JP2009102780A - 着用物 - Google Patents

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Abstract

【課題】この発明は、装着部位に作用して、装着部位の運動機能を向上させることのできる着用物を提供することを目的とする。
【解決手段】周方向に覆うように前腕132に装着し、前腕132を周方向に締め付ける筒状部11を備えたリストバンド10であって、リストバンド10の骨側断面132a側半面に、前腕132の骨側断面132aを圧迫するプレスプレート80を備え、骨側断面132a側半面を尺骨側であり、総指伸筋や尺側手根伸筋がある半断面に設定した。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば、装着した部位およびその周辺の運動機能を向上させる着用物に関する。
健康志向によって、ウォーキングやゴルフ等の運動が盛んに行われている昨今において、より効率的に筋力や瞬発力等を向上させるための練習方法や用具が開発され、例えば、装着することで下肢の筋力を補助するサポータが提案されている(特許文献1参照)。
このサポータは、装着状態において、下肢の各筋肉の覆う部分に応じて伸縮性を変え、これにより、下肢の筋肉をサポートして、下肢の運動機能を向上させるものである。
しかし、このサポータは、サポータの伸縮性が下肢の筋力を補助しているにすぎず、本来の装着部位の運動機能を向上させるものではなかった。
特開2007−186803号公報
この発明は、装着部位に作用して、装着部位及びその周辺の運動機能を向上させることのできる着用物を提供することを目的とする。
この発明は、装着部位を周方向に覆う様に体の一部に装着し、装着部位を周方向に締め付ける筒状部を備えた着用物であって、前記筒状部の周方向半分に、装着部位を圧迫する圧迫手段を備え、前記周方向半分を、前記装着部位において、骨が体表面に近い側の骨側半面に設定した着用物であることを特徴とする。
上記着用物は、リスト部、アンクル部、肘、膝、腰に着用するサポータ、腰部及び太もも(大腿)までを一体的に着用するスパッツ、胴体胸部に着用するベスト、あるいは靴下等であることを含む。
上記構成により、装着部位を動かした場合、装着部位の骨側半面を圧迫手段が圧迫する。したがって、骨側半面にある筋肉やつぼを圧迫し、骨側の筋肉の緊張を解して柔軟にし、その筋力及び瞬発力を向上することができる。
また、この筋力及び瞬発力は、例えば回転等の動作において、回転するための筋力及びその瞬発力であるが、それだけでなく回転した部位を引き戻す力(以下において復元力という)、すなわち上記筋力及び瞬発力が筋肉を縮めることによって得ることのできる力とする場合の筋肉を伸ばす力も向上することができる。
これは、骨側半面にある筋肉やつぼを圧迫し、骨側の筋肉の緊張を解して柔軟にすることによって、普段の動作においては使用していない筋肉の緊張も解すことによって得ることができる。これによって、例えば、腰の回転、上肢による打撃、下肢によるキック等の全ての部位での動作を機敏で、衝撃力のある、すなわち力のある動作を実現することができる。
また、全周にわたって圧迫手段が圧迫した場合、逆に、筋肉が全周から圧迫によって圧力の逃げ場を確保できずに緊張が助長され、その筋力及び瞬発力を低下するとともに、上記復元力を得ることができないが、骨側と反対側の筋肉と比べて、薄く且つ硬い骨側の筋力を圧迫するため、圧迫効果の伝達効率が高く、圧迫手段によって筋肉が柔軟になり、筋力及びその瞬発力をより向上させ、復元力を得ることができる。
また、圧迫手段が支点として装着部位に作用するため、装着部位に負荷が生じた場合、圧迫手段を支点とする撓みが生じ、その反作用によって筋力を向上することができる。
この発明の態様として、前記骨側半面は、上肢における肘側の肘側半面、下肢における膝側の膝側半面、或いは胴部における背中側半面であることを特徴とすることができる。
上記上肢における肘側の肘側半面は、二の腕(上腕)の上腕二頭筋と反対側であって上腕骨に近い側の半面や、前腕の尺骨側の半面であることを含む。
上記下肢における膝側の膝側半面は、太もも(大腿)の大殿筋や大腿二頭筋と反対側の大腿四頭筋側、或いは下腿(すね)の前脛骨筋側の半面であることを含む。
上記胴部における背中側半面は、肩甲骨や脊椎側の半面であることを含む。
これにより、上肢に装着した場合、圧迫手段は、二の腕(上腕)の上腕三頭筋や、前腕の総指伸筋に作用するため、握力や、腕の振り降ろし等を担う腕力やその瞬発力、さらにはその腕を戻すための復元力を向上することができる。
また、下肢に装着した場合、圧迫手段は、太もも(大腿)の大腿四頭筋や、下腿(すね)の前脛骨筋等に作用するため、足の振り上げ等を担うキック力やその瞬発力、さらにはその足を戻すための復元力を向上することができる。
