JP2009095482A - Washing/drying machine - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、衣類の洗濯および乾燥を行う洗濯乾燥機に関する。 The present invention relates to a washing / drying machine for washing and drying clothes.
従来の洗濯乾燥機においても、乾燥時間、乾燥終了時刻といったユーザによる様々な入力設定に従って、運転制御装置により衣類乾燥機の作動が制御されていた。特に、現在の衣類の乾燥状態と現在または一定時間後の気象状況を取得して、気象状況に応じて衣類乾燥機の作動条件を決定する従来技術があった(例えば、特許文献1参照)。
これによれば、運転制御装置が気象状況に応じて設定した衣類乾燥機の作動条件(作動能力、作動時間等)に基づいて運転するため、ユーザが気象状況を考慮して自ら作動条件を設定しなくても、衣類乾燥機を効率よく運転させることが可能である。
According to this, since the operation is controlled based on the operating conditions (operating capacity, operating time, etc.) of the clothes dryer set by the operation control device in accordance with the weather conditions, the user sets the operating conditions by taking the weather conditions into consideration. Even without this, the clothes dryer can be operated efficiently.
しかしながら、その一方、上述の従来技術においては、衣類乾燥機の消費電力についてはほとんど考慮されておらず、気象状況に応じた乾燥行程の効率に重点を置くあまり、無用に多くの電力を浪費して不経済な運転を行うこともあった。特に、最近は環境に配慮してヒートポンプによる衣類乾燥機が普及しており、これについて消費電力を低減するような従来技術はなかった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、消費電力を低減して経済的な運転を行うことのできる洗濯乾燥機を提供することにある。
On the other hand, in the above-mentioned prior art, the power consumption of the clothes dryer is hardly considered, and much power is wasted unnecessarily because the emphasis is on the efficiency of the drying process according to the weather conditions. In some cases, the operation was uneconomical. In particular, recently, clothes dryers using heat pumps have become widespread in consideration of the environment, and there has been no conventional technique for reducing power consumption.
This invention is made | formed in view of the said situation, The objective is to provide the washing-drying machine which can reduce power consumption and can perform economical driving | operation.
上記目的を達成するために、本発明の洗濯乾燥機においては、洗濯を施すために衣類を収容した回転槽を駆動する洗濯装置と、前記回転槽内に連通した循環路、前記循環路内の空気を加熱するための媒体を圧縮する圧縮機および該圧縮機により圧縮された媒体が導入されて、空気との間で熱交換を行うことにより空気を加熱する凝縮器を具備し、前記凝縮器において加熱された空気を、前記循環路を介して前記回転槽内に供給して洗濯後の衣類を乾燥させる衣類乾燥装置と、前記洗濯装置および前記衣類乾燥装置の作動を制御する運転制御装置を備え、前記運転制御装置は通信装置に接続されており、前記通信装置を介して天気情報提供サイトから取得した天気情報に基づいて、前記衣類乾燥装置の作動方法を演算し、当該演算結果により消費電力が低減されるように前記圧縮機の作動周波数を制御することを特徴とする。
In order to achieve the above object, in the washing and drying machine of the present invention, a washing device for driving a rotating tub containing clothes for performing washing, a circulation path communicating with the rotation tub, and a circulation path in the circulation path A compressor for compressing a medium for heating air, and a condenser for heating the air by introducing heat into and from the medium compressed by the compressor, the condenser A clothes drying device that supplies the air heated in
上記手段によれば、運転制御装置は通信装置に接続されており、通信装置を介して天気情報提供サイトから取得した天気情報に基づいて、衣類乾燥装置の作動方法を演算し、当該演算結果により消費電力が低減されるように圧縮機の作動周波数を制御するため、経済的な運転を行うことができる。 According to the above means, the operation control device is connected to the communication device, calculates the operation method of the clothes drying device based on the weather information acquired from the weather information providing site via the communication device, and based on the calculation result Since the operating frequency of the compressor is controlled so that power consumption is reduced, economical operation can be performed.
<実施形態1>
以下、図1乃至図9に基づいて、本発明の実施形態1について説明する。図1には、本実施形態による洗濯乾燥機1の運転システムの全体構成を示している。洗濯乾燥機1にはルータ2を介して操作端末装置3が接続されており、家庭内ネットワーク4を形成している。家庭内ネットワーク4の接続方法は無線、有線を問わず、LAN(Local Area Network)、ブルートゥース(Bluethooth登録商標)通信、赤外線通信等が考えられる。
<
Hereinafter,
ルータ2(本発明の通信装置に該当する)は家庭内ネットワーク4と外部ネットワーク5を接続するための手段であり、家庭内ネットワーク4に外部からの侵入を受けないようにセキュリティ機能が搭載されている。操作端末装置3は例えば携帯電話、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)等により形成されており、洗濯乾燥機1に運転方法を設定する場合、あるいは洗濯乾燥機1を外部ネットワーク5と接続する場合等のように、洗濯乾燥機1を遠隔操作するための操作入力部およびユーザに対して情報を表示するための表示部とを備えている。ユーザは操作端末装置3を使用して、洗濯乾燥機1の運転状態に関する情報の取得および設定が可能である。ユーザが設定を入力する場合、または情報を表示させる場合には、洗濯乾燥機1に形成された操作パネル54(図2示)によっても同様に操作可能である。本実施形態に関する以下の説明においては、ユーザによる設定の入力および情報の表示は操作パネル54により行うことにする。
The router 2 (corresponding to the communication device of the present invention) is a means for connecting the
ルータ2は、例えばインターネット6を介して外部サーバ7と接続されており、洗濯乾燥機1および操作端末装置3は、外部サーバ7により天気情報提供サイト8から種々の情報を取得可能とされている。天気情報提供サイト8は定期的に情報を更新しており、洗濯乾燥機1および操作端末装置3は、そのアクセスにより任意のタイミングで、外部サーバ7を介して天気情報提供サイト8から最新の天気情報を入手することができる。あるいは、天気情報提供サイト8が更新されるたびに、最新の天気情報が外部サーバ7に記憶され、洗濯乾燥機1または操作端末装置3から要求された時に、外部サーバ7から情報を洗濯乾燥機1または操作端末装置3に送信するようにしてもよい。また、天気情報提供サイト8は外部サーバ7の機能の一つとして、外部サーバ7中に形成されていてもよい。
