JP2009091989A - Baffle plate - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、多気筒の内燃機関におけるオイルパンの上部に設けられるバッフルプレートに関する。 The present invention relates to a baffle plate provided on an upper part of an oil pan in a multi-cylinder internal combustion engine.
内燃機関のクランクの下方には、オイルを貯溜するオイルパンが設けられている。クランク室ではピストンが高速で昇降を繰り返しており、気筒間を空気が相当に高速で流れるため、そのままではオイルパン内のオイルに油面暴れが生じる。 An oil pan for storing oil is provided below the crank of the internal combustion engine. In the crank chamber, the piston repeatedly moves up and down at a high speed, and air flows between the cylinders at a considerably high speed.
このため、特許文献1記載のクランク室構造では、シリンダブロックとオイルパンとの間に周縁部が保持されるバッフルプレートが設けられており、ピストンによる空気の流れがオイルパン内のオイルに与える影響の低減を図っている。 For this reason, in the crank chamber structure described in Patent Document 1, a baffle plate is provided between the cylinder block and the oil pan, and a peripheral portion is held, and the influence of the air flow by the piston on the oil in the oil pan. We are trying to reduce it.
前記特許文献1記載のクランク室構造では、クランク室空間部の一部にバッフルプレートが設けられており、各気筒の直下に連通孔が設けられている。この連通孔はクランクシャフトの軸線に直交する方向に細長い形状となっている。連通孔の周縁部は若干上方に屈曲されており、クランク室内のオイルは、一時的にバッフルプレート上に貯溜され、その後に連通孔を通じてオイルパン内に戻される。 In the crank chamber structure described in Patent Document 1, a baffle plate is provided in a part of the crank chamber space, and a communication hole is provided immediately below each cylinder. The communication hole has an elongated shape in a direction perpendicular to the axis of the crankshaft. The peripheral edge of the communication hole is bent slightly upward, and the oil in the crank chamber is temporarily stored on the baffle plate and then returned to the oil pan through the communication hole.
このような構成では、ピストンにより押し下げられる空気はそのまま連通孔を脱けてバッフルプレートの下側の空間部に導かれる。ピストン位相の異なる気筒間は、連通孔及び下側の空間部を通じて連通され、通気可能である。しかしながら、空気はバッフルプレートの下側の空間部を通ることから、油面暴れを発生させる可能性がある。バッフルプレートの連通孔をあまり大きくすると、バッフルプレートの本来の効果が得られなくなる。また、クランク室から落下するオイルが、不必要にバッフルプレート上に貯溜される。 In such a configuration, the air pushed down by the piston is directly removed from the communication hole and guided to the space below the baffle plate. Cylinders having different piston phases communicate with each other through the communication hole and the lower space, and can be ventilated. However, since air passes through the space below the baffle plate, there is a possibility that oil level fluctuation may occur. If the communication hole of the baffle plate is too large, the original effect of the baffle plate cannot be obtained. Further, the oil falling from the crank chamber is unnecessarily stored on the baffle plate.
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、多気筒の内燃機関で気筒間における空気の流れをスムーズにしてポンピングロスを低減するとともに、オイルパン内のオイル暴れを抑制することのできるバッフルプレートを提供することを目的とする。 The present invention has been made in consideration of such problems, and in a multi-cylinder internal combustion engine, the air flow between the cylinders is smoothed to reduce pumping loss and to suppress the oil rampage in the oil pan. It is an object to provide a baffle plate that can be used.
本発明は、多気筒の内燃機関におけるクランク室とオイルパンとの間に設けられたバッフルプレートであって、以下の特徴を有する。 The present invention is a baffle plate provided between a crank chamber and an oil pan in a multi-cylinder internal combustion engine, and has the following characteristics.
(1) 直列して配置される複数の気筒のうち、隣接する気筒間に亘る前記気筒の軸線方向部分に、前記クランク室の側に向かって凹形状に湾曲する連通凹部を有することを特徴とする。 (1) Among the plurality of cylinders arranged in series, a communicating concave portion that curves in a concave shape toward the crank chamber side is provided in an axial direction portion of the cylinder between adjacent cylinders. To do.
このような連通凹部を設けることにより、多気筒の内燃機関で気筒間における空気の流れをスムーズにしてポンピングロスを低減するとともに、オイルパン内のオイル暴れを抑制することができる。 By providing such a communication recess, the air flow between the cylinders can be made smooth in a multi-cylinder internal combustion engine to reduce the pumping loss, and the oil ramp in the oil pan can be suppressed.
