JP2009100457A - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】インターレース画像をプログレッシブ画像に変換する際に、フィールド画像間の動きの大きい部分を識別できるようにする。
【解決手段】インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素の動き量を検出し、検出された画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、動きの大きい画素領域を判定する。そして、インターレース画像から変換されたプログレッシブ画像に含まれる動きの大きい画素領域に対して、所定のパターンを合成する。
【選択図】図1

Description

本発明は画像処理装置及び画像処理方法に関し、特に、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換する際に用いて好適な技術に関する。
動画であるインターレース画像を表示画面に静止画表示したり、または印刷等をしたりする場合、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換して、静止画表示または印刷を行っていた。
インターレース・プログレッシブ変換を行う場合は、インターレース画像のフィールド画像間の動きを求め、対となるフィールド画像同士を合成するときに、求めた動き量を参考に画素位置の調整を行ってから合成することも知られている。
また、インターレース走査で得られた映像信号に対して、ライン信号を内挿補間してノンインターレース信号を生成する構成において、画像のエッジに応じて補間画素を生成する先行技術もある(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−110217号公報
しかしながら、前記従来の技術では、生成されたプログレッシブ画像を観賞するユーザーにとっては、フィールド画像間の動きが大きい箇所等で画像の高域成分が欠落していても視覚的に分からない場合が多かった。また、フィールド画像間の動きの大小に応じてプログレッシブ画像の表示を変えるようにしたり、動きの大きいところをユーザーが認識可能なように明示したりすることができない問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑み、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換した画像における、フィールド画像間の動きによって高域成分の欠落した部分を識別できるようにすることを目的とする。
また、フィールド画像間の動きの大きい部分を明示することにより、動きの少ない好適なプログレッシブ画像を生成できるようにすることを本発明の更なる目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像処理装置は、インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理装置であって、前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、動きの大きい画素領域を判定する判定手段と、前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記判定手段によって判定された前記動きの大きい画素領域に対して、所定のパターンを合成する画像処理手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の他の画像処理装置は、インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理装置であって、前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する検出手段と、前記検出手段により検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、前記複数のフィールド画像間の動きによって画像の高域成分の欠落した部分を判定する判定手段と、前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記判定手段によって判定された前記高域成分の欠落した部分に対して、所定のパターンを合成する画像処理手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明の画像処理方法は、インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理方法であって、前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する工程と、前記検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、動きの大きい画素領域を判定する工程と、前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する工程と、前記変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記動きの大きい画素領域に対して、所定のパターンを合成する工程とを有することを特徴とする。
