JP2009098477A - Imaging apparatus - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、発熱に関する情報によりストロボ発光に制限をかけるストロボ制御手段を有する撮像装置に関するものである。 The present invention relates to an image pickup apparatus having a strobe control unit that restricts strobe light emission based on information about heat generation.
ストロボ装置の発光源としては、キセノン管などが用いられる。この種のストロボ装置を連続して発光させた場合には、該ストロボ装置を構成する部材の一部がキセノン管にて発せられる光の照射を受けて高温となる(発熱する)場合がある。特に、キセノン管の前面に配されたフレネルレンズ等は、その役割からも他の部材より多くの光の照射をうける傾向にあるため、他の部材より高温になり易い。そのため、フレネルレンズを構成する素材によっては、高温のため、溶解してしまう等、ダメージを与えるケースがある。 A xenon tube or the like is used as the light source of the strobe device. When this type of stroboscopic device emits light continuously, some of the members constituting the stroboscopic device may be irradiated with light emitted from a xenon tube and become high temperature (heat generation). In particular, the Fresnel lens or the like disposed on the front surface of the xenon tube tends to be irradiated with more light than other members because of its role, and therefore tends to be hotter than other members. For this reason, depending on the material constituting the Fresnel lens, there are cases in which the material is damaged due to high temperatures and so on.
フレネルレンズ等へのダメージを抑制することを目的とものとしては、連続で撮影を行い、高温になることが想定される場合には、撮影に制限をかける装置が提案されている(例えば、特許文献1,2,3)。これらの提案は、発熱に関する情報に相当する積算値をカウントし、カウント値が所定値に達すると撮影を禁止するものである。
キセノン管からの光の照射を受けて高温となるのは、ストロボ装置内のメインコンデンサに蓄えられた電気的なエネルギーをフルに使った発光を行った場合である。調光機能を持ったストロボ装置などで発光量が微小な場合においては、キセノン管からの光の照射を受け続けても、必ずしもフレネルレンズ等にダメージを与えるまでは至らないことが、出願人による実験の結果として得られている。にもかかわらず一律にストロボ撮影制限をかけてしまうことは、ストロボ装置を使った撮影機会を逸することになり、実際にストロボ撮影をしたいときに撮影ができず、シャッタチャンスを逃してしまう可能性があった。 When the light is emitted from the xenon tube, the temperature rises when light is emitted using the full electrical energy stored in the main capacitor in the strobe device. According to the applicant, if the amount of light emitted by a strobe device with a dimming function is very small, it will not necessarily damage the Fresnel lens even if it continues to receive light from the xenon tube. As a result of experiments. Regardless, restricting the flash shooting uniformly will miss the opportunity to shoot with the flash device, and you may not be able to shoot when you actually want to take a stroboscopic shot, and you may miss a photo opportunity. There was sex.
(発明の目的)
本発明の目的は、ストロボ撮影を行える機会を増やし、シャッタチャンスを逃す可能性を減らすことのできる撮像装置を提供しようとするものである。
(Object of invention)
An object of the present invention is to provide an imaging apparatus capable of increasing the chances of performing flash photography and reducing the possibility of missing a photo opportunity.
上記目的を達成するために、本発明は、ストロボ装置の発光量を決定する決定手段と、前記ストロボ装置を構成する部材の少なくとも一部の構成部材の発熱状態を判定する判定手段と、前記判定手段の判定の結果によりストロボ発光に制限をかけるストロボ制御手段とを有する撮像装置において、前記ストロボ制御手段が、前記判定手段にて前記構成部材の発熱が基準値を超えていると判定された場合であっても、前記判定手段の判定よりも前に前記決定手段により決定された発光量が規定量以下の場合には、前記ストロボ発光に制限をかけることを禁止する撮像装置とするものである。 To achieve the above object, the present invention provides a determining means for determining a light emission amount of a strobe device, a determining means for determining a heat generation state of at least some constituent members of the strobe device, and the determination In an imaging apparatus having a strobe control unit that restricts strobe light emission based on a result of determination by the unit, when the strobe control unit determines that the heat generation of the component exceeds a reference value by the determination unit Even so, when the light emission amount determined by the determination unit before the determination by the determination unit is equal to or less than a predetermined amount, the imaging device prohibits the restriction of the strobe light emission. .
本発明によれば、ストロボ撮影を行える機会を増やし、シャッタチャンスを逃す可能性を減らすことができる撮像装置を提供できるものである。 According to the present invention, it is possible to provide an imaging apparatus capable of increasing the opportunity for performing flash photography and reducing the possibility of missing a photo opportunity.
本発明を実施するための最良の形態は、以下の実施例に示す通りである。 The best mode for carrying out the present invention is as shown in the following examples.
図1は本発明の一実施例に係わる、撮像装置の一例である一眼レフレックスカメラおよび該カメラに対して着脱自在なストロボ装置の光学的配置の概略を示す図である。 FIG. 1 is a diagram showing an outline of an optical arrangement of a single-lens reflex camera which is an example of an imaging apparatus and a strobe device detachably attached to the camera according to an embodiment of the present invention.