また、胴部に装着した場合、圧迫手段は、僧帽筋や広背筋に作用するため、腰部における回転力やその瞬発力、さらにはその腰を戻すための復元力を向上することができる。
このように、所望の部位に着用物を装着することによって、その部位の運動機能を向上することができる。
また、この発明の態様として、前記圧迫手段を、適宜の弾性を有し、前記筒状部の軸方向に配設した弾性圧迫部材で構成することができる。
上記弾性圧迫部材は、適宜の弾性を有する金属製、或いは樹脂製の板材或いは棒部材であることを含む。また、上記軸方向は、装着部位の長さ方向であることを含む。
これにより、装着部位に対する適度の圧迫力を確保するとともに、極度の負荷が生じた場合であっても、適宜の弾性により圧迫手段が撓み、装着部位を損傷することを防止することができる。
また、この発明の態様として、前記弾性圧迫部材を、脱着可能に複数備えることができる。
上記脱着可能に複数備える弾性圧迫部材は、弾性圧迫部材を収納する収納手段を筒状部に複数備え、所望の箇所の収納手段に弾性圧迫部材を収納する構成、又は弾性圧迫部材と筒状部とに面ファスナ等の脱着手段を備え、筒状部の所望の箇所に、所望の数の弾性圧迫部材を装着する構成であることを含む。
これにより、所望の部位に対して複数の圧迫手段が作用するため、装着部位の運動機能をより向上することができる。また、複数の圧迫手段のそれぞれを脱着可能に構成したため、運動機能の向上度合いを装着する圧迫手段の個数に応じて調整することができる。
また、この発明の態様として、前記筒状部を、チタン成分、ラジウム成分またはブラックシリカ成分のうち少なくともひとつを有する布材で構成することができる。
前記チタン、ラジウム、或いはブラックシリカは、それぞれ粉末状、あるいは粒子状で形成されていることを含む。
これにより、筒状部からチタン成分、ラジウム成分またはブラックシリカ成分のうち少なくともひとつによって遠赤外線及びマイナスイオンが放射され、装着部位の血行促進や体液浄化等の効果を得ることができる。したがって、装着部位の骨側とは反対側の半面にある筋肉やつぼの緊張を解して柔軟にするとともに活性化し、装着部位及びその周辺の筋力、その瞬発力、さらにはその復元力をより向上することができる。
また、この発明の態様として、前記布材を、弾性を有する弾性シート層と、チタン成分を含有するチタンシート層と、ラジウム成分及びブラックシリカ成分を含有し、前記弾性シート層と前記チタンシート層とを貼合する接着剤と、該接着剤で貼合した前記弾性シート層及び前記チタンシート層の表面を被覆する表皮層とで構成することができる。
上記弾性シート層は、天然ゴム等の天然樹脂、あるいはポリエチレン、アクリル樹脂、ポリアミド、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ABS樹脂、ポリカーボネート、ナイロン、ポリアセタール、フッ素樹脂、ポリ塩化ビニリデン、ポリプタジエン、塩酸ゴム等の少なくとも一種、またはそれらの複数からなる合成樹脂を主材とするシート状体であることを含む。
これにより、一般的に用いられている弾性シート層を用いて、チタン成分、ラジウム成分及びブラックシリカ成分を有する布材を構成することができる。したがって、装着部位の骨側とは反対側の半面にある筋肉やつぼを柔軟にするとともに活性化し、装着部位及びその周辺の全体の筋力、その瞬発力、さらにはその復元力を向上することができる着用物を低コストで、容易に製造することができる。
また、前チタン成分を含有するチタンシート層を、ラジウム成分及びブラックシリカ成分を含有する接着剤で弾性シート層に貼合せているため、耐久性のある上記機能を有する布材、すなわち上記機能を有する着用物を得ることができる。
また、この発明の態様として、前記布材の一部同士を、前記軸方向に対して平行に、導電性を有する導電性糸材で縫合して筒状を形成することができる。
前記導電性糸材とは、ナイロン繊維、アラミド繊維、ポリエステル繊維、アクリル系繊維、ビニロン系繊維、ポリ塩化ビニル繊維、ビニリデン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、またはポリウレタン繊維等の合成繊維の表面に銅金属等の金属製皮膜層を形成した糸材や、銅金属等の金属製粉末を練り込んで形成した糸材であることを含む。
これにより、導電性糸材がコロナ放電するため、布材から放射される遠赤外線及びマイナスイオンをより効果的に装着部位に作用させることができる。したがって、装着部位の骨側とは反対側の半面にある筋肉やつぼの緊張を解して柔軟にするとともに活性化し、装着部位及びその周辺の筋力、その瞬発力、さらにはその復元力をさらに向上することができる。
また、銅金属を含有する場合、銅金属による抗菌、消臭効果を得ることもでき、着用物を清潔に保つことができる。
また、この発明の態様として、前記筒状部の前記骨側半面に、前記布材より高い弾性係数を有する弾性補強手段を備えることができる。
弾性補強手段は、布材より高い弾性係数を有するネット状又は布状の補強材であることを含む。
