JP2009093487A - 電子商取引システム、電子商取引方法、および電子商取引プログラム - Google Patents

電子商取引システム、電子商取引方法、および電子商取引プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】商品購入希望者が所望する商品の購入手順における、商品販売企業や商品の検索処理を含む各種操作を抑制し、商品購入処理時の操作負荷低減と操作効率向上を図る。
【解決手段】商品購入希望のデータを入力インターフェイス105から受け付けて商談情報として商談バスケットデータベース126に格納する商談情報取得部110と、商談情報が含む商品特定情報をキーにし在庫情報データベース125での該当商品の在庫情報の検索を実行する在庫検索部111と、商品の在庫が購入希望数以上であるか在庫情報データベース125で検索した在庫情報で判定し商品の在庫が購入希望数以上である場合に購入情報を購入バスケットデータベース127に格納する購入情報格納部112と、購入情報に応じた購入要求を入力インターフェイス105から受け付けて購入処理指示を商品販売企業の端末300に通知する通知部113とから電子商取引システム100を構成する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子商取引システム、電子商取引方法、および電子商取引プログラムに関し、具体的には、利用者が商品の品揃えや在庫の有無を意識せずに商品購入処理を開始でき、利用者の操作負荷を軽減可能にする技術に関する。
インターネット上などの電子商取引において商品の購入希望者は、必要とする特定の商品を入手するために、商品販売企業の情報をネットワーク上で探し出し、特定の商品の検索を繰り返すことが多かった。こうした状況下において特許文献1等の従来技術は、インターネットを介し電子商取引仲介用Webページ画面を利用者に提示し、この画面で商品名と指値の入力を利用者から受付け、前記商品の仲介サービスに加盟した企業に前記商品の情報を送信し、利用者と加盟企業間とで直接電子商取引を可能にさせている(特許文献1参照)。
特開2001−250039号公報
商品の購入希望者が商品購入を行う際に、該当商品の情報をネットワーク上で特定するまでに、いくつもの商品販売企業をネットワーク上で検索すると共に該当商品の検索を各商品販売企業ごとに繰り返すこととなっていた。そのため、商品販売企業や商品自体の検索処理やそのための各種操作に手間と時間がかかるという課題があった。
そこで、本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、商品購入希望者が所望する商品の購入手順における、商品販売企業や商品の検索処理を含む各種操作を抑制し、商品購入処理時の操作負荷低減と操作効率向上を図る技術の提供を目的とする。
本発明の電子商取引システムは、利用者からの商品購入希望に応じて電子商取引処理を行うコンピュータシステムであって、各商品販売企業の商品の在庫情報を格納している在庫情報データベースを備える記憶装置と、利用者からの各種入力を受付ける入力インターフェイスと、出力データを出力する出力インターフェイスと、商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを前記入力インターフェイスから受け付けて、当該商品購入希望データを商談情報として商談バスケットデータベースに格納する商談情報取得処理と、前記商談バスケットデータベースに格納されている商談情報をメモリに読み出して、当該商談情報が含む商品特定情報をキーにし、前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行する在庫検索処理と、前記商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上であるか、前記在庫情報データベースで検索した在庫情報で判定し、前記商品の在庫が購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を購入バスケットデータベースに格納する購入情報格納処理と、前記購入バスケットデータベースにおける購入情報を出力インターフェイスに出力し、当該購入情報に応じた利用者からの購入要求を入力インターフェイスから受け付けて、この購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示を、該当商品の商品販売企業の端末に通知する通知処理と、を実行する演算装置と、を備えることを特徴とする。
これによれば、商品購入希望者は、商品販売企業における該当商品の有無ないし在庫有無にとらわれずに購入予約を手軽に行えるようになる。つまり、所望の商品についてネットワーク上の商品販売企業(複数)をくまなく検索するといった作業が必要無くなる。また前記商品購入希望者は、該当商品の在庫がある場合にのみ前記購入情報に基づいて購入要求を行えばよく、商品検索から購入に至るまでの操作処理が、商品購入希望データの入力と購入要求の入力のわずか2段階のみで完了できる。したがって、商品購入希望者が所望する商品の購入手順における、商品販売企業や商品の検索処理を含む各種操作を抑制し、商品購入処理時の操作負荷低減と操作効率向上を図れる。
また、前記電子商取引システムにおいて、前記商談情報取得処理は、商品の購入希望者が備える利用者端末のネットワーク上のアドレスを入力インターフェイスより取得して、このアドレスを商談情報に含めて商談バスケットデータベースに格納し、前記通知処理は、前記購入情報格納処理において前記購入バスケットデータベースに格納された購入情報について、当該購入情報が含むアドレスを読取り、当該アドレスに宛てて、前記購入バスケットデータベースにおける前記購入情報の格納事象の発生を通知する、としてもよい。
これによれば、商品在庫等にかかわらず手軽に購入予約を行った購入希望者に対して、在庫がある該当商品のみについて購入情報の登録事象が通知されるので、前記購入希望者としても一度購入予約をしておけば在庫がある場合にのみ、その後の対応をすればよく、それ以外の状況について対応を行う手間が省ける。
また、前記電子商取引システムにおいて、前記商談情報取得処理は、該当商品の商談期間を入力インターフェイスより取得して、この商談期間を商談情報に含めて商談バスケットデータベースに格納し、前記在庫検索処理は、前記商談情報が含む商談期間を読み出し、当該商談期間内に前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行し、前記購入情報格納処理は、前記商品の在庫が前記商談期間内に前記商談情報の含む購入希望数以上であるとの判定結果を得られなかった場合、前記商談バスケットデータベースにおける該当商談情報のレコードを削除する、 としてもよい。
これによれば、購入希望者の望む商談期間内に電子商取引処理を限定できるため、電子商取引システムにおけるデータ処理効率や各データベースの使用効率を良好なものと出来る。また、商品購入希望者としても、徒に商談を継続する必要がなく、迅速な電子商取引が行えることとなる。