図1において、1はカメラ本体であり、その前面には撮像レンズ11が装着される。また、カメラ本体1には着脱自在のストロボ装置30が装着されている。
In FIG. 1,
まず、カメラ本体1側の構成について説明する。
First, the configuration on the
カメラ本体1内には光学部品、機械部品、電気回路およびフィルム又はCCD等の撮像素子などが収納され、写真又は画像撮影が行えるようになっている。2は主ミラーであり、ファインダ観察状態では、撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避する。また、主ミラー2はハーフミラーとなっており、撮影光路内に斜設されているときは、後述する焦点検出光学系に被写体からの光線の約半分を透過させる。
An optical component, a mechanical component, an electric circuit, and an image sensor such as a film or a CCD are accommodated in the
3はファインダ光学系の一部を構成する、撮像レンズ11の予定結像面に配置されたピント板、4はファインダ光路変更用のペンタプリズムである。5は接眼レンズであり、撮影者はこの接眼レンズ5の後方にある窓からピント板3を観察することで、撮影画面を観察することができる。6は結像レンズであり、7はファインダ観察画面内の被写体輝度を測定するための測光センサである。結像レンズ6は、ペンタプリズム4内の反射光路を介してピント板3と測光センサ7とを共役に関係付けている。
8はフォーカルプレーンシャッタである。9は感光部材であり、銀塩フィルム又はCCD等の撮像素子が用いられる。25はサブミラーであり、主ミラー2と同様に、ファインダ観察状態では撮影光路内に斜設され、撮影状態では撮影光路外に退避する。このサブミラー25は、斜設された主ミラー2を透過した光線を下方に折り曲げて、後述の焦点検出ユニット26の方に導く。
Reference numeral 8 denotes a focal plane shutter. Reference numeral 9 denotes a photosensitive member, and an imaging element such as a silver salt film or a CCD is used.
26は焦点検出ユニットであり、2次結像ミラー27、2次結像レンズ28、焦点検出ラインセンサ29等から構成されている。2次結像ミラー27および2次結像レンズ28は焦点検出光学系を構成しており、撮像レンズ11の2次結像面を焦点検出ラインセンサ29上に形成している。焦点検出ユニット26は、例えば、いわゆる位相差検出方式によって撮像レンズ11の焦点調節状態を検出し、その検出結果は撮像レンズの焦点調節機構を制御するカメラマイコン(後述)に送られる。
A
10はカメラ本体1と撮像レンズ11との通信インターフェイスとなるレンズマウント接点群である。
A lens
次に、撮像レンズ11側の構成について説明する。
Next, the configuration on the
12〜14は群を成すレンズ、15は絞りである。1群レンズ12は光軸上を前後に移動することで、撮影画面のピント位置を調整するフォーカスレンズである。2群レンズ13は光軸上を前後に移動することで撮像レンズ11の焦点距離を変更し、撮影画面の変倍を行うズームレンズである。3群レンズ14は固定レンズである。
16は1群レンズ(以下、フォーカスレンズ)12を光軸方向に移動させるフォーカス駆動モータであり、自動焦点調節動作によりフォーカスレンズ12を前後に移動させる。17は絞り駆動モータであり、絞り15の開口径を変化させるようにこれを駆動する。18は距離エンコーダであり、フォーカスレンズ12に取り付けられたブラシ19が距離エンコーダ18に設けられた所定パターンの電極を摺動することで、フォーカスレンズ12の位置に応じた信号を検出する。2群レンズ13には不図示の位置検出器が設けられており、2群レンズ13の位置から得られる焦点距離情報とフォーカスレンズ12の位置から得られるピント位置情報を得ることで、被写体距離を得ることができる。
次に、ストロボ装置30の構成について説明する。このストロボ装置30は、カメラ本体1に着脱可能であり、カメラ本体1からの信号に従って発光制御を行う。
Next, the configuration of the
31はキセノン管であり、電流エネルギーを発光エネルギーに変換する。32はフレネルレンズであり、33は反射板であり、それぞれ発光エネルギーを効率良く被写体に向けて集光する役目を持つ。37はグラスファイバーであり、キセノン管31の発光量をモニターするために、キセノン管31から発光した光の一部をフォトダイオード等の受光素子38に導く。これにより、キセノン管31の予備発光および本発光の光量をモニターすることができる。
36は、反射笠33と一体となったライトガイドであり、ファイバー37にキセノン管31からの光の一部を反射して導く。39はカメラ本体1とストロボ装置30との通信インターフェイスとなるホットシューに設けられたストロボ接点群である。
A light guide 36 integrated with the reflective shade 33 reflects and guides part of the light from the
次に、図2を用いて、カメラ本体1および撮像レンズ11の回路構成について説明する。なお、図1と同じ部分には同一の符号を付し、その説明は省略する。
Next, the circuit configuration of the
まず、カメラ本体1内の回路構成について説明する。
First, the circuit configuration in the
101はカメラマイコンであり、焦点検出回路105、測光回路106、シャッタ制御回路107、モータ制御回路108および液晶表示回路111に接続されている。カメラマイコン101は、撮像レンズ11内に配置されたレンズマイコン112とはレンズマウント接点群10を介して信号伝達を行う。また、カメラマイコン101は、ストロボ装置30内に設けられた、図3により後述するストロボマイコン238とはストロボ接点群39を介して信号伝達を行う。
焦点検出回路105は、カメラマイコン101からの信号に従って焦点検出ラインセンサ29の蓄積制御と読み出し制御を行い、それぞれの画素情報をカメラマイコン101に出力する。カメラマイコン101はこの情報をA/D変換し、位相差検出法による焦点調節状態の検出を行う。なお、焦点調節状態の検出方法は、位相差検出法に限るものでは無く、公知の方法を用いればよいことは言うまでもない。そして、カメラマイコン101は、レンズマイコン112と信号のやりとりを行うことによって、撮像レンズ11の焦点調節制御を行う。