The
図2には、本実施形態によるドラム式(横軸形)の洗濯乾燥機1の構造を示す。洗濯乾燥機1は洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程を自動で行うことができ、外箱9の内部に、水槽10を配設し、水槽10の内部に回転槽(ドラム)11を配設している。
上記水槽10及び回転槽11は、ともに円筒状を成すもので、前側(図2中、左側)の端面部にそれぞれの開口部12、13を有している。このうち、回転槽11の開口部13は洗濯物(衣類)出し入れ用であり、それを水槽10の開口部12が囲繞している。水槽10の開口部12は、外箱9の前面部に形成した洗濯物出し入れ用の開口部14にベローズ15で連ねており、外箱9の開口部14には扉16を開閉可能に設けている。
FIG. 2 shows the structure of a drum-type (horizontal axis) washing and
The
回転槽11にはまた、周側部(胴部)のほぼ全域に孔17を形成しており(一部のみ図示)、この孔17は、洗い時、すすぎ時及び脱水時に通水孔として機能し、乾燥時には通風孔として機能するようになっている。そのほか、回転槽11の周側部の内面には、洗濯物撹拌用のバッフル18を複数個設けている。
水槽10には、前側の端面部の上部(前記開口部12より上方の部分)に温風出口19を形成し、後側の端面部の上部に温風入口20を形成している。このほか、水槽10の底部の最後部には、排水口21を形成しており、この排水口21に水槽10外で排水弁22を接続し、更に、排水弁22に排水ホース23を接続して、これらにより水槽10内の水を機外に排出するようにしている。
The
In the
回転槽11の後側の端面部の後面(背面)には中心部に回転軸24を取付けており、この回転軸24を水槽10の後側の端面部の中心部を回転可能に挿通して後方へ突出させている。回転槽11の後側の端面部の中心部周りには、多数の温風導入孔25を形成している。
これに対して、水槽10の後側の端面部の後面(背面)には、モータ26を取付けている。このモータ26は、アウターロータ形であり、更に、この場合、ブラシレスDCモータであって、ロータ26aを回転軸24に取付け、この構成で、回転槽11を回転軸24を中心に回転させる駆動装置として機能するようになっている。モータ26は水槽10および回転槽11とともに、本発明の洗濯装置に該当する。
なお、水槽10は、複数(1つのみ図示)のサスペンション27により前記外箱9の底面上に弾性支持しており、その支持形態は、水槽10の軸方向が前後となる横軸状で、しかも前上がりの傾斜状であり、回転槽11も同形態となっている。
A rotating
On the other hand, a
The
水槽10の下方(外箱9の底面上)には、台板28を配置し、この台板28上に通風ダクト29を配置している。この通風ダクト29は、前端部の上部に吸風口30を有しており、この吸風口30に、前記水槽10の温風出口19を還風ダクト31及び接続ホース32を介して接続している。なお、還風ダクト31は前記水槽10の開口部12の左側を迂回するように配管している。
一方、通風ダクト29の後端部には循環用送風機33のケーシング34を接続しており、このケーシング34の出口部35を、接続ホース36及び給風ダクト37を介して、前記水槽10の温風入口20に接続している。なお、給風ダクト37は前記モータ26の左側を迂回するように配管している。
これらの結果、還風ダクト31、接続ホース32、通風ダクト29、循環用送風機33のケーシング34、接続ホース36、給風ダクト37により、前記水槽10の温風出口19と温風入口20とを接続して通風路38(本発明の循環路に該当する)が設けられている。また、通風路38は、温風導入孔25を介して、回転槽11内と連通している。
A
On the other hand, a
As a result, the
また、循環用送風機33は、ケーシング34の内部に送風ファン39を有しており、この送風ファン39を、ケーシング34の外部に配設したモータ40により回転させるようにしていて、それによる送風作用で、回転槽11内の空気を、上記通風路38を通して回転槽11外に出した後、回転槽11の温風導入孔25から回転槽11内に戻す循環をさせており、もって、通風路38と循環用送風機33とにより回転槽11内の空気を循環させる循環装置41を構成している。
The
また、通風路38中、通風ダクト29の内部には、前部に蒸発器42を配設しており、後部に凝縮器43を配設している。これらの蒸発器42及び凝縮器43は、いずれも詳しくは図示しないが、冷媒流通パイプに伝熱フィンを細かいピッチで多数配設して成るフィン付きチューブ形のもので、熱交換性に優れており、それらの伝熱フィンの各間を、前記通風ダクト29を後述のように流れる風が通るようになっている。
Further, in the
また、蒸発器42及び凝縮器43は、圧縮機44及び絞り器(特には電子式の絞り弁もしくはキャピラリチューブ)45(図3示)と共にヒートポンプ46(本発明の衣類乾燥装置に該当する)を構成するもので、このヒートポンプ46においては、接続パイプ47によって、圧縮機44、凝縮器43、絞り器45、蒸発器42、及び圧縮機44の順にこれらをサイクル接続しており(冷凍サイクル)、圧縮機44が作動することによって冷媒(本発明の媒体に該当する)を循環させるようになっている。なお、圧縮機44は外箱9内でも通風ダクト29外に配設されている。
The
このほか、外箱9内の上部には、電源系の制御部48と、表示系の制御部49、給水口に装着された給水弁50、給水ケース51、給水ホース52を配設している。給水弁50の上方には図示しないホースが接続されており、給水弁50を介して水槽10へ水道水が供給可能とされている。給水弁50は、水槽11内への単位時間あたりの給水量を一定にしている。
In addition, a power supply
また、図4には、上記電源系の制御部48と表示系の制御部49とを含む制御装置53(本発明の運転制御装置に該当する)を示している。この制御装置53は、例えばマイクロコンピュータから成るものであり、洗濯乾燥機1の作動全般を制御する制御手段として機能するようになっていて、外箱9の上部前面に設けられた操作パネル54に形成された各種操作スイッチから成る操作入力部55(図4示)より各種操作信号が入力されると共に、前記水槽10内の水位を検知するように設けた水位センサ56(図4示)から水位検知信号が入力されるようになっており、そして、前記蒸発器42の温度、凝縮器43の温度、圧縮機44の温度をそれぞれに検知する温度センサ57〜59からそれぞれ温度検知信号が入力されるようになっている。
FIG. 4 shows a control device 53 (corresponding to the operation control device of the present invention) including the
また、制御装置53には、圧縮機用回転速度センサ60および循環用送風機用回転速度センサ61が接続されている。圧縮機用回転速度センサ60は圧縮機44に取り付けられ、圧縮機44の作動周波数を検出している。また、循環用送風機用回転速度センサ61は循環用送風機33に取り付けられ、循環用送風機33の回転速度を検出している。制御装置53は循環用送風機33の回転速度から、循環用送風機33が送出する風量を算出している。制御装置53は圧縮機用回転速度センサ60および循環用送風機用回転速度センサ61による検出値に基づき、圧縮機44および循環用送風機33を、その消費電力を低減するように制御している。
Further, a compressor
また、制御装置53には、操作パネル54の操作入力部55に隣接して設けられた表示部62(図4示)が接続されている。表示部62は本発明の情報通知装置に該当し、これに限られるものではないが、バックライト付きのLCD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)が使用されている。表示部62は制御装置53からの信号に基づき、ユーザに対し情報を表示する。
In addition, a display unit 62 (shown in FIG. 4) provided adjacent to the
制御装置53は、上記各種信号の入力並びにあらかじめ記憶した制御プログラムに基づいて、前記モータ26と、給水弁50、排水弁22を、駆動回路63を介して制御するようになっている。さらに、制御装置53にはルータ2が接続されており、ルータ2を介して天気情報提供サイト8から取得した天気情報に基づき、ヒートポンプ46の作動方法を演算し、演算した結果により循環用送風機33、圧縮機44および絞り器45を制御する。
The
次に、洗濯乾燥機1の乾燥行程における一般的な作動方法を述べる。尚、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程についての作動方法は一般的なものであり、かつ、本発明に直接関係しないため詳細説明は省略する。洗い行程、すすぎ行程および脱水行程がすべて終了すると、乾燥行程のための洗濯物の重量測定が行われる。乾燥用重量測定は適正な乾燥行程の作動方法を設定するために、水分を含んだ洗濯物の重量を測定するもので、制御装置53がモータ26を駆動して洗濯物が収容された回転槽11を回転させ、所定の回転速度に到達するまでの時間を測定することにより行われる。測定は3回行われ、3回の平均値が洗濯物の重量とされる。
Next, a general operation method in the drying process of the washing /
