JP2009090245A - 高圧型電気式脱イオン装置、高圧型電気式脱イオンシステム及び高純度水製造方法 - Google Patents

高圧型電気式脱イオン装置、高圧型電気式脱イオンシステム及び高純度水製造方法 Download PDF

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Abstract

【解決課題】原子力施設などからの高圧被処理排水であっても高純度用水として再生利用することを可能とする高純度水製造システムに好適な電気式脱イオン装置を提供する。
【解決手段】電気式脱イオンスタック10は、それぞれ室枠11とイオン交換膜12とで区画された複数の室からなる。両端部の室は陽極室13及び陰極室14を構成し、陽極室13及び陰極室14の間に配置されている室は各少なくとも1の濃縮室15及び脱塩室16を構成する。濃縮室15を構成する各室枠11aには濃縮水出口17が設けられ、脱塩室16を構成する各室枠11bには処理水出口18が設けられている。圧力容器20内には、電気式脱イオンスタック10の各濃縮水出口17から濃縮水が流出する濃縮水室24と、各処理水出口18から処理水が流出する処理水室25とが仕切板23によって区画されて設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、高純度水製造に適する電気式脱イオンシステムに関し、特に、例えば原子力施設など設置機器が法規や規格で定められている厳しい基準を満たす必要がある分野において、用水及び排水の処理に用いる高圧型電気式脱イオンシステムに関する。
従来、原子力発電所等、放射性物質を取り扱う施設の用水・排水処理設備において、不純物であるイオン成分を除去する装置としては、粒子状イオン交換樹脂を用いたイオン交換装置が用いられてきた。これはイオン交換樹脂を充填したイオン交換塔へ被処理水を通水することで、不純物イオンを除去するものである。
しかしイオン交換樹脂の交換容量には限界があり、破過したイオン交換樹脂を新品に交換するか、もしくは破過前にアルカリや酸などの再生液でイオン交換樹脂を再生する必要があった。原子力施設の用水・排水処理の対象である被処理水は放射性物質を含むので、使用済みイオン交換樹脂やイオン交換樹脂再生廃液は放射性廃棄物となるため、別途、放射性廃棄物処理設備にて処理を行い最終的に処分する必要があった。また、イオン交換樹脂の定期的な交換には、高価なイオン交換樹脂を多量に消費しなければならなかった。
上述のように、原子力施設で発生する放射性液体廃棄物は所内の処理設備で浄化し、放射性物質濃度やその他不純物濃度を基準値以下とした上で、所内で回収再使用するか海洋へ放出しているが、液体から分離された放射性物質を含む不純物は、所内で濃縮等の処理を行なった後、最終的にドラム缶内でセメント等により固化し、施設内で保管後最終処分場へ送られる。この廃棄物処理処分に要する費用は莫大なものであり、各原子力施設では発生する廃棄物量の低減化、減容化が運用上の課題の一つになっている。特に使用済イオン交換樹脂は難燃性であり、焼却による減容が困難なことから、施設内にそのまま貯蔵されているケースが殆どであるが、近年貯蔵能力の余裕が問題となっているケースも生じている。
そこで、最近では、高純度水製造など不純物イオンの除去処理に対して、従来のイオン交換樹脂に代えて、イオン交換樹脂の薬液再生や頻繁な交換等を不要とした電気式脱イオン装置が用いられるようになっている。電気式脱イオン装置は、両端部の陽極室と陰極室との間に1枚以上のイオン交換膜で区画された1以上の脱塩室と濃縮室とが配置されており、両極室間に電圧をかけることで、被処理水中の不純物イオンをその極性により陽極または陰極方向へイオン交換膜を通って移動させ、濃縮室では不純物イオンを濃縮させて濃縮液を得て、脱塩室では不純物イオンを除去して高純度化された処理水を得る装置である。電気式脱イオン装置は、電気的極性を利用してイオンを陽極室側と陰極室側に移動させて分離するために、被処理水からの不純物イオンの除去には原則として電力以外必要とせず、イオン交換樹脂再生やイオン交換樹脂の定期的な交換を要しないので二次処理を要する放射性廃棄物の発生も低減できる。