これにより、骨側半面を他方半面に比べて拘束するため、圧迫手段による装着部位の運動機能の向上の効果をより高めることができる。
この発明によれば、装着部位に作用して、装着部位の運動機能を向上させることのできる着用物を得ることができる。
この発明の一実施形態を以下図面と共に説明する。
プレスサポータ(10,20,25,30,40,50,60,65,70)の着用状態を説明する説明図を示す図1と、リストバンド10を前腕132に着用した状態の斜視図を示す図2と、同状態の前腕132の横断方向断面図を示す図3と、リストバンド10へのプレスプレート80の装着について展開図を用いて説明する説明図を示す図4とともに、プレスサポータについて説明する。
プレスサポータは、プレスプレート80によって装着部位を圧迫することで装着部位の運動機能を向上するサポータであり、上肢130の前腕132の手首133に着用するリストバンド10、上肢130の二の腕131に着用するアームバンド20、リストバンド10とアームバンド20との間の肘131aに装着するエルボバンド25、胴体の胸部110に着用するサポートベスト30、ウェスト部120に着用するウェストバンド40、腰部140及び下肢150の大腿部151を一体的に被覆するサポートスパッツ50、下腿部152から足首153までに着用するアンクルバンド60、サポートスパッツ50とアンクルバンド60との間の膝部分に装着するニーバンド65、足首153からつま先154までを被覆するサポートソックス70の9種類がある。
まず、前腕132に着用するリストバンド10について説明する。なお、前腕132は、二の腕131の下端にある肘131aから手首133までの部分である。
リストバンド10は、前腕132の外径よりわずかに小さな径で形成された略円錐台形状の筒状部11と、該筒状部11の外面に4箇所備え、内部にプレスプレート80の収容を許容するプレートポケット12とで構成している。
筒状部11は、図3に示すように、円弧形状の帯状の弾性布帛90の両端部11aをつき合わせて、後述する導電性繊維81で両端部11a同士を掛け渡して縫合した長さ方向の縫合部13を有する略円錐台形状を形成している。
プレスプレート80は、両端を円弧形状に形成された金属製の板材であり、適宜の弾性を有している。
プレートポケット12は、プレスプレート80よりひと回り大きなU字型であり、装着する前腕132の長さ方向で放射状に配置されている。なお、筒状部11を展開した平面図である図4に示すように、プレートポケット12は弾性布帛90の中央に配置せず、両端側から2ヶ所に間隔を隔てて配置している。
なお、U字型の上端を開口し、その他の外縁を弾性布帛90に縫合してポケット状を形成している。したがって、上端の開口側からプレートポケット12の内部にプレスプレート80を収容することができる。
導電性繊維81は、ナイロン繊維表面に銅金属製皮膜層を形成した繊維である。
筒状部11を構成する弾性布帛90は、弾性布帛90の構成を説明する図5に示すように、両表面に配置したジャージ生地91と、チタン成分が含有されたチタンシート92と、適宜の厚みで構成されたクロロプレーンゴムシート93と、チタンシート92及びクロロプレーンゴムシート93を接着する接着層94とで構成している。
ジャージ生地91は、例えば70デニールのような太いナイロン繊維を用いて構成し、チタンシート92は、チタン粉末が含有されたシート状体である。なお、チタンはアレルギー反応を起こしにくい体に優しい金属である。
クロロプレーンゴムシート93は、内部に無数の独立した気泡を有するクロロプレーンゴムのシートであり、接着層94は、ブラックシリカ粉末とラジウム粉末を含有する接着剤による層である。
ブラックシリカ粉末は天然鉱石であるブラックシリカ(学名:黒鉛珪石)を粉砕した粉末体であり、天然ミネラルをふんだんに含み、遠赤外線や微弱な放射線(α線、β線、γ線)を安定して放射することができる。したがって、ブラックシリカ粉末は消臭、防菌、防カビ、防湿効果を有するとともに、身体に対し、血流の促進、発汗作用、痛みの緩和作用、暖め作用及び安眠作用を与えることができる。
ラジウム粉末は、ラジウム鉱石を粉砕した粉末体であり、ラジウムがα線を放射しながら崩壊し、放射能を有するガス状のラドンを多く発生する。
上記構成の弾性布帛90は、装着部位の体温を外部に逃がすことなく、また、外気をシャットアウトすることができる。したがって、装着部位の保温性を確保することができる。
このような構成のリストバンド10を、筒状内部に前腕132を挿入し、前腕132の骨側断面132aに縫合部13となるように着用する(図3参照)。なお、骨側断面132aは、前腕132左右両側方から図示省略する尺骨側の略半断面に設定し、図示省略する橈側手根屈筋側の残りの略半断面を筋肉側断面132bに設定している。なお、骨側断面132aは筋肉側断面132bの橈側手根屈筋と比較して、硬く薄い総指伸筋や尺側手根伸筋がある。
