JP2009102114A - かご位置表示装置付きエレベーター - Google Patents
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Abstract
【課題】
現在稼動中のかご位置表示装置が故障する前にかご位置表示装置を交換可能とすることで、エレベーター利用者に対する利便性を向上する。
【解決手段】
多階床間をサービスするエレベーターと、エレベーターを制御するエレベーター制御装置1と、エレベーターの乗りかご内に設置され、エレベーター制御装置1からエレベーターの運転情報を受信し、現在階床位置と運転方向とを表示するかご位置表示装置61と、を有するかご位置表示装置付きエレベーターにおいて、かご位置表示装置61の光源となるバックライトと、かご位置表示装置の内部に実装され、バックライトの照度を測定する照度計8と、を備え、バックライトの照度が所定値以下の場合、かご位置表示装置1の異常と判定する。
【選択図】図2
現在稼動中のかご位置表示装置が故障する前にかご位置表示装置を交換可能とすることで、エレベーター利用者に対する利便性を向上する。
【解決手段】
多階床間をサービスするエレベーターと、エレベーターを制御するエレベーター制御装置1と、エレベーターの乗りかご内に設置され、エレベーター制御装置1からエレベーターの運転情報を受信し、現在階床位置と運転方向とを表示するかご位置表示装置61と、を有するかご位置表示装置付きエレベーターにおいて、かご位置表示装置61の光源となるバックライトと、かご位置表示装置の内部に実装され、バックライトの照度を測定する照度計8と、を備え、バックライトの照度が所定値以下の場合、かご位置表示装置1の異常と判定する。
【選択図】図2
Description
本発明はかご内に設置されるかご位置表示装置を備えたエレベーターに関し、特に故障時期の予測や故障時の遠隔発報を行うものに好適である。
液晶モニタの電源電圧と照度に基づいて液晶モニタの故障を検知するため、総電流から得る検出電圧と基準電圧生成回路から得る基準電圧を比較して異常を検出することが知られ、特許文献1に記載されている。
また、特許文献2には、発光装置の輝度を調整するために発光装置が消灯している間に周囲の照度に対応する照度信号を検出する照度検出センサを備えることが記載されている。
さらに、特許文献3には、検出した故障累積回数が所定回数以上である場合、電源制御手段により電源投入禁止状態とすることが記載されている。
さらに、特許文献4には、バックライト点灯信号が有効になっているとき、光センサがバックライトの発光していないことを検出すると、バックライトの故障と判断し、バックライト故障インジケータを有効にして、バックライトが故障したことを報知することが記載されている。
上記従来技術においては、いずれも完全に故障してから報知するものであり、故障時にバックアップ用のインジケータが働くようになっているが、バックアップ用のインジケータを設置しておくことが必須である。
本発明の目的は、現在稼動中のかご位置表示装置が故障する前に事前予測し、故障前にかご位置表示装置を交換可能とすることで、エレベーター利用者に対する利便性を向上することにある。
上記目的を達するために、本発明は、多階床間をサービスするエレベーターと、前記エレベーターを制御するエレベーター制御装置と、前記エレベーターの乗りかご内に設置され、前記エレベーター制御装置からエレベーターの運転情報を受信し、現在階床位置と運転方向とを表示するかご位置表示装置と、を有するかご位置表示装置付きエレベーターにおいて、前記かご位置表示装置の光源となるバックライトと、前記かご位置表示装置の内部に実装され、前記バックライトの照度を測定する照度計と、を備え、前記バックライトの照度が所定値以下の場合、前記かご位置表示装置の異常と判定するものである。
本発明によれば、バックライトを光源とするかご位置表示装置に対して照度計により、輝度が落ちてきたことを判断するので、かご位置表示装置が故障する前に交換等の必要性が分かる。したがって、故障している間エレベーターが利用できない、と言うことがなく、利便性を向上することができる。
以下、図1を参照して一実施の形態を詳細に説明する。
図1は、エレベーター装置の全体構成図であり、1はエレベーター制御装置、2は群管理制御装置、31〜33はエレベーター1〜3号機の号機制御装置である。41〜43は、1〜3号機のエレベーター乗りかごである。51〜53は行先階登録装置、61〜63はかご位置表示装置である。81,82は各階床乗場の各号機共通の乗場呼び釦、91〜96はそれぞれ1〜3号機の乗場に設けられサービスエレベータを案内するためのホールランタン(予約灯とも呼ぶ)である。
図1において、エレベーター機械室にあるエレベーター制御装置1は群管理制御装置2と複数の号機制御装置31〜33から構成されている。エレベーターの乗りかご41〜43には、かご呼び釦(行先階登録装置)51〜53が設けられており、行先階登録装置51〜53の信号は号機制御装置31〜33へそれぞれ入力される。