しかし、従来の電気式脱イオン装置は、合成樹脂製のフレーム内に組み込まれたイオン交換不織布とイオン交換膜とを積層させて圧縮するフィルタープレス方式で組み立てたスタック形態を有するため、耐圧性能は一般には0.3〜0.5MPa程度であり、それ以上の圧力ではシール部等からの漏洩が生じる問題があり、放射性物質を取り扱う原子力施設などで用いるために必要とされる耐圧性を満足できなかった。たとえば沸騰水型原子力発電所では、原子炉で発生した蒸気でタービンを回し発電を行った後、蒸気は主復水器にて負圧下で冷却されて復水となる。その後、復水は低圧復水ポンプで約1.5MPaまで圧力が上昇し、復水浄化装置で不純物が除去され、高圧復水ポンプ、給水加熱器、原子炉給水ポンプを経て、約6.5MPaの高圧で原子炉へ冷却材として供給される。ここで、原子炉はユースポイントであり、主復水器のホットウェルは被処理水源である。
また、電気式脱イオン装置の内部リークを防止するためには脱塩室内の圧力と濃縮室内の圧力間の差圧を、一般には0.05MPa以下とする必要があるため、中高圧の被処理水を直接処理することは困難であった。そのため、図1に示すように、高圧の被処理水を電気式脱イオン装置に導入する前に、受けタンクに導入して圧力を解放した後、低圧ポンプで電気式脱イオン装置へ導入している。また、電気式脱イオン装置からの処理水を高圧施設内での用水として再利用する場合には、受けタンクに導入し、高圧ポンプで圧力を負荷した後、高圧施設内に送水している。このため、高圧施設内での高純度水製造システムに電気式脱イオン装置を組み込む際には、システムが大規模になるため設備投資が膨大な額に上り、処理操作も煩雑になるという問題があった。特に、原子力施設などに既設のイオン交換樹脂塔を電気式脱イオン装置で代替しようとしても、機器設置面積が制約されるので事実上不可能であった。さらに、高圧施設からの排水の圧力解放のために受けタンクを用いる場合には、大気中の酸素や二酸化炭素が被処理水に溶解し、不純物濃度が増加し、処理能力に対する負荷が増大する欠点もある。
要するに、高圧の水利用施設の水処理用として、電気式脱イオン装置にそのままの圧力で用水・排水を注入すると、脱塩室からの外部漏洩を生じるのみならず、濃縮室内の圧力を脱塩室のそれに見合う様適切に制御しない場合は、内部漏洩を生じ、水質の悪化をまねくこととなる。
したがって、本発明の目的は、原子力発電施設などからの高圧被処理水であっても高純度用水として再生利用することを可能とする高純度水製造システムに好適な電気式脱イオン装置を提供することを目的とする。具体的には、主復水器のホットウェルなどからの高圧被処理水を電気式脱イオン装置に直接導入して、高純度水を製造し、製造された高純度水を原子炉などのユースポイントに供給することができる高圧型電気式脱イオンシステム及び当該システムを使用する高純度水製造方法を提供することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、圧力容器内に電気式脱イオンスタックを収容して、圧力容器を電気式脱イオン装置の外壁とし、圧力容器内で電気式脱イオンスタックの内外に等圧の流体を存在させることによって、電気式脱イオンスタックを構成するイオン交換膜及び存在する場合にはイオン交換不織布に作用する圧力差を解消することにより本発明の目的を達成できることを知見し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、圧力容器内に収容されている電気式脱イオンスタックを具備する高圧型電気式脱イオン装置であって、当該電気式脱イオンスタックは、それぞれ室枠とイオン交換膜とで区画された複数の室からなり、両端部には陽極室及び陰極室が設けられ、当該陽極室及び陰極室の間に配置されている室は各少なくとも1の濃縮室及び脱塩室を構成し、当該濃縮室を構成する各室枠には濃縮水入口及び出口が設けられ、当該脱塩室を構成する各室枠には処理水入口及び出口が設けられ、当該圧力容器内には、当該電気式脱イオンスタックの各濃縮水出口から濃縮水が流出する濃縮水室と、各処理水出口から処理水が流出する処理水室とが仕切板によって区画されて設けられている、高圧型電気式脱イオン装置を提供するものである。
