基地局120Cからそれぞれ取得した基準時刻の差分である基準時刻差を導出する。
上記基準時刻差送信部236は、無線通信部222を通じて、差分導出部234が導出した基準時刻差を集約局である基地局120Aに送信する。
また、基準時刻取得部232による基準時刻の取得および基準時刻差送信部236による基準時刻差の送信は、通信規約(プロトコル)で規定されてもよい。このように通信規約で規定することで、当該RTPを利用した無線通信システム100を標準化でき、サービス提供者間で共通の通信規約を適用することが可能となる。
(基地局120A)
図4は、基地局120Aのハードウェア構成を示した機能ブロック図である。基地局120Aは、基地局制御部250と、基地局メモリ252と、基地局無線通信部254と、基地局IP接続部256とを含んで構成される。
上記基地局制御部250は、中央処理装置を含む半導体集積回路により基地局120A全体を管理および制御する。基地局制御部250は、基地局メモリ252のプログラムを用いて、移動局110、150同士間の通話もしくは通信を支援する。
上記基地局メモリ252は、ROM、RAM、EEPROM、不揮発性RAM、フラッシュメモリ、HDD等で構成され、基地局制御部250で処理されるプログラムや、移動局同士間で送受信されるデータを格納する。
上記基地局無線通信部254は、移動局150とPHS電話網に基づく無線通信を行う。例えば、本実施形態では、基地局120内でフレームを時分割した複数のタイムスロットをそれぞれチャネルに割り当てて通信を行う時分割多重方式が採用される。
上記基地局IP接続部256は、IP通信網130を通じて管理サーバ140と設定信号の送受信を行い、その後、基地局120Bや基地局120Cと直接パケットの送受信を行う。また、基地局IP接続部256には、パケット送受信部270、ジッタバッファ272、基準時刻差受信部274、オフセット部276、時計290が含まれている。
上記パケット送受信部270は、IP通信網130を通じて接続された他の基地局120B、120Cと交換するパケットを送信または受信する。従って、移動局150が接続されている基地局120Bとのパケットのみならず、ハンドオーバ先の基地局120Cとのパケットも送受信可能である。
上記ジッタバッファ272は、音声信号の着信タイミングのずれを吸収するバッファであり、切換元となる基地局120Bおよび切換先となる基地局120Cから受信されたパケットをタイムスタンプ順にそれぞれ別の領域に格納する。パケットはIP通信網の様々な経路を経由して基地局120Aに至るため、パケットが時系列に到着するとは限らず、このようなジッタバッファ272によってパケットを保持する必要がある。そして、パケット送受信部270は、受信したパケットに付されたタイムスタンプに基づいてパケットを時系列に並べ替え、順次移動局110に送信する。
上記基準時刻差受信部274は、移動局150の基準時刻差送信部236から送信された基準時刻差を受信する。
上記オフセット部276は、ハンドオーバにより移動局110に送信するパケットを、切換元となる基地局120Bからのパケットから切換先となる基地局120Cからのパケットに切り換えるとき、そのパケットに付与されたタイムスタンプを送信タイミングとするための時計290を基準時刻差だけオフセットさせる。
上述した構成により、既存の無線通信システム100内で唯一2つの基地局120B、120Cの基準時刻を把握できる移動局150で基準時刻差を導出し、集約局(基地局120A)でこの基準時刻差を用いてパケットの送信タイミングを校正することができる。こうして、ハンドオーバが行われたとしてもそのパケットを重畳または欠落させることなくシームレスに伝送することが可能となる。
また、上述した無線通信システム100では、集約局として基地局120Aを、通信端末として移動局110を挙げているがかかる場合に限られず、集約局として固定電話網への接続サーバを、通信端末として例えば固定電話を挙げることもでき、接続サーバを介して当該移動局150と通信可能であれば、様々な電子機器を接続することができる。
(パケット伝送方法)
以上説明した、移動局150、基地局120B、120C、集約局としての基地局120A、無線端末としての移動局110による無線通信システムにおいて、例えば、移動局150を有する通信相手が移動したことにより、今まで無線通信していた基地局120Bとの通信状態が悪化した場合、電波状況の良い新たな基地局120Cとの通信を確立して、無線通信対象となる基地局を移行する、所謂ハンドオーバが実行される。
図5は、パケット伝送方法の特にハンドオーバ時の処理の流れを示したシーケンス図であり、図6および図7は、図5のシーケンス図の補足図である。ここでは、ユーザの移動局110と、通信相手の移動局150とが2つの基地局120A、120Bを介して通信している(S300)状態(図6(a)参照)を想定している。
ここで、通信相手の移動局150が移動し、切換元の基地局120Bに対する移動局150の電波強度が小さくなると、切換元の基地局120Bは、管理サーバ140に対してハンドオーバを要求する(S302)。そして、切換元の基地局120Bからのハンドオーバ要求を受信した管理サーバ140は、ハンドオーバするため、移動局150と通信可能であり、ハンドオーバ先として適切な新たな基地局120Cを選択する(S304)。
管理サーバ140は、ハンドオーバの切換先の基地局として基地局120Cが選択されたことを示す情報を、切換元の基地局120Bおよび切換先の基地局120Cに送信する(S306)。かかる指令を受けて、切換元の基地局120Bは、基地局120Aとの通信切断の準備を開始し(S308)、切換先の基地局120Cは、基地局120Aとの通信接続の準備を開始する(S310)。
