JP2009095735A - 電気集じん機 - Google Patents

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健吾 中原
Tetsuya Ueda
哲也 上田
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Abstract

【課題】電気集じん機の集じん機能を維持しながら、軽量化を行うとともに、帯電部においてコロナ放電を発生させながら火花放電の発生を抑える電気集じん機を提供することを目的とする。
【解決手段】放電電極22と接地極板23とを空気の流れ方向に平行に積層配置し空気中の浮遊粒子状物質を帯電させる帯電部1の接地極板23において、101〜104[Ω・cm]以下の樹脂材料のフィルムA31の両面を109〜1012[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムB32で覆い帯電部1の接地極板23を3層構造としたものであり、帯電部1の接地極板23に金属性の電極板を用いる必要がないため、重量を軽減することでき、集じん機能を維持しながら火花放電の発生を抑えることができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、空気中の浮遊粒子状物質を捕集し空気清浄を行うための電気集じん機に関する。
従来、この種の電気集じん機は、コロナ放電を発生させ空気中の浮遊粒子状物質を帯電させる帯電部と、空気中の浮遊粒子状物質を捕集する集じん部から構成されており、例えば、特許文献1のようなものが知られている。
以下、その電気集じん機について図6を参照しながら説明する。帯電部61は種々の形状(例えば線やトゲなど)をした放電電極62と金属製の薄板からなる接地極板63とが交互に積層されている。放電電極62には電源64から高電圧が印加され、接地極板62との間でコロナ放電が発生する。集じん部65は金属製の薄板からなる荷電極板66に電源63から高電圧が印加され、金属製の薄板からなる接地極板67とが交互に積層されている。
大風量を処理する電気集じん機では(例えば1ユニット当たり300m3/min)その処理風量から1ユニット当たりの大きさが大きくなるため、使用する電極板の1枚当りの大きさが大きくなるとともに、使用枚数も多く、そのため重量が重くなっていた。
このため、出来る限り軽量化をするために、接地極板の厚みを薄くしたり、特許文献1のように集じん部65の接地極板67にパンチング穴68を設けたりしていた。
また帯電部においてはコロナ放電を発生なければならないため、場合によってはコロナ放電が発展して火花放電に至り、浮遊粒子状物質が可燃性の場合、火花放電により温度が異常に上昇する事があった。
特開平11−057531号公報
このような従来の電気集じん機では、軽量化のために電極板の厚みを薄くしすぎると剛性がなくなり電極間同士の距離を保つことが困難となり、また電極板に穴を設けすぎると金属部分が減少し電界強度が弱まるため、どちらにしても集じん機能が不安定となる。また、帯電部の放電電極と接地極板の間ではコロナ放電が火花放電に発展しないように印加電圧を下げたり、電極間隔を広げたりするとコロナ放電が弱まり集じん機能が低下する。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、集じん機能を維持しつつ、軽量化を行い、さらに帯電部においてコロナ放電を発生させながら火花放電の発生を抑える電気集じん機を提供することを目的としている。
本発明の電気集じん機は上記目的を達成するために、放電電極と接地極板とを空気の流れ方向に平行に積層配置し空気中の浮遊粒子状物質を帯電させる帯電部と、荷電極板と接地極板とを空気の流れ方向に平行に積層配置し帯電部で帯電された空気中の浮遊粒子状物質を捕集する集じん部と、帯電部と集じん部内に浮遊粒子状物質を含んだ空気を流入させる送風機と、浮遊粒子状物質を捕集するために帯電部と集じん部に高電圧を供給する高圧発生手段とを備え、101〜104[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムAの両面を109〜1012[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムBで覆い3層構造としたものを帯電部の接地極板として使用したものである。
この手段により帯電部の接地極板に金属性の電極板を用いる必要がないため、重量を軽減することでき、集じん機能を維持しながら火花放電の発生を抑えることができる電気集じん機が得られる。
また他の手段は、フィルムA、フィルムBの厚みをそれぞれ100〜500μmとしたものであり、これにより集じん機能を維持しつつ火花放電の発生を抑えることができる。
また他の手段は、帯電部の接地極板は、接着材自体が導電性のある導電性接着剤によってフィルムAとフィルムBを接着させたものである。
これによりフィルムAとフィルムBを導電性を持たせつつ接着させることができ、集じん機能を維持することができる。