また、本発明によれば、上述の電気式脱イオン装置に連結された濃縮水導入管及び濃縮水流出配管と、当該濃縮水導入管及び当該濃縮水流出配管に接続されている濃縮水タンクと、当該濃縮水流出配管に設けられている濃縮水出口圧力検出器及び濃縮水出口圧力制御弁と、当該濃縮水出口圧力制御弁を制御する濃縮水出口圧力コントローラと、並びに上述の電気式脱イオン装置に連結された被処理水導入管及び処理水流出配管と、当該被処理水導入管に設けられている被処理水流量制御弁と、当該処理水流出配管に設けられている処理水出口圧力検出器と、を具備し、当該処理水出口圧力検出器と当該濃縮水出口圧力検出器と当該濃縮水出口圧力コントローラとは電気的に接続されていて、当該処理水出口圧力検出器によって検出される処理水出口圧力と当該濃縮水出口圧力検出器によって検出される濃縮水出口圧力との差圧が±0.05MPaとなるように当該濃縮水出口圧力コントローラによって当該濃縮水出口制御弁を制御する高圧型電気式脱イオンシステムが提供される。
さらに、本発明によれば、上述の高圧型電気式脱イオンシステムを用いて高純度水を製造する方法であって、前記被処理水導入配管に設けられた被処理水流量制御弁を制御して、被処理水の流量をユースポイントで必要な流量に設定し、被処理水を前記高圧型電気式脱イオンスタックの脱イオン室に導入し、濃縮水を濃縮室に導入して、電極間に通電して被処理水の脱イオン処理を行なう間、前記処理水出口圧力検出器によって処理水出口圧力[A]を検出し、前記濃縮水出口圧力検出器によって濃縮水出口圧力[B]を検出し、当該処理水出口圧力[A]と当該濃縮水出口圧力[B]との差圧が±0.05MPa以内となるように、前記濃縮水圧力制御弁を制御して濃縮水出口圧力を調整することを含む高純度水の製造方法が提供される。
本発明の高圧型電気式脱イオン装置によれば、従来、電気式脱イオンスタックの耐圧性能的に適用が困難であった中高圧の高純度水製造プロセスからの被処理水を、受けタンクやポンプ等の設備による圧力調整無しに直接電気式脱イオン装置へ通水処理し、圧力を維持したまま処理水を高純度水製造プロセスへ供給することが可能となり、従来のイオン交換装置に代替することが可能となる。この結果、イオン交換樹脂の再生に伴う廃液や使用済イオン交換樹脂等の廃棄物の発生を大幅に削減すると共に、再生用薬品やイオン交換樹脂の購入費が削減され、設備全体の運転維持費の節約が可能となる。
以下、本発明について図面を参照して説明する。
ここで、図2は、本発明の高圧型電気式脱イオン装置の好ましい1実施形態を示す斜視図である。図3は、図2のII−II断面図、図4は、図2のIII−III断面図、図5は、図2のIV−IV断面図である。
図2〜5に示す本実施形態の高圧型電気式脱イオン装置1は、圧力容器20内に収容されている電気式脱イオンスタック10を具備する。
そして、電気式脱イオンスタック10は、それぞれ室枠11とイオン交換膜12とで区画された複数の室からなり、両端部の室は陽極室13及び陰極室14を構成し、当該陽極室13及び陰極室14の間に配置されている室は各少なくとも1の濃縮室15及び脱塩室16を構成し、当該濃縮室15を構成する各室枠11aには濃縮水出口17が設けられ、当該脱塩室16を構成する各室枠11bには処理水出口18が設けられている。各室には、イオン交換不織布が充填されていることが好ましい。当該圧力容器20内には、当該電気式脱イオンスタック10の各濃縮水出口17から濃縮水が流出する濃縮水室24と、各処理水出口18から処理水が流出する処理水室25とが仕切板23によって区画されて設けられている。
上記圧力容器20は、筒状の容器本体21と両端を覆って設置される一対の蓋体22とからなり、該蓋体22が電気式脱イオンスタックの陰極及び陽極を形成する。
電気式脱イオンスタック10は、圧力容器20の底部の絶縁・シール材26上にセットされている。絶縁・シール材26としては、不導体であり、かつ適度な柔軟性を持つ材料、例えばテフロン(デュポン社の登録商標、以下同じ)系の材料が望ましい。電気式脱イオンスタック10の上部には圧力容器20の上部内面に溶接された仕切板23を嵌合させる溝が形成されており、電気式脱イオンスタック10を構成する各室の整列と共に濃縮水室24と処理水室25との間の液の流通防止を図っている。