The
測光回路106は、被写体に向けてストロボ光を予備発光していない定常状態と予備発光している状態と双方の状態で輝度信号を出力する。カメラマイコン101はこの輝度信号をA/D変換し、撮影の露出調節のための絞り値およびシャッタ速度の演算と、露光時のストロボ発光量の演算とを行う。シャッタ制御回路107は、カメラマイコン101からの信号に従ってフォーカルプレーンシャッタ8を構成するシャッタ先幕駆動マグネットMG−1およびシャッタ後幕駆動マグネットMG−2の通電制御を行う。これにより、先幕および後幕が走行し、露光動作が行われる。モータ制御回路108は、カメラマイコン101からの信号に従ってモータMを制御することにより、主ミラー2のアップダウンおよびシャッタチャージなどを行う。
The
SW1は、不図示のレリーズボタンの第1ストローク(半押し)操作でオンし、測光、AF(自動焦点調節)を開始させるスイッチである。SW2は、レリーズボタンの第2ストローク(全押し)操作でオンし、シャッタ走行、すなわち露光動作を開始させるスイッチである。SWFELKは予備発光を独立して行わせ、その後FEロックモードに移行するスイッチである。FEロックモードとは、後述の図6で説明するが、スイッチSWFELKの操作に応じて予備発光が行われ、このときの被写体の輝度から、撮影時の本発光量を決定するモードである。スイッチSW2がオンされる前であれば、ユーザーは任意のタイミングでスイッチSWFELKを操作して予備発光を行い、FEロックモードに移行させることができる。 SW1 is a switch that is turned on by a first stroke (half-pressing) operation of a release button (not shown) and starts photometry and AF (automatic focus adjustment). SW2 is a switch that is turned on by a second stroke (full press) operation of the release button and starts shutter running, that is, an exposure operation. SWFELK is a switch that performs preliminary light emission independently and then shifts to the FE lock mode. The FE lock mode, which will be described later with reference to FIG. 6, is a mode in which preliminary light emission is performed according to the operation of the switch SWFELK, and the main light emission amount at the time of shooting is determined from the luminance of the subject at this time. Before the switch SW2 is turned on, the user can perform preliminary light emission by operating the switch SWFELK at an arbitrary timing to shift to the FE lock mode.
上記のスイッチSW1,SW2,SWFELK、および、その他不図示の操作部材であるISO感度設定スイッチ、絞り設定スイッチ、シャッタ速度設定スイッチなどの各スイッチの状態信号は、カメラマイコン101が読み取る。
The
液晶表示回路111は、ファインダ内表示器24と外部表示器42をカメラマイコン101からの信号に従って制御する。
The liquid
次に、撮像レンズ11内の回路構成について説明する。
Next, a circuit configuration in the
カメラ本体1と撮像レンズ11とは、上述したようにレンズマウント接点群10を介して相互に電気的に接続される。このレンズマウント接点群10には、撮像レンズ11内のフォーカス駆動モータ16および絞り駆動モータ17の電源用接点である接点L0、レンズマイコン112の電源用接点L1、シリアルデータ通信を行うためのクロック用接点L2を含む。さらには、カメラ本体1から撮像レンズ11へのデータ送信用接点L3、撮像レンズ11からカメラ本体1へのデータ送信用接点L4、モータ用電源に対するモータ用グランド接点L5、レンズマイコン112用電源に対するグランド接点L6を含む。
The
レンズマイコン112は、これらのレンズマウント接点群10を介してカメラマイコン101と接続され、カメラマイコン101からの信号に応じてフォーカス駆動モータ16および絞りモータ17を動作させ、撮像レンズ11の焦点調節と絞りを制御する。50は光検出器であり、51はパルス板であり、レンズマイコン112がこれらを用いてパルス数をカウントすることによりフォーカスレンズ12の駆動距離情報を得る。これらは距離エンコーダ18よりも分解能が高く、撮像レンズ11の細かな焦点調節を行うことができる。距離エンコーダ18は、焦点調節されて合焦状態となったフォーカスレンズ12の位置情報を読み取ってレンズマイコン112に入力し、フォーカスレンズ12の位置に対応する距離情報に変換され、カメラマイコン101に伝達される。
The
次に、ストロボ装置30の回路構成について、図3を用いて説明する。なお、図1と同じ部分には同一の符号を付し、その説明を省略する。
Next, the circuit configuration of the
図3において、201は電源電池、202はDC−DCコンバータであり、電池電圧を数100Vに昇圧する。203は発光エネルギーを蓄積するメインコンデンサである。204,205は抵抗であり、メインコンデンサ203の電圧を所定比に分圧する。206は発光電流を制限するためのコイル、207は発光停止時に発生する逆起電圧を吸収するためのダイオードである。211はトリガ発生回路、212はIGBTなどの発光制御回路である。
In FIG. 3, 201 is a power supply battery, 202 is a DC-DC converter, and boosts the battery voltage to several hundred volts.