このとき、移動局150から送信されたパケットは、図6(b)のように、切換元の基地局120Bのみならず、切換先の基地局120Cも経由して基地局120Aに伝達される(S312:パケット送信工程)。基地局120Aでは、両基地局120B、120Cからのパケットをジッタバッファ272に格納し、そのパケットのタイムスタンプ順に並べ替える(S314:ジッタバッファ工程)。そして、切換元の基地局120Bからのパケットのみを移動局110に送信する(S316)。
続いて、移動局150は、ハンドオーバが実行される前に、切換元となる基地局120Bおよび切換先となる基地局120Cにおけるそれぞれの基準時刻を取得し(S318:基準時刻取得工程)、取得した基準時刻の差分である基準時刻差を導出する(S320:差分導出工程)。導出された基準時刻差は、図6(b)に破線で示されるように基地局120Aに送信され(S322:差分送信工程)、基地局120Aは、移動局150からの基準時刻差を受信して保持する(S324:差分受信工程)。
ハンドオーバの準備が完了すると、管理サーバ140の指令に応じて実際のハンドオーバが実行される(S326)。従って、図6(c)に示すように、基地局120Bが解放され、基地局120Aと基地局120CとのIP通信網130を介した通信が確立する(S328)。
このとき、通信端末に送信するパケットが切換元となる基地局120Bからのパケットから切換先となる基地局120Cからのパケットに切り換えられる。ここで、基地局120Aでは、ジッタバッファ272に格納されたパケットのタイムスタンプに準じて、送信タイミングを計る時計290を、差分受信工程(S324)で受信した基準時刻差だけオフセットさせる(S330:オフセット工程)。こうして、パケットを重畳または欠落させることなくシームレスに伝送することが可能となる。
かかる動作を、図7を用いて説明する。ここでは、基地局120Bに対して基地局120Cの基準時刻が200msecほど進んでいる。従って、同一のパケットであったとしてもそのタイムスタンプは200msecずれており、例えば、ジッタバッファ272Bに示されるような16:45:880のタイムスタンプが付された基地局120Bからのパケットと、ジッタバッファ272Cに示されるような16:45:680のタイムスタンプが付された基地局120Cからのパケットとが同一のパケットとなる。
この場合、差分導出工程(S320)では、基準時刻差「200msec」が導出され、さらに差分送信工程(S322および差分受信工程(S324)を経てその基準時刻差を基地局120Aが把握できる。基地局120Bからのパケットが16:45:880まで送信された後、ハンドオーバが生じた場合、基地局120Aでは、そのタイムスタンプの送信タイミングを計る時計290の時刻を200msecオフセットし、即ち、次に送信するパケットの時刻16:45:900を16:45:700に変更し、その時刻をもって基地局120Cからのパケットを送信する。
従って、タイムスタンプだけに着目すると、16:45:860→16:45:880→16:45:700→16:45:720という送信順になり不連続に思われるが、実際の音声は連続することとなる。ここでは、基地局120Cが基地局120Bより基準時刻が遅れている場合を示したが、進んでいる場合でも当然シームレスなパケットの移行が可能である。
上述したパケット伝送方法により、既存の無線通信システム100内で唯一2つの基地局120B、120Cの基準時刻を把握できる移動局150で基準時刻差を導出し、集約局としての基地局120Aでこの基準時刻差を用いてパケットの送信タイミングを校正することができる。こうして、ハンドオーバが行われたとしてもそのパケットを重畳または欠落させることなくシームレスに伝送することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、IP通信網のセッション層としてRTPを詳述したがかかる場合に限らず、VoIPや他の様々なプロトコルを本実施形態に適用することができる。
なお、本明細書のパケット伝送方法における各工程は、必ずしも図5に示したようなシーケンス図に記載された順序に沿って時系列に処理する必要はなく、並列的あるいは個別に実行される処理(例えば、並列処理あるいはオブジェクトによる処理)も含むとしてもよい。
本発明は、IP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)を利用してパケットの伝送を行う無線通信システム、移動局、集約局、パケット伝送方法に利用することができる。
無線通信システムを説明するためのシステムブロック図である。 移動局のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 移動局の外観を示した斜視図である。 基地局のハードウェア構成を示した機能ブロック図である。 パケット伝送方法の特にハンドオーバ時の処理の流れを示したシーケンス図である。 IP通信網における無線通信システムを説明するためのブロック図である。 タイムスタンプの移行動作を説明するための説明図である。 従来の無線通信システムを説明するためのブロック図である。 従来のタイムスタンプの移行動作を説明するための説明図である。
符号の説明
100 …無線通信システム
110、150 …移動局
120 …基地局
130 …IP通信網
230 …パケット送信部
232 …基準時刻取得部
234 …差分導出部
236 …基準時刻差送信部
270 …パケット送受信部
272 …ジッタバッファ
274 …基準時刻差受信部
276 …オフセット部

Claims (7)

