JP2009103128A - タービンエンジンホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】ブレードを有するディスクと、動作中に遠心力を吸収するためにディスク上に取り付けられた少なくとも1つの金属マトリクス複合材料のリングとを含む航空機ターボジェットのようなタービンエンジンのホイールにおける先行技術の欠点を克服すること。
【解決手段】ホイール(10)は、端部から端部まで配置されたセクションによって形成された少なくとも1つの環状フランジ(28、30)をさらに含み、ディスク(12)上へのリングの軸方向の保持を確保するために、各セクションは、ディスク(12)の側面(36、38)に取り付けられた半径方向内側環状部と、リング(20、22)と接触する半径方向外側部とを含み、ホイール(10)はまた、ディスク上にフランジセクションを半径方向に保持する手段(32、34、40、42)を含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、航空機タービンエンジンのようなタービンエンジンホイールに関し、特に、このようなホイールへの遠心力吸収リングの取り付けに関する。
タービンエンジンの各ホイールは、回転軸に固定されたロータディスク上に取付けられた又は形成された一連のブレードを含む。動作中、ブレードは、ロータディスク上に非常に強い遠心力を働かせるため、ある程度の安全マージンを持って力に耐えることができるような大きさにディスクをサイジングする必要がある。この大型化は、ディスクの質量を増加させる。
この欠点を克服するために、動作中にディスク上のブレードによって働く遠心力に耐えるようにロータディスク上に取り付けられてディスクの軽量化を実現する金属マトリクス複合(MMC)材料で作られたリングを使用することが知られている。
これらのリングは、軽量且つ非常に耐久性があるという特別な特徴を有するため、速い回転速度でのブレードの質量に起因する遠心力を吸収することができ、ディスクは適度な負荷を受けることになる。
金属マトリクス複合(MMC)材料のリングを軸方向に保持するには、ネジ又はボルトを通過させるためにディスクを穿孔することが従来から必要であるが、その穿孔は、一般的に部品のサイジングを扱いにくくする過剰な応力の原因となり、又は、実行することが困難であって品質が低下するリスクを増加させるリングの機械加工を必要とするものである。
本発明は、特に、簡便で、経済的で、且つ、実効的なこれらの問題に対する解決策を提供し、先行技術の欠点を克服することができることが目的とされる。
本発明は、特に、穿孔又は取り付け手段を含まない矩形断面を持つリングのような、単純な形状を持ち機械加工によらないリングの使用を可能とする、金属マトリクス複合材料のリングを軸方向に保持するための装置に関する。
したがって、本発明は、ブレードを有する少なくとも1つのロータディスクと、動作中に遠心力を吸収するためにディスク上に取り付けられた少なくとも1つの金属マトリクス複合材料のリングとを含む航空機ターボジェットのようなタービンエンジンのホイールであって、端部から端部まで配置されたセクションによって形成された少なくとも1つの環状フランジを含み、ディスク上へのリングの軸方向の保持を確保するために、各セクションは、ディスクの側面に取り付けられた半径方向内側環状部と、リングと接触する半径方向外側部とを含み、ホイールはまた、ディスク上にフランジセクションを半径方向に保持する手段を含むことを特徴とするホイールを提供する。
本発明に係る環状フランジは、取り付け部材を含まない矩形断面を持つリングのような、単純な幾何形状を持つリングを軸方向に保持することを可能とする。
さらに、フランジのセクタリングは、ロータディスクの外周における組み立てを容易とする。
本発明の他の特徴によれば、フランジセクションを半径方向に保持する手段は、フランジセクションの内側環状部が内側から半径方向に係合されている、ディスク上に形成されたフックと、ディスク上とフランジセクションの半径方向内周上とに取り付けられた弾性環状スナップリングとを含む。
したがって、弾性環状スナップリングがフランジを内側に向かって半径方向に固定することを可能とする一方で、ディスクのフックは、フランジを外側に向かって半径方向に固定することを可能とする。
有利には、静止状態におけるスナップリングは、フランジの内径よりも大きな直径を有し、半径方向に分割されている。
