JP2009104337A - データ管理装置及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】利便性の高いデータ処理技術を提供する。
【解決手段】データ管理装置10は、複数のデータ要素を複数のカテゴリに分類し、複数のカテゴリのそれぞれに対して部分空間を割り当て、多次元空間内に複数の部分空間を配置させるとともに、複数のカテゴリのそれぞれについて、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属するデータ要素を表すオブジェクトを分布させることにより生成されたデータ要素空間内に、視点位置及び視線方向を設定してデータ要素空間内に存在するオブジェクトをレンダリングすることにより、データ要素空間の画像を生成して表示する表示部35と、視点位置又は視線方向を変更する操作指示を受け付け、視点位置又は視線方向を変更する操作部31と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、データ管理技術に関し、とくに、多数のデータ要素を効率よく管理することが可能なデータ管理装置及び方法に関する。
インターネットの普及に伴い、ユーザは全世界のウェブサーバに格納されている膨大な量のコンテンツにアクセスすることが可能となっている。また、記憶装置の大容量化に伴い、個人の所有するパーソナルコンピュータにも膨大な量のコンテンツを格納することが可能となっている。
このように、膨大な量のコンテンツを手軽に入手することが可能となり、ユーザの利便性は飛躍的に向上したが、他方、膨大な量のコンテンツをいかに効率よく整理して利用するかが問題となっている。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、より利便性の高いデータ管理技術を提供することにある。
本発明のある態様は、データ管理装置に関する。このデータ管理装置は、複数のデータ要素を複数のカテゴリに分類し、複数のカテゴリのそれぞれに対して部分空間を割り当て、多次元空間内に複数の前記部分空間を配置させるとともに、前記複数のカテゴリのそれぞれについて、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属するデータ要素を表すオブジェクトを分布させることにより生成されたデータ要素空間における前記オブジェクトの位置情報を保持する保持部と、前記データ要素空間内に視点位置及び視線方向を設定し、前記保持部を参照して、前記データ要素空間内に存在するオブジェクトをレンダリングすることにより、前記データ要素空間の画像を生成して表示する表示部と、前記視点位置又は前記視線方向を変更する操作指示を受け付け、前記視点位置又は前記視線方向を変更する操作部と、を備えることを特徴とする。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、より利便性の高いデータ管理技術を提供することができる。
実施の形態に係るデータ管理装置は、記憶装置に格納されている多数のコンテンツのデータファイルを視覚的に分かりやすく表示し、ユーザの操作を受け付けるグラフィカルユーザインタフェースを提供する。データ管理装置は、データ管理装置内に仮想的に構築された多次元空間(以下、「コンテンツ空間」ともいう)内にデータファイルを示すオブジェクトを配置させる。ユーザは、視点位置及び視線方向を操作してコンテンツ空間内を自由に移動し、コンテンツの全体構成を概観したり、所望のコンテンツを探し出したりすることができる。実施の形態では、一例として、3次元空間内にコンテンツのオブジェクトを配置させる。
データ管理装置は、多数のデータファイルを複数のカテゴリに分類し、各カテゴリにコンテンツ空間内の部分空間を割り当てる。各カテゴリの部分空間には、そのカテゴリに属するデータファイルの属性に応じて、データファイルのオブジェクトが配置される。コンテンツ空間全体を宇宙に見立てると、各部分空間は銀河系に相当し、データファイルのオブジェクトは星に相当する。ユーザは、あたかも宇宙船に乗って宇宙空間を旅するかのように、データファイルのオブジェクトが散りばめられたコンテンツ空間をクルージングすることができる。
図1は、実施の形態に係るデータ管理装置の構成を示す。データ管理装置10は、マウスなどの入力装置20、処理部28、記憶装置60、画像処理部66、及び表示装置68を備える。これらの構成は、ハードウエアコンポーネントでいえば、任意のコンピュータのCPU、メモリ、メモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ソフトウエアのみ、またはそれらの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
処理部28は、データファイルのオブジェクトが配置された3次元空間を生成する空間生成ユニット40と、生成された3次元空間を表示し、入力装置20から入力されるユーザによる操作指示を受け付けるユーザインタフェースユニット30とを含む。ユーザインタフェースユニット30は、3次元空間内に視点位置及び視線方向を設定して、3次元空間内に存在するデータファイルのオブジェクトをレンダリングすることにより、コンテンツ空間の画像を生成して表示する表示部35と、ユーザによる操作指示を受け付け、視点位置又は視線方向を変更する操作部31とを含む。画像処理部66は、表示部35により生成されるユーザインタフェース画面を表示装置68に表示させる。