また、本発明の他の画像処理方法は、インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理方法であって、前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する工程と、前記検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、前記複数のフィールド画像間の動きによって画像の高域成分の欠落した部分を判定する工程と、前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する工程と、前記変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記高域成分の欠落した部分に対して、所定のパターンを合成する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換した画像において、高域成分の欠落を容易に識別することができるようになる。また、フィールド画像間の動きの大きい部分が明示されることによって、動きの少ない好適なプログレッシブ画像を生成、或いは選択できるようになる。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。
図1において、10が画像処理装置である。なお、20は再生装置、30は表示装置であって、再生装置20は画像処理装置10内の入力端子101に接続され、表示装置30は画像処理装置10内の出力端子108に接続される。
画像処理装置10において、101は入力端子であり、再生装置20からインターレース走査の画像データが入力される。102は制御回路(CPU)であり、103はメモリであり、104はデータバスであり、105はデコーダであり、106はエッジ検出回路である。また、107はインターレース・プログレッシブ変換回路(IP変換回路)であり、インターレース走査の画像データをプログレッシブ走査の画像データに変換する。108はプログレッシブ変換された画像データを出力するための出力端子である。
次に、このように構成された本実施形態の画像処理装置10の動作を説明する。
入力端子101よって、再生装置20で再生された画像データが入力される。ここで、入力される画像データは、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)などの圧縮符号化方法によって圧縮符号化されたインターレースの圧縮画像データである。入力された圧縮画像データは、データバス104を介して、デコーダ105に入力される。
デコーダ105に入力された圧縮画像データは、所定の復号方式によってデコードされ、デコード画像となり、データバス104を介して、メモリ103に記憶される。メモリ103内に記憶されたデコード画像がCPU102の制御に従って読み出され、各部に供給される。この場合、CPU102は、データの読み出し手段として機能する。
インターレースの画像データをそのままの形態で出力する場合は、メモリ103から読み出された画像データがデータバス104を介して、出力端子108に供給される。そして、出力端子108から表示装置30へ画像データが出力される。
一方、インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する場合は、メモリ103から読み出された画像データが画面表示順に、データバス104を介して、エッジ検出回路106、及び、IP変換回路107に供給される。
エッジ検出回路106は、入力されたデコード画像であるインターレース画像に含まれるフィールド画像毎にエッジを検出する。エッジの検出は、1画素単位、或いは、画素ブロック単位で行われる。そして、CPU102は、エッジ検出回路106で検出されたエッジの位置や移動量等に関する情報(エッジ情報)を取得して、エッジ情報に基づいて、インターレース画像からプログレッシブ画像への変換を制御する。
インターレース画像からプログレッシブ画像への変換は、IP変換回路107において行われる。具体的に、IP変換回路107は、入力されたデコード画像のうち、連続する2枚のフィールド画像を合成して、プログレッシブ画像を逐次生成する。
また、IP変換回路107は、インターレース画像からプログレッシブ画像への変換処理を行うとともに、CPU102の制御に従って、フィールド画像間でエッジが移動している部分に対して補正処理と特殊処理とを行う。補正処理とはエッジの移動した分を打ち消すように合成する画像を修整する処理である。また、特殊処理とは、エッジが極端に移動している部分、すなわち、フィールド画像間で動きの大きい部分を視覚的に目立つように画像加工する処理である。それは、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換した際に見られる、フィールド画像間の動きによって高域成分の欠落した部分を明示するための強調処理でもある。なお、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換する際の具体的な説明は後述する。
IP変換回路107において変換処理されることにより、プログレッシブ画像となったデコード画像は、データバス104を介してメモリ103に再び記憶される。その後、再びCPU102によって読み出され、データバス104を介して出力端子108に供給され、表示装置30へ出力することが可能となる。
ここで、CPU102と、エッジ検出回路106と、IP変換回路107とに関連するインターレース・プログレッシブ変換に係る処理の一例を説明する。
図2は、インターレース画像の一例を示す図である。このインターレース画像がメモリ103から、IP変換回路107に供給される。さらに、同じインターレース画像がエッジ検出回路106にも供給される。
図3(a)及び図3(b)は、それぞれフィールド画像の例を示す図である。エッジ検出回路106は、入力されたインターレース画像を、図3(a)、図3(b)のようにフィールド毎の画像に分割してから、各フィールド画像についてエッジ検出を行う。図4(a)及び図4(b)は、それぞれフィールド画像のエッジ検出結果の例を示す図である。図3(a)及び図3(b)の各フィールド画像に対して、エッジ検出回路106がエッジ検出した結果が、それぞれ図4(a)及び図4(b)のように示される。さらに、エッジ検出回路106は、図4(a)及び図4(b)の如きフィールド画像毎のエッジ同士を比較し、エッジが検出された画素の移動画素数を算出する。
