JP2009088633A - 通信制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】WiMAXをITSに適用した車車間通信方法において、限られたリソースであるスロットを有効に活用する方法を提供する。
【解決手段】制御局(11)が車載移動端末(12)に対して車車間通信のためのスロットの位置を割り当てる通信制御方法において、異なる送信間隔で使用可能な複数種類のスロットのうち、記車載移動端末の移動速度に応じたスロットを制御局が前記移動端末に割り当てるようにする。
【選択図】図3

Description

本発明は、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)をITS(Intelligent Transportation System)に適用した車車間通信方法に適用するのに適し、制御局によるタイムスロット割当て方法に関する。
ITS(Intelligent Transportation System)等において、各車両の状態情報等をブロードキャストする車車間通信方法には、制御局が存在する環境において、各車両の送信スロットを割り当てる制御型車車間通信方法と制御局が介入しない自律型車車間通信方法とがある。制御型車車間通信環境においては、各車両が送出するデータを送信するための送信スロットの割当を制御局が行い、各車両は指定されたスロットを用いてデータ送信を行う。
従来はWiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)をITS(Intelligent Transportation System)に適用した車車間通信方法は知られていなかった。また、従来の車車間通信方法によれば、車両の走行速度に無関係に全車両に対して同じ長さの高速度に合わせたタイムスロットを割り当てていた。このため、遅い速度で走行する車両にとってはタイムスロットの長さが長すぎて無駄にデータを送信することになっていた。
特許文献1はWiMAXシステムを開示している。
未公開国際特許出願(JP07055732)はWiMAXを利用したOFDMA方式を中心に路車間および車車間通信における無線リソース割当方法を開示している。また、TDMAの場合は、車車間リソースを時間軸方向に多重することを開示している。
未公開先願の特願2007−053220は中継網において、自車両の速度/加速度の状況から閾値を可変して、パラメータ(転送遅延、QoS等)に応じたフレーム多重を行う方法を開示している。
特許文献1は情報トラフィック量が規定値を超過すると、他のエリアに配分されたタイムスロットをそのエリアに与えてオーバーフローを回避することを開示している。
特許文献2はあるゾーンにおけるスーパーフレームの中のスロット割当方式で、「先入れ・先第し」方式で優先的に割り当てる方式を開示している。
特開平11−306490号公報 特開2002−159049号公報
本発明の目的は、限られたリソースであるスロットを有効に活用する方法を提供することにある。
更には、WiMAXをITSに適用した車車間通信方法を採用する場合に、限られたリソースであるスロットを有効に活用することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様により提供されるものは、制御局が車載移動端末に対して車車間通信のためのスロットの位置を割り当てる通信制御方法において、異なる送信間隔で使用可能な複数種類のスロットのうち、車載移動端末の移動速度に応じたスロットを制御局が車載移動端末に割り当てることを特徴とする通信制御方法である。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様において、制御局と車載移動端末との間の通信用の信号を構成するスーパーフレーム内の各スロットにそれぞれ送信間隔を対応付けることにより、スーパーフレーム内の同一スロット位置を複数の車載移動端末で共用する。
本発明の第3の態様によれば、第1の態様において、制御局と車載移動端末との間の通信用の信号を構成するスーパーフレーム内の各スロットに対応付けた送信間隔を必要に応じて変更可能とする。
本発明の第4の態様によれば、第1の態様において、制御局と車載移動端末との間の通信用の信号を構成するスーパーフレーム内の各スロットの管理テーブルのエントリがあふれた場合で、追加のスロット確保が不可能な場合には、より短い送信間隔のスロット位置でのエントリの空きを検索し、エントリの空きがあれば該空きエントリに車両IDを登録する。
本発明の第5の態様によれば、第4の態様において、より短い送信間隔のスロット位置にエントリの空きが無い場合には、より長い送信間隔のスロット位置でのエントリの空きを検索し、エントリの空きがあれば該空きエントリに車両IDを登録する。