記憶装置60は、データファイル格納部61、ファイルデータベース62、カテゴリデータベース63、及びガイドデータベース64を含む。データファイル格納部61は、画像、動画、音声、文書など、様々なコンテンツのデータファイルを格納する。データファイル格納部61は、ハードディスクドライブ(HDD)、ROM、RAMなどの記憶装置や、CD、DVD、MDなどの着脱自在な記憶媒体などにより実現されてもよい。ファイルデータベース62は、データファイル格納部61に格納されたデータファイルに関する情報を格納する。カテゴリデータベース63は、データファイルを分類するカテゴリに関する情報を格納する。ガイドデータベース64は、各カテゴリに割り当てられた部分空間に配置されるガイドに関する情報を格納する。ガイドは、各部分空間において、どのような種類又は性質のコンテンツがどこに配置されているのかを視覚的に分かりやすくするために配置されるものである。
図2は、ファイルデータベース62の内部データの例を示す。ファイルデータベース62には、ファイルID欄71、ファイル名欄72、ファイル種別欄73、ファイルサイズ欄74、属性情報欄70、ローカル座標欄79、及びグローバル座標欄80が設けられている。ファイルID欄71は、データファイルを一意に識別するIDを格納する。ファイル名欄72は、データファイルの名称を格納する。ファイル種別欄73は、データファイルの種別を格納する。ファイルサイズ欄74は、データファイルのデータサイズを格納する。属性情報欄70は、データファイルの属性を表すメタデータを格納する。属性情報欄70は、多人数欄75、歌欄76、ダンス欄77、球技欄78などを含んでおり、それぞれの観点でコンテンツを評価した数値が格納される。これらの属性情報は、ユーザから受け付けてもよいし、図示しない属性情報付与部が自動的に付与してもよい。後者の場合、属性情報付与部は、既知の技術を用いて各データファイルを様々な観点から解析して数値化する。ローカル座標欄79は、後述するように、カテゴリの部分空間におけるデータファイルのオブジェクトのローカル座標を格納する。グローバル座標欄80は、コンテンツ空間全体におけるデータファイルのオブジェクトのグローバル座標を格納する。
図3は、カテゴリデータベース63の内部データの例を示す。カテゴリデータベース63には、カテゴリID欄81、カテゴリ名欄82、属性情報欄83、部分空間半径欄89、及び部分空間中心座標欄90が設けられている。カテゴリID欄81は、カテゴリを一意に識別するIDを格納する。カテゴリ名欄82は、カテゴリの名称を格納する。属性情報欄83は、カテゴリの属性を表すメタデータを格納する。属性情報欄83は、多人数欄85、歌欄86、ダンス欄87、球技欄88など、ファイルデータベース62と同じ属性情報を格納する欄を有している。部分空間半径欄89は、カテゴリに割り当てられた部分空間の半径を格納する。部分空間中心座標欄90は、カテゴリに割り当てられた部分空間の中心のグローバル座標を格納する。
図4は、ガイドデータベース64の内部データの例を示す。ガイドデータベース64には、ガイドID欄91、ガイド名欄92、カテゴリ欄93、ローカル座標欄94、及びグローバル座標欄95が設けられている。ガイドID欄91は、ガイドを一意に識別するIDを格納する。ガイド名欄92は、ガイドの名称を格納する。カテゴリ欄93は、ガイドが属するカテゴリを格納する。ローカル座標欄94は、カテゴリの部分空間におけるガイドのローカル座標を格納する。グローバル座標欄95は、コンテンツ空間全体におけるガイドのグローバル座標を格納する。
空間生成ユニット40は、分類部41、部分空間配置部42、及び部分空間生成部43を含む。分類部41は、ファイルデータベース62を参照し、各データファイルの属性情報に基づいて、データファイル格納部61に格納されている全てのデータファイルを複数のカテゴリに分類する。分類部41は、ファイルデータベース62に格納されている属性情報のうち、ファイル種別欄73に格納されたファイル種別にしたがって、各データファイルを分類してもよい。分類部41は、ファイルデータベース62に格納されている属性情報のうち、属性情報欄70に格納された各属性情報にしたがって、各データファイルを分類してもよい。例えば、属性情報付与部により自動的に付与された属性情報にしたがって各データファイルを分類することにより、ユーザが気づかなかったような意外性のあるカテゴリに分類することができる。分類部41は、カテゴリ分類に利用する属性情報の指定をユーザなどから受け付けてもよい。また、ユーザからの指示に応じて分類方法を切り替えてもよい。分類部41は、各データファイルをカテゴリに分類すると、ファイルデータベース62に記録する。
部分空間配置部42は、分類部41が分類した各カテゴリにコンテンツ空間内の部分空間を割り当て、各部分空間をコンテンツ空間内に配置させる。部分空間配置部42は、複数のカテゴリの属性情報の類似度に応じて、部分空間の間に働く引力及び斥力を定義し、引力及び斥力に基づいてコンテンツ空間内に前記部分空間を配置させる。カテゴリ間の類似度は、カテゴリに属するデータファイルの属性情報を統計処理することで得られる共起関係によって決定されてもよい。