図5(a)及び図5(b)は、それぞれフィールド画像のエッジ検出結果の一部を拡大した様子を示す図である。図4(a)及び図4(b)のようなフィールド画像同士のエッジを、図5(a)及び図5(b)のように画素レベルで比較することにより、移動画素数を算出することができる。図5(a)及び図5(b)の例では、エッジがX軸方向(画面の水平方向)に14画素分移動したことが分かる。なお、本実施形態では、X軸方向の移動を例に示したが、インターレース画像のフィールド間の動き量判定を行う場合にはX軸、Y軸(画面の垂直方向)のそれぞれについての移動画素数を算出する。
なお、エッジ検出に用いるのは、例えば、Cannyフィルタやラプラシアンフィルタがある。これらのフィルタの係数を変更することでエッジの検出度合を変更できるため、係数を変更し、エッジ検出可能な画素の移動を求めることが可能である。さらに、エッジ検出されない画素の移動は周辺画素の移動画素数から求めることも可能である。
エッジ検出回路106によりフィールド画像間のエッジの動きが検出されると、CPU102は、IP変換回路107で行われるインターレース・プログレッシブ変換処理に対して、エッジの動きに応じた補正制御を行う。そして、IP変換回路107は、CPU102による補正指示に従いながら、連続する2枚のフィールド画像から1枚のプログレッシブ画像を逐次生成する。
ここで、IP変換回路107によって生成されるプログレッシブ画像について説明する。
図6は、インターレース画像からプログレッシブ画像に変換したときの例を示す図である。図6の例のように、動きの補正を行いながらインターレース・プログレッシブ変換を行った画像は、図2で示したようなインターレース画像をそのまま表示したものとは異なり、フィールド間のブレは無くなっている。
しかし、特に動きが速い被写体の画像に対しては、補正処理がうまくできなかったり、そもそも撮影時に高域部が失われていたりするので、プログレッシブ画像に変換しても、良好な画像とはならない。すなわち、フィールド画像間の動きによって高域成分の欠落した部分を含むプログレッシブ画像となる。
そこで、本実施形態においては、IP変換回路107は前述した特殊処理を行う。特殊処理を具体的に説明する。まず、CPU102はエッジ検出回路106からのエッジ画素の動き量を示すエッジ情報を取得する。そして、CPU102は、エッジ情報を基にして、2枚のフィールド画像をプログレッシブ画像に変換したときのエッジの移動画素数を判定する。さらに、その判定結果に基づいて、CPU102は、IP変換回路107に対して、上記2枚のフィールド画像から生成されるプログレッシブ画像を加工(強調処理)するための指示を出す。
CPU102は、動き量が所定のしきい値以上となるエッジ画素は高域成分が欠落していると判定し、生成されるプログレッシブ画像に対して、高域成分の欠落した部分を視覚的に認識できるような強調処理をIP変換回路107に行わせる。
ここで、上記の強調処理に関する画像処理として、例えば、エッジの動きが所定のしきい値よりも大きい領域または小さい領域のうち、どちらか一方の画素領域に別の画像信号を重ねて合成する例を考慮することができる。合成する別の画像信号を所定のパターン、例えば、ゼブラパターン信号とすることにより、特定領域にゼブラパターンを合成することができる。
また、上記特定領域の色相を変えるようにしてもよいし、さらにゼブラパターンと組み合わせて用いてもよい。勿論、所定のパターンはゼブラパターンに限らず、その他の模様のパターンであってもよい。また、動きのある画素の輝度を反転させてもよいし、フレーム又はフィールド単位で明滅するように表示させてもよい。更には、動きのある画素を周辺画素との平均値で置き換えて、高域成分の減少している画素が、より一層ぼやけて見えるような強調表示を行ってもよい。
図7は、上記のように、動きの大きかった部分にゼブラパターンを合成したプログレッシブ画像を示す図である。本実施形態によれば、表示装置30において、図7の如きプログレッシブ画像の表示画像を表示することができる。なお、本実施形態におけるゼブラパターンとは、輝度レベルが第1及び第2のしきい値レベル範囲内にある斜め縞模様(ストライプ)である。上記した第1のしきい値レベルとは画像として識別できる黒レベルの値であり、第2のしきい値レベルとは画像の輝度が飽和しない程度の白レベルの値である。
本実施形態によれば、ゼブラパターンをデコード画像の特定領域に合成することによって、図7のようにデコード画像中の移動物体などに縞模様が重なって表示されることになる。
なお、本実施形態では、IP変換回路107が画像の強調処理を行う構成としたが、プログレッシブ変換された画像をメモリ103に保存した後、CPU102の制御によってメモリ103上で所定のパターン(ゼブラパターン)を合成するように構成してもよい。また、生成されるプログレッシブ画像を直接加工せず、別の画像レイヤーとしての所定のパターン(ゼブラパターン)を、生成されたプログレッシブ画像にオーバーレイ表示させるように変形してもよい。
図8は、動き判定して、動きの大きい部分を強調表示する処理手順の概略を示すフローチャートである。
図8において、まず、CPU102は、動画ポーズ中か否かを判定する(ステップS81)。ステップS81の処理は、再生装置20から入力される画像データが、再生装置20が動画再生中によるものであるか、動画ポーズ中によるものであるかを判定する工程である。
動画ポーズ中である場合(ステップS81でYES)、CPU102は、エッジの動き量を判定するためのしきい値を「しきい値=P」にセットする(ステップS82)。一方、動画ポーズ中でない場合(ステップS81でNO)、CPU102は、エッジの動き量を判定するためのしきい値を「しきい値=Q」にセットする(ステップS83)。なお、動画ポーズ中は再生画像が静止画として表示される状態である。この場合、1画面を詳細に観察して評価する目的である。
