JP2009093322A - 行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラム - Google Patents

行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラム Download PDF

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賢二 中村
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和宏 相良
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寛 空田
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浩 藤田
Eiji Yoshida
英司 吉田
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Abstract

【課題】利用者の健康状態および利用者の現在位置や移動速度等をリアルタイムに把握でき、利用者の健康状態に応じた健康促進のためにとるべき行動をリアルタイムに利用者に指示できる、行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成し、携帯情報端末装置から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測し、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置に送信すること特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラムに関するものである。
従来の技術として、(特許文献1)の健康管理支援システムは、血圧計や体重計等から測定した測定データを携帯電話等の携帯情報端末を介して医療機関等のサーバ装置に容易に送信し、その測定データに応じて医療機関等から健康に関するアドバイスを受けることを可能にし、利用者の健康状態を把握することはできるようにしたものである。
また、(特許文献2)の統合健康情報管理システムは、万歩計(登録商標)およびGPS機能付携帯情報端末(例えば、携帯電話等)を介して歩行量や歩行距離から運動量の把握を容易にし、飲食店または食料販売店等のレジスターの記憶装置に保管された食料品の栄養素量を購入時に利用者の小型記憶媒体に記憶することで飲食量の把握を容易にし、そして、カロリーの摂取量と消費量のバランスを保つために、利用者に対し次にとるべき適切な食事量と運動量を記載した電話メールを利用者の携帯電話等に送信するものである。
特開2003−245254号公報 特開2002−24404号公報
しかしながら、従来の携帯情報端末を用いた健康管理サービスにおいては、利用者の健康を促進するために利用者の健康状態に応じた利用者がとるべき行動をリアルタイムに指示することができないという問題点を有している。
特に、(特許文献1)の健康管理支援システムでは、利用者の健康状態を把握してはいるものの、利用者の現在位置や移動速度等を把握することができないという問題点を有している。
また特に、(特許文献2)の統合健康情報管理システムでは、カロリー摂取量と消費量のみに注目しており、利用者の携帯電話に内蔵されたGPS機能等により運動量を把握してはいるものの、利用者の健康状態を表す血圧や疲労度等を把握できないという問題点を有している。
本発明は、上記に鑑みてなされたものである。本発明において、装置の操作を容易にし、装置の小型化およびコストダウンを実現でき、利用者の健康状態および利用者の現在位置や移動速度等をリアルタイムに把握でき、利用者の健康状態に応じた健康促進のためにとるべき行動をリアルタイムに利用者に指示できる、行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
また、上述した課題を解決し、上述した目的を達成するために、本発明は、行動指示情報管理装置と携帯情報端末装置とから構成される行動指示情報管理システムであって、行動指示情報管理装置は、携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成する周辺マップ作成手段と、携帯情報端末装置から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測する行動予測手段と、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した利用者の行動と行動予測手段によって予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達手段と、を備え、携帯情報端末装置は、利用者情報測定部を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達手段と、生体情報測定部を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部を介して入力された生体情報を収集して、行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達手段と、行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、表示部に表示して伝達する、および/または、音声出力部を介して音声によって伝達することにより、利用者に対し行動を指示する行動指示手段と、を備えたものである。
本発明によれば、装置の操作を容易にし、装置の小型化およびコストダウンを実現でき、利用者の健康状態および利用者の現在位置や移動速度等をリアルタイムに把握でき、利用者の健康状態に応じた健康促進のためにとるべき行動をリアルタイムに利用者に指示できる、行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラムが得られる。
第1の発明の行動指示情報管理装置は、利用者が携帯可能な携帯情報端末装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置であって、上記制御部は、上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき上記利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成手段と、上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測手段と、上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測手段によって予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動指示情報を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成し、携帯情報端末装置から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測し、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した利用者の行動と予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置に送信するという作用を有する。
第2の発明の行動指示情報管理装置は、上記第1の発明の行動指示情報管理装置において、上記行動指示情報伝達手段は、上記行動予測手段によって予測された上記行動予測情報が上記利用者の行動と異なる場合、利用者毎に個別に設定される行動予測パラメータの重み付けを学習し、上記記憶部に格納するパラメータ学習手段をさらに備えたことを特徴とする。
本発明によれば、行動指示情報の伝達において、予測された行動予測情報が利用者の行動と異なる場合、利用者毎に個別に設定される行動予測パラメータの重み付けを学習するという作用を有する。