部分空間配置部42は、カテゴリに属するデータファイルの属性情報を用いて、各カテゴリのメタデータベクトルを算出する。カテゴリiの属性kに関する属性情報p(i,k)を、
p(i,k)=(カテゴリiに属するデータファイルのうち、属性kについて所定値以上の属性情報を含むデータファイルの数)/(カテゴリiに属するデータファイルの総数)
とすると、カテゴリiのメタデータベクトルq(i)は、
q(i)=(p(i,1),p(i,2),・・,p(i,n))
ただし、nは属性の総数
となる。
カテゴリiとカテゴリjの類似度は、q(i)とq(j)の内積で与えられる。
部分空間配置部42は、上記のように算出されたカテゴリ間の類似度が高いほど、それらのカテゴリの部分空間の間に強い引力が働くようにする。また、部分空間配置部42は、カテゴリ間の類似度が低く、それらのカテゴリの部分空間の間の距離が近いときに、それらの部分空間の間に斥力が働くようにする。部分空間配置部42は、このようにして、部分空間の間に働く引力又は斥力を導入した引力モデルを各部分空間の中心座標に適用し、収束計算を行って座標を求める。部分空間配置部42は、各部分空間の初期位置を決定し、部分空間の間に働く引力又は斥力に応じて各部分空間の中心座標を更新し、それらの力が均衡する位置を算出する。部分空間配置部42は、各部分空間の中心座標を決定すると、カテゴリデータベース63に格納する。
部分空間生成部43は、複数のカテゴリのそれぞれについて、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属するデータファイルを表すオブジェクトを分布させる。部分空間生成部43は、データ要素の属性情報に基づいて、部分空間内にオブジェクトを分布させる。部分空間生成部43は、例えば、ファイルデータベース62の属性情報欄70のうち、3つの属性情報を採用して、それらを軸にとって部分空間内にデータファイルのオブジェクトを分布させてもよいし、複数の属性情報を特徴量として採用した多変量解析により、部分空間内にデータファイルのオブジェクトを分布させてもよい。後者の場合、例えば本出願人による特開2006−268551号公報に記載の技術を利用可能である。また、部分空間生成部43は、各データファイルの属性情報の類似度に応じてオブジェクトの間に働く引力又は斥力を定義し、引力又は斥力に基づいて部分空間内にオブジェクトを配置させてもよい。いずれの場合にも、部分空間生成部43は、少なくとも2つのカテゴリについて、異なる属性情報に基づいて部分空間内にデータファイルのオブジェクトを分布させてもよい。部分空間生成部43は、算出した各データファイルのオブジェクトの座標をファイルデータベース62に格納する。
部分空間生成部43は、更に、複数のカテゴリのそれぞれについて、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属する特定の特徴を有するデータファイルの位置を示すガイドを分布させる。部分空間生成部43は、そのカテゴリに属するデータファイルを複数の種類に分類し、それぞれの種類に対してガイドを割り当てて部分空間内に配置させてもよい。例えば、「音楽」カテゴリの部分空間に、「演歌」、「クラシック」、「タンゴ」などのガイドを配置させてもよい。この場合、部分空間生成部43は、「演歌」のガイドに対して、「演歌」に分類されるデータファイルの典型的な属性情報を割り当て、その属性情報により規定される位置にガイドを配置させてもよいし、「演歌」に分類されるデータファイルの座標をファイルデータベース62から読み出して、その座標に基づいて「演歌」のガイドの位置を算出してもよい。後者の場合には、例えば、「演歌」に分類される複数のデータファイルの座標から、それらの重心位置を算出して、「演歌」のガイドの位置としてもよい。部分空間生成部43は、算出した各ガイドの座標をガイドデータベース64に格納する。
図5は、コンテンツ空間100の例を示す。この例では、分類部41は、「音楽」、「映画」、「スポーツ」の3つのカテゴリにデータファイルを分類している。部分空間配置部42は、3つのカテゴリのそれぞれに部分空間50、51、及び52を割り当て、コンテンツ空間内の所定の初期位置に配置する。カテゴリに属するデータファイルの数やファイルサイズなどに応じて、各部分空間の半径を決定してもよい。また、部分空間は球体に限らず、多面体や任意の形状の3次元オブジェクトであってもよい。
図6は、部分空間の間に引力・斥力を働かせた例を示す。部分空間配置部42は、カテゴリ間の属性情報の類似度に応じて、部分空間の間に働く引力又は斥力を定義する。例えば、「映画」カテゴリの部分空間51に働く力は、「音楽」カテゴリの部分空間50との間に働く引力と、「スポーツ」カテゴリの部分空間52との間に働く斥力の和となる。カテゴリに属するデータファイルの数、ファイルサイズ、属性情報などを更に参照して、部分空間の間に働く引力又は斥力を定義してもよい。