本発明によれば、制御局が指示するスロットの間隔を車両の移動速度に応じて変化させるようにしたので、トラフィックの集中によりスロット数が不足する場合には、送信間隔が最大のスロットにおける送信間隔を伸ばすことにより過剰トラフィックに柔軟に対応することが可能になる。
この実施例では、各車両からの移動速度に関する情報を制御局が受け取ることにより、制御局にて必要なスロット間隔割当を行い、各車両に送信スロットの指示を行うことによりスロットの有効活用を図る。このスロット間隔の管理を効率よく行うために、スーパーフレーム内の各スロットにそれぞれ送信間隔を対応付けることとし、所要トラフィックに応じ、スロット毎の送信間隔は変更できることとする。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、通信制御方法の概要を示す図である。図1において、11は制御局、12は車両である。各車両12は、制御局11による制御の及ぶエリアに参入した際に、制御局11との間でプリアンブル(1)の遣り取り(プリアンブルの受信に応じてイニシャルレンジング処理等の処理)を含むネットワークエントリ手順により、その車両の移動速度を含む情報を制御局11に通知して、リンク確立を行う(2)。制御局11はタイムスロットを集中管理(タイムスロットの使用状況を記憶部に記憶)している。図示例ではタイムスロット1、2、3、…のうちタイムスロット2が塞がっておりその他のタイムスロットは空き状態である。リンク確立後、制御局11は車輌12に対して空き状態のタイムスロットを車車用タイムスロットとして割り当て(3)、車輌12が制御エリアを離れると、制御局11と車輌12との間のリンクを切断し(4)、車車用タイムスロットを解放する。
図2は本発明の実施例1による1つの車輌の移動速度と送信間隔との関係を示すグラフ図である。図2において、移動速度が20km/h以下の場合には送信間隔が2秒のタイムスロットを割り当て、移動速度が40km/h以下の場合には送信間隔が1.5秒のタイムスロットを割り当て、移動速度が60km/h以下の場合には送信間隔が1秒のタイムスロットを割り当てている。このように、移動速度が大きいほど送信間隔を短くし、移動速度が小さいほど送信間隔を長くすることにより、タイムスロットを有効に活用することができる。車両の移動速度の範囲があらかじめ決めてある境界を越える場合に車両12から制御局11に車両の移動速度の変更通知を行う。これによれば、移動速度が速く通信相手(車車間の間隔等の状況)の変化が激しい場合には、頻度多角送信機会が巡り、移動速度が遅く通信相手(車車間の間隔等の状況)の変化が緩やかな場合には、頻度低く送信機会が巡るようにするので、必要に応じた送信期間を提供することができる。
図3は本発明の実施例1に適用されるWiMAX仕様ベースのITSネットワークにおける信号のフレーム構成例を示す図である。ここでは、車車間通信データの最短送信間隔を100msecとする想定で、1フレーム(5msec)には15タイムスロットを含み、1スーパーフレーム(100msec)を20フレームにて構成することにより、1スーパーフレームには300タイムスロットを含むこととなる。ここで、最長送信間隔と等しくなる複数スーパーフレーム(ここでは20スーパーフレーム)内のタイムスロットを対象として、その割当管理を行う。
車車間通信での最小送出間隔がスーパーフレームの長さとなるように構成する。すなわち、最小送出間隔では送信間隔が100msecで最大エントリ数を1とする。
例えば、フレーム20のTS1を、送信間隔100msecの送信端末用とする。すると、端末は、毎スーパーフレーム毎に1回訪れるフレーム20のTS1を使用して通信することとなるため、20スーパーフレーム中のフレーム20のすべてのTS1を割り当てることができる最大端末数は1つとなる。言い換えれば、20スーパーフレームのすべてのフレーム20の一部またはすべてのTS1は同一の端末に割り当てられる。
また、例えば、フレーム1のTS1は、送信間隔2000msecの送信端末用とする。すると、端末は、20スーパーフレーム中に1回だけフレーム1のTS1を使用して通信することとなるため、20スーパーフレーム中に含まれる残りの19個のフレーム1のTS1を他の端末に割り当てることができ、20スーパーフレーム中のすべてのフレーム1のTS1は、最大20個の別々の端末に割り当て可能になる。
このように、スーパーフレーム内の各スロットに、それぞれ送信間隔を対応付ける(すなわち、第kタイムスロットに、送信間隔Tkを対応付ける(Tkは、複数種類の送信間隔群のいずれか1の送信間隔))ことにより、スロット割当制御の効率化が図られる。