232はストロボ発光時の発光量制御用のコンパレータである。236は受光素子38に流れる光電流を対数圧縮するとともにキセノン管31の発光量を圧縮積分するための積分測光回路である。238はストロボ装置30全体の動作を制御するストロボマイコンである。
次に、ストロボマイコン238の各端子について説明する。CNTはDC/DCコンバータ2の充電を制御する制御出力用の端子、AD1は充電電圧を読み込むためのA/D変換入力用の端子、CLKはカメラ本体1とシリアル通信を行うための同期クロック入力用の端子である。また、DOは、同期クロックに同期して、ストロボ装置30からカメラ本体1にシリアルデータを転送するためのシリアル出力用の端子である。DIは、同期クロックに同期して、カメラ本体1からストロボ装置30にシリアルデータを受け取るためのシリアルデータ入力用の端子である。
Next, each terminal of the
また、CHGはストロボ装置30からカメラ本体1にキセノン管31の発光可否を伝達するための出力用の端子、Xはカメラ本体1からのストロボ発光指令が入力される端子である。INTは積分測光回路236の積分制御出力用の端子、AD0は積分測光回路236から発光量を示す積分電圧を読み込むためのA/D変換入力用の端子、DA0はコンパレータ232のコンパレート電圧を出力するためのD/A出力用の端子である。TRIGは発光トリガ信号の出力用の端子である。
Further, CHG is an output terminal for transmitting whether or not the
次に、以上のように構成されたストロボ撮影システムにおける各マイコン101,112,238での動作について、図4乃至図7のフローチャートに沿って詳細に説明する。なお、各マイコンの動作についてはマルチタスクでの動作を前提としており、以下で説明する複数のフローチャートのいくつかは同時に進行されるものである。同時進行されるフローチャートはその都度にその説明を行う。
Next, operations of the
まず、カメラ本体1のスイッチSW1がオンされた場合の動作について、図4のフローチャートにしたがって説明する。
First, the operation when the switch SW1 of the
スイッチSW1がオンされると、カメラマイコン101は、ステップ#100にて、焦点検出ユニット26の焦点検出ラインセンサ29に結像させる。そして、次のステップ#101にて、焦点検出ユニット26の焦点検出ラインセンサ29に結像された被写体像のずれから公知の方法で焦点検出を行い、合焦位置までのレンズ駆動量を演算する。そして、シリアル通信ラインを介してレンズマイコン112に対して算出したレンズ駆動量を出力する。
When the switch SW1 is turned on, the
次のステップ#102では、カメラマイコン101とレンズマイコン112とで信号のやり取りを行い、フォーカスレンズ12が合焦幅内にあるか否かを判定する。合焦幅内でない場合はステップ#103へ進み、レンズマイコン112がフォーカス駆動を行う。つまり、上記のレンズ駆動量に基づいてフォーカス駆動モータ16を駆動し、それに直結したパルス板51の回転を光検出器50で読み取る。そして、フォーカス駆動モータ16が指定されたレンズ駆動量を駆動すると、フォーカス駆動モータ16を停止する。その後はステップ#100に戻る。
In the
上記ステップ#102にて、フォーカスレンズ12が合焦幅内であることを判定すると、カメラマイコン101は、ステップ#104へ処理を進める。そして、ここでは、測光回路106の不図示の対数圧縮アンプにより対数圧縮され、電圧値に変換された値をA/D入力端子から読み込む。続くステップ#105では、カメラマイコン101は、測光結果からシャッタ速度の値(TV値)と絞りの値(AV値)とを決定し、TV値とAV値をファインダ内表示器22および外部表示器42に表示する。
If it is determined in
次のステップ#106では、カメラマイコン101は、スイッチSW2がオンされているかどうかを判定し、オンされていればステップ#107へ進み、オフであればステップ#104に戻って、上記処理を繰り返す。なお、スイッチSW1もオフにされた場合、処理を終了する。
In the
スイッチSW2がオンされているとしてステップ#107へ進むと、カメラマイコン101は、今のストロボ撮影の状態が事前に発光量が決定されているFEロックモードかどうかを判定する。どのような操作がなされた場合にFEロックモードになるかについては、図6のフローチャートにて詳細説明を行う。ここで、FEロックモードであった場合にはステップ#114へ進み、FEロックモードでない場合にはステップ#108へ進む。
If the switch SW2 is turned on and the process proceeds to step # 107, the
以下、FEロックモードであるかないかで動作が異なるが、まず、FEロックモードでないと判定してステップ#108へ進んだ場合について説明する。 Hereinafter, although the operation differs depending on whether the FE lock mode is set or not, a case where it is determined that the mode is not the FE lock mode and the process proceeds to step # 108 will be described.
