JP2009099785A - 携帯電子機器及びその組立方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、筐体に実装される内部部品の耐衝撃性を最小限の機械加工で向上させることができる携帯電子機器及びその組立方法を提供する。
【解決手段】筐体12が押出成型によって筒状に形成されたデジタルカメラ10であって、このデジタルカメラ10は、筐体12の筒状中空部に、レンズユニット14等の内部部品が支持された内側構造部材24が挿入配置されて構成される。すなわち、内部部品を内側構造部材24に支持させ、この内側構造部材24を筐体12の筒状中空部に挿入配置して構成する。かかる構造によれば、筐体12に衝撃が加わると、衝撃による内部部品の振動が内側構造部材24を介して筐体12に伝わり、その反力も内側構造部材24を介して内部部品に伝わる。この作用により、内側構造部材24が衝撃緩衝部材となるため、内部部品の耐衝撃性が向上する。
【選択図】 図1
【解決手段】筐体12が押出成型によって筒状に形成されたデジタルカメラ10であって、このデジタルカメラ10は、筐体12の筒状中空部に、レンズユニット14等の内部部品が支持された内側構造部材24が挿入配置されて構成される。すなわち、内部部品を内側構造部材24に支持させ、この内側構造部材24を筐体12の筒状中空部に挿入配置して構成する。かかる構造によれば、筐体12に衝撃が加わると、衝撃による内部部品の振動が内側構造部材24を介して筐体12に伝わり、その反力も内側構造部材24を介して内部部品に伝わる。この作用により、内側構造部材24が衝撃緩衝部材となるため、内部部品の耐衝撃性が向上する。
【選択図】 図1
Description
本発明は携帯電子機器及びその組立方法に係り、特に筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器において、筐体内に実装される内部部品の耐衝撃性を向上させた携帯電子機器及びその組立方法に関する。
近年、押出成型により形成された中空筒状体を、携帯電子機器の筐体として使用する技術が提案されている。この筐体の内壁面は、押出成型の特徴から押し出し方向にフラットな面であるため、押出成型の筐体の内壁面には、内部部品を実装させるための凹凸部が無い。このため、特許文献1には、押出成型により形成した筐体に、部品取付用の孔及び切欠部をプレス打ち抜き加工により形成し、これらの孔及び切欠部を利用して携帯電子機器の内部部品を筐体に取り付けるようにしている。
一方、携帯電子機器ではないが、マザーボード等のプリント基板ユニットを収納するサーバコンピュータの筐体であって、押出成型により形成された筐体が特許文献2に開示されている。この筐体の内側には複数の突片が一体に形成され、突片同士の間の溝にプリント基板ユニットを挿入することにより、筐体にプリント基板ユニットを取り付けるようにしている。
特開2006−185969号公報
特開2006−165331号公報
しかしながら、特許文献1に記載の携帯電子機器は、内部部品を取り付けるための孔、切欠部を機械加工により筐体に多数形成しなければならないため、加工コストが嵩むという問題があった。また、筐体に形成された孔、切欠部に内部部品を直接取り付ける構造なので、筐体に衝撃が加わると、衝撃による内部部品の振動が筐体に直接伝わり、その反動(反力)によって内部部品が損傷するというおそれがあった。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、筐体に実装される内部部品の耐衝撃性を最小限の機械加工で向上させることができる携帯電子機器及びその組立方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の携帯電子機器の発明は、前記目的を達成するために、筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、前記筐体の筒状中空部に、内部部品が支持された内側構造部材が挿入配置されて構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、内部部品を内側構造部材に支持させ、この内側構造部材を筐体の筒状中空部に挿入配置して携帯電子機器を構成した。