乾燥用重量測定が終了すると、次に、乾燥行程が実行される。この乾燥行程において制御装置53はモータ26を作動させ、洗い、すすぎ後の湿った洗濯物が収容された回転槽11を低速で正逆両方向に回転させつつ、循環用送風機33のモータ40を作動させる。すると、送風ファン39の送風作用で、図2に実線矢印で示すように、水槽10内の空気が温風出口19から通風路38の還風ダクト31及び接続ホース32を経て通風ダクト29内に流入される。
When the drying weight measurement is completed, a drying process is performed next. In this drying process, the
また、このときには、ヒートポンプ46の圧縮機44の作動が開始される。これにより、ヒートポンプ46に封入した冷媒が圧縮機44により圧縮されて高温高圧の冷媒となり、その高温高圧の冷媒が凝縮器43に流れて、通風ダクト29内の空気と熱交換する。その結果、通風ダクト29内の空気が加熱され、反対に、冷媒の温度は低下して液化される。この液化された冷媒が、次に、絞り器45を通って減圧された後、蒸発器42に流入し、気化する。それにより、蒸発器42は通風ダクト29内の空気を冷却する。蒸発器42を通過した冷媒は圧縮機44に戻る。
At this time, the operation of the
これらにより、前記水槽10内から回転槽11内へ進入した空気は、洗濯物を乾燥させることにより水分を含んだ状態となり、この湿った空気が通風ダクト29内に流入した後、蒸発器42で冷却されて除湿(乾燥)され、その後に凝縮器43で加熱されて温風化される。そして、その温風が接続ホース36、給風ダクト37を経て、温風入口20から水槽10内に供給され、更に、温風導入孔25から回転槽11内に供給される。回転槽11内に供給された温風は、洗濯物の水分を奪って衣類を乾燥させた後、前記温風出口19から還風ダクト31及び接続ホース32を経て通風ダクト29内に流入する。乾燥行程が終了してから所定時間が経過すると、制御装置46は洗濯乾燥機1を自動的にパワー・オフする。
As a result, the air that has entered the
次に、図5に基づいて、実施形態1による洗濯乾燥機1の運転制御の全体について説明する。まず、ユーザが回転槽11内に洗濯用の衣類を投入し(ステップS101)、洗濯乾燥機1の操作入力部55の運転開始ボタンを操作すると、天気情報にかかわらず洗い行程、すすぎ行程および脱水行程が実行される(ステップS102)。洗い行程、すすぎ行程および脱水行程の終了後(ヒートポンプ46の作動の直前)、洗濯乾燥機1からのアクセスにより外部サーバ7を介して、天気情報提供サイト8から種々の天気情報が洗濯乾燥機1に向けて送信される(ステップS103)。天気情報提供サイト8から天気情報を取得した制御装置53は、「乾燥運転決定ルーチン」を実行し、ヒートポンプ46の作動方法を演算する(ステップS104)。
Next, the overall operation control of the washing /
「乾燥運転決定ルーチン」は、まず、取得した天気情報からその日の予想温度、予想湿度を抽出し、これらと乾燥させる衣類の重量とから、衣類を干すのに必要とされる時間を算出する。予想温度、予想湿度および衣類の重量とから、衣類を干すのに必要とされる時間を算出する場合は、予め実験データを基に作成されたテーブル(制御装置53のメモリ内に記憶されている)を用いて行われる。 The “drying operation determination routine” first extracts the predicted temperature and predicted humidity of the day from the acquired weather information, and calculates the time required to dry the clothes from these and the weight of the clothes to be dried. When calculating the time required to dry clothes from the predicted temperature, predicted humidity, and weight of clothes, a table (stored in the memory of the control device 53) created in advance based on experimental data is used. ) Is used.
次に、現在の天気情報から衣類を干すことが終了する時刻までの降水確率を抽出し、それが所定の閾値(例えば、40%)以上になる時間帯があれば、外干しは不可と判断してヒートポンプ46による乾燥時間が算出され、即座に乾燥行程を実行する。また、閾値を超える時間帯がなければ、外干しが行われると判断されて(ステップS105)、その時点で本制御フローが終了する。ヒートポンプ46による乾燥運転が行われると判断されると、ヒートポンプ46による乾燥行程が実行された(ステップS106)後、本制御フローが終了する。
Next, the probability of precipitation from the current weather information to the time when clothes are finished is extracted, and if there is a time zone where it exceeds a predetermined threshold (for example, 40%), it is determined that drying is not possible. Then, the drying time by the
次に、図6乃至図9に基づいて、実施形態1による「乾燥運転決定ルーチン」において演算された、乾燥運転中におけるヒートポンプ46の具体的な作動制御方法について説明する。図6(a)は、圧縮機44の作動周波数による衣類を乾燥させるのに必要な乾燥時間、図6(b)は作動周波数による時間あたり消費電力、図6(c)は作動周波数による消費電力の総量を表している。
Next, a specific operation control method of the
図6(a)を見ると、作動周波数が高いほど乾燥能力が向上し、短時間で衣類が乾燥することが分かる。図6(b)を見ると、圧縮機44は作動周波数が高くなると徐々に能力が向上するが、一定値以上になると乾燥に寄与する度合いが低くなり、機械摩擦が増えて作動周波数に対する乾燥能力が上がり難くなり、結果的に時間あたり消費電力の増大を招いているのが分かる。図6(c)は、図6(a)に示された線図と図6(b)に示された線図とをかけあわせたものであるため、消費電力量が最小となる作動周波数が存在している。
これまでは、乾燥時間が極力短くなり、かつ、消費電力量が比較的少なくなる作動周波数を選択していたため、圧縮機44において設定される作動周波数は多くの場合fnであった。しかし、本実施形態1においては、乾燥時間にはこだわらず、作動周波数を消費電力量が最も低減されるfeに設定している。
As shown in FIG. 6 (a), it can be seen that the higher the operating frequency, the better the drying ability, and the clothing dries in a short time. As shown in FIG. 6B, the capacity of the
In the past, the operating frequency set in the
また、図7(a)は、循環用送風機33の風量による衣類を乾燥させるのに必要な乾燥時間、図7(b)は風量による時間あたり消費電力、図7(c)は風量による消費電力の総量を表している。
図7(a)を見ると、風量が高いほど乾燥能力が向上し、短時間で衣類が乾燥することが分かる。図7(b)を見ると、循環用送風機33は風量が高くなると徐々に時間あたり消費電力の増大を招いているのが分かる。図7(c)は、図7(a)に示された線図と図7(b)に示された線図とをかけあわせたものであるため、消費電力量が最小となる作動周波数が存在している。
7A shows a drying time necessary for drying clothes according to the air volume of the
From FIG. 7A, it can be seen that the higher the air volume, the better the drying ability, and the clothing dries in a short time. As can be seen from FIG. 7B, the
これまでは、乾燥時間が極力短くなり、かつ、消費電力量が比較的少なくなる風量を選択していたため、循環用送風機33において設定される風量は多くの場合wnであった。しかし、本実施形態1においては、乾燥時間にはこだわらず、循環用送風機33の風量を消費電力量が最も低減されるweに設定している。
例えば、深夜の就寝中あるいは日中の外出中に、ヒートポンプ46により衣類を乾燥させる場合、特に乾燥時間を短縮する必要性はないため、上述したように、消費電力を低減するために多少乾燥時間を要したとしても支障はない。
In the past, the air volume set in the
For example, when clothes are dried by the
