JP2009060265A - 課金情報処理方法及び課金情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】国際ローミング通信の利用料金の課金処理に用いる料金情報のデータサイズを抑制しつつ、複数の通信事業者ごとに料金計算レートの設定及び変更等の料金情報のメンテナンスを容易且つ柔軟に行うことができる課金情報処理方法及び課金情報処理装置を提供する。
【解決手段】複数の第2国の通信事業者それぞれについて設定された料金情報に基づいて、国際ローミング通信に対する利用料金を算出し、算出した利用料金を第2国の通信事業者に送信する利用情報に含める。ここで、前記料金情報は、第2国の通信事業者の識別情報と料金コードとを互いに対応付けて保存した第1のテーブルと、料金コードと通信種別情報と料金計算レートのデータとを互いに対応付けて保存した第2のテーブルとを、料金コードで連結して組み合わせたものである。
【選択図】 図7

Description

本発明は、第1国の通信事業者の通信網で利用された国際ローミング通信の利用情報を、その国際ローミング通信を行った利用者が通信サービスの契約をしている第2国の通信事業者に送信するときに、国際ローミング通信の利用情報に関する情報処理を行う課金情報処理方法及び課金情報処理装置に関するものである。
近年、移動体通信サービスを行っている加入国で契約した移動体通信端末としての携帯電話機を、その加入国とは異なる国の通信網で電話やメールなどの通信に使用する国際ローミング通信を行うことができるようになってきている。この国際ローミング通信の利用料金を利用者に課金する場合、国際ローミング通信が行われた第1国(利用国)の通信網の通信事業者から、その利用者が通信サービスの契約を行っている第2国(加入国)の通信事業者に、上記国際ローミング通信の利用情報が書き込まれた通信利用情報ファイルが送られる。加入国の通信事業者は、上記利用国の通信事業者から受信した通信利用情報ファイルを用いて課金のための情報処理を実行し、各利用者が利用国で利用した国際ローミング通信について利用者に対する課金や当該利用国の通信事業者との間の精算を行ったりする。
上記国際ローミング通信のうち、上記第1国(利用国)に滞在している利用者が第1国の国内において利用した音声通話、SMS(ショート・メッセージ・サービス)、パケットデータ通信等の国際ローミング通信の場合、その第1国の通信事業者は、国際ローミング通信の利用料金を第1国の通貨単位(第1国が日本国の場合は円単位)で算出して課金処理を行う。そして、その第1国での課金処理が行われた国際ローミング通信の利用料金について第2国(加入国)の通信事業者との間で精算処理を行うために、上記第1国の通貨単位で課金処理された利用料金を第2国の通信事業者が処理可能な単位の利用料金に変換して通信利用情報ファイルを作成する必要がある。
ここで、第2国(加入国)が互いに異なる複数の国際ローミング通信の通信利用情報ファイルを作成する場合、その第2国の通信事業者ごとに、上記国際ローミング通信の利用料金の課金処理に用いる料金計算レート(IOT:Inter Operator Tariff)を変えたい場合がある。例えば、国際ローミング通信に関する提携の交渉材料として、特定の第2国の通信事業者との間で精算するときの国際ローミング通信の利用料金について割引を行いたい場合がある。
本発明は以上の背景の下でなされたものであり、その目的は、国際ローミング通信の利用料金の課金処理に用いる料金情報のデータサイズを抑制しつつ、複数の通信事業者ごとに料金計算レートの設定及び変更等の料金情報のメンテナンスを容易且つ柔軟に行うことができる課金情報処理方法及び課金情報処理装置を提供することである。
本発明に係る課金情報処理方法は、第1国の通信事業者の通信網で利用された国際ローミング通信の利用料金を含む利用情報を、該国際ローミング通信を行った利用者が通信サービスの契約をしている第2国の通信事業者に送信するときに、該国際ローミング通信の利用情報に関する情報処理を該第1国の通信事業者側の課金情報処理装置で行う課金情報処理方法であって、複数の第2国の通信事業者それぞれについて設定された料金情報に基づいて、前記国際ローミング通信に対する利用料金を算出するステップと、前記算出した利用料金を、前記第2国の通信事業者に送信する前記利用情報に含めるステップとを含み、前記料金情報は、前記第2国の通信事業者の識別情報と料金コードとを互いに対応付けて保存した第1のテーブルと、該料金コードと通信種別情報と料金計算レートのデータとを互いに対応付けて保存した第2のテーブルとを、該料金コードで連結して組み合わせたことを特徴とするものである。
また、本発明に係る課金情報処理装置は、第1国の通信事業者の通信網で利用された国際ローミング通信の利用情報を、該国際ローミング通信を行った利用者が通信サービスの契約をしている第2国の通信事業者に送信するときに、該国際ローミング通信の利用情報に関する情報処理を行う課金情報処理装置であって、複数の第2国の通信事業者それぞれについて設定された料金情報に基づいて、前記国際ローミング通信に対する利用料金を算出する算出手段と、前記算出した利用料金を、前記第2国の通信事業者に送信する前記利用情報に含める利用情報処理手段とを備え、前記料金情報は、前記第2国の通信事業者の識別情報と料金コードとを互いに対応付けて保存した第1のテーブルと、該料金コードと通信種別情報と料金計算レートのデータとを互いに対応付けて保存した第2のテーブルとを、該料金コードで連結して組み合わせたことを特徴とするものである。
この課金情報処理方法及び課金情報処理装置では、複数の第2国の通信事業者に適用される料金情報が同じ場合、前記第1のテーブル中の当該複数の通信事業者の識別情報に対応付けられた料金コードの欄に、当該複数の通信事業者に適用される同じ料金コードのデータを保存すればよいので、料金情報における重複した情報(料金計算レートのデータ)の保存を回避し、料金情報のデータサイズを抑制することができる。また、上記同じ料金情報が適用される通信事業者について料金計算レートのデータを変更する場合は、当該通信事業者の料金コードに対応付けられた第2のテーブル中の料金計算レートのデータを1箇所だけ変更すればよい。以上のように、料金情報のデータサイズを抑制しつつ、複数の第2国の通信事業者ごとに料金計算レートの設定及び変更等の料金情報のメンテナンスを容易且つ柔軟に行うことができる。
前記課金情報処理方法及び前記課金情報処理装置において、前記第1のテーブル及び/又は前記第2のテーブルは、前記料金データの適用開始日のデータ及び適用終了日のデータを含んでもよい。
この課金情報処理方法及び課金情報処理装置では、前記第1のテーブル及び/又は前記第2のテーブルにおける適用開始日のデータ及び適用終了日のデータそれぞれに所定の日付のデータを保存することにより、前記料金計算レートが適用される期間を指定できる。