かかる構造によれば、筐体に衝撃が加わると、衝撃による内部部品の振動が内側構造部材を介して筐体に伝わり、その反力も内側構造部材を介して内部部品に伝わる。これにより、内側構造部材が衝撃緩衝部材となるため、内部部品の耐衝撃性が向上する。また、内部部品を内側構造部材に支持させるため、内部部品を筐体に取り付けるための孔、切欠部が原則不要になる。但し、例えば、筐体から露出させる必要のある表示部、レンズ部、ファインダ部等の窓を形成する場合には、必要に応じて孔、切欠部が筐体に必要になるが、それを最小限に抑えることができる。よって、本発明によれば、筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、筐体に実装される内部部品の耐衝撃性を最小限の機械加工で向上させることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、前記内側構造部材は断面略コ字状に形成され、該コ字状の対向する両端面に、内側構造部材を前記筐体に固定するための固定部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、断面略コ字形状に形成された内側構造部材を、筐体の端部開口部から滑らせて挿入し、内側構造部材のコ字状の対向する両端面に設けられた固定部を筐体に固定する。よって、筐体に対する内部部品の組立手順は、内部部品を内側構造部材に支持させ、この内側構造部材を筐体に滑らせて挿入配置し、内側構造部材の固定部を筐体に固定するという簡単な作業で終えることができるので、組立作業性が向上する。固定部を筐体に固定する手法としては、後述する固定部材の他、溶接、接着を含む。
請求項3に記載の発明は、請求項1において、前記内側構造部材は断面略S字形状に形成され、その折り曲げられた両端面に、内側構造部材を前記筐体に固定するための固定部が設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明によれば、断面略S字形状に形成された内側構造部材を、筐体の端部開口部から滑らせて挿入し、内側構造部材の両端面に設けられた固定部を筐体に固定する。よって、筐体に対する内部部品の組立手順は、内部部品を内側構造部材に支持させ、この内側構造部材を筐体に滑らせて挿入配置し、内側構造部材の固定部を筐体に固定するという簡単な作業で終えることができるので、組立作業性が向上する。また、内側構造部材の断面が略S字形状なので、フラットな断面のものと比較して衝撃緩衝方向が増えることから衝撃緩衝性能が向上する。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3において、前記筐体に対して内側構造部材の位置がずれないように各2箇所以上の固定部が内側構造部材の両端面に設けられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明によれば、一つの端面に設けられた2箇所以上の固定部を利用して内側構造部材を筐体に固定するため、筐体に対する内側構造部材の位置ずれを防止できるとともに、内側構造部材を筐体に高い剛性で固定することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項4において、前記内側構造部材の両端面に設けられた前記固定部が前記筐体に固定部材によって固定されていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明によれば、内側構造部材と筐体とを固定部材によって固定する。固定部材としてねじを利用することが好ましく、これによって、筐体に対する内側構造部材の組立、分解が容易になる。ねじに代えて、セットビス、ボルトを使用することもできる。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5において、前記内側構造部材は、衝撃を緩衝する弾性力を備えた板状部材であり、該内側構造部材に支持される内部部品は、少なくとも光学系部材であることを特徴とする。
請求項6に記載の発明によれば、振動、衝撃を嫌う精密機器の光学系部材においては、弾性力を備えた板状部材、例えば、板ばね部材を介して筐体に支持させることが好ましい。これにより、光学系部材を衝撃、振動から保護する保護力が向上する。なお、内部部品としては、基板等の電子機器、バッテリ等の収納部材を例示することができる。