図8は、ヒートポンプ46を用いた衣類の乾燥時間による、単位時間あたりの乾燥率を表したものである。乾燥率とは、乾燥終了時を100とした場合の、各時点における乾燥の進行割合を言う。図示されたように、乾燥時間が経過するにつれて衣類は乾燥しにくくなり、図8に示した山形の特性線図(乾燥率の微分値を示している)から分かるように、途中の時点において乾燥率の速度のピークが発生している。従って、圧縮機44の作動周波数あるいは循環用送風機33の風量を乾燥行程開始時から固定して行った場合、乾燥速度のピークを過ぎた後は、消費電力が増大するのみで乾燥効率は低下する。
FIG. 8 shows the drying rate per unit time according to the drying time of the clothes using the
そこで、本実施形態1においては、最初、乾燥率の速度のピーク前には上述したような作動方法で圧縮機44の作動周波数および循環用送風機33の風量を制御し、その後、乾燥時間の経過により乾燥率の速度のピークを過ぎると、ピーク前に比べて圧縮機44の作動周波数および循環用送風機33の風量を(例えば3割)低減している。ここで、乾燥時間と衣類の乾燥率との関係は、乾燥させる衣類の重量により推測することが可能であるため、洗濯する衣類の重量と乾燥開始から乾燥速度のピークまでの時間の関係を、予め実験的に求めてテーブル化しておき(図9示)、このテーブルに基いて、洗濯する衣類の重量に対する乾燥速度のピーク時間を把握し、圧縮機44の作動周波数および循環用送風機33の風量を制御する。
Therefore, in the first embodiment, first, before the peak of the drying rate speed, the operating frequency of the
本実施形態によれば、制御装置53はルータ2に接続されており、ルータ2を介して天気情報提供サイト8から取得した天気情報に基づいて、ヒートポンプ46の作動方法(ヒートポンプ46を作動させて乾燥行程を行うか否か)を演算し、当該演算結果によりヒートポンプ46を作動させる場合には、消費電力が低減されるように圧縮機44の作動周波数および循環用送風機33の風量を制御するため、経済的な運転を行うことができる。
According to the present embodiment, the
また、乾燥時間の経過により乾燥率の速度のピークを過ぎると、ピーク前に比べて圧縮機44の作動周波数および循環用送風機33の風量を低減しているため、電力の消費をよりいっそう抑制して衣類の乾燥を行うことができる。
また、洗い行程および脱水行程が終了し、乾燥行程が開始される直前、すなわちヒートポンプ46の運転直前に、天気情報提供サイト8から天気情報を取得し、ヒートポンプ46の作動方法を演算し、この演算結果によりヒートポンプ46の作動を制御している。このため、精度の高い最新の天気情報に基づいてヒートポンプ46の作動を制御することができ、洗濯後の衣類がユーザが満足できる乾き具合になる。
Further, when the speed of the drying rate passes the peak due to the elapse of the drying time, the operating frequency of the
Also, immediately before the washing process and the dehydrating process are completed and the drying process is started, that is, immediately before the operation of the
<実施形態2>
次に、図10に基づいて、実施形態2による洗濯乾燥機1の運転制御について説明する。一般的に、洗濯後の濡れた衣類を放置しておくと、臭いや皺の原因になりやすい。また、乾燥行程を実行した衣類も、すぐにドラムから取り出さないと皺の原因になりやすい。そこで、ユーザは洗濯乾燥機1の運転開始時に、外干しを行う必要があるか否か、外干しを行う場合は外干しをする時刻、外干し行わない場合は乾燥行程の終了時刻を知る必要がある。本実施形態による洗濯乾燥機1は、このような課題を解消するものである。
<
Next, based on FIG. 10, operation control of the washing /
実施形態2においては、まず、ユーザが回転槽11内に洗濯用の衣類を投入し(ステップS201)、洗濯乾燥機1の操作入力部55の運転開始ボタンを操作すると、洗濯乾燥機1からのアクセスにより外部サーバ7を介して、天気情報提供サイト8から種々の天気情報が洗濯乾燥機1に向けて送信される(ステップS202)。天気情報提供サイト8から天気情報を取得した制御装置53は、実施形態1と同様の「乾燥運転決定ルーチン」を実行する(ステップS203)。
In the second embodiment, first, when the user puts clothes for washing into the rotating tub 11 (step S201) and operates the operation start button of the
制御装置53は、「乾燥運転決定ルーチン」の実行により洗濯後の衣類の外干しを行うか否かを判断し、乾燥行程を行う場合、何時間行うかを算出する。制御装置53は演算結果を基に、衣類の外干しを行うか否かと、洗濯乾燥機1の運転終了時刻を表示部62を作動させて表示しユーザに通知する(ステップS204)。制御装置53は、外干しを行わないとした場合は洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程が終了する時点を運転終了時刻とし、外干しを行うとした場合は洗い行程、すすぎ行程および脱水行程が終了する時点を運転終了時刻とする。
The
次に、ヒートポンプ46による乾燥行程を行うと判断されると(ステップS205)、洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程を実行し(ステップS207)、ヒートポンプ46による乾燥行程を行わないと判断されると(ステップS205)、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程を実行し(ステップS206)、制御フローを終了する。尚、乾燥行程を実行する場合のヒートポンプ46の圧縮機44および循環用送風機33の作動方法は、実施形態1の場合と同様に消費電力を抑制するように行う。
Next, when it is determined that the drying process by the
本実施形態によれば、制御装置53は運転開始時(洗い行程の開始時)に天気情報を取得してヒートポンプ46の作動方法を演算するとともに、表示部62を作動させて、演算結果による洗濯乾燥機1の運転終了時刻(外干しを行わないとした場合はヒートポンプ46による乾燥行程終了時刻、外干しを行うとした場合は脱水行程終了時刻)をユーザに対して通知する。
According to the present embodiment, the
これにより、洗濯乾燥機1の運転開始時において、ヒートポンプ46による乾燥行程を行うか否か、および外干しを行わないとした場合は洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程が終了する時刻をユーザに対して通知し、外干しを行うとした場合は洗い行程、すすぎ行程および脱水行程が終了する時刻をユーザに対して通知するため、ユーザが外干しを行える時刻、または乾燥が終了する時刻を運転開始前に知ることができる。
Thus, at the start of operation of the washing /
<実施形態3>
次に、図11および図12に基づいて、実施形態3による洗濯乾燥機1の運転制御について説明する。洗濯乾燥機1は運転開始時にユーザが終了時刻を指定すると、指定された時刻に運転を終了する必要がある。例えば、ユーザが起床してから外干しするために、起床時に運転が終了するように就寝前に洗濯乾燥機1のタイマーセットを行うことがある。また、就寝中の運転であれば、乾燥行程に長時間を費やすことができるため、消費電力量を節約して運転することができる。本実施形態による洗濯乾燥機1は、ユーザのこのような使い方に適用したものである。
<
Next, based on FIG. 11 and FIG. 12, operation control of the washing /
また、衣類を干して蒸発させることができる水分量は干し時間と相関性がある。そこで、ユーザが予め外干しするトータル時間、すなわち干し時間を設定しておくと、天気情報を取得することにより、設定された干し時間によって、どのくらい乾燥させることができるかが算出できる。そこで、本実施形態は、天気情報および設定された干し時間とから、衣類を干す前にヒートポンプ46によってどのくらい乾燥させておけば干し時間の終了時に衣類を完全に乾燥させることができるかを判断できるものである。
Further, the amount of water that can be dried and evaporated is correlated with the drying time. Therefore, if the total time for the user to dry outside, that is, the drying time is set in advance, it is possible to calculate how much can be dried by the set drying time by acquiring weather information. Therefore, in the present embodiment, from the weather information and the set drying time, it is possible to determine how much the clothes can be dried by the
