JP2009100952A - 商品陳列装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】商品陳列部から商品が客の手に取られたことを、即座に管理コンピュータが把握することができる商品陳列装置を提供すること。
【解決手段】商品3を陳列する商品陳列部4と、商品陳列部4に取り付けられる陳列部用電子タグ6と、陳列部用電子タグ6に記憶された情報を電磁波を用いて読み取るタグリーダ8と、タグリーダ8から情報が入力される管理コンピュータ2と、電磁波を妨害する妨害部6aと、を備える商品陳列装置1であって、商品3が商品陳列部4に配置されたときに、妨害部6aが複数の陳列部用電子タグ6のうち少なくとも1つの陳列部用電子タグ6に近接し、妨害部6aに近接された陳列部用電子タグ6の情報がタグリーダ8を用いて読み取れなくなり、かつ商品陳列部4に配置された商品3を取り除いたときに、管理コンピュータ2には、タグリーダ8を用いて新規に読み取られた陳列部用電子タグ6の情報が入力される。
【選択図】図7

Description

本発明は、電子タグに記憶された情報を電磁波を用いて読み取るタグリーダを備える商品陳列装置に関する。
従来、商品の販売店舗等において、買い物客が陳列棚(商品陳列部)から手に取った商品について買い物客の動向を調査することができる商品移動状況モニタリングシステムがあり、このモニタリングシステムでは、商品にICタグ(電子タグ)を付けるとともに、商品が陳列される陳列棚にICタグリーダを設け、商品のICタグに記憶された情報を陳列棚のICタグリーダで読み取り、該読み取った情報を、商品がどのタイミングで陳列棚から取られたか、または陳列棚に戻されたかを示す商品の移動に関する情報に変換し、ネットワークを通じて管理サーバ(管理コンピュータ)に送信するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−328985号公報(第7,8頁、第2図)
しかしながら、特許文献1に記載の商品移動状況モニタリングシステムにあっては、商品が陳列棚(商品陳列部)から買い物客の手に取られても、商品がタグリーダの読取可能範囲に存在している場合には、商品が買い物客の手に取られたことを把握できず、直ぐに同じ陳列棚に商品が戻されてしまうと、管理サーバ(管理コンピュータ)が買い物客の動向に関する正確な情報収集を行うことができなくなるという問題がある。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、商品陳列部から商品が客の手に取られたことを、即座に管理コンピュータが把握することができる商品陳列装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の商品陳列装置は、
複数の商品と、該商品を陳列する商品陳列部と、該商品陳列部に取り付けられる複数の陳列部用電子タグと、該陳列部用電子タグに記憶された情報を電磁波を用いて読み取るタグリーダと、該タグリーダから前記情報が入力される管理コンピュータと、前記電磁波を妨害する妨害部と、を備える商品陳列装置であって、
前記商品が前記商品陳列部に配置されたときに、前記妨害部が前記複数の陳列部用電子タグのうち少なくとも1つの陳列部用電子タグに近接し、該妨害部に近接された陳列部用電子タグの情報が前記タグリーダを用いて読み取れなくなり、かつ前記商品陳列部に配置された商品を取り除いたときに、前記管理コンピュータには、前記タグリーダを用いて新規に読み取られた陳列部用電子タグの情報が入力されることを特徴としている。
この特徴によれば、商品が商品陳列部に配置されている場合には、妨害部の妨害によって、タグリーダが陳列部用電子タグの情報を読み取れない状態となっており、客が商品を手に取ると、妨害部が陳列部用電子タグから離間されて、タグリーダが陳列部用電子タグの情報を読み取れるようになるため、タグリーダの読取可能範囲に係らず、管理コンピュータは、商品が商品陳列部から客の手に取られたか否かの把握を即座に行うとができる。
本発明の請求項2に記載の商品陳列装置は、請求項1に記載の商品陳列装置であって、
前記管理コンピュータは、現在時刻を計時するクロックと、該クロックにより計時した時刻情報と前記新規に読み取られた陳列部用電子タグの情報とを対応させて記憶する記憶部と、を有していることを特徴としている。
この特徴によれば、商品陳列部における商品の陳列状況を時刻情報とともに管理することができ、管理コンピュータが商品陳列部から商品がいつ取り除かれたのかを把握することができる。
本発明の請求項3に記載の商品陳列装置は、請求項1または2に記載の商品陳列装置であって、
前記陳列部用電子タグには、前記商品陳列部に対応し、かつ各々の陳列部用電子タグに固有に付与される陳列部タグID情報が記憶されていることを特徴としている。
この特徴によれば、陳列部用電子タグに直接的に商品陳列部に対応した陳列部タグID情報を記憶させて置くことで、商品陳列部が複数設けられた場合であっても、陳列部用電子タグに記憶された陳列部タグID情報を読み取るだけで、いずれの商品陳列部に商品が配置されているか否かの判断ができ、別途、管理コンピュータ等のデータベース等を参照しなくても、商品陳列部に配置された商品の管理を行えるようになる。
本発明の請求項4に記載の商品陳列装置は、請求項1ないし3のいずれかに記載の商品陳列装置であって、
前記陳列部用電子タグには、該陳列部用電子タグが取り付けられた取付位置情報が記憶されていることを特徴としている。
この特徴によれば、陳列部用電子タグに直接的に取付位置情報を記憶させて置くことで、読取可能な取付位置情報に基づいて、その取付位置には、商品が配置されていないことを把握でき、かつ読取不能な取付位置情報に基づいて、その取付位置には、商品が配置されていることを把握でき、陳列部用電子タグを読み取るだけで、別途、管理コンピュータ等のデータベース等を参照しなくても、商品陳列部に配置された商品の管理を行えるようになる。
本発明の請求項5に記載の商品陳列装置は、請求項1ないし4のいずれかに記載の商品陳列装置であって、
前記商品陳列部が平面状をなし、複数の前記陳列部用電子タグ同士を結んだ仮想線が、前記商品陳列部に格子状に配置されていることを特徴としている。
この特徴によれば、複数の陳列部用電子タグが格子状に配置されていれば、平面状をなす商品陳列部における陳列部用電子タグの配置位置に基づいて、商品の配置位置を容易に認識することができる。
本発明の請求項6に記載の商品陳列装置は、請求項2ないし5のいずれかに記載の商品陳列装置であって、
所定時間内に所定数の前記新規に読み取られた陳列部用電子タグの情報が、前記管理コンピュータに入力されたことを条件に作動する報知手段を備えることを特徴としている。
