JP2009100172A - 課金情報処理方法及び課金情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】アウトバウンド国際ローミングのパケット通信について、利用者が通信サービスの契約をしている加入国においてセッション単位の課金が可能になる課金情報処理方法及び課金情報処理装置を提供する。
【解決手段】利用者が利用した国際ローミング通信の通信利用情報ファイルを受信し、その通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集する。同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かは、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、アクセスポイント名と通信開始時間及び通信終了時間の少なくとも一方とを用いて判定してもよい。
【選択図】図5

Description

本発明は、第1国の通信事業者との間で移動体通信端末の通信サービス契約をした利用者が第2国の通信事業者の通信網で利用した国際ローミング通信の利用料金について、課金のための情報処理を行う課金情報処理方法及び課金情報処理装置に関するものである。
近年、第1国(加入国)で契約した移動体通信端末としての携帯電話機を、第1国とは異なる第2国(利用国)の通信網で電話やメールなどの通信に使用する国際ローミング通信を行うことができるようになってきている。この国際ローミング通信の利用料金を利用者に課金する場合、国際ローミング通信が行われた利用国の通信網の通信事業者から、その利用者が通信サービスの契約を行っている加入国の通信事業者に、上記国際ローミング通信の利用情報が書き込まれた通信利用情報ファイルが送られる。加入国の通信事業者は、上記利用国の通信事業者から受信した通信利用情報ファイルを用いて課金のための情報処理を実行し、各利用者が利用国で利用した国際ローミング通信について利用者に対する課金や当該利用国の通信事業者との間の精算を行ったりする。
ところで、電気通信事業において利用者へ請求される通信料金の計算は、交換機や通信制御装置(ゲートウェイ)で生成される通信利用情報であるCDR(Call Detail Record/Charge Data Record)を基にして行われる。ここで、非音声系サービスにみられるパケット通信については、かかるパケット通信のトラフィックを媒介するSGSN(Serving GPRS (General Packet Radio Service) Support Node)等の通信制御装置(ゲートウェイ)において、所定のデータ量単位又は所定の時間単位でパケット単位の通信利用情報であるパケットCDRが生成される。通常、一セッションの通信では複数のパケットが送受信されるため、一セッションにつき複数のパケットCDRが生成される。そのため利用国の通信事業者にて一セッション単位のCDRにまとめて、利用国の通信事業者から契約国の通信事業者に送られる。しかしながら、利用国の通信事業者の設備やシステム制限により、一セッション単位のCDRにまとめられず、契約国の通信事業者に送られることもある。
本発明は以上の背景の下でなされたものであり、その目的は、国際ローミングのパケット通信について、利用者が通信サービスの契約をしている加入国においてセッション単位の課金が可能になる課金情報処理方法及び課金情報処理装置を提供することである。
本発明に係る課金情報処理方法は、第1国の通信事業者との間で移動体通信端末の通信サービスの契約をした利用者によって利用された第2国の通信事業者の通信網における国際ローミング通信の利用料金について、課金のための情報処理を該第1国の通信事業者側の課金情報処理装置で行う課金情報処理方法であって、前記利用者が利用した国際ローミング通信の通信利用情報ファイルを受信するステップと、前記通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集するステップとを含む。
この課金情報処理方法では、第1国(加入国)の通信事業者の課金情報処理装置において、利用者が第2国(利用国)で利用した国際ローミング通信の複数のパケット通信利用情報を含む通信利用情報ファイルを、第2国の通信事業者から受信する。この受信した通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報を、セッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集することにより、編集後のセッション単位のパケット通信利用情報に基づいて課金処理を行うことができる。
前記課金情報処理方法において、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、アクセスポイント名と通信開始時間及び通信終了時間の少なくとも一方とを用いて判定してもよい。
この課金情報処理方法では、国際移動機識別情報、アクセスポイント名と通信開始時間及び通信終了時間の少なくとも一方を用いることにより、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを簡易に判断することができる。
前記課金情報処理方法において、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、国際移動機識別情報と、課金IDと、パケット通信のアドレス情報と、前記通信利用情報ファイルの送信元である前記第2国の通信事業者の識別情報と、前記通信利用情報ファイルのファイル番号とを用いて判定してもよい。
この課金情報処理方法では、国際移動機識別情報、課金ID、パケット通信のアドレス情報、第2国の通信事業者の識別情報及び通信利用情報ファイルのファイル番号の複数情報を用いることにより、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かの識別性を高めることができる。
前記課金情報処理方法において、前記複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめる際に、通信時間と、通信データ量と、前記第2国の通貨単位での課金金額及びその課税金額と、国際的な共通計算単位での課金金額及びその課税金額とを、セッションごとに集計してもよい。
この課金情報処理方法では、編集後のセッション単位のパケット通信利用情報に基づいて課金処理を行う際に、各セッションについて集計された通信時間、通信データ量、第2国の通貨単位での課金金額及びその課税金額及び国際的な共通計算単位での課金金額及びその課税金額を参照して用いることができる。
前記課金情報処理方法において、前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち最初のパケット通信利用情報に書き込まれている通信開始日時及び最後のパケット通信利用情報に書き込まれている通信終了日時をそれぞれ、前記編集後のパケット通信利用情報における通信開始日時及び通信終了日時に設定してもよい。