実施形態3においては、まず、ユーザが回転槽11内に洗濯用の衣類を投入し、洗濯乾燥機1の操作入力部55の運転開始ボタンを操作する(ステップS301)。次に、ユーザが操作入力部55を操作して運転終了時刻を入力する(ステップS302)。運転終了時刻とは、ヒートポンプ46による乾燥行程を行う場合は洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程が終了する時刻、ヒートポンプ46による乾燥行程を行わない場合は洗い行程、すすぎ行程および脱水行程が終了する時刻を意味する。
In the third embodiment, first, the user puts clothes for washing into the
次に、ユーザによる洗濯後の衣類の干し時間の入力があるか否かが判定される(ステップS303)。ユーザが操作入力部55を操作して干し時間を入力すると、制御装置53のメモリ内に記憶された干し時間が更新される(ステップS304)。また、ユーザにより干し時間が入力されない場合、制御装置53のメモリ内に記憶されている前回の「乾燥運転決定ルーチン」に使用された干し時間が使用されるか、または干し時間が入力されない場合の固定された干し時間(例えば、2時間に設定されている)が、以後の演算において使われる。
Next, it is determined whether or not the user inputs the clothes drying time after washing (step S303). When the user operates the
次に、洗濯乾燥機1からのアクセスにより外部サーバ7を介して、天気情報提供サイト8から種々の天気情報が洗濯乾燥機1に向けて送信される(ステップS305)。天気情報提供サイト8から天気情報を取得した制御装置53は、上述した「乾燥運転決定ルーチン」を実行する(ステップS306)。
Next, various weather information is transmitted from the weather
「乾燥運転決定ルーチン」においては、まず、取得した天気情報から予想温度、予想湿度を抽出し、これらと乾燥させる衣類の重量とから、入力された干し時間により衣類を十分乾燥させることができるかどうかが判断される。「乾燥運転決定ルーチン」において、予想温度、予想湿度、衣類の重量に基づいて、乾燥行程なしに衣類を乾燥させることが可能な干し時間を算出し、算出された干し時間は入力された干し時間と比較される。入力された干し時間が算出された干し時間以上である場合、入力された干し時間により衣類を十分乾燥させることができるとされ、ヒートポンプ46による乾燥行程の時間は0とされる(ステップS307)。従って、入力された運転終了時刻に、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程が終了するように運転開始時刻(洗い行程の開始時刻)が設定される(ステップS308:図12の上段参照)。
In the “Drying Operation Determination Routine”, first, the predicted temperature and humidity are extracted from the acquired weather information, and from these and the weight of the clothes to be dried, can the clothes be sufficiently dried by the input drying time? Judgment is made. In the “Drying Operation Determination Routine”, based on the predicted temperature, the predicted humidity, and the weight of the clothing, the drying time during which the clothing can be dried without the drying process is calculated, and the calculated drying time is the input drying time. Compared with If the input drying time is equal to or longer than the calculated drying time, the clothes can be sufficiently dried by the input drying time, and the time of the drying process by the
一方、入力された干し時間が算出された干し時間未満である場合、入力された干し時間により衣類を十分乾燥させることができないとされ、外干しの前に必要なヒートポンプ46による乾燥行程の時間を算出し、入力された運転終了時刻に洗い行程、すすぎ行程、脱水行程および乾燥行程までが終了するように運転開始時刻が設定される(ステップS308:図12の下段参照)。尚、この場合のヒートポンプ46の圧縮機44および循環用送風機33の作動方法は、入力された運転終了時刻までに入る範囲内で、実施形態1の場合と同様に消費電力を抑制するように行い、最も短い運転時間でも運転終了時刻までに入らない場合、表示部62を使用してユーザに通知する。
On the other hand, if the input drying time is less than the calculated drying time, it is determined that the clothes cannot be sufficiently dried by the input drying time, and the time required for the drying process by the
その後、運転開始時刻が到来すると(ステップS309)、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程が順に実行され(ステップS310)、ヒートポンプ46による乾燥行程が行われる場合(ステップS311)、さらに乾燥行程の実行(ステップS312)後に本制御フローが終了する。ヒートポンプ46による乾燥行程が行われない場合(ステップS311)、脱水行程の実行後に本制御フローが終了する。
Thereafter, when the operation start time comes (step S309), the washing process, the rinsing process, and the dehydration process are executed in order (step S310). When the drying process is performed by the heat pump 46 (step S311), the drying process is further executed (step S311). After step S312), this control flow ends. When the drying process by the
本実施形態においては、図5に示したように、洗い行程、すすぎ行程および脱水行程が終了した時点で天気情報を取得し、ヒートポンプ46の作動方法を演算してもよい。この場合、洗濯乾燥機1の運転開始前(洗い行程前)に、圧縮機44の作動周波数が最も高く、循環用送風機33の風量が最も多い作動を想定して、乾燥行程が最も短い時間で終了する場合をシミュレートし、シミュレートした終了時刻がユーザが入力した運転終了時刻よりも遅くなる場合、表示部62を使用してユーザに通知する。
In the present embodiment, as shown in FIG. 5, the weather information may be acquired when the washing process, the rinsing process, and the dehydrating process are completed, and the operation method of the
本実施形態によれば、ユーザが入力した運転終了時刻、取得した天気情報および衣類の干し時間とに基づいて、干し時間が終了した時に衣類が十分に乾燥しているようにヒートポンプ46の作動方法を演算し、洗濯乾燥機1の運転開始時刻を設定する。これにより、消費電力を低減できるとともに、ユーザが洗濯乾燥機1の運転開始時点において、衣類を外干し可能な時刻および干した後の衣類を取り込み可能な時刻を知ることができる。
According to the present embodiment, based on the operation end time input by the user, the acquired weather information, and the clothes drying time, the operation method of the
また、制御装置53はユーザが入力した衣類の干し時間に基づいて、ヒートポンプ46の作動方法を演算するため、干し時間をユーザが自由に設定可能となる。
<実施形態4>
次に、図13に基づいて、実施形態4による洗濯乾燥機1の運転制御について説明する。尚、図13のフローチャートにおいては、ヒートポンプ46による乾燥行程の作動方法を演算する部分のみについて示している。本発明を実施する場合、天気情報を取得してヒートポンプ46による乾燥行程を行うか否かを判断するのみではない。衣類が完全に乾燥する場合を100とした場合、乾燥行程によりその何割かを乾燥させ、残りは衣類を干すことにより乾燥させる場合に、ヒートポンプ46により全体の何割を乾燥させるかを演算させることもできる。特に、曇天等で天候が優れないため日中に外干しをしても衣類が完全に乾燥しない場合、外干しする前に、ヒートポンプ46による乾燥行程によって何割乾燥させておくかを演算することにより、天候にかかわらず外干し時間の終了時にユーザが満足するように乾燥させることができる。