第3の発明の行動指示情報管理装置は、上記第1の発明の行動指示情報管理装置において、上記利用者情報は、3軸加速度データ、または、3次元座標データを含むことを特徴する。
本発明によれば、利用者情報は、3軸加速度データ、または、3次元座標データを示すという作用を有する。
第4の発明の行動指示情報管理装置は、上記第1の発明の行動指示情報管理装置において、上記マップ情報は、上記利用者の現在位置とともに、当該利用者の周辺に存在する階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちの少なくとも1つを表示することを特徴とする。
本発明によれば、マップ情報は、利用者の現在位置とともに、当該利用者の周辺に存在する階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちの少なくとも1つを表示するという作用を有する。
第5の発明の行動指示情報管理装置は、上記第1の発明の行動指示情報管理装置において、上記生体情報は、乳酸値、体重、体重または体脂肪の変化率、および脈拍データのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
本発明によれば、生体情報は、乳酸値、体重、体重または体脂肪の変化率、および脈拍データのうちの少なくとも1つを示すという作用を有する。
第6の発明の行動指示情報管理装置は、上記第1の発明の行動指示情報管理装置において、上記行動予測情報は、上記利用者が階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを選択するか予測する情報を含むことを特徴とする。
本発明によれば、行動予測情報は、利用者が階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを選択するか予測するという作用を有する。
第7の発明の行動指示情報管理装置は、上記第1の発明の行動指示情報管理装置において、上記行動指示情報は、上記マップ情報を表示し、上記行動予測手段によって予測された行動予測情報に基づいて、上記利用者に対し、階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを使用するよう指示する情報を含むことを特徴とする。
本発明によれば、行動指示情報は、マップ情報を表示し、予測された行動予測情報に基づいて、利用者に対し、階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを使用するよう指示するという作用を有する。
第8の発明の行動指示情報管理装置は、上記第2の発明の行動指示情報管理装置において、上記行動予測パラメータは、上記利用者毎に個別に設定される、過去に蓄積された行動パターン、疲労度、乳酸値、体重または体脂肪の変化率、緊急度、および歩行速度に関するパラメータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする。
本発明によれば、行動予測パラメータは、利用者毎に個別に設定される、過去に蓄積された行動パターン、疲労度、乳酸値、体重または体脂肪の変化率、緊急度、および歩行速度に関するパラメータのうちの少なくとも1つを示すという作用を有する。
第9の発明の携帯情報端末装置は、利用者に行動予測情報を提供する行動予測情報管理装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置であって、上記制御部は、上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達手段と、上記生体情報測定部を制御して上記利用者の生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達手段と、上記行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、利用者情報測定部を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、生体情報測定部を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部を介して入力された生体情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、表示部に表示して伝達する、および/または、音声出力部を介して音声によって伝達することにより、利用者に対し行動を指示するという作用を有する。
第10の発明の携帯情報端末装置は、上記第9の発明の携帯情報端末装置において、上記利用者情報測定部は、3軸加速度センサ、または、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)システムであることを特徴とする。
本発明によれば、利用者情報測定部は、3軸加速度センサ、または、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)システムとして機能するという作用を有する。
第11の発明の携帯情報端末装置は、上記第9の発明の携帯情報端末装置において、上記生体情報測定部は、脈拍センサ、万歩計(登録商標)、体温計、血圧計、乳酸値測定計、体重計、および体脂肪測定計のうちの少なくとも1つであることを特徴とする。
本発明によれば、生体情報測定部は、脈拍センサ、万歩計(登録商標)、体温計、血圧計、乳酸値測定計、体重計、および体脂肪測定計のうちの少なくとも1つとして機能するという作用を有する。
第12の発明の行動指示情報管理システムは、利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置と、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置と、を有線または無線を介して通信可能に接続された行動指示情報管理システムであって、上記行動指示情報管理装置の上記制御部は、上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成手段と、上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測手段と、上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測手段によって予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動指示情報を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達手段と、を備え、上記携帯情報端末装置の上記制御部は、上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の上記利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達手段と、上記生体情報測定部を制御して上記利用者の上記生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達手段と、上記行動指示情報管理装置から送信された上記行動予測情報に基づいた上記行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、行動指示情報管理装置において、携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成し、携帯情報端末装置から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測し、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した利用者の行動と予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置に送信し、携帯情報端末装置において、利用者情報測定部を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、生体情報測定部を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部を介して入力された生体情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、表示部に表示して伝達する、および/または、音声出力部を介して音声によって伝達することにより、利用者に対し行動を指示するという作用を有する。