この課金情報処理方法では、編集後のセッション単位のパケット通信利用情報に書き込まれている通信開始日時及び通信終了日時を参照することにより、各セッションの通信開始日時及び通信終了日時を容易に特定できる。
前記課金情報処理方法において、前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち通信開始日時及び通信終了日時がそれぞれ同一の複数のパケット通信利用情報については、そのいずれか一つのパケット通信利用情報のみを前記編集の対象としてもよい。
この課金情報処理方法では、同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち、通信開始日時及び通信終了日時がそれぞれ同一の複数のパケット通信利用情報は、同一のパケットに対応するものと考えられる。この同一のパケットに対応する重複した複数のパケット通信利用情報について、そのいずれか一つのパケット通信利用情報のみを前記編集の対象にすることにより、不正な重複課金を回避することができる。
本発明に係る課金情報処理装置は、第1国の通信事業者との間で移動体通信端末の通信サービスの契約をした利用者によって利用された第2国の通信事業者の通信網における国際ローミング通信の利用料金について、課金のための情報処理を行う課金情報処理装置であって、前記利用者が利用した国際ローミング通信の通信利用情報ファイルを受信する受信手段と、前記通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集する情報編集手段とを備える。
この課金情報処理装置では、第2国(利用国)の通信事業者から受信した通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報を、セッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集することにより、編集後のセッション単位のパケット通信利用情報に基づいて課金処理を行うことができる。
前記課金情報処理装置において、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、アクセスポイント名と通信開始時間及び通信終了時間の少なくとも一方とを用いて判定してもよい。
この課金情報処理装置では、国際移動機識別情報、アクセスポイント名と通信開始時間及び通信終了時間の少なくとも一方を用いることにより、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを簡易に判断することができる。
前記課金情報処理装置において、前記情報編集手段は、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、国際移動機識別情報と、課金IDと、パケット通信のアドレス情報と、前記通信利用情報ファイルの送信元である前記第2国の通信事業者の識別情報と、前記通信利用情報ファイルのファイル番号とを用いて判定してもよい。
この課金情報処理装置では、国際移動機識別情報、課金ID、パケット通信のアドレス情報、第2国の通信事業者の識別情報及び通信利用情報ファイルのファイル番号の複数情報を用いることにより、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かの識別性を高めることができる。
前記課金情報処理装置において、前記情報編集手段は、前記複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめる際に、通信時間と、通信データ量と、前記第2国の通貨単位での課金金額及びその課税金額と、国際的な共通計算単位での課金金額及びその課税金額とを、セッションごとに集計してもよい。
この課金情報処理装置では、編集後のセッション単位のパケット通信利用情報に基づいて課金処理を行う際に、各セッションについて集計された通信時間、通信データ量、第2国の通貨単位での課金金額及びその課税金額及び国際的な共通計算単位での課金金額及びその課税金額を参照して用いることができる。
前記課金情報処理装置において、前記情報編集手段は、前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち最初のパケット通信利用情報に書き込まれている通信開始日時及び最後のパケット通信利用情報に書き込まれている通信終了日時をそれぞれ、前記編集後のパケット通信利用情報における通信開始日時及び通信終了日時に設定してもよい。
この課金情報処理装置では、編集後のセッション単位のパケット通信利用情報に書き込まれている通信開始日時及び通信終了日時を参照することにより、各セッションの通信開始日時及び通信終了日時を容易に特定できる。
前記課金情報処理装置において、前記情報編集手段は、前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち通信開始日時及び通信終了日時がそれぞれ同一の複数のパケット通信利用情報については、そのいずれか一つのパケット通信利用情報のみを前記編集の対象としてもよい。
この課金情報処理装置では、同一のパケットに対応する重複した複数のパケット通信利用情報について、そのいずれか一つのパケット通信利用情報のみを前記編集の対象にすることにより、不正な重複課金を回避することができる。
本発明によれば、第1国(加入国)の通信事業者の課金情報処理装置において、第2国(利用国)の通信事業者から受信した通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集することにより、編集後のセッション単位のパケット通信利用情報に基づいて課金処理を行うことができる。従って、国際ローミングのパケット通信について、利用者が通信サービスの契約をしている加入国においてセッション単位の課金が可能になるという効果がある。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る課金システムを含む国際ローミング課金システムの概略構成の一例を示す説明図である。この国際ローミング課金システムは、加入者が通信サービスの契約をした第1国(以下「加入国」という。)にある移動体通信事業者(以下「加入国通信事業者」という。)10の課金情報処理装置(以下「加入国課金システム」という。)100と、加入国とは異なる第2国(以下「利用国」という。)にある移動体通信事業者(以下「利用国通信事業者」という。)20の課金情報処理装置(以下「利用国課金システム」という。)200と、中間の情報中継事業者30が管理運営する情報中継処理装置(以下「中継システム」という。)300とを備える。第2国の移動体通信事業者20の利用国課金システム200は、第1国の移動体通信網における通信サービスの加入者である利用者が第2国の移動体通信網で通話や各種データ通信等の国際ローミング通信を利用したときに、その国際ローミング通信に関する利用情報が書き込まれた通信利用情報ファイルとしてのTAP(Transfer Accounting Procedure)ファイルを生成し、情報中継事業者30の中継システム300に送信する。中継システム300は、利用国課金システム200から受信したTAPファイルを独自の内部フォーマットで作成された中継ファイルに変換し、第1国の移動体通信事業者10の加入国課金システム100に送信する。加入国課金システム100は、中継システム300から受信した中継ファイルに基づき、上記国際ローミング通信の利用料金について該当する利用者への課金及び利用国通信事業者20との間の精算処理を行うための情報処理を実行する。