Moreover, since the
<
Next, based on FIG. 13, operation control of the washing /
図13に示されたフローは、洗濯乾燥機1の運転開始時(洗い行程開始時)に実行されてもよいし、乾燥行程開始時に行われてもよい。本実施形態においては、最初にユーザが、洗濯後の衣類を外干しすることを、操作入力部55を操作して入力しておくことが必要である。次に、洗濯乾燥機1からのアクセスにより外部サーバ7を介して、天気情報提供サイト8から種々の天気情報が洗濯乾燥機1に向けて送信される(ステップS401)。天気情報提供サイト8から天気情報を取得した制御装置53は、洗濯後の衣類の外干しが可能であるか否かを判定する(ステップS402)。洗濯後の衣類の外干しが可能であるか否かは、実施形態1の場合と同様の方法により判定される。
The flow shown in FIG. 13 may be executed at the start of operation of the washing / drying machine 1 (at the start of the washing process), or may be executed at the start of the drying process. In the present embodiment, it is first necessary for the user to input by operating the
洗濯後の衣類の外干しが可能であると判定されると、洗濯指数を算出する(ステップS403)。洗濯指数は天気情報の予想温度、予想湿度、日照時間、風速等から、衣類の乾きやすさを推定する数値である。洗濯指数は実験的に予想温度、予想湿度、日照時間、風速等と対応づけて求めた値をテーブル化し、制御装置53のメモリ内に記憶されている。あるいは、天気情報提供サイト8から提供される洗濯指数を基準にして算出してもよい。
If it is determined that the clothes can be dried outside after washing, a washing index is calculated (step S403). The washing index is a numerical value for estimating the ease of drying of clothes from the predicted temperature, predicted humidity, sunshine duration, wind speed, etc. of the weather information. The washing index is stored in the memory of the
次に、算出された洗濯指数からヒートポンプ46の乾燥率を算出する(ステップS405)。乾燥率とは外干しにより洗濯後の衣類を十分に乾燥させるために、ヒートポンプ46によりどの程度乾燥させなければならないかを表した数値であり、洗濯指数に応じて算出される。これも、実験的に求めた値をテーブル化して制御装置53のメモリ内に記憶させている。最後に、求めた乾燥率に基いて、ヒートポンプ46による乾燥時間を算出して(ステップS406)、本制御フローが終了する。乾燥時間も、乾燥率に応じた値をテーブル化して制御装置53のメモリ内に記憶させている。
Next, the drying rate of the
一方、ステップS402において、洗濯後の衣類の外干しが不可能であると判定されると、乾燥率を100%としてヒートポンプ46による乾燥時間が算出される(ステップS404)。
尚、上述した洗濯指数の算出は、予想温度、予想湿度、日照時間、風速等に基いて外部サーバ7が行ってもよい。この場合、洗濯乾燥機1は外部サーバ7から天気情報とともに洗濯指数も取得する。
尚、本実施形態において、乾燥行程を実行する場合のヒートポンプ46の圧縮機44および循環用送風機33の作動方法は、実施形態1の場合と同様に消費電力を抑制するように行う。
上述した実施形態によれば、ユーザが入力した衣類を干す方法、および取得した天気情報に基づいて衣類の乾きやすさを推定し、推定された衣類の乾きやすさに基づいて、干し時間が終了した時に衣類が十分に乾燥するようにヒートポンプ46の作動方法を演算する。
これにより、ヒートポンプ46により必要なだけ乾燥させた後に衣類を干すため、無駄な電力を消費することなしに、干し時間が終了した時に衣類を十分に乾燥させることができる。
On the other hand, if it is determined in step S402 that it is impossible to dry the clothes after washing, the drying time by the
The calculation of the washing index described above may be performed by the
In the present embodiment, the operation method of the
According to the embodiment described above, the method of drying the clothes input by the user and the ease of drying of the clothes are estimated based on the acquired weather information, and the drying time ends based on the estimated ease of drying of the clothes. Then, the operation method of the
Accordingly, the clothes are dried after being dried as much as necessary by the
<実施形態4の変形例>
図14は、上述した実施形態4の変形例を示している。以下、上述した実施形態4と異なる点のみについて説明する。天気情報により雨天が予想されても、ユーザが室内干しをする場合がある。室内干しは外干しに比較して温度、湿度等の条件が悪く、室内干しが終わっても衣類が完全に乾燥しないことが考えられる。この場合、上述した実施形態4と同様に、室内干しをする前にヒートポンプ46による乾燥行程によりある程度乾燥させておき、その後、室内干しを行うことにより、室内干し時間の終了時に衣類を完全に乾燥させることができる。本変形例は、外干しができずに室内干しをする場合に、室内干しにより衣類が完全に乾燥するように室内干しの前にヒートポンプ46により乾燥行程を行うものである。
<Modification of
FIG. 14 shows a modification of the above-described fourth embodiment. Only the differences from the fourth embodiment will be described below. Even when rainy weather is predicted by the weather information, the user may dry the room indoors. It is conceivable that indoor drying has poor conditions such as temperature and humidity compared to external drying, and clothing does not dry completely even after indoor drying is finished. In this case, as in the fourth embodiment, the clothes are dried to some extent by the drying process by the
本変形例においては、最初にユーザが、外干しができない場合には洗濯後の衣類を室内に干すことを、操作入力部55を操作して入力しておくことが必要である。衣類を室内に干すことを入力しておいた場合、洗濯後の衣類の外干しが不可能であると判定されると(ステップS502)、上述した場合と同様に洗濯指数を算出した後(ステップS504)、算出された洗濯指数に室内干し係数をかける(ステップS505)。室内干しをする場合、通気性が悪くなり日光にも当りにくくなる。従って、衣類の乾きやすさを推定して室内干し係数として1未満の値を乗じることで、外干しの場合よりも低い適性な洗濯指数にすることができる。この室内干し係数は、予め実験的に求めておくことができる。その後、室内干し係数がかけられた洗濯指数に基いて乾燥率が算出される(ステップS506)。
尚、本変形例において、乾燥行程を実行する場合のヒートポンプ46の圧縮機44および循環用送風機33の作動方法は、実施形態1の場合と同様に消費電力を抑制するように行う。
In this modification, it is necessary for the user to input by operating the
In this modification, the operation method of the
上述した変形例によれば、ユーザが入力した室内干しという衣類を干す方法、および取得した天気情報に基づいて衣類の乾きやすさを推定し、推定された衣類の乾きやすさによって、干し時間が終了した時に衣類が十分に乾燥するようにヒートポンプ46の作動方法を演算する。