この特徴によれば、管理コンピュータは、所定時間内に所定数の商品、すなわち一度に大量の商品が商品陳列部から取り除かれる万引き等の異常事態を把握でき、この異常事態の発生時に報知手段を作動させて万引き等を防ぐことができる。
本発明に係る商品陳列装置を実施するための最良の形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、実施例1における商品陳列棚を示す斜視図であり、図2は、商品陳列棚の棚板を示す縦断側面図であり、図3は、商品陳列棚の棚板を示す横断平面図であり、図4(a)は、陳列部用電子タグを示す斜視図であり、図4(b)は、陳列部用電子タグを示す側面図であり、図5は、商品用電子タグを示す斜視図であり、図6(a)は、陳列部用電子タグ上に商品が載置された状態を示す斜視図であり、図6(b)は、陳列部用電子タグ上の商品が取り除かれた状態を示す斜視図であり、図7は、商品陳列装置のシステム構成を示すブロック図であり、図8は、陳列部テーブルを示す図であり、図9は、商品テーブルを示す図であり、図10は、現在状態テーブルを示す図であり、図11は、履歴テーブルを示す図であり、図12は、商品陳列棚の管理画面を示す図であり、図13は、管理制御回路で行われる更新処理のフローチャートである。以下、図2の紙面左方側を商品陳列棚の正面側(前方側)とし、図3の紙面下方側を商品陳列棚の正面側(前方側)として説明する。
図1の符号1は、本発明の商品陳列装置を構成する商品陳列棚1と管理コンピュータ2である。この商品陳列棚1及び管理コンピュータ2は、主にスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の商品販売店舗等に設置され、商品陳列棚1に陳列された加工食品や生鮮食品等の商品3の有無を管理コンピュータ2を用いて管理するようになっている。
図1に示すように、商品陳列棚1には、複数段(本実施例では5段)の本実施例における商品陳列部としての棚板4が配置され、この棚板4は、スチール材(金属製物品)等の金属部材により形成されている。尚、棚板4の左右に配置される側板5も金属部材により形成されている。
棚板4の上面には、複数の商品3が陳列されるようになっている。また、棚板4の上面には、複数の陳列部用電子タグ6(RFIDタグ)が貼り付けられており、この陳列部用電子タグ6は、棚板4の上面において商品3が配置される位置に対応して取り付けられている。尚、図5に示すように、各々の商品3の底面には、本実施例における妨害部としての商品用電子タグ6a(RFIDタグ)が貼り付けられている。この商品用電子タグ6aは、工場から店舗までの流通時における流通管理やレジ等で行われる会計管理等に用いられるようになっている。
図2に示すように、商品陳列棚1の背面板7の内部には、各々の棚板4に対応してタグリーダ8設けられている。このタグリーダ8は、電磁波(電波)を用いて棚板4に取り付けられた陳列部用電子タグ6及び商品3に取り付けられた商品用電子タグ6aと通信可能となっている。棚板4及び側板5が金属部材により構成されているため、1つのタグリーダ8の電磁波の拡散範囲、すなわちタグリーダ8の読取可能範囲は、1つの棚板4の上面側のみの範囲となっている。
図1及び図2に示すように、本実施例では、店舗内に設置された万引き防止用の監視カメラ17が接続ケーブル18を介して管理コンピュータ2に接続されている。また、監視カメラ17で撮影した映像を表示するための本実施例における報知手段としてのモニタ19が商品陳列棚1の背面板7の上端部に設置されている。
また、最下段の棚板4の内部には、各タグリーダ8を制御する棚制御回路9が設けられている。更に、タグリーダ8と棚制御回路9とは、接続ケーブル10を介して接続されており、この接続ケーブル10を介してタグリーダ8に制御信号を伝達したり電力を供給したりするようになっている。
尚、図1に示すように、棚制御回路9は、商品陳列棚1の外方に延設される接続ケーブル11を介して管理コンピュータ2と接続されるとともに、電源ケーブル12を介して屋内のコンセント等の外部電源から電力を供給されている。
図3に示すように、略平面状をなす棚板4に配置された陳列部用電子タグ6は、各々の陳列部用電子タグ6同士を結ぶ仮想線αが平面視で格子形状をなすように、行方向及び列方向に並んで配置されている。陳列部用電子タグ6の取付位置は、商品3の配置位置と対応しており、1つの商品3が1つの陳列部用電子タグ6に上方から載置(陳列)されるようになっている。
尚、陳列部用電子タグ6の取付位置(配置位置)は、行方向及び列方向の座標によって特定されるようになっており、この座標が後述する陳列部テーブル及び履歴テーブルの座標の項目に登録されるようになっている(図8及び図11参照)。
図4(a)及び図4(b)に示すように、陳列部用電子タグ6は、情報が記憶されたICチップ14と、このICチップ14に記憶された情報を電磁波を用いて送受信するためのコイルアンテナ15と、を有する略シート状をなす電子タグ本体16を備えており、この電子タグ本体16とタグリーダ8が電磁波を用いて通信可能となっている。
尚、陳列部用電子タグ6のICチップ14には、該当する陳列部用電子タグ6に固有に付与された陳列部タグIDや、該当する陳列部用電子タグ6が取り付けられた棚板4における取付位置に関する取付位置情報や、後述するように陳列部用電子タグ6上に載置される商品3の商品名等の商品3に関する商品情報などが記憶されている。
図5に示すように、商品用電子タグ6aは、陳列部用電子タグ6と同様に、情報が記憶されたICチップ14と、このICチップ14に記憶された情報を電磁波を用いて送受信するためのコイルアンテナ15と、を有する略シート状をなす電子タグ本体16を備えている。
尚、商品用電子タグ6aのICチップ14には、該当する商品用電子タグ6aに固有に付与された商品タグIDや、該当する商品用電子タグ6aが取り付けられる商品3の商品名等の商品3に関する商品情報などが記憶されている。
より詳述すると、陳列部用電子タグ6及び商品用電子タグ6aには、タグリーダ8から照射された電磁波によりコイルアンテナ15が電磁誘導により発電を行い、ICチップ14を稼動させるとともに、コイルアンテナ15を用いて電磁波をタグリーダ8に向けて照射できるようになっており、ICチップ14の情報を非接触方式(無線方式)でタグリーダ8によって読み取るパッシブ型の電子タグ本体16(RFIDタグ)が用いられている。
図6(a)に示すように、商品3が棚板4上に載置されることで、商品3の底面に取り付けられた商品用電子タグ6aと、棚板4に取り付けられた陳列部用電子タグ6とが、互いに接触(近接)するようになっている。電子タグ6,6a同士を近接させると、両電子タグ6,6aとタグリーダ8との通信が行えなくなるという現象が生じるようになっており、電子タグ6,6aとタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が不可能になる。