また、前記電子商取引システムにおいて、前記通知処理は、該当商品の購入意思を確認する猶予期間たる購入予約期間を入力インターフェイスから受け付けて、前記購入要求が前記購入予約期間内に入力インターフェイスにて入力されなかった場合、前記購入バスケットデータベースにおける該当購入情報を削除する、としてもよい。
これによれば、購入希望者の望む購入予約期間内に電子商取引処理を限定できるため、電子商取引システムにおけるデータ処理効率や各データベースの使用効率を良好なものと出来る。また、商品購入希望者としても、購入要求を行うにあたって取引を再考する猶予期間を確保できることとなる。
また、本発明の電子商取引方法は、利用者からの商品購入希望に応じて電子商取引処理を行うコンピュータが、各商品販売企業の商品の在庫情報を格納している在庫情報データベースを備える記憶装置と、利用者からの各種入力を受付ける入力インターフェイスと、出力データを出力する出力インターフェイスと、演算装置とを備え、商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを前記入力インターフェイスから受け付けて、当該商品購入希望データを商談情報として商談バスケットデータベースに格納する商談情報取得処理と、前記商談バスケットデータベースに格納されている商談情報をメモリに読み出して、当該商談情報が含む商品特定情報をキーにし、前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行する在庫検索処理と、前記商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上であるか、前記在庫情報データベースで検索した在庫情報で判定し、前記商品の在庫が購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を購入バスケットデータベースに格納する購入情報格納処理と、前記購入バスケットデータベースにおける購入情報を出力インターフェイスに出力し、当該購入情報に応じた利用者からの購入要求を入力インターフェイスから受け付けて、この購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示を、該当商品の商品販売企業の端末に通知する通知処理と、を実行することを特徴とする。
これによれば、商品購入希望者は、商品販売企業における該当商品の有無ないし在庫有無にとらわれずに購入予約を手軽に行えるようになる。つまり、所望の商品についてネットワーク上の商品販売企業(複数)をくまなく検索するといった作業が必要無くなる。また前記商品購入希望者は、該当商品の在庫がある場合にのみ前記購入情報に基づいて購入要求を行えばよく、商品検索から購入に至るまでの操作処理が、商品購入希望データの入力と購入要求の入力のわずか2段階のみで完了できる。したがって、商品購入希望者が所望する商品の購入手順における、商品販売企業や商品の検索処理を含む各種操作を抑制し、商品購入処理時の操作負荷低減と操作効率向上を図れる。
また、本発明の電子商取引プログラムは、利用者からの商品購入希望に応じて電子商取引処理を行べく、各商品販売企業の商品の在庫情報を格納している在庫情報データベースを備える記憶装置と、利用者からの各種入力を受付ける入力インターフェイスと、出力データを出力する出力インターフェイスと、演算装置とを備えるコンピュータに、商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを前記入力インターフェイスから受け付けて、当該商品購入希望データを商談情報として商談バスケットデータベースに格納するステップと、前記商談バスケットデータベースに格納されている商談情報をメモリに読み出して、当該商談情報が含む商品特定情報をキーにし、前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行するステップと、前記商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上であるか、前記在庫情報データベースで検索した在庫情報で判定し、前記商品の在庫が購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を購入バスケットデータベースに格納するステップと、前記購入バスケットデータベースにおける購入情報を出力インターフェイスに出力し、当該購入情報に応じた利用者からの購入要求を入力インターフェイスから受け付けて、この購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示を、該当商品の商品販売企業の端末に通知するステップと、を実行させるプログラムである。
これによれば、商品購入希望者は、商品販売企業における該当商品の有無ないし在庫有無にとらわれずに購入予約を手軽に行えるようになる。つまり、所望の商品についてネットワーク上の商品販売企業(複数)をくまなく検索するといった作業が必要無くなる。また前記商品購入希望者は、該当商品の在庫がある場合にのみ前記購入情報に基づいて購入要求を行えばよく、商品検索から購入に至るまでの操作処理が、商品購入希望データの入力と購入要求の入力のわずか2段階のみで完了できる。したがって、商品購入希望者が所望する商品の購入手順における、商品販売企業や商品の検索処理を含む各種操作を抑制し、商品購入処理時の操作負荷低減と操作効率向上を図れる。
その他、本願が開示する課題、及びその解決方法は、発明の実施の形態の欄、及び図面により明らかにされる。
本発明によれば、商品購入希望者が所望する商品の購入手順における、商品販売企業や商品の検索処理を含む各種操作を抑制し、商品購入処理時の操作負荷低減と操作効率向上を図れる。
−−−システム構成−−−
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は本実施形態における電子商取引システム100を含むネットワーク構成図である。本実施形態における 電子商取引システム100(以下、システム100)は、利用者からの商品購入希望に応じて電子商取引処理を行うコンピュータシステムであり、例えば、商品購入希望者(の利用者端末200)と商品販売企業(の商品販売企業端末300)との間にたってインターネットなどのネットワーク140を介して電子商取引処理を実行するサーバ装置を想定する。このため本実施形態では、サーバ装置である前記システム100は、WEBアプリケーションが稼動する環境が備わっていると想定する(利用者端末200ではWEBブラウザ等でシステム100のWEBアプリケーションの実行結果を表示できる)。
こうしたシステム100は、本発明の電子商取引方法を実行する機能を実現すべく不揮発性メモリなどの記憶装置101に格納されているプログラム102を、揮発性メモリなどのメモリ103に読み出して演算装置たるCPU104により実行する。