これにより、雨天時であってもヒートポンプ46により必要なだけ乾燥させた後に衣類を室内干しするため、無駄な電力を消費することなしに、室内干しが終了した時に衣類を十分に乾燥させることができる。
According to the above-described modification, the method of drying the clothes called indoor drying input by the user and the ease of drying of the clothes are estimated based on the acquired weather information, and the drying time is determined according to the estimated ease of drying of the clothes. The operation method of the
Thus, even when it is raining, the clothes are dried indoors after being dried as much as necessary by the
<実施形態5>
次に、図15および図16に基づいて、実施形態5による洗濯乾燥機1の運転制御について説明する。本実施形態は、上述した実施形態4の変形例において、さらに、ユーザが干し時間を入力した場合のもので、これにより、実質的にユーザが干し時間の開始時刻および終了時刻を設定していることになる(図16上段示)。尚、図15のフローチャートにおいては、ヒートポンプ46による乾燥行程の作動方法を演算する部分のみについて示している。図15に示されたフローは、洗濯乾燥機1の運転開始時(洗い行程開始時)に実行される。
<
Next, based on FIG. 15 and FIG. 16, operation control of the washing /
ユーザが干し時間を設定する場合、夜までに干し終わっておきたいとか、出かけるので帰宅後に取り込みたい等のように、干し時間の終了する時刻が必然的に決まっている場合が考えられる。ユーザが干し時間を設定すると、通常、脱水行程終了後から決まった時間だけ干すものとして洗濯乾燥機1は運転されるが、入力された時間干すだけでは衣類が完全に乾燥しないと判断された場合、脱水行程の終了後に乾燥行程を行う。ところが、予めユーザは干し時間の終了時刻を予定しているため、乾燥行程は当初入力された干し時間の一部を費やして行わざるを得ない。従い、干し時間が短縮されることになり、本実施形態においては乾燥行程と実際の干し時間とを合わせて、入力した干し時間になるようにヒートポンプ46の作動方法を演算するものである。
When the user sets the drying time, there may be a case where the time at which the drying time ends is inevitably determined, for example, when the user wants to finish drying by night or when he / she goes out and wants to capture it after returning home. When the user sets the drying time, the washing /
最初に、ユーザが操作入力部55を操作して干し時間を入力した後、洗濯乾燥機1からのアクセスにより外部サーバ7を介して、天気情報提供サイト8から種々の天気情報が洗濯乾燥機1に向けて送信される(ステップS601)。天気情報提供サイト8から天気情報を取得した制御装置53は、洗濯後の衣類の外干しが可能であるか否かを判定する(ステップS602)。洗濯後の衣類の外干しが可能であるか否かは、実施形態1の場合と同様の方法により判定される。
First, after the user operates the
洗濯後の衣類の外干しが可能であると判定されると洗濯指数を算出する(ステップS603)。洗濯指数は天気情報の予想温度、予想湿度、日照時間、風速等から、衣類の乾きやすさを推定する数値である。洗濯指数は、実験的に予想温度、予想湿度、日照時間、風速等と対応づけて求めた値をテーブル化し、制御装置53のメモリ内に記憶させている。あるいは、天気情報提供サイト8から提供される洗濯指数を基準にして算出してもよい。
If it is determined that the clothes can be dried outside after washing, a washing index is calculated (step S603). The washing index is a numerical value for estimating the ease of drying of clothes from the predicted temperature, predicted humidity, sunshine duration, wind speed, etc. of the weather information. For the washing index, values obtained by experimentally associating with the predicted temperature, predicted humidity, sunshine duration, wind speed, etc. are tabulated and stored in the memory of the
また、ステップS602において、洗濯後の衣類の外干しが不可能であると判定された場合は、実施形態4の変形例の場合と同様であるため、詳細な説明は省略する。
次に、取得した洗濯指数に干し時間係数をかける(ステップS606)。干し時間係数はユーザが入力した干し時間に応じて形成される係数で、入力された干し時間を洗濯指数で基準としている干し時間で割ったものである。従って、基準の干し時間より長い時間干す場合は干し時間係数が1以上となり、基準の干し時間より短い時間干す場合は干し時間係数が1未満となる。次に、算出された洗濯指数(干し時間係数が乗算されている)から、実施形態4の場合と同様にヒートポンプ46の乾燥率を算出する(ステップS607)。次に、求めた乾燥率に基いて、干し時間が終わった時に衣類が十分に乾燥するように、1回目の演算によるヒートポンプ46による乾燥時間t1を算出する(ステップS608)。乾燥時間t1も、乾燥率に応じた値をテーブル化して制御装置53のメモリ内に記憶させている。
Further, when it is determined in step S602 that it is not possible to dry the clothes after washing, since this is the same as the modification of the fourth embodiment, detailed description thereof is omitted.
Next, a drying time coefficient is applied to the acquired washing index (step S606). The drying time coefficient is a coefficient formed according to the drying time input by the user, and is obtained by dividing the input drying time by the drying time based on the washing index. Therefore, the drying time coefficient is 1 or more when the drying time is longer than the reference drying time, and the drying time coefficient is less than 1 when the drying time is shorter than the reference drying time. Next, the drying rate of the
次に、ステップS609において、乾燥時間が2回目以降の演算によるものであるか否かが判定される。乾燥時間t1は1回目の演算によるものであるため(n=1)、ステップS609からステップS611へと進み、乾燥時間t1をユーザにより入力された干し時間から減算する。その後、ステップS606へと戻り、以後、減算された干し時間について上述したステップS606〜ステップS608の演算が繰り返され、2回目の演算による乾燥時間t2が形成される(ステップS608)。 Next, in step S609, it is determined whether or not the drying time is based on the second and subsequent calculations. Since the drying time t 1 is due first operation (n = 1), the process proceeds from step S609 to step S611, it subtracts the drying time t 1 from the dry time input by the user. Thereafter, the process returns to step S606, the subsequent arithmetic step S606~ step S608 described above with reference subtracted dried time is repeated, the drying time t 2 according to the second operation is formed (step S608).