圧力容器20両端の蓋板22は導電性金属からなり、それぞれ直流電源接続ターミナル30が設けられ、直流電圧の印加により蓋板全体が陰極、陽極を形成するようになされている。このため、圧力容器20内部での短絡防止のため電気式脱イオンスタック10に接する部分以外にはテフロン等の絶縁ライニング27を施してある。絶縁ライニング27の周縁部にはガスケット27aが設けられている。本実施形態においては、蓋体22を容器本体21に取り付けるための蓋板取付ボルト29も、蓋体22から容器本体21への短絡防止のため絶縁ボルトを使用する。
尚、本実施形態では、蓋板22は平板構造としているが、電気式脱イオンスタック10に接触する平板を内部に取り付けた鏡構造とすることで耐圧性を向上させることができるので、板厚を減少させることも可能である。
スタックの締め付けは蓋板をボルト締めすることにより行なうため、スタックの締め付け前の全長は両側の蓋板間距離より多少長くし、圧縮に伴うスタックのパッキン類の潰れ代を確保する。
圧力容器20には、電気式脱イオンスタック10に被処理水や濃縮水を供給する供給口28aが一方の蓋体22の下方に設けられている。供給口28aは電気的絶縁を保つためフランジ面までテフロン等の絶縁ライニング27を施すと共に、配管のフランジは絶縁ボルトで締結される。また、濃縮水室24の濃縮水を排出するための濃縮水出口28bと、処理水室25の処理水を排出する処理水出口28cとが、それぞれ容器本体上方に設けられている。
電気式脱イオンスタック10の下方には、供給口28aから供給された被処理水や濃縮水を各室に供給する液供給路19が、各室枠の下方に溝を形成することにより形成されている。
次に、本実施形態の高圧型電気式脱イオン装置を用いた処理方法について図6を参照して説明する。
ここで、図6は、本実施形態の高圧型電気式脱イオン装置を組み込んだ高圧型電気式脱イオンシステムを示す概略図である。
図6に示す高圧型電気式脱イオンシステム101は、電気式脱イオン装置1と、濃縮水を電気式脱イオン装置1に供給すると共に電気式脱イオン装置1から排出される濃縮水を蓄積させた後、再度電気式脱イオン装置1に供給する濃縮水循環システム110と、被処理水を電気式脱イオン装置1に供給すると共に電気式脱イオン装置1から排出される浄化された処理水を回収する高純度水利用システム120とからなる。
濃縮水循環システム110は、電気式脱イオン装置1の供給口28aに接続された濃縮水導入管111、電気式脱イオン装置1の濃縮水出口28bに連結された濃縮水流出配管112、及び濃縮水タンク114を具備する。濃縮水流出配管112には濃縮水出口圧力検出器115及び濃縮水出口圧力制御弁112aが設けられている。濃縮水出口圧力検出器115は、濃縮水出口圧力制御弁112aを制御する濃縮水出口圧力コントローラ112bと電気的に接続されている。
高純度水利用システム120は、電気式脱イオン装置1の供給口28aと水利用施設の被処理水源とに接続された被処理水導入管121及び電気式脱イオン装置1の処理水出口28cと水利用施設のユースポイントとに接続された処理水流出配管122を具備する。被処理水導入管121には、被処理水流量制御弁121a、被処理水流量制御弁121aを制御する被処理水流量コントローラ121b及び流量発信器121cが設けられている。処理水流出配管122には、処理水出口圧力検出器123及び処理水出口弁122a及び処理水戻し弁122bが設けられている。処理水出口圧力検出器123は、濃縮水出口圧力コントローラ112bと電気的に接続されている。
本実施形態の高圧型電気式脱イオンシステム101を用いて高純度水を製造する際、システム101起動時に電気式脱イオンスタック10内が空の場合は、各ベント弁133、134を開放して、被処理水と濃縮水の電気式脱イオンスタック10への送水を開始し、スタック10内を満水とする。その後ベント弁133、134は、閉止する。次いで、順次、濃縮水と被処理水とをスタック10内に供給して、脱イオン処理を行なう。