FEロックモードでないとしてステップ#108へ進むと、カメラマイコン101は、発熱積算値が所定値以上の積算値になっているかどうかを判定する。この発熱積算値は、本発光が実施される度に演算された本発光量を加算するとともに、本発光の実施間隔に応じて減算が行われることで求められる値であって、カメラマイコン101の内部メモリに記憶されている。基準値を例えば100とすると、発熱積算値が100以上の場合は、それ以上発光を行うとフレネルレンズ32などのストロボ装置を構成する部分がダメージを受ける恐れがあるとして、発光を禁止すべくステップ#116へ進む。つまり、ステップ#116では、図2の外部表示器42に“発熱のために撮影不可”表示、つまりレリーズ禁止表示を行い、処理を終える。一方、発熱積算値が100以上の場合は、発光しても未だフレネルレンズ32などへのダメージはないとして、撮影動作を続行するためにステップ#109へ進む。
When the process proceeds to step # 108 because the FE lock mode is not set, the
撮影動作を続行するためにステップ#109へ進むと、カメラマイコン101は、定常光による被写体輝度を撮像レンズ11を通して、カメラ本体1内の測光回路106より取得する。そして、次のステップ#110にて、端子S0,S1,S2を通してシリアル通信によりストロボマイコン238に対して予備発光を指令する。ストロボマイコン238は、この予備発光指令を受けて、所定光量での予備発光動作を行う。
When the process proceeds to step # 109 to continue the photographing operation, the
ここで、ストロボマイコン238での動作の詳細について、図3を用いて説明する。ストロボマイコン238は、カメラマイコン101より指示された所定発光レベルに応じて、端子DA0に所定の電圧(コンパレート電圧)を設定する。このとき、キセノン管31は未だ発光していないので、コンパレータ232の反転入力端子に入力される積分測光回路236の出力は発生しない。コンパレータ232の出力はHi(ハイレベルを意味する)であるので、発光制御回路212は導通状態となる。
Details of the operation of the
次に、端子TRIGより発光トリガ信号を出力すると、トリガ発生回路211は高圧を発生したキセノン管31を励起し、発光が開始される。一方、ストロボマイコン238は、積分測光回路236に積分開始を指示し、積分測光回路236は受光素子38の対数圧縮された光電出力の積分を開始する。
Next, when a light emission trigger signal is output from the terminal TRIG, the
また、発光終了時に、ストロボマイコン238は、予備発光量を積分した積分測光回路236の出力をA/D入力用の端子AD0から読み込んでA/D変換し、積分値、すなわち予備発光時の発光量をディジタル値として読み取る。
At the end of light emission, the
次にステップ#111では、予備発光による被写体反射光が撮像レンズ11を通して、カメラ本体1内の測光回路106で受光されるので、カメラマイコン101がストロボ反射光による被写体輝度値を取得する。そして、次のステップ#112にて、カメラマイコン101は、予備発光時の被写体輝度から定常光による被写体輝度を差し引くことにより、予備発光による反射光分のみの輝度値を抽出する。そして次のステップ#113にて、適正露光を得るために必要な本発光量を演算する。これはステップ#112で抽出された反射光分のみの輝度値と、適正露光となるために必要な反射光分の理想の輝度値の比率を求め、その比率と予備発光時の光量を乗算することで、本発光量を決定している。
Next, in
次に、上記ステップ#107にてFEロックモードであると判定した場合の動作について説明する。
Next, the operation when it is determined in
FEロックモードであると判定してステップ#114へ進むと、カメラマイコン101は、発熱積算値が所定値以上の積算値になっているかどうかを判定する。発熱積算値が100以上の場合はそれ以上、発光を行うと、フレネルレンズなどのストロボ装置を構成する部分がダメージを受ける恐れがあるとしてステップ#115へ進む。発熱積算値が100未満の場合は、発光しても未だフレネルレンズなどストロボ装置を構成する部分にダメージを与える恐れはないとして、撮影動作を続行するために後述する図5のステップ#601以降の処理へ進む。
If it determines with it being in FE lock mode and progresses to step # 114, the
フレネルレンズなどのストロボ装置を構成する部分がダメージを受ける恐れがあるとしてステップ#115へ進むと、カメラマイコン101は、事前に決定されている発光量を判定する。発光量がフル発光時の1/16未満の時には、エネルギーが弱く、たとえ発光したとしても、フレネルレンズなどのストロボ装置を構成する部分へのダメージは殆んど無いので、撮影動作を続行するために後述する図5のステップ#601以降の処理へ進む。また、発光量がフル発光時の1/16以上の時にはステップ#116へ進み、図2の外部表示器42に“発熱のために撮影不可”表示、つまりレリーズ禁止表示を行い、処理を終える。ここで、FEロックモードである場合(ステップ#107にてYES)には、発光量がフル発光時の1/16以上であるか否かを判定するのに対して、FEロックモードでない場合(ステップ#107にてNO)にはこの発光量の判定がない理由について説明する。FEロックモードでない場合には、まだ本発光量が求められていないため、発光量を求めるためにはスイッチSW2がオンされた後に予備発光を行う必要がある。FEロックモードでない場合には、予備発光と後述する図5の本発光とが連続して行われるため、ユーザーや被写体が特別に意識していなければ、予備発光だけ行われたのか、予備発光と本発光の両方が行われたのかを区別することは困難である。そのため、ユーザーが撮影を意図してSW2をオンして、予備発光が行われたにも関わらず、その直後に演算された本発光量に応じてレリーズを禁止するという仕様は、使い勝手の点からみて好ましいものではない。そのため、FEロックモードでない場合には、スイッチSW2がオンされた時点で発熱積算値が100以上であれば、予備発光を行うことなくレリーズを禁止する。これに対し、FEロックモードである場合には、スイッチSW2がオンされた後に予備発光を行う必要がないため、事前に求めた本発光量が少量(フル発光時の1/16未満)の場合に限って、レリーズを禁止せずに本発光を許可している。
