JP2009105700A - 画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化装置、画像復号化装置、及び半導体集積回路 - Google Patents

画像符号化方法、画像復号化方法、画像符号化装置、画像復号化装置、及び半導体集積回路 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単な構成で画像を符号化することが可能な画像符号化装置等を提供する。
【解決手段】画像符号化装置10は、処理単位に含まれる複数の画素内に存在する色の数を判定する出現色数判定処理部11と、出現色数判定処理部11が、複数の画素内に存在する色の数が所与の閾値以下であると判定した場合に、複数の画素に対してロスレス符号化処理を行うロスレス符号化処理部12と、出現色数判定処理部11が、複数の画素内に存在する色の数が閾値より大きいと判定した場合に、複数の画素に対してロッシー符号化処理を行うロッシー符号化処理部13と、を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像データを符号化する画像符号化方法及びそのような画像符号化方法によって符号化された画像データを復号化する画像復号化方法に関する。また、本発明は、画像データを符号化する画像符号化装置及びそのような画像符号化装置によって符号化された画像データを復号化する画像復号化装置に関する。さらに、本発明は、そのような画像符号化装置及び画像復号化装置を含む半導体集積回路に関する。
従来より、符号化対象画素を、符号化対象画素の周辺の画素に基づいて符号化することが行われている。このような画像の符号化について、図21を参照しながら説明する。
図21に示すように、符号化対象画素Xの左に位置する画素をA、符号化対象画素Xの上に位置する画素をB、符号化対象画素Xの左上に位置する画素をCとすると、符号化対象画素Xの予測値X'を、
X'=A/2+(C+B)/4 ・・・(1)
により算出することが行われている。
また、下記の特許文献1には、符号化対象画素の周辺にある画素の個々の画素相関を計算して画素相関の評価を行い、相関の高い画素値を予測値とし、差分をDPCM符号化する画像符号化装置等が掲載されている。
しかしながら、上記の従来技術では、処理が複雑で処理量が多いという問題があった。また、フレームの途中の画素を復号化することが困難であるという問題があった。
特開2001−257888号公報
本発明に係る幾つかの態様は、簡単な処理又は構成で画像を符号化することが可能な画像符号化方法及び画像符号化装置を提供する。また、本発明に係る幾つかの態様は、そのような画像符号化方法及び画像符号化装置によって符号化された画像を復号化する画像復号化方法及び画像復号化装置を提供する。また、本発明に係る幾つかの態様は、そのような画像符号化装置及び画像復号化装置を含む半導体集積回路を提供する。
本発明は、複数の画素を処理単位として符号化処理を行う画像符号化装置であって、複数の画素内に存在する色の数を判定し、複数の画素内に存在する色の数が所与の閾値以下である場合には複数の画素に対して第1の種類の符号化処理を行い、複数の画素内に存在する色の数が閾値より大きい場合には複数の画素に対して第1の種類の符号化処理とは異なる第2の種類の符号化処理を行うことを特徴とする、画像符号化装置に関係する。
本発明によれば、簡単な構成で画像を符号化することができるようになる。
また、本発明は、複数の画素を処理単位として符号化処理を行う画像符号化装置であって、複数の画素内に存在する色の数を判定するステップ(a)と、複数の画素内に存在する色の数が所与の閾値以下であると判定した場合に、複数の画素に対して第1の種類の符号化処理を行うステップ(b)と、複数の画素内に存在する色の数が閾値より大きいと判定した場合に、複数の画素に対して第1の種類の符号化処理とは異なる第2の種類の符号化処理を行うステップ(c)と、を含む、画像符号化方法に関係する。
本発明によれば、簡単な処理で画像を符号化することができるようになる。
また、本発明では、複数の画素がフレーム内において所与の方向に連続して位置するようにしても良い。
このようにすれば、より簡単な処理で画像を符号化することができるようになる。
また、本発明では、複数の画素の数が4であり、閾値が2であるようにしても良い。また、本発明では、複数の画素の数が8であり、前記閾値が2又は3であるようにしても良い。
このようにすれば、画像を適切に符号化することができるようになる。
また、本発明では、ステップ(b)が、複数の画素に対して第1の種類の符号化処理として可逆符号化処理を行うステップを含み、ステップ(c)が、複数の画素に対して第2の種類の符号化処理として非可逆符号化処理を行うステップを含むようにしても良い。
また、本発明では、ステップ(b)が、複数の画素に対して可逆符号化処理を行うことを表す情報を出力するステップと、複数の画素内に存在する色の1つ又は複数の画素を出力するステップと、複数の画素内において1つ又は複数の画素が出現するパターンを表す情報を出力するステップと、を含み、ステップ(c)が、複数の画素に対して非可逆符号化処理を行うことを表す情報を出力するステップと、複数の画素の中の先頭の画素を圧縮したデータを出力するステップと、複数の画素の中の第2番目以降の画素をDPCM符号化したデータを出力するステップと、を含むようにしても良い。
また、本発明では、ステップ(c)により出力されるデータサイズが固定長であるようにしても良い。
このようにすれば、例えばフレームの途中であっても画素を復号化することが容易にできるようになる。
また、本発明は、本発明に係る画像符号化方法によって符号化されたデータを復号化する画像復号化方法であって、データが前記第1の種類の符号化処理と第2の種類の符号化処理のいずれによって符号化されているかを判定するステップ(a)と、データが第1の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、データに対して第1の種類の復号化処理を行うステップ(b)と、データが第2の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、データに対して第1の種類の復号化処理とは異なる第2の種類の復号化処理を行うステップ(c)と、を含む、画像復号化方法に関係する。
本発明によれば、本発明に係る画像符号化方法によって符号化された画像データを復号化することが容易にできるようになる。
また、本発明は、複数の画素を処理単位として符号化処理を行う画像符号化装置であって、複数の画素内に存在する色の数を判定する色数判定処理手段と、色数判定処理手段が、複数の画素内に存在する色の数が所与の閾値以下であると判定した場合に、複数の画素に対して第1の種類の符号化処理を行う第1の符号化処理手段と、色数判定処理手段が、複数の画素内に存在する色の数が閾値より大きいと判定した場合に、複数の画素に対して第1の種類の符号化処理とは異なる第2の種類の符号化処理を行う第2の符号化処理手段と、を含む、画像符号化装置に関係する。
本発明によれば、簡単な構成で画像を符号化することができるようになる。