また、前記システム100は、コンピュータ装置が一般に備えているマウスやキーボード、各種ボタン類といった入力インターフェイス105や、表示画面を提供するディスプレイなどの出力インターフェイス106、ならびに利用者端末200や商品販売企業端末300らとの間のデータ授受を担う通信装置107などを有している。
一方、前記システム100を利用して商品を予約購入しようとする利用者は、例えば、商品カタログやチラシ等の各種商品広告を利用するなどし、商品特定情報10を予め認識する。ここで想定できる商品特定情報10としては、例えば、ISBNコード、JANコードといった、商品が保有する固有識別情報があげられる。前記利用者は、前記商品特定情報10を商品特定情報読み取り機11へ読みとらせる。この商品特定情報読み取り機11としては、例えば、バーコードリーダや携帯電話(カメラや各種リーダ機能を保有)といったリーダ装置があげられる。前記利用者は前記商談情報をシステム100側に送る際、この商品特定情報読み取り機11から前記商品特定情報10を送る。
続いて、前記システム100が例えばプログラム102に基づき構成・保持する機能部につき説明を行う。なお、前記システム100は、記憶装置101において、前記在庫情報データベース125、商談バスケットデータベース126、購入バスケットデータベース127、ユーザ情報データベース128、販売者情報データベース129、商品情報データベース130を備えるものとする。
また、記憶装置101において、利用者端末200に送信して、データ入出力のインターフェイスとなる、購入希望申請画面20、購入確認画面21、商談バスケットメンテナンス画面22、販売者情報カスタマイズ画面23、ユーザ情報カスタマイズ画面24の各データを予め備えている。
こうした前記システム100は、商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを前記入力インターフェイス105から受け付けて、当該商品購入希望データを商談情報として商談バスケットデータベース126に格納する商談情報取得部110を備える。
また、前記システム100は、前記商談バスケットデータベース126に格納されている商談情報をメモリ103に読み出して、当該商談情報が含む商品特定情報をキーにし、前記在庫情報データベース125での該当商品の在庫情報の検索を実行する在庫検索部111を備える。
また、前記システム100は、前記商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上であるか、前記在庫情報データベース125で検索した在庫情報で判定し、前記商品の在庫が購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を購入バスケットデータベース127に格納する購入情報格納部112を備える。
また、前記システム100は、前記購入バスケットデータベース127における購入情報を出力インターフェイス106に出力し、当該購入情報に応じた利用者からの購入要求を入力インターフェイス105から受け付けて、この購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示を、該当商品の商品販売企業の端末300に通知する通知部113を備える。
なお、前記商談情報取得部110は、商品の購入希望者が備える利用者端末200のネットワーク上のアドレスを入力インターフェイス105より取得して、このアドレスを商談情報に含めて商談バスケットデータベース126に格納するとすれば好適である。
この場合、前記通知部113は、前記購入情報格納部110により前記購入バスケットデータベース127に格納された購入情報について、当該購入情報が含むアドレスを読取り、当該アドレスに宛てて、前記購入バスケットデータベース127における前記購入情報の格納事象の発生を通知することとなる。
また、前記商談情報取得部110は、該当商品の商談期間を入力インターフェイス105より取得して、この商談期間を商談情報に含めて商談バスケットデータベース126に格納するとすれば好適である。
この場合、前記在庫検索部111は、前記商談情報が含む商談期間を読み出し、当該商談期間内に前記在庫情報データベース125での該当商品の在庫情報の検索を実行する。また、前記購入情報格納部112は、前記商品の在庫が前記商談期間内に前記商談情報の含む購入希望数以上であるとの判定結果を得られなかった場合、前記商談バスケットデータベース126における該当商談情報のレコードを削除することとなる。
また、前記通知部113は、該当商品の購入意思を確認する猶予期間たる購入予約期間を入力インターフェイス105から受け付けて、前記購入要求が前記購入予約期間内に入力インターフェイス105にて入力されなかった場合、前記購入バスケットデータベース127における該当購入情報を削除するとすれば好適である。
なお、これまで示したシステム100における各機能部110〜113は、ハードウェアとして実現してもよいし、各種の不揮発性メモリなど適宜な記憶装置に格納したプログラムとして実現するとしてもよい。この場合、前記CPU104がプログラム実行に合わせて記憶装置101より該当プログラムをメモリ103に読み出して、これを実行することとなる。
また、前記ネットワーク140に関しては、インターネットの他、LAN、携帯電話網、ATM回線や専用回線、WAN(Wide Area Network)、電灯線ネットワーク、公衆回線網など様々なネットワークを採用することも出来る。また、インターネットを採用した場合、VPN(Virtual Private Network)など仮想専用ネットワーク技術を用いれば、セキュリティ性を高めた通信が確立され好適である。
−−−テーブル構造例−−−
次に、本実施形態における電子商取引システム100が利用するデータベースの構造について説明する。図2は、本実施形態の、(a)在庫情報データベース125、(b)商談バスケットデータベース126、(c)購入バスケットデータベース127の各データ構造例を示す図である。
前記在庫情報データベース125は、各商品販売企業の商品の在庫情報を格納しているデータベースであり、製造番号などの一意に商品を特定できる商品特定情報1201をキーとして、該当商品の現在の在庫個数1202、該当商品の単価1203、該当商品の最終入庫日1204を対応付けたレコードの集合体となる。なお、商品特定情報1201は検索等でキーとなるプライマリキー(PK)となる。
また、前記商談バスケットデータベース126は、入力インターフェイス105から(ないしは利用者端末200由来で通信装置107から)受け付けた商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを商談情報として格納するデータベースである。この商談バスケットデータベース126は、商談受付番号901(商談情報を登録する際にシステム100が自動採番)をキーとして、商談希望ユーザのユーザID902、前記ユーザが所望している商品の商品特定情報903、前記商品の購入希望価格904、購入希望個数905、商談登録年月日906、商談期限907、論理削除フラグ908から構成される。なお、商談受付番号901は、検索等でキーとなるプライマリキー(PK)となる。
