JP2009094812A - 移動通信システム及び移動通信方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 プッシュツートーク方式の移動通信において、当該通信サービスを利用する複数の移動通信端末の利用実績に応じた課金処理を実現する移動通信システム及び移動通信方法を提供する
【解決手段】 移動通信システム1は、移動機10、移動機20、パケット通信網30、パケット通信網30に接続されているグループ通話サーバ40、課金サーバ50、及び外部サーバ60を備える。グループ通話サーバ40は、パケット通信網30に接続されており、パケット通信網30を介して移動機10及び移動機20の通信端末同士のプッシュツートークの通話の機能を提供する。課金サーバ50は、課金処理部404から受信した課金情報を格納する。外部サーバ60は、複数の移動通信端末の発言時間の履歴を格納し、それに基づいて課金開始時間の閾値を決定する。
【選択図】 図1

Description

移動通信網を介して複数の移動通信端末によるプッシュツートーク方式の音声通信に対して課金処理を行う移動通信システム及び移動通信方法に関する。
従来の構内交換機では、送信側から選択信号(ダイヤル信号)送出後、一定期間経過後に自動的に課金が開始され、送信側が受話器を置く(オン・フック)まで課金を行う課金方式が採用されている(例えば、引用文献1)。このような課金方式は、複数人による会話が可能であるグループ通話であるプッシュツートーク(Push To Talk:PTT)移動通信システムにおいても採用されている。すなわち、発信側が通話のために所定のボタンを押すとそれと同時に自動的に課金が開始され、そのボタンを離すまで課金が行われる。
特開平6−311262号公報
しかしながら、この課金方法では、発信側の誤りによりボタンを押してしまった場合又は発言権の取得後音声データの送信前にボタンを離してしまった時やユーザの意図しない操作によりボタンを押してしまった場合などの誤操作があっても課金されてしまうという問題があった。
本発明は、かかる問題を鑑みてなされたものであり、プッシュツートーク方式の移動通信において、当該通信サービスを利用する複数の移動通信端末の利用実績に応じた課金処理によりユーザの誤操作に対する誤課金を防止することができる移動通信システム及び移動通信方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明の移動通信システムは、移動通信網を介して複数の移動通信端末に対してプッシュツートーク方式の音声通信を提供する移動通信システムであって、複数の移動通信端末のうちの発信端末からの発言権取得の要求及び発言権解除の要求を受信する通信処理手段と、通信処理部によって受信された発言権取得要求に対して発言権を付与し、発言権解除要求に対して発言権を開放する発言権処理手段と、発言権の付与及び開放のタイミングに基づいて発信端末の発言時間を計測する発言時間計測手段と、発言時間測定手段により計測される複数の移動通信端末の発言時間の履歴を累積的に格納する発言時間格納手段と、発言時間格納手段に格納された所定期間における発言時間毎の発言回数を集計する発言回数集計手段と、発言回数集計手段によって集計されたデータに基づいて、発言回数の総計値の所定割合となる発言時間範囲を特定することによって課金開始時間の閾値を決定する閾値決定手段と、発言時間計測手段により計測された発言時間が閾値決定手段によって決定された課金開始時間の閾値以上である場合のみを課金対象として課金情報を作成する課金処理手段と、課金処理手段によって作成された課金情報を格納する課金情報格納手段と、を備えることを特徴としている。
本発明の移動通信システムによれば、発言回数集計手段により、発言時間格納手段により格納された所定期間における発言時間毎の発言回数が集計される。そして、発言回数集計手段によって集計されたデータに基づいて、発言回数の総計値の所定割合となる発言時間の範囲を特定することで課金開始時間の閾値を決定し、発言時間がその課金開始時間の閾値以上である場合のみを課金対象とする。これにより、課金開始時間の閾値が複数の移動通信端末のサービスの利用状況を表す所定期間における発言時間毎の発言回数の統計に基づいて決定される。その結果、プッシュツートーク方式の移動通信サービスを提供する移動通信システムを利用する移動通信端末の当該サービスの利用実績に応じて、誤操作に対する誤課金が防止された適切な課金処理を実現することができる。