したがって、このようにリストバンド10を前腕132に着用することによって、弾性布帛90のクロロプレーンゴムシート93の伸縮性により、筒状部11は前腕132を周方向に締め付ける。この状態で前腕132を動かすと、前腕132の橈側手根屈筋、総指伸筋や尺側手根伸筋等の筋肉が伸縮する。
このとき、骨側断面132a側の筒状部11のプレートポケット12にプレスプレート80を収容しているため、プレスプレート80が骨側断面132a側の総指伸筋や尺側手根伸筋を圧迫する。
詳しくは、前腕132を動かすと、前腕132の筋肉が力を出すために縮んで前腕132の断面が大きくなるが、前腕132は筒状部11によって締め付けられているため、プレートポケット12に収容されたプレスプレート80が骨側断面132a側の筋肉を圧迫する。
このプレスプレート80による筋肉の圧迫によって筋肉に対するマッサージ効果を得ることができ、圧迫された筋肉の緊張を解して筋肉を柔軟にし、この柔軟になって筋肉の筋力及びその瞬発力を向上することができる。
さらには、動かした前腕132を戻すための復元力も向上する。これは、プレスプレート80による骨側断面132aの筋肉やつぼの圧迫によって、骨側断面132aの筋肉の緊張を解れて柔軟になり、普段の動作においては使用していない筋肉の緊張も解すことによって得ることができる。
なお、筒状部11の全周にプレスプレート80を装備した場合、逆に、前腕132全体の筋肉が全周から圧迫によって圧力の逃げ場を確保できずに緊張が助長され、その筋力及び瞬発力を低下するとともに、上記復元力を得ることができない。
しかし、リストバンド10のように、前腕132の両側方から骨側断面132aの半面にプレスプレート80をと略等間隔で4つ装備したことにより、筋肉側断面132b側の筋肉と比較して薄く、且つ硬い骨側断面132a側の筋肉をプレスプレート80は均等に圧迫するため、圧迫効果の伝達効率が高く、プレスプレート80によって筋肉が柔軟になり、筋力及びその瞬発力をより向上させ、復元力を得ることができる。
また、骨側断面132a側にプレスプレート80を装着しているため、前腕132に負荷が作用した場合、プレスプレート80が支点となって前腕132は負荷の作用方向と反対側に撓み、その撓みに対する反作用が、前腕132に作用して、前腕132の筋力及び動作スピードを向上することができる。
また、筒状部11を弾性布帛90で構成しているため、前腕132の保温性を確保できるとともに、血行促進や体液浄化等の効果を得ることができ、それにより、前腕132の筋肉側断面132b側の筋肉の緊張も解し、前腕132の筋肉全体の筋力及びその瞬発力を向上することができる。
したがって、筋肉の余計な緊張をほぐすことができ、精度を要することの必要なゴルフやアーチェリー等において、微妙に筋力をコントロールして、高精度なプレイを行うことができるとともに、復元力も向上するため、機敏で、衝撃力のある、すなわち力のある動作を実現することができる。
なお、上述した弾性布帛90の血行促進や体液浄化等の機能について詳述すると、弾性布帛90の機能について説明する説明図である図6に示すように、弾性布帛90で構成された筒状部11が前腕132に接触することによって、弾性布帛90が有するチタン成分、ラジウム成分及びブラックシリカ成分が前腕132に対して遠赤外線及びマイナスイオンを放射する。それにより、弾性布帛90で構成した筒状部11を着用した前腕132の体液中の水分がマイナスイオン化して、体液自体が弱アルカリとなる。
このように、体液が弱アルカリ化することにより、体に流れる生体電流が流れやすくなる。この生体電流は体内を流れる微弱な電流であり、たとえば、大脳からの生体情報を電気信号として神経回路を介して末梢神経領域まで伝達する等の人間の生命維持活動を担っている。そして、疲労やストレスによって、この生体電流の流れが乱れると体調不良等を引き起こす。
しかし、上述したように、弾性布帛90によって体液が弱アルカリ化することで生体電流の流れがスムーズになり、さらに、生体電流の流れがスムーズになることによって体液の浄化は促進される。これにより、生体情報の電気信号の伝達も活性化し、筋肉の動作を円滑にすることができる。
さらにまた、弾性布帛90が有するチタン成分、ラジウム成分及びブラックシリカ成分の相乗効果によって、体液中の水粒子を細分化することができるため、水粒子のマイナスイオン化による体液自体の弱アルカリ化の効果をより向上することができる。
なお、弾性布帛90による水粒子を細分化の確認試験について説明すると、2つのコップA,Bに水道水を入れ、一方のコップAに弾性布帛90を浸して10秒程度かき回し、両方のコップA,Bに墨汁を一適たらして(図7(a)参照)、その墨汁の広がり方を観察した。
その結果、試験結果を示す試験結果説明図である図7に示すように、通常の水道水が入ったコップBは墨汁が表面と底部付近の2箇所に分離するのに対し、コップAの墨汁は全体に広がった。