各階の乗場、例えば1階乗場には乗場呼び釦81が設けられており、これらは群管理制御装置2から直接に信号の入力(又は出力)を行う。乗りかご41内に設置のかご位置表示装置61も群管理制御装置2から直接、信号を入力している。他の乗場案内装置であるホールランタン91と94は、号機制御装置31を介して群管理制御装置2との間で信号を入出力する。なお、同一階に車いす専用乗場呼びや台車利用乗場呼び、地下駐車場専用乗場呼びを設置しても良い。
群管理制御装置2は、乗場呼び釦81,82からの信号、各号機制御装置31〜33から通信で送られてくるエレベーターの位置,方向,かご呼びの状況,かご内の混雑度信号などを加味して新たに発生した乗場呼びに対して上記エレベーター中の1台のいずれかのかごに割当て、該当する号機制御装置31〜33に割当信号を送出する。号機制御装置31〜33はエレベーターの走行制御,戸開閉制御等の号機に独立した制御を行い群管理制御装置2へ出力する。また、群管理制御装置2からの割当信号によりホールランタン91〜93を制御し待ち客に対して案内表示を行う。
図2において、3はエレベーター保守会社、4はエレベーター遠隔監視装置、5は故障検出装置、6は電源供給装置、7は電流計、8は照度計、31は号機制御装置、61はかご位置表示装置である。
故障検出装置5は、バックライトを光源として表示を行うかご位置表示装置61の内部に実装され、バックライトの照度を計測する照度計8からのバックライト照度信号と、かご位置表示装置61に電源を供給する電源供給装置6の内部に実装され、電源電流を測定する電流計7からの消費電流値信号とを監視する。
故障検出装置5で、バックライト照度信号もしくは消費電流値信号に異常を検出すると、号機制御装置31にかご位置制御装置が異常である信号を伝送する。号機制御装置31で、かご位置制御装置の異常信号を受信した場合には、エレベーター遠隔監視装置4を経由して、遠隔地にあるエレベーター保守会社3に送信して連絡される。これにより、エレベーター保守会社3では、かご位置表示装置61のバックライトが劣化してきたことが分かるため、故障する前に交換することが可能となる。
図3は、かご位置表示装置の異常検出処理を説明するフローチャートである。
s300の処理にて、照度計からのバックライト照度信号を受信して、バックライトが点灯していた累計時間を記録する。s305の処理にて、照度計からのバックライト照度信号を受信し、s310の処理にて、照度が“0”であるかを判定し、“0”でない場合にはs315の処理へ進み、“0”である場合にはs320の処理へ進み照度故障検知フラグをONしs335の処理へ進む。
s315の処理では、照度が所定値以下であるかを判定し、所定値以下でない場合にはs325の処理に進み、所定値以下である場合には、s330の処理へ進み照度故障予測フラグをONしs335の処理へ進む。s325の処理では、s300の処理で記録したバックライト点灯累計時間が所定時間を超えたかを判定し、超えていない場合にはs335の処理へ進み、超えている場合にはs330の処理へ進み照度故障予測フラグをONしs335の処理へ進む。
s335の処理では、電源供給装置の電流計からの消費電流値信号を受信し、s340の処理にて、所定電流以下であるかを判定し、所定電流以下である場合には、s345の処理へ進み、所定電流以下でない場合には、s350の処理へ進み電源故障検知フラグをONしs360の処理へ進む。
s345の処理では、消費電流値が定格電流よりx%以上の誤差があるかを判定し、誤差がない場合には、s360の処理へ進み、誤差がある場合には、s355の処理へ進み電源故障予測フラグをONしs360の処理へ進む。s360の処理では、照度故障検知フラグと、照度故障予測フラグと、電源故障検知フラグと、電源故障予測フラグをエレベーター制御装置に伝送し、本フローチャート処理を終了する。本フローチャート処理は、故障の検知および予測を行うことに支障のない周期で定期的に起動される。
1 エレベーター制御装置
2 群管理制御装置
3 エレベーター保守会社
4 エレベーター遠隔監視装置
5 故障検出装置
6 電源供給装置
7 電流計
8 照度計
31〜33 号機制御装置
41〜43 乗りかご
51〜53 行先階登録装置
51−1 タッチパネル方式行先階登録装置
51−2 押しボタン方式行先階登録装置
61〜63 かご位置表示装置
61−1 LCDタイプのかご位置表示装置
61−2 LEDタイプのかご位置表示装置
81,82 乗場呼び釦
91〜93 ホールランタン(予約灯)
2 群管理制御装置
3 エレベーター保守会社
4 エレベーター遠隔監視装置
5 故障検出装置
6 電源供給装置
7 電流計
8 照度計
31〜33 号機制御装置
41〜43 乗りかご
51〜53 行先階登録装置
51−1 タッチパネル方式行先階登録装置
51−2 押しボタン方式行先階登録装置
61〜63 かご位置表示装置
61−1 LCDタイプのかご位置表示装置
61−2 LEDタイプのかご位置表示装置
81,82 乗場呼び釦
91〜93 ホールランタン(予約灯)
Claims (5)