図6(b)に示すように、商品3が棚板4上から取り除かれることで、商品3の底面に取り付けられた商品用電子タグ6aと、棚板4に取り付けられた陳列部用電子タグ6とが、互いに離間するようになっている。電子タグ6,6a同士を離間させると、両電子タグ6,6aとタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が可能になる。
また、図4に示すように、陳列部用電子タグ6は、本実施例における磁性部材としての磁性シート22を介して棚板4に貼り付けられている。一般的にRFIDタグは金属製物品に貼り付けられると、タグリーダ8から出力される磁力線が金属製物品内部に渦電流を生じさせ、この渦電流によりRFIDタグとタグリーダ8との通信を不能にしてしまう。
しかしながら、本実施例では、陳列部用電子タグ6と金属製物品としての棚板4との間に磁性シート22が配置されることで、タグリーダ8から出力される磁力線が磁性シート22により遮蔽され、棚板4内部に磁力線による渦電流が発生することを防止できる。そのため陳列部用電子タグ6を棚板4に貼り付けても、陳列部用電子タグ6とタグリーダ8との通信が可能になり、陳列部用電子タグ6を棚板4に貼り付けて使うことができる。
更に、図5に示すように、商品用電子タグ6aも陳列部用電子タグ6と同様に、本実施例における磁性部材としての磁性シート22を介して商品3に貼り付けられている。そのため商品3が缶詰や缶入飲料等の金属製物品にて形成されている場合であっても、商品用電子タグ6aとタグリーダ8との通信が可能になり、商品用電子タグ6aを金属製物品で形成された商品3に貼り付けて使うことができる。
尚、本実施例における陳列部用電子タグ6及び商品用電子タグ6aの電子タグ本体16は、平面視で正方形状をなすとともに、磁性シート22も電子タグ本体16と同一形状をし、この磁性シート22の寸法は、電子タグ本体16の寸法よりも若干大きくなっている。
本実施例における商品陳列装置のシステム構成を説明する。図7に示すように、管理コンピュータ2は、現在の商品管理の状態などを表示する管理画面を有する表示部23と、管理者が管理コンピュータ2に対して入力操作するための入力部24と、各種データベースが記憶された記憶部25と、現在時刻を計時するRTC26(リアルタイムクロック)と、これら管理コンピュータ2内部の装置類を制御するための管理制御回路27と、を有している。尚、管理コンピュータ2には、店舗内における商品陳列棚1の様子を監視するための監視カメラ17が接続されている。
商品陳列棚1は、各棚板4の上面に取り付けられた複数の陳列部用電子タグ6と、各々の棚板4の陳列部用電子タグ6に記憶された情報を読み取るタグリーダ8と、各タグリーダ8を制御するための棚制御回路9と、商品陳列棚1の背面板7の上端部に設置されたモニタ19と、を有している。
また、棚制御回路9は所定時間毎にタグリーダ8を作動させて、棚板4上に配置された陳列部用電子タグ6及び商品用電子タグ6aから情報を繰り返し読み取るようにしている。棚制御回路9は、タグリーダ8を作動させる毎に、タグリーダ8を用いて陳列部用電子タグ6及び商品用電子タグ6aから読み取った情報を読取情報として、管理コンピュータ2に送信するようになっている。
尚、管理コンピュータ2は、接続ケーブル11を介して商品陳列棚1の棚制御回路9と接続されるとともに、電源ケーブル13を介して屋内のコンセント等の外部電源から電力を供給されている。また、管理コンピュータ2の記憶部25には、図8から図11に示す陳列部用電子タグ6に関する情報が登録された陳列部テーブルと、商品用電子タグ6aに関する情報が登録された商品テーブルと、棚板4の現在状態に関する情報が登録された現在状態テーブルと、棚板4の現在状態に関する更新時刻等の情報が登録された履歴テーブルと、からなるデータベースが記憶されている。
図8に示すように、陳列部テーブルには、陳列部用電子タグ6に固有に付与された陳列部タグIDに対応付けて、該当する陳列部用電子タグ6が取り付けられた商品陳列棚1の番号と、該商品陳列棚1における棚板4の段数と、棚板4における陳列部用電子タグ6が取り付けられた座標位置と、該当する棚板4に載置される商品3の商品名と、該当する陳列部用電子タグ6がタグリーダ8によって読み取れるか否かを示す読取状態と、読取状態が変化した時間を示す更新時刻の項目が設けられている。尚、読取状態の項目には、タグリーダ8を用いて陳列部用電子タグ6に記憶された情報が、読み取れる場合にON状態が登録され、読み取れない場合にOFF状態が登録されるようになっている。
図9に示すように、商品テーブルには、商品用電子タグ6aに固有に付与された商品タグIDに対応付けて、該当する商品用電子タグ6aが取り付けられた商品3の商品名と、該当する商品用電子タグ6aがタグリーダ8によって読み取れるか否かを示す読取状態と、読取状態が変化した時間を示す更新時刻の項目が設けられている。尚、読取状態の項目には、タグリーダ8を用いて商品用電子タグ6aに記憶された情報が、読み取れる場合にON状態が登録され、読み取れない場合にOFF状態が登録されるようになっている。
尚、各棚板4毎に配置されたタグリーダ8は、該当する棚板4に取り付けられた陳列部用電子タグ6及び該当する棚板4に載置された商品3に取り付けられた商品用電子タグ6aのみの情報を読み取るようになっているため、該当するタグリーダ8から読み取られた読取情報は、商品陳列棚1における棚板4の各段に対応するようになっている。
図10に示すように、現在状態テーブルには、陳列部用電子タグ6の陳列部タグIDに対応付けて、該当する陳列部用電子タグ6上に載置された商品3に取り付けられた商品用電子タグ6aの商品タグIDが登録されるとともに、陳列部用電子タグ6上に商品3が載置されているか否かを示す現在状態が登録されている。
尚、現在状態テーブルにおける現在状態の項目では、陳列部用電子タグ6上に商品3が載置されている場合には、「配置」が登録され、陳列部用電子タグ6上から商品3が取り除かれた場合には、「空き」が登録されるようになっている。更に尚、現在状態テーブルにおける商品タグIDの項目では、陳列部用電子タグ6上に配置されている商品3の商品用電子タグ6aの商品タグIDが登録され、陳列部用電子タグ6上から商品3が取り除かれた場合には、取り除かれる直前に配置されていた商品3の商品用電子タグ6aの商品タグIDが登録される。