When the process proceeds to step # 115 assuming that there is a possibility that a portion constituting the strobe device such as a Fresnel lens may be damaged, the
次に、撮影動作を続行するために図5のステップ#601へ進んだ場合について説明する。 Next, a case where the process proceeds to step # 601 in FIG. 5 in order to continue the photographing operation will be described.
図5のステップ#601では、カメラマイコン101は、ストロボマイコン238に対してストロボ発光量を送信する。次のステップ#602では、ストロボ発光の発熱積算値を加算する。
In
以下に、発熱積算値の具体例を記す。 A specific example of the heat generation integrated value will be described below.
・ストロボ発光量がフル発光となる場合は8
・ストロボ発光量がフル発光に対して1/2の発光量となる場合は4
・ストロボ発光量がフル発光に対して1/4の発光量となる場合は2
・ストロボ発光量がフル発光に対して1/8の発光量となる場合は1
・ストロボ発光量がフル発光に対して1/16の発光量以下の場合は0
である。ここで、発光量に対して加算される発熱積算値は温度上昇に寄与する値として、実験や試作品の評価により決定をすればよい。
・ When the flash output is full, 8
・ If the flash output is 1/2 of the full flash, 4
・ If the flash output is 1/4 of the full flash, 2
・ If the flash output is 1/8 of full flash, 1
-0 if the flash output is 1/16 or less of the full flash
It is. Here, the heat generation integrated value added to the light emission amount may be determined by an experiment or evaluation of a prototype as a value contributing to the temperature rise.
次のステップ#603では、カメラマイコン101は、主ミラー2及びサブミラー25を跳ね上げて撮影光路から退避させると同時に、レンズマイコン112に対して絞り15の絞り込みを指示する。そして、次のステップ#604にて、主ミラー2及びサブミラー25が撮影光路から退避するのを待つ。主ミラー2及びサブミラー25が跳ね上がるとステップ#605へ進み、カメラマイコン101は、先幕駆動マグネットMG−1に通電し、フォーカルプレーンシャッタ8の開放動作を開始させる。
In the
次のステップ#606では、ストロボマイコン238が本発光制御を行う。詳しくは、ストロボマイコン238は、まず制御電圧をDA0端子に出力する。この制御電圧は、前述の予備発光時に説明した積分測光回路236の出力電圧、すなわち積分電圧に対して、予備発光と本発光との光量差に相当する制御電圧を加算した電圧である。本発光の光量とは、スイッチSWFELKの操作に応じて演算された本発光量、あるいは、上述のステップ#113にて演算された本発光量が相当する。
In the
例えば、フル発光量の1/32の光量で予備発光をした場合の積分電圧をV1としたときに、本発光量が同じ1/32の場合は、同じ積分電圧になった時に発光停止すればよいので、コンパレータ232のコンパレート電圧としてV1を設定する。同様に、本発光量がフル発光量の1/16の場合には、予備発光に対して1段分大きな積分電圧になったときに発光を停止すればよいので、予備発光時の積分電圧に1段分に相当する電圧を加算してコンパレータ232のコンパレート電圧として設定する。
For example, if the integrated voltage when the preliminary light emission is 1/32 of the full light emission amount is V1 and the main light emission amount is the same 1/32, the light emission is stopped when the same integrated voltage is reached. Therefore,
キセノン管31が未だ発光していない状態では、受光素子38にはほとんど光電流が流れない。このため、積分測光回路236の出力は発生せず、コンパレータ232の−入力電圧は+入力端子よりも電位が低い。したがって、コンパレータ232の出力はHiとなり、発光制御回路212は導通状態となる。
In a state where the
また、これと同時に、ストロボマイコン238は、端子TRIGから所定時間の間、Hiを出力する。これにより、トリガ回路211は高圧のトリガ電圧を発生する。キセノン管31のトリガ電極に高圧が印加されると、キセノン管31は発光を開始する。キセノン管31が発光を開始すると、受光素子38に光電流が流れ、積分測光回路236の出力が上昇する。コンパレータ232の+入力端子に設定された所定の電圧に達すると、コンパレータ232が反転してその出力はLo(ローレベルを意味する)となり、発光制御回路212は遮断状態となるので発光が停止される。この時点で、キセノン管31は所定の発光量を発生して発光を停止することになり、ストロボ撮影に必要な所望の光量が得られる。
