JP2009099340A - 電子部品セット、バックライトユニット、および液晶表示装置 - Google Patents

電子部品セット、バックライトユニット、および液晶表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】簡単に製造可能な電子部品セット等を提供することにある。
【解決手段】LED1を実装したLED基板2と、そのLED基板2に形成される第1開孔21に嵌るボス31を、底面3b上から突起させているバックライトシャーシ3とでは、ボス31には、LED基板2に対して圧を加えることで、ボス31の延び方向でのLED基板2の移動を制止する制止片3が含まれている。
【選択図】図1

Description

本発明は、素子を実装した実装基板を含む電子部品セットである。また、電子部品セットを含むバックライトユニットも本発明であり、さらには、このバックライトユニットを含む液晶表示装置も本発明である。
近年、ノート型パソコンや携帯電話等の各種電子機器には、表示装置として、液晶表示装置が用いられる。そして、その液晶表示装置が非発光の液晶表示パネルを使用する場合、液晶表示パネルに光を供給するバックライトユニットが必要になる。
例えば、特許文献1のバックライトユニットは、図19に示すように、LED(Light Emitting Diode)101を基板102に実装したLEDモジュール(実装基板)190を用いる。そして、このLEDモジュール190は、ネジ191を介して板体192に取り付けられ、さらに、そのLEDモジュール190を装着した板体192が、不図示のバックライトシャーシに取り付けられることで、バックライトユニットが完成する。
実用新案登録第3128244号公報
ところで、この種のバックライトユニットは、図20および図21(図20の平面拡大図)に示すように、バックライトシャーシ103に、多数のLEDモジュール190を搭載しなくてはならない(なお、このようなバックライトシャーシ103にLEDモジュール190が搭載されたセットを電子部品セットと称する)。特に、LEDモジュール190が、特許文献1のバックライトユニット同様に、ネジ191で締結される場合、その工程は煩わしい。
例えば、図21のa−a’線矢視断面図である図22に示すように、バックライトシャーシ(基板支持台)103の底面103bから突き出るボス131が基板102の開孔121に嵌り、そのボス131がネジ191で締結されるとすると、その工程は極めて煩わしい。さらには、図21に示すように、LEDモジュール190同士を導通させるリード線192も必要な場合、工程は一層煩わしくなる。
本発明は、上記の状況を鑑みてなされたものである。そして、本発明の目的は、簡単に製造可能な電子部品セット等を提供することにある。
電子部品セットは、素子を実装した実装基板と、その実装基板に形成される第1開孔に嵌る支柱を台上から突起させている基板支持台と、を含む。そして、その電子部品セットでは、支柱には、実装基板に対して圧を加えることで、支柱方向での実装基板の移動を制止する制止片が含まれる。
このようになっていると、ネジ等の固定具なくして、基板支持台に実装基板を取り付けられる。そして、その取り付け動作は、ネジ等を使わない分、簡易である。そのため、このような電子部品セットの製造は、製造者にとって過度の負担をかけない。
また、制止片は、先端を先細らせる一方で後端を太らせたテーパ状になっており、後端が、実装基板に対して圧を加えると望ましい。
このようになっていると、制止片は、細い先端ではなく太い後端で、実装基板に圧を加えることになる。そのため、圧が実装基板上の比較的広面積に均一にかかりやすい。
また、制止片は、弾性部材で形成されており、その制止片の先端の外周は、第1開孔の内周よりも小さいと望ましい。
このようになっていると、制止片は先端から簡単に第1開孔に嵌る。その上、制止片自体が弾性を有するので、制止片の先端と後端との間部分(側端)は、第1開孔の内周面に接触して撓む。すると、制止片の側端、さらには後端が、第1開孔の内周面で押さえ付けられ、その第1開孔の内周に収まるように撓む。その結果、制止片は第1開孔を通過して、実装基板の実装面上に表出しやすい。