一方、動画再生中は複数画面を粗く観察する目的である。よって、しきい値Pは、しきい値Qよりも低い値とし、しきい値Pの方がエッジ検出されやすい状態となる。なお、しきい値P及びしきい値Qは予め用意されてメモリ103に記憶されており、CPU102がパラメータを選択的に用いる構成とする。
次に、エッジ検出回路106が、入力されたインターレース画像を構成する、フィールド画像毎にエッジを検出する(ステップS84)。
次に、エッジ検出回路106は、エッジが検出された画素(エッジ画素)についての移動画素数を算出する(ステップS85)。エッジ画素の移動画素数の算出は、前述したようにフィールド画像同士のエッジを比較することにより行う。
ここで、エッジ画素の移動画素数の求め方について説明する。図9は、エッジ画素の移動画素数の求め方を説明するための図である。図9において、横線はフィールド内のある1ラインである。そして、同じ1ラインについて、N−1番目のフィールド、N番目のフィールド、N+1番目のフィールドの3フィールド分を示している。黒丸はライン上に存在する画素を示したものである。
N−1番目のフィールドとN+1番目のフィールドは同じ偶数フィールドであるから垂直方向に同じ位置に画素が存在し、N番目のフィールドは奇数フィールドであるから1画素分ずれた位置に画素が存在している。N−1番目のフィールドのライン上の画素を例にすると、i−4、i−2、i、i+2、i+4の位置に画素が存在することになる。すなわち、各フィールドにおいて、画素の位置はi+2x(xは整数)で表せ、フィールドの1つおきに1画素ずつ、ずれて配置している。
エッジ検出回路106は、例えばN番目のフィールドに含まれるエッジ画素の移動画素数を算出する際には、N−1番目のフィールドとの画素移動量を求め、さらに、N+1番目のフィールドとの画素移動量を求める。
このとき、エッジ検出回路106は、補間画素p[N][i](図9の白丸)を求める。そして、時間的相関からp[N][i]を点対称とするp[N−1][i−y]とp[N+1][i+y] (yは0以上の整数)によって、複数方向について画素の動きを求める。これは、次の式1で表わすことができる。
|p[N−1][i−y] - p[N+1][i+y]| ・・・(式1)
前述した式1の計算の結果、最小値となった値が最も時間相関が高いこととなり、そのときのyが移動画素数であると決定する。このようにして、各フィールドの画素(エッジ画素)毎に移動画素数を求めることができる。
次に、CPU102は、ステップS85で算出された移動画素数と、ステップS82またはステップS83でセットされたしきい値とを比較して、画素毎の動き量が所定の動き量よりも大きいか否か(動きの大小)を判定する(ステップS86)。この判定の結果、移動画素数がしきい値以上である画素の場合(ステップS86でYES)、CPU102、及び、IP変換回路107は、動きの大きかった画素領域に対する強調表示のための画像処理を行い(ステップS87)、このフローは終了となる。
一方、ステップS86の判定の結果、移動画素数がしきい値未満である画素の場合(ステップS86でNO)、その画素領域に対する強調表示は行われず、このフローは終了となる。
次に、図8のステップS87で行われる強調表示のための画像処理について、図10のフローチャートを用いて詳細に説明する。図10は、動きの大きい部分を強調表示する処理手順の詳細なフローチャートである。
主な画素の動きの原因は、画像データを生成したときの、撮像素子の受光時間と被写体の動き量によって発生する撮像ぼけの影響である。本実施形態によれば、そのような被写体の動きによって、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換した場合に高域成分が低下してしまう部分を、図10の処理のように所定のパターンを合成することによって強調して表示することができる。
図10において、IP変換回路107は、入力されたインターレース画像を構成する連続する2枚のフィールド画像をプログレッシブ画像に変換する(ステップS101)。
次に、IP変換回路107は、CPU102からの制御情報に従って、プログレッシブ画像中の各画素が、しきい値以上移動した画素であるか否かを判定する(ステップS102)。
しきい値以上移動した画素ではない場合(ステップS102でNO)、IP変換回路107は、その画素を現画像のまま出力する(ステップS103)。すなわち、動きの少ない画素の強調処理は行われない。
一方、しきい値以上移動した画素である場合(ステップS102でYES)、IP変換回路107は、CPU102からの制御情報に従って、特定領域内の画素にゼブラパターンを合成する(ステップS104)。ここで、特定領域とは、移動画素数がしきい値以上である画素領域である。
そして、1枚のプログレッシブ画像の変換処理、及び強調表示に係る画像処理が終了すると、次のフレームの処理へと進むか否かを判定する(ステップS105)。動画再生中ならば次のフレームへ進むことになり(ステップS105でYES)、ステップS101に戻り、次以降のインターレース画像についてもプログレッシブ画像の変換処理、及び強調表示に係る画像処理を繰り返す。
一方、動画ポーズ中ならば次のフレームへは進まず(ステップS105でNO)、このフローは終了となる。なお、動画再生中の場合も、再生が停止された場合にはこのフローは強制終了される。
本実施形態によれば、ステップS104においてゼブラパターンの合成されたプログレッシブ画像を表示装置30等で表示することにより、変換されたプログレッシブ画像のうち高域成分が欠落している領域をユーザーに明示することができる。また、プログレッシブ変換された画像の画素領域毎にゼブラパターンの合成及び非合成が選択できるので、動きのある部分のみにゼブラパターンを表示し、動きの少ない部分は原画像のまま表示することができる。このような処理を行うことによって、所望する被写体について高域成分まで十分含んでいる画像であるか、高域成分が欠落している画像であるかを、ユーザーが容易に判定することができる。