  1. 移動局と、該移動局と無線通信を行う複数の基地局と、該複数の基地局とIP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)で接続される集約局と、該集約局に接続された通信端末と、を含み、該移動局のパケットを基地局、集約局を経由して通信端末に伝送する無線通信システムであって、
    前記移動局は、
    ハンドオーバが実行される際、切換元となる基地局および切換先となる基地局にパケットを送信するパケット送信部と、
    基地局において当該移動局からのパケットに付与されるタイムスタンプの基準となる基準時刻を、切換元となる基地局および切換先となる基地局それぞれからハンドオーバが実行される前に取得する基準時刻取得部と、
    前記取得した基準時刻の差分である基準時刻差を導出する差分導出部と、
    前記導出された基準時刻差を前記集約局に送信する基準時刻差送信部と、
    を備え、
    前記集約局は、
    前記切換元となる基地局および切換先となる基地局から受信したパケットをタイムスタンプ順にそれぞれ格納するジッタバッファと、
    前記移動局から前記基準時刻差を受信する基準時刻差受信部と、
    前記ハンドオーバにより前記通信端末に送信するパケットを前記切換元となる基地局からのパケットから前記切換先となる基地局からのパケットに切り換えるとき、タイムスタンプを送信タイミングとするための時計を前記基準時刻差だけオフセットさせるオフセット部と、
    を備えることを特徴とする、無線通信システム。
  2. 前記基準時刻取得部による基準時刻の取得および基準時刻差送信部による基準時刻差の送信は、通信規約(プロトコル)で規定されることを特徴とする、請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記集約局は基地局であり、前記通信端末は移動局であることを特徴とする、請求項1または2に記載の無線通信システム。
  4. 前記集約局は固定電話網への接続サーバであり、前記通信端末は固定電話であることを特徴とする、請求項1または2に記載の無線通信システム。
  5. 複数の基地局と無線通信を行う移動局であって、
    ハンドオーバが実行される際、切換元となる基地局および切換先となる基地局にパケットを送信するパケット送信部と、
    基地局において当該移動局からのパケットに付与されるタイムスタンプの基準となる基準時刻を、切換元となる基地局および切換先となる基地局それぞれからハンドオーバが実行される前に取得する基準時刻取得部と、
    前記取得した基準時刻の差分である基準時刻差を導出する差分導出部と、
    前記導出された基準時刻差を、前記複数の基地局とIP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)で接続された集約局に送信する基準時刻差送信部と、
    を備えることを特徴とする、移動局。
  6. 移動局と無線通信を行う複数の基地局とIP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)で接続され、該基地局を経由して受信した該移動局のパケットを通信端末に伝送する集約局であって、
    ハンドオーバが実行される際、切換元となる基地局および切換先となる基地局から受信したパケットをタイムスタンプ順にそれぞれ格納するジッタバッファと、
    前記基地局において該移動局からのパケットに付与されるタイムスタンプの基準となる基準時刻の、切換元となる基地局と切換先となる基地局との差分である基準時刻差を受信する基準時刻差受信部と、
    前記ハンドオーバにより前記通信端末に送信するパケットを前記切換元となる基地局からのパケットから前記切換先となる基地局からのパケットに切り換えるとき、タイムスタンプを送信タイミングとするための時計を前記基準時刻差だけオフセットさせるオフセット部と、
    を備えることを特徴とする、集約局。
  7. 移動局と、該移動局と無線通信を行う複数の基地局と、該複数の基地局とIP通信網によるリアルタイムデータ転送プロトコル(RTP)で接続される集約局と、該集約局に接続された通信端末と、を用いて、該移動局のパケットを基地局、集約局を経由して通信端末に伝送するパケット伝送方法であって、
    前記移動局が、
    ハンドオーバが実行される際、切換元となる基地局および切換先となる基地局にパケットを送信するパケット送信工程と、
    前記集約局が、
    前記切換元となる基地局および切換先となる基地局から受信したパケットをタイムスタンプ順にそれぞれ格納するジッタバッファ工程と、
    前記移動局が、
    基地局において当該移動局からのパケットに付与されるタイムスタンプの基準となる基準時刻を、切換元となる基地局および切換先となる基地局それぞれからハンドオーバが実行される前に取得する基準時刻取得工程と、
    前記取得した基準時刻の差分である基準時刻差を導出する差分導出工程と、
    前記導出された基準時刻差を前記集約局に送信する差分送信工程と、
    前記集約局が、
    前記移動局から前記基準時刻差を受信する差分受信工程と、
    前記ハンドオーバにより前記通信端末に送信するパケットを前記切換元となる基地局からのパケットから前記切換先となる基地局からのパケットに切り換えるとき、タイムスタンプを送信タイミングとするための時計を前記基準時刻差だけオフセットさせるオフセット工程と、
    を含むことを特徴とする、パケット伝送方法。
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