また他の手段は、帯電部の接地極板は、フィルムAとフィルムBに熱を与え溶けて固まることにより接着される熱溶着によって互いに溶着されたものである。
これにより接着材を用いずにフィルムAとフィルムBを接着させることができ、接着材分の重量を軽減することができる。
また他の手段は、帯電部の接地極板を、バネで引っ張ることにより支持するものである。
これにより帯電部の接地極板をしっかりと固定することができ、電極間隔を適正に保つことが可能となり、安定して集じん機能を維持することができる。
また他の手段は、帯電部の接地極板の周囲を金属製のフレームで挟むことにより支持するものである。
これにより帯電部の接地極板をしっかりと固定することができ、バネで引っ張る空間が必要でなくなるため、サイズを小さくすることができる。
また他の手段は、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗を108〜1010[Ω・cm2]としたものである。
これにより帯電部においてコロナ放電を発生させ空気中の浮遊粒子状物質を帯電させることが出来ると共に、火花放電を防止することができる。
また他の手段は、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料は基材にイオン性導電剤を混ぜ込むことによって電気抵抗を調整したものである。
これにより電気抵抗を調整したときでも、樹脂材料の絶縁破壊電圧を高く維持することができ、火花放電を確実に防止することができる。
また他の手段は、フィルムAとフィルムBの樹脂材料は、ポリフッ化ビニリデン系樹脂を用いたものである。
これにより樹脂材料の耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性を高め、帯電部の耐久性を確保することができる。
また他の手段は、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗Rs[Ω・cm2]と、樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積当りの電流Is[A/cm2]とから算出される樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積当りのエネルギー密度Ws[W/cm2](Ws=Is2×Rs)が2×10-3[W/cm2]以下になるように、高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧Vを制御したものである。
これにより樹脂材料に連続的に通電される電気エネルギーによる劣化を抑え、樹脂材料の耐久性を確保することができる。
また他の手段は、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗Rs[Ω・cm2]に対し、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]が、Vmax≧4(logRs)−28を満たす範囲に設定されたものである。
これにより樹脂材料の絶縁破壊電圧が高いため、火花放電を確実に防止することができる。
また他の手段は、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]と、高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧V[kV]との関係が、常にVmax>Vを満たすように印加電圧V[kV]が設定されたものである。
これにより樹脂材料の絶縁破壊電圧が高いため、火花放電を確実に防止することができる。
また他の手段は、フィルムBの材料は樹脂材料であって、帯電部の放電電極と接地極板との間にコロナ放電として流れる電流が一定となるように高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧Vが制御されたものである。
これにより帯電部においてコロナ放電を発生させ空気中の微粒子を帯電させるために必要な電流を適正化し、不要に高い印加電圧をかけることがないため、火花放電を確実に防止することができる。
また他の手段は、フィルムBの材料は樹脂材料であって、帯電部の放電電極と接地極板との間にコロナ放電として流れる電流を一定にするために設定された帯電部への印加電圧V[kV]と、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]との差K=Vmax−Vが所定値以下になった場合、制御器より警報信号が出力されるようにしたものである。
これにより樹脂材料の抵抗が経年的に変化した場合、その状況を知らしめることで樹脂材料の交換メンテナンス時期を的確に把握することができる。
また他の手段は、101〜104[Ω・cm]の樹脂材料の両面を109〜1018[Ω・cm]の樹脂材料で覆い3層構造としたものを集じん部の荷電極板として使用したものである。