本実施形態では、所定パターン(ゼブラパターン)の表示または非表示はCPU102が制御している。また、CPU102は、動画再生中か動画ポーズ中かに応じて、エッジの動き量を判定するためのしきい値を変更する機能を有する。
さらに、CPU102は、再生装置20の動作モード(動画再生モード、静止画再生モード、プリント画像を選択するモード等)に応じて、エッジの動き量を判定するためのしきい値を変更する機能も有する。例えば、動画再生モードならば、高いしきい値をセットして、極端に動いているエッジ画素だけを強調表示するようにする。
また、静止画再生モードやプリント画像を選択するモードが実行されたときは、低いしきい値をセットして画像の細部までユーザーがチェックできるようにするとよい。その結果、静止画表示や、プリント画像の選択時には、ユーザーが最も動きの少なく、最も高域成分の保たれたプログレッシブ画像を選ぶこともできるようになるであろう。なお、静止画再生モードよりも、プリント画像を選択するモードの方を、さらにしきい値を低くセットするようにしてもよい。
以上、本実施形態によれば、インターレース画像をプログレッシブ画像に変換した画像において高域成分の欠落を容易に識別することができるようになる。また、フィールド画像間の動きの大きい部分が明示されることによって、動きの少ない好適なプログレッシブ画像を生成、或いは選択できるようになる。
(本発明に係る他の実施の形態)
前述した本発明の実施の形態における画像処理装置を構成する各手段は、コンピュータのRAMやROMなどに記憶されたプログラムが動作することによって実現できる。このプログラム及び前記プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は本発明に含まれる。
また、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラムもしくは記憶媒体等としての実施の形態も可能であり、具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用してもよいし、また、一つの機器からなる装置に適用してもよい。
なお、本発明は、前述した画像処理方法における各工程を実行するソフトウェアのプログラム(実施の形態では図8及び図10に示すフローチャートに対応したプログラム)を、システムあるいは装置に直接、あるいは遠隔から供給する。そして、そのシステムあるいは装置のコンピュータが前記供給されたプログラムコードを読み出して実行することによっても達成される場合を含む。
したがって、本発明の実施形態に係る機能処理をコンピュータで実現するために、前記コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の実施形態に係る機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であってもよい。
プログラムを供給するための記録媒体としては種々の記録媒体を使用することができる。例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD−ROM、DVD−R)などがある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続する。そして、前記ホームページから本発明の実施形態に係るコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。
また、本発明の実施形態に係るプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の実施形態に係る機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザーに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明の実施形態に係るプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザーに配布し、所定の条件を満足したユーザーに対し、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードさせる。そして、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施の形態の機能が実現される他、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行うことによっても前述した実施の形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれる。その後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっても前述した実施の形態の機能が実現される。
本発明の実施形態に係る画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 インターレース画像の一例を示す図である。 (a)及び(b)は、それぞれフィールド画像の例を示す図である。 (a)及び(b)は、それぞれフィールド画像のエッジ検出結果の例を示す図である。 (a)及び(b)は、それぞれフィールド画像のエッジ検出結果の一部を拡大した様子を示す図である。 インターレース画像からプログレッシブ画像に変換したときの例を示す図である。 動きの大きかった部分にゼブラパターンを合成したプログレッシブ画像を示す図である。 動き判定して、動きの大きい部分を強調表示する処理手順の概略を示すフローチャートである。 エッジ画素の移動画素数の求め方を説明するための図である。 動きの大きい部分を強調表示する処理手順の詳細なフローチャートである。