図4Aは本発明の実施例1による通信制御におけるタイムスロット割当制御方法に用いられるタイムスロットテーブルを示す図、図4Bはタイムスロットテーブル41の状態を示す管理テーブルを示す図、図4Cは管理テーブル42への登録を説明するフローチャート、図4Dは送信スロット指示処理を説明する図、図5は図4Aに示したタイムスロットテーブル41の構成を拡大して説明する図である。
図4A及び図5において、タイムスロットテーブル41は、各行がフレーム1のTS1〜TS15, フレーム2のTS1〜TS15, …フレーム20のTS1〜TS15の20フレームからなる1スーパーフレームの300タイムスロットで構成されており、各列は20タイムスロットで構成されて20スーパーフレームを含むマトリックスである。タイムスロットテーブルの最大エントリ数は300×20=6000である。1フレームは同期確立用のプリアンブルと制御情報MAPと路車下り用バーストとタイムスロットTS1〜TS15と路車上り用バーストとからなっている。
一般的には、割当管理対象とするスロット数は以下のパラメータで表現できる。
i: 1フレーム内のスロット数(例:15)、
j: 1スーパーフレーム内のフレーム数(例:20)、
k: スーパーフレーム長に対する車車間通信データの最大送信間隔の比率(例:20)
とした場合、タイムスロットテーブルの横軸方向のサイズはixj、縦軸方向のサイズはkとなる。
タイムスロットTS1の列方向の全エントリに車両IDが格納される。タイムスロットTS1による送信間隔は2000ms、即ち2秒である。
タイムスロットTS2の列方向のエントリ1〜19に車両IDが格納される。タイムスロットTS2による送信間隔は1900msである。
タイムスロットTS15では列方向のエントリ1にのみ車両IDが格納される。タイムスロットTS15による送信間隔は100msである。
このように、各タイムスロットにそれぞれ送信間隔を対応付け、該当送信間隔での送信端末を管理する。
図4Cのフローチャートにより管理テーブル42へのエントリの登録動作を説明する。
WiMAX仕様ベースでITS専用網を構成する制御局11の制御の範囲内に被制御車両12が移動してきた場合、ネットワークエントリ手順により、その移動速度を含む情報を制御局11に通知し、ステップS41にて制御局1は車両12からの移動速度変更通知を受信する。また、ステップS41ではあらかじめ決めてある車両の移動速度範囲の境界を越える場合に通知が行われる。
制御局11では、ステップS42にて、通知された車両に対応する既存エントリの有無を確認する。すなわち、タイムスロットテーブル41内に通知された車両に対応する既存エントリがあるかを確認する。
ステップS42で既存エントリがあると判定された場合は、重複登録を避けるためにステップS43にてその既存エントリを削除する。すなわち、タイムスロットテーブル41から当該エントリを削除し、管理テーブル42から現状エントリ数を1だけ減算する。
ステップS42の判定でノーの場合及びステップS43の後に、ステップS44にて新規エントリの登録を行う。すなわち、現状エントリ数+1が最大エントリ数以下であれば、タイムスロットテーブル41の空きエントリに当該エントリを追加し、管理テーブル42のそのエントリに対応する現状エントリ数を+1だけインクリメントする。このようにして、車両移動速度とあらかじめ対応付けられているタイムスロット割当て間隔の対応関係に基づき、管理テーブル42の該当するタイムスロットに登録を行う(車両のIDとタイムスロットTSとを対応付ける)。フレーム毎にMAP情報を構成し送信するタイムスロット割当て処理においては、該当するタイムスロット割当て管理テーブル42の情報に基づき、該当する車両毎にMAP情報を送信する。
上記管理テーブル42を使用する制御方式において、制御局11と車載移動端末12との機能分担として、自車両の移動速度の範囲についての管理は車載移動端末12にて行い、自車両の移動速度があらかじめ決めてある範囲の境界を越える場合には、車載移動端末12から制御局11への通知を行うことにより、制御局11側にて各車載移動端末12がデータ送出するためのスロットの割当管理/制御を行う。