上記加入国課金システム100、利用国課金システム200及び中継システム300はそれぞれ、1台のコンピュータ装置で構成してもいいし、複数のコンピュータ装置をネットワーク接続して協働して動作するように構成してもよい。また、加入国課金システム100と中継システム300との間や利用国課金システム200と中継システム300との間は、上記ファイルなどのデータの送受信ができるように専用回線やインターネットなどの通信回線で通信可能になっている。
上記TAPファイルは、例えば利用者の1回の通話又は1パケットのデータ通信、若しくはこれらが複数件まとめられて作成されるものであって、国際ローミング通信の利用料金の課金・精算について加入国通信事業者と利用国通信事業者との間で相互に送受信されるファイルであり、国際ローミング通信の事業者間精算データ等の利用情報(CDR:Call Detail record)やファイル通番(以下「ファイル通番」という。)などを含んでいる。このTAPファイルのフォーマットはGSM(Global System for Mobile Communications)協会で規定されている。例えば、TAPファイルに書き込まれるレコードのレコード長は可変長であり、ファイルフォーマットは「ASN.1」形式である。また、TAPファイルのファイル名の書式は、次のように規定されている。
ファイル名:AABBBBBCCCCCxxxxx
AA(0−2桁):ファイル種別(商用:CD,試験用:TD)、
BBBBB(3−7桁):送信元事業者(PLMNコード)、
CCCCC(8−12桁):送信先事業者(PLMNコード)、
xxxxx(13−17桁):ファイル通番(00001−99999)。
上記PLMN(Public Land Mobile Network)コードは通信事業者を識別するために予め設定されたコードである。例えば、利用国通信事業者(PLMNコード:「GGGGG」)の加入者が加入国通信事業者(PLMNコード:「JJJJJ」)の通信網で利用したインバウンドの商用国際ローミング通信に対するTAPファイルは、「CDJJJJJGGGGGxxxxx」のようにファイル名が表記され、加入国通信事業者から利用国通信事業者に向けて送られる。また、加入国通信事業者(PLMNコード:「GGGGG」)の加入者が利用国通信事業者(PLMNコード:「JJJJJ」)の通信網で利用したアウトバウンドの商用国際ローミング通信に対するTAPファイルは、「CDGGGGGJJJJJxxxxx」のようにファイル名が表記され、利用国通信事業者から加入国通信事業者に向けて送られる。
また、上記TAPファイルのファイル通番(以下「TAPファイル通番」という。)は、送信元事業者及び送信先事業者ごとに異なる通し番号がふられる。すなわち、TAPファイルを作成して送信する送信元事業者では、互いに異なる送信先事業者ごとにファイル名に通し番号をふるようにTAPファイル通番の管理が行われる。一方、TAPファイルを受信する送信先事業者では、TAPファイル通番に基づいて、各送信元事業者から受信したファイルの検査、管理及び処理が行われる。
上記中継ファイルは、情報中継事業者30の中継システム300において送信元の通信事業者から受信したTAPファイルから変換され、送信先の通信事業者に転送される通信利用情報ファイルである。この中継ファイルは、基本的にはTAPファイルと同じデータを含んでいるが、一部のフォーマットが情報中継事業者独自の内部フォーマットに変換される。例えば、中継ファイルに書き込まれる利用情報(以下「CDR」という。)のレコード長は固定長であり、ファイルフォーマットは「Text」形式である。また、中継ファイルのファイル名の書式としては、前述のTAPファイルと同様な書式が用いられている。但し、中継システム300から送信される中継ファイルのファイル名の送信元事業者の部分、及び中継システム300が受信する中継ファイルのファイル名の送信先事業者の部分にはそれぞれ、TAPファイルのファイル通番と異なる概念の体系に基づいた情報が書き込まれる。
また、中継システム300では、中継ファイルのファイル名のファイル通番が、TAPファイル通番(xxxxx)とは異なる通し番号(yyyyy)にふり直される。この中継ファイルのファイル通番(yyyyy)は、中継システム300から送信する中継ファイルの送信先事業者ごとに異なる通し番号である。なお、元のTAPファイルのファイル名に記述されていたTAPファイル通番(xxxxx)は、ファイル変換処理の際に、中継ファイルのデータ領域又はヘッダ領域に書き込まれる。
図2は、加入国通信事業者10による国際ローミング通信の課金処理に用いられる加入国課金システム100の概略構成を示すブロック図である。加入国課金システム100は、例えばCPU、メモリー(RAM,ROM等)、HD等の外部記憶装置、外部通信部等を有するコンピュータ装置で構成することができる。加入国課金システム100は、例えばハードウェアであるコンピュータに基本ソフトウェア(OS:Operating System)、及びデータベースのサーバ機能や通信機能等の所定のアプリケーションプログラムが組み込まれて実行されることにより、ファイル受信部110、受領・検査処理部120、ファイル振分処理部130、課金処理部140、ファイル記憶部150、加入者データベース170、課金管理データベース180等の機能を実現することができる。上記各種データベース170、180は例えばリレーショナルデータベース用のサーバプログラムを用いて構築されている。
上記ファイル受信部110は、中継システム300からの中継ファイルの受信処理と、受信後の中継ファイル(以下「受信ファイル」という。)のファイル名の書き換え処理とを行う。
また、上記受領・検査処理部120は、ファイル名変更後の受信ファイルの通番チェック及びCDRレコードチェックと、上記受信ファイルから国際標準CDR(Call Detail record)ファイル(以下「CDRファイル」という。)へのフォーマット変換と、1日分の複数のフォーマット変換済みCDRファイルを一つのCDRファイル(以下「統合CDRファイル」という。)に統合する日次ファイル統合処理と、パケット通信における複数のパケットCDRをセッションごとにまとめて組み立てるCDR組立編集処理とを行う。
また、上記ファイル振分処理部130は、受領・検査処理部120から出力される統合CDRファイル内の各CDRの国際移動機識別情報(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)に対応する加入者番号(MSN:Mobile Subscriber Number)を検索する加入者検索処理と、そのMSNの有無やIMSIデータ破損の有無に基づくCDRの振り分け処理と、MSNに基づくCDRの各地域課金システムの課金処理部140への振り分け処理とを行う。