なお、制止片は、先端から支柱の支柱方向に延びる割れ目を含むと望ましい。このようになっていると、割れ目を境に分裂している制止片の部分同士が、第1開孔の内周面に接触して近づくように撓み、一層簡単に、その第1開孔の内周に収まる。
ところで、実装基板は、非実装面に導通部を含んでおり、隣り合う実装基板の導通部同士が、実装基板と基板支持台との間に介在する導通フィルムで、互いに導通すると望ましい。このようになっていると、例えばリード線が不要になるためである。
また、導通フィルムは、支柱に嵌る第2開孔を含むと望ましい。このようになっていると、導通フィルムは支柱を中心にして不動になるためである。
なお、実装基板に対する制止片の圧のかけ方の一例としては、制止片の後端が第1開孔を通じて実装基板の実装面上に突き出ることで、制止片の後端と基板支持台とが実装基板を挟むことが挙げられる。
このようになっていると、制止片の後端が実装基板の実装面に直接触れることで、実装基板に対して圧がかけられる。また、制止片の後端と実装基板の実装面との間に他部材が介在し、この他部材に制止片の後端が触れることで、実装基板に対して圧がかかることもあり得る。
なお、制止片の後端と実装面との間には、実装基板に対して圧を加える押圧部材が介在してもよい。このようになっていると、押圧部材が効率よく実装基板に対して圧を加えられる。
また、制止片の後端と実装基板の実装面との間に他部材が介在する場合、その他部材の一例としては、以下のような第1部材が挙げられる。この第1部材は、第3開孔を含んでおり、その第3開孔を実装基板の実装面に表出する支柱に嵌めつつ、隣り合う実装基板の実装面同士に架け渡る。さらに、この第1部材は、制止片の後端によって、実装基板に向けて押さえ付けられるとよい。
このようになっていると、制止片の後端からの圧が第1部材に分散するものの、この第1部材の面積で、広範囲に渡って実装基板に圧が加えられる。そのため、実装基板が基板支持台から動きにくい。また、第1部材が、実装基板を介して導電性フィルムを押さえていれば、この導電性フィルムは基板支持台と実測基板との間で強固に挟まれることになる。
なお、固定板の第3開孔は、小孔の上に大孔を積み重ねることで、開孔内部に段差を発生させている。そして、この段差内に制止片の後端が収まり、その制止片の後端が、段差に対して圧を加えるようになっていると望ましい。
このようになっていると、段差内に制止片の後端が収まるので、その後端を含む制止片の一部が第3開孔の大孔に埋まる。そのため、その埋まった分だけ、実装基板と基板支持台との電子部品セットとしての厚みは薄くなる。
特に、制止片の先端が、段差の深さ(深長)に隠れると、電子部品セットとしての厚みに、支柱の長さは影響しなくなる。
なお、制止片の後端と第1部材との間には、実装基板に対して圧を加える押圧部材が介在していてもよい。このようになっていると、押圧部材が第1部材を介して、効率よく実装基板に対して圧を加えられる。
ところで、押圧部材は、制止片に対して一体または別体になっていてもかまわない。
また、制止片の割れ目によって分けられた制止片の部分同士が、割れ目に向かって押さえ付ける治具により、互いに密着することで、制止片の後端の外周が、第1開孔の内周よりも小さくなると望ましい。
このようになっていると、制止片が実装基板の第1開孔から簡単に乖離し、基板支持台から容易に実装基板が取り外せる。
ところで、素子としては、コンデンサや、LED等の発光素子が一例として挙げられる。そして、素子が発光素子の場合、かかる電子部品セットを搭載し、白色光を生成するとともに、その白色光を液晶表示パネルに供給するバックライトユニットは、本発明といえる。また、このようなバックライトユニットを搭載する液晶表示装置も、本発明といえる。
本発明によれば、ネジ等の固定具なくして、基板支持台に実装基板を取り付けられる。そのため、基板支持台と実装基板とを含む電子部品セットは、簡単に製造される。
[実施の形態1]
実施の一形態について、図に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、便宜上、ハッチング、部材符号等を省略する場合もあるが、かかる場合、他の図面を参照するものとする。