また、前記購入バスケットデータベース127は、前記商談情報が含む商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を格納するデータベースである。この購入バスケットデータベース127は、購入受付番号1001(購入情報を登録する際にシステム100が自動採番)をキーとして、商談受付番号1002、ユーザID1003、商品特定情報1004、購入価格1005、購入個数1006、購入予約期限1007から構成される。購入受付番号1001、および、商談受付番号1002は、検索等でキーとなるプライマリキーとなる。
図3は、本実施形態の、(a)ユーザ情報データベース128、(b)販売者情報データベース129、(c)商品情報データベース130の各データ構造例を示す図である。
前記ユーザ情報データベース128は、前記ユーザ毎の情報を商談時等に入力インターフェイス105から(ないしは利用者端末200由来で通信装置107から)取得し格納するデータベースであり、ユーザID701(例:システム100が自動採番)をキーとして、商談期限パターン702、および購入予約期限パターン703を対応付けたレコードから構成される。
また、前記販売者情報データベース129は、例えば、商品販売企業毎の情報を格納するデータベースであり、この例では、パターンID801をキーとして、設定期限パターン802、設定期限803を対応付けたレコードから構成される。
また、前記商品情報データベース130は、各商品販売企業で販売される商品に関する情報を格納するデータベースであり、例えば、商品特定情報1101をキーとして、メーカーID1102、メーカー名1103、商品名1104を対応付けたレコードから構成される。なお、前記商品特定情報1101は検索等でキーになるプライマリキーとなる。
−−−処理フロー例1−−−
以下、本実施形態における電子商取引方法の実際手順について、図に基づき説明する。なお、以下で説明する電子商取引方法に対応する各種動作は、前記電子商取引システム100が記憶装置101からメモリ103に読み出して実行するプログラム102によって実現される。そして、このプログラム102は、以下に説明される各種の動作を行うためのコードから構成されている。図4は、本実施形態の電子商取引方法の処理手順例1を示す図である。
ここでまず、商品購入希望者が前記利用者端末200などで表示されている購入希望申請画面20(利用者端末200からのリクエスト等に応じてシステム100から利用者端末200に送信:図9参照)を用いて商品特定情報(や利用者端末200のネットワーク上のアドレス)などの商談情報を入力するものとする。
この時、システム100の商談情報取得部110は、前記商談情報を取得し、商談バスケットデータベース126に格納する(ステップ1301)。なお、前記ステップ1301で前記商品購入希望者が入力した情報は、購入希望申請画面20の送信ボタン209が押下されることをきっかけに、利用者端末200からシステム100に送信される。
システム100の在庫検索部111は、前記商談バスケットデータベース126の商談情報に含まれている商品特定情報をキーとして、商品情報データベース130内での検索を実行し(ステップ1302)、前記商品特定情報に関するレコードが1以上であれば、商品は存在している、レコードが0であれば、商品は存在していないと判断する(ステップ1303)。前記ステップ1302の検索結果で出力されるレコード数が0であれば、商品は存在していない、つまり商品なしと判断する。
前記ステップ1303の判断結果が商品が存在しないものであった場合(ステップ1303:商品なし)、前記利用者端末200に対して、商品が存在しない、もしくは入力情報の不備であることを通知し(ステップ1304)、前記ステップ1302に処理を戻す。
一方、前記ステップ1303の判断結果が商品が存在するものであった場合(ステップ1303:商品あり)、システム100の稼動期間を通じてユニークになる番号(商談受付番号)を採番し、この商談受付番号をキーとして、商談バスケットデータベース126に前記商品特定情報を含んだレコードを1レコード作製する(ステップ1305)。
商談バスケットデータベース126にレコードを作製する際、ステップ1301で取得した情報だけでは不足している場合、ユーザ情報データベース128および販売者情報データベース129における該当レコード(商品特定情報やユーザID等をキーとして情報抽出)を参照し、不足している情報を補足しレコードを作成する。
次にシステム100の在庫検索部111は、前記商品特定情報をキーとして在庫情報データベース125を検索し(ステップ1306)、在庫情報データベース125内で前記商品特定情報に関するレコードがあり、かつ、そのレコードにおける現在保有個数1202が1以上の数値であれば、在庫があると判断する(ステップ1307)。前記在庫情報データベース125内で、前記商品特定情報に関するレコードが存在しない、もしくは、そのレコードにおける現在保有個数1202が0であれば、在庫がないと判断する。
前記ステップ1307の判断の結果、前記商品特定情報に対応する商品の在庫がないと判断された場合(ステップ1307:在庫なし)、一定期間後に、再度ステップ1306の処理を実施する。
一方、前記ステップ1307において、在庫があると判断した場合(ステップs1307:在庫あり)、前記システム100の購入情報格納部112は、システム100の稼動期間を通じてユニークになる番号(購入受付番号)を採番し、この購入受付番号をキーとして、購入バスケットデータベース127に前記商品特定情報を含んだレコードを1レコード作製する(ステップ1308)。購入バスケットデータベース127にレコードを作製する際、前記ステップ1301で取得された情報だけでは不足している場合、ユーザ情報データベース128、販売者情報データベース129、商品情報データベース130、在庫情報データベース125らを商品特定情報やユーザID等をキーに参照し、不足している情報を補足しレコードを作成する。同時に、前記商談バスケットデータベース126において、前記ステップ1307にて在庫ありと判断された商品特定情報の該当レコードの論理削除フラグ908に、在庫の引き当てが完了したことを意味する値を設定する。さらに、在庫情報データベース125の現在保有個数1202を、在庫を引き当てた数分を減算し更新する。
また、システム100の通知部113は、前記商品購入希望者に関するバスケット内容の確認用として、該当ユーザIDをキーとして前記購入バスケットデータベース127での検索を行い、その検索結果を購入確認画面21(図10参照)の該当欄に適用し、利用者端末200に送信する(ステップ1309)。ここで、前記通知部113は、前記購入情報格納部110により前記購入バスケットデータベース127に格納された購入情報について、当該購入情報が含むアドレス(利用者端末200のネットワーク上のアドレス)を読取り、当該アドレスに宛てて、前記購入バスケットデータベース127における前記購入情報の格納事象の発生を通知するとすれば好適である。前記商品購入希望者は、この通知を受け取った時だけ、前記購入確認画面21を閲覧すればよい。