符号の説明
10 画像処理装置
20 再生装置
30 表示装置
101 入力端子
102 制御回路(CPU)
103 メモリ
104 データバス
105 デコーダ
106 エッジ検出回路
107 インターレース・プログレッシブ変換回路(IP変換回路)
108 出力端子

Claims (12)

  1. インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理装置であって、
    前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、動きの大きい画素領域を判定する判定手段と、
    前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記判定手段によって判定された前記動きの大きい画素領域に対して、所定のパターンを合成する画像処理手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記検出手段は、前記複数のフィールド画像のそれぞれに含まれるエッジの動き量を検出することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記判定手段は、前記インターレースの画像データが動画再生中の画像である場合と、動画ポーズ中の画像である場合とで、前記所定のしきい値を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  4. 前記インターレースの画像データを再生する再生手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記再生手段が動画再生モードである場合と、静止画再生モードである場合とで、前記所定のしきい値を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像処理手段は、前記所定のパターンとしてゼブラパターンを前記動きの大きい画素領域に重ねて合成することを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の画像処理装置。
  6. インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理装置であって、
    前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、前記複数のフィールド画像間の動きによって画像の高域成分の欠落した部分を判定する判定手段と、
    前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記判定手段によって判定された前記高域成分の欠落した部分に対して、所定のパターンを合成する画像処理手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  7. 前記検出手段は、前記複数のフィールド画像のそれぞれに含まれるエッジの動き量を検出することを特徴とする請求項6に記載の画像処理装置。
  8. 前記判定手段は、前記インターレースの画像データが動画再生中の画像である場合と、動画ポーズ中の画像である場合とで、前記所定のしきい値を変更することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  9. 前記インターレースの画像データを再生する再生手段をさらに備え、
    前記判定手段は、前記再生手段が動画再生モードである場合と、静止画再生モードである場合とで、前記所定のしきい値を変更することを特徴とする請求項6又は7に記載の画像処理装置。
  10. 前記画像処理手段は、前記所定のパターンとしてゼブラパターンを前記高域成分の欠落した部分に重ねて合成することを特徴とする請求項6乃至9の何れか1項に記載の画像処理装置。
  11. インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理方法であって、
    前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する工程と、
    前記検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、動きの大きい画素領域を判定する工程と、
    前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する工程と、
    前記変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記動きの大きい画素領域に対して、所定のパターンを合成する工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
  12. インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する画像処理方法であって、
    前記インターレースの画像データを構成する複数のフィールド画像間における画素毎の動き量を検出する工程と、
    前記検出された前記画素毎の動き量を所定のしきい値と比較することによって、前記複数のフィールド画像間の動きによって画像の高域成分の欠落した部分を判定する工程と、
    前記インターレースの画像データをプログレッシブの画像データに変換する工程と、
    前記変換されたプログレッシブ画像に含まれる前記高域成分の欠落した部分に対して、所定のパターンを合成する工程とを有することを特徴とする画像処理方法。
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