また、本発明は、本発明に係る画像符号化装置によって符号化されたデータを復号化する画像復号化装置であって、データが第1の種類の符号化処理と第2の種類の符号化処理のいずれによって符号化されているかを判定する符号化判定処理手段と、符号化判定処理手段が、データが第1の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、データに対して第1の種類の復号化処理を行う第1の復号化処理手段と、符号化判定処理手段が、データが第2の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、データに対して第1の種類の復号化処理とは異なる第2の種類の復号化処理を行う第2の復号化処理手段と、を含む、画像復号化装置に関係する。
本発明によれば、本発明に係る画像符号化装置によって符号化されたデータを復号化することが容易にできるようになる。
また、本発明は、本発明に係る画像符号化装置と、画像符号化装置によって符号化されたデータを格納するメモリと、メモリに格納されているデータを復号化する本発明に係る画像復号化装置と、を含む、半導体集積回路に関係する。
本発明によれば、データを格納するために必要なメモリ容量を小さく抑えることができるようになる。
以下、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。また同一の構成要素には同一の参照番号を付して説明を省略する。
図1に、本発明の一実施形態に係る画像符号化装置の構成例を示す。この画像符号化装置10は、出現色数判定処理部11(広義には、色数判定処理手段)と、ロスレス(lossless)符号化処理部12(広義には、第1の符号化処理手段)と、ロッシー(lossy)符号化処理部13(広義には、第2の符号化処理手段)とを含む。なお、画像符号化装置10を半導体集積回路として実現しても良い。また、画像符号化装置10をCPUとプログラム(ソフトウェア)で実現することも可能である。
ここで、画像符号化装置10に入力されるフレームデータ(画像データ)について、図2を参照しながら説明する。本実施形態においては、図2に示すように、1つのフレームデータは主走査線方向(ここではX方向)に320列、副走査線方向(ここではY方向)に240行の計320×240個の画素を含んでいる。なお、フレームデータの行数及び列数は上記以外であっても良い。
本実施形態においては、画像符号化装置10に入力される各画素は、24ビット幅であり、RGB成分を含むものとする。また、R成分、G成分、B成分の各々は8ビット幅であるものとする。なお、各画素のビット幅は24ビット幅以外であっても良い。また、R成分、G成分、B成分のビット幅が異なっていても良い。さらに、各画素がRGB成分ではなく、YUV成分、YCbCr成分等を含むようにしても良い。
画像符号化装置10は、所与の方向(ここでは、X方向)に連続して位置するN個(ここでは、4個)の画素を処理単位として画像符号化処理を行うものとする。従って、本実施形態において、1つの処理単位は96(=24×4)ビット幅となる。また、1つのフレームデータは80×240個の処理単位で構成される。なお、本実施形態においては、4個の画素を処理単位としているが、処理単位を2以上の他の個数(例えば、2個、6個、8個、10個、12個等)の画素としても良い。
本実施形態においては、1つの処理単位に含まれる4個の画素の内の第1番目(先頭)の画素を画素A又は画素P(1)、第2番目の画素を画素B又は画素P(2)、第3番目の画素を画素C又は画素P(3)、第4番目の画素を画素D又は画素P(4)と呼ぶこととする。また、外部から入力された原画素である画素A〜D(画素P(1)〜P(4))に後述する処理を行った画素(画素A(P(1))に対しては圧縮を、画素B〜D(画素P(2)〜P(4))に対しては符号化し更に復号化をそれぞれ行った画素)を、画素A'(画素P'(1))、画素B'(画素P'(2))、画素C'(画素P'(3))、画素D'(画素P'(4))と呼ぶこととする。このように、本実施形態においては、原画素に処理を施した画素(原画素を圧縮した画素及び原画素を符号化し更に復号化した画素)には「'」を付加して、原画素と区別するものとする。
フレームデータの各画素は、フレームの先頭から座標(0,0)、(1,0)、・・・、(319,0)、(0,1)、・・・、(319,239)の順に画像符号化装置10に順次入力されるようにしても良いし、フレームの先頭以外の処理単位が画像符号化装置10に入力されるようにしても良い。また、画像符号化装置10が、1つの処理単位に含まれる4個の画素データをバッファリングするための入力バッファを更に含むようにしても良い。
また、本実施形態においては、X方向に連続して位置するN個の画素を処理単位としているが、他の方向(例えば、Y方向等)に連続して位置するN個の画素を処理単位としても良い。
再び図1を参照すると、出現色数判定処理部11は、処理単位に出現する色の数を判定する処理を行う。処理単位にはN個の画素が含まれるため、処理単位に出現し得る色の数は1〜N色(ここでは、4色)の範囲内となる。
出現色数判定処理部11は、処理単位に出現する色の数が所与の閾値M(ここでは、「2」とする。)以下の場合には、ロスレス符号化処理(広義には、第1の種類の符号化処理)を処理単位に対して行うようにロスレス符号化処理部12に指示する。また、出現色数判定処理部11は、処理単位に出現する色の数が所与の閾値Mより大きい場合には、ロッシー符号化処理(広義には、第2の種類の符号化処理)を処理単位に対して行うようにロッシー符号化処理部13に指示する。
なお、ロスレス符号化処理は、可逆符号化処理と呼ばれることがあり、ロッシー符号化処理は、非可逆符号化処理又は不可逆符号化処理と呼ばれることがある。
図3(a)は、ロスレス符号化処理を処理単位に対して行った結果としてロスレス符号化処理部12から出力されるデータの一例を示す図であり、図3(b)は、ロッシー符号化処理を処理単位に対して行った結果としてロッシー符号化処理部13から出力されるデータの一例を示す図である。
図3(a)に示すように、ロスレス符号化処理部12から出力されるデータは、計52ビット幅であり、1ビット幅のロスレス/ロッシー判定フラグと、24ビット幅の先頭画素データ(1色目画素データ)と、24ビット幅の2色目画素データと、3ビット幅の色パターン識別コードとを含む。本実施形態において、ロスレス符号化処理が処理単位に対して行われた場合には、ロスレス/ロッシー判定フラグの値は「0」とする。なお、先頭画素データ(1色目画素データ)、2色目画素データ、及び、色パターン識別コードについては、後で詳細に説明する。
図3(b)に示すように、ロッシー符号化処理部13から出力されるデータは、計64ビット幅であり、1ビット幅のロスレス/ロッシー判定フラグと、21ビット幅の先頭画素圧縮データと、14ビット幅の第2番目画素差分量子化データと、14ビット幅の第3番目画素差分量子化データと、14ビット幅の第4番目画素差分量子化データとを含む。本実施形態において、ロッシー符号化処理が処理単位に対して行われた場合には、ロスレス/ロッシー判定フラグの値は「1」とする。なお、先頭画素圧縮データ、第2番目画素差分量子化データ、第3番目画素差分量子化データ、及び、第4番目画素差分量子化データについては、後で詳細に説明する。
図4に、図1のロスレス符号化処理部12の内部構成例を示す。ロスレス符号化処理部12は、ロスレス/ロッシー判定フラグ出力部21と、画素データ及び色パターン識別コード出力部22と、色パターンテーブル記憶部23とを含む。