具体的には、ユースポイントの被処理水源から被処理水導入管121を介して電気式脱イオン装置1の被理水供給口28aに被処理水を供給すると同時に、濃縮水タンク114から濃縮水導入管111を介して高圧型電気式脱イオン装置1の濃縮水供給口28aに濃縮水を供給し、高圧型電気式脱イオン装置1の陽極及び陰極に電圧を印加して、被処理水を脱イオン処理する。脱イオン処理された処理水は、高圧型電気式脱イオン装置1の処理水室25を経て処理水出口28cを通して処理水流出配管122を経由して水利用施設のユースポイントに供給される。一方、濃縮水は高圧型電気式脱イオン装置10にてさらに濃縮され、濃縮水室24を経て濃縮水出口28bを通して濃縮水流出配管112を経由して濃縮水タンク114に戻る。この脱イオン処理の間、被処理水の流量は被処理水流量制御弁121aによってユースポイントでの使用量に調整される。処理水出口圧力検出器123によって高圧型電気式脱イオン装置1から流出する処理水出口圧力[A]を検出し、濃縮水出口圧力検出器115によって高圧型電気式脱イオン装置10から流出する濃縮水出口圧力[B]を検出する。処理水出口圧力[A]と濃縮水出口圧力[B]の信号は、濃縮水出口圧力コントローラ112bに送られる。濃縮水出口圧力コントローラ112bは、[A]と[B]との差圧が±0.05MPa以内となるように、濃縮水出口圧力制御弁112aを制御する。
また、本実施形態の高圧型電気式脱イオンシステム101は、高圧型電気式脱イオン装置1内の濃縮室15(濃縮水室24)と脱塩室16(処理水室24)との間に突発的に差圧が生じる場合に備えて、差圧調整システム130を具備する。差圧調整システム130は、濃縮水室24及び処理水室25それぞれに連結された差圧計131、濃縮水側と処理水側の両者に連結された調整配管132、濃縮水側ベント弁133、処理水側ベント弁134、及び均圧弁135からなる。
調整配管132は、濃縮水流出配管112に連結された濃縮水側配管132aと、処理水配管122に連結された処理水側配管132bと、両者を連結する連結配管132cとからなる。濃縮水側ベント弁133は、濃縮水側配管132aに設けられている。処理水側ベント弁134は、処理水側配管132bに設けられている。均圧弁135は、連結配管132cに設けられている。また、均圧弁135は、差圧計131に接続され、差圧計131により検出された電気信号に基づいて制御されるようになされている。
上記制御を行なう中で、制御応答上の問題から一時的に差圧が規定値を超える場合に備え、処理水室25と濃縮水室24との差圧を差圧計131で監視し、万一設定値を超えた場合は、連結配管132cに設けた均圧弁135を開放して、差圧を解消する。この際、弁122aと弁122dの切換により処理水を水利用施設の被処理水源等へ戻すように構成してもよい。
図7に示す本発明の実施形態において、圧力の急激な変動を避け、圧力制御を容易なものとするために濃縮水流出配管及び処理水流出配管にそれぞれ蓄圧器を設ける。なお、図7において図6に示した構成要素と同じ構成要素には同じ参照符号を付して説明を割愛する。
濃縮水流出配管112には、濃縮水が流れる流路の急激な圧力変動を抑制し、圧力制御を容易なものとする濃縮水出口畜圧器113が設けられている。濃縮水出口畜圧器113には、濃縮水出口畜圧器圧力発信器113aが設置されている。また、濃縮水流出配管112には、濃縮水出口圧力制御弁112aが設けられており、濃縮水出口圧力制御弁112aは濃縮水出口圧力コントローラ112bに接続されている。
処理水流出配管122には、処理水が流れる流路の急激な圧力変動を抑制し、圧力制御を容易なものとする処理水出口畜圧器124が設けられている。処理水出口畜圧器124には、処理水出口畜圧器圧力発信器123aが設置されている。また、濃縮水出口畜圧器圧力発信器113a、濃縮水出口圧力コントローラ112b、処理水出口畜圧器圧力発信器124aは、それぞれ電気的に接続されており、それぞれが検知した圧力を基に各弁や畜圧器を制御可能になされている。
そして、本実施形態のシステム101は、以下のように使用される。