At the same time, the
所定のシャッタ開放時間が経過すると、ステップ#607にて、カメラマイコン101は、後幕駆動マグネットMG−2に通電し、フォーカルプレーンシャッタ8の後幕を閉じて露出を終了する。そして、次のステップ#608にて、主ミラー2及びサブミラー25をダウンさせ、撮影を終了する。
When the predetermined shutter opening time has elapsed, in
図6は、どのようにしてFEロックモードが設定されるかについての詳細説明を行うためのフローチャートである。図6のフローチャートはマルチタスクの1タスクとして処理され、他のフローチャートと同時に進行する。 FIG. 6 is a flowchart for explaining in detail how the FE lock mode is set. The flowchart of FIG. 6 is processed as one task of multitasking and proceeds simultaneously with other flowcharts.
ステップ#707では、カメラマイコン101は、接続されているスイッチSWFELKの状態を読み取り、押されていなければ該スイッチSWFELKが押されるまでこのステップで待機する。その後、スイッチSWFELKが押されたらステップ#708へ進み、FEロックモードになったことを記憶する。これは、カメラマイコン101内部のメモリにフラグとして残し、既に説明した図4のフローチャートのステップ#107にて利用する。
In
なお、FEロックモードのフラグのクリアは撮影動作が行われた後にクリアしてもよいし、所定時間が経過した後で、クリアするようにしてもよい。フラグがクリアされれば、撮影者が再度スイッチSWFELKが押されるまでは通常モードでのストロボ撮影が実行される。 The FE lock mode flag may be cleared after the photographing operation is performed, or may be cleared after a predetermined time has elapsed. If the flag is cleared, the flash photography in the normal mode is executed until the photographer presses the switch SWFELK again.
次のステップ#709では、カメラマイコン101は、定常光による被写体輝度を撮像レンズ11を通して、カメラ本体1の測光回路106より取得する。次のステップ#710では、端子S0,S1,S2を通してシリアル通信によりストロボマイコン238に対して予備発光を指令する。ストロボマイコン238は、この予備発光指令を受けて、所定光量での予備発光動作を行う。
In the
詳しくは、ストロボマイコン238は、カメラ本体1により指示された所定発光レベルに応じて、端子DA0に所定の電圧(コンパレート電圧)を設定する。このとき、キセノン管31は未だ発光していないので、コンパレータ232の反転入力端子に入力される積分測光回路236の出力は発生しない。コンパレータ232の出力はHiであるので、発光制御回路212は導通状態となる。
Specifically, the
次に、端子TRIGより発光トリガ信号が出力されると、トリガ発生回路211が高圧を発生したキセノン管31を励起し、発光が開始される。一方、ストロボマイコン238は、積分測光回路236に積分開始を指示し、積分測光回路236は受光素子38の対数圧縮された光電出力の積分を開始する。
Next, when a light emission trigger signal is output from the terminal TRIG, the
また、発光終了時に、ストロボマイコン238は、予備発光量を積分した積分測光回路236の出力をA/D入力端子AD0から読み込んでA/D変換し、積分値、すなわち予備発光時の発光量をディジタル値として読み取る。
At the end of light emission, the
次のステップ#711では、カメラマイコン101は、予備発光による被写体反射光を撮像レンズ11を通して、カメラ本体1内の測光回路106で受光して、ストロボ反射光による被写体輝度値を取得する。そして、次のステップ#712にて、予備発光時の被写体輝度から定常光による被写体輝度を差し引くことにより、予備発光による反射光分のみの輝度値を抽出する。そして次のステップ#713にて、適正露光を得るために必要な本発光量を演算する。これはステップ#712で抽出された反射光分のみの輝度値と、適正露光となるために必要な反射光分の理想の輝度値の比率を求め、その比率と予備発光時の光量を乗算することで、本発光量を決定している。FEロックモードではこの時点で本発光量が決定されることになる。
In the
図7は、発熱積算値を時間とともに減算させていくタスクのフローチャートである。ストロボ発光による発熱は時間とともに冷却されるが、このフローチャートはこの冷却の概念を具現化するための部分となる。図7のフローチャートはマルチタスクの1タスクとして処理され、他のフローチャートと同時に進行する。 FIG. 7 is a flowchart of a task for subtracting the heat generation integrated value with time. The heat generated by the strobe light is cooled with time, but this flowchart is a part for embodying this cooling concept. The flowchart of FIG. 7 is processed as one task of multitasking, and proceeds simultaneously with other flowcharts.