本発明によれば、国際ローミング通信の利用料金の課金処理に用いる料金情報のデータサイズを抑制しつつ、複数の通信事業者ごとに料金計算レートの設定及び変更等の料金情報のメンテナンスを容易且つ柔軟に行うことができるという効果がある。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る課金システムを含む国際ローミング課金システムの概略構成の一例を示す説明図である。この国際ローミング課金システムは、加入者が通信サービスの契約をした国(以下「加入国」という。)にある移動体通信事業者(以下「加入国通信事業者」という。)10の課金情報処理装置(以下「加入国課金システム」という。)100と、加入国とは異なる国(以下「利用国」という。)にある移動体通信事業者(以下「利用国通信事業者」という。)20の課金情報処理装置(以下「利用国課金システム」という。)200と、中間の情報中継事業者30が管理運営する情報中継処理装置(以下「中継システム」という。)300とを備える。利用国の移動体通信事業者20の利用国課金システム200は、加入国の移動体通信網における通信サービスの加入者である利用者が利用国の移動体通信網で通話や各種データ通信等の国際ローミング通信を利用したときに、その国際ローミング通信に関する利用情報が書き込まれた通信利用情報ファイルであって情報中継事業者独自の内部フォーマットの中継ファイルを生成し、情報中継事業者30の中継システム300に送信する。中継システム300は、利用国課金システム200から受信した中継ファイルをTAP(Transfer Accounting Procedure)ファイルに変換し、加入国の移動体通信事業者10の加入国課金システム100に送信する。加入国課金システム100は、中継システム300から受信したTAPファイルに基づき、上記国際ローミング通信の利用料金について該当する利用者への課金及び利用国通信事業者20との間の精算処理を行うための情報処理を実行する。
上記加入国課金システム100、利用国課金システム200及び中継システム300はそれぞれ、1台のコンピュータ装置で構成してもいいし、複数のコンピュータ装置をネットワーク接続して協働して動作するように構成してもよい。また、加入国課金システム100と中継システム300との間や利用国課金システム200と中継システム300との間は、上記ファイルなどのデータの送受信ができるように専用回線やインターネットなどの通信回線で通信可能になっている。
上記TAPファイルは、例えば利用者の1回の通話、1セッションのデータ通信(UDI通信)、又は所定パケットのパケット通信、若しくはこれらが複数件まとめられて作成されるものであって、国際ローミング通信の利用料金の課金・精算について加入国通信事業者と利用国通信事業者との間で相互に送受信されるファイルであり、国際ローミング通信の事業者間精算データ等の利用情報(CDR)やファイル通番(以下「ファイル通番」という。)などを含んでいる。このTAPファイルのフォーマットはGSM(Global System for Mobile Communications)協会で規定されている。例えば、TAPファイルに書き込まれるレコードのレコード長は可変長であり、ファイルフォーマットは「ASN.1」形式である。また、TAPファイルのファイル名の書式は、次のように規定されている。
ファイル名:AABBBBBCCCCCxxxxx
AA(0−2桁):ファイル種別(商用:CD,試験用:TD)、
BBBBB(3−7桁):送信元事業者(PLMNコード)、
CCCCC(8−12桁):送信先事業者(PLMNコード)、
xxxxx(13−17桁):ファイル通番(00001−99999)。
上記PLMN(Public Land Mobile Network)コードは通信事業者を識別するために予め設定されたコードである。例えば、利用国通信事業者(PLMNコード:「GGGGG」)の加入者が加入国通信事業者(PLMNコード:「JJJJJ」)の通信網で利用したインバウンドの商用国際ローミング通信に対するTAPファイルは、「CDJJJJJGGGGGxxxxx」のようにファイル名が表記され、加入国通信事業者から利用国通信事業者に向けて送られる。また、加入国通信事業者(PLMNコード:「GGGGG」)の加入者が利用国通信事業者(PLMNコード:「JJJJJ」)の通信網で利用したアウトバウンドの商用国際ローミング通信に対するTAPファイルは、「CDGGGGGJJJJJxxxxx」のようにファイル名が表記され、利用国通信事業者から加入国通信事業者に向けて送られる。
また、上記TAPファイルのファイル通番(以下「TAPファイル通番」という。)は、送信元事業者及び送信先事業者ごとに異なる通し番号がふられる。すなわち、TAPファイルを作成して送信する送信元事業者では、互いに異なる送信先事業者ごとにファイル名に通し番号をふるようにTAPファイル通番の管理が行われる。一方、TAPファイルを受信する送信先事業者では、TAPファイル通番に基づいて、各送信元事業者から受信したファイルの検査、管理及び処理が行われる。
上記中継ファイルは、情報中継事業者30の中継システム300において送信元の通信事業者から受信し、TAPファイルに変換されて送信先の通信事業者に転送される通信利用情報ファイルである。この中継ファイルは、基本的にはTAPファイルと同じデータを含んでいるが、一部のフォーマットが情報中継事業者独自の内部フォーマットに変換される。例えば、中継ファイルに書き込まれる利用情報(以下「CDR」という。)のレコード長は固定長であり、ファイルフォーマットは「Text」形式である。また、中継ファイルのファイル名の書式としては、前述のTAPファイルと同様な書式が用いられている。但し、中継システム300から送信される中継ファイルのファイル名の送信元事業者の部分、及び中継システム300が受信する中継ファイルのファイル名の送信先事業者の部分にはそれぞれ、TAPファイルのファイル通番と異なる概念の体系に基づいた情報が書き込まれる。
図2は、利用国通信事業者20による国際ローミング通信の課金処理に用いられる利用国課金システム200の概略構成を示すブロック図である。利用国課金システム200は、例えばCPU、メモリー(RAM,ROM等)、HD等の外部記憶装置、外部通信部等を有するコンピュータ装置で構成することができる。利用国課金システム200は、例えばハードウェアであるコンピュータに基本ソフトウェア(OS:Operating System)、及びデータベースのサーバ機能や通信機能等の所定のアプリケーションプログラムが組み込まれて実行されることにより、ファイル受信部201,202、音声系ファイル前処理部210、パケット系ファイル前処理部220、課金処理部230、ファイル後処理部240、ファイル送信部250、および図示しない各種ファイルやテーブルが記憶されたデータ記憶部等の機能を実現することができる。上記データ記憶部のテーブルは、個別のファイルに保存して管理してもいいし、リレーショナルデータベース用のサーバプログラム等を用いて構築されたデータベースで管理してもよい。
