JP2009094208A - 表面処理用の膜厚測定設備 - Google Patents

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Tetsuya Ishii
徹哉 石井
Setsuo Nakajima
節男 中嶋
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康博 菅原
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Abstract

【課題】エッチングなどの表面処理における膜厚測定において、照明光などの外乱によって受光部の検出精度が損なわれるのを防止する。
【解決手段】表面処理装置10に膜厚測定設備20Xを付設する。その発光部21は、所定波長の測定光L1を被処理物90に出射し、受光部22は、被処理物90からの光を検出し、膜92の厚さの測定に供する。さらに照明部23を設け、処理チャンバー12内を前記所定波長の光を含まない照明光L3で照明する。受光部22は、前記所定波長の光に感応する一方、前記照明光L3の波長の光に感応しない。処理チャンバー12を画成する仕切りには、前記所定波長の光をカットする入射フィルタ11fを設ける。
【選択図】図1

Description

この発明は、例えば半導体装置の製造分野におけるエッチングや成膜等の表面処理装置に付設され、被処理物の膜厚を測定する設備に関する。
半導体装置のエッチングや成膜等の表面処理では、処理量を解析する手段として、被検膜にレーザ光を照射し、反射光や透過光を受光し、分光反射法やエリプソメトリ法などを用いて膜厚を測定することが、一般的に行なわれている。
特許第3427085号公報 特許第2601227号公報 特開2006−300811号公報
処理チャンバーの照明は、蛍光灯などの白色光を使うのが一般的であった。そのため、膜厚測定装置の測定光の光路の周りには、外乱光を遮断する覆いが必要であった。しかし、そのような覆いは膜厚測定装置の大型化を招くだけでなく、測定光の光路の周りを完全に覆うことは困難であり、多少の外乱は避け得なかった。
本発明は、上記問題点を解決するために提案されたものであり、処理チャンバー内において被処理物の表面処理を行なう装置に付設され、前記被処理物の表面の膜厚を測定する設備であって、
所定波長の測定光を前記被処理物に出射する発光部と、
前記被処理物からの光を検出し、膜厚測定に供する受光部と、
前記所定波長の光を含まない照明光で前記処理チャンバー内を照明する照明部と、
を備え、前記受光部が、前記所定波長の光に感応する一方、前記照明光の波長の光に感応しないことを特徴とする。
この特徴構成によれば、照明光が外乱として受光部によって検出されるのを防止できる。これによって、膜厚測定の精度を高めることができる。また、外乱光を遮蔽するための覆いを設ける必要がなく、膜厚測定装置の小型化を図ることができる。
前記照明光が、単色光であることが好ましい。これによって、受光部による照明光のフィルタリングが容易になる。
前記受光部に、前記照明光の波長の光をカットする受光フィルタを設けるのが好ましい。これによって、照明光が外乱として検出されるのを確実に防止でき、測定精度を確実に向上させることができる。
前記受光部に、前記所定波長の光のみを通す受光フィルタを設けることが好ましい。これによって、被処理物に照射後の測定光のみを受光部で検出するようにでき、外乱光が入るのを確実に防止でき、測定精度を一層高めることができる。
前記処理チャンバーを画成する仕切りのうち少なくとも透明な部分に前記所定波長の光をカットする入射フィルタを設けるのが好ましい。これによって、外部から測定光と同じ波長の光が処理チャンバー内に入るのを防止でき、これが外乱となって測定精度が損なわれるのを防止することができる。
本発明によれば、照明光などの外乱によって受光部の検出精度が損なわれるのを防止でき、膜厚測定の精度を高めることができる。
以下、本発明の実施形態を説明する。
図1は、表面処理装置としてエッチング装置10を模式的に示したものである。透明なフード11(仕切り)で画成された処理チャンバー12の内部にエッチングヘッド13と、移動ステージ14と、膜厚測定装置20とが設けられている。
符号15は、処理チャンバー12の外部に設置された照明用の蛍光灯である。
移動ステージ14上に被処理物90が配置されている。被処理物90は、例えばFPD用のガラス基板を基材91とし、この基材91の表面に下地層(図示せず)等を介してエッチングすべきアモルファスシリコンの膜92が形成されている。図において、基材91及び膜92の厚さは誇張されている。
移動ステージ14の上方にエッチングヘッド13が設けられている。エッチングヘッド13は、例えばHFやOを含むエッチャントgをアモルファスシリコン膜92に吹き付けるようになっている。HFは、CFにHOを添加したガスをヘッド13内の電極(図示省略)間に形成した大気圧放電空間でプラズマ化することにより生成できる。Oは、酸素(O)を原料にしてオゾナイザーで生成することができる。エッチャントg中のOによってアモルファスシリコン92が酸化され、この酸化シリコンがHFと反応してSiF等の揮発性物質に変換される。
さらに、移動ステージ14ひいては被処理物90をエッチングヘッド13に対して左右にスキャンさせることにより、被処理物90全体のアモルファスシリコン膜92を漸次エッチングしていくことができる。
膜厚測定装置20は、発光部21と、受光部22を備えている、
発光部21は、被処理物90の上方に配置され、被処理物90へ向けて測定光L1を出射するようになっている。測定光L1は、所定の単一波長の光になっている。この所定波長は、例えば532nmに設定されている。この波長の光は緑色である。測定光L1は、P偏光に偏光され、かつ被処理物90への入射角θがアモルファスシリコンのブリュースター角(約78°)になっている。したがって、測定光L1は、アモルファスシリコン層92の表面ではほとんど反射せず、アモルファスシリコン層92とその下地層との界面では反射し得る。