したがって、フランジセクションの半径方向内周と接触して位置付けるために、スナップリングは、圧縮されなければならず、その結果、スナップリングの弾性は、スナップリングをフランジセクションに対して押圧し、フランジセクションを外側に押し込む傾向がある。
スナップリングは、半径方向スロットの両側に配置され、フランジセクションの内周に形成された相補的な形状の凹部に挿入されるようにされた、少なくとも2つの突起部を備えるのが好ましい。
これらの突起部は、上記スナップリングと、スナップリングと接触しているディスク及びフランジの面の磨耗を低減するように、フランジに対してスナップリングが回転するのを防止することが目的とされる。
本発明の他の特徴によれば、動作中にフランジセクションに働く遠心力が、フランジセクションの半径方向外側部をリングに向かって回動させるように、フランジセクションの重心は、ディスク上に設けられた半径方向保持手段上のフランジセクションの接点から軸方向に間隔をあけて位置している。
したがって、フランジは、ディスク上のリングを保持する軸方向の力を働かせる。
フランジセクションの内周と、この内周と接触しているスナップリングの面とは、ディスクの側面と約45度の角度をなしているのが好ましい。
このスナップリングとフランジセクションとの間の接触面の傾きは、フランジセクションの半径方向外側部がリングに向かって回動する傾向を増加させることができ、したがって、リング上のフランジによって働かされる軸方向の力を増加させることができる。
有利には、チタンもしくはニッケルの合金又は鋼鉄のような金属材料から作られているフランジは、6個から20個のセクションを含むのが好ましい。
特に、セクションのこの数は、ディスクの外周上へのフランジの簡便な組み立てを可能とし、フランジを形成する材料の選択は、上記フランジが受ける可能性がある機械的及び熱的応力を考慮して都合の良いものとなる。
スナップリングはまた、チタン、ニッケル、又は鋼鉄の合金のような金属材料から作られているのが好ましい。
有利には、スナップリングは、フランジ及びディスクに接触している面上に、低摩擦係数のコーティングを備える。
このようなコーティングは、フランジ及びディスク上のスナップリングの摩擦と、摩擦によって生じる接触面の磨耗とを低減することができる。
本発明はまた、少なくとも1つのコンプレッサ、タービン、又は上述した特徴に係る遠心インペラホイールを含むことを特徴とするタービンエンジンに関する。
添付された図面を参照して例示に限定されることなく開示される以下の説明を読むことにより、本発明がより良く理解されることができ、本発明の他の詳細、利点、及び特徴がより明確になるであろう。
図1は、コンプレッサもしくはタービン又は遠心インペラホイールのようなタービンエンジンホイール10を示している。このホイール10は、ディスク12を含み、ディスク12は、従来からチタンもしくはニッケルの合金又は任意の適当な材料から作られ、その外周において、本例示においてはディスク12に直接機械加工されたブレード14を有する。しかしながら、ブレード14は、本発明の範囲を逸脱せずに、例えば、「ブローチ」、「ハンマー」、又は「モミの木嵌合(fir tree fitting)」取り付けにより、ディスク上に取り付けることも可能である。
ディスク12は、ディスクの回転時にブレード14によって生成される遠心力を吸収することが目的とされた金属マトリクス複合(MMC)材料の上流リング20及び下流リング22のそれぞれによって囲まれている上流環状端部16及び下流環状端部18を含む。
これらのリング20、22は、例えば、チタン基マトリクスにおける炭化ケイ素繊維から作られるが、ホウ素やアルミナ炭化物の繊維等の他のタイプの繊維や、例えばニッケル基マトリクス等の他のタイプのマトリクスを用いて作ることもできる。
この構造は、ディスク12よりもリング20、22により良い機械的特性を与え、ディスク12上のブレード14によって伝達される遠心力を効果的に吸収することができる。これは、タービンエンジンホイールの高い回転速度を考慮すると非常に重要なことである。
リング20、22は、矩形断面を有し、ディスクの端部16、18の外周面24、26上に載置されている。これらのリングは、それぞれ上流フランジ28及び下流フランジ30の2つの環状フランジによって軸方向に固定されている。フランジ28、30は、ディスクの端部16、18の半径方向側面36、38上に、端部から端部まで取り付けられた一連の環状セクションによって形成されている。