上記ファイル受信部のうち、図示しない所定の処理ノードを用いて、国内通信と国際通信とにCDRを分別した後、音声CDRファイル受信部201は、音声通信の信号が処理される交換機に所定のタイミングでアクセスし、その交換機で生成された国際ローミングの音声通信のCDRファイルを取得するGET型の音声CDRファイル受信処理を実行する。この音声CDRファイルには、通常の電話だけでなく、同じ音声通信の通信網を使って通信されるSMS(Short Message Service)通信やUDI通信(例えばテレビコール通信)に対するCDRファイルも含まれる。一方、パケットCDRファイル受信部202は、パケット通信のデータが処理されるゲートウェイ(例えば、MDGW(Mediation GateWay))に所定のタイミングでアクセスし、そのゲートウェイで生成された国際ローミングのパケットデータ通信のCDRファイルを取得するGET型のパケットCDRファイル受信処理を実行する。
なお、MDGWは移動通信ネットワークを構成する各交換機やSGSNより生成されるCDR情報を収集する機能を備えるものである。
上記音声系ファイル前処理部210は、音声CDRファイル受信部201で受信した所定期間分(例えば1日分)の複数の音声通話のCDRファイル(以下、「音声CDRファイル」という。)を統合する処理を実行する。この際、不要CDRファイルや不正CDRファイルは排除される。
上記パケット系ファイル前処理部220は、パケットCDRファイル受信部202で受信した所定期間分(例えば1日分)の複数のパケット通信のCDRファイル(以下、「パケットCDRファイル」という。)を統合する処理を行う。複数のゲートウェイからそれぞれパケットCDRファイルを受信した場合は、それらについても統合処理を行う。また、パケット系ファイル前処理部220は、パケット毎に生成されたパケットCDRファイルを1セッション毎のCDRファイル(以下「セッションCDRファイル」という。)に変換するパケット部分呼組立処理も行う。
上記課金処理部230は、上記音声系ファイル前処理部210から出力される音声CDRファイルおよび上記パケット系ファイル前処理部220から出力されるセッションCDRファイルについて、国際ローミング通信の利用料金を利用国の通貨単位(日本国の場合は、円単位)で算出し、後述のように必要に応じて海外通信事業者ごとに割引処理を実行し、海外通信事業者との精算処理に用いるCDRの生成処理を行う。
上記ファイル後処理部240は、課金処理済みのCDRファイルについて、国際ローミング通信の利用国の通貨単位による利用料金を国際的な共通計算単位による利用料金に変換する処理とを行う。上記国際的な共通計算単位としては、例えば、国際通貨基金(IMF:International Monetary Fund)の定める全世界共通の通貨単位としての特別引出権(SDR:Special Drawing Rights)を用いる。また、ファイル後処理部240は、国際ローミング通信の利用料金が利用国における税金(例えば日本国の消費税)の課税対象の場合は、その税金を適用して前記利用金額を算出する。更に、ファイル後処理部240は、上記利用料金の変換処理後の利用料金が記述されたCDRファイルを、情報中継事業者30の中継システム300で処理可能な所定のフォーマットの中継ファイルに変換するとともに、不足しているレコードを追加し、或いは契約国の事業者単位にヘッダとトレーラレコードを追加する。なお、ヘッダとトレーラレコードは、通話情報がない場合にも生成されている。
上記ファイル送信部250は、上記課金処理済みのCDRファイルから所定のフォーマットに変換された中継ファイルおよび後述の試験用CDRファイルを、情報中継事業者30の中継システム300に向けて送信する。
以下、上記利用国課金システム200を構成する主要部の処理について詳述する。
図3は、パケット系ファイル前処理部220の構成例を示すブロック図である。このブロック図には、パケット系ファイル前処理部220で使用されるデータ記憶部290内の各種ファイルも図示されている。上記パケット系ファイル前処理部220は、ファイル統合処理部221と、CDR並べ替え処理部222と、パケット部分呼組立処理部223とを備えている。ファイル統合処理部221は、前述のように、パケットCDRファイル受信部202で受信した所定期間分(例えば1日分)の複数のパケットCDRファイルを統合する処理を行い、統合パケットCDRファイル291Aを生成する。複数のゲートウェイからそれぞれパケットCDRファイルを受信した場合は、それらについても統合処理を行う。
図4は、上記CDR並べ替え処理部222及びパケット部分呼組立処理部223によるセッションCDRファイル作成処理の一例を示すフローチャートである。図4において、まず、データ記憶部290に保存されている統合パケットCDRファイル291Aにアクセスし、その統合パケットCDRファイル291Aに書き込まれている複数のパケットCDRについて次の項目(1)〜(4)による並べ替え処理を行い、同一セッションを構成する複数のパケットCDRからなるCDR群を特定する(S1〜S3)。
(1)課金ID
(2)GGSNのアドレス
(3)国際移動機識別番号(IMSI:International Mobile Subscriber Identity)
(4)通話開始日時
上記同一のセッションを構成するパケットCDRであるか否かは、例えば、上記4つの項目(1)〜(4)のうち課金ID、GGSNのアドレス及び国際移動機識別番号が一致しているか否かで判定する。すなわち、課金ID、GGSNのアドレス及び国際移動機識別番号(IMSI)がすべて一致している複数のパケットCDRは、同一のセッションに対応するCDR群であると判定する。ここで、上記課金IDは、例えば加入国にあるパケット通信のノードであるGGSN(Gateway GPRS Support Node)から払い出されたものである。
次に、上記特定された同一のセッションを構成するCDR群に先頭(初回接続)のパケットCDRがあるか否かが判定される(S4)。この判定は、CDR中の先頭識別フラグの値に基づいて、一つのセッションについて1回のみ実施される。
上記先頭のパケットCDRがない場合(ステップS4でNo)には、当該CDR群が次回処理繰越CDRとして、データ記憶部290の次回処理繰越CDRファイル291Bに1回のみ保存される(S5)。この次回処理繰越CDRは、新規受信のパケットCDRファイル内のパケットCDRとともにCDR並べ替え処理(S2)の対象となる。上記次回処理繰越CDRの保存の後、そのセッションの次回処理繰越CDRについて、課金ID、GGSNのアドレス及び国際移動機識別番号(IMSI)のデータが、データ記憶部290の次回処理用データファイルとしてのISAM(Indexed Sequential Access Method)ファイル291Cに保存される(S6)。そして、次の同一セッションのCDR群があるか否かが判定される(S7)。次の同一セッションのCDR群がある場合(ステップS7でYes)にはステップS4の判定に戻り、次の同一セッションのCDR群がない場合(ステップS7でNo)には処理が終了する。