ステップ1309で送信された購入バスケットの内容は利用者端末200で表示され、前記商品購入希望者による内容確認と、購入可否の判断をうける。この確認と判断の結果は、前記購入確認画面21の購入ボタン308、再商談ボタン309、棄却ボタン310の押下でもって指示を受付けて、システム100は利用者端末200から受信する(ステップ1310)。
システム100が前記ステップ1310で受信した購入可否の判断結果が、該当商品を購入するものであった場合(ステップ1311:する)、前記通知部113は、該当商品の商取引に伴う決済処理に必要な情報(購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示など)を利用者端末200(ないしは該当商品の商品販売企業端末300)に引き渡し、処理を完了する(ステップ1312)。
一方、ステップ1311において、該当商品を購入しないものであり(ステップ1311:しない)、更に、再商談ボタン309が押下されたのであれば(ステップs1313:する)、前記通知部113は、前記購入受付番号をキーとして、購入バスケットデータベース127を検索し、該当するレコードの商談受付番号を取得する。そして、前記取得した商談受付番号をキーとして、商談バスケットデータベース126を検索し、該当するレコードにおいて、在庫の引き当てを戻したことを意味する値を論理削除フラグ908に設定する。また、前記商品特定情報をキーとして、在庫情報データベース125を検索し、該当レコードの現在保有個数1202の値を、在庫を引き戻した数分を加算し、更新する(ステップ1314)。更に、前記論理削除フラグ908と現在保有個数1202の値の更新が完了した後、購入バスケットデータベース127の該当レコードを削除する(ステップ1315)。レコードの削除が完了した後、ステップ1306の処理を継続する。
一方、再商談ボタン309が押下されなかった場合(ステップ1313:しない)、前記通知部113は、前記購入受付番号をキーとして、購入バスケットデータベース127を検索し、該当するレコードの商品特定情報を取得する。そして、前記取得した商品特定情報をキーとして、在庫情報データベース125を検索し、該当レコードの現在保有個数1202の値を、在庫を引き戻した数分を加算し、更新する(ステップ1316)。また、現在保有個数1202の値の更新が完了した後、購入バスケットデータベース127の該当レコードを削除し(ステップ1317)、処理を完了する。
−−−処理フロー例2−−−
次に、販売者情報の更新処理フローについて説明する。図5は、本実施形態の電子商取引方法の処理手順例2を示す図である。このフローでまずシステム100は、商品販売企業端末300からのリクエスト等に応じて、販売者情報の更新処理を開始する(ステップ1401)。続いてシステム100は、販売者情報データベース129を検索し、販売者情報カスタマイズ画面24(図13参照)を表示するに必要な情報を取得する(ステップ1402)。
また、ステップ1402で取得した情報を販売者情報カスタマイズ画面24に適用し、前記商品販売企業端末300に送信し表示させる(ステップ1403)。前記画面24の各欄601〜610は、それぞれ販売者情報データベース129のパターンID801のレコードに紐づいている。
次に、システム100は、前記商品販売企業端末300におけるユーザ情報カスタマイズ画面24の各欄601〜610において、商談期限および購入予約期限の入力を受付ける(ステップ1404)。前記各欄601〜610では、期限を日/週/月の単位で設定することが可能であるいものとし、前記単位はパターンとして記憶装置101に保持することとする。前記ステップ1404での入力の完了後、システム100は、販売者情報カスタマイズ画面24の更新ボタン611の押下を受けて(ステップ1405)、ステップ1404で入力された情報を販売企業端末300から受信し、販売者情報データベース129のパターンID801〜設定期限803を更新する(ステップ1406)。そして、販売者情報の更新処理を終了する(ステップ1407)。
−−−処理フロー例3−−−
次に、ユーザ情報の更新処理フローを示す。図6は本実施形態の電子商取引方法の処理手順例3を示す図である。このフローでまずシステム100は、利用者端末200からのリクエスト等に応じて、ユーザ情報の更新処理を開始する(ステップ1501)。続いてシステム100は、ユーザ情報データベース128を検索し、ユーザ情報カスタマイズ画面23を表示するに必要な情報であるパターンID801〜設定期限803の各データを取得する(ステップ1502)。前記パターンID801は、商談期限設定向け、購入予約期限設定向けにパターンが別れており、システム100は、ユーザ情報カスタマイズ画面23を表示する際に、前記パターンIDに従って処理を分ける。
また、前記システム100は、前記ステップ1502で取得した情報で、ユーザ情報カスタマイズ画面23を利用者端末200に送信し表示させる(ステップ1503)。前記ユーザ情報501〜購入予約期限503は、それぞれユーザ情報データベース128のユーザID701のレコードに紐づいている。
次に、前記システム100は、前記ユーザ情報カスタマイズ画面23のユーザ情報501〜購入予約期限503の選択インターフェイス(図中例ではプルダウン)を利用した、商談期限および購入予約期限の入力を受付ける(ステップ1504)。前記ユーザ情報501〜購入予約期限503の各選択インターフェイスでは、ユーザ情報カスタマイズ画面23で設定したパターンの範囲から選択することが可能である。
前記ステップ1504の入力完了後、システム100は、ユーザ情報カスタマイズ画面23の更新ボタン504の押下を受け(ステップ1505)、前記ステップ1504で入力された情報を利用者端末200から受信する。そして、ユーザ情報データベース128のユーザID701〜購入予約期限パターン703を前記受信データに応じ更新する(ステップ1506)。そして、ユーザ情報の更新処理を終了する(ステップ1507)。
−−−処理フロー例4−−−
次に、商談バスケット情報の更新処理フローを示す。図7は、本実施形態の電子商取引方法の処理手順例4を示す図である。このフローでまずシステム100は、利用者端末200からのリクエスト等に応じて、商談バスケット情報の更新処理を開始する(ステップ1601)。
次にシステム100は、前記商談バスケットデータベース126において、前記利用者端末200から提示されたユーザIDと合致し、かつ論理削除フラグ908が論理削除されていないことを意味するレコードを抽出するように検索し、商談バスケットメンテナンス画面22を表示するに必要な情報である商談受付番号901〜論理削除フラグ908を取得する(ステップ1602)。