第13の発明の行動指示情報管理方法は、利用者が携帯可能な携帯情報端末装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置において実行される行動指示情報管理方法であって、上記制御部において実行される、上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも利用者情報を有する利用者情報に基づき上記利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成ステップと、上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測ステップと、上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測ステップにて予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成し、携帯情報端末装置から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測し、利用者情報に基づき現在の利用者の行動とを判別し、判別した利用者の行動と予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置に送信するという作用を有する。
第14の発明の行動指示方法は、利用者に行動予測情報を提供する行動予測情報管理装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置において実行される行動指示方法であって、上記制御部において実行される、上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達ステップと、上記生体情報測定部を制御して上記利用者の生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達ステップと、上記行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、利用者情報測定部を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、生体情報測定部を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部を介して入力された生体情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、表示部に表示して伝達する、および/または、音声出力部を介して音声によって伝達することにより、利用者に対し行動を指示するという作用を有する。
第15の発明のプログラムは、利用者が携帯可能な携帯情報端末装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置に実行させるためのプログラムであって、上記制御部において実行される、上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき上記利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成ステップと、上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測ステップと、上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測ステップにて予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成し、携帯情報端末装置から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測し、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した利用者の行動と予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置に送信するという作用を有する。
第16の発明のプログラムは、利用者に行動予測情報を提供する行動予測情報管理装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置に実行させるためのプログラムであって、上記制御部において実行される、上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達ステップと、上記生体情報測定部を制御して上記利用者の生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達ステップと、上記行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示ステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、利用者情報測定部を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、生体情報測定部を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部を介して入力された生体情報を収集して行動指示情報管理装置に送信し、行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、表示部に表示して伝達する、および/または、音声出力部を介して音声によって伝達することにより、利用者に対し行動を指示するという作用を有する。
以下に、本発明に係る行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施の形態により本発明が限定されるものではない。
[本発明の概要]
以下、本発明の概要について説明し、その後、本発明の構成および処理等について詳細に説明する。
本発明は、概略的に、以下の基本特徴を有する。すなわち、本発明の行動指示情報管理装置は、利用者が携帯可能な携帯情報端末装置と有線または無線を介して通信可能に接続され、記憶部と制御部とを少なくとも備えて構成される。
まず、本発明は、携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成する。
ここで、「利用者情報」とは、位置、速度、加速度等であり、例えば、3軸加速度データ、または、3次元座標データであってもよい。
ここで、「マップ情報」とは、利用者周辺の地図等であり、例えば、利用者の現在位置とともに、当該利用者の周辺に存在する階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちの少なくとも1つを表示するものであってもよい。
次に、本発明は、携帯情報端末装置から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測した行動予測情報を作成する。
ここで、「生体情報」とは、例えば、乳酸値、体重、体重または体脂肪の変化率、および脈拍データのうちの少なくとも1つを示すものであってもよい。
ここで、[行動予測情報]とは、例えば、上記利用者が階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを選択するか予測するものであってもよい。
そして、本発明は、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した利用者の行動と予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置に送信する。