この結果から、コップBに入っている通常の水道水は水粒子が大きいため、墨汁は水粒子と混ざり難く、水表面に墨汁の膜を形成するとともに、底面付近にたまって分離しているが、水粒子と混ざって墨汁が全体に広がったことからコップAの水粒子は、弾性布帛90によって水粒子が細分化されていることがわかる。
このようにして、弾性布帛90は体内の2/3を構成する水の粒子を細分化するため、水粒子のマイナスイオン化による体液自体の弱アルカリ化の効果をより向上することができる。
なお、マイナスイオンは身体にもともと備わった生体防衛機能と自然治癒力とを活発にして免疫力及び内分泌ホルモンを向上させるとともに、プラスイオンによって酸化された身体を還元させることで新陳代謝を活発にすることができる。
また、マイナスイオンは、体内のプラスイオンが血液中に侵入して起こるデコボコ状や団子状に連なった正常でない赤血球と結合し、該赤血球を正常な丸状に改善することができ、健康な血液に活性化するという血液浄化効果も得ることができる。
また、マイナスイオンとともに照射される遠赤外線は目視できない長波長の光線であり、物質の中心の深部を温めることができる。したがって、遠赤外線を照射することによって、身体を芯から暖めて新陳代謝を活発にさせることができるとともに、体内の毒素を体外に排出させることもできる。
また、弾性布帛90は、装着部位の体温を外部に逃がすことなく、また、外気をシャットアウトすることができ、装着部位の保温性を確保することができるため、前腕132の筋肉の緊張を解すことができる。
詳述すると、装着部位の暖めによる筋肉の緊張の解しについて説明する図8に示すように、筋肉が緊張したり、脂肪が増えることによって血管200は細くなり、赤血球201の移動すなわち血流が悪くなるが、装着部位を暖めることにより、筋肉の緊張は解れ、血管200は広がり赤血球201の移動がスムーズとなり、体内のエネルギーの循環が活性化する。したがって、緊張が解れた筋肉も活性化される。
また、縫合部13を導電性繊維81で縫合し、縫合部13を骨側断面132a側となるように前腕132にリストバンド10を着用したため、導電性繊維81の通電性により弾性布帛90から放射されるマイナスイオンをより効果的に前腕132に作用させることができる。
さらには、導電性繊維81のコロナ放電により、弾性布帛90からのマイナスイオンの放射をより活性化することができ、体液自体の弱アルカリ化の効果をより向上することができる。
また、銅金属製皮膜層を備えた導電性繊維81を用いたことにより、同金属による黄色ブドウ球菌等に対する抗菌作用や、消臭作用を得ることができる。
このようにして、プレスプレート80を縫合部13に収容したリストバンド10を前腕132に着用することで、プレスプレート80を支点とする反作用効果による筋力向上、プレスプレート80による圧迫マッサージ効果によって骨側断面132a側の筋肉の緊張を解し、弾性布帛90からのマイナスイオンの放射による体液自体の弱アルカリ化によって生体電流の通電性が向上し、それに伴う筋肉及び伝達神経の活性化、さらには弾性布帛90による保温性による前腕132の筋肉の緊張を解した結果、前腕132の瞬発力や復元力を向上するとともに、筋力を向上することができる。
さらに、前腕132の筋肉全体の緊張が解け、筋肉及び伝達神経が活性化されるため、微妙な筋肉のバランスをコントロールでき、精度のよいプレイを実現することができる。
なお、本実施例においては、リストバンド10に対して4つのプレスプレート80を装着したが、握力腕力等の筋力アップ及び瞬発力向上のみを目的とする場合、リストバンド10に2つのプレスプレート80を装着するだけで十分な効果を得ることができる。
また、本実施例において、適宜の弾性を有した金属製の板材で形成したプレスプレート80を備えたため、たとえば、転倒等によりプレスプレート80に過度の負担がかかった場合であっても、プレスプレート80の弾性により、装着部位を損傷することを防止しているが、同様に弾性を有する樹脂材で構成してもよい。
次に、本実施例のリストバンド10の効果を確認するために実施した効果確認試験について説明する。
効果確認試験は、1分間のインターバルを開けて3回の握力測定を、リストバンド10の装着前と装着後においてそれぞれ左右両手で実施し、その握力の向上を確認した。測定は、図9に示すように、立位状態で計測し、装着後の計測はリストバンド10を装着してから3分後に開始した。なお、握力計160は「TAKEI社製GRIP−D」を用いている。10名の測定結果を以下に示す。
上記表に示すように、10名全ての測定者において、左右ともに握力が増加していることが確認できた。その増加率は最高18%弱から最低でも4%の増加率を確認でき、全体の平均増加率は9%であった。このことからも、性別、年齢を問わずリストバンド10を装着したことによる握力増加効果を確認することができた。