(2) 前記連通凹部の底部には、前記クランク室内と前記オイルパン内とを連通する連通孔が設けられていることを特徴とする。 (2) The bottom of the communication recess is provided with a communication hole that communicates the crank chamber and the oil pan.
このような連通孔によれば、上方から落下するオイルを連通凹部から迅速にオイルパン内に戻すことができ、連通凹部は通気路としての機能を損なうことがない。 According to such a communication hole, oil falling from above can be quickly returned into the oil pan from the communication recess, and the communication recess does not impair the function as the air passage.
(3) 前記内燃機関は、複数の気筒列を有し、前記連通凹部は、前記気筒列に対応して並列して形成され、並列された2つの前記連通凹部の間をつなぐ溝が設けられていることを特徴とする。 (3) The internal combustion engine has a plurality of cylinder rows, and the communication recesses are formed in parallel corresponding to the cylinder rows, and grooves that connect between the two communication recesses arranged in parallel are provided. It is characterized by.
このような溝は、連通凹部間のオイル通路として作用し、一層確実かつ迅速にオイルをオイルパン内に戻すことができる。さらに、該溝はリブとして作用し、バッフルプレートの剛性を上げ、振動を低減できる。 Such a groove acts as an oil passage between the communication recesses, and can return the oil into the oil pan more reliably and quickly. Further, the groove acts as a rib, so that the rigidity of the baffle plate can be increased and vibration can be reduced.
(4) 前記連通凹部は少なくとも2以上設けられ、隣接する前記連通凹部の間の少なくとも1箇所に、前記オイルパンに固定さるためのボス部が形成されていることを特徴とする。 (4) The communication recess is provided with at least two or more, and a boss for fixing to the oil pan is formed at least at one position between the adjacent communication recesses.
隣接する前記連通凹部の間がリブとなり、ボスが該リブに近接して配設されることにより剛性を向上させることができる。さらに、リブが2つのボスの間を接続するように設けられると、剛性を一層向上させることができる。 Rigidity can be improved by forming ribs between the adjacent communication recesses and disposing the bosses close to the ribs. Furthermore, if the rib is provided so as to connect the two bosses, the rigidity can be further improved.
(5) 各気筒の軸線方向部分は、クランク室内とオイルパン内とが前記バッフルプレートによって遮られていることを特徴とする。 (5) The axial direction portion of each cylinder is characterized in that a crank chamber and an oil pan are blocked by the baffle plate.
これにより、ピストンにより押し下げられる空気は、ほとんどがバッフルプレートに当たり、バッフルプレートの下側の空間部に直接的に脱けてしまうことを防止できる。 As a result, most of the air pushed down by the piston hits the baffle plate, and can be prevented from coming off directly into the space below the baffle plate.
(6) 前記連通孔は、クランクシャフトの軸線に平行で、軸線方向の長さが直交方向の幅よりも長い形状であることを特徴とする。これにより、空気の流れがスムーズになるとともに、オイルがオイルパン内に戻りやすい。 (6) The communication hole is parallel to the axis of the crankshaft and has a shape in which the length in the axial direction is longer than the width in the orthogonal direction. Thereby, the flow of air becomes smooth and the oil easily returns into the oil pan.
本発明に係るバッフルプレートによれば、直列して配置される複数の気筒のうち、隣接する気筒間に亘る前記気筒の軸線方向部分に、前記オイルパンの方向に向かって凸形状に湾曲する連通凹部を有することにより、多気筒の内燃機関で気筒間における空気の流れをスムーズにしてポンピングロスを低減するとともに、オイルパン内のオイル暴れを抑制することができる。 According to the baffle plate according to the present invention, among the plurality of cylinders arranged in series, the communication that curves in a convex shape toward the oil pan in the axial direction portion of the cylinder between adjacent cylinders. By having the recess, it is possible to reduce the pumping loss by smoothing the air flow between the cylinders in the multi-cylinder internal combustion engine, and to suppress the oil rampage in the oil pan.
以下、本発明に係るバッフルプレートについて実施の形態を挙げ、添付の図1〜図4を参照しながら説明する。 Embodiments of the baffle plate according to the present invention will be described below with reference to FIGS.