一方、上記特定された同一のセッションを構成するCDR群に先頭のパケットCDRがある場合(ステップS4でYes)には、対象のCDR群が組立不正CDR群であるか否かが判定される(S8)。組立不正CDR群としては、例えば、最終呼(最終識別フラグに「1」が設定されているCDR)が現われないCDR群、既にパケット部分呼組立が実施されているCDR群、通話開始日時に不整合(同一セッションのCDR間で前後関係が不正)があるCDR群がある。
上記ステップS8で所定対象のCDR群が組立不正CDR群でないと判定した場合は、同一セッションを構成するCDR群中の先頭(初回接続)パケットのCDRから最後のパケットのCDRまで、パケット部分呼の組立処理(情報量の合算処理)が実行される(S9)。組立処理が実行された同一セッションのCDR群のデータは組立済みCDRとして、データ記憶部290の組立済みCDRファイル291Eに保存される(S10)。この組立処理済みのCDR群の保存の後、次の同一セッションのCDR群があるか否かが判定される(S11)。次の同一セッションのCDR群がある場合(ステップS11でYes)にはステップS4の判定に戻り、次の同一セッションのCDR群がない場合(ステップS11でNo)には処理が終了する。
上記ステップS8で所定対象のCDR群が組立不正CDR群であると判定した場合は、そのCDR群が組立不正CDR群として、データ記憶部290の組立不正CDRファイル291Dに保存された(S12)後、次の同一セッションのCDR群があるか否かが判定される(S11)。
図5は、上記CDR並べ替え処理部222及びパケット部分呼組立処理部223によるセッションCDRファイル作成処理の他の例を示すフローチャートである。図5において、まず、データ記憶部290に保存されている統合パケットCDRファイル291Aにアクセスし、その統合パケットCDRファイル291Aに書き込まれている複数のパケットCDRについて前述の項目(1)〜(4)による並べ替え処理を行う(S1、S2)。
次に、上記並べ替え処理後の統合パケットCDRファイル291Aに書き込まれている複数のパケットCDRを先頭から順番に読み出す(S3)。そして、EOF(End of File)判定において当該ファイルのエンドでないと判定された場合(S4でNo)には、読み出したパケットCDRの「セッション情報」および「パケット情報」が一時保存領域に退避するように保存された後、同一セッションCDR判定が実行される(S5)。この同一セッションCDR判定では、統合パケットCDRファイル291Aから読み出したパケットCDRに対応するセッションが、前回読み出したパケットCDRに対応するセッションと同じか否かが判定される。なお、この同一セッションCDR判定は、統合パケットCDRファイル291Aから読み出した同一セッションに対応する最初のパケットCDRについて実行されず、当該同一セッションに対応する2番目以降に読み出したパケットCDRについて実行される。
上記同一セッションCDR判定は、前述の図4のステップS3と同様に行うことができる。具体的には、「セッション情報」に含まれる4つの項目である(1)課金ID、(2)GGSNのアドレス、(3)国際移動機識別番号(IMSI)、(4)通話開始日時のうち課金ID、GGSNのアドレス及び国際移動機識別番号が一致しているか否かで判定する。すなわち、課金ID、GGSNのアドレス及び国際移動機識別番号(IMSI)がすべて一致している複数のパケットCDRは、同一のセッションに対応するパケットCDRであると判定する。
次に、上記同一セッションCDR判定において、統合パケットCDRファイル291Aから読み出したパケットCDRに対応するセッションが、前回読み出したパケットCDRに対応するセッションと同じと判定した場合(S5でYes)は、その今回読み出した処理対象のパケットCDRについて、前記図4のステップS8と同様に組立不正CDR判定を実行する(S6)。
次に、上記組立不正CDR判定において、処理対象のパケットCDRが組立不正CDRでないと判定した場合(S6でNo)は、次の最終パケットCDR判定を実行する(S7)。この最終パケットCDR判定では、当該同一セッションに対応する初回接続パケットCDRが既に読み込まれ、且つ、処理対象のパケットCDRが、統合パケットCDRファイル291Aに含まれる当該同一セッションに対応する複数のパケットCDRの中で最後に接続された「最終パケットCDR」であるか否かが判定される。
次に、上記最終パケットCDR判定において、先頭(初回接続)のパケットCDRが既に読み込まれ且つ処理対象のパケットCDRが上記最終パケットであると判定した場合(S7でYes)には、それまでに読み出した当該同一セッションに対応する複数のパケットCDRについて、パケット部分呼の組立処理(情報量の合算処理)が実行される(S8)。組立処理が実行された同一セッションのパケットCDRのデータは組立済みCDRとして、データ記憶部290の組立済みCDRファイル291Eに保存される(S9)。この組立済みCDRファイルの保存の後、組立処理が実行された複数のパケットCDR中の最終パケットCDRについて、課金ID、GGSNのアドレス及び国際移動機識別番号(IMSI)のセッションデータが、データ記憶部290の次回処理用データファイルとしてのISAMファイル291Cに保存される(S10)。そして、統合パケットCDRファイル291Aから次のパケットCDRが読み出され、ステップS4〜S10が繰り返される。
上記ステップS6の組立不正CDR判定において、処理対象のパケットCDRが組立不正CDRであると判定した場合(S6でYes)は、そのパケットCDRがデータ記憶部290の組立不正CDRファイル291Dに保存された(S11)後、次のパケットCDRが読み出される。また、上記ステップS7の最終パケットCDR判定において、処理対象のパケットCDRが上記最終パケットであると判定した場合(S7でNo)にも、次のパケットCDRが読み出される。
また、上記ステップS5の同一セッションCDR判定において、上記統合パケットCDRファイル291Aから読み出したパケットCDRに対応するセッションが、前回読み出したパケットCDRに対応するセッションと異なると判定した場合(S5でNo)には、その一つ前に読み出した前セッションに対応するパケットCDRについて組立処理が実行されたか否かを判定する組立判定を実行する(S12)。ここで、前セッションに対応するパケットCDRについて組立処理が実行されている場合(S12でYes)は、次のパケットCDRが読み出される。一方、前セッションに対応するパケットCDRについて組立処理が実行されていない場合には、その前セッションに対応する複数のパケットCDRをすべて、次回処理繰越CDRとして、データ記憶部290の次回処理繰越CDRファイル291Bに保存(S13)した後、次のパケットCDRが読み出される(S3)。