ステップS41からS44の動作をまとめると、車載移動端末12は自車両の移動速度が変化し、それまでの車両移動速度範囲から別の車両移動速度範囲に移行した場合に、移動速度変更通知を制御局11に送る。制御局11は制御対象エリア内の車両からの移動速度変更通知を受け(ステップS41)、管理対象として登録する場合の処理としては、先ず、タイムスロットテーブルに同一車両で既に登録されているか否かのチェックを行い(ステップS42)、該当のある場合には、旧エントリを削除し(ステップS43)、新エントリを追加する(ステップS44)。新エントリの追加時には、該当するデータ送信間隔のタイムスロットテーブルのエントリに追加可能であるかをチェックすることを目的として、対応する管理テーブルの最大エントリ数と現状エントリ数の比較を行い、追加可能の場合にタイムスロットテーブル41に車両識別情報a,b,c,d,…を追記すると共に、管理テーブルの現状エントリ数を1増加させる(ステップS44)。なお、該当データ送信間隔に対応するタイムスロットテーブルの空きが無い場合には、最大エントリ数0のタイムスロットを検索し、該当データ送信間隔用のタイムスロットとするため、最大エントリ数の登録および現状エントリ数の更新を行う(ステップS44)。また、該当データ送信間隔用の空きタイムスロットがなく、新たなスロット位置の確保もできない場合には、該当データ送信間隔に対応する送信間隔より短い送信間隔用のタイムスロットテーブルの空きを探索し、空きがあれば、登録する。空きがない場合には、該当データ送信間隔に対応する送信間隔より長い送信間隔用のタイムスロットテーブルの空きを探索し、空きがあれば、登録する。
図4Dのフローチャートにより送信スロット指示する場合の処理を説明する。送信スロット指示する場合の処理としては、ステップS45にて、管理テーブルの次回送出位置ポインタの示す位置のタイムスロットテーブルのエントリ情報に基づき、MAP情報にて当該車両への送信指示を行う。そしてステップS46にて、次回送出位置ポインタ値を1増加させ、最大エントリ数より大となる場合には、次回送出位置ポインタ値を1とする。送信スロットを指示する処理は、WiMAX仕様フレームのMAP情報を作成する毎に当該フレーム内のスロットに関して処理を行う。
送信スロットの解放は、制御局11が制御対象エリア内に車載移動端末12は存在しないと判断することにより行う。エントリ数の1削減により、エントリ数が0となった場合には、最大エントリ数も0とする。最大エントリ数が0であることは、未使用スロットであることを意味し、新たなエントリの追加のために必要となった場合に、最大エントリ数の登録、および、現状エントリ数の更新により使用中スロットであることが管理できるようにする。
次に、本発明の実施例1によるタイムスロットテーブルの構成について、第5図を用いて説明する。第5図ではWiMAX仕様ベースのフレーム構成とタイムスロットテーブル41のエントリとの対応関係を示している。車車間通信送信フレームの最短送信間隔を100msec、最長送信間隔を2000msecとする場合、フレーム長5msecである場合には20フレームで1スーパーフレームを構成することとする。このスーパーフレームには300スロットを含むものとしている。また、最長送信間隔と等しくなる複数スーパーフレーム(ここでは20スーパーフレーム)内のタイムスロットを対象として、まとめて割当管理を行う。スーパーフレーム内の各スロット位置では一種類の送信間隔のデータ送信に使用することとする。例えば、あるスロット位置では2000msec間隔のデータ送信のみのために割当てることにより、20車両分のスロットを割当てることができる。同様に、1900ms間隔では19車両分、1800msec間隔では18車両というように100msec間隔では1車両分のみ割当て管理することができる。このような制御を行う上で、各スロットに対応づけられた車両識別情報を格納するためのテーブルとして、タイムスロットテーブルを使用する。
図6は本発明の実施例2による管理テーブルへのエントリの登録動作を説明するフローチャートである。図6において、ステップS61〜S63は図4のステップS41〜S43と同じであり、ステップS66は図4のステップS44と同じである。図6においては、スーパーフレーム内の各スロットの管理テーブル42のエントリがあふれた場合で、追加のスロット確保が不可能な場合には、より短い送信間隔のスロット位置でのエントリ(車両ID)の空きを検索し、空きがあればその空きのタイムスロットに車両IDを登録する。すなわち、ステップS64にて、新規エントリ追加の可否を判断する。より詳細には、該当タイムスロットテーブルにエントリの追加が可能かを判断する。エントリの追加が可能であれば、ステップS66にて図4のステップS44と同じ動作を行う。ステップS64の判断でNoの場合はステップS65に進み、本来の送信間隔がより短い送信間隔のタイムスロットテーブルの現状エントリ数+1が最大エントリ数以下であれば、タイムスロットテーブルの空きエントリに当該エントリを追加し、管理テーブル42の現状エントリ数を1にする。例えば、図4Bに示した管理テーブル42のTS1のエントリは列方向に20個あるが、この20個が一杯になった状態で次の車両IDを入力しようとしても入力出来ないときは、本実施例2によりTS1の2000秒の送信間隔より短い送信間隔、例えば、1900秒のTS2のタイムスロットにおける空きを探し、空きがあればそのタイムスロットに車両IDを登録し、管理テーブル42内の現状エントリ数に1を加算する。本来の送信間隔より短い送信間隔になるのでリソースの有効利用に反するが、車両IDを登録できなくなるよりはよい。