図11に示すように、履歴テーブルには、現在状態テーブルにおける現在状態が変化した時刻を示す更新時刻に対応付けて、現在状態が変化した陳列部タグIDの陳列部用電子タグ6が取り付けられた商品陳列棚1の番号と、該商品陳列棚1における棚板4の段数と、棚板4における陳列部用電子タグ6が取り付けられた座標位置と、該当する棚板4に載置される商品3の商品名と、該当する座標位置に商品3が載置されているか否かを示す現在状態が登録されている。
尚、履歴テーブルにおける現在状態の項目では、前述した現在状態テーブルと同様に、該当する座標位置に商品3が載置されている場合には、「配置」が登録され、該当する座標位置から商品3が取り除かれた場合には、「空き」が登録されるようになっている。
図12に示すように、管理コンピュータ2の表示部23には、陳列部テーブル及び現在状態テーブルに基づいて作成された管理画面が表示されるようになっている。この管理画面には、各商品陳列棚1の棚板4の各段毎に、棚板4の段数と棚板4に載置された商品3の商品名とを表示するとともに、棚板4を示す図形を桝目状に区切ることで商品3の座標位置(載置位置)を表示し、該当する各座標位置に商品3が、載置されているか否かを表示するようになっている。
各棚板4の座標位置に商品3が載置されている場合には、該当する棚板4の座標位置に取り付けられた陳列部用電子タグ6の情報がタグリーダ8を用いて読み取れないOFF状態となっているため、管理画面における該当する座標位置を色付けして表示する。また、各棚板4の座標位置に商品3が載置されていない場合には、該当する棚板4の座標位置に取り付けられた陳列部用電子タグ6の情報がタグリーダ8を用いて読み取れるON状態となっているため、管理画面における該当する座標位置を白色で表示する。このように管理画面では、各々の棚板4に対して、どの程度の数量の商品3が載置されているか管理者が視認できるようになっている。
尚、本実施例では、商品3が工場から出荷される際に商品用電子タグ6aが商品3に取り付けられるようになっている。この工場出荷時に、商品用電子タグ6aに対して商品タグIDや商品名等の商品3に関する商品情報などが記憶される。そして、店舗の商品陳列棚1に商品3を陳列する際に、タグリーダ8を用いて商品用電子タグ6aに記憶された情報を読み取り、店舗に設置された管理コンピュータ2の商品テーブルに自動的に商品情報などを登録させることができる。そのため店舗の管理者の入力作業により商品テーブルに商品情報を登録したり、工場に設置された管理コンピュータ(図示略)等のデータベース等を参照して店舗に設置された管理コンピュータ2に商品情報を登録する必要がなくなる。
更に尚、本実施例では、商品陳列棚1が工場から出荷される際に陳列部用電子タグ6が棚板4に取り付けられるようになっている。この工場出荷時に、陳列部用電子タグ6に対して陳列部タグIDや該当する陳列部用電子タグ6が取り付けられた棚板4における取付位置に関する取付位置情報などが記憶される。そして、店舗において商品陳列棚1を設置する際に、商品陳列棚1と管理コンピュータ2とを接続すれば、タグリーダ8が陳列部用電子タグ6に記憶された情報を読み取り、店舗に設置された管理コンピュータ2の陳列部テーブルに自動的に取付位置情報などを登録させることができる。そのため店舗の管理者の入力作業により陳列部テーブルに取付位置情報を登録したり、工場に設置された管理コンピュータ(図示略)等のデータベース等を参照して店舗に設置された管理コンピュータ2に取付位置情報を登録する必要がなくなる。
また、本実施例では、陳列部テーブルにおける商品名の項目は、後述する管理コンピュータ2が実行する更新処理において、商品用電子タグ6aから自動的に商品名を含んだ商品情報が収得され、この商品情報に基づいて登録されるようになっている。
次に、本実施例における管理コンピュータ2の管理制御回路27が実行する陳列部テーブル、商品テーブル、現在状態テーブル、履歴テーブルの更新処理を図11のフローチャートに基づいて以下に説明する。
図13に示すように、管理コンピュータ2における各テーブルの更新処理では、先ず、Sa01のステップにおいて、管理制御回路27は、商品陳列棚1の棚制御回路9がタグリーダ8を用いて読み取った陳列部用電子タグ6及び商品用電子タグ6aの読取情報を受信する。尚、この読取情報には、陳列部用電子タグ6及び商品用電子タグ6aのICチップ14に記憶された陳列部タグIDと商品情報と取付位置情報とを含んでいる。
読取情報を受信した管理制御回路27は、受信した読取情報と陳列部テーブル及び商品テーブルとを比較して、新規に読取状態が変化した陳列部タグID及び商品タグIDが存在すれば、受信した読取情報に基づいて、該当する陳列部タグID及び商品タグIDに対応する陳列部テーブル及び商品テーブルの読取状態の項目を更新するとともに、更新した現在時刻をRTC26により計時して、陳列部テーブル及び商品テーブルの更新時刻の項目を更新する。
より詳しくは、陳列部テーブル及び商品テーブルの所定の陳列部タグID及び商品タグIDの読取状態がON状態であって、受信した読取情報に含まれる該当する陳列部タグID及び商品タグIDの読取状態がOFF状態であるならば、新規に読取状態が変化したものとして、陳列部テーブル及び商品テーブルにおける該当する陳列部タグID及び商品タグIDの読取状態をON状態にする。
また、陳列部テーブル及び商品テーブルの所定の陳列部タグID及び商品タグIDの読取状態がOFF状態であって、受信した読取情報に含まれる該当する陳列部タグID及び商品タグIDの読取状態がON状態であるならば、新規に読取状態が変化したものとして、陳列部テーブル及び商品テーブルにおける該当する陳列部タグID及び商品タグIDの読取状態をOFF状態にする。
そして、Sa02のステップに進み、管理制御回路27は、陳列部テーブルの更新時刻と商品テーブルの更新時刻とを比較して、互いに更新時刻が同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがあるか否かを判定し、更新時刻が同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがある場合には、Sa06のステップに進み、更新時刻が同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグID及び商品タグIDが無い場合には、Sa03のステップに進む。
Sa03のステップにおいて、管理制御回路27は、陳列部テーブルの更新時刻と商品テーブルの更新時刻とを比較して、互いに更新時刻が同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがあるか否かを判定し、更新時刻が同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがある場合には、Sa04のステップに進み、更新時刻が同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグID及び商品タグIDが無い場合には、処理を終了する。