乾燥時間t2は2回目に演算されたものであるため(n=2)、ステップS609からステップS610へと進み、乾燥時間t2とt1との差が所定の閾値Xよりも小さいか否かが判定される。乾燥時間t2とt1との差が所定の閾値Xよりも小さい場合、その時の乾燥時間t2をヒートポンプ46による乾燥時間と決定する。一方、乾燥時間t2とt1との差が所定の閾値X以上の場合、再度、運転開始時にユーザが入力した干し時間から乾燥時間t2を減算した後(ステップS611)、ステップS606へと戻り、再度、減算された干し時間についてステップS606〜ステップS608の演算が繰り返される。
Since the drying time t 2 is one that is calculated on the second (n = 2), the process proceeds from step S609 to step S610, the one difference between the dry time t 2 and t 1 is smaller than the predetermined threshold value X not Is determined. When the difference between the drying time t 2 and t 1 is smaller than the predetermined threshold value X, the drying time t 2 at that time is determined as the drying time by the
このように、乾燥時間tnとtn―1との差が所定の閾値Xよりも小さくなるまで乾燥時間の算出が繰り返され、条件を満足した時の乾燥時間tnをユーザが最初に入力した干し時間から減算した時間が、実際の干し時間に設定される(図16下段示)。尚、実施形態において、乾燥行程を実行する場合のヒートポンプ46の圧縮機44および循環用送風機33の作動方法は、実施形態1の場合とは異なり、短時間で乾燥が終了する方法を選択する。低電力で長時間運転するよりも、短時間で乾燥を終えて、干す時間を長くとった方が消費電力の総計は少なくなるからである。
As described above, the calculation of the drying time is repeated until the difference between the drying time t n and t n−1 becomes smaller than the predetermined threshold value X, and the user first inputs the drying time t n when the condition is satisfied. The time subtracted from the drying time is set to the actual drying time (shown in the lower part of FIG. 16). In the embodiment, the operation method of the
本実施形態によれば、ユーザが入力した衣類の干し時間および取得した天気情報とに基づいて、干し時間が終了した時に衣類が十分に乾燥するようにヒートポンプ46の作動方法を演算し、ユーザが入力した干し時間から演算されたヒートポンプ46による乾燥時間を減算して実際の干し時間となるように、ヒートポンプ46の作動を制御する。
According to the present embodiment, based on the clothes drying time input by the user and the acquired weather information, the operation method of the
これにより、無駄な電力を消費することなしに、干し時間を補うようにヒートポンプ46による乾燥行程を実行するにもかかわらず、乾燥行程を実行しない場合と同時刻に運転を終了する。
Thus, the operation is terminated at the same time as when the drying stroke is not executed, even though the drying stroke is performed by the
<実施形態6>
衣類を干した場合の乾きやすさは、天気情報に最も依存することは言うまでもないが、家庭によっては、「干し場が北向きで日光が当らない」、「干し物に風が当りにくい」、「着用する衣類に厚手のものが多い」など、衣類を干すことに対する特殊な環境要因を含んでいる場合もある。このような環境要因は、衣類を干すことによるその乾き具合に大きな影響を与えるが、こういった情報は一般的な情報からは抽出されないため、ユーザが個別に入力しなければならない。
<
It goes without saying that the ease of drying when clothes are dried depends most on the weather information, but depending on the household, the `` drying area is facing north and not exposed to sunlight '', `` It is hard to hit the dried goods '', `` In some cases, there are special environmental factors for drying clothes, such as “there are many thick clothes to wear”. Such environmental factors have a great influence on how the clothes are dried, but such information is not extracted from general information and must be individually input by the user.
そこで、このような環境の優劣に基づいて環境係数を設け、家庭にこのような環境要因がある場合、前もってユーザが操作入力部55から環境係数を入力するようにしてもよい。環境係数は1未満の値をとり、その家庭の環境状態が悪化するにつれて小さい値となる。環境係数は上述した実施形態4、実施形態4の変形例および実施形態5において、ヒートポンプ46の作動方法の演算に加味するため、算出された洗濯指数に乗じて、乾燥時間等の演算に使用することができる。
Therefore, an environmental coefficient may be provided based on the superiority or inferiority of the environment, and when there is such an environmental factor at home, the user may input the environmental coefficient from the
また、環境係数は実施形態1および実施形態2において、衣類を十分に乾燥させるのに必要な干し時間を算出する場合に加味することができる。
また、環境係数は実施形態3において、乾燥行程なしに衣類を十分に乾燥させるのに必要な干し時間を算出する場合に加味することができる。
また、本発明による洗濯乾燥機1を使用して洗濯した衣類を干した後、その乾燥具合をユーザが評価してその評価値を入力し、入力された評価値を洗濯乾燥機1が集計することにより自動的にその家庭の環境係数を演算することもできる。この場合、例えばユーザが実際に干した後の衣類を見て、当初、期待していた乾燥具合に対して何%の乾き具合であったかを入力してもらえばよい。
In addition, the environmental coefficient can be taken into account when calculating the drying time necessary for sufficiently drying the clothes in the first and second embodiments.
In addition, the environmental factor can be taken into consideration when calculating the drying time necessary for sufficiently drying the garment without the drying process in the third embodiment.
In addition, after the clothes washed using the washing /
<他の実施形態>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、次のように変形または拡張することができる。
ヒートポンプ46を作動させる場合、圧縮機44の作動周波数のみを消費電力量が最も低減される値に設定し、循環用送風機33は衣類の乾燥状態に応じて任意の風量に設定してもよい。
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the above-described embodiments, and can be modified or expanded as follows.
When the
また、本発明においてはヒートポンプ46による乾燥行程を行うか否かを制御装置53が判断するため、洗濯乾燥機1の運転終了時において、ユーザにとっては衣類を干す必要があるかどうかが分からないことが多い。従って、洗濯乾燥機1の運転終了時に、表示部62あるいは操作端末装置3、またはブザー等のその他の音声装置により、ユーザに対して衣類を干す必要があるかどうかを知らせるようにしてもよい。
また、洗濯乾燥機1の運転終了時に、表示部62あるいは操作端末装置3に運転による消費電力あるいは使用コストを表示して、どのくらいの経済的効果があったかをユーザに対して知らせるようにしてもよい。
Further, in the present invention, since the
Further, at the end of the operation of the washing /
図面中、1は洗濯乾燥機、2はルータ(通信装置)、3は操作端末装置(情報通知装置)、8は天気情報提供サイト、10は水槽(洗濯装置)、11は回転槽(洗濯装置)、26はモータ(洗濯装置)、38は通風路(循環路)、43は凝縮器、44は圧縮機、46はヒートポンプ(衣類乾燥装置)、53は制御装置(運転制御装置)、62は表示部(情報通知装置)を示す。 In the drawings, 1 is a washing / drying machine, 2 is a router (communication device), 3 is an operation terminal device (information notification device), 8 is a weather information providing site, 10 is a water tank (washing device), and 11 is a rotating tub (washing device). ), 26 is a motor (washing apparatus), 38 is a ventilation path (circulation path), 43 is a condenser, 44 is a compressor, 46 is a heat pump (clothing drying apparatus), 53 is a control apparatus (operation control apparatus), 62 is A display part (information notification apparatus) is shown.
Claims (9)
前記回転槽内に連通した循環路、前記循環路内の空気を加熱するための媒体を圧縮する圧縮機および該圧縮機により圧縮された媒体が導入されて、空気との間で熱交換を行うことにより空気を加熱する凝縮器を具備し、前記凝縮器において加熱された空気を、前記循環路を介して前記回転槽内に供給して洗濯後の衣類を乾燥させる衣類乾燥装置と、
前記洗濯装置および前記衣類乾燥装置の作動を制御する運転制御装置を備え、
前記運転制御装置は通信装置に接続されており、前記通信装置を介して天気情報提供サイトから取得した天気情報に基づいて、前記衣類乾燥装置の作動方法を演算し、当該演算結果により消費電力が低減されるように前記圧縮機の作動周波数を制御することを特徴とする洗濯乾燥機。 A washing device for driving a rotating tub containing clothes to perform washing;
A circulation path communicating with the inside of the rotary tank, a compressor for compressing a medium for heating the air in the circulation path, and a medium compressed by the compressor are introduced to exchange heat with air. A clothes drying device for drying the clothes after washing by supplying the air heated in the condenser into the rotating tub through the circulation path,
An operation control device for controlling the operation of the washing device and the clothes drying device;
The operation control device is connected to a communication device, calculates an operation method of the clothes drying device based on weather information acquired from a weather information providing site via the communication device, and power consumption is calculated based on the calculation result. A washing / drying machine that controls the operating frequency of the compressor so as to be reduced.
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