ここで、行動指示情報は、マップ情報を表示し、予測された行動予測情報に基づいて、利用者に対し、階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを使用するよう指示するものである。
またここで、本発明は、行動指示情報の伝達において、予測された行動予測情報が現在の利用者の行動と異なる場合、利用者毎に個別に設定される行動予測パラメータの重み付けを学習する。
ここで、「行動予測パラメータ」とは、例えば、利用者毎に個別に設定される、過去に蓄積された行動パターン、疲労度、乳酸値、体重または体脂肪の変化率、緊急度、および歩行速度に関するパラメータのうちの少なくとも1つを示すものであってもよい。以上で、本発明の概要の説明を終える。
[1.行動指示情報管理システム構成]
まず、本行動指示情報管理システムの構成について、図1、図3および図4、図7〜図9を参照して説明する。図1は、本発明が適用される本行動指示情報管理システム構成の一例を示すブロック図であり、該構成のうち本発明に関係する部分のみを概念的に示している。図1において、符号100は、行動指示情報管理装置であり、符号102は、制御部であり、符号102aは、周辺マップ作成部であり、符号102bは、行動予測部であり、符号102cは、行動指示情報伝達部であり、符号102dは、パラメータ学習部であり、符号104は、通信制御インターフェース部であり、符号106は、記憶部であり、符号106aは、マップ情報データベースであり、符号106bは、行動予測情報データベースである。また、符号200は、携帯情報端末装置であり、符号202は、制御部であり、符号202aは、利用者情報伝達部であり、符号202bは、生体情報伝達部であり、符号202cは、行動指示部であり、符号204は、通信制御インターフェース部であり、符号206は、記憶部であり、符号206aは、利用者情報データベースであり、符号206bは、生体情報データベースであり、符号208は、入出力制御インターフェース部であり、符号210は、利用者情報測定部であり、符号211は、生体情報測定部であり、符号212は、入力部であり、符号213は、表示部であり、符号214は、音声出力部であり、符号300は、ネットワークである。
なお、本システムは、概略的に行動指示情報管理装置100と、利用者情報測定部210と生体情報測定部211とを備える携帯情報端末装置200とを、有線または無線のネットワーク300を介して通信可能に接続して構成されている。まず行動指示情報管理装置100の構成について説明し、次に携帯情報端末装置200の構成について説明する。
[1−1.行動指示情報管理装置100の構成]
図1において行動指示情報管理装置100は、概略的に、行動指示情報管理装置100の全体を統括的に制御するCPU等の制御部102、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェース部104、および、各種のデータベースやテーブルなどを格納する記憶部106を備えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。さらに、この行動指示情報管理装置100は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信可能に接続されている。
図1において、ネットワーク300は、行動指示情報管理装置100と携帯情報端末装置200とを相互に接続する機能を有し、例えば、有線または無線のインターネット、イントラネット、および電話通信網等である。
記憶部106に格納される各種のデータベースやテーブル(マップ情報データベース106aおよび行動予測情報データベース106b)は、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベース等を格納する。
これら記憶部106の各構成要素のうち、マップ情報データベース106aは、携帯情報端末装置200から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき作成された利用者の周辺のマップ情報を記憶するマップ情報記憶手段である。図3および図4は、マップ情報データベース106aに格納されるマップ情報の一例を示す図である。このマップ情報データベース106aに格納される情報は、図3および図4に示すように、利用者の現在位置とともに、当該利用者の周辺に存在する階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちの少なくとも1つを表示している。
また、行動予測情報データベース106bは、携帯情報端末装置200から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測した行動予測情報を記憶する行動予測情報記憶手段である。図7および図8は、行動予測情報データベース106bに格納される行動予測情報の一例を示す図である。
また、行動予測情報データベース106bに格納される情報は、図7および図8に示す一例においては、利用者が階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを選択するか予測している。具体的には、利用者の生体情報(例えば、乳酸値、体重、体重または体脂肪の変化率、および脈拍データ等)に基づいて行動予測パラメータを設け、利用者の状況に応じた個別の設定ができるよう各パラメータに重み付けをしておき、携帯情報端末装置200より送信された利用者の現在の利用者情報および生体情報に基づいて、2値テーブルにて+1か−1かを判断し点数をつけ、この点数の合計点数によって行動を予測する。ここで、予測された行動予測情報が現在の利用者の行動と異なる場合、利用者毎に個別に設定される行動予測パラメータの重み付けを学習して、行動予測情報データベース106b内の行動予測パラメータの重み付けを変更してもよい。ここで、図7の場合は、合計点数がプラスの値であったため、現在の健康状態は良好と判断し、利用者は階段を使用すると予測している。一方、図8の場合は、合計点数がマイナスの値であったため、現在の健康状態が良好でないと判断し、利用者はエレベーターを使用すると予測している。
図1に戻り、通信制御インターフェース部104は、行動指示情報管理装置100とネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェース部104は、他の端末と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
また、図1において、入出力制御インターフェース(図示せず)は、入力部(図示せず)や出力部(図示せず)の制御を行ってもよい。ここで、出力部としては、モニタ(家庭用テレビを含む)の他、スピーカを用いてもよく、また、入力部としては、キーボード、マウス、およびマイク等を用いてもよい。
また、図1において、制御部102は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、および所要データを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部102は、機能概念的に、周辺マップ作成部102a、行動予測部102b、行動指示情報伝達部102c、パラメータ学習部102dを備えて構成されている。
このうち、周辺マップ作成部102aは、携帯情報端末装置200から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成する周辺マップ作成手段である。
また、行動予測部102bは、携帯情報端末装置200から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて利用者の行動を予測する行動予測手段である。
また、行動指示情報伝達部102cは、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置200に送信する行動指示情報伝達手段である。以上で本行動指示情報管理装置100の構成の説明を終える。