このため、環状フランジ28、30のセクションは、ディスク12の上流側面36及び下流側面38の上にそれぞれ形成されているフック32、34に係合されており、フランジセクションの外側への半径方向の固定を確保する。セクションは、ディスクの側面36、38上にそれぞれ取り付けられている2つの弾性環状スナップリング40、42によって半径方向に外側へと押し込まれている。
図2は、ディスクがフランジ及びリングを取り払って示された状態で、ホイール10のディスク12の上流側面36を示している。この図2は、上記上流側面36上に形成されたフック32を特に識別することができ、各フック32は、半径方向内側に延在するタブ44を含み、上記フック32の全ては、ともに環状溝46を形成する。環状溝46は、上流環状フランジ28のセクションに略一致する形状を備えた半径方向内側環状部48を受けるように設計されている。
図3は、上流環状フランジ28のセクションを示しており、その半径方向内側環状部48は、ディスク12の環状溝46の底面上に半径方向に取り付けられることが目的とされた外側曲面50と、約45度の傾斜にしたがって下流方向に向かって断面が増加するように、軸方向に延在する上流面52及び傾斜した下流面54を含む半径方向内側端部とを備える。傾斜面54は、図4及び図5に最適に示されるように、弾性環状スナップリング40の接触面を形成する。
フランジセクション28はまた、半径方向内側環状部48から半径方向外向きに延在するタブ58を含み、各タブ58は、それらの軸方向の固定を確保するために金属マトリクス複合材料のリング20上に取り付けられることが目的とされた、下流に面した軸方向接触面60を備える。
一般に、環状フランジ28、30のセクションを作る材料は、チタン又はニッケルの合金もしくは鋼鉄や、フランジが受ける機械的及び熱的応力に耐えることができる任意の他の金属材料であってもよい。
各フランジ28、30を形成するために必要なセクション数は、ディスク12の寸法等、サイジングパラメータに依存し、いかなる場合においても、上記セクションの端部から端部までの組み立てを容易とするのに十分でなければならない。この数は、例えば8個から12個の範囲である。
フランジセクション1つあたりのタブ58の数とフランジの円周上のタブ58の総数もまた、サイジングパラメータによって決定される。
図4は、弾性環状スナップリング40に関連した環状フランジ28のセクションを示しており、セクションとスナップリングは分離されている。図5は、ディスク12の上流側面36に取り付けられたセクション及びスナップリングを示している。
図8に最適に示されるように、スナップリング40は、フランジセクションの傾斜面54の形状に適合する略三角形の断面を有する。
張力を受けない状態の弾性環状スナップリング62と、(この図においては示されていない)フランジ上に設置された弾性環状スナップリング40を示している図6に示されるように、このスナップリングは、スロット64を備え、静止状態におけるスナップリングの直径d1は、フランジの下に設置された際の直径d2よりも大きい。したがって、フランジ28の内側端部の傾斜面54と接触しているスナップリング40の組み立ては、スナップリング40に再度トルクを与える必要があり、その結果、その弾性は、上記スナップリングをフランジの内側端部に対して押圧する傾向があり、したがって、スナップリングがフランジの下の凹部から外に出てしまうのを防止しながら、ディスクの環状溝46の底面上のフランジの面50を押し込むことになる(図5参照)。
さらに、図7に略示されるように、スナップリング40は、スナップリング40がフランジ28に対して回転するのを防止するために、スロット64の両側に配置され、フランジセクション28の対応する凹部68と係合することが目的とされた2つの突起部66を含む。
そして、弾性環状スナップリング40は、例えば、チタンもしくはニッケルの合金又は鋼鉄から作ることができ、様々な部品間の摩擦を低減し、これらの部品間の磨耗を制限するために、フランジ及びディスクにそれぞれ接触している面上に、低摩擦係数の周知のタイプのコーティングも備えることができる。
上述されたように、弾性環状スナップリング40、42は、まず、特にタービンエンジンの停止時にフランジセクション28、30を半径方向に保持するのを確保することが目的とされており、タービンエンジンの動作中に、フランジセクションは、遠心力の影響によって各環状溝46に押圧されない。