また、本発明の移動通信システムでは、閾値決定手段が、発言回数集計手段によって集計された発言回数を所定発言時間以下の範囲内で合計して合計値を算出し、合計値が発言回数の総計値の所定割合になるような所定の発言時間に基づいて閾値を決定することが好ましい。
この場合、発言回数集計手段によって集合された発言回数を所定発言時間以内の範囲で合計して合計値を算出し、その発言回数の合計値が発言回数の総計値において占める割合を考慮して課金開始時間の閾値が決定される。これにより、誤操作により発言権が取得された場合における発言時間を効率的に推測することができ、推測した発言時間を基に課金非対象を特定することで、真に発言が行われた場合にのみ適切に課金することができる。
また、本発明の移動通信方法は、移動通信網を介して複数の移動通信端末に対してプッシュツートーク方式の音声通信を提供する移動通信方法であって、通信処理手段が複数の移動通信端末のうちの発信端末からの発言権取得の要求及び発言権解除の要求を受信する通信処理ステップと、発言権処理手段が、通信処理ステップにおいて、通信処理手段により受信された発言権取得要求に対して発言権を付与し、発言権解除要求に対して発言権を開放する発言権処理ステップと、発言時間計測手段が、発言権処理ステップにおける発言権処理手段による発言権の付与及び開放のタイミングに基づいて発信端末の発言時間を計測する発言時間計測ステップと、発言時間格納手段が、発言時間計測ステップにおいて、発言時間計測手段により計測される複数の移動通信端末の発言時間の履歴を累積的に格納する発言時間格納ステップと、発言回数集計手段が、発言時間格納ステップにおいて、発言時間格納手段に格納された所定期間における発言時間毎の発言回数を集計する発言回数集計ステップと、閾値決定手段が、発言回数集計ステップにおいて、発言回数集計手段により集計されたデータに基づいて、発言回数の総計値の所定割合となる発言時間の範囲を特定することによって課金開始時間の閾値を決定する閾値決定ステップと、課金処理手段が、発言時間計測ステップにおいて、発言時間計測手段により計測された発言時間が、閾値決定ステップにおいて、閾値決定手段によって決定された課金開始時間の閾値以上である場合のみを課金対象として課金情報を作成する課金処理ステップと、課金情報格納手段が、課金処理ステップにおいて、課金処理手段により作成された課金情報を格納する課金情報格納ステップと、を備えることを特徴としている。
本発明の移動通信方法によれは、発言回数集計ステップにおいて、発言時間格納手段により格納された所定期間における発言時間毎の発言回数が集計される。そして、発言回数集計ステップにおいて集計されたデータに基づいて発言回数の総計値の所定割合となる発言時間の範囲を特定することで課金開始時間の閾値を決定し、発言時間がその課金開始時間の閾値以上である場合のみを課金対象とする。これにより、課金開始時間の閾値が複数の移動通信端末のサービスの利用状況を表す所定期間における発言時間毎の発言回数の集計に基づいて決定される。その結果、プッシュツートーク方式の移動通信サービスを提供する移動通信システムを利用する移動通信端末の当該サービスの利用実績に応じて、誤操作に対する誤課金が防止された適切な課金処理を実現することができる。
また、閾値決定ステップにおいては、発言回数集計手段によって集合された発言回数を所定の発言時間以下の範囲内で合計して合計値を算出し、その合計値が発言回数の総計値の所定割合になるような所定の発言時間に基づいて閾値を決定することが好ましい。
この場合、発言回数集計ステップにおいて集合された発言回数を所定の発言時間以下の範囲で合計して合計値を算出し、その発言回数の合計値が発言回数の総計値において占める割合を考慮して課金開始時間の閾値が決定される。これにより、誤操作により発言権が取得された場合における発言時間を効率的に推測することができ、推測した発言時間を基に課金非対象を特定することで、真に発言が行われた場合にのみ適切に課金することができる。
本発明の移動通信システム及び移動通信方法によれば、プッシュツートーク方式の移動通信において、当該通信サービスを利用する複数の移動通信端末の利用実績に応じた課金処理によりユーザの誤操作に対する誤課金を防止することができる。