受光部22は、被処理物90上の測定光L1の照射スポットより発光部21側とは反対側に配置され、被処理物90からの反射光L2を検出するようになっている。この反射光L2は、アモルファスシリコン層92の内部を通過して来たものであるため、アモルファスシリコン層92が厚いほど吸収により光量が小さく、アモルファスシリコン層92が薄くなるほど吸収が減って光量が大きくなる。したがって、受光部22の検出光量に基づいて、図示しない解析部においてアモルファスシリコン92の膜厚を解析することができる。
受光部22の受光面には、受光フィルタ22fが設けられている。受光フィルタ22fは、測定光L1の波長の光を通す一方、測定光L1の波長以外の或る波長域の光をカットする光学フィルタで構成されている。例えば、フィルタ22fは、緑色半透明のフィルムで構成されている。したがって、受光部22は、測定光L1の波長の光に感応する一方、それ以外の波長の光には感応しないようになっている。
処理チャンバー12には照明部23が設けられている。照明部23は、測定光L1の波長を含まない単色の照明光L3によって処理チャンバー12内を照明するようになっている。照明光L3は、例えば赤色であり、その波長は上記受光フィルタ22fでカットされる波長域に入っている。したがって、受光部22は、照明光L3には感応しないようになっている。
処理チャンバー12を画成する透明フード11には、入射フィルタ11fが設けられている。入射フィルタ11fは、測定光L1の波長の光をカットする光学フィルタで構成されている。例えば、フィルタ11fは、照明光L3の色と同じ赤色半透明のフィルムで構成されている。このフィルム11fは、フード11の外側面の全体に貼られている。
膜厚測定装置20とフィルム11f付きフード11は、膜厚測定設備20Xを構成している。
上記構成の膜厚測定設備20Xによれば、発光部21から出射された緑色の測定光L1のうち被処理物90からの反射光L2については受光フィルタ22fでカットされることなく、受光部22に確実に入射させることができる。これにより、反射光L2を確実に検出でき、膜厚計測に供することができる。そして、エッチングの終点(移動ステージ14のスキャン回数)を確実に観測することができる。
一方、赤色の照明光L3は、受光フィルタ22fによってカットされる。さらに、照明光L3に限らず、測定光L1の波長以外の光のほとんど全てが、受光フィルタ22fによってカットされる。したがって、受光部22の検出精度が、照明光L3その他の外乱光で損なわれるのを防止できる。これによって、膜厚測定の精度を高めることができる。
処理チャンバー12の外部の蛍光灯15などの光のうち赤色以外の光は入射フィルタ11fでカットされ、処理チャンバー12の内部に入るのが阻止される。したがって、測定光L1と同じ緑色の光が外部から処理チャンバー12の内部に入って来ることはない。これによって、受光部22に入る外乱を一層低減でき、測定精度を一層高めることができる。
測定光L1の光路の周りには外乱光を遮蔽するための覆いを設ける必要がない。よって、膜厚測定装置20の小型化を図ることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものでなく、種々の改変をなすことができる。
例えば、本発明は、エッチングだけでなく成膜処理時の膜厚測定にも適用できる。
受光部22は、被処理物90からの反射光L2に限られず、透過光を検知するようになっていてもよく、被処理物90で散乱又は回折した光を検知するようになっていてもよい。
受光フィルタ22fは、照明光L3の波長の光だけをカットするようになっていてもよく、測定光L1の波長の光のみを通してその他の照明光L3を含む全ての光をカットするようになっていてもよい。
入射フィルタ11fは、処理チャンバー12を画成する仕切り11の少なくとも透明な部分に設ければよく、透明でない部分には設けなくてもよい。
本発明は、例えばフラットパネルディスプレイ(FPD)や半導体ウェハのエッチングや成膜時における膜厚測定に適用可能である。
本発明の一実施形態を示す解説正面図である。
符号の説明
10 エッチング装置(表面処理装置)
11 フード(仕切り)
11f 入射フィルタ
12 処理チャンバー
13 エッチングヘッド
14 移動ステージ
15 蛍光灯
20 膜厚測定装置
20X 膜厚測定設備
21 発光部
22 受光部
22f 受光フィルタ
23 照明部
90 被処理物
91 基材
92 アモルファスシリコン膜(厚さ検出対象膜)
L1 測定光
L2 反射光
L3 照明光
θ 入射角

Claims (5)

  1. 処理チャンバー内において被処理物の表面処理を行なう装置に付設され、前記被処理物の表面の膜厚を測定する設備であって、
    所定波長の測定光を前記被処理物に出射する発光部と、
    前記被処理物からの光を検出し、膜厚測定に供する受光部と、
    前記所定波長の光を含まない照明光で前記処理チャンバー内を照明する照明部と、
    を備え、前記受光部が、前記所定波長の光に感応する一方、前記照明光の波長の光に感応しないことを特徴とする表面処理用の膜厚測定設備。
  2. 前記照明光が、単色光であることを特徴とする請求項1に記載の膜厚測定設備。
  3. 前記受光部に、前記照明光の波長の光をカットする受光フィルタを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の膜厚測定設備。
  4. 前記受光部に、前記所定波長の光のみを通す受光フィルタを設けたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の膜厚測定設備。
  5. 前記処理チャンバーを画成する仕切りのうち少なくとも透明な部分に前記所定波長の光をカットする入射フィルタを設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の膜厚測定設備。
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