ロスレス/ロッシー判定フラグ出力部21は、出現色数判定処理部11(図1参照)からロスレス符号化処理の指示を受けると、ロスレス/ロッシー判定フラグ(図3(a)の第1フィールド参照)として「0」を出力する。
次に、色パターンテーブル記憶部23について、図5を参照しながら説明する。図5は、色パターンテーブル記憶部23に記憶されている色パターンテーブルの一例を示す図である。
先に説明したように、本実施形態において、処理単位には4個の画素が含まれ、処理単位に出現する色の数が2色以下(1色又は2色)の場合にロスレス符号化処理が行われる。そして、処理単位に出現する色の数が1色となり得るのは、(ア)画素A〜Dが全て同色の場合である。また、処理単位に出現する色の数が2色となり得るのは、(イ)画素A〜Cが同色(1色目)であり、且つ、画素Dが画素A〜Cとは別色(2色目)の場合、(ウ)画素A、B、Dが同色(1色目)であり、且つ、画素Cが画素A、B、Dとは別色(2色目)の場合、(エ)画素A、C、Dが同色(1色目)であり、且つ、画素Bが画素A、C、Dとは別色(2色目)の場合、(オ)画素A(1色目)が画素B、C、Dとは別色であり、且つ、画素B、C、Dが同色(2色目)の場合、(カ)画素A、Bが同色(1色目)であり、且つ、画素C、Dが同色且つ画素A、Bとは別色(2色目)の場合、(キ)画素A、Dが同色(1色目)であり、且つ、画素B、Cが同色且つ画素A、Dとは別色(2色目)の場合、(ク)画素A、Cが同色(1色目)であり、且つ、画素B、Dが同色且つ画素A、Dとは別色(2色目)の場合、である。
図5に示すように、色パターンテーブル記憶部23に記憶されている色パターンテーブルの第1フィールド及び第2フィールドには、上記(ア)〜(ク)の8パターンを表す情報が格納されており、第3フィールド及び第4フィールドには、それぞれのパターンにおける1色目の画素及び2色目の画素がどの画素であるかを表す情報が格納されている。また、色パターンテーブルの第5フィールドには、上記(ア)〜(ク)のパターンを一意に識別するために上記(ア)〜(ク)のパターンにそれぞれ割り当てられた識別コード(以下、色パターン識別コードという。)「0」〜「7」が格納されている。
なお、図5においては、上記(ア)のパターンの場合、即ち出現色数が1色の場合に、2色目の画素データも画素Aとしているが、2色目の画素データを無しとして出力信号のビット幅を削減する変形実施も可能である。また、図5においては、先頭画素Aを1色目としているが、必ずしも先頭画素Aを1色目にする必要はなく、他の画素を1色目としても良い。
再び図4を参照すると、画素データ及び色パターン識別コード出力部22は、色パターンテーブル記憶部23に記憶されている色パターンテーブル(図5参照)を参照し、処理単位が上記(ア)〜(ク)のいずれのパターンに該当するかを判定し、処理単位が該当するパターンに対応する先頭(1色目)画素データ(図3(a)の第2フィールド参照)及び2色目画素データ(図3(a)の第3フィールド参照)を順次出力し、さらに、処理単位が該当するパターンを識別するための色パターン識別コード(図3(a)の第4フィールド参照)を出力する。
図6に、図1のロッシー符号化処理部13の内部構成例を示す。ロッシー符号化処理部13は、ロスレス/ロッシー判定フラグ出力部31と、先頭画素データ圧縮部32と、差分算出部33と、量子化部34と、逆量子化部35と、復号化部36と、繰返し制御部37とを含んでおり、処理単位に含まれる各画素に対して、隣接(ここでは、1つ前に位置)する画素間の差分をPCM符号化する処理であるDPCM符号化処理を行う。
ロスレス/ロッシー判定フラグ出力部31は、出現色数判定処理部11(図1参照)からロッシー符号化処理の指示を受けると、ロスレス/ロッシー判定フラグ(図3(b)の第1フィールド参照)として「1」を出力する。
先頭画素データ圧縮部32は、先頭画素A(画素P(1))を圧縮し、圧縮の結果として得られた画素A'(画素P'(1))を出力する。本実施形態においては、先頭画素A(24ビット幅)のR成分のLSB(Least Significant Bit)、G成分のLSB、及び、B成分のLSBの計3ビットを削除して21ビット幅(図3(b)の第2フィールド参照)に圧縮するものとする。
なお、先頭画素データ圧縮部32が、先頭画素A(24ビット幅)のR成分のLSB、及び、B成分の下位(LSB側)2ビットの計3ビットを削除して21ビット幅(図3(b)の第2フィールド参照)に圧縮するようにしても良い。
また、先頭画素データ圧縮部32が、上記以外のその他の公知の様々な圧縮方式を利用するようにしても良い。
差分算出部33は、画素A'(画素P'(1))と画素B(画素P(2))との差分、画素B'(画素P'(2))と画素C(画素P(3))との差分、画素C'(画素P'(3))と画素D(画素P(4))との差分を順次算出する。
量子化部34は、差分算出部33によって算出された値を順次量子化して出力(図3(b)の第3〜第5フィールド参照)する。
逆量子化部35は、量子化部34によって算出された値を逆量子化する。
復号化部36は、逆量子化部35によって逆量子化された値を用いて画素B'〜C'(画素P'(2)〜画素P'(3))を順次算出する。
繰返し制御部37は、差分算出部33、量子化部34、逆量子化部35、及び、復号化部36を制御する。
次に、画像符号化装置10の動作について説明する。
図7は、画像符号化装置10が実行する処理を示すフローチャートである。
まず、出現色数判定処理部11が、処理単位に含まれる複数の画素(画素A〜D)を比較して、出現色数iを求める(ステップS11)。
次に、出現色数判定処理部11は、出現色数iが所与の閾値M(ここでは、2)以下であるか否かを判定する(ステップS12)。そして、出現色数判定処理部11は、出現色数iが閾値M以下であると判定した場合には、ロスレス符号化処理を処理単位に対して行うようにロスレス符号化処理部12に指示し、ロスレス符号化処理部12が、ロスレス符号化処理を処理単位に対して行う(ステップS13)。一方、出現色数判定処理部11は、出現色数iが閾値Mより大きいと判定した場合には、ロッシー符号化処理を処理単位に対して行うようにロッシー符号化処理部13に指示し、ロッシー符号化処理部13が、ロッシー符号化処理を処理単位に対して行う(ステップS14)。
図8は、ロスレス符号化処理部12が実行する処理を示すフローチャートである。
出現色数判定処理部11がステップS12にて出現色数iが閾値M以下であると判定した場合、ロスレス符号化処理部12内のロスレス/ロッシー判定フラグ出力部21(図4参照)は、ロスレス/ロッシー判定フラグ(図3(a)の第1フィールド参照)として「0」を出力する(ステップS21)。
次に、ロスレス符号化処理部12内の画素データ及び色パターン識別コード出力部22(図4参照)は、色パターンテーブル記憶部23に記憶されている色パターンテーブル(図5参照)を参照し、処理単位が先に説明した(ア)〜(キ)のいずれのパターンに該当するかを判定し、処理単位が該当するパターンに対応する先頭(1色目)画素データ(図3(a)の第2フィールド参照)を出力する(ステップS22)。
次に、画素データ及び色パターン識別コード出力部22は、処理単位が該当するパターンに対応する2色目画素データ(図3(a)の第3フィールド参照)を出力する(ステップS23)。