また、上記ステップS4のEOF判定において、上記アクセス中の統合パケットCDRファイル291Aのエンドであると判定された場合(S4でYes)には、その一つ前に読み出した前セッションに対応するパケットCDRについて組立処理が実行されたか否かを判定する組立判定を実行する(S13)。ここで、前セッションに対応するパケットCDRについて組立処理が実行されている場合(S13でYes)は、次のパケットCDRが読み出される。一方、前セッションに対応するパケットCDRについて組立処理が実行されていない場合には、その前セッションに対応する複数のパケットCDRをすべて、次回処理繰越CDRとして、データ記憶部290の次回処理繰越CDRファイル291Bに保存(S14)した後、次のパケットCDRが読み出される(S3)。
図6は、上記課金処理部230のより詳細な構成例を示すブロック図である。このブロック図では、課金処理部230で使用されるデータ記憶部290内の各種個別ファイル及び各種テーブルが図示されている。この課金処理部230は、ファイル統合処理部231と、インバウンドローマ課金処理部232とを備えている。
上記ファイル統合処理部231は、上記音声系ファイル前処理部210から出力される音声CDRファイルと、上記パケット系ファイル前処理部220から出力される組立済みCDRファイル(セッションCDRファイル)とを統合し、各ファイルのCDRを含む所定期間分(例えば1日分)の課金処理対象の統合CDRファイルを作成する。
上記インバウンドローマ課金処理部232は、通信事業者テーブル292Aや通信サービス運用管理データベースの運用モードテーブル292B、共通料金テーブル292C、割引指示テーブル(第1のテーブル)292D、割引料金テーブル(第2のテーブル)292E等を参照する。ここで、通信事業者テーブル292Aは、インバウンド国際ローミングサービスを開始している事業者を特定するためのテーブルであり、このテーブルに登録されていない事業者のCDRは不正CDRとして扱うこととなる。また、運用モードテーブル292Bは、インバウンド国際ローミングサービスを開始している事業者毎にサービスインしているサービス種別を特定するためのテーブルであり、かかる通信種別の例としては、音声通話、SMS、UDI通信、パケット通信等がある。このテーブルに登録されていないサービス種別のCDRは不正CDRとして扱うこととなる。
上記共通料金テーブル292Cは、課金処理の前段で実行する予め提携している各国の海外通信事業者との精算処理のための利用料金の計算に用いられる割引適用前の料金計算レートが保存されたテーブル等のテーブル群である。
表1は共通料金テーブル292Cの一例である。表1において、利用者が滞在している第1国の国内向けに発信(発呼)する国内音声通話及び国内UDI通信については、それぞれの通信に対応する料金テーブルに基づいて時間単位(1分単位)で課金される。ここで、UDI通信とは、電話通信網(交換機網)を介したテレビコール通信等のデータ通信である。また、利用者が滞在している第1国において他の第2国を含む外国との間で発信(発呼)又は着信(着呼)する国際音声通話及び国内UDI通信については、通信相手の外国の地域ごとに設定された料金テーブルに基づいて外国の地域ごとの料金計算レートを用いて課金される。また、SMS通信については、SMS通信の料金テーブルに基づいてメッセージ単位で課金される。また、パケット通信については、後述のDRT(データ・ローミング・タリフ)テーブルを含むパケット料金テーブルを用いて、海外通信事業者ごとにアクセスポイント名及びデータ量に応じて課金される。
Figure 2009060265
表2は上記パケット料金テーブルを構成するパケット料金指示テーブルの一例であり、表3は同パケット料金テーブルを構成するパケット料金計算テーブル(以下、「DRTテーブル」という。)の一例である。表2のパケット料金指示テーブルは、料金コードとしての「DRTテーブルID」をプライマリーキーとして、表3のDRTテーブルと関連付けられている。表4及び表5はそれぞれ、表3のDRTテーブル中のDRTテーブルIDが「01」及び「02」の場合における各項目のデータ例を見やすく一覧表示したものである。
表2中のアクセスポイント名は、接続先(アクセスポイント)の識別情報であり、「wap」は無線LANのアクセスポイントであり、「internet」はインターネットに接続するためのアクセスポイントである。そのほか、アクセスポイント名としては、マルチメディアサービス(MMS)のメッセージを送受信するためのアクセスポイント名を表す「mms」を設定することもできる。なお、「default」はすべてのアクセスポイントを表している。
また、表2中の「有効日(FROM)」及び「有効日(TO)」はそれぞれ、パケット料金指示テーブルにおける該当の海外通信事業者に対するDRTテーブルの指示が適用される期間の適用開始日及び適用終了日を指定する8桁の数字からなるデータである。同様に、表3〜表5中の「有効日(FROM)」及び「有効日(TO)」はそれぞれ、該当するDRTテーブルの各料金計算レート等のデータが適用される期間の適用開始日及び適用終了日を指定する8桁の数字からなるデータである。なお、上記DRTテーブルの指示の適用及び上記料金計算レートの適用の制御は、通話開始日付(通信開始日付)が「有効日(FROM)」及び「有効日(TO)」で指定される期間に含まれるか否かで判断されて実行される。
Figure 2009060265
Figure 2009060265
Figure 2009060265
Figure 2009060265
表3〜表5のDRTテーブルにおいて、パケット通信の料金計算レート(単位バイト数当たりの単価)は、データボリューム(パケット通信のバイト数で示されるデータ量)に応じて分割された複数のバンドごとに設定されている。表3〜表5に例示するDRTテーブルは、5つのバンドごとに料金計算レートを設定できるように設計されている。
表4は従量制課金の場合のデータ例であり、4つのバンドごとに料金計算レートのデータが保存され、最低課金バイト数は0Kバイトである。例えば、パケット通信のデータボリューム0〜30Kバイトの範囲に対して2.73円/1Kバイト、30Kバイト超100Kバイト以下の範囲に対して6.84円/5Kバイト、100Kバイト超300Kバイト以下の範囲に対して8.20円/10Kバイト、300Kバイト超の範囲に対して8.20円/20Kバイト、がそれぞれ適用される。
従量制課金の利用料金は、表4のDRTテーブルを参照して、例えば次のように計算される。
(1)データボリュームが1,000バイトの場合は、表4のバンド1が適用される。課金単位である1Kバイトあたりの単価は2.73円である。1,000バイトの場合、1Kバイトはバンド1の課金単位1つ分での課金であるため、利用料金(IOT)は、2.73円×1=2.73円となる。