続いてシステム100は、前記ステップ1602で取得した情報で、商談バスケットメンテナンス画面22を生成し、これを利用者端末200に送信し表示させる(ステップ1603)。一方、利用者端末200のユーザは、前記商談バスケットメンテナンス画面22において、商品特定情報402〜商談期限408を確認して、商談を中断したい商品特定情報を選択する。システム100はこの選択事象を利用者端末200より受付ける(ステップ1604)。なお、ユーザによる前記選択の処理は、棄却チェックボックス409で受付ける。また、この選択完了後、商談バスケットメンテナンス画面22の棄却ボタン410が押下されると利用者端末200からシステム100に選択内容のデータが送信される。
前記ステップ1604で受信した選択事象に対応するレコードについて、前記商談バスケットデータベース126における前記論理削除フラグ908を、論理削除を意味する値に更新する(ステップs1605)。そして商談バスケット情報の更新処理を終了する(ステップ1606)。
−−−処理フロー例5−−−
次に、期限切れの商談、購入予約の情報の更新処理フローを示す。図8は本実施形態の電子商取引方法の処理手順例5を示す図である。この処理フローは、例えばシステム100がジョブ監視アプリケーションを活用し、任意のタイミングで実行するものとする。
この場合、システム100は前記ジョブ監視アプリケーションからの指示等に応じて、商談、購入予約の情報の更新処理を開始する(ステップ1701)。そしてシステム100は、前記商談バスケットデータベース126において、論理削除フラグ908が論理削除されていないことを意味する値であり、かつ、商談期限907とシステム日付の関係が、システム日付<商談期限、を満たすレコードを抽出する(ステップ1702)。
また、システム100は、前記ステップ1702で抽出したレコードの論理削除フラグ908に、論理削除を意味する値を設定し、更新する(ステップ1703)。続いて、システム100は、前記購入バスケットデータベース127において、購入予約期限1007とシステム日付の関係が、システム日付<購入予約期限、を満たすレコードを抽出する(ステップ1704)。
次にシステム100は、前記ステップ1704で抽出したレコードの商談受付番号1002と同じ値を持つ商談バスケットデータベース126のレコードを検索し、抽出されたレコードの論理削除フラグ908に、論理削除されていないことを意味する値を設定し、更新する(ステップ1705)。また、前記ステップ1704で抽出したレコードを物理削除する(ステップ1706)。そして、期限切れの商談、購入予約の情報の更新処理を終了する(ステップ1707)。
−−−より具体的なイメージ−−−
次に、1人の商品購入希望者が、商品を購入する/再商談する/購入を取りやめる/商談を取りやめる例を、具体的なパラメータを用いて以下に示す。ここで、商品購入希望者を"A氏"、商品販売企業たる販売主を"B氏"、商品特定情報を"4901234567890"とし、商品情報データベース130に、利用者らが購入を希望する商品の情報は漏れなく登録され、在庫情報データベース125に、利用者らが購入を希望する商品の在庫が100個あるとの情報が保持されているものとする。また、在庫情報データベース125を検索するジョブの稼動間時間は、事前に登録されているものとする。
(1)事前設定
B氏の設定内容を、図13と図3(b)を用いて説明する。B氏は、商品購入希望者が選択する商談期限および購入予約期限の候補を、販売者情報カスタマイズ画面24から入力し販売者情報データベース129に登録する。本例では、商談期限を1日、購入予約期限を1週間とする。B氏は、販売者情報カスタマイズ画面24の欄601に商談期限を、欄606に購入予約期限を入力し、更新ボタン611を押下する。システム100は、前記画面24を通じて受信した情報から、販売者情報データベース129のパターンID801、設定期限パターン802、設定期限803を更新する。
次に、A氏の設定内容を、図12と図3(a)を用いて説明する。A氏は、A氏が希望する商談期限と購入予約期限をユーザ情報カスタマイズ画面23から選択し、ユーザ情報データベース128に登録する。システム100は、ユーザ情報カスタマイズ画面23の商談期限選択肢502、503を、販売者情報データベース129のパターンID801、設定期限パターン802、設定期限803の登録値を参照して表示する。そのため、A氏は、あらかじめシステムで設定されている候補の中から選択することとなる。本例では、商談期限を1日、購入予約期限を1週間とする。A氏は、商談期限選択肢502、購入期限選択肢503を選択した後、更新ボタン504を押下する。システム100は、受信した情報から、ユーザ情報データベース128のユーザID701、商談期限パターン702、購入予約期限パターン703を更新する。
(2)商品を購入する/再商談する/購入を取りやめる/商談を取りやめる。
A氏が、商品を購入する/再商談する/購入を取りやめる/商談を取りやめることを、図4を用いて説明する。また、商品を購入する/再商談する/購入を取りやめる/商談を取りやめることに対し、共通の手順があるため、最初に共通の手順について説明する。
(2−1)共通の手順
A氏は、商品特定情報を商品特定情報読取り機11で読み取るか、購入希望申請画面20で直接入力する。本例で商品特定情報は、"4901234567890"に該当する。A氏は、購入希望申請画面20で、商品特定情報欄201に購入を希望する商品特定情報の情報を、ユーザ情報欄205にシステム上でA氏を意味する情報を入力し、商品と商談期限を特定するため、検索ボタン202を押下して検索する。システム100は、前記画面20を通じて受信した商品特定情報欄201の入力値を、商品情報データベース130の商品特定情報1101と照合し、商品の存在有無を確認する。また、ユーザ情報欄205の入力値を、ユーザ情報データベース128のユーザID701と照合し、商談期限のパターンを確認する。本例では、A氏が入力した商品特定情報欄201の値は"4901234567890"であり、商品情報データベース130の商品特定情報1101にも存在するため、システム100は、該当するレコードの商品名1104を商品名203に、メーカー名1103をメーカー204に紐付け、ユーザ情報データベース128の商談期限パターン702を購入希望期限(商談期限)208に紐付けて、購入希望申請画面20を表示する。
A氏は、商品名203とメーカー204の内容を確認し、希望する商品であるならば、購入希望価格206〜購入希望期限(商談期限)208までの情報を入力する。入力が完了した後、送信ボタン209を押下し、購入希望申請画面20の入力値をシステム100に送信する。システム100は、前記送信されてきた入力値を受信し、この情報を商談バスケットデータベース126に登録する。この時、システム100は商談受付番号901を採番し設定する。また、受信したシステム日時を、商談登録年月日906に設定し、A氏のユーザIDをユーザID902に設定する。
システム100は、購入希望期限(商談期限)208を受信したシステム日時に加算した結果を商談期限907に設定する。システム100は、A氏が入力201を商品特定情報903に、購入希望価格206を購入希望価格904に、購入希望個数207を購入希望個数905に設定する。全ての設定が終わったら、システム100は、論理削除フラグ908に当該レコードが有効である意味を持つ値"OFF"を設定し、当該レコードを更新する。