図10の分解斜視図は、液晶表示装置89を示す。そして、この液晶表示装置89は、液晶表示パネル71と、バックライトユニット77とを含む。
液晶表示パネル71は、TFT(Thin Film Transistor)等のスイッチング素子を含むアクティブマトリックス基板72と、このアクティブマトリックス基板72に対向する対向基板73とをシール材(不図示)で貼り合わせている。そして、両基板72・73の隙間に液晶(不図示)が注入される。
そして、この液晶表示パネル71は非発光型の表示パネルなので、バックライトユニット77からの光(バックライト光)を受光し、その光を画像光に変換して出射する。
光を発するバックライトユニット77は、LED(Light Emitting Diode)1、基板2、バックライトシャーシ3、拡散シート61、およびレンズシート62を含む。
LED1は、光を発する素子(点状光源)である。そして、基板2には、かかるLED1が実装される(LED1が実装されている場合、LED基板と称してもよい)。なお、LED1は電流供給を受けて駆動するので、基板2の裏面(非実装面)2rには、LED1に電流を供給するための配線(導通部)が取り付けられる(後述の図9等参照)。
また、LED1の発する光の色は、特に限定されるものではないが、白色光であることが多い。そして、このような白色光は、単数のLED1から発光されてもよいし、複数個のLED1から発する光(赤色光、緑色光、青色光)が混色することで生成されてもよい。
バックライトシャーシ(基板支持台)3は、複数のLED基板(実装基板)2を搭載するための保持部材である。したがって、図10に示すように、バックライトシャーシ3の底面(台)3bには、LED基板2が敷き詰められる。なお、バックライトシャーシ3に搭載されるLED基板2の枚数は特に限定されるものではなく、単数であっても複数であってもかまわない。
拡散シート61は、LED基板2を覆うように位置する。そして、この拡散シート61は、LED1からの光を受光して、散乱(拡散)させる。つまり、この拡散シート61に、LED1の光が入射すると、その光は散乱および拡散し、面内方向にいきわたる。
レンズシート62は、例えばシート面内にレンズ形状を有し、光の放射特性を偏向させる(集光させる)シートであり、拡散シート61を覆うように位置する。そして、このレンズシート62に、拡散シート61から進行してきた光が入射すると、その光は集光し、単位面積あたりの発光輝度を向上させる。
以上のようなバックライトユニット77では、LED1からの光が、拡散シート61に到達し、さらに、拡散されつつレンズシート62を通過することで、発光輝度を高めたバックライト光になって出射する。そして、このバックライト光が、液晶表示パネル71に到達し、液晶表示パネル71は画像を表示させる。
ここで、LED基板2とバックライトシャーシ3とのセット(電子部品セット)について、図1〜図9を用いて説明する。図9はLED基板2を搭載したバックライトシャーシ3の拡大斜視図であり、図2は図9の一部分を拡大した平面図である。そして、図1は図2のA−A’線矢視断面図である。
図1に示すように、バックライトシャーシ3は、底面3bから突き出るボス(支柱)31を複数含む。そして、LED基板2は、ボス31に嵌る第1開孔21を複数含む。例えば、第1開孔21は、LED基板2の四隅に形成される。
そして、LED基板2の第1開孔21とバックライトシャーシ3のボス31とが嵌り合うことで、そのLED基板2は、バックライトシャーシ3の底面3b上(底面3bの面内方向)にて不動になる。また、ボス31の延び方向(支柱方向)でのLED基板2の移動を防止すべく、ボス31は、LED基板2の厚みよりも長い柱部分(柱片)32を含み、さらに、その柱片32の先端に、LED基板2の第1開孔21の周縁に接する制止片33を含む。
すなわち、ボス31の柱片32は、LED基板2の第1開孔21を突き抜け、実装面2f上に表出する。そして、制止片33は、表出する柱片32の先端に位置し、第1開孔21周縁の実装面2fに接するように設計される(なお、制止片33は、第1開孔21を通じてLED基板2の実装面2f上に突き出るように設計される;詳細は後述)。