そして、画素データ及び色パターン識別コード出力部22は、処理単位が該当するパターンを識別するための色パターン識別コード(図3(a)の第4フィールド参照)を出力する(ステップS24)。
図9は、ロッシー符号化処理部13が実行する処理を示すフローチャートである。
出現色数判定処理部11がステップS12にて出現色数iが閾値Mより大きいと判定した場合、ロッシー符号化処理部13内のロスレス/ロッシー判定フラグ出力部31(図6参照)は、ロスレス/ロッシー判定フラグ(図3(b)の第1フィールド参照)として「1」を出力する(ステップS31)。
次に、ロッシー符号化処理部13内の先頭画素データ圧縮部32(図6参照)は、先頭画素P(1)(画素A)を圧縮し、圧縮の結果として得られた画素P'(1)(画素A')を出力する(ステップS32)。本実施形態においては、先に説明したように、先頭画素P(1)(24ビット幅)のR成分のLSB、G成分のLSB、及び、B成分のLSBの計3ビットを削除して21ビット幅(図3(b)の第2フィールド参照)に圧縮するものとする。
次に、ロッシー符号化処理部13内の繰返し制御部37(図6参照)が、変数jに初期値として2を設定する(ステップS33)。
そして、ロッシー符号化処理部13内の差分算出部33(図6参照)が、画素P(j)と画素P'(j−1)との差分dを
d=G(j)−G'(j−1) ・・・(2)
により算出する(ステップS34)。なお、変数jが初期値2である場合、画素G'(j−1)即ち画素G'(1)は、ステップS32にて先頭画素データ圧縮部32によって算出され、差分算出部33に供給される。また、変数jが3以上の場合、画素G'(j−1)は、後述するステップS38にて復号化部36(図6参照)によって算出され、差分算出部33に供給される。
次に、ロッシー符号化処理部13内の量子化部34(図6参照)が、差分算出部33によって算出された差分dを
iCode=Quant(d) ・・・(3)
により量子化して出力(図3(b)の第3〜第5フィールド参照)する(ステップS35)。ここで、Quant()は、量子化演算を表す。量子化演算としては、公知の様々な演算を用いることができ、例えば、量子化テーブルを利用したテーブル変換等を用いることもできる。また、固定長量子化演算を用いることもできる。本実施形態においては、iCodeはR成分5ビット、G成分5ビット、B成分4ビットの計14ビットであるものとする。なお、iCodeをR成分5ビット、G成分5ビット、B成分5ビットの計15ビット等とする変形実施も可能である。
一方、繰返し制御部37は、変数jが値N(ここでは、4)に達したか否かを判定する(ステップS36)。そして、繰返し制御部37は、変数jが値Nに達したと判定した場合には処理を終了し、変数jが値Nに達していないと判定した場合には、処理をステップS37に移す。
繰返し制御部37が、変数jが値Nに達していないと判定した場合、ロッシー符号化処理部13内の逆量子化部35(図6参照)が、量子化部34によって算出された値iCodeを
d'=deQuant(iCode) ・・・(4)
により逆量子化する(ステップS37)。ここで、deQuant()は、逆量子化演算を表す。逆量子化演算としては、公知の様々な演算を用いることができ、例えば、逆量子化テーブルを利用したテーブル変換等を用いることもできる。
そして、ロッシー符号化処理部13内の復号化部36(図6参照)が、予測値算出部24によって算出された予測値Pと逆量子化部27によって算出された値d'とに基づいて、画素G(j)を符号化し更に復号化した画素G'(j)を
G'(j)=G'(j−1)+d' ・・・(5)
により算出する(ステップS38)。なお、変数jが初期値2である場合、画素G'(j−1)即ち画素G'(1)は、ステップS32にて先頭画素データ圧縮部32によって算出され、差分算出部33に供給される。また、変数jが3以上の場合、画素G'(j−1)は、ステップS38にて復号化部36によって算出され、復号化部36において後続の画素の復号化に利用されるとともに、差分算出部33に供給され、差分算出部33において後続の画素の符号化に利用される。
次に、繰返し制御部37は、変数jをインクリメントし(ステップS39)、処理をステップS34に戻す。これにより、画素P(2)〜P(4)(画素B〜D)の符号化を行うことができる。
次に、本発明の一実施形態に係る画像復号化装置について説明する。
図10に、本発明の一実施形態に係る画像復号化装置の構成例を示す。この画像復号化装置40は、先に説明した画像符号化装置10によって符号化されたデータ(図3(a)又は図3(b)に示すフォーマットのデータ)を復号化するための装置である。画像復号化装置40は、ロスレス/ロッシー判定処理部41(広義には、符号化判定処理手段)、と、ロスレス復号化処理部42(広義には、第1の復号化処理手段)と、ロッシー復号化処理部43(広義には、第2の復号化処理手段)とを含む。なお、画像復号化装置40を半導体集積回路として実現しても良い。また、画像復号化装置40をCPUとプログラム(ソフトウェア)で実現することも可能である。
ロスレス/ロッシー判定処理部41は、入力データの中のロスレス/ロッシー判定フラグ(図3(a)の第1フィールド及び図3(b)の第1フィールド参照)に基づいて、入力データがロスレス符号化されたデータであるかロッシー符号化されたデータであるかを判定する処理を行う。ロスレス/ロッシー判定処理部41は、入力データがロスレス符号化されたデータである場合(図3(a)参照)には、入力データに対してロスレス復号化処理(広義には、第1の種類の復号化処理)を行うようにロスレス復号化処理部42に指示する。また、ロスレス/ロッシー判定処理部41は、入力データがロッシー符号化されたデータである場合(図3(b)参照)には、入力データに対してロッシー復号化処理(広義には、第2の種類の復号化処理)を行うようにロッシー復号化処理部43に指示する。
図11に、図10のロスレス復号化処理部42の内部構成例を示す。ロスレス復号化処理部42は、画素データ出力部51と、色パターンテーブル記憶部52とを含む。
まず、色パターンテーブル記憶部52について、図12を参照しながら説明する。図12は、色パターンテーブル記憶部52に記憶されている色パターンテーブルの一例を示す図である。
図12に示すように、色パターンテーブル記憶部52に記憶されている色パターンテーブルの第1フィールドには、色パターン識別コードが格納されており、第2〜第5フィールドには、入力データ(図3(a)参照)の中の1色目(先頭)画素データ(図3(a)の第2フィールド参照)、2色目画素データ(図3(a)の第3フィールド参照)のいずれを第1〜第4番目の画素データとして出力するかを表す情報がそれぞれ格納されている。
画素データ出力部51は、色パターンテーブル記憶部52に記憶されている色パターンテーブルを参照し、入力データの中の色パターン識別コードに応じて、1色目(先頭)画素データ又は2色目画素データを順次出力する。例えば、色パターン識別コードが「0」の場合には、画素データ出力部51は、1色目(先頭)画素データを第1〜第4番目の画素として4回出力する。また、例えば、色パターン識別コードが「1」の場合には、画素データ出力部51は、1色目(先頭)画素データを第1〜第3番目の画素として3回出力し、その後、2色目画素データを第4番目の画素として1回出力する。