図7は、引力モデルによる収束計算を行った結果の例を示す。「音楽」カテゴリの部分空間50と、「映画」カテゴリの部分空間51と、「スポーツ」カテゴリの部分空間52とが、それぞれの間に働く力が均衡する位置に配置されている。このように、カテゴリ間の意味的な近さ又は遠さを、空間的な近さ又は遠さとして表現することにより、視覚的に分かりやすいユーザインタフェースを提供することができる。また、逆の意味を有するカテゴリ同士を、空間の原点に対して対称に配置することで、意味的に逆であることを空間的に逆の位置として表現するので、視覚的に分かりやすいユーザインタフェースとすることができる。
図8は、各部分空間内にデータファイルのオブジェクトを分布させるために軸を設定した例を示す。例えば、「音楽」カテゴリでは、「歌」、「ダンス」、「多人数」という3つの属性情報を軸にとって、データファイルのオブジェクトを分布させている。それに対して、「映画」カテゴリでは、「愛」、「アドベンチャー」、「多人数」という3つの属性情報を軸にとって、データファイルのオブジェクトを分布させている。このように、本実施の形態では、カテゴリごとに異なる属性情報を用いてデータファイルのオブジェクトを分布させることができるので、カテゴリに応じて最適な属性情報を採用してデータファイルのオブジェクトを分布させることができ、視覚的に把握しやすいユーザインタフェースを提供することができる。また、各部分空間は独立して存在しているのではなく、1つのコンテンツ空間に統合されているので、複数のカテゴリを概観したり、異なるカテゴリの部分空間へシームレスに移動したりすることができる。
図9は、各部分空間を、それぞれの部分空間内のオブジェクトの分布の関係に応じて回転させた様子を示す。図8に示した例では、「音楽」カテゴリと、「映画」カテゴリと、「スポーツ」カテゴリとで、「多人数」という共通の属性情報を軸にとってデータファイルのオブジェクトを分布させている。したがって、図9では、「多人数」という属性情報の軸をカテゴリ間で揃えるように各部分空間を回転させている。これにより、異なるカテゴリに移動してもデータファイルの分布を把握しやすくなる。部分空間内のオブジェクトの分布に応じて、部分空間の大きさや形状を変更してもよい。
図10は、各部分空間に、データファイルのオブジェクトとガイドを配置した様子を示す。各部分空間には、データファイルのオブジェクト56とガイド55が配置されている。例えば、「スポーツ」カテゴリでは、「球技」の属性情報と「多人数」の属性情報がともに高い位置に「バスケットボール」のガイドが配置されており、この周辺に「バスケットボール」に関連したデータファイルが配置されていることが分かる。オブジェクト56やガイド55などは、3次元形状データをレンダリングすることにより表示されてもよいし、テクスチャやサムネール画像などにより表示されてもよい。
複数のカテゴリに属するデータファイルや、複数のカテゴリの中間的な意味を有するデータファイルや、それらのカテゴリの部分空間の中間位置に配置されてもよい。これにより、複数のカテゴリの中間的な意味を有することを空間的に表現することができ、視覚的に分かりやすいユーザインタフェースとすることができる。また、カテゴリの部分空間の中心位置に近い位置に配置されるデータファイルほど、そのカテゴリの意味の度合いが強いデータファイルとなるように、データファイルを分布させてもよい。これにより、データファイルの意味的な近さ又は遠さを、空間的な近さ又は遠さとして表現することができる。複数のカテゴリの部分空間を部分的に重複するように配置させることにより、双方のカテゴリの共通部分を表現してもよい。
図11は、コンテンツ空間を生成する方法の手順を示すフローチャートである。まず、分類部41が、データファイルの属性情報に応じて、データファイルをカテゴリに分類する(S10)。部分空間配置部42は、カテゴリに属するデータファイルの属性情報に基づいて、カテゴリ間の類似度を算出し(S12)、カテゴリ間の類似度に基づいて、カテゴリの部分区間の配置を計算する(S14)。部分空間生成部43は、カテゴリごとに、分類されたデータファイルを部分空間内に配置するとともに(S16)、ガイドを部分空間内に配置する(S18)。部分空間生成部43は、各データファイルのオブジェクトとガイドのローカル座標から、コンテンツ空間内のグローバル座標を計算してファイルデータベース62及びガイドデータベース64に記録する。これにより、全部分空間がコンテンツ空間全体に統合される(S20)。
つづいて、上記のように生成されたコンテンツ空間を表示し、ユーザの操作によって視点位置及び視線方向を変更してコンテンツ空間内を移動させる技術について説明する。
表示部35は、生成されたコンテンツ空間内に、視点位置及び視線方向を設定してコンテンツ空間内に存在するオブジェクトをレンダリングすることにより、コンテンツ空間の画像を生成して表示装置68に表示する。表示部35は、レンダリング部36、マップ表示部37、及びカテゴリ情報表示部38を含む。
レンダリング部36は、コンテンツ空間のレンダリングを実行する。マップ表示部37は、コンテンツ空間の全体像を表すマップを表示する。カテゴリ情報表示部38は、視点位置が属する部分空間又は視点位置に近接する部分空間が割り当てられたカテゴリに関する情報を表示する。