一方、在庫情報データベース125を検索するジョブは、システム100が、商談バスケットデータベース126に登録されているレコードを参照し、在庫情報データベース125を検索することで実行する。前記ジョブが起動すると、システム100は、商談バスケットデータベース126の論理削除フラグ908が"OFF"のレコードを抽出し、商品特定情報903と商品特定情報1201を比較し、在庫の有無を確認する。
システム100は、該当するレコードが存在しない場合、もしくは該当するレコードは存在するが、現在保有個数1202の値が、0である場合は、在庫が無いと判断する。本例では、該当するレコードがあり、かつ現在保有個数1202の値が"100"であるため、在庫があると判断する。在庫があると判断すると、システム100は、購入バスケットデータベース127への登録を開始する。
システム100は、購入受付番号を採番し、購入受付番号欄1001へ設定する。システム100は、在庫があると判断した商談受付番号の値をキーに、該当するレコードを抽出する。抽出されたレコードの商談受付番号901、ユーザID902、商品特定情報903、購入希望価格904、購入希望個数905を、それぞれ商談受付番号1002、ユーザID1003、商品特定情報1004、購入価格1005、購入個数1006に設定する。また、ユーザ情報データベース128と販売者情報データベース129を参照し、ユーザ情報データベース128の購入予約期限パターン703で、販売者情報データベース129のパターンID801を検索し、設定期限パターン802と設定期限803から、購入予約期限の値を求める。求めた結果を、システム日付に加算して、購入予約期限1007に設定する。設定が完了した後、当該レコードを更新する。
購入バスケットデータベース127のレコードが更新し終わった後、参照元である商談バスケットデータベース126の該当レコードの論理削除フラグ908に、当該レコードが無効である意味を持つ値"ON"を設定し、該当レコードを更新する。該当レコードの更新が完了した後、在庫情報データベース125にて、今回購入した商品" 4901234567890"に該当するレコードの現在保有個数1202の値から、購入個数1006の今回購入した個数"1"を減算した値"99"を設定し、当該レコードを更新する。
次に、A氏は、購入確認画面21で購入を希望する商品の購入可否状況を確認する。システム100は、A氏が購入確認画面21を表示しようとするまでの間に、A氏のユーザIDを把握しているものとする。システム100は、A氏のユーザIDを用いて、購入バスケットデータベース127のユーザID1003を検索する。システム100は、ユーザID1003の検索から特定された、購入を希望する商品"4901234567890"の情報を、購入確認画面21に表示する。商品特定情報301は商品特定情報1004から、商品名302は商品特定情報1004をユーザ情報データベース128の商品特定情報1101と紐付けて一致するレコードの商品名1104から、メーカー303は商品特定情報1004をユーザ情報データベース128の商品特定情報1101と紐付けて一致するレコードのメーカー名1103から、ユーザ情報304はユーザID1003から、購入希望価格305は購入価格1005から、購入希望個数306は購入個数1006から、購入希望期限(商談期限)307は購入予約期限1007から、それぞれ値を参照し購入確認画面21を表示する。
(2−2)商品を購入する。
商品を購入する場合は、A氏は、購入確認画面21の購入ボタン308のボタンを押下する。システム100は、決済処理(本発明では対象外)を実行し、購入受付番号をキーに購入バスケットデータベース127の該当するレコードを物理削除する。
(2−3)商品を再商談する。
商品を再商談する場合、A氏は、購入確認画面21の再商談ボタン309のボタンを押下する。システム100は、購入確認画面21から受信した購入受付番号および商談受付番号をキーに、商談バスケットデータベース126と購入バスケットデータベース127を更新する。まず、商談バスケットデータベース126において、購入確認画面21から受信した商談受付番号と商談受付番号901とを比較して対象を抽出する。そして、前記抽出されたレコードの論理削除フラグ908に、論理削除されていないことを意味する値(本例では"OFF")を設定し、商談バスケットデータベース126を更新する。次に、購入バスケットデータベース127において、購入確認画面21から受信した購入受付番号と購入受付番号1001とを比較して対象を抽出し、抽出されたレコードを物理削除する。
(2−3)商品の購入を取りやめる。
商品の購入を取りやめる場合、A氏は、購入確認画面21の棄却ボタン310のボタンを押下する。システム100は、購入確認画面21から受信した購入受付番号をキーに、購入バスケットデータベース127の購入受付番号1001と比較して対象を抽出し、抽出されたレコードを物理削除する。
本実施形態によれば、商品購入希望者が所望する商品の購入手順における、商品販売企業や商品の検索処理を含む各種操作を抑制し、商品購入処理時の操作負荷低減と操作効率向上を図れる。
以上、本発明の実施の形態について、その実施の形態に基づき具体的に説明したが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
本実施形態における電子商取引システムを含むネットワーク構成図である。 本実施形態の、(a)在庫情報データベース、(b)商談バスケットデータベース、(c)購入バスケットデータベースの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の、(a)ユーザ情報データベース、(b)販売者情報データベース、(c)商品情報データベースの各データ構造例を示す図である。 本実施形態の電子商取引方法の処理手順例1を示す図である。 本実施形態の電子商取引方法の処理手順例2を示す図である。 本実施形態の電子商取引方法の処理手順例3を示す図である。 本実施形態の電子商取引方法の処理手順例4を示す図である。 本実施形態の電子商取引方法の処理手順例5を示す図である。 本実施形態における処理イメージ例1を示す図である。 本実施形態における処理イメージ例2を示す図である。 本実施形態における処理イメージ例3を示す図である。 本実施形態における処理イメージ例4を示す図である。 本実施形態における処理イメージ例5を示す図である。
符号の説明
100 電子商取引システム
101 記憶装置
102 プログラム
103 メモリ
104 CPU
105 入力インターフェイス
106 出力インターフェイス
107 通信装置
110 商談情報取得部
111 在庫検索部
112 購入情報格納部
113 通知部
125 在庫情報データベース
126 商談バスケットデータベース
127 購入バスケットデータベース
128 ユーザ情報データベース
129 販売者情報データベース
130 商品情報データベース
140 ネットワーク
200 利用者端末
300 商品販売企業端末