以下、図面と共に本発明に係る移動通信システム1の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本発明の好適な一実施形態に係る移動通信システム1の構成を示すブロック図である。本実施形態に係る移動通信システム1は、PTT方式によるグループ通話を実行しようとするユーザが使用する移動機10及び移動機20と、グループ通話を実現するための各種データ処理を行うグループ通話サーバ40と、移動機10及び移動機20に対する課金処理を実行する課金サーバ50と外部サーバ60とを備える。移動機10及び移動機20とグループ通話サーバ40とはパケット通信網30を介して相互にパケットデータの送受が可能なように構成されている。グループ通話サーバ40、外部サーバ60及び課金サーバ50は、各種制御信号及びデータの入出力が可能なように相互に接続されている。
移動機10及び移動機20は、パケット通信網30に接続されているグループ通話サーバ40からプッシュツートークのグループ通話機能の提供を受け、互いに音声パケットの送受信を行う。すなたち、グループ通話サーバ40は、移動機10及び移動機20に対して、発言権の付与及び開放を行い、発言権が付与された移動機からの音声パケットを、グループ通話に参加している他の移動機へ転送する。移動機10及び移動機20は、例えばCPU、メモリ、入出力装置及び無線通信用モジュール等から構成された携帯電話機、PDA又はPHSの移動通信端末である。
グループ通話サーバ40は、パケット通信網30を介して移動機10及び移動機20の通信端末同士のグループ通話機能を提供するデータ処理装置であり、通信処理部401、発言権処理部402、通話時間計測部403及び課金処理部404を備えて構成される。
図2は、グループ通話サーバ40のハードウェア構成図である。これらのサーバは、物理的には、図2に示すように、CPU101、主記憶装置であるRAM102及びROM103、入力装置104、出力装置105、データ送受信デバイスである通信モジュール106及びハードディスク等の補助記憶装置107を含むコンピュータシステムとして構成されている。後述するグループ通話サーバ40の各機能は、図2に示すCPU101、RAM102等のハードウェア上に所定のソフトウェアを読み込ませることにより、CUP101の制御のもとで通信モジュール106、入力装置104、出力装置105を動作させると共に、RAM102や補助記憶装置107のおけるデータ読み出し及び書き込みを行うことで実現される。以下、グループ通話サーバ40の各構成要素について詳細に説明する。
通信処理部401は、主として移動機10及び移動機20等の通信端末との制御信号の送受信機能及び通信端末間の音声パケットの中継機能を担う。具体的には、以下のような処理を行う。例えば、本実施形態に係る移動通信システム1における発信端末である移動機10から送信された発言権取得要求を受信して、それを発言権処理部402に対して出力する。また、発言権処理部402によりその要求に応じて発言権が付与されると、通信処理部401は発言権が付与された旨をグループ通話に参加している端末である移動機20及び移動機10に通知する。また、通信処理部401は、発言権処理部402による発言権付与後その発言権が開放される間、移動機10から送信される音声パケットを中継し、その音声パケットを移動機20に転送する。
発言権処理部402は、通信処理部401から受信した移動機10の所定の入力キー押下に応じた発言権取得要求に対して発言権を付与する。また、移動機10の音声パケットの送信終了後、移動機10からの所定の入力キーの解除に応じた発言権解除の要求に対して発言権の開放を行う。このとき、発言時間計測部403は発言権が付与された移動機10の発言時間を計測し、計測した発言時間を外部サーバ60及び課金処理部404に渡す。この発言時間は、例えば発言権処理部402による発言権の付与時刻から発言権の開放時刻までの間の時間である。本実施形態では、発言時間を1秒単位で端数処理している。
課金処理部404は、発言時間計測部403から発言時間を、後述する閾値決定部603から課金開始時間の閾値をそれぞれ受け取る。その後、両者を照合し、発言時間が課金開始時間の閾値以上であるか否かを判断する。そして、課金処理部404は発言時間が閾値以上の場合は発言時間に対応した料金額を算出して課金情報を作成し、作成した課金情報を課金サーバ50の課金情報格納部501に送信する。課金処理部404により作成され、課金情報格納部501に送信される課金情報は、図3に示されるように発言端末番号、課金開始時間の閾値、発言権取得回数、発言時間、通信料などが含まれる。図3に示す例によれば、課金情報格納部501には、発信端末番号“□□ □−○ ○ ○ ○ −△ △ △ △”に対応付けて、課金開始時間の閾値“5秒”と、発言権所得回数が“1”と、発言時間“30秒”と、通信料“60円”とが格納されている。