図13に、図10のロッシー復号化処理部43の内部構成例を示す。ロッシー復号化処理部43は、先頭画素データ復号部61と、逆量子化部62と、復号化部63と、繰返し制御部64とを含む。
先頭画素データ復号部61は、入力データ(図3(b)参照)の中の先頭画素圧縮データ(図3(b)の第2フィールド参照)を復号し、復号の結果として得られた画素A'(画素P'(1))を出力する。本実施形態においては、先頭画素圧縮データ(21ビット幅)のR成分の最下位に1ビット、G成分の最下位に1ビット、及び、B成分の最下位に1ビットの計3ビットを追加して24ビット幅に復号するものとする。なお、追加する3ビットの各々を「0」としても良いし「1」としても良い。
逆量子化部62は、入力データ(図3(b)参照)の中の第2番目〜第4番目画素差分量子化データ(図3(b)の第3〜第5フィールド参照)を順次逆量子化する。
復号化部63は、逆量子化部35によって逆量子化された値を用いて画素B'〜D'(画素P'(2)〜画素P'(4))を順次算出する。
繰返し制御部64は、逆量子化部62、及び、復号化部63を制御する。
次に、画像復号化装置40の動作について説明する。
図14は、画像復号化装置40が実行する処理を示すフローチャートである。
まず、ロスレス/ロッシー判定処理部41が、入力データの中のロスレス/ロッシー判定フラグが「0」であるか否かを判定する(ステップS51)。そして、ロスレス/ロッシー判定処理部41は、入力データの中のロスレス/ロッシー判定フラグが「0」である、即ち入力データがロスレス符号化されたデータであると判定した場合には、ロスレス復号化処理を入力データに対して施すようにロスレス復号化処理部42に指示し、ロスレス復号化処理部42が、ロスレス復号化処理を入力データに対して施す(ステップS52)。一方、ロスレス/ロッシー判定処理部41は、入力データの中のロスレス/ロッシー判定フラグが「0」ではないと判定した場合、即ち入力データがロッシー符号化されたデータであると判定した場合には、ロッシー復号化処理を入力データに対して施すようにロッシー復号化処理部43に指示し、ロッシー復号化処理部43が、ロッシー復号化処理を入力データに対して施す(ステップS53)。
図15は、ロスレス復号化処理部42が実行する処理を示すフローチャートである。
ロスレス/ロッシー判定処理部41がステップS51にて入力データがロスレス符号化されたデータ(図3(a)参照)であると判定した場合、ロスレス復号化処理部42内の画素データ出力部51(図11参照)が、色パターンテーブル記憶部52に記憶されている色パターンテーブル(図12参照)を参照し、入力データの中の色パターン識別コード(図3(a)の第4フィールド参照)に基づいて、入力データの中の1色目画素データ(図3(a)の第2フィールド参照)又は2色目画素データ(図3(a)の第3フィールド参照)を第1番目の画素データとして出力する(ステップS61)。
次に、画素データ出力部51は、入力データの中の色パターン識別コードに基づいて、入力データの中の1色目画素データ又は2色目画素データを第2番目の画素データとして出力する(ステップS62)。
そして、画素データ出力部51は、入力データの中の色パターン識別コードに基づいて、入力データの中の1色目画素データ又は2色目画素データを第3番目の画素データとして出力する(ステップS63)。
さらに、画素データ出力部51は、入力データの中の色パターン識別コードに基づいて、入力データの中の1色目画素データ又は2色目画素データを第4番目の画素データとして出力する(ステップS64)。
図16は、ロッシー復号化処理部43が実行する処理を示すフローチャートである。
ロスレス/ロッシー判定処理部41がステップS51にて入力データがロッシー符号化されたデータ(図3(b)参照)であると判定した場合、ロッシー復号化処理部43内の先頭画素データ復号部61(図13参照)は、入力データ(図3(b)参照)の中の先頭画素圧縮データ(図3(b)の第2フィールド参照)を復号し、復号の結果として得られた画素A'(画素P'(1))を出力する(ステップS71)。本実施形態においては、先に説明したように、先頭画素圧縮データ(21ビット幅)のR成分の最下位に1ビット、G成分の最下位に1ビット、及び、B成分の最下位に1ビットの計3ビットを追加して24ビット幅に復号するものとする。
次に、ロッシー復号化処理部43内の繰返し制御部64(図13参照)が、変数jに初期値として2を設定する(ステップS72)。
そして、ロッシー復号化処理部43内の逆量子化部62(図13参照)が、
d'=deQuant(iCode) ・・・(6)
により逆量子化を行う(ステップS73)。式(6)において、iCodeは、入力データ(図3(b)参照)の中の第j番目画素差分量子化データ(図3(b)の第3〜第5フィールド参照)である。
次に、ロッシー復号化処理部43内の復号化部63(図13参照)が、第j番目の画素G'(j)を
G'(j)=G'(j−1)+d' ・・・(7)
により算出し、出力する(ステップS74)。なお、変数jが初期値2である場合、画素G'(j−1)即ち画素G'(1)は、入力データの中の先頭画素圧縮データ(図3(b)の第2フィールド参照)である。また、変数jが3以上の場合、画素G'(j−1)は、このステップS74にて復号化部63によって算出され、復号化部63において後続の画素の復号化に利用される。
繰返し制御部64は、変数jが値N(ここでは、4)に達したか否かを判定する(ステップS75)。そして、繰返し制御部64は、変数jが値Nに達したと判定した場合には処理を終了し、変数jが値Nに達していないと判定した場合には、処理をステップS76に移す。
繰返し制御部37は、ステップS75にて変数jが値Nに達していないと判定した場合には、変数jをインクリメントし(ステップS76)、処理をステップS73に戻す。これにより、第2番目画素〜第4番目画素の復号化を行うことができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、従来技術と比較して簡単な処理で、画像符号化を実現することが可能である。また、画質と符号化後データサイズ(圧縮率)とのバランスの良い画像符号化を実現することが可能である。また、ロッシー符号化の場合であっても符号化後のデータサイズが固定長(64ビット幅)であり、JPEG等の従来技術と比較して、フレームの途中の処理単位であっても復号化することが容易である。
なお、本実施形態においては、N=4且つM=2の場合について説明したが、N、Mの値を他の値としても良い。N、Mの値は、求められる画質と符号化後データサイズ(圧縮率)とのバランス、テストパターン(フレームデータ)の画像内容、後段の表示装置の表示特性、原画素のビット幅、原画素が含む色成分(RGB、YUV、YCbCr等)及び各成分のビット幅等の1つ又は複数の条件を勘案して決定すれば良い。本発明者が実験したところによれば、N=4の場合にはM=2とすると好適であるという結果が得られた。しかしながら、上記した1つ又は複数の条件に応じて、Mを2以外の値としても良い。また、N=8の場合にはM=2又は3とすると好適であるという結果が得られた。しかしながら、上記した1つ又は複数の条件に応じて、Mを2又は3以外の値としても良い。