また、上記課金処理部140は、統合CDRファイル内の各CDRに対応する課金対象の加入者を特定する加入者検索処理と、各CDR内の通信種別に基づくCDRの振り分け処理と、通信種別に応じた実際の使用料金の演算処理と、利用者へ料金請求するための請求処理に用いるCDRの生成処理とを行う。
以下、上記加入国課金システム100を構成する各部の処理について詳述する。
上記ファイル受信部110は、中継システム300から中継ファイルを受信し、ファイル記憶部150に受信ファイルとして一旦保存する。また、ファイル受信部110は、ファイル記憶部150から受信ファイルを読み出し、そのファイル名を書き換える。具体的には、利用国通信事業者20の利用国課金システムによってTAPファイル作成時にふられたTAPファイル通番を、受信ファイルの所定の記憶領域、例えばヘッダ領域(又はデータ領域)から読み出す。そして、受信ファイルのファイル名のうち、中継システム300でふられた情報中継事業者独自のファイル通番の部分を、その受信ファイルから読み出した元のTAPファイル通番に置き換えるように、ファイル名を書き換える。
図3は、上記受領・検査処理部120の構成例を示すブロック図である。このブロック図には、受領・検査処理部120で使用されるファイル記憶部150内の各種ファイルも図示されている。上記受領・検査処理部120は、ファイル通番チェック処理部121と、CDRデータ検査処理部122と、フォーマット変換処理部123と、日次ファイル統合処理部124と、CDR組立編集処理部125と、ファイル転送処理部126とを備えている。
図4は、上記ファイル通番チェック処理部121によるカウンタ管理ファイルを用いたチェック処理の一例を示すフローチャートである。このチェック処理に用いられるカウンタ管理ファイルには、利用国通信事業者ごとに、例えば次の(1)〜(6)の情報が保存されている。
(1)商用/試験用識別子:CD
(2)送信元通信事業者を識別するPLMNコード:ggggg(本実施形態の例)
(3)送信先通信事業者を識別するPLMNコード:jjjjj(本実施形態の例)
(4)受領済み受信ファイルの最終TAPファイル通番:xxxxx(本実施形態の例)
(5)判定タイプ
(6)国コード
図4において、まず、ファイル記憶部150からカウンタ管理ファイル152Aを読み込み、その読み込んだカウンタ管理ファイル152Aに書き込まれているカウンタ管理テーブルから、最初の送信元通信事業者について受領済みファイル通番nnnnn(本実施形態における初期値はxxxxx)のデータを読み出す(S1,S2)。次に、読み出した受領済みファイル通番nnnnnに1を加算した値を、最初の検索対象ファイル通番mmmmmに設定する(S3)。次に、ファイル記憶部150の所定フォルダに保存されている複数の受信ファイルの中に、検索対象ファイル通番mmmmmの受信ファイルが存在するか検索する(S4)。この検索により、上記検索対象ファイル通番mmmmmの受信ファイルが見つかった場合は、受領済みファイル152Bとしてファイル記憶部150に保存し(S5)、検索対象ファイル通番mmmmmをカウントアップする(S6)。この受信ファイルの検索を該当する受信ファイルが見つからなくなるまで繰り返す(S4〜S6)。上記検索において検索対象ファイル通番mmmmmの受信ファイルが見つからなくなった時点で、その検索対象ファイル通番mmmmmから1を減算した値を、該当する送信元通信事業者の受領済みファイル通番としてカウンタ管理ファイル152Aのカウンタ管理テーブルに書き込むカウンタ更新処理を行う(S7)。次の送信元通信事業者がある場合は、受領済みファイル通番nnnnnの読み出し〜ファイル検索〜受領済みファイル通番nnnnnの更新を繰り返す(S2〜S8)。カウンタ管理ファイル152Aに予め登録されている複数の送信元通信事業者のすべてについて、上記受領済みファイル通番nnnnnの読み出し〜ファイル検索〜受領済みファイル通番nnnnnの更新(S2〜S8)の処理が終了したら、カウンタ管理ファイル152Aをファイル記憶部150に上書き保存する(S9)。以上のように、カウンタ管理ファイル152Aを用いて受信ファイルのTAPファイル通番をチェックし、TAPファイル通番が連続する受信ファイルのみ、課金対象の受領済み受信ファイルとして後続処理に渡すようにしている。また、上記ファイル通番チェック処理により、受領済みの受信ファイルについては、再度受領処理されることはない。また、TAPファイル通番が抜けている場合、若しくは若番のファイルの場合、それ以後の該当する受信ファイルの受領処理は行われない。よって、各送信元通信事業者からの受信ファイルの漏れや重複の発生を未然に防止することができ、利用者が利用国で利用した国際ローミング通信に対する課金やその課金に関する利用国の通信事業者との間の精算のための情報処理を確実に実行できる。
なお、上記カウンタ管理ファイル152Aに登録されていない送信元通信事業者の受信ファイルについては、ファイル受信部110で受信されるが、上記図4に示す受領処理は行われない。また、上記カウンタ管理ファイル152A内の受領済みファイル通番の値nnnnnが最大値(99999)に達した場合は、その次の検索対象ファイル通番mmmmmは00001に設定される。
上記CDRデータチェック処理部122は、上記TAPファイル通番のチェックが正常に終了した受信ファイルについて、その受信ファイルをそれぞれ構成するヘッダ部、メイン部及びトレーラ部のデータをチェックする。すなわち、トレーラ部はCDRデータの誤り補償の目的に用いられるものであり、該トレーラ部にはメイン部のレコードの件数サマリ(通話若しくは通信の個々の情報の記録件数)及びレコードすべてに係る金額サマリが記述してあり、当該情報とメイン部のレコード情報との突合による整合チェック等を行う。
上記日次ファイル統合処理部124は、1日分の複数のCDRファイル(例えば200〜300個程度のCDRファイル)を一つの統合CDRファイルに統合する。このようにCDRファイルを後続処理に備えて統合することにより、日毎に生じるデータを一括して処理できるようになることから、後続処理の効率化に寄与するとともに、加入者(利用者)への課金処理を一括で処理することができる。
ところで、中継システム300から受信する中継ファイルは、所定期毎(例えば1時間毎)に、ファイル受信部110が、中継システム300に対しファイル取得要求(例えば、GETコマンド等)して取得するようにしている。また、中継システム300が出力する中継ファイルは、各利用国通信事業者20からTAPファイルが出力された場合、所定のファイル変換処理が終わったものから順次生成されている。