Sa04のステップにおいて、管理制御回路27は、陳列部テーブルにおいて、更新時刻が同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグIDが2つ以上、及び商品テーブルにおいて、更新時刻が同時刻に読取状態がOFF状態となった商品タグIDが2つ以上ある場合には、処理を終了し、更新時刻が同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがそれぞれ1つづつであれば、Sa05のステップに進む。
Sa05のステップでは、同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグIDと商品タグIDとを対応付けて現在状態テーブルを更新し、現在状態テーブルにおける該当する陳列部タグID及び商品タグIDに対応する現在状態の項目に「配置」を登録する。
また、Sa05のステップにおいて、管理制御回路27は、履歴テーブルに更新時刻を追加登録するとともに、陳列部テーブル及び商品テーブルを参照し、同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグIDと商品タグIDとに対応付けられた商品陳列棚1の番号と、棚板4の段数と、該当する棚板4における陳列部用電子タグ6の座標位置と、商品名と、を登録し、履歴テーブルにおける現在状態の項目に「配置」を登録する。
本実施例では、商品3が棚板4上に載置されると、商品3の底面に取り付けられた商品用電子タグ6aと、棚板4の上面に取り付けられた陳列部用電子タグ6と、が互いに接触(近接)し、両電子タグ6,6aとタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が不可能になる(図6(a)参照)。そのためSa05のステップでは、同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグID及び商品タグIDに基づいて、この陳列部タグID及び商品タグIDが付与された電子タグ6,6a同士が互いに接触されて、該当する陳列部用電子タグ6の座標位置が「配置」状態になったものと把握することで、現在状態テーブル及び履歴テーブルを更新するようにしている。
尚、Sa04のステップにおいて、同時刻に読取状態がOFF状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがそれぞれ2つ以上ある場合には、2つの商品3が同時に棚板4に載置された状態であるため、その場合には、いずれの商品3がいずれの陳列部用電子タグ6上に載置されたか把握できないので、現在状態テーブル及び履歴テーブルの更新処理を行わずに処理を終了する。また、このとき現在状態テーブル及び履歴テーブルを手入力により修正が必要であることを管理コンピュータ2の表示部23に表示させて管理者に指摘するようにしてもよい。
Sa06のステップにおいて、管理制御回路27は、陳列部テーブルにおいて、更新時刻が同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグIDが2つ以上、及び商品テーブルにおいて、更新時刻が同時刻に読取状態がON状態となった商品タグIDが2つ以上ある場合には、Sa09のステップに進み、更新時刻が同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがそれぞれ1つづつであれば、Sa07のステップに進む。
Sa07のステップでは、同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグIDと商品タグIDとを対応付けて現在状態テーブルを更新し、現在状態テーブルにおける該当する陳列部タグID及び商品タグIDに対応する現在状態の項目に「空き」を登録する。
また、Sa07のステップにおいて、管理制御回路27は、履歴テーブルに更新時刻を追加登録するとともに、陳列部テーブル及び商品テーブルを参照し、同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグIDと商品タグIDとに対応付けられた商品陳列棚1の番号と、棚板4の段数と、該当する棚板4における陳列部用電子タグ6の座標位置と、商品名と、を登録し、履歴テーブルにおける現在状態の項目に「空き」を登録する。
本実施例では、棚板4上に載置された商品3が取り除かれると、商品3の底面に取り付けられた商品用電子タグ6aと、棚板4の上面に取り付けられた陳列部用電子タグ6と、が互いに離間し、両電子タグ6,6aとタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が可能になる(図6(b)参照)。そのためSa07のステップでは、同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグID及び商品タグIDに基づいて、この陳列部タグID及び商品タグIDが付与された電子タグ6,6a同士が互いに離間されて、該当する陳列部用電子タグ6の座標位置が「空き」状態になったものと把握することで、現在状態テーブル及び履歴テーブルを更新するようにしている。
尚、Sa06のステップにおいて、同時刻に読取状態がON状態となった陳列部タグID及び商品タグIDがそれぞれ2つ以上ある場合には、2つの商品3が同時に棚板4から取り除かれた状態であるため、いずれの商品3がいずれの陳列部用電子タグ6上から取り除かれたか把握できないので、その場合には、現在状態テーブル及び履歴テーブルの更新処理を行わずにSa09のステップに進む。また、このとき現在状態テーブル及び履歴テーブルを手入力により修正が必要であることを管理コンピュータ2の表示部23に表示させて管理者に指摘するようにしてもよい。
尚、Sa05及びSa07のステップにおいて、陳列部テーブルにおいて、陳列部タグIDに対応付けられた商品情報としての商品名は、該当する陳列部タグIDが現在状態テーブルにて対応付けられた商品タグIDが商品テーブルにて対応付けられた商品名と、同じ商品名になるように更新されるようにしてもよい。更に尚、陳列部テーブルの更新に伴い、タグリーダ8を用いて陳列部用電子タグ6のICチップ14に商品情報としての商品名を書き換えるようにしてもよい。このようにすることで、陳列部用電子タグ6に記憶された各棚板4に対応した商品情報を、棚板4に載置される商品3に応じて自動的に書き換えることができ、例えば、棚板4を取り外して違う商品陳列棚1に取り付け直しても、載置する商品3に応じで陳列部用電子タグ6に記憶された商品情報が自動的に書き換えられるようになる。