(2)データボリュームが92,160バイト(90Kバイト)の場合は、バンド2まで適用される。バンド1の利用料金(IOT)は、81.90円(=2.73円×30)である。また、バンド2の課金単位である5Kバイトあたりの単価は、6.84円である。60Kバイト(=90K−30K)の場合、5Kバイトはバンド2の課金単位12個分での課金であるため、利用料金(IOT)は、6.84円×12=82.08円となる。これに、バンド1の課金分81.90円を加えると、利用料金(IOT)の合計は163.98円となる。
(3)データボリュームが409,600バイト(400Kバイト)の場合は、バンド4まで適用される。バンド1の利用料金(IOT)は、81.90円(=2.73円×30)である。バンド2の利用料金(IOT)は、95.76円(=6.84円×14)である。バンド3の利用料金(IOT)は、164.00円(=8.20円×20)である。バンド4の課金単位である20Kバイトあたりの単価は、8.20円である。100Kバイト(=400K−300K)の場合、20Kバイトはバンド4の課金単位5個分での課金であるため、利用料金(IOT)は、8.20円×5=41.00円となる。これに、バンド1の課金分81.90円、バンド2の課金分95.76円、バンド3の課金分164.00円を加えると、利用料金(IOT)の合計は382.66円となる。
(4)データボリュームがバンドの境界の102,400バイト(100Kバイト)の場合(100K)は、バンド2まで適用される。バンド1の利用料金(IOT)は、81.90円(=2.73円×30)である。バンド2の課金単位である5Kバイトあたりの単価は、6.84円である。70Kバイト(=100K−30K)の場合、バンド2の課金単位14個分での課金であるため、利用料金(IOT)は、6.84円×14=95.76円となる。これに、バンド1の課金分81.90円を加えると、利用料金(IOT)の合計は177.66円となる。
表5はミニマムチャージ制課金の場合のデータ例であり、4つのバンドごとに料金計算レートのデータが保存され、最低課金バイト数は10Kバイトである。この場合、データボリュームが10Kバイトより小さくてもバンド1の10Kバイト分が課金される。
例えば、データボリュームが1,000バイトの場合、バンド1が適用され、その課金単位である1Kバイトあたりの単価は、2.73円である。最低課金バイト数である10Kバイトの場合、バンド1の課金単位1Kバイトの10個分での課金であるため、利用料金(IOT)は、ミニマムチャージの2.73円×10=27.30円となる。
なお、データボリュームが最低課金バイト数である10Kバイトを超えたパケット通信の場合は、前述の従量制課金の計算と同様となる。
前述の割引指示テーブル292Dは、課金処理の後段において各国の海外通信事業者ごとに実行する利用料金の割引処理で用いられるテーブルであり、CDRファイル利用情報送信先の海外通信事業者の識別情報(PLMN)と割引料金コードとを互いに対応付けて保存したテーブルである。また、上記割引料金テーブル292Eは、同じく利用料金の割引処理で用いられるテーブルであり、上記割引料金コードと割引適用後の料金計算レートのデータとを互いに対応付けて保存したテーブルである。
表6及び表7はそれぞれ割引指示テーブル292D及び割引料金テーブル292Eの一例である。ここで、表6の割引指示テーブル292Dは、「割引料金コード」をプライマリーキーとして、表7の割引料金テーブル292Eと関連付けられている。また、表6中の「有効日(FROM)」及び「有効日(TO)」はそれぞれ、割引指示テーブル292Dにおける該当の海外通信事業者に対する割引料金テーブルの指示が適用される期間の適用開始日及び適用終了日を指定する8桁の数字からなるデータである。同様に、表7中の「有効日(FROM)」及び「有効日(TO)」はそれぞれ、該当する割引料金テーブルの各割引料金計算レート等のデータが適用される期間の適用開始日及び適用終了日を指定する8桁の数字からなるデータである。なお、上記割引料金テーブルの指示の適用及び上記割引料金計算レートの適用の制御は、通話開始日付(通信開始日付)が「有効日(FROM)」及び「有効日(TO)」で指定される期間に含まれるか否かで判断されて行われる。
Figure 2009060265
Figure 2009060265
表7に保存されているデータ例において、例えば、通信種別が「国内:音声通話」の場合の割引料金計算レート「000010」は、滞在国の国内における通話時間60秒当たり10円であることを示している。通信種別が「国際:音声通話」の場合の割引料金計算レート「000020」は、滞在国の国内から海外への国際通話時間60秒当たり20円であることを示している。通信種別が「国内:UDI通信」及び「国際:UDI通信」の場合も、所定の通信時間(例えば60秒)当たりの金額で指定される。
また、表7において通信種別が「SMS通信」の場合の割引料金計算レート「000015」は、SMSの1メッセージ当たり15円であることを示している。また、通信種別が「パケット通信」の場合の割引料金計算レート「01.525」は、1キロバイト(1024バイト)当たり1.525円であることを示している。なお、表7において、割引料金計算レートの「ZZZZZZ」は割引無しを指定するデータであり、割引料金計算レートの「000000」は無料(0円)を指定するデータである。
表8は、上記表6の割引指示テーブル292D及び表7の割引料金テーブル292Eを適用した場合の各海外通信事業者CCCC,FFFF,GGGGに対する割引処理後の料金計算レートを示している。
Figure 2009060265
上記割引料金計算レートを用いた各種通信の割引利用料金は、例えば次のように行う。
(1)国内向けの音声通話(UDI通信を含む)の場合、最初の1分間は30秒単位で割引利用料金を算出し、1分経過後は60秒単位で割引利用料金を算出する。すなわち、割引料金計算レートが60秒当たりの料金であるので、通話時間が30秒以下の場合、割引利用料金=割引料金計算レート÷2で算出する。また、通話時間が31秒以上の場合、課金度数=通話時間÷60を算出した後、割引利用料金=割引料金計算レート×課金度数で算出する。小数点以下は切り上げする。例えば、割引料金計算レートが9円/60秒の場合は、次のようになる。
通話時間:30秒・・・割引利用料金:5円、
通話時間:58秒・・・割引利用料金:9円、
通話時間:121秒・・・割引利用料金:27円、
(2)海外向けの音声通話(UDI通信を含む)の場合は、全通話時間30秒単位で割引利用料金を算出する。すなわち、割引料金計算レートが60秒当たりの料金であるので、課金度数=通話時間÷30、及び、30秒当たりの割引料金計算レート=60秒当たりの割引料金計算レート÷2を算出した後、割引利用料金=30秒当たりの割引料金計算レート×課金度数で算出する。小数点以下は切り上げする。例えば、割引料金計算レートが18円/60秒の場合は、次のようになる。
通話時間:30秒・・・割引利用料金:9円、
通話時間:58秒・・・割引利用料金:18円、