Claims (6)

  1. 利用者からの商品購入希望に応じて電子商取引処理を行うコンピュータシステムであって、
    各商品販売企業の商品の在庫情報を格納している在庫情報データベースを備える記憶装置と、
    利用者からの各種入力を受付ける入力インターフェイスと、
    出力データを出力する出力インターフェイスと、
    商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを前記入力インターフェイスから受け付けて、当該商品購入希望データを商談情報として商談バスケットデータベースに格納する商談情報取得処理と、
    前記商談バスケットデータベースに格納されている商談情報をメモリに読み出して、当該商談情報が含む商品特定情報をキーにし、前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行する在庫検索処理と、
    前記商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上であるか、前記在庫情報データベースで検索した在庫情報で判定し、前記商品の在庫が購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を購入バスケットデータベースに格納する購入情報格納処理と、
    前記購入バスケットデータベースにおける購入情報を出力インターフェイスに出力し、当該購入情報に応じた利用者からの購入要求を入力インターフェイスから受け付けて、この購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示を、該当商品の商品販売企業の端末に通知する通知処理と、を実行する演算装置と、
    を備えることを特徴とする電子商取引システム。
  2. 前記商談情報取得処理は、商品の購入希望者が備える利用者端末のネットワーク上のアドレスを入力インターフェイスより取得して、このアドレスを商談情報に含めて商談バスケットデータベースに格納し、
    前記通知処理は、前記購入情報格納処理において前記購入バスケットデータベースに格納された購入情報について、当該購入情報が含むアドレスを読取り、当該アドレスに宛てて、前記購入バスケットデータベースにおける前記購入情報の格納事象の発生を通知する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子商取引システム。
  3. 前記商談情報取得処理は、該当商品の商談期間を入力インターフェイスより取得して、この商談期間を商談情報に含めて商談バスケットデータベースに格納し、
    前記在庫検索処理は、前記商談情報が含む商談期間を読み出し、当該商談期間内に前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行し、
    前記購入情報格納処理は、前記商品の在庫が前記商談期間内に前記商談情報の含む購入希望数以上であるとの判定結果を得られなかった場合、前記商談バスケットデータベースにおける該当商談情報のレコードを削除する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の電子商取引システム。
  4. 前記通知処理は、該当商品の購入意思を確認する猶予期間たる購入予約期間を入力インターフェイスから受け付けて、前記購入要求が前記購入予約期間内に入力インターフェイスにて入力されなかった場合、前記購入バスケットデータベースにおける該当購入情報を削除する、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子商取引システム。
  5. 利用者からの商品購入希望に応じて電子商取引処理を行うコンピュータが、
    各商品販売企業の商品の在庫情報を格納している在庫情報データベースを備える記憶装置と、利用者からの各種入力を受付ける入力インターフェイスと、出力データを出力する出力インターフェイスと、演算装置とを備え、
    商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを前記入力インターフェイスから受け付けて、当該商品購入希望データを商談情報として商談バスケットデータベースに格納する商談情報取得処理と、
    前記商談バスケットデータベースに格納されている商談情報をメモリに読み出して、当該商談情報が含む商品特定情報をキーにし、前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行する在庫検索処理と、
    前記商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上であるか、前記在庫情報データベースで検索した在庫情報で判定し、前記商品の在庫が購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を購入バスケットデータベースに格納する購入情報格納処理と、
    前記購入バスケットデータベースにおける購入情報を出力インターフェイスに出力し、当該購入情報に応じた利用者からの購入要求を入力インターフェイスから受け付けて、この購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示を、該当商品の商品販売企業の端末に通知する通知処理と、
    を実行することを特徴とする電子商取引方法。
  6. 利用者からの商品購入希望に応じて電子商取引処理を行べく、各商品販売企業の商品の在庫情報を格納している在庫情報データベースを備える記憶装置と、利用者からの各種入力を受付ける入力インターフェイスと、出力データを出力する出力インターフェイスと、演算装置とを備えるコンピュータに、
    商品特定情報および購入希望数を含む商品購入希望のデータを前記入力インターフェイスから受け付けて、当該商品購入希望データを商談情報として商談バスケットデータベースに格納するステップと、
    前記商談バスケットデータベースに格納されている商談情報をメモリに読み出して、当該商談情報が含む商品特定情報をキーにし、前記在庫情報データベースでの該当商品の在庫情報の検索を実行するステップと、
    前記商品特定情報に該当する商品の在庫が、前記商談情報の含む購入希望数以上であるか、前記在庫情報データベースで検索した在庫情報で判定し、前記商品の在庫が購入希望数以上である場合、前記商品の商品特定情報および購入希望数の情報を含む購入情報を購入バスケットデータベースに格納するステップと、
    前記購入バスケットデータベースにおける購入情報を出力インターフェイスに出力し、当該購入情報に応じた利用者からの購入要求を入力インターフェイスから受け付けて、この購入要求が示す商品および購入希望数に関する購入処理指示を、該当商品の商品販売企業の端末に通知するステップと、
    を実行させる電子商取引プログラム。
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