操作部31は、入力装置20から、視点位置又は視線方向を変更する操作指示を受け付け、視点位置又は視線方向を変更して表示部35へ通知する。操作部31は、操作指示受付部32、移動制御部33、及び選択部34を含む。
操作指示受付部32は、入力装置20から操作指示を受け付ける。移動制御部33は、操作指示受付部32が受け付けた視点位置又は視線方向の変更指示に応じて、視点位置又は視線方向を連続的に移動させる。上述したように、各部分空間はコンテンツ空間に統合されているので、移動制御部33は、視点位置が属する部分空間から隣接する部分空間へも連続的に視点位置を移動させることが可能である。表示部35は、移動制御部33により視点位置が異なるカテゴリの部分空間へ連続的に移動されたときに、大気圏へ突入するような映像効果を表示したり、表示色を変更したりして、その旨を識別可能に表示してもよい。移動制御部33は、更に、操作指示受付部32が受け付けたズーム倍率の変更指示に応じて、画角を変更させる。
移動制御部33は、視点位置が属する部分空間とは異なる部分空間へ視点位置を移動させる操作指示を受け付けたときに、移動先の部分空間の所定位置に視点位置を移動させる。
選択部34は、ファイルデータベース62を参照して、視点位置から所定の範囲内にあるデータファイルのオブジェクトを抽出し、それらのオブジェクトに対応するデータファイルの中から、操作指示受付部32が受け付けた指示に応じて、データファイルの選択をユーザから受け付ける。選択部34は、データファイルの選択が確定されると、選択されたデータファイルを処理するアプリケーションへ通知する。
選択部34は、カテゴリデータベース63を参照して、視点位置から所定の範囲内にあるカテゴリの部分空間を抽出し、それらの部分空間に対応するカテゴリの中から、操作指示受付部32が受け付けた指示に応じて、移動先のカテゴリの選択をユーザから受け付ける。選択部34が移動先のカテゴリの選択を受け付けると、移動制御部33は、選択されたカテゴリに対応する部分空間の所定位置に視点位置を移動させる。
選択部34は、ガイドデータベース64を参照して、視点位置から所定の範囲内にあるガイドを抽出し、それらのガイドの中から、操作指示受付部32が受け付けた指示に応じて、移動先のガイドの選択をユーザから受け付ける。選択部34が移動先のガイドの選択を受け付けると、移動制御部33は、選択されたガイドの近傍の所定位置に視点位置を移動させる。
図12は、入力装置20の外観を示す。入力装置20には、方向キー21、ボタン22、アナログスティック23及び26、ボタン24、及びボタン25が設けられている。ユーザは、左側のアナログスティック23を用いて、視点位置を変更する操作指示を入力し、右側のアナログスティック26を用いて、視線方向を変更する操作指示を入力することができる。また、左側のボタン24を用いて、ズームアップする操作指示を入力し、右側のボタン25を用いて、ズームダウンする操作指示を入力することができる。さらに、方向キー21を用いて、データファイル、カテゴリ、ガイドなどの選択候補を変更し、ボタン22を用いて、選択を確定することができる。
図13は、表示部35により表示された画面200の例を示す。図13の例では、コンテンツ空間の全体が表示されており、「スポーツ」、「音楽」などのカテゴリの部分空間が表示されている。各部分空間の色を変えることにより、カテゴリの違いを視覚的に分かりやすく表現してもよい。また、カテゴリに含まれるデータファイルの数や分布などに応じて、部分空間の濃淡を決定してもよい。
図14は、表示部35により表示された画面202の例を示す。図13に示した画面において、ユーザがボタン25を用いて表示画面をズームアップさせると、図14に示した画面になる。図14の例では、図13の画面の中の「映画」カテゴリの周囲がズームアップされている。カテゴリ情報表示部38により、画面内にある部分空間のカテゴリの名称が表示されている。このように、コンテンツ空間全体が表示された状態から特定のカテゴリの部分空間が表示された状態へ階層間を移動する際に、明示的に階層を移動する操作を行わなくても、画面を拡大したり縮小したりすることにより連続的に階層を移動させることができ、自然で分かりやすい操作系を提供することができる。
図15は、表示部35により表示された画面204の例を示す。図15の例では、更にズームアップされ、「映画」カテゴリの内部に視点位置が移っている。画面には、「映画」カテゴリの部分空間内に配置されたデータファイルのオブジェクト56とガイド55が表示されている。また、周囲のカテゴリの部分空間も表示されている。同じ画面内に、視点位置が属する部分空間のカテゴリのデータファイルと、周囲の部分空間のカテゴリのデータファイルとが混在することがあるが、表示部35は、視点位置が属する部分空間とは異なる部分空間に属するオブジェクト59を、視点位置が属する部分空間に属するオブジェクト56とは異なる表示形態で表示してもよい。これにより、部分空間の切れ目を把握しやすくなり、ユーザの利便性を向上させることができる。図15の例では、視点位置が属する部分空間内のオブジェクト56として、そのオブジェクトに対応するデータファイルのサムネールが表示されている。