Sa08のステップにおいて、管理制御回路27は、履歴テーブルを参照し、現在状態の項目が「空き」となった履歴が3秒以内に5件以上あるか否かを判定し、「空き」となった履歴が3秒以内に5件以上ある場合には、Sa09のステップに進み、「空き」となった履歴が3秒以内に5件以上無い場合には、処理を終了する。
Sa09のステップにおいて、管理制御回路27は、商品陳列棚1に設置されたモニタ19を作動させて、監視カメラ17で撮影した店舗内における商品陳列棚1の様子の映像をモニタ19に表示するとともに、「監視カメラ作動中」のメッセージをモニタ19に表示させ、処理を終了する。尚、モニタ19は作動開始から所定時間経過後に自動的に停止される。
Sa06のステップにおいて、2つ以上の商品3が棚板4から同時に取り除かれたと判定した場合や、Sa08のステップにおいて、3秒以内に5件以上の「空き」の履歴が生じた場合、すなわち3秒以内に5つ以上の商品3が棚板4から取り除かれたと判定した場合には、一般的に客が棚板4から商品3を取り除く行動とは異なり、万引き行為が行われている可能性が高い。そのような場合にSa09のステップにおいてモニタ19を作動させることで、客に対して警告を行うことができるようになり、万引き行為の抑止力になる。尚、モニタ19にブザー等を内蔵しておき、モニタ19の作動開始とともにブザー音を鳴らして客に報知するようにしてもよい。更に尚、モニタ19が作動した時間帯を管理者が参照し、該当する時間帯に監視カメラ17が撮影した映像を確認することもできる。
以上、本実施例における商品陳列装置では、商品3が棚板4に配置されたときに、妨害部としての商品用電子タグ6aが複数の陳列部用電子タグ6のうち少なくとも1つの陳列部用電子タグ6に近接し、該商品用電子タグ6aに近接された陳列部用電子タグ6の情報がタグリーダ8を用いて読み取れなくなり、かつ棚板4に配置された商品3を取り除いたときに、管理コンピュータ2には、タグリーダ8を用いて新規に読み取られた陳列部用電子タグ6の情報が入力されることで、商品3が棚板4に配置されている場合には、妨害部としての商品用電子タグ6aの妨害によって、タグリーダ8が陳列部用電子タグ6の情報を読み取れない状態となっており、客が商品3を手に取ると、商品用電子タグ6aが陳列部用電子タグ6から離間されて、タグリーダ8が陳列部用電子タグ6の情報を読み取れるようになるため、タグリーダ8の読取可能範囲に係らず、管理コンピュータ2は、商品3が棚板4から客の手に取られたか否かの把握を即座に行うとができる。
管理コンピュータ2は、現在時刻を計時するRTC26(クロック)と、該RTC26により計時した時刻情報と新規に読み取られた陳列部用電子タグ6の情報とを対応させて記憶する記憶部25と、を有していることで、棚板4における商品3の陳列状況を時刻情報とともに管理することができ、管理コンピュータ2が棚板4から商品3がいつ取り除かれたのかを把握することができる。
また、陳列部用電子タグ6には、棚板4に対応し、かつ各々の陳列部用電子タグ6に固有に付与される陳列部タグID情報が記憶されていることで、陳列部用電子タグ6に直接的に棚板4に対応した陳列部タグID情報を記憶させて置くことで、棚板4が複数設けられた場合であっても、タグリーダ8を用いて陳列部用電子タグ6を読み取るだけで、いずれの棚板4に商品3が配置されているか否かの判断ができ、別途、商品陳列棚1の製造工場に設置された管理コンピュータ(図示略)等のデータベース等を参照しなくても、棚板4に配置された商品3の管理を行えるようになる。尚、別途、電子タグ用のハンディターミナルにて、陳列部用電子タグ6に記憶された情報を読み取って管理することもできる。
また、陳列部用電子タグ6には、該陳列部用電子タグ6が取り付けられた取付位置情報が記憶されていることで、読取可能な取付位置情報に基づいて、その取付位置には、商品3が配置されていないことを把握でき、かつ読取不能な取付位置情報に基づいて、その取付位置には、商品3が配置されていることを把握でき、タグリーダ8を用いて陳列部用電子タグ6を読み取るだけで、別途、商品陳列棚1の製造工場に設置された管理コンピュータ(図示略)等のデータベース等を参照しなくても、棚板4に配置された商品の管理を行えるようになる。
また、棚板4が平面状をなし、複数の陳列部用電子タグ6同士を結んだ仮想線αが、棚板4に格子状に配置されていることで、複数の陳列部用電子タグ6が格子状に配置されていれば、平面状をなす棚板4における陳列部用電子タグ6の配置位置に基づいて、商品3の配置位置を棚板4における行方向及び列方向の座標位置として容易に認識することができる。
また、所定時間内に所定数の新規に読み取られた陳列部用電子タグ6の情報が、管理コンピュータ2に入力されたことを条件に作動する報知手段としてのモニタ19を備えることで、管理コンピュータ2は、所定時間内に所定数の商品3、すなわち一度に大量の商品3が棚板4から取り除かれる万引き等の異常事態を把握でき、この異常事態の発生時にモニタ19を作動させて万引き等を防ぐことができる。
次に、実施例2に係る商品陳列装置につき、図14から図19を参照して説明する。尚、前記実施例に示される構成部分と同一構成部分に付いては同一符号を付して重複する説明を省略する。図14は、実施例2における商品陳列棚の棚板を示す縦断側面図であり、図15は、商品陳列装置のシステム構成を示すブロック図であり、図16は、現在状態テーブルを示す図であり、図17は、履歴テーブルを示す図であり、図18は、管理制御回路で行われる更新処理のフローチャートであり、図19(a)は、実施例2における陳列部用電子タグ上に商品が載置された状態を示す斜視図であり、図19(b)は、陳列部用電子タグ上の商品が取り除かれた状態を示す斜視図である。
図14に示すように、実施例2における商品陳列棚1は、実施例1と異なり、商品用電子タグ6aが商品3の底面に取り付けられておらず、その代わり各商品3の底面には、電磁波を遮蔽する金属部材により構成された本実施例における妨害部としての金属シール20が取り付けられている。
図19(a)に示すように、商品3が棚板4上に載置されることで、商品3の底面に取り付けられた金属シール20と、棚板4に取り付けられた陳列部用電子タグ6とが、互いに接触(近接)するようになっている。陳列部用電子タグ6と金属シール20とを接触させると、金属シール20により電磁波が遮蔽されるようになり、陳列部用電子タグ6とタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が不可能になる。