これにより集じん部の荷電極板に金属板を使用する必要がなくなるため、集じん部の重量を軽量化することができ、火花放電の発生を抑えることができる。
本発明によれば集じん性能を維持しつつ電気集じん機全体の重量を軽量化できるという効果のある電気集じん機を提供できる。
また、帯電部においてコロナ放電を発生させながら、火花放電を防止することができるという効果も奏する。
また、3層構造になったフィルム状の電極板をしっかりと固定することができるという効果も奏する。
また、樹脂材料の耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性を高め、電気エネルギーによる劣化を抑え、帯電部の耐久性を確保できるという効果も奏する。
本発明の請求項1記載の発明は、放電電極と接地極板とを空気の流れ方向に平行に積層配置し空気中の浮遊粒子状物質を帯電させる帯電部と、荷電極板と接地極板とを空気の流れ方向に平行に積層配置し帯電部で帯電された空気中の浮遊粒子状物質を捕集する集じん部と、帯電部と集じん部内に浮遊粒子状物質を含んだ空気を流入させる送風機と、浮遊粒子状物質を捕集するために帯電部と集じん部に高電圧を供給する高圧発生手段とを備え、101〜104[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムAの両面を109〜1012[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムBで覆い3層構造としたものを帯電部の接地極板として使用したものであり、帯電部の接地極板に金属性の電極板を用いる必要がないため、重量を軽減することでき、集じん機能を維持しながら火花放電の発生を抑えることができるという作用を有する。
また、フィルムA、フィルムBの厚みをそれぞれ100〜500μmとしたものであり、これにより集じん機能を維持しつつ火花放電の発生を抑えることができるという作用を有する。
また、帯電部の接地極板は、接着材自体が導電性のある導電性接着剤によってフィルムAとフィルムBを接着させたものであり、これによりフィルムAとフィルムBを導電性を持たせつつ接着させることができ、集じん機能を維持することができるという作用を有する。
また、帯電部の接地極板は、フィルムAとフィルムBに熱を与え溶けて固まることにより接着される熱溶着によって互いに溶着されたものであり、これにより接着材を用いずにフィルムAとフィルムBを接着させることができ、接着材分の重量を軽減することができるという作用を有する。
また、帯電部の接地極板を、バネで引っ張ることにより支持するものであり、これにより帯電部の接地極板をしっかりと固定することができ、電極間隔を適正に保つことが可能となり、安定して集じん機能を維持することができるという作用を有する。
また、帯電部の接地極板の周囲を金属製のフレームで挟むことにより支持するものであり、これにより帯電部の接地極板をしっかりと固定することができ、バネで引っ張る空間が必要でなくなるため、サイズを小さくすることができるという作用を有する。
また、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗を108〜1010[Ω・cm2]としたものであり、これにより帯電部においてコロナ放電を発生させ空気中の浮遊粒子状物質を帯電させることが出来ると共に、火花放電を防止することができるという作用を有する。
また、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料は基材にイオン性導電剤を混ぜ込むことによって電気抵抗を調整したものであり、これにより電気抵抗を調整したときでも、樹脂材料の絶縁破壊電圧を高く維持することができ、火花放電を確実に防止することができるという作用を有する。
また、フィルムAとフィルムBの樹脂材料は、ポリフッ化ビニリデン系樹脂を用いたものであり、これにより樹脂材料の耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性を高め、帯電部の耐久性を確保することができるという作用を有する。
また、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗Rs[Ω・cm2]と、樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積当りの電流Is[A/cm2]とから算出される樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積当りのエネルギー密度Ws[W/cm2](Ws=Is2×Rs)が2×10-3[W/cm2]以下になるように、高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧Vを制御したものであり、これにより樹脂材料に連続的に通電される電気エネルギーによる劣化を抑え、樹脂材料の耐久性を確保することができるという作用を有する。