画面204では、マップ表示部37により、コンテンツ空間全体の地図がマップエリア53に表示されている。この地図は、視点位置を中心として、前方に見えるコンテンツ空間の画像を縮小したものであってもよいし、視点位置を中心として、コンテンツ空間を上方から見下ろした画像を縮小したものであってもよい。すなわち、コンテンツ空間の水平方向の地図であってもよいし、垂直方向の地図であってもよい。また、マップエリア53に表示される地図は、コンテンツ空間全体の地図であってもよいし、一部の地図であってもよい。これにより、ユーザは、現在の視点位置と周囲の状況とを容易に把握することができる。
画面204では、カテゴリ情報表示部38により、視点位置に近接する部分空間の方向を示す矢印54と、その部分空間に割り当てられたカテゴリの名称とが合わせて表示されている。これにより、ユーザは、視点位置に近接するカテゴリの部分空間の位置を容易に把握することができる。矢印54を、大きさの異なる複数の矢印の組合せで表現することにより、画面に垂直な方向、すなわち前後方向の位置も的確に表現することができる。
レンダリング部36は、視点位置からの距離に応じて、ガイドやオブジェクトのレンダリング方法を変更してもよい。レンダリング部36は、ガイドやオブジェクトの形状データを詳細なものから粗いものまで複数個用意しておき、視点位置から遠くにあるときには粗い形状データを、近くにあるときには詳細な形状データを選択してレンダリングしてもよい。また、所定の距離よりも遠くにあるガイドやオブジェクトはレンダリングを省略してもよい。
ユーザは、図13、14及び15のいずれの画面においても、入力装置20を用いて、視点位置、視線方向、及び画角を変更することができる。ユーザが左側のアナログスティック23を左右方向に入力すると、移動制御部33は、視点位置を左右方向へ移動させる。また、ユーザが左側のアナログスティック23を上下方向に入力すると、移動制御部33は、視点位置を前後方向へ移動させる。また、ユーザが右側のアナログスティック26を入力すると、移動制御部33は、入力された方向へ視線方向を変更する。これにより、ユーザは、視点位置と視線方向を所望の方向へ移動させながら、コンテンツ空間内を自由に移動することができる。上記の例では、一方のアナログスティックにより視点位置を、他方のアナログスティックにより視線方向を変更したが、一つのアナログスティックなどの方向入力装置により視点位置と視線方向の双方を変更できるようにしてもよい。この場合、視線方向が常に視点位置の移動方向前方へ向くように制御してもよい。上記の例では、移動制御部33は、アナログスティック23の上下方向の入力により、視点位置を前後方向へ移動させたが、視点位置を上下方向へ移動させてもよい。この場合、前後方向への移動の操作指示は、別の入力キーなどにより入力できるようにしてもよい。また、アナログスティック23の上下方向の入力により、視点位置を前後方向へ移動させるのか、上下方向へ移動させるのかを切り替えられるようにしてもよい。
ユーザは、図13、14及び15のいずれの画面においても、入力装置20を用いて、カテゴリ、ガイド、及びデータファイルを選択することができる。例えば、図13に示した画面において、選択部34は、現在画面に表示されているカテゴリの部分空間のうち、視点位置から所定の距離の範囲内にあるものを抽出してそれらを選択対象の候補とし、選択不可能なカテゴリの部分空間とは異なる表示態様で表示する。選択部34は、操作指示受付部32からユーザの操作指示を受け付けて、選択対象となっているカテゴリを切り替え、現在選択対象となっているカテゴリの部分空間を強調表示する。選択部34は、操作指示受付部32から、選択を確定する操作指示を受け付けると、現在対象となっているカテゴリを移動制御部33へ通知する。例えば、選択部34が、図13に示した画面において、「映画」カテゴリの部分空間51を選択する操作指示を受け付けると、移動制御部33は、視点位置を「映画」カテゴリの部分空間51の所定位置、例えば中心位置に移動させる。これにより、中間階層への移動を省略し、図13に示した画面から、図15に示した画面に瞬時に遷移させることができる。
また、図14に示した画面において、選択部34は、現在画面に表示されているガイドのうち視点位置から所定の距離の範囲内にあるものを抽出してそれらを選択対象の候補とし、選択不可能なガイドとは異なる表示形態で表示する。選択部34は、操作指示受付部32からユーザの操作指示を受け付けて、選択対象となっているガイドを切り替え、現在選択対象となっているガイドを強調表示する。選択部34は、操作指示受付部32から、選択を確定する操作指示を受け付けると、現在対象となっているガイドを移動制御部33へ通知する。例えば、選択部34が、図14に示した画面において、「映画」カテゴリ内の「お笑い」ガイド57を選択する操作指示を受け付けると、移動制御部33は、視点位置を「お笑い」ガイドの近傍の所定位置に移動させる。これにより、ユーザは、所望するデータファイルの近傍に効率的に移動することができるので、ユーザの利便性を向上させることができる。