課金サーバ50は、課金情報格納部501を有しており、課金情報格納部501は課金処理部404から受信した上述の図3に示されている課金情報を格納するデータベースである。課金サーバ50は、グループ通話サーバ40と同様に、物理的構成要素として、CPU、RAM、ROM、入力装置、出力装置、補助記憶装置などを含むコンピュータシステムとして構成される(図2参照)。
外部サーバ60は、複数の移動通信端末の発言時間の履歴を格納し、それに基づいて課金開始時間の閾値を決定する装置であり、発言時間格納部601、発言回数集計部602及び閾値決定部603を備えて構成される。外部サーバ60は、グループ通話サーバ40及び課金サーバ50と同様に、物理的構成要素として、CPU、RAM、ROM、入力装置、出力装置、補助記憶装置などを含むコンピュータシステムとして構成される(図2参照)。発言時間格納部601は、発言時間計測部403により測定された移動機10及び移動機20の発言時間の履歴を格納するデータベースである。発言時間格納部601には、図4に示されているように、発信端末番号“□□ □−○ ○ ○ ○ −△ △ △ △”に対応付けて発言開始時間“2003/5/28 16:00:30”、発言終了時間“2003/5/28 16:01:00”、及び発言時間“30秒”などが格納されている。
発言回数集計部602は、発言時間格納部601に格納されたデータのうち、例えば前月1ヶ月間の発言時間毎の発言回数を集計して図5及び図6に示されているような集計データを生成する手段である。閾値決定部603は、この集計データに基づいて課金開始時間の閾値を決定し、その決定された課金開始時間の閾値を課金処理部404に通知する。具体的には、閾値決定部603は、発言回数集計部602によって集計された発言時間毎の発言回数を、最短発言時間である1秒から1秒間隔で段階的に変化する発言時間Tまでの発言時間の範囲で発言回数を合計して合計値を算出する(図7)。そして、その合計値が発言回数の総計値の所定割合になるような発言時間Tを特定して、その発言時間T+1秒を課金開始期間の閾値Tthと決定する。
引き続いて、以下、図8のシーケンス図を用いて、本実施形態にかかる移動通信システム1の動作について説明し、併せて、本実施形態にかかる移動通信方法についても説明する。
本実施形態に係る移動通信システム1においては、プッシュツートーク通信セッションの成立(ステップS103)前に、以下のように課金開始時間の閾値の決定が事前に行われる。以下、課金開始時間の閾値決定について説明する。発言時間格納部601に格納された移動機10及び移動機20の発言時間の履歴のうち前月1ヶ月間における発言時間毎の発言回数が、外部サーバ60の発言回数集計部602により集計される(ステップS101)。
図4は、発言時間格納部601に格納されているデータの構成を示す。発言時間格納部601には、移動機の電話番号に対応付けて発言開始時間、発言終了時間及び発言時間が格納されている。発言開始期間は、発言権処理部402による発言権の付与時刻であり、発言終了時刻は発言権の開放時刻である。発言時間は、発言終了時刻と発言開始時刻の差として算出される。発言時間格納部601に格納された発言時間はすべて、少数点第1位が繰り上げられて格納される。
図5は、発言回数集計部602により集計された発言時間に対応する発言時間の前月1ヶ月間分の集計データの一例である。また、図6は、その集計データをグラフで示したものである。図6において、横軸は発言時間を示し、1秒から最大発言時間である30秒までを一秒間隔で表している。縦軸は各発言時間に対応する発言回数を示す。この例では、発言回数の総計である総発言回数は400回となっている。