また、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗Rs[Ω・cm2]に対し、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]が、Vmax≧4(logRs)−28を満たす範囲に設定されたものであり、これにより樹脂材料の絶縁破壊電圧が高いため、火花放電を確実に防止することができるという作用を有する。
また、フィルムBの材料は樹脂材料であって、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]と、高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧V[kV]との関係が、常にVmax>Vを満たすように印加電圧V[kV]が設定されたものであり、これにより樹脂材料の絶縁破壊電圧が高いため、火花放電を確実に防止することができるという作用を有する。
また、フィルムBの材料は樹脂材料であって、帯電部の放電電極と接地極板との間にコロナ放電として流れる電流が一定となるように高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧Vが制御されたものであり、これにより帯電部においてコロナ放電を発生させ空気中の微粒子を帯電させるために必要な電流を適正化し、不要に高い印加電圧をかけることがないため、火花放電を確実に防止することができるという作用を有する。
また、フィルムB材料は樹脂材料であって、帯電部の放電電極と接地極板との間にコロナ放電として流れる電流を一定にするために設定された帯電部への印加電圧V[kV]と、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]との差K=Vmax−Vが所定値以下になった場合、制御器より警報信号が出力されるようにしたものであり、これにより樹脂材料の抵抗が経年的に変化した場合、その状況を知らしめることで樹脂材料の交換メンテナンス時期を的確に把握することができるという作用を有する。
また、101〜104[Ω・cm]以下の樹脂材料の両面を109[Ω・cm]以上の樹脂材料で覆い3層構造としたものを集じん部の荷電極板として使用したものであり、これにより集じん部の荷電極板に金属板を使用する必要がなくなるため、集じん部の重量を軽量化することができ、火花放電の発生を抑えることができるという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態は、図1に示すように、空気中の浮遊粒子状物質を帯電させる帯電部1とその下流側に帯電された粒子を捕集する集じん部2からなる二段式電気集じん機である。なお、帯電部分と集じん部分が一体となった一段式電気集じん機であってもよい。送風手段3(一例として軸流ファン)により浮遊粒子状物質を含む空気が帯電部1に流入し集じん部2へと流れ込む。この時、帯電部1と集じん部2へは高圧発生手段4(一例として直流高圧安定化電源)から各々高電圧が印加される。さらに送風の運転や高電圧印加の入り切りを制御器5により行っている。
帯電部1と集じん部2の詳細を図2に示す。帯電部1は、放電電極22と接地極板23とが交互に複数並んでいる。高圧発生手段4から放電電極22に高電圧が印加され、接地極板23はアース側に接続されており、放電電極22と接地極板23との間でコロナ放電を発生させ、流入してくる粒子を帯電させる。本実施の形態では、プラス側の高電圧を印加しているが、マイナス側の高電圧でもよい。集じん部2は、荷電極板24と接地極板25が交互に複数積層されており、高圧発生手段4から荷電極板24に高電圧が印加され、接地極板25はアース側に接続されており、荷電極板24と接地極板25の間の電界により、帯電部1で帯電された粒子はクーロン力により接地極板25に引き寄せられ捕集される。
ここで、帯電部1の接地極板23は、図3に示すように体積抵抗率が101〜104[Ω・cm]以下の樹脂材料のフィルムA31を体積抵抗率が109〜1012[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムB32で挟んだ帯電部の接地極板33となっている。フィルムA31は金属板の役目をしており体積抵抗率が104[Ω・cm]より高いと電流が流れる際にフィルムA31自体がジュール熱によって発熱量が大きくなってしまうため、101〜104[Ω・cm]がよい。厚みに関しては100〜500[μm](より好ましくは200〜300[μm])が良く、100[μm]より薄いと電流が流れる際にフィルムA31自体がジュール熱によって発熱してしまい、500[μm]より厚いとフィルムA31の重量が重くなり、また帯電部の接地極板33全体の厚みも増えるため通風路が狭められ、通過風速が早くなり集じん効率が低下してしまう。なお、フィルムB32はフィルム状ではなく塗料のように体積抵抗率が109〜1012[Ω・cm]の材料をフィルムA31の両面に塗ってもよい。この時厚みは同様に100〜500[μm]がよい。