請求項7に記載の携帯電子機器の組立方法の発明は、筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、前記筐体の筒状中空部に、内部部品が支持された内側構造部材を滑らせて挿入した後、該内側構造部材を筐体に固定部材により固定することを特徴とする。
請求項7に記載の携帯電子機器の組立方法の発明によれば、押出成型によって形成された筐体の筒状中空部に、内部部品が支持された内側構造部材を滑らせて挿入した後、この内側構造部材を筐体に固定部材によって固定する。これにより、押出成型品の筐体に対する内部部品の組立性が向上する。
本発明に係る携帯電子機器によれば、内部部品を内側構造部材に支持させ、この内側構造部材を筐体の筒状中空部に挿入配置して構成したので、筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、筐体に実装される内部部品の耐衝撃性を最小限の機械加工で向上させることができる。
また、本発明に係る携帯電子機器の組立方法によれば、押出成型によって形成された筐体の筒状中空部に、内部部品が支持された内側構造部材を滑らせて挿入した後、この内側構造部材を筐体に固定部材によって固定する。これにより、押出成型品の筐体に対する内部部品の組立性が向上する。
以下、添付図面に従って本発明に係る携帯電子機器及びその組立方法の好ましい実施の形態について説明する。
図1は、本発明が適用された第1の実施の形態のデジタルカメラ10の組立斜視図である。なお、以下の実施の形態では、携帯電子機器としてデジタルカメラ10を例示するが、これに限定されるものではなく、携帯ゲーム機、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)等の携帯電子機器に適用することができる。
同図に示すデジタルカメラ10は、いわゆるコンパクトカメラとして構成されており、そのカメラボディである筐体12は、図1上で水平方向に抜き型を有する押出成型によって扁平な矩形状の中空箱体に形成されている。
被写体の光学像を撮像素子(不図示)の受光面上に結像させるためのレンズユニット(光学系部材)14は、筐体12内に実装される。また、このレンズユニット14は、沈胴式のズームレンズ16で構成されており、カメラの電源をONにすると、そのレンズ鏡筒が筐体12の前面開口部18から前方に繰り出される。そして、カメラの電源をOFFにすると、繰り出されたレンズ鏡胴は筐体12の内側に沈胴し、筐体12の前面がフラットになる。更に、レンズユニット14には、ズームレンズ16の前玉を保護するためのレンズバリア(不図示)が組み込まれており、レンズ鏡筒の沈胴、繰り出しに応じて自動で開閉される。更にまた、前記撮像素子は、レンズユニット14の後端部に不図示のフレームを介して取り付けられている。なお、この筐体12内には、レンズユニット14の他、基板20等の電子部品、電池22等の内部部品が実装される。
ところで、図1に示したレンズユニット14、基板20、電池22は、内側構造部材24に接着、セットビス、又はねじ等の支持部材を介して支持され、この内側構造部材24が筐体12の筒状中空部に挿入配置されることにより筐体12に実装される。この内側構造部材24には、レンズユニット14のズームレンズ16を、筐体12の前面開口部18を介して露出するための円形開口部25が形成されている。
図1の如く、レンズユニット14、基板20、電池22等の内部部品を内側構造部材24に支持させ、この内側構造部材24を筐体12の筒状中空部に挿入配置して構成すると、筐体12に衝撃が加わった際に、衝撃による内部部品の振動が内側構造部材24を介して筐体12に伝わり、その反力も内側構造部材24を介して内部部品に伝わる。
この作用により、内側構造部材24が衝撃緩衝部材となるため、このデジタルカメラ10では、内部部品の耐衝撃性が向上する。また、内部部品を内側構造部材24に支持させるため、内部部品を取り付けるための孔、切欠部が筐体12に原則不要になる。但し、筐体12から露出させる必要のあるズームレンズ16、表示部、ファインダ部の窓用開口部18を形成する場合には、必要に応じて孔、切欠部が必要になるが、それを最小限に抑えることができる。
よって、図1に示したデジタルカメラ10によれば、筐体12が押出成型によって筒状に形成されたデジタルカメラであって、筐体12に実装される内部部品の耐衝撃性を最小限の機械加工で向上させることができる。