また、本実施形態のロッシー符号化において、先頭画素圧縮データ(図3(b)の第2フィールド参照)を21ビット幅、第2〜第4番目画素差分量子化データ(図3(b)の第3〜第5フィールド参照)をそれぞれ14ビット幅とし、ロッシー符号化後のデータを計64ビット幅としているが、他のビット幅にしても良い。例えば、先頭画素圧縮データを20ビット幅、第2〜第4番目画素差分量子化データをそれぞれ13ビット幅とし、ロッシー符号化後のデータを計60ビット幅としても良い。
図17に、本実施形態において示したようなロッシー符号化(第1番目の画素を圧縮し、第2番目以降の画素をDPCM符号化する)において、各画素を24ビット幅とし、N=4、8、12とした場合の実験結果を示す。なお、図17においては、ロスレス/ロッシー判定フラグ(図3(b)の第1フィールド参照)を考慮していない。ロスレス/ロッシー判定フラグを考慮した場合については、後で説明する。
図17(a)は、本実施形態のロッシー符号化の圧縮率66.70%、62.50%、58.30%、54.20%、及び、50%のときの符号化後の全ビット幅を示す表である。
図17(a)に示すように、N=4且つ圧縮率66.70%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は64ビットとなり、N=4且つ圧縮率62.50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は60ビットとなり、N=4且つ圧縮率58.30%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は56ビットとなり、N=4且つ圧縮率54.20%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は52ビットとなり、N=4且つ圧縮率50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は48ビットとなる。
また、N=8且つ圧縮率66.70%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は128ビットとなり、N=8且つ圧縮率62.50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は120ビットとなり、N=8且つ圧縮率58.30%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は112ビットとなり、N=8且つ圧縮率54.20%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は104ビットとなり、N=8且つ圧縮率50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は96ビットとなる。
また、N=12且つ圧縮率66.70%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は192ビットとなり、N=12且つ圧縮率62.50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は180ビットとなり、N=12且つ圧縮率58.30%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は168ビットとなり、N=12且つ圧縮率54.20%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は156ビットとなり、N=12且つ圧縮率50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅は144ビットとなる。
図17(b)は、本実施形態において示したようなロッシー符号化の圧縮率66.70%、62.50%、58.30%、54.20%、及び、50%のときの先頭画素圧縮データの好適なビット幅を示す表である。
図17(b)に示すように、N=4且つ圧縮率66.70%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を23ビットとし、N=4且つ圧縮率62.50%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を22ビットとし、N=4且つ圧縮率58.30%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を21ビットとし、N=4且つ圧縮率54.20%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を20ビットとし、N=4且つ圧縮率50%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を19ビットとすると好適である。
また、N=8且つ圧縮率66.70%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を24ビットとし、N=8且つ圧縮率62.50%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を23ビットとし、N=8且つ圧縮率58.30%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を22ビットとし、N=8且つ圧縮率54.20%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を21ビットとし、N=8且つ圧縮率50%の場合には、先頭画素圧縮データのビット幅を20ビットとすると好適である。
また、N=12の場合には、圧縮率にかかわらず、先頭画素圧縮データのビット幅を24ビットとすると好適である。
図17(c)は、本実施形態のロッシー符号化の圧縮率66.70%、62.50%、58.30%、54.20%、及び、50%のときの符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率を示す表である。
図17(c)に示すように、N=4且つ圧縮率66.70%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.36となり、N=4且つ圧縮率62.50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.37となり、N=4且つ圧縮率58.30%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.38となり、N=4且つ圧縮率54.20%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.38となり、N=4且つ圧縮率50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.40となる。