図1及び図2に示すように、本実施の形態に係るバッフルプレート10は、内燃機関12に設けられている。内燃機関12は、シリンダヘッド13a、シリンダブロック13b、ロアブロック13c及びオイルパン14を有する。以下の説明では、内燃機関12においてシリンダヘッド13aの方向(図1の上方)を上方とし、オイルパン14の方向(図2の下方)を下方とする。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
バッフルプレート10はオイルパン14の上部でロアブロック13cの下部に設けられており、該オイルパン14内とクランク室18とをほぼ遮断している。バッフルプレート10は、例えば、鋳鉄板で構成される。オイルパン14内にはオイル20が貯溜されており、該オイル20は図示しないストレーナ及びポンプを介して内燃機関12の各部に供給される。
The
内燃機関12はV型6気筒であり、3つの気筒22a、22b及び22c(以下、代表的に気筒22ともいう。)からなる2列の気筒列24a、気筒列24bが平行に設けられている。図1において、左側が気筒列24a、右側が気筒列24bとする。各気筒のピストン26は、振動を相殺するように異なる位相で回転をする。ピストン26はコネクティングロッド28を介してクランクシャフト30に接続されている。クランクシャフト30には、各ピストン26とバランスを取るためのカウンタウェイト(クランクウェブを含む)32が設けられている。バッフルプレート10は、カウンタウェイト32と干渉しないように側面視(図1参照)で、下に凸の略円弧形状となっている。
The
各シリンダ室34内ではピストン26が昇降し、該ピストン26の上昇にともなってクランク室18から空気を吸い込み、ピストン26の下降にともなってクランク室18に空気を送り出す。2つの気筒列24a及び24bにおけるピストン26及びシリンダ室34は、各コネクティングロッド28をクランクシャフト30に接続する配置の関係上、該クランクシャフト30の軸方向にややオフセットしている。
In each
図3及び図4に示すように、バッフルプレート10は、4つの連通凹部40a、40b、40c及び40d(以下、代表的に連通凹部40ともいう。)と、各連通凹部40a〜40dの底部に設けられた連通孔42と、周囲に設けられた6つのボス部44a、44b、44c、44d、44e及び44fとを有する。4つの連通凹部40a、40b、40c及び40dは、クランク室18の側に向かって凹形状に湾曲している。
As shown in FIGS. 3 and 4, the
連通凹部40aは、気筒列24aにおける隣接する気筒22aと気筒22bの間に亘る軸線(図1のC参照)方向部分に設けられ、連通凹部40bは、気筒列24aにおける隣接する気筒22bと気筒22cの間に亘る軸線方向部分に設けられている。連通凹部40cは、気筒列24bにおける隣接する気筒22aと気筒22bの間に亘る軸線方向部分に設けられ、連通凹部40dは、気筒列24bにおける隣接する気筒22bと気筒22cの間に亘る軸線方向部分に設けられている。
The
連通凹部40aと連通凹部40cは、対応するピストン26の位置に応じて、クランクシャフトの軸方向にややオフセット配置されている。同様に、連通凹部40bと連通凹部40dは、対応するピストン26の位置に応じて、クランクシャフトの軸方向にややオフセット配置されている。
The communication recess 40a and the
クランクシャフトの軸方向に沿って隣接する連通凹部40aと連通凹部40bとの間は、横リブ47aとなり、連通凹部40bと連通凹部40dとの間は、横リブ47bとなっている。連通凹部40aと連通凹部40cとの間、及び連通凹部40bと連通凹部40dとの間は直線状の縦リブ47cとなっている。これらの横リブ47a、47b及び縦リブ47cにより、バッフルプレート10は剛性が高い。
A
ボス部44eは、横リブ47aの略延長線上にあって近接しており、実質的に該横リブ47a上に配置されており、剛性が高い。同様に、ボス部44bは、横リブ47bの略延長線上にあって近接しており、実質的に該横リブ47b上に配置されており、剛性が高い。さらに、横リブ47aと横リブ47bは2つのボス部44eとボス部44bとの間を実質的に接続するように設けられており、剛性が高い。
The
なお、内燃機関12はV型であって、各気筒22は斜め上方を指向していることから、気筒22aと気筒22bの間に亘る各気筒の軸線方向部分、とは、気筒22aと気筒22bのそれぞれのシリンダ室34の下方開口部50の間で、少なくとも気筒22aと気筒22bの間の仕切壁52の厚み部分における各気筒の軸線方向(図1のC参照)部分である。
Since the
連通凹部40a〜40dは、下に向かって凸形状に滑らかに湾曲する形状であり、平面箇所や、突起及び窪みがない。連通凹部40a〜40dは周縁部が下方に向かう急な傾斜であり、中央に近づくにつれて緩やかな傾斜となり、中央部(連通孔42の存在する箇所及びその周辺)は略水平な面である。
The communication recesses 40a to 40d are smoothly curved in a convex shape toward the bottom, and do not have a planar portion, protrusions, or depressions. The communication recesses 40a to 40d are steeply inclined at the periphery, and become gradually inclined toward the center, and the center (the portion where the