図8は、タービンエンジンの動作中における、ディスク12上に取り付けられた上流環状フランジ28のセクションの断面図であり、特に、フランジ28に関連する様々な部品における遠心力の伝達を示している。
フランジセクション28は、その回転から生じる遠心力70と、弾性環状スナップリング40によって上記フランジセクションに加えられる力72とを受ける。
確かに、上記スナップリング40もまた、その回転によって生じる遠心力74を受け、対応する形状の外面56を介してフランジセクションの内側端部の傾斜面54へと成分72を伝達する。ディスク12のフック32によって形成された環状溝46への半径方向内側部48の係合に起因してフランジセクション28は軸方向に固定されることから、スナップリング40によってフランジセクション28に加えられる力72は、合力として、外側に向けられる半径方向の力を有し、フランジセクション28において生成された遠心力の合力に加えられる。
フランジセクション28の重心76は、上記フランジセクションの半径方向内側部48の曲面50とディスク12の環状溝46との間の接点78の上流に軸方向に間隔をあけて位置しており、フランジセクション28に加えられる力70は、上記フランジセクションをディスクのフック32上の接点78のまわりに下流方向に回転させる傾向があるトルクを発生させる。これは、フランジセクション28のタブ58によって金属マトリクス複合材料のリング20に加えられる、下向きの軸方向の力80を生じさせ、ディスク上のリング20の軸方向保持を補強することができる。
したがって、上述されたように、環状スナップリング40、42は、ディスク12のフック32によって形成された各環状溝46における接触面78のまわりの上流環状フランジセクション28及び下流環状フランジセクション30の回転トルクを高めることを含む第2の機能を実行する。
上述された例は、ディスクの上流及び下流にそれぞれ配置された金属マトリクス複合材料の2つのリング20、22によって外周が補強されたタービンエンジンホイールのディスク12に関するものであるが、本発明はまた、上流又は下流のこのタイプの単一リングによって、又は、単一半径の上流及び/又は下流の複数のリング、及び/又は、異なる半径の段階的な複数のリングによって補強されたディスクにも適用することができる。
したがって、本発明は、生産するのが特に容易で経済的である、例えば矩形等の単純な断面を有する金属マトリクス複合材料のリングの使用を可能とする。上記リングの軸方向保持を確保する、本発明に係る環状フランジの組み立ては、フランジセクションがディスクの溝から外に出てしまうのを防止するために、環状フランジセクションをディスクの対応する溝に係合すること、及び、その後に各フランジの下に弾性環状スナップリングを取り付けることから簡便になるため、特に容易である。
本発明に係るタービンエンジンホイールの軸方向断面の部分略図である。 図1のタービンエンジンホイールの部分斜視略図である。 図1のタービンエンジンホイールの部分斜視略図である。 図1のタービンエンジンホイールの部分斜視略図である。 図1のタービンエンジンホイールの部分斜視略図である。 張力を受けない状態のスナップリングと、組み立て位置におけるスナップリングとの正面略図である。 フランジ上のスナップリングの組み立てを示す部分正面図である。 ディスク上のリングの軸方向保持を示す軸方向断面の部分略図である。
符号の説明
10 タービンエンジンホイール
12 ディスク
14 ブレード
16 上流環状端部
18 下流環状端部
20 上流リング
22 下流リング
24、26 外周面
28 上流環状フランジ
30 下流環状フランジ
32、34 フック
36 上流側面
38 下流側面
40、42、62 弾性環状スナップリング
44、58 タブ、半径方向外側部
46 環状溝
48 半径方向内側環状部
50 外側曲面
52 上流面
54 下流面、半径方向内周、傾斜面
56 外面
60 軸方向接触面
64 スロット
66 突起部
68 凹部
70、74 遠心力
72 力、成分
76 重心
78 接点
80 軸方向の力
d1、d2 弾性環状スナップリング直径

Claims (13)