この時、フィルムA31とフィルムB32は導電性接着材によって3層構造を構成することで、フィルムA31とフィルムB32の導通をとっている。導通をとらないとフィルムB32がアース側と接続されなくなるため、コロナ放電が発生しなくなる。
3層構造となった帯電部の接地極板33は、図4に示すように帯電部の接地極板33を金属製フレーム41で固定することで、帯電部の接地極板33をしっかりと固定することが可能となり、さらに通過風速が早い場合(例えば9m/s)でも帯電部の接地極板33が振動することなく、放電電極22と接地極板23との間隔を確実に保つことができる。
またフィルムB32は体積抵抗率を109〜1012[Ω・cm]さらに厚みを100[μm]〜500[μm]とすると、帯電部1の放電電極22と接地極板23との間で発生する火花放電を防止することが出来る。ここで体積抵抗率が同じでも厚みが変わるとフィルムの厚み方向に流れる電流に対する抵抗は変わってくる。そのため、フィルムの厚み方向に流れる電流に対する単位面積あたりの抵抗(つまり、体積抵抗率と厚みの積。以降、面積抵抗率Rs[Ω・cm2]と呼ぶ。)で考えるとフィルムの厚みも考慮される。本発明者らはこの面積抵抗率Rsを108〜1010[Ω・cm2]とすることが最適であることを見出した。例えば厚さ100[μm]のフィルムでは、体積抵抗率が1×1010〜1×1012[Ω・cm]に、また厚さ500[μm]のフィルムでは、体積抵抗率が2×109〜2×1011[Ω・cm]となる。この面積抵抗率Rsが108[Ω・cm2]より小さいと電流が流れやすくなりコロナ放電は発生するが火花放電も発生し、逆に1010[Ω・cm2]より大きいと火花放電は発生しないが、コロナ放電も発生しなくなる。一例としてフィルムB32の面積抵抗率Rsを1×109[Ω・cm2](この時、体積抵抗率は2.5×1010[Ω・cm]、厚みは400[μm])とするとよい。
フィルムA31とフィルムB32の樹脂材料としては、耐熱性、耐オゾン性、耐薬品性が高く、耐久性を十分確保することが出来るフッ素系材料が望ましく、とりわけ、ポリフッ化ビニリデン系樹脂(以降、PVDFと呼ぶ)は最も優れた材料のうちの一つである。ただし、PVDFは絶縁性が高く前述の面積抵抗率Rsを108〜1010[Ω・cm2]にするには、添加剤を入れて電気導電度を確保する必要がある。一般に電気導電度を確保する手段としては、カーボンなどの導電性フィラーを混ぜ込む方式があるが、この方式は樹脂材料に高電圧をかけた時にカーボン粒子の部分で絶縁破壊を起こしやすく、絶縁破壊電圧が低いといった欠点があった。そこで、これを解決する手段として本実施の形態では、カーボンなどの導電性フィラーに代わって、イオン性導電剤を混ぜ込む方式を用いている。これにより、電気抵抗を調整したときでも、樹脂材料の絶縁破壊電圧を高く維持することができ、火花放電を確実に防止することができる。
もし、フィルムB32の絶縁破壊電圧Vmax[kV]が低く、高圧発生手段4から供給される帯電部1への印加電圧V[kV]より低い場合は、コロナ放電中に空気の絶縁破壊が起きたときに、その箇所の空気の電気抵抗は限りなくゼロに近づくため、フィルムB32へ直接印加電圧V[kV]と同等の電圧がかかることになり、フィルムB32が絶縁破壊を起こして穴が開き、フィルムA31がむき出しとなるため火花放電を防止すことが出来ない。したがって、本実施の形態では、フィルムB32の絶縁破壊電圧Vmax[kV]と高圧発生手段4から帯電部1へ供給される印加電圧V[kV]との関係が、常にVmax>Vを満たすように、高い絶縁破壊電圧Vmax[kV]の樹脂材料を選定している。これにより火花放電を確実に防止することが出来る。
樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]を向上させるには、ある程度樹脂材料の電気抵抗を上げる必要があるが、前述のように、面積抵抗率には制約がある。各種樹脂材料を検討した結果、面積抵抗率Rs[Ω・cm2]に対し、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]がVmax≧4(logRs)−28を満たす範囲に設定すれば、樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]は十分高く、火花放電を確実に防止することが可能である。一例として、面積抵抗率Rs=109[Ω・cm2]の場合は、絶縁破壊電圧Vmax>8[kV]となり、印加電圧をV<8[kV]に制御すれば、火花放電は発生しない。