また、この試験結果から、手首133に装着したリストバンド10によって握力が向上したように、装着箇所の箇所から少し離れた場所であっても筋力を向上できることが確認できた。これは、ひとつの筋力は複数の筋肉や腱が密接に関連しており、リストバンド10の効果がそのうちのいずれかに作用したことによるものであると考えられる。
続いて、その他のプレスサポータであるアームバンド20について説明すると、二の腕131に着用するアームバンド20は、上腕二頭筋と反対側であって上腕骨に近い側の肘131a側の半面に上肢130の長さ方向に配設した2本のプレスプレート80を装着するとともに、導電性繊維81で縫合した長さ方向の縫合部を備える弾性布帛90で構成したバンドである。
上記構成により、プレスプレート80は二の腕131の上腕三頭筋に作用するとともに、リストバンド10と同様の作用により、上肢130の振り降ろしや回転等を担う腕力やその瞬発力、さらには、その二の腕131を戻すための復元力を向上することができる。
また、肩部関節周辺の筋肉や腱の緊張を解すことができるため、上体のひねり等の動きもスムーズに行うことができるとともに、肩部関節を損傷する危険性を低減することができる。
エルボバンド25は、図10に示すように、肘131aに着用する弾性布帛90で構成した筒状のサポータであり、上腕二頭筋と反対側であって上腕骨に近い側の半面に、上肢130の長さ方向に配設した8本のプレスプレート80を装着している。この8本のプレスプレート80の配置は、肘131a対応する部分を挟んだ上肢130の長さ方向の両側に4本ずつ離間して配置している。
なお、プレスプレート80を備えた側に導電性繊維81で縫合した長さ方向の縫合部を備えるとともに、上腕二頭筋側の長さ方向中央部分、すなわち肘裏部分に、上肢130の折れ曲がりに支障しないようの貫通孔26(図10(b)参照)を備えている。
これにより、前腕132の振り降ろしや回転等を担う腕力やその瞬発力、さらにはその前腕132を戻すための復元力を向上することができる。また、肘131aを構成する関節周辺の筋肉や腱の緊張を解すことができるため、腕の折り曲げ等の動きもスムーズに行うことができるとともに、関節が緩むことによって、関節を損傷する危険性を低減することができる。
サポートベスト30は、胸部110に着用する弾性布帛90で構成したノースリーブ型のサポータであり、肩甲骨に近い背中側に2本の背丈方向のプレスプレート80を配設するとともに、導電性繊維81で縫合した長さ方向の縫合部を備えている。
これにより、プレスプレート80は僧帽筋や広背筋に作用するとともに、リストバンド10と同様の作用により、上肢130の上げ降ろし、振り回しや、胸部110のひねりや起こし等を担う腕力、背筋力等やその瞬発力、さらにはその上肢130や胸部110を戻すための復元力を向上することができる。
また、肩関節周辺の筋肉や腱の緊張を解すことができるため、腕の上げ降ろし等の動きもスムーズに行うことができるとともに、肩関節を損傷する危険性を低減することができる。
ウェストバンド40は、ウェスト部120に着用する弾性布帛90で構成した筒状のサポータであり、脊椎近くの半面側に背丈方向の4本のプレスプレート80を配設するとともに、導電性繊維81で縫合した長さ方向の縫合部を備えている。
これにより、プレスプレート80は広背筋の下部に作用するとともに、リストバンド10と同様の作用により、ウェスト部120における回転力やその瞬発力、さらにはそのウェスト部120のひねりを戻すための復元力を向上することができる。
また、腰部関節周辺の筋肉や腱の緊張を解すことができるため、上体のひねり等の動きもスムーズに行うことができるとともに、腰部関節を損傷する危険性を低減することができる。
サポートスパッツ50は、腰部140及び大腿部151を一体的に被覆するズボンタイプの弾性布帛90で構成したサポータであり、太もも(大腿)の大腿四頭筋側の半面側に下肢150の長さ方向のプレスプレート80を2本ずつ配設するとともに、導電性繊維81で縫合した長さ方向の縫合部を備えている。
これにより、プレスプレート80は大腿四頭筋に作用するとともに、リストバンド10と同様の作用により、下肢150の蹴り上げ等を担うキック力やその瞬発力、さらにはその下肢150を戻すための復元力を向上することができる。
また、股関節周辺の筋肉や腱の緊張を解すことができるため、下肢150がまっすぐなり、歩行力が向上するとともに、股関節を損傷する危険性を低減することができる。
アンクルバンド60は、下腿部の足首153付近に着用する弾性布帛90で構成した筒状のサポータであり、下腿(すね)の前脛骨筋側の半面に下肢150の長さ方向の4本のプレスプレート80を配設するとともに、導電性繊維81で縫合した長さ方向の縫合部を備えている。
これにより、プレスプレート80は前脛骨筋に作用するとともに、リストバンド10と同様の作用により、下肢150の蹴り上げ等を担うキック力やその瞬発力、下肢150を戻すための復元力、さらには、足首153の可動力等を向上することができる。