  1. ブレード(14)を有する少なくとも1つのロータディスク(12)と、動作中に遠心力を吸収するためにディスク(12)上に取り付けられた少なくとも1つの金属マトリクス複合材料のリング(20、22)とを含む航空機ターボジェットのようなタービンエンジンのホイール(10)であって、端部から端部まで配置されたセクションによって形成された少なくとも1つの環状フランジ(28、30)を含み、ディスク上へのリングの軸方向の保持を確保するために、各セクションが、ディスク(12)の側面(36、38)に取り付けられた半径方向内側環状部(48)と、リングと接触する半径方向外側部(58)とを含み、ホイール(10)がまた、ディスク上にフランジセクションを半径方向に保持する手段(32、34、40、42)を含むことを特徴とする、タービンエンジンホイール(10)。
  2. フランジセクション(28、30)を半径方向に保持する手段が、ディスク(12)上に形成されたフック(32、34)を含み、フランジセクションの内側環状部(48)は、内側から半径方向に係合されていることを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  3. フランジセクション(28、30)を半径方向に保持する手段が、ディスク(12)上とフランジセクションの半径方向内周(54)上とに取り付けられた弾性環状スナップリング(40、42)を含むことを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  4. 静止状態におけるスナップリング(40、42)が、フランジ(28、30)の内径よりも大きな直径を有し、半径方向に分割されていることを特徴とする、請求項3に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  5. スナップリング(40、42)が、半径方向スロット(64)の両側に配置され、フランジセクションの内周(54)に形成された相補的な形状の凹部(68)に挿入されるようにされた、少なくとも2つの突起部(66)を備えることを特徴とする、請求項4に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  6. フランジセクションの内周(54)と、この内周と接触しているスナップリング(40、42)の面(56)とが、ディスク(12)の側面(36、38)と約45度の角度をなしていることを特徴とする、請求項3に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  7. 動作中にフランジセクションに働く遠心力(70)が、フランジセクション(28、30)の半径方向外側部(58)をリング(20、22)に向かって回動させるように、フランジセクションの重心(76)が、ディスク(12)上に設けられた半径方向保持手段(32、34)上のフランジセクションの接点(78)から軸方向に間隔をあけて位置していることを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  8. フランジ(28、30)が、チタンもしくはニッケルの合金又は鋼鉄のような金属材料から作られていることを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  9. フランジ(28、30)が、6個から20個のセクションを含むことを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  10. スナップリング(40、42)が、チタンもしくはニッケルの合金又は鋼鉄のような金属材料から作られていることを特徴とする、請求項3に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  11. スナップリング(40、42)が、フランジ(28、30)及びディスク(12)に接触している面上に、低摩擦係数のコーティングを備えることを特徴とする、請求項3に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  12. ロータディスク(12)の上流側面及び下流側面にそれぞれ取り付けられた、金属マトリクス複合材料のリング(20、22)を少なくとも2つ含むことを特徴とする、請求項1に記載のタービンエンジンホイール(10)。
  13. 少なくとも1つのコンプレッサ、タービン、又は請求項1に記載の遠心インペラホイール(10)を含むことを特徴とする、タービンエンジン。
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