ステップ#801では、カメラマイコン101は、時間の経過を観察する。5分の時間が経過したらステップ#802へ進むが、時間が経過しないうちはステップ#801にて待機する。5分が経過したとしてステップ#802へ進むと、発熱積算値から一定値を減算する。発熱積算値が0になったら、それ以上の減算を止める。その後はステップ#803へ進み、5分タイマを再スタートし、ステップ#803に戻る。
In
以上の実施例によれば、ストロボ撮影に際して、ストロボ装置での発光量を決定するとともに、ストロボ装置を構成する部材の少なくとも一部の構成部材の発熱状態を検出する手段(例えば温度を測定または測定を代替する手段)を有する。そして、発熱状態を検出する手段の状態によって、ストロボ撮影の間隔を変更、例えばストロボ発光の時間間隔を一定時間以上(例えば5分以上)にする(図4のステップ#108,#114,#115、図7参照)等によりストロボ発光に制限をかける構成にしている。 According to the above-described embodiment, the means for determining the amount of light emitted from the strobe device and detecting the heat generation state of at least some of the constituent members of the strobe device (for example, measuring or measuring the temperature) (Means to substitute). Then, the strobe shooting interval is changed according to the state of the means for detecting the heat generation state, for example, the strobe emission interval is set to a certain time or longer (for example, 5 minutes or longer) (steps # 108, # 114, # 115 in FIG. 4). , See FIG. 7), and the like.
しかし、決定された発光量が規定量以下(実施例では、図4のステップ#115のフル発光の1/16未満)と判定したとする。このような場合には、ストロボ発光に制限をかけることを禁止し、ストロボ撮影を続行させるようにしている。
However, it is assumed that the determined light emission amount is determined to be equal to or less than the predetermined amount (in the example, less than 1/16 of the full light emission of
これにより、一律にストロボ撮影に制限をかけてしまうことなく、ストロボ装置を使った撮影機会を逸することにならず、ストロボ撮影者にとって大いなる不利益をもたらす問題を解消する。換言すれば、ストロボ撮影を行える機会を増やし、シャッタチャンスを逃すことを軽減することができるストロボ装置および撮像装置を提供可能となる。 As a result, it is possible to solve the problem that causes a great disadvantage for the strobe photographer without restricting the strobe photography uniformly without losing the photographing opportunity using the strobe device. In other words, it is possible to provide a strobe device and an imaging device that can increase the opportunities for performing strobe photography and reduce the chance of missing a shutter opportunity.
上記の実施例では、ストロボ装置を構成する部材の少なくとも一部の構成部材の温度を測定または測定を代替する手段として、発熱積算値を用いたが、サーミスタなどの温度センサを用いてもよい。 In the above embodiment, the heat generation integrated value is used as a means for measuring or substituting the temperature of at least some of the members constituting the strobe device, but a temperature sensor such as a thermistor may be used.
また、ストロボ装置30はカメラ本体1に着脱自在なものとしたが、カメラ本体110に内蔵されるストロボ装置であっても良い。
The
1 カメラ本体
11 撮像レンズ
12 1群レンズ(フォースレンズ)
16 フォーカス駆動モータ
26 焦点検出ユニット
30 ストロボ装置
31 キセノン管
33 反射板
32 フレネルレンズ
38 受光素子
36 ライトガイド
101 カメラマイコン
112 レンズマイコン
238 ストロボマイコン
DESCRIPTION OF
DESCRIPTION OF
Claims (6)
前記ストロボ装置を構成する部材の少なくとも一部の構成部材の発熱状態を判定する判定手段と、
前記判定手段の判定の結果によりストロボ発光に制限をかけるストロボ制御手段とを有する撮像装置において、
前記ストロボ制御手段は、前記判定手段にて前記構成部材の発熱が基準値を超えていると判定された場合であっても、前記判定手段の判定よりも前に前記決定手段により決定された発光量が規定量以下の場合には、前記ストロボ発光に制限をかけることを禁止することを特徴とする撮像装置。 Determining means for determining the amount of light emitted from the flash device;
Determining means for determining a heat generation state of at least some of the constituent members of the strobe device;
In an imaging apparatus having a strobe control unit that limits strobe light emission based on a result of the determination by the determination unit,
The strobe control means is the light emission determined by the determination means before the determination by the determination means, even when the determination means determines that the heat generation of the component exceeds a reference value. An image pickup apparatus, wherein when the amount is equal to or less than a specified amount, restricting the strobe emission is prohibited.
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