図19(b)に示すように、商品3が棚板4に載置される直前、または、商品3が棚板4から取り除かれた直後の状態では、商品3の金属シール20が陳列部用電子タグ6から離間されており、陳列部用電子タグ6とタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が可能になる。
実施例2における商品陳列装置のシステム構成を説明する。図15に示すように、管理コンピュータ2には、現在の商品管理の状態などを表示する管理画面を有する表示部23と、管理者が管理コンピュータ2に対して入力操作するための入力部24と、各種データベースが記憶された記憶部25と、現在時刻を計時するRTC26(リアルタイムクロック)と、これら管理コンピュータ2内部の装置類を制御するための管理制御回路27と、を有している。
商品陳列棚1には、各棚板4の上面に取り付けられた複数の陳列部用電子タグ6と、各々の棚板4の陳列部用電子タグ6に記憶された情報を読み取るタグリーダ8と、各タグリーダ8を制御するための棚制御回路9と、を有している。
また、管理コンピュータ2の記憶部25には、図16及び図17に示すように、棚板4に配置されている陳列部用電子タグ6の現在状態を登録する現在状態テーブルと、どの棚板4に陳列した商品3が手に取られたかを登録する履歴テーブルが記憶されている。
図16に示すように、現在状態テーブルには、各商品陳列棚1の番号と、該商品陳列棚1における棚板4の各段に対応付けて、該当する棚板4に取り付けられた陳列部用電子タグ6の陳列部タグIDと、該当する陳列部用電子タグ6に記憶された情報を、タグリーダを用いて読み取れるか否かを示す読取状態の項目が設けられている。
尚、各棚板4毎に配置されたタグリーダ8は、該当する棚板4に取り付けられた陳列部用電子タグ6のみの情報を読み取るようになっているため、該当するタグリーダ8から読み取られた読取情報は、商品陳列棚1における棚板4の各段に対応付けられるようになっている。そして、読取状態の項目には、該当するタグリーダ8を用いて陳列部用電子タグ6に記憶された情報が、読み取れる場合にON状態が登録され、読み取れない場合にOFF状態が登録されるようになっている。
管理コンピュータ2の表示部23には、現在状態テーブルに基づいて作成された管理画面が表示されるようになっている(実施例1の図12参照)。この管理画面には、各商品陳列棚1の棚板4の各段毎に、棚板4の段数と棚板4に載置された商品3の商品名とを表示するとともに、棚板4を示す図形を桝目状に区切ることで商品3の載置位置を表示し、該当する各載置位置に商品3が、載置されているか否かを表示するようになっている。
各棚板4の載置位置に商品3が載置されている場合には、該当する棚板4の載置位置に取り付けられた陳列部用電子タグ6の情報がタグリーダ8を用いて読み取れないOFF状態となっているため、管理画面における該当する載置位置を色付けして表示する。また、各棚板4の載置位置に商品3が載置されていない場合には、該当する棚板4の載置位置に取り付けられた陳列部用電子タグ6の情報がタグリーダ8を用いて読み取れるON状態となっているため、管理画面における該当する載置位置を白色で表示する。このように管理画面では、各々の棚板4に対して、どの程度の数量の商品3が載置されているか管理者が視認できるようになっている。
図17に示すように、履歴テーブルには、各商品陳列棚1における棚板4から商品3が客の手に取られた時刻を示す更新時刻に対応付けて、客の手に取られた商品3の商品名と、商品陳列棚1の番号と、棚板4の段数と、該当する棚板4のどの載置位置から客の手に取られたかを示すための陳列部タグIDと、が登録される項目が設けられている。
尚、各棚板4に載置される商品3の商品名を、陳列部用電子タグ6のICチップ14に事前に商品情報として書き込んでおくことで、タグリーダ8を用いて商品名を読み取り、履歴テーブルに登録するようにしている。
次に、本実施例における管理コンピュータ2の管理制御回路27が実行する現在状態テーブル及び履歴テーブルの更新処理を図18のフローチャートに基づいて以下に説明する。
図18に示すように、現在状態テーブル及び履歴テーブルの更新処理では、先ず、Sb01のステップにおいて、管理制御回路27は、棚制御回路9がタグリーダ8を用いて読み取った陳列部用電子タグ6の読取情報を受信する。尚、この読取情報には、陳列部用電子タグ6のICチップ14に記憶された陳列部タグIDと商品情報と取付位置情報とを含んでいる。
Sb02のステップにおいて、管理制御回路27は、タグリーダ8によって読み取った陳列部タグIDを、現在状態テーブルに登録されている陳列部タグIDと比較する。そして、新規に陳列部タグIDの読取状態がON状態となっているか否かを判定し、新規に陳列部タグIDの読取状態がON状態となっていれば、Sb04のステップに進み、新規に陳列部タグIDの読取状態がON状態となっていなければ、Sb03のステップに進む。
Sb04のステップにおいて、管理制御回路27は、更新時刻をRTC26により計時して、履歴テーブルに登録するとともに、この更新時刻に対応付けて、新規に読取状態がON状態となった陳列部用電子タグ6の陳列部タグIDと、該当する陳列部用電子タグ6が配置された商品陳列棚1と、その棚板4と、陳列部用電子タグ6から読み取られた読取情報に含まれる商品3の商品名と、を履歴テーブルに登録する。
尚、管理者は、履歴テーブルを管理コンピュータ2の表示部23に直接表示させることで、どの商品3がいつ客の手に取られたかを把握できるようになっている。この履歴テーブルを参照することで、所定の商品3が最もよく売れる時間帯を調査したり、各商品3の回転率等を調査したりすることができ、管理者は商品3の動向を把握することができる。
Sb03のステップにおいて、受信した読取情報に基づいて、現在状態テーブルの読取状態を更新する。このとき、更新する直前の現在状態テーブルの読取状態と同一であれば、同一の読取状態を現在状態テーブルに上書きする。また、受信した読取情報にON状態からOFF状態となった陳列部タグIDが含まれていれば、該当する陳列部タグIDをON状態からOFF状態に書き換える更新を行うとともに、受信した読取情報にOFF状態からON状態となった陳列部タグIDが含まれていれば、該当する陳列部タグIDをOFF状態からON状態に書き換える更新を行い、更新処理を終了する。
次に、実施例3に係る商品陳列装置につき、図20を参照して説明する。尚、前記実施例2と同一構成で重複する構成を省略する。図20(a)は、実施例3における陳列部用電子タグ上に商品が載置された状態を示す斜視図であり、図20(b)は、陳列部用電子タグ上の商品が取り除かれた状態を示す斜視図である。
図20(a)に示すように、実施例3における商品3’’は、実施例2と異なり、妨害部が商品3’の底面に取り付けられておらず、その代わり各陳列部用電子タグ6の上面側に、電磁波を遮蔽する金属部材により構成された本実施例における妨害部21が揺動可能に設けられている。