通話時間:121秒・・・割引利用料金:45円、
(3)パケット通信の場合は、データボリューム1Kバイト(1024バイト)単位で利用料金を算出する。割引料金計算レートが1Kバイト当たりの料金であるので、パケット課金度数=(上りデータボリューム+下りデータボリューム)÷1024を算出した後、割引利用料金=割引料金計算レート×パケット課金度数で算出する。例えば、上りデータボリュームが1500バイト、下りデータボリュームが3500バイト、割引料金計算レートが1.5258円/1Kバイトの場合は、次のようになる。
パケット課金度数:(1500+3500)/1024≒6Kバイト
割引利用料金:1.525×6=9.150円
図7は、インバウンドローマ課金処理部232における上記各テーブルを用いた課金処理の一例を示すフローチャートである。
まず、課金対象のCDRが読み出され(S1)、そのCDRに含まれる国際ローミング通信の利用情報(PLMN、通話時間、パケットのデータボリュームなど)に基づいて、割引処理前の料金計算が実行される(S2)。パケット通信については、例えば前述の表2及び表3のテーブルが参照され割引処理前の料金計算が実行され、算出された利用料金のデータを含む割引処理前の課金処理済みCDRが、データ記憶部290内の課金処理済みCDRファイル293Cに一旦保存される(S3)。
次に、上記割引処理前の課金処理済みCDRが読み出され(S4)、上記表6の割引指示テーブル292Dが参照され(S5)、当該CDRに含まれる通信事業者識別情報(PLMN)が割引指示テーブル292Dに含まれているか否か判定される(S6)。すなわち、当該CDRにPLMNが記録されている海外通信事業者が、料金割引対象の通信事業者であるか否かが判定される。
ここで、上記CDRに含まれる通信事業者識別情報(PLMN)が割引指示テーブル292Dに含まれている場合、すなわち、当該CDRにPLMNが記録されている海外通信事業者が料金割引対象の通信事業者である場合(S6でYes)は、そのPLMNに対応する割引料金コードが読み出される。更に、表7の割引料金テーブル292Eが参照され(S7)、上記割引指示テーブルで求められた割引料金コードに対応する割引料金計算レートが割引料金テーブル292Eに存在するか否かが判定される(S8)。そして、当該割引料金コードに対応する割引料金計算レートが存在する場合(S8でYes)は、その割引料金コードに対応する通信種別について割引料金計算レートが読み出される(S9)。そして、取得された割引料金計算レートを用いて、そのCDRに記録されている国際ローミングの通信について割引処理済みの利用料金が算出される(S10)。
次に、上記算出された割引処理済みの利用料金の値がデータオーバフロー等の不正であるか否かが判定される(S11)。ここで、上記算出された割引処理済みの利用料金の値が不正でないと判定した場合(S11でNo)は、その適正な割引済みの利用料金が書き込まれたCDRが、送信対象の課金処理済みCDRとしてデータ記憶部290内の課金処理済みCDRファイル293Cに保存される(S12)。一方、上記算出された割引処理済みの利用料金の値がデータオーバフロー等の不正であると判定された場合(S11でYes)は、該当するCDRが不正CDRとしてデータ記憶部290内の不正CDRファイル293Aに保存される(S13)。
なお、上記S8の判定で、上記割引料金コードに対応する割引料金計算レートが割引料金テーブル292Eに存在しないと判定された場合(S8でNo)は、該当するCDRが不正CDRとしてデータ記憶部290内の不正CDRファイル293Aに保存される(S13)。
また、上記S6の判定で、上記CDRに含まれる通信事業者識別情報(PLMN)が割引指示テーブル292Dに含まれていない場合、すなわち、当該CDRにPLMNが記録されている海外通信事業者が料金割引対象の通信事業者でない場合(S6でNo)は、上記S2の割引処理前の料金計算で算出された利用料金が書き込まれたCDRが、そのまま送信対象の課金処理済みCDRとして、データ記憶部290内の課金処理済みCDRファイル293Cに保存される(S12)。
また、上記インバウンドローマ課金処理部232は、重複チェック用ISAMファイル292Fを参照し、重複CDRを課金処理対象から排除される重複CDRとして、データ記憶部290内の重複CDRファイル293Bに保存する。
図8は、上記ファイル後処理部240のより詳細な構成例を示すブロック図である。このブロック図では、ファイル後処理部240で使用されるデータ記憶部290内の各種ファイル並びに各種テーブルが図示されている。上記ファイル後処理部240は、ファイル変換処理部241と、レコード追加処理部242とを備えている。
上記ファイル変換処理部241は、為替テーブル295Aを参照し、課金処理部230で算出した利用国の通貨単位による利用料金を、国際的な共通計算単位であるSDR単位による利用金額に変換する。また、ファイル後処理部241は、利用金額の変換の際に、税率テーブル295Bを参照し、利用国の税金(例えば、利用国が日本国の場合には消費税)を適用する。更に、ファイル変換処理部241は、情報中継事業者30の中継システム300に送信するために、上記利用料金変換後のCDRが書き込まれたCDRファイルを、中継システム300で使用可能な所定のフォーマットの中間ファイル296Bに変換する。この中間ファイル296Bの各CDRには、利用国の通貨での利用料金及び税金の金額とともに、SDRに換算した利用料金及び税金の金額、およびその換算に用いた利用国の通貨とSDRとの間の為替レートも書き込まれる。なお、上記変換処理ができなかった不正課金済みCDRは、データ記憶部290の不正課金済みCDRファイル296に保存される。
上記レコード追加処理部242は、上記中間ファイルの各CDRについて情報中継事業者30の中継システム300で処理可能な所定のフォーマットの中継ファイルに変換する。例えば、所定のヘッダーレコードやトレーラレコードを追加して中継ファイルに変換する。また、レコード追加処理部242は、上記ヘッダーレコードの一つとして、ファイル番号採番テーブル295Cを参照し、ファイル通番(ファイルシーケンス番号)を追加して記述する。
上記所定のレコードが追加された中継ファイルは、送信先の加入国の通信事業者ごとに振り分けられて個別の中継ファイルが作成され、前述の試験済みCDRファイル(送信用中継ファイル)とともに、ファイル送信部250に送られて送信処理される。
以上、本実施形態によれば、国際ローミング通信の利用情報を送信する利用情報送信先の海外通信事業者が、料金割引対象の通信事業者であると判定した場合には、その海外通信事業者について個別に設定された料金割引情報による割引処理を行うことができるとともに、上記利用情報送信先の海外通信事業者が、料金割引対象の通信事業者でないと判定した場合には、国際ローミング通信の利用料金に対する割引が適用されない標準の課金処理を実行できる。従って、国際ローミング通信の利用料金に対する標準の課金処理を利用しつつ、複数の海外通信事業者ごとに異なる割引を設定した料金計算レートで国際ローミング通信の利用料金の課金処理が可能になる。