詳説すると、制止片33は、先細った形状(テーパ状)、例えば図1に示すような傘状になっている。そして、この制止片33の後端33h(傘状の裾部分)が、第1開孔21周縁に触れるように設計される。特に、制止片33の後端33hは、LED基板2の実装面2fに比較的強固に密着するように設計される。
すると、制止片33は、自身の後端33hで、LED基板2に直接触れて圧を加えることになる(白色矢印参照)。このような圧は、制止片33の先端33tでLED基板2に対して圧を加える場合に比べて、広面積で均一に加えられる。その上、LED基板2は、制止片33(特に制止片33の後端33h)とバックライトシャーシ3の底面3bとに挟み込まれる。その結果、LED基板2は、ボス31の延び方向(支柱方向)にて不動になる。
なお、制止片33は、樹脂等の弾性部材によって形成される。そして、制止片33の先端33tの外周は、第1開孔21内周よりも小さい。そのため、制止片33の先端33tは、LED基板2の第1開孔21に容易に収まる。
その上、制止片33自体は弾性を有するので、制止片33の側端33s(制止片33の先端33tと後端33hとの間部分)は第1開孔21の内周面に接触して撓む。
具体的には、LED基板2の第1開孔21がボス31の根元に向かって近づくほどに、制止片33の側端33s(ひいては後端33h)が第1開孔21の内周面で押さえ付けられ、その第1開孔21の内周に収まるように撓む。その結果、制止片33の後端33hの外周が第1開孔21の内周よりも大きいとしても、制止片33は第1開孔21を通過して、実装面2f上に表出する。
以上のような制止片33および柱片32を含むボス31であれば、LED基板2は、ネジ等の固定部材を用いることなく、バックライトシャーシ3に固定される。そして、この固定を行うユーザの負担は、ネジ等で固定する負担に比べて、明らかに軽い。したがって、このようなバックライトシャーシ3とLED基板2とであれば、簡単にLED基板2を搭載したバックライトシャーシ3が完成する(要は、製造が簡単になる)。
なお、LED基板2は、非実装面2fに導通用の配線(導通部;不図示)を含んでいる。そして、隣り合うLED基板2の配線同士は、図1に示すように、LED基板2とバックライトシャーシ3(詳説すると、バックライトシャーシ3の底面3b)との間に介在する導通フィルム(導通回路配線を含むフィルム)4に接触することで、互いに導通する。そのため、配線と導通フィルム4とは、確実に接触していなければならない。
すると、LED基板2がバックライトシャーシ3の底面3bに押さえ付けられ、配線を含む非実装面2fと導通フィルム4とが強固に接触すると望ましいことになる。そして、このような接触は、制止片33を含むボス31を備えるバックライトシャーシ3と、LED基板2とであれば、実現される。
また、以上のバックライトシャーシ3とLED基板2との間に、導通フィルム4が介在する場合、その導通フィルム4は、ボス31に嵌る第2開孔41を含むとよい(なお、第2開孔41は第1開孔21とほぼ同じ内周を有する)。
このようになっていると、導通フィルム4の第2開孔41とバックライトシャーシ3のボス31とが嵌り合うことで、導通フィルム4がバックライトシャーシ3の底面3b上にて(ボス31を中心にして)不動になるためである。
また、図3(図1の拡大図)および図4(図3の斜視図)に示すように、曲折した板バネ(押圧部材)5の一端が制止片33の側端33s(すなわち、制止片33の先端33tから後端33hに至るまでの外周)の溝DHに嵌まり、板バネ5の他端が制止片33の後端33hの面(後端面)33hfを覆っていてもよい。要は、制止片33の後端33hと実装面2fとの間に、LED基板2に対して圧を加える板バネ5が介在するとよい。
このようになっていると、制止片33が、自身の後端33hで、LED基板2に圧を加えようとすると同時に、板バネ5もLED基板2に対して圧を加える。そのため、LED基板2は、制止片33とバックライトシャーシ3の底面3bとによって、一層強固に挟み込まれる。