また、図15に示した画面において、選択部34は、現在画面に表示されているデータファイルのオブジェクトのうち視点位置から所定の距離の範囲内にあるものを抽出してそれらを選択対象の候補とし、選択不可能なデータファイルのオブジェクトとは異なる表示態様で表示する。選択部34は、操作指示受付部32からユーザの操作指示を受け付けて、選択対象となっているデータファイルを切り替え、現在選択対象となっているデータファイルのオブジェクトを強調表示する。選択部34は、操作指示受付部32から、選択を確定する操作指示を受け付けると、現在対象となっているデータファイル58をアプリケーションなどへ通知する。これにより、ユーザは、所望のデータファイルをアプリケーションに処理させることができる。
選択部34は、カテゴリ、ガイド、データファイルのいずれを選択対象とするかを切り替えるユーザの操作指示を受け付けて選択対象を切り替えてもよいし、ズーム倍率などに応じて自動的に選択対象を切り替えてもよい。前者の場合、図13、14及び15のいずれの画面においても、カテゴリ、ガイド、データファイルの中から選択対象を切り替えられるようにしてもよい。また、後者の場合、例えば、図13のようにコンテンツ空間の全体が表示されている画面200ではカテゴリを選択対象とし、図14のようにカテゴリの部分空間の全体が表示されている画面202ではガイドを選択対象とし、図15のようにカテゴリの部分空間の内部が表示されている画面204ではデータファイルを選択対象としてもよい。
選択部34は、マップ表示部37により表示されたマップエリア53において、移動先のカテゴリの選択をユーザから受け付けてもよい。
上記の例では、データファイルを複数のカテゴリに分類したが、データファイルを複数の階層のカテゴリに分類してもよい。この場合、分類部41がデータファイルを複数の階層のカテゴリに分類し、部分空間配置部42は、あるカテゴリが下位の階層のカテゴリを有する場合には、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、下位の階層のカテゴリに割り当てられた部分空間を配置させ、部分空間生成部43は、あるカテゴリがデータ要素を有している場合には、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属するデータ要素を表すオブジェクトを分布させる。このように、複数の階層のカテゴリに分類した場合であっても、1つのコンテンツ空間に部分空間を統合することにより、視覚的に分かりやすくデータファイルを配置することができ、カテゴリ間、階層間を連続的に移動させることができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、その各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態に係るデータ管理装置の構成を示す図である。 ファイルデータベースの内部データの例を示す図である。 カテゴリデータベースの内部データの例を示す図である。 ガイドデータベースの内部データの例を示す図である。 コンテンツ空間の例を示す図である。 部分空間の間に引力・斥力を働かせた例を示す図である。 引力モデルによる収束計算を行った結果の例を示す図である。 各部分空間内にデータファイルのオブジェクトを分布させるために軸を設定した例を示す図である。 各部分空間を、それぞれの部分空間内のオブジェクトの分布の関係に応じて回転させた様子を示す図である。 各部分空間に、データファイルのオブジェクトとガイドを配置した様子を示す図である。 コンテンツ空間を生成する方法の手順を示すフローチャートである。 入力装置の外観を示す図である。 表示部により表示された画面の例を示す図である。 表示部により表示された画面の例を示す図である。 表示部により表示された画面の例を示す図である。
符号の説明
10 データ管理装置、20 入力装置、28 処理部、30 ユーザインタフェースユニット、31 操作部、32 操作指示受付部、33 移動制御部、34 選択部、35 表示部、36 レンダリング部、37 マップ表示部、38 カテゴリ情報表示部、40 空間生成ユニット、41 分類部、42 部分空間配置部、43 部分空間生成部、60 記憶装置、61 データファイル格納部、62 ファイルデータベース、63 カテゴリデータベース、64 ガイドデータベース、66 画像処理部、68 表示装置。

Claims (14)

  1. 複数のデータ要素を複数のカテゴリに分類し、複数のカテゴリのそれぞれに対して部分空間を割り当て、多次元空間内に複数の前記部分空間を配置させるとともに、前記複数のカテゴリのそれぞれについて、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属するデータ要素を表すオブジェクトを分布させることにより生成されたデータ要素空間における前記オブジェクトの位置情報を保持する保持部と、
    前記データ要素空間内に視点位置及び視線方向を設定し、前記保持部を参照して、前記データ要素空間内に存在するオブジェクトをレンダリングすることにより、前記データ要素空間の画像を生成して表示する表示部と、
    前記視点位置又は前記視線方向を変更する操作指示を受け付け、前記視点位置又は前記視線方向を変更する操作部と、
    を備えることを特徴とするデータ管理装置。
  2. 前記保持部を参照して、前記視点位置から所定の範囲内にあるオブジェクトを抽出し、それらのオブジェクトに対応するデータ要素の中から、ユーザによる選択を受け付ける選択部を更に備えることを特徴とする請求項1に記載のデータ管理装置。