図20(a)に示すように、妨害部21の上方から商品3’’が陳列部用電子タグ6上に載置されることで、妨害部21が揺動移動されるようになっている。このとき妨害部21が陳列部用電子タグ6に接触(近接)し、妨害部21により電磁波が遮蔽されるようになり、陳列部用電子タグ6とタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が不可能になる。
図20(b)に示すように、商品3’’が棚板4に載置される直前、または、商品3’’が棚板4から取り除かれた直後の状態では、妨害部21が陳列部用電子タグ6から離間される方向に揺動され、妨害部21と陳列部用電子タグ6とが離間することで、陳列部用電子タグ6とタグリーダ8との間で、電磁波を用いた通信が可能になる。
このようにすることで、各々の商品3’’に対して、商品用電子タグ6aや金属シール20などを設けなくても、商品3’’の載置に応じて陳列部用電子タグ6とタグリーダ8との通信に用いられる電磁波が妨害されるようになり、使用する電子タグの数量を低減させたり、金属シール20の貼付作業をしなくてもよくなる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、陳列部用電子タグ6が、棚板4の上面において商品3が配置される位置に対応して取り付けられていたが、陳列部用電子タグ6の配置位置は、商品3の配置位置に対応する必要はなく、1つの商品3が棚板4に配置された際に、該1つの商品3が複数の陳列部用電子タグ6上に同時に載置(近接)され、これら複数の陳列部用電子タグ6がタグリーダ8と通信不能になるようにしてもよく、その場合には、現在状態テーブルにおいて、1つの商品3が載置された複数の陳列部用電子タグ6によって特定される座標位置の項目を設け、該座標位置と商品タグIDとを対応付けて登録するようにしてもよい。
また、前記実施例では、商品用電子タグ6aや金属部材としての金属シール20を妨害部として構成しているが、妨害部は必ずしも電子タグや金属部材である必要はなく、タグリーダ8との通信に用いられる電磁波を妨害するものならどんなものでもよく、例えば、電磁誘導効果により磁界を打ち消すコイル部材のようなものでもよい。
また、前記実施例1では、工場から店舗までの流通時における流通管理やレジ等で行われる会計管理等に用いられる商品用電子タグ6aを妨害部として用いていたが、万引き防止用の防犯タグ(RFIDタグ等)を商品3の底面に取り付けて妨害部としてもよい。
実施例1における商品陳列棚を示す斜視図である。 商品陳列棚の棚板を示す縦断側面図である。 商品陳列棚の棚板を示す横断平面図である。 (a)は、陳列部用電子タグを示す斜視図であり、(b)は、陳列部用電子タグを示す側面図である。 商品用電子タグを示す斜視図である。 (a)は、陳列部用電子タグ上に商品が載置された状態を示す斜視図であり、(b)は、陳列部用電子タグ上の商品が取り除かれた状態を示す斜視図である。 商品陳列装置のシステム構成を示すブロック図である。 陳列部テーブルを示す図である。 商品テーブルを示す図である。 現在状態テーブルを示す図である。 履歴テーブルを示す図である。 商品陳列棚の管理画面を示す図である。 管理制御回路で行われる更新処理のフローチャートである。 実施例2における商品陳列棚の棚板を示す縦断側面図である。 商品陳列装置のシステム構成を示すブロック図である。 現在状態テーブルを示す図である。 履歴テーブルを示す図である。 管理制御回路で行われる更新処理のフローチャートである。 (a)は、実施例2における陳列部用電子タグ上に商品が載置された状態を示す斜視図であり、(b)は、陳列部用電子タグ上の商品が取り除かれた状態を示す斜視図である。 (a)は、実施例3における陳列部用電子タグ上に商品が載置された状態を示す斜視図であり、(b)は、陳列部用電子タグ上の商品が取り除かれた状態を示す斜視図である。
符号の説明
1 商品陳列棚
2 管理コンピュータ
3、3’、3’’ 商品
4 棚板(商品陳列部、金属製物品,金属部材)
6 陳列部用電子タグ(電子タグ)
6a 商品用電子タグ(電子タグ,妨害部)
8 タグリーダ
16 電子タグ本体
19 モニタ(報知手段)
20 金属シール(妨害部,金属部材)
21 妨害部
22 磁性シート(磁性部材)
25 記憶部
26 RTC(クロック)

Claims (6)

  1. 複数の商品と、該商品を陳列する商品陳列部と、該商品陳列部に取り付けられる複数の陳列部用電子タグと、該陳列部用電子タグに記憶された情報を電磁波を用いて読み取るタグリーダと、該タグリーダから前記情報が入力される管理コンピュータと、前記電磁波を妨害する妨害部と、を備える商品陳列装置であって、
    前記商品が前記商品陳列部に配置されたときに、前記妨害部が前記複数の陳列部用電子タグのうち少なくとも1つの陳列部用電子タグに近接し、該妨害部に近接された陳列部用電子タグの情報が前記タグリーダを用いて読み取れなくなり、かつ前記商品陳列部に配置された商品を取り除いたときに、前記管理コンピュータには、前記タグリーダを用いて新規に読み取られた陳列部用電子タグの情報が入力されることを特徴とする商品陳列装置。
  2. 前記管理コンピュータは、現在時刻を計時するクロックと、該クロックにより計時した時刻情報と前記新規に読み取られた陳列部用電子タグの情報とを対応させて記憶する記憶部と、を有していることを特徴とする請求項1に記載の商品陳列装置。
  3. 前記陳列部用電子タグには、前記商品陳列部に対応し、かつ各々の陳列部用電子タグに固有に付与される陳列部タグID情報が記憶されていることを特徴とする請求項1または2に記載の商品陳列装置。
  4. 前記陳列部用電子タグには、該陳列部用電子タグが取り付けられた取付位置情報が記憶されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の商品陳列装置。
  5. 前記商品陳列部が平面状をなし、複数の前記陳列部用電子タグ同士を結んだ仮想線が、前記商品陳列部に格子状に配置されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の商品陳列装置。
  6. 所定時間内に所定数の前記新規に読み取られた陳列部用電子タグの情報が、前記管理コンピュータに入力されたことを条件に作動する報知手段を備えることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の商品陳列装置。
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