[1−2.携帯情報端末装置200の構成]
図1において、携帯情報端末装置200は、ネットワーク300を介して、行動指示情報管理装置100と相互に接続され、利用者情報測定部210や生体情報測定部211を備えて構成され、利用者の利用者情報や生体情報を行動指示情報管理装置100に送信する機能を有する。
ここで、携帯情報端末装置200は、携帯電話やPDA(Personal Digital Assistant)等として構成していてもよく、そのハードウェア構成は、一般に市販されるワークステーション、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置およびその付属装置により構成していてもよい。また、携帯情報端末装置200の各機能は、携帯情報端末装置200のハードウェア構成中のCPU、ディスク装置、メモリ装置、入力装置、出力装置、通信制御装置等およびそれらを制御するプログラム等により実現される。
図1において携帯情報端末装置200は、概略的に、携帯情報端末装置200の全体を統括的に制御するCPU等の制御部202、通信回線等に接続されるルータ等の通信装置(図示せず)に接続される通信制御インターフェース部204、利用者情報測定部210、生体情報測定部211、入力部212、表示部213、および音声出力部214に接続される入出力制御インターフェース部208、および、各種のデータベースやテーブルなどを格納する記憶部206を備えて構成されており、これら各部は任意の通信路を介して通信可能に接続されている。さらに、この携帯情報端末装置200は、ルータ等の通信装置および専用線等の有線または無線の通信回線を介して、ネットワーク300に通信可能に接続されている。
記憶部206に格納される各種のデータベースやテーブル(利用者情報データベース206aおよび生体情報データベース206b)は、固定ディスク装置等のストレージ手段であり、各種処理に用いる各種のプログラムやテーブルやファイルやデータベース等を格納する。
これら記憶部206の各構成要素のうち、利用者情報データベース206aは、利用者情報測定部210を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して記憶する利用者情報記憶手段である。
また、生体情報データベース206bは、生体情報測定部211を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部212を介して入力された生体情報を収集して記憶する生体情報記憶手段である。
また、図1において、通信制御インターフェース部204は、携帯情報端末装置200とネットワーク300(またはルータ等の通信装置)との間における通信制御を行う。すなわち、通信制御インターフェース部204は、他の端末と通信回線を介してデータを通信する機能を有する。
また、図1において、入出力制御インターフェース部208は、利用者情報測定部210、生体情報測定部211、入力部212、表示部213、および音声出力部214の制御を行う。ここで、利用者情報測定部210としては、3軸加速度センサ、または、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)システム等を用いることができる。また、生体情報測定部211としては、脈拍センサ、万歩計(登録商標)、体温計、血圧計、乳酸値測定計、体重計、および体脂肪測定計のうちの少なくとも1つを用いることができる。また、入力部212としては、キーボードおよびマイク等を用いることができる。また表示部213としては、ディスプレイ等を用いることができる。また音声出力部214としては、スピーカ等を用いることができる。
また、図1において、制御部202は、OS(Operating System)等の制御プログラム、各種の処理手順等を規定したプログラム、および所要データを格納するための内部メモリを有し、これらのプログラム等により、種々の処理を実行するための情報処理を行う。制御部202は、機能概念的に、利用者情報伝達部202a、生体情報伝達部202b、行動指示部202cを備えて構成されている。
このうち、利用者情報伝達部202aは、利用者情報測定部210を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して、行動指示情報管理装置100に送信する利用者情報伝達手段である。
また、生体情報伝達部202b、生体情報測定部211を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部212を介して入力された生体情報を収集して、行動指示情報管理装置100に送信する生体情報伝達手段である。
また、行動指示部202cは、行動指示情報管理装置100から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、表示部213に表示して伝達する、および/または、音声出力部214を介して音声によって伝達することにより、利用者に対し行動を指示する行動指示手段である。図9は、行動指示情報に従って利用者に対し行動を指示する表示の一例を示す図である。図9に示すように、行動指示部202cは、利用者の携帯する携帯情報端末装置200の待ち受け画面に、利用者周辺に存在するエレベーターと階段を表示するマップ情報とともに、利用者の利用者情報と生体情報とに基づいて行動を予測し、階段を使うよう推奨ルートを行動指示情報管理装置100から指示している。例えば、図9に示すように、表示画面上に「階段を使いなさい!余命が10分縮みます」といったメッセージを表示部213に表示してもよく、音声出力部214を介して音声によりメッセージを伝達してもよい。以上で本携帯情報端末装置200の構成の説明を終える。
これにて、本行動指示情報管理システムの構成の説明を終える。
[2.行動指示情報管理システムの処理]
次に、このように構成された本実施の形態における行動指示情報管理システムにおける処理の一例について、以下に図2〜図9を参照して詳細に説明する。
以下、本発明の実施の形態について基本動作を図2を参照して説明する。図2は、本実施の形態の基本動作を示すフローチャートである。本発明の基本動作において、最初にマップ作成処理、次に行動予測処理、そして行動指示および重み付け変更処理の順で説明する。
[2−1.マップ作成処理]
最初に、本発明の基本動作のうちのマップ作成処理について説明する。まず、携帯情報端末装置200は、利用者情報伝達部202aの処理により、利用者情報測定部210を制御して利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して行動指示情報管理装置100に送信する。次に、行動指示情報管理装置100は、制御部102の処理により、利用者情報が送信された現在時間と利用者の現在位置を認識する(ステップSA−1)。ここで、利用者情報測定部210は、3軸加速度センサ、または、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)システムであってもよい。
そして、行動指示情報管理装置100は、制御部102の処理により、記憶部106の行動予測情報データベース106bを参照し、例えば、図7および図8に示すような行動予測情報に基づいて、過去の行動パターンと一致する時間と場所か否かを判断する(ステップSA−2)。
そして、行動指示情報管理装置100の制御部102の処理により、過去の行動パターンと一致する時間と場所でないと判断された場合(ステップSA−2:No)、行動指示情報管理装置100は、制御部102の処理により、記憶部106のマップ情報データベース106aを参照し、例えば、図3および図4に示すようなマップ情報に基づいて、マップがあるか否かを判断する(ステップSA−3)。