また、N=8且つ圧縮率66.70%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.375となり、N=8且つ圧縮率62.50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.383となり、N=8且つ圧縮率58.30%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.39となり、N=8且つ圧縮率54.20%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.40となり、N=8且つ圧縮率50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.417となる。
また、N=12且つ圧縮率66.70%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.38となり、N=12且つ圧縮率62.50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.40となり、N=12且つ圧縮率58.30%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.43となり、N=12且つ圧縮率54.20%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.46となり、N=12且つ圧縮率50%の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅の比率は0.50となる。
図18は、図17(c)をグラフ化した図である。図18に示すように、N=4の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅は、0.36〜0.40程度が好適である。また、N=8の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅は、0.375〜0.417程度が好適である。また、N=12の場合には、ロッシー符号化後の全ビット幅に占める先頭画素圧縮データの好適なビット幅は、0.38〜0.50程度が好適である。
画質やデータサイズの観点からは、先頭画素圧縮データのビット幅を図17(b)に示すビット幅とすると好適である。しかしながら、出現色数に応じてロスレス符号化又はロッシー符号化を行う本実施形態では、ロスレス/ロッシー判定フラグに1ビット必要である一方、ロスレス/ロッシー判定フラグの追加によりロッシー符号化後の全体のビット幅が増えてしまうことを抑えるため、先頭画素圧縮データのビット幅を図17(b)よりも少なくすることが好適である。
図19は、ロスレス/ロッシー判定フラグをも考慮した場合におけるロッシー符号化の圧縮率66.70%、62.50%、58.30%、54.20%、及び、50%のときの先頭画素圧縮データの好適なビット幅の実験結果を示す表である。
図19に示すように、例えば、原画素のビット幅が24ビット幅であり、原画素がRGB成分を含み、各成分が8ビット幅であり、N=4であり、圧縮率66.7%である場合には、ロスレス/ロッシー判定フラグ1ビット幅、先頭画素圧縮データ21ビット幅(R、G、B各成分7ビット幅)、第2〜第4番目画素差分量子化データ各14ビット幅(R成分5ビット幅、G成分4ビット幅、B成分5ビット幅)としてロッシー符号化を行い、符号化後の全ビット幅を64ビットとすると好適である(図3(b)参照)。
また、例えば、原画素のビット幅が24ビット幅であり、原画素がRGB成分を含み、各成分が8ビット幅であり、N=8であり、圧縮率62.5%である場合には、ロスレス/ロッシー判定フラグ1ビット幅、先頭画素圧縮データ21ビット幅(R、G、B各成分7ビット幅)、第2〜第8番目画素差分量子化データ各14ビット幅(R成分5ビット幅、G成分5ビット幅、B成分4ビット幅)としてロッシー符号化を行い、符号化後の全ビット幅を120ビットとすると好適である。
また、例えば、原画素のビット幅が24ビット幅であり、原画素がRGB成分を含み、各成分が8ビット幅であり、N=8であり、圧縮率58.3%である場合には、ロスレス/ロッシー判定フラグ1ビット幅、先頭画素圧縮データ20ビット幅(R成分7ビット幅、G成分7ビット幅、B成分6ビット幅)、第2〜第8番目画素差分量子化データ各13ビット幅(R成分4ビット幅、G成分5ビット幅、B成分4ビット幅)としてロッシー符号化を行い、符号化後の全ビット幅を112ビットとすると好適である。
次に、本実施形態に係る画像符号化装置及び画像復号化装置を用いたシステムについて説明する。
図20は、本発明の一実施形態に係る画像符号化装置及び画像復号化装置を用いたシステムの構成例を示す。このシステム70は、半導体集積回路80と、LCDコントローラ90と、LCDドライバ100と、LCDパネル110とを含む。半導体集積回路80は、本発明の一実施形態に係る画像符号化装置10と、VRAM81と、本発明の一実施形態に係る画像復号化装置40とを含む。
画像符号化装置10は、入力画像信号を符号化してVRAM81に出力する。VRAM81は、画像符号化装置10によって符号化された画像信号を格納する。画像復号化装置40は、VRAM81に格納された画像信号を復号化してLCDコントローラ90に出力する。LCDコントローラ90は、画像復号化装置40によって復号化された画像信号に基づいてLCDドライバ100を制御し、LCDドライバ100は、LCDコントローラ90の制御下でLCDパネル110を駆動し、LCDパネル110は、画像を表示する。
このシステム70によれば、入力画像信号を符号化してVRAM81に格納するので、VRAM81の容量を小さく抑えることが可能となる。
なお、上記のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項および効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面中の記載において広義な用語(第1の符号化処理、第2の符号化処理、第1の復号化処理、第2の復号化処理等)として引用された用語(ロスレス符号化処理、可逆符号化処理、ロッシー符号化処理、非可逆符号化処理等)は、明細書又は図面中の他のいかなる箇所においても広義な用語に置き換えることができる。また画像符号化装置、画像復号化装置やシステムの構成、動作も本実施形態で説明したものに限定に限定されず、種々の変形実施が可能である。
例えば、画像符号化装置、画像復号化装置の構成は、図1、図4、図6、図10、図11、図13等で説明した構成に限定されず、種々の変形実施が可能である。また本発明の画像符号化方法、画像復号化方法も本実施形態で説明したものに限定されるものではなく、種々の変形実施が可能である。
また、本発明のうち従属請求項に係る発明においては、従属先の請求項の構成要件の一部を省略する構成とすることもできる。また、本発明の1の独立請求項に係る発明の要部を、他の独立請求項に従属させることもできる。