次に、閾値決定部603により課金開始時間の閾値が決定される(ステップS102)。まず、閾値決定部603は、発言回数集計部602から集計データを受け取り、最短発言時間である1秒から各発言時間Tまでの範囲で発言回数を合計して合計値を算出する(図7)。その後、当該合計値が発言回数の総計値の所定割合に相当する発言時間Tを特定して、課金開始時間の閾値Tthを決定する。例えば、発言回数の合計値が総発言回数(400回)の2パーセント以下であるものを課金非対象とする場合には、発言時間T=4秒までのデータ範囲における発言回数の合計値となる8回が、総発言回数の2パーセントに相当するため、課金開始時間の閾値TthはT+1である5秒と決定される。
閾値Tthの決定後、グループ通話サーバ40から移動機10及び移動機20にグループ通話参加要求が発信され、移動機10及び移動機20がその要求に対して返信をすると、SPI(Session Initiation Protocol)等のプロトコルにより移動機10と移動機20を含む複数の移動通信端末の間に通信セッションが確立され、プッシュツートークセッションが成立する(ステップS103)。
プッシュツートークセッションが成立すると、グループ通話サーバ40の課金処理部404は、閾値決定部603に対して上述方法により決定された課金開始時間の閾値Tthの情報を要求する(ステップS104)。この要求に対して、閾値決定部603は、課金開始時間の閾値Tthを通知する(ステップS105)。その後、発信側移動端末である移動機10による発言権取得の要求がグループ通話サーバ40の通信処理部401に送信される(ステップS106)。通信処理部401はその発言権取得の要求を受信し、発言権処理部402に対して発言権の取得が要求された旨を通知する。移動機10による発言権取得の要求を通知された発言権処理部402は、その要求に対して発言権を付与し、発言権の付与完了を通信処理部401に通知する。
その後、通信処理部401は、移動機20に対しては発言権の取得不能通知を(ステップS107)、移動機10に対しては発言権取得の通知を行う(ステップS108)。発言権の取得不能通知を受信した移動機20は、移動機10に付与された発言権が解除されるまで、発言権取得の要求を行うことができなくなる。また、移動機10に対する発言権取得の通知を契機に、発言時間計測部403による発言時間の計測が開始される。発言権の取得通知を受信した移動機10は発言が可能となり、発言に伴って移動機10から送信される音声パケットは通信処理部401に送られる(ステップS109)。移動機10からの音声パケットが通信処理部401により受信されると、課金処理部404は発言権所得回数に1を加算する(ステップS110)。
その後、通信処理部401により受信されたその音声パケットは移動機20に転送される(ステップS111)。音声パケットの送信終了後、所定の入力キーの解除による移動機10から通信処理部401に対しての発言権解除の要求が送信され、通信処理部401よりその要求は発言権処理部402に引き渡される。その後、発言権処理部402により発言権解除の要求に対して発言権の開放がなされと、その旨が通信処理部401に引き渡される。発言権処理部402から発言権の開放の通知を受信した通信処理部401は、移動機20及び移動機10に発言権の開放を通知する(ステップS112、ステップS113)。
上述のように発言権の取得及び開放が行われると、1回の発言に対する発言時間が計測される。このとき、計測される発言時間は、発言時間は発言権の取得通知から発言権の開放通知までの間の時間として計測される。発言時間計測部403により計測された発言時間は課金処理部404に引き渡され、課金処理部404によって当該発言時間と閾値決定部603から引き渡された課金開始時間の閾値Tthとの比較が行われる(ステップS114)。その結果、発言時間が課金開始時間の閾値Tth(本実施形態では、5秒)未満である場合には、課金処理部404は発言権取得回数から1を減算して“0”とし、当該発言を課金対象外として処理する(ステップS115)。一方、発言時間が課金開始時間の閾値Tth以上である場合には、課金処理部404により発言権取得回数から1が減算されず発言権取得回数は1のままとなり、その発言が課金対象とされる。
その後、プッシュツートークセッションは切断される(ステップS116)。セッションの切断後、課金処理部404により、課金情報が作成され、その課金情報が課金情報格納部501に通知及び格納される(ステップS117)。