そして、行動指示情報管理装置100の制御部102の処理により、マップが存在しないと判断された場合(ステップSA−3:No)、行動指示情報管理装置100は、周辺マップ作成手段102aの処理により、携帯情報端末装置200から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成する(ステップSA−4)。続いて、ステップSA−3の処理に戻り、行動指示情報管理装置100の制御部102の処理により、マップが存在すると判断された場合(ステップSA−3:Yes)、行動予測処理であるステップSA−5の処理に進む。なお、ステップSA−2にて、行動指示情報管理装置100の制御部102の処理により、過去の行動パターンと一致する時間と場所であると判断された場合(ステップSA−2:Yes)は、マップ作成処理を省略し、行動予測処理である直接ステップSA−5の処理に進む。以上でマップ作成処理の説明を終える。
[2−2.行動予測処理]
次に、本発明の基本動作のうちの行動予測処理について説明する。まず、携帯情報端末装置200は、生体情報伝達部202bの処理により、生体情報測定部211を制御して利用者の生体情報を収集する、および/または、利用者の操作により入力部212を介して入力された生体情報を収集して、行動指示情報管理装置100に送信する。そして、行動指示情報管理装置100は、行動予測部102bの処理により、携帯情報端末装置200から送信された利用者の生体情報に基づきマップ情報と組み合わせて、例えば、図5および図6に示すような利用者の行動を予測し、行動予測情報を作成する(ステップSA−5)。ここで、生体情報測定部211は、例えば、図7〜図8に示すような測定データを得るために、脈拍センサ、万歩計(登録商標)、体温計、血圧計、乳酸値測定計、体重計、および体脂肪測定計のうちの少なくとも1つであってもよい。
ここで、図5および図6は、行動予測情報に基づいて利用者の行動を予測する様子の一例を模式的に表した図であり、例えば、図5に示すように、階段とエスカレーターが同一方向にある場合に、3軸加速度データ等からだけでは、利用者がどちらを選択するか予測が困難である状況において、図6では、利用者情報(例えば、3軸加速度データ、歩行速度、過去の行動パターン等)と健康データである生体情報(例えば、乳酸値、体重、体重または体脂肪の変化率、および脈拍データ等)に基づいて、利用者の健康状態を判断した上で、利用者が進行の同一方向にあるエスカレーターか、または階段のどちらを選択するかという行動を予測する様子を模式的に表している。
そして、行動指示情報管理装置100は、行動予測部102bの処理により、記憶部106の行動予測情報データベース106bを参照し、例えば、図7および図8に示すような行動予測パラメータに基づいて点数を算出して、判定がプラスか否かを判断することにより、利用者の行動予測を完了する(ステップSA−6)。なおここで、ステップSA−6にて、図7に示すように、判定がプラスであり利用者が階段を使うと予測された場合(ステップSA−6:Yes)、階段に進んだ場合の行動指示および重み付け変更処理であるステップSA−7に進む。一方、ステップSA−6にて、図8に示すように、判定がマイナスであり利用者がエレベーターを使うと予測された場合(ステップSA−6:No)、エレベーターに進んだ場合の行動指示および重み付け変更処理であるステップSA−8に進む。以上で行動予測処理の説明を終える。
[2−3.行動指示および重み付け変更処理]
最後に、本発明の基本動作のうちの行動指示および重み付け変更処理について説明する。まず、ステップSA−6にて、図7に示すように、判定がプラスであり利用者が階段を使うと予測された場合(ステップSA−6:Yes)、携帯情報端末装置200は、制御部202の処理により、利用者情報測定部210を制御して、現在の利用者の行動を判定する(ステップSA−7)。
ステップSA−7にて判定された結果が、ステップSA−5およびステップSA−6にて予測された結果と異なる場合、すなわち、階段にいかなかった場合(ステップSA−7:No)、行動指示情報管理装置100は、行動指示情報伝達部102cの処理により、利用者情報に基づき現在の利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と行動予測部102cによって予測された行動予測情報との比較結果が異なる場合、行動予測情報に基づき行動指示情報を携帯情報端末装置200に送信する(ステップSA−9)。また同時に、行動指示情報管理装置100は、パラメータ変更部102dの処理により、利用者毎に個別に設定される行動予測パラメータの重み付けを学習し、記憶部106bの行動予測情報データベース106b内の行動予測パラメータの重み付けを変更する(ステップSA−9)。そして、携帯情報端末装置200は、行動指示部202cの処理により、行動指示情報管理装置100から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って、図9に示すように、当該行動指示情報の内容を行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、表示部213に表示して伝達する、および/または、音声出力部214を介して音声によって伝達することにより、利用者に対し行動を指示する。
ここで、ステップSA−7にて判定された結果が、ステップSA−5および6にて予測された結果と同じ場合、すなわち、階段にいった場合(ステップSA−7:Yes)は、行動指示および重み付け変更処理を行わず、処理を終了する。
なお、ステップSA−6にて、図8に示すように、判定がマイナスであり利用者がエレベーターを使うと予測された場合(ステップSA−6:No)、携帯情報端末装置200は、制御部202の処理により、利用者情報測定部210を制御して、現在の利用者の行動を判定する(ステップSA−8)。ステップSA−8以降の処理は、ステップSA−6の判定により、ステップSA−7に進んだ場合と同様の処理を行うので、省略する。以上で、行動指示および重み付け変更処理の説明を終える。
これにて、本行動指示情報管理システムの処理の基本動作の説明を終える。
[他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は、上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてよいものである。
例えば、携帯情報端末装置200の生体情報測定部211を、携帯情報端末装置200内に内蔵する形態で処理を行う場合を一例に説明したが、携帯情報端末装置200は別筐体で構成される生体情報測定装置として構成してもよく、当該生体情報測定装置から赤外線通信等を介して携帯情報端末装置200に測定データを伝送する構成に構成してもよい。
また、実施の形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。
この他、上記文献中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各処理の登録データや検索条件等のパラメータを含む情報、画面例、データベース構成については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、行動指示情報管理装置100および携帯情報端末装置200に関して、図示の各構成要素は機能概略的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。
例えば、行動指示情報管理装置100および携帯情報端末装置200の各装置が備える処理機能、特に制御部102および制御部202にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPU(Central Processing Unit)および当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現することができ、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現することも可能である。なお、プログラムは、後述する記録媒体に記録されており、必要に応じて行動指示情報管理装置100および携帯情報端末装置200に機械的に読み取られる。すなわち、ROMまたはHDなどの記憶部106および記憶部206などは、OS(Operating System)として協働してCPUに命令を与え、各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録されている。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部を構成する。