- 多階床間をサービスするエレベーターと、前記エレベーターを制御するエレベーター制御装置と、前記エレベーターの乗りかご内に設置され、前記エレベーター制御装置からエレベーターの運転情報を受信し、現在階床位置と運転方向とを表示するかご位置表示装置と、を有するかご位置表示装置付きエレベーターにおいて、
前記かご位置表示装置の光源となるバックライトと、
前記かご位置表示装置の内部に実装され、前記バックライトの照度を測定する照度計と、
を備え、前記バックライトの照度が所定値以下の場合、前記かご位置表示装置の異常と判定することを特徴とするかご位置表示装置付きエレベーター。 - 請求項1に記載のものにおいて、前記バックライトが点灯している累計時間を記録し、前記累計時間が所定時間を超えたかを判定することを特徴とするかご位置表示装置付きエレベーター。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記かご位置表示装置に電源を供給する電源供給装置と、該電源供給装置の内部に実装され電源電流を測定する電流計と、を備え、前記電流計による測定値が所定電流以下であるかを判定することを特徴とするかご位置表示装置付きエレベーター。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記かご位置表示装置に電源を供給する電源供給装置と、該電源供給装置の内部に実装され電源電流を測定する電流計と、を備え、前記電流計による測定値が定格電流より所定以上の誤差があるかを判定することを特徴とするかご位置表示装置付きエレベーター。
- 請求項1に記載のものにおいて、前記エレベーターを遠隔監視する遠隔監視センターを備え、前記バックライトの照度が異常と判定された場合、そのことを前記遠隔監視センターへ送信することを特徴とするかご位置表示装置付きエレベーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007274576A JP2009102114A (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | かご位置表示装置付きエレベーター |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007274576A JP2009102114A (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | かご位置表示装置付きエレベーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family
ID=40704302
Family Applications (1)
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JP2007274576A Pending JP2009102114A (ja) | 2007-10-23 | 2007-10-23 | かご位置表示装置付きエレベーター |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017218304A (ja) * | 2016-06-09 | 2017-12-14 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | エレベーターのリニューアル方法 |
JP2019210081A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 乗場インジケータ点検システム |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0912240A (ja) * | 1995-06-28 | 1997-01-14 | Hitachi Ltd | エレベータの表示灯または照明灯寿命検出通報装置 |
JPH09249364A (ja) * | 1996-03-15 | 1997-09-22 | Mitsubishi Denki Bill Techno Service Kk | エレベータかごの蛍光灯寿命知らせ装置 |
JP2007070024A (ja) * | 2005-09-06 | 2007-03-22 | Mitsubishi Electric Corp | エレベータ表示器の点灯制御装置 |
-
2007
- 2007-10-23 JP JP2007274576A patent/JP2009102114A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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JP7008578B2 (ja) | 2018-06-01 | 2022-01-25 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 乗場インジケータ点検システム |
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