また、内側構造部材24は、上端面24A、及び下端面24Bが同方向に直角に折曲された縦断面略コ字状に形成されている。そして、コ字状の対向する端面24A、24Bに、内側構造部材24を筐体12に固定するためのねじ孔(固定部)26、26が設けられている。
したがって、このデジタルカメラ10によれば、縦断面略コ字形状に形成された内側構造部材24を、筐体12の側面開口部12Aから水平方向に滑らせて挿入し、内側構造部材24の上端面24A、下端面24Bに設けられたねじ孔26、26を利用して両端面24A、24Bを筐体12に固定する。すなわち、筐体12の上面12A、下面14Aに形成されたねじ挿入孔28、28を介してねじ(固定部材)30、30…を挿入し、これを内側構造部材24のねじ孔26、26に締結することにより内側構造部材24が筐体12に固定される。
よって、筐体12に対する内部部品の組立手順は、内部部品を内側構造部材24に支持させ、この内側構造部材24を筐体12に滑らせて挿入配置し、内側構造部材24をねじ30、30…で筐体12に固定するという簡単な作業で終えることができる。したがって、実施の形態のデジタルカメラ10の組立方法によれば、押出成型品の筐体に対する内部部品の組立作業性が向上する。なお、内側構造部材24の両端部24A、24Bを筐体12に固定する手法としては、ねじ30の他、溶接、接着であってもよい。
図2は、第2の実施の形態のデジタルカメラ50の組立斜視図であり、図1に示したデジタルカメラ10と同一又は類似の部材については同一の符号を付して説明する。
同図に示すデジタルカメラ50の筐体52は、図2上で上下方向に抜き型を有する押出成型によって扁平な矩形状の中空箱体に形成されている。
レンズユニット14、基板20、及び電池22等の内部部品は、内側構造部材54に支持され、この内側構造部材54が筐体52の筒状中空部に上下方向から挿入配置されることによって筐体52に実装される。すなわち、レンズユニット14、基板20、電池22等の内部部品を内側構造部材54に支持させ、この内側構造部材54を筐体52の筒状中空部に挿入配置して構成する。これにより、筐体52に衝撃が加わった際に、衝撃による内部部品の振動が内側構造部材54を介して筐体52に伝わり、その反力も内側構造部材54を介して内部部品に伝わる。この作用により、内側構造部材54が衝撃緩衝部材となるため、このデジタルカメラ50も同様に内部部品の耐衝撃性が向上する。
また、内側構造部材54は、左端面54A、及び右端面54Bが同方向に直角に折曲された横断面略コ字状に形成されており、そして、コ字状の対向する端面54A、54Bに、内側構造部材54を筐体52に固定するためのねじ孔26、26が設けられている。
したがって、このデジタルカメラ50によれば、横断面略コ字形状に形成された内側構造部材54を、筐体52の上端開口部52Aから上下方向に滑らせて挿入し、内側構造部材54のコ字状の対向する端面54A、54Bに設けられたねじ孔26、26を利用して端面24A、24Bを筐体54に固定する。すなわち、筐体54の左端面54A、右端面54Bに形成されたねじ挿入孔28、28を介してねじ(固定部材)30、30…を挿入し、これを内側構造部材54のねじ孔26、26に締結することにより内側構造部材54を筐体52に固定する。これにより、このデジタルカメラ10も同様に、押出成型品である筐体52に対する内部部品の組立作業性が向上する。
図3は、第3の実施の形態のデジタルカメラ60の組立斜視図であり、図1に示したデジタルカメラ10と同一又は類似の部材については同一の符号を付して説明する。
同図に示すデジタルカメラ60の筐体62は、図3上で水平方向に抜き型を有する押出成型によって扁平な矩形状の中空箱体に形成されている。
レンズユニット14、基板20、20、及び電池22等の内部部品は、内側構造部材64に支持され、この内側構造部材64が筐体62の筒状中空部に水平方向から挿入配置されることによって筐体62に実装される。すなわち、レンズユニット14、基板20、電池22等の内部部品を内側構造部材64に支持させ、この内側構造部材64を筐体62の筒状中空部に挿入配置して構成する。これにより、筐体62に衝撃が加わった際に、衝撃による内部部品の振動が内側構造部材64を介して筐体62に伝わり、その反力も内側構造部材64を介して内部部品に伝わる。この作用により、内側構造部材64が衝撃緩衝部材となるため、このデジタルカメラ60も同様に内部部品の耐衝撃性が向上する。