連通孔42は、クランク室18内とオイルパン14内とを連通する孔であり、クランクシャフト30の軸線に平行で細長い長円形状のスリットである。つまり、軸線方向長さが軸線に直交する方向の幅より長く、両端が半円形状となっている。
The
各気筒22の軸線方向部分は、クランク室18内とオイルパン14内とがバッフルプレートによって遮られており、この部分には連通孔42のような孔はない。
In the axial direction portion of each cylinder 22, the inside of the
ボス部44a〜44fは、バッフルプレート10をオイルパン14に固定するためのものであり、図示しないボルトが挿通される。
The
バッフルプレート10は、周縁部にボス部44a〜44fを接続するように全周にわたってフランジ45が設けられており、オイルパンに固定するのに好適である。
The
バッフルプレート10には、並列された連通凹部40aと連通凹部40cとの間、及び、連通凹部40bと連通凹部40dとの間をつなぐ短い溝46が設けられている。溝46は、連通凹部40a〜40dのようにオイルパン14の方向に膨出する形状であり、連通凹部40a〜40dよりは浅く、一定幅、一定深さで、並列する連通凹部を接続している。
The
次に、このように構成されるバッフルプレート10の作用について説明する。
Next, the operation of the
内燃機関12では、各ピストン26が昇降してクランク室18に対して空気を吸い込み又は押し出す。各気筒列24a及び24bにおいて3つのピストン26は異なる位相(例えば240°)で昇降をしている。したがって、いずれかのピストン26が下降してクランク室18に空気を押し出すとき、隣接するピストン26は略逆位相であって相当に上昇してクランク室18から空気を吸い込むことになる。
In the
図2に示すように、例えば、気筒列24aにおける気筒22aのピストン26が下降すると、隣接する気筒22bのピストン26が相当に上昇している。これらの気筒22a及び22bの間に亘る軸線方向部分には、連通凹部40aが設けられていることから、カウンタウェイト32が気筒22aの下方空間の相当部分を占めていても、矢印Aで示すように、空気は連通凹部40aを通って気筒22bのシリンダ室34に流れ込むことが容易に理解されよう。連通凹部40aは、滑らかな湾曲形状であることから、空気は気筒22a側から気筒22b側に向かって滑らかに流れる。連通凹部40aの底部には連通孔42が設けられているが、該連通孔42はクランクシャフト30の軸線(つまり、空気の流れる方向)に平行で細長い形状であり、しかも、連通凹部40aの底部の略水平面の箇所に設けられており、空気の流れを阻害することがない。
As shown in FIG. 2, for example, when the
また、直列して配置される複数の気筒22の軸線方向部分には、連通孔42のような孔がなく、クランク室18内とオイルパン14内とがバッフルプレート10によって遮られている。したがって、ピストン26により押し下げられる空気は、ほとんどがバッフルプレート10に当たり、バッフルプレート10の下側の空間部に直接的に脱けてしまうことを防止できる。
Further, there is no hole such as the
このような連通凹部40が設けられることにより、内燃機関12では気筒22間における空気の流れがスムーズになりポンピングロスが低減する。また、空気はオイルパン14内とクランク室18内とを出入りすることが少なく、オイルパン14内のオイル暴れを抑制することができる。
By providing such a communication recess 40, in the
また、連通凹部40a〜40dの各底部には連通孔42が設けられており、上方から落下するオイルを連通凹部40から迅速にオイルパン14内に戻すことができ、連通凹部40は通気路としての機能を損なうことがない。連通孔42は、クランクシャフト30の軸線に平行で細長い形状であって、適度な面積が確保され、オイルがオイルパン14内に戻りやすい。バッフルプレート10には、連通凹部40a〜40d以外に凹部はなく、上方から落下するオイルが不必要に貯溜されることがない。
In addition, a
さらに、溝46は、並列する連通凹部40間のオイル通路として作用し、一層確実かつ迅速にオイルをオイルパン14内に戻すことができる。つまり、何らかの要因により、一時的に所定の連通凹部40にオイルが溜まっても、該オイルは溝46をバイパスして並列する隣の連通凹部40に導かれる。
Further, the
溝46はリブとしても作用し、バッフルプレート10の剛性を上げ、振動を低減できる。仮に溝46が存在しないと、並列する連通凹部40同士の間が屈曲しやすいことは図3から理解されるであろう。
The
また、溝46は空気の連通路としても作用する。つまり、2つの気筒列24a及び24bで、相隣り合う(正確には、クランクシャフト30の軸に沿って多少オフセットしている)気筒22同士は、ピストン26が略逆位相(例えば、120°)であることから、溝46を介して空気が流れ、ポンピングロスが一層低減する。
The
上述したように、本実施の形態に係るバッフルプレート10によれば、連通凹部40が設けられることにより、気筒22間における空気の流れがスムーズになりポンピングロスが低減するとともに、オイルパン14内のオイル暴れを抑制することができる。
As described above, according to the
内燃機関12はV型6気筒としたが、直列の気筒配置を有する他の内燃機関、例えば、V型8気筒、直列4気筒及び直列6気筒等の内燃機関に対しても、形状を対応させることによりバッフルプレート10が好適に適用可能である。
Although the