本発明の一実施形態に係る画像符号化装置の構成例。 図1の画像符号化装置10に入力される画像データの例。 図1の画像符号化装置10から出力される符号化データの例。 図1のロスレス符号化処理部12の内部構成例。 図4の色パターンテーブル記憶部23に記憶されるテーブルの例。 図1のロッシー符号化処理部13の内部構成例。 本発明の一実施形態に係る画像符号化方法のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る画像符号化方法のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る画像符号化方法のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る画像復号化装置の構成例。 図10のロスレス復号化処理部42の内部構成例。 図11の色パターンテーブル記憶部52に記憶されるテーブルの例。 図10のロッシー復号化処理部43の内部構成例。 本発明の一実施形態に係る画像復号化方法のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る画像復号化方法のフローチャート。 本発明の一実施形態に係る画像復号化方法のフローチャート。 ロッシー符号化においてN=4、8、12とした場合の実験結果の図。 ロッシー符号化においてN=4、8、12とした場合の実験結果の図。 本実施形態においてN=4、8、12とした場合の実験結果を示す図。 本発明の一実施形態に係るシステムの構成例。 従来の画像符号化装置に入力される画像データの例。
符号の説明
10 画像符号化装置、11 出現色数判定処理部、12 ロスレス符号化処理部、
13 ロッシー符号化処理部、21、31 ロスレス/ロッシー判定フラグ出力部、
22 画素データ及び色パターン識別コード出力部、32 先頭画素データ圧縮部、
33 差分算出部、34 量子化部、35、62 逆量子化部、
36、63 復号化部、37、64 繰返し制御部、40 画像復号化装置、
41 ロスレス/ロッシー判定処理部、42 ロスレス復号化処理部、
43 ロッシー復号化処理部、51 画素データ出力部、
52 色パターンテーブル記憶部、61 先頭画素データ復号部、70 システム、
80 半導体集積回路、81 VRAM、90 LCDコントローラ、
100 LCDドライバ、110 LCDパネル

Claims (12)

  1. 複数の画素を処理単位として符号化処理を行う画像符号化装置であって、
    前記複数の画素内に存在する色の数を判定し、前記複数の画素内に存在する色の数が所与の閾値以下である場合には前記複数の画素に対して第1の種類の符号化処理を行い、前記複数の画素内に存在する色の数が前記閾値より大きい場合には前記複数の画素に対して前記第1の種類の符号化処理とは異なる第2の種類の符号化処理を行うことを特徴とする、画像符号化装置。
  2. 複数の画素を処理単位として符号化処理を行う画像符号化装置であって、
    前記複数の画素内に存在する色の数を判定するステップ(a)と、
    前記複数の画素内に存在する色の数が所与の閾値以下であると判定した場合に、前記複数の画素に対して第1の種類の符号化処理を行うステップ(b)と、
    前記複数の画素内に存在する色の数が前記閾値より大きいと判定した場合に、前記複数の画素に対して前記第1の種類の符号化処理とは異なる第2の種類の符号化処理を行うステップ(c)と、
    を含む、画像符号化方法。
  3. 請求項2において、
    前記複数の画素がフレーム内において所与の方向に連続して位置する、画像符号化方法。
  4. 請求項2又は3のいずれかにおいて、
    前記複数の画素の数が4であり、前記閾値が2である、画像符号化方法。
  5. 請求項2又は3のいずれかにおいて、
    前記複数の画素の数が8であり、前記閾値が2又は3である、画像符号化方法。
  6. 請求項2乃至5のいずれかにおいて、
    ステップ(b)が、前記複数の画素に対して前記第1の種類の符号化処理として可逆符号化処理を行うステップを含み、
    ステップ(c)が、前記複数の画素に対して前記第2の種類の符号化処理として非可逆符号化処理を行うステップを含む、画像符号化方法。
  7. 請求項6において、
    ステップ(b)が、
    前記複数の画素に対して可逆符号化処理を行うことを表す情報を出力するステップと、
    前記複数の画素内に存在する色の1つ又は複数の画素を出力するステップと、
    前記複数の画素内において前記1つ又は複数の画素が出現するパターンを表す情報を出力するステップと、
    を含み、
    ステップ(c)が、
    前記複数の画素に対して非可逆符号化処理を行うことを表す情報を出力するステップと、
    前記複数の画素の中の先頭の画素を圧縮したデータを出力するステップと、
    前記複数の画素の中の第2番目以降の画素をDPCM符号化したデータを出力するステップと、
    を含む、画像符号化方法。
  8. 請求項6又は7において、
    ステップ(c)により出力されるデータサイズが固定長である、画像符号化方法。
  9. 請求項2乃至8のいずれか1項に記載の画像符号化方法によって符号化されたデータを復号化する画像復号化方法であって、
    前記データが前記第1の種類の符号化処理と前記第2の種類の符号化処理のいずれによって符号化されているかを判定するステップ(a)と、
    前記データが前記第1の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、前記データに対して第1の種類の復号化処理を行うステップ(b)と、
    前記データが前記第2の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、前記データに対して前記第1の種類の復号化処理とは異なる第2の種類の復号化処理を行うステップ(c)と、
    を含む、画像復号化方法。
  10. 複数の画素を処理単位として符号化処理を行う画像符号化装置であって、
    前記複数の画素内に存在する色の数を判定する色数判定処理手段と、
    前記色数判定処理手段が、前記複数の画素内に存在する色の数が所与の閾値以下であると判定した場合に、前記複数の画素に対して第1の種類の符号化処理を行う第1の符号化処理手段と、
    前記色数判定処理手段が、前記複数の画素内に存在する色の数が前記閾値より大きいと判定した場合に、前記複数の画素に対して前記第1の種類の符号化処理とは異なる第2の種類の符号化処理を行う第2の符号化処理手段と、
    を含む、画像符号化装置。
  11. 請求項10に記載の画像符号化装置によって符号化されたデータを復号化する画像復号化装置であって、
    前記データが前記第1の種類の符号化処理と前記第2の種類の符号化処理のいずれによって符号化されているかを判定する符号化判定処理手段と、
    前記符号化判定処理手段が、前記データが前記第1の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、前記データに対して第1の種類の復号化処理を行う第1の復号化処理手段と、
    前記符号化判定処理手段が、前記データが前記第2の種類の符号化処理によって符号化されていると判定した場合に、前記データに対して前記第1の種類の復号化処理とは異なる第2の種類の復号化処理を行う第2の復号化処理手段と、
    を含む、画像復号化装置。
  12. 請求項10に記載の画像符号化装置と、
    前記画像符号化装置によって符号化されたデータを格納するメモリと、
    前記メモリに格納されているデータを復号化する請求項11に記載の画像復号化装置と、
    を含む、半導体集積回路。
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