そうすると、ファイル受信部110が取得する中継ファイルには、複数の利用通信事業者から出力されたTAPファイルに係る情報がマージされ、これが中継ファイルとして生成されている。そうした場合、利用者へ、利用料金請求のための課金処理を行なう過程においては、当該利用国の通信事業者毎の課金処理を行なえばいいとすることもできる。つまり、通信事業者毎に異なる料金単価(「タリフ」ともいう。)の設定がなされており、当該課金処理に係るタリフ適用においては、利用国の通信事業者が特定されれば充分である。そして、本実施形態においては、中継ファイル内に記述されたPLMNコードにより識別するとすることで実現することもできる。
しかしながら、当該利用国の通信事業者によっては、通信事業者単位でのTAPファイルの出力をすることができない事業者も存在する。すなわち、その通信事業者に属する通信設備毎(例えば交換機毎)にTAPファイルが出力されることもある。そうした場合、例えば課金処理の前処理として、通信事業者単位での統合処理をするとするならば、却って処理回数が増えてしまうことになり、当該加入国課金システム100の処理負荷を一層高めてしまうこととなる。
そこで、本実施形態においては、通信事業者毎に、通信利用情報ファイルの統合処理する手段を採用することなく、一括してファイル統合することとしている。このような統合処理を行うことにより、後段処理の処理を円滑なものにすることができ、利用者に正確な利用料金請求することができることとなる。
図5は、上記CDR組立編集処理部125によるパケット部分呼CDRの組立編集処理の一例を示すフローチャートである。図5において、まず、ファイル記憶部150に保存されている統合CDRファイル152Dにアクセスする(S1)。この統合CDRファイルは、パケット通信で生成されたパケットCDRと、音声通話やSMS等のパケット通信以外の通信で生成されたCDR(以下「音声CDR」という。)とを含むので、統合CDRファイルから読み出したCDRそれぞれをパケットCDRファイル及び音声CDRファイルに振り分けるCDR振分処理を行う(S2)。
上記CDR振分処理は、例えば図6に示すように行う。この図6の例では、まず、統合CDRファイル152Dに書き込まれている複数のCDRを先頭から順番に読み出す(S201)。そして、EOF(End of File)判定において当該ファイルのエンドでないと判定された場合(S202でNo)には、読み出したCDRがパケットCDRか否かを判定する(S203)。このパケットCDRか否かの判定は、例えば、CDR内のレコードタイプ(3バイト)というフィールドの値に基づいて行われ、このレコードタイプが「CGP」である場合はパケットCDRと判定し、レコードタイプが「CGP」でない場合は音声CDRと判定する。パケットCDRはパケットCDRファイルに出力され(S204)、音声CDRは音声CDRファイルに出力される(S205)。
次に、図5のステップ3に戻り、上記振分処理後のパケットCDRファイルにアクセスし、そのパケットCDRファイルに書き込まれている複数のパケットCDRについて、次の項目(1)〜(6)による並べ替え処理を行う(S3、S4)。
(1)国際移動機識別番号(IMSI)
(2)課金ID(CHARGE_ID)
(3)パケット通信のアドレス情報(GGSN Recording Entity、Served PDP address)
(4)利用国通信事業者の識別情報(SENDER:PLMNコード)
(5)TAPファイル番号(FILE_SEQ_NO)
(6)通信開始日時(通話開始日時)、通信終了日時(通話終了日時)
表1は、上記並べ替え処理を行った後のパケットCDRのデータ例を示している。なお、表1のデータ例では、項番6のパケットCDRは項番5のパケットCDRと重複し、項番8のパケットCDRは項番7のパケットCDRと重複している。
Figure 2009100172
次に、上記並べ替え処理後のパケットCDRファイルに書き込まれている複数のパケットCDRを先頭から順番に読み出す(S5)。そして、EOF(End of File)判定において当該ファイルのエンドでないと判定された場合(S6でNo)には、その読み出した処理対象のパケットCDRについて、先に読み出したCDRと上記6つの項目(1)〜(6)のデータが重複している重複CDRか否かの重複CDR判定を実行する(S7)。ここで、重複CDR(例えば、上記表1中の項番6のパケットCDRや項番8のパケットCDR)であると判定された場合は、その重複CDRが、ファイル記憶部150の不正CDRファイルに書き込まれた後(S8)、次のパケットCDRが読み出される。
次に、上記ステップS7で重複CDRでないと判定された場合は、読み出したパケットCDRの「セッション情報」および「パケット情報」が一時保存領域に退避するように保存された後、同一セッションCDR判定が実行される(S9)。この同一セッションCDR判定では、パケットCDRファイルから読み出したパケットCDRに対応するセッションが、前回読み出したパケットCDRに対応するセッションと同じか否かが判定される。なお、この同一セッションCDR判定は、パケットCDRファイルから読み出した同一セッションに対応する最初のパケットCDRについて実行されず、当該同一セッションに対応する2番目以降に読み出したパケットCDRについて実行される。
上記同一のセッションに対応するパケットCDRであるか否か、すなわち同一のセッションを構成するパケット通信のパケットCDRであるか否かは、例えば、CDRに書き込まれているアクセスポイント名(APN)が一致し、且つ先に読み出したCDRの通信終了日時(通話終了日時)と現在読み出しているCDRの通信開始日時(通話開始日時)との時間差が所定時間以内(例えば30秒以内)であるか否かで判定することができる。例えば、アクセスポイント名が一致し、且つ、上記時間差が所定時間以内の場合は、同一のセッションを構成するパケット通信のパケットCDRであると判定する。
また、上記通信開始日時(通話開始日時)及び通信終了日時(通話終了日時)については、先に読み出したCDRの通信開始日時と現在読み出しているCDRの通信開始日時との差が所定時間以内であるか否かの結果、あるいは、先に読み出したCDRの通信終了日時と現在読み出しているCDRの通信終了日時との差が所定時間以内であるか否かの結果を、上記判定に用いてもよい。例えば、アクセスポイント名が一致し、且つ、各CDRの通信開始日時どうしの時間差あるいは各CDRの通信終了日時どうしの時間差が所定時間以内の場合は、同一のセッションを構成するパケット通信のパケットCDRであると判定する。
また、上記同一のセッションを構成するパケットCDRであるか否かは、上記6つの項目(1)〜(6)のうち国際移動機識別番号(IMSI)、課金ID(CHARGE_ID)、アドレス情報(GGSN Recording Entity、Served PDP address)、利用国通信事業者の識別情報(PLMNコード)及びTAPファイル番号(FILE_SEQ_NO)がすべて一致しているか否かで判定してもよい。すなわち、国際移動機識別番号(IMSI)、課金ID(CHARGE_ID)、アドレス情報(GGSN Recording Entity、Served PDP address)、利用国通信事業者の識別情報及びTAPファイル番号がすべて一致している複数のパケットCDRが、同一のセッションに対応するパケットCDR群である、と判断してもよい。ここで、上記課金IDは、例えば加入国にあるパケット通信のノードであるGGSNから払い出されたものである。