また、本発明に係るプログラムを、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納することもできる。ここで、この「記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROM、MO、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」、あるいは、LAN、WAN、インターネットに代表されるネットワークを介してプログラムを送信する場合の通信回線や搬送波のように、短期にプログラムを保持する「通信媒体」を含むものとする。
また、「プログラム」とは、任意の言語や記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードやバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OS(Operating System)に代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、実施の形態に示した各装置において記録媒体を読みとるための具体的な構成、読み取り手順、あるいは、読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
記憶部106および記憶部206に格納される各種のデータベース等(マップ情報データベース106a、行動予測情報データベース106b、利用者情報データベース206a、および生体情報データベース206b)は、RAM、ROM等のメモリ装置、ハードディスク等の固定ディスク装置、フレキシブルディスク、光ディスク等のストレージ手段であり、各種処理やウェブサイト提供に用いる各種のプログラムやテーブルやデータベースやウェブページ用ファイル等を格納する。
また、行動指示情報管理装置100および携帯情報端末装置200は、既知のパーソナルコンピュータ、ワークステーション等の情報処理装置を接続し、該情報処理装置に本発明の方法を実現させるソフトウェア(プログラム、データ等を含む)を実装することにより実現してもよい。
さらに、装置の分散・統合の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、各種の付加等に応じた任意の単位で、機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
以上詳述に説明したように、本発明によれば、装置の操作を容易にし、装置の小型化およびコストダウンを実現でき、利用者の健康状態および利用者の現在位置や移動速度等をリアルタイムに把握でき、同一方向に行動対象物があっても、利用者の健康状態に応じた健康促進のためにとるべき行動をリアルタイムに利用者に指示できる、行動指示情報管理装置、携帯情報端末装置、行動指示情報管理システム、行動指示情報管理方法、行動指示方法、およびプログラムを提供することができるので、情報通信分野や健康管理サービス分野等において利用可能である。
本発明が適用される本行動指示情報管理システムの論理構成図 本発明が適用される本行動指示情報管理システムの基本動作の処理を示すフローチャート 本発明のマップ情報の一例を示す図 本発明のマップ情報の一例を示す図 本発明の行動予測情報に基づいた行動予測の一例を示す図 本発明の行動予測情報に基づいた行動予測の一例を示す図 本発明の行動予測パラメータを含む行動予測情報の一例を示す図動予測パラメータを含む行動予測情報の一例を示す図 本発明の行動予測パラメータを含む行動予測情報の一例を示す図動予測パラメータを含む行動予測情報の一例を示す図 本発明の行動指示結果の一例を示す図
符号の説明
100 行動指示情報管理装置
102 制御部
102a 周辺マップ作成部
102b 行動予測部
102c 行動指示情報伝達部
102d パラメータ学習部
104 通信制御インターフェース部
106 記憶部
106a マップ情報データベース
106b 行動予測情報データベース
200 携帯情報端末装置
202 制御部
202a 利用者情報伝達部
202b 生体情報伝達部
202c 行動指示部
204 通信制御インターフェース部
206 記憶部
206a 利用者情報データベース
206b 生体情報データベース
208 入出力制御インターフェース部
210 利用者情報測定部
211 生体情報測定部
212 入力部
213 表示部
214 音声出力部
300 ネットワーク

Claims (16)

  1. 利用者が携帯可能な携帯情報端末装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置であって、
    上記制御部は、
    上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき上記利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成手段と、
    上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測手段と、
    上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測手段によって予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動指示情報を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達手段と、
    を備えたことを特徴とする行動指示情報管理装置。
  2. 請求項1に記載の行動指示情報管理装置において、
    上記行動指示情報伝達手段は、
    上記行動予測手段によって予測された上記行動予測情報が上記利用者の行動と異なる場合、利用者毎に個別に設定される行動予測パラメータの重み付けを学習し、上記記憶部に格納するパラメータ学習手段
    をさらに備えたことを特徴とする行動指示情報管理装置。
  3. 請求項1に記載の行動指示情報管理装置において、
    上記利用者情報は、3軸加速度データ、または、3次元座標データを含むことを特徴する行動指示情報管理装置。
  4. 請求項1に記載の行動指示情報管理装置において、
    上記マップ情報は、上記利用者の現在位置とともに、当該利用者の周辺に存在する階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちの少なくとも1つを表示することを特徴とする行動指示情報管理装置。
  5. 請求項1に記載の行動指示情報管理装置において、
    上記生体情報は、乳酸値、体重、体重または体脂肪の変化率、および脈拍データのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする行動指示情報管理装置。
  6. 請求項1に記載の行動指示情報管理装置において、
    上記行動予測情報は、上記利用者が階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを選択するか予測する情報を含むことを特徴とする行動指示情報管理装置。
  7. 請求項1に記載の行動指示情報管理装置において、
    上記行動指示情報は、上記マップ情報を表示し、上記行動予測手段によって予測された行動予測情報に基づいて、上記利用者に対し、階段、エスカレーター、およびエレベーターのうちいずれか1つを使用するよう指示する情報を含むことを特徴とする行動指示情報管理装置。
  8. 請求項2に記載の行動指示情報管理装置において、