  3. 前記操作部は、視点位置が属する部分空間から隣接する部分空間へ連続的に視点位置を移動させることが可能であることを特徴とする請求項2に記載のデータ管理装置。
  4. 前記表示部は、前記操作部により視点位置が異なる部分空間へ移動されたときに、その旨を識別可能に表示することを特徴とする請求項3に記載のデータ管理装置。
  5. 前記保持部は、前記データ要素空間内における前記部分空間の位置情報を更に保持し、
    前記選択部は、前記保持部を参照して、前記視点位置から所定の範囲内にある部分空間を抽出し、それらの部分空間に対応するカテゴリの中から、ユーザによる選択を受け付け、
    前記操作部は、前記選択部により選択されたカテゴリに対応する部分空間の所定位置に視点位置を移動させることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載のデータ管理装置。
  6. 前記データ要素空間の全体像を表すマップを表示するマップ表示部を更に備え、
    前記選択部は、前記マップに表示された部分空間に対応するカテゴリの中から、ユーザによる選択を受け付けることを特徴とする請求項5に記載のデータ管理装置。
  7. 前記保持部は、前記データ要素空間において、所定の特徴を有するデータ要素の位置を示すガイドの位置情報を更に保持し、
    前記選択部は、前記保持部を参照して、前記視点位置から所定の範囲内にあるガイドを抽出し、それらのガイドの中からユーザによる選択を受け付け、
    前記操作部は、前記選択部により選択されたガイドの近傍の所定位置に前記視点位置を移動させることを特徴とする請求項2から6のいずれかに記載のデータ管理装置。
  8. 前記視点位置が属する部分空間又は前記視点位置に近接する部分空間に対応するカテゴリに関する情報を表示するカテゴリ情報表示部を更に備えることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のデータ管理装置。
  9. 前記カテゴリ情報表示部は、前記視点位置に近接する部分空間の方向と、その部分空間に対応するカテゴリに関する情報とを合わせて表示することを特徴とする請求項8に記載のデータ管理装置。
  10. 前記表示部は、前記視点位置が属する部分空間とは異なる部分空間に属するオブジェクトを、前記視点位置が属する部分空間に属するオブジェクトとは異なる表示形態で表示することを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載のデータ管理装置。
  11. 前記複数のデータ要素は、複数の階層のカテゴリに分類されており、前記データ要素空間には、カテゴリの階層に応じて階層化された部分空間が配置されており、
    前記操作部は、視点位置が属する部分空間とは異なる階層の部分空間へ視点位置を移動させる操作指示を受け付け、移動先の部分空間の所定位置に視点位置を移動させることを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載のデータ管理装置。
  12. 複数のデータ要素を複数のカテゴリに分類し、複数のカテゴリのそれぞれに対して部分空間を割り当て、多次元空間内に複数の前記部分空間を配置させるとともに、前記複数のカテゴリのそれぞれについて、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属するデータ要素を表すオブジェクトを分布させることにより生成されたデータ要素空間における前記オブジェクトの位置情報を保持する保持部を参照して、前記データ要素空間内に視点位置及び視線方向を設定して前記データ要素空間内に存在するオブジェクトをレンダリングすることにより、前記データ要素空間の画像を生成して表示するステップと、
    前記視点位置又は前記視線方向を変更する操作指示を受け付け、前記視点位置又は前記視線方向を変更するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするデータ管理方法。
  13. コンピュータに、
    複数のデータ要素を複数のカテゴリに分類し、複数のカテゴリのそれぞれに対して部分空間を割り当て、多次元空間内に複数の前記部分空間を配置させるとともに、前記複数のカテゴリのそれぞれについて、そのカテゴリに割り当てられた部分空間内に、そのカテゴリに属するデータ要素を表すオブジェクトを分布させることにより生成されたデータ要素空間における前記オブジェクトの位置情報を保持する保持部を参照して、前記データ要素空間内に視点位置及び視線方向を設定して前記データ要素空間内に存在するオブジェクトをレンダリングすることにより、前記データ要素空間の画像を生成して表示する機能と、
    前記視点位置又は前記視線方向を変更する操作指示を受け付け、前記視点位置又は前記視線方向を変更する機能と、
    を実現させることを特徴とするプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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