JP2009093423A - キュー機能を備えるプログラマブル論理制御装置とその方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作端がプログラマブル論理制御装置(PLC)へ効果的にアクセスできること。
【解決手段】キュー機能を備えるプログラマブル論理制御装置(PLC)及びその方法はコマンド送受信ユニットにより複数操作端の1つから第1入力コマンドを受ける。コマンド送受信ユニットはPLCがその瞬間コマンドを処理しているかどうかを判断する。プロセッサは第1入力コマンドを処理し、処理中のコマンドがない場合、応答を送り返す。プロセッサが第1入力コマンドを処理中の場合、コマンド受信ユニットはコマンドキューへ第2入力コマンドを置き、第2入力コマンドへ優先設定を与える。PLCがその現在のタスクを終了すると、PLCは更にキュー中の最高処理優先を有するコマンドを処理する。従って、PLCプロセッサは操作端からの各コマンドを順に処理することができる。
【選択図】図2
【解決手段】キュー機能を備えるプログラマブル論理制御装置(PLC)及びその方法はコマンド送受信ユニットにより複数操作端の1つから第1入力コマンドを受ける。コマンド送受信ユニットはPLCがその瞬間コマンドを処理しているかどうかを判断する。プロセッサは第1入力コマンドを処理し、処理中のコマンドがない場合、応答を送り返す。プロセッサが第1入力コマンドを処理中の場合、コマンド受信ユニットはコマンドキューへ第2入力コマンドを置き、第2入力コマンドへ優先設定を与える。PLCがその現在のタスクを終了すると、PLCは更にキュー中の最高処理優先を有するコマンドを処理する。従って、PLCプロセッサは操作端からの各コマンドを順に処理することができる。
【選択図】図2
Description
この発明はプログラマブル論理制御装置(PLC)、特に操作端から送られるコマンドを一時的にストアするためのコマンドキューを備えるプログラマブル論理制御装置(PLC)に関する。
工場オートメーション分野で、発展する傾向は時間節約、省力及び自動制御を提供することである。従来の工場オートメーションは自動制御を提供するため、リレー、ボタンスイッチ、タイマ、カウンタ及び検知スイッチを利用する。しかし、リレー、ボタンスイッチ、タイマ、カウンタ及び検知スイッチを制御するための制御装置は新しい適用には再調整を必要とする。従って、プログラマブル論理制御装置(PLC)は、より様々な制御を提供するように発展している。
PLCは長い間、工業界で広く採用されており、機械と電気の一体化環境でいつでもその中へ制御コマンドをロードすることを可能にする。従ってPLCは入力制御コマンドにより機械を制御できる。
図1は複数操作端10によりアクセスされる従来のPLC20に対する操作の概略図を示す。操作端10の1つがPLC20へコマンドを送る場合、コマンドはネットワークバス30を介してPLC20へ送られる。PLC20のコマンド送受信ユニット202がコマンドを受け、次にその中のプロセッサ201による処理のためPLC20へコマンドを送る。コマンド処理終了後、結果応答を元の操作端10へ送り返す。上記の状況は1つだけの操作端がPLC20へアクセスするような状況には適している。しかし、多くの操作端がほぼ同時にPLC20へアクセスしたい場合、コマンドは衝突又は喪失の危険がある。この状況でPLC20は各コマンドを処理し、操作端へ所望データと共に各コマンドに応答することはできない。換言すると、多くの操作端が同時にPLC20へアクセスしようとする場合、操作端はPLC20へ効果的にアクセスすることができない。
この発明の目的はプログラマブル論理制御装置(PLC)へキュー機能を提供することである。PLCが現在のタスクでビジーの場合、未処理コマンドはキューへ一時的にストアされる。従って各操作端はデータ喪失なく応答を得ることができる。
従って、この発明はキュー機能を備えるプログラマブル論理制御ユニット(PLC)及びその方法を提供する。キュー機能を備えるPLCは最初にコマンド送受信ユニットにより複数操作端の1つからの第1入力コマンドを受ける。コマンド送受信装置はPLCがその瞬間コマンドを処理中かどうかを判断する。処理中のコマンドがない場合、プロセッサが第1入力コマンドを処理し、応答を送り返す。プロセッサが第1コマンドを処理中の場合、コマンド受信ユニットはコマンドキューへ第2入力コマンドを置き、第2入力コマンドへ優先設定を与える。PLCがその現在のタスクを終了すると、PLCは更に最高優先処理を有するキューの中のコマンドを処理する。従って、PLCプロセッサは順に操作端からの各コマンドを処理することができる。