ところで、図5(図6のB−B’線矢視断面図)および図6に示すように、制止片33は、先端33tからボス31の延び方向(支柱方向)に延びる割れ目CEを含むとよい。このようになっていると、ボス31がLED基板2の第1開孔21に嵌る場合に、割れ目CEを境に離れて位置する制止片33の一部同士(詳説すると、一部の先端33t・33t同士)が、第1開孔21の内周面に押されて近づき合う。そのため、制止片33が簡単に第1開孔21の内周に収まるように撓む。
なお、割れ目CEは、図6に示されるような、実装面2fと同じ面内方向にて、線状である必要はない(すなわち、箱状の割れ目CEに限定されない)。例えば、図7に示すように、クロス状の割れ目CEであってもよい(すなわち、箱状の割れ目CEが交差していてもよい)。
もちろん、図8に示すように、割れ目CEを含む制止片33が、板バネ5を装着していてもよい。
[実施の形態2]
実施の形態2について説明する。なお、実施の形態1で用いた部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付記し、その説明を省略する。
実施の形態1では、ボス31に含まれる制止片33のみで、LED基板2が押さえ付けられていた。実施の形態2では、図11〜図16を用い、制止片33に加えて固定板(第1部材)6が、LED基板2を押さえることを説明する。
図11は、LED基板2を搭載したバックライトシャーシ3の拡大斜視図であり、図12は図11の一部分を拡大した平面図である。そして、図13は図12のC−C’線矢視断面図である。
これらの図に示すように、LED基板2上(実装面2f上)に、固定板6が位置する。そして、その固定板6は、ボス31に嵌る第3開孔61を含む(なお、この第3開孔61の位置は、LED基板2の第1開孔21と同様、ボス31の位置を合致するように設計される)。
また、固定板6は、LED基板2の第1開孔21から突き出たボス31(詳説すると、突き出た柱片32)の長さ分の厚みを有し、かつ、隣り合うLED基板2の実装面2f同士に架け渡るだけの幅および奥行きを有する。
すると、固定板6が、第3開孔61をボス31に嵌めて、隣り合う実装基板2上に位置すると、LED基板2と制止片33との間には、固定板6が介在する。そして、この固定板6は、制止片33の後端33hによって、LED基板2に向けて押さえ付けられる。
このような固定板6によるLED基板2の押さえつけは、ボス31周囲の実装面2fを均一に押さえ付ける。そのため、LED基板2はボス31付近にて安定し、不動になりやすい。
また、LED基板2とバックライトシャーシ3との間に、第2開孔41をボス31に嵌めた導通フィルム4が介在していれば、この導通フィルム4は、固定板6によって押さえ付けられたLED基板2(特に非実装面2fの配線)に、強固に密着する。そのため、LED基板2同士の導通性が確実に確保される。
なお、図14に示すように、制止片33の後端33hと固定板6との間に、LED基板2に対して圧を加える板バネ5が介在してもよい。このようになっていると、固定板6が、一層LED基板2に押さえ付けられ、その結果、LED基板2は確実にバックライトシャーシ3の底面3bに対して不動になり、さらに、導通フィルム4も、LED基板2の配線に、強固に密着する(つまり、LED基板2同士の導通性が確実に確保される)。
また、図15に示すように、制止片33は、先端33tからボス31の延び方向に延びる割れ目CEを含み、固定板6の第3開孔61がLED基板2の第1開孔21に重なるとよい。
このようになっていると、ボス31がLED基板2の第1開孔21に嵌った後に、さらに、固定板6の第3開孔61に嵌る。そして、この嵌る過程にて、割れ目CEを境に離れて位置する制止片33の一部同士が、第1開孔21および第3開孔61の内周面に押されて近づき合う。そのため、制止片33が簡単に第1開孔21および第3開孔61の内周に収まるように撓み、ボス31に対して簡単にLED基板2および固定板6が取り付けられる。
なお、割れ目CEの形状は特に限定されるものではないし、図16に示すように、割れ目CEを含む制止片33が、板バネ5を装着していてもよい。