また、本実施形態によれば、複数の海外通信事業者に適用される料金割引情報が同じ場合、割引指示テーブル(表6)中の当該複数の海外通信事業者の識別情報(PLMN)に対応付けられた割引料金コードの欄に、当該複数の海外通信事業者に適用される同じ割引料金コードのデータを保存すればよいので、料金割引情報における重複した情報(割引適用後の料金計算レートのデータ)の保存を回避し、料金割引情報のデータサイズを抑制することができる。また、上記同じ料金割引情報が適用される海外通信事業者について割引適用後の料金計算レートのデータを変更する場合は、当該海外通信事業者の割引料金コードに対応付けられた割引料金テーブル(表7)中の割引適用後の料金計算レートのデータを1箇所だけ変更すればよい。従って、料金割引情報のデータサイズを抑制しつつ、複数の海外通信事業者ごとに料金計算レートの設定及び変更等の料金割引情報のメンテナンスを容易且つ柔軟に行うことができる。
また、本実施形態によれば、上記パケット料金指示テーブル(表2)、パケット料金テーブル(表3〜表5)、割引指示テーブル(表6)及び割引料金テーブル(表7)における適用開始日のデータ及び適用終了日のデータそれぞれに所定の日付のデータを保存することにより、各料金計算レートが適用される期間を指定できる。
また、本実施形態によれば、国内音声通話、国内UDI通信、国際音声通話、国際UDI通信、SMS通信及びパケットデータ通信のそれぞれについて、互いに異なる料金計算レートのデータを設定できる。
また、本実施形態によれば、前記割引処理後の利用料金がデータオーバフロー等の不正の場合、当該国際ローミング通信の利用情報を不正利用情報として処理することにより、不正の利用料金を含む利用情報を誤って送信するのを回避するとともに、利用料金が不正になった原因の調査ができる。
また、本実施形態によれば、前記利用情報送信先の海外通信事業者が割引指示テーブル(表6)に登録され料金割引対象の通信事業者になっているにもかかわらず、その海外通信事業者に対応する割引適用後の料金計算レートが割引料金テーブル(表7)に含まれていない場合は、当該国際ローミング通信のCDRを不正CDRとして処理することにより、料金割引対象の海外通信事業者に、所定の割引処理をしていない利用料金を含むCDRを誤って送信するのを回避することができる。更に、前記不正CDRとして処理したCDRについては、前記利用情報送信先の海外通信事業者に対応する割引適用後の料金計算レートを割引料金テーブル(表7)に正しく登録した後、指定された所定の割引処理を行うことができ、当該CDRに対する課金処理漏れを回避できる。
また、本実施形態によれば、国際ローミングのパケット通信に対する課金処理において、前述のパケット料金指示テーブル(表2)及びパケット料金テーブル(表3〜表5)を用いることにより、各パケット通信の課金処理を、複数の加入国通信事業者である海外通信事業者ごとに複数種類のアクセスポイント名それぞれに対応する料金計算レートに基づいて行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、特許請求の範囲に記載された技術的事項の範囲内において、開示した実施形態に種々の変更を加えることができる。
本発明の一実施形態に係る利用国課金システムを含む国際ローミング課金システムの概略構成の一例を示す説明図。 利用国通信事業者による国際ローミング通信の課金処理に用いられる利用国課金システムの概略構成を示すブロック図。 パケット系ファイル前処理部の構成例を示すブロック図。 CDR並べ替え処理部及びパケット部分呼組立処理部によるセッションCDRファイル作成処理の一例を示すフローチャート。 セッションCDRファイル作成処理の他の例を示すフローチャート。 課金処理部のより詳細な構成例を示すブロック図。 課金処理の一例を示すフローチャート。 ファイル後処理部のより詳細な構成例を示すブロック図。
符号の説明
10 加入国通信事業者
20 利用国通信事業者
30 情報中継事業者
100 加入国課金システム
200 利用国課金システム
201 音声CDRファイル受信部
202 パケットCDRファイル受信部
210 音声系ファイル前処理部
220 パケット系ファイル前処理部
230 課金処理部
240 ファイル後処理部
250 ファイル送信部
300 中継システム

Claims (4)

  1. 第1国の通信事業者の通信網で利用された国際ローミング通信の利用料金を含む利用情報を、該国際ローミング通信を行った利用者が通信サービスの契約をしている第2国の通信事業者に送信するときに、該国際ローミング通信の利用情報に関する情報処理を該第1国の通信事業者側の課金情報処理装置で行う課金情報処理方法であって、
    複数の第2国の通信事業者それぞれについて設定された料金情報に基づいて、前記国際ローミング通信に対する利用料金を算出するステップと、
    前記算出した利用料金を、前記第2国の通信事業者に送信する前記利用情報に含めるステップとを含み、
    前記料金情報は、前記第2国の通信事業者の識別情報と料金コードとを互いに対応付けて保存した第1のテーブルと、該料金コードと通信種別情報と料金計算レートのデータとを互いに対応付けて保存した第2のテーブルとを、該料金コードで連結して組み合わせたものであることを特徴とする課金情報処理方法。
  2. 請求項1の課金情報処理方法において、
    前記第1のテーブル及び/又は前記第2のテーブルは、前記料金データの適用開始日のデータ及び適用終了日のデータを含むことを特徴とする課金情報処理方法。
  3. 第1国の通信事業者の通信網で利用された国際ローミング通信の利用情報を、該国際ローミング通信を行った利用者が通信サービスの契約をしている第2国の通信事業者に送信するときに、該国際ローミング通信の利用情報に関する情報処理を行う課金情報処理装置であって、
    複数の第2国の通信事業者それぞれについて設定された料金情報に基づいて、前記国際ローミング通信に対する利用料金を算出する算出手段と、
    前記算出した利用料金を、前記第2国の通信事業者に送信する前記利用情報に含める利用情報処理手段とを備え、
    前記料金情報は、前記第2国の通信事業者の識別情報と料金コードとを互いに対応付けて保存した第1のテーブルと、該料金コードと通信種別情報と料金計算レートのデータとを互いに対応付けて保存した第2のテーブルとを、該料金コードで連結して組み合わせたものであることを特徴とする課金情報処理装置。
  4. 請求項3の課金情報処理装置において、
    前記第1のテーブル及び/又は前記第2のテーブルは、前記料金データの適用開始日のデータ及び適用終了日のデータを含むことを特徴とする課金情報処理装置。
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