一方、樹脂材料としてのイオン性導電剤入PVDFの連続通電に関する耐久性は、樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積あたりの電流(以降、電流密度Is[A/cm2]と呼ぶ)に相関はあるが、直接支配される因子は、樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積あたりのエネルギー(以降、エネルギー密度Ws[W/cm2]と呼ぶ)である。その理由は、イオン性導電剤入PVDFに流す電流を上げた場合、イオン性導電剤入PVDFの温度が上昇し、いずれ破壊に至るという破壊メカニズムであるため、ジュール熱に起因するエネルギー密度を使用限界以下とすることが肝要である。本発明者らは、エネルギー密度Ws[W/cm2](Ws=Is2×Rs)が2×10-3[W/cm2]を超えた場合、イオン性導電剤入りPVDFが短時間で絶縁破壊を起こし、エネルギー密度Ws[W/cm2]が2×10-3[W/cm2]以下になった場合は、イオン性導電剤入PVDFの連続通電に対する耐久性が飛躍的に伸びる屈曲点を見出した。従って、本実施の形態では、エネルギー密度Ws[W/cm2](Ws=Is2×Rs)が少なくとも2×10-3[W/cm2]以下になるように、高圧発生手段4から供給される帯電部1への印加電圧Vを制御している。これにより樹脂材料に連続的に通電される電気エネルギーによる劣化を抑え、樹脂材料の耐久性を確保することができる。
これら一連の印加電圧Vの制御は、制御器5によって行われているが、その他にも以下の制御を行う。帯電部1の放電電極22と接地極板23との間にコロナ放電として流れる電流Iが一定となるように高圧発生手段4から供給される帯電部1への印加電圧Vを制御している。これにより、帯電部1においてコロナ放電を発生させ空気中の浮遊粒子状物質を帯電させるために必要な電流Iを適正化する。すなわち、樹脂材料の抵抗が経年的に減少した場合は、電流Iが一定となるように印加電圧Vを減少させるため、不要に高い印加電圧Vをかけず、火花放電防止にさらに効果がある。一方、樹脂材料の抵抗が経年的に増加した場合は、電流Iが一定となるように印加電圧Vを増加させるが、この時でも樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]と印加電圧V[kV]との関係が、常にVmax>Vを満たすように制御される。具体的には、印加電圧V[kV]と樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]との差K=Vmax−Vが所定値(一例として1kV)以下になった場合、電流I一定制御ではなく、印加電圧V[kV]はそれ以上上昇させないようにする。ただし、この状態では、十分なコロナ放電電流が得られていないため、集じん効率が低下する恐れがある。そこで、印加電圧V[kV]と樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]との差K=Vmax−Vが所定値以下になった場合、制御器5より警報信号が出力されるようにしている。これにより、樹脂材料の抵抗が経年的に変化した場合、その状況を知らしめることで樹脂材料の交換メンテナンス時期を適確に把握することができる。
次に、本実施の形態において、集じん部2の荷電極板24について説明する。帯電部1の接地極板23と同様に3層構造の樹脂材料のフィルムから構成されており、101〜104[Ω・cm]の樹脂材料の両面を109[Ω・cm]以上の樹脂材料で覆い3層構造となっている。101〜104[Ω・cm]の樹脂材料には高圧発生手段4から高電圧が印加されるため104[Ω・cm]より大きい体積抵抗率であると、電圧降下が大きく荷電極板24と接地極板25との間の電界強度が弱まってしまう。なお、101〜104[Ω・cm]であれば樹脂材料に限らず、導電性塗料やアルミ箔などでもよい。 また、3層構造の表面にくる樹脂材料は、109[Ω・cm]より小さいと荷電極板24と接地極板25との間で火花放電が発生してしまう。そのため109〜1018[Ω・cm]の体積抵抗率が必要となる。
これらにより、集じん部2の荷電極板24の重量が軽くなり、さらに火花放電も防止することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1と同一部分は同一番号を付し、詳細な説明は省略する。
本実施の形態では、帯電部1をより軽量にするために、フィルムA31とフィルムB32を融点近くまで加熱し、熱によってお互いを溶着させ帯電部の接地極板33を構成したものである。これにより接着材を使用しないため、さらに帯電部1を軽量化することが可能となる。
また、図5に示すように4隅をバネ51で引っ張り固定している。これは、帯電部1の通過風速が遅い場合(5m/s以下)に有効であり、金属性フレーム41で固定した場合よりさらに軽量化することができるとともに、バネ51の引っ張るスペースが必要なくなるため、帯電部1のサイズも小さくすることができる。
本発明は、大風量を処理する電気集じん機に有効であり、電気集じん機の重量を軽量化することが出来る電気集じん機を提供できる。また、空気中の浮遊粒子状物質に可燃性物質が含まれているものを処理する場合にも有効であり、火花放電を発生させずに、安全に捕集することが出来る電気集じん機を提供できる。