次に、上記同一セッションCDR判定において、パケットCDRファイルから読み出したパケットCDRに対応するセッションが、前回読み出したパケットCDRに対応するセッションと同じと判定した場合(S9でYes)は、組立処理対象のパケットCDRのデータを、組立前CDRとして、ファイル記憶部150の組立前CDRファイルに保存した後、そのパケットCDRについて、組立不正CDR判定を実行する(S10、S11)。
上記組立前CDRファイルに保存された組立前CDRは、例えば利用者からのクレームに対応するための各種調査に用いることができる。表2は、組立前CDRのデータ例を示している。
Figure 2009100172
また、上記組立不正CDRとしては、例えば、後述の集計処理でオーバフローになるようなデータが書き込まれているCDRが挙げられる。表3は、前述の重複CDRのデータ例とともに、組立不正CDRのデータ例を示したものである。組立不正CDRは、ファイル記憶部150の不正CDRファイルに書き込まれる。
Figure 2009100172
また、上記ステップS11の組立不正CDR判定において、処理対象のパケットCDRが組立不正CDRであると判定した場合(S11でYes)は、そのパケットCDRがファイル記憶部150の組立不正CDRファイルに保存された(S12)後、次のパケットCDRが読み出される。
次に、上記組立不正CDR判定において、処理対象のパケットCDRが組立不正CDRでないと判定した場合(S11でNo)は、その処理対象のパケットCDRについて、同一セッションの他のパケットCDRとまとめるとともに、当該セッションの複数のパケットCDRについて所定項目のデータを集計するパケットCDR組立処理が実行される(S13)。セッションごとのデータ集計は、例えば次の(A)〜(H)の項目について行われる。
(A)通信時間(課金用通話時間)
(B)課金対象の通信データ量(CHARGE_UNIT)
(C)利用国通貨(現地通貨)での課金金額(CHARGE_CURRENCY)
(D)利用国通貨(現地通貨)での税額(TAX_CURRENCY)
(E)国際的な共通計算単位(SDR)での課金金額(TAP_CHARGE)
(F)国際的な共通計算単位(SDR)での税額(TAP_TAX)
(G)上り方向の通信データ量(上り情報量)
(H)下り方向の通信データ量(下り情報量)
また、上記セッションごとに組み立てたCDRにおける通信開始日時(通話開始日時)及び通信終了日時(通話終了日時)としてはそれぞれ、同一セッション内の最初のパケット通信に対応するパケットCDRに書き込まれている通信開始日時及び最後のパケット通信に対応するパケットCDRに書き込まれている通信終了日時が設定される。また、セッションごとに組み立てられた組立済みCDRでは、組立処理が行われた後のCDRであるか否かを識別するための組立処理識別用の項目にデータが書き込まれる。例えば、組立処理識別用項目としての「組立処理FLG」という項目を設け、組立処理が行われた後のCDRについては「組立処理FLG」に「1」を設定する。また、上記集計対象の項目及び組立処理識別用の項目以外の項目については、同一セッション内の最初のパケット通信に対応するパケットCDRに書き込まれている値が設定される。
表4は、セッションごとにまとめて組み立てたCDRのデータ例を示している。セッションごとにまとめられるとともにセッションごとに所定項目のデータが集計されたパケットCDRは、ファイル記憶部150に保存されている組立後のパケットCDRファイルに書き込まれる。また、この組立編集処理後のパケットCDRファイルは、対応する音声CDRファイルと統合され、その後の処理対象となる統合CDRファイル152Eとしてファイル記憶部150に保存される。
Figure 2009100172
また、上記ステップS5の同一セッションCDR判定において、上記統合パケットCDRファイル150Dから読み出したパケットCDRに対応するセッションが、前回読み出したパケットCDRに対応するセッションと異なると判定した場合(S9でNo)は、次のパケットCDRが読み出される。
また、上記ステップS6のEOF判定において、上記アクセス中のパケットCDRファイルのエンドであると判定された場合(S6でYes)には、処理を終了する。
上記ファイル転送処理部126は、上記組立編集処理後のCDRファイルを後続のファイル振分処理部130に転送する。
図7は、上記ファイル振分処理部130のより詳細な構成例を示すブロック図である。このブロック図では、ファイル振分処理部130で使用されるファイル記憶部150内の各種個別ファイル及び加入者データベース170の各種テーブルが図示されている。上記ファイル振分部130は、加入者検索処理部131と、CDRコピー処理部132と、地域振分処理部133とを備えている。
上記加入者検索処理部131は、上記受領・検査処理部120から転送されてきた統合CDRファイル内に含まれる各CDRについて次のような処理を行う。すなわち、加入者検索処理部131は、CDR内のIMSI(国際移動機識別番号)に基づいてMSN(加入者番号)を検索することにより、MSNを用いる後続の課金処理の対象にできるか否かを判断し、不正CDRを事前に排除している。より具体的には、統合CDRファイル内のCDRからIMSIを読み出し、読み出したIMSIに基づいて、加入者データベース170のIMSI管理テーブル173Aを検索し、そのIMSIに対応するサービスIDを取得する。次に、取得されたサービスIDに基づいて、加入者データベース170のMSN管理テーブル173Bを検索し、そのサービスIDに対応するMSNを取得する。これらの加入者検索処理により、各CDR内のIMSIに対応する課金処理で必要なMSNを取得することができるので、利用国通信事業者が発行したCDR上にMSNが含まれていなくても、国際ローミング通信に対する課金処理を確実に行うことができる。
ここで、何らかの理由により、利用者が利用国の通信網で国際ローミング通信を利用したにもかかわらず、加入国課金システム100においてIMSIに対応するMSNを取得できない場合がある。例えば、加入国でのMSN取得処理は、当該加入国の現地時刻にしたがって実行される。一方、利用国(第2国)の利用国通信事業者から受領するCDRに基づいてMSN取得する場合、当該CDRの記述に基づいてMSN取得処理を実行することになるが、この場合、当該CDRに記述される時刻情報(例えば、第2国における通話日時記録)に基づいて加入者情報を参照しMSN取得処理がなされる。つまり、第2国の時刻現在での加入者情報を参照することになるが、当該加入者の契約解除のタイミングによっては利用者に課金できないCDRが発生する可能性がある。すなわち、当該MSN取得処理が未来時刻でなされる可能性があり、利用国(第2国)の通信網で利用した利用者の国際ローミング通信のCDRが生成される以前に、当該利用者が加入国で携帯電話機の利用契約を解除した場合には、当該利用者の国際ローミング通信について課金処理することができない。