バッフルプレート10は鋳鉄板で構成されている例を示したが、例えば適度な厚みを有して、少なくともクランク室18の側に向かって凹形状に湾曲する連通凹部40a〜40dが設けられていればよく、オイルパン14側には突出しない構成であってもよい。 本発明に係るバッフルプレートは、上述の実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
The
10…バッフルプレート 12…内燃機関
13a…シリンダヘッド 13b…シリンダブロック
13c…ロアブロック 14…オイルパン
18…クランク室 20…オイル
22、22a〜22c…気筒 24a、24b…気筒列
26…ピストン 30…クランクシャフト
34…シリンダ室 40a〜40d…連通凹部
42…連通孔 44a〜44f…ボス部
45…フランジ 46…溝
47a、47b…横リブ 47c…縦リブ
DESCRIPTION OF
Claims (6)
直列して配置される複数の気筒のうち、隣接する気筒間に亘る前記気筒の軸線方向部分に、前記クランク室の側に向かって凹形状に湾曲する連通凹部を有することを特徴とするバッフルプレート。 In a baffle plate provided between a crank chamber and an oil pan in a multi-cylinder internal combustion engine,
A baffle plate having a communicating recess that curves in a concave shape toward the crank chamber side at a portion in the axial direction of the cylinder between adjacent cylinders among a plurality of cylinders arranged in series .
前記連通凹部の底部には、前記クランク室内と前記オイルパン内とを連通する連通孔が設けられていることを特徴とするバッフルプレート。 The baffle plate according to claim 1,
The baffle plate according to claim 1, wherein a communication hole for communicating the crank chamber and the oil pan is provided at the bottom of the communication recess.
前記内燃機関は、複数の気筒列を有し、
前記連通凹部は、前記気筒列に対応して並列して形成され、
並列された2つの前記連通凹部の間をつなぐ溝が設けられていることを特徴とするバッフルプレート。 The baffle plate according to claim 1 or 2,
The internal combustion engine has a plurality of cylinder rows,
The communication recess is formed in parallel corresponding to the cylinder row,
A baffle plate comprising a groove connecting between the two communicating recesses arranged in parallel.
前記連通凹部は少なくとも2以上設けられ、隣接する前記連通凹部の間の少なくとも1箇所に、前記オイルパンに固定さるためのボス部が形成されていることを特徴とするバッフルプレート。 In the baffle plate according to any one of claims 1 to 3,
The baffle plate is characterized in that at least two communication recesses are provided, and a boss portion for fixing to the oil pan is formed at at least one position between the adjacent communication recesses.
各気筒の軸線方向部分は、クランク室内とオイルパン内とが前記バッフルプレートによって遮られていることを特徴とするバッフルプレート。 In the baffle plate according to any one of claims 1 to 4,
The baffle plate is characterized in that a crank chamber and an oil pan are blocked by the baffle plate in an axial direction portion of each cylinder.
前記連通孔は、クランクシャフトの軸線に平行で、軸線方向の長さが直交方向の幅よりも長い形状であることを特徴とするバッフルプレート。 In the baffle plate according to any one of claims 2 to 5,
The baffle plate is characterized in that the communication hole has a shape parallel to the axis of the crankshaft and having an axial length longer than an orthogonal width.
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20110104 |