本発明の実施の形態1の電気集じん機の断面構成図 同帯電部と集じん部の斜視構成図 同帯電部接地極板の断面構成図 同帯電部接地極板の支持構成図((イ)正面図(ロ)A−A断面図) 本発明の実施の形態2の帯電部接地極板の支持構成図 従来の電気集じん機の構成図
符号の説明
1 帯電部
2 集じん部
3 送風手段
4 高圧発生手段
5 制御器
22 放電電極
23 接地極板
24 荷電極板
25 接地極板
31 フィルムA
32 フィルムB
33 帯電部の接地極板
41 金属製フレーム
51 バネ

Claims (15)

  1. 放電電極と接地極板とを空気の流れ方向に平行に積層配置し空気中の浮遊粒子状物質を帯電させる帯電部と、荷電極板と接地極板とを空気の流れ方向に平行に積層配置し前記帯電部で帯電された空気中の浮遊粒子状物質を捕集する集じん部と、前記帯電部と前記集じん部内に浮遊粒子状物質を含んだ空気を流入させる送風機と、浮遊粒子状物質を捕集するために前記帯電部と前記集じん部に高電圧を供給する高圧発生手段とを備え、前記帯電部の接地極板は、101〜104[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムAの両面を109〜1012[Ω・cm]の樹脂材料のフィルムBで覆い3層構造としたことを特徴とする電気集じん機。
  2. 前記フィルムA、前記フィルムBの厚みをそれぞれ100〜500μmとした請求項1記載の電気集じん機。
  3. 前記帯電部の接地極板は、接着材自体が導電性のある導電性接着剤によってフィルムAとフィルムBを接着させた請求項1または2記載の電気集じん機。
  4. 前記帯電部の接地極板は、フィルムAとフィルムBに熱を与え溶けて固まることにより接着される熱溶着によって互いに溶着された請求項1または2記載の電気集じん機。
  5. 前記帯電部の接地極板を、バネで引っ張ることにより支持する請求項1〜4いずれか記載の電気集じん機。
  6. 前記帯電部の接地極板の周囲を金属製のフレームで挟むことにより支持する請求項1〜5いずれか記載の電気集じん機。
  7. フィルムBの材料は樹脂材料であって、前記樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗を108〜1010[Ω・cm2]とした請求項1〜6いずれか記載の電気集じん機。
  8. フィルムBの材料は樹脂材料であって、前記樹脂材料は基材にイオン性導電剤を混ぜ込むことによって電気抵抗を調整した請求項1〜7いずれか記載の電気集じん機。
  9. フィルムAとフィルムBの樹脂材料は、ポリフッ化ビニリデン系樹脂を用いた請求項1〜8いずれか記載の電気集じん機。
  10. フィルムBの材料は樹脂材料であって、前記樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗Rs[Ω・cm2]と、前記樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積当りの電流Is[A/cm2]とから算出される前記樹脂材料の厚み方向に流れる単位面積当りのエネルギー密度Ws[W/cm2](Ws=Is2×Rs)が2×10-3[W/cm2]以下になるように、高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧Vを制御した請求項9記載の電気集じん機。
  11. フィルムBの材料は樹脂材料であって、前記樹脂材料の厚み方向に流れる電流に対する単位面積当りの抵抗Rs[Ω・cm2]に対し、前記樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]が、Vmax≧4(logRs)−28を満たす範囲に設定された請求項10記載の電気集じん機。
  12. フィルムBの材料は樹脂材料であって、前記樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]と、高圧発生手段から供給される帯電部への印加電圧V[kV]との関係が、常にVmax>Vを満たすように前記印加電圧V[kV]が設定された請求項11記載の電気集じん機。
  13. フィルムBの材料は樹脂材料であって、帯電部の放電電極と接地極板との間にコロナ放電として流れる電流が一定となるように高圧発生手段から供給される前記帯電部への印加電圧Vが制御された請求項12記載の電気集じん機。
  14. フィルムBの材料は樹脂材料であって、帯電部の放電電極と接地極板との間にコロナ放電として流れる電流を一定にするために設定された前記帯電部への印加電圧V[kV]と、前記樹脂材料の絶縁破壊電圧Vmax[kV]との差K=Vmax−Vが所定値以下になった場合、制御器より警報信号が出力されるようにした請求項13記載の電気集じん機。
  15. 101〜104[Ω・cm]の樹脂材料の両面を109〜1018[Ω・cm]の樹脂材料で覆い3層構造としたものを集じん部の荷電極板として使用した請求項1〜14いずれか記載の電気集じん機。
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