そこで、上記CDRコピー処理部132は、加入者検索処理部131においてIMSIに対応するMSNを取得することができなかった場合、そのCDRを、ファイル記憶部150の不正CDRファイル153Aにコピーする。一方、IMSIに対応するMSNを取得することができた場合には、そのCDRを、ファイル記憶部150の加入者検索済みCDRファイル153Bにコピーする。そして、その後CDRコピー処理部132に一時的に保存したCDRを削除する。このように不正CDR及び加入者検索済みCDRをそれぞれ別々の不正CDRファイル153A及び加入者検索済みCDRファイル153Bに保存することにより、後続の課金処理において、請求可能な加入者検索済みCDRをまとめて処理できるとともに、不正CDRに対する無駄な課金処理を回避できる。
上記地域振分処理部133は、加入者検索済みCDRファイル153Bから各加入者検索済みCDRを読み出し、その加入者情報に基づいて、携帯電話機の利用契約を受け持つ複数の地域ごとに各加入者検索済みCDRを振り分ける。図7の例では、北海道地域、東北地域、北陸地域、東京地域、東海地域、関西地域、中国地域、四国地域及び九州地域の9地域ごとに、各加入者検索済みCDRを振り分けている。また、地域振分処理部133は、地域ごとに振り分けた加入者検索済みCDRをまとめた地域別統合CDRファイル153Cを生成し、ファイル記憶部150に保存する。図7の例では、上記9地域それぞれに対応する9個の地域別統合CDRファイル153C(1)・・・153C(9)が保存されている。
図8は、上記課金処理部140のより詳細な構成例を示すブロック図である。このブロック図では、課金処理部140で使用されるファイル記憶部150内の各種ファイル並びに加入者データベース170及び課金管理データベース180の各種テーブルが図示されている。上記課金処理部140は各地域ごとに設けられ、ファイル転送処理部141と、通信種別処理部142とを備えている。
上記ファイル転送処理部141は、GET型のファイル転送処理部であり、当該課金処理部140に対応する地域の統合CDRファイル153Cにアクセスして取得する。
上記通信種別処理部142は、ファイル転送処理部141で取得したCDRについて次のような処理を実行する。すなわち、通信種別処理部142は、加入者検索済みCDR上に書き込まれている通信種別を読み出し、その通信種別(例えば、音声呼、テレビコール、データ通信等の種別)に基づいて、その後の利用者への請求に関する各種振り分け処理を行う。この振り分け処理により、通信種別毎に適用する料金タリフが異なる場合でも、その料金タリフに応じた適切な課金処理が可能になる。
例えば、通信種別処理部142は、CDR上の通信種別に基づいて、その後の請求処理ができないと判断した場合、そのCDRを、不正CDRファイル154Cに保存する。
また、利用国通信事業者の通信網で使用されたSMS(Short Message Service)の国際ローミング通信は、加入国の通信事業者のSMSシステムを経由して行われ、発呼元の利用国(第2国)の通信網と、着信側の加入国(第1国)の通信網でCDRが発生するため、これを両方処理すると2重請求となってしまう。そこで、本実施形態では、SMSの国際ローミング通信については、国際ローミング処理としての課金処理ではなく、当該加入者(利用者)が加入国で利用したSMSと同様に、加入国のSMS交換機から出力されるデータをもとに課金処理するようにし、利用国のSMS交換機のデータは排他処理するようにしている。そのため、通信種別処理部142は、CDR上の通信種別がSMSであると判断した場合、そのCDRを、SMS呼のCDRファイル154Dに保存し、その後の国際ローミング通信に関する課金対象にしないようにしている。
また、利用国通信事業者の通信網で使用された国際ローミング通信の中には、加入国での課金対象になっていない非請求対象の通信がある。この非請求対象の通信としては、加入国の通信網で商用通信サービスが開始されていないが利用国の通信網で通信可能になっているテレビ電話の通信(テレビコール通信)や、加入者が契約した料金プランによって非請求対象になっている国際ローミング通信等が該当する。このような非請求対象の国際ローミング通信は、課金の対象から排除する必要がある。
例えば、3Gの移動体通信網においては、音声通信回線の相互接続(他事業者間接続)をはじめると、国外通信事業者の通信設備次第でおのずとUDI通信(テレビコール通信)ができるようになる場合がある。しかしながら、UDI通信は回線品質が所定規定値以上でなければ商用に耐えうるレベルにならないところ、国外通信事業者の回線品質によっては事業者として相互接続を商業化することを控え、とりあえず音声通信のみをサービス提供する場合がある。また、この段階においては、相互接続における事業者間精算の基礎料金の取決めも進んでいなく、顧客に対し料金提示もできない。しかしながら、前述のように技術的には音声通信が可能であって、通常、UDI通信回線使用に規制設定をして通信不可にしているが、その設定に不備ある場合に、UDI通信ができてしまうおそれがある。また、試験接続で一時的に規制解除しているタイミングに一般利用者がUDI通信してしまうおそれもある。このような場合であっても、適格に非請求処理するため、かかるUDI通信(テレビコール通信)に対するCDRの排他処理をする必要がある。
そこで、通信種別処理部142は、CDR上の通信種別に基づいて、データベース部の課金方法決定テーブル184A及び通信サービス運用管理データベースの運用モードテーブル184Bを参照し、そのCDRの通信種別が非請求の国際ローミング通信であるか否かを判断する。課金方法決定テーブル184Aには、当該地域の各加入者の料金プラン等の情報が保存されている。また、運用モードテーブル184Bには、加入国での通信サービスの運用状況等の情報が保存されている。通信種別処理部142は、CDRの通信種別が非請求の国際ローミング通信であると判断した場合、そのCDRを、非請求CDRファイル154Eに保存する。これにより、当該CDRを、その後の国際ローミング通信に関する課金処理の対象から排除している。