また、足首の関節周辺の筋肉や腱の緊張を解すことができるため、下肢150がまっすぐなり、歩行がスムーズに行うことができるとともに、足首の関節を損傷する危険性を低減することができる。
ニーバンド65は、図10に示すように、膝に着用する弾性布帛90で構成した筒状のサポータであり、大腿四頭筋側の半面に、下肢150の長さ方向に配設した8本のプレスプレート80を装着している。この8本のプレスプレート80の配置は、膝対応する部分を挟んだ下肢150の長さ方向の両側に4本ずつ離間して配置している。
なお、プレスプレート80を備えた側に導電性繊維81で縫合した長さ方向の縫合部を備えるとともに、大腿四頭筋側の長さ方向中央部分、すなわち膝裏部分に、下肢150の折れ曲がりに支障しないようの貫通孔66(図10(b)参照)を備えている。
これにより、下腿部152の振り降ろしや回転等を担う脚力やその瞬発力、さらにはその下腿部152を戻すための復元力を向上することができる。また、膝を構成する関節周辺の筋肉や腱の緊張を解すことができるため、下肢150の折り曲げ等の動きもスムーズに行うことができるとともに、関節が緩むことによって、関節を損傷する危険性を低減することができる。
図11(a)に示すように、サポートソックス70は、足首153からつま先154までを覆う靴下型の弾性布帛90で構成したサポータであり、脛から足首153までの足の甲側の半面と、足の甲部分とに樹脂製のプレスプレート80を長さ方向に弾性布帛90と一体形成するとともに、足の甲部分に長さ方向の導電性繊維81で構成した縫合部を備えている(図示省略)。
これにより、リストバンド10と同様の作用により、足首の関節が緩んで足首153の可動力等を向上することができる。したがって、サッカー等の足首に動きが重要となるスポーツにおいて高精度なコントロールを実現することができる。
また、図11(b)に示すように、足指に合わせてつま先154部分が5本に分かれた5本指のサポートソックス70aの場合、サポートソックス70と同様に、足の甲部分に弾性布帛90と一体形成した樹脂製のプレスプレート80と導電性繊維81で構成した縫合部を備えるとともに、各足指部分に小さい樹脂製のプレスプレート80を備えている。
これにより、サポートソックス70と同様の作用を得ることができるとともに、足指の関節が緩むため、足指にかかる力をコントロールして踏ん張ることができる。したがって、安定した姿勢を実現することができる。
このように、プレスサポータを筋力やその瞬発力、さらにはその復元力の向上を図りたい部位に、その部位用のプレスサポータを着用することで、装着部位の筋力、及びその瞬発力を向上することができるとともに、装着部位を高精度でコントロールすることができる。
なお、プレスサポータを着用することによって、弾性布帛90の血行促進や体液浄化等の作用機能も得ることができ、着用者の健康促進を促すこともできる。
また、筒状部11と骨側断面132a(図3参照)との間にメッシュ樹脂を設けても良い。このメッシュ樹脂は、弾性布帛90の伸縮性に寄与するクロロプレーンゴムシート93の伸縮性、すなわち弾性より高い弾性(およそ1.15〜1.25倍)を有する可撓性のある半楕円断面のメッシュ状樹脂であり、筒状部11と骨側断面132aとの間に設けることによって、骨側断面132aの筋肉を拘束することとなる。
したがって、装着部位の半断面の拘束を高めることができ、装着部位全体の筋肉の緊張をより解して、運動機能をより向上することができる。
また、上記実施例において、ジャージ生地91、チタン成分が含有されたチタンシート92、クロロプレーンゴムシート93及び接着層94からなる弾性布帛90でプレスサポータを構成したが、プレスサポータを構成する弾性布帛90に複数の貫通孔を備えてもよいし、メッシュ状の弾性布帛90で構成してもよい。
これにより、プレスサポータの通気性を確保することができ、筋肉や腱の緊張による握力やその瞬発力が低下することを防止できる。詳しくは、プレスサポータを装着したことによって、装着部位の通気性が悪くなると、生体電流の流れが悪くなり、生体電流の流れの悪化によって装着部位付近の血流が悪くなって筋肉や腱が緊張するが、通気性を確保することにより、生体電流の流れの悪化を防止することができる。したがって、筋肉や腱の緊張による握力やその瞬発力が低下することを防止できる。
また、上記実施例において、両端を円弧形状に形成された金属製の板材であり、適宜の弾性を有するプレスプレート80をプレートポケット12に装着したが、適宜の弾性を有する金属製又は樹脂製の複数本のワイヤーをプレスプレート80の代用として、或いはプレスプレート80に合わせてプレートポケット12に装着しても良い。これにより、プレスプレート80と同様の効果やプレスプレート80を補強する効果を得ることができる。
この発明の構成と、上述の実施形態との対応において、