    上記行動予測パラメータは、上記利用者毎に個別に設定される、過去に蓄積された行動パターン、疲労度、乳酸値、体重または体脂肪の変化率、緊急度、および歩行速度に関するパラメータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする行動指示情報管理装置。
  9. 利用者に行動予測情報を提供する行動予測情報管理装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置であって、
    上記制御部は、
    上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達手段と、
    上記生体情報測定部を制御して上記利用者の生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達手段と、
    上記行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示手段と、
    を備えたことを特徴とする携帯情報端末装置。
  10. 請求項9に記載の携帯情報端末装置において、
    上記利用者情報測定部は、3軸加速度センサ、または、グローバル・ポジショニング・システム(GPS)システムであることを特徴とする携帯情報端末装置。
  11. 請求項9に記載の携帯情報端末装置において、
    上記生体情報測定部は、脈拍センサ、万歩計(登録商標)、体温計、血圧計、乳酸値測定計、体重計、および体脂肪測定計のうちの少なくとも1つであることを特徴とする携帯情報端末装置。
  12. 利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置と、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置と、を有線または無線を介して通信可能に接続された行動指示情報管理システムであって、
    上記行動指示情報管理装置の上記制御部は、
    上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成手段と、
    上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測手段と、
    上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測手段によって予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動指示情報を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達手段と、
    を備え、
    上記携帯情報端末装置の上記制御部は、
    上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の上記利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達手段と、
    上記生体情報測定部を制御して上記利用者の上記生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達手段と、
    上記行動指示情報管理装置から送信された上記行動予測情報に基づいた上記行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示手段と、
    を備えたことを特徴とする行動指示情報管理システム。
  13. 利用者が携帯可能な携帯情報端末装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置において実行される行動指示情報管理方法であって、
    上記制御部において実行される、
    上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき上記利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成ステップと、
    上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測ステップと、
    上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測ステップにて予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達ステップと、
    を含むことを特徴とする行動指示情報管理方法。
  14. 利用者に行動予測情報を提供する行動予測情報管理装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置において実行される行動指示方法であって、
    上記制御部において実行される、
    上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の少なくとも位置情報を有する利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達ステップと、
    上記生体情報測定部を制御して上記利用者の生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達ステップと、
    上記行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示ステップと、
    を含むことを特徴とする行動指示方法。
  15. 利用者が携帯可能な携帯情報端末装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、記憶部と制御部とを少なくとも備えた行動指示情報管理装置に実行させるためのプログラムであって、
    上記制御部において実行される、
    上記携帯情報端末装置から送信された少なくとも位置情報を有する利用者情報に基づき上記利用者の周辺のマップ情報を作成し、作成された上記マップ情報を上記記憶部に格納する周辺マップ作成ステップと、
    上記携帯情報端末装置から送信された上記利用者の生体情報に基づき上記マップ情報と組み合わせて上記利用者の行動を予測し、予測された行動予測情報を上記記憶部に格納する行動予測ステップと、
    上記利用者情報に基づき現在の上記利用者の行動を判別し、判別した上記利用者の行動と上記行動予測ステップにて予測された上記行動予測情報との比較結果が異なる場合、上記行動予測情報に基づき上記行動指示情報を上記携帯情報端末装置に送信する行動指示情報伝達ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
  16. 利用者に行動予測情報を提供する行動予測情報管理装置と有線または無線を介して通信可能に接続された、利用者情報測定部と生体情報測定部と入力部と表示部と音声出力部と記憶部と制御部とを少なくとも備えた携帯情報端末装置に実行させるためのプログラムであって、
    上記制御部において実行される、
    上記利用者情報測定部を制御して上記利用者の少なくとも位置情報有する利用者情報を収集して上記記憶部に格納し、行動指示情報管理装置に送信する利用者情報伝達ステップと、
    上記生体情報測定部を制御して上記利用者の生体情報を収集する、および/または、上記利用者の操作により上記入力部を介して入力された上記生体情報を収集して上記記憶部に格納し、上記行動指示情報管理装置に送信する生体情報伝達ステップと、
    上記行動指示情報管理装置から送信された行動予測情報に基づいた行動指示情報に従って当該行動指示情報の内容を上記行動指示情報管理装置にて作成されたマップ情報とともに、上記表示部に表示して伝達する、および/または、上記音声出力部を介して音声によって伝達することにより、上記利用者に対し行動を指示する行動指示ステップと、
    を含むことを特徴とするプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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