[その他の実施の形態]
なお、本発明は上記の実施の形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。
例えば、図17に示すように、固定板6における第3開孔61が、2つの孔(小孔61sおよび大孔61b)を積み重ねて連結した形状であってもよい。詳説すると、第3開孔61は、小孔61sの上に大孔61bを積み重ねることで、内部に段差DGを発生させている。そして、この段差DG内に制止片33の後端33hが収まり、その後端33hが段差DGに対して圧を加える。
このようになっていると、制止片33の後端33hを含む一部が、第3開孔61の大孔61bに埋まる。そのため、その埋まった分だけ、LED基板2とバックライトシャーシ3とのセット(電子部品セット)としての厚みは薄くなる。特に、図17に示すように、制止片33の先端33tが、段差DGの深さ(深長)に隠れると、LED基板2とバックライトシャーシ3とのセットの厚みに、ボス31の長さは影響しなくなる。
また、以上の説明での板バネ5は、制止片33に別途取り付けられていた。しかし、これに限定されるものではない。すなわち、板バネ5は、制止片33に対して一体になっていてもよい。また、板バネ5の材質は、金属であっても樹脂であってもよい。要は、板バネ5は、直接LED基板2を、または、固定板6を介してLED基板2を、押さえつけられればよい。
ところで、バックライトシャーシ3に対してLED基板2が取り付けられた後、バックライトシャーシ3からLED基板2を取り外さなくてはならない場合もある。そこで、LED基板2とバックライトシャーシ3とのセットは、図18に示される治具ZGによって、分離可能になっている。
詳説すると、治具ZGは、制止片33の側端33sを挟み込む挟持片ZGaを含む。そして、図18に示されるように、この治具ZGは、挟持片ZGaで、割れ目CEによって分けられた制止片33の部分同士を、割れ目CEに向かって押さえ付ける。
すると、制止片33後端33hが近づき合い、LED基板2の第1開孔21(さらには、導通フィルム4の第2開孔41および固定板6の第3開孔61)に収まる。すなわち、制止片33の後端33hの外周が第1開孔21〜第3開孔61(なお、第1開孔21と第3開孔61との内周はほぼ同じである)よりも小さくなる。
このようになると、LED基板2の第1開孔21、導通フィルム4の第2開孔41、および固定板6の第3開孔61は、簡単に制止片33を含むボス31から抜け出せる。そのため、LED基板2とバックライトシャーシ3とのセットの分解が簡単になる。
は、図2のA−A’線矢視断面図である。 は、図9の一部分を拡大した平面図である。 は、板バネを装着した制止片を示す拡大断面図である。 は、図3の斜視図である。 は、図6のB−B’線矢視断面図である。 は、図2の別例を示す平面図である。 は、図2および図6の別例を示す平面図である。 は、板バネを装着した制止片を示す拡大断面図である。 は、LED基板を搭載したバックライトシャーシの拡大斜視図である。 は、液晶表示装置の分解斜視図である。 は、図9の別例であり、LED基板を搭載したバックライトシャーシの拡大斜視図である。 は、図11の一部分を拡大した平面図である。 は、図12のC−C’線矢視断面図である。 は、図3の別例であり、板バネを装着した制止片を示す拡大断面図である。 は、図5の別例であり、固定板を介在させたバックライトシャーシとLED基板とを示す断面図である。 は、図8の別例であり、固定板を介在させたバックライトシャーシとLED基板とにあって、板バネを装着した制止片が示される拡大断面図である。 は、図16の別例を示す拡大断面図である。 は、治具を示す断面図である。 は、従来のバックライトユニットに搭載されるLEDモジュールを示す斜視図である。 は、従来の液晶表示装置に搭載されるバックライトシャーシおよびLED基板を示す斜視図ある。 は、図20の一部分を拡大した平面図である。 は、図21のa−a’線矢視断面図である。
符号の説明
1 LED(素子、発光素子)
2 基板、LED基板(実装基板)
2f 実装面
2b 非実装面
21 第1開孔