新規性があると考えられる本発明の特徴は付属特許請求の範囲で詳細に説明される。しかし本発明自身は、付属図面に関して本発明のある典型的実施形態を記述する本発明の以下の詳細説明を参照することにより最もよく理解される。
図2はこの発明によるキュー機能を備えるPLCのブロック図を示す。複数操作端1がモードバスTCPプロトコルを介してPLC3へアクセスしようとすると、操作端1からのコマンドが先入れ先出しで、PLC3のキュー32へストアされる。従ってPLC3はデータ喪失防止のためコマンドキュー32からフェッチされるコマンドへ順にアクセスできる。
第1操作端11がネットワークバス2を介してPLC3へ第1コマンド111を送る場合、コマンド送受信ユニット31は第1コマンド111を受ける。その時PLCにより処理される他のコマンドがある場合、コマンド送受信ユニット31はコマンドキュー32へ第1コマンド111をストアする。その時PLCにより処理されるコマンドがない場合、コマンド送受信ユニット31はその中で処理するためのマイクロ制御ユニット(MCU)33へ第1コマンド111を送る。MCU33が第1コマンド111を処理している場合、又は第1コマンド111に関連する第一応答を送り返し中の場合、及び第2操作端12がPLC3へ第2コマンド121を送信中の場合、コマンド送受信ユニット31はコマンドキュー32へ第2コマンド121をストアする。第1コマンド111を処理し、第1応答をネットワークバス2を介して第1操作端11へ送り返した後、第2キュー32はコマンド送受信ユニット31を介してMCU33へその中にストアされる第2コマンド121を送り、これによりMCU33は更に第2コマンド121を処理する。
MCU33が第2コマンド121を処理中の場合、又は第2コマンド121に関連する第2応答を送り返す最中で、第3操作端13がPLC3へ第3コマンド131を送信中の場合、コマンド送受信ユニット31はコマンドキュー32へ第3コマンド131をストアする。第2コマンド121を処理し、第2応答を、ネットワークバス2を介して第2操作端12へ送り返した後、コマンドキュー32はその中にストアされた第3コマンド131をコマンド送受信ユニット31を介してMCU33へ送信し、これによりMCU33は更に第3コマンド131を処理する。このようにして、複数操作端から送られるコマンドは先入れ先出しで処理される。従って、PLC用コマンドは全てデータ喪失なく公平かつ正確に処理できる。
図3はこの発明によるPLC用キュー機能を備える方法のフローチャートを示す。ステップ100で、コマンド送受信ユニット31は複数操作端からのコマンドを順に受ける。この表示で、第1コマンド111は最初に第1操作端11から送られ、コマンド送受信装置31により受信される。
ステップ102で、コマンド送受信ユニット31はその時、何かのコマンドがMCUにより処理されているかどうかを判断する。もしMCUでコマンドが処理されていないならば、次にステップ104で新しく受信される第1コマンド111をMCUにより処理する。その後、ステップ106で第1コマンド111に対応する第1応答が第1操作端11へ送り返される。
ステップ102で第1コマンド111が処理され、第2コマンド121が受信される場合、ステップ102はその時、さらにMCUによるコマンド処理があると判断する。従って、ステップ108で第2コマンド121はコマンドキューにストアされる。MCUが第1コマンド111の処理を終了後、キューのいずれかのコマンドが最高処理優先を持つかどうかを判断するため、最高処理優先のコマンドがコマンドキューで第1位置のコマンドである、ステップ110を実行する。この場合、第2コマンド121はコマンドキューの中で処理優先を得る。第2コマンド121のような処理優先のコマンドが確認されると、第2コマンドを処理するため、ステップ104と106を実行する。ステップ110でアクセス優先を有するコマンドがない場合、ステップ112を実行し、アクセス優先を割り当てられるコマンドを待機する。
図4A〜4Oに関して、この発明によるPLC用キュー機能を提供する方法の操作を示す。ネットワークバス2を介してPLC3へアクセスする3つの操作端11、12及び13がある。この発明によるPLC用キュー機能を備える方法により、PLCへアクセスするため操作端11、12および13から送られるコマンドを無視せず公平に正確に処理できる。
第1コマンド111、第2コマンド121及び第3コマンド131が操作端11、12及び13により順に送られる場合、コマンド送受信ユニット31も第1コマンド111、第2コマンド121及び第3コマンド131を順に受信する。コマンド送受信ユニット31は処理用MCU33へ第1コマンド111を送り、次に図4Dに示すようなコマンドキュー32へ第2コマンド121と第3コマンド131を送る。