課金情報のデータ構成は図3に示したとおりであり、課金処理部404により作成された課金情報の中には、発信端末番号、課金開始時間の閾値Tth、発言時間、発言権取得回数及び通信料などが含まれる。同図に示されるように、発言権取得回数は発言時間が課金開始時間の閾値Tth以上である場合は“+1”と、閾値未満である場合には発言取得回数が“0”とされている。また、通信料は、一秒当たりの料金に発言時間及び発言権取得回数を掛け合わせて算出され、格納される。具体的には、図3に示す例のうち、発信端末番号“□□ □− △ △ △ △ −○ ○ ○ ○”の場合は、発言時間が“2秒”で閾値Tth=5秒未満であるため、発言権取得回数が“0”となる。従って、通信料も“0円”となり課金対象外の課金情報として格納される。一方、発信端末番号“□□ □−○ ○ ○ ○ −△ △ △ △”の場合は、発言時間が“30秒”で閾値Tth=5秒以上で課金対象であるため、一秒当たりの料金(本実施形態では2円)に発言時間“30秒”及び発言権取得回数“1”を掛け合わせた料金である“60円”が通信料として格納される。
最後に、課金情報が課金処理部404により課金情報格納部501に格納され、発言時間計測部403により計測された発言時間に関する情報は発言時間格納部601に通知及び格納される(ステップS118)。
本発明によれば、発言時間格納部601は、発言時間計測部403により測定された発言時間の履歴を格納する。また、発言時間格納部601に格納された発言時間の履歴の一部が発言回数集計部602により集計されることになり、これに基づいて発言時間毎の発言回数が集計される。閾値決定部603は、発言回数集計部602により集計された情報に基づいて、課金開始時間の閾値Tthを決定し、その決定された課金開始時間の閾値Tthを課金処理部404に引き渡す。課金処理部404によって、閾値決定部603から受け取った課金開始時間の閾値Tthと発言時間計測部403により計測され引き渡された発言時間とが比較され課金情報が作成される。そのため、複数のユーザの利用状況によって誤操作による発言権の付与時の発言時間の範囲が推定されるので、プッシュツートーク方式の移動通信サービスを提供する移動通信システム1を利用する移動通信端末の当該サービスの利用実績に応じて、誤操作に対する誤課金が防止された適切な課金処理を実現することができる。
また、最短発言時間から所定に時間間隔で段階的に変化する発言時間までの発言回数を合計して、その発言回数の合計値が発言回数の総計値の所定割合となる発言時間を特定して、課金開始時間の閾値を決定することで、誤操作により発言権が取得された場合における発言時間を効率的に推測することができる。また、推測した発言時間を基に課金非対象を特定することで、真に発言が行われた場合にのみ適切に課金することができる。
本発明の実施形態に係る移動通信システムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るグループ通話サーバのハードウェア構成図である。 本発明の実施形態に係る移動通信方法を示すシーケンス図である。 全発言時間格納部に格納される情報の一例を示す図である。 発言回数集計部により集計される情報の一例を示す図である。 発言回数集計部により集計される情報を示すグラフである。 閾値決定部により算出される情報を示すグラフである。 課金情報格納部に格納される課金情報の一例を示す図である。
符号の説明
1…移動通信システム、10…移動機、20…移動機、30…パケット通信網、40…グループ通話サーバ、50…課金サーバ、60…外部サーバ、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…入力装置、105…出力装置、106…通信モジュール、107…補助記憶装置、401…通信処理部、402…発言権処理部、403…発言時間計測部、404…課金処理部、501…課金情報格納部、601…全発言時間格納部、602…発言回数集計部、603…閾値決定部

Claims (4)

  1. 移動通信網を介して複数の移動通信端末に対してプッシュツートーク方式の音声通信を提供する移動通信システムであって、
    前記複数の移動通信端末のうちの発信端末からの発言権取得の要求及び発言権解除の要求を受信する通信処理手段と、
    前記通信処理部によって受信された前記発言権取得要求に対して発言権を付与し、前記発言権解除要求に対して前記発言権を開放する発言権処理手段と、
    前記発言権の付与及び開放のタイミングに基づいて前記発信端末の発言時間を計測する発言時間計測手段と、