3 バックライトシャーシ(基板支持台)
3b バックライトシャーシの底面
31 ボス
32 柱片
33 制止片
33t 制止片の先端
33h 制止片の後端
33hf 制止片の後端面
33s 制止片の側端
CE 割れ目
4 導通フィルム
41 第2開孔
5 板バネ(押圧部材)
6 固定板(第1部材)
61 第3開孔
61b 第3開孔に含まれる大孔
61s 第3開孔に含まれる小孔
DG 段差
71 液晶表示パネル
77 バックライトユニット
89 液晶表示装置

Claims (17)

  1. 素子を実装した実装基板と、
    上記実装基板に形成される第1開孔に嵌る支柱を、台上から突起させている基板支持台と、
    を含む電子部品セットにあって、
    上記支柱には、上記実装基板に対して圧を加えることで、支柱方向での実装基板の移動を制止する制止片が含まれる電子部品セット。
  2. 上記制止片は、先端を先細らせる一方で後端を太らせたテーパ状になっており、
    上記後端が、上記実装基板に対して圧を加える請求項1に記載の電子部品セット。
  3. 上記制止片は、弾性部材で形成されており、
    上記制止片の先端の外周は、上記第1開孔の内周よりも小さい請求項2に記載の電子部品セット。
  4. 上記制止片は、先端から上記支柱の支柱方向に延びる割れ目を含む請求項3に記載の電子部品セット。
  5. 上記実装基板は、非実装面に導通部を含んでおり、
    隣り合う実装基板の導通部同士は、実装基板と上記基板支持台との間に介在する導通フィルムで、互いに導通する請求項1〜4のいずれか1項に記載の電子部品セット。
  6. 上記導通フィルムは、上記支柱に嵌る第2開孔を含む請求項5に記載の電子部品セット。
  7. 上記制止片の後端が、上記第1開孔を通じて上記実装基板の実装面上に突き出ることで、
    上記制止片の後端と上記基板支持台とが、上記実装基板を挟む請求項2〜6のいずれか1項に記載の電子部品セット。
  8. 上記制止片の後端と上記実装面との間には、上記実装基板に対して圧を加える押圧部材が介在する請求項7に記載の電子部品セット。
  9. 第3開孔を含む第1部材は、
    その第3開孔を上記実装基板の実装面に表出する上記支柱に嵌めつつ、隣り合う実装基板の実装面同士に架け渡り、さらに、
    上記制止片の後端によって、上記実装基板に向けて押さえ付けられる請求項2〜7のいずれか1項に記載の電子部品セット。
  10. 上記第3開孔は、小孔の上に大孔を積み重ねることで、開孔内部に段差を発生させており、
    上記段差内に上記制止片の後端が収まり、その制止片の後端が、上記段差に対して圧を加える請求項9に記載の電子部品セット。
  11. 上記制止片の先端が、上記段差の深長に隠れる請求項10に記載の電子部品セット。
  12. 上記制止片の後端と上記第1部材との間には、上記実装基板に対して圧を加える押圧部材が介在する請求項9〜11のいずれか1項に記載の電子部品セット。
  13. 上記押圧部材は、上記制止片に対して一体または別体になっている請求項8または12に記載の電子部品セット。
  14. 上記割れ目によって分けられた制止片の部分同士が、割れ目に向かって押さえ付ける治具により、互いに密着することで、
    上記制止片の後端の外周が、上記第1開孔の内周よりも小さくなる請求項4を引用する請求項5〜13のいずれか1項に記載の電子部品セット。
  15. 上記素子が発光素子である請求項1〜14のいずれか1項に記載の電子部品セット。
  16. 請求項15に記載の電子部品セットを搭載し、白色光を生成するとともに、その白色光を液晶表示パネルに供給するバックライトユニット。
  17. 請求項16に記載のバックライトユニットを搭載する液晶表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012059579A (ja) * 2010-09-09 2012-03-22 Sharp Corp 照明装置
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