この発明の装着部位は、胸部110、ウェスト部120、二の腕131、肘311a、前腕132、腰部140、大腿部151、下腿部152、膝部或いは足首153からつま先154までの部分に対応し、
以下同様に、
着用物は、プレスサポータ、リストバンド10、アームバンド20、エルボバンド25、サポートベスト30、ウェストバンド40、サポートスパッツ50、アンクルバンド60、ニーバンド65或いはサポートソックス70に対応し、
圧迫手段又は弾性圧迫部材は、プレスプレート80に対応し、
骨側半面は、骨側断面132aに対応し、
布材は、弾性布帛90に対応し、
弾性シート層は、チタンシート92に対応し、
チタンシート層は、クロロプレーンゴムシート93に対応し、
接着剤は、接着層94に対応し、
表皮層は、ジャージ生地91に対応し、
導電性糸材は、導電性繊維81に対応するも、
この発明は、上述の実施形態の構成のみに限定されるものではなく、多くの実施の形態を得ることができる。
プレスサポータの着用状態を説明する説明図。 リストバンドを前腕に着用した状態の斜視図。 リストバンドを前腕に着用した状態の前腕の横断方向断面図。 リストバンドへのプレートの装着について展開図を用いて説明する説明図。 弾性布帛の構成を説明する説明図。 弾性布帛の機能について説明する説明図。 水粒子を細分化についての確認試験の試験結果を示す試験結果説明図。 装着部位の暖めによる筋肉の緊張の解しについて説明する説明図。 リストバンドの効果確認試験の測定状況を説明する説明図。 エルボバンド及びニーバンドについて説明する説明図。 サポートソックスについて説明する説明図。
符号の説明
10…リストバンド
11…筒状部
20…アームバンド
25…エルボバンド
30…サポートベスト
40…ウェストバンド
50…サポートスパッツ
60…アンクルバンド
65…ニーバンド
70,70a…サポートソックス
80…プレスプレート
81…導電性繊維
90…弾性布帛
91…ジャージ生地
92…チタンシート
93…クロロプレーンゴムシート
94…接着層
110…胸部
120…ウェスト部
131…二の腕
131a…肘
132…前腕
132a…骨側断面
140…腰部
151…大腿部
152…下腿部
154…つま先

Claims (8)

  1. 装着部位を周方向に覆う様に体の一部に装着し、装着部位を周方向に締め付ける筒状部を備えた着用物であって、
    前記筒状部の周方向半分に、装着部位を圧迫する圧迫手段を備え、
    前記周方向半分を、
    前記装着部位において、骨が体表面に近い側の骨側半面に設定した
    着用物。
  2. 前記骨側半面は、
    上肢における肘側の肘側半面、下肢における膝側の膝側半面、或いは胴部における背中側半面であることを特徴とする
    請求項1に記載の着用物。
  3. 前記圧迫手段を、
    適宜の弾性を有し、前記筒状部の軸方向に配設した弾性圧迫部材で構成した
    請求項1又は2に記載の着用物。
  4. 前記弾性圧迫部材を、
    脱着可能に複数備えた
    請求項3に記載の着用物。
  5. 前記筒状部を、
    チタン成分、ラジウム成分またはブラックシリカ成分のうち少なくともひとつを有する布材で構成した
    請求項1から4のうちいずれかに記載の着用物。
  6. 前記布材を
    弾性を有する弾性シート層と、
    チタン成分を含有するチタンシート層と、
    ラジウム成分及びブラックシリカ成分を含有し、前記弾性シート層と前記チタンシート層とを貼合する接着剤と、
    該接着剤で貼合した前記弾性シート層及び前記チタンシート層の表面を被覆する表皮層とで構成した
    請求項5に記載の着用物。
  7. 前記布材の一部同士を、前記軸方向に対して平行に、導電性を有する導電性糸材で縫合して筒状を形成した
    請求項5又は6に記載の着用物。
  8. 前記筒状部の前記骨側半面に、
    前記布材より高い弾性係数を有する弾性補強手段を備えた
    請求項5、6又は7に記載の着用物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013202151A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Ladder Sports Ltd トレーニング用バンド、トレーニング用ロッド、トレーニング用踏み具、及びトレーニング方法
KR101436686B1 (ko) 2012-05-22 2014-09-01 고려대학교 산학협력단 압박 보조기
JP2017106132A (ja) * 2015-12-08 2017-06-15 モリト株式会社 肘用装着具
JP2019531211A (ja) * 2016-08-18 2019-10-31 ポメロ インコーポレイテッド 保温特性を有する布帛

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