    前記発言時間測定手段により計測される前記複数の移動通信端末の発言時間の履歴を累積的に格納する発言時間格納手段と、
    前記発言時間格納手段に格納された所定期間における発言時間毎の発言回数を集計する発言回数集計手段と、
    前記発言回数集計手段によって集計されたデータに基づいて、前記発言回数の総計値の所定割合となる前記発言時間の範囲を特定することによって課金開始時間の閾値を決定する閾値決定手段と、
    前記発言時間計測手段により計測された前記発言時間が前記閾値決定手段によって決定された前記課金開始時間の閾値以上である場合のみを課金対象として課金情報を作成する課金処理手段と、
    前記課金処理手段によって作成された課金情報を格納する課金情報格納手段と、
    を備えることを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記閾値決定手段は、前記発言回数集計手段によって集計された発言回数を所定の発言時間以下の範囲内で合計して合計値を算出し、前記合計値が前記発言回数の総計値の所定割合になるような前記所定の発言時間に基づいて前記閾値を決定する請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 移動通信網を介して複数の移動通信端末に対してプッシュツートーク方式の音声通信を提供する移動通信方法であって、
    通信処理手段が前記複数の移動通信端末のうちの発信端末からの発言権取得の要求及び発言権解除の要求を受信する通信処理ステップと、
    発言権処理手段が、前記通信処理ステップにおいて、前記通信処理手段により受信された発言権取得要求に対して発言権を付与し、前記発言権解除要求に対して前記発言権を開放する発言権処理ステップと、
    発言時間計測手段が、前記発言権処理ステップにおける前記発言権処理手段による前記発言権の付与及び開放のタイミングに基づいて前記発信端末の発言時間を計測する発言時間計測ステップと、
    発言時間格納手段が、前記発言時間計測ステップにおいて、前記発言時間計測手段により計測される前記複数の移動通信端末の発言時間の履歴を累積的に格納する発言時間格納ステップと、
    発言回数集計手段が、前記発言時間格納ステップにおいて、前記発言時間格納手段に格納された所定期間における発言時間毎の発言回数を集計する発言回数集計ステップと、
    閾値決定手段が、前記発言回数集計ステップにおいて、前記発言回数集計手段により集計されたデータに基づいて、前記発言回数の総計値の所定割合となる前記発言時間の範囲を特定することによって課金開始時間の閾値を決定する閾値決定ステップと、
    課金処理手段が、前記発言時間計測ステップにおいて、前記発言時間計測手段により計測された前記発言時間が、前記閾値決定ステップにおいて前記閾値決定手段によって決定された課金開始時間の閾値以上である場合のみを課金対象として課金情報を作成する課金処理ステップと、
    課金情報格納手段が、前記課金処理ステップにおいて、前記課金処理手段により作成された課金情報を格納する課金情報格納ステップと、
    を備えることを特徴とする移動通信方法。
  4. 前記閾値決定ステップにおいては、前記発言回数集計手段によって集合された発言回数を所定の発言時間以下の範囲内で合計して合計値を算出し、前記合計値が前記発言回数の総計値の所定割合になるような前記所定の発言時間に基づいて前記閾値を決定する請求項3に記載の移動通信方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101617930B1 (ko) * 2011-05-12 2016-05-03 퀄컴 인코포레이티드 무선 통신 디바이스에서 그룹 통신 세션을 위한 제스처 기반 커맨드들을 검출하는 방법들, 장치들 및 컴퓨터 판독가능 저장 매체
US9641698B2 (en) 2012-06-15 2017-05-02 Ntt Docomo, Inc. Mobile communication network distribution system and mobile communication network distribution method

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