システム101起動時に電気式脱イオンスタック10内が空の場合は、各ベント弁133、134を開放して、被処理水と濃縮水の電気式脱イオンスタック10への送水を開始し、スタック10内を満水とする。その後ベント弁133、134は、閉止する。
次いで、順次、濃縮水と被処理水とをスタック10内に供給して、脱イオン処理を行う。
処理水及び濃縮水は、それぞれ、濃縮水出口畜圧器113及び処理水出口畜圧器124内の圧力が所定の設定値に維持されるように、濃縮水出口圧力コントローラ112bで制御される。
ここで、濃縮水出口圧力コントローラ112bは、処理水出口蓄圧器124の圧力に追従したカスケード制御をおこなっており、濃縮水出口蓄圧器113の圧力設定値が、刻々と変化する処理水出口蓄圧器124の圧力に追従して変化する中で、実際の濃縮水出口蓄圧器113の圧力が設定値に追従するのに必要な制御弁の操作量を出力信号として発信している。このため、濃縮水出口蓄圧器113の圧力は、当初設定した処理水出口の圧力と等しくなるよう制御される結果、電気式脱イオン装置1内の濃縮水室24と処理水室25との間の差圧、すなわち電気式脱イオンスタック10内の濃縮室15と脱塩室16との間の差圧は殆ど生じないこととなる。これにより、電気式脱イオンスタック10の内部リークがなく適切な処理が可能となる。
本発明の高圧型電気式脱イオン装置の圧力制御では、電気式脱イオンスタック内の脱塩室16と圧力容器内の処理水室24、及び電気式脱イオンスタック内の濃縮室15と圧力容器内の濃縮水室25とは、それぞれ流体連通しているので、圧力容器内での電気室脱イオンスタック内外の圧力差は無視できる。本発明において、制御すべき差圧は、スタックの内部リークを避けるため、例えば0.05MPa以下に保持することが好ましい。
本発明の高圧型電気式脱イオン装置を使用する高圧型電気式脱イオンシステムによれば、従来、電気式脱イオンスタックの耐圧性能的に適用が困難であった中高圧の高純度水製造プロセスからの被処理水を、受けタンクやポンプ等の設備による圧力調整無しに直接電気式脱イオン装置へ通水処理し、圧力を維持したまま処理水を高純度水製造プロセスへ供給することが可能となる。この結果、イオン交換樹脂の再生に伴う廃液や使用済イオン交換樹脂等の廃棄物の発生を大幅に削減すると共に、再生用薬品やイオン交換樹脂の購入費が削減され、設備全体の運転維持費の節約が可能となる。
また、特に圧力容器の両側の蓋板を電気式脱イオンスタックの陽極、陰極とし、スタックを直接蓋体で締め付ける構造を採用し、またスタック底部と圧力容器内部に適切なシールを施すことにより、上述の効果は更に向上する。
なお、本発明の配管は、上述の実施形態に制限されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々種変更可能である。
図1は、従来の高度純水製造システムの構成図である。 図2は、本発明の高圧型電気式脱イオン装置の好ましい1実施形態を示す斜視図である。 図3は、図2のII−II断面図である。 図4は、図2のIII−III断面図である。 図5は、図2のIV−IV断面図である。 図6は、高圧型電気式脱イオン装置を組み込んだ高圧型電気式脱イオンシステムの全体構成を示す概略構成図である。 図7は、本発明の別の実施形態による高圧型電気式脱イオン装置の全体構成を示す概略構成図である。
符号の説明
1 高圧型電気式脱イオン装置
10 電気式脱イオンスタック
11 室枠
12 イオン交換膜
13 陽極室
14 陰極室
15 濃縮室
16 脱塩室
17 濃縮水出口
18 処理水出口
19 液供給路
20 圧力容器
21 容器本体
22 蓋体
23 仕切板
24 濃縮水室
25 処理水室
26 絶縁・シール材
27 絶縁ライニング
28a 供給口
28b 濃縮水出口
28c 処理水出口
29 蓋板取付ボルト
30 直流電源接続ターミナル

Claims (10)

  1. 圧力容器内に収容されている電気式脱イオンスタックを具備する高圧型電気式脱イオン装置であって、
    当該電気式脱イオンスタックは、それぞれ室枠とイオン交換膜とで区画された複数の室からなり、両端部には陽極室及び陰極室が設けられ、当該陽極室及び陰極室の間に配置されている室は各々少なくとも1つの濃縮室及び脱塩室を構成し、当該濃縮室を構成する各室枠には濃縮水入口及び出口が設けられ、当該脱塩室を構成する各室枠には処理水入口及び出口が設けられ、