また、内側構造部材64は、上端面64A、及び下端面64Bが逆方向に直角に折曲された縦断面略S字状に形成されている。そして、内側構造部材64の端面64A、64Bに、内側構造部材64を筐体62に固定するためのねじ孔26、26が設けられている。このような形状に形成された内側構造部材64において、レンズユニット14は、上端面64Aと上垂直面64Cと中水平面64Dとで囲まれた凹部に配置され、基板20、20、電池22は、中水平面64Dと下垂直面64Eと下端面64Bとで囲まれた凹部に配置される。
したがって、このデジタルカメラ60によれば、縦断面略S字形状に形成された内側構造部材64を、筐体62の側面開口部62Aから水平方向に滑らせて挿入し、内側構造部材64の上端面64A、下端面64Bに設けられたねじ孔26、26を利用して端面64A、64Bを筐体64に固定する。すなわち、筐体64の上端面64A、下端面64Bに形成されたねじ挿入孔28、28を介してねじ30、30…を挿入し、これを内側構造部材64のねじ孔26、26に締結することにより内側構造部材64を筐体62に固定する。これにより、このデジタルカメラ60も同様に、押出成型品である筐体62に対する内部部品の組立作業性が向上する。
また、内側構造部材64の断面が略S字形状であると、フラットなものと比較して衝撃緩衝方向が増えることから衝撃緩衝性能が向上する。
更に、図1〜図3に示したデジタルカメラ10、50、60は、筐体12、52、62に対して内側構造部材24、54、64の位置がずれないように各2箇所以上(図では2箇所を図示)のねじ孔26、26が内側構造部材24、54、64の端面24A、24B、54A、54B、64A、64Bに設けられている。これにより、一端面において2箇所以上のねじ孔26、26を利用して内側構造部材24、54、64が筐体12、52、62に固定されるため、筐体12、52、62に対する内側構造部材24、54、64の位置ずれを防止できるとともに、内側構造部材24、54、64を筐体12、52、62に高い剛性で固定することができる。
更にまた、内側構造部材24、54、64は、衝撃を緩衝する弾性力を備えた板ばね部材(板状部材)であるので、振動、衝撃を嫌う精密機器であるレンズユニット14において好ましい支持形態となる。
10、50、60…デジタルカメラ、12、54、64…筐体、14…レンズユニット、16…ズームレンズ、18…前面開口部、20…基板、22…電池、24、54、64…内側構造部材、26…ねじ孔、28…挿入孔、30…ねじ
Claims (7)
- 筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、
前記筐体の筒状中空部に、内部部品が支持された内側構造部材が挿入配置されて構成されていることを特徴とする携帯電子機器。 - 前記内側構造部材は断面略コ字状に形成され、該コ字状の対向する両端面に、内側構造部材を前記筐体に固定するための固定部が設けられている請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記内側構造部材は断面略S字形状に形成され、その折り曲げられた両端面に、内側構造部材を前記筐体に固定するための固定部が設けられている請求項1に記載の携帯電子機器。
- 前記筐体に対して内側構造部材の位置がずれないように各2箇所以上の固定部が内側構造部材の両端面に設けられている請求項1〜3のうちいずれかに記載の携帯電子機器。
- 前記内側構造部材の両端面に設けられた前記固定部が前記筐体に固定部材によって固定されている請求項4に記載の携帯電子機器。
- 前記内側構造部材は、衝撃を緩衝する弾性力を備えた板状部材であり、該内側構造部材に支持される内部部品は、少なくとも光学系部材である請求項1〜5のうちいずれに記載の携帯電子機器。
- 筐体が押出成型によって筒状に形成された携帯電子機器であって、
前記筐体の筒状中空部に、内部部品が支持された内側構造部材を滑らせて挿入した後、該内側構造部材を筐体に固定部材により固定することを特徴とする携帯電子機器の組立方法。
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