また、通信種別処理部142は、CDR上の通信種別が請求対象の国際ローミング通信であると判断した場合には、更に当該CDRを電話及びパケット通信などの通信種別で振り分けている。たとえば、CDRの通信種別が音声呼の電話であった場合には、そのCDRを音声呼CDRファイル154Fに保存している。この音声呼CDRファイル154Fを加入者への課金処理に用いることにより、音声呼の国際ローミング通信に対する課金処理を効率的に行うことができる。また、CDRの通信種別がGPRS(General Packet Roaming/Radio Service)などのパケットデータ通信であった場合には、そのCDRをパケットCDRファイル154Gに保存している。このパケットCDRファイル154Gを加入者への課金処理に用いることにより、パケットデータ通信を用いる国際ローミング通信に対する課金処理を効率的に行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、開示した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の一実施形態に係る加入国課金システムを含む国際ローミング課金システムの概略構成の一例を示す説明図。 加入国通信事業者による国際ローミング通信の課金処理に用いられる加入国課金システムの概略構成を示すブロック図。 受領・検査処理部のより詳細な構成例を示すブロック図。 ファイル通番チェック処理部によるカウンタ管理ファイルを用いたチェック処理の一例を示すフローチャート。 CDR組立編集処理の一例を示すフローチャート。 CDR振分処理の一例を示すフローチャート。 ファイル振分処理部のより詳細な構成例を示すブロック図。 課金処理部のより詳細な構成例を示すブロック図。
符号の説明
10 加入国通信事業者
20 利用国通信事業者
30 情報中継事業者
100 加入国課金システム
110 ファイル受信部
120 受領・検査処理部
125 CDR組立編集処理部
130 ファイル振分部
140 課金処理部
200 利用国課金システム
300 中継システム

Claims (12)

  1. 第1国の通信事業者との間で移動体通信端末の通信サービスの契約をした利用者によって利用された第2国の通信事業者の通信網における国際ローミング通信の利用料金について、課金のための情報処理を該第1国の通信事業者側の課金情報処理装置で行う課金情報処理方法であって、
    前記利用者が利用した国際ローミング通信の通信利用情報ファイルを受信するステップと、
    前記通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集するステップと
    を含むことを特徴とする課金情報処理方法。
  2. 請求項1の課金情報処理方法において、
    同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、アクセスポイント名と通信開始時間及び通信終了時間の少なくとも一方とを用いて判定することを特徴とする課金情報処理方法。
  3. 請求項1の課金情報処理方法において、
    同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、国際移動機識別情報と、課金IDと、パケット通信のアドレス情報と、前記通信利用情報ファイルの送信元である前記第2国の通信事業者の識別情報と、前記通信利用情報ファイルのファイル番号とを用いて判定することを特徴とする課金情報処理方法。
  4. 請求項1乃至3のいずれかの課金情報処理方法において、
    前記複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめる際に、通信時間と、通信データ量と、前記第2国の通貨単位での課金金額及びその課税金額と、国際的な共通計算単位での課金金額及びその課税金額とを、セッションごとに集計することを特徴とする課金情報処理方法。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの課金情報処理方法において、
    前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち最初のパケット通信利用情報に書き込まれている通信開始日時及び最後のパケット通信利用情報に書き込まれている通信終了日時をそれぞれ、前記編集後のパケット通信利用情報における通信開始日時及び通信終了日時に設定することを特徴とする課金情報処理方法。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの課金情報処理方法において、
    前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち通信開始日時及び通信終了日時がそれぞれ同一の複数のパケット通信利用情報については、そのいずれか一つのパケット通信利用情報のみを前記編集の対象とすることを特徴とする課金情報処理方法。
  7. 第1国の通信事業者との間で移動体通信端末の通信サービスの契約をした利用者によって利用された第2国の通信事業者の通信網における国際ローミング通信の利用料金について、課金のための情報処理を行う課金情報処理装置であって、
    前記利用者が利用した国際ローミング通信の通信利用情報ファイルを受信する受信手段と、
    前記通信利用情報ファイルに含まれる複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめるように編集する情報編集手段と
    を備えることを特徴とする課金情報処理装置。
  8. 請求項7の課金情報処理装置において、
    同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、アクセスポイント名と通信開始時間及び通信終了時間の少なくとも一方とを用いて判定することを特徴とする課金情報処理装置。
  9. 請求項7の課金情報処理装置において、
    前記情報編集手段は、同一セッションに対応するパケット通信利用情報であるか否かを、前記編集前の複数のパケット通信利用情報にそれぞれ書き込まれている、国際移動機識別情報と、課金IDと、パケット通信のアドレス情報と、前記通信利用情報ファイルの送信元である前記第2国の通信事業者の識別情報と、前記通信利用情報ファイルのファイル番号とを用いて判定することを特徴とする課金情報処理装置。
  10. 請求項7乃至9のいずれかの課金情報処理装置において、
    前記情報編集手段は、前記複数のパケット通信利用情報をセッション単位のパケット通信利用情報にまとめる際に、通信時間と、通信データ量と、前記第2国の通貨単位での課金金額及びその課税金額と、国際的な共通計算単位での課金金額及びその課税金額とを、セッションごとに集計することを特徴とする課金情報処理装置。
  11. 請求項7乃至10のいずれかの課金情報処理装置において、
    前記情報編集手段は、前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち最初のパケット通信利用情報に書き込まれている通信開始日時及び最後のパケット通信利用情報に書き込まれている通信終了日時をそれぞれ、前記編集後のパケット通信利用情報における通信開始日時及び通信終了日時に設定することを特徴とする課金情報処理装置。
  12. 請求項7乃至11のいずれかの課金情報処理装置において、
    前記情報編集手段は、前記同一セッションに対応する複数のパケット通信利用情報のうち通信開始日時及び通信終了日時がそれぞれ同一の複数のパケット通信利用情報については、そのいずれか一つのパケット通信利用情報のみを前記編集の対象とすることを特徴とする課金情報処理装置。
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