    当該圧力容器内には、当該電気式脱イオンスタックの各濃縮水出口から濃縮水が流出する濃縮水室と、各処理水出口から処理水が流出する処理水室とが仕切板によって区画されて設けられている、
    高圧型電気式脱イオン装置。
  2. 上記圧力容器は、筒状の容器本体と両端を覆って設置される一対の蓋体とからなり、該一対の蓋体が電気式脱イオンスタックの陰極室及び陽極室をそれぞれ形成することを特徴とする請求項1記載の高圧型電気式脱イオン装置。
  3. 請求項1又は2に記載の電気式脱イオン装置に連結された濃縮水導入管及び濃縮水流出配管と、当該濃縮水導入管及び当該濃縮水流出配管に接続されている濃縮水タンクと、当該濃縮水流出配管に設けられている濃縮水出口圧力検出器及び濃縮水出口圧力制御弁と、当該濃縮水出口圧力制御弁を制御する濃縮水出口圧力コントローラと、並びに
    請求項1又は2に記載の電気式脱イオン装置に連結された被処理水導入管及び処理水流出配管と、当該被処理水導入管に設けられている被処理水流量制御弁と、当該処理水流出配管に設けられている処理水出口圧力検出器と、
    を具備し、
    当該処理水出口圧力検出器と当該濃縮水出口圧力検出器と当該濃縮水出口圧力コントローラとは電気的に接続されていて、当該処理水出口圧力検出器によって検出される処理水出口圧力と当該濃縮水出口圧力検出器によって検出される濃縮水出口圧力との差圧が±0.05MPaとなるように当該濃縮水出口圧力コントローラによって当該濃縮水出口制御弁を制御する高圧型電気式脱イオンシステム。
  4. 前記処理水流出配管に設けられている処理水出口蓄圧器をさらに具備し、前記処理水出口圧力検出器は当該処理水出口蓄圧器に接続されていて当該処理水出口蓄圧器内の圧力を検出するように構成されており、検出された処理水圧力に基づいて濃縮水出口圧力制御弁を制御する濃縮水出口圧力コントローラを具備する、請求項3に記載の高圧型電気式脱イオンシステム。
  5. 前記濃縮水流出配管に設けられている濃縮水出口蓄圧器をさらに具備し、前記濃縮水出口圧力検出器は当該濃縮水出口蓄圧器に接続されていて当該濃縮水出口蓄圧器内の圧力を検出するように構成されている、請求項3又は4に記載の高圧型電気式脱イオンシステム。
  6. 前記電気式脱イオン装置の濃縮室内圧力と処理水室内圧力との差圧を検出する差圧検出器と、
    前記処理水流出配管及び前記濃縮水流出配管の両者に接続されていて、当該差圧検出器によって検出された差圧に基づいて制御される均圧弁と、
    をさらに具備する、請求項3〜5のいずれかに記載の高圧型電気式脱イオンシステム。
  7. 原子力施設の用水・排水を処理するための請求項3〜6のいずれかに記載の高圧型電気式脱イオンシステム。
  8. 請求項3〜7のいずれかに記載の高圧型電気式脱イオンシステムを用いて高純度水を製造する方法であって、
    前記被処理水導入配管に設けられた被処理水流量制御弁を制御して、被処理水の流量をユースポイントで必要な流量に設定し、被処理水を前記高圧型電気式脱イオンスタックの脱イオン室に導入し、濃縮水を濃縮室に導入して、電極間に通電して被処理水の脱イオン処理を行なう間、
    前記処理水出口圧力検出器によって処理水出口圧力[A]を検出し、
    前記濃縮水出口圧力検出器によって濃縮水出口圧力[B]を検出し、
    当該処理水出口圧力[A]と当該濃縮水出口圧力[B]との差圧が±0.05MPa以内となるように、前記濃縮水圧力制御弁を制御して濃縮水出口圧力を調整する
    ことを含む高純度水の製造方法。
  9. 前記処理水出口圧力[A]と前記濃縮水出口圧力[B]との差圧が、電気式脱イオンスタックを構成するイオン交換膜の強度で決まる最終設定値を超えた時点で、前記均圧弁を開いて運転を停止する、請求項8に記載の高純度水の製造方法。
  10. 前記イオン交換膜の強度で決まる最終設定値は、±0.4MPaである、請求項9に記載の高純度水の製造方法。
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