図7は本発明の実施例3による管理テーブルへのエントリの登録動作を説明するフローチャートである。図7において、ステップS71〜S73は図4のステップS41〜S43と同じであり、ステップS78は図4のステップS44と同じであり、ステップS76は図6のステップS65と同じである。図7においては、ステップS75にて本来の送信間隔より短い送信間隔のタイムスロットテーブルにエントリの追加が可能かを判断する。追加が可能であればステップS76にて図6のステップS65と同じように本来の送信間隔より短い送信間隔のタイムスロットテーブルの空きエントリに当該エントリを追加し、管理テーブル42の現状エントリ数に1を加算する。
ステップS75の判断でNoであればステップS77に進み、本来の送信間隔より長い送信間隔のタイムスロットテーブルの現状エントリ数+1が最大エントリ数以下であれば、タイムスロットテーブルの空きエントリに当該エントリを追加し、管理テーブルの現状エントリ数に1を加算する。
例えば、タイムスロットTS2の最大エントリ数は19であり、この全エントリにすでに車両IDが登録済みの状態でこのタイムスロットTS2に新たに車両を登録しようとすると、ステップS74の判定でノーとなる。タイムスロットTS3〜TS15の全てに空きが無い場合は、ステップS75の判定もノーとなる。この場合、ステップS77にて本来の送信間隔である1900秒より長い2000秒の送信間隔のタイムスロットTS1の空きエントリに車両IDを登録する。
本発明により、WiMAXをITSに適用した車車間通信方法において、制御局が指示するスロットの間隔を車両の移動速度に応じて変化させるようにしたので、トラフィックの集中によりスロット数が不足する場合には、送信間隔が最大のスロットにおける送信間隔を本来の間隔より伸ばすことにより一時的な過剰トラフィックに柔軟に対応することが可能になる。
通信制御方法の概要を示す図である。 本発明の実施例1による1つの車輌の移動速度と送信間隔との関係を示すグラフ図である。 本発明の実施例1に適用されるWiMAX仕様ベースのITSネットワークにおける信号のフレーム構成例を示す図である。 本発明の実施例1による通信制御におけるタイムスロット割当制御方法に用いられるタイムスロットテーブルを示す図である。 タイムスロットテーブル41の状態を示す管理テーブルを示す図である。 管理テーブル42への登録を説明するフローチャートである。 送信スロット指示処理を説明する図である。 図4Aに示したタイムスロットテーブル41の構成を拡大して説明する図である。 本発明の実施例2による管理テーブルへのエントリの登録動作を説明するフローチャートである。 本発明の実施例3による管理テーブルへのエントリの登録動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
11 制御局
12 車両
41 タイムスロットテーブル
42 管理テーブル

Claims (5)

  1. 制御局が車載移動端末に対して車車間通信のためのスロットの位置を割り当てる通信制御方法において、
    異なる送信間隔で使用可能な複数種類のスロットのうち、前記車載移動端末の移動速度に応じたスロットを前記制御局が前記車載移動端末に割り当てる、
    ことを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記制御局と前記車載移動端末との間の通信用の信号を構成するスーパーフレーム内の各スロットにそれぞれ送信間隔を対応付けることにより、スーパーフレーム内の同一スロット位置を複数の車載移動端末で共用する請求項1記載の通信制御方法。
  3. 前記制御局と前記車載移動端末との間の通信用の信号を構成するスーパーフレーム内の各スロットに対応付けた送信間隔を必要に応じて変更可能とする請求項1記載の通信制御方法。
  4. 前記制御局と前記車載移動端末との間の通信用の信号を構成するスーパーフレーム内の各スロットの管理テーブルのエントリがあふれた場合で、追加のスロット確保が不可能な場合には、より短い送信間隔のスロット位置でのエントリの空きを検索し、エントリの空きがあれば該空きエントリに車両IDを登録する請求項1記載の通信制御方法。
  5. より短い送信間隔のスロット位置にエントリの空きが無い場合には、より長い送信間隔のスロット位置でのエントリの空きを検索し、エントリの空きがあれば該空きエントリに車両IDを登録する請求項4記載の制御型車車間通信制御方法。
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