MCU33が第1コマンド111の処理を終了後、MCU33は第1コマンド111に応答するため第1操作端11へ第1応答112を送り返す。その後、第2コマンド121をコマンドキュー32からフェッチし、コマンド送受信ユニット31を介してMCU33へ送信する。この時点で、第1操作端11は第1応答112を受け、次に第4コマンド113を送信する。コマンド送受信ユニット31が第4コマンド113を受けると、MCUは図4Hに示すように、その瞬間第2コマンド121をストアしているので、コマンド送受信ユニット31はコマンドキュー32に第4コマンド113をストアする。
第2コマンド121を処理した後、第2応答122を第2操作端12へ送る。第3コマンド131をコマンドキュー32からフェッチし、次にコマンド送受信ユニット31を介してMCU33へ送る。コマンド131を処理後、第3応答132を第3操作端13へ送る。その後、第4コマンド113をコマンドキュー32からフェッチし、次にコマンド送受信ユニット31を介してMCU33へ送る。第4コマンド113を処理後、第3応答132を第3操作端13へ送る。このように、操作端11、12及び13は全てPLC3からの応答を成功的に得ることができる。
上記から分かるように、この発明によるキュー機能を備えるPLC及びキュー機能を提供する方法は多くの操作端が同時にPLCへアクセスすることを可能にする。
この発明はその好適実施形態に関して述べて来たが、本発明はその詳細へ限定されないことは理解されるだろう。色々な置換及び変形は上記で示唆し、他にも当業者には思いつくだろう。従って、この種の置換と変形は全て付属の特許請求の範囲に規定する本発明の範囲内に包含されることを意図する。
1:操作端
2:ネットワークバス
3:PLC
2:ネットワークバス
3:PLC
Claims (5)
- 複数操作端によりアクセスされるプログラマブル論理制御装置(PLC)にキュー機能を備える方法であって、
a)操作端の1つから入力コマンドを受け、PLCが何かのコマンドを処理中かどうかを判断し;
b)PLCがなにもコマンドを処理していない場合、入力コマンドを処理し;
c)PLCが別のコマンドを処理中の場合、コマンドキューに入力コマンドをストアし;
d)PLCが処理を終了後、最高処理優先のコマンドをフェッチする、ことからなる方法。 - 最高処理優先のコマンドはコマンドキューの中の第1位置にあるコマンドである、請求項1に記載の方法。
- 請求項1に記載の方法であって、更にコマンドを送る操作端へコマンドに関連する応答を送ることを含む方法。
- 請求項1に記載の方法であって、更にPLCと操作端を接続するネットワークバスを備えることを含む方法。
- キュー機能を有し、ネットワークバスを介して複数操作端に接続されるプログラマブル論理装置(PLC)であって:
ネットワークバスへ電気接続され、操作端からコマンドを受け、そして操作端へ応答を送るコマンド送受信ユニット;
コマンド送受信ユニットへ電気接続され、未処理コマンドをストアするコマンドキュー;及び
コマンド送受信ユニットへ電気接続され、操作端から送られるコマンドを処理し、そして処理コマンドに対応する操作端へ応答を送るマイクロ制御ユニット、を含むプログラマブル論理制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2007263491A JP2009093423A (ja) | 2007-10-09 | 2007-10-09 | キュー機能を備えるプログラマブル論理制御装置とその方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP6058122B2 (ja) * | 2013-03-25 | 2017-01-11 | 三菱電機株式会社 | バスマスタ、バスシステム及びバス制御方法 |
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Citations (1)
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JPH07121308A (ja) * | 1993-10-26 | 1995-05-12 | Fujitsu Ltd | ディスク装置のライトバック制御方法 |
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